JPH11221947A - 記録用回転ドラムとこれを備えた画像記録装置 - Google Patents

記録用回転ドラムとこれを備えた画像記録装置

Info

Publication number
JPH11221947A
JPH11221947A JP10024793A JP2479398A JPH11221947A JP H11221947 A JPH11221947 A JP H11221947A JP 10024793 A JP10024793 A JP 10024793A JP 2479398 A JP2479398 A JP 2479398A JP H11221947 A JPH11221947 A JP H11221947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
suction
recording medium
rotary drum
suction groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10024793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Sasaki
義晴 佐々木
Mitsuru Sawano
充 沢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP10024793A priority Critical patent/JPH11221947A/ja
Publication of JPH11221947A publication Critical patent/JPH11221947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像欠陥となる吸着跡や密着不良による画像
ムラの低減、ゴミによる画像欠陥等のない記録用回転用
ドラムを提供する。 【解決手段】 受像シートと該受像シートを覆うように
該受像シートの上に載置されるトナーシートとから成る
記録媒体を吸着する吸着溝および吸着穴を有する記録用
回転ドラムにおいて、吸着溝が記録媒体の2辺以上に設
け、記録媒体の辺と前記吸着溝との間に吸着穴を設け、
吸着溝又は吸着穴は前記受像シートの辺が前記吸着溝又
は吸着穴上にくる位置に設け、吸着溝を上流側および下
流側に配置し、上流側の溝を下流側の吸着溝よりも大き
くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に特にK
CMY各色トナーシートを用いて画像・文字などの情報
を記録する画像記録装置に用いられる記録用回転ドラム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像記録装置では記録用回転ドラ
ム上に固定した記録媒体に光ヘッドよりレーザビーム等
を照射して画像記録を行っているが、その場合の記録媒
体には、透過性のPETベースなどの支持体に形成した
加熱転写が可能なトナー層を有するトナーシートと、受
像シートとを用い、トナーシートを画像データに応じて
加熱して、トナー層の加熱部分もしくは非加熱部分を受
像層に転写することにより、受像シート上に画像が記録
されるように構成されている。具体的には、支持体上に
熱溶融性もしくは熱接着性の色材層(光熱変換+トナー
層)が形成されたトナーシートを用い、少なくとも記録
位置においてトナーシートと受像シートとを重ねてトナ
ー層と受像シートとを十分密着して、トナーシートの裏
面側もしくは受像シートの裏面側からレーザビームなど
により画像データに基づいて加熱してトナー層に潜像を
形成し、その後トナーシートと受像シートとを剥離する
ことによって、トナー層の露光部分を受像層に転写して
受像シート上に画像を転写するものである。
【0003】まず、本発明で用いられる画像記録装置に
ついての要部の斜視図である図13を参照して説明す
る。図13において、1は複数のレーザビームを有して
各々のレーザビームを記録データ通りにON/OFF変
調させて照射し、一次元方向に移動可能な光ヘッドであ
る。2は記録媒体を装着して高速回転する記録用回転ド
ラムであり、3はそれぞれ用途に応じて構造が異なるC
TP用、あるいはDDCP用又はリス用などの記録媒体
である。4は光ヘッド1を搭載して記録用回転ドラム2
上の記録媒体3に対してレール上を平行移動可能な移動
ステージ(又は、副走査ステージ)であり、移動しなが
ら光ヘッド1より記録媒体3にレーザビームを照射して
画像記録を行う。この場合の移動は、画像形成の際の副
走査方向に該当し、主走査は記録用回転ドラム2の回転
方向となる。次に、この画像記録装置に装着される記録
媒体3の構造について図14を用い、及び具体的な画像
記録の手順について図15を用いて説明する。図14は
図13に示す記録媒体3を構成する受像シート31とト
ナーシート32の構造を示す図である。記録媒体3への
実際の記録工程については、図14に示すような記録媒
体(CTP用、DDCP用、リス用等)を構成する熱転
写シートなどを用いて行われる。それのトナーシート3
2はレーザ光照射側から「支持体・光熱変換層・トナー
層」、で構成されている。一方、受像シート31は、ト
ナーシート32側から「受像層・クッション層・支持
体」、で構成されている。受像シート31の上にトナー
シート32をトナー層を受像シート31側に向けて重ね
て、レーザ光を照射すると、照射されたトナー層部分が
熱によって受像層に転写される。
【0004】図14に示すトナーシート32の支持体に
は、PETベース、TACベース、PENベースなどの
レーザ光を透過させる材質が用いられる。光熱変換層に
は、カーボン、黒色物、赤外吸収色素、特定波長吸収物
質、などのレーザエネルギーを熱に効率良く変換するも
のが用いられる。トナー層には、KCMYの各色のトナ
ーシートがあり、他に金、銀、茶、グレーなどのトナー
シートも使われることもある。これらは各色で加熱、記
録特性が異なっている。受像シート31の受像層は、転
写されるトナーを受け止めるものである。クッション層
は、トナーが複数段に重ねられる時の段差吸収の働きを
持っている。なお、これらの構造はそれぞれ用途によっ
ても異なり、使用されるトナーシート、受像シートの詳
細については、本出願人の出願に係る、特開平4−26
594、特開平4−327982、特開平4−3279
83号公報に詳述済みである。
【0005】図15は図14に示す受像シート31の上
への記録工程をKCMY各色について行う記録工程図で
ある。KCMY4色による各記録工程については、ラミ
ネート工程と、色データでレーザ記録を行う工程と、記
録後に受像シート31からトナーシート32を剥離させ
る工程とから成っている。 工程(1)、受像シート31を記録用回転ドラム2に巻
き付ける(図15a)。 工程(2)、先ずK工程を実施するため、Kトナーシー
トをその受像シートの上に巻き付ける(図15b)。 工程(3)、必要な場合は一部図示の回転ローラにより
K色トナーシートをその受像シートにラミネートさせる
(図15c)。 工程(4)、K色の画像・文字データでレーザ光を照射
し記録を行う(図15d)。 工程(5)、そして、Kトナーシートを受像シートから
剥離させ、K工程を終了する(図15e)。
【0006】工程(6)、次にK工程と同様にしてC工
程を実施する。Cトナーシートを受像シートの上に巻き
付ける。 工程(7)、場合によってはC色トナーシートをラミネ
ートさせる。 工程(8)、C色のデータでレーザ記録を行う。 工程(9)、最後にCトナーシートを受像シートから剥
離させC工程を終了する。
【0007】工程(10)、続いて同様にしてM工程を
実施する。Mトナーシートを受像シートに巻き付ける。 工程(11)、場合によってはラミネートを行う。 工程(12)、M色データによりレーザ記録を行う。 工程(13)、Mトナーシートを受像シートから剥離さ
せM工程を終了する。
【0008】工程(14)、最後に同様にしてY工程を
実施する。Yトナーシートを受像シートの上に巻き付け
る。 工程(15)、場合によってはY色トナーシートをラミ
ネートさせる。 工程(16)、Y色データでレーザ記録を行う。 工程(17)、最後にYトナーシートを受像シートから
剥離させ、Y工程を終了する。 工程(18)、以上により、受像シート上にKCMY4
色が適宜積み重なったり、重ならなかったりして、必要
なカラーの画像が出来上がる(図15f)。
【0009】このように画像記録装置においては図13
の構成図に示したように受像シート上に熱溶融性、熱接
着性若しくは昇華性のトナーを用いたトナーシートを重
ね密着して構成される記録媒体3を、記録用回転ドラム
2上に固定して光ヘッド1よりレーザビーム等を照射し
てKCMYカラー画像記録等を行っているが、この場合
レジストレーションによって記録用回転ドラム2上の決
められた正しい位置に記録媒体3を規制すると同時に、
記録中記録用回転ドラム2はかなりな高速回転となるの
で、記録媒体が記録用回転ドラム上から浮いたり、ズレ
たり、めくれたりしないように、吸引管を介して外部の
吸引源エアーブロア5(あるいは真空ポンプ等)により
記録用回転ドラム2の内部の空気を吸引して圧力を下
げ、記録用回転ドラム2の表面に開口した多数の吸着穴
22や吸着溝より記録媒体3を真空吸着して、確実に保
持固定するようにしている。
【0010】図16は従来のこのような記録用回転ドラ
ム2の吸着機構の原理を示す断面図である。この真空吸
着機構は記録用回転ドラム2の回転軸を中空にして多数
の回転軸穴7を開けて、エアーブロア5や真空ポンプ等
の真空吸着機構の吸引管に連結し、エアーブロア5の羽
根をモータ等の駆動源により回転させて、回転軸穴7か
ら記録用回転ドラム2内部の空気を吸引し、記録用回転
ドラム2の吸着穴21より記録媒体3を確実に真空吸着
し、固定するようにしている。図2は、従来の記録用回
転ドラム2の切断展開部分図である。図において、太線
の最外側の矩形は記録用回転ドラム2を軸方向に沿って
軸まで切断して展開したところを示している。その内側
の細線矩形は記録用回転ドラム2の上に吸着される記録
媒体3である。記録媒体3は受像シートとこの受像シー
トを覆うように受像シートの上に載置されるトナーシー
トとから成っている。○印が吸着穴21である。ここで
はこの○印は記録用回転ドラム2の上に設けられる配置
関係をわかりやすく図示するため大きく描いてあり、実
際の大きさと数はこれに対応しているものではなく、実
際の大きさはもっと小さくかつ数はもっと多い。また、
上部には、記録媒体3の上流先端部を強く固定するため
吸着溝22が設けられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置においては、まだ記録媒体3が記録用回転ドラム
2に密着しにくかったため、真空吸着度が上がらず、し
たがって画像欠陥となる吸着跡が発生し、さらには、ト
ナーシートが受像シートに密着しにくかったため、密着
不良による画像ムラの低減、ゴミによる画像欠陥、
およびキズに弱い、等の欠点があった。本発明によれ
ば、真空吸着度を保つことができるような工夫をしたた
め、前記密着不良による画像ムラの低減、ゴミによ
る画像欠陥、およびキズに弱い、等の欠点を防止でき
るようになる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、受像シートと該受像シート
を覆うように該受像シートの上に載置されるトナーシー
トとから成る記録媒体を吸着する吸着溝および吸着穴を
有する記録用回転ドラムにおいて、前記吸着溝が前記記
録媒体の2辺以上に設けられたことを特徴とするもので
ある。また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の記
録用回転ドラムにおいて、前記トナーシートの辺と受像
シートの辺との間に前記吸着溝又は吸着穴が設けられた
ことを特徴とするものである。また、請求項3記載の発
明は、請求項1又は2記載の記録用回転ドラムにおい
て、前記吸着溝又は吸着穴は前記受像シートの辺が前記
吸着溝又は吸着穴上にくる位置に設けられたことを特徴
とするものである。また、請求項4記載の発明は、記録
媒体を吸着する吸着溝を有する記録用回転ドラムにおい
て、吸着溝を上流側および下流側に配置したことを特徴
とするものである。また、請求項5記載の発明は、請求
項4記載の記録用回転ドラムにおいて、上流側の前記溝
が下流側の前記吸着溝よりも大きいか又は多いことを特
徴とするものである。また、請求項6記載の発明は、受
像シートと、該受像シートを覆うように該受像シートの
上に載置されるトナーシートとを吸着する吸着穴を複数
個有する記録用回転ドラムにおいて、前記受像シートの
下にある吸着穴を前記トナーシートの下にある吸着穴よ
りも小さくしたことを特徴とするものである。また、請
求項7記載の発明は、請求項6記載の記録用回転ドラム
において、前記記録媒体の下にある吸着穴が直径0.1
〜1.5mmであることを特徴とするものである。ま
た、請求項8記載の発明は、異なるサイズの記録媒体を
吸着吸着溝および吸着穴を有する記録用回転ドラムにお
いて、前記異なるサイズの記録媒体のうち大きいサイズ
の記録媒体の内側に位置する小さいサイズの記録媒体用
の吸着溝の幅を、前記大きいサイズの記録媒体用の吸着
溝の幅より狭くしたことを特徴とするものである。ま
た、請求項9記載の発明は、請求項8記載の記録用回転
ドラムにおいて、前記小さいサイズの記録媒体用の吸着
溝の幅が0.2〜1.5mmの範囲であることを特徴と
するものである。また、請求項10記載の発明は、異な
るサイズの記録媒体を吸着する吸着溝および吸着穴を有
する記録用回転ドラムにおいて、前記異なるサイズの記
録媒体のうち大きいサイズの記録媒体の内側に位置する
小さいサイズの記録媒体用の吸着溝の長さを、前記大き
いサイズの記録媒体用の吸着溝の長さより短くし、かつ
分割したことを特徴とするものである。また、請求項1
1記載の発明は、請求項10記載の記録用回転ドラムに
おいて、前記小さいサイズの記録媒体用の吸着溝の長さ
が該記録媒体の辺の長さの0.2〜0.45倍で、かつ
複数本備えたことを特徴とするものである。また、請求
項12記載の発明は、異なるサイズの記録媒体を吸着す
る吸着溝および吸着穴を有する記録用回転ドラムにおい
て、前記異なるサイズの記録媒体のうち大きいサイズの
記録媒体の内側に位置する小さいサイズの記録媒体用の
吸着溝を、前記大きいサイズの記録媒体用の吸着溝より
も幅を狭くかつ長さを短くしたことを特徴とするもので
ある。また、請求項13記載の発明は、請求項12記載
の記録用回転ドラムにおいて、前記小さいサイズの記録
媒体用の吸着溝の幅が0.2〜1.5mmの範囲である
ことを特徴とするものである。また、請求項14記載の
発明は、請求項12記載の記録用回転ドラムにおいて、
前記小さいサイズの記録媒体用の吸着溝の長さが該記録
媒体の辺の長さの0.2〜0.45倍で、かつ複数本備
えたことを特徴とするものである。また、請求項15記
載の発明は、請求項8〜14記載の記録用回転ドラムに
おいて、前記小さいサイズの記録媒体用の吸着溝が、該
記録媒体用の辺に平行でかつ複数列配置されたことを特
徴とするものである。また、請求項16記載の発明は、
異なるサイズの記録媒体を吸着する吸着溝および吸着穴
を有する記録用回転ドラムにおいて、前記吸着溝が請求
項1〜5のいずれか1項又は複数項の組み合わせ記載の
吸着溝と、前記吸着穴が請求項6又は7の記載の吸着穴
と、前記吸着溝のうち小さいサイズの記録媒体用の吸着
溝が請求項8〜15のいずれか1項又は複数項記載の組
み合わせから成る吸着溝と、の組み合わせで構成された
ことを特徴とするものである。また、請求項17記載の
発明は、真空吸着機構を備えた記録用回転ドラムと、記
録用レーザヘッドと、を備えて成る画像記録装置におい
て、前記記録用回転ドラムが請求項16記載の記録用回
転ドラムで構成されたことを特徴とするものである。
【0013】以上のように、本発明によれば、吸着溝を
複数もうけることにより、真空吸着度が一層保たれるの
で画像欠陥となる吸着跡を防止できる。また、トナーシ
ートと受像シート間の空気を吸引しやすくなるので、真
空度を上げられ、密着不良による画像ムラの低減、
ゴミによる画像欠陥、およびキズに弱い、等の欠点も
防止できる。さらに、異なるサイズの記録媒体を吸着す
る吸着溝および吸着穴を有する記録用回転ドラムにおい
て、小さいサイズの記録媒体用の吸着溝の面積を小さく
したので、大きなサイズの記録媒体に記録するとき小さ
いサイズの記録媒体用の吸着溝の箇所で大きなサイズの
記録媒体がへこむことがなくなり、したがってこの部分
だけ記録が不鮮明となることがなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態につ
いて図1以下を参照して説明する。図1は、記録媒体の
確実な密着を行なえる本発明の1実施の形態に係る記録
用回転ドラム2の切断展開部分図である。これによると
図2の吸着溝22を記録媒体の2辺に設けたものであ
る。このようにすることにより、図2の従来例と比べて
増加した吸着溝22の分だけ真空度が増すこととなるの
で、画像欠陥となる吸着跡を防止できる。また、トナー
シートと受像シート間の真空度を上げられるので、密着
不良による画像ムラの低減、ゴミによる画像欠陥、
およびキズに弱い、等の欠点も防止できる。図18
は、図1の別の実施形態で、吸着溝22を1本増やして
記録媒体の3辺に設けたものである。このようにするこ
とにより、図1と比べて増加した吸着溝22の分だけさ
らに真空度が増すこととなるので、画像欠陥となる吸着
跡を防止できる。図19、図1の別の実施形態で、吸着
溝22を2本増やして記録媒体の4辺に設けたものであ
る。このようにすることにより、図1、図18と比べて
増加した吸着溝22の分だけさらに真空度が増すことと
なるので、画像欠陥となる吸着跡を防止できる。さら
に、吸着溝22は図3(a)のように少なくとも最外側
の吸着穴より内側に設けておくとなお良い。それは吸着
溝22より外側の吸着穴Aはトナーシートを記録用回転
ドラム2上に吸着し、吸着溝22より内側の吸着穴Cと
Dは受像シートを記録用回転ドラム2上に吸着し吸着す
るように作用するのに対してこの吸着溝22は主として
トナーシートと受像シートの間の空気を吸引することに
なるので、トナーシートと受像シートが密着するように
作用するからである。この吸着溝22は幅が狭く、長さ
が短く、複数列設けるのがよい。これらの効果について
は別の実施形態のところで詳述する。この場合、さら
に、吸着溝22は図3(b)のように、受像シート31
の辺が吸着溝22(図では空気吸収穴B)の上にくる位
置に設けるのがよい。このようにすることにより、受像
シート31とその上にあるトナーシート32との間に介
在している空気を吸引しやすくなり、受像シート31と
トナーシート32が密着し易くなる。
【0015】図4において、本発明によると記録媒体3
を吸着する吸着溝22を記録用回転ドラム2の上流側お
よび下流側に配置している。ここで、記録用回転ドラム
2の上流とは記録媒体3の記録用回転ドラム2への巻き
付け先端側をいい、記録用回転ドラム2の下流とは記録
媒体3を記録用回転ドラム2に巻き付けていった後の記
録媒体3の巻き付け後端側を言う。このように記録用回
転ドラム2の上流側および下流側に配置すると、記録媒
体3の先端と後端が確実に記録用回転ドラム2に装着さ
れることができる。
【0016】図5では、図4の記録用回転ドラム2の上
流側および下流側の吸着溝22のうち、上流側の吸着溝
22を下流側の吸着溝22よりも大きく(図5a)又は
多く(図5b)配置している。すなわち、上流側の吸着
溝22の総面積を下流側の吸着溝22の総面積よりも大
きくする。これによって、記録用回転ドラム2へ記録媒
体3を巻きつける際には記録用回転ドラム2の上流側の
吸引力が最大となり、記録媒体3先端が記録用回転ドラ
ム2に大きな吸引力で確実に吸着される。ところが一旦
記録媒体3先端が記録用回転ドラム2に吸着されてしま
うと、総面積が最大であった上流側の吸着溝22が記録
媒体3によって塞がれてしまうため、下流側の吸着溝2
2の面積が大きくなくも吸引力が急増し、したがって記
録媒体3後端も記録用回転ドラム2に大きな吸引力で確
実に吸着されることとなる。
【0017】図6は記録用回転ドラム2の断面図であ
る。図6(a)は従来例、図6(b)は本発明の実施例
である。記録媒体3を記録用回転ドラム2上の所定の位
置に規制する場合、まず受像シート31を記録用回転ド
ラム2に巻き付け、その上にトナーシート32を重ね合
わせ、吸引源によって吸着穴A、B、C、D等から吸引
し保持している。この場合、吸着穴Aからはトナーシー
ト32を吸着し、吸着尼Bからはトナーシート32吸着
と同時にトナーシート21と受像シート31の間の空気
を吸着し、吸着穴CとDからは受像シート21を吸着し
て、結果的に記録媒体3が吸着される。ところが従来例
の図6(a)の場合、吸着穴A、B、C、D等はすべて
同じ大きさの穴に形成されていた。このように受像シー
ト31の下にある吸着穴CとDがA、Bと同じ大きさで
大きいと、図17に示すような現象が生じる。
【0018】すなわち、図17において、吸着穴Cが大
きいと吸着穴Cの中へ受像シート21が吸われ過ぎにな
ってしまうことが起き、吸着穴Cの真上に位置する受像
シート部分だけ焦点位置が変わり、その結果この部分だ
け記録が不鮮明となることとなった。そこで本発明にお
いては、受像シート12の下にある吸着穴CとDを他の
吸着穴A、Bよりも小さくしたことを特徴としている。
具体的には、他の吸着穴A、Bの直径が約2mmである
のに対して受像シートの下にある吸着穴CとDの直径は
0.1〜1.5mmである。特に0.2〜0.5mmの
範囲がより良好である。このようにすることによって、
従来例のような受像シートの吸われ過ぎが解消し、その
結果この部分だけ記録が不鮮明となることがなくなる。
【0019】図7は異なるサイズの記録媒体3を吸着す
ることの可能な吸着穴21および吸着溝22を有する記
録用回転ドラム2の従来例の切断展開図である。図7に
おいて、2は展開された記録用回転ドラム、3Lは大き
なサイズ(例えばA1、A2、B1、B2など)の記録
媒体、3Sは小さいサイズ(例えばA4、A5、B4、
B5など)の記録媒体、21は吸着穴、22は吸着溝で
22Lは大きなサイズ用の吸着溝、22Sは小さいサイ
ズの記録媒体用の吸着溝である。図7においてわかるよ
うに、従来より1つの記録装置で、多種類の記録媒体3
サイズに対応するために、大きなサイズの記録媒体3L
用の吸着溝22Lの他に、この大きなサイズの記録媒体
3Lの内側に小さいサイズの記録媒体3S用の吸着溝2
2Sを有している。しかしながら、上記従来例において
は、大きなサイズの記録媒体3Lを使用した場合、小さ
いサイズの記録媒体3S用の吸着溝22Sが大きなサイ
ズの記録媒体3Lの記録範囲内にあり、その吸着溝22
Sで大きなサイズの記録媒体3Lが上述の図17の原理
によって吸引されてへこみ、焦点位置が変わった。焦点
位置が変わると、記録用レーザヘッドの焦点位置と記録
媒体3の光軸方向記録位置がずれてしまい、記録用レー
ザスポットが大きくなり、十分な光強度密度を得られず
十分な記録ができないという欠点が生じた。また、吸着
溝22Sでは空気層のために熱伝達性がわるく記録の熱
を放熱しにくくなるのに対して、記録用回転ドラム2上
では金属質や樹脂質などは熱伝達性が空気よりも良いた
め記録の熱を放熱し易い。したがって、大きなサイズの
記録媒体3Lはその画像記録範囲で記録温度が一定では
なくなり、吸着溝22では高感度、記録用回転ドラム2
上では低感度と画像にムラができてしまった。これを解
消する従来の他の例としては、吸着溝22を設けずに多
数の吸着穴だけで実施するものがあった。これでは特に
トナーシートと受像シートとの間に介在する空気が抜け
にくいため真空度が十分に得られず、密着不良の状態で
あった。そのため、 ア.記録媒体3の密着している箇所は記録の熱を放熱し
易いので低感度となり、密着不良な箇所は記録の熱を放
熱し難いため高感度になり、結果的に画像にムラができ
た。 イ.記録用回転ドラム2上にゴミが付着した場合、ゴミ
の周辺にトナーが転写しなくなり、直径の大きな白抜け
が生じた。この白抜け状態を図12に示している。図1
2(a)は密着不良の状態を、図12(b)は真空度が
十分で密着良好の状態を示している。図12(b)のよ
うに、記録用回転ドラム2上にゴミ6が付着しても真空
度が十分であるためゴミの真下の範囲以外は白抜けとは
ならないのに対して、図12(a)のように、記録用回
転ドラム2上にゴミ6が付着すると真空度が不十分であ
るためトナーシートがゴミ6を中心に広範囲に渡って受
像シートから浮いてしまい、結局その範囲が白抜けとな
ってしまった。 ハ.画像強度が不足し、4色記録後に画像のついた受像
シート31を排出搬送するときに、画像に傷が付きやす
かった。 図8は上記欠点を解決するもので、大きなサイズの記録
媒体を使用しても記録媒体がへこむことのない、画像に
ムラのない記録用回転ドラム2を提供することにある。
すなわち、図8は大きいサイズの記録媒体3Lの内側に
位置する小さいサイズの記録媒体3S用の吸着溝22S
の幅を細くした例である。すなわち、図8において、2
2Lは大きいサイズの記録媒体3L用の吸着溝、22S
は小さいサイズの記録媒体3S用の吸着溝である。同図
からわかるように、ここでは異なるサイズの記録媒体3
のうち大きいサイズの記録媒体3Lの内側に位置する小
さいサイズの記録媒体3S用の吸着溝22Sの幅を、前
記大きいサイズの記録媒体3L用の吸着溝22Lの幅よ
り(つまり、図7の吸着溝22Sの幅より)狭くしてい
る。従来は、吸着溝22Lも22Sも幅は約2mmで同
じであったのを、ここでは小さいサイズの記録媒体3S
用の吸着溝22S’の幅は0.2〜1.5mmの範囲に
している。このように、小さいサイズの記録媒体3S用
の吸着溝22Sの幅を狭くしたため、大きなサイズの記
録媒体3Lを使用しても小さいサイズの記録媒体3S用
の吸着溝22Sの箇所で大きなサイズの記録媒体3Lが
へこむことがなくなり、したがって十分な光強度密度を
得られず十分な記録ができないということがなくなっ
た。また、吸着溝22Sでの熱伝達性が記録用回転ドラ
ム2上と比べてそれほど悪くなるといったこともおき
ず、画像にムラができることもなくなった。
【0020】図9は、本発明により、大きいサイズの記
録媒体3Lの内側に位置する小さいサイズの記録媒体3
S用の吸着溝22Sの長さを短くし、かつ分割した例で
ある。図9において、22Lは大きいサイズの記録媒体
3L用の吸着溝、22Sは小さいサイズの記録媒体3S
用の吸着溝である。同図からわかるように、ここでは大
きいサイズの記録媒体3Lの内側に位置する小さいサイ
ズの記録媒体3S用の吸着溝22Sの長さを、前記大き
いサイズの記録媒体3L用の吸着溝22Lの長さより短
くし、かつ2〜5本に分割している。吸着溝22Sの長
さは従来は小さいサイズの記録媒体3Lの辺の長さの
0.8〜1.1倍の長さであったが、ここでは0.2〜
0.45倍の長さとなっている。このようにすることに
より、大きなサイズの記録媒体3Lに記録するとき小さ
いサイズの記録媒体3S用の吸着溝22Sの箇所で大き
なサイズの記録媒体3Lがへこむことがなくなる。
【0021】図10は、本発明により、大きいサイズの
記録媒体3Lの内側に位置する小さいサイズの記録媒体
3S用の吸着溝22Sを、前記大きいサイズの記録媒体
3L用の吸着溝22Lよりも幅を狭くかつ長さを短くし
た例である。図10において、22Lは大きいサイズの
記録媒体3L用の吸着溝、22Sは小さいサイズの記録
媒体3S用の吸着溝である。同図からわかるように、大
きいサイズの記録媒体3Lの内側に位置する小さいサイ
ズの記録媒体3S用の吸着溝22Sを、前記大きいサイ
ズの記録媒体3用の吸着溝22Lよりも幅を狭くかつ長
さを短くしている。図8では吸着溝22Sの長さに関し
ては限定していなかったが、ここでは図9と同じく小さ
いサイズの記録媒体3Lの辺の長さの0.2〜0.45
倍の長さと規定している。このようにすることにより、
大きなサイズの記録媒体3Lに記録するとき小さいサイ
ズの記録媒体3S用の吸着溝22Sの箇所で大きなサイ
ズの記録媒体3Lがへこむことがなくなる。図11は、
本発明により、小さいサイズの記録媒体3用の図10の
吸着溝2を記録媒体3の辺に平行で、かつ複数列配置し
ている。このようにすることにより、図10以上に、大
きなサイズの記録媒体3Lに記録するとき小さいサイズ
の記録媒体3S用の吸着溝22Sの箇所で大きなサイズ
の記録媒体3Lがへこむことがなくなる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸着溝を複数設けることにより、真空吸着度が保たれる
ので画像欠陥となる吸着跡を防止できる。また、トナー
シートと受像シート間の空気を吸引しやすくしたので、
真空度を上げられ、密着不良による画像ムラの低減、
ゴミによる画像欠陥、およびキズに弱い、等の欠点
も防止できる。さらに、異なるサイズの記録媒体を吸着
する吸着溝および吸着穴を有する記録用回転ドラムにお
いて、小さいサイズの記録媒体用の吸着溝の面積を小さ
くしたので、大きなサイズの記録媒体に記録するとき小
さいサイズの記録媒体用の吸着溝の箇所で大きなサイズ
の記録媒体がへこむことがなくなり、したがってこの部
分だけ記録が不鮮明となることがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】記録媒体の確実な密着を行なえる本発明の1実
施の形態に係る記録用回転ドラム2の切断展開部分図。
【図2】図1の元となる従来例。
【図3】本発明の別の実施の形態に係るもので、図4
(a)は記録用回転ドラム2の切断展開部分図、図4
(b)はその断面図である。
【図4】本発明の別の実施の形態。
【図5】図4の別の実施の形態。
【図6】記録用回転ドラム2の断面図で、図6(a)は
従来例、図6(b)は図6(a)の欠点を解決する本発
明の別の実施の形態。
【図7】異なるサイズの記録媒体用の従来の記録用回転
ドラムの切断展開部分図。
【図8】図7の欠点を解決する本発明の別の実施の形
態。
【図9】図8の別の実施の形態。
【図10】図8と図9を採用した別の実施の形態。
【図11】図10の別の実施の形態。
【図12】ゴミによる白抜け状態を示す図で、図12
(a)は密着不良の状態を、図12(b)は真空度が十
分で密着良好の状態を示している。
【図13】本発明で用いられる画像記録装置についての
要部の斜視図。
【図14】図13の記録媒体3を構成する受像シートと
トナーシートの構造を示す図。
【図15】具体的な画像記録の手順を示す説明図。
【図16】記録用回転ドラム2の吸着機構の原理を示す
断面図。
【図17】記録媒体が吸着穴(溝)の中へ吸われ過ぎに
なった状態を示す図。
【図18】図1の別の実施の形態で吸着溝を記録媒体の
3辺に設けた図。
【図19】図1の別の実施の形態で吸着溝を記録媒体の
4辺に設けた図。
【符号の説明】
1 光ヘッド 2 記録用回転ドラム2 21 吸着溝21 2 吸着溝2 3 記録媒体3 31 受像シート 32 トナーシート 4 移動ステージ 5 真空吸着機構(エアーブロア、真空ポンプ) 6 ゴミ 7 回転軸穴

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受像シートと該受像シートを覆うように
    該受像シートの上に載置されるトナーシートとから成る
    記録媒体を吸着する吸着溝および吸着穴を有する記録用
    回転ドラムにおいて、前記吸着溝が前記記録媒体の2辺
    以上に設けられたことを特徴とする記録用回転ドラム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録用回転ドラムにおい
    て、前記トナーシートの辺と受像シートの辺との間に前
    記吸着溝又は吸着穴が設けられたことを特徴とする記録
    用回転ドラム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の記録用回転ドラム
    において、前記吸着溝又は吸着穴は前記受像シートの辺
    が前記吸着溝又は吸着穴上にくる位置に設けられたこと
    を特徴とする記録用回転ドラム。
  4. 【請求項4】 記録媒体を吸着する吸着溝を有する記録
    用回転ドラムにおいて、吸着溝を上流側および下流側に
    配置したことを特徴とする記録用回転ドラム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の記録用回転ドラムにおい
    て、上流側の前記溝が下流側の前記吸着溝よりも大きい
    か又は多いことを特徴とする記録用回転ドラム。
  6. 【請求項6】 受像シートと、該受像シートを覆うよう
    に該受像シートの上に載置されるトナーシートとを吸着
    する吸着穴を複数個有する記録用回転ドラムにおいて、
    前記受像シートの下にある吸着穴を前記トナーシートの
    下にある吸着穴よりも小さくしたことを特徴とする記録
    用回転ドラム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の記録用回転ドラムにおい
    て、前記記録媒体の下にある吸着穴が直径0.1〜1.
    5mmであることを特徴とする記録用回転ドラム。
  8. 【請求項8】 異なるサイズの記録媒体を吸着する吸着
    溝および吸着穴を有する記録用回転ドラムにおいて、前
    記異なるサイズの記録媒体のうち大きいサイズの記録媒
    体の内側に位置する小さいサイズの記録媒体用の吸着溝
    の幅を、前記大きいサイズの記録媒体用の吸着溝の幅よ
    り狭くしたことを特徴とする記録用回転ドラム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の記録用回転ドラムにおい
    て、前記小さいサイズの記録媒体用の吸着溝の幅が0.
    2〜1.5mmの範囲であることを特徴とする記録用回
    転ドラム。
  10. 【請求項10】 異なるサイズの記録媒体を吸着する吸
    着溝および吸着穴を有する記録用回転ドラムにおいて、
    前記異なるサイズの記録媒体のうち大きいサイズの記録
    媒体の内側に位置する小さいサイズの記録媒体用の吸着
    溝の長さを、前記大きいサイズの記録媒体用の吸着溝の
    長さより短くし、かつ分割したことを特徴とする記録用
    回転ドラム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の記録用回転ドラムに
    おいて、前記小さいサイズの記録媒体用の吸着溝の長さ
    が該記録媒体の辺の長さの0.2〜0.45倍で、かつ
    複数本備えたことを特徴とする記録用回転ドラム。
  12. 【請求項12】 異なるサイズの記録媒体を吸着する吸
    着溝および吸着穴を有する記録用回転ドラムにおいて、
    前記異なるサイズの記録媒体のうち大きいサイズの記録
    媒体の内側に位置する小さいサイズの記録媒体用の吸着
    溝を、前記大きいサイズの記録媒体用の吸着溝よりも幅
    を狭くかつ長さを短くしたことを特徴とする記録用回転
    ドラム。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の記録用回転ドラムに
    おいて、前記小さいサイズの記録媒体用の吸着溝の幅が
    0.2〜1.5mmの範囲であることを特徴とする記録
    用回転ドラム。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の記録用回転ドラムに
    おいて、前記小さいサイズの記録媒体用の吸着溝の長さ
    が該記録媒体の辺の長さの0.2〜0.45倍で、かつ
    複数本備えたことを特徴とする記録用回転ドラム。
  15. 【請求項15】 請求項8〜14記載の記録用回転ドラ
    ムにおいて、前記小さいサイズの記録媒体用の吸着溝
    が、該記録媒体用の辺に平行でかつ複数列配置されたこ
    とを特徴とする記録用回転ドラム。
  16. 【請求項16】 異なるサイズの記録媒体を吸着するこ
    吸着溝および吸着穴を有する記録用回転ドラムにおい
    て、 前記吸着溝が請求項1〜5のいずれか1項記載又は複数
    項の組み合わせ記載の吸着溝と、 前記吸着穴が請求項6又は7の記載の吸着穴と、 前記吸着溝のうち小さいサイズの記録媒体用の吸着溝が
    請求項8〜15のいずれか1項又は複数項記載の組み合
    わせから成る該吸着溝と、の組み合わせで構成されたこ
    とを特徴とする記録用回転ドラム。
  17. 【請求項17】 真空吸着機構を備えた記録用回転ドラ
    ムと、記録用レーザヘッドと、を備えて成る画像記録装
    置において、前記記録用回転ドラムが請求項16記載の
    記録用回転ドラムで構成されたことを特徴とする画像記
    録装置。
JP10024793A 1998-02-05 1998-02-05 記録用回転ドラムとこれを備えた画像記録装置 Pending JPH11221947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10024793A JPH11221947A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 記録用回転ドラムとこれを備えた画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10024793A JPH11221947A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 記録用回転ドラムとこれを備えた画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11221947A true JPH11221947A (ja) 1999-08-17

Family

ID=12148078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10024793A Pending JPH11221947A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 記録用回転ドラムとこれを備えた画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11221947A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010158812A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Fujifilm Corp 媒体固定装置及び画像形成装置
JP2011032037A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Fujifilm Corp 媒体固定装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010158812A (ja) * 2009-01-07 2010-07-22 Fujifilm Corp 媒体固定装置及び画像形成装置
JP2011032037A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Fujifilm Corp 媒体固定装置及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07256907A (ja) カラー画像形成装置
JP3767778B2 (ja) 記録装置
JPH11221947A (ja) 記録用回転ドラムとこれを備えた画像記録装置
US6628423B1 (en) Dummy sheet placed on rotary drum of image recording apparatus
US7206096B1 (en) Recording method and apparatus
JP4291945B2 (ja) 記録方法及び記録装置
JP2000351245A (ja) 記録装置およびシート状記録媒体切断装置
US6461786B1 (en) Recording apparatus and method
JP2001010164A (ja) 記録装置のクリーニング方法及び記録装置
JP2002127476A (ja) 記録装置
JP2001026127A (ja) 記録装置および異物除去方法
US7125183B2 (en) Recording apparatus and method thereof and removing claw therefor
JP2002283594A (ja) 記録装置
JP4262423B2 (ja) 画像記録方法及び画像記録装置
JPH11277920A (ja) 記録媒体および画像記録装置
JP2000247473A (ja) 記録装置及び当該記録装置等の異物除去方法
JP3364767B2 (ja) 光熱変換型ヒートモード記録方法
JP2001096773A (ja) 画像記録装置
JP4021624B2 (ja) 記録媒体のクリーニング方法及び記録装置
JP2001096776A (ja) 記録装置およびその方法、およびこの装置に用いられるためのクッションシート
JP2001347697A (ja) 画像記録装置
JP2001199606A (ja) 画像記録装置
JP2002220128A (ja) 記録装置及び当該記録装置等の異物除去方法
JPH08169153A (ja) レーザ昇華型プリンタ装置
JP2001096774A (ja) 画像記録方法及び画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees