JP2002163798A - 車間距離警報装置ならびに表示装置 - Google Patents

車間距離警報装置ならびに表示装置

Info

Publication number
JP2002163798A
JP2002163798A JP2000399361A JP2000399361A JP2002163798A JP 2002163798 A JP2002163798 A JP 2002163798A JP 2000399361 A JP2000399361 A JP 2000399361A JP 2000399361 A JP2000399361 A JP 2000399361A JP 2002163798 A JP2002163798 A JP 2002163798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
distance
output signal
inter
signal value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000399361A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4201155B2 (ja
JP2002163798A5 (ja
Inventor
Michihiro Kannonji
道弘 観音寺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000399361A priority Critical patent/JP4201155B2/ja
Priority to US09/987,254 priority patent/US6522969B2/en
Priority to DE10156721A priority patent/DE10156721A1/de
Priority to CN01139464A priority patent/CN1359093A/zh
Publication of JP2002163798A publication Critical patent/JP2002163798A/ja
Publication of JP2002163798A5 publication Critical patent/JP2002163798A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4201155B2 publication Critical patent/JP4201155B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/161Decentralised systems, e.g. inter-vehicle communication

Abstract

(57)【要約】 【課題】前方走行車と自車両とがあとどれだけ接近すれ
ば、車間距離警報装置の警報器が作動する距離になるの
かを視認できるようにした表示装置を提供すること。 【解決手段】前方走行車と自車両とが所定時間追従走行
状態になってから、前方走行車までの車間距離と予め設
定されている車間距離警報装置の警報器の作動する警報
距離との差である接近距離を表示装置に表示する。 【効果】警報距離や接近距離を表示することで、車間距
離警報装置の操作状況が一目瞭然となり、安全走行のた
めの指標となる効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自車両の速度制
御装置に連動するセンサからの信号や、自車両から前方
走行車までの車間距離の測定に基づいて自車両が前方走
行車に追突などの衝突を防止するための車間距離警報装
置、ならびにその装置の操作状況や車間距離の変化を表
示するための表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自車両に搭載した車間距離測
定器を用いて前方走行車との追突事故を防止する装置が
種々考案されている。本願出願人においても、特公平4
−31074号や特公平4−79551号にて衝突予知
装置を、また、特願平9−41307号や発明協会公開
技報98−6409号にて新しい追突警報装置ならびに
その車間距離表示方法について、さらには特開平4−3
40200号や公開技報98−6876号では、車間距
離の変化を報知するための車間距離報知装置を提案して
いる。
【0003】ところで、複数の車両が安全に走行してい
る状態では、自車両と前方走行車との車間距離が接近す
れば、自車両のドライバはアクセルペダルを戻したり、
ブレーキペダルを踏んで自車両の速度を減速させ、前方
走行車との車間距離の変化に対応した処置を行うことで
衝突(追突)事故などを防いでいる。このことから、衝
突(追突)事故の原因の一つとして、上記一連の操作が
なされなかったり、あるいはその操作遅れによるものと
言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来の技術で
は、わき見運転等により上記一連の操作がなされなかっ
たり、あるいはその操作遅れがあった時にそれを正しく
検出して追突事故等を未然に防ぐことのできる信頼性の
ある装置が、広く実用化するまでには至っていなかっ
た。そこで本発明の目的は、自車両が前方走行車に接近
した時に、アクセルペダルの操作によって信号を発生す
るセンサからの出力信号値の変化をもとにして、車間距
離の接近に対するドライバの反応を調べ、衝突の可能性
がある場合警報を発して事故を未然に防ぐ、新しい車間
距離警報装置を提供するものである。また、本発明の他
の目的は、従来から提案されている警報装置の改良に関
し、刻々と変化する車間距離に的確に対応する車間距離
警報装置を提案するものである。さらにこれらの装置に
最適な表示装置により、その操作状況が一目瞭然とな
り、安全走行のための指標としてより実用性、信頼性を
高めた車間距離警報装置とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の発明は、自車両に搭載した車間距離測
定器と、自車両のアクセルペダルの操作によって出力信
号が変化するセンサと前記センサからの出力信号値が所
定時間一定になったのを検出したことに応答して、前記
センサからの出力信号値をもとに出力信号値の基準範囲
が設定記憶され前記車間距離測定器により前記センサか
らの出力信号値が所定時間一定になった時の車間距離に
対応して予め設定されている車間距離を測定したことに
応答してさらに前記センサからの出力信号値が前記設定
記憶された出力信号値の基準範囲内か否かに基づいて衝
突の可能性を判定し、警報を出力するための手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2記載の発明は、自車両に搭
載した車間距離測定器により前方走行車までの車間距離
を測定し、その測定距離をもとに前方走行車と自車両と
が所定時間追従走行状態になったのを検出したことに応
答して、自車両のアクセルペダルの操作によって出力信
号が変化するセンサからの出力信号値をもとに出力信号
値の基準範囲が設定記憶され、前記車間距離測定器によ
り前記追従走行状態になった時の車間距離に対応して予
め設定されている距離を測定したことに応答して、さら
に前記センサからの出力信号値が前記設定記憶された出
力信号値基準範囲内か否かに基づいて衝突の可能性を判
定し、警報を出力するための手段とを備えた車間距離警
報装置において、前記追従走行状態になった後に、新た
に前方走行車と自車両とが所定時間追従走行状態になっ
たのを検出した場合には、その時の前記センサからの出
力信号値をもとにして新たに出力信号値の基準範囲が設
定記憶され、さらにその時の車間距離に対応して予め設
定されている距離を測定したことに応答して、さらに前
記センサからの出力信号値が新たに設定記憶された出力
信号値の基準範囲内か否かに基づいて衝突の可能性を判
定し、警報を出力するための手段とを備えたことを特徴
とするものである。
【0007】また、請求項3記載の発明は、自車両に搭
載した車間距離測定器と、自車両のアクセルペダルの操
作によって出力信号が変化するセンサと、前記センサか
らの出力信号値が所定時間一定になったのを検出したこ
とに応答して、前記センサからの出力信号値をもとに出
力信号値の基準範囲が設定記憶され、前記車間距離測定
器により前記センサからの出力信号値が所定時間一定に
なった時の車間距離に対応して予め設定されている車間
距離を測定したことに応答して、さらに前記センサから
の出力信号値が前記設定記憶された出力信号値の基準範
囲内か否かに基づいて衝突の可能性を判定し、警報を出
力するための手段とを備えた車間距離警報装置におい
て、前記センサからの出力信号値が所定時間一定になっ
た後に、新たに前記センサからの出力信号値が所定時間
一定になったのを検出した場合には、その時の前記セン
サからの出力信号値をもとにして新たに出力信号値の基
準範囲が設定記憶され、さらにその時の車間距離に対応
して予め設定されている距離を測定したことに応答し
て、さらに前記センサからの出力信号値が前記新たに設
定記憶された出力信号値の基準範囲内か否かに基づいて
衝突の可能性を判定し、警報を出力するための手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項2ま
たは3記載の車間距離警報装置であって、新たに所定時
間追従走行状態になったのを検出したことに応答して、
または新たに前記センサからの出力信号値が所定時間一
定になったのを検出したことに応答して、先に設定記憶
された出力信号値の基準範囲を消去する制御回路を含む
ことを特徴とするものである。
【0009】また、請求項5記載の発明は、表示装置で
あって、自車両に搭載した車間距離測定器により前方走
行車までの車間距離を測定し、予め設定された車間距離
の検出に基づいて衝突の危険を報知するための警報器を
作動させるようにした車間距離警報装置において、前方
走行車と自車両とが所定時間追従走行状態になってか
ら、またはアクセルペダルの操作によって出力信号が変
化するセンサからの出力信号値が所定時間一定になって
から、前記警報器の作動する距離を表示することを特徴
とするものである。
【0010】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の表示装置であって、表示される前記警報器の作動す
る距離は、前記所定時間追従走行状態になった時の、ま
たは前記センサからの出力信号値が所定時間一定になっ
た時の車間距離に対応して予め設定されている距離、あ
るいは前記所定時間追従走行状態になった時の、または
前記センサからの出力信号値が所定時間一定になった時
の自車両の速度に対応して予め設定されている距離であ
ることを特徴とするものである。
【0011】また、請求項7記載の発明は、請求項5記
載の表示装置であって、前方走行車と自車両とが所定時
間追従走行状態を検出したことに応答して、または前記
センサからの出力信号値が所定時間一定になったことに
応答して、前記センサからの出力信号値をもとに出力信
号値の基準範囲が設定記憶され、それ以降に計測される
前記センサからの出力信号値が前記設定記憶された基準
範囲外となった場合には、前記警報器の作動する距離の
表示が消去、または距離の表示態様が変化することを特
徴とするものである。
【0012】また、請求項8記載の発明は、請求項7記
載の表示装置であって、前記センサからの出力信号値が
所定時間前記設定記憶された基準範囲外となった場合
に、前記警報器の作動する距離の表示が消去、または距
離の表示態様が変化することを特徴とするものである。
【0013】また、請求項9記載の発明は、表示装置で
あって、自車両に搭載した車間距離測定器により前方走
行車までの車間距離を測定し、予め設定された車間距離
の検出に基づいて衝突の危険を報知するための警報器を
作動させるようにした車間距離警報装置において、前方
走行車と自車両とが所定時間追従走行状態になってか
ら、またはアクセルペダルの操作によって出力信号が変
化するセンサからの出力信号値が所定時間一定になって
から、前記車間距離測定器で測定される前方走行車まで
の距離と前記警報器の作動する距離との差を表示するこ
とを特徴とするものである。
【0014】また、請求項10記載の発明は、請求項9
記載の表示装置であって、前方走行車と自車両とが所定
時間追従走行状態を検出したことに応答して、または前
記センサからの出力信号値が所定時間一定になったこと
に応答して、前記センサからの出力信号値をもとに出力
信号値の基準範囲が設定記憶され、それ以降に計測され
る前記センサからの出力信号値が前記設定記憶された基
準範囲外となった場合には、前記車間距離測定器で測定
される前方走行車までの距離と前記警報器の作動する距
離との差である数値の表示が消去、または数値の表示態
様が変化することを特徴とするものである。
【0015】また、請求項11記載の発明は、請求項1
0記載の表示装置であって、前記センサからの出力信号
値が所定時間前記設定記憶された基準範囲外となった場
合に前記車間距離測定器で測定される前方走行車までの
距離と前記警報器の作動する距離との差である数値の表
示が消去、または数値の表示態様が変化することを特徴
とするものである。
【0016】また、請求項12記載の発明は、表示装置
であって、自車両に搭載した車間距離測定器により前方
走行車までの車間距離を測定し、その測定距離をもとに
前方走行車と自車両とが所定時間追従走行状態になった
のを検出したことに応答してまたは自車両のアクセルペ
ダルの操作によって出力信号が変化するセンサからの出
力信号値が所定時間一定になったのを検出したことに応
答して、前記センサからの出力信号値をもとに出力信号
値の基準範囲が設定記憶され、前記出力信号値の基準範
囲の設定記憶に応答して前記センサからの出力信号値の
変化を示す指針または前記設定記憶された出力信号値の
基準範囲を示すゾーン部が表示されることを特徴とする
ものである。
【0017】また、請求項13記載の発明は、請求項1
2記載の表示装置であって、前記指針が初めに表示され
る位置は、前記ゾーン部内に表示されることを特徴とす
るものである。
【0018】請求項14記載の発明は、請求項12記載
の表示装置であって、前記指針の位置が前記ゾーン部の
範囲外になった時には、表示灯の消灯、または表示灯の
表示態様が変化することを特徴とするものである。
【0019】請求項15記載の発明は、請求項14記載
の表示装置であって、前記指針の位置が所定時間前記ゾ
ーン部の範囲外になった時に、前記表示灯の消灯、また
は表示灯の表示態様が変化することを特徴とするもので
ある。
【0020】また、請求項16記載の発明は、請求項1
4、または請求項15記載の表示装置であって、前記表
示灯は前記指針、または前記ゾーン部であることを特徴
とするものである。
【0021】また、請求項17記載の発明は、表示装置
であって、自車両に搭載した車間距離測定器により前方
走行車までの車間距離を測定し、予め設定された車間距
離の検出に基づいて衝突の危険を報知するための警報器
を作動させるようにした車間距離警報装置において、自
車両に設置した入力手段の入力操作により、前記警報器
の作動する距離を表示するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0022】また、請求項18記載の発明は、請求項1
7記載の表示装置であって、表示される前記警報器の作
動する距離は、前記入力手段の入力操作時の車間距離に
対応して予め設定されている距離、または前記入力手段
の入力操作時の自車両の速度に対応して予め設定されて
いる距離であることを特徴とするものである。
【0023】また、請求項19記載の発明は、表示装置
であって、自車両に搭載した車間距離測定器により前方
走行車までの車間距離を測定し、予め設定された車間距
離の検出に基づいて衝突の危険を報知するための警報器
を作動させるようにした車間距離警報装置において、自
車両に設置した入力手段の入力操作により、前記車間距
離測定器で測定される前方走行車までの距離と前記警報
器の作動する距離との差を表示することを特徴とするも
のである。
【0024】
【発明の実施形態】以下では、本発明の実施形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の実施例1に係る車間距離警報装置の電気的構成を示
すブロック図である。この車間距離警報装置は自車両に
搭載され、自車両から前方走行車までの距離を測定する
ための車間距離測定器1が備えられている。この車間距
離測定器1としては、すでによく知られたレーザ光やミ
リ波を用いたレーダ方式のものや、画像処理によって車
間距離を測定するものなどを使用することができる。
【0025】車間距離測定器1の出力は、マイクロコン
ピュータ2へ与えられる。マイクロコンピュータ2には
それ以外に、センサ4やブレーキセンサ6、車速センサ
7等からの各出力が与えられる。センサ4は、アクセル
ペダル3の踏込み量や踏込み圧力に比例して出力信号が
変化するもので、例えば、スロットルバルブの開く度合
いを検出するスロットル開度センサ、吸気マニホールド
に設置されエンジンに吸入される空気量を検出するエア
フローメータ、吸気マニホールドの圧力を検出するバキ
ュームセンサ、車速センサ、エンジン回転数センサ、あ
るいはアクセルペダル3に連結されているワイヤやリン
クに取付けられた位置センサ、アクセルペダル3に取付
けられたタッチセンサなどの、アクセルペダル3の操作
によって出力信号が変化するものからの少なくとも一つ
以上の信号が使用される。それ以外にも、アクセルペダ
ル3の操作によって変化するバッテリー電圧をセンサ4
からの出力信号値としてもよい。
【0026】ブレーキセンサ6は、ブレーキペダル5が
踏まれたことを検出するセンサである。車速センサ7
は、例えばタイヤの回転軸に備えられたエンコーダホイ
ールの回転量に応じた車輪速パルスを車速信号として出
力するセンサである。この車速信号は、自動車にアンチ
ロックブレーキシステムが備えられているときにはそれ
を使用してもよいし、速度計のための車速センサ7を用
いてもよい。
【0027】マイクロコンピュータ2では、上述の各セ
ンサや検出器からの信号に基づいて後述する処理を行
い、その結果を表示装置8に表示させる。また、自車両
と前方走行車とが衝突の恐れがある場合には警報器10
を作動させ、ドライバに注意を与える。さらに運転席の
近傍には、ドライバが操作可能な操作パネル9や入力手
段11がある。この操作パネル9により初期設定値等を
変更するための操作が行え、また、入力手段11である
押し釦スイッチを押すことで、ドライバが任意に後述す
る処理の実行が可能となっている。
【0028】図2は、実施例1での車間距離警報装置の
作用を説明するために、前方走行車と自車両との距離関
係を示した図解図で、今例として、自車両に設置した車
間距離測定器1により、前方走行車までの車間距離22
mを測定したところを示す。
【0029】図3は、実施例1での車間距離警報装置の
操作状況を表示する表示装置8の液晶ディスプレイ12
の画面を示したもので、13は車間距離測定器1で測定
した前方走行車までの車間距離をデジタル表示する車間
距離表示部で、図2の図解図より22の数値が表示され
る。14は警報距離表示部で、前方走行車と自車両とが
衝突(追突)の可能性がある場合に警報器10の作動す
る時の車間距離がデジタル表示される。15は接近距離
表示部で、前述の車間距離表示部13で表示される数値
と、警報距離表示部14で表示される数値との差がデジ
タル表示され、測定されている現在の車間距離からあと
何m接近すれば警報距離表示部14で表示されている車
間距離になるかが示されることになる。
【0030】16はセンサ4からの出力信号値に対応し
た値を示すスケールで、このスケール16の中央にはス
ケール16と色分けあるいは模様分けなどで強調表示さ
れたゾーン部17が設けられている。このゾーン部17
は後述するように車間距離警報装置の操作停止条件や、
衝突の可能性を判断するために用いられるセンサ4から
の出力信号値の基準範囲を示したものである。なお、こ
のゾーン部17の幅(出力信号値の設定基準範囲)は、
操作パネル9にある調節器(図示せず)により任意に増
減でき、衝突の可能性の判別基準や、車間距離警報装置
の操作停止条件をドライバの運転特性に合せられるよう
になっている。18はセンサ4の出力信号値に対応した
値を示す指針で、その出力信号値の変化にともないスケ
ール16に沿って左右に動く。19は車速センサ7から
の信号により自車速度をデジタル表示する速度表示部、
20はエンジン回転数をバーグラフ表示するタコメータ
である。
【0031】図4は、実施例1における車間距離警報装
置の動作を示すフローチャート図で以下にその構成、作
用について図1から図3を用いて説明する。ステップS
1にて、自車両に搭載した車間距離測定器1で前方走行
車までの車間距離が測定され、図2で示した図解図より
その距離が22mであったとする。すると表示装置8の
液晶ディスプレイ12の車間距離表示部13には22の
数値が表示される。また、センサ4からの出力信号値も
常時測定されており、マイクロコンピュータ2ではこの
測定した出力信号値が所定時間(例えば2秒間)変化が
なかったか否かを常に判別している(ステップS2)。
例えば、センサ4からの出力信号の絶対値が30であっ
たとすれば、ステップS2ではその30の値が所定時間
同じであったか否かが調べられる。なお、この所定時間
は操作パネル9にある調節器により任意に可変でき、ド
ライバの運転特性に合せられるようになっている。
【0032】ステップS2で、センサ4からの出力信号
値が所定時間変化がなかったことを検出すると、ステッ
プS3では、マイクロコンピュータ2がその時のセンサ
4からの出力信号値をもとにして出力信号値の基準範囲
を設定記憶する。例えば、その時の出力信号値の絶対値
が30でプラスマイナス5の差異の許容範囲が予め決め
られているのであれば、25から35の出力信号値の基
準範囲が設定され、マイクロコンピュータ2内のメモリ
に記憶されることになる。さらに図3の液晶ディスプレ
イ12の表示画面で示すように、スケール16のゾーン
部17やセンサ4からの出力信号値の変化を示す指針1
8が点灯表示される。この表示されたゾーン部17の幅
(範囲)は、前述のマイクロコンピュータ2にて設定記
憶された出力信号値の基準範囲に対応するものである。
また、指針18が初めに表示される位置はこのゾーン部
17の中央であるが、その後に測定されるセンサ4から
の出力信号値の変化に応じてスケール16に沿って左右
に動く。すなわち、ステップS2で所定時間変化しなか
った時の出力信号値よりも高くなればスケール16の+
側に、低くなれば−側に移動するが、指針18の位置が
ゾーン部17の範囲(出力信号値の設定基準範囲)外に
なった場合には、指針18の表示を消灯したり、あるい
は指針18の色や模様などの表示態様を変化、例えば、
ゾーン部17内に指針18がある場合はベタ表示の指針
18であったものがゾーン部17より出ると輪郭線で画
かれた指針18に変化させることでドライバが認知しや
すいようにしている。また、ゾーン部17についても同
じように消灯や表示態様を変化させるようにしてもよ
い。
【0033】さらにステップS3では、ステップS2で
所定時間センサ4からの出力信号値が変化しなかった時
に測定された車間距離22mに対応して予め設定されて
いる警報距離が、液晶ディスプレイ12の警報距離表示
部14に表示される。この警報距離は、その時に測定さ
れた車間距離に対応してそれぞれ予め設定され、マイク
ロコンピュータ2内のメモリに記憶されているものであ
る。すなわちステップS6での衝突の可能性の判定、な
らびにその結果からステップS7で警報器10の作動す
る時の距離が表示されるものである。図2より、センサ
4からの出力信号値が所定時間変化しなかった時に測定
された車間距離22mに対し、マイクロコンピュータ2
のメモリに予め記憶されている距離を例えば17m以内
と設定している場合は、17の数値が警報距離表示部1
4に表示される。そしてこの警報距離表示部14に表示
された数値は、作動中の車間距離警報装置のフローがク
リア(途中のキャンセルも含む)されるまで変化しな
い。なお、各測定距離に対応して予め設定されている警
報距離も操作パネル9にある調節器にて任意に可変で
き、ドライバの運転特性に合せられるようになってい
る。
【0034】また、警報距離表示部14に近接して設け
られた接近距離表示部15には、前述の車間距離表示部
13で表示されている数値22と、警報距離表示部14
で表示されている数値17との差である5の数値が表示
される。この接近距離表示部15で表示される数値によ
り、車間距離があと5m接近すると警報距離の17mに
なり警報器10の作動することがドライバは容易に認知
できることになる。もし、前方走行車と自車両との間に
割込み車が入り、その距離が警報距離17m以内の14
mであった場合は、接近距離表示部15には−3の数値
が表示される。なお、この接近距離を車間距離表示部1
3で表示される距離、すなわちセンサ4からの出力信号
値が所定時間変化しなかった時に測定された車間距離の
遠近によってそれぞれ異なる距離に設定しておいてもよ
い。例えば、100mの遠距離の場合の接近距離を20
mと長くとり、逆に15mの近距離では3mというよう
に短く設定するものである。その後、前方走行車と自車
両との距離が接近していくと、車間距離表示部13で表
示されている22の数値は21、20、19…と減少し
ていくが、警報距離表示部14で表示されている17の
数値は作動中のフローがクリアになるまで変化しないた
め、接近距離表示部15で表示されている数値の5も
4、3、2…と車間距離表示部13の数値に合せて減少
していくことになる。
【0035】そしてステップS4にて、前方走行車と自
車両との車間距離が警報距離の17m以内になった時、
すなわち接近距離表示部15で表示されている数値が0
もしくは割込み車の測定によりマイナスの数値が表示さ
れた時はステップS5へ進み、その時のセンサ4からの
出力信号値を読み込み、ステップS6で先にステップS
3で設定記憶された出力信号値の基準範囲内か否かが調
べられる。範囲内であれば前方走行車と自車両とが接近
したにもかかわらず、自車両のドライバはアクセルペダ
ル3を戻すなどの適切な処置をとっていないために衝突
の可能性があると判断され、ステップS7にて警報器1
0より所定時間警報音が鳴り、液晶ディスプレイ12に
は警報ランプが点滅する。この警報ランプの点滅は、接
近距離表示部15で表示された0、もしくは初めにマイ
ナスで表示された時の数値を所定時間点滅させるように
してもよい。
【0036】なお、ステップS6での出力信号値が設定
基準範囲内か否かは、液晶ディスプレイ12に表示され
ているスケール16のゾーン部17内に指針18が位置
しているか否かによってドライバは目視にて確認するこ
とができる。また、このゾーン部17の範囲(出力信号
値の設定基準範囲)は、前述したように操作パネル9に
ある調節器により任意に増減できるが、ステップS2で
所定時間検出した時の出力信号値の大きさに応じて、予
めその範囲が異なるように設定しておいてもよい。
【0037】ステップS7で所定時間警報器10が働い
たのち、あるいはステップS6で衝突の可能性を判断す
るために読み込まれた出力信号値が設定基準範囲外であ
った場合は、車間距離警報装置の動作はクリア(ステッ
プS8)されてスタート時点に戻り、車間距離測定器1
で測定されている距離やセンサ4からの出力信号値をも
とにしてフローが再開される。
【0038】このように実施例1では、衝突の可能性を
自車両と前方走行車との車間距離が接近した時のドライ
バの反応から判断するもので、アクセルペダル3の操作
によって出力信号が変化するセンサ4からの出力信号値
をもとに、車間距離の接近にともない前記センサ4から
の出力信号値の変化からドライバが適切な処置をとって
いるかを調べることで衝突の可能性を判別するものであ
る。なお、上述の実施例1では、センサ4からの出力信
号値がステップS3で設定記憶された出力信号値の基準
範囲外になった時(ステップS6)、すなわち指針18
の位置がゾーン部17の範囲外になった時には、指針1
8やゾーン部17の表示を消灯したりあるいはその表示
態様を変化させるようにしたが、それ以外にも、警報距
離表示部14や接近距離表示部15に表示された数値の
消灯や、あるいはその表示の大きさ、色、模様などの表
示態様を変化させることで、ドライバにその状況を報知
するようにしてもよい。
【0039】次に実施例2の車間距離警報装置につい
て、図5のフローチャート図をもとにして、その構成、
作用について説明する。なお、電気的構成を示すブロッ
ク図や前方走行車と自車両との距離関係、ならびに表示
装置8の液晶ディスプレイ12の画面構成については実
施例1で述べた図1、図2、図3と全く同じのため同符
号を付して示す。図5のフローチャートにおいて、ステ
ップT1にて、自車両に搭載した車間距離測定器1で前
方走行車までの車間距離が測定され、図2で示したよう
にその距離が22mであったとする。すると液晶ディス
プレイ12の車間距離表示部13には22の数値が表示
される。マイクロコンピュータ2ではこの測定した車間
距離22mをもとにして、前方走行車と自車両とが予め
定められた時間(例えば2秒間)追従走行状態になった
か否かを判別する(ステップT2)。なお、この予め定
めた時間は、操作パネル9にある調節器により任意に可
変でき、ドライバの運転特性に合せられるようになって
いる。
【0040】また、この所定時間追従走行状態になった
か否かの判別方法については、本願出願人により特願平
5−101069号等にて提案したものを利用すればよ
い。これは車間距離測定器1で前方走行車までの車間距
離を測定してから予め定めた時間経過後に測定された車
間距離が、初めに測定された車間距離に対してどれだけ
変化したかによって、あるいは、はじめに測定された車
間距離の測定されている時間を計測し、その時間が予め
定めた時間になったか否かによって前方走行車と自車両
とが所定時間追従走行状態になったか否かを判別するも
のである。すなわち、測定された前方走行車との車間距
離が所定時間変化しなかった場合に、所定時間追従走行
状態になったと判断されものである。したがって、図5
のフローチャートのステップT2、ステップT11の内
容を、測定した車間距離が所定時間変化しなかったとい
うように変更してもよい。これは後述する図7のフロー
チャート図のステップP2、ステップP8についても同
様である。
【0041】ステップT2で所定時間追従走行状態にな
ったことを検出すると、マイクロコンピュータ2ではそ
の時のセンサ4からの出力信号値を読み込み、その値を
もとにして出力信号値の基準範囲が設定され、マイクロ
コンピュータ2内にある記憶手段に記憶される(ステッ
プT3)。例えば、センサ4からの出力信号の絶対値が
30であったとし、その値にプラスマイナス5の差異の
許容範囲が予め決められているのであれば、25から3
5の出力信号値が基準範囲として設定され、マイクロコ
ンピュータ2内のメモリに記憶される。そしてこの記憶
された出力信号値の基準範囲に基づいて後述する衝突の
可能性の判別が行われることになる。
【0042】また、ステップT3では、ステップT2の
追従走行状態になった時の車間距離22mに対応して予
め設定されている警報距離が、図3の液晶ディスプレイ
12の警報距離表示部14に表示される。この予め設定
されている警報距離は、はじめに測定され所定時間追従
走行状態を検出した時の車間距離に対応してそれぞれ予
め設定されマイクロコンピュータ2内のメモリに記憶さ
れているもので、すなわちステップT8での衝突(追
突)の可能性の判定により、ステップT9で警報器10
の作動する時の距離が表示されるものである。図2の図
解図より、はじめに測定され所定時間追従走行状態であ
るか否かの判別に用いられた車間距離22mに対して、
マイクロコンピュータ2のメモリに予め記憶させている
距離を例えば17m以内と設定している場合は、17の
数値が警報距離表示部14に表示される。そしてこの警
報距離表示部14に表示された数値は、作動中のフロー
がクリア(途中のクリアも含む)されるまで変化しな
い。なお、この所定時間追従走行になった時の車間距離
に対応して予め設定されている警報距離は、操作パネル
9にある調節器により任意に可変できる。例えば、前述
の22mの車間距離における警報距離17mを19mに
と長くしたり、逆に15mに短くでき、ドライバの運転
特性に合せられるようになっている。
【0043】警報距離表示部14に近接して設けられた
接近距離表示部15には、前述の車間距離表示部13で
表示されている数値22と、警報距離表示部14で表示
されている数値17との差である5の数値が表示され
る。この接近距離表示部15で表示される数値により、
車間距離があと5m接近すると警報距離の17mになり
警報器10の作動することがドライバは容易に認知でき
ることになる。もし、前方走行車と自車両との間に割込
み車が入り、その距離が警報距離17m以内の例えば1
4mであった場合は、接近距離表示部15には−3の数
値が表示される。なお、この接近距離を車間距離表示部
13で表示される距離、すなわち追従走行状態になった
時の車間距離の遠近によって予めそれぞれ異なる距離に
設定しておいてもよい。例えば、100mの遠距離の場
合の接近距離を20mと長くとり、逆に15mの近距離
の場合には3mというように短く設定するものである。
【0044】さらにステップT3では、図3の液晶ディ
スプレイ12の表示画面で示すように、ゾーン部17と
センサ4からの出力信号値の変化を示す指針18が点灯
表示される。このゾーン部17の幅(範囲)は、前述の
マイクロコンピュータ2にて設定記憶された出力信号値
の基準範囲(25から35)に相当するものである。ま
た、指針18の表示位置ははじめに点灯した時はゾーン
部17の中央であるがその後に測定されるセンサ4から
の出力信号値の変化に応じてスケール16に沿って左右
に動く。すなわち、ステップT2で所定時間追従走行状
態になった時に測定されたセンサ4からの出力信号値よ
りも高くなればスケール16の+側に、低くなれば−側
に移動する。
【0045】そして、それ以降測定されるセンサ4から
の出力信号値がこの設定基準範囲内であれば(ステップ
T4)、システムのフローはステップT6に進むが、も
し、センサ4からの出力信号値がこの設定基準範囲外に
なった時、すなわち指針18の表示位置がゾーン部17
の範囲外となった場合にはステップT5へ進み、ステッ
プT3より表示された警報距離、接近距離の表示数値が
消去、あるいは表示態様の変化(表示色、表示の大き
さ、表示の模様などの変化)させることで、このままで
は前方走行車と自車両とが警報距離内になっても警報器
10から警報が発せられないことを、ドライバに認知し
やすいようにしている。また、指針18の表示について
もその位置がゾーン部17の範囲より出た場合には、指
針18の色大きさ、あるいは模様を変化、例えばゾーン
部内に指針18がある場合はベタ表示であった指針18
が、ゾーン部17より出ると輪郭線で描かれた指針18
に変化させたり、またゾーン部17も同様に表示態様を
変化させてもよい。なお、フローがステップT10でク
リアになるまでに、センサ4からの出力信号値が設定基
準範囲内(指針18の表示位置がゾーン部17内)にな
れば、再度これらを表示、あるいは表示態様が元に戻
る。
【0046】常に測定されているセンサ4からの出力信
号値が設定基準範囲内にある状態で前方走行車と自車両
との距離が接近していくと、車間距離表示部13で表示
されている22の数値は21、20、19…と減少して
いくが、警報距離表示部14で表示されている17の数
値は作動中のフローがクリアになるまで変化しないた
め、接近距離表示部15で表示されている数値の5も
4、3、2…と車間距離表示部13の数値の変化に合せ
て減少していくことになる。
【0047】そしてステップT6において、前方走行車
と自車両との車間距離が警報距離の17m以内になった
時、すなわち接近距離表示部15で表示される数値が
0、もしくは割込み車の測定によりマイナスの数値が表
示された時はステップT7へ進み、マイクロコンピュー
タ2ではその時のセンサ4からの出力信号値を読み込み
ステップT8にて先のステップT3で設定記憶された出
力信号値の基準範囲内か否かが比較手段にて比較され
る。範囲内であれば前方走行車と自車両とが接近したに
もかかわらず、自車両のドライバはアクセルペダル3を
戻すなどの適切な処置をとっていないものと判断され、
ステップT9にて衝突の危険をドライバに報知するため
警報器10より所定時間警報音が鳴り、液晶ディスプレ
イ12には警報ランプが点滅する。
【0048】ステップT9で所定時間警報器10が働い
たのち、あるいはステップT8で測定されたセンサ4か
らの出力信号値が基準範囲外であった場合は、車間距離
警報装置の動作はクリア(ステップT10)されてスタ
ート時点に戻り、その時の測定車間距離をもとにしてフ
ローが再開する。
【0049】ステップT6で、車間距離測定器1で測定
している前方走行車までの距離が警報距離内でなく、例
えばその時の距離が20mであった場合はステップT1
1へ進み、この新たに測定された20mの距離をもとに
してマイクロコンピュータ2ではステップT2と同じよ
うに前方走行車と自車両とが所定時間追従走行状態にな
ったか否かの判定が行われる。そして、この新たな測定
距離20mで所定時間追従走行状態になると、ステップ
T12では、先のステップT3で実行されている記憶手
段で記憶された出力信号値の基準範囲や、警報距離表示
部14、接近距離表示部15に表示の各数値、ならびに
ゾーン部17や指針18の表示が消去される。
【0050】そして再びステップT3へ戻り、20mの
車間距離で新たに所定時間追従走行状態になった時のセ
ンサ4からの出力信号値をもとにして出力信号値の基準
範囲が新たに設定記憶され、警報距離表示部14にも2
0mの距離に対応して予め設定された警報距離、例えば
それが15mに設定してあれば15の数値が、それにと
もない接近距離表示部15には5の数値が表示される。
またゾーン部17や指針18も再び表示される。それ以
降のフローについては、前述した説明のことが繰り返さ
れる。
【0051】なお、ステップT11で新たに所定時間追
従走行状態を判断するための車間距離として、先に測定
された22mに隣接する21mではなく20mとした理
由は特願平9−41307号でも記載したように、前方
走行車と自車両とが所定時間追従走行状態であると判断
するのに、はじめに測定された距離を中心としてその前
後の距離(例えばそれを各1mとしてもよいし、それ以
外の距離であってもよい)も含めて追従走行状態を判定
する距離に幅を持たせているからである。すなわち、ス
テップT1で測定された車間距離22mでその前後に各
1mの幅を設定している場合は、21mから23mまで
の距離がはじめに測定された22mの距離おける追従走
行状態を判定する時の距離になる。そして、前方走行車
と自車両とが接近して例えば20mの距離になった時の
追従走行状態を判定する時の距離は、この20mの距離
を中心として19mから21mの距離範囲となり、さら
に接近した場合は18mの距離になった時の17mから
19mの距離範囲となる。但し、ステップT2で一旦所
定時間追従走行状態を検出した後に、さらにステップT
11で新たに所定時間追従走行状態を検出するための車
間距離は、新たに測定された車間距離を中心にして上述
したように求められるため、それがステップT2と同じ
22mであってもよいし、あるいはそれに隣接する23
mや21mの距離であってもよいことになる。
【0052】以上、実施例2について述べたが、上述の
実施例2のステップT4では、センサ4からの出力信号
値が瞬間的に設定基準範囲外となった場合でも警報距離
や接近距離、あるいは指針18の表示が消去されたり、
表示態様が変化(ステップT5)するようにしたが、瞬
間的な出力信号値の基準範囲外でもってその度にステッ
プT5を実行するとドライバにとっては煩わしいものと
なってしまう可能性もある。そこでステップT4を、セ
ンサ4からの出力信号値が所定時間基準範囲外になった
か否かによって判別するように、時間の要素を付加すれ
ばより効果的になる。
【0053】さらにこの実施例2では、ステップT3以
降に測定されるセンサ4からの出力信号値が設定基準範
囲外(ステップT4)となった場合に、警報距離、接近
距離や指針18の表示の消去、あるいは表示態様を変化
(ステップT5)させたが、警報装置のフロー自体はそ
のまま続行している。そこで、ステップT4で出力信号
値が基準範囲外となるとフローをステップT10へ進ま
せ、システムの動作を全てクリア(キャンセル)するシ
ステムに変更するようにしてもよい。
【0054】以上、この実施例2では、前方走行車と自
車両とが所定時間追従走行状態を検出するごとに、その
時の測定車間距離やセンサ4から出力信号値に基づいて
車間距離警報装置の作動条件がその都度変更されるた
め、走行状況に的確に対応のできる衝突防止装置にな
る。また、センサ4からの出力信号値を常に監視してい
るため、それに連動するアクセルペダル3の操作、すな
わち自車両のドライバの運転操作の変化によって車間距
離警報装置が機能するか否かを、接近距離や警報距離の
表示数値を消灯、あるいは表示数値の表示態様を変化さ
せることで直ちに判断でき、装置の実用性を高めること
が可能となる。
【0055】次に実施例3について述べるが、この実施
例3は本願出願人により特公平4−31074号ならび
に特公平4−79551号にて提案した衝突予知装置に
適用されるもので、先にこの衝突予知装置の概要につい
て説明すると、車間距離測定器1で測定される前方走行
車との距離に対し、第1基準距離とその第1基準距離よ
りも自車両に近い第2基準距離を予め設定しておき、前
方走行車との距離が第1基準距離になったのを検出して
から第2基準距離内の距離を検出するまでの時間から、
または、第1基準距離の検出から所定時間後の測定距離
が第2基準距離内になったか否かにより前方走行車と自
車両との相対速度を求め、その相対速度が予め定めた速
度以上の場合衝突の危険があると判断され、警報器10
を作動させるというものである。
【0056】図6はこの衝突予知装置の動作を説明する
ために、前方走行車と自車両との距離関係を示した図解
図で、それぞれの距離に対し相対速度を求めるための基
準距離が予め設定されている。例えばA区間、B区間、
C区間…というように区分けしてマイクロコンピュータ
2に予め設定記憶されている。そしてA区間においてA
−1で表わされる第1基準距離を34m、それに対して
A−2で表わされる第2基準距離を30mに、B区間で
はB−1で表わされる第1基準距離を31m、B−2で
表わされる第2基準距離を27mに、C区間ではC−1
で表示の第1基準距離を28m、C−2で表示の第2基
準距離を24mにと設定され、それぞれの区間での第1
基準距離の検出から第2基準距離の検出をもとにしてマ
イクロコンピュータ2で相対速度が算出され衝突の有無
が判定される。
【0057】図7は実施例3におけるフローチャート図
で、その動作説明を図6の距離関係をもとにして以下説
明する。なお、液晶ディスプレイ12の画面構成は実施
例2と同じのため、同符号を付して示す。ステップP1
では、車間距離測定器1で前方走行車までの距離が測定
され、その距離は液晶ディスプレイ12の車間距離表示
部13に表示される。今、例として図6の図解図よりそ
の距離が35mであるため35の数値が表示される。そ
してその距離35mをもとにしてマイクロコンピュータ
2では実施例2と同じように前方走行車と自車両とが所
定時間追従走行状態になったか否かが調べられ(ステッ
プP2)、追従走行状態である場合ステップP3へ進
む。なお、追従走行状態を求める方法、ならびにその対
象となる距離については実施例2の記載による。
【0058】ステップP3では、所定時間追従走行状態
と判定した時の測定距離35mに対して予め設定されて
いる衝突予知装置の警報器10の作動する距離が液晶デ
ィスプレイ12の警報距離表示部14に表示される。図
6の図解図よりA区間の第2基準距離である30mの数
値が表示され、この数値は作動中のシステムがクリアさ
れるまで変化しない。但し、この例では警報距離と第2
基準距離を同一として説明しているが、異なる距離、例
えば警報距離を29mとしてもよい。すなわち相対速度
を求めるための第2基準距離と警報器10の作動する距
離とは必ずしも同一にする必要はないが、それらの距離
関係については予め決めておく必要がある。
【0059】さらに接近距離表示部15には車間距離表
示部13で表示されている数値35と、警報距離表示部
14で表示されている数値30との差である5の数値が
表示され、現在測定されている距離35mからあと5m
接近すると警報器10の作動する距離30mなるのが視
認できる。その後に測定される車間距離により、実施例
2で記載したように液晶ディスプレイ12で表示される
各数値は変化し、さらにその測定距離をもとにして逐次
追従走行状態になったか否かが調べられる(ステップP
2、P8)。測定距離がA区間の第1基準距離34mを
測定してから第2基準距離内の距離の測定によって求め
られる相対速度が、予め定めた速度以上の場合衝突の危
険があると判断され(ステップP5)、ステップP6に
て実施例2と同じように警報器10が作動した後、フロ
ーはクリア(ステップP7)しスタート時点に戻る。
【0060】ステップP2、ステップP8にて、変化し
た測定距離にもとづいてマイクロコンピュータ2では前
方走行車と自車両とが追従走行状態になっているかが逐
次調べられるが、例えば、ステップP1での測定距離が
35mであったものがその後の接近により32mの車間
距離になり、しかもその距離にもとづいて予め定められ
た時間追従走行状態になった場合(ステップP8)はス
テップP9へ進み、先のステップP3より表示されてい
る警報距離表示部14の30の数値と接近距離表示部1
5の数値が消去される。さらに衝突予知装置を作動させ
るためのA区間での相対速度の算出もクリアになる。そ
れと同時に、今度は新たに追従走行状態を検出した時の
距離である32mに対して予め設定されているB区間に
おいて衝突予知装置が働き、警報器10の作動する距離
であるB区間の第2基準距離と同じに設定した27mの
数値が警報距離表示部14に、また、接近距離表示部1
5には測定距離32mと警報距離27mとの差である5
の数値がそれぞれ表示される。
【0061】このように実施例3では、予め設定した2
つの基準距離に前方走行車と自車両とが位置したことで
求める相対速度により、衝突の可能性の有無を判断する
衝突予知装置において、所定時間追従走行状態になった
時に、その時の車間距離に対応して予め定められている
衝突予知装置の警報器10の作動する距離、ならびに今
測定されている車間距離と警報距離との差である接近距
離を、液晶ディスプレイ12にそれぞれ表示するように
するものである。そして逐次測定される車間距離をもと
に新たな車間距離で所定時間追従走行状態になったのを
検出した場合には先の追従走行状態での衝突予知装置の
作動する区間、ならびにその時の警報距離や接近距離の
表示が消去(クリア)され、それと同時に、新たな車間
距離に対応して予め定められている衝突予知装置の作動
する区間にて衝突の有無が判定され、また、警報距離、
接近距離の数値が液晶ディスプレイ12に表示されるこ
とになる。
【0062】次に実施例4として、先に特開平4−34
0200号や公開技報98−6876号にて提案した車
間距離報知装置での、本発明の車間距離表示装置の機
能、作用について図8のフローチャート図をもとにして
説明する。なお、電気的構成を示すブロック図や前方走
行車と自車両との距離関係、ならびに液晶ディスプレイ
12の画面構成については、前述の実施例1、実施例2
で説明した図1、図2、図3と同じものであるため、同
符号を付して示す。また、今測定されている車間距離
と、警報距離、接近距離との関係についても実施例2と
同じ内容にて説明する。
【0063】図8の車間距離報知装置のフローチャート
図において、ステップQ1にて車間距離測定器1で前方
走行車までの距離を測定すると、液晶ディスプレイ12
の車間距離表示部13にその距離が表示される。図2の
図解図より22の数値が表示される(ステップQ2)。
この距離測定時に、ドライバが手元付近にある入力手段
11のスイッチをON(入力操作)すると(ステップQ
3)、警報距離表示部14には、その時に測定された車
間距離22mに対応して予め定められ、ステップQ7で
警報器10の作動する警報距離の17が、接近距離表示
部15には車間距離表示部13で表示の22と警報距離
表示部14で表示の17との差である5の数値が表示さ
れる(ステップQ4)。なお、この測定距離22mとそ
れに対応する警報距離17mとの距離関係、すなわち接
近距離5mの距離は、実施例2で記載したのと同じよう
に操作パネル9にある調節器により任意に可変できよう
になっている。あるいは測定距離の遠近に応じて接近距
離をそれぞれ異なるように予め設定しておくこともでき
る。
【0064】前方走行車との車間距離が変化していく
と、車間距離表示部13と接近距離表示部15で表示さ
れている数値はそれに合せて変化するが、警報距離表示
部14で表示されている17の数値は、実施例2と同じ
ように作動中のフローがクリア(途中のキャンセルも含
む)されるまで変化しない。さらに前方走行車と自車両
とが接近してステップQ6の警報距離内になると、接近
距離表示部15の数値は0を表示し、ステップQ7にて
警報器10が入力手段11が解除(入力スイッチOF
F)されるまで(ステップQ8)作動する。この時警報
ランプは実施例2と同じように接近距離表示部15で表
示された0の数値を点滅させてもよいし、あるいは別途
に設けた表示灯を点滅させるようにしてもよい。さらに
は、ステップQ7の警報器10の作動は、ステップQ8
での入力手段11の解除に係らず実施例2と同じように
所定時間作動させた後、自動的にシステムをクリアして
はじめのスタート時点に戻るようにしてもよい。なお、
ステップQ6で測定された前方走行車までの距離が割込
み車により、接近距離表示部15の数値がマイナスで表
示された場合も、ステップQ7での警報ランプは実施例
2で記載したようにそのマイナスの数値が点滅される。
【0065】ステップQ4でのシステム作動確認音の発
生、ステップQ5での測定距離と警報距離との照合、あ
るいはそれ以降の各ステップの内容については、先に出
願の特開平4−340200号や発明協会公開技報98
−6876号、あるいは前述の実施例2にて開示してい
るのと同じのため、ここでの説明は繰り返さない。な
お、この車間距離報知装置は、入力手段11の入力操作
(スイッチON)が行われている間作動するもので、シ
ステムのフロー作動中に入力操作を停止(スイッチOF
F)した場合は、作動中のフローはクリア(キャンセ
ル)される。また、この入力手段11をリモコン式にし
て、マイクロコンピュータ2を内装した制御器(図示せ
ず)に信号を送れるようにしておけば、ドライバの操作
しやすい場所に入力手段11を設置することができる。
【0066】このように実施例4では、ドライバが入力
手段11の操作により任意に警報距離や接近距離を他の
実施例と同じように液晶ディスプレイ12に表示させる
ことができるため、実施例1から実施例3で述べたよう
に、センサ4からの出力信号値が所定時間一定になるの
を待ったり、前方走行車と自車両とが予め定められた時
間追従走行状態になるのを待つ必要がなく、走行状況に
すばやく対応のできる車間距離警報装置になる。したが
って、実施例1から実施例3の車間距離警報装置や衝突
予知装置にもこの入力手段11を設け、所定時間センサ
4からも出力信号値が同じか否かを、あるいは所定時間
追従走行になったか否かを判別するためのステップとは
別途に、この入力手段11からの信号があった場合に次
のステップ以降へ進むようにしておけば、これら各装置
にも同じ効果を奏することができる。
【0067】この発明の実施形態についての説明は以上
の通りであるが、本発明は上述の実施例に限定されるも
のではなく、それぞれを組合わせた装置にしたり、種々
変更することも可能である。例えば、実施例2では、ス
テップT3での出力信号値の基準範囲の設定記憶や警報
距離、接近距離、ゾーン部17、指針18の表示の実行
を、所定時間追従走行状態になった時(ステップT2、
ステップT11)に行うようにしたが、このステップT
2、ステップT11の内容を、実施例1で記載したよう
に、センサ4からの出力信号値が所定時間一定になった
か否かによって次のステップT3やステップT12が実
行されるように変更してもよいことは明らかである。
【0068】また、前方走行車と自車両との車間距離が
接近すると、車間距離表示部13と接近距離表示部15
で表示されている数値がそれに合せて減少し、逆に前方
走行車と自車両とが離れていった場合は、表示の数値は
増加していくことになるが、予め設定した距離以遠にな
ると作動中のシステムを自動的にクリア(キャンセル)
させるようにしてもよい。例えば、実施例2の所定時間
追従走行状態になった時の車間距離22mに対応してシ
ステムのフローがクリア(キャンセル)する距離を27
m以遠とした場合には、前方走行車と自車両との車間距
離がこの27mより遠ざかるとクリアされ、フローがス
タート時点に戻るようにするものである。
【0069】さらに表示装置の適用も上述の例で示した
車間距離警報装置だけでなく、例えばすでに公知である
前方走行車と自車両との車間距離が自車両の速度によっ
て予め決められた安全車間距離になった時の検出に基づ
いて警報器10を作動させるようにした車間距離警報装
置についても、前方走行車と自車両とが所定時間追従走
行状態になった時に、自車両の速度によって予め設定さ
れた前記安全車間距離すなわち警報器10の作動する警
報距離と、前方走行車までの車間距離と前記警報距離と
の差で示される接近距離を表示させるようにしてもよ
い。また、接近距離表示部15に表示される数値につい
ても、初めに表示される数値だけその表示色を他と異な
るようにしたり、あるいは反転文字などの強調表示にし
ておけば、前方走行車との車間距離を維持ための指標と
してより分かり易くなる。
【0070】さらにこれら各実施例に、自車両の速度が
予め定められた速度以上の場合や、センサ4からの出力
信号値が予め定めた値以上の場合のみ車間距離警報装置
や表示装置のシステムが動作するようにしたり、あるい
は装置の作動中にブレーキセンサ6からの信号が所定時
間継続してあったり、車間距離の測定が所定時間継続し
て測定されなかった場合には、フローがキャンセルする
などの各条件を付加しておけば、さらに信頼性のある交
通事故防止装置なることを申し添えておく。そしてこの
場合、なぜフローがキャンセルになったのか、あるいは
警報器10が作動しなかったのかの理由をドライバに報
知するために、液晶ディスプレイ12に該当するインジ
ケータランプを点灯させるようにすればより効果的にな
る。例えば、ブレーキセンサ6からの信号によりフロー
がキャンセルになった場合は、ブレーキを図案化したマ
ークを液晶ディスプレイ12に一定時間表示させるよう
にするものである。
【0071】
【発明の効果】以上この発明によれば、前方走行車と自
車両とが所定時間追従走行状態、すなわち測定された前
方走行車との車間距離が所定時間変化しなかった後に、
新たに所定時間追従走行状態を検出するごとに、あるい
はセンサ4からの出力信号値が所定時間同じになったの
を検出するごとに、その時の測定車間距離よって予め決
めらた距離とセンサ4からの出力信号値に基づいて車間
距離警報装置の作動条件がその都度変更されるため、刻
々と変化する走行状況に的確に対応のできる自動車の衝
突防止装置となる。
【0072】また、表示装置では、センサ4からの出力
信号値が所定時間同じになってからまたは前方走行車と
自車両とが所定時間追従走行状態になってから、あるい
はドライバによる入力手段の入力操作により、その時の
測定車間距離、またはその時の自車両の速度に対応して
予め設定されている警報器10の作動する距離や、それ
以降に測定される車間距離と前記警報器10の作動する
距離との差である接近距離を表示することで、あと何m
接近すれば警報器10の作動する距離になるかが容易に
認知できる。さらには、センサ4からの出力信号値の変
化を示す指針18がスケール16のゾーン部17の範囲
から外れたところに位置した時には、各表示灯の消灯や
その表示態様を変化させることで衝突の有無の判定条件
に合致しているか否かが簡単に視認できる。これらの表
示機能によりドライバは前方走行車に対する車間距離警
報装置の操作状況が一目瞭然となり、安全走行のための
指標としてうかつな追突事故を防げるなどの交通安全に
寄与できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される、各実施例の車間距離警
報装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】この発明が適用される、実施例1、2の車間距
離警報装置、実施例4の車間距離報知装置の作用を説明
するため、前方走行車と自車両との距離関係を示した図
解図である。
【図3】本発明における表示装置の画面構成を、液晶デ
ィスプレイに表示したところを示した図である。
【図4】この発明が適用される、実施例1の車間距離警
報装置の動作を示すフローチャート図である。
【図5】この発明が適用される、実施例2の車間距離警
報装置の動作を示すフローチャート図である。
【図6】この発明が適用される、実施例3の衝突予知装
置の作用を説明するため、前方走行車と自車両との距離
関係を示す図解図である。
【図7】この発明が適用される、実施例3の衝突予知装
置の動作を示すフローチャート図である。
【図8】この発明が適用される、実施例4の車間距離報
知装置の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 車間距離測定器 2 マイクロコンピュータ 3 アクセルペダル 4 センサ 5 ブレーキペダル 6 ブレーキセンサ 7 車速センサ 8 表示装置 9 操作パネル 10 警報器 11 入力手段(スイッチ) 12 液晶ディスプレイ 13 車間距離表示部 14 警報距離表示部 15 接近距離表示部 16 スケール 17 ゾーン部 18 指針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 626 B60R 21/00 626D F02D 29/02 301 F02D 29/02 301D G08B 21/00 G08B 21/00 H Fターム(参考) 3D037 FA23 3D044 AA11 AA12 AA21 AA25 AA35 AB01 AC03 AC15 AC24 AC26 AC59 AE04 AE15 AE21 3G093 AA01 BA07 BA14 BA23 BA27 CB12 DA06 DB05 DB15 DB16 EC01 FA03 FA04 FA07 5C086 AA52 AA54 BA22 DA08 EA45 FA02 FA12 5H180 LL01 LL04 LL07 LL08 LL09

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自車両に搭載した車間距離測定器と、自車
    両のアクセルペダルの操作によって出力信号が変化する
    センサと、前記センサからの出力信号値が所定時間一定
    になったのを検出したことに応答して、前記センサから
    の出力信号値をもとに出力信号値の基準範囲が設定記憶
    され、前記車間距離測定器により前記センサからの出力
    信号値が所定時間一定になった時の車間距離に対応して
    予め設定されている車間距離を測定したことに応答し
    て、さらに前記センサからの出力信号値が前記設定記憶
    された出力信号値の基準範囲内か否かに基づいて衝突の
    可能性を判定し、警報を出力するための手段とを備えた
    ことを特徴とする車間距離警報装置。
  2. 【請求項2】自車両に搭載した車間距離測定器により前
    方走行車までの車間距離を測定し、その測定距離をもと
    に前方走行車と自車両とが所定時間追従走行状態になっ
    たのを検出したことに応答して、自車両のアクセルペダ
    ルの操作によって出力信号が変化するセンサからの出力
    信号値をもとに出力信号値の基準範囲が設定記憶され前
    記車間距離測定器により前記追従走行状態になった時の
    車間距離に対応して予め設定されている距離を測定した
    ことに応答して、さらに前記センサからの出力信号値が
    前記設定記憶された出力信号値の基準範囲内か否かに基
    づいて衝突の可能性を判定し、警報を出力するための手
    段とを備えた車間距離警報装置において前記追従走行状
    態になった後に、新たに前方走行車と自車両とが所定時
    間追従走行状態になったのを検出した場合には、その時
    の前記センサからの出力信号値をもとにして新たに出力
    信号値の基準範囲が設定記憶され、さらにその時の車間
    距離に対応して予め設定されている距離を測定したこと
    に応答して、さらに前記センサからの出力信号値が前記
    新たに設定記憶された出力信号値の基準範囲内か否かに
    基づいて衝突の可能性を判定し、警報を出力するための
    手段とを備えたことを特徴とする車間距離警報装置。
  3. 【請求項3】自車両に搭載した車間距離測定器と、自車
    両のアクセルペダルの操作によって出力信号が変化する
    センサと、前記センサからの出力信号値が所定時間一定
    になったのを検出したことに応答して、前記センサから
    の出力信号値をもとに出力信号値の基準範囲が設定記憶
    され、前記車間距離測定器により前記センサからの出力
    信号値が所定時間一定になった時の車間距離に対応して
    予め設定されている車間距離を測定したことに応答し
    て、さらに前記センサからの出力信号値が前記設定記憶
    された出力信号値の基準範囲内か否かに基づいて衝突の
    可能性を判定し、警報を出力するための手段とを備えた
    車間距離警報装置において、 前記センサからの出力信号値が所定時間一定になった後
    に、新たに前記センサからの出力信号値が所定時間一定
    になったのを検出した場合には、その時の前記センサか
    らの出力信号値をもとにして新たに出力信号値の基準範
    囲が設定記憶され、さらにその時の車間距離に対応して
    予め設定されている距離を測定したことに応答して、さ
    らに前記センサからの出力信号値が前記新たに設定記憶
    された出力信号値の基準範囲内か否かに基づいて衝突の
    可能性を判定し、警報を出力するための手段とを備えた
    ことを特徴とする車間距離警報装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の車間距離警報装置
    であって、新たに所定時間追従走行状態になったのを検
    出したことに応答して、または新たに前記センサからの
    出力信号値が所定時間一定になったのを検出したことに
    応答して、先に設定記憶された出力信号値の基準範囲を
    消去する制御回路を含む、車間距離警報装置。
  5. 【請求項5】表示装置であって、自車両に搭載した車間
    距離測定器により前方走行車までの車間距離を測定し、
    予め設定された車間距離の検出に基づいて衝突の危険を
    報知するための警報器を作動させるようにした車間距離
    警報装置において、 前方走行車と自車両とが所定時間追従走行状態になって
    から、またはアクセルペダルの操作によって出力信号が
    変化するセンサからの出力信号値が所定時間一定になっ
    てから、前記警報器の作動する距離を表示する表示装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の表示装置であって、表示さ
    れる前記警報器の作動する距離は、前記所定時間追従走
    行状態になった時の、または前記センサからの出力信号
    値が所定時間一定になった時の車間距離に対応して予め
    設定されている距離、あるいは前記所定時間追従走行状
    態になった時の、または前記センサからの出力信号値が
    所定時間一定になった時の自車両の速度に対応して予め
    設定されている距離である表示装置。
  7. 【請求項7】請求項5記載の表示装置であって、前方走
    行車と自車両とが所定時間追従走行状態を検出したこと
    に応答して、または前記センサからの出力信号値が所定
    時間一定になったことに応答して、前記センサからの出
    力信号値をもとに出力信号値の基準範囲が設定記憶さ
    れ、それ以降に計測される前記センサからの出力信号値
    が前記設定記憶された基準範囲外となった場合には、前
    記警報器の作動する距離の表示が消去、または距離の表
    示態様が変化する表示装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の表示装置であって、前記セ
    ンサからの出力信号値が所定時間前記設定記憶された基
    準範囲外となった場合に、前記警報器の作動する距離の
    表示が消去、または距離の表示態様が変化する表示装
    置。
  9. 【請求項9】表示装置であって、自車両に搭載した車間
    距離測定器により前方走行車までの車間距離を測定し、
    予め設定された車間距離の検出に基づいて衝突の危険を
    報知するための警報器を作動させるようにした車間距離
    警報装置において、 前方走行車と自車両とが所定時間追従走行状態になって
    から、またはアクセルペダルの操作によって出力信号が
    変化するセンサからの出力信号値が所定時間一定になっ
    てから、前記車間距離測定器で測定される前方走行車ま
    での距離と前記警報器の作動する距離との差を表示する
    表示装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の表示装置であって、前方
    走行車と自車両とが所定時間追従走行状態を検出したこ
    とに応答して、または前記センサからの出力信号値が所
    定時間一定になったことに応答して、前記センサからの
    出力信号値をもとに出力信号値の基準範囲が設定記憶さ
    れ、それ以降に計測される前記センサからの出力信号値
    が前記設定記憶された基準範囲外となった場合には、前
    記車間距離測定器で測定される前方走行車までの距離と
    前記警報器の作動する距離との差である数値の表示が消
    去、または数値の表示態様が変化する表示装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の表示装置であって、前
    記センサからの出力信号値が所定時間前記設定記憶され
    た基準範囲外となった場合に、前記車間距離測定器で測
    定される前方走行車までの距離と前記警報器の作動する
    距離との差である数値の表示が消去または数値の表示態
    様が変化する表示装置。
  12. 【請求項12】表示装置であって、自車両に搭載した車
    間距離測定器により前方走行車までの車間距離を測定
    し、その測定距離をもとに前方走行車と自車両とが所定
    時間追従走行状態になったのを検出したことに応答し
    て、または自車両のアクセルペダルの操作によって出力
    信号が変化するセンサからの出力信号値が所定時間一定
    になったのを検出したことに応答して、前記センサから
    の出力信号値をもとに出力信号値の基準範囲が設定記憶
    され、前記出力信号値の基準範囲の設定記憶に応答して
    前記センサからの出力信号値の変化を示す指針、または
    前記設定記憶された出力信号値の基準範囲を示すゾーン
    部が表示される表示装置。
  13. 【請求項13】請求項12記載の表示装置であって、前
    記指針が初めに表示される位置は、前記ゾーン部内であ
    る表示装置。
  14. 【請求項14】請求項12記載の表示装置であって、前
    記指針の位置が前記ゾーン部の範囲外になった時には、
    表示灯の消灯、または表示灯の表示態様が変化する表示
    装置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の表示装置であって、前
    記指針の位置が所定時間前記ゾーン部の範囲外になった
    時に、表示灯の消灯、または表示灯の表示態様が変化す
    る表示装置。
  16. 【請求項16】請求項14、または15記載の表示装置
    であって、前記表示灯は前記指針、または前記ゾーン部
    である表示装置。
  17. 【請求項17】表示装置であって、自車両に搭載した車
    間距離測定器により前方走行車までの車間距離を測定
    し、予め設定された車間距離の検出に基づいて衝突の危
    険を報知するための警報器を作動させるようにした車間
    距離警報装置において、 自車両に設置した入力手段の入力操作により、前記警報
    器の作動する距離を表示するようにした表示装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載の表示装置であって、表
    示される前記警報器の作動する距離は前記入力手段の入
    力操作時の車間距離に対応して予め設定されている距
    離、または前記入力手段の入力操作時の自車両の速度に
    対応して予め設定されている距離である表示装置。
  19. 【請求項19】表示装置であって、自車両に搭載した車
    間距離測定器により前方走行車までの車間距離を測定
    し、予め設定された車間距離の検出に基づいて衝突の危
    険を報知するための警報器を作動させるようにした車間
    距離警報装置において、 自車両に設置した入力手段の入力操作により、前記車間
    距離測定器で測定される前方走行車までの距離と前記警
    報器の作動する距離との差を表示する、表示装置。
JP2000399361A 2000-11-22 2000-11-22 車間距離警報装置 Expired - Fee Related JP4201155B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000399361A JP4201155B2 (ja) 2000-11-22 2000-11-22 車間距離警報装置
US09/987,254 US6522969B2 (en) 2000-11-22 2001-11-14 Following distance displaying apparatus that changes alarming display according to operating states
DE10156721A DE10156721A1 (de) 2000-11-22 2001-11-19 Folgeabstandswarngerät
CN01139464A CN1359093A (zh) 2000-11-22 2001-11-22 根据操作状态改变报警显示的跟踪距离显示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000399361A JP4201155B2 (ja) 2000-11-22 2000-11-22 車間距離警報装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002163798A true JP2002163798A (ja) 2002-06-07
JP2002163798A5 JP2002163798A5 (ja) 2007-12-06
JP4201155B2 JP4201155B2 (ja) 2008-12-24

Family

ID=18864150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000399361A Expired - Fee Related JP4201155B2 (ja) 2000-11-22 2000-11-22 車間距離警報装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6522969B2 (ja)
JP (1) JP4201155B2 (ja)
CN (1) CN1359093A (ja)
DE (1) DE10156721A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005199851A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Honda Motor Co Ltd 表示装置を搭載した自動二輪車および車両
WO2007023668A1 (ja) * 2005-08-24 2007-03-01 Hino Motors, Ltd. 自動制動制御装置
JP2008514474A (ja) * 2004-09-24 2008-05-08 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 予防的に作動する保護システムを備えた自動車
CN103608207A (zh) * 2011-06-17 2014-02-26 罗伯特·博世有限公司 用于显示车辆的行驶状态的方法和显示装置以及相应的计算机程序产品
JP2020091148A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 株式会社デンソー 表示制御装置および表示制御プログラム
US11702093B2 (en) 2020-03-03 2023-07-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Display control device
US11731646B2 (en) 2020-04-16 2023-08-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Display control device

Families Citing this family (84)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5910854A (en) 1993-02-26 1999-06-08 Donnelly Corporation Electrochromic polymeric solid films, manufacturing electrochromic devices using such solid films, and processes for making such solid films and devices
US5668663A (en) 1994-05-05 1997-09-16 Donnelly Corporation Electrochromic mirrors and devices
US6891563B2 (en) 1996-05-22 2005-05-10 Donnelly Corporation Vehicular vision system
US6326613B1 (en) 1998-01-07 2001-12-04 Donnelly Corporation Vehicle interior mirror assembly adapted for containing a rain sensor
US6124886A (en) 1997-08-25 2000-09-26 Donnelly Corporation Modular rearview mirror assembly
US8294975B2 (en) 1997-08-25 2012-10-23 Donnelly Corporation Automotive rearview mirror assembly
US6172613B1 (en) * 1998-02-18 2001-01-09 Donnelly Corporation Rearview mirror assembly incorporating vehicle information display
US6445287B1 (en) 2000-02-28 2002-09-03 Donnelly Corporation Tire inflation assistance monitoring system
US8288711B2 (en) 1998-01-07 2012-10-16 Donnelly Corporation Interior rearview mirror system with forwardly-viewing camera and a control
US6477464B2 (en) 2000-03-09 2002-11-05 Donnelly Corporation Complete mirror-based global-positioning system (GPS) navigation solution
US6693517B2 (en) 2000-04-21 2004-02-17 Donnelly Corporation Vehicle mirror assembly communicating wirelessly with vehicle accessories and occupants
US6329925B1 (en) 1999-11-24 2001-12-11 Donnelly Corporation Rearview mirror assembly with added feature modular display
US7167796B2 (en) 2000-03-09 2007-01-23 Donnelly Corporation Vehicle navigation system for use with a telematics system
AU2001243285A1 (en) * 2000-03-02 2001-09-12 Donnelly Corporation Video mirror systems incorporating an accessory module
WO2007053710A2 (en) 2005-11-01 2007-05-10 Donnelly Corporation Interior rearview mirror with display
US7370983B2 (en) 2000-03-02 2008-05-13 Donnelly Corporation Interior mirror assembly with display
US7255451B2 (en) 2002-09-20 2007-08-14 Donnelly Corporation Electro-optic mirror cell
US7581859B2 (en) 2005-09-14 2009-09-01 Donnelly Corp. Display device for exterior rearview mirror
ES2287266T3 (es) 2001-01-23 2007-12-16 Donnelly Corporation Sistema de iluminacion de vehiculos mejorado.
JP3933427B2 (ja) * 2001-09-20 2007-06-20 本田技研工業株式会社 車両用フード制御装置
US6918674B2 (en) 2002-05-03 2005-07-19 Donnelly Corporation Vehicle rearview mirror system
WO2003105099A1 (en) 2002-06-06 2003-12-18 Donnelly Corporation Interior rearview mirror system with compass
US7329013B2 (en) 2002-06-06 2008-02-12 Donnelly Corporation Interior rearview mirror system with compass
US7310177B2 (en) 2002-09-20 2007-12-18 Donnelly Corporation Electro-optic reflective element assembly
WO2004103772A2 (en) 2003-05-19 2004-12-02 Donnelly Corporation Mirror assembly for vehicle
AU2003278863A1 (en) 2002-09-20 2004-04-08 Donnelly Corporation Mirror reflective element assembly
US7446924B2 (en) 2003-10-02 2008-11-04 Donnelly Corporation Mirror reflective element assembly including electronic component
US7308341B2 (en) 2003-10-14 2007-12-11 Donnelly Corporation Vehicle communication system
JP2005173929A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Denso Corp 覚醒度判定装置
ITMI20042359A1 (it) * 2004-12-10 2005-03-10 Ec Elettronica S R L Apparecchiatura di ausiio alla guida di un veicolo in relazione al mantenimento della distanza di sicurezza rispetto a un veicolo o ostacolo che precede
EP1883855B1 (en) 2005-05-16 2011-07-20 Donnelly Corporation Vehicle mirror assembly with indicia at reflective element
MX2008011219A (es) 2006-03-09 2008-09-11 Gentex Corp Montaje de retrovisor para vehiculos que incluye una pantalla de alta intensidad.
JP4765766B2 (ja) * 2006-05-23 2011-09-07 日産自動車株式会社 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
US8035320B2 (en) 2007-04-20 2011-10-11 Sibert W Olin Illumination control network
DE102007020392A1 (de) * 2007-04-30 2008-11-06 Multivac Sepp Haggenmüller Gmbh & Co. Kg Vorrichtung und Verfahren zum Anzeigen von Messwerten sowie Schrumpftunnel für eine Verpackungsmaschine bzw. Verpackungsmaschine mit einer solchen Vorrichtung
US8154418B2 (en) 2008-03-31 2012-04-10 Magna Mirrors Of America, Inc. Interior rearview mirror system
JP5343122B2 (ja) * 2008-04-01 2013-11-13 クランボ・ソシエダッド・アノニマ 車両運転の過程を監視するための装置
CN102160099A (zh) * 2008-07-01 2011-08-17 Kpit康明斯信息系统有限责任公司 用于汽车安全的传感器系统
US9487144B2 (en) 2008-10-16 2016-11-08 Magna Mirrors Of America, Inc. Interior mirror assembly with display
DE212010000041U1 (de) * 2009-01-15 2012-02-28 HCS KABLOLAMA SISTEMLERI SAN. ve TIC.A.S. Verbessertes Verkabelungssystem zur Überwachung und Verwaltung von physisch verbundenen Geräten über ein Datennetzwerk
CN102079267A (zh) * 2010-12-30 2011-06-01 大连理工大学 一种基于can总线的led高位制动灯智能控制系统
JP5263312B2 (ja) * 2011-02-03 2013-08-14 トヨタ自動車株式会社 渋滞判定装置、及び車両制御装置
EP2700245B1 (en) 2011-04-18 2015-06-03 HCS Kablolama Sistemleri San. VE. TIC. A.S. A method of analyzing patching among panels
JP5975613B2 (ja) * 2011-09-06 2016-08-23 矢崎総業株式会社 画像表示式速度計
JP5941257B2 (ja) * 2011-09-07 2016-06-29 矢崎総業株式会社 速度表示装置及び速度表示方法
US20130187771A1 (en) * 2012-01-23 2013-07-25 Ariel Inventions, Llc System and method for display of vehicular separation distance
US8879139B2 (en) 2012-04-24 2014-11-04 Gentex Corporation Display mirror assembly
US8610595B1 (en) * 2012-07-19 2013-12-17 Salmaan F. F. M. S. Aleteeby Vehicle U-turn safety alert system
TR201910359T4 (tr) 2013-02-18 2019-08-21 Hcs Kablolama Sistemleri Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi Seri sinyal algılaması kullanarak bir iletişim sisteminde uç nokta eşleme.
US9598018B2 (en) 2013-03-15 2017-03-21 Gentex Corporation Display mirror assembly
US9575315B2 (en) 2013-09-24 2017-02-21 Gentex Corporation Display mirror assembly
US9493170B2 (en) 2014-01-29 2016-11-15 Continental Automotive Systems, Inc. Method for reducing false activations in reverse collision avoidance systems
US9511715B2 (en) 2014-01-31 2016-12-06 Gentex Corporation Backlighting assembly for display for reducing cross-hatching
US20150248772A1 (en) * 2014-02-28 2015-09-03 Semiconductor Components Industries, Llc Imaging systems and methods for monitoring user surroundings
EP3119643B1 (en) 2014-03-21 2018-05-23 Gentex Corporation Tri-modal display mirror assembly
CN106163873B (zh) 2014-04-01 2019-04-26 金泰克斯公司 自动显示镜组件
US9694751B2 (en) 2014-09-19 2017-07-04 Gentex Corporation Rearview assembly
US9694752B2 (en) 2014-11-07 2017-07-04 Gentex Corporation Full display mirror actuator
US10071689B2 (en) 2014-11-13 2018-09-11 Gentex Corporation Rearview mirror system with a display
KR101997815B1 (ko) 2014-12-03 2019-07-08 젠텍스 코포레이션 디스플레이 미러 어셈블리
USD746744S1 (en) 2014-12-05 2016-01-05 Gentex Corporation Rearview device
JP6404126B2 (ja) * 2014-12-26 2018-10-10 横浜ゴム株式会社 衝突回避システム
US9744907B2 (en) 2014-12-29 2017-08-29 Gentex Corporation Vehicle vision system having adjustable displayed field of view
US9720278B2 (en) 2015-01-22 2017-08-01 Gentex Corporation Low cost optical film stack
DE102015205074A1 (de) * 2015-03-20 2016-03-31 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Anzeigevorrichtung für ein Fahrzeug
EP3286038A4 (en) 2015-04-20 2018-04-25 Gentex Corporation Rearview assembly with applique
CN107614324B (zh) 2015-05-18 2020-11-27 金泰克斯公司 完整显示后视装置
EP3310618A4 (en) 2015-06-22 2018-07-04 Gentex Corporation System and method for processing streamed video images to correct for flicker of amplitude-modulated lights
CN108349436B (zh) 2015-10-30 2019-12-20 金泰克斯公司 后视装置
USD797627S1 (en) 2015-10-30 2017-09-19 Gentex Corporation Rearview mirror device
USD798207S1 (en) 2015-10-30 2017-09-26 Gentex Corporation Rearview mirror assembly
WO2017075420A1 (en) 2015-10-30 2017-05-04 Gentex Corporation Toggle paddle
USD800618S1 (en) 2015-11-02 2017-10-24 Gentex Corporation Toggle paddle for a rear view device
JP6252996B2 (ja) * 2016-03-23 2017-12-27 マツダ株式会社 緊急通報システム
USD845851S1 (en) 2016-03-31 2019-04-16 Gentex Corporation Rearview device
USD817238S1 (en) 2016-04-29 2018-05-08 Gentex Corporation Rearview device
US10025138B2 (en) 2016-06-06 2018-07-17 Gentex Corporation Illuminating display with light gathering structure
KR101816423B1 (ko) * 2016-07-12 2018-01-08 현대자동차주식회사 사이드 미러 대체 디스플레이 장치 및 이의 출력 밝기 제어 방법
EP3488259A4 (en) * 2016-07-22 2020-03-18 Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation LOW RESOLUTION ADAPTIVE DISTANCE DISPLAY
USD809984S1 (en) 2016-12-07 2018-02-13 Gentex Corporation Rearview assembly
USD854473S1 (en) 2016-12-16 2019-07-23 Gentex Corporation Rearview assembly
US20180191966A1 (en) 2016-12-30 2018-07-05 Gentex Corporation Full display mirror with on-demand spotter view
US10735638B2 (en) 2017-03-17 2020-08-04 Gentex Corporation Dual display reverse camera system
JP6819786B2 (ja) * 2017-07-28 2021-01-27 日産自動車株式会社 周囲状況の表示方法及び表示装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5515448A (en) * 1992-07-28 1996-05-07 Yazaki Corporation Distance measuring apparatus of a target tracking type
US5754099A (en) * 1994-03-25 1998-05-19 Nippondenso Co., Ltd. Obstacle warning system for a vehicle
JP3240835B2 (ja) * 1994-06-09 2001-12-25 株式会社日立製作所 車両用距離計測装置
US6119068A (en) 1996-12-27 2000-09-12 Kannonji; Michihiro Rear-end collision alarming device and method linked to speed control device of a vehicle
JP2001202600A (ja) * 1999-09-27 2001-07-27 Michihiro Kannonji 車間距離警報装置ならびに車間距離表示装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005199851A (ja) * 2004-01-15 2005-07-28 Honda Motor Co Ltd 表示装置を搭載した自動二輪車および車両
JP4544452B2 (ja) * 2004-01-15 2010-09-15 本田技研工業株式会社 表示装置を搭載した自動二輪車
JP2008514474A (ja) * 2004-09-24 2008-05-08 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 予防的に作動する保護システムを備えた自動車
JP4874979B2 (ja) * 2004-09-24 2012-02-15 ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト 予防的に作動する保護システムを備えた自動車
WO2007023668A1 (ja) * 2005-08-24 2007-03-01 Hino Motors, Ltd. 自動制動制御装置
CN103608207A (zh) * 2011-06-17 2014-02-26 罗伯特·博世有限公司 用于显示车辆的行驶状态的方法和显示装置以及相应的计算机程序产品
JP2014519612A (ja) * 2011-06-17 2014-08-14 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 車両の走行状態を表示するための方法および表示装置、およびこれに対応するコンピュータプログラム製品
US9376121B2 (en) 2011-06-17 2016-06-28 Robert Bosch Gmbh Method and display unit for displaying a driving condition of a vehicle and corresponding computer program product
JP2020091148A (ja) * 2018-12-04 2020-06-11 株式会社デンソー 表示制御装置および表示制御プログラム
JP7206867B2 (ja) 2018-12-04 2023-01-18 株式会社デンソー 表示制御装置および表示制御プログラム
US11702093B2 (en) 2020-03-03 2023-07-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Display control device
US11731646B2 (en) 2020-04-16 2023-08-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Display control device

Also Published As

Publication number Publication date
US20020062189A1 (en) 2002-05-23
JP4201155B2 (ja) 2008-12-24
US6522969B2 (en) 2003-02-18
DE10156721A1 (de) 2002-05-23
CN1359093A (zh) 2002-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002163798A (ja) 車間距離警報装置ならびに表示装置
US6119068A (en) Rear-end collision alarming device and method linked to speed control device of a vehicle
US9079571B2 (en) Method for operating a brake assist device and brake assist device for a vehicle
CN108932868B (zh) 车辆的危险预警系统及方法
JP3414191B2 (ja) 車間距離警報装置
JP5513615B2 (ja) 自動車用衝突モニタ方法および装置
EP3323688B1 (en) Start control device and start control method
JPH0520600A (ja) 車両用接近判定装置
CN101219659A (zh) 使用车辆的系统来检测和避免障碍的方法和设备
JP2005008020A (ja) 車両用走行情報報知装置
US6366845B1 (en) Following distance alarming apparatus and following distance displaying apparatus that display difference between measured following distance and that at which warning is given
JP4792865B2 (ja) 車両用警報装置
JP2004280453A (ja) 車両の右折時安全確認システム
JPS6229265B2 (ja)
CN113246978A (zh) 车辆后视镜盲区检测方法及检测装置
JP3334326B2 (ja) 停止物距離警報装置
JP2009146029A (ja) 車両の走行安全装置
JP3649052B2 (ja) 先行車発進検出装置
JP5668706B2 (ja) 制動制御装置、制動制御方法、プログラム及び媒体
JPH03263199A (ja) 車間距離表示器
JPH10989A (ja) 情報表示システム
JP3620388B2 (ja) 前車発進報知装置
JP5365339B2 (ja) 車両用障害物回避支援装置および車両用障害物回避支援方法
CN114994686A (zh) 车辆雷达预警方法、装置、系统及车辆
JP3755686B2 (ja) 追突警報装置と車間距離表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071015

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071015

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20071015

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071015

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20071116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080702

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080826

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141017

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees