JP5991732B2 - エアゾール容器の逆定量噴射機構および、この逆定量噴射機構を備えたエアゾール式製品 - Google Patents

エアゾール容器の逆定量噴射機構および、この逆定量噴射機構を備えたエアゾール式製品 Download PDF

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Description

本発明は、エアゾール式製品に用いられる逆定量噴射機構に関する。
特に逆定量噴射機構における噴射操作部、すなわち定量室の流入弁としての作用を呈するステム側に対して逆定量噴射の動作原理的に移動可能な噴射操作部を、その逆定量噴射操作の阻止モード位置に設定できるようにした逆定量噴射機構に関する。
なお、本明細書における「逆定量噴射機構」とは、
(11)エアゾール式製品の噴射操作部をその静止モード位置から例えば押下げ操作したときにステム流入弁(=定量室への流入弁)が開いて、当該流入弁から噴射操作部側の流出弁までの定量室に内容物を流入させ、
(12)その後の押下げ操作解除にともないステム流入弁が閉じ、流出弁が開くことにより、押下げ操作時に定量室に流入済みの内容物を、その中の噴射剤の作用で外部空間域に噴射させる、
ようにした定量内容物の噴射機構である。
すなわち、噴射操作部の逆定量噴射操作の開始にともない定量室に容器本体側の内容物が流入し、その後の逆定量噴射操作解除によって定量室内容物を外部空間域に噴射するものである。
この逆定量噴射タイプのエアゾール式製品では、噴射剤として液化ガス(以下、必要に応じて「噴射用ガス」という。)が用いられ、この液化ガスと噴射対象物とのいわば混合物(溶解物)が外部空間域に噴射される。
本明細書では、このように定量室から外部空間域へ噴射される「噴射対象物+噴射剤」を「内容物」という。
上述の逆定量噴射機構自体は周知の技術である。
本件出願人はこのような逆定量噴射機構の改良例,応用例として、内容物連続噴射モードが設定可能な逆定量噴射機構を提案し、権利化している(特許文献1参照)。
また、同じく、定量室出力弁の構成要素である噴射操作部を出力弁開状態に付勢するために用いるコイルスプリングを省略しても、ステムの静止モードへの復帰の際に、定量室の流出弁がそこに流入済みの内容物の圧力で「開」状態になる、すなわち定量室への流入内容物が外部空間域に確実に噴射されることを検証し、これに基づく構成の逆定量噴射機構などを提案し、権利化している(特許文献2参照)。
特開2008−262743号公報 特開2007−204138号公報
本発明では、このような逆定量噴射機構のさらなる改良例,応用例として、噴射操作部を通常の逆定量噴射操作とは別方向へ回動操作することにより、当該噴射操作部が当該逆定量噴射操作の阻止モード位置へ設定される形の逆定量噴射機構を提供して、エアゾール容器の逆定量噴射の誤動作防止を図ることを目的とする。
また、回動操作初期段階における噴射操作部ガイド用の斜面を形成し、噴射操作部がこれに案内されて逆定量噴射操作阻止モード位置へと移動できるようにすることにより、逆定量噴射阻止用の噴射操作部回動操作の確実化,利便化を図ることを目的とする。
本発明は、以上の課題を次の連続噴射機構により解決する。
(1)エアゾール容器の逆定量噴射操作の阻止機能を有する逆定量噴射機構において、
前記エアゾール容器の定量室(例えば後述の定量室A)に対する前記逆定量噴射操作およびこの逆定量噴射操作を阻止するための回動操作のそれぞれに用いられ、かつ、前記定量室の流出弁(例えば後述の流出弁v2)として作用する環状部分(例えば後述の環状縁部分6m),前記逆定量噴射操作の対象面(例えば後述の噴射ボタン6の上面)および前記回動操作の対象筒状部(例えば後述の上外側筒状部6f)を備えた噴射操作部と、
前記定量室の流入弁(例えば後述の流入弁v1)として作用するとともに上流定量室空間域(例えば後述の通路域4a)を有し、かつ、前記逆定量噴射操作に応じる形で、少なくとも前記流入弁が閉じた状態の静止モード位置と、前記流入弁が開いて前記流出弁が閉じた状態の定量室流入モード位置との間を移動する内容物通過用のステム(例えば後述のステム4)と、
前記ステムの出力側に取り付けられて前記出力側に続く中流定量室空間域(例えば後述の弁座部5の内部空間域)を有し、かつ、前記流出弁として作用する表面部分が形成された弁座部(例えば後述の弁座部5)と、
エアゾール容器の容器本体側(例えば後述の容器本体1)に取り付けられて前記噴射操作部の相対移動を案内し、また阻止する筒状のカバー体(例えば後述のカバー体7)と、を備え、
前記回動操作の対象筒状部は、
その操作対象外周面の周方向全体が前記カバー体の外側に露出配設された外側筒状部であり、
前記噴射操作部は、
前記中流定量室空間域に続く下流定量室空間域(例えば後述の噴射ボタン中間部材6b,噴射ボタン下側部材6c,弁座部5により画定される空間域)を設定し、
前記回動操作のとき、前記ステム,前記弁座部および前記カバー体のそれぞれと連動することなしに、前記カバー体との間で周方向に相対回動し、
かつ、前記静止モード位置と前記定量室流入モード位置との間を移動する前記逆定量噴射操作および前記静止モード位置と逆定量噴射操作の阻止モード位置との間を移動する前記回動操作がそれぞれ可能な形で、
前記弁座部および前記カバー体対して設けられ
前記噴射操作部および前記カバー体はそれぞれ、
前記逆定量噴射操作にともなう前記噴射操作部の移動方向における対向部分に、
前記逆定量噴射操作および前記回動操作を個々に許容し、かつ、前記阻止モード位置に回動された前記噴射操作部の前記定量室流入モード位置への移動を阻止する、ための噴射操作部側移動設定部分(例えば後述の垂下片部6j)およびカバー体側移動設定部分(例えば後述の縦方向凹状部7a,周方向段部7b,斜面7c)を有している、
エアゾール容器の逆定量噴射機構を用いる。
(2)上記(1)において、
前記噴射操作部側移動設定部分は、
前記外側筒状部に形成された縦方向片部であり、
前記カバー体側移動設定部分は、
前記カバー体の周面上側に形成されて、
前記逆定量噴射操作のときの前記縦方向片部を案内する縦方向凹状部と、
前記静止モード位置における前記縦方向片部の下端に対応した高さからなり、前記縦方向凹状部へとつながって、前記阻止モード位置のときの前記縦方向片部の下端部分と対向する周方向段部と、を備えている、
エアゾール容器の逆定量噴射機構を用いる。
(3)上記(2)において、
前記カバー体側移動設定部分は、
前記縦方向凹状部と前記周方向段部との間に、前記静止モード位置における前記縦方向片部の下端に対応した前記縦方向凹状部の所定部分から横方向に延びる上り斜面を備えている、
エアゾール容器の逆定量噴射機構を用いる。
(4)上記(1),(2),(3)において、
前記噴射操作部は、
前記逆定量噴射操作の対象面および前記外側筒状部を有する上側の操作本体部(例えば後述の噴射ボタン本体部6a)と、
前記操作本体部に嵌合して、前記下流定量室空間域を画定するとともに前記流出弁としての前記環状部分を有する操作用中間部材(例えば後述の噴射ボタン中間部材6b)と、
前記操作用中間部材に嵌合して、前記下流定量室空間域を画定するとともに前記弁座部とのシール作用部分が形成された操作用下側部材(例えば後述の噴射ボタン下側部材6c)と、を備え、
前記操作用中間部材,前記操作用下側部材および前記弁座部は、
全体として、前記操作本体部および前記ステムに対するユニット構造の形で設定されている、
エアゾール容器の逆定量噴射機構を用いる。
本発明は、このような構成からなる逆定量噴射機構および、当該逆定量噴射機構を備えたエアゾール式製品を対象としている。
本発明では、噴射操作部を通常の逆定量噴射操作とは別方向へ回動操作することにより、当該噴射操作部が当該逆定量噴射操作の阻止モード位置へ設定される形の逆定量噴射機構を提供しているので、逆定量噴射の誤動作防止を図ることができる。
また、回動操作初期段階における噴射操作部ガイド用の斜面を形成し、噴射操作部がこれに案内されて逆定量噴射操作阻止モード位置へと移動できるようにしているので、逆定量噴射阻止用の噴射操作部回動操作の確実化,利便化を図ることができる。
なお、逆定量噴射機構の場合、その動作原理上、逆定量タイプ以外のエアゾール噴射機構とは違って噴射操作部がステム側に対してもともと例えば上下方向に移動するものであり、本発明はこの逆定量噴射機構特有の動作原理に着目したものともいえる。
すなわち、逆定量噴射阻止用の回動操作の初期段階において噴射操作部が逆定量噴射操作時の案内部分などにいわばぶつかり、回動操作がうまくいかない場合、利用者は、当該噴射操作部少し持上げればその状態での回動操作を継続することができる。
このような回動操作継続可能といった利点は、噴射操作部とステム側とが一体結合して連動することが大前提の逆定量タイプ以外のエアゾール噴射機構では期待できない。例えば噴射操作部を無理やり持上げるとステム側から外れてしまう。
逆定量噴射機構の静止モード(逆定量噴射操作可能)を示す説明図である。 噴射ボタンの押下げ操作によりステムが下動して、定量室の流入弁が開き、流出弁が閉じた状態の定量室流入モードを示す説明図である。 図2の押下げ操作の解除にともない噴射ボタンおよびステムが上動して、定量室の流入弁が閉じ、流出弁が開いた状態の逆定量噴射モードを示す説明図である。 図1の静止モード位置の噴射ボタンを、カバー体に対して回動させて、その押下げ操作ができない位置へ設定した状態の逆定量噴射操作阻止モードを示す説明図である。 噴射ボタンおよびカバー体の各斜視状態を示す説明図である。
図1乃至図5を用いて本発明を実施するための形態を説明する。
なお、本発明は、上述の噴射操作部付勢用のコイルスプリングを備えたタイプの逆定量噴射機構および、当該コイルスプリングを省略したタイプの逆定量噴射機構の双方いずれにも適用可能であるが、図面を用いた以下の記載部分においては、単なる説明の便宜上、コイルスプリング省略タイプの逆定量噴射機構を対象とする。
図1の「静止モード」の噴射ボタンを利用者が下方に押圧することにより、ステムが下動して定量室への流入弁が開き、図2の定量室流入モードに移行する。すなわち、容器本体から内容物(噴射対象物および噴射用ガス)が流出弁閉状態の定量室に流入する。
そして、利用者が噴射ボタンの押下げ操作(逆定量噴射操作)を解除すると、周知のステム付勢用のコイルスプリング(図示省略)の作用でステムおよび噴射ボタンが元の位置に復帰して当該流入弁が閉じる。
この押下げ操作解除に基づいて図3の逆定量噴射モードに移行する。すなわち、流入弁閉状態の定量室に流入済みの噴射用ガス(液化ガス)の作用で流出弁が開き、同じく流入済みの噴射対象物が当該流出弁を介して外部空間域へと噴射される。
以下のアルファベット付き参照番号の構成要素(例えば環状開口端部1a)は原則として、当該参照番号の数字部分の構成要素(例えば容器本体1)の一部であることを示している。
図1〜図4において、
Aは定量室(図1〜図4参照),
Bは容器本体から定量室Aに流入する内容物の流れ(図2参照),
Cは定量室Aから流出して外部空間域に噴射される内容物の流れ(図3参照),
Dは逆定量噴射操作阻止モードを設定する際の噴射ボタンの回動操作方向(図示上側からみたときの時計方向:図4参照),
v1は定量室の流入弁,
v2は定量室の流出弁,
をそれぞれ示している。
図1〜図5において、
1は内容物を収納したエアゾール式製品の周知の容器本体,
1aは当該容器本体の環状開口端部,
2は環状開口端部1aに固定された周知のマウンティングキャップ,
2aは当該マウンティングキャップの外縁下端側に生成された周知の環凹状部(アンダーカット),
3はマウンティングキャップ2の中央部分に取り付けられた周知のハウジング,
4はその下部分がハウジング3の内部に配設され、かつ、周知のコイルスプリング(図示省略)の弾性作用で図示上方向に付勢されて弁作用(=定量室Aの流入弁作用)を呈する周知のステム,
4aは内容物の通路域(上流定量室空間域),
4bは周知のステムガスケット(図示省略)とともに定量室Aの流入弁として作用する横孔部,
をそれぞれ示している。
また、
5はステム4の出力側外周面と強く嵌合して図示上下方向に当該ステムを連動させ、後述の噴射ボタン6とともに弁作用(=定量室Aの流出弁作用)を呈し、かつ、ステム4の出力側に続く定量室A(中流定量室空間域)を備えた鞘状の弁座部,
5aは定量室Aの流出弁として作用する表面部分を備えた中央の円錐台状部,
5bは当該弁座部の周面部分に複数形成されてそれぞれ内容物の内外連通部として作用する孔部,
5cは孔部5bの外側部分であり、後述の噴射ボタン6の小径内周面部分6qと当接してシール作用を呈する環状の逆スカート部,
5dは当該弁座部の外周面下端側に形成された上側環凸状部,
をそれぞれ示している。
また、
6は弁座部5に対して上下動するとともにハウジング3などの上下方向の中心線を軸に回動し、かつ、弁座部5とともに定量室Aの流出弁v2として作用する噴射ボタン(噴射操作部),
6aは当該噴射ボタンの構成要素であって、操作対象面を有する上側鞘状(蓋状)の噴射ボタン本体部(操作本体部),
6bは当該噴射ボタンの構成要素であって、噴射ボタン本体部6aと嵌合し、かつ、定量室A(下流定量室空間域)を画定する筒状の噴射ボタン中間部材(操作用中間部材),
6cは当該噴射ボタンの構成要素であって、噴射ボタン中間部材6bと嵌合し、かつ、定量室A(下流定量室空間域)を画定する筒状の噴射ボタン下側部材(操作用下側部材),
6dは噴射ボタン本体部6aの下面中央部分に形成されて噴射ボタン中間部材6bと嵌合する上内側筒状部,
6eは噴射ボタン本体部6aの内部に形成されて上内側筒状部6dの流出口から外部空間域への噴射口まで続く内容物通路域,
6fは噴射ボタン本体部6aの下面外側部分に形成された上外側筒状部,
6gは上内側筒状部6dの外周面と上外側筒状部6fの内周面との間に設定された計四個の径方向のリブ状部,
6hはリブ状部6gの下端側に形成されて、当該噴射ボタンの静止モード位置から定量室流入モード位置への下動を許容するための切欠状部,
6jは切欠状部6hの外端部分から上外側筒状部6fの内周面まで連続形成されて、逆定量噴射操作の阻止作用を呈する垂下片部(縦方向片部),
6kは噴射ボタン中間部材6bの構成要素であって、噴射ボタン本体部6aの上内側筒状部6dと嵌合する中央筒状部,
6mは中央筒状部6kの下端部分であって、弁座部5の円錐台状部5aとの間の流出弁として作用する環状縁部分(流出弁として作用する環状部分),
6nは噴射ボタン中間部材6bの円形状下面の外端側に形成された下向き環溝状部,
6pは噴射ボタン下側部材6cの構成要素としての下内側筒状部,
6qは下内側筒状部6pの上側内周面部分であって、弁座部5の逆スカート部5cとのシール作用を呈する小径内周面部分(シール作用部分),
6rは下内側筒状部6pの下端側内周面部分であって、弁座部5の上側環凸状部5dと係止することにより当該弁座部から当該噴射ボタンが抜けるのを防止するための下側環凸状部,
6sは噴射ボタン下側部材6cの構成要素であって、上端側が噴射ボタン中間部材6bの下向き環溝状部6nと嵌合し、下端側が下内側筒状部6pと連続して定量室A(下流定量室空間域)を画定する下外側筒状部,
をそれぞれ示している。
また、
7はマウンティングキャップ2の環凹状部2aに強く嵌合して当該マウンティングキャップとの間で回動しないように取り付けられた筒状体であって、噴射ボタン6の、静止モード位置と定量室流入モード位置との間の上下動および、静止モード位置から逆定量噴射操作の阻止モード位置への回動をそれぞれ可能とし、かつ、当該回動後の噴射ボタン6の下動を阻止する機能を備えたカバー体,
7aは当該カバー体の上端側外周面に形成されて、それぞれ噴射ボタン6の垂下片部6jの静止モード位置と定量室流入モード位置との間での上下動を案内する計四個の縦方向凹状部,
7bは縦方向凹状部7aの上下方向所定部分(図4における垂下片部6jの下端部分:図1の静止モード位置における垂下片部下端に対応した直上部分)から横方向に延びて、それぞれ噴射ボタン6と当該カバー体の間の相対的な回動操作により垂下片部6jが静止モード位置から逆定量噴射操作阻止モード位置へと移動することを許容し、かつ、この移動後の垂下片部6jへの下動阻止対向面として作用する段部であり、その幅全体にわたって略同じ高さの周方向段部,
7cは縦方向凹状部7aと周方向段部7bとの間のいわば移行部分であって、当該縦方向凹状部から当該周方向段部の方に高くなっていく斜面(上り斜面),
7dは縦方向凹状部7aおよび周方向段部7bの対する内側の起立周壁,
7eは当該カバー体の下端側内周面部分に形成されて、マウンティングキャップ2の環凹状部2aと嵌合する計四個の凸状部,
をそれぞれ示している。
ここで、定量室Aは流入弁v1から流出弁v2までの閉空間域、すなわち「横孔部4b(流入弁)−通路域4a−弁座部5の内部空間域−孔部5b−噴射ボタン中間部材6bおよび噴射ボタン下側部材6cの内部空間域−円錐台状部5aおよび環状縁部分6mの当接部分(流出弁v2)」の空間域である。
噴射ボタン中間部材6b,噴射ボタン下側部材6cおよび弁座部5の全体は、噴射ボタン本体部6aおよびステム4に対するユニット構造の形で設定されている。
なお、このユニット構造を介することにより、ステム4および噴射ボタン本体部6aとして既存の該当部品を使用できる。
ハウジング3,ステム4,弁座部5,噴射ボタン6およびカバー体7などは、ポリプロピレン,ポリエチレン,ポリアセタール,ナイロン,ポリブチレンテレフタレートなどからなるプラスチック製のものである。容器本体1およびマウンティングキャップ2は金属製のものである。
上述したように、本発明の前提となる図示の逆定量噴射機構の場合、
(21)図1の静止モード(流入弁v1:閉,流出弁v2:閉)位置の噴射ボタン6を押下げ操作することにより図2の定量室流入モード(流入弁:開,流出弁:閉)に移行し、
(22)この定量室流入モードにおいて容器本体の内容物が定量室Aに流入し、
(23)噴射ボタン6の押下げ操作の解除にともなって図3の逆定量噴射モード(流入弁:閉,流出弁:開)に移行し、
(24)この逆定量噴射モードにおいて、上記(2)で定量室Aに流入済みの内容物が外部空間に噴射される。
図1の静止モードにおいて、ステム4およびこれと一体の弁座部5は周知のコイルスプリング(図示省略)の弾性作用により最上位置で停止している。
このとき噴射ボタン6は、下内側筒状部6pの内周面に弁座部5の逆スカート部5cおよび上側環凸状部5dなどが当接し、かつ、前回の逆定量噴射の終了後その自重で下動することにより環状縁部分6mが弁座部5の円錐台状部5aに当接した状態(=流出弁閉状態)で停止している。
なお、噴射ボタン6とカバー体7などとの相対的な回動操作(静止モード位置から逆定量噴射操作阻止モード位置への回動操作)が可能である。
図1の静止モードから図4の逆定量噴射操作阻止モードに移行するには、図1の噴射ボタン6をカバー体7,弁座部5,ステム4など対して回動操作することにより、当該噴射ボタンの垂下片部6jをカバー体7の周方向段部7bに対向させて、当該噴射ボタンの押下げ操作が当該周方向段部で阻止されるようにすればよい。
噴射ボタン6の回動操作のとき、当該噴射ボタンとは別体のステム4および弁座部5は連動しない。すなわち利用者の回動操作対象は噴射ボタン6のみであって操作力の低減化を図ることができる。
図1の静止モード位置の噴射ボタン6を図4の状態へと回動操作するとき、直ぐにその
垂下片部6jの下端部分がカバー体7の斜面7cにあたって上方に案内されながらその先の周方向段部7bの方に移動する。
最終的には噴射ボタン6の垂下片部6jの下端部分とカバー体7の周方向段部7bとが対向当接したロック状態になる。
この垂下片部6jと周方向段部7bとのロック作用により、図4の逆定量噴射操作阻止モードの噴射ボタン6は不用意に押下げ操作を受けても下動しない。すなわち回動操作後位置の図4の噴射ボタン6が図2の定量室流入モード位置にシフトすることはない。
なお本発明は、(ステム付勢用とは別の)コイルスプリングなどの弾性作用により噴射ボタン6を積極的に上方向に付勢する周知の逆定量噴射機構にも適用可能である。
このような噴射ボタン6が上方向に付勢される逆定量噴射機構の場合、当該噴射ボタンは、逆定量噴射操作(押下げ操作)の解除とともに弁座部5に対して上動する。
すなわち、噴射ボタン中間部材6b(中央筒状部6k)の環状縁部分6mが弁座部5の円錐台状部5aから離間して、流出弁v2が積極的に開状態に設定される。この流出弁開状態は定量室Aの内容物噴射終了後の静止モードにおいても継続する。
この静止モードにおいて流出弁開状態が確保される逆定量噴射機構の場合、カバー体7の斜面7cを省略し、縦方向凹状部7aと周方向段部7bとが直に隣接するようなカバー体構造にしてもよい。
なお、図示の逆定量噴射機構の場合にも同様のカバー体構造、例えば周方向段部7bの高さ位置を斜面7cの略下端部分(下端部分より少し下の部分)に設定したカバー体構造を用いることができる。
逆定量噴射機構はその動作原理上、噴射ボタン6がステム側(ステム4およびこれと一体の弁座部5)と一体的に連動する構造ではない。
そのため、静止モード位置の噴射ボタン6を逆定量噴射操作の阻止モード位置へと回動させる初期段階で噴射ボタン6の垂下片部6jの下端側部分がカバー体7の縦方向凹状部7aの(斜面7cと隣接する)縦側面にいわばぶつかる場合、利用者は、噴射ボタン6を少し持上げて、その垂下片部6jの下端部分が斜面7c(または斜面省略のときの周方向段部7b)の下端部分より上に位置するようにしてから、回動操作を続ければよい。
図1の静止モード(流入弁:閉,流出弁:閉)における噴射ボタン6の押下げ操作により、図2の定量室流入モードに移行する。
このとき、
(31)流出弁閉状態で噴射ボタン6,弁座部5およびステム4が一体となって下動し、周知のステムガスケット(図示省略)の変形作用により当該ステムガスケットと横孔部4bとの間のシール作用が解除される、すなわち流入弁v1が開状態に変位し、
(32)この流入弁開状態が設定されることにより、容器本体1の内容物がハウジング3および横孔部4bを介して定量室Aへ流入する。
そして、利用者が図2の定量室流入モードにおける噴射ボタン6の押下げ操作を解除すると、図3の逆定量噴射モードに移行する。
このとき、
(41)それまで閉状態の流出弁v2を介する形で押下げ操作力を受けていた弁座部5およびステム4の一体物が、周知のコイルスプリングの弾性作用により上動して周知のステムガスケットと横孔部4bとのシール状態(流入弁v1の閉状態)に復帰し、
(42)図2の定量室流入モードで定量室Aに流入済みの噴射剤(液化ガス)の圧力作用により、噴射ボタン6が弁座部4に対して上動した状態、すなわち定量室Aの流出弁v2の開状態に移行し、
(43)定量室Aに流入済みの内容物が流出弁v2および噴射ボタン本体部6aの内容物通路域6eを経て外部空間域に噴射される。
図3の逆定量噴射モードで、定量室Aの流入済み内容物が略外部空間域に噴射されて当該定量室の内容物圧力がいわば消失すると、噴射ボタン6はその自重で下動して図1の静止モードの位置へ移行する。
図3の逆定量噴射モードにおいて、定量室Aに流入済みの噴射剤の圧力により噴射ボタン6が弁座部5に対して上動するのは、噴射ボタン中間部材6bの天井面部分などに図示上方向への噴射剤(液化ガス)の圧力が作用するからである。
図2の定量室流入モードおよび図3の逆定量噴射モードの各動作が担保されるためには、定量室Aへの流入噴射剤の圧力に関し、
(51)定量室流入モードにおける、ステム4および弁座部5に対して図示下方向に作用する(当該圧力に基づく)荷重が、ステム付勢用の周知のコイルスプリング(図示省略)の上方向への付勢力、例えば2.0kgfよりも小さく、
(52)かつ、逆定量噴射モードにおける、噴射ボタン6に対して図示上方向に作用する(当該圧力に基づく)荷重が、当該噴射ボタンの自重および、逆スカート部5c,上側環凸状部5dと下内側筒状部6pの内周面との間の摩擦力の合力よりも大きい、
ことが必要である。
これは、例えば上記(21)の要件を満足しないと、定量室Aへの流入内容物の圧力の作用で弁座部5と噴射ボタン6とが相対的に離れる方向に移動、例えばステム4および弁座部5が図2の位置よりも下動して流出弁v2が開き、通常の噴射状態になるからである。
以上の定量室Aへの流入内容物の圧力に基づく上記荷重は例えば(0.3〜1.5)kgfに設定する。ただ、この数値は単なる一例であって、上記(21),(22)の要件を満たす任意の値に設定し得ることは勿論である。
また、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、
(61)縦方向凹状部7a,周方向段部7bおよび斜面7cをカバー体7の内周面側に形成する、
(62)垂下片部6jなどをカバー体側に形成し、縦方向凹状部7a,周方向段部7bおよび斜面7cなどを噴射ボタン側に形成する、
(63)チルトタイプやレバータイプなどの各種噴射操作部を持つ逆定量噴射機構にも適用する、
ようにしてもよい。
本発明が適用されるエアゾール式製品としては、消臭剤,洗浄剤,清掃剤,制汗剤,冷却剤,筋肉消炎剤,ヘアスタイリング剤,ヘアトリートメント剤,染毛剤,育毛剤,化粧品,シェービングフォーム,食品,液滴状のもの(ビタミンなど),医薬品,医薬部外品,塗料,園芸用剤,忌避剤(殺虫剤),クリーナー,洗濯のり,潤滑剤などの各種用途のものがある。
容器本体に収納する内容物は、液状,クリーム状,ゲル状,発泡性状(泡状)など種々の形態のものを用いることができ、内容物に配合される成分としては例えば、粉状物,油成分,アルコール類,界面活性剤,高分子化合物,各用途に応じた有効成分,水などが挙げられる。
粉状物としては、金属塩類粉末,無機物粉末や樹脂粉末などを用いる。例えば、タルク,カオリン,アルミニウムヒドロキシクロライド(アルミ塩),アルギン酸カルシウム,金粉,銀粉,雲母,炭酸塩,硫酸バリウム,セルロース,これらの混合物などを用いる。
油成分としては、シリコーン油,パーム油,ユーカリ油,ツバキ油,オリーブ油,ホホバ油,パラフィン油,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,リノール酸,リノレン酸などを用いる。
アルコール類としては、エタノールなどの1価の低級アルコール,ラウリルアルコールなどの1価の高級アルコール,エチレングリコール,グリセリン,1,3−ブチレングリコールなどの多価アルコールなどを用いる。
界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウムなどのアニオン性界面活性剤、ポリオキシエチレンオレイルエーテルなどの非イオン性界面活性剤、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの両性界面活性剤、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤などを用いる。
高分子化合物としては、メチルセルロース,ゼラチン,デンプン,カゼイン,ヒドロキシエチルセルロース,キサンタンガム,カルボキシビニルポリマーなどを用いる。
各用途に応じた有効成分としては、サリチル酸メチル,インドメタシンなどの消炎鎮痛剤、安息香酸ナトリウム,クレゾールなどの除菌剤、ヒレスロイド,ジエチルトルアミドなどの害虫忌避剤、酸化亜鉛などの制汗剤、カンフル,メントールなどの清涼剤、エフェドリン,アドレナリンなどの抗喘息薬、スクラロース,アスパルテームなどの甘味料、エポキシ樹脂,ウレタンなどの接着剤や塗料、パラフェニレンジアミン,アミノフェノールなどの染料,リン酸二水素アンモニウム,炭酸水素ナトリウム・カリウムなどの消火剤などを用いる。
さらに、上記内容物以外の、懸濁剤,紫外線吸収剤,乳化剤,保湿剤,酸化防止剤、金属イオン封鎖剤なども用いることができる。
エアゾール式製品における噴射剤としては、液化石油ガス,ジメチルエーテル,フロロカーボンなどの液化ガスを用いる。
A:定量室
B:容器本体から定量室Aに流入する内容物の流れ(図2参照)
C:定量室Aから流出して外部空間域に噴射される内容物の流れ(図3参照)
D:逆定量噴射操作阻止モードを設定する際の噴射ボタン回動操作方向(図4参照)
v1:定量室Aの流入弁
v2:定量室Aの流出弁
1:容器本体
1a:環状開口端部
2:マウンティングキャップ
2a:環凹状部(アンダーカット)
3:ハウジング
4:ステム
4a:内容物の通路域(上流定量室空間域)
4b:横孔部(流入弁)
5:弁座部
5a:円錐台状部
5b:孔部
5c:逆スカート部
5d:上側環凸状部
6:噴射ボタン(噴射操作部)
6a:噴射ボタン本体部(操作本体部)
6b:噴射ボタン中間部材(操作用中間部材)
6c:噴射ボタン下側部材(操作用下間部材)
6d:上内側筒状部
6e:内容物通路域
6f:上外側筒状部
6g:リブ状部
6h:切欠状部
6j:垂下片部(縦方向片部)
6k:中央筒状部
6m:環状縁部分(流出弁)
6n:下向き環溝状部
6p:下内側筒状部
6q:小径内周面部分(シール作用部分)
6r:下側環凸状部
6s:下外側筒状部
7:カバー体
7a:縦方向凹状部
7b:周方向段部
7c:斜面(上り斜面)
7d:起立周壁
7e:凸状部

Claims (5)

  1. エアゾール容器の逆定量噴射操作の阻止機能を有する逆定量噴射機構において、
    前記エアゾール容器の定量室に対する前記逆定量噴射操作およびこの逆定量噴射操作を阻止するための回動操作のそれぞれに用いられ、かつ、前記定量室の流出弁として作用する環状部分,前記逆定量噴射操作の対象面および前記回動操作の対象筒状部を備えた噴射操作部と、
    前記定量室の流入弁として作用するとともに上流定量室空間域を有し、かつ、前記逆定量噴射操作に応じる形で、少なくとも前記流入弁が閉じた状態の静止モード位置と、前記流入弁が開いて前記流出弁が閉じた状態の定量室流入モード位置との間を移動する内容物通過用のステムと、
    前記ステムの出力側に取り付けられて前記出力側に続く中流定量室空間域を有し、かつ、前記流出弁として作用する表面部分が形成された弁座部と、
    エアゾール容器の容器本体側に取り付けられて前記噴射操作部の相対移動を案内し、また阻止する筒状のカバー体と、を備え、
    前記回動操作の対象筒状部は、
    その操作対象外周面の周方向全体が前記カバー体の外側に露出配設された外側筒状部であり、
    前記噴射操作部は、
    前記中流定量室空間域に続く下流定量室空間域を設定し、
    前記回動操作のとき、前記ステム,前記弁座部および前記カバー体のそれぞれと連動することなしに、前記カバー体との間で周方向に相対回動し、
    かつ、前記静止モード位置と前記定量室流入モード位置との間を移動する前記逆定量噴射操作および前記静止モード位置と逆定量噴射操作の阻止モード位置との間を移動する前記回動操作がそれぞれ可能な形で、
    前記弁座部および前記カバー体対して設けられ
    前記噴射操作部および前記カバー体はそれぞれ、
    前記逆定量噴射操作にともなう前記噴射操作部の移動方向における対向部分に、
    前記逆定量噴射操作および前記回動操作を個々に許容し、かつ、前記阻止モード位置に回動された前記噴射操作部の前記定量室流入モード位置への移動を阻止する、ための噴射操作部側移動設定部分およびカバー体側移動設定部分を有している、
    ことを特徴とするエアゾール容器の逆定量噴射機構。
  2. 前記噴射操作部側移動設定部分は、
    前記外側筒状部に形成された縦方向片部であり、
    前記カバー体側移動設定部分は、
    前記カバー体の周面上側に形成されて、
    前記逆定量噴射操作のときの前記縦方向片部を案内する縦方向凹状部と、
    前記静止モード位置における前記縦方向片部の下端に対応した高さからなり、前記縦方向凹状部へとつながって、前記阻止モード位置のときの前記縦方向片部の下端部分と対向する周方向段部と、を備えている、
    ことを特徴とする請求項1記載のエアゾール容器の逆定量噴射機構。
  3. 前記カバー体側移動設定部分は、
    前記縦方向凹状部と前記周方向段部との間に、前記静止モード位置における前記縦方向片部の下端に対応した前記縦方向凹状部の所定部分から横方向に延びる上り斜面を備えている、
    ことを特徴とする請求項2記載のエアゾール容器の逆定量噴射機構。
  4. 前記噴射操作部は、
    前記逆定量噴射操作の対象面および前記外側筒状部を有する上側の操作本体部と、
    前記操作本体部に嵌合して、前記下流定量室空間域を画定するとともに前記流出弁としての前記環状部分を有する操作用中間部材と、
    前記操作用中間部材に嵌合して、前記下流定量室空間域を画定するとともに前記弁座部とのシール作用部分が形成された操作用下側部材と、を備え、
    前記操作用中間部材,前記操作用下側部材および前記弁座部は、
    全体として、前記操作本体部および前記ステムに対するユニット構造の形で設定されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のエアゾール容器の逆定量噴射機構。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の逆定量噴射機構を備え、かつ、噴射用液化ガスおよび噴射対象物を収容した、
    ことを特徴とするエアゾール式製品。
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