JPH0751460A - パチンコ機の情報表示装置 - Google Patents

パチンコ機の情報表示装置

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JPH0751460A
JPH0751460A JP5215010A JP21501093A JPH0751460A JP H0751460 A JPH0751460 A JP H0751460A JP 5215010 A JP5215010 A JP 5215010A JP 21501093 A JP21501093 A JP 21501093A JP H0751460 A JPH0751460 A JP H0751460A
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Isao Kishi
勇夫 岸
Nobuharu Yoshida
信晴 吉田
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Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 図柄表示器の利用価値をさらに高め得ると共
に、各台ごとの履歴情報の確認が容易なパチンコ機の情
報表示装置を提供すること。 【構成】 各パチンコ機1に設けられた個別切換えスイ
ッチSW1 を操作することにより、図柄表示器8にアウ
ト玉数,セーフ玉数,出玉率等の履歴情報が表示される
こととなる。このため、該履歴情報に即して、釘調整を
最適に行なうことができ、かつ図柄表示器8の利用価値
をさらに高め得ることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め定められた種々の
図柄を変動表示する図柄表示器を備えたパチンコ機の情
報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】予め定められた種々の図柄を変動表示す
る図柄表示器を備え、始動口に連通する図柄始動通路を
遊技球が通過すると、該図柄始動通路に設けた始動口ス
イッチからの球検知信号に基づいて図柄表示器が変動開
始し、種々の図柄を停止表示し、該図柄表示器の停止図
柄が所定の組合わせである場合に、特別入賞口を開放作
動する大当り状態を発生させるようにした、いわゆるフ
ィーバー式パチンコ機は種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来構成の
図柄表示器にあっては、変動を生じていない間は、前に
停止した図柄が継続して示されているだけであり、必ず
しも、有効にその機能を果たしているとは言いえないも
のであった。
【0004】また、上述のように、大当り状態を発生さ
せるいわゆるフィーバー式パチンコ機のように、一度に
大量の出玉が発生する機種にあっては、遊技者と、遊技
場との利益の調和を計ることが難しく、このため、各台
ごとの正確な管理情報に基づいて釘調整をする必要があ
る。
【0005】一方、遊技者にとっても、当該パチンコ機
の履歴情報を随意に引出すことができれば、パチンコ遊
技の戦略的面白さが向上することとなる。
【0006】本発明は、図柄表示器の利用価値をさらに
高め得ると共に、各台ごとの履歴情報の確認が容易なパ
チンコ機の情報表示装置を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の手段は、
各種玉通路に配設したカウントスイッチにより検知され
たセーフ玉数,アウト玉数,始動口入賞数等の玉通過数
や、図柄変動回数及び大当り回数等を計数して蓄積記憶
する記憶装置と、記憶装置に蓄積されたセーフ玉数,ア
ウト玉数,始動口入賞数,図柄変動回数等の計数情報か
ら、出玉率,大当り確率等の加工情報を算出する演算手
段と、計数情報及び加工情報等からなる履歴情報を図柄
表示器に出力する出力制御手段と、各パチンコ機に設け
られて、オン切換えにより、出力制御手段に出力指令し
て図柄表示器に履歴情報を表示させる個別切換えスイッ
チとを備えたことを特徴とする情報表示装置である。
【0008】また第二の手段は、前記記憶装置,演算手
段及び出力制御手段を備えると共に、パチンコ機群ごと
