JP2000351245A - 記録装置およびシート状記録媒体切断装置 - Google Patents

記録装置およびシート状記録媒体切断装置

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JP2000351245A
JP2000351245A JP16403199A JP16403199A JP2000351245A JP 2000351245 A JP2000351245 A JP 2000351245A JP 16403199 A JP16403199 A JP 16403199A JP 16403199 A JP16403199 A JP 16403199A JP 2000351245 A JP2000351245 A JP 2000351245A
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Seiji Hatayama
清治 畑山
Mitsuru Sawano
充 沢野
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録装置内の記録媒体切断装置により発生す
るキズや膜剥がれを引き起こしにくくして、ゴミ欠陥の
ない美しい画像が記録できるようにする。 【解決手段】 記録媒体切断装置10の回転しながら移
動する丸刃11と、該丸刃の移動方向に沿って近接配置
される固定刃12のこれら両刃に対して記録媒体Pの長
さ方向の前後に搬送ローラ対14,15をそれぞれ設
け、該搬送ローラ対の間に介在する記録媒体に常時該搬
送ローラ対によってテンションを加えるようにし、か
つ、切断装置自体を記録媒体の進行方向に対する垂直面
から若干θ角だけ傾けるようにして設置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に画像/
文字などの情報、特にKCMY各色トナーを用いたカラ
ー画像/文字などの情報を記録する記録装置の切断装置
に関するもので、特に、記録媒体の切断の際に切断ゴミ
が発生しないような切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明が対象としている記録装置は、記
録用回転ドラム(以後、「記録ドラム」という。)又は
記録平面の上に、記録媒体(すなわち、受像シートを記
録ドラム上に固定し、その上にこの受像シートを覆うよ
うにトナーシートを固定して成る受像シートとトナーシ
ートの総称)を固定し、これに光ヘッドからのレーザビ
ーム等を照射して画像記録を行なうものである。本発明
が対象とする記録装置の全体の概念図が図5に示されて
いる。同図において、30がこの記録装置で、記録装置
30はフルカラー画像を得るため、記録媒体供給部32
と、記録ドラム34と、この記録ドラム34上に設けら
れる記録媒体固定/解除機構36と、記録ドラム34の
外周に沿って配置されるラミネート機構38と、露光ヘ
ッド40と、剥離機構42と、給紙部44と、ラミネー
ト部46と、定着部48と、剥離部50と、トレイ部5
2と制御部54と、切断装置55を有する。
【0003】この記録装置30は、記録媒体供給部32
から記録ドラム34上に受像シートRおよびトナーシー
トTとを供給し、まず、記録ドラム34上に受像シート
Rを記録媒体固定/解除機構36によって固定し、次い
で、ラミネート機構38によって加圧加熱押圧して受像
シートR上にトナーシートTを粘着して積層する。次い
で制御部54によって画像信号に応じて制御された露光
ヘッド40によって像様にヒートモードレーザ露光して
潜像として画像を記録する。続いて剥離機構42によっ
てトナーシートTを記録ドラム34上に固定されている
受像シートRから剥離して、潜像として記録されたトナ
ーシートTの画像を受像シートRに転写して現像して、
受像シートR上に画像を形成する。これを3〜4色につ
いて繰り返し、受像シートR上にカラー画像を形成した
後、この受像シートRと給紙部44から供給された本紙
Hとをラミネート部で積層・密着し、定着部48で受像
シートRの受像層16を光硬化させた後、剥離部50で
剥離し、フルカラー画像が形成された本紙Hはプルーフ
トレイ52aに、使用済受像シートRは廃材スタッカ5
2bに排出される。こうして、フルカラー画像をハード
コピーとして得ることができる。
【0004】記録媒体供給部32は、記録媒体(すなわ
ち、ロール状の受像シートR、および複数のトナーシー
トT、例えばK(黒)、C(シアン)、M(マゼンタ)
およびY(イエロー)の標準ドナーシートや印刷分野で
用いられる金、銀等の特色シートなどのロール状感熱材
料)が保持されている記録媒体ステーション53と、1
つの記録媒体を引き出す1対の引出ローラ54と、引出
ローラ54によって記録媒体ステーション53から所定
の長さに引き出された記録媒体をシート状に切断するカ
ッタ55と、シート状記録媒体を挟持搬送する1対のロ
ーラ56と、シート状記録媒体を記録ドラム34上に案
内し、記録媒体の先端を記録ドラム34上の取り付けら
れた記録媒体固定/解除機構36に固定位置まで案内す
るガイド57とからなる。
【0005】記録ドラム34には、まず受像シートRが
供給されるが、その先端が機構36にクランプ等により
固定され、記録ドラム34の図中矢印方向の回転によっ
て記録ドラム34の外周上に巻き付けられ、後端も記録
媒体固定/解除機構36により固定される。ここで、記
録媒体固定/解除手段36の先端固定部と後端固定部の
少なくとも一方は、色々な長さの記録媒体シートの記録
ドラム34上への固定が可能なように、記録ドラム34
の外周上を移動可能であるのが好ましい。次いで、記録
ドラム34の外周上に巻き付けられた受像シートR上
に、全く同様にして記録媒体供給部32から搬送されて
きたトナーシートTが積層して巻き付けられる。このト
ナーシートTの受像シートR上への積層は、内部に図示
しないヒータを内蔵するラミネートローラ58と、ラミ
ネートローラ58を支点59aを中心に回動し、記録ド
ラム34の外周に接離させるアーム59と、ラミネート
ローラ58を所定押圧力で記録ドラム外周に押圧する押
圧手段60からなるラミネート機構38によって行われ
る。押圧手段60は、ばね等の付勢手段であってもエア
シリンダのマニュピレータであってもよい。受像シート
Rの最表層の受像層は粘着性を有しているため、ラミネ
ートローラ58によって所定押圧力により押圧しながら
トナーシートを巻き付けてラミネートできるので、トナ
ーシートTにしわなどを発生させないことはもちろん、
均一な粘着力で受像シートRの受像層とトナーシートT
のトナー層とを接着することができる。ここで、受像シ
ートRへのトナーシートTのラミネートは、均一に強く
接着させるため、加圧ラミネートローラ58によって行
われるが、粘着力の向上を図るためラミネートローラ5
8を加圧と同時に加熱しながらラミネートするのも好ま
しい。加熱条件は130℃以下好ましくは100℃以下
とするのがよい。
【0006】また、記録ドラム34への受像シートRの
巻き付けの際に、その先端を記録媒体固定/解除機構3
6によって固定し、搬送ローラ対56またはラミネート
ローラ58もしくはその他の手段で受像シートRの他の
部分を保持し、受像シートRに所定の張力をかけて記録
ドラム34の外周に巻き付けるのが好ましい。この時、
後述するように記録ドラム34の外周に吸入孔を設けて
おき、受像シートRを吸着手段を用いて吸着するように
してもよい。この吸着手段と記録媒体固定/解除機構3
6とは併用するのが好ましいが、いずれか一方のみとし
てもよい。こうすることにより、しわ等を発生させず、
また位置ずれを生じさせることなく、受像シートRを記
録ドラム34の外周に固定することができる。さらに、
トナーシートTの受像シートRへの積層時にも、トナー
シートTに張力をかけておくのが好ましい。この時受像
シートRの巻き付けと同様に記録媒体固定/解除機構3
6を用いて、トナーシートTの先端および/または後端
を固定するようにしてもよいし、上述の吸着手段を併用
するようにしてもよい。なお、積層時にトナーシートT
にかける張力は記録ドラム34への巻き付け時に受像シ
ートRにかける張力より小さくしておくのが好ましい。
【0007】露光ヘッド40は、変調手段を含み、レー
ザビーム等の高密度エネルギ光を射出するレーザ光源と
レーザ光のビームスポット径を調整する結像レンズ等か
らなるレーザヘッド24と、レーザヘッド24を記録ド
ラム34の軸方向(図1の紙面に垂直な方向)に移動し
て副走査を行う副走査手段61とを有する。なお、レー
ザ光にによるトナーシートTの主走査は、記録ドラム3
4の回転によって行う。ここで、露光ヘッド40に副走
査移動手段61を設けず、記録ドラム34に軸方向の移
動手段を設け、記録ドラム34を回転主走査しつつ軸方
向に移動させて副走査させてもよい。レーザ光源として
は、ヒートモード露光が可能な高密度エネルギ光を射出
できればよく、例えば、アルゴンイオンレーザ、ヘリウ
ムネオンレーザ、ヘリウムカドミウムレーザ等のガスレ
ーザ、YAGレーザなどの固体レーザ、半導体レーザな
どの他に、色素レーザ、エキシマーレーザなどを用いる
ことができる。画像信号によるレーザ光の変調は、例え
ばアルゴンイオンレーザの場合には外部変調器にビーム
を通し、また半導体レーザの場合には、レーザーに注入
する電流を信号により制御(直接変調)する等、公知の
方法により行なわれる。光熱変換層上で集光されるレー
ザスポットの大きさ、および走査速度は、画像に必要と
される解像力、材料の記録感度等に応じて設定される。
印刷用途の場合、一般に高い解像力が必要であり、ビー
ムスポットは小さい方が画質的に好ましいが、一方で焦
点深度が小さくなり、機械的な制御が困難になる。ま
た、走査速度が小さすぎると、トナーシート支持体等へ
の熱伝導による熱損失が大きくなり、エネルギ効率が低
下すると共に、記録時間が長くなり好ましくない。以上
から、本発明での記録条件は、光熱変換層上のビーム径
が5〜50μm、特に好ましくは6〜30μm、走査速
度1m/秒以上、好ましくは3m/秒以上である。
【0008】画像信号は、本発明の記録装置30の外部
の画像読取装置、画像処理装置、DTP機能を持つワー
クステーション(W/S)、電子出版システムや各種の
記憶媒体(磁気テープ、フロッピーディスク、ハードデ
ィスク、RAMカード等々)から、インターフェース等
を介してディジタル信号として、制御部54に伝送さ
れ、必要な処理が施された後、露光ヘッド40に伝送さ
れ、レーザヘッド24のヒートモード露光の制御が行わ
れる。制御部54は、露光ヘッド40の副走査手段61
による副走査および記録ドラム34の回転主走査の制御
を始めとして、本発明の記録装置30の各部の制御およ
び全体シーケンスの制御などを行う。
【0009】剥離機構42は、露光ヘッド40によるヒ
ートモード露光によって潜像として画像が形成されたト
ナーシートTを受像シートRから剥離すると同時にトナ
ーシートTの潜像を受像シートRに剥離転写して現像す
るためのもので、剥離ローラ62と、剥離ローラ62に
当接する2個の分割ローラ63,64と、剥離ローラ6
2に沿って分割ローラ63,64の分割ローラ片間に設
けられる櫛刃ガイド板65、これらを一体として取り付
けるブラケット(図示しない)とを有する。剥離ローラ
62はアーム67に軸支され、支点67aを中心に回動
し、記録ドラム36上を接離可能に構成される。またア
ーム67を介して剥離ローラ62を記録ドラム34上の
受像シートRとトナーシートTとの積層体を押圧するた
めの押圧手段68が設けられる。
【0010】ヒートモード露光によって熱エネルギが像
様に印加され、トナー層22の接着力が低下することで
潜像として画像が形成されトナーシートTと、これが接
着された受像層16を持つ受像シートRとの積層体に対
し、支点67aを中心にアーム67がそれぞれ回動し
て、ブラケットを近づけ、積層体の受像シートRの受像
層16とトナーシートTのトナー層22との間に櫛刃ガ
イド板65を挿入するとともに積層体をトナーシートT
側から剥離ローラ62によって押圧する。ここで、トナ
ーシートTと受像シートRのいずれかの接合長さを変え
ておけば櫛刃ガイド板65を両者間に容易に挿入でき
る。この後記録ドラム34を回転するとともに剥離ロー
ラ62、分割ローラ63,64を回転させ、トナーシー
トTの先端を櫛刃ガイド65に沿って移動させ剥離ロー
ラ62と分割ローラ63の間に挟持させる。こうして、
トナーシートTを剥離ローラ62で押圧しながら、剥離
ローラ62と分割ローラ63,64との間で挟持搬送し
て、受像シートRから剥離する。こうして、トナーシー
トTは剥離ローラ62で押圧した部分で、一定の剥離速
度で剥離することができるので、剥離力も一定とするこ
とができ、スティックスリップなど振動現象が発生する
ことがなく、剥離ムラを生じることがない。また剥離の
際に、受像シートRに加わる剥離力が変動しないので、
受像シートRの記録ドラム34上の固定位置がずれるこ
ともない。従って、見当精度の低下を招くこともない。
こうして、剥離ムラや見当ズレ等のない1色の高画質、
高解像度、高階調網点画像を得ることができる。このよ
うにしてC,M,YおよびKの4色の画像が正確に見当
合わせされて剥離・転写・現像された受像シートRは、
ガイド部材70,70に案内されつつ、搬送ローラ対7
1によって搬送されて、ラミネート部46に搬送され
る。ラミネート部46においては、受像シートRの搬送
にタイミングを合わせて、本紙供給ロール72が本紙カ
セット73から本紙Hを送り出し、ガイド部材70によ
って案内しつつ図中左方向に搬送する。本紙Hを手差し
供給口44aから本紙供給ロール72に供給してもよ
い。次いで、受像シートRおよび本紙Hは、レジストロ
ーラ対75によって位置合わせされつつ積層され、定着
部48に搬送される。
【0011】定着部48において、ラミネート部46に
おいて積層された受像シートRと本紙Hは、圧着ローラ
76aおよび加熱ローラ76bより構成される加熱定着
ローラ対76によって加熱定着されつつ挟持搬送され、
さらに紫外線ランプ等の後露光ランプ77によってさら
に受像シートRの受像層16が剥離しやすいように硬化
する。次いで、剥離部50において、剥離ローラ対78
および剥離ガイド79によって、硬化して剥離しやすい
受像層16が受像シートRより剥離され、受像層16が
本紙Hに貼着されて画像が転写され、画像が転写された
本紙Hはハードコピーとしてトレイ部52のプルーフト
レイ52aに排出され、受像層16が剥離された受像シ
ートRは、廃棄トレイ52bに廃棄される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】記録媒体を搬送する装
置や、記録媒体にレーザやサーマルヘッドで記録する記
録部に記録媒体を供給搬送する記録媒体供給搬送部に
は、ロールから繰り出されたシート状の記録媒体を切断
するための切断装置が設けられている。すなわち、切断
されるロール紙あるいはフィルム等の進行方向に対して
直行する方向に延びたカッターフレームに直線状の固定
刃と刃物台ガイドとが平行に設けられその隙間をユニッ
ト前後の搬送ローラに挟時されたシート状記録媒体が通
過し電気的に設定されたシーケンスによって刃物台ガイ
ドに付勢された回転自在の丸刃によって切断動作を行な
っている。
【0013】ところが、図5における切断装置55が記
録媒体P(すなわち、受像シートRおよびトナーシート
Tの総称)を切断するさいに切断ゴミが発生した。切断
ゴミが発生する原因を図4を用いて説明する。図4は従
来の切断装置55を示している。図4(a)はその正面
図、図4(b)は図4(a)のA−A断面図である。4
1は切断装置55の刃部を構成する丸刃(直径3cm位)
で、42は切断装置55の他の刃部を構成する固定刃で
ある。丸刃41はモータ(図示なし)で回転方向Bに回
転しながら刃物台ガイド(図示なし)と固定刃42にそ
って走行方向Cへと移動してゆく。この丸刃41と固定
刃42の間にシート状記録媒体Pが位置している。図4
(a)においてシート状記録媒体Pはその幅方向を示
し、図4(b)においてシート状記録媒体P(P’,
P”)はその長さ方向(図で左側のP’が上流。右側の
P”が下流)を示している。丸刃41は周方向に斜めに
研磨された傾斜部41aを備えており、この傾斜部41
aが固定刃42と作動して記録媒体Pを切断する。とこ
ろが、切断された記録媒体Pのうち傾斜部41aの垂直
側に位置する記録媒体P’は切断後は固定刃42に何ら
悪影響を受けないが、他方の傾斜部41aの傾斜側に位
置する記録媒体P”は切断後は擦られながら下方へ押し
下げられる力が傾斜部41aの通過する間中働き、この
力によって膜面がキズつけられたり、剥がされてしま
い、これが記録欠陥やゴミ欠陥となった。さらに、この
種の切断装置と搬送ローラ装置の組み合わせでは、裁断
するシート状記録媒体が切断装置前後のローラ間で僅か
な撓みを有していると、丸刃と固定刃によって切断され
たシートエッジ部の膜表面が回転走行する丸刃の腹斜面
でさらに強く擦(こす)られ、さらに固定刃下面に押し
込まれるため、シートエッジ部膜面がより傷つき易く、
膜剥がれを引き起こしていた。このように剥がれた膜が
ゴミ異物として記録装置内に発生すると、ゴミの付着に
よる記録欠陥が発生してしまうおそれがあった。
【0014】ここで、このゴミが受像シートや回転ドラ
ムに付着すると、なぜ記録欠陥が発生するのかについて
説明する。ゴミ付着による記録欠陥は2種類に分けられ
る。 1つは、ゴミが受像シート上に付着した場合の記録
欠陥(いわゆる、「白抜き」発生。)であり、 もう1つは、ゴミが記録ドラム上に付着した場合の
記録欠陥(いわゆる、「白リング」発生。)である。
【0015】図6は、前者の記録欠陥である白抜けが
発生する理由を示す図である。同図において、Rが記録
ドラム面(ハッチング部)の上に固定された受像シート
で、Tがその上に固定されたトナーシートで、Xがゴミ
である。同図に示すように、受像シートRの上にゴミX
が存在した場合、ゴミXによるトナーシートTと受像シ
ートRとの密着不良が生じ、図中の矢印Aの範囲で画像
の抜け(いわゆる、「白抜け」)が発生してしまう。
【0016】また、図7は、後者の記録欠陥である白
リングが発生する理由を示す図である。同図において、
Rが記録ドラム面(ハッチング部)の上に固定された受
像シートで、Tがその上に固定されたトナーシートで、
Xがゴミである。同図に示すように、記録ドラムの上に
ゴミXが存在した場合、受像シートRは多数の吸入孔に
より強く吸引されるのでゴミXの形状に追随するが、ト
ナーシートTはその周辺しか吸引されないのでゴミXが
存在する箇所の吸引力は弱く、しかもナーシートT自体
の剛性があるため、ゴミXが存在する中心部ではトナー
シートTと受像シートRとが密着するものの、その周辺
においてトナーシートTと受像シートRとの間に隙間C
がリング状にでき、それゆえこの隙間Cで転写ができ
ず、ちょうど図中の矢印Bの範囲で白い部分がリング状
に(いわゆる、「白リング」が)発生してしまう。ま
た、ゴミXによる受像シートRおよびトナーシートTの
位置ずれのため記録用レーザ光Lの焦点がずれ、十分な
エネルギ密度が得られなくなり、図中の矢印Bの範囲で
画像の細りや濃度低下等が発生し画像ムラとなった。そ
こで、本発明は切断装置55が記録媒体Pを切断しても
切断ゴミが発生しないようにして、白抜け・白リング等
のゴミ欠陥を発生しないようにするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1記載の記録装置の発明は、回転しながら移
動する丸刃と、該丸刃の移動方向に沿って近接配置され
る固定刃を有するシート状記録媒体用切断装置を備えた
記録装置において、前記両刃に対して該記録媒体の長さ
方向の前後に搬送ローラ対をそれぞれ設け、該搬送ロー
ラ対の間に介在する記録媒体が常時該搬送ローラ対によ
ってテンションを加えられることを特徴としている。ま
た、請求項2記載の発明は、回転しながら移動する丸刃
と、該丸刃の移動方向に沿って近接配置される固定刃を
有するシート状記録媒体用切断装置を備えた記録装置に
おいて、前記両刃に対して該記録媒体の長さ方向の前後
に搬送ローラ対をそれぞれ設け、該搬送ローラ対の間に
介在する記録媒体が前記記録媒体の停止時に該搬送ロー
ラ対によってテンションを加えられることを特徴として
いる。このような請求項1又は2記載の構成により、テ
ンションのない従来の記録装置と比べて切断時のゴミが
発生しにくくなった。また、請求項3記載の発明は、請
求項1又は2記載の記録装置において、前記前後の搬送
ローラ対のうち後搬送ローラ対の回転速度を前搬送ロー
ラ対の回転速度よりも遅くすることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、前後の両搬送ローラ対を
共通のモータでそれぞれクラッチを介して駆動し、かつ
該クラッチの押圧力を前後の搬送ローラ対で変えること
を特徴としている。また、請求項5記載の発明は、前後
の両搬送ローラ対を共通のモータでそれぞれギアを介し
て駆動し、かつ、該ギアのギア比を前後の搬送ローラ対
で変えることを特徴としている。また、請求項6記載の
発明は、前後の搬送ローラ対のうち後搬送ローラ対に常
時、ブレーキ力を与えることを特徴としている。また、
請求項7記載の発明は、前後の搬送ローラ対をそれぞれ
独立したモータで駆動し、かつ、後搬送ローラ対を駆動
する駆動モータの回転数を前搬送ローラ対を駆動する駆
動モータの回転数よりも小さくすることを特徴としてい
る。以上の構成により、簡単な構成で常時テンションを
加える具体的な記録装置が得られる。また、請求項8記
載の発明は、前後の両搬送ローラ対のうち、まず後搬送
ローラ対を停止させ、所定時間遅れて前搬送ローラ対を
停止させることを特徴としている。また、請求項9記載
の発明は、前後の両搬送ローラ対を停止させたあと、後
搬送ローラ対を若干逆回転させることを特徴としてい
る。以上の構成により、切断時にのみテンションを加え
る具体的な装置が実現でき、しかも上記記録装置よりも
より理想的な記録と省エネの可能な記録装置が得られ
る。
【0018】また、請求項10記載の切断装置の発明
は、回転しながら移動する丸刃と、該丸刃の移動方向に
沿って近接配置される固定刃を備えたシート状記録媒体
切断装置において、該切断装置の切断面を、前記記録媒
体の進行方向に対する垂直面から若干傾けるように前記
切断装置を設けることを特徴としている。このような構
成により、従来の傾けない切断装置と比べて切断時のゴ
ミが発生しにくくなった。また、請求項11記載の発明
は、前記傾け角が5〜15°であることを特徴としてい
る。このような数値限定により、よりより切断時にゴミ
の発生しにくい切断装置が得られる。また、請求項12
記載の発明は、前記丸刃と作動する前記固定刃のエッジ
断面がシート状記録媒体の走行方向断面で見て鋭角を成
すことを特徴としている。このような構成により、請求
項10記載の切断装置よりもより切断時にゴミの発生し
にくい切断装置が得られる。また、請求項13記載の記
録装置の発明は、前記シート状記録媒体切断装置が請求
項10〜12のいずれか1項記載の切断装置で構成され
ることを特徴としている。このような構成により、切断
時にゴミの発生しにくいベストモードの記録装置を得る
ことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明による第1実施の形
態の切断装置を示すもので、図1(a)は図1におい
て、11と12は切断装置を構成するそれぞれ丸刃と固
定刃である。Pはシート状記録媒体で、図の左から右へ
矢印Dの方向に搬送されている。本発明によると、切断
装置(11、12)の切断面は記録媒体Pの進行方向に
対して垂直な面Vに対して角度θで図のように傾斜して
いる。図1(b)は、固定刃12のエッジ部の角度を定
義する図で、記録媒体載置側の面121と丸刃滑動面1
22とのなす角をγとすると、固定刃12が丸刃11と
作動する固定刃エッジ断面をシート状記録媒体の走行方
向断面で見た角度γを定義している。同図の(イ)は従
来の切断装置における固定刃で、角度γ=90°を示し
ているのに対して、同図の(ロ)は本発明の第2の実施
の形態における固定刃で、角度γ=70°を示してい
る。また、図3は切断後の記録媒体の切断付近の顕微鏡
写真の模写図で、図3(a)が従来の切断装置によるも
の、図3(b)が本発明の切断装置によるものである。
図(a)において、Pは記録媒体、Sは切断面、Kの白
い部分は記録媒体Pから膜面が剥がれ落ちた部分、すな
わち、ゴミとなって記録装置に散ってしまった跡であ
る。このように、従来の切断装置で切断した記録媒体P
の切断面は膜面Kがたくさん剥がれ落ちているのに対し
て、本発明の切断装置で切断した記録媒体Pの切断面に
は膜面Kがまったく見られない。
【0020】表1は上記γを90°と70°にして、か
つ、上記θを0°、2°、4°、6°、9°、15°、
20°と変化させたときの切断ゴミの発生具合を図3の
ように顕微鏡で検査した実験の結果である。
【表1】 表1によると、 1)γ=90°のとき: θ=0°、2°、4°、20°では切断ゴミが図3
(a)のように発生した。 θ=6°、9°、15°では切断ゴミは図3(b)の
ように発生しなかった。2)また、γ=70°のとき θ=0°、2°、4°では切断ゴミが図3(a)のよ
うに発生した。 θ=6°、9°、15°、20°では切断ゴミは図3
(b)のように発生しなかった。 以上の結果から分かったことは、 1)θ=5°〜15°、とくにθ=9°で、切断ゴミが
生じない。 2)また、γが直角よりもやや鋭角(70°)にした方
が切断ゴミが生じにくくなる。 ということであった。その理由は、θの角度が大きくな
るほど丸刃41の傾斜部41aによって切断される記録
媒体の切断された先端部が鈍角になり傾斜部41aを擦
れても剥離しにくくなるためと思われる。またθが大き
くなりすぎると、切断された先端部が傾斜部41aと擦
れる面積が広くなりかつ接触している時間も長くなるた
め逆に切断ゴミが出やすくなるためと思われる。γを鋭
角にするとよいのは、丸刃41の傾斜部41aによって
切断される記録媒体の切断された先端部が直角の場合よ
りも鈍角になるためと思われる。以上のように、本発明
の第1の実施の形態によれば、切断装置の切断面を、前
記記録媒体の進行方向に対する垂直面から若干傾けるよ
うに前記切断装置を設けるようにしている。そして、そ
の傾け角は5〜15°が望ましい。
【0021】次に本発明の第3の実施の形態について図
2を用いて説明する。14aは送り側ローラ(「前搬送
ローラ」という)の駆動ローラで、141は駆動軸であ
る。駆動軸141はモータ142によりクラッチ143
を介して駆動されている。14bは従動ローラである。
この両ローラ14a、14bの間を記録媒体Pが図の左
から右へD方向に搬送される。同じく15aは排出側ロ
ーラ(「後搬送ローラ」という)の駆動ローラで、15
1は駆動軸である。駆動軸151はモータ152により
クラッチ153を介して駆動されている。15bは従動
ローラである。この両ローラ15a、15bの間を記録
媒体Pが図の左から右へD方向に搬送される。
【0022】図2では2個のモータ142、152を使
用しているが、共通のモータ1個にして駆動ベルト、駆
動ギヤ等を用いて前後の両搬送ローラ側のクラッチ14
3、153へ駆動力を伝達するようにしてもよい。また
クラッチ143、153をそれぞれ用いているが、前搬
送ローラ14a側だけ設けて前搬送ローラ14a側だけ
常時または必要に応じて滑るようにし、後搬送ローラ1
5aはクラッチ153を省略して滑らないようにしても
よい。また、クラッチ143の代わりにギヤの比をたと
えば前搬送ローラ0.9対後搬送ローラ1にして、クラ
ッチ143、153を省略してもよい。このようにする
ことにより、切断時に記録媒体Pにテンションが加えら
れるようになる。記録媒体にテンションが加えられてい
ないと記録媒体が撓むためその状態で切断すると丸刃の
エッジによって擦られやすいが、テンションが加えられ
ていると切断された部分が前後方向に引っぱられるため
丸刃のエッジに擦られにくくなり、ゴミの発生が少なく
なる。
【0023】以上のように、本発明の第3の実施の形態
によれば、回転しながら移動する丸刃と、該丸刃の移動
方向に沿って近接配置される固定刃を備えたシート状記
録媒体切断装置において、前記両刃に対して該記録媒体
の長さ方向の前後に搬送ローラ対をそれぞれ設け、該搬
送ローラ対の間にある記録媒体が該搬送ローラ対によっ
て常時テンションを加えるようにしている。そして、両
刃に対して該記録媒体の長さ方向の前後に搬送ローラ対
をそれぞれ設け、かつ、前記記録媒体が停止するときに
該搬送ローラ対の間にある記録媒体が該搬送ローラ対に
よってテンションを加えられるようにしている。また、
前後の搬送ローラ対のうち後搬送ローラ対の回転速度を
前搬送ローラ対の回転速度よりも遅くしている。あるい
は、前後の両搬送ローラ対を共通のモータでそれぞれク
ラッチを介して駆動し、かつ該クラッチの押圧力を前後
の搬送ローラ対で変えるしょうにしている。また、前後
の両搬送ローラ対を共通のモータでそれぞれギアを介し
て駆動し、かつ、該ギアのギア比を前後の搬送ローラ対
で変えるようにしてもよい。さらに、前後の搬送ローラ
対のうち後搬送ローラ対に常時、ブレーキ力を与えるよ
うにしてもよい。また、前後の搬送ローラ対をそれぞれ
独立したモータで駆動し、かつ、後搬送ローラ対を駆動
する駆動モータの回転数を前搬送ローラ対を駆動する駆
動モータの回転数よりも小さくするようにしてもよい。
また、前後の両搬送ローラ対のうち、まず後搬送ローラ
対を停止させ、所定時間遅れて前搬送ローラ対を停止さ
せるようにしてもよい。また、前後の両搬送ローラ対を
停止させたあと、後搬送ローラ対を若干逆回転させるよ
うにしてもよい。
【0024】以上の本発明の第1〜第3の実施の形態は
それぞれ独立しており、これらを合体した装置がベスト
モードの記録装置となる。
【発明の効果】
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、回転しながら移動する
丸刃と、該丸刃の移動方向に沿って近接配置される固定
刃を有するシート状記録媒体用切断装置を備えた記録装
置において、両刃に対して該記録媒体の長さ方向の前後
に搬送ローラ対をそれぞれ設け、該搬送ローラ対の間に
介在する記録媒体に常時該搬送ローラ対によってテンシ
ョンを加えるようにし、かつ、切断装置自体を切断装置
の切断面を、前記記録媒体の進行方向に対する垂直面か
ら若干傾けるように前記切断装置を設け、しかも、丸刃
と作動する固定刃のエッジ断面をシート状記録媒体の走
行方向断面で見て鋭角を成すように形成することによ
り、傾けた切断装置で斜めにシート材(PET東レE6
8L)を切断するため、シート材の搬送角度が変化し、
剛性力との関係から丸刃の腹斜面に切断後のシートエッ
ジ部表面が当たりにくくなる。加えて切断装置前後のロ
ーラ駆動軸ギヤ比等によってテンションが張られ切断直
後のシートはエッジ部が擦られにくくなり、結果的にキ
ズや膜剥がれを引き起こしにくくなる。したがってゴミ
欠陥のない美しい画像が記録できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態によるシート状記録媒
体切断装置を示す図で、(a)が記録媒体の幅方向から
切断装置を見た図、(b)は切断装置の固定刃の2種類
を示す図である。
【図2】本発明の第2実施の形態によるシート状記録媒
体切断装置を示す図で、(a)装置の前後に配置される
搬送ローラである。
【図3】切断後の記録媒体のエッジ付近の顕微鏡写真の
模写図で、(a)が従来の切断装置によるもの、(b)
が本発明の切断によるものである。
【図4】従来のシート状記録媒体切断装置を示す図で
(a)
【図5】本発明が対象とする記録装置の概念図である。
【図6】受像シート上のゴミの問題点を説明する図であ
る。
【図7】記録ドラム上のゴミの問題点を説明する図であ
る。
【符号の説明】
10 本発明による切断装置 11 丸刃 12 固定刃 121 固定刃の記録媒体載置側 122 固定刃の丸刃滑動側 14a 前搬送ローラ 14b 従動ローラ 141 駆動軸 142 モータ 143 クラッチ 15a 後搬送ローラ 15b 従動ローラ 151 駆動軸 152 モータ 153 クラッチ 30 記録装置 32 記録媒体供給部 34 記録ドラム 36 記録媒体固定/解除機構 38 ラミネート機構 40 露光ヘッド 42 剥離機構 44 給紙部 46 ラミネート部 48 定着部 50 剥離部 52 トレイ部 54 制御部 55 切断装置 P 記録媒体 R 受像シート T トナーシート H 本紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B26D 7/26 B26D 7/26 B65H 35/08 B65H 35/08 Fターム(参考) 2C058 AB17 AC08 AC16 AE04 AE09 AF20 AF23 AF51 LA02 LA23 LB10 LB17 LB22 LB24 LB36 LC10 3C021 AA05 DA02 DA07 DA13 EA08 EA09 FA02 JA02 JA08 JA09 3C027 NN03 SS08

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転しながら移動する丸刃と、該丸刃の
    移動方向に沿って近接配置される固定刃を有するシート
    状記録媒体用切断装置を備えた記録装置において、 前記両刃に対して該記録媒体の長さ方向の前後に搬送ロ
    ーラ対をそれぞれ設け、該搬送ローラ対の間に介在する
    記録媒体が常時該搬送ローラ対によってテンションを加
    えられることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 回転しながら移動する丸刃と、該丸刃の
    移動方向に沿って近接配置される固定刃を有するシート
    状記録媒体用切断装置を備えた記録装置において、 前記両刃に対して該記録媒体の長さ方向の前後に搬送ロ
    ーラ対をそれぞれ設け、該搬送ローラ対の間に介在する
    記録媒体が前記記録媒体の停止時に該搬送ローラ対によ
    ってテンションを加えられることを特徴とする記録装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の記録装置におい
    て、 前記前後の搬送ローラ対のうち後搬送ローラ対の回転速
    度を前搬送ローラ対の回転速度よりも遅くすることを特
    徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前後の両搬送ローラ対を共通のモータで
    それぞれクラッチを介して駆動し、かつ該クラッチの押
    圧力を前後の搬送ローラ対で変えることを特徴とする請
    求項3記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前後の両搬送ローラ対を共通のモータで
    それぞれギアを介して駆動し、かつ、該ギアのギア比を
    前後の搬送ローラ対で変えることを特徴とする請求項3
    記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前後の搬送ローラ対のうち後搬送ローラ
    対に常時、ブレーキ力を与えることを特徴とする請求項
    3記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前後の搬送ローラ対をそれぞれ独立した
    モータで駆動し、かつ、後搬送ローラ対を駆動する駆動
    モータの回転数を前搬送ローラ対を駆動する駆動モータ
    の回転数よりも小さくすることを特徴とする請求項3記
    載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前後の両搬送ローラ対のうち、まず後搬
    送ローラ対を停止させ、所定時間遅れて前搬送ローラ対
    を停止させることを特徴とする請求項2記載の記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前後の両搬送ローラ対を停止させたあ
    と、後搬送ローラ対を若干逆回転させることを特徴とす
    る請求項2記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 回転しながら移動する丸刃と、該丸刃
    の移動方向に沿って近接配置される固定刃を備えたシー
    ト状記録媒体切断装置において、 該切断装置の切断面を、前記記録媒体の進行方向に対す
    る垂直面から若干傾けるように前記切断装置を設けるこ
    とを特徴とするシート状記録媒体切断装置。
  11. 【請求項11】 前記傾け角が5〜15°であることを
    特徴とする請求項10記載のシート状記録媒体切断装
    置。
  12. 【請求項12】 前記丸刃と作動する前記固定刃のエッ
    ジ断面がシート状記録媒体の走行方向断面で見て鋭角を
    成すことを特徴とする請求項10又は11記載のシート
    状記録媒体切断装置。
  13. 【請求項13】 前記シート状記録媒体切断装置が請求
    項10〜12のいずれか1項記載の切断装置で構成され
    ることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の
    記録装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101089381B1 (ko) * 2008-12-30 2011-12-02 이종칠 장력제어용 급지장치 및 이를 구비한 휴대폰용 키패드의 펀칭기
WO2011150751A1 (zh) * 2010-05-31 2011-12-08 山东新北洋信息技术股份有限公司 带有撕离孔线的连续纸的分发机构及票纸分发终端
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