JP2004050130A - 噴出器用ロック機構、および噴出器 - Google Patents

噴出器用ロック機構、および噴出器 Download PDF

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Abstract

【課題】構造が簡単で、操作性に優れ、安定性の高い噴出器用ロック機構を提供する。
【解決手段】容器Aに取り付けるスカート状のカバー部材Cと、そのカバー部材の操作部材収納空間40に回動自在に取り付け、容器の口部に設ける噴射バルブ装置(噴射装置)のステムにはめ付けるトリガー式操作部材Dと、カバー部材で支持してそのトリガー式操作部材と係合するロック部材Eとを備える。ロック部材には、操作部材収納空間40を横切って設け、カバー部材で回動自在に支持する軸部と、その軸部に設けて操作部材Dと係合するカム部と、軸部を水平または垂直に回動操作してそのカム部を操作部材の回動を阻止するロック位置とし、またはその回動阻止を解除するロック解除位置とするつまみ部65を設ける。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、使用時に、トリガー式・ボタン式等の操作部材を噴射操作して、容器の口部に取り付ける、噴射バルブ装置・噴射ポンプ装置等の噴射装置を作動し、容器の内容物を、例えば操作部材に設ける噴口を通して外部へと噴射する、化粧用・消毒用・洗浄用・薬用・塗装用などの、エアゾール式やポンプ式の噴出器に関する。および、そのような噴出器において、操作部材の噴射操作をロックしたり、その噴射操作のロックを解除したりする噴出器用ロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばエアゾール式の噴出器では、容器の口部に噴射バルブ装置を取り付けて容器内に噴射剤とともに内容物を収納し、その噴射バルブ装置から突出するステムに、トリガー式・ボタン式・スパウト式等の操作部材を装着して構成する。そして、使用時は、操作部材を操作してステムを押し込み、噴射バルブ装置のバルブを開いて容器の内容物を噴射剤の圧力で噴射バルブ装置のステムから吐出し、操作部材の噴口から外部へと噴射していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この種の噴出器では、例えばバックに入れて携行するときなどに、誤って操作部材を作動してしまい、噴口から内容物を噴射してまわりを汚すことがある問題があった。
【0004】
このような問題を解消すべく、不使用時には、操作部材を被うようにキャップカバーを被せるようにしたものもあるが、使用のたびごとにキャップカバーの取り外し取り付けを行わなければならず、面倒であり、またキャップカバーを紛失するなどの問題もあった。
【0005】
従来の噴出器の中には、操作部材の噴射操作をロックするロック機構を備えるものもあるが、いずれも構造が複雑であったり、操作性が劣ったり、安定性を欠いたりする問題があった。
【0006】
そこで、この発明の第1の目的は、構造が簡単で、操作性に優れ、安定性の高い噴出器用ロック機構を提供することにある。
【0007】
この発明の第2の目的は、特にエアゾール式の噴出器で用いるロック機構において、そのような第1の目的を達成することにある。
【0008】
この発明の第3の目的は、特にポンプ式の噴出器で用いるロック機構において、そのような第1の目的を達成することにある。
【0009】
この発明の第4の目的は、そのような第1ないし第3の各目的を達成した噴出器用ロック機構を有する噴出器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に記載の発明は、上記第1の目的を達成すべく、
容器の口部に取り付ける噴射装置と、その噴射装置を作動して容器の内容物を外部に噴射する操作部材と、その操作部材の噴射操作をロックし、またはその噴射操作のロックを解除するロック部材とを備え、
そのロック部材を、操作部材の噴射操作をロックする位置と、その噴射操作のロックを解除する位置とに回動自在に設ける、ことを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明は、上記第1の目的を達成すべく、請求項1に記載の噴出器用ロック機構において、ロック部材に、回動自在に支持する軸部と、その軸部に設けるカム部と、軸部を回動操作してそのカム部を、操作部材の噴射操作をロックするロック位置とし、またはその噴射操作のロックを解除するロック解除位置とするつまみ部とを設ける、ことを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明は、上記第1の目的を達成すべく、請求項2に記載の噴出器用ロック機構において、容器に取り付けるカバー部材でロック部材を回動自在に支持するとともに、そのロック部材のカム部を操作部材に係合する、ことを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の発明は、上記第1の目的を達成すべく、請求項3に記載の噴出器用ロック機構において、操作部材としてトリガー式のものを備える、ことを特徴とする。
【0014】
請求項5に記載の発明は、上記第1の目的を達成すべく、請求項3に記載の噴出器用ロック機構において、操作部材としてボタン式のものを備える、ことを特徴とする。
【0015】
請求項6に記載の発明は、上記第1の目的を達成すべく、請求項2に記載の噴出器用ロック機構において、操作部材でロック部材を回動自在に支持するとともに、そのロック部材のカム部を、容器に取り付けるカバー部材に係合する、ことを特徴とする。
【0016】
請求項7に記載の発明は、上記第1の目的を達成すべく、請求項2に記載の噴出器用ロック機構において、操作部材でロック部材を回動自在に支持するとともに、そのロック部材のカム部を噴射装置に係合する、ことを特徴とする。
【0017】
請求項8に記載の発明は、上記第2の目的を達成すべく、請求項1ないし7のいずれかに記載の噴出器用ロック機構において、噴射装置として、容器の内容物をバルブを開いて噴射剤の圧力で噴射する噴射バルブ装置を備える、ことを特徴とする。
【0018】
請求項9に記載の発明は、上記第3の目的を達成すべく、請求項2に記載の噴出器用ロック機構において、噴射装置として、容器の内容物をポンプで汲み上げて噴射する噴射ポンプ装置を備え、その噴射ポンプ装置でロック部材を回動自在に支持するとともに、そのロック部材のカム部を操作部材に係合する、ことを特徴とする。
【0019】
請求項10に記載の発明は、上記第3の目的を達成すべく、請求項9に記載の噴出器用ロック機構において、操作部材としてトリガー式のものを備える、ことを特徴とする。
【0020】
請求項11に記載の発明は、上記第3の目的を達成すべく、請求項9に記載の噴出器用ロック機構において、操作部材としてボタン式のものを備える、ことを特徴とする。
【0021】
請求項12に記載の発明は、上記第4の目的を達成すべく、噴出器において、請求項1ないし11のいずれかに記載の噴出器用ロック機構を備える、ことを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1には、この発明によるロック機構を備えるトリガー式エアゾール噴出器を示す。
【0023】
図中符号Aは、容器である。容器Aは、例えばアルミニウムやブリキなどを用いてボトル形状につくり、その口部(バルブ装着部)に、図2に示す噴射バルブ装置(噴射装置)Bを取り付ける。そして、内部に、噴射剤とともに、化粧用・消毒用・洗浄用・薬用・塗装用などの内容物を収納する。
【0024】
図2に示すように、噴射バルブ装置Bには、中段に段部11を有する縦筒状のハウジング10を備える。ハウジング10には、段部11の上に大径部12を、下に小径部13を設け、それらの大径部12内と小径部13内とを連通する連通孔11aを段部11にあける。
【0025】
小径部13には、パイプ16の上端部を圧入する。パイプ16は、この噴射バルブ装置Bを容器Aの口部に取り付けたとき、容器Aの底部へと向けてのばす。
