JP2002130051A - ケース部材の取付構造 - Google Patents

ケース部材の取付構造

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JP2002130051A JP2000324279A JP2000324279A JP2002130051A JP 2002130051 A JP2002130051 A JP 2002130051A JP 2000324279 A JP2000324279 A JP 2000324279A JP 2000324279 A JP2000324279 A JP 2000324279A JP 2002130051 A JP2002130051 A JP 2002130051A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない締結手段で簡単に取付けできかつケー
ス部材の中央部の剛性を向上させて振動を抑えることが
できるケース部材の取付構造を供する。 【解決手段】 複数の締結手段により機器本体に外周部
が締結されるとともに所要の中央締結部が締結されるケ
ース部材5の内壁面に、複数の前記中央締結部39a,40
aを互いに連結する連結壁41が突出形成され、連結壁41
が中央締結部39a,40aとともに機器本体に突き当てら
れてケース部材5が機器本体に取り付けられるケース部
材の取付構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器本体にケース
部材を取り付ける取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】頭上カム式内燃機関等は、機関本体の側
部に機関動力を動弁系に伝達するタイミングチェーンが
設けられ、同タイミングチェーンをケース部材であるチ
ェーンケースが覆っている。チェーンケースは、外周部
を機関本体に締結して内部空間にタイミングチェーンを
収容する。
【0003】例えば特開平7−83069号公報には、
V型内燃機関のチェーンケースの例が開示されており、
シリンダブロック及びシリンダヘッド等の機関本体の側
部に取り付けられる該チェーンケース01についてその表
面図を図9に示す。
【0004】同図9に示すようにチェーンケース01は、
外周部に略等間隔にボルト孔02が設けられて機関本体に
ボルトにより締結固定される。さらにチェーンケース01
の中央部にも所要個所に複数締結ボス部03がボルト孔04
を穿孔して形成されている。
【0005】チェーンケース01は、外周部のみならず中
央部も複数の締結ボス部03において機関本体にボルト締
めされるので、チェーンケース01の中央部が機関本体に
一体的に結合して剛性の向上を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしチェーンケース
01の中央部は、締結ボス部03がそれぞれ局所的に機関本
体に締結されるので、中央部全体の剛性を上げるために
は、多数の締結ボス部03を形成して中央部を複数個所で
機関本体に結合する必要がある。したがってチェーンケ
ースが複雑な形状をなし、ボルト等の締結手段も多数と
なり取付作業も面倒となる。
【0007】本発明は斯かる点に鑑みなされたもので、
その目的とする処は、少ない締結手段で簡単に取付けで
きかつケース部材の中央部の剛性を向上させて振動を抑
えることができるケース部材の取付構造を供する点にあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するために、本請求項1記載の発明は、複数の締結
手段により機器本体に外周部が締結されるとともに所要
の中央締結部が締結されるケース部材の内壁面に、複数
の前記中央締結部を互いに連結する連結壁が突出形成さ
れ、前記連結壁が前記中央締結部とともに機器本体に突
き当てられて前記ケース部材が機器本体に取り付けられ
るケース部材の取付構造とした。
【0009】ケース部材は外周部が複数の締結手段によ
り機器本体に締結されるとともに、中央部が複数の中央
締結部において締結手段により機器本体に締結される。
この締結される複数の中央締結部を互いに連結する連結
壁がケース部材の内壁面に突出形成されて中央締結部と
ともに機器本体に突き当てられるので、ケース部材の中
央部が確固として機器本体に一体に固着されて剛性が向
上し該中央部の振動を抑制することができ、騒音の発生
を防止することができる。
【0010】中央締結部を互いに連結する連結壁が機器
本体に突き当てられるので、中央締結部を多数設ける必
要がなくケース部材の形状が簡素化し、締結手段も少な
くてすみ組付け作業も容易となる。さらに連結壁により
締結部の剛性も向上し、一層ケース部材の締結剛性も向
上する。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のケ
ース部材の取付構造において、前記連結壁が環状に形成
されることを特徴とする。ケース部材の中央部における
環状の連結壁が機器本体に突き当てられてケース部材が
結合されるので、効果的に剛性を高くして該中央部の振
動をより抑制することができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載のケ
ース部材の取付構造において、前記ケース部材の環状の
連結壁の内側は貫通孔が形成され、同貫通孔を利用して
他部材が機器本体に取り付けられることを特徴とする。
【0013】ケース部材の環状の連結壁の内側は貫通孔
が形成されるので軽量化が図れるとともに、同貫通孔を
利用して他部材が機器本体に取り付けられるのでスペー
スの有効利用が図れる。また他部材は、ケース部材を外
すことなく機器本体に着脱自在に取り付け可能である。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3までのいずれかの項記載のケース部材の取付構造に
おいて、前記機器本体が内燃機関本体であり、前記ケー
ス部材がチェーンケースであることを特徴とする。
【0015】内燃機関のチェーンケースに適用したもの
であり、内燃機関から発生する振動がチェーンケースに
伝達されても、チェーンケースの内壁面の連結壁により
チェーンケースの中央部を確固として内燃機関本体に一
体に結合して剛性を上げチェーンケースの中央部の振動
を低減することができ、チェーンケースに中央締結部を
多数設ける必要がなくチェーンケースの形状が簡素化
し、締結手段も少なくてすみ、組付け作業も容易とな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図8に基づいて説明する。本実施の形
態は内燃機関に適用したものであり、該内燃機関1は、
自動車に搭載されるDOHC(ダブルオーバヘッドカム
シャフト)型の直列4気筒4ストロークサイクル内燃機
関であり、車両には横置き(クランクシャフト6を左右
方向に指向させた姿勢)に搭載される。
【0017】該内燃機関1の本体は、シリンダブロック
2と、該シリンダブロック2の上方に配置されたシリン
ダヘッド3と、前記シリンダブロック2の下方に配置さ
れたクランクケース4とよりなり、これらシリンダブロ
ック2,シリンダヘッド3およびクランクケース4は、
図示されないボルトまたはスタッドボルトに螺合される
ナットにより、相互に一体に結合され、これらシリンダ
ブロック2,シリンダヘッド3,クランクケース4の右
側面(図3に図示された面)には、内燃機関ケース部材
であるチェーンケース5が後述するように、着脱自在に
一体に取付けられるようになっている。
【0018】この内燃機関1の前面右寄りに補機ブラケ
ット60を介して補機類すなわち油圧ポンプ61,ACジェ
ネレータ62,コンプレッサ63,ウォータポンプ64が取付
けられ、クランクシャフト6に嵌着された駆動プーリ6
a、アイドラプーリ65、油圧ポンプ61の被動プーリ61
a、ACジェネレータ62の被動プーリ62a、ウォータポ
ンプ64の被動プーリ64a、コンプレッサ63の被動プーリ
63aの各プーリ間に無端状ベルト66が掛け渡されて一斉
に駆動されるようになっている。
【0019】内燃機関本体のシリンダブロック2とクラ
ンクケース4との合せ面には、クランクシャフト6が回
転自在に枢支され、シリンダヘッド3に形成された図示
されないシリンダにピストン(図示されず)が摺動自在
に嵌装され、該ピストンと前記クランクシャフト6とは
図示されないコネクティングロッドを介して連結されて
おり、前記シリンダの燃焼室内で発生する燃焼ガスによ
り前記ピストンが往復駆動されるに伴なって、クランク
シャフト6が回転駆動されるようになっている。
【0020】シリンダヘッド3には、前記シリンダブロ
ック2のシリンダ頂部にそれぞれ連通する図示されない
吸排気ポートが形成され、該吸排気ポートを連通または
遮断する吸排気弁(図示されず)が設けられ、該吸排気
弁を開閉する吸排気カムと一体の吸排気カム軸7が、回
転自在に前記シリンダヘッド3に枢支され、該吸排気カ
ム軸7にカムチェーンドリブンスプロケット8が一体に
嵌着され、前記クランクシャフト6と一体のカムチェー
ンドライブスプロケット9と該カムチェーンドリブンス
プロケット8とに、無端状のカムチェーン10が架渡され
る。
【0021】該カムチェーン10の一側(図3で右側)に
チェーンガイド11が設けられるとともに、該カムチェー
ン10の他側にチェーンテンショナー12が設けられ、該チ
ェーンテンショナー12は、シリンダヘッド3に上端が枢
着されたチェーンガイド部材13と、該チェーンガイド部
材13の下部をカムチェーン10に向け押圧してカムチェー
ン10に張力を与えるようにシリンダブロック2に取付け
られたリフタ14とよりなっており、カムチェーン10は緩
むことなく緊張された状態で、クランクシャフト6の2
回転に対応して吸排気カム軸7が1回転の割合で円滑に
回転駆動されるようになっている。
【0022】さらにまた、シリンダブロック2の下面に
潤滑油ポンプ15が一体に付設され、クランクシャフト6
と一体のポンプドライブスプロケット16と、潤滑油ポン
プ15とポンプ回転軸17と一体のポンプドリブンスプロケ
ット18とに無端状のチェーン19が架渡され、該チェーン
19の一側(図3で左側)にチェーンガイド20が設けられ
るとともに、該チェーン19の他側にチェーンテンショナ
ー21が設けられており、チェーンテンショナー21の本体
自体の弾性復元力でもってチェーン19に張力が与えられ
るようになっている。
【0023】そしてシリンダブロック2の上部はシリン
ダヘッドカバー22で覆われて密閉されるとともに、シリ
ンダブロック2の下部はオイルパン23で覆われて、内燃
機関1内の潤滑油が該オイルパン23にて貯溜されるよう
になっている。
【0024】図3に図示されるようなシリンダブロック
2,シリンダヘッド3およびクランクケース4よりなる
内燃機関1の本体の一端面を、密閉するチェーンケース
5の下部には、図6ないし図8に示すようにクランクシ
ャフト6が貫通しうる開口部34が形成されるとともに、
該チェーンケース5の上部には、動弁系の可変バルブタ
イミング用ソレノイド50を点検しかつ交換するための開
口部35が形成され、かつ前記チェーンテンショナー12の
リフタ14に対応した個所に保守用開口部36が形成されて
いる。
【0025】図3に図示されるように、シリンダブロッ
ク2,シリンダヘッド3およびクランクケース4のチェ
ーンケース5が取付けられる側面には、概ねチェーンケ
ース5の輪郭に沿って前後に側縁壁25が突出形成され、
同側縁壁25の端面が同一平面のチェーンケース5との合
わせ面となっている。この側縁壁25に略等間隔にネジ孔
26を備えたボス部26aが形成されている。
【0026】またシリンダヘッド3のチェーンケース5
が取付けられる側面の中央には、前記チェーンケース5
の開口部35に対応した個所の上下にそれぞれネジ孔27,
28を備えたボス部27a,28aが形成され、上下両ボス部
27a,28aを連結して突条29が環状に突出形成されてい
る(図3参照)。図5に示すようにボス部27a,28a及
び環状の突条29の端面は、側縁壁25の端面と同一平面に
ある。
【0027】環状の突条29の内部には、可変バルブタイ
ミング用ソレノイド50のリニアバルブが嵌入される嵌合
孔30が形成されており、突条29の一部が内側に延出して
同延出部にネジ孔31が設けられている(図3参照)。
【0028】なお突条29の下端のネジ孔28の前方(図3
における右方)のネジ孔26pは、シリンダヘッド3の前
壁より前方へ突出したオイルフィルタ51(可変バルブタ
イミング用油圧オイルのフィルタ)の取付部25aに形成
されている。チェーンケース5及びエンジンマウントブ
ラケット52がオイルフィルタ51の取付部25aに締結され
ているので、チェーンケース5及びエンジンマウントブ
ラケット52の締結剛性が向上する。
【0029】一方チェーンケース5には、図6ないし図
8に示すように前後側縁部37が機関本体側の前後側縁壁
25に対応して形成され、同前後側縁部37に略等間隔に取
付け孔38を備えたボス部38aが機関本体側のネジ孔31の
ボス部26aに対応して形成されている。
【0030】またチェーンケース5の上部中央の開口部
35の上下にそれぞれ取付け孔39,40を備えたボス部39
a,40aが形成され、上下両ボス部39a,40aを連結す
る連結壁41が開口部35の周縁に内壁面33側に突出形成さ
れている。ボス部39a,40a及び環状の連結壁41の端面
は、前後側縁部37の端面と同一平面にあり、機関本体側
のボス部27a,28a及び環状の突条29に対応し、合わせ
面として突き当てられる(図5参照)。
【0031】なおチェーンケース5の開口部34,36の周
縁部にも周壁42,43が形成され、内壁面33には図7に示
すようにボス部38a,連結壁41,周壁42,43の間を連結
するように内リブ44が複数形成されるとともに、チェー
ンテンショナー12のチェーンガイド部材13に沿った弯曲
リブ45が形成されている。また図6を参照してチェーン
ケース5の外壁面には取付け孔40のボス部40aとその前
方(図6の右側)の取付け孔38p(シリンダヘッド3側
のネジ孔26pに対応)のボス部38aとの間を外リブ46が
連結している。
【0032】以上のようなチェーンケース5を、図3に
示すシリンダブロック2,シリンダヘッド3およびクラ
ンクケース4の機関本体の側面に被せ、チェーンケース
5の取付け孔38を貫通して機関本体側の対応するネジ孔
26に螺合されるボルト47の締結によりチェーンケース5
が内燃機関1の本体たるシリンダブロック2,シリンダ
ヘッド3およびクランクケース4に着脱自在に取付けら
れるようになっている。
【0033】なお機関本体側とチェーンケース5の連結
壁41との当接合わせ面に室温硬化型シリコン系の液状シ
ール剤たるFIPG等を介在させボルト47により締結し
て結合力を増すようにしてもよい。
【0034】こうして内燃機関1の本体にチェーンケー
ス5が取付けられ、駆動プーリ6aをクランクシャフト
6に嵌着した状態を図2に示す。図6及び図7を参照し
てチェーンケース5の外リブ46の両端の取付け孔40,38
pと取付け孔38pより下方の隣合う取付け孔38qの3つ
の取付け孔40,38p,38qに3個のボルト48によりエン
ジンマウントブラケット52を固着する。
【0035】ボルト48は、エンジンマウントブラケット
52の取付け孔及びチェーンケース5の取付け孔40,38
p,38qを貫通してシリンダヘッド3及びシリンダブロ
ック2のネジ孔28,26p,26q(取付け孔38qに対応す
るシリンダブロック2の孔)に螺合締結し、図4に示す
ようにシリンダヘッド3及びシリンダブロック2にチェ
ーンケース5とエンジンマウントブラケット52を共締め
する。
【0036】またチェーンケース5の環状の連結壁41に
囲まれた開口部35にはシリンダヘッド3の嵌合孔30が露
出しており、可変バルブタイミング用ソレノイド50のリ
ニアバルブ50aを嵌合孔30に嵌入して可変バルブタイミ
ング用ソレノイド50を開口部35に配設し、可変バルブタ
イミング用ソレノイド50の側方に突出したブラケットを
ボルト49が貫通してシリンダヘッド5のネジ孔31に螺合
して可変バルブタイミング用ソレノイド50を固着する
(図4,図5参照)。
【0037】こうしてエンジンマウントブラケット52と
可変バルブタイミング用ソレノイド50を取付けた状態を
図1が示している。可変バルブタイミング用ソレノイド
50は、チェーンケース5の開口部35を利用してチェーン
ケース5を取り外すことなく、着脱が可能で保守点検・
交換作業が容易である。
【0038】以上のようにチェーンケース5は、前後の
側縁壁37がボルト47により内燃機関1の本体に締結され
るとともに、中央部の取付けボス部39a,40aが環状の
連結壁41とともにシリンダヘッド3のボス部27a,28
a、環状の突条29に突き当てられて、ボルト47,48によ
りシリンダヘッド3に締結される。
【0039】したがってチェーンケース5自体が中央部
において環状の連結壁41を形成して剛性及び強度が高い
ことに加えて、チェーンケース5の中央部が連結壁41に
より広い面積で確固として内燃機関1の本体に一体に固
着結合されて剛性が大幅に向上し該中央部の振動を効果
的に抑制することができる。
【0040】このため、シリンダブロック2、シリンダ
ヘッド3およびクランクケース4とチェーンケース5と
の間で回送されるカムチェーン10に大きな振動が生じて
も、チェーンケース5は大きな弾性変形を起さずに、騒
音も生じにくい。
【0041】チェーンケース5の中央部の取付けボス部
39a,40aを互いに連結する連結壁41が内燃機関1の本
体に突き当てられるので、取付けボス部を多数設ける必
要がなくチェーンケース5の形状が簡素化し、ボルト等
の締結手段も少なくてすみ組付け作業も容易となる。
【0042】チェーンケース5の環状の連結壁41の内側
は開口部35となり、チェーンケース5及び内燃機関1の
軽量化が図れるとともに、同開口部35を利用して可変バ
ルブタイミング用ソレノイド50がシリンダヘッド3に取
り付けられるので、スペースの有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るケース部材の取付
け構造を備えた内燃機関の全体側面図である。
【図2】一部部材を取り外した該内燃機関の側面図であ
る。
【図3】チェーンケースを取り外した該内燃機関の側面
図である。
【図4】図1におけるIV−IV線に沿って切断した断面図
である。
【図5】図1におけるV−V線に沿って切断した断面図
である。
【図6】チェーンケースの表面図である。
【図7】同裏面図である。
【図8】図6におけるVIII−VIII線に沿って切断した断
面図である。
【図9】従来のケース部材の表面図である。
【符号の説明】
1…内燃機関、2…シリンダブロック、3…シリンダヘ
ッド、4…クランクケース、5…チェーンケース、6…
クランクシャフト、7…吸排気カム軸、8…カムチェー
ンドリブンスプロケット、9…カムチェーンドライブス
プロケット、10…カムチェーン、11…チェーンガイド、
12…チェーンテンショナー、13…チェーンガイド部材、
14…リフタ、15…潤滑油ポンプ、16…ポンプドライブス
プロケット、17…ポンプ回転軸、18…ポンプドリブンス
プロケット、19…チェーン、20…チェーンガイド、21…
チェーンテンショナー、22…シリンダヘッドカバー、23
…オイルパン、25…側縁壁、26…ネジ孔、27,28…ネジ
孔、29…突条、30…嵌合孔、31…ネジ孔、33…内壁面、
34…開口部、35…開口部、36…保守用開口部、37…側縁
壁、38…取付け孔、39,40…取付け孔、41…連結壁、4
2,43…周壁、44…内リブ、45…弯曲リブ、46…外リ
ブ、47,48,49…ボルト、50…可変バルブタイミング用
ソレノイド、51…オイルフィルタ、52…エンジンマウン
トブラケット、60…補機ブラケット、61…油圧ポンプ、
62…ACジェネレータ、63…コンプレッサ、64…ウォー
タポンプ、65…アイドラプーリ、66…無端状ベルト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の締結手段により機器本体に外周部
    が締結されるとともに所要の中央締結部が締結されるケ
    ース部材の内壁面に、複数の前記中央締結部を互いに連
    結する連結壁が突出形成され、 前記連結壁が前記中央締結部とともに機器本体に突き当
    てられて前記ケース部材が機器本体に取り付けられるこ
    とを特徴とするケース部材の取付構造。
  2. 【請求項2】 前記連結壁は環状に形成されることを特
    徴とする請求項1記載のケース部材の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記ケース部材の環状の連結壁の内側は
    貫通孔が形成され、 同貫通孔を利用して他部材が機器本体に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項2記載のケース部材の取付構
    造。
  4. 【請求項4】 前記機器本体が内燃機関本体であり、前
    記ケース部材がチェーンケースであることを特徴とする
    請求項1から請求項3までのいずれかの項記載のケース
    部材の取付構造。
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