JP2008081155A - エアゾール容器の連続噴射機構および、この連続噴射機構を備えたエアゾール式製品 - Google Patents

エアゾール容器の連続噴射機構および、この連続噴射機構を備えたエアゾール式製品 Download PDF

Info

Publication number
JP2008081155A
JP2008081155A JP2006262743A JP2006262743A JP2008081155A JP 2008081155 A JP2008081155 A JP 2008081155A JP 2006262743 A JP2006262743 A JP 2006262743A JP 2006262743 A JP2006262743 A JP 2006262743A JP 2008081155 A JP2008081155 A JP 2008081155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
injection
valve
valve seat
quantitative
continuous injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006262743A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4935276B2 (ja
Inventor
Yasuo Oshima
保夫 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitani Valve Co Ltd
Original Assignee
Mitani Valve Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitani Valve Co Ltd filed Critical Mitani Valve Co Ltd
Priority to JP2006262743A priority Critical patent/JP4935276B2/ja
Publication of JP2008081155A publication Critical patent/JP2008081155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4935276B2 publication Critical patent/JP4935276B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

【課題】エアゾール容器に用いられる逆定量噴射機構を、ガス抜きや連続噴射などの連続噴射モードに設定可能な構造にする。
【解決手段】内容物連続噴射モードでは、利用者の所定の操作に基づく、ステム3に取り付けられた弁座部4の固定爪状部4gと、筒状基部7の係止用底面7fとの係合作用により、定量空間域への流入弁v1が連続して開状態に保持される。また、所定の操作終了後で噴射ボタン5は弁座部4の通路域から流出する内容物の圧力によって上動するので、定量空間域の出力弁v2は開状態となる。容器本体の内容物は、矢印Aで示すように「容器本体−ハウジング2−流入弁v1−通路域3a(定量空間域)−L字状溝部4b(定量空間域)−出力弁v2−小径垂下部5aの内部空間域−噴射用ピース6の通路域6a−噴射口6b」などを経て外部空間に連続噴射される。前記係合を解除すれば、静止モード(流入弁v1:閉)に自動復帰する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアゾール式製品に用いられる連続噴射機構に関する。
特にエアゾール式製品の操作部をその静止モード位置から例えば押圧操作したときにステム流入弁(=定量空間域への流入弁)が開いて、閉状態の出力弁との間の定量空間域に内容物を流入させ、その後の押圧操作解除によりステム流入弁が閉じ、出力弁が開いて、定量空間域の流入済み内容物のみを外部空間に噴射させるようにした定量噴射が前提となる場合の、連続噴射機構に関する。
定量噴射タイプのエアゾール式製品では、噴射剤として液化ガス(以下、必要に応じて「噴射用ガス」という。)が用いられ、この液化ガスと噴射対象物とのいわば混合物(溶解物)が外部空間に噴射されることになる。
本明細書では、このように容器から外部空間へ定量・連続噴射される「噴射対象物+噴射剤」を「内容物」という。
また、静止モード位置の操作部を例えば押圧してこれを解除したときに定量空間域の流入済み内容物が外部空間に噴射される定量噴射機構を「逆定量噴射機構」と表現する。ただ、この逆定量噴射機構における通常の噴射操作自体については「定量噴射操作」のままを用いる。
なお、利用者にとって、この逆定量噴射機構を内容物連続噴射モードに設定する場合、一般にはエアゾール容器の廃棄に先立って容器内部が空状態になるまで当該モードを継続したときなどには「ガス抜き」と意識し、それ以外の状況では「内容物の(定量噴射に代わる)連続噴射」と意識するものといえる。
本件出願人はすでに上述の逆定量噴射機構、すなわち噴射ボタンの押圧操作時ではなく、この押圧操作を解除したときの当該噴射ボタンの復帰動作にともなって(ステム流入弁と操作部側出力弁との間の)定量空間域の流入済み内容物を外部空間に噴射する、といったタイプの噴射機構を提案している(特許文献1参照)。なお、以下の記載の[ ]付きの数字は当該特許文献1での参照番号を示している。
この逆定量噴射機構は、
1. ステム[3]
2. 当該ステムに取り付けられた弁座部[10]
3. 当該ステムおよび当該弁座部の一体化部材に対して上下動可能な態様で設定された噴射ボタン本体[20]
4. 当該弁座部と当該噴射ボタン本体との間に設けられてこのボタン本体を上方向に付勢するコイルスプリング[15]
などの構成部材からなる。
そして、弁座部[10]の環状弁座[17]と噴射ボタン本体[20]の環状弁体[27]とで定量空間域の出力弁を構成している。
噴射ボタン本体[20]を押下げていない静止モードの場合、コイルスプリング[15]の弾性力により出力弁が開いている。このときステム[3]のいわゆる流入弁(=内容物通過用のステム周面孔部とこれを開閉するステムガスケットとからなる弁)が周知のコイルスプリングの作用により閉じている、ことは勿論である。
噴射ボタン本体[20]をその静止モードの位置から押下げると、先ず当該ボタン本体のみがコイルスプリング[15]の弾性力に抗しながら下動して出力弁が閉じる。
出力弁が閉じた後は、ステム[3],弁座部[10]および噴射ボタン本体[20]が一体となって、すなわち出力弁が閉じたまま下動してステム流入弁が開き、内容物(噴射対象物)が定量空間域に入り込む。
次に、利用者が噴射ボタンの押下げ操作を止めると、ステム[3]が(ステム用の)コイルスプリングの弾性作用により上動して流入弁は閉じ、かつ、噴射ボタン本体[20]がコイルスプリング[15]の弾性作用により(弁座部[10]に対して)上動して定量空間域の出力弁は開く。そのため、定量空間域の流入済み内容物のみが外部空間に噴射される。
特開2003−299991号公報
本件出願人は、以上の逆定量噴射機構について更なる考察,検討,試作を重ねた結果、噴射ボタン本体付勢用の上記コイルスプリング[15]を省略しても、ステムの静止モードへの復帰の際に、定量空間域の出力弁がそこに流入済みの内容物の圧力で「開」状態になる、すなわち定量空間域への流入内容物が外部空間に確実に噴射されることを検証した。
