JP2004105281A - 遊技用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技客が特典付与の条件に該当しているか否かを正確に把握できる遊技用システムを提供する。
【解決手段】遊技機2に対応した表示装置350と表示制御手段328とを備える遊技用装置3と該遊技用装置3の管理装置140とを有する遊技用システムで前記遊技機2における遊技情報受付け手段336と遊技情報を集計する集計手段328と、該所定の遊技情報に対して所定の閾値に達したかの判定を行う閾値判定手段328を有し前記管理装置140は、前記閾値判定手段328による第1の判定結果が閾値に達したかを判定する特典付与判定手段142と、該判定結果が特典の付与条件を満たすと判定されたことに基づいて、該特典の付与条件を満たす旨の第2の判定結果をし前記遊技用装置3の表示制御手段328は、前記特典付与判定結果送信手段149によって送信された第2の判定結果に基づき、前記表示装置350に特典付与が可能である旨の所定表示を表示させる。
【選択図】  図14

Description

【0001】
【発明の属する技術の分野】
本発明は、遊技機に対応して設けられ、該遊技機における遊技情報を受付けて、該遊技情報を集計し、該集計した遊技情報等の各種情報を表示する表示装置並びに該表示装置の表示制御を行う表示制御手段とを備える遊技用装置と、該遊技用装置とデータ通信可能であって、これら遊技用装置の管理を行うホールコンピュータ等の管理装置と、を有する遊技用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の遊技場にあっては、より多くの顧客である遊技客を獲得するために、他の遊技場との差別化や遊技客へのサービス向上を目的として、遊技客が遊技している遊技機において、可変表示装置の始動回数や大当り回数等の遊技情報が予め定められた閾値に達した場合において、該遊技客に所定の特典を付与すること等のサービスが実施されており、これらサービスを的確に行うために、遊技機から遊技に関するデータ(遊技情報)を受付け、該受付けた遊技機からのデータが、予め設定された閾値に達した場合に、特典を受けることができる旨の表示を行う遊技機の表示装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002 −153589号公報 (第1−2頁、第15図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これら遊技機の表示装置は、予め定められた閾値に達した遊技機を的確に把握することが可能となることで、これら特典の付与を正確に実施することができることから好ましいが、これら特典の付与に対して時間制限を設けたり、先着順による人数制限を設けたりする等の条件設定がなされた場合においては、前記閾値に達した遊技機における遊技客がこれら特典の付与に対する条件を満たしているか否かを正確に把握することができず、これらの判断を店員等の判断に委ねなければならないことから、遊技客と店員との間において、これら特典の付与に対してトラブルが生じる場合があるという問題があった。
【0005】
よって、本発明は上記した問題点に着目してなされたもので、予め定められた閾値に達した遊技機の遊技客への特典の付与に関して、所定の制限を設けた場合においても、その遊技客が特典の付与に対する条件を満たしているか否かを正確に把握することができ、よってこれら特典の付与における遊技客とのトラブルの発生を回避することのできる遊技用システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記した問題を解決するために、本発明の遊技用システムは、遊技機に対応して設けられた表示装置と、該表示装置の表示制御を行う表示制御手段と、を備える遊技用装置と、
該遊技用装置とデータ通信可能であって、これら遊技用装置の管理を行う管理装置と、
を有する遊技用システムであって
前記遊技機における遊技に関連して発生する遊技情報を受付ける遊技情報受付け手段と、該遊技情報受付け手段にて受付けた前記遊技機における遊技情報を集計する集計手段と、該集計手段による集計結果において、所定の遊技情報が該所定の遊技情報に対して予め定められた所定の閾値に達したか否かの判定を行う閾値判定手段を有するとともに、
前記管理装置は、前記閾値判定手段による第1の判定結果が閾値に達したと判定されたことに基づいて該閾値への到達に対して付与される特典の付与に対して予め定められた所定の付与条件を満たすか否かを判定する特典付与判定手段と、該特典付与判定手段における判定結果が、特典の付与条件を満たすと判定されたことに基づいて、該特典の付与条件を満たす旨の第2の判定結果を、前記遊技機が対応する遊技用装置に対して送信する特典付与判定結果送信手段と、を備え、
前記遊技用装置の表示制御手段は、前記特典付与判定結果送信手段によって送信された第2の判定結果に基づき、前記表示装置に特典付与が可能である旨の所定表示を表示させることを特徴としている。
この特徴によれば、前記遊技機における所定の遊技情報が予め定められた所定の閾値に達した場合に、前記閾値判定手段による第1の判定結果に基づき、前記管理装置に設けられた前記特典付与判定手段により特典の付与条件を満たすか否かが判定され、特典の付与条件を満たすと判定されたときに前記第2の判定結果が前記遊技機に対応する遊技用装置に送信され、該第2の判定結果の返信に基づいて前記表示装置に特典付与が可能である旨の所定表示が表示されるようになることから、その遊技客が特典の付与条件を満たしているか否かを正確に把握することができ、よってこれら特典の付与における遊技客とのトラブルの発生を回避することができる。
【0007】
本発明の遊技用システムは、前記遊技用装置は、前記遊技情報受付け手段、前記集計手段、並びに前記閾値判定手段を備えるとともに、該閾値判定手段による第1の判定結果を前記管理装置に対して送信する判定結果送信手段を備えることが好ましい。
このようにすれば、前記遊技用装置は、前記遊技情報受付け手段、前記集計手段、並びに前記閾値判定手段を前記遊技用装置に設けることで、前記閾値判定手段による第1の判定が各遊技用装置にて実施されることからこれら閾値判定手段による処理負荷が分散されて前記管理装置の処理負荷を低減できる。
【0008】
本発明の遊技用システムは、前記管理装置は、前記特典の付与条件を設定するための特典付与条件設定手段を備えることが好ましい。
このようにすれば、遊技場に合わせて特典の付与条件を適宜に変更することができる。
【0009】
本発明の遊技用システムは、前記特典付与条件設定手段において設定する特典付与条件が、特典を受けることのできる遊技者の数であることが好ましい。
このようにすれば、特典付与条件を、特典を受けることのできる遊技者の数とすることで、特典を受ける遊技客数を適宜に制限できる。
【0010】
本発明の遊技用システムは、前記管理装置は、時刻情報を出力する計時手段を備え、前記特典付与条件設定手段において設定する特典付与条件が、特典を受けることのできる時間帯であることが好ましい。
このようにすれば、特典付与条件を、特典を受けることのできる時間帯とすることで、特典を受けることのできる時間帯を適宜に制限できる。
【0011】
本発明の遊技用システムは、前記管理装置は、前記遊技用装置に設けられた閾値判定手段における判定を行うための前記閾値を設定するための閾値設定手段を備えることが好ましい。
このようにすれば、遊技場に合わせて前記閾値を適宜に変更することができる。
【0012】
本発明の遊技用システムは、前記表示制御手段は、前記特典付与判定手段における判定を行うための特典付与条件並びに前記閾値判定手段における判定を行うための前記閾値に基づき、付与特典並びに該特典が付与される条件を前記表示装置に表示することが好ましい。
このようにすれば、遊技客は特典の付与に必要な前記閾値と特典の付与条件を把握することができる。
【0013】
本発明の遊技用システムは、前記集計手段における所定の遊技情報の集計結果と前記閾値との差数を算出する差数算出手段を備え、前記表示制御手段は、該差数算出手段にて算出された前記差数を表示することが好ましい。
このようにすれば、遊技客は、あとどの位で特典の付与がなされるかを容易に把握できる。
【0014】
本発明の遊技用システムは、前記表示制御手段は、前記差数の大きさに基づいて、該差数の大きさに対応する表示態様にて前記表示装置に差数を表示することが好ましい。
このようにすれば、特典付与の達成までの演出効果を向上できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。尚、以下の実施例においては、遊技機として遊技媒体であるパチンコ玉が払い出される通常のパチンコ機を用いた例を示すが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の遊技機、例えばパチンコ玉が指触不能に封入された封入式パチンコ機や、遊技媒体としてコインやパチンコ玉を使用するスロットマシンやパチロット、更には完全クレジット式のスロットマシン等の遊技機においても適用可能である。
【0016】
(実施例)
