JP2001231859A - 噴射装置 - Google Patents
噴射装置Info
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- JP2001231859A JP2001231859A JP2000044104A JP2000044104A JP2001231859A JP 2001231859 A JP2001231859 A JP 2001231859A JP 2000044104 A JP2000044104 A JP 2000044104A JP 2000044104 A JP2000044104 A JP 2000044104A JP 2001231859 A JP2001231859 A JP 2001231859A
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- Japan
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- stem
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置の安定性を損なうことなく、一度に使用
できる内容物の量を比較的多くするとともに、使用済内
容物の廃棄処理を容易とする。 【解決手段】 外ケース10内には、上から噴出器18
を入れ、内向き突部13上に載せる。噴出器は、内容物
を収納する容器本体20と、その口部21に着脱自在に
取り付ける噴射ユニット23と、その噴射ユニットのス
テム24に着脱自在にはめ付ける噴射ボタン25とより
なる。噴射ボタンには、上向きにフード26を設けると
ともに、その中央に噴射口28を設ける。フード26の
底部外周には、いくつかの円弧状の通孔29をあける。
噴出器18は、ボトル形状の容器本体20を外ケース1
0内に収納し、フード26を外ケース10から突出す
る。そして、そのフードを被ってキャップ30を被せ、
上嵌合筒部11にはめ付ける。キャップは、下嵌合筒部
12に付け替えてタンクとしても利用可能とする。
できる内容物の量を比較的多くするとともに、使用済内
容物の廃棄処理を容易とする。 【解決手段】 外ケース10内には、上から噴出器18
を入れ、内向き突部13上に載せる。噴出器は、内容物
を収納する容器本体20と、その口部21に着脱自在に
取り付ける噴射ユニット23と、その噴射ユニットのス
テム24に着脱自在にはめ付ける噴射ボタン25とより
なる。噴射ボタンには、上向きにフード26を設けると
ともに、その中央に噴射口28を設ける。フード26の
底部外周には、いくつかの円弧状の通孔29をあける。
噴出器18は、ボトル形状の容器本体20を外ケース1
0内に収納し、フード26を外ケース10から突出す
る。そして、そのフードを被ってキャップ30を被せ、
上嵌合筒部11にはめ付ける。キャップは、下嵌合筒部
12に付け替えてタンクとしても利用可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内容物を収納す
る容器本体の口部に、ポンプユニットやバルブユニット
などの噴射ユニットを取り付け、その噴射ユニットのス
テムに噴射ボタンを取り付け、その噴射ボタンにフード
を設けてなり、ステムを押し込んで該ステムから吐出す
る容器本体内の内容物をフード内の噴射口から噴射し、
その噴射した内容物が対象部位に当たって落下すると
き、フードでその落下する内容物の飛散を防止する噴射
装置に関する。
る容器本体の口部に、ポンプユニットやバルブユニット
などの噴射ユニットを取り付け、その噴射ユニットのス
テムに噴射ボタンを取り付け、その噴射ボタンにフード
を設けてなり、ステムを押し込んで該ステムから吐出す
る容器本体内の内容物をフード内の噴射口から噴射し、
その噴射した内容物が対象部位に当たって落下すると
き、フードでその落下する内容物の飛散を防止する噴射
装置に関する。
【0002】主として、人体の目、鼻、口などに向けて
薬剤を噴射し、それらの対象部位に薬液を塗布したり、
洗浄液を用いてそれらの対象部位を洗浄したりする噴射
装置に関する。
薬剤を噴射し、それらの対象部位に薬液を塗布したり、
洗浄液を用いてそれらの対象部位を洗浄したりする噴射
装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の噴射装置では、たとえば
図4に示すように、容器本体1内に噴射材とともに内容
物を収納し、その口部にバルブユニットを取り付け、そ
のバルブユニットのステム2にはノズル体3を取り付け
るとともに、それと一体の肩カバー4を容器本体1に取
り付けていた。ノズル体3には、さらにフード5を取り
付けてなる。
図4に示すように、容器本体1内に噴射材とともに内容
物を収納し、その口部にバルブユニットを取り付け、そ
のバルブユニットのステム2にはノズル体3を取り付け
るとともに、それと一体の肩カバー4を容器本体1に取
り付けていた。ノズル体3には、さらにフード5を取り
付けてなる。
【0004】そして、使用時には、たとえば図示するご
とく開けた口をフード5に向け、ノズル体3の突片6に
指を掛けてそれを押し下げることによりステム2を押し
込み、バルブユニットの弁を開いて容器本体1内の内容
物を噴射材の圧力によりステム2から吐出し、その吐出
した内容物をノズル体3の噴射口7から口に向けて噴射
していた。
とく開けた口をフード5に向け、ノズル体3の突片6に
指を掛けてそれを押し下げることによりステム2を押し
込み、バルブユニットの弁を開いて容器本体1内の内容
物を噴射材の圧力によりステム2から吐出し、その吐出
した内容物をノズル体3の噴射口7から口に向けて噴射
していた。
【0005】このとき、口内に当たって落下する内容物
は、フード5で飛散を防止しながら、そのフード5内に
受け入れてそこに貯留していた(特開平11−2904
55号公報参照)。
は、フード5で飛散を防止しながら、そのフード5内に
受け入れてそこに貯留していた(特開平11−2904
55号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の噴射装置では、使用済の内容物をフード5内に貯
留するから、一度に使用できる内容物の量を多くするた
めにはフード5を大きくしなければならない。しかし、
フード5を大きくすると、安定性を欠くこととなるか
ら、やはり一度に使用できる内容物の量には限界がある
問題があった。
従来の噴射装置では、使用済の内容物をフード5内に貯
留するから、一度に使用できる内容物の量を多くするた
めにはフード5を大きくしなければならない。しかし、
フード5を大きくすると、安定性を欠くこととなるか
ら、やはり一度に使用できる内容物の量には限界がある
問題があった。
【0007】また、フード5内に貯留した使用済の内容
物を廃棄するときには、噴射装置ごと運んでフード5内
の使用済内容物を捨てなければならないから、使用済内
容物の廃棄処理が面倒である問題もあった。
物を廃棄するときには、噴射装置ごと運んでフード5内
の使用済内容物を捨てなければならないから、使用済内
容物の廃棄処理が面倒である問題もあった。
【0008】そこで、この発明の第1の課題は、この種
の噴射装置において、設置の安定性を損なうことなく、
一度に使用できる内容物の量を比較的多くするととも
に、使用済内容物の廃棄処理を容易とすることにある。
の噴射装置において、設置の安定性を損なうことなく、
一度に使用できる内容物の量を比較的多くするととも
に、使用済内容物の廃棄処理を容易とすることにある。
【0009】また、従来の噴射装置では、容器本体1の
口部にバルブユニットを取り付け、突片6を押し下げた
とき容器本体1内の内容物を噴射材の圧力によりステム
2から吐出する、いわゆるエアゾールタイプであるか
ら、噴射圧が高くなるとともに、また吐出する内容物に
噴射材が混入し、たとえば目の洗浄を行う場合など、人
体に悪影響を及ぼすおそれがある問題があった。
口部にバルブユニットを取り付け、突片6を押し下げた
とき容器本体1内の内容物を噴射材の圧力によりステム
2から吐出する、いわゆるエアゾールタイプであるか
ら、噴射圧が高くなるとともに、また吐出する内容物に
噴射材が混入し、たとえば目の洗浄を行う場合など、人
体に悪影響を及ぼすおそれがある問題があった。
【0010】そこで、この発明の第2の課題は、たとえ
ば目の洗浄を行う場合などにも、人体への影響を少なく
することにある。
ば目の洗浄を行う場合などにも、人体への影響を少なく
することにある。
【0011】さらに、従来の噴射装置では、バルブユニ
ットを用いて容器本体1内の内容物を噴射材の圧力によ
り吐出するから、内容物がなくなると、再び容器本体1
内に内容物を充填して再使用することができず、不経済
である問題があった。
ットを用いて容器本体1内の内容物を噴射材の圧力によ
り吐出するから、内容物がなくなると、再び容器本体1
内に内容物を充填して再使用することができず、不経済
である問題があった。
【0012】そこで、この発明の第3の課題は、内容物
がなくなったとき、容器本体内に内容物を補給して再使
用可能とし、経済性を向上することにある。
がなくなったとき、容器本体内に内容物を補給して再使
用可能とし、経済性を向上することにある。
