JP2002134628A - 保護回路 - Google Patents

保護回路

Info

Publication number
JP2002134628A
JP2002134628A JP2000324190A JP2000324190A JP2002134628A JP 2002134628 A JP2002134628 A JP 2002134628A JP 2000324190 A JP2000324190 A JP 2000324190A JP 2000324190 A JP2000324190 A JP 2000324190A JP 2002134628 A JP2002134628 A JP 2002134628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
power supply
gate
channel mos
drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000324190A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002134628A5 (ja
Inventor
Akira Takiba
明 瀧場
Masanori Kinugasa
昌典 衣笠
Yoshimitsu Ito
佳充 伊藤
Masaru Mizuta
勝 水田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000324190A priority Critical patent/JP2002134628A/ja
Priority to TW090125820A priority patent/TW506117B/zh
Priority to US09/983,124 priority patent/US6762460B2/en
Priority to EP01124383A priority patent/EP1202351A3/en
Priority to KR10-2001-0065724A priority patent/KR100477566B1/ko
Priority to CNB011371846A priority patent/CN1230902C/zh
Publication of JP2002134628A publication Critical patent/JP2002134628A/ja
Publication of JP2002134628A5 publication Critical patent/JP2002134628A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers the substrate being a semiconductor body
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices
    • H01L27/0266Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices using field effect transistors as protective elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体回路の静電気耐量を向上させることがで
きる保護回路を提供する。 【解決手段】 電源電位Vccが供給される電源端子TV
と、接地電位GNDが供給される接地端子TGと、電源
端子TVにゲート、ソース、バックゲートが接続された
pチャネルMOSトランジスタP1と、pチャネルMO
SトランジスタP1のドレインにソースが接続され、電
源端子TVにバックゲートが接続され、接地端子TGに
ゲート、ドレインが接続されたpチャネルMOSトラン
ジスタP2と、接地端子TGにゲート、ソース、バック
ゲートが接続されたnチャネルMOSトランジスタN1
と、nチャネルMOSトランジスタN1のドレインにソ
ースが接続され、接地端子TGにバックゲートが接続さ
れ、電源端子TVにゲート、ドレインが接続されたpチ
ャネルMOSトランジスタP2とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体回路に設
けられる保護回路に関し、特に半導体回路を静電気によ
る破壊から防ぐための保護回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体回路(以下、ICと記
す)を静電気による破壊から未然に防ぐために、様々な
静電気対策用の保護回路をICの端子に付加するのが通
例である。最近では、入力端子あるいは出力端子に印加
された静電気が、電源電位Vccが供給される電源端子、
あるいは接地電位(もしくは基準電位)が供給される接
地端子(もしくは基準端子)に回り込み、内部素子を破
壊する場合が増えてきている。
【0003】例えば、従来においては電源端子に回り込
んできた静電気による電荷を接地端子に逃がすための保
護回路を、MOS素子を用いて形成し、電源端子と接地
端子との間に配置している。
【0004】従来の前記保護回路を図10(a)〜図1
0(c)を用いて以下に説明する。
【0005】図10(a)は、従来の保護回路の構成を
示す回路図である。図10(b)は前記保護回路の概略
的な断面図であり、図10(c)は前記保護回路の半導
体基板上のレイアウトである。
【0006】この保護回路は、図10(a)に示すよう
に、pチャネルMOSトランジスタ(以下、pトランジ
スタと記す)P11とnチャネルMOSトランジスタ
(以下、nトランジスタと記す)N11から構成されて
いる。
【0007】前記pトランジスタP11のソース、ゲー
ト、バックゲートには、電源電位Vccが供給される電源
端子TVが接続されている。nトランジスタN11のド
レインには電源端子TVが接続されており、ソース、ゲ
ート、バックゲートには接地電位GNDが供給される接
地端子TGが接続されている。さらに、pトランジスタ
P11のドレインには、接地端子TGが接続されてい
る。
【0008】前記保護回路の概略的な断面構造は、図1
0(b)に示すようになっている。p型シリコン半導体
基板101内には、n型ウェル102が形成されてお
り、このn型ウェル102には素子分離絶縁膜103に
て分離された素子領域が形成されている。この素子領域
のn型ウェル102内には、ソース領域(p+型)10
4、ドレイン領域(p+型)105が形成されている。
ソース領域104とドレイン領域105との間のチャネ
ル上には、ゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲート電
極107が配置されている。これらにより、前記pトラ
ンジスタP11が形成されている。
【0009】また、前記p型半導体基板101内には、
ソース領域(n+型)121、ドレイン領域(n+型)1
22が形成されている。ソース領域121とドレイン領
域122との間のチャネル上には、ゲート絶縁膜(図示
せず)を介してゲート電極124が配置されている。こ
れらにより、前記nトランジスタN11が形成されてい
る。
【0010】前記pトランジスタP11のソース領域1
04、ゲート電極107、n型ウェル102には電源端
子TVが接続されている。nトランジスタN11のドレ
イン領域122には電源端子TVが接続されており、ソ
ース領域121、ゲート電極124、p型半導体基板1
01には接地端子TGが接続されている。さらに、pト
ランジスタP11のドレイン領域105には、接地端子
TGが接続されている。
【0011】前記保護回路の半導体基板上のレイアウト
は、図10(c)に示すようになっている。pトランジ
スタP11を構成するソース領域104とドレイン領域
105が離隔されて配置されている。ソース領域104
とドレイン領域105との間にはゲート電極107が配
置されている。ソース領域104内には、ソースコンタ
クト104Aが配置され、ドレイン領域105内にはド
レインコンタクト105Aが配置されている。なお、ド
レインコンタクト105Aとゲート電極107との間の
距離は、ソースコンタクト104Aとゲート電極107
との間の距離に比べて長くなっている。
【0012】また、前記nトランジスタN11を構成す
るソース領域121とドレイン領域122が離隔されて
配置されている。ソース領域121とドレイン領域12
2との間にはゲート電極124が配置されている。ソー
ス領域121内には、ソースコンタクト121Aが配置
され、ドレイン領域122内にはドレインコンタクト1
22Aが配置されている。なお、ドレインコンタクト1
22Aとゲート電極124との間の距離は、ソースコン
タクト121Aとゲート電極124との間の距離に比べ
て長くなっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た保護回路を半導体回路の電源端子TVと接地端子TG
との間に付加した場合であっても、半導体回路内の内部
素子が破壊されるケースが頻繁に発生している。このた
め、従来の半導体回路においては、静電気破壊した箇所
を解析し、破壊箇所の静電気耐量を向上させるために、
製品毎に個別の修正を余儀なくされている。
【0014】そこでこの発明は、前記課題に鑑みてなさ
れたものであり、半導体回路の静電気耐量を向上させる
ことができる保護回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明に係る第1の保護回路は、電源電位が供給
される電源端子と、基準電位が供給される基準端子と、
前記電源端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
れた第1のpチャネルMOSトランジスタと、前記第1
のpチャネルMOSトランジスタのドレインにソースが
接続され、前記電源端子にバックゲートが接続され、前
記基準端子にゲート、ドレインが接続された第2のpチ
ャネルMOSトランジスタと、前記基準端子にゲート、
ソース、バックゲートが接続された第1のnチャネルM
OSトランジスタと、前記第1のnチャネルMOSトラ
ンジスタのドレインにソースが接続され、前記基準端子
にバックゲートが接続され、前記電源端子にゲート、ド
レインが接続された第2のpチャネルMOSトランジス
タとを具備することを特徴とする。
【0016】また、この発明に係る第2の保護回路は、
電源電位が供給される電源端子と、信号が入出力される
入出力端子と、前記電源端子にゲート、ソース、バック
ゲートが接続された第1のpチャネルMOSトランジス
タと、前記第1のpチャネルMOSトランジスタのドレ
インにソースが接続され、前記電源端子にバックゲート
が接続され、前記入出力端子にゲート、ドレインが接続
された第2のpチャネルMOSトランジスタとを具備す
ることを特徴とする。
【0017】また、この発明に係る第3の保護回路は、
基準電位が供給される基準端子と、信号が入出力される
入出力端子と、前記基準端子にゲート、ソース、バック
ゲートが接続された第1のnチャネルMOSトランジス
タと、前記第1のnチャネルMOSトランジスタのドレ
インにソースが接続され、前記基準端子にバックゲート
が接続され、前記入出力端子にゲート、ドレインが接続
された第2のpチャネルMOSトランジスタとを具備す
ることを特徴とする。
【0018】また、この発明に係る第4の保護回路は、
電源電位が供給される電源端子と、基準電位が供給され
る基準端子と、信号が入出力される入出力端子と、前記
電源端子にゲート、ソース、バックゲートが接続された
第1のpチャネルMOSトランジスタと、前記第1のp
チャネルMOSトランジスタのドレインにソースが接続
され、前記電源端子にバックゲートが接続され、前記入
出力端子にゲート、ドレインが接続された第2のpチャ
ネルMOSトランジスタと、前記基準端子にゲート、ソ
ース、バックゲートが接続された第1のnチャネルMO
Sトランジスタと、前記第1のnチャネルMOSトラン
ジスタのドレインにソースが接続され、前記基準端子に
バックゲートが接続され、前記入出力端子にゲート、ド
レインが接続された第2のpチャネルMOSトランジス
タとを具備することを特徴とする。
【0019】また、この発明に係る第5の保護回路は、
電源電位が供給される電源端子と、基準電位が供給され
る基準端子と、信号が入出力される入出力端子と、前記
電源端子にゲート、ソース、バックゲートが接続された
第1のpチャネルMOSトランジスタと、前記第1のp
チャネルMOSトランジスタのドレインにソースが接続
され、前記電源端子にバックゲートが接続され、前記基
準端子にゲートが接続され、前記入出力端子にドレイン
が接続された第2のpチャネルMOSトランジスタとを
具備することを特徴とする。
【0020】また、この発明に係る第6の保護回路は、
基準電位が供給される基準端子と、電源電位が供給され
る電源端子と、信号が入出力される入出力端子と、前記
基準端子にゲート、ソース、バックゲートが接続された
第1のnチャネルMOSトランジスタと、前記第1のn
チャネルMOSトランジスタのドレインにソースが接続
され、前記基準端子にバックゲートが接続され、前記電
源端子にゲートが接続され、前記入出力端子にドレイン
が接続された第2のnチャネルMOSトランジスタとを
具備することを特徴とする。
【0021】また、この発明に係る第7の保護回路は、
電源電位が供給される電源端子と、基準電位が供給され
る基準端子と、信号が入出力される入出力端子と、前記
電源端子にゲート、ソース、バックゲートが接続された
第1のpチャネルMOSトランジスタと、前記第1のp
チャネルMOSトランジスタのドレインにソースが接続
され、前記電源端子にバックゲートが接続され、前記基
準端子にゲートが接続され、前記入出力端子にドレイン
が接続された第2のpチャネルMOSトランジスタと、
前記基準端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
れた第1のnチャネルMOSトランジスタと、前記第1
のnチャネルMOSトランジスタのドレインにソースが
接続され、前記基準端子にバックゲートが接続され、前
記電源端子にゲートが接続され、前記入出力端子にドレ
インが接続された第2のnチャネルMOSトランジスタ
とを具備することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
【0023】[第1の実施の形態]まず、この発明の第
1の実施の形態の保護回路を構成するpチャネルMOS
トランジスタ(以下、pトランジスタと記す)とnチャ
ネルMOSトランジスタ(以下、nトランジスタと記
す)について説明する。
【0024】図1(a)は、第1の実施の形態の保護回
路を構成するpチャネルMOSトランジスタの概略的な
断面図である。図1(b)は、前記pチャネルMOSト
ランジスタの半導体基板上のレイアウトである。
【0025】図1(a)に示すように、p型シリコン半
導体基板11内には、n型ウェル12が形成されてお
り、このn型ウェル12には素子分離絶縁膜13にて分
離された素子領域が形成されている。この素子領域のn
型ウェル12内には、ソース領域(p+型)14、ドレ
イン領域(p+型)15が所定間隔を空けて形成されて
いる。ソース領域14とドレイン領域15との間には、
これらソース領域14及びドレイン領域15と離隔され
た浮遊状態の島領域(p+型)16が形成されている。
【0026】前記ソース領域14と島領域16との間の
チャネル上には、ゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲ
ート電極17が形成されている。島領域16とドレイン
領域15との間のチャネル上には、ゲート絶縁膜(図示
せず)を介してゲート電極18が形成されている。
【0027】前述したソース領域14、島領域16、こ
れらソース領域14と島領域16間のチャネル、このチ
ャネル上のゲート電極17により、pトランジスタP1
が形成されている。また、島領域16、ドレイン領域1
5、これら島領域16とドレイン領域15間のチャネ
ル、このチャネル上のゲート電極18により、pトラン
ジスタP2が形成されている。
【0028】前記pトランジスタP1のソース領域1
4、ゲート電極17、n型ウェル12には、電源電位V
ccが供給される電源端子TVが接続されている。pトラ
ンジスタP2のドレイン領域15、ゲート電極18に
は、接地電位GND(もしくは基準電位)が供給される
接地端子(もしくは基準端子)TGが接続されている。
【0029】前記pチャネルMOSトランジスタP1、
P2の半導体基板上のレイアウトは、図1(b)に示す
ようになっている。pトランジスタP1、P2を構成す
るソース領域14、島領域16、及びドレイン領域15
が離隔されて配置されている。ソース領域14と島領域
16との間にはゲート電極17が配置され、島領域16
とドレイン領域15との間にはゲート電極18が配置さ
れている。
【0030】前記ソース領域14内には、このソース領
域14と配線層(図示せず)とを接続するソースコンタ
クト14Aが配置されている。ドレイン領域15内に
は、このドレイン領域15と配線層(図示せず)とを接
続するドレインコンタクト15Aが配置されている。な
お、ドレインコンタクト15Aとゲート電極18との間
の距離は、設計ルールに準じて配置されたソースコンタ
クト14Aとゲート電極17との間の距離に比べて長く
なっている。
【0031】前記pチャネルMOSトランジスタP1、
P2では、従来の保護回路を構成するpチャネルMOS
トランジスタP11に対して、ソースとドレインとの間
(ゲート領域と定義する)のゲート絶縁膜上に接地端子
TGに接続された配線層(ゲート電極18)を付加した
構成になっている。したがって、pトランジスタP1、
P2のソース領域14、島領域16、ドレイン領域1
5、及びチャネルが占有する面積は、従来のpトランジ
スタP11のソース領域104、ドレイン領域105、
及びチャネルが占有する面積と同じであり、pトランジ
スタP1、P2を形成するために、従来のpトランジス
タP11に比べて大きな面積が必要になることはない。
【0032】このように構成されたpチャネルMOSト
ランジスタP1、P2では、電源端子TVを電源電位V
ccに接続し、接地端子TGをフローティング状態にした
条件において、入力端子もしくは出力端子に印加された
マイナス電位を持つ静電気が、フローティング状態のゲ
ート電極18に回り込んだ際、このゲート電極18がマ
イナス電位に励起されることにより、ソース領域14と
ドレイン領域15間のゲート領域の一部にチャネルが形
成され、従来の保護素子(pトランジスタP11)より
も見かけ上のトランジスタチャネル長が短くなる。これ
により、マイナス電位を持つ静電気の印加により、接地
端子TG側に回り込んできた電荷を電源端子TVを介し
て電源電位Vccに逃がしやすくでき、静電気による内部
素子の破壊を未然に防ぐことができる。
【0033】次に、nチャネルMOSトランジスタの構
成について説明する。
【0034】図2(a)は、第1の実施の形態の保護回
路を構成するnチャネルMOSトランジスタの概略的な
断面図である。図2(b)は、前記nチャネルMOSト
ランジスタの半導体基板上のレイアウトである。
【0035】図2(a)に示すように、p型シリコン半
導体基板11内には、素子分離絶縁膜13にて分離され
た素子領域が形成されている。この素子領域のp型基板
11内には、ソース領域(n+型)21とドレイン領域
(n+型)22が所定間隔を空けて形成されている。ソ
ース領域21とドレイン領域22との間には、これらソ
ース領域21及びドレイン領域22と離隔された浮遊状
態の島領域(n+型)23が形成されている。
【0036】前記ソース領域21と島領域23との間の
チャネル上には、ゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲ
ート電極24が形成されている。島領域23とドレイン
領域22との間のチャネル上には、ゲート絶縁膜(図示
せず)を介してゲート電極25が形成されている。
【0037】前述したソース領域21、島領域23、こ
れらソース領域21と島領域23間のチャネル、このチ
ャネル上のゲート電極24により、nトランジスタN1
が形成されている。また、島領域23、ドレイン領域2
2、これら島領域23とドレイン領域22間のチャネ
ル、このチャネル上のゲート電極25により、nトラン
ジスタN2が形成されている。
【0038】前記nトランジスタN1のソース領域2
1、ゲート電極24、p型基板11には、接地電位GN
Dが供給される接地端子TGが接続されている。nトラ
ンジスタN2のドレイン領域22、ゲート電極25に
は、電源電位Vccが供給される電源端子TVが接続され
ている。
【0039】前記nチャネルMOSトランジスタN1、
N2の半導体基板上のレイアウトは、図2(b)に示す
ようになっている。nトランジスタN1、N2を構成す
るソース領域21、島領域23、及びドレイン領域22
が離隔されて配置されている。ソース領域21と島領域
23との間にはゲート電極24が配置され、島領域23
とドレイン領域22との間にはゲート電極25が配置さ
れている。
【0040】前記ソース領域21内には、このソース領
域21と配線層(図示せず)とを接続するソースコンタ
クト21Aが配置されている。ドレイン領域22内に
は、このドレイン領域22と配線層(図示せず)とを接
続するドレインコンタクト22Aが配置されている。な
お、ドレインコンタクト22Aとゲート電極25との間
の距離は、設計ルールに準じて配置されたソースコンタ
クト21Aとゲート電極24との間の距離に比べて長く
なっている。
【0041】前記nチャネルMOSトランジスタN1、
N2では、従来の保護回路を構成するnチャネルMOS
トランジスタN11に対して、ソースとドレインとの間
(ゲート領域と定義する)のゲート絶縁膜上に電源端子
TVに接続された配線層(ゲート電極25)を付加した
構成になっている。したがって、nトランジスタN1、
N2のソース領域21、島領域23、ドレイン領域2
2、及びチャネルが占有する面積は、従来のnトランジ
スタN11のソース領域121、ドレイン領域122、
及びチャネルが占有する面積と同じであり、nトランジ
スタN1、N2を形成するために、従来のnトランジス
タN11に比べて大きな面積が必要になることはない。
【0042】このように構成されたnチャネルMOSト
ランジスタN1、N2では、接地端子TGを接地電位G
NDに接続し、電源端子TVをフローティング状態にし
た条件において、入力端子もしくは出力端子に印加され
たプラス電位を持つ静電気が、フローティング状態のゲ
ート電極25に回り込んだ際、このゲート電極25がプ
ラス電位に励起されることにより、ソース領域21とド
レイン領域22間のゲート領域の一部にチャネルが形成
され、従来の保護素子(nトランジスタN11)よりも
見かけ上のトランジスタチャネル長が短くなる。これに
より、プラス電位を持つ静電気の印加により、電源端子
TV側に回り込んできた電荷を接地端子TGを介して接
地電位GNDに逃がしやすくでき、静電気による内部素
子の破壊を未然に防ぐことができる。
【0043】次に、前記pチャネルMOSトランジスタ
P1、P2、及びnチャネルMOSトランジスタN1、
N2で構成される第1の実施の形態の保護回路について
説明する。
【0044】図3(a)は、第1の実施の形態の保護回
路の構成を示す回路図である。図3(b)は前記保護回
路の概略的な断面図であり、図3(c)は前記保護回路
の半導体基板上のレイアウトである。
【0045】この保護回路は、図3(a)に示すよう
に、pチャネルMOSトランジスタP1、P2とnチャ
ネルMOSトランジスタN1、N2から構成されてい
る。
【0046】前記pトランジスタP1のソース、ゲー
ト、バックゲートには、電源電位Vccが供給される電源
端子TVが接続されている。pトランジスタP1のドレ
インは、pトランジスタP2のソースに接続されてい
る。pトランジスタP2のバックゲートには電源端子T
Vが接続されており、ドレイン、ゲートには接地電位G
NDが供給される接地端子TGが接続されている。
【0047】nトランジスタN1のソース、ゲート、バ
ックゲートには接地端子TGが接続されている。nトラ
ンジスタN1のドレインは、nトランジスタN2のソー
スに接続されている。nトランジスタN2のドレイン、
ゲートには電源端子TVが接続されており、バックゲー
トには接地端子TGが接続されている。
【0048】前記保護回路の概略的な断面構造は、図3
(b)に示すように、図1(a)に示したpトランジス
タP1、P2と、図2(a)に示したnトランジスタN
1、N2とを隣接して配置した構造であり、電源端子T
Vと接地端子TGをそれぞれ共通にしたものである。
【0049】また、前記保護回路の半導体基板上のレイ
アウトは、図3(c)に示すように、図1(b)に示し
たpトランジスタP1、P2と、図2(b)に示したn
トランジスタN1、N2とを隣接して配置したものであ
り、電源端子TVと接地端子TGをそれぞれ共通にした
ものである。
【0050】この第1の実施の形態の保護回路は、半導
体回路における電源電位Vccが供給される電源ライン
と、接地電位GNDが供給される接地ラインとの間に接
続されて用いられる。
【0051】このように構成された保護回路では、前述
したように、電源端子TVを電源電位Vccに接続し、接
地端子TGがフローティング状態となった場合におい
て、入力端子もしくは出力端子に印加されたマイナス電
位を持つ静電気が、フローティング状態のゲート電極1
8に回り込んだ際、このゲート電極18がマイナス電位
に励起されることにより、ソース領域14とドレイン領
域15間のゲート領域の一部にチャネルが形成され、従
来の保護素子(pトランジスタP11)よりも見かけ上
のトランジスタチャネル長が短くなる。これにより、マ
イナス電位を持つ静電気の印加により、接地端子TG側
に回り込んできた電荷を電源端子TVを介して電源電位
Vccに逃がしやすくでき、静電気による内部素子の破壊
を未然に防ぐことができる。
【0052】また、接地端子TGを接地電位GNDに接
続し、電源端子TVがフローティング状態となった場合
において、入力端子もしくは出力端子に印加されたプラ
ス電位を持つ静電気が、フローティング状態のゲート電
極25に回り込んだ際には、このゲート電極25がプラ
ス電位に励起されることにより、ソース領域21とドレ
イン領域22間のゲート領域の一部にチャネルが形成さ
れ、従来の保護素子(nトランジスタN11)よりも見
かけ上のトランジスタチャネル長が短くなる。これによ
り、プラス電位を持つ静電気の印加により、電源端子T
V側に回り込んできた電荷を接地端子TGを介して接地
電位GNDに逃がしやすくでき、静電気による内部素子
の破壊を未然に防ぐことができる。
【0053】[第2の実施の形態]次に、この発明の第
2の実施の形態の保護回路として、図1(a)、図1
(b)に示したpトランジスタP1、P2を電源端子T
Vと入出力端子I/Oとの間に接続した第1例、図2
(a)、図2(b)に示したnトランジスタN1、N2
を接地端子TGと入出力端子I/Oとの間に接続した第
2例、これら第1例と第2例とを合わせた第3例を説明
する。
【0054】図4は、第2の実施の形態の保護回路(第
1例)の構成を示す半導体基板上のレイアウトである。
【0055】この保護回路では、図4に示すように、p
トランジスタP1のソース領域14、ゲート電極17、
n型ウェルであるバックゲート(図示せず)には、電源
電位Vccが供給される電源端子TVが接続されている。
pトランジスタP2のドレイン領域15、ゲート電極1
8には、入力信号あるいは出力信号が入出力される入出
力端子I/Oが接続されている。その他の構成は、図1
(b)に示した構成と同様である。
【0056】このように構成された保護回路では、電源
端子TVを電源電位Vccに接続した場合において、入出
力端子I/Oに印加されたマイナス電位を持つ静電気
が、ゲート電極18に回り込んだ際、このゲート電極1
8がマイナス電位に励起されることにより、ソース領域
14とドレイン領域15間のゲート領域の一部にチャネ
ルが形成され、従来の保護素子(pトランジスタP1
1)よりも見かけ上のトランジスタチャネル長が短くな
る。これにより、マイナス電位を持つ静電気の印加によ
り、入出力端子I/Oに流れ込んできた電荷を電源端子
TVを介して電源電位Vccに逃がしやすくでき、静電気
による内部素子の破壊を未然に防ぐことができる。
【0057】なおここでは、入出力端子I/Oを例に取
り説明したが、信号の入力のみを行う入力端子、または
出力のみを行う出力端子とした場合も同様である。
【0058】また、図5は、第2の実施の形態の保護回
路(第2例)の構成を示す半導体基板上のレイアウトで
ある。
【0059】この保護回路では、図5に示すように、n
トランジスタN1のソース領域21、ゲート電極24、
p型基板であるバックゲート(図示せず)には、接地電
位GNDが供給される接地端子TGが接続されている。
nトランジスタN2のドレイン領域22、ゲート電極2
5には、入力信号あるいは出力信号が入出力される入出
力端子I/Oが接続されている。その他の構成は、図2
(b)に示した構成と同様である。
【0060】このように構成された保護回路では、接地
端子TGを接地電位GNDに接続した場合において、入
出力端子I/Oに印加されたプラス電位を持つ静電気
が、ゲート電極25に回り込んだ際、このゲート電極2
5がプラス電位に励起されることにより、ソース領域2
1とドレイン領域22間のゲート領域の一部にチャネル
が形成され、従来の保護素子(nトランジスタN11)
よりも見かけ上のトランジスタチャネル長が短くなる。
これにより、プラス電位を持つ静電気の印加により、入
出力端子I/Oに流れ込んできた電荷を接地端子TGを
介して接地電位GNDに逃がしやすくでき、静電気によ
る内部素子の破壊を未然に防ぐことができる。
【0061】なおここでは、入出力端子I/Oを例に取
り説明したが、信号の入力のみを行う入力端子、または
出力のみを行う出力端子とした場合も同様である。
【0062】また、図6(a)は、第2の実施の形態の
保護回路(第3例)の構成を示す回路図である。図6
(b)は前記保護回路の概略的な断面図であり、図6
(c)は前記保護回路の半導体基板上のレイアウトであ
る。
【0063】この保護回路は、図6(a)に示すよう
に、pチャネルMOSトランジスタP1、P2とnチャ
ネルMOSトランジスタN1、N2から構成されてい
る。
【0064】前記pトランジスタP1のソース、ゲー
ト、バックゲートには、電源電位Vccが供給される電源
端子TVが接続されている。pトランジスタP1のドレ
インは、pトランジスタP2のソースに接続されてい
る。pトランジスタP2のバックゲートには電源端子T
Vが接続されており、ドレイン、ゲートには入力信号あ
るいは出力信号が入出力される入出力端子I/Oが接続
されている。
【0065】nトランジスタN1のソース、ゲート、バ
ックゲートには接地電位GNDが供給される接地端子T
Gが接続されている。nトランジスタN1のドレイン
は、nトランジスタN2のソースに接続されている。n
トランジスタN2のドレイン、ゲートには入出力端子I
/Oが接続されており、バックゲートには接地端子TG
が接続されている。
【0066】前記保護回路の概略的な断面構造は、図6
(b)に示すように、図1(a)に示したpトランジス
タP1、P2と、図2(a)に示したnトランジスタN
1、N2とを隣接して配置した構造であり、電源端子T
V、接地端子TG、入出力端子I/Oへの接続は以下の
ようになっている。
【0067】pトランジスタP1のソース領域14、ゲ
ート電極17、n型ウェル12には、電源電位Vccが供
給される電源端子TVが接続されている。pトランジス
タP2のドレイン領域15、ゲート電極18には、入力
信号あるいは出力信号が入出力される入出力端子I/O
が接続されている。
【0068】nトランジスタN1のソース領域21、ゲ
ート電極24、p型基板11には、接地電位GNDが供
給される接地端子TGが接続されている。nトランジス
タN2のドレイン領域22、ゲート電極25には、入出
力端子I/Oが接続されている。
【0069】また、前記保護回路の半導体基板上のレイ
アウトは、図6(c)に示すように、図1(b)に示し
たpトランジスタP1、P2と、図2(b)に示したn
トランジスタN1、N2とを隣接して配置したものであ
り、電源端子TV、接地端子TG、入出力端子I/Oへ
の接続は図6(b)に示した断面構造にて説明した通り
である。
【0070】このように構成された保護回路では、電源
端子TVを電源電位Vccに接続し、接地端子TGを接地
電位GNDに接続した場合において、入出力端子I/O
に印加されたマイナス電位を持つ静電気が、ゲート電極
18に回り込んだ際、このゲート電極18がマイナス電
位に励起されることにより、ソース領域14とドレイン
領域15間のゲート領域の一部にチャネルが形成され、
従来の保護素子(pトランジスタP11)よりも見かけ
上のトランジスタチャネル長が短くなる。これにより、
マイナス電位を持つ静電気の印加により、入出力端子I
/Oに流れ込んできた電荷を電源端子TVを介して電源
電位Vccに逃がしやすくでき、静電気による内部素子の
破壊を未然に防ぐことができる。
【0071】また、入出力端子I/Oに印加されたプラ
ス電位を持つ静電気が、ゲート電極25に回り込んだ際
には、このゲート電極25がプラス電位に励起されるこ
とにより、ソース領域21とドレイン領域22間のゲー
ト領域の一部にチャネルが形成され、従来の保護素子
(nトランジスタN11)よりも見かけ上のトランジス
タチャネル長が短くなる。これにより、プラス電位を持
つ静電気の印加により、入出力端子I/Oに流れ込んで
きた電荷を接地端子TGを介して接地電位GNDに逃が
しやすくでき、静電気による内部素子の破壊を未然に防
ぐことができる。
【0072】なおここでは、入出力端子I/Oを例に取
り説明したが、信号の入力のみを行う入力端子、または
出力のみを行う出力端子とした場合も同様である。
【0073】[第3の実施の形態]次に、この発明の第
3の実施の形態の保護回路として、図1(a)、図1
(b)に示したpトランジスタP1、P2を入出力端子
I/O、接地端子TG、電源端子TVに接続した第1
例、図2(a)、図2(b)に示したnトランジスタN
1、N2を入出力端子I/O、接地端子TG、電源端子
TVに接続した第2例、これら第1例と第2例とを合わ
せた第3例を説明する。
【0074】図7は、第3の実施の形態の保護回路(第
1例)の構成を示す半導体基板上のレイアウトである。
【0075】この保護回路では、図7に示すように、p
トランジスタP1のソース領域14、ゲート電極17、
n型ウェルであるバックゲート(図示せず)には、電源
電位Vccが供給される電源端子TVが接続されている。
pトランジスタP2のゲート電極18には、接地電位G
NDが供給される接地端子TGが接続されている。pト
ランジスタP2のドレイン領域15には、入力信号ある
いは出力信号が入出力される入出力端子I/Oが接続さ
れている。その他の構成は、図1(b)に示した構成と
同様である。
【0076】このように構成された保護回路では、電源
端子TVを電源電位Vccに接続し、接地端子TGを接地
電位GNDに接続した場合において、ゲート電極18に
は接地電位GNDが印加されていることにより、ソース
領域14とドレイン領域15間のゲート領域の一部にチ
ャネルが形成され、従来の保護素子(pトランジスタP
11)よりも見かけ上のトランジスタチャネル長が短く
なる。これにより、マイナス電位を持つ静電気の印加に
より、入出力端子I/Oに流れ込んできた電荷を電源端
子TVを介して電源電位Vccに逃がしやすくでき、静電
気による内部素子の破壊を未然に防ぐことができる。
【0077】なおここでは、入出力端子I/Oを例に取
り説明したが、信号の入力のみを行う入力端子、または
出力のみを行う出力端子とした場合も同様である。
【0078】また、図8は、第3の実施の形態の保護回
路(第2例)の構成を示す半導体基板上のレイアウトで
ある。
【0079】この保護回路では、図8に示すように、n
トランジスタN1のソース領域21、ゲート電極24、
p型基板であるバックゲート(図示せず)には、接地電
位GNDが供給される接地端子TGが接続されている。
nトランジスタN2のゲート電極25には、電源電位V
ccが供給される電源端子TVが接続されている。nトラ
ンジスタN2のドレイン領域22には、入力信号あるい
は出力信号が入出力される入出力端子I/Oが接続され
ている。その他の構成は、図2(b)に示した構成と同
様である。
【0080】このように構成された保護回路では、電源
端子TVを電源電位Vccに接続し、接地端子TGを接地
電位GNDに接続した場合において、ゲート電極25に
は電源電位Vccが印加されていることにより、ソース領
域21とドレイン領域22間のゲート領域の一部にチャ
ネルが形成され、従来の保護素子(nトランジスタN1
1)よりも見かけ上のトランジスタチャネル長が短くな
る。これにより、プラス電位を持つ静電気の印加によ
り、入出力端子I/Oに流れ込んできた電荷を接地端子
TGを介して接地電位GNDに逃がしやすくでき、静電
気による内部素子の破壊を未然に防ぐことができる。
【0081】なおここでは、入出力端子I/Oを例に取
り説明したが、信号の入力のみを行う入力端子、または
出力のみを行う出力端子とした場合も同様である。
【0082】また、図9(a)は、第3の実施の形態の
保護回路(第3例)の構成を示す回路図である。図9
(b)は前記保護回路の概略的な断面図であり、図9
(c)は前記保護回路の半導体基板上のレイアウトであ
る。
【0083】この保護回路は、図9(a)に示すよう
に、pチャネルMOSトランジスタP1、P2とnチャ
ネルMOSトランジスタN1、N2から構成されてい
る。
【0084】前記pトランジスタP1のソース、ゲー
ト、バックゲートには、電源電位Vccが供給される電源
端子TVが接続されている。pトランジスタP1のドレ
インは、pトランジスタP2のソースに接続されてい
る。pトランジスタP2のバックゲートには電源端子T
Vが接続されており、ゲートには接地電位GNDが供給
される接地端子TGが接続されている。
【0085】nトランジスタN1のソース、ゲート、バ
ックゲートには、接地端子TGが接続されている。nト
ランジスタN1のドレインは、nトランジスタN2のソ
ースに接続されている。nトランジスタN2のゲートに
は、電源端子TVが接続されており、バックゲートには
接地端子TGが接続されている。
【0086】さらに、pトランジスタP2のドレイン、
及びnトランジスタN2のドレインには、入力信号ある
いは出力信号が入出力される入出力端子I/Oが接続さ
れている。
【0087】前記保護回路の概略的な断面構造は、図9
(b)に示すように、図1(a)に示したpトランジス
タP1、P2と、図2(a)に示したnトランジスタN
1、N2とを隣接して配置した構造であり、電源端子T
V、接地端子TG、入出力端子I/Oへの接続は以下の
ようになっている。
【0088】pトランジスタP1のソース領域14、ゲ
ート電極17、n型ウェル12、及びnトランジスタN
2のゲート電極25には、電源電位Vccが供給される電
源端子TVが接続されている。nトランジスタN1のソ
ース領域21、ゲート電極24、p型基板11、及びp
トランジスタP2のゲート電極18には、接地電位GN
Dが供給される接地端子TGが接続されている。pトラ
ンジスタP2のドレイン領域15、及びnトランジスタ
N2のドレイン領域22には、入力信号あるいは出力信
号が入出力される入出力端子I/Oが接続されている。
【0089】また、前記保護回路の半導体基板上のレイ
アウトは、図9(c)に示すように、図1(b)に示し
たpトランジスタP1、P2と、図2(b)に示したn
トランジスタN1、N2とを隣接して配置したものであ
り、電源端子TV、接地端子TG、入出力端子I/Oへ
の接続は図9(b)に示した断面構造にて説明した通り
である。
【0090】このように構成された保護回路では、電源
端子TVを電源電位Vccに接続し、接地端子TGを接地
電位GNDに接続した場合において、ゲート電極18に
は接地電位GNDが印加されていることにより、ソース
領域14とドレイン領域15間のゲート領域の一部にチ
ャネルが形成され、従来の保護素子(pトランジスタP
11)よりも見かけ上のトランジスタチャネル長が短く
なる。これにより、マイナス電位を持つ静電気の印加に
より、入出力端子I/Oに流れ込んできた電荷を電源端
子TVを介して電源電位Vccに逃がしやすくでき、静電
気による内部素子の破壊を未然に防ぐことができる。
【0091】また、ゲート電極25には電源電位Vccが
印加されていることにより、ソース領域21とドレイン
領域22間のゲート領域の一部にチャネルが形成され、
従来の保護素子(nトランジスタN11)よりも見かけ
上のトランジスタチャネル長が短くなる。これにより、
プラス電位を持つ静電気の印加により、入出力端子I/
Oに流れ込んできた電荷を接地端子TGを介して接地電
位GNDに逃がしやすくでき、静電気による内部素子の
破壊を未然に防ぐことができる。
【0092】なおここでは、入出力端子I/Oを例に取
り説明したが、信号の入力のみを行う入力端子、または
出力のみを行う出力端子とした場合も同様である。
【0093】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、半
導体回路の静電気耐量を向上させることができる保護回
路を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の第1の実施の形態の保護回
路を構成するpチャネルMOSトランジスタの概略的な
断面図であり、(b)は前記pチャネルMOSトランジ
スタの半導体基板上のレイアウトである。
【図2】(a)はこの発明の第1の実施の形態の保護回
路を構成するnチャネルMOSトランジスタの概略的な
断面図であり、(b)は前記nチャネルMOSトランジ
スタの半導体基板上のレイアウトである。
【図3】(a)はこの発明の第1の実施の形態の保護回
路の構成を示す回路図であり、(b)は前記保護回路の
概略的な断面図であり、(c)は前記保護回路の半導体
基板上のレイアウトである。
【図4】この発明の第2の実施の形態の保護回路(第1
例)の構成を示す半導体基板上のレイアウトである。
【図5】この発明の第2の実施の形態の保護回路(第2
例)の構成を示す半導体基板上のレイアウトである。
【図6】(a)はこの発明の第2の実施の形態の保護回
路(第3例)の構成を示す回路図であり、(b)は前記
保護回路の概略的な断面図であり、(c)は前記保護回
路の半導体基板上のレイアウトである。
【図7】この発明の第3の実施の形態の保護回路(第1
例)の構成を示す半導体基板上のレイアウトである。
【図8】この発明の第3の実施の形態の保護回路(第2
例)の構成を示す半導体基板上のレイアウトである。
【図9】(a)はこの発明の第3の実施の形態の保護回
路(第3例)の構成を示す回路図であり、(b)は前記
保護回路の概略的な断面図であり、(c)は前記保護回
路の半導体基板上のレイアウトである。
【図10】(a)は従来の保護回路の構成を示す回路図
であり、(b)は前記保護回路の概略的な断面図であ
り、(c)は前記保護回路の半導体基板上のレイアウト
である。
【符号の説明】
11…p型シリコン半導体基板 12…n型ウェル 13…素子分離絶縁膜 14…ソース領域(p+型) 15…ドレイン領域(p+型) 16…島領域(p+型) 17…ゲート電極 18…ゲート電極 21…ソース領域(n+型) 22…ドレイン領域(n+型) 23…島領域(n+型) 24…ゲート電極 25…ゲート電極 N1…nチャネルMOSトランジスタ N2…nチャネルMOSトランジスタ P1…pチャネルMOSトランジスタ P2…pチャネルMOSトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 佳充 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 (72)発明者 水田 勝 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5F038 BH07 BH13 CD02 CD04 DF01 EZ20 5F048 AA02 AC01 AC03 BA01 CC08 CC09 CC13 CC19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源電位が供給される電源端子と、 基準電位が供給される基準端子と、 前記電源端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
    れた第1のpチャネルMOSトランジスタと、 前記第1のpチャネルMOSトランジスタのドレインに
    ソースが接続され、前記電源端子にバックゲートが接続
    され、前記基準端子にゲート、ドレインが接続された第
    2のpチャネルMOSトランジスタと、 前記基準端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
    れた第1のnチャネルMOSトランジスタと、 前記第1のnチャネルMOSトランジスタのドレインに
    ソースが接続され、前記基準端子にバックゲートが接続
    され、前記電源端子にゲート、ドレインが接続された第
    2のpチャネルMOSトランジスタと、 を具備することを特徴とする保護回路。
  2. 【請求項2】 電源電位が供給される電源端子と、 信号が入出力される入出力端子と、 前記電源端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
    れた第1のpチャネルMOSトランジスタと、 前記第1のpチャネルMOSトランジスタのドレインに
    ソースが接続され、前記電源端子にバックゲートが接続
    され、前記入出力端子にゲート、ドレインが接続された
    第2のpチャネルMOSトランジスタと、 を具備することを特徴とする保護回路。
  3. 【請求項3】 基準電位が供給される基準端子と、 信号が入出力される入出力端子と、 前記基準端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
    れた第1のnチャネルMOSトランジスタと、 前記第1のnチャネルMOSトランジスタのドレインに
    ソースが接続され、前記基準端子にバックゲートが接続
    され、前記入出力端子にゲート、ドレインが接続された
    第2のpチャネルMOSトランジスタと、 を具備することを特徴とする保護回路。
  4. 【請求項4】 電源電位が供給される電源端子と、 基準電位が供給される基準端子と、 信号が入出力される入出力端子と、 前記電源端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
    れた第1のpチャネルMOSトランジスタと、 前記第1のpチャネルMOSトランジスタのドレインに
    ソースが接続され、前記電源端子にバックゲートが接続
    され、前記入出力端子にゲート、ドレインが接続された
    第2のpチャネルMOSトランジスタと、 前記基準端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
    れた第1のnチャネルMOSトランジスタと、 前記第1のnチャネルMOSトランジスタのドレインに
    ソースが接続され、前記基準端子にバックゲートが接続
    され、前記入出力端子にゲート、ドレインが接続された
    第2のpチャネルMOSトランジスタと、 を具備することを特徴とする保護回路。
  5. 【請求項5】 電源電位が供給される電源端子と、 基準電位が供給される基準端子と、 信号が入出力される入出力端子と、 前記電源端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
    れた第1のpチャネルMOSトランジスタと、 前記第1のpチャネルMOSトランジスタのドレインに
    ソースが接続され、前記電源端子にバックゲートが接続
    され、前記基準端子にゲートが接続され、前記入出力端
    子にドレインが接続された第2のpチャネルMOSトラ
    ンジスタと、 を具備することを特徴とする保護回路。
  6. 【請求項6】 基準電位が供給される基準端子と、 電源電位が供給される電源端子と、 信号が入出力される入出力端子と、 前記基準端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
    れた第1のnチャネルMOSトランジスタと、 前記第1のnチャネルMOSトランジスタのドレインに
    ソースが接続され、前記基準端子にバックゲートが接続
    され、前記電源端子にゲートが接続され、前記入出力端
    子にドレインが接続された第2のnチャネルMOSトラ
    ンジスタと、 を具備することを特徴とする保護回路。
  7. 【請求項7】 電源電位が供給される電源端子と、 基準電位が供給される基準端子と、 信号が入出力される入出力端子と、 前記電源端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
    れた第1のpチャネルMOSトランジスタと、 前記第1のpチャネルMOSトランジスタのドレインに
    ソースが接続され、前記電源端子にバックゲートが接続
    され、前記基準端子にゲートが接続され、前記入出力端
    子にドレインが接続された第2のpチャネルMOSトラ
    ンジスタと、 前記基準端子にゲート、ソース、バックゲートが接続さ
    れた第1のnチャネルMOSトランジスタと、 前記第1のnチャネルMOSトランジスタのドレインに
    ソースが接続され、前記基準端子にバックゲートが接続
    され、前記電源端子にゲートが接続され、前記入出力端
    子にドレインが接続された第2のnチャネルMOSトラ
    ンジスタと、 を具備することを特徴とする保護回路。
JP2000324190A 2000-10-24 2000-10-24 保護回路 Pending JP2002134628A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324190A JP2002134628A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 保護回路
TW090125820A TW506117B (en) 2000-10-24 2001-10-18 Protection circuit disposed in a semiconductor circuit
US09/983,124 US6762460B2 (en) 2000-10-24 2001-10-23 Protection circuit provided in semiconductor circuit
EP01124383A EP1202351A3 (en) 2000-10-24 2001-10-24 Protection circuit provided in semiconductor circuit
KR10-2001-0065724A KR100477566B1 (ko) 2000-10-24 2001-10-24 반도체회로에 설치되는 보호회로
CNB011371846A CN1230902C (zh) 2000-10-24 2001-10-24 设置在半导体电路中的保护电路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000324190A JP2002134628A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 保護回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002134628A true JP2002134628A (ja) 2002-05-10
JP2002134628A5 JP2002134628A5 (ja) 2007-11-08

Family

ID=18801760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000324190A Pending JP2002134628A (ja) 2000-10-24 2000-10-24 保護回路

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6762460B2 (ja)
EP (1) EP1202351A3 (ja)
JP (1) JP2002134628A (ja)
KR (1) KR100477566B1 (ja)
CN (1) CN1230902C (ja)
TW (1) TW506117B (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143468A (ja) * 1984-08-07 1986-03-03 Mitsubishi Electric Corp 保護回路
JPH03105967A (ja) * 1989-09-19 1991-05-02 Nec Corp 半導体装置の入出力保護回路
JPH08222643A (ja) * 1995-02-10 1996-08-30 Nec Corp 半導体装置の入力保護回路
JPH08331749A (ja) * 1995-06-02 1996-12-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サージ保護回路
JPH0992829A (ja) * 1995-09-21 1997-04-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体入力回路
JPH09298835A (ja) * 1996-05-01 1997-11-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サージ保護回路

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4044313A (en) * 1976-12-01 1977-08-23 Rca Corporation Protective network for an insulated-gate field-effect (IGFET) differential amplifier
US6043538A (en) * 1993-09-30 2000-03-28 Intel Corporation Device structure for high voltage tolerant transistor on a 3.3 volt process
FR2723800B1 (fr) * 1994-08-19 1997-01-03 Thomson Csf Semiconducteurs Circuit de protection contre les decharges electrostatiques
JPH08274184A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Toshiba Microelectron Corp 半導体集積回路の保護回路装置
US5751525A (en) * 1996-01-05 1998-05-12 Analog Devices, Inc. EOS/ESD Protection circuit for an integrated circuit with operating/test voltages exceeding power supply rail voltages
JPH09326685A (ja) 1996-06-05 1997-12-16 Fujitsu Ltd 半導体装置
US5854504A (en) * 1997-04-01 1998-12-29 Maxim Integrated Products, Inc. Process tolerant NMOS transistor for electrostatic discharge protection
JPH10321842A (ja) 1997-05-15 1998-12-04 Toshiba Microelectron Corp 半導体装置
US6091594A (en) * 1998-02-18 2000-07-18 Vlsi Technology, Inc. Protection circuits and methods of protecting a semiconductor device
JP3252790B2 (ja) * 1998-04-23 2002-02-04 日本電気株式会社 半導体集積回路

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143468A (ja) * 1984-08-07 1986-03-03 Mitsubishi Electric Corp 保護回路
JPH03105967A (ja) * 1989-09-19 1991-05-02 Nec Corp 半導体装置の入出力保護回路
JPH08222643A (ja) * 1995-02-10 1996-08-30 Nec Corp 半導体装置の入力保護回路
JPH08331749A (ja) * 1995-06-02 1996-12-13 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サージ保護回路
JPH0992829A (ja) * 1995-09-21 1997-04-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体入力回路
JPH09298835A (ja) * 1996-05-01 1997-11-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> サージ保護回路

Also Published As

Publication number Publication date
EP1202351A2 (en) 2002-05-02
KR100477566B1 (ko) 2005-03-18
US20020053697A1 (en) 2002-05-09
TW506117B (en) 2002-10-11
US6762460B2 (en) 2004-07-13
EP1202351A3 (en) 2006-10-11
CN1230902C (zh) 2005-12-07
KR20020032372A (ko) 2002-05-03
CN1350331A (zh) 2002-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10692856B2 (en) Semiconductor integrated circuit device
KR20130012565A (ko) 반도체 집적 회로
JP5586819B2 (ja) 半導体装置
JPH0897362A (ja) 半導体集積回路の電源保護回路
JPH11261011A (ja) 半導体集積回路装置の保護回路
JPH11135717A (ja) 半導体集積回路
JPH10125801A (ja) 半導体集積回路装置
US20040026741A1 (en) Semiconductor integrated circuit device
JP5241109B2 (ja) 半導体集積回路装置
US7545618B2 (en) Semiconductor device
JP2806532B2 (ja) 半導体集積回路装置
US20070025033A1 (en) Semiconductor device
KR101279186B1 (ko) 반도체 장치
JP2002134628A (ja) 保護回路
US12107415B2 (en) Electrostatic discharge protection circuit and electronic circuit
JPH1168038A (ja) 半導体集積回路装置における静電破壊保護回路
JP3535744B2 (ja) 半導体集積回路
JP3274561B2 (ja) 半導体集積回路
JPH1168043A (ja) Esd保護回路
JPH02192760A (ja) 半導体集積回路装置の過電圧吸収回路
JPS6146046A (ja) 半導体集積回路装置
JPH0964199A (ja) 入力保護回路
JPH113934A (ja) 半導体集積回路
JPH06177339A (ja) 半導体集積回路
JPH06196640A (ja) 半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070921

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070921

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100608