JPH07256907A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH07256907A
JPH07256907A JP5601794A JP5601794A JPH07256907A JP H07256907 A JPH07256907 A JP H07256907A JP 5601794 A JP5601794 A JP 5601794A JP 5601794 A JP5601794 A JP 5601794A JP H07256907 A JPH07256907 A JP H07256907A
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JP
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color
sheet
receiving material
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JP5601794A
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English (en)
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Kouji Wada
田 光 示 和
Yoshiharu Sasaki
義 晴 佐々木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38207Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
    • B41M5/38221Apparatus features
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    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】色材シートと受像材料との粘着および剥離を均
一に、かつ見当ずれを生じさせることなく、さらに剥離
ムラを生じさせることなく高画質画像を形成することの
できるコンパクトな構成のカラー画像形成装置の提供。 【構成】外周面上に当接する、受像層を有する受像材料
と剥離可能な色材薄膜を有する色材シートを回転走査搬
送する回転体と、この回転体上に少なくとも受像材料を
保持する保持手段と、色材シートを受像材料に押圧粘着
するラミネート手段と、受像材料および色材シートに熱
エネルギを印加する記録手段と、この記録手段によって
像様に熱エネルギが印加された色材シートを剥離現像し
て受像材料に単色画像を形成する剥離現像手段とを備
え、単色画像の形成を3色もしくは4色について繰り返
し、カラー画像を形成することにより上記目的を達成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色材薄膜を有する色材
シートに像様に熱エネルギを印加し、色材シートから剥
離現像によって像様の色材薄膜を受像材料に転写するこ
とを繰り返してカラー画像を形成するカラー画像形成装
置に関し、特にディジタル画像信号に基づくレーザやサ
ーマルヘッドによる画像記録によって、印刷分野におけ
るカラープルーフ(DDCP:Direct Digital Color Proof)
を作製するカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多数の発熱素子を備えたサー
マルヘッドをインクシートおよび受像シートを介して押
し当て、画像信号に応じて発熱素子を選択的に発熱させ
て、インクシートのインク転写層を離散的に軟化、溶融
もしくは気化、昇華させ、ドット状にインクを受像シー
トに転写して、画像を記録する熱転写記録方式を行う熱
転写画像形成装置、すなわちサーマルプリンタが提案さ
れている。
【0003】このような熱転写記録方式におけるインク
シートへの画像信号に応じた選択的加熱を、サーマルヘ
ッドの発熱素子の代わりにレーザから射出される高密度
エネルギのレーザ光によって行うレーザのヒートモード
記録方式も提案されている。
【0004】サーマルヘッドおよびレーザのヒートモー
ドによる熱転写記録においては、1枚のプリントを仕上
げる際に、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)の3色、もしくはこれらにK(ブラック、クロ)を
加えた4色のインクシートを受像シートに多重転写記録
することで、カラー画像を得ることができる。また、各
画素の濃度を表す画像信号に応じて、サーマルヘッドの
発熱素子やレーザへの通電時間、従って、サーマルヘッ
ドの発熱素子の発熱時間やレーザの発光時間を制御する
ことにより、軟化、溶融もしくは気化、昇華するインク
の量もしくは面積を変調し、インクの濃度変調もしくは
ハーフトーン(網点)の面積変調を行って、各画素の濃
度階調を得ることもできる。
【0005】このような熱転写記録を行う従来の熱転写
画像形成装置の一例の基本構成を図5に示す。図5に示
すサーマルヘッド方式の熱転写画像記録装置100にお
いて、受像シート102は、図示しない駆動モータによ
って駆動されるベルト駆動ローラ103、プラテンロー
ラ104および従動ローラ105に懸架されたタイミン
グベルト106に図示しないクランパによって把持され
て、プラテンローラ104の回転に伴って搬送される。
【0006】インクシート110は、インクシート供給
ロール111から供給され、プラテンローラ104上で
受像シート102に重ね合わされる。その後、プラテン
ローラ104上に設けられているサーマルヘッド112
によって像様に加熱され、インクシート110のインク
層が溶融もしくは昇華し、受像シート102に像様に転
写され、画像が記録される。次いで、使用済みのインク
シート110はインクシート巻取りロール113によっ
て巻き取られる。この後、受像シート102は再び記録
開始位置に戻される。この画像記録が3〜4色に対応し
た回数(Y,M,C,Kの他に特色がある場合にはその
分も含めた回数)行われる。
【0007】また、図6に示す熱転写画像記録装置12
0のように、受像シート122がカットシート状ではな
く連続シート状となっており、受像シート供給ロール1
24から供給され、プラテンローラ126に当接し、受
像シート巻取ロール128に巻き取る方式もある。この
方式においても、インクシート130は、インクシート
供給ロール132から供給され、プラテンローラ126
上で受像シート122に重ね合わされ、その後プラテン
ローラ126上に設けられているサーマルヘッド134
によって像様に加熱される。インクシート130のイン
ク層は加熱に応じて溶融もしくは昇華し、受像シート1
22に転移し、受像シート122に画像が記録される。
ここで、使用済インクシート130はインクシート巻取
ロール136によって巻き取られる。この後受像シート
122は、逆転によって再び記録開始位置に戻され、同
様に次の色の画像記録が行われる。これらの画像記録が
3〜4色以上繰り返され、カラー画像が形成される。
【0008】また、図5および図6に示すサーマルヘッ
ド方式の熱転写画像記録装置100および120におい
て、サーマルヘッド112および134の代りに高密度
エネルギのレーザ光を射出するレーザヘッドを用いて記
録するヒートモード記録方式もある。この他、受像シー
トおよびインクシートを両者ともカットシート状にし
て、記録ドラムの外周面に巻き付けて加熱記録を行う方
式もある。この場合、加熱記録は、サーマルヘッドでも
レーザヘッドによるヒートモード記録方式のいずれも適
用できる。このようなレーザヒートモード方式の溶融型
熱転写画像記録装置が特開平5−254188号公報に
開示されている。ここに開示された装置は、記録ドラム
に受像シートおよびインクシートを吸引保持する際にシ
ートにしわ等が発生するのを防止するための押え手段を
持ち、シートの給排紙を自動的に行うことができるもの
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来用いら
れているインクシート(110,130)は、軟化、溶
融型インクシートもしくは気化、昇華型インクシートで
ある。溶融型インクシートは支持体上に、常温では固体
で、加熱時に軟化あるいは溶融するワックス類およびそ
の他の低融点物質をバインダーとして、これに色材を混
合した材料からなる転写層(画像形成層)を有し、昇華
型インクシートは、バインダーとして加熱により昇華す
る物質を有するものである。このため、溶融型インクシ
ートであっても昇華型インクシートであっても、転写層
の厚みは薄いものでも5μm以上、中には20〜30μ
mと極めて厚いものもあり、加熱によって昇華もしくは
溶融するのに多大なエネルギを必要とするし、画像の解
像度を上げるには限界があり、網点等のエッジがボケた
りギザギザになったりして小さな点が不安定になる場合
があるなどの問題があった。
【0010】また、従来の熱転写画像記録においては、
インクシートの転写層の溶融、もしくは昇華によってイ
ンクシートから受像シートへ色材等が容易に転移するの
で、上記従来の画像形成装置100,120において
は、インクシートと受像シートとはしわ等を発生させず
に密着させればよいし、かつまたインクシートと受像シ
ートとは単に密着しているだけであるので容易に剥がす
ことができることから、両シートを均一な粘着力で貼り
合わせる手段、および剥離ムラを生じさせることなく剥
離する手段等について何ら考慮していないという問題が
あった。また、両シートが粘着力により接着される際
に、両シートの貼り合わせ時の両シートの位置ずれや受
像シートからインクシートを粘着力に抗して剥離する際
の受像シートのずれなどの見当精度の低下に対する考慮
がなされていないという問題もあった。特開平5−25
4188号公報に開示の画像記録装置における押え手段
は、記録ドラム上に受像シートやインクシートを単に自
重で押さえるものにすぎないので、しわの発生を防ぐ効
果はあるが、両シートを均一な粘着力で接着する必要が
ある場合には均一な粘着力が得られず、適用できないと
いう問題があった。
【0011】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、従来に比べ極めて薄い、剥離可能な新規な色材
