JP2002130574A - 流体管コネクタ用プラグ - Google Patents
流体管コネクタ用プラグInfo
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Abstract
全性の向上を図る。 【解決手段】 流体管を接続する流体管コネクタ11の
流体管コネクタ用プラグ13に関する。流体管コネクタ
用プラグ13を、プラグ部61と、流体管60に形成さ
れた固定板部87と、プラグ部61の端面との間で固定
板部87を挟んで固定し支持する固定部78と、固定部
78に一体的に設けられて流体管60を緩やかに支持す
る支持筒部80と、プラグ部61及び固定部78を覆っ
てこれらを固定する固定用ナット64とを備えて構成し
た。固定部78と支持筒部80との間にはロックレバー
52の係止面79を設けた。プラグ部61の先端には相
手側のバルブ20と押し合って流体通路を連通させるバ
ルブ62を備えた。固定用ナット64の外周面には、誤
って取り付けられるのを防止する長溝83を備えた。
Description
体管と貯留タンクや処理装置等を接続する流体管コネク
タに用いる流体管コネクタ用プラグに関する。
に、その薬液等を流す流体管を接続する流体管コネクタ
としては、一般にフランジ構造のものが知られている。
この流体管コネクタ1は、図2に示すように、貯留タン
ク側の流体管2の端部に設けられた一側連結部3と、プ
ラグ本体4に設けられた他側連結部5とから構成されて
いる。これら一側連結部3と他側連結部5には固定用フ
ランジ6,7が設けられている。そして、各固定用フラ
ンジ6,7がボルト8で互いに固定されて、流体管2と
プラグ本体4とが連結されている。
内側チューブ、中間チューブ及び外側チューブからなっ
て十分な肉厚を有すると共に、外側チューブはステンレ
ス鋼の網材で構成されている。このため、流体管2は相
当な重量になっている。
流体管コネクタ1では、ボルト8で固定用フランジ6,
7を締め付けて一側連結部3と他側連結部5とを連結し
ているが、流体管2が重いため、一側連結部3と他側連
結部5との連結が緩んでしまうことがある。即ち、流体
管2の重さによって、各固定用フランジ6,7の上側で
開く方向に力が作用して一側連結部3と他側連結部5と
の連結が緩んでしまうことがあり、十分な注意を払わな
ければならないという問題点がある。
たもので、重い流体管を支えて確実に連結できる流体管
コネクタ用プラグを提供することを目的とする。
コネクタ用プラグは、流体管同士又は流体管と貯留タン
クや処理装置等を接続する流体管コネクタ用プラグにお
いて、後方が固定されて前方から流体を吹き出すプラグ
部と、上記流体管の端部を周方向外方へフランジ状に拡
大して形成された固定板部と、上記プラグ部の端面との
間で上記固定板部を挟んで固定し支持する固定部と、こ
の固定部に一体的に設けられて流体管を緩やかに支持す
る支持筒部と、上記プラグ部及び上記固定部を覆ってこ
れらを固定する固定用ナットとを備えて構成されたこと
を特徴とする。
用ナットで覆うようにして固定するため、流体管コネク
タ用プラグを小型にすることができ、扱いやすくなる。
また、支持筒部で流体管を緩やかに支持するため、流体
管が鋭角的に折れ曲がることがなくなる。さらに、支持
筒部で流体管を支持して、プラグ部と固定部とで挟んで
固定した固定板部の部分で流体管が大きく撓むことがな
くなり、この部分での緩みを防止することができる。
は、第1の発明に係る流体管コネクタ用プラグにおい
て、外周に段差を付けて、ロック機構の係止面を設けた
ことを特徴とする。
の外周の係止面にロック機構が係止して、流体管コネク
タ用プラグを確実に固定することができる。
は、第1又は第2の発明に係る流体管コネクタ用プラグ
において、上記プラグ部の先端に設けられ、相手側と押
し合って押し込まれることで開放して流体通路を連通さ
せるバルブを備えたことを特徴とする。
て押し合わない限り、プラグ部が開放されることはな
い。これにより、取り扱い上の安全性が確保される。
は、第1乃至第3の発明のいずれかに係る流体管コネク
タ用プラグにおいて、上記固定用ナットの外周面に、誤
って取り付けられるのを防止する長溝を備えたことを特
徴とする。
い限り、流体管コネクタ用プラグを相手側に差し込むこ
とはできず、この流体管コネクタ用プラグを誤って取り
付けることがなくなる。
は、流体管同士又は流体管と貯留タンクや処理装置等を
接続する流体管コネクタ用プラグにおいて、後方が固定
されて前方から流体を吹き出すと共に外周にネジ山が設
けられたプラグ部と、上記流体管の端部を周方向外方へ
フランジ状に拡大して形成された固定板部と、内周にネ
ジ溝が形成されて上記プラグ部にねじ込まれてその端面
との間で上記固定板部を挟んで固定し支持する固定部
と、この固定部に一体的に設けられて流体管を緩やかに
支持する支持筒部とを備えて構成されたことを特徴とす
る。
部をねじ込んで流体管の端部の固定板部を固定すること
で、部品点数が減り、流体管コネクタ用プラグの外径を
小さくすることができる。
タ用プラグについて、添付図面を参照しながら説明す
る。
る流体管コネクタ用プラグについて、図1及び図3〜図
10を基に説明する。
体管と貯留タンクや処理装置等を接続するための部材で
あり、主に、雌側連結部12と、雄側連結部としての流
体管コネクタ用プラグ13とから構成されている。
に主に、雌側プラグ部15と、ハウジング16とから構
成されている。
18と、シャワーリング19と、バルブ20とから構成
されている。
ャワーリング19とを接続するための部材である。この
インナーパイプ18は、後述するスライダー部42内に
装着され、その基端部(図4中の右側端部)に外部配管
22が、その先端部にシャワーリング19がそれぞれ接
続されている。外部配管22は、流体管同士を接続する
場合の一方の流体管、又は流体管と貯留タンクや処理装
置等を接続する場合の貯留タンクや処理装置側の配管で
ある。この外部配管22の端部には配管側フランジ部2
4が設けられている。この配管側フランジ部24が、イ
ンナーパイプ18側の固定用フランジ部26と押え板2
7とで挟まれてボルト28で固定されることで、外部配
管22がインナーパイプ18に連結されるようになって
いる。
プラグ13を受け入れる嵌合部を形成する部材で、全体
がほぼ筒状に形成されている。このシャワーリング19
の基端側は、雌側連結部12の流体通路の一部を構成し
ている。シャワーリング19の中央部には、バルブ20
の弁座30が形成されている。シャワーリング19の先
端側は、流体管コネクタ用プラグ13の先端部がはまり
込む嵌合筒部31になっている。この嵌合筒部31の内
側形状は、流体管コネクタ用プラグ13の先端部と同じ
形状になっている。さらに、嵌合筒部31の内側面に
は、Oリング32が取り付けられている。このOリング
32は、嵌合筒部31に流体管コネクタ用プラグ13が
はめ込まれたときに、流体管コネクタ用プラグ13の先
端部をシールするための部材である。シャワーリング1
9の基端にはネジ部19Aが設けられている。このネジ
部19Aがスライダー部42にねじ込まれて、これらシ
ャワーリング19とスライダー部42とが一体的に結合
されている。
1には洗浄管34が接続されている。この洗浄管34
は、雌側連結部12及び流体管コネクタ用プラグ13の
各バルブ20,62の部分を洗浄するための部材であ
る。即ち、雌側連結部12に流体管コネクタ用プラグ1
3が挿入されて完全に連結される前に、洗浄管34から
雌側連結部12及び流体管コネクタ用プラグ13の各バ
ルブ20,62の部分に純水や洗浄用薬液を噴出させ
て、雌側連結部12及び流体管コネクタ用プラグ13の
先端部を洗浄するようになっている。洗浄後の純水等は
ハウジング16のシリンダ部43に設けられたドレン管
35から外部に排出される。
の先端を開閉するための部材である。このバルブ20
は、皿状に形成され、シャワーリング19の弁座30
に、スプリング37によって付勢された状態で取り付け
られている。バルブ20のうち弁座30への当接部には
Oリング38が設けられて、バルブ20と弁座30の間
をシールしている。このOリング38に隣接する内側に
は連通孔39が複数設けられている。この連通孔39
は、バルブ20が弁座30から離れた状態で薬液等を通
して、雌側連結部12と流体管コネクタ用プラグ13と
の間を連通させるようになっている。バルブ20の先端
には開閉突起40が形成されている。この開閉突起40
は、後述する流体管コネクタ用プラグ13の開閉突起7
6に当接するための部材である。開閉突起40が流体管
コネクタ用プラグ13の開閉突起76に当接してバルブ
62と押し合うことで、バルブ20が押し込まれて弁座
30から離れて開弁するようになっている。なお、流体
管コネクタ用プラグ13においても同様に作用して、雌
側連結部12と流体管コネクタ用プラグ13との間で流
体通路が連通される。
体的に支持すると共に、嵌合された流体管コネクタ用プ
ラグ13を支持するための部材である。このハウジング
16は、スライダー部42と、シリンダ部43とから構
成されている。
復動可能に挿入されている。このスライダー部42には
雌側プラグ部15のインナーパイプ18及びシャワーリ
ング19が一体的に取り付けられている。これにより、
スライダー部42の往復動と共にインナーパイプ18及
びシャワーリング19が往復動して、雌側連結部12と
流体管コネクタ用プラグ13とが完全に連結されたり切
り離されたりするようになっている。なお、完全な連結
とは、各バルブ20,62が開いて雌側連結部12側と
流体管コネクタ用プラグ13側の流体通路が連通される
ことをいう。
5が形成されている。このピストン部45は、シリンダ
部43内の後述する可動空間46内を往復動できるよう
になっている。
シャワーリング19を往復動可能に支持すると共に、嵌
合された流体管コネクタ用プラグ13を直接支持して固
定するための部材である。スライダー部42及びシャワ
ーリング19の外径は同じ寸法に設定され、シリンダ部
43の内径は全長に亘ってスライダー部42等の外径と
同じ寸法に設定されている。これにより、スライダー部
42等はシリンダ部43内で往復動可能になっている。
なお、シリンダ部43の中央付近はその内径を拡大して
可動空間46が形成されている。この可動空間46内に
は、スライダー部42のピストン部45が挿入されて左
右に往復動できるようになっている。可動空間46に
は、その両端部に空気圧供給管49,50が接続されて
いる。この空気圧供給管49,50から可動空間46の
両端に選択的に空気圧が供給されてピストン部45の左
右の空気圧が適宜調整され、ピストン部45が左右に移
動されるようになっている。このピストン部45の移動
によって、雌側連結部12と流体管コネクタ用プラグ1
3とが完全に連結されたり、解除されたりする。なお、
ピストン部45の外周にはOリング47が設けられ、ピ
ストン部45の外周面と可動空間46の内周面との間を
シールしている。
部)には、ロックレバー52と、ロックレバーセンサ5
3と、プラグセンサ54と、キーボルト55とがそれぞ
れ設けられている。
ラグ13を雌側連結部12に固定するためのロック機構
である。このロックレバー52は、作業者が手で持って
回すためのレバー部56と、レバー部56の回動によっ
て後述する流体管コネクタ用プラグ13の係止面79に
係止したり解除したりするほぼ半円状の係止片57とか
ら構成されている。
52によって流体管コネクタ用プラグ13が雌側連結部
12側に固定されたか否かを検知するためのセンサであ
る。このロックレバーセンサ53は、ロックレバー52
のレバー部56がロック状態(図5中の仮想線の状態)
のときにそのレバー部56の存在を検知する光センサ等
によって構成されている。
ラグ13が雌側連結部12内に装着されているか否かを
検知するセンサである。このプラグセンサ54は、流体
管コネクタ用プラグ13が雌側連結部12内に装着され
たときにその流体管コネクタ用プラグ13の存在を検知
する光センサ等によって構成されている。
タ用プラグ13の長溝83に嵌合することで、流体管コ
ネクタ用プラグ13の雌側連結部12内への挿入を許容
するためのボルトである。このキーボルト55は、複数
のボルト穴に複数個設けられている。このキーボルト5
5の取り付け位置及び個数は、薬液等の種類に応じて適
宜設定されている。これにより、キーボルト55と長溝
83が整合する場合しか流体管コネクタ用プラグ13が
雌側連結部12内に挿入できないようにして、接続ミス
を防止している。
0の先端部に取り付けられて雌側連結部12に嵌合し、
流体管同士又は流体管と貯留タンクや処理装置等を接続
するための部材である。この流体管コネクタ用プラグ1
3は、図1に示すように、プラグ部61と、バルブ62
と、管支持部63と、固定用ナット64と、回止めナッ
ト65とから構成されている。
ーリング19内に直接挿入されて、雌側連結部12に流
体管コネクタ用プラグ13を連結させるための部材であ
る。このプラグ部61は、図1及び図6に示すように、
ほぼ筒状に形成され、その先端開口部にバルブ62の弁
座67が形成されている。プラグ部61の長手方向(図
中の左右方向)の中央部の外周には、既存のロック機構
に嵌合して固定されるための環状溝68が形成されてい
る。プラグ部61の基端部には、固定用ナット64が係
止される拡径段部69が形成されている。この拡径段部
69の端面(図中の右側端面)70には、流体通路をシ
ールするためのOリング71が設けられている。
を開閉するための部材である。このバルブ62は、皿状
に形成され、プラグ部61の弁座67に、スプリング7
3によって付勢された状態で取り付けられている。バル
ブ62のうち弁座67への当接部にはOリング74が設
けられて、バルブ62と弁座67との間をシールしてい
る。バルブ62のうちOリング74の内側には連通孔7
5が複数設けられている。この連通孔75は、バルブ6
2が弁座67から離れた状態で、薬液等を通して、雌側
連結部12と流体管コネクタ用プラグ13との間を連通
されるようになっている。バルブ62の先端には、雌側
連結部12側のバルブ20の開閉突起40と押し合っ
て、バルブ62を弁座67から離すための開閉突起76
が形成されている。なお、77はスプリング73の基端
部を支持するストッパーである。
定支持すると共に、先端から一定距離(例えば10cm
程度)を支持するための部材である。この管支持部63
は、図1及び図7に示すように、固定部78と、係止面
79と、支持筒部80とから構成されている。
4及び回止めナット65の内径に合わせた寸法に形成さ
れている。固定部78の外周にはネジ山が形成されてい
る。この固定部78のネジ山に固定用ナット64及び回
止めナット65がねじ込まれるようになっている。固定
部78の先端(図中の左側端)には固定面82が形成さ
れている。この固定面82は、固定部78の先端を縮径
させて形成され、プラグ部61の端面70との間に流体
管60の端部を挟んで固定するようになっている。
57が係止して流体管コネクタ用プラグ13を雌側連結
部12に固定するための部位である。この係止面79
は、大径の固定部78と小径の支持筒部80との境に形
成されている。
の部材である。流体管60は、その先端部がプラグ部6
1の端面70と固定部78の固定面82との間で挟まれ
て固定されるだけなので、流体管60がその重さで撓ん
だときに、緩みやすくなる。これを防止するため、支持
筒部80で流体管60の先端部から10cm程度を支持
する。この支持筒部80によって流体管60が支持され
ると、流体管60の先端部はほとんど撓むことがなくな
り、上記端面70と固定面82とで固定された部分が緩
むのを防止する。この支持筒部80は、流体管60の外
径よりも少し大きい内径の筒体で構成されている。これ
により、支持筒部80と流体管60との間にあそびが設
けられている。このあそびによって流体管60が緩やか
に支持されて鋭角的に折れ曲がらないようになってい
る。さらに、支持筒部80は、作業者が手で持つための
ホルダーとなっている。
持部63とを一体的に固定するための部材である。この
固定用ナット64は、図1及び図8〜図10に示すよう
に構成されている。固定用ナット64の基端側(図中の
右側)の内側面には、固定部78のネジ山にはまり込む
ネジ溝64Aが形成されている。固定用ナット64の先
端側の内径はプラグ部61の拡径段部69の外径とほぼ
同じ寸法に設定されている。固定用ナット64の先端部
は、縮径させて形成され、拡径段部69を包み込んで支
持するようになっている。これにより、固定用ナット6
4が、その先端部で拡径段部69を包み込んで支持した
状態で、基端側が固定部78のねじ山にねじ込まれるこ
とで、プラグ部61と管支持部63とが一体的に固定さ
れる。固定用ナット64の外周面には、長溝83が設け
られている。この長溝83は、固定用ナット64の長手
方向(図1中の左右方向)へ切り欠いて設けられてい
る。この長溝83の本数及び設置位置は、薬液等の種類
に応じて設定され、接続ミスを防止している。なお、6
4Bは、固定用ナット64を締め付けるための二面取り
である。
にねじ込まれて固定用ナット64に圧接されることで、
固定用ナット64が回って緩むのを防止する。
に、PFA製の内側チューブ84と、合成樹脂製の中間
チューブ85(図11参照)と、ステンレス鋼の網材で
形成された外側チューブ86とから構成されている。流
体管60の先端には固定板部87が形成されている。こ
の固定板部87は、流体管60の先端に取り付けられ、
周方向外方へフランジ状に拡大して形成されている。こ
の固定板部87では中間チューブ85及び外側チューブ
86は剥がされている。これにより、内側チューブ84
がフランジ状の固定板部87に沿って外方へフランジ状
に拡大して形成されている。この固定板部87及び内側
チューブ84がプラグ部61と管支持部63とで挟まれ
て固定されている。
9が形成されている。この固定用フランジ部89にはボ
ルト穴90が複数個設けられ、貯留タンクや各種の処理
装置側の配管に形成された固定用フランジ部(図示せ
ず)と結合され、ボルトで固定される。
ネクタ11は次のように作用する。
連結部12のシリンダ部43内に挿入して、ロックレバ
ー52のレバー部56をロック位置まで回す。これによ
り、係止片57が回転されて流体管コネクタ用プラグ1
3の係止面79に係止する。この状態で、流体管コネク
タ用プラグ13が雌側連結部12側に固定される。な
お、流体管コネクタ用プラグ13を雌側連結部12内に
挿入するとき、長溝83とキーボルト55を合わせる。
これらが合わない場合には、流体管コネクタ用プラグ1
3を雌側連結部12に接続することはできず、結局、流
体管コネクタ用プラグ13の接続を誤ったことになる。
から可動空間46内に空気圧が供給されて、スライダー
部42と共にシャワーリング19が基端側へ移動され
て、図3中の実線の状態になっている。これにより、雌
側連結部12側のバルブ20と流体管コネクタ用プラグ
13側のバルブ62との間がある程度開いて空間が形成
されている。
て、流体管コネクタ用プラグ13及び雌側連結部12の
各バルブ20,62の部分が洗浄される。なお、ロック
レバーセンサ53でロックレバー52を検知し、プラグ
センサ54で流体管コネクタ用プラグ13を検知してい
ないときは、洗浄管34から純水等が噴出しないよにな
っている。即ち、ロックレバーセンサ53でロックレバ
ー52を検知し、プラグセンサ54で流体管コネクタ用
プラグ13を検知したときのみ純水が噴出するようにな
っている。
6内に空気圧が供給されて、シャワーリング19が、図
3中の仮想線の位置まで移動される。これにより、流体
管コネクタ用プラグ13側のバルブ62の開閉突起76
と雌側連結部12側のバルブ20の開閉突起40とが当
接して互いに押し合って先端部が開かれる。これによ
り、流体管コネクタ用プラグ13と雌側連結部12の流
体通路が互いに連通され、流体がそれらの間を流れて、
貯留タンクや処理装置等へ供給されたり、回収されたり
する。
支持筒部80が緩やかに支持されている。このため、接
続作業等の際に作業者が支持筒部80を持って流体管6
0を引き回したり、接続後に、流体管60自体の重さや
その中を通される薬液等の重さで流体管60が下方へ撓
んでも、固定板部87の部分では、ほとんど撓まずにプ
ラグ部61の端面70と固定部78の固定面82とで固
定される。
12から取り外すときは、まず空気圧供給管50から可
動空間46内に空気圧を供給してスライダー部42を移
動させて、雌側連結部12と流体管コネクタ用プラグ1
3の流体通路を切り離す。次いで、洗浄管34から純水
等を噴出させてバルブ62等に付着した液体を洗浄した
後、ロックレバー52のレバー部56を回してロックを
解除し、流体管コネクタ用プラグ13を雌側連結部12
から引き抜く。
定部78を固定用ナット64で覆うようにして固定する
ため、流体管コネクタ用プラグ13を小型にすることが
でき、扱いやすくなる。
管60を緩やかに支持するため、流体管60が鋭角的に
折れ曲がって破損したりすることがなくなる。
して、プラグ部61と固定部78とで挟んだ固定板部8
7の部分で流体管60が大きく撓むことがなくなるの
で、この部分での緩みを確実に防止することができる。
3に係止面79を設けたので、この係止面79にロック
レバー52の係止片57が係止して、流体管コネクタ用
プラグ13を雌側連結部12に確実に固定することがで
きる。
たので、バルブ62が相手側である雌側連結部12のバ
ルブ20に接触して押し合わない限り、プラグ部61が
開放されることはなく、取り扱い上の安全性が向上す
る。
3を設けたので、長溝83が相手側である雌側連結部1
2のキーボルト55と整合しない限り、流体管コネクタ
用プラグ13を雌側連結部12に差し込むことはでき
ず、この流体管コネクタ用プラグ13を誤って取り付け
ることがなくなり、取り扱い上の安全性が向上する。
態について図11を基に説明する。本実施形態の流体管
コネクタ用プラグの特徴は、上記第1実施形態の固定用
ナット64を設けずに、管支持部63に直接ネジ溝を形
成して部品点数を減らした点にある。他の構成は上記第
1実施形態の流体管コネクタ用プラグ13とほぼ同様で
あるため、同一部分には同一符号を付してその説明を省
略する。
外周に直接ネジ山を形成している。プラグ部101の基
端面は、固定板部87を挟んで固定する端面102にな
っている。
面105と、支持筒部106とから構成されているが、
固定部104の内側面にはネジ溝が形成されて、プラグ
部101の基端に直接ねじ込まれて、これらが一体的に
固定されている。さらに、回止めナット108が締め付
けられて固定部104が緩むのを防止している。
第1実施形態の係止面79及び支持筒部80と同様の構
成を有している。
板部87を固定する固定面107は、係止面105の裏
面に形成されている。
プラグの場合も、上記第1実施形態同様の作用によって
雌側連結部12に連結され、同様の効果を奏する。
次のような効果を奏する。
うにして固定するため、流体管コネクタ用プラグを小型
で計量にすることができる。この結果、扱いやすくな
る。
るため、流体管が鋭角的に折れ曲がって破損したりする
ことがなくなる。
ラグ部と固定部とで挟んだ固定板部の部分で流体管が大
きく撓むことがなくなるので、この部分での緩みを確実
に防止することができる。
止面を設けたので、この係止面にロック機構が係止し
て、流体管コネクタ用プラグを雌側連結部に確実に固定
することができる。
バルブが相手側である雌側連結部のバルブに接触して押
し合わない限り、プラグ部が開放されることはなく、取
り扱い上の安全性が向上する。
たので、長溝が相手側である雌側連結部と整合しない限
り、流体管コネクタ用プラグを雌側連結部に差し込むこ
とはできず、この流体管コネクタ用プラグを誤って取り
付けることがなくなり、取り扱い上の安全性が向上す
る。
プラグを示す正面断面図である。
ある。
正面断面図である。
平面図である。
左側面図である。
プラグのプラグ部を示す正面断面図である。
プラグの流体管及び管支持部を示す正面図である。
プラグの固定用ナットを示す正面断面図である。
プラグの固定用ナットを示す側面図である。
用プラグを示す正面断面図である。
管コネクタ用プラグ、15:雌側プラグ部、16:ハウ
ジング、18:インナーパイプ、19:シャワーリン
グ、20:バルブ、22:外部配管、24:配管側フラ
ンジ部、26:固定用フランジ部、27:押え板、2
8:ボルト、30:弁座、31:嵌合筒部、32:Oリ
ング、34:洗浄管、35:ドレン管、37:スプリン
グ、38:Oリング、39:連通孔、40:開閉突起、
42:スライダー部、43:シリンダ部、45:ピスト
ン部、46:可動空間、47:Oリング、49,50:
空気圧供給管、52:ロックレバー、53:ロックレバ
ーセンサ、54:プラグセンサ、55:キーボルト、5
6:レバー部、57:係止片、60:流体管、61:プ
ラグ部、62:バルブ、63:管支持部、64:固定用
ナット、65:回止めナット、67:弁座、68:環状
溝、69:拡径段部、70:端面、71:Oリング、7
4:Oリング、75:連通孔、76:開閉突起、78:
固定部、79:係止面、80:支持筒部、82:固定
面、83:長溝、84:内側チューブ、85:中間チュ
ーブ、86:外側チューブ、87:固定板部、89:固
定用フランジ部、90:ボルト穴。
Claims (5)
- 【請求項1】 流体管同士又は流体管と貯留タンクや処
理装置等を接続する流体管コネクタ用プラグにおいて、 後方が固定されて前方から流体を吹き出すプラグ部と、 上記流体管の端部を周方向外方へフランジ状に拡大して
形成された固定板部と、 上記プラグ部の端面との間で上記固定板部を挟んで固定
し支持する固定部と、 この固定部に一体的に設けられて流体管を緩やかに支持
する支持筒部と、 上記プラグ部及び上記固定部を覆ってこれらを固定する
固定用ナットとを備えて構成されたことを特徴とする流
体管コネクタ用プラグ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の流体管コネクタ用プラ
グにおいて、 外周に段差を付けて、ロック機構の係止面を設けたこと
を特徴とする流体管コネクタ用プラグ。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の流体管コネクタ
用プラグにおいて、 上記プラグ部の先端に設けられ、相手側と押し合って押
し込まれることで開放して流体通路を連通させるバルブ
を備えたことを特徴とする流体管コネクタ用プラグ。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
流体管コネクタ用プラグにおいて、 上記固定用ナットの外周面に、誤って取り付けられるの
を防止する長溝を備えたことを特徴とする流体管コネク
タ用プラグ。 - 【請求項5】 流体管同士又は流体管と貯留タンクや処
理装置等を接続する流体管コネクタ用プラグにおいて、 後方が固定されて前方から流体を吹き出すと共に外周に
ネジ山が設けられたプラグ部と、 上記流体管の端部を周方向外方へフランジ状に拡大して
形成された固定板部と、 内周にネジ溝が形成されて上記プラグ部にねじ込まれて
その端面との間で上記固定板部を挟んで固定し支持する
固定部と、 この固定部に一体的に設けられて流体管を緩やかに支持
する支持筒部とを備えて構成されたことを特徴とする流
体管コネクタ用プラグ。
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