そして、噴射剤の圧力で内容物を押し上げ、そのパイプ16内を通して連通孔11aから大径部12内へと入れる。
【0026】
大径部12は、内周面に複数の縦溝12aを有し、内部に段部11上に載せてコイルスプリング20を設ける。そして、そのコイルスプリング20上にステム22を乗せる。ステム22には、下部にヘッド部23を設け、そのヘッド部23の上に首部24を設け、上端部に操作部材取付部25を設ける。
【0027】
首部24には、外周面から中心へと径方向に貫通する貫通孔24aをあける。
操作部材取付部25には、中心に吐出通路25aをあけ、貫通孔24aと連通している。
【0028】
そして、首部24に、弾性部材である環板状のステムラバー27を取り付け、ヘッド部23を大径部12内に入れてコイルスプリング20上に乗せる。これにより、縦溝12aとともに、大径部12の内周面とヘッド部23の外周面との隙間で内容物吐出通路28を形成して、ステム22をハウジング10内に出し入れ自在に収納し、ステムラバー27を大径部12上にはめ付ける。
【0029】
その後、マウンテンキャップ30の中心孔30aにステム22を通し、ステムラバー27を圧縮するとともに、ハウジング10の上部に抱き付かせ、マウンテンキャップ30を取り付ける。マウンテンキャップ30は、外周縁に、逆U字型に湾曲する巻き締め部30bを形成し、その巻き締め部30bを容器Aの口部周縁にガスケットラバー31を介して後述の図8に示すようにクリンプして巻き締め、容器Aにこの噴射バルブ装置Bを取り付ける。
【0030】
さて、噴射バルブ装置Bを取り付けた容器A上には、図1に示すように、カバー部材Cを取り付ける。カバー部材Cは、図3に示すように、スカート形状をなし、その中央を頂部から下方まで大きく切り欠いて操作部材収納空間40を形成する。また、その裾部の内面には、内向きの突条41を周方向にのばし、間隔をあけて複数設ける。
【0031】
さらに、操作部材収納空間40の片側寄りの下方には、その操作部材収納空間40を挟むように対向して左右に、図4に示すような係合溝42を各々下向きに形成する。係合溝42には、入口に、下向きに漸次拡幅となるテーパ42aを設ける。また、操作部材収納空間40の他側寄りには、同じく操作部材収納空間40を挟むように対向して、図3に示すように一方に丸型の比較的大きな係合孔43を、他方に小さな軸穴44を設ける。
【0032】
そして、操作部材収納空間40には、図1に示すように、トリガー式操作部材Dを挿入する。操作部材Dは、図5に示すように、おたまじゃくし型の頂部50の頭部中心から下向きに円筒部51をのばすとともに、前面から下向きに円弧面部52をのばす。そして、円弧面部52には、ノズル部材53を圧入して噴口54を形成するとともに、下部にコ字状の軸支持部55を設けてその両側から係合軸56を左右に突出して形成する。頂部50の後方からは、下向きにレバー部57を若干湾曲してのばす。
【0033】
操作部材収納空間40内に入れたトリガー式操作部材Dは、係合軸56をテーパ42aで案内して係合溝42内に余裕なく挿入し、カバー部材Cに回動自在に取り付ける。
【0034】
カバー部材Cの係合孔43には、図1に示すように、ロック部材Eを挿入する。ロック部材Eは、例えば図6に示すように、軸部60と、その軸部60の両端に設ける半円筒形状の2つのカム部61と、軸部60の一端側から軸方向に突出して設ける支軸62と、円周溝63を設けて軸部60の他端側に設ける円形係合部64と、その円形係合部64の接線方向にのばして設けるつまみ部65とで構成する。
【0035】
そして、支軸62側から係合孔43に通して操作部材収納空間40を横切り、支軸62を軸穴44に入れ、円形係合部64を係合孔43に押し込んでその係合孔43の孔縁を円周溝63にはめ込んで抜け止めし、カバー部材Cで軸部60を回動自在に支持するとともに、カム部61を操作部材Dと係合する。
【0036】
これにより、図1に示すように、つまみ部65を水平に保持したときは、半円状のカム部61を図7(A)に示すロック位置とし、操作部材Dの図中矢示方向への回動を阻止して操作部材Dの噴射操作を不能とし、垂直に保持したときは、半円状のカム部61を図7(B)に示すロック解除位置とし、操作部材Dの回動阻止を解除して噴射操作を可能とする。
