JP2002166025A - 遊技機のバックアップ・クリア方法およびそのシステム - Google Patents

遊技機のバックアップ・クリア方法およびそのシステム

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JP2002166025A
JP2002166025A JP2000367489A JP2000367489A JP2002166025A JP 2002166025 A JP2002166025 A JP 2002166025A JP 2000367489 A JP2000367489 A JP 2000367489A JP 2000367489 A JP2000367489 A JP 2000367489A JP 2002166025 A JP2002166025 A JP 2002166025A
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clearing
clear
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Tamotsu Otsu
保 大津
Kenichi Takano
賢一 高野
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機のRAMの初期化を任意の遊技台に行
う。 【解決手段】 遊技場内において、遊技場内の停電対策
の施された各遊技機をバックアップ・クリアする方法で
あって、対象の遊技機を一括してクリアするモードと、
対象の遊技機のうち、指定した遊技機を除いた遊技機に
対して一括してクリアするモードと、対象の遊技機のう
ち、指定した遊技機のみを一括してクリアするモードを
有し、前記複数のモードのうち選択したモードにおい
て、一括して遊技機のバックアップ・クリアを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、停電対策が施され
た遊技機のバックアップ・クリア方法およびそのシステ
ムに関し、さらに詳細には、停電対策が施された遊技機
の主制御部における遊技状態を表すデータを初期化する
遊技機のバックアップ・クリア方法およびそのシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】特開2000−102642号公報に
は、停電対策として遊技機の主制御部のRAMに対して
バックアップ電源を設けて、停電時においてもRAM内
に格納されている遊技状態を保存することが開示されて
いる。ここでは、商用AC電源を監視する停電検知回路
を有して停電発生時において、電源部の平滑コンデンサ
に蓄積された電力が所定以上の電圧を保持している期間
に、主制御部のCPU内部の各種のレジスタをRAM上
に退避させ、停電復旧時においては、RAM上に退避し
た各種のレジスタの値を得て、CPU内部の状態を停電
前の状態に復帰させ、停電前のプログラムを継続実行す
る遊技機が開示されている。そして、そのような遊技機
が電源投入時において、所定の第1の条件を満たしてい
るときに、RAM内のデータを消去することが開示され
ている。そして、課題として、遊技機の管理者が自己の
意思で記憶装置(RAM)を初期化する遊技機を提供す
ることであるとされている。
【0003】また、特開平8−229192号公報に
は、商用AC電源が停電した場合に、遊技機の主制御部
のRAMを、長時間ではない所定期間のみバックアップ
する技術が開示され、長時間の場合に想定される不正を
防止する効果を得ることされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、停電対
策が施された遊技機において、遊技機の状態を電源バッ
クアップされた状態から、主制御部のRAMの内容を初
期化するに当たって、それぞれの遊技機に個別に設けら
れたスイッチ操作することが必要であったり、あるいは
所定時間以上遊技機に対して商用電源供給を停止し、そ
の後に電源投入をすることが必要であるという問題があ
った。そして、前者の場合は、島設備から遊技機を、1
台づつキーを使用して開放し、各遊技機に設置してある
バックアップ・クリア・スイッチを操作する必要があっ
た。この場合、遊技場全体の遊技機の対してこの操作を
行うには長時間を要した。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、遊技機に対して商
用電源の供給継続中においても、それぞれの遊技機のR
AMの初期化を任意に行うことのできる遊技機のバック
