JPH113934A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH113934A
JPH113934A JP9153584A JP15358497A JPH113934A JP H113934 A JPH113934 A JP H113934A JP 9153584 A JP9153584 A JP 9153584A JP 15358497 A JP15358497 A JP 15358497A JP H113934 A JPH113934 A JP H113934A
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JP
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integrated circuit
region
semiconductor integrated
potential
element isolation
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JP9153584A
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Kenichi Imamiya
賢一 今宮
Hiroshi Nakamura
寛 中村
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トランジスタ間の素子分離が、素子分離領域に
設けられたシールド配線層(シールドポリ)によって確
実に行えるとともに、パターンレイアウトの自由度を増
やし、さらにパターンレイアウトに必要なチップエリア
を縮小することができる半導体集積回路を提供する。 【解決手段】フィールド酸化膜上に設けられたシールド
配線層7の電位を基板電位又はウェルと同電位にせずに
異なる固定電位(電源電圧VCC)にすることにより、ま
たMISトランジスタM1、M2間が異なる電位のとき
に、上記フィールド酸化膜部に形成される寄生MOSト
ランジスタがオンしない電位となる変動電位をシールド
配線層7にバイアスすることにより、配線層9から生じ
る電界をシールドする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上の素
子分離領域に、素子分離を完全に行う目的で設けられた
配線層を有する半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下に図4、図5及び図6を用いて上記
半導体集積回路に関する従来の技術について説明する。
なお半導体基板には、p形半導体基板が用いられるもの
とする。
【0003】フラッシュメモリなどの高電圧を用いる上
記半導体集積回路(LSI)では、図4に示すようなト
ランジスタM10、M11において、半導体基板が0
V、ゲート10が25V、ソース11とドレイン12が
0V、さらにソース13とドレイン14が20Vという
ようなバイアス関係になると、上記ゲート10の下の半
導体基板表面に反転層が形成され、ゲート10の配線層
に沿ってチャネルができる。このため、トランジスタM
10のソース11、ドレイン12と、トランジスタM1
1のソース13、ドレイン14がショートしてしまうと
いう問題点があった。
【0004】そこで、これらトランジスタM10とトラ
ンジスタM11の間のショートを防止するために、次の
ような構造が用いられている。図5は、従来の半導体集
積回路に搭載されたトランジスタ及びトランジスタを分
離する素子分離領域の構造を示す平面図である。図6
は、この平面図中のB−B′の断面図である。
【0005】ポリシリコン等からなる上記ゲート10を
2つのトランジスタM10、M11の間で切り離し、ゲ
ート10aとゲート10bに分離する。分離したゲート
10aとゲート10bの間に、ポリシリコン等からなる
シールド配線層15を通し、このシールド配線層15を
半導体基板P2と同電位にバイアスする。
【0006】また、分離したゲート10aとゲート10
bの間は、上記シールド配線層15の上に、層間絶縁膜
17を介してAl等からなる配線層18を設けて接続す
る。また、このp形半導体基板P2は、図6に示すよう
な配線層19により0Vにバイアスされており、上記シ
ールド配線層15をp形半導体基板P2と同電位にする
ために、このような配線層19に接続されている。以上
説明したような構造は、従来からよく用いられている。
なお、以降では上記シールド配線層15をシールドポリ
15と記述する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記シール
ドポリ15をバイアスするための半導体基板P2と同電
位の上記配線層19が上記トランジスタM10、M11
の近くに存在していない場合がある。
【0008】特に、半導体メモリの場合、一般の周辺回
路であればパターンがさほど密集していないため、半導
体基板P2と同電位の配線層19が近くに存在していな
くても、パターンを引き回すことは困難ではない。
【0009】しかしながら、ロウデコーダなどのパター
ンが密集しているところでは、半導体基板P2と同電位
の配線層19が近くに存在していない場合、パターンを
通すためのスペースに余裕がなく、パターンを引き回す
ことは困難である。したがって、半導体基板P2と同電
位にバイアスされたシールドポリ15を形成しようとし
た場合、チップ全体の面積(チップサイズ)が大きくな
ってしまう。
【0010】すなわち、半導体基板と同電位の配線が近
くにない場合、半導体基板P2と同電位の配線層からパ
ターンを通すために必要な半導体基板上のエリアが増大
し、チップサイズが大きくなってしまう。
【0011】そこで本発明は、上記課題に鑑みてなされ
たものであり、トランジスタ間の素子分離が、素子分離
領域に設けられたシールド配線層(シールドポリ)によ
って確実に行えるとともに、パターンレイアウトの自由
度を増やし、さらにパターンレイアウトに必要なチップ
エリアを縮小することができる半導体集積回路を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の半導体集積回路は、半導体基板も
しくは半導体基板上のウェルの中に形成された拡散領域
と、この拡散領域を分離する素子分離領域を有する半導
体集積回路であって、上記拡散領域の間の上記素子分離
領域上に、この素子分離領域に形成される寄生MOSト
ランジスタのしきい値電圧未満で、かつ上記半導体基板
の電位及び上記ウェルの電位とは異なる固定電位がバイ
アスされた配線層を具備することを特徴とする。
【0013】また、請求項2に記載の半導体集積回路
は、半導体基板上のp形領域もしくはn形領域のそれぞ
れの中に形成されたnもしくはpの拡散領域と、この拡
散領域を分離する素子分離領域を有する半導体集積回路
であって、上記拡散領域の間の上記素子分離領域上に、
この素子分離領域に形成される寄生MOSトランジスタ
のしきい値電圧未満で、かつ上記p形領域もしくはn形
領域の電位とは異なる固定電位がバイアスされた配線層
を具備することを特徴とする。
【0014】また、さらに請求項3に記載の半導体集積
回路は、請求項1又は2に記載の構成において、上記固
定電位がこの半導体集積回路の電源電圧であることを特
徴とする。
【0015】また、請求項4に記載の半導体集積回路
は、半導体基板もしくは半導体基板上のウェルの中に形
成された拡散領域と、この拡散領域を分離する素子分離
領域を有する半導体集積回路であって、上記拡散領域の
間の上記素子分離領域上に、上記拡散領域の間に電位差
があるときは、少なくとも上記素子分離領域に形成され
る寄生MOSトランジスタのしきい値電圧未満の電位と
なる変動電位がバイアスされた配線層を具備することを
特徴とする。
【0016】また、請求項5に記載の半導体集積回路
は、半導体基板上のp形領域もしくはn形領域のそれぞ
れの中に形成されたnもしくはpの拡散領域と、この拡
散領域を分離する素子分離領域を有する半導体集積回路
であって、上記拡散領域の間の上記素子分離領域上に、
上記拡散領域の間に電位差があるときは、少なくとも上
記素子分離領域に形成される寄生MOSトランジスタの
しきい値電圧未満の電位となる変動電位がバイアスされ
た配線層を具備することを特徴とする。
【0017】また、さらに請求項6に記載の半導体集積
回路は、請求項1乃至5のいずれかに記載の構成におい
て、上記拡散領域が上記半導体基板上に形成されるMI
Sトランジスタのソース、ドレイン領域であり、上記素
子分離領域により分離された互いに隣接する拡散領域は
それぞれゲートを共有する互いに異なるMISトランジ
スタのソース、ドレイン領域であることを特徴とする。
【0018】すなわち、本発明の半導体集積回路におい
ては、素子分離領域上に設けられたシールド配線層の電
位を基板電位又はウェルと同電位にせずに異なる固定電
位にすることにより、またトランジスタ間が異なる電位
のときに、上記素子分離領域に形成される寄生MOSト
ランジスタがオンしない電位となる変動電位をシールド
配線層にバイアスすることにより、ゲート配線層から生
じる電界がシールドされて、トランジスタ間の素子分離
が確実に行えるとともに、パターンレイアウトの自由度
を増やし、さらにパターンレイアウトに必要なチップエ
リアを縮小する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態の半導体集積回路について説明する。図1
は、この半導体集積回路に搭載されたトランジスタ及び
これらトランジスタを分離する素子分離領域の構造を示
す平面図である。図2は、この平面図中のA−A′の断
面図である。さらに図3は、図1に示すトランジスタの
回路図である。
【0020】上述したように、この構造は従来からよく
用いられており、次のような構造になっている。なお、
上記トランジスタはP形半導体基板P1に形成されるも
のとする。
【0021】図1に示すように、素子形成領域R1に設
けられたゲート1a、ソース2、及びドレイン3により
MISトランジスタM1が形成されている。また、素子
形成領域R2に設けられたゲート1b、ソース4、及び
ドレイン5によりMISトランジスタM2が形成されて
いる。そして、上記MISトランジスタM1とM2は隣
接して配置されており、ゲート1aとゲート1bは同一
の配線上に形成されている。
【0022】上記ゲート1aとゲート1bは、例えばポ
リシリコン等からなり、2つのMISトランジスタM1
とMISトランジスタM2の間のフィールド酸化膜(素
子分離領域)6上で分離され、所定の間隔をもって配置
されている。
【0023】さらに、分離されたゲート1aとゲート1
bの間には、例えばポリシリコン等からなるシールド配
線層7が形成されている。そして、このシールド配線層
7は本半導体集積回路の電源電圧VCC、例えば約3V〜
5Vの範囲内の固定電圧にバイアスされている。
【0024】また、上記ゲート1aとゲート1b及びシ
ールド配線層7を含む全面には、層間絶縁膜8が形成さ
れ、さらにこの層間絶縁膜8上にはゲート1aとゲート
1bとを接続する配線層(例えばAl)9が設けられて
いる。なお、以降では同様に上記シールド配線層7をシ
ールドポリ7と記述する。
【0025】このような構成を有する半導体集積回路で
は、上記シールドポリ7の下のバンドの曲がり方はシー
ルドポリ7の電位により決定される。このため、フィー
ルド酸化膜(素子分離領域)6の部分に形成される寄生
トランジスタ(以下フィールドトランジスタと記す)の
しきい値電圧よりシールドポリ7の電位が低ければ、こ
のフィールドトランジスタがオンすることはない。上記
フィールド酸化膜6は膜厚が厚いので、このフィールド
酸化膜6の下の半導体基板P1表面に反転層が形成され
るには高い電圧、例えば15V程度の電圧が必要であ
る。
【0026】したがって、MISトランジスタM1、M
2において、半導体基板P1が0V、ゲート1a、1b
が20V、ソース2とドレイン3が0V、さらにソース
4とドレイン5が20Vというようなバイアス関係にな
った場合でも、上記シールドポリ7が3V〜5Vにバイ
アスされていれば、上記ゲート1a、1bを接続する配
線層9の電位が20Vであっても、この配線層9から生
ずる電界はシールドポリ7の電位によってシールドされ
る。
【0027】このため、上記フィールド酸化膜6の下の
半導体基板P1表面に反転層が形成されることはない。
すなわち、MISトランジスタM1、M2間のフィール
ド酸化膜6の下に沿ってチャネルができることはない。
ゆえに、MISトランジスタM1のソース2、ドレイン
3と、MISトランジスタM2のソース4、ドレイン5
がショートすることはない。
【0028】以上説明したようにこの実施の形態によれ
ば、素子分離領域に設けられた上記シールド配線層(シ
ールドポリ)の電位を基板又はウェルの電位と同電位に
せずに異なる固定電位、すなわち電源電圧VCCにするこ
とにより、高電圧がバイアスされるトランジスタ間の素
子分離が確実に行えるとともに、パターンレイアウトの
自由度を増やし、さらにパターンレイアウトに必要なチ
ップエリアを縮小することができる。
【0029】また、半導体基板上のパターンが密集して
いる領域においても、シルードポリを容易に形成するこ
とができ、フィールド酸化膜(素子分離領域)の部分に
形成される寄生トランジスタがオンしてトランジスタ間
がショートするのを防止することができる。
【0030】次に、本発明の別の実施の形態の半導体集
積回路について説明する。上記実施の形態では、搭載さ
れるトランジスタ間のシールドポリ7の電位を電源電圧
VCCとしたが、この別の実施の形態の半導体集積回路は
上記シールドポリ7に、変動する信号線の電位をバイア
スするものであり、その他の構成については、上記実施
の形態と同様であるため、その説明は省略する。
【0031】図1に示した上記実施の形態の半導体集積
回路において、ゲート1aとゲート1bの間に形成され
るシールド配線層(シールドポリ)7を、所定の場合に
応じて所定電圧となる変動する信号線にバイアスする。
【0032】図1において、例えば上記ゲート1a、1
bが20Vであり、ソース2、ドレイン3と、ソース
4、ドレイン5が異なる電位の場合は、フィールド酸化
膜6の部分に形成される寄生トランジスタ(フィールド
トランジスタ)をオフさせるのに十分な電圧が上記信号
線により上記シールドポリ7にバイアスされる。例え
ば、このときバイアスする電圧は、0V、3V又は5V
など、0V〜5Vの範囲の電圧である。
【0033】このような構成を有する半導体集積回路で
は、上記実施の形態と同様に、上記シールドポリ7の下
のバンドの曲がり方はシールドポリ7の電位により決定
される。このため、フィールド酸化膜(素子分離領域)
6の部分に形成されるフィールドトランジスタのしきい
値電圧よりシールドポリ7の電位が低ければ、このフィ
ールドトランジスタがオンすることはない。上記フィー
ルド酸化膜6は膜厚が厚いので、このフィールド酸化膜
6の下の半導体基板P1表面に反転層が形成されるには
高い電圧、例えば15V程度の電圧が必要である。
【0034】したがって、MISトランジスタM1、M
2において、上記ゲート1a、1bが20Vであり、ソ
ース2、ドレイン3と、ソース4、ドレイン5が異なる
電位の場合においては、上記シールドポリ7が0V〜5
Vの範囲内の電圧にバイアスされていれば、上記ゲート
1a、1bとを接続する配線層9の電位が20Vであっ
ても、この配線層9から生ずる電界はシールドポリ7の
電位によってシールドされる。
【0035】このため、上記フィールド酸化膜6の下の
半導体基板P1表面に反転層が形成されることはない。
すなわち、MISトランジスタM1、M2間のフィール
ド酸化膜6の下に沿ってチャネルができることはない。
ゆえに、MISトランジスタM1のソース2、ドレイン
3と、MISトランジスタM2のソース4、ドレイン5
がショートすることはない。
【0036】また、例えばゲート1a、1bが20Vで
あり、ソース2、ドレイン3と、ソース4、ドレイン5
が同じ電位の場合は、この半導体集積回路が許容する範
囲内の電圧が、上記信号線により上記シールドポリ7に
バイアスされる。例えば、ここでは5Vより高い電圧で
許容される範囲内の電圧がバイアスされる。これは、た
とえフィールドトランジスタがオンしても、ソース2、
ドレイン3と、ソース4、ドレイン5が同じ電位である
ため、ソース2、ドレイン3と、ソース4、ドレイン5
の間に電流が流れないからである。
【0037】すなわち、上記シールドポリ7のバイアス
に用いられる上記信号線は、ソース2、ドレイン3と、
ソース4、ドレイン5とが異なる電位の場合に、0V〜
5Vの範囲内の電圧となればよく、一方、ソース2、ド
レイン3と、ソース4、ドレイン5とが同じ電位の場合
には、この半導体集積回路が許容する範囲内の電圧とな
ればよい。
【0038】以上説明したようにこの別の実施の形態に
よれば、トランジスタ間が異なる電位のときに、フィー
ルドトランジスタがオンしない電位となる電圧変動のあ
る信号線に、素子分離領域に設けられたシールド配線層
(シールドポリ)を接続することにより、高電圧がバイ
アスされるトランジスタ間の素子分離が確実に行えると
ともに、パターンレイアウトの自由度を増やし、さらに
パターンレイアウトに必要なチップエリアを縮小するこ
とができる。
【0039】また、半導体基板上のパターンが密集して
いる領域においても、シルードポリを形成することがで
き、フィールド酸化膜(素子分離領域)の部分に形成さ
れる寄生トランジスタがオンしてトランジスタ間がショ
ートするのを防止することができる。
【0040】なお、上記の実施の形態では、p形半導体
基板を用いた場合について説明したが、n形半導体基板
を用いた場合にも本発明の半導体集積回路は適用可能で
ある。さらに、これらの半導体基板中に形成されたウェ
ルに対しても、本発明の半導体集積回路は適用可能であ
る。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、トラ
ンジスタ間の素子分離が素子分離領域に設けられたシー
ルド配線層(シールドポリ)によって確実に行えるとと
もに、パターンレイアウトの自由度を増やし、さらにパ
ターンレイアウトに必要なチップエリアを縮小すること
ができる半導体集積回路を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施の形態の半導体集積回路に搭載された
トランジスタ及び素子分離領域の構造を示す平面図であ
る。
【図2】図1に示す平面図中のA−A′の断面図であ
る。
【図3】図1に示すトランジスタの回路図である。
【図4】従来の半導体集積回路に搭載されたトランジス
タ及び素子分離領域の構造の一例を示す平面図である。
【図5】従来の半導体集積回路に搭載されたトランジス
タ及び素子分離領域の構造の一例を示す平面図である。
【図6】図5に示す平面図中のB−B′の断面図であ
る。
【符号の説明】
1a、1b…ゲート 2、4…ソース 3、5…ドレイン 6…フィールド酸化膜(素子分離領域) 7…シールド配線層(シールドポリ) 8…層間絶縁膜 9…配線層 M1、M2…MISトランジスタ P1…P形半導体基板 R1、R2…素子形成領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板もしくは半導体基板上のウェ
    ルの中に形成された拡散領域と、この拡散領域を分離す
    る素子分離領域を有する半導体集積回路において、 上記拡散領域の間の上記素子分離領域上に、この素子分
    離領域に形成される寄生MOSトランジスタのしきい値
    電圧未満で、かつ上記半導体基板の電位及び上記ウェル
    の電位とは異なる固定電位がバイアスされた配線層を具
    備することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 半導体基板上のp形領域もしくはn形領
    域のそれぞれの中に形成されたnもしくはpの拡散領域
    と、この拡散領域を分離する素子分離領域を有する半導
    体集積回路において、 上記拡散領域の間の上記素子分離領域上に、この素子分
    離領域に形成される寄生MOSトランジスタのしきい値
    電圧未満で、かつ上記p形領域もしくはn形領域の電位
    とは異なる固定電位がバイアスされた配線層を具備する
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 上記固定電位は、この半導体集積回路の
    電源電圧であることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 半導体基板もしくは半導体基板上のウェ
    ルの中に形成された拡散領域と、この拡散領域を分離す
    る素子分離領域を有する半導体集積回路において、 上記拡散領域の間の上記素子分離領域上に、上記拡散領
    域の間に電位差があるときは、少なくとも上記素子分離
    領域に形成される寄生MOSトランジスタのしきい値電
    圧未満の電位となる変動電位がバイアスされた配線層を
    具備することを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 半導体基板上のp形領域もしくはn形領
    域のそれぞれの中に形成されたnもしくはpの拡散領域
    と、この拡散領域を分離する素子分離領域を有する半導
    体集積回路において、 上記拡散領域の間の上記素子分離領域上に、上記拡散領
    域の間に電位差があるときは、少なくとも上記素子分離
    領域に形成される寄生MOSトランジスタのしきい値電
    圧未満の電位となる変動電位がバイアスされた配線層を
    具備することを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 上記拡散領域は、上記半導体基板上に形
    成されるMISトランジスタのソース、ドレイン領域で
    あり、上記素子分離領域により分離された互いに隣接す
    る拡散領域はそれぞれゲートを共有する互いに異なるM
    ISトランジスタのソース、ドレイン領域であることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体集
    積回路。
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