【0013】また、この発明の第4の課題は、内容物が
なくなったとき、容器本体自体を新しいものと交換して
フード等を再使用可能とし、経済性を向上することにあ
る。
なくなったとき、容器本体自体を新しいものと交換して
フード等を再使用可能とし、経済性を向上することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に係
る発明は、噴射装置において、上述した第1の課題を達
成すべく、薬液や洗浄液などの内容物を収納する容器本
体と、その容器本体の口部に取り付ける、ポンプユニッ
トやバルブユニットなどの噴射ユニットと、その噴射ユ
ニットのステムに取り付け、そのステムを押し込んで該
ステムから吐出する容器本体内の内容物を噴射口から噴
射する噴射ボタンとよりなる噴出器を備え、その噴射器
の噴射ボタンに、噴射口から噴射した内容物が、目・鼻
・口等の対象部位に当たって落下するとき、その落下す
る内容物の飛散を防止するフードを設けてなり、噴出器
の容器本体を収納する外ケースを備えるとともに、その
外ケースの下部に着脱自在に取り付け、噴射ボタンか
ら、容器本体と外ケースとの間を通して落下する内容物
を受け入れるタンクを設けてなる、ことを特徴とする。
る発明は、噴射装置において、上述した第1の課題を達
成すべく、薬液や洗浄液などの内容物を収納する容器本
体と、その容器本体の口部に取り付ける、ポンプユニッ
トやバルブユニットなどの噴射ユニットと、その噴射ユ
ニットのステムに取り付け、そのステムを押し込んで該
ステムから吐出する容器本体内の内容物を噴射口から噴
射する噴射ボタンとよりなる噴出器を備え、その噴射器
の噴射ボタンに、噴射口から噴射した内容物が、目・鼻
・口等の対象部位に当たって落下するとき、その落下す
る内容物の飛散を防止するフードを設けてなり、噴出器
の容器本体を収納する外ケースを備えるとともに、その
外ケースの下部に着脱自在に取り付け、噴射ボタンか
ら、容器本体と外ケースとの間を通して落下する内容物
を受け入れるタンクを設けてなる、ことを特徴とする。
【0015】請求項2に係る発明は、そのような請求項
1に記載の噴射装置において、上述した第2の課題を達
成すべく、噴射ユニットが、ステムを押し込むことによ
りポンプを作動し、容器本体内の内容物を汲み上げてス
テムから吐出するポンプユニットである、ことを特徴と
する。
1に記載の噴射装置において、上述した第2の課題を達
成すべく、噴射ユニットが、ステムを押し込むことによ
りポンプを作動し、容器本体内の内容物を汲み上げてス
テムから吐出するポンプユニットである、ことを特徴と
する。
【0016】請求項3に係る発明は、そのような請求項
2に記載の噴射装置において、上述した第3の課題を達
成すべく、容器本体に対して噴射ユニットを着脱自在に
取り付けてなる、ことを特徴とする。
2に記載の噴射装置において、上述した第3の課題を達
成すべく、容器本体に対して噴射ユニットを着脱自在に
取り付けてなる、ことを特徴とする。
【0017】請求項4に係る発明は、上記したような請
求項1、2、または3に記載の噴射装置において、上述
した第4の課題を達成すべく、ステムに対して噴射ボタ
ンを着脱自在に取り付けてなる、ことを特徴とする。
求項1、2、または3に記載の噴射装置において、上述
した第4の課題を達成すべく、ステムに対して噴射ボタ
ンを着脱自在に取り付けてなる、ことを特徴とする。
【0018】請求項5に係る発明は、上記したような請
求項1、2、3、または4に記載の噴射装置において、
上述した第1の課題を達成すべく、外ケースの内面に、
噴射ボタンから落下した内容物をタンク内へと導く、溝
状やリブ状などのガイドを形成してなる、ことを特徴と
する。
求項1、2、3、または4に記載の噴射装置において、
上述した第1の課題を達成すべく、外ケースの内面に、
噴射ボタンから落下した内容物をタンク内へと導く、溝
状やリブ状などのガイドを形成してなる、ことを特徴と
する。
【0019】請求項6に係る発明は、上記したような請
求項1、2、3、4、または5に記載の噴射装置におい
て、上述した第1の課題を達成すべく、不使用時は、タ
ンクを付け替えて外ケースの上部に取り付け、噴射ボタ
ンを被うキャップとしても利用してなる、ことを特徴と
する。
求項1、2、3、4、または5に記載の噴射装置におい
て、上述した第1の課題を達成すべく、不使用時は、タ
ンクを付け替えて外ケースの上部に取り付け、噴射ボタ
ンを被うキャップとしても利用してなる、ことを特徴と
する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる噴射装置の不使用時における中央縦断面を示す。
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる噴射装置の不使用時における中央縦断面を示す。
【0021】図中符号10は、円筒状の外ケースであ
る。外ケース10は、上端に上向きの上嵌合筒部11
を、下端に下向きの下嵌合筒部12を有し、下部内周に
は周方向に複数の内向き突部13を設けるとともに、そ
れらの内向き突部13間を通って上下にのびる複数の直
線溝状ガイド14を内面に形成してなる。
る。外ケース10は、上端に上向きの上嵌合筒部11
を、下端に下向きの下嵌合筒部12を有し、下部内周に
は周方向に複数の内向き突部13を設けるとともに、そ
れらの内向き突部13間を通って上下にのびる複数の直
線溝状ガイド14を内面に形成してなる。
【0022】そのような外ケース10内には、上から噴
出器18を入れ、内向き突部13上に載せる。噴出器1
8は、薬液や洗浄液などの内容物を収納する容器本体2
0と、その容器本体20の口部21にねじキャップ22
をねじ付けて着脱自在に取り付ける噴射ユニット23
と、その噴射ユニット23のステム24に着脱自在には
め付ける噴射ボタン25とよりなる。
出器18を入れ、内向き突部13上に載せる。噴出器1
8は、薬液や洗浄液などの内容物を収納する容器本体2
0と、その容器本体20の口部21にねじキャップ22
をねじ付けて着脱自在に取り付ける噴射ユニット23
と、その噴射ユニット23のステム24に着脱自在には
め付ける噴射ボタン25とよりなる。
【0023】噴射ボタン25には、上向きにフード26
を設けるとともに、その中央に、ステム24の吐出口2
7と連通する噴射口28を設ける。フード26の底部外
周には、いくつかの円弧状の通孔29をあけてなる。
を設けるとともに、その中央に、ステム24の吐出口2
7と連通する噴射口28を設ける。フード26の底部外
周には、いくつかの円弧状の通孔29をあけてなる。
【0024】噴出器18は、ボトル形状の容器本体20
を外ケース10内に収納し、フード26を外ケース10
から突出してなる。そして、そのフード26を被ってキ
ャップ30を被せ、そのキャップ30を上嵌合筒部11
にはめ付けてなる。
を外ケース10内に収納し、フード26を外ケース10
から突出してなる。そして、そのフード26を被ってキ
ャップ30を被せ、そのキャップ30を上嵌合筒部11
にはめ付けてなる。
【0025】図示例では、このキャップ30は、上嵌合
筒部11から取り外し、図2に示すように反転して下嵌
合筒部12にはめ付けることにより外ケース10の下部
に付け替え、使用済みの内容物を受け入れるタンクとし
ても利用可能としてなる。
筒部11から取り外し、図2に示すように反転して下嵌
合筒部12にはめ付けることにより外ケース10の下部
に付け替え、使用済みの内容物を受け入れるタンクとし
ても利用可能としてなる。
【0026】ところで、噴射ユニットとしては、図4に
示す従来例と同様なバルブユニットを使用することもで
きるが、図示例では、ステム24を押し込むことにより
ポンプを作動し、容器本体20内の内容物を吸い上げて
ステム24から吐出するポンプユニットを用いてなる。
示す従来例と同様なバルブユニットを使用することもで
きるが、図示例では、ステム24を押し込むことにより
ポンプを作動し、容器本体20内の内容物を吸い上げて
ステム24から吐出するポンプユニットを用いてなる。
【0027】図示ポンプユニットには、筒状のハウジン
グ35を備える。ハウジング35は、上端に鍔部36を
有し、下部近くに段部37を設ける。そして、段部37
下の小径部38をパイプ40の上端部内に挿入してハウ
ジング35にパイプ40を取り付け、下方に向けてのば
す。
グ35を備える。ハウジング35は、上端に鍔部36を
有し、下部近くに段部37を設ける。そして、段部37
下の小径部38をパイプ40の上端部内に挿入してハウ
ジング35にパイプ40を取り付け、下方に向けてのば
す。
【0028】ハウジング35内には、ボール弁41を挿
入して段部37上に載せる。次いで、コイルスプリング
42を挿入して同じく段部37上に載せる。その後、ピ
ストン43の下部を挿入してコイルスプリング42上に
載せる。ピストン43の上部にはステム24を同軸で直
列的に連結し、それらの間に連通路pを設けてなる。
入して段部37上に載せる。次いで、コイルスプリング
42を挿入して同じく段部37上に載せる。その後、ピ
ストン43の下部を挿入してコイルスプリング42上に
載せる。ピストン43の上部にはステム24を同軸で直
列的に連結し、それらの間に連通路pを設けてなる。
【0029】ピストン43の外周には、開閉弁44を取
り付ける。そして、その開閉弁44の上にねじキャップ
22を取り付け、ハウジング35の鍔部36に抱き付か
せてそのねじキャップ22で開閉弁44を上から押さえ
るようにする。そして、ハウジング35内を、ボール弁
41とピストン43と開閉弁44とで区画してシリンダ
室Aを形成する。
り付ける。そして、その開閉弁44の上にねじキャップ
22を取り付け、ハウジング35の鍔部36に抱き付か
せてそのねじキャップ22で開閉弁44を上から押さえ
るようにする。そして、ハウジング35内を、ボール弁
41とピストン43と開閉弁44とで区画してシリンダ
室Aを形成する。
【0030】このように構成した噴射ユニット23は、
口部21から容器本体20内に入れて図示するようにパ
イプ40を容器本体20の底部までのばし、口部21と
鍔部36とでパッキン45を圧縮してねじキャップ22
を口部21にねじ付け、容器本体20に取り付ける。
口部21から容器本体20内に入れて図示するようにパ
イプ40を容器本体20の底部までのばし、口部21と
鍔部36とでパッキン45を圧縮してねじキャップ22
を口部21にねじ付け、容器本体20に取り付ける。
【0031】さていま、この噴射装置を使用するとき
は、外ケース10の上嵌合筒部11からキャップ30を
取り外す。そして、反転して下嵌合筒部12にはめ付
け、図2に示すように外ケース10の下部に付け替えて
タンクとして利用する。
は、外ケース10の上嵌合筒部11からキャップ30を
取り外す。そして、反転して下嵌合筒部12にはめ付
け、図2に示すように外ケース10の下部に付け替えて
タンクとして利用する。
【0032】それから、容器本体10を手で持って、図
3に示すように、開いた口をフード26に向け、口まわ
りに噴射ボタン25を押し当て、コイルスプリング42
に抗して噴射ボタン25を押し下げ、その状態を保持す
る。すると、ステム24を押し込み、ピストン43を下
動することができる。
3に示すように、開いた口をフード26に向け、口まわ
りに噴射ボタン25を押し当て、コイルスプリング42
に抗して噴射ボタン25を押し下げ、その状態を保持す
る。すると、ステム24を押し込み、ピストン43を下
動することができる。
【0033】ピストン43が下動すると、開閉弁44が
開き、そのピストン43の下動とともにシリンダ室A内
の内容物を、ピストン43と開閉弁44との間から、ピ
ストン43とステム24との間の連通路pを通してステ
ム24内に入れ、ステム24の吐出口27から吐出して
噴射口28から口内に向けて噴射することができる。
開き、そのピストン43の下動とともにシリンダ室A内
の内容物を、ピストン43と開閉弁44との間から、ピ
ストン43とステム24との間の連通路pを通してステ
ム24内に入れ、ステム24の吐出口27から吐出して
噴射口28から口内に向けて噴射することができる。
【0034】噴射後、口まわりへの押し当てを解除する
と、コイルスプリング42の付勢力でピストン43を上
動し、ステム24を連動して噴射ボタン25を持ち上
げ、元の位置に復帰することができる。
と、コイルスプリング42の付勢力でピストン43を上
動し、ステム24を連動して噴射ボタン25を持ち上
げ、元の位置に復帰することができる。
【0035】このとき、開閉弁44を閉じてピストン4
3の上動とともにシリンダ室A内を負圧化し、ボール弁
41を開いて容器本体20内の内容物をパイプ40を通
してシリンダ室A内に吸い上げることができる。
3の上動とともにシリンダ室A内を負圧化し、ボール弁
41を開いて容器本体20内の内容物をパイプ40を通
してシリンダ室A内に吸い上げることができる。
【0036】よって、口まわりに噴射ボタン25を押し
当て、再び噴射ボタン25を押し下げたとき、噴射口2
8から再度内容物を噴射することができる。
当て、再び噴射ボタン25を押し下げたとき、噴射口2
8から再度内容物を噴射することができる。
【0037】ところで、この噴射装置では、口内に当た
って落下した内容物は、フード26で飛散を防止し、フ
ード26内に受け入れる。フード26内に受け入れた内
容物は、通孔29を通して落下し、容器本体20と外ケ
ース10との間を通してガイド14で案内されてタンク
(キャップ)30内に導かれる。そして、図3に示すよ
うに、使用済みの内容物wをタンク(キャップ)30内
に貯留する。
って落下した内容物は、フード26で飛散を防止し、フ
ード26内に受け入れる。フード26内に受け入れた内
容物は、通孔29を通して落下し、容器本体20と外ケ
ース10との間を通してガイド14で案内されてタンク
(キャップ)30内に導かれる。そして、図3に示すよ
うに、使用済みの内容物wをタンク(キャップ)30内
に貯留する。
【0038】使用を終えたとき、またはタンク(キャッ
プ)30内が使用済みの内容物wで満杯となったときに
は、外ケース10からタンク(キャップ)30を取り外
し、そのタンク(キャップ)30のみを持ち運んでその
中の使用済みの内容物wを所定の場所に捨て、持ち帰っ
て再び下嵌合筒部12に取り付ける。
プ)30内が使用済みの内容物wで満杯となったときに
は、外ケース10からタンク(キャップ)30を取り外
し、そのタンク(キャップ)30のみを持ち運んでその
中の使用済みの内容物wを所定の場所に捨て、持ち帰っ
て再び下嵌合筒部12に取り付ける。
【0039】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、フード
とは別にタンクを設けるから、大量の使用済内容物を貯
留可能とし、一度に使用できる内容物の量を多くするこ
とができる。また、大量の使用済内容物を貯留した場合
にも、タンクを外ケースの下部に設けるから、不安定と
なることがない。
とは別にタンクを設けるから、大量の使用済内容物を貯
留可能とし、一度に使用できる内容物の量を多くするこ
とができる。また、大量の使用済内容物を貯留した場合
にも、タンクを外ケースの下部に設けるから、不安定と
なることがない。
【0040】さらに、使用済の内容物を廃棄するとき、
外ケースからタンクを取り外し、タンクのみを持ち運ん
で中の使用済内容物を廃棄すれば良いから、使用済内容
物の廃棄処理を容易とすることができる。
外ケースからタンクを取り外し、タンクのみを持ち運ん
で中の使用済内容物を廃棄すれば良いから、使用済内容
物の廃棄処理を容易とすることができる。
【0041】請求項2に係る発明によれば、噴射ユニッ
トとしてポンプユニットを使用するから、バルブユニッ
トを用いた、つまりエアゾールタイプの場合のように、
噴射圧が高くなったり、内容物に噴射材が混入したりす
ることがなく、たとえば目の洗浄を行う場合などにも人
体への影響を少なくすることができ、安心である。
トとしてポンプユニットを使用するから、バルブユニッ
トを用いた、つまりエアゾールタイプの場合のように、
噴射圧が高くなったり、内容物に噴射材が混入したりす
ることがなく、たとえば目の洗浄を行う場合などにも人
体への影響を少なくすることができ、安心である。
【0042】請求項3に係る発明によれば、容器本体に
対してポンプユニットを着脱自在に取り付けるから、容
器本体内の内容物がなくなったとき、ポンプユニットを
取り外して容器本体内に内容物を容易に補給することが
できる。
対してポンプユニットを着脱自在に取り付けるから、容
器本体内の内容物がなくなったとき、ポンプユニットを
取り外して容器本体内に内容物を容易に補給することが
できる。
【0043】請求項4に係る発明によれば、ステムに対
して噴射ボタンを着脱自在に取り付けるから、容器本体
内の内容物がなくなったとき、噴射ボタンを取り外して
噴出器を新しいものと容易に交換することができる。特
に、エアゾールタイプの噴出器を使用する場合に、噴射
ボタン・外ケース・タンクの再使用を可能とすることが
できる。
して噴射ボタンを着脱自在に取り付けるから、容器本体
内の内容物がなくなったとき、噴射ボタンを取り外して
噴出器を新しいものと容易に交換することができる。特
に、エアゾールタイプの噴出器を使用する場合に、噴射
ボタン・外ケース・タンクの再使用を可能とすることが
できる。
【0044】請求項5に係る発明によれば、外ケースの
内面に、溝状やリブ状などのガイドを設け、そのガイド
で案内して噴射ボタンから落下した内容物を拡散するこ
となく、タンクへと導くことができる。
内面に、溝状やリブ状などのガイドを設け、そのガイド
で案内して噴射ボタンから落下した内容物を拡散するこ
となく、タンクへと導くことができる。
【0045】請求項6に係る発明によれば、不使用時
は、タンクをキャップとしても利用するから、部品点数
を削減するとともに、小型化して携行に便利とすること
ができる。
は、タンクをキャップとしても利用するから、部品点数
を削減するとともに、小型化して携行に便利とすること
ができる。
【図1】この発明による噴射装置の不使用時における中
央縦断面図である。
央縦断面図である。
【図2】その噴射装置を使用するときの部分破断正面図
である。
である。
【図3】その使用状態における部分破断正面図である。
【図4】従来の噴射装置の使用状態における中央縦断面
図である。
図である。
10 外ケース 11 上嵌合筒部 12 下嵌合筒部 13 内向き突部 14 ガイド 18 噴出器 20 容器本体 21 口部 23 噴射ユニット 24 ステム 25 噴射ボタン 26 フード 28 噴射口 29 通孔 30 キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05B 9/04 A61J 1/00 313A B65D 83/40 B65D 83/14 E
Claims (6)
- 【請求項1】 内容物を収納する容器本体と、その容器
本体の口部に取り付ける噴射ユニットと、その噴射ユニ
ットのステムに取り付け、そのステムを押し込んで該ス
テムから吐出する前記容器本体内の内容物を噴射口から
噴射する噴射ボタンとよりなる噴出器を備え、 その噴射器の前記噴射ボタンに、前記噴射口から噴射し
た内容物が対象部位に当たって落下するとき、その落下
する内容物の飛散を防止するフードを設けてなり、 前記噴出器の前記容器本体を収納する外ケースを備える
とともに、 その外ケースの下部に着脱自在に取り付け、前記噴射ボ
タンから、前記容器本体と前記外ケースとの間を通して
落下する内容物を受け入れるタンクを設けてなる、噴射
装置。 - 【請求項2】 前記噴射ユニットが、前記ステムを押し
込むことによりポンプを作動し、前記容器本体内の内容
物を汲み上げて前記ステムから吐出するポンプユニット
である、請求項1に記載の噴射装置。 - 【請求項3】 前記容器本体に対して前記噴射ユニット
を着脱自在に取り付けてなる、請求項2に記載の噴射装
置。 - 【請求項4】 前記ステムに対して前記噴射ボタンを着
脱自在に取り付けてなる、請求項1、2、または3に記
載の噴射装置。 - 【請求項5】 前記外ケースの内面に、前記噴射ボタン
から落下した内容物を前記タンク内へと導くガイドを形
成してなる、請求項1、2、3、または4に記載の噴射
装置。 - 【請求項6】 不使用時は、前記タンクを付け替えて前
記外ケースの上部に取り付け、前記噴射ボタンを被うキ
ャップとしても利用してなる、請求項1、2、3、4、
または5に記載の噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000044104A JP2001231859A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000044104A JP2001231859A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001231859A true JP2001231859A (ja) | 2001-08-28 |
Family
ID=18566923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000044104A Pending JP2001231859A (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001231859A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107126362A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-09-05 | 张茗岩 | 一种医用鼻腔冲洗装置 |
JP2017525627A (ja) * | 2014-07-04 | 2017-09-07 | アプター フランス エスアーエス | 流体製品ディスペンサー |
CN114728737A (zh) * | 2019-11-07 | 2022-07-08 | 623医学有限责任公司 | 蒸气冷却剂装置 |
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000044104A patent/JP2001231859A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017525627A (ja) * | 2014-07-04 | 2017-09-07 | アプター フランス エスアーエス | 流体製品ディスペンサー |
CN107126362A (zh) * | 2017-06-23 | 2017-09-05 | 张茗岩 | 一种医用鼻腔冲洗装置 |
CN114728737A (zh) * | 2019-11-07 | 2022-07-08 | 623医学有限责任公司 | 蒸气冷却剂装置 |
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