JP2596835Y2 - 液体注出容器 - Google Patents
液体注出容器Info
- Publication number
- JP2596835Y2 JP2596835Y2 JP1992048326U JP4832692U JP2596835Y2 JP 2596835 Y2 JP2596835 Y2 JP 2596835Y2 JP 1992048326 U JP1992048326 U JP 1992048326U JP 4832692 U JP4832692 U JP 4832692U JP 2596835 Y2 JP2596835 Y2 JP 2596835Y2
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- JP
- Japan
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- container
- cylinder
- liquid
- neck
- mouth
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は液体注出容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】液状化粧品等を収納する容器体にポンプ
を装着した液体注出容器が知られており、これらに使用
される容器体は、保形性を有する肉厚の合成樹脂或いは
硝子等により形成され、従来は内容物の使用後廃棄する
のが一般的である。しかしながら、近年のゴミ処理事情
の悪化に伴い、廃棄物は出来るだけその量，嵩を押さえ
ることが要望されている。
を装着した液体注出容器が知られており、これらに使用
される容器体は、保形性を有する肉厚の合成樹脂或いは
硝子等により形成され、従来は内容物の使用後廃棄する
のが一般的である。しかしながら、近年のゴミ処理事情
の悪化に伴い、廃棄物は出来るだけその量，嵩を押さえ
ることが要望されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、この様な点
に鑑みなされたもので、廃棄の際にその嵩を出来るだけ
小さくすることができるとともに、使用時には押し下げ
ヘッドの押し込みにより容器体が潰れる等の不都合がな
く、円滑な収納液の注出を行える液体注出容器を提案す
るものである。
に鑑みなされたもので、廃棄の際にその嵩を出来るだけ
小さくすることができるとともに、使用時には押し下げ
ヘッドの押し込みにより容器体が潰れる等の不都合がな
く、円滑な収納液の注出を行える液体注出容器を提案す
るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案容器は上記課題を
解決するため、胴部３上端より口頚部４を起立させると
ともに、胴部３の上方部分が弾性的に反転して胴部３の
下方部分内へ収納されるか、或いは胴部３の下方部分が
弾性的に反転して胴部３の上方部分内へ収納される如く
構成してなる合成樹脂製の容器体１と、口頚部４外周に
螺着させた嵌合筒部８により容器体１に装着するととも
に、下端部の吸い上げパイプ９付きシリンダー１０を容
器体胴部３内に垂下させ、且つ上端のノズル１１付き押
し下げヘッド１２を上下動可能に突出させた吸い上げポ
ンプ２とを備え、ヘッド１２の上下動により容器体内の
液を吸い上げてノズル１１より注出する如く構成した液
体注出容器であって、嵌合筒部８に上端を固定させると
ともに、シリンダー１０及び吸い上げパイプ９周囲に垂
下させ、且つ下端に切り込み１４を設けてなる補強用パ
イプ１３を設けてなることを特徴とする液体注出容器と
して構成した。
解決するため、胴部３上端より口頚部４を起立させると
ともに、胴部３の上方部分が弾性的に反転して胴部３の
下方部分内へ収納されるか、或いは胴部３の下方部分が
弾性的に反転して胴部３の上方部分内へ収納される如く
構成してなる合成樹脂製の容器体１と、口頚部４外周に
螺着させた嵌合筒部８により容器体１に装着するととも
に、下端部の吸い上げパイプ９付きシリンダー１０を容
器体胴部３内に垂下させ、且つ上端のノズル１１付き押
し下げヘッド１２を上下動可能に突出させた吸い上げポ
ンプ２とを備え、ヘッド１２の上下動により容器体内の
液を吸い上げてノズル１１より注出する如く構成した液
体注出容器であって、嵌合筒部８に上端を固定させると
ともに、シリンダー１０及び吸い上げパイプ９周囲に垂
下させ、且つ下端に切り込み１４を設けてなる補強用パ
イプ１３を設けてなることを特徴とする液体注出容器と
して構成した。
【０００５】
【作用】図１の状態からポンプ２を取り外し、次いで胴
部底壁５を上方へ押し込むことにより胴部下部周壁６ａ
が図１の二点鎖線で示す状態に弾性的に反転して胴部３
の上方部分内に収納される。
部底壁５を上方へ押し込むことにより胴部下部周壁６ａ
が図１の二点鎖線で示す状態に弾性的に反転して胴部３
の上方部分内に収納される。
【０００６】図２及び図３に示す実施例では、上方より
例えば口頚部４を押し下げることにより、胴部上部周壁
６ｃが図３に示す如く弾性的に反転して胴部３の下方部
分内に収納される。いずれの場合も廃棄物の嵩を極めて
小さなものとすることができる。
例えば口頚部４を押し下げることにより、胴部上部周壁
６ｃが図３に示す如く弾性的に反転して胴部３の下方部
分内に収納される。いずれの場合も廃棄物の嵩を極めて
小さなものとすることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００８】図１は本考案の一実施例を示すもので、図
中１は合成樹脂製容器体、２は該容器体に装着した公知
のポンプ機構を有する吸い上げポンプを示す。
中１は合成樹脂製容器体、２は該容器体に装着した公知
のポンプ機構を有する吸い上げポンプを示す。
【０００９】本実施例における容器体１は、合成樹脂に
より一体に形成したもので、胴部３上端縁部より口頚部
４を起立して構成している。上記胴部３は保形性を兼ね
備える程度に全体を比較的薄肉に形成して弾性反転が行
い易く構成しており、円板状で中央部分が上方へ若干膨
出した底壁５周縁より、上方に行くに従って径の大きく
なるテーパ状の下部周壁６ａを延設し、該下部周壁６ａ
上端縁より幅狭の垂直環状部６ｂを介して上方に行くに
従って径の小さくなるテーパ状の上部周壁６ｃを延設
し、更に、上部周壁６ｃ上端縁より頂壁７を延設して構
成している。そして、下方より例えば底壁５を上方に押
圧することにより、胴部３の下部周壁６ａが上方へ弾性
的に反転して図１の二点鎖線に示す如く胴部３上方部分
内に収納される如く構成している。
より一体に形成したもので、胴部３上端縁部より口頚部
４を起立して構成している。上記胴部３は保形性を兼ね
備える程度に全体を比較的薄肉に形成して弾性反転が行
い易く構成しており、円板状で中央部分が上方へ若干膨
出した底壁５周縁より、上方に行くに従って径の大きく
なるテーパ状の下部周壁６ａを延設し、該下部周壁６ａ
上端縁より幅狭の垂直環状部６ｂを介して上方に行くに
従って径の小さくなるテーパ状の上部周壁６ｃを延設
し、更に、上部周壁６ｃ上端縁より頂壁７を延設して構
成している。そして、下方より例えば底壁５を上方に押
圧することにより、胴部３の下部周壁６ａが上方へ弾性
的に反転して図１の二点鎖線に示す如く胴部３上方部分
内に収納される如く構成している。
【００１０】ポンプ２も全体を合成樹脂により形成した
もので、容器体口頚部４外周に螺着させた嵌合筒部８に
より容器体１に装着したもので、下端部の吸い上げパイ
プ９付きシリンダー１０を容器胴部３内に垂下させると
ともに、上端のノズル１１付き押し下げヘッド１２を上
下動可能に突出させ、ヘッド１２の上下動により容器胴
部３内の液を吸い上げてノズル１１より注出する如く構
成した公知のポンプ機構を有するものである。
もので、容器体口頚部４外周に螺着させた嵌合筒部８に
より容器体１に装着したもので、下端部の吸い上げパイ
プ９付きシリンダー１０を容器胴部３内に垂下させると
ともに、上端のノズル１１付き押し下げヘッド１２を上
下動可能に突出させ、ヘッド１２の上下動により容器胴
部３内の液を吸い上げてノズル１１より注出する如く構
成した公知のポンプ機構を有するものである。
【００１１】本考案容器は、上端を嵌合筒部８に固定さ
せるとともに、シリンダー１０及び吸い上げパイプ９周
囲に垂下させ、且つ下端に切込み１４を設けてなる補強
用パイプ１３を設けている。この補強用パイプ１３を設
けることにより、胴部３の薄肉に起因するヘッド押し下
げ時の変形を防止し、吸い上げパイプ９下端からの液の
吸い上げを円滑に行える様構成している。
せるとともに、シリンダー１０及び吸い上げパイプ９周
囲に垂下させ、且つ下端に切込み１４を設けてなる補強
用パイプ１３を設けている。この補強用パイプ１３を設
けることにより、胴部３の薄肉に起因するヘッド押し下
げ時の変形を防止し、吸い上げパイプ９下端からの液の
吸い上げを円滑に行える様構成している。
【００１２】図２及び図３は本考案の他の実施例を示す
もので、本実施例では、円板状の底壁５周縁より上方に
行くに従って径の広がるテーパ状の下部周壁６ａを延設
するとともに、該下部周壁６ａ上端縁より内方へ若干縮
径した縮径部６ｄを介して上方へ行くに従って径の小さ
くなるテーパ状の上部周壁６ｃを延設し、更に、上部周
壁６ｃ上端縁より頂壁７を延設して胴部３を構成し、
又、胴部頂壁７中央に円筒状の口頚部４を立設した容器
体１を採用している。更にこの容器体は、口頚部４上端
部を縮径して縮径部４ａを形成し、その縮径部４ａ外周
にポンプ２の嵌合筒部８が嵌合可能に構成している。そ
して、上方より例えば口頚部４を下方に押圧することに
より、胴部３の上部周壁６ｃが弾性的に下方に反転して
図３に示す如く胴部３の下方部分内に収納される如く構
成している。
もので、本実施例では、円板状の底壁５周縁より上方に
行くに従って径の広がるテーパ状の下部周壁６ａを延設
するとともに、該下部周壁６ａ上端縁より内方へ若干縮
径した縮径部６ｄを介して上方へ行くに従って径の小さ
くなるテーパ状の上部周壁６ｃを延設し、更に、上部周
壁６ｃ上端縁より頂壁７を延設して胴部３を構成し、
又、胴部頂壁７中央に円筒状の口頚部４を立設した容器
体１を採用している。更にこの容器体は、口頚部４上端
部を縮径して縮径部４ａを形成し、その縮径部４ａ外周
にポンプ２の嵌合筒部８が嵌合可能に構成している。そ
して、上方より例えば口頚部４を下方に押圧することに
より、胴部３の上部周壁６ｃが弾性的に下方に反転して
図３に示す如く胴部３の下方部分内に収納される如く構
成している。
【００１３】尚、上記した容器体１以外の他の構成は全
て実施例１と同様である。
て実施例１と同様である。
【００１４】
【考案の効果】以上説明した如く、本考案容器は既述構
成としたことにより、容器体を廃棄する際、胴部の上方
部分或いは下方部分が弾性的に反転して胴部の下方部分
内或いは上方部分内に収納出来るため、容器体を略半分
の体積で廃棄することが出来、しかも、使用時には補強
用パイプの作用で、胴部の薄肉に起因するヘッド押し下
げ時の変形を防止し、吸い上げパイプ下端からの液の吸
い上げを円滑に行えるという特有の効果を発揮するもの
である。また、反転操作は胴部底壁或いは口頚部等を押
圧するだけで簡単に行える。更に、構造が簡単で安価に
製造できる利点もある。
成としたことにより、容器体を廃棄する際、胴部の上方
部分或いは下方部分が弾性的に反転して胴部の下方部分
内或いは上方部分内に収納出来るため、容器体を略半分
の体積で廃棄することが出来、しかも、使用時には補強
用パイプの作用で、胴部の薄肉に起因するヘッド押し下
げ時の変形を防止し、吸い上げパイプ下端からの液の吸
い上げを円滑に行えるという特有の効果を発揮するもの
である。また、反転操作は胴部底壁或いは口頚部等を押
圧するだけで簡単に行える。更に、構造が簡単で安価に
製造できる利点もある。
【図１】本考案容器の一実施例を示す半断面図である。
【図２】本考案の他の実施例を示す側面図である。
【図３】同実施例の容器体を折り畳んだ状態を示す説明
図である。
図である。
１…容器体，２…吸い上げポンプ，３…胴部，４…口頚
部，６ａ…胴部上部周壁，６ｃ…胴部下部周壁， ８…
嵌合筒部，９…吸い上げパイプ，１０…シリンダー，１
１…ノズル，１２…押し下げヘッド，１３…補強用パイ
プ，１４…切り込み
部，６ａ…胴部上部周壁，６ｃ…胴部下部周壁， ８…
嵌合筒部，９…吸い上げパイプ，１０…シリンダー，１
１…ノズル，１２…押し下げヘッド，１３…補強用パイ
プ，１４…切り込み
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−289447（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−27881（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−19253（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−171813（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭48−62203（ＪＰ，Ｕ) 実願 平２−98819号（実開 平４− 56634号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ) 実願 平１−105230号（実開 平３− 43410号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65D 1/02 B65D 1/32 B65D 47/34 B65F 1/00
Claims (1)
- 【請求項１】胴部３上端より口頚部４を起立させるとと
もに、胴部３の上方部分が弾性的に反転して胴部３の下
方部分内へ収納されるか、或いは胴部３の下方部分が弾
性的に反転して胴部３の上方部分内へ収納される如く構
成してなる合成樹脂製の容器体１と、口頚部４外周に螺
着させた嵌合筒部８により容器体１に装着するととも
に、下端部の吸い上げパイプ９付きシリンダー１０を容
器体胴部３内に垂下させ、且つ上端のノズル１１付き押
し下げヘッド１２を上下動可能に突出させた吸い上げポ
ンプ２とを備え、ヘッド１２の上下動により容器体内の
液を吸い上げてノズル１１より注出する如く構成した液
体注出容器であって、嵌合筒部８に上端を固定させると
ともに、シリンダー１０及び吸い上げパイプ９周囲に垂
下させ、且つ下端に切り込み１４を設けてなる補強用パ
イプ１３を設けてなることを特徴とする液体注出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992048326U JP2596835Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 液体注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992048326U JP2596835Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 液体注出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061215U JPH061215U (ja) | 1994-01-11 |
| JP2596835Y2 true JP2596835Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=12800296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992048326U Expired - Fee Related JP2596835Y2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 液体注出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2596835Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54176299U (ja) * | 1978-06-01 | 1979-12-12 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03289447A (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-19 | Nakajiyou:Kk | 包装容器 |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP1992048326U patent/JP2596835Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH061215U (ja) | 1994-01-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |