JP2003103020A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003103020A JP2001304972A JP2001304972A JP2003103020A JP 2003103020 A JP2003103020 A JP 2003103020A JP 2001304972 A JP2001304972 A JP 2001304972A JP 2001304972 A JP2001304972 A JP 2001304972A JP 2003103020 A JP2003103020 A JP 2003103020A
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Atsushi Fujimoto
淳 富士本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技機自身に、短時間出玉率を取得するための
自己診断機能を持たせ、実射試験を特別な装置等を要す
ることなく簡便に行えるようにする。 【解決手段】遊技機の制御装置に短時間出玉情報取得手
段を設けた。この短時間出玉情報取得手段は、短時間相
当の幅を細かく区分した単位区分あたりの遊技媒体の投
入数と払出数に関する単位情報を順次記憶する記憶手段
と、この記憶手段の記憶に基づいて単位区分づつ起点を
ずらせた各短時間相当の遊技媒体の投入数に対する払出
数に関連する情報を出力する出玉情報出力手段を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機、
回胴式遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機な
ど、主として、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に
関する法律(以下、風営法という)第2条第1項第7号
のぱちんこ屋等の営業に供される遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機は、パチンコ玉や遊技メ
ダルといった遊技媒体を投入して遊技を行い、入賞によ
り所定個数の遊技媒体を払出すものであるが、風営法及
びその関連規定により、著しく客の射幸心をそそるおそ
れがないように、一定時間内等における遊技媒体の投入
数に対する払出数の比率であるいわゆる出玉率が所定の
範囲内となるように規制されている。そして、遊技機が
この出玉率の規制に適合するか否かは、指定試験機関で
行う実射試験によって厳密に検査される。
【0003】この実射試験は、パチンコ遊技機を例でい
うと、遊技盤面に発射されるパチンコ玉の個数をレーザ
ー検知装置等で読み取ると共に、遊技機の主制御基板上
のコネクタから入賞による賞球の払出個数を取り出し、
これらパチンコ玉の発射による投入数と入賞による払出
数とを専用の試験機またはパソコンに入力させ、例えば
30時間以上にわたりモニターするというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、レーザー検
知装置等や専用の試験機またはパソコンを必要とする
し、ケーブルの接続作業等も要し、試験が繁雑なもので
あった。また、30時間トータルの総投入数に対する総
払出数の比率であるいわゆる長時間出玉率のみを取得す
る場合は、投入数及び払出数を単純に積算記録すればよ
いが、その長時間内の任意の時点における例えば1時間
相当の短時間出玉率を取得するためには、試験機やパソ
コンに組み込む試験用プログラムが複雑になる反面、合
否の判定基準も判り難いものになる恐れがあった。
【0005】また、試験機関で試験を受ける前、メーカ
ー側で出玉率の設計値が適性か否かを予め検証する場合
にも、同様に実射試験の繁雑さが伴い、大当たりの当選
確率の設定等について十分に事前検証し難い問題があ
り、最終的に良しとして試験機関に新製品を持ち込んで
も、そこでの実射試験にパスせず、再度メーカー側で確
率値等の見直しを余儀なくれる恐れもあった。
【0006】本発明では、遊技機自身に、短時間出玉率
を取得するための自己診断機能を持たせることにより、
試験機関及びメーカー双方において、実射試験を特別な
装置等を要することなく簡便に行うことができ、検査労
力及び設計労力を軽減できる遊技機を提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、遊技媒体を投入して遊技を行
い、入賞により所定個数の遊技媒体を払出す遊技機にお
いて、遊技機の制御装置に、比較的長期の遊技中に任意
にとる短時間相当の遊技媒体の投入数に対する払出数に
関連する情報を取得する短時間出玉情報取得手段を設
け、この短時間出玉情報取得手段は、前記短時間相当の
幅を細かく区分した単位区分あたりの遊技媒体の投入数
と払出数に関する単位情報を順次記憶する記憶手段と、
この記憶手段の記憶に基づいて前記単位区分づつ起点を
ずらせた各短時間相当の遊技媒体の投入数に対する払出
数に関連する情報を出力する出玉情報出力手段とを含む
ものとした。
【0008】前記短時間相当とは、例えば、パチンコ遊
技機では1時間、回胴式遊技機では400ゲームであ
る。前記単位区分は、例えば、1時間に対する1〜10
分、400ゲームに対する1〜50ゲームなどである。
出玉情報出力手段での情報の出力は、ランプ、LED、
液晶ディスプレイ等の表示器やプリンター等に出力する
他、RAM、メモリーカード、ハードディスクなどへ出
力する場合も含む概念である。
【0009】こうして、前記記憶手段に順次記憶した単
位区分あたりの遊技媒体の投入数と払出数に関する単位
情報を集計することにより、前記短時間相当の出玉率を
算出することができる。また、前記単位区分づつ起点を
ずらせた各短時間相当の遊技媒体の投入数に対する払出
数に関連する情報を前記出玉情報出力手段により出力す
るため、前記単位区分の幅を粗さとして、長期の遊技中
のどの短時間内における出玉率も知ることができる。こ
のように、遊技機自身に短時間出玉情報取得手段を設
け、自己診断機能を持たせたから、試験機関及びメーカ
ー双方において、実射試験を特別な装置等を要すること
なく簡便に行うことができ、検査労力及び設計労力を軽
減することができる。
【0010】請求項2記載の発明は、遊技機の制御装置
の限られたメモリを有効利用するため、前記出玉情報出
力手段の出力に伴い、この出力にかかる短時間の起点と
なる単位情報の記憶領域を新たな情報の記憶領域に明け
渡す記憶領域節約手段を設けた。これにより、既に集計
済みで、次以降の短時間相当の出玉情報を得るには不要
になった情報の記憶領域を有効利用することができ、限
られたメモリの節約が図れる。
【0011】請求項3記載の発明は、短時間出玉情報の
明確な報知を行うため、前記出玉情報出力手段は、前記
短時間相当の遊技媒体の投入数に対する払出数の比率で
ある出玉率を数値表示する表示手段から成るものとし
た。この場合、表示装置は遊技機の遊技盤等に既に具備
する液晶表示装置や7セグメントLEDなどを利用する
のが好ましい。もっとも、出玉情報を特別に表示する専
用の表示器を遊技盤やその周辺あるいは裏機構等に設け
てもよい。こうして、表示手段により出玉率を具体的に
数値表示するため、出玉に関して明確な良否判定が可能
になる。
【0012】尚、短時間出玉率の適正値は、例えば、下
限値1/3〜上限値3の範囲である。要するに、パチン
コ遊技機では、1時間6000個の発射に対し、三分の
一の2000個〜三倍の18000個までを払出しの範
囲とし、回胴式遊技機では、400ゲーム×3枚がけの
1200枚の投入に対し、三分の一の400枚〜三倍の
3600枚までを払出しの範囲にするということであ
る。
【0013】請求項4記載の発明は、本来の遊技場にお
ける遊技を考慮して、短時間出玉に関する情報を選択的
な情報とするため、前記出玉情報出力手段の作動をオン
オフさせる切換手段を設けた。この切換手段は、短時間
出玉情報取得手段の全体の作動をオンオフさせることに
より、前記出玉情報出力手段の作動をオンオフさせるも
のも含む。こうして、切換手段により前記出玉情報出力
手段の作動をオフすることにより、余計な情報の出力を
させないことができる。
【0014】請求項5記載の発明は、実射試験を一層簡
便にするため、遊技機の制御装置に、前記短時間相当よ
りも大の長時間相当の遊技媒体の総投入数に対する総払
出数に関連する情報を取得する長時間出玉情報取得手段
をさらに設けた。前記長時間相当とは、例えば、パチン
コ遊技機では30時間、回胴式遊技機では17500ゲ
ームである。こうして、前記記憶手段に順次記憶した単
位区分あたりの遊技媒体の投入数と払出数に関する単位
情報を前記長時間相当について集計することにより、前
記長時間相当の出玉率を算出することができる。このよ
うに、遊技機自身に短時間出玉情報取得手段のみならず
長時間出玉情報取得手段を設けたから、実射試験を一層
簡便なものにでき、試験機関及びメーカー双方における
労力を一層軽減することができる。
【0015】尚、長時間出玉率の適正値は、例えば、下
限値1/2〜上限値2の範囲である。要するに、パチン
コ遊技機では、30時間18万個の発射に対し、二分の
一の9万個〜二倍の36万個までを払出しの範囲とし、
回胴式遊技機では、17500ゲーム×3枚がけの52
500枚の投入に対し、二分の一の26250枚〜二倍
の105000枚までを払出しの範囲にするということ
である。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用するパチン
コ遊技機1である。遊技媒体にはパチンコ玉(以下、用
途に応じて、貸球、賞球、発射球、遊技球、単に玉など
という)を用いている。遊技枠10に本体11を開扉可
能に支持している。本体11の前面上部には、丸窓12
にガラス13を嵌めたフロント扉14を有し、その内方
に遊技盤2を備える。本体11の前面下部には、貸球及
び賞球を受止める上皿3、上皿3の満杯時に球出口30
の内方で溢れた玉を受止める下皿4、発射装置5のハン
ドル50を備える。
【0017】ハンドル50のレバー51を手で触れて接
地状態にて時計方向に回転させることにより、タッチセ
ンサーe1をオンさせると共に、内蔵する発射ソレノイ
ドを作動させて遊技盤2に玉を打ち出す。1分間におお
むね100個の玉を打ち出すことができる。レバー51
の回転時にストップボタンf1を押すと玉の打ち出しが
止まる。上皿3には、効果音やBGM、エラー音などを
出力するステレオ式のスピーカ6を内蔵していると共
に、遊技機1に隣接して設置される図示しないCRサン
ドから球貸し等するための操作スイッチ部31を備え
る。貸球は、現行1個4円である。
【0018】図2の通り、遊技盤2には、遊技領域を区
画すると共に該遊技領域に発射ソレノイド52から打ち
出す発射球を導くガイドレール20,21、飾り枠22
の内方画面上に左中右の三列にわたって数字・記号等の
特別図柄を変動表示させると共に所定のリーチアクショ
ン等を出現させる演出を担う液晶ディスプレイ等から成
る特別図柄表示装置7、始動入賞の検出を条件に大当た
りを発生させるか否かの抽選を起動する電動チューリッ
プ式の普通電動役物から成る始動口80、大当たり時に
開放するアタッカと称する特別電動役物の大入賞口7
0、一般入賞口となる左右の上入賞口23,24及び下
入賞口25,26、左右の二連風車27,28を備え
る。
【0019】特別図柄表示装置7の上方には、7セグメ
ントLED等を用いた普通図柄表示装置8を備え、遊技
盤2の左下方には、該表示装置8の変動表示を起動する
と共にその表示を「7」で停止させて始動口80のチュ
ーリップを開く当たりとするか否かの抽選処理に関与す
る通過ゲート9を備える。29は、遊技盤2での入賞を
逃したアウト球を排出するアウト口である。尚、図示は
省略したが、遊技盤2には、多数の遊技釘が打たれてい
る。
【0020】図2において、71は始動口80の入賞保
留球表示器、81は通過ゲート9の通過保留球表示器で
ある。L01〜L06は天装飾用LED、L1,L2は
風車基板装飾用LED、L31,L32,L41,L4
2,L51,L52はサイド基板装飾用LED、L61
〜L63は特別図柄表示枠装飾用LED、L71,L7
2は大入賞口装飾用LED、L81,L82は始動口装
飾用LEDであり、これらの独特の点灯表示により、特
別図柄表示装置7上の動画表示による演出と相俟って、
遊技盤2の表側に独特の装飾的効果或いは演出的効果を
現出させている。
【0021】図3は発射装置5の詳細を示し、発射準備
状態では、図示しない球送装置から発射ソレノイド52
の前方に遊技球Pが一個供給されており、発射球スイッ
チ右a1がこれを検出している。発射ソレノイド52が
作動して遊技球Pを打ち出すと、発射球スイッチ左a2
がこれを検出する。このように、発射球スイッチ右a1
による球検出の後、発射球スイッチ左a2が球検出した
場合に一個の発射球を検出する。もっとも一つの発射球
スイッチにより発射球を検出してもよい。遊技盤に到達
等せずに遊技盤に有効に供給されなかったファール球P
fは、衝突片53に当たってファール球スイッチa3で
検出され、下皿に戻る。
【0022】図4は遊技盤2の裏側を示し、始動口80
には始動入賞球を検出する始動口スイッチb1、大入賞
口70にはカウントスイッチb2及び役物連続作動装置
を作動させていわゆるラウンドを継続させるV検出スイ
ッチb3を備える。遊技盤2の表側の通過ゲート9には
該ゲート9をすり抜けて盤面を流下するゲート通過球を
検出するゲートスイッチb4を備える。各入賞口23〜
26には各入賞球を検出する入賞口スイッチc1〜c4
を備える。アウト口29の下流には、アウト球を検出す
るアウト球スイッチd1を備える。尚、入賞口スイッチ
c1〜c4は個別に設ける他、球受樋200の下流に一
つ設けても良い。大入賞口70への入賞球一個当たりに
払出す賞球は例えば15個、その他の入賞口23〜2
6,80への入賞球一個当たりに払出す賞球は例えば5
個に設定している。
【0023】図5はこの遊技機1の制御装置のブロック
構成を示し、CPU、ROM、RAMを備える主基板1
00に前記各スイッチ類a1〜a3,b1〜b4,c1
〜c4,d1,e1,f1を入力させている。また、後
述する出玉監視処理を有効又は無効にすることにより出
玉に関する情報の出力等の作動をオンオフさせる切換ス
イッチg1を入力させ、裏機構側から操作できるように
している。
【0024】出力側には、サブCPUを備える特別図柄
制御基板700及び特別図柄表示装置7、普通図柄制御
基板800及び普通図柄表示装置8、サブCPUを備え
るLED・ランプ制御基板900及び各種LED・ラン
プ類71,81,L01〜L82、サブCPUを備える
音声制御基板600及びスピーカ6、サブCPUを備え
る賞球制御基板400及び賞球払出装置40、大入賞口
を開閉するソレノイドやモータ等の大入賞口アクチュエ
ータ72、始動口のチューリップを開閉する同じくソレ
ノイドやモータ等の始動口アクチュエータ82、及び、
発射ソレノイド52を接続している。主基板100及び
賞球制御基板400には賞球数を検出する賞球検出スイ
ッチ41を入力させている。
【0025】図6は、主基板100のROMに格納され
たプログラムの一部であって、任意の1時間を区切る短
時間出玉率を取得するための短時間出玉情報取得手段、
及び30時間の長時間出玉率を取得するための長時間出
玉情報取得手段を構成する出玉監視処理ルーチンであ
る。例えば、定時の割込み処理により起動されるもので
ある。
【0026】まず、短時間である1時間の幅に対して十
分に小さい例えば5分間の単位区分を監視するためにソ
フトウェア上で構築する監視タイマが作動されているか
否かを判断する(ステップS1)。試験が未だ開始して
おらず、監視タイマが作動していない場合は、タッチセ
ンサーe1のオンオフにより発射が開始されたか否か判
断し(S2)、発射が開始されると監視タイマに5分間
をセットする(S3)。
【0027】監視タイマが作動されている場合は、発射
球スイッチa1,a2により発射球が1個検知される毎
に(S4)、RAMのワークエリアに確保する発射カウ
ンタをプラス1して更新する(S5)。一方、ファール
球スイッチa3によりファール球が1個検知される毎に
(S6)、発射カウンタをマイナス1して更新する(S
7)。こうして、現に遊技盤2に打ち出され、遊技のた
めに投入されたパチンコ玉の実発射個数が発射カウンタ
に記録される。
【0028】また、賞球検出スイッチ41により賞球が
1個検知される毎に(S8)、RAMのワークエリアの
別の場所に確保する払出カウンタをプラス1して更新し
(S9)、監視タイマを減算する(S10)。
【0029】図7の通り、5分間経過して監視タイマが
0になると(S11)、発射カウンタに積算記録された
発射個数及び払出カウンタに積算記録された払出個数を
単位情報として、図8に示すRAM上の所定の格納場所
に記憶し、発射カウンタ及び払出カウンタを0にクリア
する(S12)。
【0030】試験開始から単位情報の記憶が12個にな
って1時間が経過するまでは(S13)、次の単位情報
を格納する格納場所のポインタを1つ進め(S14)、
監視タイマに5分間をセットして戻る(s15)。こう
して、図8に示すように、試験開始からの時間経過に伴
い、単位区分である5分毎の単位情報すなわち発射個数
及び払出個数が順次記憶されていく。
【0031】試験開始から1時間が経過した後は(S1
3)、現在から遡る1時間分の単位情報を集計する。す
なわち、直近の1時間あたりの発射個数の合計及び払出
個数の合計を求める(S16)。続いて、その払出個数
の合計を発射個数の合計で割って短時間出玉率を計算し
(S17)、その値を特別図柄表示装置7の画面上に出
力して報知する(S18)。この場合、「第1パートの
短時間出玉率=2.55適性」というように、どの時点
での短時間出玉率か、値は適正か否かが容易に判断でき
るものにしている。
【0032】尚、長時間出玉率の計算ために総発射個数
及び総払出個数を集計するカウンタを別に設け、第1パ
ートすなわち最初の1時間の短時間出玉率の計算後に不
要となる最初の5分間の単位情報の記憶領域に、第1パ
ートの短時間出玉率を格納し、出力情報を保存するよう
にしてもよい。この場合、短時間出玉率を直接保存する
他、その計算の元になった発射個数の合計及び払出個数
の合計を保存するようにしてもよい。
【0033】30時間の間に360パート分の短時間出
玉率が算出される。30時間経過し、RAMの格納場所
のポインタ(図8)が上限値に達すると(図7のS1
9)、30時間のトータルの総発射個数及び総払出個数
を集計する(S20)。続いて、その総払出個数を総発
射個数で割って長時間出玉率を計算し(S21)、その
値を特別図柄表示装置7の画面上に出力して報知する
(S22)。この場合、「長時間出玉率=1.25適
性」というように、値が適正か否かが容易に判断できる
ものにしている。
【0034】尚、図8のものでは、30時間分の単位情
報を全て記憶する記憶領域を確保したが、一つのパート
の短時間出玉率の計算後に不要となる当該パートの最初
の5分間の単位情報を捨て、その記憶領域に次以降の単
位情報を順次シフトさせて詰め込み、全体の記憶領域を
節約するものとしてもよい。また、単位区分は5分間に
限らず、1分間でもこれ以下でも良いし、6分間でもこ
れ以上でも良い。また、時間に限らず、特に回胴式遊技
機すなわち所謂パチスロの場合は、1〜数十ゲームの範
囲で単位区分を設けるものである。
【0035】また、以上のものでは、主基板100上の
プログラムに出玉監視処理ルーチンを設けたが、他のサ
ブ基板、例えば賞球制御基板400上のプログラムに出
玉監視処理ルーチンを設けてもよい。この場合、発射球
スイッチa1,a2及びファール球スイッチa3を賞球制
御基板400にも入力させる。更に、既存の基板に具備
するCPUを利用して出玉監視処理ルーチンを設けた
が、専用基板を付加して独立の出玉監視処理プログラム
を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明遊技機の一例であるパチンコ遊技機の斜
視図。
【図2】同遊技機の遊技盤及び発射装置の正面図。
【図3】同遊技機の発射装置の説明図。
【図4】同遊技機の遊技盤の背面図。
【図5】同遊技機の制御装置のブロック構成図。
【図6】同遊技機の制御装置に具備するプログラムの第
1フロー図。
【図7】同遊技機の制御装置に具備するプログラムの第
2フロー図。
【図8】同遊技機の制御装置に具備する記憶領域の説明
図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技媒体を投入して遊技を行い、入賞に
    より所定個数の遊技媒体を払出す遊技機において、遊技
    機の制御装置に、比較的長期の遊技中に任意にとる短時
    間相当の遊技媒体の投入数に対する払出数に関連する情
    報を取得する短時間出玉情報取得手段を設け、この短時
    間出玉情報取得手段は、前記短時間相当の幅を細かく区
    分した単位区分あたりの遊技媒体の投入数と払出数に関
    する単位情報を順次記憶する記憶手段と、この記憶手段
    の記憶に基づいて前記単位区分づつ起点をずらせた各短
    時間相当の遊技媒体の投入数に対する払出数に関連する
    情報を出力する出玉情報出力手段とを含むこと特徴とす
    る遊技機。
  2. 【請求項2】 前記出玉情報出力手段の出力に伴い、こ
    の出力にかかる短時間の起点となる単位情報の記憶領域
    を新たな情報の記憶領域に明け渡す記憶領域節約手段を
    設けた請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記出玉情報出力手段は、前記短時間相
    当の遊技媒体の投入数に対する払出数の比率である出玉
    率を数値表示する表示手段から成る請求項1又は2記載
    の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記出玉情報出力手段の作動をオンオフ
    させる切換手段を設けた請求項1〜3何れか一記載の遊
    技機。
  5. 【請求項5】 遊技機の制御装置に、前記短時間相当よ
    りも大の長時間相当の遊技媒体の総投入数に対する総払
    出数に関連する情報を取得する長時間出玉情報取得手段
    をさらに設けた請求項1〜4何れか一記載の遊技機。
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