JP2005027769A - スプリンクラー用フレキユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】スプリンクラーヘッドとの接続が容易でかつ気密性も良好なスプリンクラー用フレキユニットを提供する。
【解決手段】両端部を除いた部分が蛇腹状に形成された金属製可撓管31と、その一端側に装着されるニップル32と、可撓管31の他端側に回転可能に装着される、スプリンクラーヘッド5が取着されるヘッド用継手36とを備え、ヘッド用継手36は、可撓管31の表面にかしめ固定される端部36aを有すると共に、その端部付近の内周側に自己潤滑性を有しかつ絶縁体からなるカラー35とOリング38a、38bが嵌入されている。
【選択図】 図2
【解決手段】両端部を除いた部分が蛇腹状に形成された金属製可撓管31と、その一端側に装着されるニップル32と、可撓管31の他端側に回転可能に装着される、スプリンクラーヘッド5が取着されるヘッド用継手36とを備え、ヘッド用継手36は、可撓管31の表面にかしめ固定される端部36aを有すると共に、その端部付近の内周側に自己潤滑性を有しかつ絶縁体からなるカラー35とOリング38a、38bが嵌入されている。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給水用配管とスプリンクラーヘッドとの間を可撓管により接続するスプリンクラー用フレキユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
ホテルや商業ビルなどの建築物においては、天井裏に消火用スプリンクラーを設置することが義務付けられており、また平成2年の消防法の改正により高圧タイプの配管が使用されている。この消火用スプリンクラー配管は、高圧の消火水が流動する本管から分岐した枝管を天井裏に配設し、枝管から適宜給水用枝管を取り出し、枝管とスプリンクラーヘッドとの間を、取り付け位置の調整が可能な金属製可撓管(例えばステンレス鋼製蛇腹管)を含む巻出し配管ユニットで接続することにより施工されている(例えば特許文献1参照)。スプリンクラー用配管ユニットは、金属製可撓管と、その一端側に装着される給水用継手と、前記可撓管の他端側に回転可能に装着されるスプリンクラーヘッドが取着されるヘッド用継手とを備えており、配管施工がやりにくい天井裏に設置されるので、速やかに配管施工が行えるような構造が提案されている。例えば特許文献2には、給水配管への接続口を有しかつその接続口が自在に回転できる継手部と、継手部に接続されるフレキ部と、そこに接続されるスプリンクラーヘッドへの接続口を有する取付部とを備え、継手部は雌管とそこに挿入される雄管を有し、雄管の外周に環状の抜け止め溝を設け、雌管の先端に袋部を設けて抜け止め溝に嵌め込まれて袋部内面に当接する抜け止めリングを設け、抜け止めリングを袋部先端に当接させる時にできる隙間に戻り止めリングを設け、雄管の抜け止め溝より先端側において雄管と雌管との間にリング状パッキンを介在させることが記載されている。特許文献3には、スプリンクラー用配管の二次側端部に固定されたニップル継手とスプリンクラーヘッドとを接続するスプリンクラーヘッド取付管として、中間部をコルゲート部とした金属製可撓管の二次側端部にシール用環体を外嵌し、その内端部内周と外端部外周に環状溝を設け、シール用環体の外端部から可撓管の二次側端部にわたり管軸回りに回転可能に継手部材を外嵌し、その外端部にスプリンクラー用配管のニップル継手に螺合する雌ねじ部を設け、かつ抜け止め構造により可撓管からの抜け止めを図ること及び可撓管の一次側端部にはスプリンクラーヘッドと螺合する雌ねじ部をもつソケットを固定することが記載されている。
【0003】
またスプリンクラー用配管ではないが、特許文献4〜特許文献7には、給水配管などへの接続口を有しかつその接続口が自在に回転できる継手が提案されている。すなわち特許文献4には、フレキシブル管の接続構造として、内部に中心穴が形成された継手と、管の端部に固定されて継手に着脱可能に接続される継手本体とを備え、継手本体の先端に、突出段部を介して相対的に縮小されて継手の中心孔内に挿入される円筒形の細径部を形成し、この細径部の根元の外周にOリングを装着するとともに、継手の先端の内周側には、中心孔の内周を全周に亘って断面を切り欠くことにより、Oリングを収容するための切欠段部を形成した構造が記載されている。特許文献5には略直角に折り曲げられている2個のエルボとその間の直管部から構成し、直管部の一部に波型部を適用し、継手本体を、継手直管部とそこからテーパ状に拡径しているテーパ管部とテーパ部と略同径の継手大径部から構成し、継手大径部に給水管接続用締め付けブッシュが螺合するネジを形成し、波状管に継手本体を流動膨出法(バルジ加工法)により一体的に接続した管継手付き波状管が記載されている。特許文献6には、管本体の端部に雄ネジ型の継手金具内周面に形成される溝に、可撓性を有するシールリング(断面は、例えば楔状、三日月状、三角形状)の基端部が挿入され、かつシールリングの先端部が管本体の外周面に当接され、先端部は、管本体の外周面と継手金具内周面との間に侵入する水の圧力によってシールリングが密着する方向に撓むように構成したシール装置が記載されている。特許文献7には、一端開口部に合成樹脂製波付管の輪状波部の谷部分に係合する突起を円周方向に複数個有し、他端開口部に他の流路部材にシール可能に取付けるための取り付け部を有するスリーブと、スリーブの内面に対向する合成樹脂製波付管のもうひとつの輪状波部の谷部分との間にシール可能に介挿されるリング状弾性部材からなる継手構造が記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−125999号公報(第2〜3頁、図1)
【特許文献2】
特開平9−261310号公報(第3〜4頁、図1、図2、図3)
【特許文献3】
特開平11−51273号公報(第4頁、図1、図2)
【特許文献4】
特開平11−94149号公報(第4〜6頁、図1、図4)
【特許文献5】
特開平8−261371号公報(第3〜4頁、図2、図3)
【特許文献6】
特開平9−4714号公報(第2〜3頁、図1)
【特許文献7】
特開2002−327878号公報(第3〜4頁、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2に記載された配管ユニットは給水配管への接続口を自在に回転することはできるが、スプリンクラーヘッドが取付けられる取付部がフレキ管に接着又は溶着され、取付部が回転できないので、天井裏での接続作業に手間取るという問題がある。特許文献3に記載されたスプリンクラーヘッド取付管は、スプリンクラーヘッドを好適な垂直姿勢に調整することはできるが、可撓管の一次側端部にはスプリンクラーヘッドと螺合する雌ねじ部をもつソケットが固定されており、ソケットが回転できないので、天井裏での作業がしにくいという問題がある。特許文献4に記載された構造では、継手を袋ナットにより継手本体に固定するので、ねじ込み作業が必要となり、天井裏での作業がしにくいという問題がある。特許文献5に記載された接続構造であると、波状管の端部の一部を継手直管部の溝に流動膨出させることにより、波状管と継手本体とがメタルシールされているものの、他のシール手段を設けていないので、信頼性に問題がある。特許文献6に記載されたシール装置は、継手金具の回転は容易であるが、シール材の先端は先鋭で、しかも高圧水が使用されるため、長期間の使用ではシール部から流体が漏出するおそれがある。特許文献7に記載された継手構造によれば、ねじ込みではないので、配管接続作業は容易であるが、シール性が低下する恐れがある。
【0006】
従って本発明の目的は、従来技術の問題点を解決し、スプリンクラー配管を構成する部材への接続作業を速やかに行うことができかつ気密性も良好なスプリンクラー用フレキユニットを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のスプリンクラー用フレキユニットは、少なくとも中央部が蛇腹状に形成された金属製可撓管と、その一端側に装着される給水用継手と、前記可撓管の他端側に回転可能に装着され、スプリンクラーヘッドとの接続口を有するヘッド用継手とを備え、前記ヘッド用継手は、前記可撓管の表面にかしめ固定される端部を有すると共に、その端部付近の内周側に自己潤滑性を有しかつ絶縁体からなる環状体とシール部材が嵌入されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明によれば、ヘッド用継手の端部が金属製可撓管にかしめられ、かつかしめ部の近傍には自己潤滑性を有しかつ絶縁体からなる環状体が設けられているので、ヘッド用継手と可撓管との相対回転を許容し、スプリンクラーヘッドとヘッド用継手を簡便に接続することが可能となり、さらに環状体の奥側にはシール部材が嵌入されるので、良好な気密性を確保することができる。
【0009】
本発明のスプリンクラー用フレキユニットにおいては、前記給水用継手も、前記金属製可撓管の一端側に回転可能に装着され、前記金属製可撓管の表面にかしめ固定される端部を有すると共に、前記端部付近の内周側に自己潤滑性を有しかつ絶縁体からなる環状体とシール部材が嵌入されていることが可能であり、この構成により、給水用継手と金属製可撓管との接続も速やかに行うことができる。
【0010】
本発明のスプリンクラー用フレキユニットにおいては、給水用継手とヘッド用継手の端部に放射状の切り込みを設けることが可能であり、この切り込みが存在することにより、給水用継手及びヘッド用継手と金属製可撓管との接続を速やかに行うことができる。
【0011】
本発明のスプリンクラー用フレキユニットにおいては、ヘッド用継手及び給水用継手と可撓管との円滑な回転を補償するために、前記環状体は耐クリープ性の大なるエンジニアリングプラスチック(例えばナイロン)からなることが好ましい。
【0012】
本発明のスプリンクラー用フレキユニットおいては、高い気密性を得るために、前記シール部材が、ガラス転移温度が−20〜−50℃の範囲にあるランダム共重合体、例えばニトリロゴム(アクリロニトリロとブタジェンからなる非晶性の共重合体)からなることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明のスプリンクラー用フレキユニットを備えたスプリンクラー配管システムを示す概略図、図2は本発明の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの半縦断面図、図3は図2の要部を示す半縦断面図、図4は本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの半縦断面図、図5は本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの要部を示す正面図、図6は本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの要部を示す断面図である。
【0014】
図1に示すスプリンクラー用配管は、枝管(不図示)から分岐した給水用枝管管1と、そこに接続された分岐継手2と、ヘッド用継手5を有するフレキユニット3と、分岐継手2に接続された取出し管4と、取出し管4の他端に接続されたエルボ6と天井フレーム(不図示)に固定されたスプリンクラーヘッド(不図示)から構成されている。このスプリンクラー用配管は、フレキユニット3の一端部を取出し管4に接続されたエルボ6に接続し、フレキユニット3の他端部に装着されたヘッド用継手5をスプリンクラーヘッドに接続することにより組立てられる。
【0015】
フレキユニット3は、図2に示すように、所定長さだけ任意の方向に彎曲可能な可撓管31と、その一端部に装着され、ナット33で固定されるニップル(給水用継手)32と、ニップル32と可撓管31との間に介装されるパッキン34と、パッキン34の端面に当接するカラー35を有する。またフレキユニット3は、図3に示すように、可撓管31の他端部に形成された非フレキ部31aに装着されるレジューサー(以下ヘッド用継手という)36と、ヘッド用継手36と非フレキ部31aとの間に介装されかつ非フレキ部31aの外周面に形成された円環状の突起部31bを挟着するカラー37a、37bと、ヘッド用継手36の内周面に形成された円周溝に嵌装されるOリング38a、38bとを有する。ヘッド用継手36の端部36aは、その内周縁が可撓管31の表面に近接するまでかしめられている。スプリンクラー取付用金具(不図示)を係止するために、ヘッド用継手36の外周面に複数条の溝36cが形成されている。可撓管31を形成する金属材料としては、耐食性を有する金属材料、例えばSUS304、SUS316L等に代表されるオーステナイト系ステンレス鋼が好ましい。ニップル32とヘッド用継手36は、例えばSTPG材のような圧力配管用炭素鋼鋼管(JIS G 3454)で形成される。カラー37a、37bは、非フレキ部31aに外装されたヘッド用継手36が回転できるように、自己潤滑性を有する材料、例えばエンジニアリングプラスチックで形成される。このエンジニアリングプラスチックとしては、ナイロン6、ナイロン66等のように絶縁性を有しかつ耐クリープ性に優れた材料、例えば0.5MPa以上の引っ張り強さと20MPa以上の曲げ弾性率を有するプラスチック材料であることが好ましい。パッキン34とOリング38a、38bは、ガラス転移温度が−20〜−50℃の範囲にあるランダム共重合体、例えばニトリロゴムで形成することができる。
【0016】
上記のフレキユニット3によれば、次の手順で給水配管とスプリンクラーヘッド5との接続を行うことができる。まず可撓管31の一端部にニップル32とナット33を装着し、可撓管31の他端部にヘッド用継手36を差し込み、ヘッド用継手36の端部36aは、その内周縁が可撓管31の表面に密着するようにかしめることにより、フレキユニット3が組み立てられる。次いでニップル32をナット33で締め付けることにより、このフレキユニット3を分岐継手2に固定した後、ヘッド用継手36を回転させてスプリンクラーヘッド5にねじ込むことによりスプリンクラー配管が行われる。このスプリンクラー配管において、ヘッド用継手36は可撓管31にかしめられているが、ヘッド用継手36と可撓管31との間には、自己潤滑性を有する材料からなりかつクリープ強度が大なるカラー37a、37bが介装されているので、ヘッド用継手36の円滑な回転を保証することができる。従って、一つのフレキユニット3につき一回のねじ込み作業(袋ナットのねじ込みによるヘッド用継手36と可撓管31との締結作業)を省略できる。
【0017】
また本発明のフレキユニットは、図4に示すように可撓管31の一端部に装着された給水用継手40は他端側のヘッド用継手36と同様に、端部40aが可撓管31の非フレキ部31aにかしめられていてもよい。給水用継手40は、図3と同様の構造を有する。このフレキユニット3においても、給水用継手40と可撓管31との間には、自己潤滑性を有する材料からなりかつクリープ強度が大なるカラー37a、37bが介装されているので、給水用継手40の円滑な回転を保証することができる。従って一つのフレキユニットにつき二回のねじ込み作業を省略できるので、天井裏のように狭くかつ高所の作業であっても、多数のフレキユニット3を効率よく配管施工することができる。また上記のフレキユニット3においては、カラー37a、37bは絶縁体で形成されているため、ヘッド用継手36と水が流動する可撓管31との導通が断たれるため、両者の電位差による電食を防止することができる。さらにヘッド用継手36と可撓管31との間には、Oリングが圧接された状態で存在するため水密状態を維持することが可能で、フレキユニット3からの水漏れを確実に防止することができる。
【0018】
本発明のフレキユニット3は図2及び図3に示す構造に限らず図5又は図6に示す構造でもよい。図5の構造は、ヘッド用継手36の端部36aに放射状に複数の切り込み36bを設けた以外は図2、図3に示すフレキユニット3と同様の構造である。端部36aに放射状に複数の切り込み36bを設けることにより、ヘッド用継手36を図2のものよりも少ない圧力で可撓管31にかしめることが可能で、フレキユニット3の組立てが容易になる。
【0019】
図6に示すスプリンクラー用フレキユニットは、可撓管31の他端部に非フレキ部31aを形成せずに、可撓管31の他端部の谷部にCリング39とOリング38c、38dを嵌め込み、ヘッド用継手36の端部内周面に、Cリング39の一部を受取る一条の円周溝を設けた構造を有する。Cリング39は、カラー37a、37bと同様の材料で形成される。この構造によれば、ヘッド用継手36の端部にOリング38c、38dを嵌め込むための溝を形成する必要がないので、フレキユニットの製作コストを低減することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上に記述の如く本発明によれば、スプリンクラー配管を構成する可撓管の端部に装着される継手部の少なくとも一方が可撓管の表面にかしめられしかも可撓管の回転を許容するので、ねじ込みを行う作業回数が少なくなり、狭くかつ高所での作業となるスプリンクラー配管施工を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプリンクラー用フレキユニットを備えた配管システムを示す概略斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの半縦断面図である。
【図3】図2の要部を示す半断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの半縦断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの要部を示す正面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの要部を示す半断面図である。
【符号の説明】
1:給水用枝管、2:分岐継手、3:フレキユニット、4:取出し管、5:ヘッド用継手、6:エルボ、31:可撓管、31a:非フレキ部、32:ニップル、33:ナット、34:パッキン、35、37a、37b:カラー、36:ヘッド用継手、36a:端部、36b:切り込み、36c:溝、38a、38b、38c、38d:Oリング、39:Cリング、40:給水用継手、40a:端部
【発明の属する技術分野】
本発明は、給水用配管とスプリンクラーヘッドとの間を可撓管により接続するスプリンクラー用フレキユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
ホテルや商業ビルなどの建築物においては、天井裏に消火用スプリンクラーを設置することが義務付けられており、また平成2年の消防法の改正により高圧タイプの配管が使用されている。この消火用スプリンクラー配管は、高圧の消火水が流動する本管から分岐した枝管を天井裏に配設し、枝管から適宜給水用枝管を取り出し、枝管とスプリンクラーヘッドとの間を、取り付け位置の調整が可能な金属製可撓管(例えばステンレス鋼製蛇腹管)を含む巻出し配管ユニットで接続することにより施工されている(例えば特許文献1参照)。スプリンクラー用配管ユニットは、金属製可撓管と、その一端側に装着される給水用継手と、前記可撓管の他端側に回転可能に装着されるスプリンクラーヘッドが取着されるヘッド用継手とを備えており、配管施工がやりにくい天井裏に設置されるので、速やかに配管施工が行えるような構造が提案されている。例えば特許文献2には、給水配管への接続口を有しかつその接続口が自在に回転できる継手部と、継手部に接続されるフレキ部と、そこに接続されるスプリンクラーヘッドへの接続口を有する取付部とを備え、継手部は雌管とそこに挿入される雄管を有し、雄管の外周に環状の抜け止め溝を設け、雌管の先端に袋部を設けて抜け止め溝に嵌め込まれて袋部内面に当接する抜け止めリングを設け、抜け止めリングを袋部先端に当接させる時にできる隙間に戻り止めリングを設け、雄管の抜け止め溝より先端側において雄管と雌管との間にリング状パッキンを介在させることが記載されている。特許文献3には、スプリンクラー用配管の二次側端部に固定されたニップル継手とスプリンクラーヘッドとを接続するスプリンクラーヘッド取付管として、中間部をコルゲート部とした金属製可撓管の二次側端部にシール用環体を外嵌し、その内端部内周と外端部外周に環状溝を設け、シール用環体の外端部から可撓管の二次側端部にわたり管軸回りに回転可能に継手部材を外嵌し、その外端部にスプリンクラー用配管のニップル継手に螺合する雌ねじ部を設け、かつ抜け止め構造により可撓管からの抜け止めを図ること及び可撓管の一次側端部にはスプリンクラーヘッドと螺合する雌ねじ部をもつソケットを固定することが記載されている。
【0003】
またスプリンクラー用配管ではないが、特許文献4〜特許文献7には、給水配管などへの接続口を有しかつその接続口が自在に回転できる継手が提案されている。すなわち特許文献4には、フレキシブル管の接続構造として、内部に中心穴が形成された継手と、管の端部に固定されて継手に着脱可能に接続される継手本体とを備え、継手本体の先端に、突出段部を介して相対的に縮小されて継手の中心孔内に挿入される円筒形の細径部を形成し、この細径部の根元の外周にOリングを装着するとともに、継手の先端の内周側には、中心孔の内周を全周に亘って断面を切り欠くことにより、Oリングを収容するための切欠段部を形成した構造が記載されている。特許文献5には略直角に折り曲げられている2個のエルボとその間の直管部から構成し、直管部の一部に波型部を適用し、継手本体を、継手直管部とそこからテーパ状に拡径しているテーパ管部とテーパ部と略同径の継手大径部から構成し、継手大径部に給水管接続用締め付けブッシュが螺合するネジを形成し、波状管に継手本体を流動膨出法(バルジ加工法)により一体的に接続した管継手付き波状管が記載されている。特許文献6には、管本体の端部に雄ネジ型の継手金具内周面に形成される溝に、可撓性を有するシールリング(断面は、例えば楔状、三日月状、三角形状)の基端部が挿入され、かつシールリングの先端部が管本体の外周面に当接され、先端部は、管本体の外周面と継手金具内周面との間に侵入する水の圧力によってシールリングが密着する方向に撓むように構成したシール装置が記載されている。特許文献7には、一端開口部に合成樹脂製波付管の輪状波部の谷部分に係合する突起を円周方向に複数個有し、他端開口部に他の流路部材にシール可能に取付けるための取り付け部を有するスリーブと、スリーブの内面に対向する合成樹脂製波付管のもうひとつの輪状波部の谷部分との間にシール可能に介挿されるリング状弾性部材からなる継手構造が記載されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−125999号公報(第2〜3頁、図1)
【特許文献2】
特開平9−261310号公報(第3〜4頁、図1、図2、図3)
【特許文献3】
特開平11−51273号公報(第4頁、図1、図2)
【特許文献4】
特開平11−94149号公報(第4〜6頁、図1、図4)
【特許文献5】
特開平8−261371号公報(第3〜4頁、図2、図3)
【特許文献6】
特開平9−4714号公報(第2〜3頁、図1)
【特許文献7】
特開2002−327878号公報(第3〜4頁、図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献2に記載された配管ユニットは給水配管への接続口を自在に回転することはできるが、スプリンクラーヘッドが取付けられる取付部がフレキ管に接着又は溶着され、取付部が回転できないので、天井裏での接続作業に手間取るという問題がある。特許文献3に記載されたスプリンクラーヘッド取付管は、スプリンクラーヘッドを好適な垂直姿勢に調整することはできるが、可撓管の一次側端部にはスプリンクラーヘッドと螺合する雌ねじ部をもつソケットが固定されており、ソケットが回転できないので、天井裏での作業がしにくいという問題がある。特許文献4に記載された構造では、継手を袋ナットにより継手本体に固定するので、ねじ込み作業が必要となり、天井裏での作業がしにくいという問題がある。特許文献5に記載された接続構造であると、波状管の端部の一部を継手直管部の溝に流動膨出させることにより、波状管と継手本体とがメタルシールされているものの、他のシール手段を設けていないので、信頼性に問題がある。特許文献6に記載されたシール装置は、継手金具の回転は容易であるが、シール材の先端は先鋭で、しかも高圧水が使用されるため、長期間の使用ではシール部から流体が漏出するおそれがある。特許文献7に記載された継手構造によれば、ねじ込みではないので、配管接続作業は容易であるが、シール性が低下する恐れがある。
【0006】
従って本発明の目的は、従来技術の問題点を解決し、スプリンクラー配管を構成する部材への接続作業を速やかに行うことができかつ気密性も良好なスプリンクラー用フレキユニットを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のスプリンクラー用フレキユニットは、少なくとも中央部が蛇腹状に形成された金属製可撓管と、その一端側に装着される給水用継手と、前記可撓管の他端側に回転可能に装着され、スプリンクラーヘッドとの接続口を有するヘッド用継手とを備え、前記ヘッド用継手は、前記可撓管の表面にかしめ固定される端部を有すると共に、その端部付近の内周側に自己潤滑性を有しかつ絶縁体からなる環状体とシール部材が嵌入されていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明によれば、ヘッド用継手の端部が金属製可撓管にかしめられ、かつかしめ部の近傍には自己潤滑性を有しかつ絶縁体からなる環状体が設けられているので、ヘッド用継手と可撓管との相対回転を許容し、スプリンクラーヘッドとヘッド用継手を簡便に接続することが可能となり、さらに環状体の奥側にはシール部材が嵌入されるので、良好な気密性を確保することができる。
【0009】
本発明のスプリンクラー用フレキユニットにおいては、前記給水用継手も、前記金属製可撓管の一端側に回転可能に装着され、前記金属製可撓管の表面にかしめ固定される端部を有すると共に、前記端部付近の内周側に自己潤滑性を有しかつ絶縁体からなる環状体とシール部材が嵌入されていることが可能であり、この構成により、給水用継手と金属製可撓管との接続も速やかに行うことができる。
【0010】
本発明のスプリンクラー用フレキユニットにおいては、給水用継手とヘッド用継手の端部に放射状の切り込みを設けることが可能であり、この切り込みが存在することにより、給水用継手及びヘッド用継手と金属製可撓管との接続を速やかに行うことができる。
【0011】
本発明のスプリンクラー用フレキユニットにおいては、ヘッド用継手及び給水用継手と可撓管との円滑な回転を補償するために、前記環状体は耐クリープ性の大なるエンジニアリングプラスチック(例えばナイロン)からなることが好ましい。
【0012】
本発明のスプリンクラー用フレキユニットおいては、高い気密性を得るために、前記シール部材が、ガラス転移温度が−20〜−50℃の範囲にあるランダム共重合体、例えばニトリロゴム(アクリロニトリロとブタジェンからなる非晶性の共重合体)からなることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明のスプリンクラー用フレキユニットを備えたスプリンクラー配管システムを示す概略図、図2は本発明の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの半縦断面図、図3は図2の要部を示す半縦断面図、図4は本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの半縦断面図、図5は本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの要部を示す正面図、図6は本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの要部を示す断面図である。
【0014】
図1に示すスプリンクラー用配管は、枝管(不図示)から分岐した給水用枝管管1と、そこに接続された分岐継手2と、ヘッド用継手5を有するフレキユニット3と、分岐継手2に接続された取出し管4と、取出し管4の他端に接続されたエルボ6と天井フレーム(不図示)に固定されたスプリンクラーヘッド(不図示)から構成されている。このスプリンクラー用配管は、フレキユニット3の一端部を取出し管4に接続されたエルボ6に接続し、フレキユニット3の他端部に装着されたヘッド用継手5をスプリンクラーヘッドに接続することにより組立てられる。
【0015】
フレキユニット3は、図2に示すように、所定長さだけ任意の方向に彎曲可能な可撓管31と、その一端部に装着され、ナット33で固定されるニップル(給水用継手)32と、ニップル32と可撓管31との間に介装されるパッキン34と、パッキン34の端面に当接するカラー35を有する。またフレキユニット3は、図3に示すように、可撓管31の他端部に形成された非フレキ部31aに装着されるレジューサー(以下ヘッド用継手という)36と、ヘッド用継手36と非フレキ部31aとの間に介装されかつ非フレキ部31aの外周面に形成された円環状の突起部31bを挟着するカラー37a、37bと、ヘッド用継手36の内周面に形成された円周溝に嵌装されるOリング38a、38bとを有する。ヘッド用継手36の端部36aは、その内周縁が可撓管31の表面に近接するまでかしめられている。スプリンクラー取付用金具(不図示)を係止するために、ヘッド用継手36の外周面に複数条の溝36cが形成されている。可撓管31を形成する金属材料としては、耐食性を有する金属材料、例えばSUS304、SUS316L等に代表されるオーステナイト系ステンレス鋼が好ましい。ニップル32とヘッド用継手36は、例えばSTPG材のような圧力配管用炭素鋼鋼管(JIS G 3454)で形成される。カラー37a、37bは、非フレキ部31aに外装されたヘッド用継手36が回転できるように、自己潤滑性を有する材料、例えばエンジニアリングプラスチックで形成される。このエンジニアリングプラスチックとしては、ナイロン6、ナイロン66等のように絶縁性を有しかつ耐クリープ性に優れた材料、例えば0.5MPa以上の引っ張り強さと20MPa以上の曲げ弾性率を有するプラスチック材料であることが好ましい。パッキン34とOリング38a、38bは、ガラス転移温度が−20〜−50℃の範囲にあるランダム共重合体、例えばニトリロゴムで形成することができる。
【0016】
上記のフレキユニット3によれば、次の手順で給水配管とスプリンクラーヘッド5との接続を行うことができる。まず可撓管31の一端部にニップル32とナット33を装着し、可撓管31の他端部にヘッド用継手36を差し込み、ヘッド用継手36の端部36aは、その内周縁が可撓管31の表面に密着するようにかしめることにより、フレキユニット3が組み立てられる。次いでニップル32をナット33で締め付けることにより、このフレキユニット3を分岐継手2に固定した後、ヘッド用継手36を回転させてスプリンクラーヘッド5にねじ込むことによりスプリンクラー配管が行われる。このスプリンクラー配管において、ヘッド用継手36は可撓管31にかしめられているが、ヘッド用継手36と可撓管31との間には、自己潤滑性を有する材料からなりかつクリープ強度が大なるカラー37a、37bが介装されているので、ヘッド用継手36の円滑な回転を保証することができる。従って、一つのフレキユニット3につき一回のねじ込み作業(袋ナットのねじ込みによるヘッド用継手36と可撓管31との締結作業)を省略できる。
【0017】
また本発明のフレキユニットは、図4に示すように可撓管31の一端部に装着された給水用継手40は他端側のヘッド用継手36と同様に、端部40aが可撓管31の非フレキ部31aにかしめられていてもよい。給水用継手40は、図3と同様の構造を有する。このフレキユニット3においても、給水用継手40と可撓管31との間には、自己潤滑性を有する材料からなりかつクリープ強度が大なるカラー37a、37bが介装されているので、給水用継手40の円滑な回転を保証することができる。従って一つのフレキユニットにつき二回のねじ込み作業を省略できるので、天井裏のように狭くかつ高所の作業であっても、多数のフレキユニット3を効率よく配管施工することができる。また上記のフレキユニット3においては、カラー37a、37bは絶縁体で形成されているため、ヘッド用継手36と水が流動する可撓管31との導通が断たれるため、両者の電位差による電食を防止することができる。さらにヘッド用継手36と可撓管31との間には、Oリングが圧接された状態で存在するため水密状態を維持することが可能で、フレキユニット3からの水漏れを確実に防止することができる。
【0018】
本発明のフレキユニット3は図2及び図3に示す構造に限らず図5又は図6に示す構造でもよい。図5の構造は、ヘッド用継手36の端部36aに放射状に複数の切り込み36bを設けた以外は図2、図3に示すフレキユニット3と同様の構造である。端部36aに放射状に複数の切り込み36bを設けることにより、ヘッド用継手36を図2のものよりも少ない圧力で可撓管31にかしめることが可能で、フレキユニット3の組立てが容易になる。
【0019】
図6に示すスプリンクラー用フレキユニットは、可撓管31の他端部に非フレキ部31aを形成せずに、可撓管31の他端部の谷部にCリング39とOリング38c、38dを嵌め込み、ヘッド用継手36の端部内周面に、Cリング39の一部を受取る一条の円周溝を設けた構造を有する。Cリング39は、カラー37a、37bと同様の材料で形成される。この構造によれば、ヘッド用継手36の端部にOリング38c、38dを嵌め込むための溝を形成する必要がないので、フレキユニットの製作コストを低減することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上に記述の如く本発明によれば、スプリンクラー配管を構成する可撓管の端部に装着される継手部の少なくとも一方が可撓管の表面にかしめられしかも可撓管の回転を許容するので、ねじ込みを行う作業回数が少なくなり、狭くかつ高所での作業となるスプリンクラー配管施工を効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプリンクラー用フレキユニットを備えた配管システムを示す概略斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの半縦断面図である。
【図3】図2の要部を示す半断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの半縦断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの要部を示す正面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係わるスプリンクラー用フレキユニットの要部を示す半断面図である。
【符号の説明】
1:給水用枝管、2:分岐継手、3:フレキユニット、4:取出し管、5:ヘッド用継手、6:エルボ、31:可撓管、31a:非フレキ部、32:ニップル、33:ナット、34:パッキン、35、37a、37b:カラー、36:ヘッド用継手、36a:端部、36b:切り込み、36c:溝、38a、38b、38c、38d:Oリング、39:Cリング、40:給水用継手、40a:端部
Claims (6)
- 少なくとも中央部が蛇腹状に形成された金属製可撓管と、その一端側に装着される給水用継手と、前記金属製可撓管の他端側に回転可能に装着され、スプリンクラーヘッドとの接続口を有するヘッド用継手とを備え、前記ヘッド用継手は、前記金属製可撓管の表面にかしめ固定される端部を有すると共に、前記端部付近の内周側に自己潤滑性を有しかつ絶縁体からなる環状体とシール部材が嵌入されていることを特徴とするスプリンクラー用フレキユニット。
- 前記給水用継手は、前記金属製可撓管の一端側に回転可能に装着され、前記金属製可撓管の表面にかしめ固定される端部を有すると共に、前記端部付近の内周側に自己潤滑性を有しかつ絶縁体からなる環状体とシール部材が嵌入されていることを特徴とする請求項1記載のスプリンクラー用フレキユニット。
- 前記ヘッド用継手の端部に放射状の切り込みが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスプリンクラー用フレキユニット。
- 前記給水用継手の端部及び前記ヘッド用継手の端部に放射状の切り込みが設けられていることを特徴とする請求項2に記載のスプリンクラー用フレキユニット。
- 前記環状体はエンジニアリングプラスチックからなることを特徴とする請求項1又は2に記載のスプリンクラー用フレキユニット。
- 前記シール部材は、ガラス転移温度が−20〜−50℃の範囲にあるランダム共重合体からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のスプリンクラー用フレキユニット。
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