JP2003192066A - ポンプ吐出器を備えた容器 - Google Patents
ポンプ吐出器を備えた容器Info
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Abstract
もに外観形状の多様化を図る。 【解決手段】内容物を充填した容器を内側に収納する容
器本体と、この容器本体を密閉する蓋体にベースを介し
て取り付けられ容器に充填された内容物を吸引、加圧し
てノズルヘッドの先端ノズルより排出するポンプ吐出器
とを備えた容器において、前記蓋体に、内容物を充填し
た容器の口部に連通しポンプ吐出器の吸引、加圧機構を
その内部に配置する開口とその開口を取り囲む溝部を設
け、この溝部にベースを嵌入してその相互側壁を面タッ
チにして接触させるとともに溝底において蓋体とベース
をアンダーカットによって係合する。
Description
える容器に関し、容器本体の外観形状の多様化を図ると
ともに容器内への水の侵入を確実に防止しようとするも
のである。
液体を充填しておく容器は資源の有効活用を図る観点か
ら、内容物のみを詰め替えることによって容器そのもの
が再利用できるように詰め替えタイプの容器が多用され
てきており、その口部には、内容物の適量吐出を可能と
する押圧式のポンプ吐出器が備えられている。この点に
関する先行文献としては、実用新案登録第252599
3号公報、実用新案登録第2577412号公報等が参
照される。
イプとするのが前提であるところ、どの容器も容器の外
観は容器本体の天面部からポンプ吐出器を支えるベース
キャップが突出しており、そのベースキャップから急激
に肩落ちして本体部分につながる、ほぼ同様の形状を有
している。このことから、従来から、容器の構造そのも
のに工夫を加えて外観形状の多様化を図る試みがなされ
ているけれども、容器内への水の侵入が懸念されるた
め、他の容器との識別は専ら容器の胴部に貼付したラベ
ルや色彩等に頼らざるを得ない状況にある。
内への水の侵入を確実に防止するとともに容器の外観形
状の多様化を図ることができる新規なポンプ吐出器付き
の容器を提案するところにある。
した容器を内側に収納する容器本体と、この容器本体を
密閉する蓋体にベースキャップを介して取り付けられ容
器に充填された内容物を吸引、加圧してノズルヘッドの
先端ノズルより排出するポンプ吐出器とを備えた容器で
あって、前記蓋体に、内容物を充填した容器の口部に連
通しポンプ吐出器の吸引、加圧機構をその内部に配置す
る開口とその開口を取り囲む溝部を設け、この溝部に、
ベースキャップを嵌入してその相互側壁を面タッチとす
るとともに溝底において蓋体とベースキャップをアンダ
ーカットによって係合してなることを特徴とするポンプ
吐出器を備える容器である。
うちの一方に設けられた溝ともう一方に設けられ該溝に
適合する凸部によりスプライン嵌合とするものが好まし
い。
にて固定保持する保持部を有し、その保持部の先端と、
容器本体に係合する係合部の先端がほぼ同一面内に位置
するか、もしくは、保持部の先端が係合部の先端よりも
短いものとするのがよい。
本体のほぼ全域を覆うカバーを備えたものがとくに有利
に適合する。
形にかかわる容器やパウチタイプの容器等など容器その
ものをそっくり入れ換えるレフィル容器とするのが望ま
しい。
具体的に説明する。図1は本発明に従う容器の実施の形
態を示した図である。
器(以下、内容器と記す)、2は内容器1を収納する容
器本体(以下、外容器と記す)である。
体、4はポンプ吐出器であり、このポンプ吐出器4はシ
リンダ4aと、このシリンダ4a内にて移動可能なピス
トン4bと、吸引した内容物の逆流を防止する逆止弁4
cおよび吸引管4dからなる吸引、加圧機構Pと、ピス
トン4bにつながり該ピストン4bをシリンダ4a内で
往復移動させるノズルヘッドHからなっている。
もにこれを介して蓋体3に固定するベースキップであ
る。このベースキャップ5はノズルヘッドHの内側にお
いて形成したねじ部に係合させて図2に示す如く該ノズ
ルヘッドHを固定しておくことができるベース本体5a
と、このベース本体5aに連結固定され先端にいくに従
い先細りになるテーパー付きの差込み体5bにて構成さ
れる。
いてねじ止め保持する保持部3aと内容器1の口部1a
に連通しポンプ吐出器4の吸引、加圧機構Pをその内部
