JP3649052B2 - 先行車発進検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は先行車追従制御装置や先行車発進報知装置等に用いられ、停車中に先行車の発進を検出する先行車発進検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自車にレーダを搭載し、先行車との距離や相対速度を測定し、その車間距離が所定値以下で先行車との相対速度が正であるときに先行車が発進したと判断する例(特開平6−171482号公報)や、先行車との車間距離が所定値以上増加した場合に先行車が発進したと判断する例(特開平8−339499号公報)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
先行車を検出するための車載レーダ等にあっては、自車線内であっても物体を検出できない死角領域が存在するため、例えば、渋滞中にすり抜けをしようとする二輪車や道路を横断中の歩行者が死角領域にとどまってしまった場合には、検出できない。
本発明は上記問題点に鑑み、先行車の発進検出を適確に行なうことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の先行車発進検出装置では、 自車が停車中か否かを判定する停車判定手段と、自車と先行車までの距離を検出する距離検出手段と、自車が停止中であって、かつ前記距離に基づいて前記先行車が前方に発進したことを判断する発進判断手段と、自車が停止中、前記距離検出手段で検出される距離が、自車停止時の距離から所定距離以上短くなった場合、先行車発進判断を抑制する抑制手段と、を有することを特徴とする。請求項2記載の先行車発進検出装置では、自車が停車中か否かを判定する停車判定手段と、自車と先行車までの距離を検出する距離検出手段と、自車が停止中であって、かつ前記距離に基づいて前記先行車が前方に発進したことを判断する発進判断手段と、自車が停止中、前記距離検出手段で検出される距離が、自車停止時の距離から一旦短くなり、その後、自車停止時の距離近傍まで戻った場合、先行車発進判断を抑制する抑制手段と、を有することを特徴とする。請求項3記載の先行車発進検出装置では、請求項1又は2に記載の先行車発進検出装置において、前記抑制手段による発進判断の抑制は、運転者の操作により自車が発進した時期までとすることを特徴とする。請求項4記載の先行車発進検出装置では、請求項1乃至3に記載の先行車発進検出装置において、前記発進判断手段は、前記先行車が前方に発進したことを検出した場合、前記距離検出手段により検出された距離に基づき、前記先行車と一定距離を保つように車両を発進制御し、前記抑制手段は、前記発進制御を抑制することを特徴とする。請求項5記載の先行車発進検出装置では、請求項1乃至4に記載の先行車発進検出装置において、前記発進判断手段は、前記先行車が前方に発進したことを検出した場合、発進報知を行い、前記抑制手段は、前記発進報知を抑制することを特徴とする。請求項6記載の先行車発進検出装置では、請求項5に記載の先行車発進検出装置において、前記抑制手段は、前記発進報知の抑制時、前記発進報知を抑制したことを知らせるために前記発進報知と区別がつく抑制報知を行うことを特徴とする。請求項7記載の先行車発進検出装置では、請求項1乃至6に記載の先行車発進検出装置において、前記抑制手段による抑制時には、前記距離検出手段の動作を停止させることを特徴とする。
【0005】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、歩行者が死角で立ち止まった可能性がある場合には、先行車の発進に基づく制御を抑制するため、先行車の発進に基づく報知や追従を的確に行なうことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明にかかる実施の形態1を説明する。
図1は本発明の先行車発進検出装置を先行車追従制御装置に用いた場合のシステム構成図である。
11は自車速を計測する車速センサ、12はレーザ光の発光部と受光部とを有し、自車線上の所定の検出エリア内に存在する物体と自車との距離を計測するレーザレーダ、13は運転者が本システムのセットを行なうセットスイッチであり、スイッチが操作されるとセット信号が出力される。14は運転者が本システムのキャンセルを行なうキャンセルスイッチであり、スイッチが操作されるとキャンセル信号が出力される。15は運転者がブレーキペダルを操作した場合にオン状態になるブレーキペダルスイッチ、16は運転者がアクセルペダルを操作した場合にオン状態になるアクセルペダルスイッチ、17は音や光を発生する報知装置、18はスロットルバルブを開閉するスロットルアクチュエータ、19はブレーキ力を変化させるブレーキアクチュエータ、20はこれらの入力信号を処理して報知装置17やアクチュエータ18,19を作動させるための電子コントロールユニット(以下、ECUと称す)である。
【0007】
図2は、ECU20の処理内容を示すフローチャートであり、本システムのセットスイッチ13が操作されると、以下の処理を開始する。
ステップ100で、停車時車間距離記憶フラグA(以下、フラグAと称す)を記憶可能状態である「1」にするとともに、割込みフラグB(以下、フラグBと称す)を初期値である「0」にする。ステップ101で、車速センサ11からの車速信号により自車速がほぼ零であるか否かを判定することによって、自車が停車中であるか否かを判定する。停車中と判定された場合は、ステップ102でブレーキアクチュエータ19を作動させる。これは、運転者がブレーキペダルを踏まなくても停車させておくために、停車中用のブレーキ力を発生させるためである。
その後、ステップ103で、ブレーキペダルスイッチ15がオフ状態かオン状態かを判定し、オフ状態である場合、つまり、運転者がブレーキペダルを踏むのをやめてから、ステップ104で、レーザ発光を開始する。
なお、ステップ101で自車が停車中ではないと判定された揚合には、すぐにステップ104に進み、レーザ発光を開始する。なおレーザ発光は、パルス状のレーザ光を所定時間間隔で発光する。
【0008】
次に、ステップ105で、キャンセルスイッチ14またはブレーキペダルスイッチ15がオン状態か否かを判定する。オン状態のときは、運転者が先行車追従制御を望んでいないと判断し、ステップ106でレーザ発光を停止し、システムを終了させる。
一方、オフ状態のときは、ステップ107でアクセルペダルスイッチ16がオン状態かオフ状態かを判定する。
ステップ105で、キャンセルスイッチ14及びブレーキペダルスイッチ15がオフの状態と判定され、ステップ107で、アクセルペダルスイッチ16がオン状態と判定された場合は、運転者は、自らの意思で車両を走行させようとしていると判断し、ステップ108で、ブレーキアクチュエータ19によるブレーキ力を解除させ、ステップ109で運転者のアクセルペダル操作による運転が可能な状態とする。
ステップ105でキャンセルスイッチ14及びブレーキペダルスイッチ15がオフの状態、ステップ107でアクセルペダルスイッチ16がオフの場合は、ステップ110で、ステップ104で測距したデータに基づき、計測車間距離L(m)を算出すると共に、計測車間距離Lを微分して相対速Vr (m/s)を算出する。
【0009】
ステップ111で、自車が停車中か否かを判定し、停車中と判定された場合は、ステップ114で、フラグAが「1」か否かを判定する。フラグAが「1」である場合は、停車したばかりで停車時車間距離LS が記憶されていないため、ステップ115において、ステップ110で計測した計測車間距離Lを停車時車間距離LS に代入してフラグAを「0」にする。
また、フラグAが「0」なら停車時車間距離LS が記憶済みのため停車時車間距離LS の記憶は行わない。
【0010】
そしてステップ116で、フラグBが「1」か否かを判定し、「0」である場合、まだ、自車の前に歩行者などの割り込みが検出されていない状態では、続いてステップ117で、計測車間距離Lが発進開始距離LG より大きいか否かを判定する。ここで、発進開始距離LG は停車時車間距離LS に先行車が発進したと判断できる距離変化量、例えば2mを加算してLG =LS +2mとする。もしくは発進開始距離LG は先行車が発進したと判断できる距離の固定値、例えば6mとしても良い。
【0011】
ステップ117で、計測車間距離Lが発進開始距離LG より小さいか等しい場合、ステップ118で、停車時車間距離LS からクリアランス分、例えば0.5mを引いた値と計測車間距離Lとを比較する。計測車間距離Lが等しいか大きい時はステップ105へ戻り、車間距離Lが小さい時は、ステップ119で、フラグBを「1」にし、ステップ105に戻る。
【0012】
一方、ステップ117で、計測車間距離Lが発進開始距離LG より大きいと判定された場合は、先行車が発進したと判断し、ステップ112において、下式により目標車間距離LT (m)を算出するとともに、フラグAを「1」に、かつフラグBを「0」とする。
LT =(V+Vr )×2+4
ここで、Vは自車速(m/s)、V+Vr は先行車速を意味し、これと車間時間(=車間距離/自車速)、例えば2秒を積算し、さらに、最低車間距離すなわち停車時の車間距離、例えば4mを加算することで目標車間距離LT を求めている。そしてステップ113で、計測車間距離Lを目標車間距離LT に近づけるように自車速Vを変化させるために、スロットルアクチュエータ18およびブレーキアクチュエータ19を作動させ、車間距離を一定に保つように制御を行ない、ステップ105へ戻る。
【0013】
また、ステップ111で、停車中でないと判定された場合は、既に先行車追従制御により、先行車の発進にともない自車の走行が制御されていると判定し、継続して制御を行なうため、ステップ112、ステップ113の処理を行なう。 なお、図示していないが、計測車間距離Lが目標車間距離LT より大きい時または先行車が検出されない時は、予め設定した車速になるようにスロットルアクチュエータ18およびブレーキアクチュエータ19を作動させている。
【0014】
ところで、ステップ116で、フラグBが「1」であった場合、つまり、割り込みがあったと判定された場合(ステップ119)は、ステップ120で、停車時車間距離LS と計測車間距離Lとを比較する。計測車間距離Lが小さいか等しい場合、つまり、前方の物体までの距離(計測車間距離L)が停車時車間距離LS より一旦所定距離以上短くなり、その後、停車時車間距離LS に戻った場合は、一旦歩行者や二輪車が自車と先行車との間を通り抜けた状態であるため、その後、レーザレーダ12の検出領域の死角でとどまっている可能性があるとみなして、ステップ121で、先行車追従制御中止報知を作動させたうえで、ステップ106でレーザ発光を停止し、システムを終了させる。
このように、前方の物体までの距離が停車時車間距離LS より一旦短くなり、その後、停車時車間距離LS に戻った場合のように、先行車の発進にともなって自車を発進させることが妥当でないおそれがある場合には、システムを終了し追従制御を禁止する。
【0015】
なお、本実施の形態では、前方の物体までの距離が停車時車間距離LS より一旦短くなり、その後、停車時車間距離LS に戻った場合に、確実に歩行者等がレーダの視野内を横切ったことを判断してシステムを終了させているが、前方の物体までの距離(計測車間距離L)が停車時車間距離LS より所定距離短くなった場合に、その後歩行者などが横切ってレーザレーダの検出領域の死角でとどまる可能性があるとみなして、システムを終了させるようにしてもよい。
また、先行車追従装置の処理が終了後に、運転者が安全を確認した上でセットスイッチを操作すれば、再び先行車追従装置の処理を開始し、自動発進ができる状態になる。
【0016】
先行車追従装置中止報知は、運転者に注意を促すため、メータパネル内に赤色や黄色の光による表示をしたり、さらにこの表示開始の際にビッと警報音を発しても良い。
本実施の形態では車間距離計測手段にレーザレーダを用いたが、ミリ波レーダによる車間距離計測手段やステレオカメラによる車間距離計測手段も考えられる。
また、本実施の形態では、歩行者等がレーザレーダの視野内を横切るとレーザ発光を停止するため、レーザダイオードの寿命を延ばしたり、電力を節約する効果もある。
【0017】
(実施の形態2)
図3は本発明を先行車発進報知装置に用いた実施の形態2のシステム構成図である。
11は自車速を計測する車速センサ、12はレーザ光の発光部と受光部を有し、自車線上の所定の検出エリア内に存在する物体と自車との距離を計測するレーザレーダ、13は運転者が本システムのセットを行なうセットスイッチであり、スイッチを押すとセットされる。14は運転者が本システムのキャンセルを行なうキャンセルスイッチであり、スイッチを押すとオン状態になる。
15は運転者がブレーキペダルを操作した場合にオン状態になるブレーキペダルスイッチ、17は音や光を発生する報知装置、21は入力信号を処理して報知装置17を作動させるための電子コントロールユニット(以下、ECUと称す)である。
【0018】
図4は、ECU21の処理内容を示すフローチャートであり、本システムのセットスイッチ13が操作されると以下の処理を開始する。
ステップ200で、停車時車間距離記憶フラグA(以下、フラグAと称す)は記憶可能状態である「1」に、先行車発進報知作動済フラグB(以下、フラグBと称す)は未作動状態である「0」に、先行車発進判断抑制フラグC(以下、フラグCと称す)は先行車発進判断を抑制しない状態である「0」に、割込みフラグD(以下、フラグDと称す)は、初期値である「0」に設定する。ステップ201で、キャンセルスイッチ14がオン状態かオフ状態かを判定し、オン状態であれば、システムを終了させる。
【0019】
ステップ201でオフ状態と判定された場合、ステップ202で、停車中であるかを判断する。判断の方法は、前述した実施の形態1のステップ101と同じである。そして、停車中でないときは、先行車発進報知の制御の対象外であるため、ステップ203で、フラグAを「1」、フラグBを「0」、フラグCを「0」、フラグDを「0」と設定し、ステップ204で、レーザ発光を停止して、ステップ201に戻る。
ステップ202で停車中と判定された揚合は、ステップ205で、レーザ発光を開始する。レーザ発光は、パルス状のレーザ光を所定時間間隔で発光する。
【0020】
ステップ206で、フラグCが「0」か否かを判定する。フラグCが「0」のときはステップ207で先行車との計測車間距離Lを算出する。そしてステップ208で、フラグAが「1」と判定されたならば、停車したばかりで停車時車間距離LS が記憶されていないため、ステップ209において、ステップ207で計測した計測車間距離Lを停車時車間距離LS に代入するとともに、フラグAを「0」にする。ステップ210で、停車時車間距離LS が所定値、例えば6mより大きいと判定された場合は、先行車が離れ過ぎていて発進判断の対象となり得ないため、ステップ211で、フラグCを「1」にして、先行車発進判断を抑制状態にする。つまり、前述したステップ206を介して、ステップ204で、レーザ発光を停止し、測距及び先行車の発進判断を停止する。
【0021】
一方、ステップ208で、フラグAが「0」の場合、つまり、停車時車間距離LS が記憶されている場合は、ステップ212で、フラグDが「1」か否かを判定する。「0」の場合、つまり、まだ割り込みがない場合は、ステップ213で、計測車間距離Lと発進開始距離LG とを比較する。発進開始距離LG は、実施の形態1でのステップ117と同じ値を使用する。計測車間距離Lが大きい場合は、先行車が発進したと判断し、ステップ214で、フラグBが「0」か否かを判定する。「0」の場合は、フラグBを「1」にすると共に、先行車が発進したことを報知する。先行車発進報知が作動すると光や音が発生して、そのことを運転者に知らしめる。
一方、ステップ213で、計測車間距離Lが小さい場合は、ステップ216で、停車時車間距離LS からクリアランス分、例えば0.5mを引いた値と車間距離Lとを比較する。計測車間距離Lが等しいか大きい時はステップ201へ戻り、計測車間距離Lが小さい時、つまり、割り込みが発生した場合は、ステップ217で、フラグDを「1」にする。そして、ステップ201に戻ったあと、前述のステップ212で、フラグDが「1」と判断された場合は、ステップ218で、停車時車間距離Lsと計測車間距離Lとを比較する。計測車間距離Lが大きい場合、つまり、前方の物体までの距離(計測車間距離L)が停車時車間距離LS より所定距離以上短くなり、その後、停車時車間距離LS に戻った場合、歩行者や二輪車が自車と先行車との間を通り抜けた状態であるため、その後、レーザレーダ12の検出領域の死角でとどまっている可能性があるとみなして、ステップ219で、先行車発進判断抑制報知を作動させると共に、フラグCを「1」にし、ステップ206を介して、ステップ204でレーザ発光を停止する。先行車発進判断抑制報知は、先行車発進報知と区別をつけるため、発生する音の長さや周波数を変えたり、発生する光の色や表示を変えて行なう。
【0022】
このように、前方の物体までの距離が停車時車間距離LS より一旦短くなり、その後、停車時車間距離LS に戻った場合等のように先行車の発進にともなって発進報知を作動させることが妥当でないおそれがある場合には、発進報知を抑制したことを伝える報知を行ない、発進報知を抑制する。
なお、本実施の形態では、前方の物体までの距離が停車時車間距離LS より一旦短くなり、その後、停車時車間距離LS に戻った場合に、歩行者等がレーダの視野内を横切ったと判断して、抑制報知をしているが、前方の物体までの距離(計測車間距離L)が停車時車間距離LS より所定距離短くなった場合に、その後歩行者などが横切ってレーザレーダの検出領域の死角でとどまる可能性があるとみなして、抑制報知をしてもよい。
また、先行車発進判断抑制中に、運転者が安全を確認した上で発進させれば、ステップ203でフラグCが0になるため、再停止時は先行車発進判断ができる状態になる。
【0023】
以上説明してきたように、前方の物体までの距離(計測車間距離L)が停車時車間距離LS より一旦短くなり、その後、停車時車間距離LS に戻った場合や、前方の物体までの距離(計測車間距離L)が停車時車間距離LS より所定距離短くなった場合に、先行車追従制御や先行車発進報知を抑制するため、歩行者などがその後レーザレーダの検出領域の死角でとどまる可能性がある場合として、歩行者などがレーザレーダの検出領域の死角でとどまる可能性がある場合に、先行車追従制御や先行車発進報知が行われることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の先行車発信検出装置を先行車追従制御装置に用いた実施の形態1のシステム構成図である。
【図2】ECU20の処理内容を示すフローチャートである。
【図3】本発明の先行車発信検出装置を先行車発進報知装置に用いた実施の形態2のシステム構成図である。
【図4】ECU21の処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 車速センサ
12 レーザレーダ
13 セットスイッチ
14 キャンセルスイッチ
15 ブレーキペダルスイッチ
16 アクセルペダルスイッチ
17 報知装置
18 スロットルアクチュエータ
19 ブレーキアクチュエータ
20 電子コントロールユニット(ECU)
21 電子コントロールユニット(ECU)
Claims (7)
- 自車が停車中か否かを判定する停車判定手段と、
自車と先行車までの距離を検出する距離検出手段と、
自車が停止中であって、かつ前記距離に基づいて前記先行車が前方に発進したことを判断する発進判断手段と、
自車が停止中、前記距離検出手段で検出される距離が、自車停止時の距離から所定距離以上短くなった場合、先行車発進判断を抑制する抑制手段と、
を有することを特徴とする先行車発進検出装置。 - 自車が停車中か否かを判定する停車判定手段と、
自車と先行車までの距離を検出する距離検出手段と、
自車が停止中であって、かつ前記距離に基づいて前記先行車が前方に発進したことを判断する発進判断手段と、
自車が停止中、前記距離検出手段で検出される距離が、自車停止時の距離から一旦短くなり、その後、自車停止時の距離近傍まで戻った場合、先行車発進判断を抑制する抑制手段と、
を有することを特徴とする先行車発進検出装置。 - 前記抑制手段による発進判断の抑制は、運転者の操作により自車が発進した時期までとすることを特徴とする請求項1又は2に記載の先行車発進検出装置。
- 前記発進判断手段は、前記先行車が前方に発進したことを検出した場合、前記距離検出手段により検出された距離に基づき、前記先行車と一定距離を保つように車両を発進制御し、
前記抑制手段は、前記発進制御を抑制することを特徴とする請求項1乃至3に記載の先行車発進検出装置。 - 前記発進判断手段は、前記先行車が前方に発進したことを検出した場合、発進報知を行い、
前記抑制手段は、前記発進報知を抑制することを特徴とする請求項1乃至4に記載の先行車発進検出装置。 - 前記抑制手段は、前記発進報知の抑制時、前記発進報知を抑制したことを知らせるために前記発進報知と区別がつく抑制報知を行うことを特徴とする請求項5に記載の先行車発進検出装置。
- 前記抑制手段による抑制時には、前記距離検出手段の動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至6に記載の先行車発進検出装置。
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JP2803514B2 (ja) | 車間距離警報装置 |
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