図1は、本実施例の遊技用システムの構成を示す図であり、本実施例の遊技用システムは、遊技場において複数配置された遊技島に並設される遊技機であるカードリーダ式パチンコ機(以下パチンコ機)2と、該パチンコ機2に対して1対1に対応設置され、表示ユニット350を有する遊技用装置としてのカードユニット3と、遊技場内の所定箇所に設置され、前記カードユニット3にて使用される後述の会員カード37に対し、投入された現金に該当する遊技用価値である度数を付与する入金処理を行う入金装置21と、該会員カード37に残存する遊技用価値である度数を現金に精算する精算処理を行う精算装置22と、前記カードユニット3が不良となった際に、該不良のカードユニット3と交換するための予備のカードユニット3を収納されたカードユニットストッカ20と、前記カードユニット3にて使用される後述の会員カード37並びに遊技用記録媒体であるビジターカード38の管理等を行うシステムコントローラ100と、前記会員カード37を所持する会員遊技者に関する遊技関連情報等を管理する遊技者情報管理装置としての会員管理コンピュータ120と、前記各カードユニット3に接続され、該カードユニット3が対応する前記パチンコ機2から出力される遊技情報や該パチンコ機2の上下位置に配置された補給球計数器24並びにアウト球計数器26からの計数情報を、各カードユニット3を介して収集、管理する管理装置としてのホールコンピュータ140と、から主に構成されており、前記システムコントローラ100、会員管理コンピュータ120、ホールコンピュータ140、カードユニット3、カードユニットストッカ20、入金装置21並びに精算装置22とはハブ(HUB)7並びに中継器6並びに通信ケーブル8を介して双方向のデータ通信可能に接続されていて、各接続機器にはそれぞれローカルIPアドレスが付与されてローカルエリアネットワーク(LAN)が形成されている。また、前記システムコントローラ100と会員管理コンピュータ120とは個別の通信ケーブル10を介して比較的高速のデータ通信を実施可能に接続されている。
【0017】
また、前記システムコントローラ100は、通信回線11を介してカード管理会社に設置された管理サーバ12と双方向のデータ通信を実施できるように接続されていて、カード管理会社は、該管理サーバ12にて各遊技場の会員カード37並びにビジターカード38による売上や、システムコントローラ100並びにカードユニットのエラー状況等を把握できるようになっている。
【0018】
初めに、本実施例にて会員カード37並びにビジターカード38に用いた各記録媒体について説明すると、本実施例では図2(a)(b)に示すように、予め会員登録をした会員遊技者に対して発行される会員カード37と、会員カード37を所持しない遊技者に発行されるビジターカード38と、の2種類のICカードを用いている。
【0019】
まず、本実施例に用いた会員カード37について説明すると、該会員カード37には、図2(a)に示すように、略長方形のカード型に形成されているとともに、その中央位置に、非接触にて記録データの入出力(送受信)を行うための円形状とされたアンテナコイル83と、記録データを電気的に書き換え可能に記憶する集積回路(IC)84とが設けられており、これら会員カード37は、前記カードユニット3内に設けられている後述するカードリーダライタ327に挿入されることで、該カードリーダライタ327から出力される電磁波が前記アンテナコイル83に誘導起電力を生じさせて前記集積回路84が動作可能に付勢されるとともに、前記アンテナコイル83を介して前記カードリーダライタ327との各種のデータ送受を電磁波により非接触にて実施可能とされている。
【0020】
また、これら会員カード37における集積回路84の内部メモリには、各会員カード37を個別に識別可能なカードIDや、各会員を特定可能な遊技者特定情報としての会員ID、当該会員カード37が発行された発行店等の情報が書き換え不可に記録されているとともに、前記カードリーダライタ327とのデータ通信により、後述する入金処理の際に付与される遊技用価値特定情報としてのプリペイドIDや度数データや、最後に入金処理がなされたカードユニット3(入金装置)の装置ID、当該会員カード37を所持する会員の氏名(名字及び名前)や性別、年齢、誕生日、職業等、当該会員カード37を所持する会員遊技者に関する会員帰属情報等の情報が書き換え可能に記録されている。
【0021】
この本実施例の会員カード37の一面には、図2(a)に示すように、バーコード85が印刷されており、該バーコード85に前記会員IDが記録されていて、該バーコード85を読み取ることで、前記集積回路84との通信を行うことなく、会員IDを自動的に読み取ることができるようになっている。
【0022】
次いで、本実施例にて用いたビジターカード38について説明すると、該ビジターカード38には、図2(b)に示すように、各辺の長さが前記会員カード37の各辺の長さより若干短い略長方形のカード状とされており、その略中央部には、前記会員カード37におけるアンテナコイル83並びに集積回路84と同一構成とされたアンテナコイル91並びに集積回路92が設けられた非接触ICカードを使用しており、前記会員カード37同様にカードリーダライタ327との各種のデータ送受を電磁波により非接触にて実施可能とされている。
【0023】
また、これらビジターカード38における集積回路92の内部メモリには、各ビジターカード38を個別に識別可能なシリアル番号やカードID並びに当該ビジターカード38が使用される使用店等が書き換え不可に記録されているとともに、前記カードリーダライタ327とのデータ通信により、会員カード37の未挿入時にカードユニット3に投入される金額に該当する大きさの遊技用価値である度数や、装備されているカードユニット3の装置ID、並びに書き換え回数情報等の情報等が書き換え可能に記録される。
【0024】
次いで、本実施例に用いた遊技機であるパチンコ機2について簡単に説明すると、該パチンコ機2は、図3に示すように、額縁状に形成されたガラス扉枠202を有し、該ガラス扉枠202の下部表面には打球供給皿203がある。打球供給皿203の上面所定箇所には、操作部14が設けられているとともに、打球供給皿203の下部には、打球供給皿203から溢れた景品玉を貯留する余剰玉受皿204と打球を発射する打球操作ハンドル(以下操作ノブ)205とが設けられている。
【0025】
このパチンコ機2が設置される遊技島内には、該遊技島の下部位置に各パチンコ機2より排出されたパチンコ球を収集可能となるように遊技島を横断するように配置された下部タンク(図示略)と、遊技島上部位置に該遊技島に並設された各パチンコ機2へパチンコ球を供給可能となるように遊技島を横断するように配置された供給樋(図示略)と、前記下部タンクに収集、貯留されているパチンコ球を下部タンクより供給樋へと揚送する揚送装置(図示略)と、が設けられているとともに、図3に示すように、遊技島の前記パチンコ機2の上方位置には、パチンコ機2の裏面上部位置に設けられている上部タンク(図示略)に前記供給樋により供給されたパチンコ球を補給するための分流樋23が設けられ、且つ前記遊技島内の該パチンコ機2の下方位置には、該パチンコ機2にて遊技に使用されたパチンコ球が排出され、該排出されたパチンコ球が前記下部タンクへと排出されるアウト球タンク25が設けられていて、前記分流樋23よりパチンコ球が供給されてパチンコ機2において賞球や貸出球に使用されるとともに、遊技に使用されたパチンコ球が前記アウト球タンク25を通じて下部タンクに排出されて収集され、再度遊技島上部の前記供給樋に揚送されて循環使用されるようになっている。
【0026】
前記分流樋23にはパチンコ機2に補給されるパチンコ球(補給球数)を計数するための補給球計数器24が設けられているとともに、前記アウト球タンク25から下部タンクへの排出流路にはパチンコ機より排出されたアウト球を計数するためのアウト球計数器26が設けられていて、これら補給球計数器24並びにアウト球計数器26は、前記カードユニット3内に内蔵されている後述する制御ユニット328に接続されており、補給球計数器24並びにアウト球計数器26より出力された計数信号が前記制御ユニット328に入力することで、制御ユニット328にて対応するパチンコ機2への補給球数並びに遊技に使用されたアウト球数を計数することができるようになっている。
【0027】
前記操作部14の上面には、図4に示すように、前記カードユニット3において前記会員カード37或いはビジターカード38より読み出された度数が表示される度数表示部17と、遊技の開始または前記打球供給皿203に持玉が少なくなったか或いは無くなった際に押圧操作されることで、前記度数表示部17に度数が存在する場合に所定数量のパチンコ玉の貸出がパチンコ機2より実施される貸出ボタン16と、遊技の終了時にて前記カードユニット3に受付中の会員カード37を返却させるための返却ボタン15と、が設けられており、これら各部は操作部14内部に設けられている操作基板18上に実装されている。
【0028】
前記ガラス扉枠202の後方には、図3に示すように、遊技盤206が着脱可能に取付けられている。また、遊技盤206の前面には遊技領域207が設けられている。この遊技領域207の中央付近には、「特別図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報が可変表示される可変表示部209と、「普通図柄」と呼ばれる複数種類の識別情報が可変表示される可変表示装置210とが設けられている。また遊技盤206には、複数の入賞口224や通過ゲート211、始動入賞口214、可変入賞球装置216が設けられているとともに、遊技領域207の下部には、入賞しなかった打込玉を回収するアウト口226が形成されている。
【0029】
前記打球操作ノブ205の操作によって揺動されるハンマー(図示略)によって発射された打玉は、打球レールを通って遊技領域207に入り、その後、遊技領域207を流下していく。この際、発射勢いが弱すぎて前記遊技領域207に達しなかったパチンコ玉は、環流経路(図示略)を通じて前記余剰玉受皿204に環流されるようになっている。
【0030】
また、前記遊技領域207に打ち込まれた打込玉が通過ゲート211を通過すると、可変表示装置210に停止表示されている普通図柄が可変開始する。
【0031】
可変表示装置210の可変表示動作後の表示結果が予め定められた特定の表示結果(たとえば7)となった場合に、始動入賞口214に設けられた可動片215が所定時間開成して遊技者にとって有利な状態となる。
【0032】
また、始動入賞口214にパチンコ玉が入賞すると、可変表示部209において全特別図柄が可変表示(変動表示)を開始する。そして、その後、左、中、右の特別図柄が停止し、その停止表示結果が予め定められた特定の表示態様(たとえば777)となった場合に、特定遊技状態(大当り状態)が発生する。このように大当り状態が発生した場合には、可変入賞球装置216に設けられた開閉板220が開成して遊技者にとって有利な第1の状態となる。この第1の状態は、所定期間(たとえば30秒間)の経過または打玉の所定個数(たとえば10個)の入賞のうちいずれか早い方の条件が成立することにより終了し、その後、遊技者にとって不利な第2の状態となる。第1の状態となっている可変入賞球装置216の大入賞口内に進入した打玉が特定入賞領域(Vポケット)に入賞して図示しないVカウントスイッチにより検出されれば、その回の第1の状態の終了を待って前記第2の状態から前記第1の状態に制御する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し継続制御の上限回数は例えば15回と定められている。
【0033】
また、前記可変表示部209で可変表示された左、中、右の特別図柄が同じ図柄の種類に一致した大当り図柄の組合せで停止表示されたときには前述したように大当りが発生するが、これら大当り図柄に停止表示される以前の状態において、リーチ状態が発生する場合がある。ここで、「リーチ状態」とは、可変表示部209が可変開始された後、表示制御が進行して表示結果が導出表示される前段階にまで達した時点でも、特定の表示態様となる表示条件から外れていない表示態様をいう。例えば、前記特定の表示態様の組合せが揃った状態を維持しながら複数の前記可変表示部209による可変表示を行う状態もリーチ表示状態に含まれる。更にリーチの中には、それが出現すると、通常のリーチ(ノーマルリーチ)に比べて、大当りが発生しやすいものがある。このようなリーチをスーパーリーチという。更にリーチの中には、相当な低確率ではあるが、それが出現すると、ほぼ確実に大当りが発生するものがある。このようなリーチをプレミアムリーチという。
【0034】
これらパチンコ機2の構成を図7に基づいて説明すると、該パチンコ機2には、前記可変表示部209の表示制御を行う表示制御基板280と、図示しない玉タンクに供給されたパチンコ玉の払出を実施する玉払出装置297に接続され、後述の遊技制御基板231から出力される賞球信号並びにカードユニット3より入出力される各種信号に基づきパチンコ玉の払出制御を行う賞球制御基板237と、遊技効果ランプ等の制御を実施するランプ制御基板235と、スピーカから出力される音声の制御を行う音声制御基板270と、前記打球操作ハンドル205の操作に基づき打球供給皿203に払い出されたパチンコ玉を遊技領域207に発射する打球発射装置の制御を行う発射制御基板291と、これら各部の制御を実施する遊技制御基板231と、が設けられており、これらは図7に示すように接続され、前述の打球供給皿203に払い出されたパチンコ玉を使用して遊技を実施できるようになっている。
【0035】
また、前記賞球制御基板237は、前記カードユニット3の制御ユニット328(図7参照)に信号ケーブル9を介して接続されており、後述の台端末貸出完了信号(EXS)や台READY信号(PRDY)が前記カードユニット3の制御ユニット328に出力されるようになっているとともに、前記カードユニット3の制御ユニット328より出力される後述のカードユニットREADY信号(BRDY)や台端末貸出要求完了確認信号(BRQ)が入力されるようになっており、これらの信号の授受により遊技媒体であるパチンコ球がパチンコ機2にて貸出されるようになっている。
【0036】
これら貸出処理の具体的な制御状況を図15に基づき説明すると、前記パチンコ機2の賞球制御基板237は、前記カードユニット3の制御ユニット328と接続されて通信が可能な状態であるとスタンバイ状態となり、前記PRDYをLOWとする(S1)。
【0037】
このようにPRDYが出力されている状態において前記貸出ボタン16が操作されると、制御ユニット328は、前記BRDYをLOWとし(S2)、この状態において、更に前記BRQをLOWとする(S3)。
【0038】
次いで、前記賞球制御基板237は、前記BRDYのLOWを検出した状態においてBRQのLOWを検出すると、パチンコ玉の払い出しが可能であるか確認し、可能である場合には、前記EXSをLOWとする(S4)。
【0039】
該EXSのLOWを検出した制御ユニット328は、前記BRQをHIGHとし(S5)、該BRQのHIGHを検出した賞球制御基板237は、玉払出装置297に玉払出信号を出力し、これに基づき1度数に該当する玉数(本実施例では25玉)の払出が実施されるとともに、該払出の終了に基づき、前記EXSをHIGHとする(S6)。
【0040】
該EXSのHIGHを検出した制御ユニット328は、前記度数レジスタに記憶している度数から1度を減算するとともに、前記度数表示部17に表示されている度数から1度を減算して表示更新する。
【0041】
制御ユニット328は、これら(S3)〜(S6)の信号制御並びに度数の減算更新制御、前記貸出単位変更ボタン306にて設置された貸出度数分繰返し実施し、これら制御が終了した後、BRDYをHIGHとして(S7)、貸出処理を終了する。
【0042】
このようにカードユニット3の制御ユニット328から出力されるBRQのHIGHの検出回数に基づき、前記賞球制御基板237は1度分に該当する数量(25玉)のパチンコ玉の貸出を実施するようになっており、このようにして貸出されたパチンコ玉を使用して遊技者はパチンコ機2における遊技を実施できるようになっている。
【0043】
尚、本実施例においては、前記S6が終了した段階で1度を減算するようにしているが、前記S3〜S6の処理を貸出度数分(例えば5度分の貸出であれば5回)繰返し実施した後、すなわち、貸出度数分のパチンコ玉が払い出された後、該貸し出された度数(例えば5度分の貸出であれば5度)を減算するようにしても良い。
【0044】
また、前記遊技制御基板231は、パチンコ機2における遊技情報を外部出力するための情報出力部298に接続されており、該遊技制御基板231より出力された大当り信号や始動信号、前述したプレミアムリーチが発生した場合に出力されるプレミアムリーチ発生信号等の入力に基づく大当り情報や始動情報、プレミアム発生情報等の各種遊技情報を、前記情報出力部298を介して前記カードユニット3に出力するようになっている。
【0045】
また、前記操作基板18は、前述の賞球制御基板237並びに信号ケーブル9を介してカードユニット3に接続されており、前記貸出ボタン16が操作されて遊技者による玉貸し操作がなされた場合に出力される貸出入力信号や、返却ボタン15が操作された場合に出力される返却入力信号が、前記カードユニット3の制御ユニット328に出力されるようになっているとともに、該制御ユニット328より出力される前記度数表示部17の度数表示信号が入力されることで該度数表示部17に該度数表示信号に基づく度数が表示されるようになっている。
【0046】
次に、本実施例の遊技用装置としてのカードユニット3について説明すると、該カードユニット3の前面には、図3に示すように、その最上部位置にはカードユニット3の動作やシステムコントローラ100並びに会員管理コンピュータ120との通信状態を報知する動作ランプ301が設けられており、遊技場の係員等がカードユニット3内部やシステムコントローラ100並びに会員管理コンピュータ120並びにホールコンピュータ140との通信状態の不具合の発生を知覚できるようになっている。
【0047】
この動作ランプ301の下方位置には、紙幣を挿入可能とされた紙幣挿入口302と、硬貨が投入可能とされた硬貨投入口303と、投入した硬貨の返却を実施する硬貨返却ボタン304とが設けられていて、遊技者は貨幣として硬貨並びに紙幣を投入できるようになっている。
【0048】
これら各投入口302,303並びに返却ボタン304の下方位置には、後述する貸出処理における貸出単位(1回の貸出操作で使用される度数の大きさ)の変更が可能である場合に点灯される変更可能ランプ305と、該変更可能ランプ305が点灯中に操作されることで前記貸出単位を変更する貸出単位変更ボタン306と、前記貸出単位等が表示される貸出単位表示部307と、後述の度数表示部309の表示内容を度数の端数表示等に変更表示させるための端数ボタン308と、前記会員カード37やビジターカード38から読み出された度数等が表示される度数表示部309と、対応する遊技機の機種を点灯により示す機種設定ランプ310と、対応する遊技機の連結方向を示す方向指示ランプ311と、後述するカードリーダライタ327に会員カード37が挿入中である旨を示す挿入中ランプ312と、挿入された会員カード37を所持する会員がイベント対象者である旨を点灯により報知するイベント対象者ランプ335と、を有する操作パネルが設けられており、遊技者が各種操作を実施可能とされている。
【0049】
この操作パネルの下部位置には、前記硬貨返却ボタン304が操作された場合等に硬貨が返却される硬貨返却口313並びに該硬貨返却口313を下方から覆うように突設形成され、該硬貨返却口313より排出された硬貨の落下を防止する受部313’が設けられている。
【0050】
この硬貨返却口313の更に下方位置には、受付中の会員カード37から特定される貯蓄玉数に基づく再プレイ可能回数等が表示される会員カード用表示部314と、暗証番号等の入力を行うテンキー315と、該テンキー315にて入力した暗証番号を決定する場合や前記貯蓄玉数のうちの所定の玉数払戻を実施するためのエンターキー317と、会員カード37を受付け時において該会員カード37に記録された度数を用いて遊技を実施するか、若しくは該会員カード37の会員IDにより特定される貯蓄玉数を用いて遊技を実施するかを選択するプレイ選択ボタン316とが設けられた会員操作パネルが設けられており、会員遊技者が会員カード37を挿入することで操作を実施できるようになっている。
【0051】
また、図5に示すように、前記会員カード挿入口319とビジターカード装着口318とは、遊技者から見て左右に並んで配置されているとともに、前記ビジターカード装着口318は、前記会員カード挿入口319が設けられたカードユニット3の前面よりも装置の内方に入り込むように形成された段部340に設けられている。
【0052】
前記会員カード挿入口319は、カードリーダライタ327の会員カードスロット(図示略)に連設されており、該会員カード挿入口319を介して会員カード37を会員カードスロットに挿入可能とされている。また、前記段部340に設けられたビジターカード装着口318も、カードリーダライタ327のビジターカード収容室(図示略)に連設されており、このビジターカード装着口318を介してビジターカードを前記ビジターカード収容室に装着可能とされている。
【0053】
また、前記ビジターカード収容室にビジターカード38が装着された際には、該装着されたビジターカード38の先端がビジターカード装着口318から突出する態様にて装着される。また、このビジターカード装着口318が設けられた段部340には、この段部340全体を被覆する透明カバー部材318’が着脱可能に取付けられており、これにより前記カードリーダライタ327に装着されたビジターカード38が、前記透明カバー部材318’を通して視認できるとともに、該透明カバー部材318’により挿入されたビジターカード38の抜き取りができない状態とされている。
【0054】
このように、段部340の全面を透明カバー部材318’にて覆うようにすることは、これらビジターカード38が装着されている装置内部に、異物等の侵入による不具合を回避できるようになることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0055】
また、この透明カバー部材318’は、図5に示すように、該透明カバー部材318’の前面側端に設けられた係止突起341を、段部340の側面に設けられた係止孔342に係止させ、透明カバー部材318’の側面後端に設けられた係止爪343を、段部340の底面に設けられた係止孔344に係合させることで取付けられるようになっており、前記係止爪343と係止孔344との係合を、カードユニット3の施錠を解除して全面に引き出す等により前記係合部を露出させて解除することで、透明カバー部材318’の取外しが可能とされている。これにより、前記施錠を解除できる遊技場の係員等は、ビジターカード38の交換作業が容易に行えるようになるとともに、通常時カードユニット3はパチンコ機2と並設されて前記係合部が露出されない状態にて使用されるため、通常使用時において透明カバー部材318’は取り外せない状態、すなわち装着されたビジターカード38の抜き取りができない状態で使用できるようになる。
【0056】
また、前記ビジターカード装着口318が設けられた段部340の上下面において前記透明カバー部材318’の上下端面が当接する位置には、緑色に発光するLEDモジュール346が設けられている。これらLEDモジュール346は、カードリーダライタ327に装着されているビジターカード38に対する処理が実施されている場合に発光するように制御されており、前記透明カバー部材318’がその端面より入光したLEDモジュール346の緑色光にて点灯されることでビジターカード38が処理中である旨が遊技者に報知される。
【0057】
また、図5に示すように、前記会員カード挿入口319の周囲には、高周波電圧の印加により赤色に発光するEL(エレクトリックルミネッセンス)部材にて構成される会員カード受付中表示部345が設けられている。これら会員カード受付中表示部345は、会員カード37が受付中の場合に赤色に点灯されることで、会員カード37が受付中である旨が遊技者や遊技場係員に報知される。
【0058】
この本実施例に用いたカードユニット3の構成を図6並びに図7に基づいて説明すると、該カードユニット3には、最上部前面位置に設けられている前記動作ランプ301が接続されるとともに、前記変更可能ランプ305や貸出単位変更ボタン306、貸出単位表示部307、端数ボタン308、度数表示部309、機種設定ランプ310、方向指示ランプ311、挿入中ランプ312、イベント対象者ランプ335、前記貸出単位表示部307や度数表示部309の表示ドライバ(図示略)等が実装され、これら各部と後述する制御ユニット328との制御信号の入出力等が行われる第1操作基板320と、会員カード受付中表示部345並びにLEDモジュール346が接続されるとともに、前記会員カード用表示部314やテンキー315、プレイ選択ボタン316、エンターキー317、前記会員カード用表示部314の表示ドライバ(図示略)等が実装され、これら各部と前記制御ユニット328との制御信号の入出力等が行われる第2操作基板321とが、設けられており、これら第1操作基板320並びに第2操作基板321は、カードユニット3の前面パネルに沿って配置されている。
【0059】
また、装置内の上部位置には、前記紙幣挿入口302に連設され、該紙幣挿入口302に投入された紙幣を取り込んでその真贋や紙幣種別の識別を実施し、その識別結果を装置中央部に設けられている後述の制御ユニット328に出力する紙幣識別ユニット322が設けられているとともに、その下方位置には、前記硬貨投入口303に硬貨投入路323を介して連設され、該硬貨投入口303より投入された硬貨(本実施例では100円硬貨と500円硬貨)の真贋並びに硬貨種別の識別を実施し、その識別結果を後述の制御ユニット328に出力する硬貨識別ユニット324とが設けられており、これら両識別ユニット322、424を内在することにより、各種紙幣(1万円、5千円、2千円、千円の各紙幣)並びに各種硬貨(100円硬貨、500円硬貨)の受付が可能とされている。
【0060】
また、カードユニット3の下方位置には、前記会員カード挿入口319並びにビジターカード装着口318の双方に連設するように配置され、これら会員カード挿入口319に挿入されて受付けた会員カード37の前記集積回路(IC)84に記録されている記録情報や、ビジターカード装着口318に装着されているビジターカード38の前記集積回路92に記憶されている記録情報の読み出し並びに書き込み等を行うカードリーダライタ327が設けられている。
【0061】
このカードリーダライタ327の内部には、前記ビジターカードスロットに挿入された会員カード37並びに前記ビジターカード収容室に装着されているビジターカード38とのデータ送受を行う通信基板327aと、該カードリーダライタ327の制御を行うコントローラ等が実装された制御基板327bと、が設けられており、図7に示すように、前記制御基板327bは、ハブ7並びに通信ケーブル8を介して前記システムコントローラ100に接続され、システムコントローラ100とのデータ通信を実施可能とされている。また、前記制御基板327bは、カードリーダライタ327が搭載されたカードユニット3の制御ユニット328にも接続されており、該制御ユニット328との各種データの送受が実施可能とされている。
【0062】
また、カードユニット3の略中央部位置には、前記紙幣識別ユニット322や硬貨識別ユニット324、カードリーダライタ327に接続され、これら紙幣識別ユニット322並びに硬貨識別ユニット324との各種信号の入出力を行うI/Oポート332aや、前記カードリーダライタ327に接続され、該カードユニット3との各種データの送受を行うためのI/Oポート332d、前記第1操作基板320並びに前記第2操作基板321に接続されて各種信号の入出力を行うI/Oポート332b、前記CRパチンコ機2の賞球制御基板237や操作基板18との各種信号の入出力を行うI/Oポート332c、前記ハブ7並びに通信ケーブル8を介して会員管理コンピュータ120やホールコンピュータ140とのデータ通信を行うための判定結果送信手段としての通信部334、対応するCRパチンコ機2の上方位置に設置された外部機器としての呼出ランプ4(図3参照)に接続され、該呼出ランプ4に対して該呼出ランプ4を点灯させるための点灯指示信号や表示ユニット350に表示する前記ホールコンピュータ140から送信されてきた報知メッセージデータを出力するとともに、前記補給球計数器24並びにアウト球計数器26より出力された計数信号や前記CRパチンコ機2の情報出力部298から出力される始動情報や大当り情報等の各種遊技情報の出力を受付ける遊技情報受付け手段としてのデータ入出力部336、これらカードユニット3を構成する各部の制御や前記操作基板18に実装された度数表示部17の制御、並びに前記表示ユニット350の表示内容の制御や前記データ入出力部336にて受付けた各遊技情報の集計処理や該集計された遊技情報が予め定められた所定の閾値に達したか否かの判定処理を行う集計手段並びに閾値判定手段としてのMPU329、ワークメモリや前記集計された遊技情報の記憶や前記閾値の記憶に使用されるRAM330、前記MPU329が実行する制御内容が記述された制御プログラム等が記憶されたROM331等が設けられた制御ユニット328を内蔵しており、これら各部は図7に示すように接続されていて、前記MPU329が実行する制御プログラムにより、カードユニット3を構成する各部の動作が制御される。
【0063】
本実施例のカードユニット3は、図6に示すように、カードユニット3本体とその上下位置に形成されたユニットホルダ31’にて係合し、該カードユニット3本体を前面方向に引き出し可能に保持するユニットホルダ31を介して遊技島に設置されており、カードユニット3の前面下部位置には、シリンダ錠(図示略)が設けられていて、係員等が所持する解錠キーにより施錠を解除することでカードユニット3が引き出しできるようになっている。また、該ユニットホルダ31には、各種接続ケーブルを中継するためのコネクタが設けられており、前記カードリーダライタ327とシステムコントローラ100とを接続するケーブルや、前記制御ユニット328と会員管理コンピュータ120とを接続するケーブルも、該ユニットホルダ31を介して中継接続されていて、これらケーブルが前記カードユニット3本体の引き出し時に絡まって、カードユニット3本体が引き出せなくなってしまうことがないように工夫されている。
【0064】
また、本実施例に用いた紙幣識別ユニット322は、その後端側(紙幣挿入先端側)が紙幣回収路(図示略)を介して遊技島内を横断するように架設された紙幣搬送路(図示略)に連結されている。該紙幣識別ユニット322は、会員カード37が受付中であって、読み出された度数が残存しない場合(0度の場合)において、紙幣の挿入を受付け、該受付けた紙幣を識別するように前記制御ユニット328にて制御される。この識別により受付けた紙幣が正規の紙幣(1000円紙幣、2000円紙幣、5000円紙幣、10000円紙幣)であると識別した場合には、該識別結果を前記制御ユニット328に出力するとともに、該識別した紙幣を前記紙幣搬送路に送り出すとともに、正規の紙幣ではないと識別した場合には受付けた紙幣を返却するようになっている。また、本実施例において前記紙幣識別ユニット322は、カードユニット3(カードリーダライタ327)とシステムコントローラ100とが通信接続されていない(通信障害時を含む)場合や会員カード37が受付中ではない場合において、1000円紙幣のみを受付け、それ以外の紙幣を返却して受付けないように前記制御ユニット328にて制御されているとともに、会員カード37が受付中であって、該会員カード37により特定される度数が残存する場合には、いずれの紙幣も受付けないように制御ユニット328にて制御されている。
【0065】
また、本実施例に用いた前記硬貨識別ユニット324は、図6に示すように、硬貨返却路325を介して前記硬貨返却口313に連設されているとともに、硬貨回収路326並びに硬貨回収樋(図示略)を介して遊技島内を横断するように架設されたコイン搬送路(図示略)に連結されている。該硬貨識別ユニット324は、会員カード37が受付中であって、読み出された度数が残存しない場合(0度の場合)或いは会員カード37が受付中ではない場合において、硬貨の投入を受付け、該受付けた硬貨を識別するように前記制御ユニット328にて制御される。この識別により受付けた硬貨が正規の硬貨(100円硬貨、500円硬貨)であると識別した場合には、該識別結果を制御ユニット328に出力するとともに、該識別した硬貨を前記コイン搬送路に排出し、正規の硬貨ではないと識別した場合には硬貨返却口313より返却する。また、前記硬貨識別ユニット324は、会員カード37が受付中であって、該会員カード37より読み出された度数が残存する場合には、前記紙幣の場合と同様に硬貨を受付けないように制御ユニット328にて制御されている。
【0066】
また、前記RAM330内の所定アドレスには、挿入されている会員カード37の会員ID並びに会員カードIDが記憶される会員IDレジスタや、貯蓄球数が記憶される貯蓄球数レジスタや、暗証番号レジスタや、度数が記憶される度数レジスタに加えて、制御ユニット328に接続されている前記補給球計数器24並びにアウト球計数器26からの計数信号の入力に基づく営業開始時点からの補給球総数並びにアウト球総数が加算記憶される補給球総数レジスタやアウト球総数レジスタと、集計された総始動回数や大当り間始動回数、並びに大当り回数や確変回数等の遊技情報が記憶される遊技情報レジスタと、前記ホールコンピュータ140から送信される閾値データを更新記憶するための閾値レジスタと、前記ホールコンピュータ140から送信される報知メッセージを記憶する報知メッセージレジスタと、会員カード37が挿入中における補給球計数器24並びにアウト球計数器26からの計数信号に基づく会員遊技者の遊技における補給球総数並びにアウト球総数が記憶される会員補給球数(IN)レジスタや会員アウト球数(OUT)レジスタ、会員カード挿入中における大当り回数が加算記憶される会員特賞回数レジスタと、が設けられており、前記補給球総数レジスタやアウト球総数レジスタの営業開始時点からの補給球総数とアウト球総数が前記会員管理コンピュータ120並びにホールコンピュータ140へ定期的に送信されることで、各パチンコ2の収支状況を会員管理コンピュータ120並びにホールコンピュータ140が把握できるとともに、会員カード37の返却時において該会員カード挿入時からの前記会員補給球数(IN)レジスタ並びに会員アウト球数(OUT)レジスタに記憶されている会員遊技者の遊技に伴う補給球数(IN)とアウト球数(OUT)と会員特賞回数レジスタに記憶されている会員特賞回数とが前記会員管理コンピュータ120へ送信されることで、各会員遊技者の収支を会員管理コンピュータ120が把握できるようになっている。
【0067】
また、前記補給球総数レジスタやアウト球総数レジスタの球数データ、並びに前記遊技情報レジスタに集計記憶されている遊技情報は、前記ホールコンピュータ140からの出力要求に基づいて、逐次ホールコンピュータ140に送信されてホールコンピュータ140にても記憶、管理されるとともに、これら前記補給球総数レジスタやアウト球総数レジスタの球数データ、並びに前記遊技情報レジスタに集計記憶されている遊技情報のデータは、営業終了時の締め処理において会員管理コンピュータ120へも送信されることで、各パチンコ機2にて営業中に発生した大当り総回数を会員管理コンピュータ120が把握することができるようになっているとともに、会員カード37の返却時に該会員カード挿入時からの前記会員特賞回数レジスタに記憶されている会員特賞回数が会員管理コンピュータ120へ送信されることで、各会員の遊技中に発生した大当り回数も管理コンピュータ120が把握することができるようになっている。
【0068】
このように、本実施例においては、補給球数として前記補給球計数器24の計数信号を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら補給球数として遊技機であるパチンコ機から出力される賞球信号を用いるようにしても良い。
【0069】
ここで、カードユニット3に接続される前記表示ユニット350について簡単に説明すると、表示ユニット350の前面には、文字情報をスクロール表示可能なドットマトリクス構成とされたLEDパネルから成る表示部が設けられており、前記ホールコンピュータから送信されてくる報知メッセージデータに基づき、そのパチンコ機2において特典付与がなされる条件を報知する報知メッセージがスクロール表示されるとともに、該パチンコ機2における遊技情報や前記閾値レジスタに記憶されている閾値までの差数が所定以下になった場合に、該差数が該差数の大きさに対応する所定の表示態様にて表示されるようになっている(図13参照)
【0070】
この様な構成とされた本実施例のカードユニット3は、前記会員カード挿入口319に挿入された会員カード37より読み出された度数をパチンコ玉の貸出に使用するための貸出処理と、前記会員カード37が受付中でかつ残存する度数が0度の場合であって、紙幣(1000円紙幣、2000円紙幣、5000円紙幣、10000円紙幣)または硬貨(100円硬貨、500円硬貨)が挿入または投入されて識別された場合に、該識別された金額に相当する度数(識別金額を100で除算した値)を、受付けられている会員カード37より読み出された度数に加算する追加入金処理と、前記会員カード37が受付けられていない場合に低額紙幣(1000円紙幣)または硬貨(100円硬貨、500円硬貨)が挿入または投入されて識別された場合に、該識別された金額に相当する度数を前記ビジターカード装着口318に挿入されたビジターカード38に記録した後、該記録した度数の全てをパチンコ玉の貸出に使用する発行貸出処理と、以前の遊技にて貯蓄した貯蓄玉数を再度遊技に使用することのできる払戻処理と、を行うようになっている。
【0071】
次いで、本実施例における管理装置であるホールコンピュータ140について説明すると、該ホールコンピュータ140は、図8に示すように、コンピュータ内部にてデータの送受を行うデータバス141に、該ホールコンピュータ140が実施する遊技情報等の収集、管理処理や前記閾値到達に基づいて前記カードユニット3から送信される第1の判定結果の受信に伴い、該受信した第1の判定結果にて特定される閾値への到達が、予め定められた特典の付与条件を満たすか否かを判定する特典付与判定処理等の各種処理等を行うCPU142、ワークメモリ等として使用されるRAM143、時刻情報やカレンダ情報を出力する計時手段としてのリアルタイムクロック(RTC)144、磁気ディスクや光磁気ディスクから成る記憶装置145、ファンクションメニュー等が独自に割り当てられた専用化されたキーボードである入力装置146、各種情報を表示出力する表示装置147、各種情報をプリント出力するプリンタ148、前記カードユニット3の制御ユニット328とのデータ通信を行う判定結果受信手段並びに特典付与判定結果送信手段としての通信部149とが接続された通常のコンピュータである。
【0072】
また、前記記憶装置105には、該ホールコンピュータ140の処理を実施するための処理プログラムに加えて、図9(a)、図9(b)に示すように、各パチンコ機2に関する情報が更新登録される台管理データベースと、各パチンコ機2の遊技情報における特典付与の閾値が、各パチンコ機2毎に登録、管理される閾値管理テーブル(データベース)が登録されている。
【0073】
まず、図9(a)の台管理データベースは、各カードユニット3が対応する遊技機毎の台番号に対応付けて、遊技機のタイプや機種、設置されている島番号とともに、大当り間の始動回数や、総始動回数、大当り回数、確変回数等の遊技情報や、前記カードユニット3から出力される前記補給球総数レジスタやアウト球総数レジスタに記憶されている営業開始時点からの補給球総数とアウト球総数の差球に基づき算出されるパチンコ機2の支出金額や、収支金額、並びに前記アウト球総数をパチンコ機2において単位時間(1分間)に打ち出させる平均打出数で除することで得られる稼働時間(分)や営業時間に占める稼働時間(分)の割合である稼働率とが登録されている。
【0074】
また、図9(b)に示す閾値管理テーブルには、各パチンコ機2に対応する前記カードユニット3の閾値レジスタに記憶される各遊技情報の閾値が、各パチンコ機2の台番号に対応付けて登録、管理されている。
【0075】
これら各パチンコ機2の閾値は、本実施例ではホールコンピュータ140において集中設定できるようにするために、ホールコンピュータ140には図11に示すように、閾値設定画面が設けられており、該閾値設定画面において各パチンコ機2における閾値を変更することができるようになっている。
【0076】
これら閾値設定画面にて閾値を変更して「設定」の選択項目を選択入力した場合には、該変更に基づき、前記閾値管理テーブルの登録データが更新されるとともに、該更新された閾値の台番号のパチンコ機2に対応するカードユニット3に対し、該新たな閾値が送信されて、カードユニット3の前記閾値レジスタに記憶されている閾値データが更新されるようになっている。
【0077】
これら本実施例のように閾値設定画面を管理装置であるホールコンピュータ140に設けることは、各パチンコ機2の閾値を遊技場に合わせてホールコンピュータ140にて容易に変更できるようになることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら閾値を固有のものとして変更不可としても良いし、更には、これら閾値の変更を遊技用装置であるカードユニット3にて設定できるようにしても良い。
【0078】
また、これら閾値の変更に際しては、これら変更された閾値データの送信とともに、該変更された閾値と、該閾値に対応して図10に示す特典付与設定画面において、特典付与条件が設定されている場合においては、これら設定されている特典付与条件並びに前記閾値とから、これら特典付与を行うための条件を報知する報知メッセージ、例えば、前記閾値として大当り回数が1時間以内に3回であり、該閾値への到達に対する特典の付与の条件が、該閾値への到達が図10の特典付与条件2に示すように、1〜2時の間の時間帯においてのみ有効とするように設定されている場合においては、これらの設定内容を踏まえて「1〜2時の間に、大当りを3回発生させた方には優先入場券贈呈」の報知メッセージがホールコンピュータ140にて生成され、該生成した報知メッセージが図12に示すように、前記閾値の送信に次いでカードユニット3に送信され、該送信された報知メッセージが前記報知メッセージレジスタに記憶される。
【0079】
これら報知メッセージレジスタに記憶された報知メッセージは、前記カードユニット3の制御ユニット328より、所定時間間隔等の適宜なタイミングにて前記表示ユニット350に出力され、該報知メッセージが表示ユニット350の表示部にスクロール表示されるようになっている。
【0080】
このように、表示ユニット350に報知メッセージを表示して特典付与を行うための条件を報知することは、遊技客は特典が付与に必要な前記閾値と特典の付与条件を把握することができることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら報知メッセージの表示を行わない構成としても良い。
【0081】
また、本実施例のホールコンピュータ140には、図10に示すように、各閾値の遊技情報に対応して、該閾値の達成に伴う付与特典と、該特典の付与を行う付与条件とを設定できるようになっており、本実施例にあっては、特典付与条件1として、各パチンコ機2に設定された始動回数の閾値に達した遊技客の先着100人に、特典として無制限の特典を付与するように設定されているとともに、特典付与条件2として、パチンコ機2に設定された大当り回数が1時間に3回の大当りに達した遊技客であって、その時間帯が1時〜2時の間である場合に優先入場券を進呈する特典を付与するように設定されている。
【0082】
これら本実施例のように特典付与設定画面を設けることは、前記特典付与条件を遊技場に合わせて適宜に変更できるようになることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら特典付与条件を一義的なものとして変更不可とした構成としても良い。
【0083】
以下、本実施例の遊技用システムにおける特典付与の流れについて、図14に基づき以下に説明する。
【0084】
ここで、特典付与の具体的な例として始動回数の閾値による特典付与を例に説明すると、カードユニット3が対応するパチンコ機2における始動回数が所定回数(本実施例では900回以上、つまりは閾値との差数が100以内)となると、前記制御ユニット328は、前記始動回数の閾値である1000回とその時点での始動回数(図13(a)では912回)との差数を算出し、該差数を特典付与までの回数として表示ユニット350に出力することで、該表示ユニット350の表示部に「特典付与まで、あと88回」のように表示される。この際、これら表示の表示色としては、差数が100〜51までは緑表示で表示され、更に始動回数が増えて差数が50〜11までは、図13(b)に示す「特典付与まで、あと45回」の表示のように、黄色の表示色による表示とされ、更に始動回数が増えて差数が10〜1までは、図13(c)に示す「特典付与まで、あと9回」の表示のように、赤色の表示色による表示とされるとともに、表示部にキャラクタが表示されるようになっている。
【0085】
このように、本実施例においては、その時点での遊技情報である始動回数と前記閾値との差数を算出して表示するようにしており、このようにすることは、遊技客は、あとどの位で特典の付与がなされるかを容易に把握できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら差数を表示しない構成としても良い。
【0086】
また、本実施例においては、前述のように、差数の大きさに対応して表示態様である表示色を変更したり、キャラクタを表示するようにしており、このようにすることは、特典付与の達成までの演出効果を向上できることから好ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら表示態様の変更等を行わない構成としても良い。また、本実施例では、前述のように、表示態様の変更形態として表示色やキャラクタ表示を実施するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら差数の大きさに対応する表示態様としてはその他の表示態様、例えば点滅表示や表示文字の大きさの漸増等としても良い。
【0087】
これら差数の表示が0と成った場合、つまりは前記始動回数が閾値である1000回に達した場合には、前記制御ユニット328は、前記始動回数が該閾値である1000回に達したものと判定して、始動回数が1000回に到達した旨を示す第1の判定結果を、該カードユニット3に固有に付与されている装置ID(台番号に対応)とを判定結果送信手段である前記通信部334を介して前記ホールコンピュータ140に送信する。
【0088】
該第1の判定結果を受信したホールコンピュータ140は、受信した第1の判定結果である内容が、始動回数が1000回に到達したものであることを特定するとともに、該第1の判定結果に対応する遊技情報の内容が始動回数であると特定した後、該特定した始動回数に対応してホールコンピュータ140にて設定されている特典付与条件を満足するか否か、つまり本実施例においては先着100人を満足するか否かを判定し、該特典付与条件である先着100人を満足する場合においては、特典付与判定結果送信手段である前記通信部149を介して、特典付与条件を満たす旨の第2の判定結果を前記第1の判定結果の送信元のカードユニット3に返信する。
【0089】
この第2の判定結果の受信に基づいてカードユニット3の制御ユニット328は、特典である無制限の付与が可能である旨の表示、具体的には「次回大当りは無制限」のスクロール表示を実施することで、これら特典の付与が可能であることが遊技客並びに係員に報知されるようになっている。
【0090】
以上説明したように、本実施例の遊技用システムにおいては、遊技機である前記パチンコ機2における所定の遊技情報が予め定められた所定の閾値に達した場合に、遊技用装置であるカードユニット3の判定結果送信手段である通信部334から第1の判定結果が管理装置であるホールコンピュータ140に送信されることに基づき、該ホールコンピュータ140において特典の付与条件を満たすか否かが判定され、特典の付与条件を満たすと判定されたときに前記第2の判定結果が前記第1の判定結果の送信元のカードユニット3に返信され、該第2の判定結果の返信に基づいて該カードユニット3に接続された表示装置としての表示ユニット3に特典付与が可能である旨の所定表示が表示されるようになることから、その遊技客が特典の付与条件を満たしているか否かを正確に把握することができ、よってこれら特典の付与における遊技客とのトラブルの発生を回避することができる。
【0091】
前記実施例における各要素は、本発明に対して以下のように対応している。
本発明の請求項1は、遊技機(パチンコ機2)に対応して設けられた表示装置(表示ユニット350)と、該表示装置(表示ユニット350)の表示制御を行う表示制御手段(制御ユニット328)と、を備える遊技用装置(カードユニット3)と、該遊技用装置(カードユニット3)とデータ通信可能であって、これら遊技用装置(カードユニット3)の管理を行う管理装置(ホールコンピュータ140)と、を有する遊技用システムであって前記遊技機(パチンコ機2)における遊技に関連して発生する遊技情報(始動回数、大当り回数)を受付ける遊技情報受付け手段(データ入出力部336)と、該遊技情報受付け手段(データ入出力部336)にて受付けた前記遊技機(パチンコ機2)における遊技情報(始動回数、大当り回数)を集計する集計手段(制御ユニット328)と、該集計手段(制御ユニット328)による集計結果において、所定の遊技情報(始動回数、大当り回数)が該所定の遊技情報(始動回数、大当り回数)に対して予め定められた所定の閾値に達したか否かの判定を行う閾値判定手段(制御ユニット328)を有するとともに、前記管理装置(ホールコンピュータ140)は、前記閾値判定手段(制御ユニット328)による第1の判定結果が閾値に達したと判定されたことに基づいて該閾値への到達に対して付与される特典の付与に対して予め定められた所定の付与条件を満たすか否かを判定する特典付与判定手段(CPU142)と、該特典付与判定手段(CPU142)における判定結果が、特典の付与条件を満たすと判定されたことに基づいて、該特典の付与条件を満たす旨の第2の判定結果を、前記遊技機(パチンコ機2)が対応する遊技用装置(カードユニット3)に対して送信する特典付与判定結果送信手段(通信部334)(通信部149)と、を備え、前記遊技用装置(カードユニット3)の表示制御手段(制御ユニット328)は、前記特典付与判定結果送信手段(通信部334)(通信部149)によって送信された第2の判定結果に基づき、前記表示装置(表示ユニット350)に特典付与が可能である旨の所定表示を表示させる。
【0092】
本発明の請求項2は、前記遊技用装置(カードユニット3)は、前記遊技情報受付け手段(データ入出力部336)、前記集計手段(制御ユニット328)、並びに前記閾値判定手段(制御ユニット328)を備えるとともに、該閾値判定手段(制御ユニット328)による第1の判定結果を前記管理装置(ホールコンピュータ140)に対して送信する判定結果送信手段(通信部334)を備える。
【0093】
本発明の請求項3は、前記管理装置(ホールコンピュータ140)は、前記特典の付与条件を設定するための特典付与条件設定手段(特典付与条件設定画面)を備える。
【0094】
本発明の請求項4は、前記特典付与条件設定手段(特典付与条件設定画面)において設定する特典付与条件が、特典を受けることのできる遊技者の数(先着100名)である。
【0095】
本発明の請求項5は、遊前記管理装置(ホールコンピュータ140)は、時刻情報を出力する計時手段(リアルタイムクロック144)を備え、前記特典付与条件設定手段(特典付与条件設定画面)において設定する特典付与条件が、特典を受けることのできる時間帯(1〜2時)である。
【0096】
本発明の請求項6は、前記管理装置(ホールコンピュータ140)は、前記遊技用装置(カードユニット3)に設けられた閾値判定手段(制御ユニット328)における判定を行うための前記閾値を設定するための閾値設定手段(閾値設定画面)を備える。
【0097】
本発明の請求項7は、前記表示制御手段(制御ユニット328)は、前記特典付与判定手段(CPU142)における判定を行うための特典付与条件並びに前記閾値判定手段(制御ユニット328)における判定を行うための前記閾値に基づき、付与特典並びに該特典が付与される条件を前記表示装置(表示ユニット350)に表示する。
【0098】
本発明の請求項8は、前記集計手段(制御ユニット328)における所定の遊技情報(始動回数、大当り回数)の集計結果と前記閾値との差数を算出する差数算出手段(制御ユニット328)を備え、前記表示制御手段(制御ユニット328)は、該差数算出手段(制御ユニット328)にて算出された前記差数を表示する。
【0099】
本発明の請求項9は、前記表示制御手段(制御ユニット328)は、前記差数の大きさに基づいて、該差数の大きさに対応する表示態様(表示色、キャラクタ表示)にて前記表示装置(表示ユニット350)に差数を表示する。
【0100】
以上、本発明の実施形態を図面により前記実施例にて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0101】
例えば、前記実施例においては、遊技用装置であるカードユニット3において対応する遊技機であるパチンコ機2の遊技情報を受付けて集計し、該集計した遊技情報が設定された閾値に達しているか否かを前記制御ユニット328にて判定するようにしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらパチンコ機2の遊技情報の収集、集計並びに閾値への到達判定を前記管理装置であるホールコンピュータ140が実施するようにしても良い。
【0102】
また、前記実施例においては、特典付与条件設定手段にて設定する特典付与条件を、先着人数や時間帯としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら特典付与条件は適宜に選択すれば良い。
【0103】
また、前記実施例においては、遊技用装置として会員カード37やビジターカード38である遊技用記録媒体を受付けて貸出処理や再使用処理等を行うカードユニット3を使用した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら遊技用装置としては、前記表示ユニット350に、対応する遊技機であるパチンコ機2から遊技情報を受け付ける遊技情報受付け手段や、該受付けた遊技情報を集計する集計手段や、前記閾値判定手段を構成する制御基板等を設けて、これら制御基板を有する表示ユニットを遊技用装置としても良いし、これら制御基板を有する表示ユニットを前記呼び出しランプ4に設けたものとしても良いし、更には、これら表示ユニットを遊技機である前記パチンコ機2に設けたものとしても良い。
【0104】
また、前記実施例では、特典付与が可能である旨の所定表示として、例えば「次回大当りは無制限」等のようにメッセージをスクロール表示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の所定表示、例えば予め付与特典に対応する特典ランプを設けておき、該特典ランプを点灯しても良く、これら特典付与が可能である旨の所定表示の形態は適宜に選択すれば良い。
【0105】
また、前記実施例の遊技用システムでは、システムコントローラ100や会員管理コンピュータ120や、入金装置21並びに精算装置22を設けているが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらを適宜に省略しても良い。
【0106】
また、前記実施例では、遊技用装置であるカードユニット3とホールコンピュータ140や、システムコントローラ100並びに管理コンピュータ120や、入金装置21並びに精算装置22をローカルエリアネットワークにて接続しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記カードユニット3とホールコンピュータ140とを前記ローカルエリアネットワーク以外の固有のデータ通信、例えば無線通信や赤外線通信等を用いて接続するようにしても良い。
【0107】
また前記実施例では、遊技機であるパチンコ機2に使用される遊技媒体としてパチンコ玉を用いているが、これら遊技媒体をコインや点数、更には後述する画像式のパチンコ機やスロットマシン等における画像にて形成されたパチンコ玉やコイン等としても良く、これら遊技媒体は遊技において使用される媒体であれば、本発明の遊技媒体に含まれるものであり、その形態が限定されるものではなく、これら使用する遊技機の種別に合わせて、図9(a)に示す台管理データベースの項目等を変更すること等は任意とされる。
【0108】
また前記実施例においては、遊技機として、カードユニット3のカードを使用して自らパチンコ玉の払出を実施するカードリーダ式パチンコ機2を用いているが、本発明はこれらカードリーダ式パチンコ機2のみならず、前述のカード式玉貸ユニット等からパチンコ玉の供給を受けて遊技を実施可能なパチンコ機や、コインを用いて遊技を行うスロットマシンやパチンコ玉を用いて遊技を行うパチロット遊技機や、パチンコ玉やコインが外部に排出されることなく遊技可能な封入式のパチンコ機や完全クレジット式のスロットマシン、さらにはこれら遊技媒体を用いずにデータ等により遊技可能な遊技機や、遊技盤やパチンコ玉が画像にて表示される画像式のパチンコ機や、リールが画像にて表示される画像式のスロットマシンやパチロットにも適用可能であることはいうまでもなく、これら遊技機が限定されるものではない。
【0109】
【発明の効果】
本発明は次の効果を奏する。
(a)請求項1の発明によれば、前記遊技機における所定の遊技情報が予め定められた所定の閾値に達した場合に、前記閾値判定手段による第1の判定結果に基づき、前記管理装置に設けられた前記特典付与判定手段により特典の付与条件を満たすか否かが判定され、特典の付与条件を満たすと判定されたときに前記第2の判定結果が前記遊技機に対応する遊技用装置に送信され、該第2の判定結果の返信に基づいて前記表示装置に特典付与が可能である旨の所定表示が表示されるようになることから、その遊技客が特典の付与条件を満たしているか否かを正確に把握することができ、よってこれら特典の付与における遊技客とのトラブルの発生を回避することができる。
【0110】
(b)請求項2の発明によれば、前記遊技用装置は、前記遊技情報受付け手段、前記集計手段、並びに前記閾値判定手段を前記遊技用装置に設けることで、前記閾値判定手段による第1の判定が各遊技用装置にて実施されることからこれら閾値判定手段による処理負荷が分散されて前記管理装置の処理負荷を低減できる。
【0111】
(c)請求項3の発明によれば、遊技場に合わせて特典の付与条件を適宜に変更することができる。
【0112】
(d)請求項4の発明によれば、特典付与条件を、特典を受けることのできる遊技者の数とすることで、特典を受ける遊技客数を適宜に制限できる。
【0113】
(e)請求項5の発明によれば、特典付与条件を、特典を受けることのできる時間帯とすることで、特典を受けることのできる時間帯を適宜に制限できる。
【0114】
(f)請求項6の発明によれば、遊技場に合わせて前記閾値を適宜に変更することができる。
【0115】
(g)請求項7の発明によれば、遊技客は特典の付与に必要な前記閾値と特典の付与条件を把握することができる。
【0116】
(h)請求項8の発明によれば、遊技客は、あとどの位で特典の付与がなされるかを容易に把握できる。
【0117】
(i)請求項9の発明によれば、特典付与の達成までの演出効果を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における遊技用システムの構成を示す図である。
【図2】(a)は、本発明の実施例に用いた会員カードを示す正面図であり、(b)は、ビジターカードを示す正面図である。
【図3】本発明の実施例において用いたパチンコ機並びにカードユニットの正面図である。
【図4】本発明の実施例におけるパチンコ機の操作部を示す平面図である。
【図5】本発明の実施例におけるカードユニットの前面構造を示す斜視図である。
【図6】(a)は、本発明の実施例におけるカードユニットの一部破断側面図並びに背面図である。
【図7】本発明の実施例におけるカードユニット並びにパチンコ機の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施例におけるホールコンピュータの構成を示すブロック図である。
【図9】(a)は、本発明の実施例に用いたホールコンピュータにおける台管理データベースを示す図であり、(b)は、閾値管理テーブルを示す図である。
【図10】本発明の実施例に用いたホールコンピュータにおける特典付与条件設定画面を示す図である。
【図11】本発明の実施例に用いたホールコンピュータにおける閾値設定画面を示す図である。
【図12】本発明の実施例において報知メッセージデータが表示される処理の流れを示す説明図である。
【図13】(a)(b)(c)は、本発明の実施例において用いた表示ユニットにおける表示例を示す図である。
【図14】本発明の実施例における特典付与の流れを示す説明図である。
【図15】本発明の実施例におけるパチンコ機の賞球制御基板とカードユニットから出力される各信号の出力状況を示す図である。
【符号の説明】
2    カードリーダ式パチンコ機
3    カードユニット
4    呼出ランプ
6    中継器
7    ハブ
8    通信ケーブル
9    信号ケーブル
10   通信ケーブル
11   通信回線網
14   操作部
15   返却ボタン
16   貸出ボタン
17   度数表示部
18   操作基板
20   カードユニットストッカ
21   入金装置
22   精算装置
23   分流樋
24   補給球計数器
25   アウト球タンク
26   アウト球計数器
31   ユニットホルダ
31’  スライドレール
37   会員カード
37’  会員カード
38   ビジターカード
83   アンテナコイル
84   集積回路
85   バーコード
91   アンテナコイル
92   集積回路(IC)
93   バーコード
100  システムコントローラ
120  会員管理コンピュータ
140  ホールコンピュータ
141  データバス
142  CPU
143  RAM
144  リアルタイムクロック(RTC)
145  記憶装置
146  入力装置
147  表示装置
148  プリンタ
149  通信部
202  ガラス扉枠
203  打球供給皿
204  余剰玉受皿
205  打球操作ハンドル(操作ノブ)
206  遊技盤
207  遊技領域
209  可変表示部
210  可変表示装置
211  通過ゲート
214  始動入賞口
215  可動片
216  可変入賞球装置
220  開閉板
224  入賞口
226  アウト口
298  情報出力部
231  遊技制御基板
235  ランプ制御基板
237  賞球制御基板
270  音声制御基板
280  表示制御基板
291  発射制御基板
297  玉払出装置
301  動作ランプ
302  紙幣挿入口
303  硬貨投入口
304  硬貨返却ボタン
305  変更可能ランプ
306  貸出単位変更ボタン
307  貸出単位表示部
308  端数ボタン
309  度数表示部
310  機種設定ランプ
311  方向指示ランプ
312  挿入中ランプ
313  硬貨返却口
313’ 受部
314  会員カード用表示部
315  テンキー
316  プレイ選択ボタン
317  エンターキー
318  ビジターカード装着口
318’ 透明カバー部材
319  会員カード挿入口
320  第1操作基板
321  第2操作基板
322  紙幣識別ユニット
323  硬貨投入路
324  硬貨識別ユニット
325  硬貨返却路
326  硬貨回収路
327  カードリーダライタ
327a 通信基板
327b 制御基板
328  制御ユニット
329  MPU
330  RAM
331  ROM
332a I/Oポート
332b I/Oポート
332c I/Oポート
332d I/Oポート
334  通信部
335  イベント対象者ランプ
336  データ入出力部
340  段部
341  係止突起
342  係止孔
343  係止爪
344  係止孔
345  受付中表示部
346  LEDモジュール
350  表示ユニット

Claims (9)

  1. 遊技機に対応して設けられた表示装置と、該表示装置の表示制御を行う表示制御手段と、を備える遊技用装置と、
    該遊技用装置とデータ通信可能であって、これら遊技用装置の管理を行う管理装置と、
    を有する遊技用システムであって
    前記遊技機における遊技に関連して発生する遊技情報を受付ける遊技情報受付け手段と、該遊技情報受付け手段にて受付けた前記遊技機における遊技情報を集計する集計手段と、該集計手段による集計結果において、所定の遊技情報が該所定の遊技情報に対して予め定められた所定の閾値に達したか否かの判定を行う閾値判定手段を有するとともに、
    前記管理装置は、前記閾値判定手段による第1の判定結果が閾値に達したと判定されたことに基づいて該閾値への到達に対して付与される特典の付与に対して予め定められた所定の付与条件を満たすか否かを判定する特典付与判定手段と、該特典付与判定手段における判定結果が、特典の付与条件を満たすと判定されたことに基づいて、該特典の付与条件を満たす旨の第2の判定結果を、前記遊技機が対応する遊技用装置に対して送信する特典付与判定結果送信手段と、を備え、
    前記遊技用装置の表示制御手段は、前記特典付与判定結果送信手段によって送信された第2の判定結果に基づき、前記表示装置に特典付与が可能である旨の所定表示を表示させることを特徴とする遊技用システム。
  2. 前記遊技用装置は、前記遊技情報受付け手段、前記集計手段、並びに前記閾値判定手段を備えるとともに、該閾値判定手段による第1の判定結果を前記管理装置に対して送信する判定結果送信手段を備える請求項1に記載の遊技用システム。
  3. 前記管理装置は、前記特典の付与条件を設定するための特典付与条件設定手段を備える請求項1または2に記載の遊技用システム。
  4. 前記特典付与条件設定手段において設定する特典付与条件が、特典を受けることのできる遊技者の数である請求項3に記載の遊技用システム。
  5. 前記管理装置は、時刻情報を出力する計時手段を備え、前記特典付与条件設定手段において設定する特典付与条件が、特典を受けることのできる時間帯である請求項3または4に記載の遊技用システム。
  6. 前記管理装置は、前記遊技用装置に設けられた閾値判定手段における判定を行うための前記閾値を設定するための閾値設定手段を備える請求項1〜5のいずれかに記載の遊技用システム。
  7. 前記表示制御手段は、前記特典付与判定手段における判定を行うための特典付与条件並びに前記閾値判定手段における判定を行うための前記閾値に基づき、付与特典並びに該特典が付与される条件を前記表示装置に表示する請求項1〜6のいずれかに記載の遊技用システム。
  8. 前記集計手段における所定の遊技情報の集計結果と前記閾値との差数を算出する差数算出手段を備え、前記表示制御手段は、該差数算出手段にて算出された前記差数を表示する請求項1〜7のいずれかに記載の遊技用システム。
  9. 前記表示制御手段は、前記差数の大きさに基づいて、該差数の大きさに対応する表示態様にて前記表示装置に差数を表示する請求項8に記載の遊技用システム。
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