JP2002127476A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002127476A
JP2002127476A JP2000327218A JP2000327218A JP2002127476A JP 2002127476 A JP2002127476 A JP 2002127476A JP 2000327218 A JP2000327218 A JP 2000327218A JP 2000327218 A JP2000327218 A JP 2000327218A JP 2002127476 A JP2002127476 A JP 2002127476A
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JP2000327218A
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Yoshiharu Sasaki
義晴 佐々木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/475Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material for heating selectively by radiation or ultrasonic waves

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ビームを用いて記録媒体に画像/文字デー
タ通りに記録する記録装置の光ビームのパワー/波長が
変化したときでも、温度や湿度等の環境が変化したとき
でも、記録速度が変化したときでも、安定した記録を無
駄のない光エネルギで行うことができる記録装置を提供
する。 【解決手段】 転写フィルムとレシーバフィルムとの重
ね合わせから成る記録媒体を固定する記録媒体固定部材
と、該記録媒体固定部材を移動させる主走査方向移動装
置と、光ビームを放射するレーザ記録ヘッドと、前記レ
ーザ記録ヘッドからの光ビームを前記主走査方向と垂直
方向である副走査方向に移動させる副走査方向移動装置
とを有する記録装置において、前記光ビームの光強度分
布が略直方体であるものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転する記録ドラ
ム上に取り付けられた記録媒体に光ビームを放射し画像
や文字を形成する記録装置に関するもので、特に、濃度
低下の生じない、細線の付きがよい、記録エネルギに無
駄のない記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザー光等の記録ヘッドを用い
た記録装置により、画像情報に応じて感熱材料を受像シ
ートに熱転写した後、画像転写装置に受像シートと本紙
を重ねて通すことにより、受像シートに形成された画像
を本紙に転写して本紙上に画像を得るシステムが使われ
ている。
【0003】ところで、従来のこの種の記録装置に用い
るレーザ記録ヘッドは、その光ビームの光強度分布形状
が図4のようなガウシアン形状のものを使用していた。
すなわち、図4において、X軸を副走査方向、Y軸を主
走査方向、Z軸を光強度(mW/μm2 ) とすると、
X軸が0およびY軸が0の箇所の光強度が最大となり、
あとX軸の0およびY軸の0の箇所から離れるにしたが
って光強度は減少していく。
【0004】したがって、これを副走査方向毎に、主走
査について積分すると図5のようにガウシアン形状とな
る。図において、横軸を副走査方向、縦軸を光強度の主
走査についての積分値(mW/μm)とすると、X軸が
0の箇所の光強度が最大の18(mW/μm)となり、
あとX軸の0から正・負方向に離れるにしたがって光強
度は減少し、±8μmの箇所ですでに0に近くなる。と
ころで、この図4の光ビームで所定の速度で記録される
線の太さは、図6のように、光強度の主走査方向積分値
がほぼ9mW/μm以上の範囲となるから、線幅はX軸
が0の箇所を中心にして±2.8μmの範囲内、すなわ
ち、直径約5.6μmとなる。
【0005】そこで例えば、光ビームのパワーが変動し
て10%多くなったとすると、図7のようになり、光強
度の主走査方向積分値が9mW/μm以上の範囲となる
から、線幅はX軸が0の箇所を中心にして±3.05μ
mの範囲内の、直径6.1μmとなる。つまり、線幅が
図6の5.6μmから図7の6.1μmに約10%太く
なってしまう。
【0006】また湿度が約20%低下したりまたは記録
速度が約20%上昇すると、感度がほぼ10%程度下が
るため、記録される光強度の主走査方向積分値の範囲
は、図8のようにほぼ10W/μm以上の範囲となるの
で、線幅は約5.3μmとなる。つまり、線幅が図6の
5.6μmから図8の5.3μmに約5%ほど細くな
る。
【0007】このように、従来のガウシアン形状の光ビ
ームで記録した場合、いろんな要因によって線幅が変化
することが判った。そうすると、外的及び内的なノイズ
(誤差要因)があった場合、所定の濃度を安定して得る
ことができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願人はこ
れを解決するものとして、副走査方向に略一定の光強度
分布を持つ光ビームを使用することを考えた。例えば、
図9のように副走査方向に一定の光強度分布を持ち、主
走査方向にガウシアン形状の光強度分布を持つ光ビーム
がある。すなわち、図において、X軸を副走査方向、Y
軸を主走査方向、Z軸を光強度(mW/μm2 )とする
と、Y軸が0の線上でX軸が±3μmの範囲にわたって
最大かつ一定となり、あとY軸の0点から離れるにした
がってガウシアン形状で減少していくが、しかしながら
Y軸のどの線上をとってもX軸が±3μmの範囲にわた
って一定となっていることがわかる。
【0009】図9のこのような形状の光ビームは、マル
チモードタイプの半導体レーザから射出するレーザ光を
所定の光学系を通すことによって得ることができる。す
なわち、マルチモードタイプの半導体レーザーは、活性
層に対し垂直方向のファーフィールドパターン(光強度
分布)はガウシアン形状であり、活性層に対し水平方向
のファーフィールドパターンは略矩形であることが一般
的に知られている。したがって、その形状のまま、所定
の光学系を通し、垂直方向/水平方向の光学培率を所定
の倍率に設定することで、図9のような光ビームを得る
ことは、比較的容易に可能である。
【0010】このように、Y軸のどの線上をとってもX
軸の所定の範囲にわたって一定となっていることから、
そこで、上記光ビームを副走査方向毎に、主走査方向に
積分すると図10のようになる。図10において、横軸
を副走査方向、縦軸を光強度の主走査についての積分値
(mW/μm)とすると、X軸が±3の範囲で光強度が
最大でかつ一定の17(mW/μm)となり、X軸の±
4より離れると0になる。ところで、この図9の光ビー
ムで所定の速度で記録される線の太さは、光強度の主走
査方向積分値がほぼ9mW/μm以上の範囲なので、線
幅は図10からわかるように3.45×2で6.9μm
となる。
【0011】そこで、例えば、光ビームパワーが変動し
て10%多くなると、図11のようになる。すなわち、
図11において、横軸を副走査方向、縦軸を光強度の主
走査についての積分値(mW/μm)とすると、図9の
光ビームで所定の速度で記録される線の太さは、光強度
の主走査方向積分値がほぼ9mW/μm以上の範囲なの
で、線幅は約7.0μmとなる。つまり、線幅が図10
の6.9μmから図11の7.0μmと、わずか約2%
だけ太くなるだけである。さきほどの従来の場合の光ビ
ームパワーが10%多く変動すると約10%も太くなっ
てしまったのと比べると格段の違いがあることがわか
る。
【0012】次に、湿度が20%低下したり、または、
記録速度が約20%上昇すると、記録される光強度の主
走査方向積分値の範囲は、ほぼ10mW/μm以上の範
囲なので図12のようになり、線幅は約6.8μmとな
る。つまり、線幅が図10の6.9から図12の6.8
μmに、わずか約2%細くなるだけである。このよう
に、副矩形形状の光ビームで記録した場合、いろんな外
的及び内的なノイズ(誤差要因)によって線幅が変化し
にくいことが判る。
【0013】このように、この光ビーム形状は図9に示
すように、主走査方向にはガウス分布の形状をし、副走
査方向には矩形状の分布をしている。この光ビームの光
強度の主走査方向積分値を測定すると図10のようにな
る。すなわち、横軸に副走査方向(μm)を、縦軸に光
強度の主走査方向積分値(mW/μm)をとると測定値
は副走査方向の中心0を中心に左右3μmまでは光強度
17であるが、左右4μmで光強度は0になる。そこ
で、記録できる光強度のスレッショルドレベルを9(m
W/μm)とすると、記録に作用するスレッショルド以
上の光強度積分値(図10のS2部分)が余分に相当あ
ることがわかる。図10において積分値は9(mW/μ
m)程度有ればよいのである。記録に作用しないスレッ
ショルド以下の光強度積分値が両サイド(図10のS3
とS4部分)に現れるがこの値が極少ないのは前記の従
来例に比べ優れている点である。
【0014】しかしながら、光強度の主走査方向毎に、
副走査方向の積分値を測定すると図13に示すように、
主走査方向の中心点0を中心にしてガウス分布となって
いる。すなわち、主走査方向に、光強度が徐々に増加
し、そしてピークに達し、そして徐々に減少する曲線に
なる。したがって、光強度の副走査方向積分値のスレッ
ショルド約0.7(mW/μm2)付近を上回る部分S
5がかなり広く存在しており、光エネルギに無駄がある
ことがわかる。また、光強度の副走査方向積分値のスレ
ッショルド約0.7(mW/μm2)付近を下回る部分
S6、S7がかなり広く存在しており、ここにも光エネ
ルギに無駄があることがわかる。そこで、本発明は主走
査方向毎にみた副走査方向の光エネルギの無駄を無くす
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の記録装置の発明は、光ビームを放射
するレーザ記録ヘッドを用いて記録媒体に画像や文字を
記録する記録装置において、前記光ビームの光強度分布
が略直方体であることを特徴とする。請求項2記載の記
録装置の発明は、転写フィルムとレシーバフィルムとの
重ね合わせから成る記録媒体を固定する記録媒体固定部
材と、該記録媒体固定部材を移動させる主走査方向移動
装置と、光ビームを放射するレーザ記録ヘッドと、前記
レーザ記録ヘッドからの光ビームを前記主走査方向と垂
直方向である副走査方向に移動させる副走査方向移動装
置とを有する記録装置において、前記光ビームの光強度
分布が略直方体であることを特徴とする。請求項3記載
の記録装置の発明は、転写フィルムとレシーバフィルム
との重ね合わせから成る記録媒体を固定する記録媒体固
定部材と、該記録媒体固定部材を移動させる主走査方向
移動装置と、複数の光ビームを放射するレーザ記録ヘッ
ドであって、記録媒体上に1次元又は2次元に配列され
る光ビームを形成するレーザ記録ヘッドと、前記レーザ
記録ヘッドからの複数の光ビームを前記主走査方向と垂
直方向である副走査方向に移動させる副走査方向移動装
置とを有する記録装置において、前記レーザ記録ヘッド
からの各光ビームの光強度分布が略直方体であることを
特徴とする。請求項4記載の記録方法の発明は、2値の
ヒートモード記録媒体である転写フィルムのトナー層と
レシーバフィルムの受像層を重ね合わせて記録媒体固定
部材に固定し、該記録媒体の移動方向を主走査方向と
し、記録媒体に光ビームを放射するレーザ記録ヘッドを
前記主走査方向と垂直方向である副走査方向に移動させ
て、記録媒体に画像や文字を記録する記録方法におい
て、前記レーザ記録ヘッドからの光ビームの光強度分布
が略直方体のものを用いることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明が対象としている記録装置
について、まず図面を用いて説明する。図14はこの種
の記録装置の構成の一例を示すもので、この記録装置
は、レーザ光源(LD)を備えたレーザヘッド70から
出射されるレーザ光71を、記録用ドラム60に装着し
た受像シート10とこの受像シート10を覆う転写シー
ト20からなる重ねシートとしての記録媒体に照射しな
がら、記録用ドラム60を矢印方向に回転させつつレー
ザヘッド70を記録用ドラム60の軸方向と平行方向に
移動させて記録媒体上に二次元画像を形成するように構
成した記録装置である。レーザヘッド70にはレーザ光
71を照射するための発光素子(図示なし)を、又は発
光素子および発光素子から出射されたレーザを変調する
光変調素子を有している。
【0017】記録用ドラム60に装着される受像シート
10と転写シート20の各構成は図15に示すとおりで
ある。図15において、受像シート10は記録用ドラム
60側から順番に、支持体11、クッション層12、受
像層13で構成されている。また、この受像シート10
の上に覆われる転写シート20は、レーザ光照射側から
順番に支持体21、光熱変換(IR)層22、トナー層
23で構成されている。この受像シート10が記録用ド
ラム60に装着され、受像シート10の上側に転写シー
ト20がトナー層を受像シート10側に向けて重ねら
れ、転写シート20に受像シート10側の反対側からレ
ーザ光を照射すると、支持体21は透明なのでレーザ光
がここを透過して、これにより照射されたトナー層23
の部分が熱によって受像層13に転写されることとな
る。
【0018】ここで、支持体には、PET(ポリエチレ
ンテレフタレート)ベース、TAC(トリアセチルセル
ロース)ベース、PEN(ポリエチレンナフタレート)
ベース等、レーザ光を透過させるものが用いられる。ま
た光熱変換層には、カーボン、黒色物質、赤外線吸収色
素、特定波長吸収物質等のレーザエネルギを熱に効率良
く変換するものが用いられる。トナー層には、K
(黒)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)、各色の転写シートがあり、金、銀、茶、グレー、
オレンジ、グリーン等の特色の転写シートも使用される
ことがある。受像層は、転写されるトナーを受け止める
ものである。さらにクッション層は、トナ一が複数段に
重ねられるときの段差吸収や、ゴミによる段差吸収の働
きを担うものである。
【0019】尚、記録装置で使用される記録媒体として
の受像シート10及び転写シート20のより詳細な内容
については、本出願人の出願に係る特開平4−2965
94号公報、特開平4−327982号公報、特開平4
−327983号公報等に記載されており、また、この
ような記録媒体を使用した記録装置については特開平6
−275183号公報に詳述されているので、必要に応
じてそれらを参照されたい。
【0020】次に、図15の構成の受像シート10と転
写シート20とを用いてレーザ記録を行うレーザ記録工
程および記録後に受像シート10から各転写シート20
を剥離する剥離工程とを、図16を用いて説明する。
【0021】1)受像シート10を記録用ドラム60に
巻き付ける。 2)まず、K工程を実施するため、K転写シート20を
その受像シート10の上に巻き付ける。必要に応じて、
スクイーズ処理(軽い加圧・加熱により、受像シート1
0とK転写シート20との密着性を高める。)を行う。 3)Kの画像・文字データに基づきレーザ光を照射し記
録を行う。 4)そして、K転写シート20を受像シート10から剥
離すると、レーザ光の照射されたK部分だけ受像シート
10の受像層に転写され、レーザ光の照射されなかった
他のK部分はK転写シート20にくっついたまま剥離さ
れる(K工程終了)。
【0022】5)C工程以下については特に図面はない
がK工程と同様な工程が実施される。即ち、C転写シー
トをその受像シート10の上に巻き付ける。 6)Cデータでレーザ記録を行う。 7)C転写シート20を受像シート10から剥離させる
(C工程終了)。 8)さらに、M工程を実施する。即ち、M転写シート2
0をその受像シート10の上に巻き付ける。 9)Mデータでレーザ記録を行う。 10)M転写シート20を受像シート10から剥離させ
る(M工程終了)。 11)そして、Y工程を実施する。即ち、Y転写シート
20をその受像シート10の上に巻き付ける。 12)Yデータでレーザ記録を行う。 13)最後に、Y転写シート20を受像シート10から
剥離させる(Y工程終了)。 このようにして、受像シート10上にはKCMY4色が
画像様に適宣積層されたり又は積層されなかったりして
所望のカラーの画像が出来上がる。
【0023】次に、これを本紙に転写する。 1)図17は図16の工程で得られた受像シート10上
のKCMY4色を本紙に転写する従来の工程の説明図で
ある。図17(a)において、受像シート10にはその
支持体11の上のクッション層12を介して受像層13
に各KCMY4色が適宜積層されている。この上に、本
紙40を重ねる。 2)このように重ねた状態で、転写機50に入れる。転
写機50内には加圧状態にある2本のヒートローラ(又
は、ヒートローラと通常のローラ)が配備されているの
で、この2本のヒートローラ間を重ねた状態のシートが
で通過する(図17(b))。 3)その後、受像シート10を本紙40から剥がすと、
受像シート10のクッション層12を境にして互いに剥
離し、本紙側には受像層13に包まれたKCMY各色が
転写され、所定のカラーを呈する本紙が得られることと
なる(図17(c))。なお、剥離された受像シート1
0側は廃棄処分される。
【0024】図18は、上記記録方法を実施する記録装
置の概略を示す縦断面図である。図18に示すように、
記録装置1は、受像シート供給部100と、転写シート
供給部200と、記録部300と、排出部400とを備
える。また、記録装置1は、本体カバー510によって
表面を覆われ、脚部520によって支えられている。
【0025】記録装置1において、受像シート供給部1
00は、記録部300に対して受像シートを供給する。
また転写シート供給部200は、複数の種類の転写シー
トを供給することが可能であり、記録部300に対して
複数の種類の転写シートの中から1種類の転写シートを
選択的に供給することができる。記録部300において
は、ドラム310に巻き付けられた受像シートの上に、
さらに転写シートが重ねて巻き付けられる。そして、受
像シート上に重ねられた転写シートに対して、記録した
い画像情報に基づいてレーザ露光を行う。レーザ露光に
より加熱された部分の転写シートのトナーが接着性劣
化、溶融あるいは昇華により受像シートに付着して転写
されることによって、受像シート上に像が形成される。
さらに、同一の受像シートに対して、異なる複数色(た
とえば、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)の転
写シートのトナーが付着することによって、受像シート
上にカラー画像を形成することができる。これは、後述
するように、受像シートをドラム310に巻き付けたま
ま、露光済みの転写シートを別色の転写シートに順次交
換してレーザ露光することによって達成される。
【0026】この画像が形成された受像シートは、排出
部400を経由して排出され、本記録装置から取り出さ
れる。そして、さらに別設の図示しない画像転写部にお
いて、受像シートは画像が形成された面を印刷対象であ
る本紙に重ねられた状態で、加熱・加圧される。これに
よって、任意の本紙(印刷用紙)上にトナーが転写され
て画像が形成されることとなる。以上が記録装置1の概
略である。次に、受像シート供給部100、転写シート
供給部200、記録部300、排出部400のそれぞれ
について順を追って説明する。
【0027】受像シート供給部100は受像シートロー
ル130を有している。受像シートロール130は芯に
受像シート140が巻回されたものである。受像シート
140は、支持層、受像層、およびクッション層を有し
ており、支持層の上にクッション層および受像層が順次
積層されている。受像シートロール130においては、
受像層が支持層に対して外側になるように巻回されてい
る(以下、このように巻かれた受像シートロールを「外
巻き」の受像シートロールという)。また受像シートロ
ール130は、芯の中心軸まわりに回転できるように設
置されている。受像シート供給部100は、さらに、受
像シート搬送部150を有している。受像シート搬送部
150は、モータ(図示なし)と、駆動伝達用のベルト
又はチェーン(図示なし)と、搬送用ローラ154、1
55と、支持ガイド156と、受像シート切断部160
と、受像シートの端点を検出する検出センサ(図示な
し)とを有している。搬送用ローラ154および搬送用
ローラ155はそれぞれ一対のローラを有している。こ
のような駆動機構によって、受像シート140を記録部
300の方へ送出あるいは記録部300から戻したりす
ることができる。
【0028】まず、受像シートロール130の先端部が
搬送用ローラ154に挟まれた状態で、モータなどの前
述の駆動機構によって受像シート140が引き出され
る。これによって、受像シートロール130は回転し、
受像シート140が繰り出されていく。受像シート14
0はさらに搬送用ローラ155に挟まれ、支持ガイド1
56に案内されて搬送される。このようにして受像シー
ト搬送部150によって搬送された受像シート140
は、受像シート切断部160によって所定の長さに切断
される。長さの測定には、検出センサが利用される。受
像シート140の先端を検出センサにより検出し、モー
タの回転数などを考慮することなどによって、長さを測
定することができる。受像シート140は、この測定結
果に基づいて所定の長さに切断され、記録部300へと
供給される。受像シート切断部160は、図示しないが
カッタや支持部やガイドを有する。上記の駆動により受
像シートロール130から繰り出された受像シート14
0は、上述した受像シート長の測定結果に基づいて、そ
の搬送が停止された後、カッタによって所定の長さに切
断される。以上のようにして、受像シート供給部100
は、受像シートロール130の一部を繰り出して切断す
ることによって、所定の長さの受像シート140を記録
部300に対して供給することができる。
【0029】次に、転写シート供給部200について説
明する。転写シート供給部200は回転ラック210を
有している。この回転ラック210は後述するように回
転軸213を中心に回転駆動される。また、回転ラック
210には、複数(図では6個)の転写シートロール2
30が収容されており回転軸213を中心にして「放射
状」に配置されている。各転写シートロール230は、
芯とそれに巻回される転写シート240と、芯の両側か
ら差し込まれるフランジ(図示なし)とを有している。
各々の転写シートロール230は各芯を中心に回転自在
に保持されている。フランジの外径は転写シート部分の
径よりも大とすることで、転写シート部分が崩れないよ
うになっている。各転写シート240は、支持層、光熱
変換層、およびトナー層を有しており、支持層の上に光
熱変換層、トナー層が順次積層されている。転写シート
ロール230においては、トナー層が支持層に対して外
側になるように巻回されている(以下、このように巻か
れた転写シートロールを「外巻き」の転写シートロール
という)。後述するように、トナー層はトナーインクを
有しており、このトナーインクがレーザ露光により受像
シートに転写される。図18では、6つの転写シートロ
ール230が回転ラック210内に収容されている場合
が示されている。この6種類の転写シートとしては、た
とえば、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)の4色の転写シートと2色(た
とえば金色、銀色など)の特色の転写シートとを用いる
ことができる。
【0030】回転ラック210は、さらに、これらの複
数の転写シートロール230のそれぞれに対応して、そ
れぞれ転写シート繰出し機構250を有しており、この
転写シート繰出し機構250はフィードローラ254と
支持ガイド256とから成っている。図においては、6
つの転写シート繰出し機構250が設けられている。フ
ィードローラ254はローラ254a、254bを有し
ている。ローラ254aは、後述するように、ギア機構
によってモータと接続されており、モータによって駆動
される。ローラ254aはローラ254bとの間で所定
の圧力で転写シート240を挟み込むことができる。そ
して、ローラ254bは、ローラ254aの回転とは逆
向きに回転することによって、転写シート240を搬送
する。転写シート240は、ローラ254a、254b
によって挟持され、送り出されたりあるいは逆に戻され
たりすることが可能である。また転写シート240の搬
送に伴って、転写シートロール230が回転する。この
ような構造を有する転写シート繰出し機構250によっ
て、転写シート240が記録部300に対して供給され
る。転写シート240の先端がフィードローラ254に
挟まれた状態において、モータなどの前述の駆動機構に
よってフィードローラ254を駆動する。この駆動によ
り転写シート240は繰り出されていく。また転写シー
ト240は、さらに後述の転写シート搬送部270にお
いて、所定長さに切断されて記録部300に対して供給
される。以上のように、複数の転写シートロール230
を収容する回転ラック210は、所望の種類の転写シー
ト240を転写シート搬送部270に対して選択的に供
給することができる。
【0031】転写シート供給部200は、さらに、転写
シート搬送部270を有している。転写シート搬送部2
70は、モータ(図示なし)と、駆動伝達用のベルト又
はチェーン(図示なし)と、搬送用ローラ274、27
5と、ガイド276と、転写シート切断部280と、転
写シートの端を検出する検出センサ(図示なし)とを有
している。搬送用ローラ274および275は、それぞ
れ一対のローラを有している。ローラ274および27
5は、駆動伝達用のベルト又はチェーンによってモータ
と接続されており、モータによって駆動されて、転写シ
ート240を搬送する。このような駆動機構によって、
転写シート240を記録部300の方へ送出したり、あ
るいは逆に戻したりすることができる。また、このよう
にして搬送された転写シート240は、転写シート切断
部280によって所定の長さに切断される。転写シート
240の長さの測定には、検出センサが利用される。転
写シート240の端を検出センサにより検出し、モータ
の回転数などを考慮することなどによって、長さを測定
することができる。転写シート240は、この測定結果
に基づいて所定の長さに切断され、記録部300へと供
給される。転写シート切断部280は、図示しないがカ
ッタと支持部とガイド等を有する。以上のようにして、
転写シート供給部200は、転写シートロール230の
一部を繰り出して切断することによって、所定の長さの
転写シート240を記録部300に対して供給すること
ができる。転写シート240が消耗されると、使用済み
の転写シートロール230を取り外して、新しい転写シ
ート240と交換する必要がある。この転写シートロー
ル230の交換は、蓋511を開けて行うことができ
る。この際には、回転ラック210を回転させることに
より、交換対象の転写シートロール230を、蓋511
に対応する所定の交換位置に移動させておく。一方、受
像シートロール130の交換も、蓋511を開けること
によって行う。
【0032】次に、記録部300について説明する。記
録部300はドラム310を有する。ドラム310は中
空の円筒形状を有しており、図示しないフレームに回転
自在に保持されている。ドラム310はモータの回転軸
に連結されてモータによって回転駆動される。ドラム3
10の表面には複数の孔部が形成されている。この孔部
は図示しないブロアや真空ポンプ等の吸引装置に接続さ
れている。前述の受像シート140および転写シート2
40をドラム310上に載置して吸引装置を作動させる
と、これらのシートはドラム310に吸着される。ま
た、ドラム310は複数の溝部(図示なし)を有してお
り、この複数の溝部はドラム310の回転軸と平行に、
かつ一直線上に設けられている。また、必要に応じて受
像シート140と転写シート240との密着性を高める
ため加熱加圧ローラ320を用いて受像シート140と
転写シート240との重なり部を軽く加圧・加熱(スク
イーズ処理)される。また、ドラム310の上方におい
て、複数の剥離爪(図示なし)がドラム310の回転軸
と平行に、かつ一直線上に設けられている。さらに、記
録部300は記録用ヘッド350を有する。記録用ヘッ
ド350はレーザ光を出射することができる。このレー
ザ光が照射された位置の転写シート240のトナーイン
クは、受像シート140の表面に転写される。また、記
録用ヘッド350は、図示しない駆動機構によって、ド
ラム310の回転軸に平行な方向に直線的に移動するこ
とができる。したがって、ドラム310の回転運動と記
録用ヘッド350の直線移動との組合せによって、受像
シートを覆う転写シート上の所望の位置をレーザ露光す
ることが可能である。よって、描画用の光ビームである
レーザ光で転写シート上を走査して、画像情報に基づい
て対応する位置のみをレーザ露光することによって、所
望の画像を受像シート140に転写することができる。
【0033】次に、受像シート140および転写シート
240のドラム310への巻き付け動作について説明す
る。ドラム310へは、受像シート140および転写シ
ート240の2種類のシートが巻き付けられる。ドラム
310には、まず、受像シート供給部100によって供
給される受像シート140が巻き付けられる。前述した
ように、ドラム310の表面には複数の孔部314が形
成されており、受像シート140は吸引装置によって吸
引されるので、これによって、受像シート140はドラ
ム310の回転に伴って、ドラム310に吸着されなが
ら巻き付けられる。次に、転写シート供給部200から
供給される1枚の転写シート240が、受像シート14
0の上に巻き付けられる。受像シート140および転写
シート240の2種類のシートはその大きさが互いに異
なっており、転写シート240の方が縦方向および横方
向のいずれの方向にも受像シート140よりも大きくな
っている。したがって、転写シート240は、受像シー
ト140よりも大きい部分によってドラム310に吸着
される。転写シート240は、ドラム310の回転に伴
って、ドラム310に吸着されながら巻き付けられる。
ドラム310に巻き付けられた受像シート140および
転写シート240は、転写シート240のトナー層が受
像シート140の受像層の上に接触して存在している。
このような位置関係を有するトナー層のトナーインク
は、前述したように、記録用ヘッド350によってレー
ザ露光されて受像シート140に転写される。転写動作
が終了した転写シート240は、ドラム310から剥離
される。
【0034】次にこの剥離動作について説明する。ま
ず、ドラム310を剥離のための所定の位置まで回転さ
せる。そして、前述の剥離爪の先端部の位置をドラム3
10に接触しない待機位置からドラム310に接触する
位置へと移動する。この移動の際には、剥離爪の先端部
が転写シート240の上には接触しないようにする。ド
ラム310の回転に伴い、剥離爪はドラム310上をド
ラム310の表面に沿って周方向に相対的に移動する。
剥離爪の先端部は、溝部の形状に沿ってドラム310の
表面を相対的に移動して転写シート240の下側に潜り
込む。転写シート240は剥離爪の上面に沿って移動す
る。転写シート240はドラム310から剥離される。
そして、剥離爪は、受像シート140に接触する前にさ
らにドラム310から離反する方向に上昇して、待機位
置にまで移動する。転写シート240は先端部が剥離さ
れたのち、引き続きドラム310が回転することによっ
て、転写シート240は、さらにドラム310および受
像シート140から剥離される。なお、この際、受像シ
ート140は吸引装置の吸引力によってドラム310に
吸着されたままであるので、転写シート240のみを剥
離することができる。以上の動作によって剥離された転
写シート240は、さらに、後述の排出部400を経由
して装置外部へと排出される。
【0035】次に、ドラム310に巻き付けられたまま
の受像シート140の上に、別色の転写シート240が
上述した手順で巻き付けられる。そして、上述の動作に
よって、レーザ露光によって、受像シート140に転写
シート240のトナーインクが転写された後、転写シー
ト240を剥離して排出する。同様の動作が、所定の複
数の種類の転写シート240に対して繰り返される。た
とえば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4種
類の転写シート240に対して、上記動作が繰り返され
ることによって、受像シート140にカラー画像が転写
される。最後に、このようにして複数の種類のトナーイ
ンクが転写された受像シート140が剥離される。受像
シート140の剥離は、転写シート240の剥離と同様
にして行われる。この際、剥離爪は、複数の溝部に対し
て接近して受像シート140をドラム310から剥離す
る。また剥離爪は転写シート240を剥離する際と同一
のものを利用することができるので、構造を単純化する
ことができる。したがって、機械の信頼性を向上するこ
とができる。上記のようにして剥離された受像シート1
40は、排出部400へと排出されていく。
【0036】次に、排出部400について説明する。排
出部400は、シート共通搬送部410と、転写シート
排出部440と、受像シート排出部450とを有する。
シート共通搬送部410は、モータ(図示なし)と、駆
動伝達用のベルト又はチェーン(図示なし)と、搬送用
ローラ414、415、416と、支持ガイド418、
419と、検出センサ(図示なし)とを有している。ま
た、シート共通搬送部410は、さらに、可動ガイド部
を有しており、これはガイドプレート438と、図示し
ない駆動機構とから成っている。ガイドプレート438
は、駆動機構によって、後述する2つの位置の間を移動
することができる。転写シート排出部440は、処理済
みの転写シート240を転写シート回収箱540に排出
するためのものである。受像シート排出部450は、受
像シート排出口451と、ローラ454、455と、ガ
イド458とを有する。画像が転写された受像シート1
40は、受像シート排出部450を経由して、トレー5
50に排出される。各搬送用ローラ414、415、4
16、454、455は、前述のその他の搬送用ローラ
と同様に、2つのローラを1組として構成されており、
2つのローラで挟んで回転することによって、受像シー
ト140および転写シート240を搬送することが可能
である。このような機構を有する排出部400は、受像
シート140の排出と転写シート240の排出とを次の
ような動作で行なっている。
【0037】まず、転写シート240の排出について説
明する。記録部300においてレーザ露光され不要とな
った転写シート240は、前述したようにしてドラム3
10から剥離される。剥離された転写シート240は、
剥離爪、支持ガイド418、419、ガイドプレート4
38によって支持されつつ、搬送用ローラ414、41
5、416によって挟持されて送り出されることによっ
て搬送される。
【0038】次に、受像シート140の排出について説
明する。受像シート140は、記録部300でトナーイ
ンクが転写されて処理が行われた後、前述したようにし
て、ドラム310から剥離される。剥離された受像シー
ト140は、剥離爪、支持ガイド418、419、ガイ
ドプレート438によって支持されつつ、搬送用ローラ
414、415、416によって挟持され、送り出され
ることによって搬送される。なお、このシート共通搬送
部410は転写シート240が排出される場合と共通で
あり、それぞれのシートに対して搬送部を設ける場合に
比べて構造を簡単化することができる。なお、シート共
通搬送部410において、転写シート240はトナー層
を下側にして搬送され、受像シート140は受像層を上
側にして搬送する。したがって、同一の搬送路を利用し
て、順次、受像シート140および転写シート240を
搬送しても、受像シート140の受像層上に形成された
画像が汚染されるおそれはない。受像シート140は、
搬送用ローラ414、415、416によって搬送され
て、一旦、装置の外部へと排出される。ただし、受像シ
ート140は、その全てが外部へ排出されるのではな
い。受像シート140の後端部がガイドプレート438
上に存在し搬送用ローラ416に挟持されている状態に
おいて、モータによる駆動を一旦停止し、そして、モー
タを逆回転することによって、受像シート140を受像
シート排出口451方向に引き戻す。すなわち「スイッ
チバック」動作を行う。上記駆動停止のタイミングは検
出センサの信号を用いて決定される。検出センサは受像
シート140の後端が検出センサの位置を通過したこと
を検出し、その後、受像シート140が搬送されて所定
の位置にまで達した時点でモータ412の駆動を停止す
る。所定の位置とは受像シート140の後端部がガイド
プレート438上に存在し、かつ搬送用ローラ416に
挟持されている状態にある位置を意味する。受像シート
140がこの位置に至るまでの所定の距離を移動したか
どうかは、検出センサによる後端検出時点からのモータ
の回転パルス数などから判断することができる。可動ガ
イド部のガイドプレート438は、図示しない駆動機構
によって駆動され、図に示す破線/実線の間を移動する
ことができる。この駆動機構によりガイドプレート43
8は移動する。そして、停止していたモータが逆回転す
ることによって、各搬送用ローラ416、454、45
5などを逆向きに駆動する。この逆回転によって、受像
シート140は引き戻される。そして、受像シート14
0は、さらにガイド458に支持されつつ、搬送用ロー
ラ454、455によって搬送されて、トレー550へ
と送り出される。トレー550に送出された受像シート
は、前述したように、本記録装置から取り出された後、
別設の画像転写部において追加の処理が行われる。これ
によって任意の印刷用紙に印刷される。
【0039】上記の動作は制御部(図示なし)によって
制御される。制御部は、受像シート供給部100、転写
シート供給部200、記録部300、排出部400など
を制御する。制御部は、上記各部において、モータなど
を有する駆動部を制御し、特に記録部300において
は、吸引装置などのエア部や、画像データを処理する画
像処理部などをさらに制御する。また転写シート供給部
200の駆動部は、回転ラック210の回転駆動系と転
写シートロール230から転写シート240をドラム3
10に対して提供するシート搬送駆動系との2つの駆動
系を有する。このうち、シート搬送駆動系のモータ駆動
に関しては、前述したようにモータ駆動用のドライバを
複数の転写シート繰出し機構について共用している。駆
動回路系を簡略化している。
【0040】上記のような記録装置によって、所望のカ
ラー画像を受像シート140上に形成することが可能で
ある。以下では、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロ
ーの4色を用いてカラー画像を形成する場合について動
作手順を説明する。まずステップ1において、受像シー
ト供給部100は、受像シート140をドラム310に
対して供給する。受像シート140は、外巻きの受像シ
ートロール130の一部が繰出されて切断されることに
よって提供され、ドラム310に巻き付けられる。次に
ステップ2において、転写シート供給部200は、ブラ
ックの転写シート240をドラム310に対して供給す
る。転写シート供給部200の回転ラック210が回転
することによって、ブラックの転写シートロール230
が転写シート搬送路270に対向する位置に移動され
る。転写シート240は、外巻きの転写シートロール2
30の一部が繰出されて切断されることによって提供さ
れ、ドラム310に巻き付けられる。この時、転写シー
トロール230から繰り出されている転写シート240
の先端は回転ラック210外部のカッタ280近傍にあ
る。この際、転写シート240を供給した後、転写シー
ト繰出し機構250は、フィードローラ254を逆転駆
動させて転写シートロール230の先端部を回転ラック
210の外周部よりも内側に格納することができる。た
だし、この場合でもフィードローラ254は、その先端
部を挟持している。次のステップ3では、あらかじめ与
えられた画像データに基づいて、受像シート140上に
画像が転写出力される。ここで、与えられた画像データ
は、各色ごとの画像にさらに色分解されており、レーザ
露光は、色分解された各色ごとの画像データに基づいて
行われる。色分解後の各色別画像データに基づいて、記
録用ヘッド350は、描画用の光ビームを転写シート2
40に対して照射する。受像シート140に転写シート
240のトナーインクが転写され、受像シート140上
に像が形成される。そしてステップ4において、転写シ
ート240のみがドラム310から剥離される。ドラム
310から剥離された転写シート240は、排出部40
0を経由して転写シート回収箱540に排出される。ス
テップ5では、全ての色の転写シート240に対して、
転写が終了したかどうかを判断する。そして、別の種類
の転写シート240の供給が必要な場合は、上記のステ
ップ2〜4までの処理を繰り返す。つまり、他のシア
ン、マゼンタ、イエローの各色の転写シート240につ
いて、各動作が繰り返される。その結果、4色の転写シ
ートのトナーインクが1枚の受像シート140に転写さ
れ、受像シート140上にカラー画像が形成される。上
記処理が終了すると、ステップ5において、最後の転写
シート240に対するレーザ露光が終了したことが判断
される。そして、次のステップ6において、受像シート
140が、ドラム310から剥離される。剥離された受
像シート140は、排出部400を経由してスイッチバ
ック動作を伴って、トレー550に排出される。排出さ
れた受像シート140は、別設の画像転写部で受像シー
ト140上のトナーインクが任意の印刷用紙にさらに転
写される。これによって、校正用のカラー印刷が行われ
得る。
【0041】以上のような、記録装置において、図1が
本発明により用いられるレーザ記録ヘッドの光ビーム形
状を示す斜視図である。主走査方向および副走査方向に
ついての光強度分布が略矩形状を示しており、したがっ
て、3次元的には光強度分布が略直方体となっている。
以上は、単独の光ビームについての形状であるが、一次
元的および二次元的に配列された複数の光ビームについ
ても、まったく同様のことが言える。
【0042】直方体光ビーム自体の具体的な実現方法
は、既知の光学技術を用いて実現することができる。例
えば、ミラーを用いて整形する方法やホログラフィーを
用いる方法、2個の位相変換素子を用いる方法等が考え
られる。ミラーを用いて整形する方法については、根本
考七、電力中央研究所、第18回光学シンポジュウム
(1993)、ホログラフィーを用いる方法について
は、Chang−Yan Han etal、Appl
ied Optics、22(22)、3644−36
47(1983)、そして、2個の位相変換素子を用い
る方法については、Olof Bryngdahl,
J.Opt.Soc.Am.64,1092−1099
(1974)を参考に挙げることができる。ここで1例
として、Olof Bryngdahlによって考出さ
れた方法基づいて、円形ガウシアンビームを直方体ビー
ムに整形する方法について図19および図20に基づい
て説明する。図19および図20は、平成5年6月7日
に東京大学生産技術研究所で開催された第18回光学シ
ンポジウム「光学系および光学素子の設計、製作、評価
を中心にして」で発表された『レーザービーム整形光学
系の検討」(根本孝七、藤井隆、後藤直彦)の講演内容
を参考に作成したものである。図19は位相変換素子と
してミラーを用いたレーザビーム整形法の概念図および
図20はこれを用いたシミュレーションの結果図を示し
ている。図19において、71が入力レーザビーム(進
行方向に垂直な面での断面形状が円形)、72が強度分
布変化ミラー、73が位相補正ミラー、74が出力レー
ザビーム(進行方向に垂直な面での断面形状が矩形)で
ある。2個のミラー(強度分布変化ミラー72および位
相補償ミラー73)は、レーザービームの波面の位相を
変えるもので、これによってレーザービームの強度分布
変換を行う。すなわち、1枚目の位相変換素子によりレ
ーザビームの波面を変化させ、ある距離伝播したときに
目的の強度分布となるように調整する。この場合には、
強度分布は目的の分布になるが位相分布が変化している
ため、さらにレーザビームを伝播させる必要があるとき
には、2枚目の位相変換素子によりビームの波面を平面
波などの長距離伝播に適した波面分布にするものであ
る。このビーム整形方法についてフレネルキルヒホッフ
の式を高速フーリエ変換して図20(a)のような円形
ガウシアンビームをシミュレーションした結果、図20
(b)のような強度分布変換ミラーが得られる。図20
(b)は1/e2 幅が5mmのガウシアンビームを1辺
が5mmの矩形に変換する場合の強度分布変換ミラーの
表面形状を示している。この強度分布変換ミラーのサイ
ズは1cm平方であり、凹凸は6umである。この凹凸
は2枚のミラーの間隔により調整できる。変換後の形状
は位相補正ミラー73の位置での形状である。2枚のミ
ラーの間隔は0.5mであり、レーザはHe−Neレー
ザである。そして、最終的に、図20(c)のような直
方体ビームが得られる。
【0043】図2は、図1の形状の光ビームを主走査方
向毎に、副走査方向に光強度を積分したグラフを示して
いる。「○」が図1のスポットである。「◆」は図9の
スポットであり、本発明との対比のために図13をトレ
ースしたものである。図2において、本発明の直方体光
ビームによればピーク値が高々1.2〜1.3(mW/
μm2)程度であり、記録できる光強度の副走査方向積
分値のスレッショルドレベルを0.9(mW/μm2
とすると、その差に相当する値(S8部分)が図13の
S5と比較してそれほど大きくないので無駄なエネルギ
が大幅に削減できることがわかる。また、記録に作用し
ないスレッショルド以下の光強度積分値が両サイド(S
9部分、S10部分)に現れるがこの値についても、図
10のS3とS4部分と比較をすると、記録をしない場
合に無駄に使われる光エネルギが少ないことがわかる。
【0044】また、印刷用網点の画像データで面積階調
で記録する場合、図4のような丸い形のスポットの網点
エッジは図3(a)のように、記録ドットの始端および
終端が尾を引いたような「尾引状」Eになってしまう。
ところが、本発明による図1のような直方体スポット
は、横断面が矩形状であるので図3(b)のようにな
り、「尾引状」とはならない。また、本発明で使用する
2値のヒートモード記録媒体は、(積分しない)光強度
の観点では、所定の光強度(スレッショルド)以上の光
が所定時間露光されることで記録することができ、所定
の光強度(スレッショルド)以下の光がどんなに長い時
間露光されても記録されないこととなる。
【0045】以上の記録装置を用いて記録したところ、
従来のような図4のガウシアン光ビームおよび図9のよ
うな片側ガウシアン光ビームより光ビーム全体パワーが
約20%少ないにも関わらず、光強度のスレッショルド
約1(mW/μm2)付近の主走査方向長さはほぼ同じ
となった。また、光強度のスレッショルド約0.7(m
W/μm2)付近より大きな部分がガウシアンより少な
くなった。したがって、記録に寄与しない部分が少なく
なり、無駄な光エネルギが少なくなった。さらに、光強
度のスレッショルド約0.7(mW/μm2)付近より
小さな部分がガウシアンより少なった。したがって、記
録に寄与しない部分が少なくなり、無駄な光エネルギが
少なくなった。
【0046】
【発明の効果】上述のように、光強度のスレッショルド
約0.7(mW/μm2)付近を境に光強度が大きな部
分と小さな部分がはっきりしているので、高感度とな
り、また、一つの点を記録する場合、図4のガウシアン
光ビームや図9の片側ガウシアン光ビームは、光強度が
滑らかな部分があるため、記録される点のサイズが、記
録条件(例えば、記録速度(記録ドラム周速度)、環境
(温度、湿度)、パワー変動等)によって変化しやすい
が、本発明によれば変動がないため、細線の付きが良く
なる。さらに、面積階調で記録する場合、図4のような
丸い形のスポットの網点エッジの場合の図3(a)のよ
うな記録ドットの終端の尾引きEが無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主走査方向および副走査方向に一定の
光強度分布を持つ直方体光ビームを説明する図である。
【図2】図1の形状の光ビームを主走査方向毎に、副走
査方向に光強度を積分したグラフを示している。
【図3】面積階調で記録する場合のスポットの網点エッ
ジの記録ドットの終端形状を示す図で、(a)が図4の
丸形光ビームによるもの、(b)が本発明による図1の
直方体光ビームによるものである。
【図4】副走査方向、主走査方向共にガウシアン形状の
光強度分布を持つ従来の光ビームを説明する図である。
【図5】図4の形状の光ビームを副走査方向毎に、主走
査方向に積分したグラフを示している。
【図6】図4の光ビームで所定の速度で記録される線の
太さを求めるためのグラフを示している。
【図7】図4の光ビームパワーが変動して10%多くな
った時の線の太さを求めるためのグラフを示している。
【図8】図4の光ビームパワーが湿度や記録速度の影響
で積分値がほぼ10mW/μm以上となった時の線の太
さを求めるためのグラフを示している。
【図9】副走査方向に一定の光強度分布を持ち、主走査
方向にガウシアン形状の光強度分布を持つ光ビームを説
明する図である。
【図10】図9の光ビームで所定の速度で記録される線
の太さを求めるためのグラフを示している。
【図11】図9の光ビームパワーが変動して10%多く
なった時の線の太さを求めるためのグラフを示してい
る。
【図12】図9の光ビームパワーが湿度や記録速度の影
響で積分値がほぼ10mW/μm以上となった時の線の
太さを求めるためのグラフを示している。
【図13】図9の形状の光ビームを主走査方向毎に、副
走査方向に光強度を積分したグラフを示している。
【図14】本発明が対象とするレーザヘッドを用いた記
録装置の構成の一例を示す図である。
【図15】記録用ドラムに装着した受像シートと転写シ
ートの構成を説明する図である。
【図16】図5の構成の受像シートと、K・C・M・Y
の各転写シートとを用いてレーザ記録を行う記録工程お
よび記録後の剥離工程を説明する図である。
【図17】受像シート上のKCMY4色を本紙に転写す
る従来の工程の説明図である。
【図18】記録方法を実施する記録装置の概略を示す縦
断面図である。
【図19】位相変換素子としてミラーを用いたレーザビ
ーム整形法の概念図である。
【図20】図19の位相変換素子を用いたシミュレーシ
ョンの結果図である。
【符号の説明】
10 受像シート 11 支持体 12 クッション層 13 受像層 20 転写シート 21 支持体(透明) 22 光熱変換(IR)層 23 トナー層 30、30’接着シート 31 支持体(剥離紙) 32 熱接着層 40 本紙 50 転写機 51 ヒートローラ 52 通常ローラ 60 記録用ドラム 70 レーザヘッド 71 入力レーザビーム 72 強度分布変化ミラー 73 位相補正ミラー 74 出力レーザビーム 91 接着剤噴霧装置 910 噴霧ノズル 911 接着剤タンク 913、914 先端検出器 915 噴霧ノズル制御器 92 接着剤含浸ローラ装置 920 接着剤含浸ローラ 921 接着剤タンク 922 開閉栓 923、924 先端検出器 925 含浸ローラ制御器 926 電磁プランジャ 98 ベルトコンベア 1 記録装置 100 受像シート供給部 130 受像シートロール 140 受像シート 142 支持層 144 受像層 150 受像シート搬送部 154、155 搬送用ローラ 156 支持ガイド 160 受像シート切断部 200 転写シート供給部 210 回転ラック 213 回転軸 230 転写シートロール 240 転写シート 242 支持層 244 トナー層 250 転写シート繰出し機構 252 モータ 254 フィードローラ 256 支持ガイド 270 転写シート搬送部 274、275 搬送用ローラ 276 ガイド 280 転写シート切断部 300 記録部 310 ドラム 320 加熱加圧ローラ 350 記録用ヘッド 400 排出部 410 シート共通搬送部 412 モータ 414、415、416、454、455 搬送用ロー
ラ 418、419 支持ガイド 438 ガイドプレート 440 転写シート排出部 450 受像シート排出部 451 受像シート排出口 458 ガイド 510 本体カバー 511 蓋5 520 脚部 540 転写シート回収箱 550 トレー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを放射するレーザ記録ヘッドを
    用いて記録媒体に画像や文字を記録する記録装置におい
    て、 前記光ビームの光強度分布が略直方体であることを特徴
    とする記録装置。
  2. 【請求項2】 転写フィルムとレシーバフィルムとの重
    ね合わせから成る記録媒体を固定する記録媒体固定部材
    と、該記録媒体固定部材を移動させる主走査方向移動装
    置と、光ビームを放射するレーザ記録ヘッドと、前記レ
    ーザ記録ヘッドからの光ビームを前記主走査方向と垂直
    方向である副走査方向に移動させる副走査方向移動装置
    とを有する記録装置において、 前記光ビームの光強度分布が略直方体であることを特徴
    とする記録装置。
  3. 【請求項3】 転写フィルムとレシーバフィルムとの重
    ね合わせから成る記録媒体を固定する記録媒体固定部材
    と、該記録媒体固定部材を移動させる主走査方向移動装
    置と、複数の光ビームを放射するレーザ記録ヘッドであ
    って、記録媒体上に1次元又は2次元に配列される光ビ
    ームスポットを形成するレーザ記録ヘッドと、前記レー
    ザ記録ヘッドからの複数の光ビームを前記主走査方向と
    垂直方向である副走査方向に移動させる副走査方向移動
    装置とを有する記録装置において、 前記レーザ記録ヘッドからの各光ビームの光強度分布が
    略直方体であることを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】2値のヒートモード記録媒体である転写フ
    ィルムのトナー層とレシーバフィルムの受像層を重ね合
    わせて記録媒体固定部材に固定し、該記録媒体の移動方
    向を主走査方向とし、記録媒体に光ビームを放射するレ
    ーザ記録ヘッドを前記主走査方向と垂直方向である副走
    査方向に移動させて、記録媒体に画像や文字を記録する
    記録方法において、 前記レーザ記録ヘッドからの光ビームの光強度分布が略
    直方体のものを用いることを特徴とする記録方法。
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