アップ・クリア方法およびそのシステムを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、遊技場
内において、遊技場内の停電対策の施された各遊技機を
バックアップ・クリアする方法であって、対象の遊技機
を一括してクリアするモードと、対象の遊技機のうち、
指定した遊技機を除いた遊技機に対して一括してクリア
するモードと、対象の遊技機のうち、指定した遊技機の
みを一括してクリアするモードを有し、前記複数のモー
ドのうち選択したモードにおいて、一括して遊技機のバ
ックアップ・クリアを行うことを特徴とするものであ
る。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、遊技場内
において、遊技場内の停電対策の施された各遊技機のバ
ックアップ・クリア・システムであって、対象の遊技機
を一括してクリアするモードと、対象の遊技機のうち、
指定した遊技機を除いた遊技機に対して一括してクリア
するモードと、対象の遊技機のうち、指定した遊技機の
みを一括してクリアするモードを有したバックアップ・
クリア操作部と、前記操作部からの信号を受けて各遊技
機にバックアップ・クリア信号を送る外部インターフェ
−ス機器と、前記外部インターフェ−ス機器から送信さ
れた信号を受け、前記遊技機の主制御部内のRAMのデ
ータ領域を初期化するように動作させる回路とを有する
ことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項3に記載の発明においては、
前記外部インターフェース機器は、島端部に配置され、
施錠可能な空間内に設置されていることを特徴とする遊
技機のバックアップ・クリア・システムである。
【0009】また、請求項4に記載の発明においては、
遊技場内の施錠可能な空間内に設置され、遊技機の全て
を一括してバックアップ・クリアするスイッチと、各遊
技機用に設けられた個別にリセットするスイッチとを有
したバックアップ・クリア操作部を有し、当該バックア
ップクリア操作部の出力は、停電対策の施された各遊技
機のパワーオン・リセットのラインに接続されているこ
とを特徴とする遊技機のバックアップ・クリア・システ
ムである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0011】図1は、本発明に適用される遊技機の第1
の実施形態を示すブロック・ダイヤグラムであり、遊技
機の電源装置の系統を示した図である。遊技機の電源装
置100は島側電源装置110から商用AC電源を供給
されている。この電源装置に100には、電源スイッチ
103と遊技機内の主制御部に対して手動でリセットを
行うリセット・スイッチと、主制御部のスタートをRA
Mの初期化を行うColdスタートで行うか、RAMの
初期化をしないWarmスタートで行うかの選択スイッ
チを含む操作部104を含んでいる。電源装置100に
は、蓄電池あるいは大容量コンデンサを使用したバック
アップ電源102を有しており、島側電源装置110か
ら受けた電源を整流し定電圧化した不図示の電源からの
ラインと、このバックアップ電源102からのラインと
は共に不図示の逆流防止回路を経て1つのラインに結合
され、この出力が主制御部120に送られている。バッ
クアップ電源が蓄電池の場合には別回路として充電回路
が設けられ、大容量コンデンサの場合でも、充電回路は
別途設けられている。また、このバックアップ電源10
2には電圧監視回路が設けられ、所定の電圧以上か否か
が常時監視されている。
【0012】図2は、電源装置100内のインターフェ
ース部101とバックアップ電源102と主制御部との
間の接続を示す図である。インターフェース部101に
は、図示しないが、ウオッチドグ・タイマ(WDT)、
パワーオン・リセット回路、操作部104からの信号を
処理する回路、そしてAC電源の停電を検知する回路な
どを含んでいる。
【0013】図2におけるそれぞれの信号について説明
する。上述した操作部104からのリセット・スイッチ
およびCold/Warmの信号はチャッタ・フリー回
路を介して、リセット・スイッチからのロー信号は図示
したOR回路に入力され、このOR回路の出力は主制御
部のCPUのリセット入力へ、Cold/Warmの信
号は、ステイタス信号として主制御部のパラレル入力に
送られる。リセット信号のOR回路には、他にウオッチ
ドグ・タイマ(WDT)からのリセット信号、電源部に
おいて出力電圧が立ちあがり、その後所定時間の間ロー
状態を保つパワーオン・リセット信号、そして、外部か
ら受け付けたリセット信号が入力される。バックアップ
電源部からのバックアップ電源は主制御部に送られ、停
電時にデータを保存するためのRAMに供給される。ま
た、このバックアップ電源の電圧が、前述したRAMの
データ保存最低電圧より高いかことを示す電源正常の信
号は、主制御部のパラレル入力部に送られる。主制御部
からはインターフェース部に設けられたWDTへのリセ
ット信号が送られる。そして、110とパック・アップ
電源、そして電源部から主制御部に供給されるリセット
信号、バックアップ電源の正常状態を示すステイタス情
報ライン等の系統を示している。また、インターフェー
ス部に設けられた停電検出回路からの停電検出信号が、
主制御部のNMI(Non Maskable Interrupt)に送られ
る。
【0014】以上において、バックアップ電源の蓄電池
あるいは大容量コンデンサの充電状態如何に係わらず、
島側電源装置110からの電源が電源装置100に供給
されている限りにおいては、主制御部に供給されるバッ
クアップ電源102の電圧は正常値であることは勿論で
ある。また、パワーオン・リセット信号は、遊技機の電
源投入時に、あるいは停電からの復旧時に、主制御部の
CPUに対してリセット信号を供給するためのものであ
る。操作部104内のリセット・スイッチは、電源装置
に電源が供給されている際に、主制御部のCPUをリセ
ットするためのものであり、この操作時に、CPUに接
続されているRAMの初期設定を行うか、あるいは行わ
ないかを設定するための設定スイッチである。通常は、
Cold側に設定されている。このスイッチは、メンテ
ナンス時やプログラム開発時あるいはICE(イン・サ
ーキット・エミュレータ)を使用したデバック時に使用
される。
【0015】なお、遊技機において、主制御部のCPU
としてZ80互換CPUが使用され、主制御部が遊技機
全体の動作の管理を行い、複数種類のサブ基板が主制御
部からの制御を受けて、たとえば、特別図柄表示装置、
ランプ表示装置、効果音発生装置、賞球装置などの遊技
機の各部を制御している。そして、それらを制御するた
めに遊技機の各部署に配されている各種スイッチ等の入
力信号は全て主制御部に入力されている。したがって、
基板上にCPUを有するサブ基板もあるが、そのサブ基
板の動作は主制御部からの一方通行の制御信号にしたが
った従属的な動作をするのみである。したがって、本出
願において問題としている遊技状態に関するデータは全
て主制御部において管理されている。
【0016】図2に関連した主制御部のCPUの動作を
図3に基づいて説明する。図3は、主制御部のCPU
の、割り込み処理を除いたメインのフローチャートであ
る。ステップ300でCPUはリセットされ、リセット
が解除されるとステップ302に進む。ステップ302
で、バックアップ電圧が正常か否かがチェックされる。
バックアップ電源が放電した後の電源投入の場合であれ
ば、この電源投入が停電復帰時の場合であっても、RA
M内に格納されたデータは破壊されているのでRAM内
のデータ・エリアの初期化処理を行うために、ステップ
308に進む。バックアップ電圧が正常であればステッ
プ304に進み、停電後の復帰状態であるかがチェック
される。停電後の復帰時であれば、ステップ310にお
いてRAM内に格納されているCPU内のレジスタ値を
取り出してCPU内部の各種レジスタに格納し、スタッ
クポインタを初期化する復帰処理を行う。ステップ30
4において、停電後の復帰時でないとされた場合には、
Cold/Warmのステイタス状態をチェックして、
Coldの場合は、ステップ308に進み、データ・エ
リアの初期化処理を行う。Warmの場合は、RAM内
のデータを操作することはせずにジョブAに進む。ステ
ップ308、あるいはステップ310の完了後にステッ
プ312に進む。
【0017】ジョブAからジョブZは、主制御部として
の各種のジョブ、たとえば、各種の乱数発生処理、基本
タイマ更新処理、入力ポート処理、スイッチチェック処
理、各種のサブ基板への出力処理等が含まれる。ステッ
プ320は、上述したウオッチドグ・タイマへ定期的に
送るリセット信号を出力するコマンドを含んでいる。ス
テップ312ジョブAからステップ320の処理は繰り
返し行われる。なお、このフローに図示していないが、
2ms〜4msの周期を有する同期信号をポーリングす
ることで定期的に図示したジョブを実行するようになっ
ている。
【0018】また、本実施形態においては、図2に示し
たリモート・リセット信号を入力すると、通常において
はその時点ではバックアップ電圧は正常であり、停電復
帰時でもなくまたCold/WarmはCold状態で
あるので、リセット状態が解除されると、ステップ30
8のRAMデータ・エリア初期化処理が行われるように
なっている。
【0019】遊技機の主制御部のRAMには遊技状態を
示すデータが格納され、それらのデータは遊技状態の推
移にしたがって変化する。ゲームが進行して、遊技機が
遊技者に有利な確率変動状態になった場合に、RAM内
のデータを初期化すると、この遊技者に有利な状況が取
り消され、ゲーム状態は初期の段階に戻って通常の確率
が設定される。特別図柄入賞数記憶数についても、初期
化された場合は記憶数としてゼロが設定される。また、
遊技機が初期化された後にゲームが行われている場合に
は、その後のゲームの進行状況を左右する色々なデータ
が格納されて、あるいは更新されている。
【0020】本願発明は、上述した遊技機内部の主制御
部内RAMの初期化(バックアップ・クリア)処理を、
遊技場内の任意の遊技機に対して行う改良した方法を提
供する。
【0021】図4は、遊技店内において通常”島”と呼
ばれている遊技機の背面が対抗して配置されている様子
を示している。符号410、411は遊技機を表わし、
400は遊技場内の各遊技機のRAM内の初期化(バッ
クアップ・クリア)処理をシステム的に行う操作部を含
む装置であり、遊技場内の遊技機全体に対して制御する
ために、パソコンを使用した例を示している。パソコン
400に接続された符号401あるいは402はそれぞ
れの”島”に配置され、その島内部の各遊技機に対して
バックアップされている遊技状態を示すRAM内のデー
タをクリア(初期化処理)(バックアップ・クリアと称
す)を行う信号を供給する外部インターフェース機器を
示している。パソコン400から外部インターフェース
機器401あるいは402を介して各遊技機へのバック
アップクリア信号が接続されている。ここで、外部イン
ターフェース機器402は、外部インターフェース機器
401が配置される隣の”島”を示している。”島”が
多い場合は、外部インターフェース機器もそれに応じて
配置される。
【0022】図5は、パソコン400の画面上に表示さ
れる遊技機のバックアップ・クリアのための画面表示を
示す図である。符号500は遊技機のバックアップ・ク
リアの主画面であり、バックアップ・クリアに3つのモ
ードがあることを示している。第1のモードはその遊技
場全ての遊技機に一括してバックアップ・クリア信号を
送るモードであり、第2のモードは指定した遊技台を除
いた残りの遊技台全てにバックアップ・クリアの信号を
送るモードであり、第3のモードは指定した遊技台のみ
にバックアップ・クリア信号を送るモードである。
【0023】図5の符号511に示す画面は、画面50
0において第1のモードを選択した後の画面表示を示
し、画面512は第2のモードを選択して、バックアッ
プ・クリアをしない遊技台の番号102、124、30
3、308、456を入力した場合を示し、画面513
はバックアップ・クリアをする遊技台の番号115〜4
12を入力した場合を示している。それぞれの画面51
1から513内に表示されている実行釦をクリックする
ことで、それぞれのモードのバックアップ・クリアが実
行される。具体的には、それぞれのモードにおいてパソ
コン内で処理され、最終的にバックアップ・クリアする
遊技機の遊技台番号のデータが、外部インターフェース
機器401、402等にシリアル送信される。このシリ
アル送信データを受けた外部インターフェース機器は、
パラレルに変換して、それぞれのラインに対して所定時
間継続する信号を送る。この信号は実施形態において
は、フォト・カプラのダイードを通電する電圧信号であ
る。パルス幅は、信号の劣化を考慮しても数10msあ
れば十分である。シリアル制御であるので、外部インタ
ーフェース機器の設計にもよるが、正確には同時とはな
らないが、実質的には同時制御は可能である。
【0024】以上説明した外部から各遊技機の主制御部
のRAMを初期化する信号は、電源装置に設けた図1に
示すインターフェース部に入力している。このインター
フェース部は、停電検知のための回路はAC入力を有し
ているので位置的には電源部に配置するのが望ましいこ
と、また主制御部のCPUであるZ80互換CPUは内
部にWDTを含まないので外部に設ける必要があるこ
と、また、パワーオン・リセットについても、図1にお
いては主制御部のみに接続しているが、各サブ基板のC
PUに対しても送ることも可能であること、などの理由
により、また外部からの主制御部のRAMの初期化制御
を可能とするために、配線周りを考慮して、図1に示し
たインターフェ−ス回路を電源部に設けている。
【0025】外部からの主制御部のRAMの初期化制御
のための信号は、図2に示すOR回路以後は、パワーオ
ン・リセット信号、WDTのリセット信号と同一であ
り、特別な信号ラインを電源装置と主制御部の間を接続
することはしていない。
【0026】以上において、ウオッチドグ・タイマ(W
DT)、あるいは、停電時の退避処理あるいは復帰処理
については良く知られているので詳細な説明は省略し
た。また、図4に示した外部インターフェース機器につ
いても、一般的なシリアル・パラレル変換回路であり、
詳細な説明は省略した。ただし、遊技場の”島”に設け
られる外部インターフェース機器において、そのパラレ
ル出力の各々は、その島内の各遊技機に接続されている
ので、それぞれのラインに個別に押し釦スイッチを設け
ることは容易である。その場合、そのスイッチを押すこ
とで対応する遊技機にのみ信号が送られることになる。
当然ながら、外部インターフェース機器401あるいは
402は、”島”の端部に設置され、施錠可能な空間内
部に設置されることが望ましい。また、パソコンを使用
して遊技場内の各遊技機のバックアップ・クリアを行う
ようにしたが、これは、通信機器が発達している現在に
おいては、通信機器を使用して遊技場内係員の指示に基
づき、別の係員が遊技場とは別の部屋でその操作をする
ことができること、そして、このような遊技場にとって
重要な操作に複数の人間が係わることができる利点も上
げられる。
【0027】以上において、遊技場の遊技機全体のバッ
クアップ・クリアを設定し、実行する端末としてパソコ
ンを使用した例を示したが、この程度の回路規模であれ
ば、ハードロジックによる制御、あるいは単なるスイッ
チ回路の集合として構成することも可能である。この場
合を、図6に本発明による第2の実施形態として示す。
この図は、遊技場全体ではなく島単位に設けられるバッ
クアップ・クリア操作板である。ここには、島に配置さ
れた遊技機全体をバックアップ・クリアする「一括」釦
と、島に配置された遊技機の並びに似せてそれぞれの遊
技機を個別にバックアップするための釦、そして、実際
にバックアップ・クリアを実行する「実行釦」が設けら
れている。上部のそれぞれの遊技機に対応する押し釦
は、一度押すとその釦内ランプが点灯し、ランプ点灯中
に押すとそのランプが消灯するようなトグル動作をさせ
ている。そしてこれらの釦は、バックアップ・クリアす
る遊技機を事前に選択するための事前選択釦になってい
る。
【0028】図6に示す操作板を使用する場合、その島
の全ての遊技機をバックアップ・クリアする場合は、
「一括」釦を押すことで実行される。前述した第2のモ
ードと第3のモードそのものは無くなるが、第2のモー
ドの場合はそれぞれの遊技機用に設けられた釦を上部か
ら下方に滑らせながら押すことで全ての釦を点灯させ、
次ぎにバックアップ・クリアしない遊技機の釦を再度押
すことで消灯させ、バックアップ・クリアしない遊技機
のランプが消灯していることを確認して、下部の実行釦
を押すことで、同様の動作を可能にしている。そして、
前述した第3のモードに対しては、消灯状態の各遊技機
用の釦を個別に点灯させてバックアップ・クリアする遊
技機を選択し、その状態を確認したうえで下部の「実行
釦」押すことで、同様な動作を可能となる。このような
場合、操作を容易にするには、ノンロックボタンを使用
してハードロジック部分でトグル回路を構成し、さら
に、各遊技機を駆動するドライバーと、トグル回路の出
力を実行ボタンからの信号でゲート。オープンして、前
述のドライバーを駆動する回路構成が望ましいが、廉価
に構成する場合には、主要な構成部品は電源部とスイッ
チのみで構成することも想定される。ただし、操作感や
操作手順を向上させる目的で、それぞれの遊技台に対応
して設けられるボタンを一括して全点灯させたり、ある
いは全消灯させたりさせるボタンを新たに設けることも
想定される。この場合には、前述したそれぞれの釦スイ
ッチにノンロック・スイッチを使用し、ハードロジック
回路を設けることになる。図6に示していないが、並ん
だ釦の両側に遊技台番号を刻印した化粧板を配置するこ
とで、遊技台番号と押し釦の対照関係を表示することは
通常行われている。
【0029】以上、本発明を、本実施形態を使用して説
明したが、本発明の趣旨を逸脱しないで、次の形態に変
更することは容易である。
【0030】主制御部の入力部にバックアップ・クリア
信号を入力し、主制御部のフローにおいて、その入力信
号をポーリングし、バックアップ・クリア信号を検出し
たら、RAMの初期設定処理を行う。たとえば、図3に
示したステップ320において、ポーリング処理をさせ
て、外部からのバックアップ・クリア信号検出した場合
には、ステップ308に進ませることが考えられる。こ
の場合、通常のスイッチ入力として外部からの信号を入
力することになるが、スイッチのチャッタ・フリー処理
などの回路を経ることにより、耐ノイズの関係からも信