に配置する開口3bとその開口3bの周りを取り囲む溝
部3cが設けられている。蓋体3の保持部3aと外容器
2に係合する部分の先端は図1の基準線Lにて示すごと
くほぼ同じ平面内に存在し、これによって外容器2の底
面を基準にして比較した場合に各先端に到達するまでの
高さ寸法をほぼ同一とする。
んで嵌入することによってポンプ吐出器4は蓋体3に取
り付けられることになるが、溝部3cの側壁とこの側壁
に接触する差込み体5bの外側面は滑らかな面を有して
いて、水等の侵入を阻止するよう面タッチで接触する。
この時、差込み体5bの先端とベース5はその溝底でア
ンダーカットcによって係合し、ポンプ吐出器4を保持
するベース5が蓋体3から簡単に抜け落ちるようなこと
がない。
に設けられた凸部、7は差込み体5bの内側面側に設け
られた溝である。ベース5を溝部3cに嵌入させる際、
図3にその要部を拡大して示すごとく、凸部6は溝7に
適合してスプライン嵌合しベース5が蓋体3の上で回転
するのを防止する。
持するベース5が、蓋体3の溝部3cに嵌入するもので
あるから、ベース5の突出代は極わずかであり、蓋体3
と外容器2、内容器1とで囲まれた空間領域Rが拡大す
るため、蓋体3及び外容器2の口部2aの形状に工夫を
加えることにより、従来の容器とは異なる外観形状とす
ることができ、容器のデザインの多様化を図ることが可
能になる。
外容器2の口部2aがほぼ同一の高さに位置するので、
内容器1を簡単に取り付けることができる。この高さ
は、組み込み作業のより一層の簡便化のために内容器1
の口部1aの方を外容器2の口部2aの高さよりも高く
するのが好ましい。
他の実施の形態を示したものであり、図において8はノ
ズルヘッドHの天面を含め外容器2のほぼ全域覆うカバ
ーである。
とすることもできるものであり、かかるカバー8によっ
て容器内への水の侵入防止効果をより一層高めることが
可能になる。とくにノズルヘッドHとカバー8を別体構
造としてアンダーカットcの如き係合手段によって保持
した構造においては、カバー8の内側が汚れたとき、そ
れを簡単に取り外して洗うことができる利点がある。図
5はカバー8の外観を示したものであり、本発明では先
端ノズルの領域については、下側に向けて切り欠いた構
造のものを示したが、強度を高める必要がある場合には
その全周を取り囲むようにするのがより好ましい。
レフィル容器とすることができるものであり、本発明で
は薄肉のブロー容器は袋状のパウチを用いることができ
る。
確実に防止できるとともに、容器の外観形状を比較的自
由に変更でき、他の容器との識別化を図り得る。
ースに固定した状態を示した図である。
る。
の形態を示した図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 内容物を充填した容器を内側に収納する
容器本体と、この容器本体を密閉する蓋体にベースキャ
ップを介して取り付けられ容器に充填された内容物を吸
引、加圧してノズルヘッドの先端ノズルより排出するポ
ンプ吐出器とを備えた容器であって、 前記蓋体に、内容物を充填した容器の口部に連通しポン
プ吐出器の吸引、加圧機構をその内部に配置する開口と
その開口を取り囲む溝部を設け、 この溝部に、ベースキャップを嵌入してその相互側壁を
面タッチにするとともに溝底において蓋体とベースをア
ンダーカットによって係合してなることを特徴とするポ
ンプ吐出器を備えた容器。 - 【請求項2】 ベースキャップと蓋体は、それぞれ、そ
のうちの一方に設けられた溝ともう一方に設けられ該溝
に適合する凸部によりスプライン嵌合するものである、
請求項1記載の容器。 - 【請求項3】 蓋体は、内容物を充填する容器をその背
面にて固定保持する保持部を有し、その保持部の先端と
容器本体に係合する係合部の先端がほぼ同一面内に存在
するか、もしくは、保持部の先端が係合部の先端がより
短いものである、請求項1又は2記載の容器。 - 【請求項4】 ノズルヘッドがその天面を含め容器本体
の上面のほぼ全域を覆うカバーを備えたものである、請
求項1〜3の何れかに記載の容器。 - 【請求項5】 内容物を充填する容器がレフィル容器で
ある、請求項1〜4の何れかに記載の容器。
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