そして、この検証に基づいて噴射ボタン本体付勢用の上記コイルスプリング[15]を省略した形の逆定量噴射機構をすでに提案している(特願2006−028339参照)。
本発明では、このような各種タイプの逆定量噴射機構のいずれの場合にも連続噴射が可能な構造にして、逆定量噴射機構からなるエアゾール容器を廃棄する場合の環境保護や危険防止を図るとともに、その内部に入っている噴射対象物を積極的に連続使用したい、という利用者の要請に応えることを目的とする。
本発明は、以上の課題を次の連続噴射機構により解決する。
(1)エアゾール容器の内容物の定量噴射に用いられる定量空間域(例えば後述の定量空間域B)への流入弁(例えば後述の流入弁v1)を構成するステム(例えば後述のステム3),当該ステムの出力側に取り付けられて内容物の通路域を持つ定量空間域形成用の弁座部(例えば後述の弁座部4,4(1))および、当該弁座部に対して移動可能で内容物の通路域を持つ定量空間域形成用の操作部(例えば後述の噴射ボタン5)からなるとともに、当該弁座部の一部と当該操作部の一部とで当該定量空間域の出力弁(例えば後述の出力弁v2)を形成し、
前記操作部の定量噴射操作に基づいて、前記出力弁を閉じた状態で、静止モード位置の前記ステムおよびこれと一体の前記弁座部が前記流入弁の開状態の位置へと移動することにより前記定量空間域に内容物が流入し、かつ、当該定量噴射操作が解除されて当該流入弁が閉じ、当該出力弁が開くことにより、当該定量空間域へ流入済みの内容物が外部空間に噴射されるエアゾール容器の噴射機構において、
前記エアゾール容器の容器本体側に、前記弁座部を内容物の連続噴射モードに設定するための保持作用部(例えば後述の筒状基部7,7(1),7(2)の係止用底面7f,係止用段部7k,水平状カム面7p)を設け、
前記弁座部に、前記定量噴射操作とは別の連続噴射操作に基づいて、前記保持作用部と係合することにより前記流入弁をその開状態に連続して設定するための被保持作用部(例えば後述の固定爪状部4g,凸状部4k)を設ける。
(2)上記(1)において、
前記容器本体側に、前記操作部のカバー体(例えば後述のカバー体8)が、そこから取り外されることなしに前記定量噴射操作を実行できる態様で取り付けられ、
前記連続噴射操作は、少なくとも前記カバー体と前記容器本体側との間の回動操作をともない、
前記カバー体および前記弁座部は、前記回動操作により前記被保持作用部を前記保持作用部の対応位置に移動させるための連動作用部(例えば後述のカバー体の内側スリット8eおよび弁座部のリブ4f)を備えた、
態様にする。
(3)上記(1),(2)において、
前記保持作用部は、前記容器本体側のマウンティングキャップ(例えば後述のマウンティングキャップ1)に取り付けられた基部(例えば後述の筒状基部7,7(1),7(2))に形成されている、
態様にする。
(4)上記(1),(2),(3)において、
前記出力弁を開状態に付勢するための、前記弁座部と前記操作部との間の弾性部材が省略されている、
態様にする。
本発明は、このような構成からなる連続噴射機構および、当該連続噴射機構を備えたエアゾール式製品を対象としている。
本発明は、上述の各種タイプの逆定量噴射機構における連続噴射を可能にしているので、当該機構からなるエアゾール容器を廃棄する場合の環境保護や危険防止を図るとともに、その内部に入っている噴射対象物を積極的に連続使用することができる。
また、本件出願人が特開2003−299991号公報で提案済みの逆定量噴射機構の構成要素である操作部付勢用のコイルスプリングを省略したタイプも対象にしているので、(このタイプの逆定量噴射機構においては)その組立工程の簡単化やコストの低減化を図ることができる。
図1乃至図7を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
なお、上述したように本発明は、操作部付勢用のコイルスプリングを備えたタイプの逆定量噴射機構と、当該コイルスプリングを省略したタイプの逆定量噴射機構の双方を対象とするものであるが、図面を用いた以下の記載部分では、単なる説明の便宜上、コイルスプリング省略タイプの逆定量噴射機構を対象とする。
ここで、
図1は、本発明の逆定量噴射機構における内容物連続噴射モード(=弁座部4がその下方位置で筒状基部7に係止されてステム3の流入弁v1が開き、また噴射用ガスの圧力により出力弁v2も開いて容器内部と外部空間とが連通している状態)を示し、
図2は、図1の逆定量噴射機構の静止モード(=噴射ボタン5が操作されずに、流入弁v1および出力弁v2はともに閉じた状態)を示し、
図3は、図1の逆定量噴射機構の定量空間域への内容物流入モード(=噴射ボタン5が押圧操作されて、流入弁は開き、出力弁は閉じたままの状態)を示し、
図4は、図1の逆定量噴射機構の定量空間域からの内容物定量噴射モード(=噴射ボタン5の押圧操作が解除されて、流入弁は閉じ、出力弁は開いた状態)を示し、
図5は、図1の逆定量噴射機構における内容物の連続噴射モード設定手段(その1:静止モード位置の噴射ボタン5を図7のE方向に回動させてから押下げるという2段階操作)を示し、
図6は、図1の逆定量噴射機構における内容物の連続噴射モード設定手段(その2:静止モード位置の噴射ボタン5を押下げてから図7のE方向に回動させるという2段階操作)を示し、
図7は、図1の逆定量噴射機構における内容物の連続噴射モード設定手段(その3:静止モード位置の噴射ボタン5をE方向に回動させるのみの一段階操作)を示している。
なお、図2の「静止モード」とは、その状態の噴射ボタンを利用者が下方に押圧することによりステムが下動して定量空間域への流入弁が開き、また、利用者が当該押圧操作を解除することにより周知のステム付勢用のコイルスプリング(図示省略)の作用で噴射ボタンが元の位置に復帰して当該流入弁が閉じる態様の、モードである。
以下のアルファベット付き参照番号の構成要素(例えば内側環状凹部1a)は原則として、当該参照番号の数字部分の構成要素(例えばマウンティングキャップ1)の一部であることを示している。
図1〜図5において、
Aは容器本体から外部空間に連続噴射される内容物の流れ(図1参照),
Bは後述の流入弁v1から出力弁v2までの連続した定量空間域(図2参照),
Cは容器本体から定量空間域Bに流入する内容物の流れ(図3参照),
Dは定量空間域Bから外部空間に噴射される内容物の流れ(図4参照),
Eは連続噴射モードを設定する際の回動操作方向(時計方向)(図5参照),
をそれぞれ示している。
また、
1は内容物を収納したエアゾール式製品の容器本体(図示省略)の開口端部側に取り付けられたマウンティングキャップ,
1aは当該マウンティングキャップの内側環状凹部,
1bは当該マウンティングキャップの外端環状部分,
2はマウンティングキャップ1の中央部分に取り付けられたハウジング,
3はその下側部分がハウジング2の内部に配設され、かつ、周知のコイルスプリング(図示省略)の弾性作用で図示上方向に付勢されて周知のステムガスケット(図示省略)とともに弁作用(=定量空間域Bの流入弁作用)を呈するステム,
3aは内容物の通路域,
3bは定量空間域Bの流入弁を構成する横孔部,
4はステム3の出力側外周面と強く嵌合して図示上下方向に当該ステムを連動させ、かつ、後述の噴射ボタン5とともに弁作用(=定量空間域Bの出力弁作用)を呈する筒状の弁座部,
4aは定量空間域Bの出力弁を形成する中央の円錐台状部,
4bは当該弁座部の天井部分(≒円錐台状部4a)に複数形成されてそれぞれ内容物の通路域として作用するL字状溝部(孔部),
4cは後述の噴射ボタン5の中径垂下部5bの内周面に当接してシール作用を呈するとともに定量空間域Aを画定する環状の逆スカート部,
4dは当該逆スカート部の外側に形成された環状起立部,
4eは当該環状起立部の外周面の周方向に等間隔の態様で例えば三個形成されて、当該弁座部に対する後述の噴射ボタン5の少なくとも上動位置(図4参照)を規制するとともに、後述のカバー体8の回動操作(=内容物連続噴射モードの設定操作)のときに後述の噴射ボタン5を連動(リンク)させるための位置規制用・連動用の突状部,
4fは当該回動操作のときに当該弁座部を連動(リンク)させるための一対のリブ(凸状部),
4gは当該弁座部の外周面下端部分に形成された連続噴射モード設定保持用の一対の固定爪状部,
4hは当該固定爪状部の略水平状の係止用上面,
4jは当該係止用上面の外端部分から下り傾斜で内方に延びる弁座部テーパ面,
5は弁座部4に対して上下動し、またハウジング2などの図示上下方向の中心線を軸にして当該弁座部(およびステム3)とリンクする形で回動し、かつ、当該弁座部とともに定量空間域の出力弁を形成する噴射ボタン,
5aは円錐台状部4aに対応した筒状の小径垂下部,
5bは当該小径垂下部の外側に形成されて弁座部4の逆スカート部4cとの間でシール作用を呈する環状の中径垂下部,
5cは当該中径垂下部の外側に形成されて弁座部4の突状部4eとの協働により、当該噴射ボタンの(当該弁座部に対しての)少なくとも上動時における位置規制作用および、当該噴射ボタンの回動時における当該弁座部とのリンク作用を呈する環状の大径垂下部,
5dは当該大径垂下部の内周面下部分に形成されて弁座部4の突状部4eのそれぞれとの間で当該位置規制作用および当該リンク作用を個々に呈するための、当該突状部に対応した周方向幅と上下方向の所定長からなる溝状部,
6は噴射ボタン5の出力側に取り付けられた筒状の噴射用ピース,
6aは内容物の通路域,
6bは内容物の噴射口,
7はマウンティングキャップ1の内側環状凹部1aに強く嵌合して当該マウンティングキャップとの間で回動しないように取り付けられた連続噴射モード設定用の筒状基部,
7aは当該筒状基部の外周面に形成されてマウンティングキャップ1の内側環状凹部1aと嵌合する環状突部,
7bは天面側の環状鍔部,
7cは噴射ボタン5を収容して上下動させるための開口域,
7dは通常の定量噴射操作の場合に弁座部4の固定爪状部4gを上下方向へガイドするための一対の凹状案内部、
7eは当該凹状案内部に隣接して内方への下り傾斜で周方向に形成された一対の基部テーパ面,
7fは当該基部テーパ面の下端部分から外方に続く態様で後述の水平状カム面7p(図7参照)と略同じ高さ(上下方向位置)に形成された略水平状の一対の係止用底面,
7gは固定爪状部4gが当接して弁座部4の回動限界を画する一対(計4個)の停止作用面
7hは環状鍔部7bから外方に延びる形で設けられて後述のカバー体8の回動操作を阻止するための(連続噴射モードへの)誤操作防止作用を呈する連結片,
7jは当該連結片と環状鍔部7bとの間の薄肉部分,
8はマウンティングキャップ1の外端環状部分1bと(その上側の)筒状基部7の環状鍔部7bの下面端部分との間に回動可能な形で嵌合しているカバー体,
8aは内容物連続噴射モード設定の回動操作の際などに利用者が把持する外側筒状部,
8bは噴射ボタン5を取り囲んで(当該噴射ボタンの横方向断面形状が例えば楕円状の場合には)それと当該カバー体との位置関係を特定するための内側筒状部,
8cは外側筒状部8aの内周面に形成された環状の嵌合用突状部,
8dは噴射用ピース6の噴射孔6bとの対向部分に形成された噴射用開口部,
8eは内側筒状部8bの下端側に縦方向に形成され、弁座部4のリブ4fを収容して当該カバー体に対する噴射ボタン5の上下動を許容し、かつ、当該カバー体の回動操作の際には当該弁座部を同じ方向に連動させるための縦方向の一対の内側スリット,
8fは外側筒状部8aの下端側に縦方向に形成され、筒状基部7の連結片7hをその両側から挟んで(筒状基部7,マウンティングキャップ2に対する)当該カバー体の回動を阻止するための外側スリット,
v1は定量空間域Bの流入弁(=横孔部3bおよびステムガスケット(図示省略)からなる周知の弁構造),
v2は定量空間域Bの出力弁(=弁座部4の円錐台状部4aと噴射ボタン5の小径垂下部5aの内側下端部分とからなる弁構造),
をそれぞれ示している。
図6では弁座部および筒状基部に関して以下の新たな参照番号を用い、それ以外の構成要素については図1〜図5の参照番号をそのまま用いる。
すなわち図6において、
4(1)は図1〜図5の場合に比べて連続噴射モード設定保持用の一対の固定爪状部4gの部分が異なっている弁座部,
4kは当該弁座部の外周面下端部分に形成された連続噴射モード設定保持用の(テーパ面なしの)一対の凸状部,
7(1)は図1〜図5の場合に比べて基部テーパ面7eの部分が異なっている筒状基部,
7kは後述の水平状カム面7pと略同じ高さ(上下方向位置)に、垂下面をともなう態様で凹状案内部7dから周方向に形成されて、凸状部4kを連続噴射モード位置に係止するための一対の係止用段部,
をそれぞれ示している。
図7では筒状基部に関して以下の新たな参照番号を用い、それ以外の構成要素については図1〜図6の参照番号をそのまま用いる。
すなわち図7において、
7(2)は図1〜図5の場合に比べて基部テーパ面7eの部分が異なっている筒状基部,
7mは連結片7hから周方向の略90度離れた箇所に形成されて、弁座部4(1)〔および噴射ボタン5〕が当該筒状基部に対して組み込まれるときの凸状部4kをそれぞれガイドするための一対の凹状案内部(≒凹状案内部7d),
7nは当該凹状案内部の下端側から内周面周方向(E方向)に沿ってそれぞれ下り傾斜で形成された一対の斜め状カム面,
7pは当該斜め状カム面の下端側から内周面周方向(E方向)に連続する一対の水平状カム面,
をそれぞれ示している。
ここで、ハウジング2,ステム3,弁座部4,4(1),噴射ボタン5,噴射用ピース6,筒状基部7,7(1),7(2)およびカバー体8などは、ポリプロピレン,ポリエチレン,ポリアセタール,ナイロン,ポリブチレンテレフタレートなどからなるプラスチック製のものである。
上述したように、本発明の前提となる図示の逆定量噴射機構の場合、
(1)図2の静止モード(流入弁v1:閉,出力弁v2:閉)位置の噴射ボタン5を下方に押圧操作することにより図3の内容物流入モード(流入弁:開,出力弁:閉)に移行し、
(2)この内容物流入モードにおいて容器本体の内容物が定量空間域Bに流入し、
(3)噴射ボタン5の押圧操作の解除により図4の内容物定量噴射モード(流入弁:閉,出力弁:開)に移行し、
(4)この内容物定量噴射モードにおいて定量空間域Bに流入済みの内容物が外部空間に噴射される。
図1の内容物連続噴射モードでは、ステム3と一体の弁座部4が筒状基部7との係合作用により図3の内容物流入モード位置に保持され、かつ、定量空間域Bの噴射剤(液化ガス)の圧力により噴射ボタン5が弁座部4に対して上動した図4の内容物定量噴射モード位置に移行している。
