JP2002246811A - 非可逆回路素子及び通信装置 - Google Patents

非可逆回路素子及び通信装置

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JP2002246811A
JP2002246811A JP2001046203A JP2001046203A JP2002246811A JP 2002246811 A JP2002246811 A JP 2002246811A JP 2001046203 A JP2001046203 A JP 2001046203A JP 2001046203 A JP2001046203 A JP 2001046203A JP 2002246811 A JP2002246811 A JP 2002246811A
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center
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Shinichiro Ichiguchi
真一郎 市口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気特性が安定し、製造コストが低い非可逆
回路素子及び通信装置を提供する。 【解決手段】 中心電極組立体13は、フェライト20
に配置された複数の中心電極21〜23を有している。
中心電極21〜23の一方の表面には粘着剤62が形成
され、他方の表面には絶縁被膜63が形成されている。
この中心電極21〜23をフェライト20に巻き、中心
電極21〜23の粘着剤62によってフェライト20に
密着させる。中心電極21〜23及びアース電極25
は、金属薄板を打ち抜き加工又はエッチング加工するこ
とによって形成される。金属薄板の材料としては、例え
ば、鉄、銅、アルミニウムのうちの一つを成分に含む材
料からなる母材の表面を、電気抵抗率が5.5μΩ・c
m以下の金属(例えば、金、銀、銅)で被膜したもが使
用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非可逆回路素子及
び通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話等の移動用の通信装置
に採用される集中定数型アイソレータは、信号を伝送方
向にのみ通過させ、逆方向への伝送を阻止する機能を有
している。
【0003】この種の集中定数型アイソレータとして、
図8に示す構造のものが知られている。この集中定数型
アイソレータ200は、磁性体金属からなる上側ケース
250と、永久磁石260と、中心電極組立体240
と、端子ケース230と、磁性体金属からなる下側ケー
ス220と、抵抗素子Rと、整合用コンデンサ素子C1
1,C12,C13等からなる。
【0004】中心電極組立体240は、マイクロ波フェ
ライト270の上面に中心電極271〜273を、下面
に粘着剤がついている絶縁シート275を介在させて、
互いに交差させて配置している。これらの中心電極27
1〜273は各々の一端側のポート部P1〜P3を水平
に導出している。さらに、中心電極271〜273の他
端側の各中心電極271〜273の共通のアース電極2
76を、フェライト270の下面に当接させている。ア
ース電極276は、フェライト270の下面を略覆って
いる。
【0005】ところで、中心電極組立体240は、例え
ば、以下に記載の手順で形成される。図9(A)に示す
ように、アース電極276の上にフェライト270を載
置する。中心電極271〜273及びアース電極276
は、金属薄板を打ち抜き加工又はエッチング加工するこ
とによって形成されたものである。そして、図9(B)
に示すように、中心電極271をフェライト270の上
面に巻き、その上から絶縁シート275を貼り付け、中
心電極271を固定する。さらに、図9(C)に示すよ
うに、中心電極272、絶縁シート275、中心電極2
73、絶縁シート275を順に重ね合わせてフェライト
270に巻く。絶縁シート275は、中心電極271〜
273同士の電気的接続を防止するために、各中心電極
271〜273の間に積層する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の中心電
極組立体240は、絶縁シート275を使用するため、
部品点数が多く、コストアップになる。また、中心電極
271〜273とフェライト270が直接に貼り付いて
いないので、中心電極271〜273とフェライト27
0の密着性が悪く、アイソレータ200の電気特性が不
安定になりやすいという問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、電気特性が安定
し、製造コストが低い非可逆回路素子及び通信装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するため、本発明に係る非可逆回路素子は、(a)永久
磁石と、(b)前記永久磁石により直流磁界が印加され
るフェライトと、(c)前記フェライトに配置された複
数の中心電極と、(d)前記永久磁石と前記フェライト
と前記中心電極とを収容する金属ケースとを備え、
(e)前記中心電極が、表面に粘着剤が付与されている
金属からなること、を特徴とする。
【0009】以上の構成により、中心電極をフェライト
に巻いたときに、中心電極の表面に付与された粘着剤に
よってフェライトに直接に貼り付くので、中心電極とフ
ェライトの密着性がよく、フェライトに巻いた中心電極
の配置位置が保持され、非可逆回路素子の電気特性が安
定する。また、中心電極の金属の表面に絶縁処理を施す
ことにより、中心電極をそのまま重ね合わせても各中心
電極同士は絶縁される。
【0010】また、中心電極の金属として、金属線材を
用いることにより、中心電極の成形コストが低くなる。
【0011】また、中心電極の金属の母材が少なくとも
鉄、銅及びアルミニウムのうちの一つを成分に含む材料
からなる場合には、母材の表面を電気抵抗率が5.5μ
Ω・cm以下の金属で被膜していることが好ましい。こ
れにより、中心電極の電気損失が低減する。
【0012】また、中心電極の金属を圧延銅箔で形成す
ることにより、中心電極の表面に流れる高周波電流の電
気損失が低減する。
【0013】また、本発明に係る通信装置は、前述の特
徴を有する非可逆回路素子を備えることにより、低コス
トで高い信頼性が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る非可逆回路
素子及び通信装置の実施の形態について添付の図面を参
照して説明する。
【0015】[第1実施形態、図1〜図6]本発明に係
る非可逆回路素子の一実施形態の構成を示す分解斜視図
を図1に示す。図2は、中心電極組立体の組み立て手順
を説明する斜視図、図3は、中心電極の構造を説明する
垂直断面図、図4は、図1に示した非可逆回路素子1の
組立完成後の外観斜視図をそれぞれ示す。該非可逆回路
素子1は、集中定数型アイソレータである。
【0016】図1に示すように、アイソレータ1は、概
略、磁性体金属からなる下側ケース4と、樹脂ケース3
と、中心電極組立体13と、磁性体金属からなる上側ケ
ース8と、永久磁石9と、抵抗素子Rと、整合用コンデ
ンサ素子C1〜C3等を備えている。
【0017】下側ケース4は、左右の側壁4aと底壁4
bを有している。また、上側ケース8は、平面視矩形状
であり、上壁8aと四つの側壁8bを有している。下側
ケース4及び上側ケース8は、例えば、鉄やケイ素鋼等
の高透磁率からなる板材を打ち抜き、曲げ加工した後、
表面に銅や銀をめっきしてなるものである。
【0018】樹脂ケース3は、底部3aと四つの側部3
bを有している。この底部3aの中央部には矩形状の窓
部3cが形成されており、窓部3cの周縁にはそれぞれ
後述する整合用コンデンサ素子C1〜C3や抵抗素子R
がそれぞれ収納される収納部3dが形成されている。樹
脂ケース3には、入力端子14、出力端子15及びアー
ス端子16がインサートモールドされている。端子14
〜16は、それぞれ一端が樹脂ケース3の外側面に露出
し、他端が樹脂ケース3の底部3aに露出して入力引出
電極14a、出力引出電極15a及びアース引出電極1
6aとされている。端子14〜16は、それぞれ樹脂ケ
ース3の対向する外側面から外方向へ導出している。
【0019】整合用コンデンサ素子C1〜C3は、誘電
体セラミック基板の上面に位置するホット側端子電極
と、下面に位置するコールド側(アース側)端子電極を
有している。
【0020】中心電極組立体13は、矩形状のマイクロ
波フェライト20の上面に中心電極21〜23を略12
0度ごとに交差するように配置している。これら中心電
極21〜23は、各々の一端側のポート部P1〜P3を
水平に導出するとともに、他端側の中心電極21〜23
の共通のアース電極25をフェライト20の下面に当接
させている。アース電極25は、フェライト20の下面
を略覆っている。
【0021】中心電極組立体13は、例えば、以下に記
載の手順で形成される。図2(A)に示すように、中心
電極組立体13は、アース電極25の上にフェライト2
0を載置し、次に、図2(B)に示すように、中心電極
21をフェライト20に巻き付け、さらに、図2(C)
に示すように、中心電極22,23を順にフェライト2
0に巻き付ける。
【0022】ここで、中心電極21〜23及びアース電
極25は、図3に示すように、金属薄板12を打ち抜き
加工又はエッチング加工することによって形成されたも
のである。この金属薄板12の一方の片面(上面)には
粘着剤62が塗布され、他方の片面(下面)には絶縁被
膜63が形成されている。従って、中心電極21〜23
は、それぞれに塗布された粘着剤62によって、フェラ
イト20に直接に貼り付けられる。一方、絶縁被膜63
は、中心電極21〜23同士の電気的接続を防止する。
【0023】ところで、金属薄板12の材料としては、
例えば、鉄、銅、アルミニウムのうちの一つを成分に含
む材料からなる母材の表面を、電気抵抗率が5.5μΩ
・cm以下の金属(例えば、金、銀、銅)で被膜したも
のが使用される。アイソレータ1は数百MHz〜数GH
z程度の周波数帯で使用されるが、高周波電流は数百M
Hz〜数GHzになると金属の表面を流れる。そこで、
母材の表面を電気抵抗率が小さい金属で被膜することに
より、中心電極21〜23の表面に流れる高周波電流の
電気損失を低減させ、アイソレータ1の電気特性で最も
重要である挿入損失を小さくするようにした。
【0024】母材に安価な鉄を使用し、高周波電流の流
れる部分にだけ電気抵抗率の小さい金属を被膜すること
により、安価な中心電極21〜23を得ることができ
る。また、アルミニウムを母材に使った場合には、アイ
ソレータ1の軽量化を図ることができる。
【0025】また、金属薄板12の材料としては、圧延
銅箔等を使用することが好ましい。圧延金属箔は両面と
も表面粗さが小さく、金属の表面を流れる高周波電流の
電気損失が小さいからである。従って、圧延銅箔を使用
することにより、アイソレータ1の挿入損失を小さくす
ることができる。一方、電解金属箔は、片面の表面粗さ
は小さいが、反対の面の表面粗さは大きく、圧延金属箔
と比較して、高周波電流の電気損失が大きい。
【0026】また、粘着剤62として、中心電極21〜
23を絶縁することができる自己融着剤等を用いてもよ
い。この場合、自己融着剤のみで、中心電極21〜23
同士を絶縁することができ、中心電極21〜23の表面
に絶縁被膜63を設ける必要がなくなり、その分の厚み
を省略することができるので、アイソレータ1の高さを
低背化することができる。
【0027】また、中心電極21〜23の上下面に絶縁
被膜63を形成した後、この絶縁被膜63の上にさらに
粘着剤62を塗布するようにしてもよい。
【0028】また、中心電極21〜23の表面に付与す
る粘着剤は、必要な部分のみだけでもよい。この場合、
中心電極21〜23をフェライト20に巻き付ける際
に、中心電極21〜23が不必要に他の部分に貼り付き
にくくなる。特に、ポート部P1〜P3を除いた中心電
極21〜23に粘着剤を付与することにより、中心電極
21〜23をフェライト20に巻き付ける際の作業性を
向上させることができる。
【0029】以上の構成部品は、以下のようにして組み
立てられる。下側ケース4上に樹脂ケース3を配置す
る。このとき、窓部3cには下側ケース4の底壁4bが
露出し、下側ケース4とアース端子16は電気的に接続
する。樹脂ケース3内に抵抗素子Rや整合用コンデンサ
素子C1〜C3や中心電極組立体13等を収容する。
【0030】中心電極組立体13は、フェライト20の
裏面に形成されたアース電極25が、樹脂ケース3の窓
部3cを通して、下側ケース4の底壁4bにはんだ付け
等の方法により接続され、接地される。
【0031】整合用コンデンサ素子C1〜C3は、ホッ
ト側コンデンサ電極がポート部P1〜P3に電気的に接
続され、コールド側コンデンサ電極が樹脂ケース3の内
側面に露出しているアース端子16のアース引出電極1
6aにそれぞれ電気的に接続される。ポート部P1は入
力引出電極14aに接続され、ポート部P2は出力引出
電極15aに接続される。抵抗素子Rの一方の端子電極
は、ポート部P3を介して整合用コンデンサ素子C3の
ホット側コンデンサ電極に接続され、他方の端子電極は
アース端子16のアース引出電極16aに接続される。
つまり、整合用コンデンサ素子C3と抵抗素子Rとは、
中心電極組立体13のポート部P3とアース端子16と
の間に電気的に並列に接続される(図5参照)。
【0032】さらに、上側ケース8が装着される。上側
ケース8の上壁8aと中心電極組立体13の間には永久
磁石9が配置されており、この永久磁石9により中心電
極組立体13に直流磁界を印加するようになっている。
下側ケース4と上側ケース8は、接合して金属ケースを
構成しており、ヨークとしても機能している。
【0033】こうして、図4に示すようなアイソレータ
1が得られる。図5は、アイソレータ1の電気等価回路
図である。
【0034】以上の構成により、中心電極21〜23の
表面には、粘着剤62が設けられているので、中心電極
21〜23とフェライト20の密着性がよく、フェライ
ト20に巻いた中心電極21〜23の配置位置を保持す
ることができ、アイソレータ1の電気特性を安定にする
ことができる。また、中心電極21〜23の表面には、
絶縁被膜63が設けられているので、中心電極21〜2
3をそのまま巻き重ね合わせても、各中心電極21〜2
3同士が絶縁され、絶縁シート275(図9参照)が不
要となり、アイソレータ1の製造コストを低くすること
ができる。
【0035】[第2実施形態、図6]第2実施形態は、
本発明に係る通信装置として、携帯電話を例にして説明
する。
【0036】図6は携帯電話120のRF部分の電気回
路ブロック図である。図6において、122はアンテナ
素子、123はデュプレクサ、131は送信側アイソレ
ータ、132は送信側増幅器、133は送信側段間用帯
域通過フィルタ、134は送信側ミキサ、135は受信
側増幅器、136は受信側段間用帯域通過フィルタ、1
37は受信側ミキサ、138は電圧制御発振器(VC
O),139はローカル用帯域通過フィルタである。
【0037】ここに、送信側アイソレータ131とし
て、前記第1実施形態のアイソレータ1を使用すること
ができる。このアイソレータ1を実装することにより、
低コストで優れた電気特性を有する携帯電話を実現する
ことができる。
【0038】[他の実施形態]本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種
々の構成に変更することができる。例えば、前記第1実
施形態ではアイソレータに適用したが、本発明は、勿論
サーキュレータにも適用できるとともに、他の高周波部
品にも適用できる。また、それぞれの中心電極21〜2
3の交差角は、110〜140度の範囲であればよい。
さらに、金属ケースは三つ以上に分割されていてもよ
い。また、フェライト20は直方体形状に限定されるも
のではなく、円板や六角形等の他の形状でもよい。
【0039】また、中心電極組立体は、図7に示すよう
に、金属線材からなる中心電極41〜43をフェライト
20に巻き付けたものであってもよい。中心電極組立体
40は、フェライト20と、絶縁性を有する粘着剤を被
膜した3本の導線(銅線や銀線等)を交差角が約120
度になるように交差させてフェライト20の表面に巻回
してなる中心電極41〜43とで構成されている。中心
電極41〜43のそれぞれの一端がポート部として水平
に導出するとともに、それぞれの他端が下側ケース4に
はんだ付け等により接続され、接地される。前記第1実
施形態の中心電極21〜23は、金属薄板を打ち抜き加
工又はエッチング加工することによって形成する必要が
あるが、金属線材の場合は成形する必要がないので、中
心電極の成形コストを抑えることができる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、表面に粘着剤が付与された金属にて中心電極
を製作しているので、中心電極をフェライトに巻いたと
きに、中心電極の粘着剤によってフェライトに直接に貼
り付くので、中心電極とフェライトの密着性をよくする
ことができ、非可逆回路素子の電気特性を安定にするこ
とができる。また、中心電極に絶縁処理を施すことによ
り、各中心電極同士が絶縁され、この結果、中心電極同
士の電気的接続を防止する絶縁用の部品が不要となり、
非可逆回路素子や通信装置の製造コストを低くすること
ができる。
【0041】また、中心電極を金属線材で形成すること
により、中心電極の成形が容易になり、この結果、非可
逆回路素子の製造コストを低くすることができる。
【0042】また、中心電極の母材が少なくとも鉄、銅
及びアルミニウムのうちの一つを成分に含む材料からな
る場合には、母材の表面を電気抵抗率が5.5μΩ・c
m以下の金属で被膜することにより、非可逆回路素子の
電気損失を低減させることができる。
【0043】また、中心電極を圧延銅箔で形成した場合
には、圧延銅箔の表面が滑らかなので、中心電極の表面
に流れる高周波電流の電気損失を低減することができ、
非可逆回路素子の電気損失を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る非可逆回路素子の第1実施形態を
示す分解斜視図。
【図2】図1に示す中心電極組立体の組み立て手順を説
明する為の斜視図。
【図3】図1に示す中心電極の構造を示す垂直断面図。
【図4】図1に示す非可逆回路素子の組立完成後の外観
斜視図。
【図5】図4に示す非可逆回路素子の電気等価回路図。
【図6】本発明に係る通信装置の一実施形態を示すブロ
ック図。
【図7】本発明に係る非可逆回路素子の別の中心電極組
立体の実施形態を示す斜視図。
【図8】従来の非可逆回路素子を示す分解斜視図。
【図9】図8に示す中心電極組立体の製造手順を説明す
る斜視図。
【符号の説明】
1…アイソレータ(非可逆回路素子) 4…下側ケース(金属ケース) 8…上側ケース(金属ケース) 9…永久磁石 13,40…中心電極組立体 20…マイクロ波フェライト 21〜23,41〜43…中心電極 62…粘着剤 63…絶縁被膜 120…携帯電話(通信装置)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石と、 前記永久磁石により直流磁界が印加されるフェライト
    と、 前記フェライトに配置された複数の中心電極と、 前記永久磁石と前記フェライトと前記中心電極とを収容
    する金属ケースとを備え、 前記中心電極が、表面に粘着剤が付与されている金属か
    らなること、 を特徴とする非可逆回路素子。
  2. 【請求項2】 絶縁処理が前記中心電極の金属の表面に
    施されていることを特徴とする請求項1記載の非可逆回
    路素子。
  3. 【請求項3】 前記粘着剤が前記中心電極の片面のみに
    付与されていることを特徴とする請求項1記載の非可逆
    回路素子。
  4. 【請求項4】 前記絶縁処理が前記中心電極の片面のみ
    に施されていることを特徴とする請求項2記載の非可逆
    回路素子。
  5. 【請求項5】 前記中心電極の金属が金属線材であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の非可逆回路素子。
  6. 【請求項6】 前記中心電極の金属の母材が少なくとも
    鉄、銅及びアルミニウムのうちの一つを成分に含む材料
    からなり、前記母材の表面を電気抵抗率が5.5μΩ・
    cm以下の金属で被膜したことを特徴とする請求項1〜
    請求項5のいずれかに記載の非可逆回路素子。
  7. 【請求項7】 前記中心電極の金属が圧延銅箔であるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
    非可逆回路素子。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
    非可逆回路素子を少なくとも一つ備えたことを特徴とす
    る通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118278A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 株式会社村田製作所 非可逆回路素子

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WO2011118278A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 株式会社村田製作所 非可逆回路素子

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