JP2000246154A - 液体注出容器の噴射ノズル - Google Patents

液体注出容器の噴射ノズル

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JP2000246154A
JP2000246154A JP11051953A JP5195399A JP2000246154A JP 2000246154 A JP2000246154 A JP 2000246154A JP 11051953 A JP11051953 A JP 11051953A JP 5195399 A JP5195399 A JP 5195399A JP 2000246154 A JP2000246154 A JP 2000246154A
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Tatsuo Tsubaki
辰男 椿
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps
    • B05B11/1009Piston pumps actuated by a lever
    • B05B11/1011Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中空容器の口頸部に装着したトリガー式の液
体注出装置の噴射筒の先端に設けた噴射ノズルに、視覚
や触覚により判別し易い表示体を設けて噴射形態の切り
替えを容易にする。 【解決手段】 トリガー式の液体注出装置の射出筒部の
先端部に噴射状態を切り換え可能な噴射ノズル体を嵌合
し、該噴射ノズル体の先端にノズルキャップを回転自在
に嵌着して、該ノズルキャップを回転させることにより
希望する噴射状態に前記噴射ノズル体の噴射液の噴射流
路を切り換え可能に構成すると共に、選択する噴射液の
噴射流路をノズルキャップの表面に液体の噴射形態を立
体的な模様や文字あるいは色彩により表示しておいて、
視覚あるいは指先の触覚により注出装置の噴射状態が容
易に判別できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、所望の液体を
収納してなる中空容器から内容液を噴射させて注出する
ための手動式の液体注出装置に係わるもので、特に、中
空容器口頸部に嵌着する垂直な吸い上げ筒部と該筒部か
ら水平方向に突設した噴射筒部とからなる噴射ヘッド部
を有するピストル状をしたトリガー式の液体注出装置の
噴射装置の噴射筒の先端部に設けた、内容液の噴射状態
を霧状、泡状、水流ないし水滴状等に容易に切り換え可
能な噴射ノズルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から知られているシャンプーやシェ
ービングクリーム、その他の化粧料溶液、あるいは、液
体洗剤等を収容してなる液体容器から内容液を注出する
ものとしては、実公昭41−18864号や特公昭46
−23838号公報等に見るように、容器内に内容液と
一緒に加圧用のガスを封入しておいて、使用時にノズル
部を押圧開口して加圧ガスの圧力により内容液を噴出さ
せて注出する形式にした、所謂エアゾール容器と称する
ものが一般に広く用いられてきた。
【0003】しかし、このような注出形式をしたエアゾ
ール容器は、注出操作がノズル部を押圧するだけで噴射
できるから一見便利なようではあるが、内容液の噴射状
態を変更することができず、また、加圧ガスとしてフロ
ンガスやプロパンガス等が用いられいるので、使用状態
によっては引火する危険性がある。そして、最近では使
用済みとなって廃棄された空の容器の処理に際して、爆
発事故や大気汚染等の環境問題、更には、資源の無駄遣
いや経済コストの面等からも色々と社会問題視されるよ
うになってきた。
【0004】そこで、内容液を注出するために容器内の
雰囲気を高圧状態にするのに、上記したような社会的及
び経済的に問題となるような加圧ガスを必要としない構
造をした液体注出容器として、実開昭63−74482
号や実公昭63−2119号公報等に記載するように、
噴射ヘッド部を指先で押圧することにより容器内を簡単
に加圧状態にすることができるシリンダーとピストンか
らなる手動式の縦型往復動ポンプを容器の口頸部に螺着
した注出容器が広く使われるようになってきたが、これ
等の容器で使用目的に合わせて内容液の噴射状態を切り
換えできるような構造とするには、その噴射ヘッドの構
造からして困難である。
【0005】同様に加圧ガスを用いないで内容液を注出