すなわち、定量空間域Bの流入弁v1および出力弁v2はともに開状態になっている。これにより容器本体の内容物は、矢印Aで示すように「容器本体−ハウジング2−流入弁v1(横孔部3b)−通路域3a(定量空間域B)−L字状溝部4b(定量空間域B)−出力弁v2−小径垂下部5aの内部空間域−噴射用ピース6の通路域6a−噴射口6b」などを経て外部空間に噴射される。
図2の静止モードでは、通常のエアゾール式製品と同様にステム3がステム付勢用コイルスプリング(図示省略)の弾性力に基づいて上動し、当該ステムの横孔部3bは周知のステムガスケット(図示省略)で閉塞される。すなわち定量空間域Bの流入弁は「閉」状態になっている。
噴射ボタン5は、その小径垂下部5aの内側下端部分が(ステム3と一体の)弁座部4の円錐台状部4aに当接した状態になっている。
なお、前回の内容物定量噴射モード(図4参照)における出力弁v2の開き(=円錐台状部4aと小径垂下部5aとの間隔)の程度や、中径垂下部5bの内周面と弁座部4の逆スカート部4cとの摩擦力の大きさに応じて、小径垂下部5aの内側下端部と円錐台状部4aとがわずか離間した形の静止モードになることもある。
図3の内容物流入モードは、利用者が静止モードの噴射ボタン5を押圧して、当該噴射ボタン,弁座部4およびステム3が一体となって押下げられた状態である。
このとき、小径垂下部5a(噴射ボタン5)の内側下端部分が弁座部4の円錐台状部4aに密接し、かつ、ステム3の横孔部3bが、通常のエアゾール式製品の場合と同じようにそれまでのステムガスケット(図示省略)による閉塞から解除された状態になる。
すなわち定量空間域Bの流入弁v1が開き、出力弁v2が閉じることになり、容器本体の内容物が矢印Cで示すように「横孔部3b−通路域3a−L字状溝部4b」を経て当該定量空間域に流入して収納される。
図4の内容物定量噴射モードは、利用者が噴射ボタン5の押圧操作を解除して、
(11)ステム3がステム付勢用コイルスプリング(図示省略)の弾性力により上動して図2の静止モードの位置に復帰し、その横孔部3b(流入弁v1)が通常のエアゾール式製品の場合と同じようにステムガスケット(図示省略)で閉塞され、
(12)かつ、定量空間域Aに流入済みの噴射剤の圧力により噴射ボタン5が弁座部4に対して上動し、出力弁v2が開いた、
状態になっている。
すなわち定量空間域Bの流入弁v1が閉じ、出力弁v2が開くことになり、それまで当該定量空間域に収納されていた内容物は、矢印Dで示すように「出力弁v2−小径垂下部5aの内部空間域−噴射用ピース6の通路域6a−噴射口6b」などを経て外部空間に噴射される。
ここで、定量空間域Bに流入済みの噴射剤の圧力により噴射ボタン5が弁座部4に対して上動するのは、当該噴射ボタンの小径垂下部5aの下端面部分および、小径垂下部5aと中径垂下部5bとの間の環状空間域の天井面部分のそれぞれに、図示上方向への噴射剤(液化ガス)の圧力が作用するからである。
図3の内容物流入モードおよび図4の内容物定量噴射モードの各動作が担保されるためには、定量空間域Bへの流入噴射剤の圧力に関し、
(21)内容物流入モードにおける、ステム3および弁座部4に対して図示下方向に作用する(当該圧力に基づく)荷重が、ステム付勢用の周知のコイルスプリング(図示省略)の上方向への付勢力、例えば2.0kgfよりも小さく、
(22)かつ、内容物定量噴射モードにおける、噴射ボタン5に対して図示上方向に作用する(当該圧力に基づく)荷重が、当該噴射ボタンの自重および、逆スカート部4cと中径垂下部5bとの間の摩擦力の合力よりも大きい、
ことが必要である。
これは、例えば上記(21)の要件を満足しないと、上記流入内容物の圧力の作用で弁座部4と噴射ボタン5とが相対的に離れる方向に移動、例えばステム3および弁座部4が図3の位置よりも下動して定量空間域Bの出力弁v2が開き、通常の噴射状態になるからである。
以上の定量空間域Bへの流入内容物の圧力に基づく上記荷重は例えば(0.3〜1.5)kgfに設定する。ただ、この数値は単なる一例であって、上記(21),(22)の要件を満たす任意の値に設定し得ることは勿論である。
図4の内容物定量噴射モードにおいて、定量空間域Bの流入済み内容物が略外部空間に噴射されて当該定量空間域の内容物圧力がいわば消失すると、噴射ボタン5はその自重で下動して図1の静止モードの位置へ移行する。
図5〜図7の内容物の連続噴射モード設定手段のそれぞれに共通する基本的特徴は、通常の使用状態でも容器側に取り付けられたままであるカバー体8(および噴射ボタン5)と容器本体との間の相対的な回動操作をともなって、弁座部4,4(1)およびステム3を流入弁v1の開状態に設定し、保持することである。
以下の記載では、単なる説明の便宜上、容器本体に対してカバー体8を回動させる形の操作を前提とする。なお、この回動操作に先立って筒状基部7,7(1),7(2)の連結片7hを分離しなければならないことは勿論である。
図5の連続噴射モード設定手段(その1)の場合、静止モード位置(図2参照)のカバー体8をE方向(=時計方向)に回動操作してから噴射ボタン5を下方に押し込むことにより、弁座部4が内容物連続噴射モード位置に移動して保持される。すなわちエアゾール式製品は内容物連続噴射モード(図1参照)に設定保持される。
図6の連続噴射モード設定手段(その2)の場合は、静止モード位置の噴射ボタン5を下方に押し込んだ状態でカバー体8をE方向に回動操作することにより、弁座部4(1)が内容物連続噴射モード位置に移動して保持される。
図7の連続噴射モード設定手段(その3)の場合は、静止モード位置のカバー体8をE方向に回動操作するだけで、弁座部4(1)が内容物連続噴射モード位置に移動して保持される。
そして、いずれの連続噴射モード設定手段においてもその設定モードを解除するには、カバー体8を当該モードの設定時(のE方向)とは逆方向に回動操作して元の位置まで戻せばよい。
ここで、図5の連続噴射モード設定手段(その1)の場合、静止モードにおける弁座部4の固定爪状部4gと筒状基部7との位置関係が、その連結片7hを取り外した後でカバー体8をE方向に回動したときに、弁座部テーパ面4jがそれまでの凹状案内部7dの位置から基部テーパ面7eとの対向状態にスムーズに移行できる形になっている。
そのため、連結片7hを筒状基部7から取り外した上で、
(31)先ずカバー体8(およびこれと連動する弁座部4,噴射ボタン5)を任意の角度(図示の場合は略90度以下の範囲)だけE方向に回動させて弁座部テーパ面4jを基部テーパ面7eに対向させ、
(32)その後、噴射ボタン5を下方に押圧して弁座部テーパ面4jが基部テーパ面7eを乗り越えさせてから、当該押圧操作を解除することにより、
(33)弁座部4およびステム3は、ステム付勢用のコイルスプリング(図示省略)の上方向への付勢力によって、当該弁座部の係止用上面4hが筒状基部7の係止用底面7fに当接した状態の内容物連続噴射モード(図1参照)に確実に保持される。
連結片7hを筒状基部7から取り外すには、例えば当該連結片の外側への露出部分を引っ張るなどして薄肉部分7jを引き裂けばよい。
なお、弁座部テーパ面4jが基部テーパ面7eを乗り越えるのはそれぞれ自らの弾性に抗するかたちで変形できるからである。乗り越えた後は自弾性力によって元の形状に復帰する。
図6の連続噴射モード設定手段(その2)の場合は同じく連結片7hを筒状基部7(1)から取り外した上で、
(41)先ず噴射ボタン5を下方に押圧して凸状部4kが筒状基部7(1)の係止用段部7kよりも下方に位置するようにし、