【0037】
この図示例の噴出器では、図7(B)に示すロック解除位置からつまみ部65を倒して図7(A)に示すロック位置とすると、カム部61の一部が操作部材Dの段部58に当たり、カム部61がロック位置となったことを使用者に知らしめるとともに、ロック部材Dのそれ以上の回動を阻止している。
【0038】
なお、図7(A)および(B)において、符号70は円筒部51内の入口に形成するステム嵌合穴、71はそのステム嵌合穴70に続けて円筒部51内に形成する噴出路、72はその噴出路71と噴口54とを連通する連通路である。
【0039】
そして、以上のようにして操作部材Dとロック部材Eを組付けたカバー部材Cは、上から押し付け、図8に示すように、突条41を巻き締め部30bに掛け止め、カバー部材C内面の縦リブ45を巻き締め部30bに押し当ててカバー部材Cを容器Aに取り付ける。このとき、操作部材Dの円筒部51のステム嵌合穴70内に、容器Aの口部に設ける噴射バルブ装置Bのステム22をはめ付ける。
【0040】
さていま、このトリガー式エアゾール噴出器を使用するときは、まず、つまみ部65を垂直にして軸部60を回動操作し、カム部61を図7(B)に示すロック解除位置として操作部材Dの回動阻止を解除する。そして、容器Aを手で持って操作部材Dのレバー部57に指を当て、レバー部57を図1中矢示方向に押す。
【0041】
すると、支軸56を中心として操作部材Dが回動し、コイルスプリング20に抗してステム22を押し込み、ステムラバー27を弾性変形して貫通孔24aを開き、容器A内の内容物を噴射剤の圧力により押し上げ、パイプ16内を通して連通孔11aから大径部12内へと入れる。次いで、内容物吐出通路28を通して貫通孔24aからステム22の吐出通路25aに導き、ステム22内を通して操作部材Dの噴出路71に入れ、連通路72を通して噴口54から外部に向けて噴射する。
【0042】
使用を止めるときは、操作部材Dから手を離してレバー部57の押し込みを解除し、コイルスプリング20でステム22を押し上げてステムラバー27の変形を戻し、貫通孔24aを塞いで噴口54からの噴射を停止する。そして、つまみ部65を水平にして軸部60を回動操作し、カム部61を図7(A)に示すロック位置として操作部材Dの回動を阻止する。
【0043】
なお、上述した例では、図7(A)に示すように、トリガー式操作部材Dの本体部をカム部61に当てて操作部材Dの回動を阻止し、噴射操作をロックした。
しかし、例えば図9(A)に示すように、容器Aに取り付けるカバー部材Cでロック部材Eの軸部60を回動自在に支持し、図9(B)に示すようにそのロック部材Eのカム部61にトリガー式操作部材Dのレバー部57を当てて操作部材Dの回動を阻止し、噴射操作をロックするようにしてもよい。
【0044】
また、上述した例では、トリガー式操作部材Dを有する噴出器において、操作部材Dの回動を阻止して噴射操作をロックした。しかし、例えば図10に示すように、ボタン式操作部材Dを有する噴出器において、カバー部材Cでロック部材Eの軸部60を回動自在に支持するとともに、そのロック部材Eのカム部61に、ボタン式操作部材Dを当ててその操作部材Dの動きを規制し、噴射操作をロックするようにしてもよい。
【0045】
この場合、ボタン式操作部材Dとしては、例えば図11(A)に示すように上下動するタイプのものや、(B)に示すようにステム22を中心としてシーソー状に揺動するタイプのものや、(C)に示すように支点75を中心として回動するタイプのものなどがある。
【0046】
2以上の内容物を混合して噴射するタイプの噴出器にももちろん同様に適用することができ、その場合には、例えば図12(A)に示すようにカバー部材Cでロック部材Eの軸部60を回動自在に支持するとともに、図12(B)に示すようにそのロック部材Eのカム部61に噴射部材76を当てて、トリガー式操作部材Dの作動を阻止し、噴射操作をロックするようにしてもよい。
【0047】
また、例えば図13(A)に示すようにカバー部材Cでロック部材Eの軸部60を回動自在に支持するとともに、図13(B)に示すようにそのロック部材Eのカム部61にボタン式操作部材Dを当てて、ボタン式操作部材Dの作動を阻止し、噴射操作をロックするようにしてもよい。
【0048】
さて、上述した例では、すべてカバー部材Cでロック部材Eの軸部60を回動自在に支持した。しかし、例えば図14(A)に示すように操作部材Dとしてスパウト式のものを用い、そのスパウト式操作部材Dでロック部材Eの軸部60を回動自在に支持するとともに、図14(B)に示すようにそのロック部材Eのカム部61を、容器Aに取り付けるカバー部材Cに係合し、操作部材Dの回動を阻止し、噴射操作をロックするようにしてもよい。
【0049】
さらに、図15(A)および(B)に示すように、操作部材Dとしてボタン式のものを備え、そのボタン式操作部材Dでロック部材Eの軸部60を回動自在に支持するとともに、そのロック部材Eのカム部61を噴射装置に係合し、操作部材Dの動きを規制して噴射操作をロックするようにしてもよい。
【0050】
ところで、上述した説明では、いわゆるエアゾール式噴出器に適用した場合を主に説明した。しかし、この発明は、いわゆるポンプ式噴出器にも、同様に適用することができる。例えば図16(A)に示すように、噴射装置として、容器の内容物をポンプで汲み上げて噴射する噴射ポンプ装置Fを備え、その噴射ポンプ装置Fでロック部材Eの軸部を回動自在に支持するとともに、図16(B)に示すように、そのロック部材Eのカム部61をトリガー式操作部材Dに係合し、操作部材Dの動きを規制して噴射操作をロックするようにしてもよい。
【0051】
また、このようなポンプ式噴出器に適用した場合にも、例えば図17(A)および(B)に示すように、トリガー式操作部材Dに代えてボタン式操作部材Dを備え、噴射ポンプ装置Fで支持するロック部材Eのカム部61をボタン式操作部材Dに係合し、ボタン式操作部材Dの動きを規制して噴射操作をロックするようにしてもよい。図17(A)は使用時、(B)は噴射操作のロック時を示す。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したとおり、請求項1ないし11に記載の発明によれば、余分にロック部材を設けるだけでよいので、構造が簡単であり、そのロック部材のつまみ部を持って軸部を回動操作し、カム部をロック位置またはロック解除位置とするだけでよいので、操作性に優れ、ロック部材を軸状とするので、操作部材から力を受けても破損するおそれがなく安定性の高い噴出器用ロック機構を提供することができる。
【0053】
請求項8に記載の発明によれば、特にエアゾール式の噴出器で用いるロック機構において、そのような効果を達成することができる。
【0054】
請求項9ないし11に記載の発明によれば、特にポンプ式の噴出器で用いるロック機構において、そのような効果を達成することができる。
【0055】
請求項12に記載の発明によれば、請求項1ないし11のいずれかに記載の噴出器用ロック機構を備えるので、上記効果を有する噴出器用ロック機構を備えた噴出器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るロック機構を備えたトリガー式エアゾール噴出器の要部斜視図である。
【図2】その噴出器の口部に取り付ける噴射バルブ装置の縦断面図である。
【図3】図1の噴出器に備えるカバー部材の斜視図である。
【図4】そのカバー部材に設ける係合溝部分の拡大斜視図である。
【図5】図1の噴出器に備えるトリガー式操作部材の斜視図である。
【図6】図1の噴出器に備えるロック部材の斜視図である。
【図7】トリガー式操作部材とロック部材のカム部との位置関係を示す図で、(A)はカム部がロック位置にあるとき、(B)はロック解除位置にあるときを示す。
【図8】図1の噴出器で、容器にカバー部材およびトリガー式操作部材をはめ付けた状態を示す部分図である。
【図9】他例の噴出器用ロック機構を示し、(A)は噴出器の部分側面図、(B)は断面図である。
