JPH10213281A - フレキシブル管の接続構造およびガス器具 - Google Patents

フレキシブル管の接続構造およびガス器具

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JPH10213281A
JPH10213281A JP1714597A JP1714597A JPH10213281A JP H10213281 A JPH10213281 A JP H10213281A JP 1714597 A JP1714597 A JP 1714597A JP 1714597 A JP1714597 A JP 1714597A JP H10213281 A JPH10213281 A JP H10213281A
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joint
side joint
appliance
gas
instrument
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JP1714597A
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Sumio Watabe
澄夫 渡部
Kazunori Ozaki
一憲 尾崎
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Mitsubishi Shindoh Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Shindoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭いスペースでも容易に接続作業が行え、別
体のソケットを要しないフレキシブル管の接続構造およ
びガス器具を提供する。 【解決手段】 ガス器具本体1に固定されその外周面に
雄ネジ部24が形成されるとともに内部にガス通路23
が形成された器具側継手10と、ガス供給源に固定され
その外周面に雄ネジ部24が形成されるとともに内部に
ガス通路58が形成された供給源側継手16と、器具側
継手10および供給源側継手16にそれぞれ着脱可能に
接続される第1および第2の管継手を両端に設けられた
フレキシブル管12とを有する。各管継手は、フレキシ
ブル管本体30の一端部に固定された継手本体32と、
継手本体32に回転可能に取り付けられた袋ナット34
と、袋ナットを器具側継手10または供給側継手16の
雄ネジ部に螺合させた際に継手本体32と器具側継手1
0または供給側継手16との間で挟まれるOリング42
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス器具本体とガ
ス供給源とをつなぐフレキシブル管の接続構造、および
その構造を適用したガス器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】台所などでガス器具をガスの元栓に接続
する場合、従来は一般にゴム管をガス器具の継手とガス
元栓の両方に差し込み、これらの差し込み位置でゴム管
の外周を締結金具で縛る構造や、ストレートの銅管をロ
ウ付けまたはねじ切り加工して接続する構造が一般に採
られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ゴム管で接
続した構造では耐火性や耐油性の点で問題があった。ま
た、ストレート銅管によって接続した構造では、銅管の
加工に手間がかかって作業性が悪いだけでなく、ネジ部
の締付不足や接続不良によるガス漏れが生じるおそれも
あり改善が望まれていた。
【0004】一方、床下や壁裏におけるガス配管を行う
分野では、最近、硬い金属管に代えて金属製のフレキシ
ブル管を使用することが広がりつつある。フレキシブル
管は蛇腹状の襞を全長に亘って形成した肉薄の金属管で
あり、人手により自由な形状に曲げることができるた
め、配管作業を簡略化でき、しかも配管の配置スペース
が少なくて済む利点を有するからである。フレキシブル
管の接続構造は、例えば、特開平6−265068号公
報、特開平6−265069号公報、特開平6−281
066号公報、特開平7−145894号公報などに開
示されている。
【0005】本発明者等は、上記のようにこれまで専ら
床下や壁裏等に使用されてきたフレキシブル管を、屋内
におけるガス器具の接続手段として使用することを発案
した。最近の集合住宅などでは、住宅に設置するシステ
ムキッチン、およびそのシステムキッチンに組み込まれ
るガス器具が専用化されており、ガス器具の交換や移動
を想定する必要が無くなるとともに、耐火性や耐震性を
高めることが望まれているからである。
【0006】しかしながら、従来提案されているフレキ
シブル管の接続構造は、いずれも床下や壁裏等での使用
を主眼としたものであるため、システムキッチン内部ま
たはその裏側のような狭い場所で接続作業を行うには、
作業性が悪すぎるという問題があった。すなわち、従来
のフレキシブル管の接続構造は、フレキシブル管の両端
に先端に雄ネジ部が形成された継手本体を固定してお
き、配管先にまず雌ネジ部を有する短いソケットをねじ
込んだ後、これらソケットの雌ネジ部に前記継手本体の
雄ネジ部をそれぞれねじ込む構造であったために、フレ
キシブル管自体を回転させるスペースが必要であり、狭
いスペースでの作業が困難だった。また、ソケットが配
管先毎に必要であるため、コストがかかるという問題も
あった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、システムキッチン内部などの狭いスペースでも容易
に接続作業が行え、しかも別体のソケットを介さずにガ
ス器具の接続が行えるフレキシブル管の接続構造および
ガス器具を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るフレキシブル管の接続構造は、ガス器
具本体に固定されその外周面に雄ネジ部が形成されると
ともに内部にガス通路が形成された器具側継手と、ガス
供給源に固定されその外周面に雄ネジ部が形成されると
ともに内部にガス通路が形成された供給源側継手と、前
記器具側継手および前記供給源側継手にそれぞれ着脱可
能に接続される第1および第2の管継手を両端に設けら
れたフレキシブル管とを有し、前記第1の管継手は、前
記フレキシブル管の一端部に固定された継手本体と、こ
の継手本体に回転可能に取り付けられ前記器具側継手の
前記雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を有する袋ナットと、
前記袋ナットを前記器具側継手の前記雄ネジ部に螺合さ
せた際に前記継手本体と前記器具側継手との間で挟まれ
るOリングとを具備し、前記第2の管継手は、前記フレ
キシブル管の他端部に固定された継手本体と、この継手
本体に回転可能に取り付けられ前記供給源側継手の前記
雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を有する袋ナットと、前記
袋ナットを前記器具側継手の前記雄ネジ部に螺合させた
際に前記継手本体と前記器具側継手との間に挟まれて圧
縮されるOリングとを具備することを特徴とする。
【0009】一方、本発明に係るガス器具は、ガス器具
本体と、外周面に雄ネジ部が形成され内部にはガス通路
が形成された供給源側継手に前記ガス器具本体を接続す
るためのフレキシブル管とを具備するガス器具であっ
て、前記ガス器具本体は、外周面に雄ネジ部が形成され
るとともに内部にガス通路が形成された器具側継手を有
し、前記フレキシブル管は、前記器具側継手および前記
供給源側継手にそれぞれ着脱可能に接続される第1およ
び第2の管継手を両端に有し、前記第1の管継手は、前
記フレキシブル管の一端部に固定された継手本体と、こ
の継手本体に回転可能に取り付けられ前記器具側継手の
前記雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を有する袋ナットと、
前記袋ナットを前記器具側継手の前記雄ネジ部に螺合さ
せた際に前記継手本体と前記器具側継手との間で挟まれ
るOリングとを具備し、前記第2の管継手は、前記フレ
キシブル管の他端部に固定された継手本体と、この継手
本体に回転可能に取り付けられ前記供給源側継手の前記
雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を有する袋ナットと、前記
袋ナットを前記器具側継手の前記雄ネジ部に螺合させた
際に前記継手本体と前記器具側継手との間に挟まれて圧
縮されるOリングとを具備することを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るフレキシブ
ル管の接続構造、およびその構造を適用したガス器具の
一実施形態を示す側面図である。図中符号Fは台所など
の床、Wは壁であり、システムキッチンの一部である台
2が壁Wから若干の距離を空け、脚部4を介して床F上
に配置されている。床Fにはガス供給源に接続されたガ
ス元栓19が設けられており、台2の脚部4の背面に
は、ガス元栓19に配管18を介して接続された供給側
継手16が取り付けられている。
【0011】台2上には、脚部8を有するガス器具本体
1が配置されている。このガス器具本体1の種類は限定
されず、図示するように五徳6などを有するコンロであ
ってもよいし、その他のガス調理器であってもよい。こ
のガス器具本体1が従来のガス器具と異なる点は、専用
のフレキシブル管12を接続するための器具側継手10
が背面に設けられ、フレキシブル管12を介して、脚部
4の背面に設けられた供給側継手16に接続できる点に
あり、ガス器具本体1とフレキシブル管12とにより本
発明のガス器具が構成されている。従来、この種のガス
器具の接続は専らゴム管もしくはストレート銅管によっ
てなされていたものである。
【0012】台2は、電子レンジ、オーブン、食器洗い
器、あるいは乾燥機等が収容されているものであっても
よいし、開き戸の中に各種の収容棚が形成されたもので
あってもよい。台2の背面には、図示のように、フレキ
シブル管12を保持する1または複数のホルダー14が
固定されていてもよい。
【0013】なお、本発明に係るガス器具は図1の形態
に限定されるものではなく、図2および図3のような形
態であってもよい。図2の実施形態では、壁Wにガス元
栓19が設けられ、台2の背面に、配管18を介してガ
ス元栓19に接続された供給側継手16が取り付けら
れ、この供給側継手16と、ガス器具本体1の背面に固
定された器具側継手10とが短いフレキシブル管12に
より接続されている。また、図3の実施形態では、ガス
元栓19につながった供給配管18が台2内に設けら
れ、この供給配管18の末端に固定された供給側継手1
6と、ガス器具本体1の下面に固定された器具側継手1
0とが、短いフレキシブル管12により接続されてい
る。
【0014】図1〜図3のいずれの実施形態において
も、器具側継手10、供給側継手16およびフレキシブ
ル管12の構造は共通でよく、以下、これらについて図
4〜図7を用いて詳述する。
【0015】器具側継手10は、ガス器具本体1の筐体
20を貫通して固定されたものであり、その内部にはガ
ス燃焼装置に通じる中心孔23が形成されている。器具
側継手10のガス器具本体1の外側には、ナット部22
および雄ネジ部24が形成される一方、ガス器具本体1
の内面側には雄ネジ部28が形成されており、この雄ネ
ジ部28にナット26を締めつけることにより、器具側
継手10が筐体20に固定されている。ただし、器具側
継手10の固定構造は図示のものに限定されず、溶接な
ど他の固定構造により筐体20に固定されていてもよ
い。
【0016】フレキシブル管12は、フレキシブル管本
体30と、その両端にそれぞれ固定された継手本体32
と、これら継手本体32の外周に取り付けられた袋ナッ
ト34とから主構成されている。フレキシブル管本体3
0は、銅やアルミニウム、真鍮などの薄肉の断面円形の
金属管を蛇腹状に加工したものであり、蛇腹状をなす凹
凸は、各個に独立した円環状であっても螺旋状であって
もよい。フレキシブル管本体30の両端部のみには、一
定長に亘って円筒形の部分がそれぞれ形成されている。
ただし、フレキシブル管本体30は必ず蛇腹状である必
要はなく、可撓性を有している管体でありさえすれば、
いずれも本発明に適用可能である。
【0017】継手本体32は金属または他の材質で形成
された筒状をなし、その基端側の外周には円環状の鍔部
33が形成されるとともに、基端側の内周には、フレキ
シブル管本体30の円筒形の端部が挿入されて、適当な
固定手段、例えば溶接等により固定されている。一方、
継手本体32の先端には、相対的に縮小された円筒形の
細径部46が同軸に形成され、その外径は器具側継手1
0の中心孔23内にほぼ隙間無く挿入できる寸法にされ
ている。細径部46の根本の外周にはOリング42が装
着されており、細径部46を弾性的に締め付けて抜け落
ちないようになっている。
【0018】袋ナット34の基端部には、半径方向内方
へ突き出した円環状の係止部36が形成され、この係止
部36が継手本体32の外周に通されている。継手本体
32の先端側の外周には溝が形成され、この溝内にC字
状をなすストッパリング44がはめ込まれている。スト
ッパリング44および鍔部33の外径は係止部36の内
径よりも小さく、これにより袋ナット34は回転自在か
つ軸方向に一定範囲で移動可能でありながら、継手本体
32から外れることがない。袋ナット34の先端側の内
周面には雌ネジ部38が形成され、この雌ネジ部38が
器具側継手10の雄ネジ部24と螺合するようになって
いる。
【0019】器具側継手10の先端の内周側には、全周
に亘って断面が直角的に切り欠かれた切欠段部40およ
び切欠段部48が、中心側から階段状に形成されてい
る。切欠段部40は、細径部46に填められたOリング
42を収容するための窪みであり、袋ナット34を器具
側継手10の雄ネジ部24に十分に締め付けた場合に
は、Oリング42が、切欠段部40の内周面と細径部4
6の外周面との間でフレキシブル管12の径方向に圧縮
されると同時に、継手本体32の突出段部50の平端面
と切欠段部40の平端面との間で圧縮され、Oリング4
2が継手本体32と器具側継手10の界面を気密的に封
止する。
【0020】また、器具側継手10の切欠段部48に
は、袋ナット34を器具側継手10の雄ネジ部24に十
分に締め付けた場合に、図6に示すように継手本体32
の突出段部50が填め合わされるようになっており、こ
の状態で切欠段部48の内周面と突出段部50の外周面
とがほぼ隙間無く当接し、かつ、切欠段部48の端面と
突出段部50の端面もほぼ隙間無く当接するようになっ
ている。このため、万が一Oリング42が破断したり劣
化した場合にも、ガスの漏れが殆ど生じないようになっ
ている。
【0021】一方、供給側継手16は、図7に示すよう
に、先に行くほど形が細くなるテーパ状の雄ネジ部56
と、ナット部54と、雄ネジ部24を有している。雄ネ
ジ部56は、図1の実施形態では、床下に設けられたガ
ス配管の末端に予め締め込まれ、また図2および図3の
実施形態では、供給配管18の末端に予め締め込まれて
いるものである。
【0022】供給側継手16の雄ネジ部24の先端に
は、器具側継手10の場合と全く同様に切欠段部40お
よび切欠段部48が形成されており、袋ナット34を供
給側継手16の雄ネジ部24に十分に締め付けた場合に
は、Oリング42が、切欠段部40の内周面と細径部4
6の外周面との間でフレキシブル管12の径方向に圧縮
されると同時に、継手本体32の突出段部50の端面と
切欠段部40の端面との間で圧縮される。さらにこの
時、供給側継手16の切欠段部48に、継手本体32の
突出段部50がほぼ隙間無く填め合わされ、補助的な気
密性も得ることができるようになっている。
【0023】なお、図示の実施形態では第1および第2
の管継手が同寸法・同形状のものであったが、器具側継
手10および供給側継手16の各雄ネジ部24の寸法が
異なる場合には、それに合わせて第1および第2の管継
手の寸法・形状を変更してよいのは勿論である。
【0024】上記構成からなるフレキシブル管の接続構
造およびガス器具においては、まずガス器具本体1の背
面に固定された器具側継手10の中心孔23に、フレキ
シブル管12の継手本体32の細径部46を差し込み、
袋ナット34を器具側継手10の雄ネジ部24に締め付
ける。すると、Oリング42が切欠段部40にはめ込ま
れて全周に亘って四方から圧縮され、完全なシール性が
確保されると同時に、切欠段部48と突出段部50との
かみ合いにより補助的なシール性が得られる。
【0025】このようにしてガス器具本体1にフレキシ
ブル管12の一端を固定したら、次にフレキシブル管1
2を適当に曲げつつ他端を供給側継手16に対向させ、
供給側継手16の中心孔23に、フレキシブル管12の
継手本体32の細径部46を差し込み、袋ナット34を
スライドさせて供給側継手16の雄ネジ部24に締め付
ける。すると、Oリング42が切欠段部40にはめ込ま
れて全周に亘って四方から圧縮され、完全なシール性が
得られると同時に、切欠段部48と突出段部50とのか
み合いにより、補助的なシール性が得られ、フレキシブ
ル管12の接続作業が完了する。
【0026】本発明によれば、器具側継手10および供
給側継手16のいずれにフレキシブル管12を接続する
場合にも、回転させるのは袋ナット34のみでよく、フ
レキシブル管本体30を回転させる必要はないから、フ
レキシブル管本体30を予め適当な形状に曲げてから接
続を行うことができ、作業性が極めて良好である。ま
た、Oリング42をシール材として使用したことによ
り、例えばメタルシールを使用した場合のように、袋ナ
ット34を締めるときにトルクレンチ等を使用してトル
ク管理を行わずに済むから、この点からも作業性に優れ
ている。
【0027】また、器具側継手10とフレキシブル管1
2との間、供給側継手16とフレキシブル管12との間
に、ソケットなどの他の部品を必要としないので、部品
点数を減らしてコストが低減できると共に、部品点数が
少ない分、作業性も良好であるという利点が得られる。
【0028】さらに、Oリング42によるシール性のみ
ならず、切欠段部48と突出段部50との噛み合わせに
より補助的なシール性を得ているので、万が一Oリング
42に損傷があった場合にもガスの流出を抑えることが
できるうえ、火災が生じた場合にもOリング42が外気
に触れることを防止できるため、Oリング42が焼失す
るおそれが少ないという利点も有する。
【0029】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではなく、フレキシブル管12等の細部の構造
等については適宜変更してよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るフレ
キシブル管の接続構造およびガス器具によれば、器具側
継手および供給側継手のいずれにフレキシブル管を接続
する場合にも、回転させるのは袋ナットのみでよく、フ
レキシブル管本体を回転させる必要はないから、回転の
ためのスペースが要らず、フレキシブル管本体を予め適
当な形状に曲げてから接続を行うことができ、作業性が
極めて良好である。
【0031】また、Oリングをシール材として使用した
ことにより、例えばメタルシールを使用した場合のよう
に、袋ナットを締めるときにトルクレンチ等を使用して
トルク管理を行わずに済むから、この点からも作業性に
優れている。さらに、器具側継手とフレキシブル管との
間、供給側継手とフレキシブル管との間に、ソケットな
どの他の部品を必要としないので、部品点数を減らして
コストが低減できると共に、部品点数が少ない分、作業
性も良好であるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフレキシブル管の接続構造およ
びガス器具の一実施形態を示す側面図である。
【図2】 本発明に係るフレキシブル管の接続構造およ
びガス器具の他の実施形態を示す側面図である。
【図3】 本発明に係るフレキシブル管の接続構造およ
びガス器具の他の実施形態を示す側面図である。
【図4】 実施形態に使用されるフレキシブル管を示す
平面図である。
【図5】 実施形態に使用されるフレキシブル管を示す
断面図である。
【図6】 同フレキシブル管と器具側継手との接続部の
断面図である。
【図7】 同フレキシブル管と供給側継手との接続部の
断面図である。
【符号の説明】
F 床 1 ガス器具本体 2 台 10 器具側継手 12 フレキシブル管 16 供給側継手 18 供給配管 19 ガス元栓 20 筐体 23 中心孔 24 雄ネジ部 30 フレキシブル管本体 32 継手本体 34 袋ナット 42 Oリング 44 ストッパリング 46 細径部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス器具本体に固定されその外周面に雄
    ネジ部が形成されるとともに内部にガス通路が形成され
    た器具側継手と、 ガス供給源に固定されその外周面に雄ネジ部が形成され
    るとともに内部にガス通路が形成された供給源側継手
    と、 前記器具側継手および前記供給源側継手にそれぞれ着脱
    可能に接続される第1および第2の管継手を両端に設け
    られたフレキシブル管とを有し、 前記第1の管継手は、前記フレキシブル管の一端部に固
    定された継手本体と、この継手本体に回転可能に取り付
    けられ前記器具側継手の前記雄ネジ部に螺合する雌ネジ
    部を有する袋ナットと、前記袋ナットを前記器具側継手
    の前記雄ネジ部に螺合させた際に前記継手本体と前記器
    具側継手との間で挟まれるOリングとを具備し、 前記第2の管継手は、前記フレキシブル管の他端部に固
    定された継手本体と、この継手本体に回転可能に取り付
    けられ前記供給源側継手の前記雄ネジ部に螺合する雌ネ
    ジ部を有する袋ナットと、前記袋ナットを前記器具側継
    手の前記雄ネジ部に螺合させた際に前記継手本体と前記
    器具側継手との間に挟まれて圧縮されるOリングとを具
    備することを特徴とするフレキシブル管の接続構造。
  2. 【請求項2】 ガス器具本体と、外周面に雄ネジ部が形
    成され内部にはガス通路が形成された供給源側継手に前
    記ガス器具本体を接続するためのフレキシブル管とを具
    備するガス器具であって、 前記ガス器具本体は、外周面に雄ネジ部が形成されると
    ともに内部にガス通路が形成された器具側継手を有し、 前記フレキシブル管は、前記器具側継手および前記供給
    源側継手にそれぞれ着脱可能に接続される第1および第
    2の管継手を両端に有し、 前記第1の管継手は、前記フレキシブル管の一端部に固
    定された継手本体と、この継手本体に回転可能に取り付
    けられ前記器具側継手の前記雄ネジ部に螺合する雌ネジ
    部を有する袋ナットと、前記袋ナットを前記器具側継手
    の前記雄ネジ部に螺合させた際に前記継手本体と前記器
    具側継手との間で挟まれるOリングとを具備し、 前記第2の管継手は、前記フレキシブル管の他端部に固
    定された継手本体と、この継手本体に回転可能に取り付
    けられ前記供給源側継手の前記雄ネジ部に螺合する雌ネ
    ジ部を有する袋ナットと、前記袋ナットを前記器具側継
    手の前記雄ネジ部に螺合させた際に前記継手本体と前記
    器具側継手との間に挟まれて圧縮されるOリングとを具
    備することを特徴とするガス器具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002130574A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Surpass Kogyo Kk 流体管コネクタ用プラグ

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JP2002130574A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Surpass Kogyo Kk 流体管コネクタ用プラグ

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