(42)この下方への押圧状態のまま、カバー体8(およびこれと連動する弁座部4(1),噴射ボタン5)を任意の角度(図示の場合は略90度以下の範囲)だけE方向に回動させてから、当該押圧操作を解除することにより、
(43)弁座部4(1)およびステム3は、ステム付勢用のコイルスプリング(図示省略)の上方向への付勢力によって、当該弁座部の凸状部4kの上面が筒状基部7(1)の係止用段部7kに当接した状態の内容物連続噴射モード(図1参照)に確実に保持される。
図7の連続噴射モード設定手段(その3)の場合は同じく連結片7hを筒状基部7(2)から取り外した上で、
(51)カバー体8(およびこれと連動する弁座部4(1),噴射ボタン5)をE方向に回動させることにより、
(52)弁座部4(1)およびステム3は、ステム付勢用のコイルスプリング(図示省略)の上方向への付勢力によって、当該弁座部の凸状部4kの上面が筒状基部7(2)の水平状カム面7pに当接した状態の内容物連続噴射モード(図1参照)に確実に保持される。
ここで、図7の設定手段の弁座部4(1)の凸状部4kは、静止モード(=連結片7hが接続されたままで噴射ボタン5が押圧されてない状態)において、その天面部分が筒状基部7(2)の斜め状カム面7nの上端側の始まり部分よりも低い位置となるように設定されている。
そのため、利用者が連結片7hを筒状基部7(2)から取り外してカバー体8と容器側との回動方向における拘束状態を解除した後で、当該カバー体を図示E方向に回動操作して弁座部4(1)および噴射ボタン5を同じ方向に連動させると、当該弁座部は、その凸状部4kが斜め状カム面7nに倣いながら下方向へ移動する。
すなわち弁座部4(1)は、周方向に対する当該弁座部のリブ4fとカバー体8の内側スリット8eとのいわばロック作用により当該カバー体とともに回動しながら下動して、その凸状部4kが筒状基部7(2)の水平状カム面7pに安定的に保持される。すなわち内容物連続噴射モード(図1参照)に設定される。なお、このときの弁座部4(1)のリブ4fは筒状基部7(2)の環状鍔部7bの上面近くまで移動している。
図5〜図7の連続噴射モード設定手段においてその設定モードを解除するには、カバー体8(およびこれと連動する弁座部4,4(1))を先の回動操作時とは逆の反時計方向(Eとは逆の方向)に回して、当該弁座部それぞれの固定爪状部4gおよび凸状部4kと、筒状基部7,7(1),7(2)それぞれの係止用底面7f,係止用段部7kおよび水平状カム面7pとの係合状態を解消させればよい。
すなわち弁座部4,4(1)の固定爪状部4g,凸状部4kをそれぞれ筒状基部7,7(1),7(2)の凹状案内部7d,7mの部分まで戻せばよい。
この戻りにともない上下方向への移動が自由になった弁座部4,4(1)は、ステム用コイルスプリングの付勢力により上動してステム3とともに静止モード位置へ自動復帰する。その結果、ステム3の横孔部3bが周知のステムガスケットで閉塞され、定量空間域Bへの流入弁v1が閉状態となる。
なお、マウンティングキャップ1に取り付けられた筒状基部7,7(1),7(2)に対して弁座部4,4(1),噴射ボタン5およびカバー体8をセットするには例えば、
(61)先ず、弁座部4,4(1)の位置規制用・連動用の突状部4eを噴射ボタン5の溝状部5dに入れて、当該弁座部および当該噴射ボタンをいわば単一化し、
(62)続いて、この単一化した弁座部を、その一対の固定爪状部4g,凸状部4kと筒状基部7,7(1),7(2)の一対の凹状案内部7d,7mとをそれぞれ一致させながら当該筒状基部の開口域7cに入れて、当該弁座部の中央孔部をステム3の出力端部分に強く嵌合させ、
(63)続いて、カバー体8を、その外側スリット8fと筒状基部7,7(1),7(2)の連結片7hとを一致させ、またその一対の内側スリット8eと弁座部4,4(1)の一対のリブ4fとをそれぞれ一致させながら当該筒状基部に押し込んで、当該カバー体の嵌合用突状部8cを、上述のようにマウンティングキャップ1の外端環状部分1bと(その上側の)筒状基部7の環状鍔部7bの下面端部分との間に回動可能な形で、嵌合させればよい。
これにより弁座部4,4(1)は静止モード(図1参照)に設定される。このとき、カバー体8の内側筒状部8bの下端部分は筒状基部7,7(1),7(2)の環状鍔部7bに略当接している。
上記(61)の、弁座部4,4(1)の位置規制用・連動用の突状部4eを噴射ボタン5の溝状部5dに入れる場合、その初期段階で当該突状部が当該溝状部の下側の内周面に当たっているときには互いに遠ざかる方向にいわば弾性変形し、突状部4eが溝状部5dに入ることにより当該突状部や当該内周面は元の状態に復帰する。
本発明は、上述したように、定量空間域Bの出力弁v2を開状態に付勢する(=噴射ボタン5を弁座部4,4(1)に対して図示上方向に付勢する)ためのコイルスプリングを用いるタイプの内容物連続噴射機構に適用してもよいことは勿論である。
また、カバー体8をマウンティングキャップ1などから取り外した状態での噴射ボタン5の回動操作により、内容物連続噴射モードを設定するようにしてもよい。
また、本発明は図1〜図7の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、
(71)各種の協働関係にある凹状部,スリットなどと凸状部,突状部などとの形状を逆にする、
(72)カバー体8の回動操作(=内容物連続噴射モードの設定操作)のときに噴射ボタン5を弁座部4,4(1)に同じ方向に連動させるための構造を、上述の溝状部5dおよび突状部4eとは別に形成する(なお、この場合の当該溝状部および当該突状部は上記位置規制用の要素として作用することになり、当該溝状部の周方向幅は当該突状部のそれよりも大きな範囲の任意のサイズでよい)、
(73)チルトタイプやレバータイプなどの各種噴射操作部を持つ内容噴射機構の場合にも適用する、
(74)内容物連続噴射モードへの誤操作防止手段として、筒状基部7,7(1),7(2)の連結片7hおよびカバー体8の外側スリット8fに代えて、当該筒状基部と当該カバー体の対向部分などにカバー体回動操作の際には利用者(回動操作者)に節度感を与えるための当接部・被当接部(係合部・被係合部)を設ける、
(75)内容物連続噴射モード設定に際しての回動操作を不要とすべく、弁座部4,4(1)および筒状基部7,7(1),7(2)の一方に利用者が突出させることが可能な連続噴射モード設定用の作用部を、他方には突出状態の当該作用部に対する係止部などをそれぞれ設け、通常(定量噴射モード)は、この連続噴射モード設定用の作用部が当該係止部と係合しない態様に初期設定される、
ようにしてもよい。
本発明が適用されるエアゾール式製品としては、消臭剤,洗浄剤,清掃剤,制汗剤,冷却剤,筋肉消炎剤,ヘアスタイリング剤,ヘアトリートメント剤,染毛剤,育毛剤,化粧品,シェービングフォーム,食品,液滴状のもの(ビタミンなど),医薬品,医薬部外品,塗料,園芸用剤,忌避剤(殺虫剤),クリーナー,洗濯のり,ウレタンフォーム,消火器,接着剤,潤滑剤などの各種用途のものがある。
容器本体に収納する内容物は、例えば、粉状物,油成分,アルコール類,界面活性剤,高分子化合物,各用途に応じた有効成分などである。
粉状物としては、金属塩類粉末,無機物粉末や樹脂粉末などを用いる。例えば、タルク,カオリン,アルミニウムヒドロキシクロライド(アルミ塩),アルギン酸カルシウム,金粉,銀粉,雲母,炭酸塩,硫酸バリウム,セルロース,これらの混合物などを用いる。
油成分としては、シリコーン油,パーム油,ユーカリ油,ツバキ油,オリーブ油,ホホバ油,パラフィン油,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,リノール酸,リノレン酸などを用いる。
アルコール類としては、エタノールなどの1価の低級アルコール,ラウリルアルコールなどの1価の高級アルコール,エチレングリコールなどの多価アルコールなどを用いる。
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンオレイルエーテルなどの非イオン性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの両性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤などを用いる。
高分子化合物としては、メチルセルロース,ゼラチン,デンプン,カゼインなどを用いる。
各用途に応じた有効成分としては、サリチル酸メチル,インドメタシンなどの消炎鎮痛剤、安息香酸ナトリウム,クレゾールなどの除菌剤、ヒレスロイド,ジエチルトルアミドなどの害虫忌避剤、酸化亜鉛などの制汗剤、カンフル,メントールなどの清涼剤、エフェドリン,アドレナリンなどの抗喘息薬、スクラロース,アスパルテームなどの甘味料、エポキシ樹脂,ウレタンなどの接着剤や塗料、パラフェニレンジアミン,アミノフェノールなどの染料,リン酸二水素アンモニウム,炭酸水素ナトリウム・カリウムなどの消火剤などを用いる。
さらに、上記内容物以外の、懸濁剤,紫外線吸収剤,乳化剤,保湿剤,酸化防止剤、金属イオン封鎖剤なども用いることができる。
エアゾール式製品における噴射剤としては、液化石油ガス,ジメチルエーテル,フロロカーボンなどの液化ガスを用いる。
本発明の逆定量噴射機構における内容物連続噴射モード(=弁座部4がその下方位置で筒状基部7に係止されてステム3の流入弁v1が開き、また噴射用ガスの圧力により出力弁v2も開いて容器内部と外部空間とが連通している状態)を示す説明図である。 図1の逆定量噴射機構の静止モード(=噴射ボタン5が操作されずに、流入弁v1および出力弁v2はともに閉じた状態)を示す説明図である。 図1の逆定量噴射機構の定量空間域への内容物流入モード(=噴射ボタン5が押圧操作されて、流入弁は開き、出力弁は閉じたままの状態)を示す説明図である。 図1の逆定量噴射機構の定量空間域からの内容物定量噴射モード(=噴射ボタン5の押圧操作が解除されて、流入弁は閉じ、出力弁は開いた状態)を示す説明図である。 図1の逆定量噴射機構における内容物の連続噴射モード設定手段(その1:静止モード位置の噴射ボタン5を図7のE方向に回動させてから押下げるという2段階操作)を示す説明図である。 図1の逆定量噴射機構における内容物の連続噴射モード設定手段(その2:静止モード位置の噴射ボタン5を押下げてから図7のE方向に回動させるという2段階操作)を示す説明図である。 図1の逆定量噴射機構における内容物の連続噴射モード設定手段(その3:静止モード位置の噴射ボタン5をE方向に回動させるのみの一段階操作)を示す説明図である。
符号の説明
〔図1〜図7〕
A:容器本体から外部空間に連続噴射される内容物の流れ(図1参照)
B:後述の流入弁v1から出力弁v2までの連続した定量空間域(図2参照)
C:容器本体から定量空間域Bに流入する内容物の流れ(図3参照)
D:定量空間域Bから外部空間に噴射される内容物の流れ(図4参照)
E:連続噴射モードを設定する際の回動操作方向(時計方向)(図5〜図7参照)
v1:定量空間域Bの流入弁
v2:定量空間域Bの出力弁
1:マウンティングキャップ
1a:内側環状凹部
1b:外端環状部分
2:ハウジング
3:ステム
3a:内容物の通路域
3b:定量空間域Bの流入弁を構成する横孔部
4:弁座部
4a:円錐台状部
4b:L字状溝部(孔部)
4c:環状の逆スカート部
4d:環状起立部
4e:位置規制用・連動用の突状部
4f:一対のリブ(凸状部)
4g:連続噴射モード設定保持用の一対の固定爪状部
4h:係止用上面
4j:弁座部テーパ面
5:噴射ボタン
5a:筒状の小径垂下部
5b:環状の中径垂下部
5c:環状の大径垂下部
5d:溝状部
6:噴射用ピース
6a:内容物の通路域
6bは内容物の噴射口,
7:連続噴射モード設定用の筒状基部
7a:環状突部
7b:環状鍔部,
7c:開口域
7d:一対の凹状案内部
7e:一対の基部テーパ面
7f:一対の係止用底面
7g:停止作用面
7h:連結片
7j:薄肉部分
8:カバー体
8a:外側筒状部
8b:内側筒状部
8c:環状の嵌合用突状部
8d:噴射用開口部
8e:一対の内側スリット
8f:外側スリット
〔図6〕,
4(1):弁座部
4k:連続噴射モード設定保持用の(テーパ面なしの)一対の凸状部
7(1):筒状基部
7k:一対の係止用段部
〔図7〕
4(1):弁座部
7(2):筒状基部
7m:一対の凹状案内部(≒凹状案内部7d)
7n:一対の斜め状カム面
7p:一対の水平状カム面

Claims (5)

  1. エアゾール容器の内容物の定量噴射に用いられる定量空間域への流入弁を構成するステム,当該ステムの出力側に取り付けられて内容物の通路域を持つ定量空間域形成用の弁座部および、当該弁座部に対して移動可能で内容物の通路域を持つ定量空間域形成用の操作部からなるとともに、当該弁座部の一部と当該操作部の一部とで当該定量空間域の出力弁を形成し、
    前記操作部の定量噴射操作に基づいて、前記出力弁を閉じた状態で、静止モード位置の前記ステムおよびこれと一体の前記弁座部が前記流入弁の開状態の位置へと移動することにより前記定量空間域に内容物が流入し、かつ、当該定量噴射操作が解除されて当該流入弁が閉じ、当該出力弁が開くことにより、当該定量空間域へ流入済みの内容物が外部空間に噴射されるエアゾール容器の噴射機構において、
    前記エアゾール容器の容器本体側に、前記弁座部を内容物の連続噴射モードに設定するための保持作用部を設け、
    前記弁座部に、前記定量噴射操作とは別の連続噴射操作に基づいて、前記保持作用部と係合することにより前記流入弁をその開状態に連続して設定するための被保持作用部を設けた、
    ことを特徴とするエアゾール容器の連続噴射機構。
  2. 前記容器本体側に、前記操作部のカバー体が、そこから取り外されることなしに前記定量噴射操作を実行できる態様で取り付けられ、
    前記連続噴射操作は、少なくとも前記カバー体と前記容器本体側との間の回動操作をともない、
    前記カバー体および前記弁座部は、前記回動操作により前記被保持作用部を前記保持作用部の対応位置に移動させるための連動作用部を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載のエアゾール容器の連続噴射機構。
  3. 前記保持作用部は、前記容器本体側のマウンティングキャップに取り付けられた基部に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエアゾール容器の連続噴射機構。
  4. 前記出力弁を開状態に付勢するための、前記弁座部と前記操作部との間の弾性部材が省略されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの連続噴射機構。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの連続噴射機構を備え、かつ、噴射用液化ガスおよび噴射対象物を収容した、
    ことを特徴とするエアゾール式製品。
JP2006262743A 2006-09-27 2006-09-27 エアゾール容器の連続噴射機構および、この連続噴射機構を備えたエアゾール式製品 Expired - Fee Related JP4935276B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262743A JP4935276B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 エアゾール容器の連続噴射機構および、この連続噴射機構を備えたエアゾール式製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262743A JP4935276B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 エアゾール容器の連続噴射機構および、この連続噴射機構を備えたエアゾール式製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008081155A true JP2008081155A (ja) 2008-04-10
JP4935276B2 JP4935276B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=39352400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006262743A Expired - Fee Related JP4935276B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 エアゾール容器の連続噴射機構および、この連続噴射機構を備えたエアゾール式製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4935276B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012017556A1 (ja) * 2010-08-06 2012-02-09 株式会社三谷バルブ アクチュエータ定量噴射機構および、このアクチュエータ定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
WO2012032638A1 (ja) * 2010-09-09 2012-03-15 株式会社三谷バルブ アクチュエータ倒立定量噴射機構および、このアクチュエータ倒立定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
JP2013180802A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Mitani Valve Co Ltd エアゾール容器の逆定量噴射機構および、この逆定量噴射機構を備えたエアゾール式製品

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3782924A4 (en) 2018-04-18 2022-01-19 Mitani Valve Co., Ltd. FIXED QUANTITY INJECTION UNIT

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001340789A (ja) * 2000-06-05 2001-12-11 Toyo Aerosol Ind Co Ltd 定量噴射機能及び連続噴射機能を備えたエアゾール容器のバルブ機構
JP2002068344A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Toyo Aerosol Ind Co Ltd 継続噴射装置
JP2002293390A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Daizo:Kk エアゾール製品
JP2003299991A (ja) * 2002-04-09 2003-10-21 Mitani Valve Co Ltd 定量弁付噴射ボタン
JP2004050130A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Daizo:Kk 噴出器用ロック機構、および噴出器
JP2004188373A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Mitani Valve Co Ltd エアゾール容器の連続噴射機構付き噴射ボタン
JP2007204138A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Mitani Valve Co Ltd エアゾール容器の定量噴射機構および、この定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
JP2007284122A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Mitani Valve Co Ltd 連続作動モード設定機構および、この連続作動モード設定機構を備えたエアゾール式製品

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001340789A (ja) * 2000-06-05 2001-12-11 Toyo Aerosol Ind Co Ltd 定量噴射機能及び連続噴射機能を備えたエアゾール容器のバルブ機構
JP2002068344A (ja) * 2000-08-31 2002-03-08 Toyo Aerosol Ind Co Ltd 継続噴射装置
JP2002293390A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Daizo:Kk エアゾール製品
JP2003299991A (ja) * 2002-04-09 2003-10-21 Mitani Valve Co Ltd 定量弁付噴射ボタン
JP2004050130A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Daizo:Kk 噴出器用ロック機構、および噴出器
JP2004188373A (ja) * 2002-12-13 2004-07-08 Mitani Valve Co Ltd エアゾール容器の連続噴射機構付き噴射ボタン
JP2007204138A (ja) * 2006-02-06 2007-08-16 Mitani Valve Co Ltd エアゾール容器の定量噴射機構および、この定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
JP2007284122A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Mitani Valve Co Ltd 連続作動モード設定機構および、この連続作動モード設定機構を備えたエアゾール式製品

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012017556A1 (ja) * 2010-08-06 2012-02-09 株式会社三谷バルブ アクチュエータ定量噴射機構および、このアクチュエータ定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
JP5597892B2 (ja) * 2010-08-06 2014-10-01 株式会社三谷バルブ アクチュエータ定量噴射機構および、このアクチュエータ定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
WO2012032638A1 (ja) * 2010-09-09 2012-03-15 株式会社三谷バルブ アクチュエータ倒立定量噴射機構および、このアクチュエータ倒立定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
CN103097261A (zh) * 2010-09-09 2013-05-08 三谷阀门有限公司 执行器倒立定量喷射机构以及具备该执行器倒立定量喷射机构的喷雾式制品
US20130175305A1 (en) * 2010-09-09 2013-07-11 Mitani Valve Co., Ltd. Actuator-inverted constant-volume ejection mechanism and aerosol-type product provided with the actuator-inverted constant-volume ejection mechanism
JP5597893B2 (ja) * 2010-09-09 2014-10-01 株式会社三谷バルブ アクチュエータ倒立定量噴射機構および、このアクチュエータ倒立定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
US8893933B2 (en) 2010-09-09 2014-11-25 Mitani Valve Co., Ltd. Actuator-inverted constant-volume ejection mechanism and aerosol-type product provided with the actuator-inverted constant-volume ejection mechanism
JP2013180802A (ja) * 2012-03-01 2013-09-12 Mitani Valve Co Ltd エアゾール容器の逆定量噴射機構および、この逆定量噴射機構を備えたエアゾール式製品

Also Published As

Publication number Publication date
JP4935276B2 (ja) 2012-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5597893B2 (ja) アクチュエータ倒立定量噴射機構および、このアクチュエータ倒立定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
JP5511064B2 (ja) 定量噴射機構および、この定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
JP5809108B2 (ja) 内容物噴射操作機構および、この内容物噴射操作機構を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品
JP5055577B2 (ja) 定量バルブ機構および、この定量バルブ機構を備えたエアゾール式製品
JP4935276B2 (ja) エアゾール容器の連続噴射機構および、この連続噴射機構を備えたエアゾール式製品
JP4747325B2 (ja) エアゾール容器の定量噴射機構および、この定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
JP5597892B2 (ja) アクチュエータ定量噴射機構および、このアクチュエータ定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
JP5628654B2 (ja) 噴射口詰まり防止機構および噴射口詰まり防止機構を備えたエアゾール式製品
JP4941961B2 (ja) 連続作動モード設定機構および、この連続作動モード設定機構を備えたエアゾール式製品
JP5246573B2 (ja) シャットオフ機構,シャットオフ機構を備えたポンプ式製品およびシャットオフ機構を備えたエアゾール式製品
JP5408696B2 (ja) シャットオフ機構,シャットオフ機構を備えたポンプ式製品およびシャットオフ機構を備えたエアゾール式製品、ならびにシャットオフ機構の組立方法
JP5991732B2 (ja) エアゾール容器の逆定量噴射機構および、この逆定量噴射機構を備えたエアゾール式製品
JP2011088663A (ja) シャットオフ機構,シャットオフ機構を備えたポンプ式製品およびシャットオフ機構を備えたエアゾール式製品
JP2007217039A (ja) 内容物収納容器の操作部ロック機構ならびに、この操作部ロック機構を備えたポンプ式製品およびエアゾール式製品
JP4986145B2 (ja) 定量室追加用ユニット、この定量室追加用ユニットが取り付けられた定量バルブ機構および、この定量バルブ機構を備えたエアゾール式製品
JP5713260B2 (ja) カバーキャップ回動式の内容物放出機構ならびにこの内容物放出機構を備えたポンプ式製品およびエアゾール式製品
JP6355197B2 (ja) 内容物放出製品用カバー機構ならびにこの内容物放出製品用カバー機構を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品
JP4853858B2 (ja) 連続作動モード保持機構,連続作動モード保持機構を備えたエアゾール式製品および、エアゾール式製品の操作ボタン保護部材
JP5587143B2 (ja) 連続作動モード設定機構および、この連続作動モード設定機構を備えたエアゾール式製品
JP6859575B2 (ja) 内容物放出機構およびこの内容物放出機構を備えたエアゾール式製品
JP6465429B2 (ja) 内容物放出操作ロック機構ならびに内容物放出操作ロック機構を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品
JP5311645B2 (ja) 内容物噴射操作機構およびこの内容物噴射操作機構を備えたエアゾール式製品
JP2010253443A (ja) 内容物放出機構,内容物放出機構を備えたポンプ式製品およびエアゾール式製品
JP2018127247A (ja) 内容物放出構造ならびにこの内容物放出構造を備えたエアゾール式製品およびポンプ式製品
JP2010047290A (ja) 定量噴射機構および、この定量噴射機構を備えたエアゾール式製品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120206

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4935276

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees