JPH08274184A - 半導体集積回路の保護回路装置 - Google Patents

半導体集積回路の保護回路装置

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JPH08274184A
JPH08274184A JP7075740A JP7574095A JPH08274184A JP H08274184 A JPH08274184 A JP H08274184A JP 7075740 A JP7075740 A JP 7075740A JP 7574095 A JP7574095 A JP 7574095A JP H08274184 A JPH08274184 A JP H08274184A
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JP
Japan
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layer region
terminal
base layer
type
impurity diffusion
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Application number
JP7075740A
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English (en)
Inventor
Masanori Kinugasa
笠 昌 典 衣
Ryuji Fujiwara
原 龍 司 藤
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Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to KR1019960009128A priority patent/KR100231502B1/ko
Priority to US08/623,838 priority patent/US5821797A/en
Priority to EP96105235A priority patent/EP0735640A1/en
Publication of JPH08274184A publication Critical patent/JPH08274184A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
    • H01L27/0203Particular design considerations for integrated circuits
    • H01L27/0248Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection
    • H01L27/0251Particular design considerations for integrated circuits for electrical or thermal protection, e.g. electrostatic discharge [ESD] protection for MOS devices

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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ESD耐量の向上を図る。 【構成】 (a)、(b)のように入力端子に接続され
たn領域53がベース(B)、入力電圧の極性によりp
領域54がエミッタ(E)、コレクタ(C)の一方、p
領域55が他方になり順方向バイアスされるトランジス
タを形成する。入力−GND間へのサージ印加時、その
バイポーラ動作電流でサージが吸収される。入力−Vcc
間へのサージ印加時には、その極性によらず両領域から
の空乏層によるパンチスルーでサージは吸収される。ま
た、(c)、(d)のようにn領域62をB、p領域6
3,64をE、Cとする素子、p基板61をB、n領域
66,67をE、Cとする素子の2個のトランジスタを
有し、Vcc−GND間のサージ極性が何れでもバイポー
ラ動作電流でサージを吸収可能となる。 【効果】 バイポーラ、パンチスルーでサージが吸収さ
れるため、ESD耐量の向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路のESD
(Electro Static Discharge:静電気)破壊に対する保護
回路に関するもので、入力においてその入力の電圧レベ
ル変換機能(高電圧から低電圧への変換)を有する場合
に、入力端子−電源間に適用することにより、集積回路
素子のESDに対する信頼性を向上させたい場合に使用
されるものである。
【0002】
【従来の技術】人体や機械のESDは半導体集積回路に
とって大敵である。ESDはサージとなって外部よりそ
の内部に侵入し悪影響を与える。最悪の場合、内部回路
は回復不能な状態に破壊される。そのため、半導体集積
回路に対しては耐ESD性能についての規格も設けら
れ、製品のテストにおいてその規格がクリアされるか否
か必ずチェックされることとなっている。換言すれば、
この耐ESD性能は製品の信頼性を大きく左右すること
となるのである。
【0003】ところで、半導体集積回路装置には、かか
るESD対策としてサージ侵入経路となる入力端子ある
いは電源端子に保護回路を付けたものがある。図6はこ
の従来の保護回路の構成を示すものである。同図(a)
に示すものは入力端子に付加されたもので、入力端子に
nMOSトランジスタ71,72が2個接続され、一方
のMOSトランジスタ71は入力端子の電圧レベルが電
源電圧を越える場合において逆バイアスが印加されるよ
うにVcc端子にダイオード接続され、入力端子からVcc
端子への電流経路が無いような電圧レベル変換(電源電
圧レベルを越える入力信号電圧レベルを電源電圧レベル
までに抑制するレベル変換)を実現し、かつ入力保護回
路7は入力に印加されるESDサージ電圧からの入力回
路9の後述する保護動作を担うものとなっている。抵抗
8は、急峻なESDの電源レベルを緩和し、入力回路9
を構成するMOSトランジスタの薄いゲート酸化膜の破
壊を防ぐための一手段となっている。
【0004】図7は保護回路7のデバイス構成を示すも
ので、同図において、p型基板111には2個のMOS
トランジスタが形成されており、一方はソース、ドレイ
ンとなるn型不純物拡散領域112,113とゲート電
極114とを有している。n型不純物拡散領域112は
Vcc端子に接続され、n型不純物拡散領域113は入力
端子に接続され、ゲート電極114はGND端子に接続
されている。他方のMOSトランジスタはソース、ドレ
インとなるn型不純物拡散領域115,116とゲート
電極117とを有している。n型不純物拡散領域115
は入力端子に接続され、n型不純物拡散領域116はG
ND端子に接続され、ゲート電極117はGND端子に
接続されている。
【0005】このように構成された入力保護回路のES
D吸収原理について上記チェック時のESD印加方式に
合わせて説明する。その印加方式は次の4種類が一般的
である。すなわち、 方式−1:GND端子を接地電位に接続し、(−)電圧
を入力端子に印加; 方式−2:GND端子を接地電位に接続し、(+)電圧
を入力端子に印加; 方式−3:Vcc端子を接地電位に接続し、(−)電圧を
入力端子に印加; 方式−4:Vcc端子を接地電位を接続し、(+)電圧を
入力端子に印加; というものである。
【0006】そして、方式−1では、図7(a)に示す
ように、p型基板111をベース、n型不純物拡散領域
115をエミッタ、n型不純物拡散領域116をコレク
タとするnpn型トランジスタがバイポーラ動作する。
それにより、当該サージは破線で示すような電流となっ
て吸収されることとなる。
【0007】方式−2では、図7(b)に示すように、
p型基板111をベース、n型不純物拡散領域115を
エミッタ、n型不純物拡散領域116をコレクタとする
npn型トランジスタのエミッタ−ベース間がブレーク
ダウンする。サージは破線で示すようなこのブレークダ
ウン電流として吸収される。
【0008】方式−3では、図7(c)に示すように、
p型基板111及びn型不純物拡散領域112,113
によって形成されるnpn型トランジスタのベースとな
るp型基板111がオープンのため、−サージによって
生じた電界でn型不純物拡散領域112,113間が後
者からの空乏層によるパンチスルーを起こし、破線で示
すような電流として吸収される。
【0009】方式4では、図7(d)に示すように、p
型基板111及びn型不純物拡散領域112,113に
よって形成されるnpn型トランジスタのベースとなる
p型基板111がオープンのため、+サージによって生
じた電界でn型不純物拡散領域112,113間が前者
からの空乏層によるパンチスルーを起こし、破線で示す
ような電流として吸収されることとなる。
【0010】このようなテスト作業は図9に示すテスト
回路を使用し、規格に定められる人体ESD及び機械E
SDのそれぞれに対応する2種のモデル、つまりMIL
モデル(CL=100pF,RL=1.5K-OHM):Human Body Model 、E
IAJモデル(CL=200pF,RL=0-OHM) :Machine Modelに則
して行われる。このテスト回路は切替えスイッチSWの
一方の可動点Aと接地電位との間に直流電源Eを接続
し、他方の可動点Bと集積回路ICとの間に抵抗Rを接
続し、固定点と接地電位との間にコンデンサCを接続し
たものである。電圧の印加は、まず、スイッチSWによ
りコンデンサCを電源Eに接続してこれを充電し、その
後、スイッチSWを切替えてコンデンサCを放電させ、
サージ電圧を集積回路ICの入力ピンに印加する、とい
うものである。
【0011】そして、MILモデルに関するテストの際
には、抵抗Rを1.5kΩ、コンデンサCを100pF
とし、EIAJモデルに関するテストの際には、抵抗R
を0Ω、コンデンサCを200pFとする。各モデルで
テストした結果、ゲート幅が1ミクロン程度のMOSト
ランジスタでのESD耐量は、概ね、 MIL方式(CL=100pF,RL=1.5K-OHM):Human Body Model 2kV EIAJ方式(CL=200pF,RL=0-OHM) :Machine Model 200V となる。
【0012】次に、図6(b)に示されたものは電源端
子に付加された保護手段である電源保護回路である。こ
れはVcc端子−GND端子間にn型MOSトランジスタ
10が接続され、Vcc端子あるいはGND端子(電源
間)に印加されるESDより半導体集積回路内部に形成
されるMOSトランジスタ全てに対して保護する形式を
採っている。そのデバイス構造は図8に示されるような
ものとなり、p型基板121の表面部にソース、ドレイ
ンとなるn型不純物拡散領域122,123が形成さ
れ、その間のチャネル形成領域上にゲート電極124が
形成されている。基板121、n型不純物拡散領域12
2、ゲート電極124はGND端子に接続され、n型不
純物拡散領域122はVcc端子に接続されている。
【0013】このように構成された電源保護回路のES
D吸収原理について上記チェック時のESD印加方式に
合わせて説明する。その印加方式は前述した方式−1〜
−4により行われる。この場合、各方式は、 方式−1:GND端子を接地電位に接続し、(−)電圧
をVcc端子に印加; 方式−2:GND端子を接地電位に接続し、(+)電圧
をVcc端子に印加; 方式−3:Vcc端子を接地電位に接続し、(−)電圧を
GND端子に印加; 方式−4:Vcc端子を接地電位を接続し、(+)電圧を
GND端子に印加; というものとなる。
【0014】そして、方式−1では、図8(a)に示す
ように、p型基板121をベース、n型不純物拡散領域
122をエミッタ、n型不純物拡散領域123をコレク
タとするnpn型トランジスタがバイポーラ動作する。
それにより、当該サージは破線で示すような電流となっ
て吸収されることとなる。
【0015】方式−2では、図8(b)に示すように、
p型基板121をベース、n型不純物拡散領域122を
エミッタ、n型不純物拡散領域123をコレクタとする
npn型トランジスタのエミッタ−ベース間がブレーク
ダウンする。サージは破線で示すようなこのブレークダ
ウン電流として吸収される。
【0016】方式−3では、図8(c)に示すように、
p型基板121をベース、n型不純物拡散領域122を
コレクタ、n型不純物拡散領域123をエミッタとする
npn型トランジスタがバイポーラ動作する。破線で示
すような電流として吸収される。
【0017】方式4では、図8(d)に示すように、p
型基板121をベース、n型不純物拡散領域122をエ
ミッタ、n型不純物拡散領域123をコレクタとするn
pn型トランジスタがバイポーラ動作する。破線で示す
ような電流として吸収されることとなる。
【0018】このようなテストを図9に示すテスト回路
を使用してMILモデル(CL=100pF,RL=1.5K-OHM):Human
Body Model 、EIAJモデル(CL=200pF,RL=0-OHM) :M
achine Modelに則して行うと、ゲート幅が1ミクロン程
度のMOSトランジスタでのESD耐量は、概ね、 MIL方式(CL=100pF,RL=1.5K-OHM):Human Body Model 2kV EIAJ方式(CL=200pF,RL=0-OHM) :Machine Model 200V となる。
【0019】以上のように入力保護回路及び電源保護回
路によってESDを吸収することができ、製品の信頼性
確保を図ることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の保護回路は、n型領域とp型領域との間のブレーク
ダウン動作を利用する点で不安が残されている。つま
り、ブレークダウン動作はバイポーラ動作やパンチスル
ー動作よりもサージ電圧印加からの時間遅れが大きく、
最も静電気に対する耐量が低い。ブレークダウン動作に
よる場合、この動作が行われてもその前に内部回路の破
壊が起きてしまうことさえ懸念され、保護回路に対し
て、更なる改善が要求されている。
【0021】本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、ESD
耐量の向上を図ることができる半導体集積回路装置の保
護回路を提供することにある。
【0022】具体的には本発明は入力端子にESDサー
ジ電圧が印加されたときの耐量向上を図ることができる
半導体集積回路装置の保護回路を提供することをも目的
とする。
【0023】更に、このとき、入力信号電圧が電源電圧
を越えたときの電圧レベル変換の機能をも保持させるこ
とを目的とする。
【0024】また、本発明は電源端子にESDサージ電
圧が印加されたときの耐量向上を図ることができる半導
体集積回路の保護回路を提供することも目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
の入力保護回路は、半導体基板内に形成され、入力端子
に接続された第1導電型基底層領域と、該第1導電型の
基底層領域内に形成され、前記入力端子に接続され、第
1の第2導電型埋込み層領域と、前記第1導電型の基底
層領域内に形成され、前記接地端子に接続され、第2の
第2導電型埋込み層領域とを備えていることを特徴とす
る。
【0026】この入力保護回路は更に、半導体基板内に
形成され、接地端子に接続され、第2導電型基底層領域
と、該第2導電型の基底層領域内に形成され、電源端子
に接続され、第1の第1導電型埋込み層領域と、前記第
2導電型の基底層領域内に形成され、入力端子に接続さ
れ、第2の第1導電型埋込み層領域とを備える構成とす
ることができる。
【0027】この入力保護回路は更に、第2導電型基底
層領域内における第1、第2の第1導電型埋込み層領域
間の領域上に形成され、入力端子に接続されたゲート電
極を備える構成とすることができる。
【0028】次に、本発明の半導体集積回路の電源保護
回路は、半導体基板内に形成され、入力端子に接続され
た第1導電型基底層領域と、該第1導電型基底層領域内
に形成され、接地端子に接続され、第1の第2導電型埋
込み層領域と、前記第1導電型基底層領域内に形成さ
れ、電源端子に接続され、第2の第2導電型埋込み層領
域と、半導体基板内に形成され、接地端子に接続され、
第2導電型基底層領域と、該第2導電型基底層領域内に
形成され、電源端子に接続され、第1の第1導電型埋込
み層領域と、前記第2導電型基底層領域内に形成され、
接地端子に接続され、第2の第1導電型埋込み層領域と
を備えていることを特徴とする。
【0029】さらに、この電源保護回路は第1導電型基
底層領域における第1、第2の第2導電型埋込み層領域
間の領域上に形成され、電源端子に接続された第1のゲ
ート電極と、第2導電型基底層領域における第1、第2
の第1導電型埋込み層領域間の領域上に形成され、接地
端子に接続された第2のゲート電極とを備える構成とす
ることができる。
【0030】そして、半導体集積回路にとっては、上記
入力保護回路、電源保護回路の両者を備えた構成とする
のが望ましい。
【0031】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、入力端子−接
地端子間に接続された第1導電型基底層領域がベースと
なり、かつその入力端子に印加される電圧の極性によっ
て第1の第2導電型埋込み層領域がエミッタ、コレクタ
のうちいずれか一方になり、同時に第2の第2導電型埋
込み層領域が他方になって順方向バイアスされるバイポ
ーラトランジスタを形成するようになっているので、入
力端子にサージ電圧が印加されると、当該トランジスタ
のバイポーラ動作による順方向電流によってサージは吸
収される。なお、入力端子に印加されるいずれかの極性
でそのバイポーラトランジスタは逆バイアスされ、バイ
ポーラ動作しないように見えるが、基底層領域には埋込
み層領域よりも大きな寄生抵抗が存在するために、サー
ジ電圧による電位の上昇はその埋込み層領域よりもその
基底層領域の方が遅れ、一時的にエミッタ−ベース間が
順方向にバイアスされることとなり、バイポーラ動作が
成立することとなるのである。
【0032】また、請求項2、3記載の本発明によれ
ば、接地端子に接続された第2導電型基底層領域をベー
スとし、第1、第2の第1導電型埋込み層領域をエミッ
タ、コレクタとする入力端子に印加された電圧によって
は導通しないバイポーラトランジスタを形成するように
なっているので、電源電圧を越える電圧が入力端子に印
加されても、この入力端子から電源端子へ向かう電流が
流れるのを防止することができ、内部回路保護のための
電圧レベル変換を実現することができる。
【0033】また、入力端子−電源端子間にサージ電圧
が印加されると、そのサージ電圧の極性によって第1、
第2の第2導電型埋込み層領域間に電位差が生じ、両領
域から空乏層が広がってパンチスルーを発生させるよう
になっているので、そのときに流れる電流によってサー
ジは吸収されることとなる。なお、入力端子に印加され
るサージ電圧の極性によってはサージ吸収時の電流が入
力端子から電源端子へ向かう方向に流れるが、それは瞬
時であり、かつ基底層抵抗によって減衰されるため回路
破壊を招くことはない。
【0034】請求項4記載の本発明によれば、第1導電
型基底層領域をベース、第1、第2の第2導電型埋込み
層領域をエミッタ、コレクタとする素子と、第2導電型
基底層領域をベース、第1、第2の第1導電型埋込み層
領域をエミッタ、コレクタとする素子の相互に逆導電型
となる2個のバイポーラトランジスタを有し、電源端子
−接地端子間に印加されるサージ電圧の極性が正負いず
れであっても常にトランジスタのバイポーラ動作を確保
することができるので、そのバイポーラ動作時の電流に
よってサージを吸収することができる。
【0035】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1は本発明に係る保護回路(入力保護
回路の第1実施例(a)、同回路の第2実施例(b)、
電源保護回路の第1実施例(c)、同回路の第2実施例
(d))の回路構造を示すものである。まず、図1
(a)に符号1として示すものが第1実施例に係る入力
保護回路であり、npnトランジスタ11とpnpトラ
ンジスタ12とを備えている。トランジスタ11は入力
信号電圧が電源電圧より大きいときに逆バイアスが印加
されるように入力端子とVcc端子との間にダイオード接
続されており、入力端子に電源電圧を越える電圧が印加
されたとき、入力端子からVcc端子に向かって電流が流
れないようにその入力電圧を電源電圧レベルに抑制する
レベル変換機能を果たす。トランジスタ12は入力信号
が+電圧のときベースに逆バイアスが印加され、−電圧
のときエミッタ−コレクタ間に逆バイアスが印加される
ように接続され、トランジスタ11と協働して入力端子
へのESDサージ電圧から内部回路を保護するようにな
っており、その詳細については後述する。抵抗2は、急
峻なESDの電源レベルを緩和し、入力回路3を構成す
るMOSトランジスタの薄いゲート酸化膜の破壊を防ぐ
ための一手段となっている。
【0036】このように構成された入力保護回路のES
D吸収原理について従来と同様の、 方式−1:GND端子を接地電位に接続し、(−)電圧
を入力端子に印加; 方式−2:GND端子を接地電位に接続し、(+)電圧
を入力端子に印加; 方式−3:Vcc端子を接地電位に接続し、(−)電圧を
入力端子に印加; 方式−4:Vcc端子を接地電位を接続し、(+)電圧を
入力端子に印加; というESD印加方式に合わせ図2を参照しつつ説明す
る。
【0037】まず、方式1では、図2(a)に示すよう
に、n型不純物拡散領域53をベース、p型不純物拡散
領域54をコレクタ、p型不純物拡散領域55をエミッ
タとするpnp型トランジスタがバイポーラ動作し、破
線で示すような電流によってサージは吸収されることと
なる。
【0038】次に、方式2では、図2(b)に示すよう
に、n型ウェル領域53をベース、p型不純物拡散領域
54をエミッタ、p型不純物拡散領域55をコレクタと
するpnp型トランジスタがバイポーラ動作し、破線で
示すような電流によってサージが吸収されることとな
る。なお、pnpトランジスタにおいて、ベースに+電
圧が印加されることは逆バイアスとなるため、バイポー
ラ動作しないように見えるが、n型不純物拡散領域53
には寄生抵抗が存在するために、サージ電圧による電位
の上昇はp型不純物拡散領域54よりもそのn型不純物
拡散領域53の方が遅れ、一時的にエミッタ−ベース間
が順方向にバイアスされることとなり、バイポーラ動作
が成立することとなるのである。
【0039】さらに、方式3では、図2(c)に示すよ
うに、p型基板51、n型不純物拡散領域52及びn型
不純物拡散領域54によって形成されるnpn型トラン
ジスタのベースとなるp型基板51がオープンのため、
−サージによって生じた電界でn型不純物拡散領域52
とn型不純物拡散領域54とが前者からの空乏層による
パンチスルーを起こす。これにより、破線で示すような
電流が流れ、サージが吸収されることとなる。
【0040】そして、方式4では、図2(d)に示すよ
うに、p型基板51、n型不純物拡散領域52及びn型
不純物拡散領域54によって形成されるnpn型トラン
ジスタのベースとなるp型基板51がオープンのため、
+サージによって生じた電界でn型不純物拡散領域52
とn型不純物拡散領域54とが後者からの空乏層による
パンチスルーを起こす。それにより、破線で示すような
電流が流れ、サージが吸収されることとなる。
【0041】ここで本実施例の入力保護回路の動作を上
記従来の図7に示す入力保護回路と対比して示すと次の
ようになる。
【0042】
【表1】 以上のように、全てのモードにおいて、バイポーラ動作
またはパンチスルー動作が成立し、ブレークダウン動作
抜きの高速動作のみでサージが吸収されることとなる。
【0043】次に、図1(b)に示す第2実施例の回路
は、入力端子−Vcc端子間のトランジスタをバイポーラ
ではなくMOSトランジスタによって構成したことを特
徴とする。図3はそのデバイス構造を示すもので、n型
不純物拡散領域52,56間のチャネル形成領域上にゲ
ート電極57が形成されている。動作原理は図2(特に
(c)、(d))に示す場合と同様である。このように
入力端子−Vcc端子間のトランジスタをMOSトランジ
スタによって構成することにより、ゲート電極パターニ
ング後のn型不純物導入というプロセス管理がn型不純
物拡散領域52,56間の距離のスケーリングを容易に
し、素子間のばらつきを少なくすることができる。
【0044】次に、図1(c)に示されたものは電源端
子に付加された保護手段である電源保護回路である。符
号4で示すものがそれに当たり、この保護回路4は2個
のnMOSトランジスタ41,42が接続され、Vcc端
子あるいはGND端子(電源間)に印加されるESDよ
り半導体集積回路内部に形成されるMOSトランジスタ
全てに対して保護する形式を採っている。そのデバイス
構造は図4に示されるようなものとなり、p型基板61
の表面部にソース、ドレインとなるn型不純物拡散領域
62が形成されている。このn型不純物拡散領域62内
にはソース、ドレインとなるp型不純物拡散領域63,
64が形成され、その間のチャネル形成領域上にゲート
電極65が形成されている。n型不純物拡散領域62、
p型不純物拡散領域64、ゲート電極65はVcc端子に
接続され、p型不純物拡散領域63はGND端子に接続
されている。これにより、それらのn型不純物拡散領域
62、p型不純物拡散領域63,64はトランジスタ4
1を形成している。
【0045】p型基板61のトランジスタ41が作り込
まれたn型不純物拡散領域62に隣接してソース、ドレ
インとなるn型不純物拡散領域66,67が形成され、
その間のチャネル形成領域上にはゲート電極68が形成
されている。n型不純物拡散領域66はVcc端子に接続
され、p型基板61、n型不純物拡散領域67及びゲー
ト電極68はGND端子に接続されている。
【0046】このように構成された電源保護回路のES
D吸収原理について上記チェック時のESD印加方式に
合わせて説明する。その印加方式は前述した方式−1〜
−4により行われる。この場合、各方式は、 方式−1:GND端子を接地電位に接続し、(−)電圧
をVcc端子に印加; 方式−2:GND端子を接地電位に接続し、(+)電圧
をVcc端子に印加; 方式−3:Vcc端子を接地電位に接続し、(−)電圧を
GND端子に印加; 方式−4:Vcc端子を接地電位を接続し、(+)電圧を
GND端子に印加; というものとなる。
【0047】そして、方式−1では、図4(a)に示す
ように、n型不純物拡散領域62をベース、p型不純物
拡散領域63をエミッタ、p型不純物拡散領域64をコ
レクタとするpnp型トランジスタと、p型基板61を
ベース、n型不純物拡散領域66をエミッタ、n型不純
物拡散領域67をコレクタとするnpn型トランジスタ
とがバイポーラ動作する。これにより、破線で示すよう
な電流が流れてサージが吸収される。
【0048】また、方式−2では、図4(b)に示すよ
うに、p型基板61をベース、n型不純物拡散領域66
をエミッタ、n型不純物拡散領域67をコレクタとする
npn型トランジスタのエミッタ−ベース間をブレーク
ダウンさせる状態になるが、それよりも早く、n型ウェ
ル領域62をベース、p型不純物拡散領域63をコレク
タ、p型不純物拡散領域64をエミッタとするpnp型
トランジスタがバイポーラ動作する。このバイポーラ動
作による破線で示すような電流がサージが吸収されるこ
ととなる。
【0049】さらに、方式−3では、図4(c)に示す
ように、n型ウェル領域62をベース、p型不純物拡散
領域63をエミッタ、p型不純物拡散領域64をコレク
タとするpnp型トランジスタのエミッタ−ベース間を
ブレークダウンさせる状態になるが、それよりも早く、
p型基板61をベース、n型不純物拡散領域66をコレ
クタ、n型不純物拡散領域67をエミッタとするnpn
型トランジスタがバイポーラ動作する。よって、この場
合も、バイポーラ動作による破線で示すような電流がサ
ージが吸収されることとなる。
【0050】最後に、方式−4では、図4(d)に示す
ように、n型ウェル領域62をベース、p型不純物拡散
領域63をエミッタ、p型不純物拡散領域64をコレク
タとするpnp型トランジスタと、p型基板61をベー
ス、n型不純物拡散領域66をエミッタ、n型不純物拡
散領域67をコレクタとするnpn型トランジスタとが
バイポーラ動作し、破線で示すような電流によってサー
ジが吸収されることとなる。
【0051】ここで本実施例の電源保護回路の動作を上
記従来の図8に示す電源保護回路と対比して示すと次の
ようになる。
【0052】
【表2】 以上のように、全てのモードにおいて、バイポーラ動作
が成立し、ブレークダウン動作抜きの高速動作のみでサ
ージが吸収されることとなる。
【0053】図1(d)に示す第2実施例に係る電源保
護回路4はバイポーラトランジスタによって形成したも
ので、npnトランジスタ41及びpnpトランジスタ
42を備えており、そのデバイス構造は図5に示すよう
に図4に示すデバイスからゲート電極65,68を除去
したものに相当し、動作原理は図4に示すものと同様で
ある。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明によれば、入力端子−接地端子間に接続された第1
導電型基底層領域がベースとなり、かつその入力端子に
印加される電圧の極性によって第1の第2導電型埋込み
層領域がエミッタ、コレクタのうちいずれか一方にな
り、同時に第2の第2導電型埋込み層領域が他方になっ
て順方向バイアスされるバイポーラトランジスタを形成
するようになっているので、入力端子にサージ電圧が印
加されると、当該トランジスタのバイポーラ動作による
順方向電流によってサージは吸収される。なお、入力端
子に印加されるいずれかの極性でそのバイポーラトラン
ジスタは逆バイアスされ、バイポーラ動作しないように
見えるが、基底層領域には埋込み層領域よりも大きな寄
生抵抗が存在するために、サージ電圧による電位の上昇
はその埋込み層領域よりもその基底層領域の方が遅れ、
一時的にエミッタ−ベース間が順方向にバイアスされる
こととなり、バイポーラ動作が成立することとなるので
ある。これにより、バイポーラ、パンチスルーによって
のみ入力端子−電源端子(接地端子)間のサージ吸収が
可能となり、ESD耐量の向上を図ることができる。
【0055】また、請求項2、3記載の本発明によれ
ば、接地端子に接続された第2導電型基底層領域をベー
スとし、第1、第2の第1導電型埋込み層領域をエミッ
タ、コレクタとする入力端子に印加された電圧によって
は導通しないバイポーラトランジスタを形成するように
なっているので、電源電圧を越える電圧が入力端子に印
加されても、この入力端子から電源端子へ向かう電流が
流れるのを防止することができ、内部回路保護のための
電圧レベル変換を実現することができる。
【0056】また、入力端子−電源端子間にサージ電圧
が印加されると、そのサージ電圧の極性によって第1、
第2の第2導電型埋込み層領域間に電位差が生じ、両領
域から空乏層が広がってパンチスルーを発生させるよう
になっているので、そのときに流れる電流によってサー
ジは吸収されることとなる。なお、入力端子に印加され
るサージ電圧の極性によってはサージ吸収時の電流が入
力端子から電源端子へ向かう方向に流れるが、それは瞬
時であり、かつ基底層抵抗によって減衰されるため回路
破壊を招くことはない。
【0057】請求項4記載の本発明によれば、第1導電
型基底層領域をベース、第1、第2の第2導電型埋込み
層領域をエミッタ、コレクタとする素子と、第2導電型
基底層領域をベース、第1、第2の第1導電型埋込み層
領域をエミッタ、コレクタとする素子の相互に逆導電型
となる2個のバイポーラトランジスタを有し、電源端子
−接地端子間に印加されるサージ電圧の極性が正負いず
れであっても常にトランジスタのバイポーラ動作を確保
することができるので、そのバイポーラ動作時の電流に
よってサージを吸収することができる。これにより、バ
イポーラによってのみ電源端子−接地端子間のサージ吸
収が可能となり、ESD耐量の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入力保護回路及び電源保護回路の
構成を示すもので、(a)は入力保護回路の第1実施例
の回路構造を示す回路図、(b)は同回路の第2実施例
の回路構造を示す回路図、(c)は電源保護回路の第1
実施例の回路構造を示す回路図、(d)は同回路の第2
実施例の回路構造を示す回路図。
【図2】図1(a)に示す入力保護回路のデバイス構造
及びサージ吸収動作を示すデバイス断面図。
【図3】図1(b)に示す入力保護回路のデバイス構造
を示すデバイス断面図。
【図4】図1(c)に示す電源保護回路のデバイス構造
及びサージ吸収動作を示すデバイス断面図。
【図5】図1(d)に示す電源保護回路のデバイス構造
を示すデバイス断面図。
【図6】従来の入力保護回路及び電源保護回路の構成を
示すもので、(a)は入力保護回路の一例の回路構造を
示す回路図、(b)は電源保護回路の一例の回路構造を
示す回路図。
【図7】図6(a)に示す入力保護回路のデバイス構造
及びサージ吸収動作を示すデバイス断面図。
【図8】図6(b)に示す電源保護回路のデバイス構造
及びサージ吸収動作を示すデバイス断面図。
【図9】半導体集積回路のサージ吸収動作を試験するた
めのテスト回路の回路構造を示す回路図。
【符号の説明】
1 入力保護回路 11,12 トランジスタ 51 トランジスタ11を形成するp型基板 52,56 同n型不純物拡散領域 57 トランジスタ11を形成するゲート電極 53 トランジスタ12を形成するn型不純物拡散領域 54,55 同p型不純物拡散領域 2 入力抵抗 3 入力回路 4 電源保護回路 41,42 トランジスタ 62 トランジスタ41を形成するn型不純物拡散領域 63,64 同p型不純物拡散領域 65 同ゲート電極 61 トランジスタ42を形成するp型不純物拡散領域 66,67 同n型不純物拡散領域 68 同ゲート電極

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板内に形成され、入力端子に接続
    された第1導電型基底層領域と、 該第1導電型の基底層領域内に形成され、前記入力端子
    に接続され、第1の第2導電型埋込み層領域と、 前記第1導電型の基底層領域内に形成され、前記接地端
    子に接続され、第2の第2導電型埋込み層領域とを備え
    ている半導体集積回路の入力保護回路。
  2. 【請求項2】半導体基板内に形成され、接地端子に接続
    され、第2導電型基底層領域と、 該第2導電型の基底層領域内に形成され、電源端子に接
    続され、第1の第1導電型埋込み層領域と、 前記第2導電型の基底層領域内に形成され、入力端子に
    接続され、第2の第1導電型埋込み層領域とを備えてい
    る請求項1記載の半導体集積回路の入力保護回路。
  3. 【請求項3】第2導電型基底層領域内における第1、第
    2の第1導電型埋込み層領域間の領域上に形成され、入
    力端子に接続されたゲート電極を備えている請求項2記
    載の半導体集積回路の入力保護回路。
  4. 【請求項4】半導体基板内に形成され、入力端子に接続
    された第1導電型基底層領域と、 該第1導電型基底層領域内に形成され、接地端子に接続
    され、第1の第2導電型埋込み層領域と、 前記第1導電型基底層領域内に形成され、電源端子に接
    続され、第2の第2導電型埋込み層領域と、 半導体基板内に形成され、接地端子に接続され、第2導
    電型基底層領域と、 該第2導電型基底層領域内に形成され、電源端子に接続
    され、第1の第1導電型埋込み層領域と、 前記第2導電型基底層領域内に形成され、接地端子に接
    続され、第2の第1導電型埋込み層領域とを備えている
    半導体集積回路の電源保護回路。
  5. 【請求項5】第1導電型基底層領域における第1、第2
    の第2導電型埋込み層領域間の領域上に形成され、電源
    端子に接続された第1のゲート電極と、 第2導電型基底層領域における第1、第2の第1導電型
    埋込み層領域間の領域上に形成され、接地端子に接続さ
    れた第2のゲート電極とを備えている請求項4記載の半
    導体集積回路の電源保護回路。
  6. 【請求項6】請求項1〜3のうちいずれか1項記載の入
    力保護回路と請求項4、5のうちいずれか1項記載の電
    源保護回路とを備えた半導体集積回路の保護回路装置。
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