できるようにしたものとしては、実公昭60−2685
3号公報や特公昭61−141号公報等に記載されるよ
うに、小径シリンダーと大径シリンダーとを組み合わせ
たピストルの形状をしたプランジャーポンプを中空容器
の口頸部に装着して、操作レバーを指先で引き寄せるこ
とによりピストンを上下に往復動させて注出する構造を
した、所謂トリガー形式の液体注出容器等があるが、前
者に於いては加圧室内に吸い上げられた液体は間隙溝を
通してノズルから噴霧されるもので、後者に於いては加
圧室内に吸い上げられた液体は多孔性物質を通して泡状
に噴射されるものであり、いずれも噴射状態を切り換え
ることはできない構造をしている。
【0006】従って、上記したような注出構造をした液
体注出容器は、いずれもその内容液を注出する際の噴射
状態は霧状や泡状あるいは水流状等のいずれか一つの状
態にしか噴射できない構造に固定されたものでるから、
使用目的に合わせて内容液の噴射状態を選択するには、
それぞれ複数個の容器を用意して置かなくてはならず不
便で且つ不経済であった。
【0007】そこで、このような不都合な点を改善し
て、一つの液体注出容器に於いて、使用目的に合わせて
内容液が注出される噴射状態を、霧状、泡状、水流状等
のいずれかを自由に選択できるような構造をした液体注
出容器が要望されるのに伴って、本願発明の出願人は、
このような要望に答えるべく色々と研究開発を重ねた結
果、噴射状態を切り換え可能な構造をした注出装置にす
るにはトリガー形状をしたものが最も適していることを
発見して、特公昭62−59660号や実公平6−39
809号公報その他に記載するような噴射状態を切り換
え可能なトリガー形式の液体注出装置を既に提案してい
る。
【0008】上記した注出装置本体の一般的な基本構造
は、図3に示す断面図に於ける注出装置の射出筒部の先
端部に設けられる噴射ノズル部分を除いた、液体を収容
する容器1の口頸部1aに螺着する蓋体2の頂壁を貫通
して突設する筒状部3に、逆止弁を備えた把持部を兼ね
る液体吸い上げ部4と、該液体吸い上げ部4の上端部か
ら水平方向に突設する射出筒部5とから形成してなる噴
射ヘッド部Hを嵌合すると共に、前記射出筒部5の下部
にはトリガー操作部8を設けて構成したものである。
【0009】そして、このような構造をした注出装置本
体に於いて、前記射出筒部5の先端部にノズル芯体6を
嵌着すると共に、該ノズル芯体の先端にそれぞれ独特の
ノズルキャップ7を回転自在に嵌合せしめて噴射ノズル
Hを形成してトリガー式の液体注出装置となすが、それ
らの従来例の一般的なものとしては、その概略を斜視図
により図4に示したような形状をした液体注出装置が知
られている。
【0010】このように構成された従来の液体注出装置
にあっては、必要に応じて前記ノズルキャップ7を自由
に回転させることにより、噴射される液体の状態を幾つ
かの希望する状態となるように自由に選択することがで
きる。例えば、ノズルキャップ7が図3に示したような
位置に停止している場合には、該ノズルキャップの内周
壁の溝とノズル芯体6の深溝とが連通しているので、こ
の状態でトリガー8を引き寄せると、加圧室内の液体は
圧力が増して吐出弁を押し開くと共にノズル孔から勢い
良く噴射されるが、この時液体にはスピンがかけられて
いないので、そのまま水鉄砲のような糸水あるいは水滴
状の液流となって噴射される噴射される。
【0011】次に、上記のような構造をしたトリガー式
の液体注出装置のノズルキャップを指先に掴んで回転さ
せると、ノズル芯体6部分に形成された液体噴射路を容
易に切り変えることができるので、図4に示した注出装
置で、ノズルキャップ7cの外周面に表示された霧の文
字が噴射筒部5の三角印Mに合った位置で停止させる
と、この時、噴射ノズル9は図5(a)に示すように、
前記ノズルキャップ7cの内周壁の溝7dとノズル芯体
6の深溝6aとスピン溝6bとが連通した状態になり、
ここでトリガー8に指先を掛けて引き寄せると、加圧室
内の圧力が増して液体はその圧力で吐出弁を押し開くと
共に、射出筒部のオリフィス、前記溝及び深溝、スピン
溝等を通って旋回しながら噴射するので、液体はノズル
孔から霧状となって噴霧される。
【0012】更に、ノズルキャップ7cを回転させて、
図5(b)に示したように、ノズルキャップの内周壁の
溝7dとノズル芯体6の深溝6aとスピン溝6bとの連
通が遮断されるような位置で停止させると、トリガー8
を操作しても加圧室内の液体は噴射されることがなく
て、その際にはノズルキャップ外周部の上面には閉の文
字が表示されるようになっている。
【0013】また、前記ノズルキャップの先端筒部の内
周面に螺旋または環状の溝あるいは多数の突子を設けた
凹凸面を形成するか、または、ノズル芯体に気泡を巻き
込んで発泡せしめるようにした周知の流路を形成するこ
とによっても、加圧室から噴射する液体を容易に泡状と
して噴射することができるが、この時、ノズルキャップ
外周部の上面には泡の文字が表示されるようになってい
る。
【0014】ところで、液体を収容した中空容器に上記
したような構造をしたトリガー式の注出装置を装着した
注出容器を使用する場合には、通常は液体注出容器の口
頸部ないし液体吸い上げ部を片手で把持した状態で、ノ
ズルキャップを回転せしめて噴射する内容液の噴射形態
を表示したノズルキャップ外周面の文字部分を、射出ヘ
ッドの外側面に設けた目印に位置合わせしてから、指先
をトリガーに掛けて引き寄せて内容液を噴射せしめるこ
とにより希望する状態の噴射液を得なければならない。
【0015】しかし、このような内容液の噴射形態を選
択するための前記ノズルキャップの外周面に表示されて
いる文字は、通常の容器では単に黒インクで印刷したも
のであり、また、その構造上からも非常に小さく表示さ
れているので、老人や弱視者等の視力の弱い人達、ある
いは、幼児や盲人等の文字が読めない人にとっては、注
出容器から液体を噴射して使用する際に、自分が希望す
る噴射形態になるようにノズルの文字位置を合わせるこ
とが困難な場合があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】トリガー等による加圧
注出ポンプからなる液体注出装置を装着した液体注出容
器に於いて、噴射ノズルからの液体の噴射状態を霧状や
泡状、水滴もしくは水流状等に自由に選択可能に形成さ
れてなる噴射ノズルを設けた従来の液体注出装置に於い
て、噴射ノズルの噴射状態を希望するものに選択するす
るには、噴射ノズルのノズルキャップの外壁面に表示さ
れた小さい文字を読み取って噴射状態を判別して、ノズ
ルキャップを回転させて噴射する液体が希望する噴射状
態になるように位置決めしなければならず、視力が悪い
人や文字が読めない人にとっては不便であった。
【0017】本発明は、噴射ノズルの噴射形態を文字だ
けによる認識にたよらずに、指先による凹凸部の感触に
基づく模様や印字による認識、あるいは、視覚に基づく
色彩や模様等よる認識によって、希望する噴射状態の位
置にノズルキャップを位置決めすることを可能にした液
体注出装置を備えた液体注出容器を提供しようとするも
のである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願発明は、液体を収容
した容器の口頸部に嵌着する垂直な筒状体の吸い上げ部
と、該吸い上げ部から水平方向に突設した射出筒部の先
端部に噴射状態を切り換え可能な噴射ノズル体を嵌合し
てなる噴射ヘッド部を構成してなるトリガー式の液体注
出装置に於いて、前記射出筒部の先端部に嵌合した噴射
ノズル体の先端にノズルキャップを回転自在に嵌着し
て、該ノズルキャップを回転させることにより希望する
噴射状態に前記噴射ノズル体の噴射液の噴射流路を切り
換え可能に構成すると共に、選択した噴射液の噴射流路
がノズルキャップの表面に液体の噴射形態を表現した模
様や文字で表示されるように構成する。
【0019】更には、前記ノズルキャップの表面に形成
する表示体部を、噴射液の噴射形態を表す状態模様を凹
凸で表示したり、あるいは、色分け模様で表示して、視
覚のみならず指先の感触により注出装置の噴射状態が一
目瞭然に判別できるように形成にする。
【0020】
【発明の実施の形態】通常使用している洗浄剤を収容し
たトリガー式の注出容器を用いて、家屋の壁や家財その
他の家庭用品等に発生した黴やその他のひどい汚れ等を
取り除くには、洗剤や薬剤その他の洗浄剤を前記汚れ等
に対して充分にしみ込ませて、溶解させて除去すること
が必要であるので、汚れた壁等に対して充分な量の洗浄
剤を吹き付けてから汚れを拭き取らなければならないの
で、吹き付ける洗浄液は霧状ではなくて、水鉄砲のよう
な水流もしくは水滴流の状態にして噴射しなければなら
ない。
【0021】それには、注出装置の噴射ノズル9に於け
る噴射液の噴射流路が、図3に示すような状態になる位
置に固定されなくてはならないので、ノズルキャップ7
aを指先で摘んで回転させて、図1に示すような位置、
即ち、ノズルキャップの外面に表示された水滴流の模様
が射出筒部の先端面の三角形状をした目印Mの先端部に
合った位置で停止させる。然る後、トリガー式の注出容
器を手で把持してから、洗浄すべき汚れた壁面にノズル
9の先端部を向けた状態にしてトリガー8を指先で引き
寄せて、洗浄液等を水鉄砲のように噴射した後、暫く間
をおいてから拭き取れば、壁面の汚れを綺麗に洗い落と
すことができる。
【0022】
【実施例】以下に、本願発明を最適なひとつの実施例に
基づいて、図面を参照しつつ説明する。本願の発明は、
図3に示した従来の注出装置と基本構造的には同一であ
り、容器1の口頸部の蓋体2に嵌着する垂直な筒状体に
嵌合する吸い上げ部4と、該吸い上げ部から水平方向に
突設した射出筒部5とからなる噴射ヘッド9を形成し
て、前記射出筒部の下部にはトリガー8を設けると共に
該射出筒部5の先端部には噴射状態を切り換え可能な噴
射ノズル9を嵌合してなるトリガー式の液体注出装置
を、液体を収容する中空容器に装着して液体注出容器を
構成したものに於いて、前記噴射ノズル9は、前記射出
筒部5の先端部に嵌着して噴射流路を形成する噴射ノズ
ル体6の先端部に外形が三角形状をしたノズルキャップ
7aを回転自在に嵌着して構成されている。
【0023】そして、前記ノズルキャップ7aを回転さ
せることにより噴射ノズル体6部分に設けられた液体流
路を、噴射せしめる液体の噴射状態に合わせて自由に切
り変えることができるように構成すると共に、前記ノズ
ルキャップ7aの回転により切り変えられた噴射液体の
噴射状態が一目で確認することができるように、該ノズ
ルキャップの表面には噴射形態を表す模様や文字からな
る凹凸の表示体f、wを形成したものである。
【0024】上記のような構成にした液体注出装置に於
いて、ノズルキャップ7aを指先で摘んで回転させて、
その表面に表示された噴射状態(例えば霧状)を噴射筒
部5の先端上面に形成された三角形状の印Mに合わせる
と、噴射ノズルから液体が噴射される流路は、例えば図
3に示したように(液体の噴射流路の構造はこのような
出願人の提案以外にも種々のものが公知である)、ノズ
ルキャップ内周壁の溝とノズルコア部材の深溝とスピン
溝とが連通した状態の位置に停止している。
【0025】そこで、このようにして噴射状態を選択し
て決めた液体注出容器を、片手で持ってからトリガーに
指先を掛けて引き寄せると、ピストンにより加圧室内の
圧力が高められるので、室内の液体は吐出弁を押し開い
て射出筒のオリフィス、ノズル体の溝、深溝、スピン溝
を通ってノズル孔から噴射される。この時、噴射すべき
液体はスピン溝を通って高速回転しながら噴出されるの
で、空気と混合されて霧状となって噴霧されることにな
る。
【0026】また、容器の内容液を水鉄砲の糸水状ある
いは水滴状にして噴射したい場合には、ノズルキャップ
7aを回転させて表面の糸水あるいは水滴模様に合わせ
ると、ノズルキャップ内周壁の溝とノズルコア部材の深
溝とが連通した状態で停止しているので、トリガーを操
作すればノズル孔から水滴流となって噴射することがで
きる。
【0027】本願発明の液体注出装置の噴射ノズルキャ
ップを、その表面に表示する液体の噴射状態を表す模様
を、図1に示したように、単なる平面的な文字や絵模様
で表示したノズルキャップ7aに代えて、図2に示した
ように、凹凸状をした立体的な形状をした霧模様fや水
流模様wによる表示をしたノズルキャップ7bにするこ
とができて、弱視者や盲人等の目が不自由な人に取って
は指先の感触により判断できるので、非常に扱い易い液
体注出容器とすることができる。また、上記の平面的あ
るいは立体的な模様表示を単なる白色または黒色からな
る単色の表示で済ますのではなくて、各噴射状態を表す
のに合致した色模様からなる視覚に訴え易い色彩で表現
したり、又は、色彩模様に凹凸の立体文字を組み合わせ
て表したり、更には、前記凹凸模様に加えて噴射ノズル
キャップの各々の面をホットスタンプや印刷により異な
った色で表現すれば、使用者にとって一層わかり易いも
のとすることができる。
【0028】尚、上記実施例に於いては、噴射ノズルキ
ャップの外形状を三角形に形成したものを用いたので、
液体の噴射状態が最大で三つの形態しか取れないので、
液体の噴射ができない停止状態を設けた場合には、実際
の液体の噴霧状態は二つの形態しか取れなくなるが、噴
射ノズルキャップの外形状を円形又は四角形状にする
と、噴射ノズル体に液体流路を形成する点で多少は面倒
にはなるが、液体の噴射状態を四つの形態が取れるよう
にすることも可能である。
【0029】
【発明の効果】本願発明は、トリガー形式の噴射装置を
設けた液体注出容器に於いて、噴射ヘッド部の射出筒部
の先端部に噴射ノズル体とノズルキャップとからなる噴
射ノズルを嵌着して、前記ノズルキャップを回転させる
ことにより注出する内容液の使用目的に合わせて噴射ノ
ズルからの噴射状態が切り換え可能にすると共に、噴射
状態を示す模様を前記ノズルキャップの表面に視覚的に
判別する平面的な文字や模様、色彩表示に加えて、更
に、立体的にわかり易いような表示にしたものであるか
ら、視力が悪い人及び文字が判読できない人でも簡単に
噴射状態を選択することができるので、内容液の使用状
態を間違えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のノズルキャップを装着した液体注出
容器の斜視図である。
【図2】本願発明の別のノズルキャップを示す斜視図で
ある。
【図3】本願発明を適用する基本的な注出装置を示す噴
射ヘッド部の断面図である。
【図4】従来の液体注出容器を示す斜視図である。
【図5】(a)液体注出容器の噴射状態を示す噴射ヘッ
ドの断面図である。 (b)液体注出容器の閉止状態を示す噴射ヘッドの断面
図である。
【符号の説明】
1. 容器本体 2. 蓋体 3. 筒状部 4. 吸い上げ部 5. 射出筒部 6. ノズル芯体 7. ノズルキャップ 8. トリガー 9. 噴射ノズル f. 霧模様 w. 水流模様

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空容器の口頸部に嵌着する垂直な筒状
    部と該筒状部の上端から水平方向に突設した射出筒部と
    から噴射ヘッド部を形成すると共に、前記射出筒部の先
    端部には液体の噴射形態が切り換え可能な噴射ノズルを
    嵌着して構成してなるトリガー式の液体注出装置であっ
    て、前記噴射ノズルは、射出筒部に嵌合して液体噴射流
    路を形成したノズル芯体と該ノズル芯体の先端に回転自
    在に嵌合したノズルキャップからなり、該ノズルキャッ
    プの表面には噴射される液体の噴射形態を表す表示体部
    が形成されてなることを特徴とする液体注出容器の噴射
    ノズル。
  2. 【請求項2】 前記噴射ノズルは、ノズルキャップを回
    転により該キャップ表面の噴射形態の表示体部を前記射
    出筒部の先端側面に設けた選択目印に一致させることに
    よりノズル芯体に形成された液体噴射流路が選択される
    ように構成されてなることを特徴とする請求項1に記載
    する液体注出容器の噴射ノズル。
  3. 【請求項3】 前記ノズルキャップの表面に表示された
    液体の噴射形態の表示体部は、立体的な凹凸形状で形成
    されてなることを特徴とする請求項1に記載する液体注
    出容器の噴射ノズル。
  4. 【請求項4】 前記ノズルキャップの表面に表示された
    液体の噴射形態を表す表示体部は、視覚的に判別し易い
    色彩を用いて表示されてなることを特徴とする請求項3
    に記載する液体注出容器の噴射ノズル。
  5. 【請求項5】 前記ノズルキャップの表面に表示された
    液体の噴射形態を表す表示体部は、視覚的に判別し易い
    色彩を用いた文字表示を伴って形成されてなることを特
    徴とする請求項1に記載する液体注出容器の噴射ノズ
    ル。
  6. 【請求項6】 前記ノズルキャップの表面は、液体の噴
    射状態ごとに異なった色面で塗分けてあることを特徴と
    する請求項1乃至3に記載する液体注出容器の噴射ノズ
    ル。
  7. 【請求項7】 前記ノズルキャップは、外形が三角筒状
    に形成されていることを特徴とする請求項1及び2に記
    載する液体注出容器の噴射ノズル。
  8. 【請求項8】 前記噴射ノズルは、表示体に従って霧
    状、泡状、水流ないし水滴状、閉止状等の内の三形態に
    液体の噴射状態が切り換え可能であることを特徴とする
    請求項1及び2に記載する液体注出容器の噴射ノズル。
  9. 【請求項9】 前記ノズルキャップは、外形が円形筒状
    に形成されていることを特徴とする請求項1及び2に記
    載する液体注出容器の噴射ノズル。
  10. 【請求項10】 前記噴射ノズルは、霧状、泡状、水流
    ないし水滴状、閉止状の四形態に液体の噴射状態が切り
    換え可能であることを特徴とする請求項1及び2に記載
    する液体注出容器の噴射ノズル。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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