JP6404126B2 - 衝突回避システム - Google Patents

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Description

本発明は、衝突回避システムに関する。
車両の衝突を回避する衝突回避システムに係る技術分野において、特許文献1に開示されているような、衝突の可能性が高くなったときに他車に警報を発する技術が知られている。
特開平04−054600号公報
自車両の運転中に運転者がひやりとする場面として、後続車両に衝突されそうになる場面が挙げられる。ひやりとする場面は、類似する運転状況で生じる場合が多い。ひやりとする場面を生かして警報を発することができれば、衝突を回避できる確率が高くなる。
本発明の態様は、ひやりとする場面を生かして警報を発することにより車両の衝突を回避する衝突回避システムを提供することを目的とする。
本発明の態様に従えば、自車両に設けられ、前記自車両の後を走行する後続車両との相対位置及び相対速度を示す後続車両データを取得する後続車両データ取得部と、前記自車両に設けられ、前記自車両の走行条件を示す走行データを取得する走行データ取得部と、前記自車両に設けられ、前記後続車両データと前記走行データとに基づいて、前記自車両と前記後続車両との衝突の可能性が高い前記自車両の特定走行条件を示す特定走行データを抽出する特定状況抽出部と、前記自車両に設けられ、複数の前記特定走行データを記憶するデータベース部と、前記自車両に設けられ、前記走行データ取得部で取得された走行データと前記データベース部に記憶されている前記特定走行データとに基づいて、前記自車両と前記後続車両との衝突の可能性の有無を判定する判定部と、前記自車両に設けられ、前記判定部により前記衝突の可能性が有ると判定されたとき、前記後続車両に対する警報データを出力する警報データ出力部と、を備える衝突回避システムが提供される。
本発明の態様において、前記自車両に設けられ、前記自車両の位置を示す位置データを取得する位置データ取得部を備え、前記特定状況抽出部は、前記後続車両データと前記位置データと前記走行データとに基づいて、前記特定走行条件になる可能性が高い前記自車両の特定位置を示す特定位置データを抽出し、前記データベース部は、前記特定走行データと前記特定位置データとを対応付けて記憶し、前記判定部は、前記位置データ取得部で取得された位置データと前記データベース部に記憶されている特定位置データとに基づいて、前記後続車両と前記自車両との衝突の可能性の有無を判定してもよい。
本発明の態様に従えば、自車両に設けられ、前記自車両の後を走行する後続車両との相対位置及び相対速度を示す後続車両データを取得する後続車両データ取得部と、前記自車両に設けられ、前記自車両の位置を示す位置データを取得する位置データ取得部と、前記自車両に設けられ、前記後続車両データと前記位置データとに基づいて、前記自車両と前記後続車両との衝突の可能性が高い前記自車両の特定位置を示す特定位置データを抽出する特定状況抽出部と、前記自車両に設けられ、複数の前記特定位置データを記憶するデータベース部と、前記自車両に設けられ、前記位置データ取得部で取得された位置データと前記データベース部に記憶されている前記特定位置データとに基づいて、前記後続車両と前記自車両との衝突の可能性の有無を判定する判定部と、前記自車両に設けられ、前記判定部により前記衝突の可能性が有ると判定されたとき、前記後続車両に対する警報データを出力する警報データ出力部と、を備える衝突回避システムが提供される。
本発明の態様において、前記自車両に設けられ、前記特定位置データを他の車両に配信する配信部を備えてもよい。
本発明の態様において、前記データベース部に記憶される複数の前記特定位置データは、衝突の可能性のレベルに基づいて分類され、前記警報データ出力部は、前記レベルに基づいて、前記警報データを出力するタイミングを変えてもよい。
本発明の態様において、前記自車両に設けられ、前記自車両の運転者を示す運転者識別データを取得する運転者識別データ取得部と、前記自車両に設けられ、時刻を示す時刻データを取得する時刻データ取得部と、前記自車両に設けられ、気象を示す気象データを取得する気象データ取得部と、を備え、前記警報データ出力部は、前記運転者識別データ、前記時刻データ、及び前記気象データの少なくとも一つに基づいて、前記警報データを出力するタイミングを変えてもよい。
本発明の態様において、前記データベース部に記憶される複数の前記特定位置データは、衝突の可能性のレベルに基づいて分類され、前記自車両に設けられ、前記自車両の運転者を示す運転者識別データを取得する運転者識別データ取得部と、前記自車両に設けられ、時刻を示す時刻データを取得する時刻データ取得部と、前記自車両に設けられ、気象を示す気象データを取得する気象データ取得部と、を備え、前記判定部は、前記運転者識別データ、前記時刻データ、及び前記気象データの少なくとも一つに基づいて、前記データベース部に記憶されている複数の前記特定位置データのうち前記判定に使用する前記特定位置データを選択してもよい。
本発明の態様によれば、ひやりとする場面を生かして警報を発することにより車両の衝突を回避する衝突回避システムが提供される。
図1は、第1実施形態に係る衝突回避システムの一例を示す模式図である。 図2は、第1実施形態に係る自車両の一例を示す模式図である。 図3は、第1実施形態に係る後続車両の一部を示す模式図である。 図4は、第1実施形態に係る衝突回避システムの一例を示す模式図である。 図5は、第1実施形態に係る衝突回避システムの一例を示す機能ブロック図である。 図6は、自車両と後続車両とが衝突しそうな場面の一例を示す模式図である。 図7は、自車両と後続車両とが衝突しそうな場面の一例を示す模式図である。 図8は、自車両と後続車両とが衝突しそうな場面の一例を示す模式図である。 図9は、自車両と後続車両とが衝突しそうな場面の一例を示す模式図である。 図10は、自車両と後続車両とが衝突しそうな場面の一例を示す模式図である。 図11は、第1実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図12は、第1実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図13は、第1実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図14は、第1実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図15は、第1実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図16は、第2実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図17は、第2実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図18は、第2実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図19は、第2実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図20は、第2実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図21は、第3実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図22は、第3実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。 図23は、第3実施形態に係る衝突回避方法の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下で説明する各実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
<第1実施形態>
第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る衝突回避システム100の一例を示す模式図である。衝突回避システム100は、自車両11と、自車両11の後を走行する後続車両12との衝突を回避する。衝突回避システム100は、自車両11と後続車両12との衝突による被害を軽減する。衝突回避システム100は、自車両11と後続車両12との衝突を未然に防止する。衝突回避システム100の少なくとも一部は、自車両11に設けられる。
自車両11は、タイヤ13を含む走行装置14と、走行装置14に支持される車体15と、自車両11の進行方向を変更可能な操舵装置16と、操舵装置16を操作するためのステアリング操作部17と、自車両11を減速又は停止させるためのブレーキ装置18と、ブレーキ装置18を操作するためのブレーキ操作部19と、自車両11を制御する制御装置20と、を備える。制御装置20は、ECU(Engine Control Unit)のようなコンピュータシステムを含む。
また、自車両11は、後続車両12を非接触で検出する後続車両センサ31と、自車両11の走行速度を検出する速度センサ32と、操舵装置16の操舵角及び操舵速度を検出するステアリングセンサ33と、自車両11の位置を検出するGPS受信機34と、自車両11を運転する運転者の識別データが入力される識別データ入力装置35と、時間を計測するタイマー36と、雨を検出する雨センサ37と、を備える。
また、自車両11は、後続車両12に対して警報を発する警報装置41と、無線通信装置42と、を備える。
自車両11は、運転者が搭乗する運転室を有する。ステアリング操作部17及びブレーキ操作部19は、運転室に配置される。ステアリング操作部17及びブレーキ操作部19は、運転者に操作される。ステアリング操作部17は、ステアリングホイールを含む。ブレーキ操作部19は、ブレーキペダルを含む。
後続車両センサ31は、自車両11の後の後続車両12を非接触で検出する。後続車両センサ31は、自車両11の車体15の後部に配置される。後続車両センサ31は、レーダ装置を含む。レーダ装置は、ミリ波レーダ装置でもよいし、ドップラーレーダ装置でもよい。レーダ装置は、電波又は超音波を発信して、自車両11の後を走行する後続車両12の有無を検出可能である。また、レーダ装置は、後続車両12の有無のみならず、後続車両12との相対位置及び後続車両12との相対速度を検出可能である。後続車両12との相対位置は、相対距離及び方位を含む。なお、後続車両センサ31が、レーザスキャナ及び3次元距離センサの少なくとも一つを含んでもよい。後続車両センサ31が、物体の光学像を取得して、その物体を非接触で検出可能なカメラを含んでもよい。
警報装置41は、音及び画像の一方又は両方を使って、後続車両12に対して警報を発する。警報装置41は、車体15の後部に配置される。無線通信装置42は、後続車両12に設けられている無線通信装置43と無線で通信可能である。
図2は、本実施形態に係る自車両11の一例を後方から見た図である。図2に示すように、後続車両センサ31は、自車両11の後部に設けられる。警報装置41は、自車両11の後部に設けられる。本実施形態において、警報装置41は、自車両11のリアウインドの内側(車内)に設けられた表示装置を含む。警報装置41は、後続車両12の運転者が視認可能な位置に設けられる。図2に示す例では、警報装置41は、「危険です!!」の文字データを表示して、後続車両12の運転者に対して警報を発する。なお、警報装置41がスピーカを含んでもよい。警報装置41は、音声を使って、後続車両12の運転者に対して警報を発してもよい。
図3は、本実施形態に係る後続車両12の運転室に設けられた表示装置46の一例を模式的に示す図である。自車両11は、無線通信装置42を使って、後続車両12に設けられている無線通信装置43と無線で通信可能である。自車両11は、無線通信装置43を介して、後続車両12に対して警報を発することができる。自車両11が後続車両12の運転者に対して警報を発する場合、無線通信装置42及び無線通信装置43を介して、自車両11の制御装置20から後続車両12に対して警報データが送信される。後続車両12の制御装置は、自車両11から供給された警報データに基づいて、後続車両12の運転室に設けられている表示装置46を制御する。図2に示す例では、後続車両12の表示装置46は、「危険です!!」の文字データを表示して、後続車両12の運転者に対して警報を発する。なお、後続車両12の制御装置は、自車両11から供給された警報データに基づいて、後続車両12の運転室に設けられているスピーカを制御してもよい。例えば、スピーカから、後続車両12の運転者に対して、「危険です!!」の音声データが出力されてもよい。
図4は、本実施形態に係る衝突回避システム100を模式的に示す図である。自車両11は、通信ネットワーク44を介して、後続車両12と通信可能である。自車両11は、後続車両12に設けられている無線通信装置43と直接的に通信してもよいし、通信ネットワーク44を介して後続車両12と通信してもよい。例えば、自車両11の制御装置20から出力された警報データが、通信ネットワーク44を介して、後続車両12の制御装置に送信されてもよい。また、自車両11は、通信ネットワーク44を介して、データ配信会社45からデータの配信を受けることができる。データ配信会社45は、例えば気象データを配信する。
図5は、本実施形態に係る衝突回避システム100の一例を示す機能ブロック図である。制御装置20は、自車両11に設けられる。制御装置20は、コンピュータシステムを含む。コンピュータシステムは、CPUのようなプロセッサと、ROM、RAM、及びハードディスクのような記憶装置と、有する。図5に示すように、制御装置20は、データ取得部21と、特定状況抽出部22と、データベース部23と、判定部24と、警報データ出力部25と、配信部26と、を有する。
データ取得部21は、データを取得する。本実施形態において、データ取得部21は、後続車両12との相対位置及び相対速度を示す後続車両データを取得する後続車両データ取得部51と、自車両11の走行条件を示す走行データを取得する走行データ取得部52と、自車両11の位置を示す位置データを取得する位置データ取得部53と、自車両11の運転者を示す運転者識別データを取得する運転者識別データ取得部54と、自車両11に設けられ、時刻を示す時刻データを取得する時刻データ取得部55と、気象を示す気象データを取得する気象データ取得部56と、を有する。
後続車両データ取得部51は、後続車両センサ31から、後続車両12との相対位置及び相対速度を示す後続車両データを取得する。後続車両センサ31は、自車両11と後続車両12との相対位置及び相対速度を示す後続車両データを検出して、後続車両データ取得部51に送信する。
走行データ取得部52は、速度センサ32及びステアリングセンサ33から、自車両11の走行条件を示す走行データを取得する。自車両11の走行条件は、自車両11の走行速度、加速度、減速度(負の加速度)、及び進行方向を含む。速度センサ32は、自車両11の走行速度、加速度、及び減速度(負の加速度)を検出可能である。ステアリングセンサ33は、自車両11の進行方向を検出可能である。また、ステアリングセンサ33は、操舵装置16の操舵角及び操舵速度を検出可能である。操舵速度は、操舵装置16が動く速さである。操舵速度は、運転者によってステアリング操作部17が動かされた速さを含む。速度センサ32は、自車両11の走行速度、加速度、減速度(負の加速度)を含む自車両11の走行データを検出して、走行データ取得部52に送信する。速度センサ32は、操舵角及び操舵速度を含む自車両11の走行データを検出して、走行データ取得部52に送信する。
位置データ取得部53は、GPS受信機34から、自車両11の位置を示す位置データを取得する。自車両11の位置は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)によって規定される地球上の絶対位置である。GPS受信機34は、GPS衛星からの信号を受信して、自車両11の位置を示す位置データを導出する。GPS受信機34は、自車両11の位置を示す位置データを導出して、位置データ取得部53に送信する。
運転者識別データ取得部54は、識別データ入力装置35から、自車両11の運転者を示す運転者識別データを取得する。運転者は、IDカード又はIDキーのような識別部材を所持する。識別部材は、運転者固有の運転者識別データを保有する。運転者は、運転室に搭乗したとき、識別部材に保有されている運転者識別データを識別データ入力装置35に読み込ませる。これにより、識別データ入力装置35は、運転者識別データを取得する。識別データ入力装置35は、自車両11の運転者を示す運転者識別データを取得して、運転者識別データ取得部54に送信する。
本実施形態においては、運転者識別データが識別データ入力装置35に入力されることによって、自車両11のエンジンが作動する。運転者識別データが識別データ入力装置35に読み込まれないとき、自車両11のエンジンの作動は禁止される。自車両11が、貨物輸送会社、バス会社、及びタクシー会社のような運輸会社に所属する車両である場合、複数の運転者が1つの自車両11を交代に運転する場合がある。自車両11のエンジンは、運転者識別データが識別データ入力装置35に読み込まれることによって作動する。これにより、運輸会社に所属しない運転者によって自車両11が動かされてしまうことが防止される。
時刻データ取得部55は、タイマー36から、時刻を示す時刻データを取得する。タイマー36は、時刻を示す時刻データを時刻データ取得部55に送信する。
気象データ取得部56は、雨センサ37から、気象を示す気象データを取得する。タイマー36は、雨を検出した場合、雨天であることを示す気象データを気象データ取得部56に送信する。タイマー36は、雨を検出しない場合、晴天であることを示す気象データを気象データ取得部56に送信する。なお、気象データ取得部56は、データ配信会社45から配信された気象データを、通信ネットワーク44を介して取得してもよい。
特定状況抽出部22は、データ取得部21で取得された後続車両データと走行データとに基づいて、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が高い自車両11の特定走行条件を示す特定走行データを抽出する。また、特定状況抽出部22は、データ取得部21で取得された後続車両データと位置データとに基づいて、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が高い自車両11の特定位置を示す特定位置データを抽出する。また、特定状況抽出部22は、後続車両データと位置データと走行データとに基づいて、特定走行条件になる可能性が高い自車両11の特定位置を示す特定位置データを抽出することができる。
図6及び図7は、特定走行条件の一例を説明するための模式図である。特定走行条件とは、自車両11が後続車両12に追突される可能性が高い自車両11の走行条件である。自車両11の走行条件は、自車両11の運転者の運転条件を含む。
特定走行条件は、自車両11に後続車両12が追突する追突事故を誘発する走行条件である。自車両11の運転者の特定運転条件は、自車両11に後続車両12が追突する追突事故を誘発する運転条件である。自車両11の運転者の特定運転は、自車両11の運転者によりブレーキ操作部19が急激に操作される急ブレーキ操作、及び自車両11の運転者によりステアリング操作部17が急激に操作される急ハンドル操作を含む。
例えば、図6に示すように、自車両11の急ブレーキ操作が行われ、自車両11が急制動すると、自車両11は後続車両12に追突される可能性が高くなる。図6は、自車両11と後続車両12とが同じ車線を走行しているとき、自車両11の急ブレーキ操作が行われ、自車両11が後続車両12に追突されそうになる場面を示す。
また、図7に示すように、自車両11の急ハンドル操作が行われ、自車両11の進行方向が急激に変更されると、自車両11は後続車両12に追突される可能性が高くなる。図7は、自車両11と後続車両12とが異なる車線を走行しているとき、自車両11の急ハンドル操作が行われ、後続車両12が走行する車線に自車両11が急に進入し、後続車両12に追突されそうになる場面を示す。
本実施形態においては、運転者の運転条件を含む自車両11の走行条件に起因して、自車両11と後続車両12との相対速度が予め決められている所定速度以上で、自車両11と後続車両12との相対距離が予め決められている所定距離以下になったとき、特定状況抽出部22は、自車両11の運転者の特定運転(危険運転)が行われ、自車両11の特定走行(危険走行)が行われたと判定する。
自車両11と後続車両12との相対速度及び相対距離を示す後続車両データは、後続車両センサ31によって検出される。自車両11の運転者の急ブレーキ操作の度合いを含む、自車両11の走行速度の急激な低下の度合い(減速度の度合い)は、速度センサ32によって検出される。自車両11の運転者の急ハンドル操作の度合いを含む、自車両11の進行方向の急激な変化の度合いは、ステアリングセンサ33によって検出される。特定状況抽出部22は、後続車両センサ31の検出結果、速度センサ32の検出結果、及びステアリングセンサ33の検出結果に基づいて、特定運転を含む自車両11の特定走行が実施されたか否かを判定する。
特定状況抽出部22は、後続車両データ取得部51で取得された後続車両データと走行データ取得部52で取得された走行データとに基づいて、走行中の自車両11が特定走行をしたか否かを判定する。特定状況抽出部22は、自車両11が特定走行をしたことを示す特定走行データ(危険走行データ)を抽出する。
特定状況抽出部22は、後続車両センサ31の検出結果に基づいて、走行中の自車両11に後続車両12が急激に異常接近してきて追突しそうだと判定したとき、判定したときの自車両11の走行データを特定走行データとして抽出する。特定状況抽出部22に抽出された特定走行データは、データベース部23に記憶される。
図8及び図9は、特定位置の一例を説明するための模式図である。特定位置とは、自車両11が後続車両12に追突される可能性が高い自車両11の位置である。自車両11が走行する道路には、追突事故が発生しやすい位置が存在する。
例えば、図8に示すように、道路の下り坂が終了した位置の前方に信号機47が存在する場合、自車両11がその信号機47の指示に従って停車していると、下り坂を走行してきた後続車両12が自車両11に追突する可能性がある。図8に示す例においては、信号機47が設けられている位置が、特定位置である。
また、図9に示すように、見通しが悪い道路のカーブ48の前方に、幹線道路と合流するための交差点49が存在する場合、自車両11が幹線道路に進入するために交差点49の手前で停車していると、カーブ48を走行してきた後続車両12が自車両11に追突する可能性がある。図9に示す例においては、交差点49の手前の位置が、特定位置である。
なお、図8及び図9において、後続車両12を運転する運転者が、特定位置を含む道路に慣れている運転者である場合、地元の運転者である場合、及びベテランの運転者である場合、後続車両12が自車両11に追突する可能性は低くなる。一方、後続車両12を運転する運転者が、特定位置を含む道路に慣れていない運転者である場合、他所から来てその道路を初めて使用する運転者である場合、及び初心者の運転者である場合、後続車両12が自車両11に追突する可能性は高くなる。
本実施形態においては、自車両11の位置に起因して、自車両11と後続車両12との相対速度が予め決められている所定速度以上で、自車両11と後続車両12との相対距離が予め決められている所定距離以下になったとき、特定状況抽出部22は、自車両11が存在する位置が特定位置(危険位置)であると判定する。自車両11と後続車両12との相対速度及び相対距離を示す後続車両データは、後続車両センサ31によって検出される。自車両11の位置は、GPS受信機34によって取得される。
特定状況抽出部22は、後続車両データ取得部51で取得された後続車両データと位置データ取得部53で取得された位置データとに基づいて、停車中の自車両11が存在する位置が特定位置か否かを判定する。特定状況抽出部22は、自車両11が存在する位置が特定位置であることを示す特定位置データ(危険位置データ)を抽出する。
特定状況抽出部22は、後続車両センサ31の検出結果に基づいて、停車中の自車両11に後続車両12が急激に異常接近してきて追突しそうだと判定したとき、判定したときの自車両11の位置データを特定位置データとして抽出する。特定状況抽出部22に抽出された特定位置データは、データベース部23に記憶される。
図8及び図9を参照して説明した例では、停車中の自車両11に後続車両12が急激に異常接近してきて追突しそうだと判定されたとき、判定されたときの自車両11の位置データが特定位置データとして抽出されることとした。
図10に示すように、走行中の自車両11に後続車両12が追突しそうになる場面として、道路に歩行者が飛び出してくる場面が考えられる。例えば、小学校又は公園の近くの道路に児童が飛び出してくる可能性がある。また、朝の通勤ラッシュの時間帯に歩行者が道路に飛び出してくる可能性がある。歩行者の飛び出しが多い位置に走行中の自車両11がさしかかったとき、歩行者の飛び出しに起因して、走行中の自車両11の運転者が急ブレーキ操作又は急ハンドル操作する可能性がある。その結果、自車両11の後を走行していた後続車両12が、走行中の自車両11に追突する可能性が高くなる。
特定状況抽出部22は、後続車両データ取得部51で取得された後続車両データと、位置データ取得部53で取得された位置データと、走行データ取得部52で取得された走行データとに基づいて、特定走行条件になる可能性が高い自車両11の特定位置を示す特定位置データを抽出してもよい。
特定状況抽出部22は、後続車両センサ31の検出結果に基づいて、走行中の自車両11に後続車両12が急激に異常接近してきて追突しそうだと判定したとき、判定したときの自車両11の走行データを特定走行データとして抽出するとともに、その特定走行が行われたときの自車両11の位置を、特定走行条件になる可能性が高い自車両11の特定位置データとして抽出してもよい。その判定が行われたときの自車両11の特定走行データと特定位置データとが対応付けられてデータベース部23に記憶されてもよい。
データベース部23は、特定状況抽出部22で抽出された複数の特定走行データを記憶する。データベース部23は、特定状況抽出部22で抽出された複数の特定位置データを記憶する。データベース部23は、特定走行データと特定位置データとを対応付けて記憶してもよい。
特定状況抽出部22は、走行中の自車両11に後続車両12が追突しそうだと判定したときの自車両11の特定走行データを複数抽出する。複数パターンの特定走行データがデータベース部23に記憶されることにより、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が高い複数パターンの自車両11の特定走行データがデータベース化される。自車両11に後続車両12が追突する追突事故を誘発する自車両11の運転者の特定運転データがデータベース化されてもよい。
特定状況抽出部22は、停車中の自車両11に後続車両12が追突しそうだと判定したときの自車両11の特定位置データを複数抽出する。複数パターンの特定位置データがデータベース部23に記憶されることにより、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が高い複数パターンの自車両11の特定位置データがデータベース化される。
特定状況抽出部22は、走行中の自車両11に後続車両12が追突しそうだと判定したときの自車両11の特定位置データと特定走行データとを対応付けて複数抽出してもよい。対応付けられた複数パターンの自車両11の特定走行データと自車両11の特定位置データとがデータベース部23に記憶されることにより、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が高い複数パターンの自車両11の特定走行データと自車両11の特定位置データとがデータベース化される。
特定走行データのデータベースが構築された後、判定部24は、走行データ取得部52で取得された走行データと、データベース部23に記憶されている特定走行データのデータベースとに基づいて、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。警報データ出力部25は、判定部24により衝突の可能性が有ると判定されたとき、後続車両12に対する警報データを出力する。
図11及び図12は、判定部24及び警報データ出力部25の動作の一例を説明するための図である。データベース部23には、自車両11に後続車両12が追突する可能性が高い自車両11の特定走行データのデータベースが記憶されている。判定部24は、走行データ取得部52で取得された走行データと、データベース部23に記憶されている特定走行データのデータベースとに基づいて、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。
図11は、適正なブレーキ操作が実施され、追突事故を誘発する急ブレーキ操作が実施されていないときの自車両11の走行速度と時間との関係の一例を示す模式図である。走行データ取得部52で取得された走行データとデータベース部23に記憶されている特定走行データのデータベースとに基づいて、自車両11の急ブレーキ操作は実施されてなく、自車両11と後続車両12との衝突の可能性は無いと判定部24により判定された場合、警報データ出力部25は、警報データを出力しない。同様に、走行データ取得部52で取得された走行データとデータベース部23に記憶されている特定走行データのデータベースとに基づいて、自車両11の急ハンドル操作は実施されてなく、自車両11と後続車両12との衝突の可能性は無いと判定部24により判定された場合、警報データ出力部25は、警報データを出力しない。
図12は、追突事故を誘発する急ブレーキ操作が実施されたときの自車両11の走行速度と時間との関係の一例を示す模式図である。走行データ取得部52で取得された走行データとデータベース部23に記憶されている特定走行データのデータベースとに基づいて、追突事故を誘発する自車両11の急ブレーキ操作が実施され、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が有る判定部24により判定された場合、警報データ出力部25は、警報データを出力する。同様に、走行データ取得部52で取得された走行データとデータベース部23に記憶されている特定走行データのデータベースとに基づいて、追突事故を誘発する自車両11の急ハンドル操作が実施され、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が有る判定部24により判定された場合、警報データ出力部25は、警報データを出力する。
警報データ出力部25から出力された警報データは、警報装置41に供給される。これにより、図2を参照して説明したように、警報装置41が作動する。警報データ出力部25から出力された警報データが、無線通信装置42及び無線通信装置43を介して、後続車両12の制御装置に供給されてもよい。これにより、図3を参照して説明したように、表示装置46が作動する。警報装置41又は表示装置46が作動することにより、後続車両12の運転者に注意が喚起される。後続車両12の運転者は、自車両11との衝突を回避するための措置を講ずることができる。後続車両12の運転者は、自車両11との衝突を回避するために、早めにブレーキ操作を実施したり、自車両11が走行する車線とは別の車線に車線変更したりすることができる。
本実施形態においては、自車両11の後に後続車両12が存在していなくても、判定部24は、走行データ取得部52で取得された自車両11の走行データとデータベース部23に記憶されている特定走行データのデータベースとに基づいて、追突事故を誘発する自車両11の急ハンドル操作又は自車両11の急ブレーキ操作が実施されたと判定した場合、警報データ出力部25に警報データを出力させる。
また、判定部24は、位置データ取得部53で取得された位置データとデータベース部23に記憶されている特定位置データのデータベースとに基づいて、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。警報データ出力部25は、判定部24により衝突の可能性が有ると判定されたとき、後続車両12に対する警報データを出力する。
図13及び図14は、判定部24及び警報データ出力部25の動作の一例を説明するための図である。上述のように、データベース部23には、自車両11が後続車両12に追突される可能性が高い自車両11の特定位置データのデータベースが記憶されている。判定部24は、位置データ取得部53で取得された位置データと、データベース部23に記憶されている特定位置データのデータベースとに基づいて、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。
図13は、追突事故が発生する可能性が高い特定位置に自車両11がさしかかったときの一例を示す模式図である。位置データ取得部53で取得された位置データとデータベース部23に記憶されている特定位置データのデータベースとに基づいて、追突事故が発生する可能性が高い特定位置に向かって走行する自車両11の現在の位置と、その特定位置との距離が予め決められている閾値以下であると判定した場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が有ると判定する。なお、自車両11の現在の位置は、GPS受信機34の検出結果に基づいて、位置データ取得部53によって取得される。特定位置は、データベース部23に記憶されている。判定部24は、位置データ取得部53で取得された自車両11の現在の位置と、データベース部23に記憶されている特定位置データのデータベースとに基づいて、自車両11の現在の位置と特定位置との距離を求めることができる。判定部24により自車両11と後続車両12との衝突の可能性が有ると判定された場合、警報データ出力部25は、警報データを出力する。警報データ出力部25は、自車両11が特定位置よりも手前に存在するタイミングで、警報データを出力する。
図14は、追突事故が発生する可能性が高い特定位置に自車両11がさしかかったときの一例を示す模式図である。位置データ取得部53で取得された位置データとデータベース部23に記憶されている特定位置データとに基づいて、追突事故が発生する可能性が高い特定位置に向かって走行する自車両11の現在の位置と、その特定位置との距離が予め定められている閾値以下であると判定装置24が判定した場合、警報データ出力部25は、警報データを出力する。警報データ出力部25は、自車両11が特定位置よりも手前に存在するタイミングで、警報データを出力する。
警報データ出力部25から出力された警報データは、警報装置41に供給される。これにより、図2を参照して説明したように、警報装置41が作動する。警報データ出力部25から出力された警報データが、無線通信装置42及び無線通信装置43を介して、後続車両12の制御装置に供給されてもよい。これにより、図3を参照して説明したように、表示装置46が作動する。警報装置41又は表示装置46が作動することにより、後続車両12の運転者に注意が喚起される。後続車両12の運転者は、自車両11との衝突を回避するための措置を講ずることができる。
本実施形態においては、自車両11の後に後続車両12が存在していなくても、判定部24は、位置データ取得部53で取得された自車両11の位置データとデータベース部23に記憶されている特定位置データのデータベースとに基づいて、追突事故が発生する可能性が高い特定位置に自車両11が近付いていると判定した場合、警報データ出力部25に警報データを出力させる。
図15は、追突事故が発生する可能性が高い特定位置に自車両11が近付いているときの自車両11の走行速度と自車両11の位置との関係の一例を示す模式図である。自車両11の運転者は、信号機47の位置及び交差点49の位置のような特定位置において停車するために、適切なブレーキ操作を実施する。これにより、図15に示すように、自車両11の走行速度は、特定位置に近付くにつれて低下する。
本実施形態においては、判定部24は、自車両11の運転者のブレーキ操作が実施される前に、自車両11の現在の位置と特定位置とが予め決められた閾値以下であると判定したとき、警報データ出力部25から警報データを出力させる。これにより、後続車両12は、自車両11が特定位置に到着する前に、早い段階で、注意を喚起される。
以上説明したように、本実施形態によれば、追突事故を誘発する自車両11の特定走行条件が、後続車両データ取得部51及び位置データ取得部53を使って学習され、データベース化される。また、本実施形態によれば、追突事故が発生する可能性が高い自車両11の特定位置が、後続車両データ取得部51及び位置データ取得部53を使って学習され、データベース化される。
追突事故を誘発する自車両11の走行条件は、類似していることが多い。つまり、後続車両12に衝突されそうになって自車両11の運転者がひやりとする運転条件は、類似することが多い。
また、追突事故が発生しやすい位置も、類似していることが多い。つまり、後続車両12に追突されそうになって自車両11の運転者がひやりとする場所及び周辺の環境は、類似することが多い。
本実施形態によれば、追突事故が発生する可能性が高い状況が学習され、その状況がデータベース化される。すなわち、魔の運転と呼ばれるような、追突事故を誘発する自車両11の運転のやり方、魔の運転者と呼ばれるような、追突事故を誘発する自車両11の運転者、魔の坂道、魔のカーブ、及び魔の交差点と呼ばれるような、追突事故が発生しやすい場所が、学習により特定され、データベース化される。
構築されたデータベースにより、追突事故の可能性が高い走行条件で自車両11が走行したり、追突事故の可能性が高い位置に自車両11がさしかかったりした場合、自車両11から後続車両12に対して警報データが出力される。これにより、後続車両12の運転者は、自車両11との衝突を回避するための措置を講ずることができる。
本実施形態においては、自車両11の運転者がひやりとする場面が学習され、データベース化されることによって、データベースの構築後、自車両11の運転者がひやりとする場面に遭遇しそうなとき、自車両11から後続車両12に警報が発せられる。これにより、過去のひやりとする場面を生かして、自車両11と後続車両12との衝突を回避することができる。
本実施形態においては、データベースの構築には、後続車両データと、走行データ及び位置データの一方又は両方とが使われる。そのため、追突事故を回避するための高精度なデータベースが構築される。一方、衝突の可能性の判定及び警報データの出力には、後続車両データは使用されず、走行データ及び位置データの一方又は両方が使用される。つまり、データベースを構築する段階では、後続車両センサ31が使用されるものの、データベースを使用する段階では、後続車両センサ31は使用されない。そのため、後続車両12の有無にかかわらず、又は後続車両センサ31の検出エリアに後続車両12が存在するか否かにかかわらず、自車両11の走行データ及び位置データの一方又は両方に基づいて、早い段階から、警報を発することができる。そのため、追突事故を高確率で防止することができる。
また、本実施形態においては、特定位置データを他の車両に配信する配信部26が自車両11に設けられる。自車両11は、通信ネットワーク44を介して、他の車両に特定位置データを配信する。自車両11が、貨物輸送会社、バス会社、及びタクシー会社のような運輸会社に所属する車両である場合、自車両11で取得された特定位置データが、運輸会社に所属する他の車両に配信されることにより、他の車両の運転者は、特定位置にさしかかるとき、注意深く運転することができる。また、自車両11で構築された特定位置データのデータベースが他の車両と共有され、それぞれの車両のデータベース部23に記憶されることにより、より充実したデータベースが構築される。また、他の車両で構築された特定位置のデータベースが自車両11に配信されてもよい。自車両11のデータベース部23に、他の車両から配信された特定位置データが記憶されることにより、自車両11のデータベース部23に記憶されるデータベースは、充実する。例えば、自車両11が通過した経験がない特定位置データが他の車両から配信され、その特定位置データが自車両11のデータベース部23に記憶されてもよい。自車両11の通過により構築される特定位置データのデータベースと、自車両11は通過したことがなく他の車両の通過により構築される特定位置データのデータベースとの両方が自車両11のデータベース部23に記憶されることにより、自車両11のデータベース部23に記憶される特定位置データのデータベースは充実する。
<第2実施形態>
第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
図16は、本実施形態に係る衝突回避システム100の動作の一例を説明するための図である。図16は、データベース部23に記憶される複数の特定位置データを模式的に示す図である。本実施形態においては、図16に示すように、データベースを構築する段階において、データベース部23に記憶される複数の特定位置データは、衝突の可能性のレベルに基づいて分類される。図16に示す例では、データベース部23に、特定位置Aを示す特定位置データ、特定位置Bを示す特定位置データ、及び特定位置Cを示す特定位置データが記憶されている。
本実施形態において、衝突の可能性のレベルは、特定状況抽出部22により、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が高い自車両11の特定位置として抽出された抽出回数を含む。換言すれば、衝突の可能性のレベルは、データベースの構築の段階において、同一の位置において、特定状況抽出部22により、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が高いと判定された回数(抽出回数)である。
例えば、自車両11がルート配送車両である場合、自車両11は、一定期間(1日、1週間、及び1カ月など)において、同一の位置(同一の信号機、同一の交差点など)を複数回通過する可能性が高い。自車両11が同一の位置を複数回通過するとき、特定状況抽出部22は、自車両11が同一の位置を通過する度に、後続車両データ取得部51で取得された後続車両データと位置データ取得部53で取得された位置データとに基づいて、通過した位置が、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が高い特定位置か否かを判定する。
道路の位置によって、自車両11と後続車両12との衝突の可能性が高いと特定状況抽出部22に判定される回数は異なる可能性がある。例えば、データベースの構築の段階において、常に衝突の可能性が高いと判定される位置が存在する場合があるし、時々衝突の可能性が高いと判定される位置が存在する場合がある。
図16に示す例では、3つの特定位置(特定位置A、特定位置B、及び特定位置C)の抽出回数に基づいて、それら3つの特定位置の衝突の可能性のレベル(危険度レベル)が分類されている。図16に示す例では、特定位置A、特定位置B、及び特定位置Cのうち、特定位置Cの危険度レベルが最も高く、特定位置Cに次いで特定位置Bの危険度レベルが高く、特定位置Aの危険度レベルが最も低い。
本実施形態においては、データベースを使用する段階において、警報データ出力部25は、データベース部23に記憶されている特定位置の危険度レベルに基づいて、警報データを出力するタイミングを変える。
図17は、特定位置の危険度レベルに基づいて、警報データ出力部25から警報データが出力されるタイミングを模式的に示す図である。図17は、特定位置(A、B、C)に向かって走行する自車両11の位置Rから特定位置(A、B、C)までの距離と、警報データ出力部25から警報データが出力されるタイミングとの関係を示す。
図17に示すように、自車両11が特定位置Aに向かって走行する場合、警報データ出力部25は、自車両11の位置Rと特定位置Cとの距離が距離LCになったタイミングで、警報データを出力する。自車両11が特定位置Bに向かって走行する場合、警報データ出力部25は、自車両11の位置Rと特定位置Bとの距離が距離LCよりも短い距離LBになったタイミングで、警報データを出力する。自車両11が特定位置Aに向かって走行する場合、警報データ出力部25は、自車両11の位置Rと特定位置Aとの距離が距離LBよりも短い距離LAになったタイミングで、警報データを出力する。警報データ出力部25は、位置データ取得部53が取得した位置データに基づいて、自車両11の位置Rの決定することができる。
つまり、危険度レベルが高い特定位置Cに向かって自車両11が走行するとき、警報データ出力部25は、自車両11が特定位置Cから十分に離れているタイミングで警報データを出力する。危険度レベルが低い特定位置Aに向かって自車両11が走行するとき、警報データ出力部25は、自車両11が特定位置Aに近付いてから警報データを出力する。
以上説明したように、本実施形態によれば、データベースの構築の段階において、衝突の可能性のレベルを示す危険度レベルに基づいて複数の特定位置データを分類する。データベースの使用の段階において、警報データ出力部25は、危険度レベルに基づいて、警報データを出力するタイミングを変える。これにより、危険度レベルが高い特定位置Cに向かって自車両11が走行するとき、自車両11が特定位置Cから十分に離れているタイミングで警報データが出力されるので、後続車両12が特定位置Cから遠い位置に存在するタイミングで後続車両12の運転者に注意を喚起することができる。一方、危険度レベルが低い特定位置Aに向かって自車両11が走行するとき、自車両11が特定位置Aに近付いてから警報データが出力されるので、後続車両12の運転者に過度に警報が発せられることが抑制され、後続車両12の運転者が煩わしく感じることが抑制される。
本実施形態においては、図18に示すように、警報データ出力部25は、運転者識別データ取得部54で取得された運転者識別データに基づいて、警報データを出力するタイミングを変えてもよい。上述したように、自車両11が運輸会社に所属する車両である場合、複数の運転者が1つの自車両11を交代に運転する場合がある。例えば、ベテランの運転者が自車両11を運転する場合があるし、初心者の運転者が自車両11を運転する場合がある。
図18は、同一の特定位置Zに向かって自車両11が走行する場合において、自車両11の運転者がベテランの運転者及び初心者の運転者のそれぞれである場合の、自車両11の位置Rから特定位置Zまでの距離と、警報データ出力部25から警報データが出力されるタイミングとの関係を示す。
図18に示すように、初心者の運転者の運転により自車両11が特定位置Zに向かって走行する場合、警報データ出力部25は、自車両11の位置Rと特定位置Zとの距離が距離LDになったタイミングで、警報データを出力する。ベテランの運転者の運転により自車両11が特定位置に向かって走行する場合、警報データ出力部25は、自車両11の位置Rと特定位置Zとの距離が距離LDよりも短い距離LEになったタイミングで、警報データを出力する。
同一の特定位置Zに向かって自車両11が走行する場合でも、ベテランの運転者と初心者の運転者との運転条件の違い(スキルの違い)により、初心者の運転者が運転する場合の方が、ベテランの運転者が運転する場合よりも、追突事故が発生する可能性が高い。そのため、運転者識別データに基づいて警報データを出力するタイミングを変え、初心者の運転者が運転する場合には、自車両11が特定位置Zから十分に離れているタイミングで警報データを出力することにより、後続車両12が特定位置Zから遠い位置に存在するタイミングで後続車両12の運転者に注意を喚起することができる。これにより、自車両11と後続車両12との衝突が回避される。一方、ベテランの運転者が運転する場合には、自車両11が特定位置Zに近付いてから警報データを出力することにより、後続車両12の運転者に過度に警報が発せられることが抑制され、後続車両12の運転者が煩わしく感じることが抑制される。
また、図19に示すように、警報データ出力部25は、時刻データ取得部55で取得された時刻データに基づいて、警報データを出力するタイミングを変えてもよい。例えば、自車両11は昼間に走行する場合があるし、夜間に走行する場合がある。
図19は、同一の特定位置Zに向かって自車両11が走行する場合において、自車両11が昼間に走行する場合及び夜間に走行する場合のそれぞれの、自車両11の位置Rから特定位置Zまでの距離と、警報データ出力部25から警報データが出力されるタイミングとの関係を示す。
図19に示すように、夜間に自車両11が特定位置Zに向かって走行する場合、警報データ出力部25は、自車両11の位置Rと特定位置Zとの距離が距離LFになったタイミングで、警報データを出力する。昼間に自車両11が特定位置Zに向かって走行する場合、警報データ出力部25は、自車両11の位置Rと特定位置Zとの距離が距離LFよりも短い距離LGになったタイミングで、警報データを出力する。
同一の特定位置Zに向かって自車両11が走行する場合でも、運転者の視認性などに起因して、夜間の方が昼間よりも、追突事故が発生する可能性が高い。そのため、時刻データに基づいて警報データを出力するタイミングを変え、夜間に自車両11が走行する場合には、自車両11が特定位置Zから十分に離れているタイミングで警報データを出力することにより、後続車両12が特定位置Zから遠い位置に存在するタイミングで後続車両12の運転者に注意を喚起することができる。これにより、自車両11と後続車両12との衝突が回避される。一方、昼間に自車両11が走行する場合には、自車両11が特定位置Zに近付いてから警報データを出力することにより、後続車両12の運転者に過度に警報が発せられることが抑制され、後続車両12の運転者が煩わしく感じることが抑制される。
なお、時刻データに基づいて、昼間を複数の危険度レベルに分類してもよい。例えば、朝の通勤ラッシュの時間帯と昼間午後の時間帯とでは、道路に歩行者が飛び出してくる確率が異なる。朝の通勤ラッシュの時間帯が、自車両11の急ブレーキ操作又は急ハンドル操作が起こりやすい時間帯であり、危険度レベルが高い時間帯である場合、朝の時間帯と昼間午後の時間帯とで、警報データが出力されるタイミングが変更されてもよい。
また、図20に示すように、警報データ出力部25は、気象データ取得部56で取得された気象データに基づいて、警報データを出力するタイミングを変えてもよい。例えば、自車両11は晴天時に走行する場合があるし、雨天時に走行する場合がある。
図20は、同一の特定位置Zに向かって自車両11が走行する場合において、自車両11が晴天時に走行する場合及び雨天時に走行する場合のそれぞれの、自車両11の位置Rから特定位置Zまでの距離と、警報データ出力部25から警報データが出力されるタイミングとの関係を示す。
図20に示すように、雨天時に自車両11が特定位置Zに向かって走行する場合、警報データ出力部25は、自車両11の位置Rと特定位置Zとの距離が距離LHになったタイミングで、警報データを出力する。晴天時に自車両11が特定位置Zに向かって走行する場合、警報データ出力部25は、自車両11の位置Rと特定位置Zとの距離が距離LHよりも短い距離LIになったタイミングで、警報データを出力する。
同一の特定位置Zに向かって自車両11が走行する場合でも、後続車両12のタイヤの制動性能の変化及び運転者の視認性などに起因して、雨天時の方が晴天時よりも、追突事故が発生する可能性が高い。そのため、気象データに基づいて警報データを出力するタイミングを変え、雨天時に自車両11が走行する場合には、自車両11が特定位置Zから十分に離れているタイミングで警報データを出力することにより、後続車両12が特定位置Zから遠い位置に存在するタイミングで後続車両12の運転者に注意を喚起することができる。これにより、自車両11と後続車両12との衝突が回避される。一方、晴天時に自車両11が走行する場合には、自車両11が特定位置Zに近付いてから警報データを出力することにより、後続車両12の運転者に過度に警報が発せられることが抑制され、後続車両12の運転者が煩わしく感じることが抑制される。
なお、本実施形態において、ある所定条件においてデータベースが構築され、その構築されたデータベースが使用されてもよい。例えば晴天時の昼間にベテランの運転者による自車両11の走行によって、特定走行データ及び特定位置走行データの一方又は両方を含むデータベースが構築され、その構築されたデータベースがデータベース部23に記憶されてもよい。警報データ出力部25は、その構築されたデータベースと、運転者識別データ、時刻データ、及び前記気象データの少なくとも一つとに基づいて、警報データを出力するタイミングを変えてもよい。
<第3実施形態>
第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略又は省略する。
図21は、本実施形態に係る衝突回避システム100の動作の一例を説明するための図である。上述の第2実施形態と同様、データベースを構築する段階において、データベース部23に記憶される複数の特定位置データは、衝突の可能性のレベル(危険度レベル)に基づいて分類される。図21に示す例では、データベース部23に、特定位置Aを示す特定位置データ、特定位置Bを示す特定位置データ、及び特定位置Cを示す特定位置データが記憶されている。特定位置A、特定位置B、及び特定位置Cのうち、特定位置Cの危険度レベルが最も高く、特定位置Cに次いで特定位置Bの危険度レベルが高く、特定位置Aの危険度レベルが最も低い。
本実施形態においては、データベースを使用する段階において、判定部24は、運転者識別データに基づいて、データベース部23に記憶されている複数の危険度レベルの特定位置データのうち、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の判定に使用する特定位置データを選択する。
例えば、自車両11が特定位置Aに向かって走行する場合において、自車両11の運転者がベテランの運転者である場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定しない。警報データ出力部25は、警告データを出力しない。また、自車両11が特定位置Bに向かって走行する場合において、自車両11の運転者がベテランの運転者である場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定しない。警報データ出力部25は、警告データを出力しない。自車両11が特定位置Cに向かって走行する場合において、自車両11の運転者がベテランの運転者である場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。判定部24により衝突の可能性が有ると判定された場合、警報データ出力部25は、警告データを出力する。
自車両11が特定位置Aに向かって走行する場合において、自車両11の運転者が初心者の運転者である場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。自車両11が特定位置Bに向かって走行する場合において、自車両11の運転者が初心者の運転者である場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。自車両11が特定位置Cに向かって走行する場合において、自車両11の運転者が初心者の運転者である場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。判定部24により衝突の可能性が有ると判定された場合、警報データ出力部25は、警告データを出力する。
このように、図21を参照して説明した例では、運転者がベテランの運転者である場合、判定部24は、データベース部23に記憶されている複数の特定位置データのうち、特定位置Cを示す特定位置データを選択する。運転者が初心者の運転者である場合、判定部24は、データベース部23に記憶されている複数の特定位置データのうち、特定位置Aを示す特定位置データ、特定位置Bを示す特定位置データ、及び特定位置Cを示す特定位置データを選択する。
例えば、同一の危険度レベルの特定位置Aに向かって自車両11が走行する場合でも、ベテランの運転者と初心者の運転者との運転条件の違い(スキルの違い)により、初心者の運転者が運転する場合の方が、ベテランの運転者が運転する場合よりも、追突事故が発生する可能性が高い。そのため、運転者識別データに基づいて、判定部24の判定に使用される位置データを選択することにより、初心者の運転者が運転する場合には、警報データを出力して後続車両12の運転者の注意を喚起する。ベテランの運転者が運転する場合には、危険度レベルが低い特定位置データについては、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定せず、警報データを出力しない。これにより、後続車両12の運転者に過度に警報が発せられることが抑制され、後続車両12の運転者が煩わしく感じることが抑制される。
また、図22に示すように、判定部24は、時刻データ取得部55で取得された時刻データに基づいて、データベース部23に記憶されている複数の特定位置データのうち、判定に使用する特定位置データを選択してもよい。
図22に示す例では、データベースを使用する段階において、判定部24は、時刻データに基づいて、データベース部23に記憶されている複数の危険度レベルの特定位置データのうち、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の判定に使用する特定位置データを選択する。
例えば、昼間に自車両11が特定位置Aに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定しない。警報データ出力部25は、警告データを出力しない。また、昼間に自車両11が特定位置Bに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定しない。警報データ出力部25は、警告データを出力しない。昼間に自車両11が特定位置Cに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。判定部24により衝突の可能性が有ると判定された場合、警報データ出力部25は、警告データを出力する。
夜間に自車両11が特定位置Aに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。夜間に自車両11が特定位置Bに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。夜間に自車両11が特定位置Cに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。判定部24により衝突の可能性が有ると判定された場合、警報データ出力部25は、警告データを出力する。
このように、図22を参照して説明した例では、昼間に自車両11が走行する場合、判定部24は、データベース部23に記憶されている複数の特定位置データのうち、特定位置Cを示す特定位置データを選択する。夜間に自車両11が走行する場合、判定部24は、データベース部23に記憶されている複数の特定位置データのうち、特定位置Aを示す特定位置データ、特定位置Bを示す特定位置データ、及び特定位置Cを示す特定位置データを選択する。
例えば、同一の危険度レベルの特定位置Aに向かって自車両11が走行する場合でも、運転者の視認性に起因して、夜間に走行する場合の方が、昼間に走行する場合よりも、追突事故が発生する可能性が高い。そのため、時刻データに基づいて、判定部24の判定に使用される位置データを選択することにより、夜間に走行する場合には、警報データを出力して後続車両12の運転者の注意を喚起する。昼間に走行する場合には、危険度レベルが低い特定位置データについては、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定せず、警報データを出力しない。これにより、後続車両12の運転者に過度に警報が発せられることが抑制され、後続車両12の運転者が煩わしく感じることが抑制される。
また、図23に示すように、判定部24は、気象データ取得部56で取得された気象データに基づいて、データベース部23に記憶されている複数の特定位置データのうち、判定に使用する特定位置データを選択してもよい。
図23に示す例では、データベースを使用する段階において、判定部24は、気象データに基づいて、データベース部23に記憶されている複数の危険度レベルの特定位置データのうち、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の判定に使用する特定位置データを選択する。
例えば、晴天時に自車両11が特定位置Aに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定しない。警報データ出力部25は、警告データを出力しない。また、晴天時に自車両11が特定位置Bに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定しない。警報データ出力部25は、警告データを出力しない。晴天時に自車両11が特定位置Cに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。判定部24により衝突の可能性が有ると判定された場合、警報データ出力部25は、警告データを出力する。
雨天時に自車両11が特定位置Aに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。雨天時に自車両11が特定位置Bに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。雨天時に自車両11が特定位置Cに向かって走行する場合、判定部24は、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定する。判定部24により衝突の可能性が有ると判定された場合、警報データ出力部25は、警告データを出力する。
このように、図23を参照して説明した例では、晴天時に自車両11が走行する場合、判定部24は、データベース部23に記憶されている複数の特定位置データのうち、特定位置Cを示す特定位置データを選択する。雨天時に自車両11が走行する場合、判定部24は、データベース部23に記憶されている複数の特定位置データのうち、特定位置Aを示す特定位置データ、特定位置Bを示す特定位置データ、及び特定位置Cを示す特定位置データを選択する。
例えば、同一の危険度レベルの特定位置Aに向かって自車両11が走行する場合でも、後続車両12のタイヤの制動性能の変化及び運転者の視認性に起因して、雨天時に走行する場合の方が、晴天時に走行する場合よりも、追突事故が発生する可能性が高い。そのため、気象データに基づいて、判定部24の判定に使用される位置データを選択することにより、雨天時に走行する場合には、警報データを出力して後続車両12の運転者の注意を喚起する。晴天時に走行する場合には、危険度レベルが低い特定位置データについては、自車両11と後続車両12との衝突の可能性の有無を判定せず、警報データを出力しない。これにより、後続車両12の運転者に過度に警報が発せられることが抑制され、後続車両12の運転者が煩わしく感じることが抑制される。
なお、本実施形態において、ある所定条件においてデータベースが構築され、その構築されたデータベースが使用されてもよい。例えば雨天時の夜間に初心者の運転者による自車両11の走行によって、特定走行データ及び特定位置走行データの一方又は両方を含むデータベースが構築され、その構築されたデータベースがデータベース部23に記憶されてもよい。判定部24は、その構築されたデータベースと、運転者識別データ、時刻データ、及び前記気象データの少なくとも一つとに基づいて、データベース部23に記憶されている複数の特定位置データのうち判定に使用する特定位置データを選択してもよい。
なお、上述の各実施形態において、特定走行データ及び特定位置データの一方又は両方と、運転者識別データとが対応付けられたデータベースが構築されてもよい。例えば、ベテランの運転者によりデータベースが構築される場合、特定走行データ又は特定位置データが抽出され難く、初心者の運転者によりデータベースが構築される場合、特定走行データ又は特定位置データが抽出され易い可能性がある。データベース部23に、ベテランの運転者により構築されたデータベースと、初心者の運転者により構築されたデータベースとの両方が記憶されることにより、データベースを使用する段階において、ベテランの運転者がデータベースを使用する場合には、運転者識別データに基づいて、ベテランの運転者により構築されたデータベースが選択され、初心者の運転者がデータベースを使用する場合には、運転者識別データに基づいて、初心者の運転者により構築されたデータベースが選択されてもよい。
なお、上述の各実施形態において、特定走行データ及び特定位置データの一方又は両方と、時刻データとが対応付けられたデータベースが構築されてもよい。例えば、昼間にデータベースが構築される場合、特定走行データ又は特定位置データが抽出され難く、夜間にデータベースが構築される場合、特定走行データ又は特定位置データが抽出され易い可能性がある。データベース部23に、昼間に構築されたデータベースと、夜間に構築されたデータベースとの両方が記憶されることにより、データベースを使用する段階において、昼間にデータベースを使用する場合には、時刻データに基づいて、昼間に構築されたデータベースが選択され、夜間にデータベースを使用する場合には、時刻データに基づいて、夜間に構築されたデータベースが選択されてもよい。
なお、上述の各実施形態において、特定走行データ及び特定位置データの一方又は両方と、気象データとが対応付けられたデータベースが構築されてもよい。例えば、晴天時にデータベースが構築される場合、特定走行データ又は特定位置データが抽出され難く、雨天時にデータベースが構築される場合、特定走行データ又は特定位置データが抽出され易い可能性がある。データベース部23に、晴天時に構築されたデータベースと、雨天時に構築されたデータベースとの両方が記憶されることにより、データベースを使用する段階において、晴天時にデータベースを使用する場合には、気象データに基づいて、晴天時に構築されたデータベースが選択され、雨天時にデータベースを使用する場合には、気象データに基づいて、雨天時に構築されたデータベースが選択されてもよい。
11 自車両
12 後続車両
13 タイヤ
14 走行装置
15 車体
16 操舵装置
17 ステアリング操作部
18 ブレーキ装置
19 ブレーキ操作部
20 制御装置
21 データ取得部
22 特定状況抽出部
23 データベース部
24 判定部
25 警報データ出力部
26 配信部
31 後続車両センサ
32 速度センサ
33 ステアリングセンサ
34 GPS受信機
35 識別データ入力装置
36 タイマー
37 雨センサ
41 警報装置
42 無線通信装置
43 無線通信装置
44 通信ネットワーク
45 データ配信会社
46 表示装置
47 信号機
48 カーブ
49 交差点
51 後続車両データ取得部
52 走行データ取得部
53 位置データ取得部
54 運転者識別データ取得部
55 時刻データ取得部
56 気象データ取得部
100 衝突回避システム

Claims (4)

  1. 自車両に設けられ、走行中の前記自車両の後を走行する後続車両との相対位置及び相対速度を示す後続車両データを取得する後続車両データ取得部と、
    前記自車両に設けられ、走行中の前記自車両の走行速度、加速度、減速度、及び進行方向を含む走行条件を示す走行データを取得する走行データ取得部と、
    前記自車両に設けられ、前記自車両の位置を示す位置データを取得する位置データ取得部と、
    前記自車両に設けられ、前記後続車両データと前記位置データと前記走行データとに基づいて、前記自車両と前記後続車両との相対速度が予め決められている所定速度以上で、前記自車両と前記後続車両との相対距離が予め決められている所定距離以下になったとき、前記自車両の運転者が急ブレーキ操作及び急ハンドル操作を含む特定運転を実施し、前記自車両が前記後続車両との衝突の可能性が高い特定走行を実施したと判定し、前記自車両が存在する位置が前記後続車両との衝突の可能性が高い特定位置であると判定して、前記特定走行を示す特定走行データ及び前記特定位置を示す特定位置データを抽出する特定状況抽出部と、
    前記自車両に設けられ、データベースの構築の段階において、前記特定状況抽出部により抽出された複数の前記特定走行データと前記特定位置データとを対応付けて記憶するデータベース部と、
    前記自車両に設けられ、前記データベースの使用の段階において、前記走行データ取得部で取得された走行データ及び前記位置データ取得部で取得された位置データと前記データベース部に記憶されている前記特定走行データ及び特定位置データとに基づいて、前記自車両と前記後続車両との衝突の可能性の有無を判定する判定部と、
    前記自車両に設けられ、前記判定部により前記衝突の可能性が有ると判定されたとき、前記後続車両に対する警報データを出力する警報データ出力部と、
    を備え、
    前記警報データは、文字データ及び音声データを含み、
    前記警報データ出力部は、前記自車両及び前記後続車両のそれぞれに設けられた無線通信装置を介して、前記警報データを前記後続車両に設けられている表示装置及びスピーカに出力し、
    前記データベース部に記憶される複数の前記特定位置データは、前記データベースの構築の段階において、前記特定状況抽出部により前記特定位置として抽出された抽出回数を示す前記衝突の可能性のレベルに基づいて分類され、
    前記警報データ出力部は、前記データベースの使用の段階において、前記レベルに基づいて、前記警報データを出力するタイミングを変える、
    衝突回避システム。
  2. 前記自車両に設けられ、前記特定位置データを他の車両に配信する配信部を備える、
    請求項1に記載の衝突回避システム。
  3. 前記自車両に設けられ、前記自車両の運転者を示す運転者識別データを取得する運転者識別データ取得部と、
    前記自車両に設けられ、時刻を示す時刻データを取得する時刻データ取得部と、
    前記自車両に設けられ、気象を示す気象データを取得する気象データ取得部と、を備え、
    前記警報データ出力部は、前記運転者識別データ、前記時刻データ、及び前記気象データの少なくとも一つに基づいて、前記警報データを出力するタイミングを変える、
    請求項1又は請求項2に記載の衝突回避システム。
  4. 前記自車両に設けられ、前記自車両の運転者を示す運転者識別データを取得する運転者識別データ取得部と、
    前記自車両に設けられ、時刻を示す時刻データを取得する時刻データ取得部と、
    前記自車両に設けられ、気象を示す気象データを取得する気象データ取得部と、を備え、
    前記判定部は、前記運転者識別データ、前記時刻データ、及び前記気象データの少なくとも一つと前記レベルとに基づいて、前記データベース部に記憶されている複数の前記特定位置データのうち前記判定に使用する前記特定位置データを選択する、
    請求項1又は請求項2に記載の衝突回避システム。
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