【図10】さらに他例の噴出器用ロック機構を示す噴出器の部分斜視図である。
【図11】(A)ないし(C)はそれぞれその噴出器で用いるボタン式操作部材の縦断面図である。
【図12】(A)はまたさらに他例の噴出器用ロック機構を示す噴出器の部分斜視図であり、(B)はその縦断面図である。
【図13】(A)はさらにまた他例の噴出器用ロック機構を示す噴出器の部分斜視図であり、(B)はその縦断面図である。
【図14】(A)はさらにまた他例の噴出器用ロック機構を示す噴出器の部分斜視図であり、(B)はその縦断面図である。
【図15】(A)はさらにまた他例の噴出器用ロック機構を示す噴出器の部分側面図であり、(B)はその斜視図である。
【図16】ポンプ式噴出器の噴出器用ロック機構を示す側面図で、(A)はロック解除状態、(B)はロック状態を示す。
【図17】ポンプ式噴出器の他例の噴出器用ロック機構を示す側面図で、(A)はロック解除状態、(B)はロック状態を示す。
【符号の説明】
A  容器
B  噴射バルブ装置(噴射装置)
C  カバー部材
D  操作部材
E  ロック部材
F  噴射ポンプ装置(噴射装置)
40  操作部材収納空間
60  ロック部材の軸部
61  ロック部材のカム部
65  ロック部材のつまみ部

Claims (12)

  1. 容器の口部に取り付ける噴射装置と、その噴射装置を作動して容器の内容物を外部に噴射する操作部材と、その操作部材の噴射操作をロックし、またはその噴射操作のロックを解除するロック部材とを備え、
    そのロック部材を、前記操作部材の噴射操作をロックする位置と、その噴射操作のロックを解除する位置とに回動自在に設ける、
    ことを特徴とする、噴出器用ロック機構。
  2. 前記ロック部材に、回動自在に支持する軸部と、その軸部に設けるカム部と、前記軸部を回動操作してそのカム部を、前記操作部材の噴射操作をロックするロック位置とし、またはその噴射操作のロックを解除するロック解除位置とするつまみ部とを設けることを特徴とする、請求項1に記載の噴出器用ロック機構。
  3. 容器に取り付けるカバー部材で前記ロック部材を回動自在に支持するとともに、そのロック部材の前記カム部を操作部材に係合することを特徴とする、請求項2に記載の噴出器用ロック機構。
  4. 前記操作部材としてトリガー式のものを備えることを特徴とする、請求項3に記載の噴出器用ロック機構。
  5. 前記操作部材としてボタン式のものを備えることを特徴とする、請求項3に記載の噴出器用ロック機構。
  6. 前記操作部材で前記ロック部材を回動自在に支持するとともに、そのロック部材の前記カム部を、容器に取り付けるカバー部材に係合することを特徴とする、請求項2に記載の噴出器用ロック機構。
  7. 前記操作部材で前記ロック部材を回動自在に支持するとともに、そのロック部材の前記カム部を前記噴射装置に係合することを特徴とする、請求項2に記載の噴出器用ロック機構。
  8. 前記噴射装置として、容器の内容物をバルブを開いて噴射剤の圧力で噴射する噴射バルブ装置を備えることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の噴出器用ロック機構。
  9. 前記噴射装置として、容器の内容物をポンプで汲み上げて噴射する噴射ポンプ装置を備え、その噴射ポンプ装置で前記ロック部材を回動自在に支持するとともに、そのロック部材の前記カム部を前記操作部材に係合することを特徴とする、請求項2に記載の噴出器用ロック機構。
  10. 前記操作部材としてトリガー式のものを備えることを特徴とする、請求項9に記載の噴出器用ロック機構。
  11. 前記操作部材としてボタン式のものを備えることを特徴とする、請求項9に記載の噴出器用ロック機構。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の噴出器用ロック機構を備えることを特徴とする、噴出器。
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