に設けられ、オン切換えにより当該一群の各パチンコ機
の出力制御手段に出力指令して、基本的な履歴情報から
なる一次情報を各パチンコ機の図柄表示器に同時表示さ
せる集中切換えスイッチと、各パチンコ機に設けられ
て、オン切換えにより、出力制御手段に出力指令して、
比較的詳細な履歴情報を含む二次情報を当該パチンコ機
の図柄表示器に表示させる個別切換えスイッチとを備え
たことを特徴とする情報表示装置である。
【0009】
【作用】第一の手段にあっては、パチンコ機の釘を調整
する場合等にあって、個別切換えスイッチをオン操作す
ると、図柄表示器にアウト玉数,セーフ玉数,出玉率等
の履歴情報が表示されることとなる。このため、該履歴
情報に即して、釘調整を行ない得ることとなる。また遊
技者による操作を可能とした場合には、該履歴情報に基
づき、遊技戦略を立てることが可能となる。
【0010】この履歴情報が多種にわたるため、図柄表
示器で一度には表示できない場合には、スイッチの操作
ごとに異なった履歴情報を順次表示するようにしても良
い。この場合に、上述の第二の手段のように、一次情報
と二次情報とを順次表示するようにしても良い。
【0011】また第二の手段にあっては、個別切換えス
イッチは、釘調整を専用とする場合には、遊技者に操作
されないように、遊技盤面内の目に付かない場所に配置
し、遊技盤の開閉扉を開放しないと、操作不能とする等
の配慮がなされるから、全てのパチンコ機について開閉
扉を開放してから、個別切換えスイッチをオン操作する
等の作業を要して面倒である。そこで、パチンコ機群ご
と(通常は島ごと)に設けた集中切換えスイッチをオン
操作することにより、基本的な履歴情報からなる一次情
報を各パチンコ機の図柄表示器に同時的に表示させ、基
本情報から釘調整を要するものを選び出し、個別切換え
スイッチが遊技盤面内にある場合には、開閉扉を開放し
てから、該個別切換えスイッチを操作して、二次情報を
表示し、詳しい情報を確認して、釘の調整を行なう。
【0012】
【実施例】添付図面について本発明の実施例を説明す
る。
【0013】図1,2にあって、パチンコ機1の遊技盤
3は、ガラス板を嵌めた開閉扉2で覆われて視認可能と
なっており、その遊技盤3の盤面中央には図3で拡大し
て示すように、中央に特別図柄表示装置6が配設され
る。この特別図柄表示装置6には、液晶表示器からなる
単一の図柄表示器8が設けられている。図柄表示器8は
その画面上に表示部D,E,Fが区画され、夫々「0」
〜「9」,「A」〜「J」等、数字及びアルファベット
等からなる複数の図柄が表示される。また特別図柄表示
装置6には図柄表示器8の上縁に沿って、4個のパイロ
ットランプからなる待機記録ランプ列9が設けられてい
る。尚、この図柄表示器8を液晶表示器に換えてドット
マトリックス表示器を適用するようにしても良い。
【0014】特別図柄表示装置6の直下位置には、図柄
表示器8を作動させるための特別図柄始動口14が設け
られる。この特別図柄始動口14に連通する図柄始動通
路には、光電スイッチ、リミットスイッチ等により構成
される始動用玉検知スイッチと、始動口入賞数を計数す
るためのカウントスイッチとを兼用する始動口入賞カウ
ントスイッチS1 が設けられ、特別図柄始動口14に玉
が入ると、通常の入賞口と同様にその遊技球の通過に伴
って所定数の景品球を発生させると共に、始動口入賞カ
ウントスイッチS1 による球検知に伴って、中央制御装
置MPU32の指令により図柄表示駆動回路を介して図
柄表示器8を駆動するようにしている。
【0015】前記特別図柄表示装置6のさらに下方に
は、幅広の特別入賞口23を備えた特別変動入賞装置2
2が配設されている。この特別変動入賞装置22は、蓋
体24をソレノイドにより前後方向に開放することによ
り、該蓋体24の案内作用により、特別入賞口23に遊
技球を案内する公知構成からなり、前記特別入賞口23
の中央部を特定領域25として、後述するように該特定
領域25に遊技球が入ると、連続開放作動を生ずるよう
にしている。この特別入賞口23には、図8で示すよう
に、所定制限個数を計数するためのカウントスイッチS
2 と、特定領域25への玉の流入を検知するV入賞スイ
ッチS3 とが内蔵されている。
【0016】遊技盤3には、その他種々の入賞口が設け
られており、これらはセーフ玉通路と連通しており、図
8で示すように、この玉通路にセーフ玉用カウントスイ
ッチS5 が配設される。またアウト玉口が連通するアウ
ト玉通路にも同様にアウト玉用カウントスイッチS6
配設されている。
【0017】而してパチンコ機1に配設された各カウン
トスイッチS1 ,S5 ,S6 により、始動口入賞数,セ
ーフ玉数,アウト玉数等が計数される。
【0018】一方、各パチンコ機1の遊技盤3の遊技に
支障のない左隅部には、図2のように個別切換えスイッ
チSW1 が設けられている。この個別切換えスイッチS
1は、遊技者による操作を前提としなければ、パチン
コ機1の裏面側に設けても良い。
【0019】さらには、図6で示すように、パチンコ機
1が表裏で多数列設された島50の端部には後述するよ
うに各パチンコ機1に一次情報を表示する集中切換えス
イッチSW2 が設けられている。この集中切換えスイッ
チSW2 は、図7で示すように、回路ボックス51内に
同一島内の機種の異なるパチンコ機1に対応して複数個
収納されている。この集中切換えスイッチSW2 は、集
中管理室等に配置しても良い。
【0020】またパチンコ機1の裏面には、図4,5で
示すように各種電子部品等からなるメイン基板30が設
置されている。
【0021】このメイン基板30は、図8で示すよう
に、第1及び第2のマイクロコンピュータ31,32が
搭載され、本発明の情報表示装置において、図柄表示制
御手段,記憶装置,演算手段及び出力制御手段を構成す
るものである。ここで中央制御装置MPU33は、制御
動作を所定の手順で実行するものであって、動作プログ
ラムを格納する記憶装置ROM34と、必要なデータを
随時読み書きできる記憶装置RAM35が接続されてい
る。
【0022】この記憶装置ROM34には、制御プログ
ラム、乱数テーブル、大当り遊技パターン及びランプ,
LEDの表示パターン、スピーカからの音声発生パター
ン等の固定データが記憶されている。
【0023】また記憶装置RAM35には、特別図柄始
動口14のカウントスイッチS1 、特別入賞口23内の
カウントスイッチS2 及び特定領域25内に設けられた
V入賞スイッチS3 からの遊技情報を記憶したり、また
は図柄表示部D〜Fの停止表示態様を定めるデータ等を
一時的に記憶する記憶エリア、ソフトタイマを構成する
レジスタ領域及びマイクロコンピュータ31のワークエ
リア等が設けられている。またこの記憶装置RAM35
は、各カウントスイッチS1 ,S5 ,S6 により検知さ
れたセーフ玉数,アウト玉数,始動口入賞数等の玉通過
数や、図柄変動回数及び大当り回数等を計数して蓄積記
憶する。
【0024】この中央制御装置MPU33と記憶装置R
OM34,RAM35との間にはメモリにデータを読み
書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝えるアド
レスバスと、データのやり取りを行なうデータバスとが
接続されている。
【0025】またマイクロコンピュータ31には、中央
制御装置MPU33に電気を供給する電源回路や電源電
圧が許容電圧値からはずれたときにORゲートを介して
リセット信号を送る電圧検出回路、クロックパルスを発
生させる発振回路、発振回路のクロックパルスを分周
し、ORゲートを介してリセット端子にリセット信号を
送る分周器等が接続されている。
【0026】中央制御装置MPU33の入力側には、チ
ャタリングを防止する波形整形回路36を介して特別図
柄始動口14のカウントスイッチS1 、特別入賞口23
内のカウントスイッチS2 及び特定領域25内に設けら
れたV入賞スイッチS3 が接続されている。さらにはセ
ーフ玉用カウントスイッチS5 ,アウト玉用カウントス
イッチS6 及び個別切換えスイッチSW1 ,集中切換え
スイッチSW2 が接続され、各スイッチから送り出され
た信号を波形整形回路36により波形整形して中央制御
装置MPU33に入力データとして伝えるようにしてい
る。
【0027】また中央制御装置MPU33の他の入出力
側にはI/O回路が接続され、該I/O回路には、第2
の制御手段として作用する第2のマイクロコンピュータ
32及び、特別変動入賞装置22のソレノイド(アタッ
カー用ソレノイド)、待機記録ランプ列9を構成する記
憶個数表示LED、風車ランプA,B、サイドランプ
A,Bが接続されている。さらには中央制御装置MPU
33には、音データを受けてアンプに出力するサウンド
ジェネレータが接続されている。
【0028】上記I/O回路に接続された第2のマイク
ロコンピュータ32は、LCD可変表示用MPU38と
ドライバーとを備えており、そのドライバーに液晶表示
器からなる図柄表示器8が接続されている。この第2の
マイクロコンピュータ32の記憶装置ROM39には、
液晶表示器(図柄表示器8)への可変表示データ、その
表示パターン及び大当り表示態様等の固定データが記憶
されている。さらに記憶装置ROM39には、上述した
個別切換えスイッチSW1 及び集中切換えスイッチSW
2 のオン操作により図柄表示器8に適宜表示する履歴情
報を表示するためのフォームデータが記憶されている。
【0029】一方、図9で示すように、セーフ玉用カウ
ントスイッチS5 及びアウト玉用カウントスイッチS6
は、波形整形回路37を介して第2のマイクロコンピュ
ータ32に接続するようにし、第2のマイクロコンピュ
ータ32の記憶装置RAM40に、各カウントスイッチ
5 ,S6 により検知されたセーフ玉数,アウト玉数が
蓄積記憶されるようにし、このセーフ玉数,アウト玉数
に係る後述する加工情報を、第2のマイクロコンピュー
タ32のLCD可変表示用MPU38に演算させるよう
にしても良い。従って、この回路に係る記憶装置は、マ
イクロコンピュータ31,32内の記憶装置RAM3
5,40により夫々構成されることとなる。
【0030】次にかかる各パチンコ機1の基本作動につ
き説明する。
【0031】前記特別図柄始動口14を遊技球が通過す
ると、カウントスイッチS1 による玉検知に伴い、景品
球の供給と共に図柄表示器8が駆動する。尚、連続的に
通過した場合には、待機記録ランプ列9が順次点灯し、
最高四個まで保留される。従って、四個が保留されてい
るときに始動口14を通過した玉は、過剰玉となって図
柄表示器8の駆動を生じさせない。このため、後述する
始動口入賞数と図柄変動回数とは一致せず、夫々が計数
情報として別個の意味を有することとなる。
【0032】前記特別図柄始動口14への球通過に伴っ
て、図柄表示器8が駆動すると、図柄表示駆動回路によ
る切換制御により図柄表示器8の表示部D,E,Fは変
動を開始し、約8秒程度経過すると、表示部D,E,F
の順番に変動が停止する。このとき前記表示部Dと表示
部Eの図柄が一致した場合には、表示部Fが低速スクロ
ール等、リーチ状態に対応する特別な作動を生じて、遊
戯者の高揚感を増長させるようにした後、表示部Fが停
止する。このとき、表示部Fが異なった図柄で停止した
場合には元の状態に復帰する。
【0033】一方、この表示部D,E,Fが例えば「1
11」、「222」、「333」、「AAA」等、数字
又はアルファベットからなる図柄が同一となる等の大当
り表示となった場合には、図8のサウンドジェネレータ
及びアンプを介してスピーカーが鳴音を発すると共に特
別変動入賞装置22のソレノイドが駆動し、蓋体24が
前方に傾動して特別入賞口23が開放し、カウントスイ
ッチS2 により規定入賞数である10個の遊戯球が入賞検
知されるか、最長開口時間の約30秒間経過するかのどち
らかの条件を満足すると、一旦開放動作を終了する。一
方、特定領域25を通過してV入賞スイッチS3 により
玉検知された時には連続駆動し、その開放動作終了後に
再び特別入賞口23が開放する。この連続作動の回数は
初回開放を含め最高16回までとする。
【0034】この一連の遊技にあって、始動口14及び
特別入賞口23内に配備された玉検知スイッチS1 〜S
3 による玉検知信号出力は遊技情報として、また各カウ
ントスイッチS1 ,S5 ,S6 (カウントスイッチS1
は始動用玉検知スイッチと兼用)によりカウントされた
始動口入賞数,セーフ玉数,アウト玉数等の計数情報と
して、記憶装置RAM35に記憶蓄積される。
【0035】また中央制御装置MPU33は、始動口入
賞数,セーフ玉数,アウト玉数,大当り数,特別図柄始
動数等の計数情報を演算加工して、加工情報を算出す
る。すなわち中央制御装置MPU33は、演算制御装置
を構成する。
【0036】この加工情報としては、差玉(=アウト玉
数−セーフ玉数),出玉率(=セーフ玉数/アウト玉数
×100 %)、稼動率(=アウト玉数/絶対アウト玉数×
営業時間(分)×100 %),大当り確率(=大当り回数
/図柄変動回数×100 %)のほか、特賞情報,大当り時
の出玉数,継続回数等種々の情報がある。これらの加工
情報は計数情報とともに履歴情報を構成することとな
る。
【0037】そして釘調整等のために、この履歴情報を
知りたい場合には、閉店後、個別切換えスイッチSW1
または集中切換えスイッチSW2 をオン操作する。この
操作により、マイクロコンピュータ31から第2のマイ
クロコンピュータ32へ出力指令され、図柄表示器8に
所定の履歴情報が表示されることとなる。
【0038】ところで、この集中切換えスイッチSW2
は、そのオン操作により、基本的な履歴情報からなる一
次情報が同一島50内の同一機種の各パチンコ機1の図
柄表示器8に同時的に表示される。この一次情報は、釘
調整をすべきかどうかを判定するのに有用な始動口入賞
回数,図柄変動回数,セーフ玉数,アウト玉数,出玉率
等の基本的な履歴情報からなる。
【0039】そして、釘調整をすべきと判断したパチン
コ機1にあっては、開閉蓋2を開放して遊技板3の左下
隅部の個別切換えスイッチSW1 を押す。これにより、
セーフ玉数,出玉率等のほか上述した差玉,出玉,稼動
率,大当り確率等の詳細な履歴情報が算出されて表示さ
れる。従って、かかる操作により豊富な情報に基づき夫
々調整を行なうことができ、これにより最適な釘調整が
施されることとなる。この個別切換えスイッチSW1
さらに押圧操作することにより、順次履歴情報が表示さ
れる。この場合に、上述の一次情報,二次情報が順次繰
り出されるようにしても良い。
【0040】上述の構成では、集中切換えスイッチSW
2 を設けたものであるが、個別切換えスイッチSW1
みを設けるようにしても良い。
【0041】上述の構成にあって、個別切換えスイッチ
SW1 を遊技者による操作を可能としても良い。これに
より、個別切換えスイッチSW1 の操作によって、遊技
者は図柄表示器8の表示から当該パチンコ機1の履歴情
報を得ることができ、遊技戦略を立てることが可能とな
り、パチンコ遊技の興趣を向上させることができる。こ
の場合には切換えスイッチSW1 はパチンコ機1の正面
で、操作性の良いところに付設されることとなる。尚、
遊技場側で把握し得る履歴情報と、遊技者が入手可能な
履歴情報とを区別するために、個別切換えスイッチSW
1 のみを操作すると、遊技者が知っても不都合のない簡
易情報のみが表示されるようにし、集中切換えスイッチ
SW2 を押してから、個別切換えスイッチSW1 を操作
すると、釘調整のために必要な詳細な情報が表示される
こととなるようにしても良い。
【0042】
【発明の効果】本発明は、上述したように、各パチンコ
機1に設けられた個別切換えスイッチSW1 を操作する
ことにより、図柄表示器8にアウト玉数,セーフ玉数,
出玉率等の履歴情報が表示されることとなる。
【0043】このため、該履歴情報に即して、釘調整を
最適に行なうことができ、集中管理室から情報シートを
持ち込む等の面倒がなく、釘調整作業を容易、迅速かつ
可及的正確に行なうことができると共に、図柄表示器8
の利用価値をさらに高め得ることとなる。
【0044】また、個別切換えスイッチSW1 を遊技者
による操作を可能とした場合には、その操作により図柄
表示器8に表示された該履歴情報に基づき、遊技戦略を
立てることが可能となり、パチンコ遊技の興趣を向上さ
せることができる。
【0045】さらには、パチンコ機1群ごとに設けた集
中切換えスイッチSW2 をオン操作することにより、基
本的な履歴情報からなる一次情報を各パチンコ機1の図
柄表示器8に同時的に表示させ、各パチンコ機1ごとに
設けた個別切換えスイッチをオン操作することにより、
比較的詳細な履歴情報を含む二次情報を図柄表示器8に
表示させるようにした構成にあっては、集中切換えスイ
ッチSW2 により表示される基本情報から釘調整を要す
るものを選び出し、調整が必要なもののみを個別切換え
スイッチを操作して、詳しい情報を確認してから釘の調
整を行なうことができるから、上述の効果と共に、釘調
整をさらに迅速に行ない得ることとなる等の優れた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機1の正面図である。
【図2】本発明の開閉扉3を開放した状態のパチンコ機
1の斜視図である。
【図3】本発明の特別図柄表示装置6の正面図である。
【図4】本発明のパチンコ機1の裏面図である。
【図5】メイン基板30を示すパチンコ機1の一部裏面
の斜視図である。
【図6】パチンコ機1の島50を示す斜視図である。
【図7】集中切換えスイッチSW2 を示す回路ボックス
51の開放状態の斜視図である。
【図8】マイクロコンピュータ31,32を示すブロッ
ク回路図である。
【図9】マイクロコンピュータ31,32を示す他の構
成のブロック回路図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機1 6 特別図柄表示装置 8 図柄表示器 14 特別図柄始動口 31,32 マイクロコンピュータ S1 〜S3 玉検知スイッチ S1 ,S5 ,S6 カウントスイッチ SW1 個別切換えスイッチ SW2 集中切換えスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた種々の図柄を変動表示する
    図柄表示器を備え、始動口に連通する図柄始動通路を遊
    技球が通過すると、該図柄始動通路に設けた始動口スイ
    ッチからの球検知信号に基づいて図柄表示器を変動開始
    させ、種々の図柄を停止表示する図柄表示制御手段を具
    備し、該図柄表示器が所定の図柄又は所定の図柄の組み
    合わせである場合には、遊戯盤上で所定の利益ある作動
    を生じさせるパチンコ機にあって、 各種玉通路に配設したカウントスイッチにより検知され
    たセーフ玉数,アウト玉数,始動口入賞数等の玉通過数
    や、図柄変動回数及び大当り回数等を計数して蓄積記憶
    する記憶装置と、 記憶装置に蓄積されたセーフ玉数,アウト玉数,始動口
    入賞数,図柄変動回数等の計数情報から、出玉率,大当
    り確率等の加工情報を算出する演算手段と、 計数情報及び加工情報等からなる当該パチンコ機の履歴
    情報を図柄表示器に出力する出力制御手段と、 各パチンコ機に設けられて、オン切換えにより、出力制
    御手段に出力指令して図柄表示器に履歴情報を表示させ
    る個別切換えスイッチとを備えたことを特徴とするパチ
    ンコ機の情報表示装置。
  2. 【請求項2】予め定められた種々の図柄を変動表示する
    図柄表示器を備え、始動口に連通する図柄始動通路を遊
    技球が通過すると、該図柄始動通路に設けた始動口スイ
    ッチからの球検知信号に基づいて図柄表示器を変動開始
    させ、種々の図柄を停止表示する図柄表示制御手段を具
    備し、該図柄表示器が所定の図柄又は所定の図柄の組み
    合わせである場合には、遊戯盤上で所定の利益ある作動
    を生じさせるパチンコ機にあって、 各種玉通路に配設したカウントスイッチにより検知され
    たセーフ玉数,アウト玉数,始動口入賞数等の玉通過数
    や、図柄変動回数及び大当り回数等を計数して蓄積記憶
    する記憶装置と、 記憶装置に蓄積されたセーフ玉数,アウト玉数,始動口
    入賞数,図柄変動回数等の計数情報から、出玉率,大当
    り確率等の加工情報を算出する演算手段と、 計数情報及び加工情報等からなる履歴情報を図柄表示器
    に出力する出力制御手段と、 パチンコ機群ごとに設けられ、オン切換えにより当該一
    群の各パチンコ機の出力制御手段に出力指令して、基本
    的な履歴情報からなる一次情報を各パチンコ機の図柄表
    示器に同時表示させる集中切換えスイッチと、 各パチンコ機に設けられて、オン切換えにより、出力制
    御手段に出力指令して、比較的詳細な履歴情報を含む二
    次情報を当該パチンコ機の図柄表示器に表示させる個別
    切換えスイッチとを備えたことを特徴とするパチンコ機
    の情報表示装置。
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