JPH1194149A - 管の接続構造、フレキシブル管の接続構造、およびガス器具 - Google Patents

管の接続構造、フレキシブル管の接続構造、およびガス器具

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JPH1194149A
JPH1194149A JP21460798A JP21460798A JPH1194149A JP H1194149 A JPH1194149 A JP H1194149A JP 21460798 A JP21460798 A JP 21460798A JP 21460798 A JP21460798 A JP 21460798A JP H1194149 A JPH1194149 A JP H1194149A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス漏れが生じるおそれがない管の接続構造
を提供する。 【解決手段】 内部に中心孔23が形成された継手1
0,16と、管12の端部に固定されて継手10,16
に着脱可能に接続される継手本体32とを備え、この継
手本体32の先端に、突出段部50を介して相対的に縮
小されて継手10,16の中心孔23内に挿入される円
筒形の細径部46を形成し、この細径部46の根本の外
周にOリング42を装着するとともに、継手10,16
の先端の内周側には、中心孔23の内周を全周に亘って
断面を直角的に切り欠くことにより、Oリング42を収
容するための切欠段部40を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガス管とガ
ス器具本体やガス供給源とを接続する管の接続構造に係
わり、さらにこの接続構造を適用した、ガス器具本体と
ガス供給源とをつなぐフレキシブル管の接続構造および
ガス器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】台所などでガス器具をガスの元栓に接続
する場合、従来は一般にゴム管をガス器具の継手とガス
元栓の両方に差し込み、これらの差し込み位置でゴム管
の外周を締結金具で縛る構造や、ストレートの銅管をロ
ウ付けまたはねじ切り加工して接続する構造が一般に採
られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ゴム管で接
続した構造では耐火性や耐油性の点で問題があった。ま
た、ストレート銅管によって接続した構造では、銅管の
加工に手間がかかって作業性が悪いだけでなく、ネジ部
の締付不足や接続不良によるガス漏れが生じるおそれも
あり改善が望まれていた。
【0004】一方、床下や壁裏におけるガス配管を行う
分野では、最近、硬い金属管に代えて金属製のフレキシ
ブル管を使用することが広がりつつある。フレキシブル
管は蛇腹状の襞を全長に亘って形成した肉薄の金属管で
あり、人手により自由な形状に曲げることができるた
め、配管作業を簡略化でき、しかも配管の配置スペース
が少なくて済む利点を有するからである。フレキシブル
管の接続構造は、例えば、特開平6−265068号公
報、特開平6−265069号公報、特開平6−281
066号公報、特開平7−145894号公報などに開
示されている。
【0005】本発明者等は、上記のようにこれまで専ら
床下や壁裏等に使用されてきたフレキシブル管を、屋内
におけるガス器具の接続手段として使用することを発案
した。最近の集合住宅などでは、住宅に設置するシステ
ムキッチン、およびそのシステムキッチンに組み込まれ
るガス器具が専用化されており、ガス器具の交換や移動
を想定する必要が無くなるとともに、耐火性や耐震性を
高めることが望まれているからである。
【0006】しかしながら、従来提案されているフレキ
シブル管の接続構造は、いずれも床下や壁裏等での使用
を主眼としたものであるため、システムキッチン内部ま
たはその裏側のような狭い場所で接続作業を行うには、
作業性が悪すぎるという問題があった。すなわち、従来
のフレキシブル管の接続構造は、フレキシブル管の両端
に先端に雄ネジ部が形成された継手本体を固定してお
き、配管先にまず雌ネジ部を有する短いソケットをねじ
込んだ後、これらソケットの雌ネジ部に前記継手本体の
雄ネジ部をそれぞれねじ込む構造であったために、フレ
キシブル管自体を回転させるスペースが必要であり、狭
いスペースでの作業が困難だった。また、ソケットが配
管先毎に必要であるため、コストがかかるという問題も
