JPH08257228A - 遊技機の遊技データ画像表示方法及びその装置 - Google Patents

遊技機の遊技データ画像表示方法及びその装置

Info

Publication number
JPH08257228A
JPH08257228A JP8998295A JP8998295A JPH08257228A JP H08257228 A JPH08257228 A JP H08257228A JP 8998295 A JP8998295 A JP 8998295A JP 8998295 A JP8998295 A JP 8998295A JP H08257228 A JPH08257228 A JP H08257228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
data
display
gaming machine
machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8998295A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP8998295A priority Critical patent/JPH08257228A/ja
Publication of JPH08257228A publication Critical patent/JPH08257228A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】遊技機で発生する遊技データを遊技機のゲーム
用の表示部を利用して表示して提供する。 【構成】遊技機の稼働状況等を示す遊技データを遊技機
内の遊技機管理コンピュータ52から呼び出す。遊技機
管理コンピュータ52は、メモリ112から遊技データ
を読み込み、この遊技データをゲーム用の遊技機画像表
示装置10により必要な種々な表示形式でデータを表示
する。表示するゲームデータの表示内容は、表示選択ス
イッチ42で希望のものを選択できる。釘調整のときは
釘調整に必要な遊技機のみのゲームデータを表示選択ス
イッチ42で選択して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技機の遊技データ画
像表示方法及びその装置に関する。特に、遊技場で釘調
整、修理等のために必要なデータを遊技機の表示装置に
表示できる遊技機の遊技データ画像表示方法及びその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコホールに設置されるコンピュー
タは、時代の流れと共に店舗の省力化だけでなくあらゆ
る用途で使用されている。釘調整、データ管理、金銭管
理、財務管理、人事管理、チェーン店舗管理等に使用さ
れている。具体的には、事務所用の経営管理コンピュー
タ、売上げ等を管理するホールコンピュータ、複数の遊
技機を管理する島コンピュータ、ゲームを管理するゲー
ム管理コンピュータ、個々の遊技機の遊技データ等を管
理する遊技機管理コンピュータ等多数使用されている。
【0003】遊技機単位に木目細かいデータ管理、釘調
整を行うには本社又はホール事務所に設置されたホール
コンピュータを操作するだけでは対応できない。取り分
け、現在釘調整を行うにはコンピュータから必要な各種
遊技データをペーパーに打ち出して、このペーパーを持
ち歩いて各遊技機の釘位置等を調整している。
【0004】遊技機の台数が多いのでこのぺーパーを持
ち歩き、必要な遊技データを探すのは大変な労力であ
る。遊技機の故障のときも遊技機の各データを見て行う
ので、この対応も同様に大変である。また、近年遊技機
は技術的に高度になり、客の要求も高度化し遊技機のデ
ータの公開を要求することもある。
【0005】ホールによっては、これらの客の要求に応
じるために可能な限り、遊技機別の特賞回数、出玉率等
の客が必要なデータを公開しようする動きもある。従来
のシステムではこれらの要求に応じることは、前記した
理由と同じ理由で物理的にできない。本発明はこうした
背景で発明されたものであり、遊技データを遊技機のゲ
ーム用の表示装置に表示させようというものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な技術背景で発明されたものであり、次の目的を達成す
る。
【0007】本発明の目的は、遊技機で発生する遊技デ
ータを遊技機のゲーム用の表示部を利用して表示して提
供できる遊技機の遊技データ画像表示方法及び装置を提
供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、オンラインで必
要な遊技機の遊技データを随時提供でき遊技機の遊技デ
ータ画像表示方法及び装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために、次のような手段を採る。
【0010】すなわち本発明の遊技機の遊技データ画像
表示方法は、遊技用の画像表示手段を備えた遊技機にお
いて、前記遊技機の稼働状況を示す遊技データを前記遊
技機またはその近傍に備えた記憶手段に記憶させ、前記
遊技データを種々の表示形態に合わせて前記画像表示手
段に前記遊技データを表示してなる本発明の遊技機の遊
技データ画像表示装置は、遊技用の画像表示手段を備え
た遊技機において、前記遊技機またはその近傍に配置さ
れ、前記遊技機の稼働状況を示す遊技データを記憶する
記憶手段と、前記遊技機またはその近傍に配置され、前
記遊技データを種々の表示形態に合わせて前記画像表示
手段に前記遊技データを表示させる遊技機管理コンピュ
ータとからなる。
【0011】前記遊技データの表示は遊技者用データと
釘調整用のデータからなり、表示操作により切換え可能
な表示切換手段とから構成しても良い。
【0012】更に、特定の操作者のみが前記遊技データ
を引き出せるための操作者限定手段とから構成しても良
い。
【0013】
【作用】遊技機の稼働状況等を示す遊技データを遊技機
内の遊技機管理コンピュータから呼び出す。遊技機管理
コンピュータは、記憶手段から遊技データを読み込み、
この遊技データをゲーム用の表示手段により必要な種々
な表示形式で遊技データを表示する。表示手段に表示す
る遊技データの表示内容は、表示選択手段で希望のもの
を選択できる。釘調整のときは釘調整に必要な遊技機の
みの遊技データを表示選択手段で選択し、表示手段に表
示する。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら以下に
説明する。図1は、遊技盤の正面図である。遊技盤1は
パチンコ機の前面に取り付けられるものである。遊技盤
1は、木合板の表面にメラミン樹脂等で作られ図柄が印
刷された化粧板が接着された遊技基板2に各種部品が配
置されているものである。遊技基板2の中央部は、帯状
の板金材で作られた区画レール4が円形状に遊技基板2
の表面に垂直に固定配置されている。円形に仕切られた
領域がパチンコ玉が移動、落下する円形の遊技領域3と
して使用されている。
【0015】遊技領域3の中央部には遊技用の画像表示
手段の一例としての画像表示装置10が固定配置されて
いる。画像表示装置10の表示部5は液晶表示装置であ
る。なお、画像表示装置10は、液晶表示装置に限ら
ず、CRTやプラズマディスプレイ、あるいはマトリク
スLED等でもよい。この画像表示装置10の下部には
始動入賞口6が配置され、始動入賞口6にパチンコ玉が
入ると、これを始動玉検出器21が検出する。始動玉検
出器21がパチンコ玉を検出すると、景品玉としてのパ
チンコ玉を予め決められた規定数払い出して、同時に表
示部5の表示はスロットマシンのようにあたかも3個の
回転体の図柄表示が回転するかのように変わる。
【0016】この回転が停止して3個の図柄表示が規則
的に整列し一致すると大当たりとなる。表示部5の下部
には4個の始動記憶表示器7が整列して配置されてい
る。始動入賞口6にパチンコ玉が入ると図柄が直ちに変
わるがこの図柄の回転の停止までに時間がかかる。この
停止までの時間に次のパチンコ玉が始動入賞口6に入る
と、このパチンコ玉を記憶し客に始動記憶表示器7で表
示する。図柄が停止すると記憶していたパチンコ玉によ
り次の回転を開始し、記憶表示されている個数が終わる
まで繰り返す。
【0017】始動記憶表示器7は、発光ダイオード(L
ED)で作られた発光素子であり、始動入賞口6に入っ
たパチンコ玉を最大4個記憶表示しておくためのもので
ある。表示器5の側面に通過口8が配置されている。通
過口8を通過したパチンコ玉は通過玉検出器9により検
出される。通過口8は、パチンコ玉がこれを通過すると
この下部に配置された可変入賞球装置20の普通図柄表
示器11が変動する。
【0018】普通図柄11は7セグメントであり、通過
口8にパチンコ玉が入ると予め決められた図柄が変動表
示され一定時間変動した後停止する。変動する図柄の中
で予め決められた図柄で停止すると、当たりとなり開閉
部材12が所定時間開く。開閉部材12が開くとパチン
コ玉が入賞可能となる。後記する高確率状態では、この
確率も通常の10倍となり、以降2回目の大当りまでこ
の状態が続く。ただし、前記した大当り中はこの確率は
高くなることはない(大当り中は通常時の確率に戻
る)。
【0019】普通図柄表示器11の両側面には普通始動
記憶表示器13が配置されている。普通始動記憶表示器
13は、前記した始動記憶表示器7と同様に通過口8を
通過し、かつまだ普通図柄表示器11の表示を始動して
いないパチンコ玉を記憶するための表示器である。
【0020】始動玉検出器14は可変入賞球装置20に
入賞したパチンコ玉を検出する。この始動玉検出器14
がパチンコ玉を検出すると前記始動検出器21と同様の
動作をする。入賞口15はこの中にパチンコ玉が入ると
入賞となり、所定数のパチンコ玉が払出される。同様の
入賞口は遊技領域3の上部に配置された入賞口16、側
面には入賞口17、下部両側には2個の入賞口18,1
9がそれぞれ配置されている。
【0021】可変入賞球装置30は、表示部5で図柄が
一致すると大当たりとなり、開閉板22が開きパチンコ
玉を10個カウントする間か、又は30秒間だけ開き打
ち込まれた大部分のパチンコ玉を入賞玉として取り込
み、開閉板が閉まる。これを1ラウンドとしてその間に
後述する特定玉検出器23がパチンコ玉を検出すると大
当り状態が継続し、最大16回この動作を繰り返して1
回の大当たりが終了する。予め決められた特定の図柄で
大当たりとなると、高確率状態となる。この状態となる
と、以降2回目の前記した大当り確率が通常の5倍とな
る。
【0022】特定玉検出器23は可変入賞球装置20に
入賞したパチンコ玉のうち特定の領域を通過したパチン
コ玉を検出する。入賞玉検出器24は、可変入賞球装置
20に入賞したパチンコ玉を検出し、数をカウントする
ものである。この他に画像表示装置10の両側には、ワ
ープ入口25が配置されている。ワープ入口25にパチ
ンコ玉が入ると、一時パチンコ玉は見えなくなり始動入
賞口6の真上に配置されたワープ出口26から再び出て
くる。
【0023】サイドランプ27はパチンコ玉が入賞口1
6,17,18,19、始動口6等に入ると点滅する飾
り用のランプである。風車28は、パチンコ玉がこれに
衝突すると回転し、パチンコ玉の落下に変化を付ける。
【0024】図2は遊技機本体の正面図である。遊技機
本体30は、ガラス枠31、前面枠に設けた遊技盤1、
外枠、機構盤本体等からなる。前面枠は開閉自在に矩形
の外枠32に一端が支持されている。前面枠の前面は更
にガラス枠31によりカバーされている。ガラス枠31
は鍵35で故障、釘調整のとき開くことが出来る。前面
枠には遊技盤1が背面から取り付けられている。ガラス
枠31の上部の両端にはスピーカ33,33が配置され
ている。スピーカ33,33は音楽、音声等をプレイヤ
ーに出力するためのものである。前面枠の下部には遊技
ハンドル36が配置されている。
【0025】遊技ハンドル36は、これを回転させてパ
チンコ玉を電動で発射するためのものである。打球供給
皿37はパチンコ玉をこの中に入れて、このパチンコ玉
を遊技ハンドル36を操作して遊技領域3に発射するた
めの容器である。打球供給皿37には、入賞したとき払
い出される賞球もこの打球供給皿37に入る。入賞玉で
打球供給皿37が満杯になると、上皿玉抜レバー38を
横移動させパチンコ玉を、任意に打球供給皿37の下部
に配置された下皿39に払い出される。
【0026】下皿39のパチンコ玉を抜取るには、下皿
玉抜レバー40を横移動させてパチンコ玉を容器(図示
せず)に落下させる。下皿39の横に配置された灰皿4
1はプレイヤーがプレイ中に吸うタバコの灰を入れるた
めのものである。表示選択スイッチ42は、後記する遊
技データの表示画面の種類を選択するためのものであ
る。キースイッチ43は遊技データの表示をオフ、釘調
整用のデータ表示、遊技者に提供するデータ表示を切換
ることができ、釘調整のための遊技データ等の特定のデ
ータを特定の者にのみ見れるようにするためのスイッチ
であり、キーがない者は見れないため遊技データの機密
保持をすることができる。
【0027】図3は遊技機本体の裏面を示す背面図であ
る。裏面の略中央部には、前記した画像表示装置10が
配置されている。画像表示装置10の側面には賞球装置
50が配置されている。賞球装置50は払出モータ(図
示せず)を有しており、玉誘導レール51から供給され
てきたパチンコ玉がこの払出モータの回転力により横送
りされ、その横送りされたパチンコ玉が1つずつ下方に
落下して、打球供給皿37に払出しする。
【0028】遊技機管理コンピュータボックス内の遊技
機管理コンピュータ52は後記するように遊技データの
収集、整理等を行うためのものである。遊技機管理コン
ピュータ52はゲーム制御基板ボックス内のゲーム制御
基板53に電気的に接続されている。ゲーム制御基板ボ
ックス内のゲーム制御基板53内には、大当たり確率の
制御等のゲームを制御するための制御回路を備えてい
る。打球装置54は遊技領域3にパチンコ玉を発射する
ための公知の電動機構である。
【0029】インターフェイス基板ボックス内のインタ
ーフェイス基板55と払出制御基板ボックス内の払出制
御基板56が電気的に接続されており、更に中継端子基
板(図示せず)、ゲーム制御基板53、遊技機用ターミ
ナルボックス58、賞球装置50がそれぞれ電気的に接
続され、後記する島コンピュータ111(図5参照)と
接続されている。更に、前記した各種玉検出器、表示器
がインターフェイス基板55に接続されている。表示制
御基板ボックスの表示制御基板57は、液晶表示装置で
ある表示部5の表示を制御するための制御回路であり、
表示選択スイッチ42やキースイッチ43の操作の有無
に応じて、前述した図柄表示と釘調整用データ表示と遊
技者提供用のデータ表示とを切換表示するように表示部
5の表示を制御する。
【0030】遊技機本体30の側部にはCR(カード)
処理機60が配置されている。CR処理機60内には、
カード処理機制御部62とカードリーダライタ制御部6
1とユニットボックス制御部63とが設けられている。
カード処理機制御部62と遊技機本体30に設けられた
インターフェイス基板55とは電気的に接続されてお
り、カード処理機制御部62とインターフェイス基板5
5とが互いに情報の送受信ができるように構成されてい
る。
【0031】ユニットボックス制御部63には、1回の
玉貸操作により払出される貸玉額を予め入力設定するた
めの貸玉設定スイッチが設けられており、5種類の金額
が入力設定できる。例えば、貸玉額が300円が設定さ
れると、この300円が貸玉額としてカード処理機制御
部62のマイクロコンピュータ(図示せず)のRAMに
記憶される。
【0032】CR処理機60の正面に配置されたカード
挿入・排出口64に購入したカードを挿入し、玉貸ボタ
ン(図示せず)を押すことにより自動的に玉貸額分のパ
チンコ玉が打球供給皿37に払出しされる。この払出し
が終了する毎に単位額だけカードが減額される。この単
位減額分の減額による単位額売上信号が遊技場のホスト
コンピュータである島コンピュータ111に伝送される
とともに、遊技場に設置されているターミナルボックス
を介してカード発行会社に伝送される。
【0033】カードリーダライタ制御部61は、カード
挿入・排出口64から挿入されたカードの記録データを
読取ったり書替えするための制御部である。
【0034】スロットマシン70 図4はスロットマシンの正面図である。スロットマシン
70はコインを投入してプレイするものである。スロッ
トマシン70の最上部には配当表71が表示されてい
る。配当表71は後述する可変表示部の表示結果が入賞
に該当する表示結果になったときに配当されるコイン数
が表示されている。上部の両側には縦方向に役物連続作
動装置作動表示ランプ(ボーナスゲーム表示ランプ)7
2が配置されている。スロットマシン70の中央部には
可変表示部73a,73b,73cが横一列に配置され
ている。
【0035】可変表示部73a,73b,73cは疑似
リールを表示する画像表示タイプの表示装置であり、疑
似リールに図柄が表示され回転される。3つの可変表示
部73a,73b,73cの図柄が横、斜のライン74
の線上で一致すると、入賞に該当する表示結果になった
として予め決められたメダル数だけ払出しされる。可変
表示部73cの側部に配置された役物連続作動装置作動
回数(ボーナスゲーム中入賞回数)表示器75は、高確
率で払出を受けることのできるボーナスゲーム中におけ
る入賞回数(払出に該当する表示結果になった回数)を
表示するためのものである。
【0036】遊技メダル払出枚数表示器76は、前記入
賞に該当する表示結果になったときに払い出されるメダ
ル枚数をLEDで表示するものである。遊技メダル貯留
枚数表示器77は、入賞に該当する表示結果になっても
メダルを払い出さないで次のプレイに備えるための貯留
メダル枚数をLED表示するものである。投入メダル枚
数カウンタは遊技メダル投入口83から投入されるメダ
ル枚数をLEDで表示するものである。
【0037】可変表示部73aの側部に配置された遊技
メダル投入枚数表示ランプ79は、賭けるメダルの枚数
を表示するためのランプである。1枚のメダル枚数を賭
けると中央横1本のライン74で図柄が揃ったときのみ
入賞に該当する表示結果になったことになる。2枚のメ
ダルであると横3本、3枚のメダルであると横3本に斜
2本で図柄が揃ったときに入賞に該当する表示結果にな
ったことになる。
【0038】精算/貯留切替ボタン80は、貯留されて
いるメダルをメダル受皿に払い出すためのボタンであ
る。投入ボタン81は貯留されているメダルを賭けるた
めのメダルとするときに使用するボタンであり、1回押
すと遊技メダル投入枚数表示ランプ79の1枚のランプ
が点灯される。2又は3回押すと、遊技メダル投入枚数
表示ランプ79の2又は3枚のランプが点灯される。
【0039】3個の停止操作可能表示ランプ82は、そ
れぞれ可変表示部73a,73b,73cと対応してお
り、可変表示部73a,73b,73cの疑似リールの
回転表示中においてストップボタン90a,90b,9
0cによる停止操作可能な期間中ランプが点灯する。停
止操作可能表示ランプ82の下部に設けられたストップ
ボタン90a,90b,90cは、回転する可変表示部
73a,73b,73cを停止させるためのボタンであ
る。
【0040】ストップボタン90a,90b,90cを
押す停止のタイミングおよび後述する回転始動装置92
を押す始動のタイミングにより、可変表示部73a,7
3b,73cの図柄が揃うか否かが決まる。ドアロック
91は、前面のドアパネル94は、開閉自在であるがこ
のドアパネル94をロックするためのロック手段であ
る。回転始動装置92は、可変表示部73a,73b,
73cの回転を始動させるためのものである。このレバ
ーを倒すと、3個の可変表示部73a,73b,73c
が一斉に回転を開始する。
【0041】遊技機リセットキー93は、遊技機を初期
の状態に戻すためのリセットキーである。キースイッチ
95は、プレイヤーに公表したくない遊技データをキー
を所有している特定の者のみが利用できるようにするた
めの機密保持用のスイッチである。表示選択スイッチ9
6は、後記する遊技データの表示を選択するためのスイ
ッチである。
【0042】遊技メダル払出口97は、入賞に該当する
表示結果になったときメダルが払い出される出口であ
る。メダル受皿63は、遊技メダル払出口97からでた
メダル及び貸メダルを貯留しておくための受皿である。
メダル受皿63と一体にプレイヤーがプレイ中に吸うタ
バコのための灰皿98が配置されている。
【0043】図5は、ホール及び島コンピュータの配置
を示すブロック図である。ホールコンピュータ110は
ホール全ての遊技機30の遊技データを管理するもので
ある。ホールコンピュータ110は島コンピュータ11
1に接続されており、島コンピュータ111から各遊技
機30の遊技データを収集し、管理する。島コンピュー
タ111はそれぞれの島に設置され各島の遊技機30に
電気的に接続されており、その遊技データを収集し管理
するものである。
【0044】島コンピュータ111は、遊技データを記
憶するためにそれぞれ必要な遊技データメモリ112を
有している。遊技データメモリ112の遊技データは、
後記するように必要に応じて取り出すことができる。
【0045】図6は遊技データを管理する全体システム
の機能ブロック図である。前記したようにホールコンピ
ュータ110と島コンピュータ111は電気的に同軸ケ
ーブル等で接続されている。島コンピュータ11は前記
した遊技機管理コンピュータ52と電気的に接続されて
いる。前記したように遊技機管理コンピュータ52は更
にCR処理機(玉貸カード処理機)60と接続されてお
り、貸玉の払い出し等を行いカードのデータ処理を行
う。
【0046】遊技機管理コンピュータ52とゲーム制御
基板53とも電気的に接続されている。ゲーム制御基板
53は、遊技機の遊技状態を制御するものであり、遊技
データとして、大当たりが発生した旨を表す大当り情
報、特定の条件の成立に応じて大当りが発生しやすく制
御されている旨を表す確率変動情報、始動玉検出器で検
出された入賞信号が、有効に遊技装置(例えば画像表示
装置10)による遊技に用いられた旨を表す有効始動情
報、遊技制御において異常が発生した旨や異常の原因を
表すエラー信号等が遊技機管理コンピュータに対し出力
される。これらの遊技データは記憶手段の一例としての
遊技機管理コンピュータ52のメモリ112に記憶保持
される。また、通過玉検出器9、始動玉検出器14,2
1、特定玉検出器23、入賞玉検出器24等で検出され
たパチンコ玉の各データは、インターフェイスを介して
遊技機管理コンピュータ52に入力されカウントされ
る。
【0047】なお、本実施例では、記憶手段の一例とし
ての遊技機管理コンピュータ52のメモリ112を遊技
機に設けるようにしたが、遊技機が設置される遊技機設
置島に遊技機に対応させて遊技機1台毎にあるいは遊技
機2台毎に設ける(この場合には記憶領域は遊技機毎に
分ける)ようにする等、遊技機の近傍に設けるようにし
てもよい。キースイッチ43(図3参照)をオンにする
と、表示選択スイッチ42で必要な遊技データを表示で
きる。また、釘調整用データと遊技者に提供するデータ
の切換も行なえる。
【0048】図7は1週間の特定の遊技機の遊技データ
である。この画面は、遊技機の表示部に表示した1日単
位で1週間の遊技データを示した週間データ表示画面で
ある。週間データ画面120は釘調整のための表示画面
である。週間データ画面120の「打込」121は、プ
レイヤーの打込玉(遊技者が打出した玉)の総数を意味
する。「出玉」122は、稼働中の打込玉から補給玉
(遊技島から遊技機へ供給される玉)を引いた差玉数を
意味する。「入賞回」123は、稼働中の有効始動回数
を意味する。「入賞率」124は、始動入賞確率であ
り、 入賞率=有効始動回数÷打込玉数 で計算される値である。
【0049】「特賞回」125は、稼働時間中に大当た
りになった回数を意味する。「確変回」126は、確率
変動回数の略であり、稼働中に高確率状態になった回数
である。「確率」127は、 特賞確率=有効始動回数÷特賞回数 で計算される値である。「ベース」128は、100個
打込んだ時に払い出される玉数の平均値(特賞時を除
く)である。
【0050】「記録」129は、前回釘調整データの表
示部である。図8は遊技機別の1日の遊技データであ
り、キースイッチ43で釘調整用データを表示できるよ
うにしたうえで表示選択スイッチ42を操作することに
より、図7に表示される遊技データから切換えられて表
示される。台別遊技データ130は図7の1週間の特定
の遊技機の遊技データと内容が同一であり、例えば図5
に示す島コンピュータ111又はホールコンピュータ1
10のメモリから遊技データを入力して、所定の遊技機
(複数台数分)の1日の遊技データを、画像表示装置1
0の表示部5で遊技機別に表示する。
【0051】図9に示す状況グラフ(1日)表示画面は
釘調整用の画面である。状況グラフ(1日)表示画面1
40が表示された折れ線151は、玉の出た量を開店時
間から閉店までを時系列で示したものである。出玉のプ
ラスは客の打込玉数が補給玉数を上回っていることを意
味し、マイナスは打込玉数を補給玉数が上回っているこ
とを意味する。遊技機別に玉の出具合が一目瞭然に把握
できる。
【0052】「打込」141、「出玉」142、「入賞
回」143、「入賞率」144、「特賞回」145、
「確変回」146、「確率」147、「ベース」148
は前記した通りの意味である。「割数」149は、売上
玉数と差玉数の関係を(%)で表したものであり、 割数=(売上玉個数−差玉)÷売上玉個数×100
(%) で計算される値である。「記録」150前回の釘調整デ
ータの表示部である。これらのデータを遊技機の画像表
示装置に選択表示することにより釘調整に必要なデータ
が必要な場所で得られることにより釘調整作業が効率よ
く行なえる。
【0053】図10は遊技者に提供する遊技データの画
面である。「入賞回」161、「確変回」164、「確
率」164は前記したとおりである。「大当り回数」1
62は、稼働中に発生した大入賞口が開放する状態とな
る大当り(特賞)の回数である。「前回大当りからの入
賞回」165は、前回の大当たりから現在までの有効始
動回数を表示するものである。「稼働率」166は、1
日の営業時間中の遊技機の実稼働率(%)を意味し、 稼働率(機械別)=稼働率累計データ÷(島または機種
台数×稼働毎時チェック回数)×100(%) 稼働率(時間)=打込÷1分間の発射玉数(99個)÷
60(分)÷営業時間×100(%) で計算される。
【0054】単に遊技機が稼働、すなわち一定時間毎に
チェックしそのとき使用されているか否かで判断するの
と、1時間単位の打込玉数で稼働率を判断する場合の2
種類があり、どちらかを表示する。これらのデータを遊
技機の画像表示装置に表示可能としたことにより、遊技
者は、遊技機を離れることなく遊技に必要なデータを知
ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明の遊技機の
遊技データ画像表示方法とその装置は、各遊技機から必
要な各遊技機の詳細な遊技データが得られるので木目細
かい遊技機の管理ができる。更に、これらの遊技データ
をプレイヤーに提供することにより顧客へのサービスも
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、遊技機の一例としてのパチンコ機の遊
技盤の正面図である。
【図2】図2は、遊技機の一例としてのパチンコ機本体
の正面図である。
【図3】図3は、図2の背面図である。
【図4】図4は、遊技機の一例としてのスロットマシン
の正面図である。
【図5】図5は、ホール及び島コンピュータの配置を示
すブロック図である。
【図6】図6は、遊技データを管理する全体システムの
機能ブロック図である。
【図7】図7は、1週間の特定の遊技機の遊技データで
ある。
【図8】図8は、遊技機別の1日の遊技データである。
【図9】図9は、状況グラフ(1日)表示画面であり釘
調整用の画面である。
【図10】図10は、遊技者に提供する遊技データの画
面である。
【符号の説明】
1…遊技盤 2…遊技基板 3…遊技領域 5…表示部 6…始動入賞口 8…通過口 10…画像表示装置 11…普通図柄表示器 12…開閉板 13…普通始動記憶表示器 20…可変入賞球装置 21…始動玉検出器 50…賞球装置 52…遊技機管理コンピュータ 53…ゲーム制御基板 60…CR(カード)処理機 70…スロットマシン 110…ホールコンピュータ 111…島コンピュータ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】図2は遊技機本体の正面図である。遊技機
本体34は、ガラス枠31、前面枠に設けた遊技盤1、
外枠、機構盤本体等からなる。前面枠は開閉自在に矩形
の外枠32に一端が支持されている。前面枠の前面は更
にガラス枠31によりカバーされている。ガラス枠31
は鍵35で故障、釘調整のとき開くことが出来る。前面
枠には遊技盤1が背面から取り付けられている。ガラス
枠31の上部の両端にはスピーカ33,33が配置され
ている。スピーカ33,33は音楽、音声等をプレイヤ
ーに出力するためのものである。前面枠の下部には遊技
ハンドル36が配置されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】遊技機本体30の側部にはCR(カード)
処理機60が配置されている。CR処理機60内には、
カード処理機制御部62とカードリーダライタ制御部6
1とユニットボックス制御部63とが設けられている。
カード処理機制御部62と遊技機本体34に設けられた
インターフェイス基板55とは電気的に接続されてお
り、カード処理機制御部62とインターフェイス基板5
5とが互いに情報の送受信ができるように構成されてい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】図5は、ホール及び島コンピュータの配置
を示すブロック図である。ホールコンピュータ110は
ホール全ての遊技機34の遊技データを管理するもので
ある。ホールコンピュータ110は島コンピュータ11
1に接続されており、島コンピュータ111から各遊技
機34の遊技データを収集し、管理する。島コンピュー
タ111はそれぞれの島に設置され各島の遊技機34に
電気的に接続されており、その遊技データを収集し管理
するものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技用の画像表示手段を備えた遊技機にお
    いて、 前記遊技機の稼働状況を示す遊技データを前記遊技機ま
    たはその近傍に備えた記憶手段に記憶させ、 前記遊技データを種々の表示形態に合わせて前記画像表
    示手段に前記遊技データを表示してなることを特徴とす
    る遊技機の遊技データ画像表示方法。
  2. 【請求項2】遊技用の画像表示手段を備えた遊技機にお
    いて、 前記遊技機またはその近傍に配置され、前記遊技機の稼
    働状況を示す遊技データを記憶する記憶手段と、 前記遊技機またはその近傍に配置され、前記遊技データ
    を種々の表示形態に合わせて前記画像表示手段に前記遊
    技データを表示させる遊技機管理コンピュータとからな
    ることを特徴とする遊技機の遊技データ画像表示装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記遊技データの表示は遊技者用データと釘調整用のデ
    ータからなり、表示操作により切換え可能な表示切換手
    段とからなることを特徴とする遊技機の遊技データ画像
    表示装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3において、 特定の操作者のみが前記遊技データを引き出せるための
    操作者限定手段とからなることを特徴とする遊技機の遊
    技データ画像表示装置。
JP8998295A 1995-03-24 1995-03-24 遊技機の遊技データ画像表示方法及びその装置 Withdrawn JPH08257228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8998295A JPH08257228A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 遊技機の遊技データ画像表示方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8998295A JPH08257228A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 遊技機の遊技データ画像表示方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08257228A true JPH08257228A (ja) 1996-10-08

Family

ID=13985875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8998295A Withdrawn JPH08257228A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 遊技機の遊技データ画像表示方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08257228A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003103020A (ja) * 2001-10-01 2003-04-08 Aruze Corp 遊技機
US6966697B2 (en) 2002-02-22 2005-11-22 Pactiv Corporation Trash bags with narrowing seals to facilitate gripping
JP2007044379A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Aruze Corp 遊技機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003103020A (ja) * 2001-10-01 2003-04-08 Aruze Corp 遊技機
US6966697B2 (en) 2002-02-22 2005-11-22 Pactiv Corporation Trash bags with narrowing seals to facilitate gripping
US7344309B2 (en) 2002-02-22 2008-03-18 Pactiv Corporation Trash bags with narrowing seals to facilitate gripping
JP2007044379A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Aruze Corp 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2945443B2 (ja) 弾球遊技機
JPH06233867A (ja) 遊技機
JPH0928897A (ja) 遊技機管理装置
JP6933812B2 (ja) 遊技機
JPH03198889A (ja) パチンコ玉の玉貸機
JP2002331147A (ja) 遊技機管理装置
JPH08257228A (ja) 遊技機の遊技データ画像表示方法及びその装置
JP3653103B2 (ja) 弾球遊技機の管理装置
JPH05300980A (ja) 遊技機
JP6933813B2 (ja) 遊技機
JP6933811B2 (ja) 遊技機
JPH07116326A (ja) 弾球遊技用装置
JP2007014526A (ja) 遊技機
JP2004105281A (ja) 遊技用システム
JP6596143B1 (ja) 遊技機
JP6849921B2 (ja) 遊技機
JP3958483B2 (ja) 弾球遊技機の管理装置
JP7017690B2 (ja) 遊技機
JP3629280B2 (ja) 遊技機の管理装置
JP7017692B2 (ja) スロットマシン
JP7017691B2 (ja) スロットマシン
JP3859247B2 (ja) 遊技場管理装置
JP2009072506A (ja) 遊技媒体預かり払出装置
JPH09164258A (ja) 遊技用管理装置、その遊技データ画像表示方法及びその遊技データ表
JP2023086392A (ja) 遊技用装置

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20040526

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761