JP2002151914A - 非可逆回路素子及び通信装置 - Google Patents

非可逆回路素子及び通信装置

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JP2002151914A
JP2002151914A JP2000339649A JP2000339649A JP2002151914A JP 2002151914 A JP2002151914 A JP 2002151914A JP 2000339649 A JP2000339649 A JP 2000339649A JP 2000339649 A JP2000339649 A JP 2000339649A JP 2002151914 A JP2002151914 A JP 2002151914A
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circuit device
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Takashi Hasegawa
長谷川  隆
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
    • H01P1/38Circulators
    • H01P1/383Junction circulators, e.g. Y-circulators
    • H01P1/387Strip line circulators

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  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立てや取り扱いの容易な構造を有すると
ともに、低コストで信頼性の高い非可逆回路素子及び通
信装置を提供する。 【解決手段】 樹脂部材30は、永久磁石9と整合用コ
ンデンサ素子C2等との間に配置されている。整合用コ
ンデンサ素子C2の上面で中心電極のポート部P2と整
合用コンデンサ素子C2のホット側端子電極27及び出
力引出電極15aとが電気的に接続されている。樹脂部
材30の下面30bには凸部32が形成されており、樹
脂ケース3の底部3aには凸部42が形成されている。
樹脂ケース3の凸部42は、樹脂部材30の下面30b
に接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非可逆回路素子及
び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話等の移動用の通信装置
に採用される集中定数型アイソレータ(非可逆回路素
子)は、信号を伝送方向にのみ通過させ、逆方向への伝
送を阻止する機能を有している。また、最近の移動用の
通信装置では、その用途からして信頼性及び低コストに
対する要請が強くなっており、これに伴って集中定数型
アイソレータにおいても信頼性及び低コストが要請され
ている。
【0003】このような集中定数型アイソレータは、永
久磁石と、この永久磁石により直流磁界が印加されるフ
ェライトと、フェライトに配置された複数の中心電極
と、整合用コンデンサ素子と、永久磁石と整合用コンデ
ンサ素子との間に配置される樹脂部材と、フェライトと
中心電極と整合用コンデンサ素子を収容する樹脂ケース
と、永久磁石とフェライトと中心電極を収容する磁性体
金属からなる上側ケースと磁性体金属からなる下側ケー
ス等を備えている。
【0004】このアイソレータの整合用コンデンサ素子
付近の垂直断面図を図17に示す。アイソレータ200
は、樹脂ケース3と一体成形されている下側ケース4内
に整合用コンデンサ素子Cがはんだ付けされている。樹
脂ケース3と一体成形されている入出力引出電極部23
5と整合用コンデンサ素子Cの上面に中心電極Pが配置
され、入出力引出電極部235と整合用コンデンサ素子
Cとが中心電極Pに電気的に接続されている。これら入
出力引出電極部235や整合用コンデンサ素子Cや中心
電極Pを覆うようにして、樹脂部材230が配置されて
いる。樹脂部材230の下面には、中心電極Pに接する
凸部231が形成されている。なお、8は上側ケース、
9は永久磁石を示す。
【0005】このとき、樹脂部材230は、その厚み寸
法方向において、整合用コンデンサ素子Cとの間に中心
電極Pを隙間なく挟んでいる。組立工数の削減のため
と、整合用コンデンサ素子Cをはんだ付けする際に、い
わゆるチップ立ち現像が発生するのを防止するためであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このアイソ
レータ200は、整合用コンデンサ素子Cの上面で、整
合用コンデンサ素子Cと中心電極Pとを電気的に接続
し、樹脂部材230により中心電極P上面を局部的に押
さえる構造である。従って、アイソレータ200の組立
工程において、永久磁石9を搭載したり、上側ケース8
を被せたりするときにかかる圧力がそのまま、樹脂部材
230、中心電極Pを通して、整合用コンデンサ素子C
に伝わるため、整合用コンデンサ素子Cが中心電極Pと
接触している部分にその圧力が集中し、整合用コンデン
サ素子Cを破損させることがあった。特に、整合用コン
デンサ素子Cの底面が、下側ケース4と樹脂ケース3の
両方に接触している場合に破損し易いという問題があっ
た。
【0007】そこで、本発明の目的は、組み立てや取り
扱いの容易な構造を有するとともに、信頼性が高く低コ
ストな非可逆回路素子及び通信装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するために、本発明に係る非可逆回路素子は、(a)永
久磁石と、(b)前記永久磁石により直流磁界が印加さ
れるフェライトと、(c)前記フェライトに配置された
複数の中心電極と、(d)内部部品素子と、(e)前記
内部部品素子の上方に配置された樹脂部材と、(f)前
記永久磁石と前記フェライトと前記中心電極とを収容す
る金属ケースと、(g)前記フェライトと前記中心電極
と前記内部部品素子と前記樹脂部材とを収容する樹脂ケ
ースとを備え、(h)前記樹脂ケースが、前記樹脂部材
の内部部品素子側の主面の少なくとも二つの接触部に接
していること、を特徴とする。
【0009】ここに、内部部品素子は、抵抗素子や整合
用コンデンサ素子等である。また、樹脂ケースに設けた
凸部が樹脂部材の接触部に接するようにしてもよいし、
樹脂部材の接触部が凸部からなるものであってもよい。
さらに、内部部品素子の底面が、樹脂ケースの内壁面と
樹脂ケースの内壁面に露出している金属ケース表面とに
接していてもよい。
【0010】以上の構成により、永久磁石を搭載した
り、金属ケースを被せたりするときにかかる圧力が、樹
脂ケースと内部部品素子に分散され、内部部品素子にか
かる圧力が小さくなり、内部部品素子は破損しにくくな
る。
【0011】さらに、接触部の数を三つにすることによ
り、フェライト(特に、円板形状のフェライト)の位置
ずれが防止される。
【0012】また、樹脂部材及び樹脂ケースが液晶ポリ
マー及びPPSのいずれか一つの材料からなることが好
ましい。液晶ポリマー及びPPSは、耐熱性と低損失に
優れているので、信頼性の高い非可逆回路素子が得られ
る。
【0013】また、本発明に係る非可逆回路素子は、前
述の非可逆回路素子において、樹脂部材を省略したもの
であってもよい。この場合、樹脂ケースが永久磁石の内
部部品素子側の主面の少なくとも二つの接触部に接し、
永久磁石を支持することになる。
【0014】また、本発明に係る通信装置は、前述の特
徴を有する非可逆回路素子を備えることにより、低コス
トで高い信頼性が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る非可逆回路
素子及び通信装置の実施の形態について添付の図面を参
照して説明する。なお、各実施形態において、同一部品
及び同一部分には同じ符号を付し、重複した説明は省略
する。
【0016】[第1実施形態、図1〜図9]本発明に係
る非可逆回路素子の一実施形態の構成を示す分解斜視図
を図1に示す。図2は樹脂部材30を下面30b側から
見た平面図を、図3は図1に示した非可逆回路素子1の
内部を示す平面図を、図4は図1に示した非可逆回路素
子1の組立完成後の外観斜視図をそれぞれ示す。該非可
逆回路素子1は、集中定数型アイソレータである。
【0017】図1に示すように、集中定数型アイソレー
タ1は、概略、磁性体金属からなる上側ケース8及び磁
性体金属からなる下側ケース4と、樹脂ケース3と、中
心電極組立体13と、永久磁石9と、抵抗素子Rと、整
合用コンデンサ素子C1〜C3と樹脂部材30等を備え
ている。
【0018】下側ケース4は、左右の側壁4aと底壁4
bとを有している。この下側ケース4は、インサートモ
ールド法によって、樹脂ケース3と一体成形されてい
る。下側ケース4の底壁4bの対向する一対の辺から
は、それぞれ2本のアース端子16が延在している。ま
た、上側ケース8は、平面視矩形状であり、上壁8aと
左右の側壁8bを有している。下側ケース4及び上側ケ
ース8は、例えばFeやケイ素鋼などの高透磁率からな
る板材を打ち抜き、曲げ加工した後、表面にCuやAg
をめっきしてなるものである。
【0019】中心電極組立体13は、矩形状のマイクロ
波フェライト20の上面に三つの中心電極21〜23を
絶縁シート(図示せず)を介在させて略120度ごとに
交差するように配置している。これら中心電極21〜2
3は、各々の一端側のポート部P1〜P3を水平に導出
するとともに、他端側の中心電極21〜23の共通のア
ース電極25をフェライト20の下面に当接させてい
る。共通のアース電極25は、フェライト20の下面を
略覆っており、後述する樹脂ケース3の窓部3cを通し
て、下側ケース4の底壁4bにはんだ付け等の方法によ
り接続され、接地される。中心電極21〜23とアース
電極25は、Ag,Cu,Au,Al,Be等の導電性
材料からなり、金属薄板を打ち抜き加工や、エッチング
加工することによって一体に形成される。
【0020】整合用コンデンサ素子C1〜C3は、誘電
体セラミック基板の上面に位置するホット側端子電極2
7がポート部P1〜P3に電気的に接続され、下面に位
置するコールド側(アース側)端子電極28が樹脂ケー
ス3の窓部3dに露出している下側ケース4の底壁4b
にそれぞれはんだ付けされている。
【0021】抵抗素子Rは、絶縁性基板の両端部に厚膜
印刷等でアース側端子電極18及びホット側端子電極1
9を形成し、その間にサーメット系やカーボン系やルテ
ニウム系等の厚膜あるいは金属薄膜の抵抗体を配設して
いる。絶縁性基板の材料は、例えば、アルミナ等の誘電
体セラミックが用いられる。また、抵抗体の表面にはガ
ラス等の被膜が形成されていてもよい。アース側端子電
極18は樹脂ケース3の窓部3dに露出している下側ケ
ース4の底壁4bにはんだ付けされ、ホット側端子電極
19はポート部P3に抵抗素子Rの上面ではんだ付けさ
れる。つまり、図6に示すように、整合用コンデンサ素
子C3と抵抗素子Rとは、中心電極23のポート部P3
とアース端子16との間に電気的に並列に接続される。
【0022】なお、はんだは、Sn−Sb系、Sn−P
b系、Sn−Ag系のはんだが用いられる。この中で
も、環境汚染防止や非可逆回路素子1のリフロー作業性
から、非鉛系かつ高温融点を有するSn−Sb系のはん
だを用いることが好ましい。
【0023】図1に示すように、樹脂ケース3は、底部
3aと二つの側部3bを有している。この底部3aの中
央部には矩形状の窓部3cが形成されており、窓部3c
の周縁にはそれぞれ整合用コンデンサ素子C1〜C3や
抵抗素子Rがそれぞれ収納される窓部3dが形成されて
いる。窓部3c,3dには下側ケース4の底壁4bが露
出している。樹脂ケース3には、入力端子14(図3参
照)及び出力端子15がインサートモールドされてい
る。入力端子14及び出力端子15は、それぞれ一端が
樹脂ケース3の外側面に露出し、他端が樹脂ケース3の
底部3aに露出して入力引出電極14a及び出力引出電
極15aとされている。アース端子16はそれぞれ、樹
脂ケース3の対向する外側面から外方向へ導出してい
る。
【0024】図1及び図3に示すように、樹脂ケース3
の底部3aには、凸部41,42が形成されている。凸
部41,42の高さ寸法H(図5参照)は、例えば、1
0〜200μm程度であり、ポート部P1〜P3の厚み
寸法tと略等しい寸法(代表値:30〜100μm)が
望ましい。ただし、本第1実施形態では、凸部41,4
2の高さ寸法Hを、樹脂部材30の下面30bに設けら
れている凸部32の高さ寸法hとポート部P1〜P3の
厚み寸法tの合計寸法に設定している。樹脂ケース3の
材料としては、液晶ポリマー又はPPS(ポリフェニレ
ンサルファイド樹脂)であることが好ましい。液晶ポリ
マーやPPSは、耐熱性と低損失に優れているからであ
る。
【0025】図1に示すように、樹脂部材30は平面形
状が略矩形状を有し、抵抗素子R及び整合用コンデンサ
素子C1〜C3の上に配置されている。図2に示すよう
に、この樹脂部材30の中央付近には、アイソレータ1
の低背化のために、孔30aが設けられている。この孔
30aは、孔30aの下面30b側の周縁部と中心電極
組立体13の周縁部の格子状の斜線で示した領域e5
(図3参照)が接し、中心電極組立体13の上面中央部
に積み重ねられている中心電極21〜23や絶縁シート
を収容するためのものである。なお、この孔30aは必
ずしも必要なものではない。
【0026】図2に示すように、樹脂部材30の下面3
0bには、凸部31〜34が形成されている。図2及び
図3に示すように、凸部31は中心電極21のポート部
P1の格子状の斜線で示した領域e1を上から押さえ、
ポート部P1を整合用コンデンサ素子C1のホット側端
子電極27及び入力端子14の入力引出電極14aに確
実に接触させる。凸部32は中心電極22のポート部P
2の格子状の斜線で示した領域e2を上から押さえ、ポ
ート部P2を整合用コンデンサ素子C2のホット側端子
電極27及び出力端子15の出力引出電極15aに確実
に接触させる。凸部33は中心電極23のポート部P3
の格子状の斜線で示した領域e3を上から押さえ、ポー
ト部P3を整合用コンデンサ素子C3のホット側端子電
極27に確実に接触させる。凸部34は中心電極23の
ポート部P3の格子状の斜線で示した領域e4を上から
押さえ、ポート部P3を抵抗素子Rのホット側端子電極
19に確実に接触させる。孔30aの周縁部の領域e1
3は中心電極組立体13の周上面の格子状の斜線で示し
た領域e5を上から押さえ、中心電極組立体13のアー
ス電極25を下側ケース4の底壁4bに確実に接触させ
る。樹脂部材30の材料としては、液晶ポリマー又はP
PS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)であることが
好ましい。液晶ポリマーやPPSは、耐熱性と低損失に
優れているからである。
【0027】以上の構成部品は、下側ケース4と一体成
形している樹脂ケース3内に、中心電極組立体13や整
合用コンデンサ素子C1〜C3や抵抗素子R等を収容
し、さらに、その上に樹脂部材30及び永久磁石9を積
み重ねた後、上側ケース8を装着している。永久磁石9
は中心電極組立体13に直流磁界を印加する。下側ケー
ス4と上側ケース8は接合して金属ケースをなし、磁気
回路を構成しており、ヨークとしても機能している。
【0028】こうして、図4及び図5に示す集中定数型
アイソレータ1が得られる。この集中定数型アイソレー
タ1は、縦4.0×横4.0×厚さ2.0mmの大きさ
である。また、図6は、集中定数型アイソレータ1の電
気等価回路図である。
【0029】図5に示すように、このアイソレータ1
は、樹脂部材30を樹脂ケース3内に搭載すると、図2
に示す樹脂部材30の凸部31〜34が、図3に示すポ
ート部P1〜P3の領域e1〜e4にそれぞれ接するだ
けでなく、図2に示す樹脂部材30の点線で示した領域
e11,e12も、図3に示す樹脂ケース3の凸部4
1,42の格子状の斜線部にそれぞれ接する。さらに、
図2に示す孔30aの周縁部の領域e13も、図3に示
す中心電極組立体13の周縁部の領域e5に接する。
【0030】そして、図5に示すように、樹脂ケース3
の凸部42の高さ寸法Hは、中心電極22のポート部P
2の厚み寸法tと樹脂部材30の凸部32の高さ寸法h
の合計の寸法と略等しく設定されているので、組立工程
で、永久磁石9を搭載したり、上側ケース8を被せたり
するときにかかる圧力は、樹脂ケース3に形成された凸
部41,42及び入出力引出電極14a,15aに加わ
る圧力と、整合用コンデンサ素子C1〜C3と抵抗素子
Rと中心電極組立体13のフェライト20に加わる圧力
とに分散する。つまり、整合用コンデンサ素子C1〜C
3と抵抗素子Rと中心電極組立体13のフェライト20
のそれぞれに伝わる圧力が低減する。
【0031】さらに、抵抗素子Rや整合用コンデンサ素
子C1〜C3の底面が、下側ケース4の底壁4b及び樹
脂ケース3の素子接触部3eの両方に接触している場
合、すなわち、抵抗素子Rと整合用コンデンサ素子C1
〜C3の底面に、弾性の異なる材質のものが配置されて
いる場合、下側ケース4の底壁4b及び樹脂ケース3の
素子接触部3eの弾性変位差による破損防止効果を大き
くすることができる。この結果、整合用コンデンサ素子
C1〜C3と抵抗素子Rと中心電極組立体13のフェラ
イト20の破損を防止することができ、耐衝撃性が向上
し、組み立てや取り扱いの容易な構造を有するととも
に、信頼性が高く低コストなアイソレータ1を得ること
ができる。
【0032】なお、アイソレータ1は上述の他に種々に
変更することができる。例えば、図7に示すように、樹
脂ケース3の底部3aに凸部43をさらに設けてもよ
い。凸部41〜43は、中心電極21〜23のポート部
P1〜P3を避けるようにして、ポート部P1〜P3相
互間に設けられている。従って、中心電極21〜23は
それぞれ凸部41〜43の間に形成される空間を通って
引き出されるとともに、ポート部P1〜P3は凸部41
〜43によって、仕切られた領域内に配置される。この
結果、ポート部P1〜P3の位置が凸部41〜43によ
って規制されるので、中心電極組立体13の位置ずれを
防止することができる。特に、フェライト20の形状が
円板形状である場合、フェライト20の回転による位置
ずれが生じ易いが、ポート部P1〜P3の位置を凸部4
1〜43によって規制することにより、中心電極組立体
13の位置ずれを効果的に防止することができる。
【0033】また、樹脂ケース3に凸部41〜43を設
ける代わりに、図8及び図9に示すように、樹脂部材3
0の下面30bに、凸部35,36をさらに形成したも
のであってもよい。凸部35,36の高さ寸法Hは、樹
脂部材30の下面30bに設けられている凸部32の高
さ寸法hとポート部P1〜P3の厚み寸法tの合計寸法
に設定している。樹脂部材30の凸部35,36は、樹
脂ケース3の底部3aに接する。この樹脂部材30は、
凸部31〜36によって支えられているので、図1〜図
6に示したアイソレータ1と同様の作用効果を奏する。
【0034】また、図示はしないが、樹脂ケース3の底
部3aに凸部を設け、樹脂部材30の下面30bにも凸
部を形成したものであってもよい。このとき、樹脂ケー
ス3の底部3aに形成された凸部は、樹脂部材30の下
面30bに形成された凸部に接している。また、底部3
aに形成された凸部の高さ寸法と下面30bに形成され
た凸部の高さ寸法の合計寸法は、樹脂部材30の下面3
0bに設けられている凸部31,32の高さ寸法hとポ
ート部P1〜P3の厚み寸法tの合計寸法に設定してい
る。この樹脂部材30は、凸部によって支えられている
ので、図1〜図6に示したアイソレータ1と同様の作用
効果を奏する。
【0035】[第2実施形態、図10〜図15]図10
に、本発明に係る非可逆回路素子の別の実施形態を示
す。本第2実施形態の集中定数型アイソレータ1aの樹
脂ケース3は、前記第1実施形態の集中定数型アイソレ
ータ1の樹脂ケース3と略同様の構造を有している。す
なわち、樹脂ケース3の底部3aには、図3に示したも
のと同様の凸部41,42が形成されており、凸部4
1,42は樹脂部材30と接している。
【0036】本第2実施形態では、樹脂部材30の下面
30bには凸部を形成しない平面形状のものを用いる。
また、中心電極21〜23は、整合用コンデンサ素子C
1〜C3のホット側端子電極27及び抵抗素子Rのホッ
ト側端子電極19にそれぞれ接するように曲げ加工され
ており、中心電極21〜23のばね性を利用してホット
側端子電極27にポート部P1〜P3をそれぞれ押さえ
つける構造を有している。中心電極21〜23の材質と
しては、弾性があり、かつ、低損失材料である銅や銀等
が用いられる。
【0037】ポート部P1〜P3と抵抗素子Rのホット
側端子電極19、整合用コンデンサ素子C1〜C3のホ
ット側端子電極27、入出力引出電極14a,15aの
電極面間の接続はSn−Sb系、Sn−Pb系、Sn−
Ag系のはんだが用いられる。この中でも、環境汚染防
止や非可逆回路素子1aの溶融作業性から、非鉛系かつ
高温融点を有するSn−Sb系のはんだを用いることが
好ましい。また、電極面間の接続は、はんだに限定され
るものではなく、例えば、導電接着剤を用いてもよい。
さらに、溶接やワイヤーボンディングを用いてもよい。
【0038】本第2実施形態では、前記第1実施形態と
同様の作用効果を奏する。さらに、組立工程で、永久磁
石9を搭載したり、上側ケース8を被せたりするときに
かかる圧力は、樹脂部材30を通して樹脂ケース3に伝
わるだけであり、抵抗素子Rと整合用コンデンサ素子C
1〜C3には伝わらない。
【0039】この結果、抵抗素子Rと整合用コンデンサ
素子C1〜C3と中心電極組立体13のフェライト20
の破損を防止することができ、耐衝撃性を向上させるこ
とができる。特に、抵抗素子Rと整合用コンデンサ素子
C1〜C3の底面が、下側ケース4の底壁4b及び樹脂
ケース3の素子接触部3eの両方に接触している場合、
すなわち、抵抗素子Rと整合用コンデンサ素子C1〜C
3の底面に、弾性の異なる材質のものが配置されている
場合、下側ケース4の底壁4b及び樹脂ケース3の素子
接触部3eの弾性変位差による破損を防止することがで
きる。また、中心電極21〜23のポート部P1〜P3
は、整合用コンデンサ素子C1〜C3のホット側端子電
極27及び抵抗素子Rのホット側端子電極19に接する
ように曲げ加工がされているので、いわゆるオープン不
良を防止することができる。
【0040】また、樹脂部材30の下面30bには凸部
を設ける必要が全く無いので、樹脂部材30の成形金型
の構造が簡単になり金型のコストを抑えることができ、
樹脂部材30の成形を容易にすることができる。一方、
樹脂ケース3の内面側は、元々複雑な形状を有している
ため、樹脂ケース3内に凸部41,42を新たに形成し
ても、金型のコストはほとんど上昇しない。この結果、
樹脂部材30の金型のコストと樹脂ケース3の金型のコ
ストの合計コストを低コストにすることができる。この
結果、組み立てや取り扱いの容易な構造を有するととも
に、信頼性が高く低コストなアイソレータ1aを得るこ
とができる。
【0041】なお、本第2実施形態は上述に限定される
ものではなく、例えば、図11に示すように、樹脂部材
30の搭載を省略したアイソレータ1aであってもよ
い。この場合、樹脂ケース3の凸部41,42のみが永
久磁石9の下面に接し、永久磁石9を支持しているの
で、組立工程において、永久磁石9を搭載したり、上側
ケース8を被せたりするときにかかる圧力は、凸部4
1,42を介して直接樹脂ケース3に伝わるだけで、抵
抗素子Rと整合用コンデンサ素子C1〜C3と中心電極
組立体13のフェライト20には伝わらない。この結
果、上述と同様の作用効果を奏する。さらに、樹脂部材
が不要となるので、樹脂部材の成形金型が不要となり、
樹脂部材の製造コストが不要となりアイソレータ1aの
製造コストを安価にすることができる。さらに、アイソ
レータ1aの厚み寸法方向において、樹脂部材30の厚
み寸法分が不要となるので、その厚み寸法分だけ図11
に示すアイソレータ1aの厚み寸法を薄くすることがで
き、低背化を図ることができる。この結果、信頼性が高
く低コストなアイソレータ1aを得ることができる。
【0042】また、図12及び図13に示すように、樹
脂ケース3に凸部51,52を形成し、凸部51に入力
引出電極14aを形成し、凸部52に出力引出電極15
aを形成してもよい。図13に示すように、整合用コン
デンサ素子C2のホット側端子電極27に配置された中
心電極22のポート部P2は、凸部52の形状に沿うよ
うに折り曲げられ延在されて出力引出電極15aに電気
的に接続される。同様に、図示はしないが、整合用コン
デンサ素子C1のホット側端子電極27に配置された中
心電極21のポート部P1は、凸部51の形状に沿うよ
うに折り曲げられ延在されて入力引出電極14aに電気
的に接続される。凸部51の高さ寸法は凸部41の高さ
寸法からポート部P1の厚み寸法を除いた高さ寸法に、
凸部52の高さ寸法は凸部42の高さ寸法からポート部
P2の厚み寸法を除いた高さ寸法にそれぞれすることが
好ましい。そして、入出力引出電極14a,15aが設
けられている凸部51,52を利用することにより、樹
脂ケース3に形成する凸部は凸部41,42の二つあれ
ば安定して樹脂部材30を支えることができる。この結
果、組立工程において、永久磁石9を搭載したり、上側
ケース8を被せたりするときにかかる圧力は樹脂ケース
3に分散して伝わることとなる。
【0043】なお、図示はしないが、樹脂ケース3の凸
部51,52の上面を中心電極21,22のポート部P
1,P2の上面より高い位置に形成し、樹脂部材30の
搭載を省略したアイソレータ1aにも適用できる。この
アイソレータ1aの厚み寸法は、樹脂部材30の厚み寸
法分低くすることができる。この結果、組み立てや取り
扱いの容易な構造を有するとともに、信頼性が高く低コ
ストなアイソレータ1aを得ることができる。
【0044】また、図14及び図15に示すように、樹
脂部材30の下面30bに、凸部31,32を設ける代
わりに二つの凸部37を形成してもよい。凸部37は、
樹脂部材30の隅部に形成されていて、中心電極21,
22のポート部P1,P2を入力引出電極14a及び出
力引出電極15aにそれぞれ接するように挟んで押さえ
る構造を有している。また、孔30aは中心電極組立体
13を収容できる大きさに設定されている。この場合、
樹脂部材30の凸部35は樹脂ケース3の底部3a上に
載置され、樹脂部材30の凸部37は、ポート部P1,
P2を間に挟んで、入出力引出電極14a,15aが設
けられている底部3a上に載置されている。従って、組
立工程において、永久磁石9を搭載したり、上側ケース
8を被せたりするときにかかる圧力は、樹脂ケース3に
伝わるだけで、樹脂部材30に接していない抵抗素子R
と整合用コンデンサ素子C1〜C3と中心電極組立体1
3のフェライト20には伝わらない。この結果、抵抗素
子Rと整合用コンデンサ素子C1〜C3の破損防止効果
を大きくすることができ、すなわち、耐衝撃性を向上さ
せることができ、組み立てや取り扱いの容易な構造を有
するとともに、信頼性が高く低コストなアイソレータ1
aを得ることができる。
【0045】[第3実施形態、図16]第3実施形態
は、本発明に係る通信装置として、携帯電話を例にして
説明する。
【0046】図16は携帯電話120のRF部分の電気
回路ブロック図である。図16において、122はアン
テナ素子、123はデュプレクサ、131は送信側アイ
ソレータ、132は送信側増幅器、133は送信側段間
用帯域通過フィルタ、134は送信側ミキサ、135は
受信側増幅器、136は受信側段間用帯域通過フィル
タ、137は受信側ミキサ、138は電圧制御発振器
(VCO)、139はローカル用帯域通過フィルタであ
る。
【0047】ここに、送信側アイソレータ131とし
て、第1及び第2実施形態の集中定数型アイソレータ
1,1aを使用することができる。このアイソレータ
1,1aを実装することにより、低コストで高い信頼性
を有する携帯電話を実現することができる。
【0048】[他の実施形態]本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種
々の構成に変更することができる。例えば、前記実施形
態ではアイソレータに適用したが、本発明は、勿論サー
キュレータにも適用できるとともに、他の高周波部品に
も適用できる。さらに、中心電極は、金属板を打ち抜
き、曲げ加工して形成するものの他に、エッチングによ
り一体形成することもできる。また、それぞれの中心電
極の交差角は、110〜140度の範囲であればよい。
さらに、金属ケースは3以上に分割されていてもよい。
また、フェライトは直方体形状に限定されるものではな
く、円板や六角形等の他の形状でもよい。
【0049】また、凸部の形状は、矩形状の他に、例え
ば、テーパ形状のものや、階段形状のものや、半球状の
ものや、垂直断面形状が円弧形状のものであってもよ
く、これらに限定されないことは言うまでもなく、その
凸部の高さ寸法は、樹脂部材や永久磁石が略平行に支持
できる厚み寸法であればよい。また、樹脂部材の中央部
に永久磁石の外径と略同じ径の孔を形成し、該孔に永久
磁石を嵌め込む構造であってもよい。また、抵抗素子及
び整合用コンデンサ素子の厚み寸法は種々の厚み寸法で
あってもよいことは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、樹脂ケースが、樹脂部材や永久磁石の内部部
品素子側の主面の少なくとも二つの接触部に接している
ので、樹脂部材は、内部部品素子だけでなく、樹脂ケー
スの底面にも接触可能な状態となる。従って、永久磁石
を搭載したり、金属ケースを被せたりするときにかかる
圧力は、樹脂ケースと内部部品素子に分散して伝わり、
内部部品素子の破損の防止効果をえることができ、組み
立てや取り扱いの容易な構造にするとともに、信頼性が
高く低コストな非可逆回路素子を得ることができる。
【0051】また、本発明に係る通信装置は、前述の特
徴を有する非可逆回路素子を備えることにより、低コス
トで高い信頼性を有することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非可逆回路素子の一実施形態の構
成を示す分解斜視図。
【図2】図1に示した樹脂部材を下面側から見た平面
図。
【図3】図1に示した非可逆回路素子の内部平面図。
【図4】図1に示す非可逆回路素子の組立完成後の外観
斜視図。
【図5】図4のV−V断面図。
【図6】図4に示す非可逆回路素子の電気等価回路図。
【図7】図1に示した非可逆回路素子の変形例を示す内
部平面図。
【図8】図1に示した非可逆回路素子の別の変形例に使
用する樹脂部材を下面側から見た平面図。
【図9】図1に示した非可逆回路素子のさらに別の変形
例を示す垂直断面図。
【図10】本発明に係る非可逆回路素子の第2実施形態
を示す垂直断面図。
【図11】図10に示した非可逆回路素子の変形例を示
す垂直断面図。
【図12】図10に示した非可逆回路素子の別の変形例
を示す内部平面図。
【図13】図12に示した非可逆回路素子の垂直断面
図。
【図14】図10に示した非可逆回路素子のさらに別の
変形例に使用する樹脂部材を下面側からみた平面図。
【図15】図10に示した非可逆回路素子のさらに別の
変形例の垂直断面図。
【図16】本発明に係る通信装置の一実施形態を示すブ
ロック図。
【図17】従来の非可逆回路素子を示す垂直断面図。
【符号の説明】
1,1a…集中定数型アイソレータ(非可逆回路素子) 3…樹脂ケース 4…下側ケース(金属ケース) 8…上側ケース(金属ケース) 9…永久磁石 13…中心電極組立体 20…マイクロ波フェライト 21〜23…中心電極 30…樹脂部材 30b…樹脂部材の下面(接触部) 31〜37…凸部(接触部) 41〜43,51,52…凸部 120…携帯電話 C1〜C3…整合用コンデンサ素子(内部部品素子) R…抵抗素子(内部部品素子)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石と、 前記永久磁石により直流磁界が印加されるフェライト
    と、 前記フェライトに配置された複数の中心電極と、 内部部品素子と、 前記内部部品素子の上方に配置された樹脂部材と、 前記永久磁石と前記フェライトと前記中心電極とを収容
    する金属ケースと、 前記フェライトと前記中心電極と前記内部部品素子と前
    記樹脂部材とを収容する樹脂ケースとを備え、 前記樹脂ケースが、前記樹脂部材の内部部品素子側の主
    面の少なくとも二つの接触部に接していること、 を特徴とする非可逆回路素子。
  2. 【請求項2】 永久磁石と、 前記永久磁石により直流磁界が印加されるフェライト
    と、 前記フェライトに配置された複数の中心電極と、 内部部品素子と、 前記永久磁石と前記フェライトと前記中心電極とを収容
    する金属ケースと、 前記フェライトと前記中心電極と前記内部部品素子を収
    容する樹脂ケースとを備え、 前記樹脂ケースが、前記永久磁石の内部部品素子側の主
    面の少なくとも二つの接触部に接し、前記永久磁石を支
    持していること、 を特徴とする非可逆回路素子。
  3. 【請求項3】 前記接触部の数が三つであることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の非可逆回路素子。
  4. 【請求項4】 前記樹脂ケースに凸部が設けられ、該凸
    部が前記接触部に接していることを特徴とする請求項1
    〜請求項3のいずれかに記載の非可逆回路素子。
  5. 【請求項5】 前記接触部が、前記樹脂部材の内部部品
    素子側の主面に設けた凸部からなることを特徴とする請
    求項1〜請求項4のいずれかに記載の非可逆回路素子。
  6. 【請求項6】 前記中心電極の一端が、前記内部部品素
    子の端子電極及び前記樹脂ケースに設けられた入出力端
    子電極の双方に電気的に接続していることを特徴とする
    請求項1〜請求項5のいずれかに記載の非可逆回路素
    子。
  7. 【請求項7】 前記内部部品素子の底面が、前記樹脂ケ
    ースの内壁面と前記樹脂ケースの内壁面に露出している
    前記金属ケース表面とに接していることを特徴とする請
    求項1〜請求項6のいずれかに記載の非可逆回路素子。
  8. 【請求項8】 前記樹脂部材が、液晶ポリマー及びPP
    Sのいずれか一つからなることを特徴とする請求項1、
    請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7の
    いずれかに記載の非可逆回路素子。
  9. 【請求項9】 前記樹脂ケースが、液晶ポリマー及びP
    PSのいずれか一つからなることを特徴とする請求項1
    〜請求項8のいずれかに記載の非可逆回路素子。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項9のいずれかに記載
    の非可逆回路素子を少なくとも一つ備えたことを特徴と
    する通信装置。
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