あった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、第1には、従来のストレート銅管をロウ付けまたは
ねじ切り加工して接続する構造のようにガス漏れが生じ
るおそれがない管の接続構造を提供し、また第2には、
かかる管の接続構造を適用した上で、システムキッチン
内部などの狭いスペースでも容易に接続作業が行え、し
かも別体のソケットを介さずにガス器具の接続が行える
フレキシブル管の接続構造およびガス器具を提供するこ
とを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の管の接続構造は、内部にガス等の通路とな
る中心孔が形成された継手と、ガス管等の管の端部に固
定されて前記継手に着脱可能に接続される継手本体とを
備え、この継手本体の先端に、突出段部を介して相対的
に縮小されて前記中心孔内に挿入される円筒形の細径部
を形成し、この細径部の根本の外周にOリングを装着す
るとともに、前記継手の先端の内周側には、前記中心孔
の内周を全周に亘って断面を直角的に切り欠くことによ
り、前記Oリングを収容するための切欠段部を形成した
ことを特徴とする。
【0009】従って、このような管の接続構造によれ
ば、前記継手の中心孔に前記継手本体の細径部を挿入し
て継手に継手本体を接続した際に、前記切欠段部に収容
されたOリングは、この切欠段部の内周面と細径部の外
周面との間で径方向に圧縮されると同時に、前記突出段
部の継手本体先端側を向く端面と切欠段部の継手先端側
を向く端面との間で前記細径部の挿入方向にも圧縮さ
れ、すなわちその全周に亘って径方向内外周および挿入
方向前後の四方から圧縮されることになるので、完全な
シール性が確保される。また、前記継手の先端の内周側
に、前記切欠段部と前記継手本体の突出段部が填め合わ
される他の切欠段部とを、中心側から階段状に形成すれ
ば、前記突出段部と他の切欠段部との填め合わせによっ
て補助的なシール性を得ることができる。
【0010】一方、本発明のフレキシブル管の接続構造
は、前記管の接続構造を、ガス器具本体とガス供給源と
を連結する前述のようなフレキシブル管の接続構造に適
用したものであり、すなわち、ガス器具本体に固定さ
れ、その外周面に雄ネジ部が形成されるとともに内部に
中心孔が形成された器具側継手と、ガス供給源に固定さ
れ、その外周面に雄ネジ部が形成されるとともに内部に
中心孔が形成された供給源側継手と、前記器具側継手お
よび供給源側継手の先端にそれぞれ着脱可能に接続され
る第1および第2の管継手が両端に設けられたフレキシ
ブル管とを有し、前記器具側継手および供給源側継手の
先端の内周側に、前記中心孔が全周に亘って断面が直角
的に切り欠かれた切欠段部を形成し、前記第1の管継手
には、前記フレキシブル管の一端部に固定された継手本
体と、この継手本体に回転可能に取り付けられ、前記器
具側継手の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を有する袋ナッ
トとを具備せしめて、前記継手本体の先端には、突出段
部を介して相対的に縮小されて前記器具側継手の中心孔
内に挿入される円筒形の細径部を形成するとともに、こ
の細径部の根本の外周には、前記袋ナットを前記器具側
継手の雄ネジ部に螺合させた際に前記器具側継手の切欠
段部に収容されて前記継手本体と器具側継手との間で挟
まれるOリングを装着し、また前記第2の管継手には、
前記フレキシブル管の他端部に固定された継手本体と、
この継手本体に回転可能に取り付けられ、前記供給源側
継手の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を有する袋ナットと
を具備せしめて、前記継手本体の先端には、突出段部を
介して相対的に縮小されて前記供給源側継手の中心孔内
に挿入される円筒形の細径部を形成するとともに、この
細径部の根本の外周には、前記袋ナットを前記供給源側
継手の雄ネジ部に螺合させた際に前記供給源側継手の切
欠段部に収容されて前記継手本体と供給源側継手との間
で挟まれるOリングを装着したことを特徴とする。
【0011】さらに、本発明のガス器具は、前記管の接
続構造を、ガス器具本体とこのガス器具本体をガス供給
源に連結するフレキシブル管とを備えたガス器具の前記
フレキシブル管の接続構造に適用したものであり、すな
わち、ガス器具本体と、外周面に雄ネジ部が形成される
とともに内部には中心孔が形成され、かつ先端の内周側
に前記中心孔が全周に亘って断面が直角的に切り欠かれ
た切欠段部が形成された供給源側継手に前記ガス器具本
体を接続するためのフレキシブル管とを具備するガス器