号の確実性の意味からも好ましい入力形態になる。
【0031】また、図6において、その島の遊技機を対
象にしているが、以上に説明したことを発展させて、遊
技場内の全ての遊技機を対象に構成することも容易であ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遊
技場内の遊技機を、一括して、あるいは、指定した遊技
機を除いた残りの遊技機に対して、あるいは指定した遊
技機に対してバックアップ・クリアを、簡単な操作で実
行することができるので、遊技場内の遊技機のバックア
ップ・クリアに要する時間を短縮するという効果を有
し、さらに、それぞれのモードでバックアップ・クリア
を可能とするので、遊技場の営業方針に柔軟に対応可能
とする効果を有する。
【0033】さらに、そのための信号線を他のために設
けられた信号線に割り込ませることで可能であるので、
停電対策が施された遊技機に対しては容易にシステムア
ップすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する遊技機の電源構成を示す図で
ある。
【図2】本発明を適用した、図1に示す電源装置と主制
御部との間の本発明に関係する信号を示す図である。
【図3】図1に示す主制御部のメインプログラムのフロ
ーチャートを示し、本発明に関連する部分の処理を示す
図である。
【図4】本発明の実施の形態を示し、遊技場のバックア
ップ・クリア・システムの概要を示す図である。
【図5】図4に示したバックアップ・クリア・システム
における画面を示し、バックアップ・クリアするモード
を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のバックアップ・ク
リア・システムにおいて、島単位に設けられる操作板を
示す図である。
【符号の説明】
100 電源装置 101 インターフェース部 102 バックアップ電源 103 電源スイッチ 104 操作部(リセット・スイッチ、Cold/W
armスイッチ) 110 島側電源装置 120 主制御部 130 サブ基板 140 遊技部品 200 OR回路 400 パソコン 401、402 外部インターフェース機器(シリア
ル・パラレル変換) 410、411 遊技機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場内において、遊技場内の停電対策
    の施された各遊技機をバックアップ・クリアする方法で
    あって、 対象の遊技機を一括してクリアするモードと、 対象の遊技機のうち指定した遊技機を除いた遊技機に対
    して一括してクリアするモードと、 対象の遊技機のうち、指定した遊技機のみを一括してク
    リアするモードを有し、 前記複数のモードのうち選択したモードにおいて、一括
    して遊技機のバックアップ・クリアを行うことを特徴と
    する遊技機のバックアップ・クリア方法。
  2. 【請求項2】 遊技場内において、遊技場内の停電対策
    の施された各遊技機のバックアップ・クリア・システム
    であって、 対象の遊技機を一括してクリアするモードと、対象の遊
    技機のうち、指定した遊技機を除いた遊技機に対して一
    括してクリアするモードと、対象の遊技機のうち、指定
    した遊技機のみを一括してクリアするモードを有したバ
    ックアップ・クリア操作部と、 前記操作部からの信号を受けて各遊技機にバックアップ
    ・クリア信号を送る外部インターフェース機器と、 前記外部インターフェース機器から送信された信号を受
    け、前記遊技機の主制御部内のRAMのデータ領域を初
    期化するように動作させる回路とを有することを特徴と
    する遊技機のバックアップ・クリア・システム。
  3. 【請求項3】 前記外部インターフェース機器は、島端
    部に配置され、施錠可能な空間内に設置されていること
    を特徴とする請求項2に記載のバックアップ・クリア・
    システム。
  4. 【請求項4】 遊技場内の施錠可能な空間内に設置さ
    れ、遊技機の全てを一括してバックアップ・クリアする
    スイッチと、各遊技機用に設けられた個別にリセットす
    るスイッチとを有したバックアップ・クリア操作部を有
    し、当該バックアップクリア操作部の出力は、停電対策
    の施された各遊技機のパワーオン・リセットのラインに
    接続されていることを特徴とする遊技機のバックアップ
    ・クリア・システム。
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