JP2001007607A - 非可逆回路素子及び通信機装置 - Google Patents

非可逆回路素子及び通信機装置

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JP2001007607A
JP2001007607A JP2000038459A JP2000038459A JP2001007607A JP 2001007607 A JP2001007607 A JP 2001007607A JP 2000038459 A JP2000038459 A JP 2000038459A JP 2000038459 A JP2000038459 A JP 2000038459A JP 2001007607 A JP2001007607 A JP 2001007607A
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Toshihiro Makino
敏弘 牧野
Hiromoto Dejima
弘基 出嶌
Takashi Hasegawa
長谷川  隆
Masakatsu Mori
征克 森
Michihiro Tsunekado
陸宏 常門
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
    • H01P1/38Circulators
    • H01P1/383Junction circulators, e.g. Y-circulators
    • H01P1/387Strip line circulators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
    • H01P1/36Isolators
    • HELECTRICITY
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    • H01P1/383Junction circulators, e.g. Y-circulators
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    • H01P1/32Non-reciprocal transmission devices
    • H01P1/38Circulators
    • H01P1/393Circulators using Faraday rotators

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  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 整合用コンデンサの組み付けが容易で、信頼
性が高い非可逆回路素子及び通信機装置を提供する。 【解決手段】 樹脂製端子ケース53内に、アース板4
2を備えてなる中心電極組立体54を収容する。アース
板42の端部からは、コンデンサ接続部42a,42
b,42cが延在し、中心電極21〜23のポート部P
1〜P3と平行になるように立ち上がっている。整合用
コンデンサC1〜C3は、ホット側コンデンサ電極1が
ポート部P1〜P3にそれぞれ半田付けされ、コールド
側コンデンサ電極2がアース板42のコンデンサ接続部
42a,42b,42cに半田付けされている。整合用
コンデンサC1〜C3は、そのコンデンサ電極の面がフ
ェライト20の上面に対して60度以上120度以下の
角度となるように配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非可逆回路素子、
特に、マイクロ波帯の通信機器で使用されるアイソレー
タやサーキュレータ等の非可逆回路素子及び通信機装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話等の移動通信機器に採
用される集中定数型アイソレータは、信号を伝送方向に
のみ通過させ、逆方向への伝送を阻止する機能を有して
いる。また、最近の移動通信機器では、その用途からし
て小型、軽量化とともに、低コスト化に対する要求が強
くなっており、これに伴ってアイソレータにおいても小
型、軽量化および低コスト化が要請されている。
【0003】このような集中定数型アイソレータとして
は、図10に示すようなものが提案されている。該集中
定数型アイソレータ11は、左右の側壁12aと底壁1
2bとを有する磁性体金属からなる下ヨーク12上に、
樹脂製端子ケース13を配置するとともに、端子ケース
13内に中心電極組立体14を収容し、磁性体金属から
なる上ヨーク15を装着している。上ヨーク15の内面
には永久磁石16が貼着され、この永久磁石16により
中心電極組立体14に直流磁界を印加するようになって
いる。
【0004】中心電極組立体14は、マイクロ波フェラ
イト20の上面に3本の中心電極21〜23を電気的絶
縁状態で120度毎に互いに交差させて配置している。
これら中心電極21〜23は、各々の一端側のポート部
P1〜P3を直角に折曲するとともに、他端側の各中心
電極21〜23共通のシールド部26をフェライト20
の下面に当接させている。共通シールド部26は、フェ
ライト20の下面を略覆っており、端子ケース13の窓
13aを通して、下ヨーク12の底壁12bに接続され
る。
【0005】端子ケース13には、入出力端子31,3
2及びアース端子33,34がインサートモールドされ
ている。入出力端子31,32はそれぞれ、一端がケー
ス13の外側壁に露出し、他端がケース13の内側壁に
露出して入出力接続電極部18a,18bを形成してい
る。同様に、アース端子33,34はそれぞれ、一端が
ケース13の外側壁に露出し、残る二つの他端がケース
13の内側壁に露出してアース接続電極部17a,17
b及び17c,17dを形成している。
【0006】中心電極21〜23のポート部P1〜P3
は、整合用コンデンサC1〜C3の各々のホット側コン
デンサ電極1に接続される。整合用コンデンサC1〜C
3の各々のコールド側コンデンサ電極2は、アース接続
電極部17a,17c,17dに接続される。終端抵抗
Rの一端は整合用コンデンサC3のホット側コンデンサ
電極1に接続され、他端はアース接続電極部17bに接
続される。つまり、整合用コンデンサC3と終端抵抗R
とは、中心電極23のポート部P3とアースとの間に電
気的に並列に接続される。さらに、中心電極21,22
のポート部P1,P2のそれぞれが、入出力接続電極部
18a,18bに接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のアイ
ソレータ11は、各整合用コンデンサC1〜C3を縦置
きの状態でポート部P1〜P3とアース接続電極部17
a,17c,17dとの間に挿入しなければならなかっ
た。しかも、各整合用コンデンサC1〜C3のコンデン
サ電極1,2をポート部P1〜P3やアース接続電極部
17a,17c,17dに半田付けする必要がある。
【0008】しかしながら、サイズが小さく取り扱いが
煩雑な整合用コンデンサC1〜C3を、ポートP1〜P
3とアース接続電極部17a,17c,17dとの間に
挿入する作業は手間がかかるという問題があった。ま
た、中心電極21〜23はそのポート部P1〜P3を予
め直角に折曲しておかなければならないので、ポート部
P1〜P3の折曲角度にばらつきがあると、ポート部P
1〜P3と整合用コンデンサC1〜C3との半田付けが
不安定になる心配があった。さらに、このときの半田付
けの際に垂れた半田により、整合用コンデンサC1〜C
3のホット側コンデンサ電極1とコールド側コンデンサ
電極2とが短絡し、製造の歩留まりも悪いという問題も
あった。
【0009】そこで、本発明の目的は、整合用コンデン
サの組み付けが容易で、信頼性が高い非可逆回路素子及
び通信機装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、(a)永久磁石と、(b)前記永久磁石によ
り直流磁界が印加されるフェライトと、(c)前記フェ
ライトの第1の主面から側面を経て第2の主面に延在す
る複数の中心電極と、(d)前記フェライトの第2の主
面側に配置され、複数の前記中心電極にそれぞれ電気的
に接続されたアース板と、(e)前記アース板と複数の
前記中心電極のポート部との間にそれぞれ電気的に接続
された複数の整合用コンデンサとを備え、(f)前記整
合用コンデンサの少なくとも一つをコンデンサ電極面が
フェライトに対して60度以上120度以下の角度をな
すように配置したこと、を特徴とする。
【0011】以上の構成により、フェライトに組み付け
られた中心電極とアース板との間に整合用コンデンサを
接続したため、整合用コンデンサは、中心電極、アース
板およびフェライトとともに一つのユニットとして一体
的に取り扱うことができるようになる。従って、整合用
コンデンサの実装が容易になる。
【0012】さらに、アース板の整合用コンデンサ接続
部分の近傍、並びに、中心電極のポート部の近傍に、半
田流出防止のための絶縁体を設ける。この絶縁体は、整
合用コンデンサの半田付けの際に半田の垂れを規制し、
例えば、整合用コンデンサのホット側コンデンサ電極と
コールド側コンデンサ電極とが短絡するのを防止する。
【0013】また、本発明に係る通信機装置は、前述の
特徴を有する非可逆回路素子を備えることにより、製造
コストが安価で、信頼性の高いものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る非可逆回路
素子及び通信機装置の実施の形態について添付の図面を
参照して説明する。
【0015】[第1実施形態、図1〜図6]本発明に係
る非可逆回路素子の一つの実施形態の構成を示す分解斜
視図を図1に示す。該非可逆回路素子41は、図10で
説明した集中定数型アイソレータ11に本発明を適用し
たものである。図1に示すように、集中定数型アイソレ
ータ41は、下ヨーク12と、樹脂製端子ケース53
と、中心電極組立体54と、永久磁石16と、上ヨーク
15を備えている。
【0016】下ヨーク12は磁性体金属からなり、左右
の側壁12aと底壁12bとを有している。この下ヨー
ク12上に端子ケース53を配置すると共に、端子ケー
ス53内に中心電極組立体54を収容し、磁性体金属か
らなる上ヨーク15を装着している。上ヨーク15の下
面には永久磁石16が貼着され、この永久磁石16によ
り中心電極組立体54に直流磁界を印加するようになっ
ている。下ヨーク12と中心電極組立体54と上ヨーク
15とで磁路を構成している。
【0017】中心電極組立体54は、図2および図3に
示すように、マイクロ波フェライト20の上面(第1の
主面)に3本の中心電極21〜23を電気的絶縁状態で
120度毎に互いに交差させて配置している。これら中
心電極21〜23は、各々の一端側のポート部P1〜P
3を直角に折曲するとともに、他端側の各中心電極21
〜23共通のシールド部26をフェライト20の下面
(第2の主面)に当接させている。共通シールド部26
は、フェライト20の下面を略覆っている。
【0018】アース板42は、フェライト20の下面側
に配置され、中心電極21〜23の共通シールド部26
に面接触して(必要があれば、半田や導電性接着剤等を
利用して)電気的に接続されている。アース板42の端
部からは、コンデンサ接続部42a,42b,42cが
延在し、中心電極21〜23のポート部P1〜P3と平
行になるように立ち上がっている。アース板42は、端
子ケース53の窓53aを通して、下ヨーク12の底壁
12bに接続され、接地される。
【0019】整合用コンデンサC1〜C3は、ホット側
コンデンサ電極1がポート部P1〜P3にそれぞれ半田
付けされ、コールド側コンデンサ電極2がアース板42
のコンデンサ接続部42a,42b,42cに半田付け
されている。このとき、整合用コンデンサC1〜C3
は、そのコンデンサ電極1,2の面がフェライト20の
上面に対して60度以上120度以下の角度となるよう
に配置される。本第1実施形態の場合は、その角度を9
0度に設定した。整合用コンデンサC1〜C3の各々
は、誘電体基板3の両面にコンデンサ電極1,2を形成
した単板型コンデンサである。
【0020】整合用コンデンサC1〜C3の実装は、例
えば図4に示すようにして行うことができる。すなわ
ち、アース板42には、コンデンサ接続部42a〜42
cを起こすことを想定して、その基部に予め屈曲部43
を設け、寸法的に余裕をもたせている。このアース板4
2のコンデンサ接続部42a〜42cに半田ペーストを
塗布した後、その上に整合用コンデンサC1〜C3をコ
ールド側コンデンサ電極2を下にして載置する。
【0021】さらに、整合用コンデンサC1〜C3のホ
ット側コンデンサ電極1の上に半田ペーストを塗布した
後、中心電極21〜23を装着したフェライト20を上
から載置する。中心電極21〜23の共通シールド部2
6はアース板42の上面に面接触し、ポート部P1〜P
3は整合用コンデンサC1〜C3のホット側コンデンサ
電極1のそれぞれに半田ペーストを介して面接触する。
この状態で半田ペーストを加熱し、整合用コンデンサC
1〜C3を半田付けする。次に、コンデンサ接続部42
a〜42c及びポート部P1〜P3を折曲して、整合用
コンデンサC1〜C3をそのコンデンサ電極1,2の面
がフェライト20の上面に対して60度以上120度以
下の角度となるように配置する。こうして、中心電極組
立体54が得られる。
【0022】端子ケース53には、入出力端子31,3
2及びアース端子33がインサートモールドされてい
る。入出力端子31,32はそれぞれ、一端がケース5
3の外側壁に露出し、他端がケース53の内側壁に露出
して入出力接続電極部18a,18bを形成している。
同様に、アース端子33は、一端がケース53の外側壁
に露出し、他端がケース53の内側壁に露出してアース
接続電極部17bを形成している。
【0023】図5に示すように、以上の構成からなる端
子ケース53内に、中心電極組立体54と終端抵抗Rと
が収容される。中心電極21,22のポート部P1,P
2のそれぞれは、半田付け等の方法により入出力接続電
極部18a,18bに接続される。終端抵抗Rの一端は
アース接続電極部17bに接続され、他端は整合用コン
デンサC3のホット側コンデンサ電極1に接続される。
図6に、アイソレータ41の電気等価回路を示す。
【0024】以上の構成からなるアイソレータ41は、
中心電極21〜23のポート部P1〜P3とアース板4
2のコンデンサ接続部42a〜42cとの間に、それぞ
れ整合用コンデンサC1〜C3を実装したので、整合用
コンデンサC1〜C3、中心電極21〜23、アース板
42及びフェライト20を一つのユニットとして取り扱
うことができる。これにより、取り扱いの煩雑なサイズ
の小さい整合用コンデンサC1〜C3を縦置きの状態で
組み付けるという作業がなくなり、アイソレータ41の
製造が容易になる。
【0025】また、本第1実施形態は、整合用コンデン
サC1〜C3を、ポート部P1〜P3とコンデンサ接続
部42a〜42cに接続した後、ポート部P1〜P3や
コンデンサ接続部42a〜42cを折曲して整合用コン
デンサC1〜C3を縦に起こす。従って、整合用コンデ
ンサを接続する前に予めポート部を折曲しておかなけれ
ばならない従来のアイソレータ11(図10参照)と比
較して、ポート部P1〜P3と整合用コンデンサC1〜
C3との半田付けが確実になり、接続信頼性が向上す
る。
【0026】さらに、整合用コンデンサC1〜C3の各
々のコールド側コンデンサ電極2は、アース板42を通
して接地されるので、従来の端子ケース13(図10参
照)に形成していたアース接続電極部17a,17c,
17dを省略することができ、端子ケース53の構造が
簡略になり、低コスト化を図ることができる。
【0027】[第2実施形態、図7及び図8]本発明に
係る非可逆回路素子のいま一つの実施形態の中心電極組
立体64を図7及び図8に示す。該中心電極組立体64
は、第1実施形態のアイソレータ41の中心電極組立体
54において、半田流出防止のための絶縁体65,66
(図7及び図8において斜線にて表示)を設けたもので
ある。
【0028】絶縁体65は、アース板42のコンデンサ
接続部42a〜42cの整合用コンデンサC1〜C3が
接続する部分の近傍に設けられている。絶縁体66は、
中心電極21〜23のポート部P1〜P3の近傍に設け
られている。絶縁体65,66によって半田の流出が規
制され、整合用コンデンサC1〜C3のホット側コンデ
ンサ電極1とアース板42とが短絡したり、あるいは、
ホット側コンデンサ電極1とコールド側コンデンサ電極
2とが短絡するのを防止することができる。また、絶縁
体65,66によって半田の流出が規制されるので、整
合用コンデンサC1〜C3の位置精度も向上する。
【0029】さらに、第2実施形態では、縦置き状態の
整合用コンデンサC1,C2のホット側コンデンサ電極
1と中心電極21,22とが短絡するのを防止するた
め、中心電極21,22がホット側コンデンサ電極1と
対向する部分に絶縁体67を設けている。これにより、
より信頼性の高いアイソレータを得ることができる。
【0030】[第3実施形態、図9]第3実施形態は、
本発明に係る通信機装置として、携帯電話を例にして説
明する。
【0031】図9は携帯電話120のRF部分の電気回
路ブロック図である。図9において、122はアンテナ
素子、123はデュプレクサ、131は送信側アイソレ
ータ、132は送信側増幅器、133は送信側段間用バ
ンドパスフィルタ、134は送信側ミキサ、135は受
信側増幅器、136は受信側段間用バンドパスフィル
タ、137は受信側ミキサ、138は電圧制御発振器
(VCO)、139はローカル用バンドパスフィルタで
ある。
【0032】ここに、送信側アイソレータ131とし
て、前記第1又は第2実施形態の集中定数型アイソレー
タを使用することができる。これらのアイソレータを実
装することにより、安価で信頼性の高い携帯電話を実現
することができる。
【0033】[他の実施形態]本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種
々の構成とすることができる。例えば、前記第1及び第
2実施形態において、整合用コンデンサC1〜C3は全
て縦置き(コンデンサ電極面を水平面に対して垂直に置
くこと)にしているが、必ずしも全ての整合用コンデン
サC1〜C3を縦置きにする必要はなく、二つの整合用
コンデンサC1,C2を縦置きにし、残る一つの整合用
コンデンサC3を横置き(コンデンサ電極面を水平面に
対して平行に置くこと)にしてもよい。つまり、整合用
コンデンサの少なくとも一つが、コンデンサ電極面がフ
ェライトに対して60度以上120度以下の角度をなす
ように配置されていればよい。
【0034】また、整合用コンデンサC1〜C3の実装
は、半田付けに代えて導電性接着剤により行うこともで
きる。この整合用コンデンサC1〜C3は、積層型コン
デンサであってもよい。また、本発明は、アイソレータ
のほかに、サーキュレータ等の他の高周波部品に採用さ
れる非可逆回路素子にも適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、フェライトに組み付けられた中心電極とアー
ス板との間に整合用コンデンサを接続したので、整合用
コンデンサを、中心電極、アース板およびフェライトと
ともに一つのユニットとして取り扱うことができる。従
って、取り扱いの煩雑なサイズの小さい整合用コンデン
サの実装が容易になり、非可逆回路素子の整合効率が大
幅に向上し、そのコストを大幅に引き下げることができ
る。この結果、通信機装置の低コスト化を図ることがで
きる。
【0036】また、アース板の整合用コンデンサ接続部
分の近傍、並びに、中心電極のポート部の近傍に、半田
流出防止のための絶縁体を設けることにより、不要な短
絡がなくなり、より信頼性の高い非可逆回路素子や通信
機装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非可逆回路素子の第1実施形態の
分解斜視図。
【図2】図1の非可逆回路素子の中心電極組立体の正面
図。
【図3】図2の中心電極組立体の平面図。
【図4】図2の中心電極組立体への整合用コンデンサ組
み込み説明図。
【図5】図1の非可逆回路素子の内部構造を示す平面
図。
【図6】図1の非可逆回路素子の電気等価回路図。
【図7】本発明に係る非可逆回路素子の第2実施形態の
中心電極組立体の正面図。
【図8】図7に示した中心電極組立体の平面図。
【図9】本発明に係る通信機装置の一実施形態を示すブ
ロック図。
【図10】従来の非可逆回路素子の分解斜視図。
【符号の説明】
1…ホット側コンデンサ電極 2…コールド側コンデンサ電極 12…下ヨーク 53…樹脂製端子ケース 54,64…中心電極組立体 15…上ヨーク 16…永久磁石 20…フェライト 21〜23…中心電極 26…共通シールド部 31,32…入出力端子 33…アース端子 41…アイソレータ 42…アース板 42a,42b,42c…コンデンサ接続部 65,66…絶縁体 P1〜P3…ポート部 C1〜C3…整合用コンデンサ 120…携帯電話 131…送信側アイソレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 隆 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 森 征克 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 常門 陸宏 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5J013 EA01 FA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石と、 前記永久磁石により直流磁界が印加されるフェライト
    と、 前記フェライトの第1の主面から側面を経て第2の主面
    に延在する複数の中心電極と、 前記フェライトの第2の主面側に配置され、複数の前記
    中心電極にそれぞれ電気的に接続されたアース板と、 前記アース板と複数の前記中心電極のポート部との間に
    それぞれ電気的に接続された複数の整合用コンデンサと
    を備え、 前記整合用コンデンサの少なくとも一つを、コンデンサ
    電極面がフェライトに対して60度以上120度以下の
    角度をなすように配置したこと、 を特徴とする非可逆回路素子。
  2. 【請求項2】 前記アース板の整合用コンデンサ接続部
    分の近傍、並びに、前記中心電極のポート部の近傍に、
    半田流出防止のための絶縁体を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の非可逆回路素子。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の非可逆回路
    素子の少なくともいずれか一つを備えたことを特徴とす
    る通信機装置。
JP2000038459A 1999-04-23 2000-02-16 非可逆回路素子及び通信機装置 Pending JP2001007607A (ja)

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