具であって、前記ガス器具本体は、外周面に雄ネジ部が
形成されるとともに内部に中心孔が形成され、かつ先端
の内周側に前記中心孔が全周に亘って断面が直角的に切
り欠かれた切欠段部が形成された器具側継手を有し、前
記フレキシブル管は、前記器具側継手および供給源側継
手にそれぞれ着脱可能に接続される第1および第2の管
継手を両端に有し、前記第1の管継手には、前記フレキ
シブル管の一端部に固定された継手本体と、この継手本
体に回転可能に取り付けられ、前記器具側継手の雄ネジ
部に螺合する雌ネジ部を有する袋ナットとを具備せしめ
て、前記継手本体の先端には、突出段部を介して相対的
に縮小されて前記器具側継手の中心孔内に挿入される円
筒形の細径部を形成すれるとともに、この細径部の根本
の外周には、前記袋ナットを前記器具側継手の雄ネジ部
に螺合させた際に前記器具側継手の切欠段部に収容され
て前記継手本体と器具側継手との間で挟まれるOリング
を装着し、また前記第2の管継手には、前記フレキシブ
ル管の他端部に固定された継手本体と、この継手本体に
回転可能に取り付けられ、前記供給源側継手の雄ネジ部
に螺合する雌ネジ部を有する袋ナットとを具備せしめ
て、前記継手本体の先端には、突出段部を介して相対的
に縮小されて前記供給源側継手の中心孔内に挿入される
円筒形の細径部を形成するとともに、この細径部の根本
の外周には、前記袋ナットを前記供給源側継手の雄ネジ
部に螺合させた際に前記供給源側継手の切欠段部に収容
されて前記継手本体と供給源側継手との間で挟まれるO
リングを装着したことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の管の接続構造を
適用した本発明のフレキシブル管の接続構造およびガス
器具の一実施形態を示す側面図である。図中符号Fは台
所などの床、Wは壁であり、システムキッチンの一部で
ある台2が壁Wから若干の距離を空け、脚部4を介して
床F上に配置されている。床Fにはガス供給源に接続さ
れたガス元栓19が設けられており、台2の脚部4の背
面には、ガス元栓19に配管18を介して接続された供
給側継手16が取り付けられている。
【0013】台2上には、脚部8を有するガス器具本体
1が配置されている。このガス器具本体1の種類は限定
されず、図示するように五徳6などを有するコンロであ
ってもよいし、その他のガス調理器であってもよい。こ
のガス器具本体1が従来のガス器具と異なる点は、専用
のフレキシブル管12を接続するための器具側継手10
が背面に設けられ、フレキシブル管12を介して、脚部
4の背面に設けられた供給側継手16に接続できる点に
あり、ガス器具本体1とフレキシブル管12とにより本
発明のガス器具が構成されている。従来、この種のガス
器具の接続は専らゴム管もしくはストレート銅管によっ
てなされていたものである。
【0014】台2は、電子レンジ、オーブン、食器洗い
器、あるいは乾燥機等が収容されているものであっても
よいし、開き戸の中に各種の収容棚が形成されたもので
あってもよい。台2の背面には、図示のように、フレキ
シブル管12を保持する1または複数のホルダー14が
固定されていてもよい。
【0015】なお、本発明に係るガス器具は図1の形態
に限定されるものではなく、図2および図3のような形
態であってもよい。図2の実施形態では、壁Wにガス元
栓19が設けられ、台2の背面に、配管18を介してガ
ス元栓19に接続された供給側継手16が取り付けら
れ、この供給側継手16と、ガス器具本体1の背面に固
定された器具側継手10とが短いフレキシブル管12に
より接続されている。また、図3の実施形態では、ガス
元栓19につながった供給配管18が台2内に設けら
れ、この供給配管18の末端に固定された供給側継手1
6と、ガス器具本体1の下面に固定された器具側継手1
0とが、短いフレキシブル管12により接続されてい
る。
【0016】図1〜図3のいずれの実施形態において
も、器具側継手10、供給側継手16およびフレキシブ
ル管12の構造は共通でよく、以下、これらについて図
4〜図7を用いて詳述する。
【0017】器具側継手10は、ガス器具本体1の筐体
20を貫通して固定されたものであり、その内部にはガ
ス燃焼装置に通じる中心孔23が形成されている。器具
側継手10のガス器具本体1の外側には、ナット部22
および雄ネジ部24が形成される一方、ガス器具本体1
の内面側には雄ネジ部28が形成されており、この雄ネ
ジ部28にナット26を締めつけることにより、器具側
継手10が筐体20に固定されている。ただし、器具側
継手10の固定構造は図示のものに限定されず、溶接な
ど他の固定構造により筐体20に固定されていてもよ
い。
【0018】フレキシブル管12は、フレキシブル管本
体30と、その両端にそれぞれ固定された継手本体32
と、これら継手本体32の外周に取り付けられた袋ナッ
ト34とから主構成されている。フレキシブル管本体3
0は、銅やアルミニウム、真鍮などの薄肉の断面円形の
金属管を蛇腹状に加工したものであり、蛇腹状をなす凹
凸は、各個に独立した円環状であっても螺旋状であって
もよい。フレキシブル管本体30の両端部のみには、一
定長に亘って円筒形の部分がそれぞれ形成されている。
ただし、フレキシブル管本体30は必ず蛇腹状である必
要はなく、可撓性を有している管体でありさえすれば、
いずれも本発明に適用可能である。
【0019】継手本体32は金属または他の材質で形成
された筒状をなし、その基端側の外周には円環状の鍔部
33が形成されるとともに、基端側の内周には、フレキ
シブル管本体30の円筒形の端部が挿入されて、適当な
固定手段、例えば溶接等により固定されている。一方、
継手本体32の先端には、相対的に縮小された円筒形の
細径部46が同軸に形成され、その外径は器具側継手1
0の中心孔23内にほぼ隙間無く挿入できる寸法にされ
ている。細径部46の根本の外周にはOリング42が装
着されており、細径部46を弾性的に締め付けて抜け落
ちないようになっている。
【0020】袋ナット34の基端部には、半径方向内方
へ突き出した円環状の係止部36が形成され、この係止
部36が継手本体32の外周に通されている。継手本体
32の先端側の外周には溝が形成され、この溝内にC字
状をなすストッパリング44がはめ込まれている。スト
ッパリング44および鍔部33の外径は係止部36の内
径よりも小さく、これにより袋ナット34は回転自在か
つ軸方向に一定範囲で移動可能でありながら、継手本体
32から外れることがない。袋ナット34の先端側の内
周面には雌ネジ部38が形成され、この雌ネジ部38が
器具側継手10の雄ネジ部24と螺合するようになって
いる。
【0021】器具側継手10の先端の内周側には、全周
に亘って断面が直角的に切り欠かれた切欠段部40およ
び切欠段部(他の切欠段部)48が、中心側から階段状
に形成されている。切欠段部40は、細径部46に填め
られたOリング42を収容するための窪みであり、袋ナ
ット34を器具側継手10の雄ネジ部24に十分に締め
付けた場合には、Oリング42が、切欠段部40の内周
面と細径部46の外周面との間でフレキシブル管12の
径方向に圧縮されると同時に、継手本体32の突出段部
50の平端面と切欠段部40の平端面との間で圧縮さ
れ、Oリング42が継手本体32と器具側継手10の界
面を気密的に封止する。
【0022】また、器具側継手10の切欠段部48に
は、袋ナット34を器具側継手10の雄ネジ部24に十
分に締め付けた場合に、図6に示すように継手本体32
の突出段部50が填め合わされるようになっており、こ
の状態で切欠段部48の内周面と突出段部50の外周面
とがほぼ隙間無く当接し、かつ、切欠段部48の端面と
突出段部50の端面もほぼ隙間無く当接するようになっ
ている。このため、万が一Oリング42が破断したり劣
化した場合にも、ガスの漏れが殆ど生じないようになっ
ている。
【0023】一方、供給側継手16は、図7に示すよう
に、先に行くほど形が細くなるテーパ状の雄ネジ部56
と、ナット部54と、雄ネジ部24を有している。雄ネ
ジ部56は、図1の実施形態では、床下に設けられたガ
ス配管の末端に予め締め込まれ、また図2および図3の
実施形態では、供給配管18の末端に予め締め込まれて
いるものである。
【0024】供給側継手16の雄ネジ部24の先端に
は、器具側継手10の場合と全く同様に切欠段部40お
よび切欠段部48が形成されており、袋ナット34を供
給側継手16の雄ネジ部24に十分に締め付けた場合に
は、Oリング42が、切欠段部40の内周面と細径部4
6の外周面との間でフレキシブル管12の径方向に圧縮
されると同時に、継手本体32の突出段部50の端面と
切欠段部40の端面との間で圧縮される。さらにこの
時、供給側継手16の切欠段部48に、継手本体32の
突出段部50がほぼ隙間無く填め合わされ、補助的な気
密性も得ることができるようになっている。
【0025】なお、図示の実施形態では第1および第2
の管継手が同寸法・同形状のものであったが、器具側継
手10および供給側継手16の各雄ネジ部24の寸法が
異なる場合には、それに合わせて第1および第2の管継
手の寸法・形状を変更してよいのは勿論である。
【0026】上記構成からなる管の接続構造、フレキシ
ブル管の接続構造およびガス器具においては、まずガス
器具本体1の背面に固定された器具側継手10の中心孔
23に、フレキシブル管12の継手本体32の細径部4
6を差し込み、袋ナット34を器具側継手10の雄ネジ
部24に締め付ける。すると、Oリング42が切欠段部
40にはめ込まれて全周に亘って四方から圧縮され、完
全なシール性が確保されると同時に、切欠段部48と突
出段部50とのかみ合いにより補助的なシール性が得ら
れる。
【0027】このようにしてガス器具本体1にフレキシ
ブル管12の一端を固定したら、次にフレキシブル管1
2を適当に曲げつつ他端を供給側継手16に対向させ、
供給側継手16の中心孔23に、フレキシブル管12の
継手本体32の細径部46を差し込み、袋ナット34を
スライドさせて供給側継手16の雄ネジ部24に締め付
ける。すると、Oリング42が切欠段部40にはめ込ま
れて全周に亘って四方から圧縮され、完全なシール性が
得られると同時に、切欠段部48と突出段部50とのか
み合いにより、補助的なシール性が得られ、フレキシブ
ル管12の接続作業が完了する。
【0028】このように、本発明の管の接続構造によれ
ば、継手本体32先端の細径部46の根本の外周に装着
されたOリング42が、器具側継手10および供給側継
手16の切欠段部40に収容されて、この切欠段部40
の内周面と細径部46の外周面との間で径方向に圧縮さ
れると同時に、継手本体32の先端側を向く前記突出段
部50の端面と器具側継手10および供給側継手16の
先端側を向く切欠段部40の端面との間で前記細径部4
6の挿入方向にも圧縮され、すなわちその全周に亘って
径方向内外周および挿入方向前後の四方から圧縮される
ことになるので、Oリング42が継手本体32と器具側
継手10および供給側継手16との界面を気密的に封止
し、完全なシール性が確保される。従って、従来の例え
ばストレートの銅管をロウ付けまたはねじ切り加工して
接続する構造のようにネジ部の締付不足や接続不良によ
ってガス漏れが生じたりするような事態を、確実に防止
することができる。
【0029】また、本実施形態においては、Oリング4
2によるシール性のみならず、本実施形態における他の
切欠段部としての前記切欠段部48と突出段部50との
噛み合わせにより補助的なシール性をも得ているので、
万が一Oリング42に損傷があった場合にもガスの流出
を抑えることができるうえ、火災が生じた場合にもOリ
ング42が外気に触れることを防止できるため、Oリン
グ42が焼失するおそれが少ないという利点も有する。
【0030】一方、本発明のフレキシブル管の接続構造
およびガス器具によれば、これらの効果に加えて、器具
側継手10および供給側継手16のいずれにフレキシブ
ル管12を接続する場合にも、回転させるのは袋ナット
34のみでよく、フレキシブル管本体30を回転させる
必要はないから、フレキシブル管本体30を予め適当な
形状に曲げてから接続を行うことができ、作業性が極め
て良好である。また、Oリング42をシール材として使
用したことにより、例えばメタルシールを使用した場合
のように、袋ナット34を締めるときにトルクレンチ等
を使用してトルク管理を行わずに済むから、この点から
も作業性に優れている。
【0031】また、器具側継手10とフレキシブル管1
2との間、供給側継手16とフレキシブル管12との間
に、ソケットなどの他の部品を必要としないので、部品
点数を減らしてコストが低減できると共に、部品点数が
少ない分、作業性も良好であるという利点が得られる。
【0032】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではなく、例えばフレキシブル管12等の細部
の構造等については適宜変更してよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の管の接続
構造によれば、継手本体先端の細径部の根本の外周に装
着されたOリングが継手の切欠段部に収容されて、その
全周に亘って四方から圧縮されることになるので、Oリ
ングが継手本体と継手との界面を気密的に封止して完全
なシール性が確保され、ガス漏れが生じたりするような
事態を確実に防止することができる。また、前記継手の
先端の内周側に、前記切欠段部と前記継手本体の突出段
部が填め合わされる他の切欠段部とを中心側から階段状
に形成すれば、Oリングによるシール性のみならず補助
的なシール性を得ることができ、万が一Oリングに損傷
があった場合にもガスの流出を抑えることができるう
え、火災が生じた場合にもOリングが焼失するおそれが
少ない。
【0034】一方、前記構造を適用した本発明のフレキ
シブル管の接続構造およびガス器具によれば、このよう
な効果に加え、器具側継手および供給側継手のいずれに
フレキシブル管を接続する場合にも、回転させるのは袋
ナットのみでよく、フレキシブル管本体を回転させる必
要はないから、回転のためのスペースが要らず、フレキ
シブル管本体を予め適当な形状に曲げてから接続を行う
ことができ、作業性が極めて良好である。
【0035】また、Oリングをシール材として使用した
ことにより、例えばメタルシールを使用した場合のよう
に、袋ナットを締めるときにトルクレンチ等を使用して
トルク管理を行わずに済むから、この点からも作業性に
優れている。さらに、器具側継手とフレキシブル管との
間、供給側継手とフレキシブル管との間に、ソケットな
どの他の部品を必要としないので、部品点数を減らして
コストが低減できると共に、部品点数が少ない分、作業
性も良好であるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフレキシブル管の接続構造およびガ
ス器具の一実施形態を示す側面図である。
【図2】 本発明のフレキシブル管の接続構造およびガ
ス器具の他の実施形態を示す側面図である。
【図3】 本発明のフレキシブル管の接続構造およびガ
ス器具の他の実施形態を示す側面図である。
【図4】 本発明の管の接続構造の一実施形態に係わる
フレキシブル管と器具側継手および供給側継手とを示す
平面図である。
【図5】 本発明の管の接続構造の一実施形態に係わる
フレキシブル管と器具側継手および供給側継手とを示す
断面図である。
【図6】 同フレキシブル管と器具側継手との接続部の
断面図である。
【図7】 同フレキシブル管と供給側継手との接続部の
断面図である。
【符号の説明】
F 床 1 ガス器具本体 2 台 10 器具側継手 12 フレキシブル管 16 供給側継手 18 供給配管 19 ガス元栓 20 筐体 23 中心孔 24 雄ネジ部 30 フレキシブル管本体 32 継手本体 34 袋ナット 38 雌ネジ部 40 切欠段部 42 Oリング 44 ストッパリング 46 細径部 48 切欠段部(他の切欠段部) 50 突出段部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に中心孔が形成された継手と、管の
    端部に固定されて前記継手に着脱可能に接続される継手
    本体とを備え、この継手本体の先端には、突出段部を介
    して相対的に縮小されて前記中心孔内に挿入される円筒
    形の細径部が形成され、この細径部の根本の外周にはO
    リングが装着されるとともに、前記継手の先端の内周側
    には、前記中心孔が全周に亘って断面が直角的に切り欠
    かれることにより、前記Oリングを収容するための切欠
    段部が形成されていることを特徴とする管の接続構造。
  2. 【請求項2】 前記継手の先端の内周側には、前記切欠
    段部と前記継手本体の突出段部が填め合わされる他の切
    欠段部とが、中心側から階段状に形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の管の接続構造。
  3. 【請求項3】 ガス器具本体に固定され、その外周面に
    雄ネジ部が形成されるとともに内部に中心孔が形成され
    た器具側継手と、 ガス供給源に固定され、その外周面に雄ネジ部が形成さ
    れるとともに内部に中心孔が形成された供給源側継手
    と、 前記器具側継手および供給源側継手の先端にそれぞれ着
    脱可能に接続される第1および第2の管継手が両端に設
    けられたフレキシブル管とを有し、 前記器具側継手および供給源側継手の先端の内周側に
    は、前記中心孔が全周に亘って断面が直角的に切り欠か
    れた切欠段部が形成されており、 前記第1の管継手は、前記フレキシブル管の一端部に固
    定された継手本体と、この継手本体に回転可能に取り付
    けられ、前記器具側継手の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部
    を有する袋ナットとを具備し、前記継手本体の先端に
    は、突出段部を介して相対的に縮小されて前記器具側継
    手の中心孔内に挿入される円筒形の細径部が形成される
    とともに、この細径部の根本の外周には、前記袋ナット
    を前記器具側継手の雄ネジ部に螺合させた際に前記器具
    側継手の切欠段部に収容されて前記継手本体と器具側継
    手との間で挟まれるOリングが装着され、 前記第2の管継手は、前記フレキシブル管の他端部に固
    定された継手本体と、この継手本体に回転可能に取り付
    けられ、前記供給源側継手の雄ネジ部に螺合する雌ネジ
    部を有する袋ナットとを具備し、前記継手本体の先端に
    は、突出段部を介して相対的に縮小されて前記供給源側
    継手の中心孔内に挿入される円筒形の細径部が形成され
    るとともに、この細径部の根本の外周には、前記袋ナッ
    トを前記供給源側継手の雄ネジ部に螺合させた際に前記
    供給源側継手の切欠段部に収容されて前記継手本体と供
    給源側継手との間で挟まれるOリングが装着されている
    ことを特徴とするフレキシブル管の接続構造。
  4. 【請求項4】 前記器具側継手および供給源側継手の先
    端の内周側には、前記切欠段部と、前記第1および第2
    の管継手の継手本体の突出段部がそれぞれ填め合わされ
    る他の切欠段部とが、中心側から階段状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載のフレキシブル管の
    接続構造。
  5. 【請求項5】 ガス器具本体と、外周面に雄ネジ部が形
    成されるとともに内部には中心孔が形成され、かつ先端
    の内周側に前記中心孔が全周に亘って断面が直角的に切
    り欠かれた切欠段部が形成された供給源側継手に前記ガ
    ス器具本体を接続するためのフレキシブル管とを具備す
    るガス器具であって、 前記ガス器具本体は、外周面に雄ネジ部が形成されると
    ともに内部に中心孔が形成され、かつ先端の内周側に前
    記中心孔が全周に亘って断面が直角的に切り欠かれた切
    欠段部が形成された器具側継手を有し、 前記フレキシブル管は、前記器具側継手および供給源側
    継手にそれぞれ着脱可能に接続される第1および第2の
    管継手を両端に有し、 前記第1の管継手は、前記フレキシブル管の一端部に固
    定された継手本体と、この継手本体に回転可能に取り付
    けられ、前記器具側継手の雄ネジ部に螺合する雌ネジ部
    を有する袋ナットとを具備し、前記継手本体の先端に
    は、突出段部を介して相対的に縮小されて前記器具側継
    手の中心孔内に挿入される円筒形の細径部が形成される
    とともに、この細径部の根本の外周には、前記袋ナット
    を前記器具側継手の雄ネジ部に螺合させた際に前記器具
    側継手の切欠段部に収容されて前記継手本体と器具側継
    手との間で挟まれるOリングが装着され、 前記第2の管継手は、前記フレキシブル管の他端部に固
    定された継手本体と、この継手本体に回転可能に取り付
    けられ、前記供給源側継手の雄ネジ部に螺合する雌ネジ
    部を有する袋ナットとを具備し、前記継手本体の先端に
    は、突出段部を介して相対的に縮小されて前記供給源側
    継手の中心孔内に挿入される円筒形の細径部が形成され
    るとともに、この細径部の根本の外周には、前記袋ナッ
    トを前記供給源側継手の雄ネジ部に螺合させた際に前記
    供給源側継手の切欠段部に収容されて前記継手本体と供
    給源側継手との間で挟まれるOリングが装着されている
    ことを特徴とするガス器具。
  6. 【請求項6】 前記器具側継手および供給源側継手の先
    端の内周側には、前記切欠段部と、前記第1および第2
    の管継手の継手本体の突出段部がそれぞれ填め合わされ
    る他の切欠段部とが、中心側から階段状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載のガス器具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004061353A1 (ja) * 2002-12-27 2004-07-22 Nok Corporation 接続装置
JP2016084842A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 ニッタ株式会社 バルブと継手の接続機構
JP2017524878A (ja) * 2014-06-20 2017-08-31 アルフレッド ケルヒャー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー スクリュー連結器用連結機構

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