薄膜を像様のエネルギ印加によって色材シートから受像
材料に像様剥離し、現像して新規な受像材料上に画像を
形成する際に、色材シートと受像材料との粘着および剥
離を均一に、かつ見当ずれを生じさせることなく、さら
に剥離ムラを生じさせることなく行うことができる、コ
ンパクトな構成のカラー画像形成装置を提供するにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、剥離可能な色材薄膜を有する色材シート
から像様に熱エネルギを印加して、前記色材シートに粘
着された受像材料に像様印加熱エネルギに応じた前記色
材薄膜を剥離転写することにより画像を形成するカラー
画像形成装置であって、外周面上に当接する前記受像材
料および色材シートを回転走査搬送する回転体と、この
回転体上に少なくとも前記受像材料を保持する保持手段
と、前記色材シートを前記回転体上に保持された受像材
料に押圧粘着するラミネート手段と、前記回転体上の受
像材料および色材シートに前記回転体の回転走査方向と
略直交する方向に熱エネルギを印加する記録手段と、こ
の記録手段によって像様に熱エネルギが印加され、接着
力の低下した前記色材薄膜を前記色材シートから剥離
し、前記受像材料に転写して、この受像材料に単色画像
を形成する剥離現像手段とを備え、前記回転体に保持さ
れた前記受像材料上に、前記ラミネート手段による前記
色材シートの押圧粘着、この色材シートへの記録手段に
よる像様熱エネルギ印加および前記剥離現像手段による
熱エネルギ印加色材シートの剥離ならびに単色画像の形
成を3色もしくは4色について繰り返し、カラー画像を
形成することを特徴とするカラー画像形成装置を提供す
るものである。
【0013】ここで、前記剥離現像手段は、前記色材シ
ートを前記受像材料から剥離する部分において前記色材
シートを前記受像材料に押圧するのが好ましい。また、
前記回転体が記録ドラムであり、前記受像材料および前
記色材シートはこのドラムの外周面に巻き付けて保持さ
れるのが好ましい。また、前記保持手段が前記ドラムに
前記受像材料を把持する把持手段であるのが好ましい。
また、前記保持手段は、前記受像および色材シートの少
なくとも一方の端部を把持する把持手段と、先端が把持
された前記受像材料および前記色材シートの少なくとも
一方に張力をかけながら前記受像材料および前記色材シ
ートの少なくとも一方を前記回転体の外周面に巻き付け
る手段とを有するのが好ましい。また、前記受像材料の
張力が前記色材シートの張力より大きいのが好ましい。
【0014】
【作用】本発明のカラー画像形成装置は、新規で、従来
に比べ極めて薄い、剥離可能な色材薄膜を有する色材シ
ートと新規な受像材料とをラミネート手段によって熱お
よび/または圧力を加えて均一な粘着力で粘着し、像様
に熱エネルギ印加により色材シートの色材薄膜の接着力
の低下を像様に生じさせ、色材シートの色材薄膜と支持
体(もしくは光熱変換層)との間の結合力を、色材シー
トの色材薄膜と受像材料の受像層との粘着力より低下さ
せ、剥離現像手段によって剥離ムラを生じさせることな
く、また受像材料の位置ずれを生じさせることなく、受
像材料から色材シートを剥離して、色材シートから像様
の結合力の低下した色材薄膜を受像材料の受像層に転写
して現像して、1色の画像形成を行うことを3〜4色に
ついて繰り返し、カラー画像を形成するものである。本
発明においては、剥離可能な受像層を有する受像材料を
用いることにより、受像層に形成されたカラー画像を受
像材料から本紙に転写して用いることができる。
【0015】こうして得られたカラー画像は、剥離ムラ
や色ずれや見当ずれのない高画質かつ高解像度の階調画
像であり、印刷分野におけるカラープルーフとして十分
な特性を持つ。本発明においては、このような高画質、
高階調画像を、従来に比べコンパクトな装置構成で、容
易かつ短い時間で得ることができる。
【0016】
【実施例】本発明に係るカラー画像形成装置を添付の図
面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。図1に
本発明のカラー画像形成装置の一実施例の線図的断面図
を示す。図1に示すカラー画像形成装置の説明に先立
ち、図3を参照して、本発明のカラー画像形成装置に適
用されるカラー画像記録方法について簡単に説明する。
なお、本発明のカラー画像形成装置に用いられる色材シ
ートおよび受像材料の構成および材料は、特願平5−2
75749号明細書に記載されているものを用いること
ができる。
【0017】図3に、本発明のカラー画像形成装置で実
施されるカラー画像記録方法を利用するカラー画像記録
工程の一例を概念的に示す。本発明に適用されるカラー
画像記録方法は、色材シート10、受像材料12および
画像の永久支持体である本紙14を用いた画像記録であ
って、色材シート10に記録された画像を受像材料12
の受像層16に転写して、その後、受像層16を本紙1
4に転写(貼着)することにより、カラー画像が記録さ
れた本紙14をハードコピーとして得るものである。こ
のような本発明の画像記録方法は、本紙14として印刷
本紙等を利用することにより、実際の印刷物に近いハー
ドコピーを得ることができ、しかも、後に詳述するが、
色ズレの無い高画質な画像を安定して得ることができる
ので、印刷分野におけるカラープルーフの作製に特に好
適に利用可能である。
【0018】図3に示される例において、色材シート1
0は、支持体18、支持体18上に形成され、光熱変換
物質を含む光熱変換層19、光熱変換層19上に形成さ
れる熱剥離層20および熱剥離層20上に形成されるト
ナー等の顔料を含む色材薄膜(以下、色材層という)2
2とを有する。支持体18は、光熱変換層19、熱剥離
層20、および熱剥離層20、色材薄膜22を機械的に
支持する働きをし、光源、例えばレーザ光による光照射
を支持体18側から行う場合には、光透過率が大である
必要があり、高解像度、例えば10μm以下のスポット
径に絞り込む場合には複屈折率が小さいことが好まし
く、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等を
用いることができる。また、その膜厚は、5〜300μ
m、好ましくは25〜150μmの厚みがよい。
【0019】光熱変換層19は、レーザ光、キセノンフ
ラッシュ等の光源から照射される高密度エネルギ光を吸
収して熱エネルギに変換する働きをするもので、例えば
カーボンブラックのような黒色顔料や赤外線吸収色素等
をバインダに混合した混合物を用いることができる。そ
の膜厚としては、例えば平均0.05〜2μm、好まし
くは0.1〜1μmでかつ光吸収率70%以上であるの
が好ましい。なお、加熱記録手段として用いる光源とし
てはレーザ、より好ましくは半導体レーザ、例えばレー
ザダイオード(LD)を用いるのがよい。加熱記録手段
としてサーマルヘッドを用いる場合にはこの熱変換層1
9を有していない色材シート10を用いることができ
る。
【0020】熱剥離層20は、高密度エネルギ光非照射
状態もしくは非加熱状態で色材層22と光熱変換層19
もしくは支持体18との間に介在し、両者を結合させる
機能を有し、高密度エネルギ光照射により光熱変換層1
9で吸収した熱を受けて、もしくは支持体18からの加
熱を受けて、熱分解反応等の熱反応を生じ、光熱変換層
19または支持体18と熱剥離層20との間の結合力、
熱剥離層20と色材層22との間の結合力、もしくは熱
剥離層20の凝集力のいずれかを低下させる作用を有す
る。熱剥離層20の材料としては、例えば、ニトロセル
ロース等の上記機能を有する比較的低い熱分解温度を持
つポリマー、熱分解性低分子化合物含有ポリマーなどが
挙げられ、光熱変換層19より低い温度で熱変化するよ
うに設計される。その平均厚さ(塗布量)は、0.03
〜0.3μmとするのがよい。
【0021】色材層22は、画像を可視化するための色
素、顔料、染料などの色材、およびバインダの混合物か
らなる層である。顔料としては、有機顔料および無機顔
料のいずれも好適に用いられ、印刷色校正用に使用する
場合には印刷インキに使用されるイエロー(Y)、マゼ
ンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)と一致もし
くは近い色調の顔料が特に好適に用いられる。これらの
顔料の粒径は1μm以下、特に好ましくは0.5μm以
下が高解像度を得る上で好ましい。また、良好な剥離転
写(現像)を実現して高画質な画像を形成するために
は、色材層22は比較的薄く5μmを超えることはな
く、一般的に0.1〜2μm程度の厚さとするのがよ
く、好ましくは0.1〜1μm、より好ましくは0.2
〜0.4μm程度であるのがよい。
【0022】以上のように構成された色材シート10
は、通常では熱剥離層20と色材層22とが強く接着さ
れた状態となっているが、サーマルヘッドやレーザ光等
の加熱記録手段によって直接もしくは光熱変換層19で
光熱変換されて加熱されると、加熱部分の熱剥離層20
には熱分解反応等の熱反応が生じ、光熱変換層19もし
くは支持体18と色材層22との接着力を大幅に低下さ
せ、この加熱部粉のみが容易に剥離可能な状態となる。
このように、本発明に用いられる色材シート10におい
て、最も特徴的な部分は転写、すなわち画像形成に際
し、色材層22は変化せず、色材層22の下層に色材層
22の接着力を低下させる熱剥離層20を有している点
であり、この熱剥離層20を有していることから、色材
層22の厚みを従来に比べ大幅に、約10分の1程度に
薄くすることができ、かつ解像度も、特にレーザヘッド
方式では大幅に、例えば約2〜13倍程度(例えば、サ
ーマルヘッド方式で300〜600dpi、レーザヘッ
ド方式で1000〜4000dpi)高めることができ
る。すなわち、レーザ光のスポット径を10μm以下と
しても、色材層22の厚みが5μmを超えることはな
く、通常0.1〜2μmであることから、十分に再現可
能である。また、図示しないが、色材シート10の色材
層22の表面には、取り扱い時の傷防止、保存時の膜面
同士の接着などを防ぐため、必要に応じてカバーフィル
ムが設けられていてもよい。
【0023】一方、受像材料12は、支持体26、支持
体26上に形成されるクッション層28、およびクッシ
ョン層28上に形成される受像層16とを有する。支持
体26は、受像層16およびクッション層を機械的に支
持する働きを持ち、フィルム状もしくは板状であれば特
に制限的ではなく、その厚さはフィルム状の場合、一般
的に10〜400μm、好ましくは25〜200μmが
よい。
【0024】クッション層28は、弾性を有する層で、
転写時における色材シート10と受像材料12との押圧
力を吸収し、かつ色材層22と受像層16との良好な密
着を可能とし、両者間に介在するゴミやチリなどを埋め
込むことができるものである。ここでその膜厚は、20
〜50μmが好ましく、最も好ましくは20〜30μm
である。特にサーマルヘッド方式などの場合、サーマル
ヘッドにより押圧が大きく、ゴミ等の埋め込みや押圧力
の吸収を図る必要があるためクッション層28を2層構
成としてもよいし、レーザヘッド方式などの場合には、
クッション層28を省いてもよい。
【0025】受像層16は、色材シート10のヒートモ
ード露光もしくは加熱によって接着力の低下した色材層
22を剥離し、受容するためのもので、粘着性を有し、
3〜4色の色像(色材層22)を受容でき、そのため膜
厚の変形が可能であるものが好ましく、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、アクリル酸エステル−エチレン共重合
体等のビカー(Vicat) 法による軟化温度が約80℃より
低いポリマー層が好ましい。さらに、受像層16は、必
要に応じて印刷本紙に転写するために、3〜4色の画像
受容後、適度のレリース性を得ることのできる光重合性
材料からなる受像層であるのが好ましい。このような光
重合性受像層としては、付加重合によって光重合体を形
成しうる多官能ビニルまたはビニリデン化合物の少なく
とも一種、有機重合体結合剤、光重合開始剤、および必
要に応じて熱重合禁止剤等の添加剤を含有するものであ
る。受像層16の膜厚は、画像形成後の4色の色像を受
容するために変形される必要があるが、そのための十分
な厚さが最低あればよい。光重合性物質の適正な塗布膜
厚は、色像の膜厚によって異なるが、1〜50μmが好
適である。受像層16は必要に応じて、二層構成であっ
てもよい。特に、印刷本紙等の永久支持体に画像を転写
する際、二層のうち上層を画像と共に転写し、下層(支
持体側)を受像支持体に残留させることもできる。ま
た、図1(a)に示される積層前の状態では、受像材料
12の受像層16は保護シート17で覆われており、積
層直前に保護シート17を剥離して廃棄するようにする
のが好ましい。受像材料12においては、受像層16は
粘着性を有する。従って、色材層22の被加熱部分は、
受像層16と接触することで、容易に受像層16に剥離
転写される。また、受像層16は剥離可能であり、本紙
14と受像材料とを密着積層して、加熱圧着した後、両
者を剥離することにより、受像層16はクッション層2
8から剥離して本紙14に転写される。
【0026】図3に示される画像記録工程においては、
まず図3(a)に示されるように、受像材料12上に色
材層22と受像層16とが対面するように搬送し、図3
(b)に示されるように、保護シート17を受像材料1
2から剥がして、色材シート10と受像材料12とを加
熱ローラなどのラミネート手段によって加圧加熱して積
層し、色材層22と受像層16とを均一の粘着力で接着
する。
【0027】次いで、図3(c)に示されるように、レ
ーザヘッド24のレーザ24aから射出され結像レンズ
によってスポット径が絞られたレーザ光によって色材シ
ート10が、その透明支持体18側からヒートモードで
像様に露光されると、色材シート10の光熱変換層19
によってレーザ光が熱に変換され、その熱が熱剥離層2
0に伝導され、画像が潜像として記録される。なお、サ
ーマルヘッド等の加熱記録手段で像様に加熱することに
よって画像を記録してもよい。この画像記録によって、
加熱部分の熱剥離層20による色材層22の接着力は低
下し、色材層22は容易に剥離可能な状態となる。図中
参照符号23は、熱剥離層20に生じた接着力低下部分
を示す。なお、ラミネート手段による色材シート10と
受像材料12との積層(色材層22と受像層16との粘
着)は、レーザ光などの照射部分やサーマルヘッド24
による加圧加熱部分(すなわち画像記録位置)だけでも
よく、あるいは両材料全面的であってもよい。
【0028】次いで、図3(d)に示されるように、色
材シート10と受像材料12を剥離し、現像する。ここ
で、前述のように色材シート10の色材層22の加熱部
分は、光熱変換層19との結合力が低下し、受像層16
との粘着力の方が大きくなっているため、容易に剥離可
能な状態となっている。受像層16は粘着性を有するの
で、色材シート10と受像材料12とを剥離ローラなど
の押圧手段によって押圧しながら、剥離することによっ
て、色材層22の非加熱部分を剥離ムラを生じさせるこ
となく受像層16から剥離するとともに、色材層22の
加熱部分を受像層16に剥離転写して現像し、受像層1
6に画像を形成する。また、色材層22を前述の比較的
薄い厚さ範囲としておくことにより、剥離現像を正確か
つ確実に行うことができ、剥離ムラや見当ズレのない高
画質な画像を形成することが可能となる。
【0029】受像材料12の受像層16への1色の画像
形成が終了すると、次いで、別の色の色材シートを用
い、同様に図3(a)〜(d)の操作を繰り返して、別
の色の画像を受像材料12に剥離現像して形成する。こ
のようにして、C,M,YさらにはKの4色(あるいは
C,M,Yの3色、あるいはさらに、印刷分野において
特色と呼ばれる複数色)全ての画像を剥離現像して受像
材料12(受像層16)に転写し、カラー画像を形成す
る。全ての色の画像形成が終了した後、図3(e)に示
されるように、本紙14と受像材料12(受像層16)
を積層(ラミネート)して加熱圧着した後に、図3
(f)に示されるように本紙14と受像材料12を剥離
する。前述のように、受像材料12の受像層16は、紫
外線硬化性などを有し、剥離可能であり、また、硬化前
の表面は粘着性を有するので、本紙14と受像層16と
を粘着後、受像層16を硬化させて剥離することによ
り、受像層16はクッション層28から剥離して本紙1
4に貼着されることでカラー画像が本紙に転写される。
【0030】このような図3に示すカラー画像形成方法
を実施する本発明のカラー画像形成装置の概念図が図1
に示される。同図に示すカラー画像形成装置30は、フ
ルカラー画像を得るためのもので、感材供給部32と、
画像形成ドラム34と、ドラム34上に設けられる感材
固定/解除機構36と、ドラム34の外周に沿って配置
されるラミネート機構38と、露光ヘッド40と、剥離
機構42と、給紙部44と、ラミネート部46と、定着
部48と、剥離部50と、トレイ部52と制御部54と
を有する。
【0031】このカラー画像形成装置30は、感材供給
部32からドラム34上に受像材料12および色材シー
ト10とを供給し、まず、ドラム34上に受像材料12
を感材固定/解除機構36によって固定し、次いで、ラ
ミネート機構38によって加圧加熱押圧して受像材料1
2上に色材シート10を粘着して積層する(図3(a)
〜(b)参照)。次いで制御部54によって画像信号に
応じて制御された露光ヘッド40によって像様にヒート
モードレーザ露光して潜像として画像を記録する(図3
(c)参照)。続いて剥離機構42によって色材シート
10をドラム34上に固定されている受像材料12から
剥離して、潜像として記録された色材シート10の画像
を受像材料12に転写して現像して、受像材料12上に
画像を形成する(図3(d)参照)。これ(図3(a)
〜(d)の工程)を3〜4色について繰り返し、受像材
料12上にカラー画像を形成した後(図3(e)参
照)、この受像材料12と給紙部44から供給された本
紙14とをラミネート部で積層・密着し、定着部48で
受像材料12の受像層16を光硬化させた後、剥離部5
0で剥離し(図3(f)参照)、フルカラー画像が形成
された本紙14はプルークトレイ52aに、使用済受像
材料12は廃材スタッカ52bに排出される。こうし
て、フルカラー画像をハードコピーとして得ることがで
きる。
【0032】感材供給部32は、ロール状の受像材料1
2および複数の色材シート10、例えばY,M,C,K
の標準ドナーシートや印刷分野で用いられる特色シート
などのロール状感熱材料(以下、感材という)が保持さ
れている感材ステーション53と、1つの感材を引き出
す1対の引出ローラ54と、引出ローラ54によって感
材ステーション53から所定の長さに引き出された感材
をシート状に切断するカッタ55と、シート状感材を挟
持搬送する1対のローラ56と、シート状感材をドラム
34上に案内し、感材の先端をドラム34上の取り付け
られた感材固定/解除機構36に固定位置まで案内する
ガイド57とからなる。
【0033】画像形成ドラム34には、まずシート状受
像材料(以下、受像シートという)12が供給される
が、その先端が機構36にクランプ等により固定され、
ドラム34の図中矢印方向の回転によってドラム34の
外周上に巻き付けられ、後端も感材固定/解除機構36
により固定される。ここで、感材固定/解除手段36の
先端固定部と後端固定部の少なくとも一方は、色々な長
さの感材シートのドラム34上への固定が可能なよう
に、ドラム34の外周上を移動可能であるのが好まし
い。
【0034】次いで、ドラム34の外周上に巻き付けら
れた受像シート12上に、全く同様にして感材供給部3
2から搬送されてきた色材シート10が積層して巻き付
けられる。この色材シート10の受像シート12上への
積層は、内部に図示しないヒータを内蔵するラミネート
ローラ58と、ラミネートローラ58を支点59aを中
心に回動し、ドラム34の外周に接離させるアーム59
と、ラミネートローラ58を所定押圧力でドラム外周に
押圧する押圧手段60からなるラミネート機構38によ
って行われる。押圧手段60は、ばね等の付勢手段であ
ってもエアシリンダのマニュピレータであってもよい。
受像シート12の最表層の受像層16は粘着性を有して
いるため、ラミネートローラ58によって所定押圧力に
より押圧しながら色材シートを巻き付けてラミネートで
きるので、色材シート10にしわなどを発生させないこ
とはもちろん、均一な粘着力で受像シート12の受像層
16と色材シート10の色材層22とを接着することが
できる。
【0035】ここで、受像シート12への色材シート1
0のラミネートは、均一に強く接着させるため、加圧ラ
ミネートローラ58によって行われるが、粘着力の向上
を図るためラミネートローラ58を加圧と同時に加熱し
ながらラミネートするのも好ましい。加熱条件は、各材
料の熱膨張率等の熱機械的性質により、また露光レーザ
スポットへの影響等の制約から、130℃以下、好まし
くは100℃以下とするのがよい。図示例では、色材シ
ート10の受像シート12への押圧積層にラミネートロ
ーラ58を用いているが、本発明はこれに限定されず、
押圧積層ができれば何でもよく、先端がなめらかな棒状
の押し付け部材等も用いることができる。
【0036】また、ドラム34への受像シート12の巻
き付けの際に、その先端を感材固定/解除機構36によ
って固定し、搬送ローラ対56またはラミネートローラ
58もしくはその他の手段で受像シート12の他の部分
を保持し、受像シート12に所定の張力をかけてドラム
34の外周に巻き付けるのが好ましい。この時、ドラム
34の外周に穿孔を設けておき、受像シート12を吸着
手段を用いて吸着するようにしてもよい。この吸着手段
と感材固定/解除機構36とは併用するのが好ましい
が、いずれか一方のみとしてもよい。こうすることによ
り、しわ等を発生させず、また位置ずれを生じさせるこ
となく、受像シート12をドラム34の外周に固定する
ことができる。さらに、色材シート10の受像シート1
2への積層時にも、色材シート10に張力をかけておく
のが好ましい。この時、受像シート12の巻き付けと同
様に感材固定/解除機構36を用いて、色材シート10
の先端および/または後端を固定するようにしてもよい
し、上述の吸着手段を併用するようにしてもよい。な
お、積層時に色材シート10にかける張力は、ドラム3
4への巻き付け時に受像シート12にかける張力より小
さくしておくのが好ましい。
【0037】露光ヘッド40は、変調手段を含み、レー
ザビーム等の高密度エネルギ光を射出するレーザ光源2
4aとレーザ光のビームスポット径を調整する結像レン
ズ24b等からなるレーザヘッド24(図3(c)参
照)と、レーザヘッド24をドラム34の軸方向(図1
の紙面に垂直な方向)に移動して副走査を行う副走査手
段61とを有する。なお、レーザ光にによる色材シート
10の主走査は、ドラム34の回転によって行う。ここ
で、露光ヘッド40に副走査移動手段61を設けず、ド
ラム34に軸方向の移動手段を設け、ドラム34を回転
主走査しつつ軸方向に移動させて副走査させてもよい。
【0038】レーザ光源としては、ヒートモード露光が
可能な高密度エネルギ光を射出できればよく、例えば、
アルゴンイオンレーザ、ヘリウムネオンレーザ、ヘリウ
ムカドミウムレーザ等のガスレーザ、YAGレーザなど
の固体レーザ、半導体レーザなどの他に、色素レーザ、
エキシマーレーザなどを用いることができる。本発明に
おける画像記録に用いられるレーザ光は、これらのレー
ザから直接射出された光、もしくはこれらの射出光を二
次高調波素子を通して、半分の波長に変換した光等を用
いることができる。色材シート10の感光波長、感度、
必要とされる記録速度に応じて、これらのレーザから適
宜選択されるが、これらの中で半導体レーザが価格、出
力パワー、大きさ、変調のしやすさ等の点から、最も好
ましい。画像信号によるレーザ光の変調は、例えばアル
ゴンイオンレーザの場合には外部変調器にビームを通
し、また半導体レーザの場合には、レーザーに注入する
電流を信号により制御(直接変調)する等、公知の方法
により行なわれる。光熱変換層上で集光されるレーザス
ポットの大きさ、および走査速度は、画像に必要とされ
る解像力、材料の記録感度等に応じて設定される。印刷
用途の場合、一般に高い解像力が必要であり、ビームス
ポットは小さい方が画質的に好ましいが、一方で焦点深
度が小さくなり、機械的な制御が困難になる。また、走
査速度が小さすぎると、熱転写シート支持体等への熱伝
導による熱損失が大きくなり、エネルギ効率が低下する
と共に、記録時間が長くなり好ましくない。以上から、
本発明での記録条件は、光熱変換槽上のビーム径が5〜
50μm、特に好ましくは6〜30μm、走査速度1m
/秒以上、好ましくは3m/秒以上である。
【0039】画像信号は、本発明のカラー画像形成装置
30の外部の画像読取装置、画像処理装置、DTP機能
を持つワークステーション(W/S)、電子出版システ
ムや各種の記憶媒体(磁気テープ、フロッピーディス
ク、ハードディスク、RAMカード等々)からSCSI
インターフェース等を介してディジタル信号として、制
御部54に伝送され、必要な処理が施された後、露光ヘ
ッド40に伝送され、レーザヘッド24のヒートモード
露光の制御が行われる。制御部54は、露光ヘッド40
の副走査手段61による副走査およびドラム34の回転
主走査の制御を始めとして、本発明のカラー画像形成装
置30の各部の制御および全体シーケンスの制御などを
行う。
【0040】剥離機構42は、本発明の特徴部分の1つ
であり、露光ヘッド40によるヒートモード露光によっ
て潜像として画像が形成された色材シート10を受像シ
ート12から剥離すると同時に色材シート10の潜像を
受像シート12に剥離転写して現像するためのもので、
図2(a),(b)および(c)に示すように、剥離ロ
ーラ62と、剥離ローラ62に当接する2個の分割ロー
ラ63,64と、剥離ローラ62に沿って分割ローラ6
3,64の分割ローラ片間に設けられる櫛刃ガイド板6
5、これらを一体として取り付けるブラケット66とを
有する。剥離ローラ62はアーム67に軸支され、支点
67aを中心に回動し、ドラム36上を接離可能に構成
される。またアーム67を介して剥離ローラ62をドラ
ム34上の受像シート12と色材シート10との積層体
を押圧するための押圧手段68が設けられる。また、剥
離ローラ62、分割ローラ63,64および櫛刃ガイド
板65を支持するブラケット66は、ピン66aを有
し、ピン66aに係合する長孔を有し、かつ支点69a
を中心に回動するアーム69によってドラム34の外周
にから接離可能に構成される。
【0041】ヒートモード露光によって熱エネルギが像
様に印加され、色材層22の接着力が低下することで潜
像として画像が形成され色材シート10と、これが接着
された受像層16を持つ受像材料12との積層体に対
し、支点67aおよび69aを中心にアーム67および
69がそれぞれ回動して、ブラケット66を近づけ、積
層体の受像材料12の受像層16と色材シート10の色
材層22との間に櫛刃ガイド板65を挿入するとともに
積層体を色材シート10側から剥離ローラ62によって
押圧する。ここで、色材シート10と受像シート12の
いずれかの接合長さを変えておけば櫛刃ガイド板65を
両者間に容易に挿入できる。この後ドラム34を回転す
るとともに剥離ローラ62、分割ローラ63,64を回
転させ、色材シート10の先端を櫛刃ガイド65に沿っ
て移動させ剥離ローラ62と分割ローラ63の間に挟持
させる。こうして、色材シート10を剥離ローラ62で
押圧しながら、剥離ローラ62と分割ローラ63,64
との間で挟持搬送して、受像シート12から剥離する。
こうして、色材シート10は剥離ローラ62で押圧した
部分で、一定の剥離速度で剥離することができるので、
剥離力も一定とすることができ、スティックスリップな
ど振動現象が発生することがなく、剥離ムラを生じるこ
とがない。また剥離の際に、受像材料12に加わる剥離
力が変動しないので、受像材料12のドラム34上の固
定位置がずれることもない。従って、見当精度の低下を
招くこともない。こうして、剥離ムラや見当ズレ等のな
い1色の高画質、高解像度、高階調網点画像を得ること
ができる。
【0042】このようにしてC,M,YおよびKの4色
の画像が正確に見当合わせされて剥離・転写・現像され
た受像シート12は、ガイド部材70,70に案内され
つつ、搬送ローラ対71によって搬送されて、ラミネー
ト部46に搬送される。ラミネート部46においては、
受像シート12の搬送にタイミングを合わせて、本紙供
給ロール72が本紙カセット73から本紙14を送り出
し、ガイド部材70によって案内しつつ図中左方向に搬
送する。本紙14を手差し供給口44aから本紙供給ロ
ール72に供給してもよい。次いで、受像シート12お
よび本紙14は、レジストローラ対75によって位置合
わせされつつ積層され、定着部48に搬送される。
【0043】定着部48において、ラミネート部46に
おいて積層された受像材料12と本紙14は、圧着ロー
ラ76aおよび加熱ローラ76bより構成される加熱定
着ローラ対76によって加熱定着されつつ挟持搬送さ
れ、さらに紫外線ランプ等の後露光ランプ77によって
さらに受像シート12の受像層16が剥離しやすいよう
に硬化する。次いで、剥離部50において、剥離ローラ
対78および剥離ガイド79によって、硬化して剥離し
やすい受像層16が受像シート12より剥離され、受像
層16が本紙14に貼着されて画像が転写され、画像が
転写された本紙14はハードコピーとしてトレイ部52
のプルーフトレイ52aに排出され、受像層16が剥離
された受像シート12は、廃棄トレイ52bに廃棄され
る。
【0044】以上説明した例においては、受像材料(シ
ート)12は受像層16のみが剥離可能に構成されてい
たが、本発明においては、これ以外にも、受像層16と
クッション層28とが同時に剥離するように構成されて
いてもよい。すなわち、本発明においては、支持体26
に対して受像層16が薄利可能であれば、各種の態様が
利用可能である。なお、受像層16とクッション層28
(その他の中間層)とが同時に薄利される構成において
は、クッション層28を透明な材料で形成することによ
り、受像層16とクッション層28とを本紙14に転写
した後、クッション層28を画像の保護シートとしても
よい。また、クッション層28がハードコピーの支持体
の作用をしてもよく、この場合には、本紙14を透明な
シートとして、画像の保護シートとして作用させてもよ
い。
【0045】また、以上説明したカラー画像形成装置3
0では、熱エネルギ印加記録手段としてレーザ露光ヘッ
ド40を利用しているが、サーマルヘッドによって色材
シート10に加熱記録を行うものであってもよい。図1
に示すカラー画像形成装置30において、ドラム34の
軸方向(主走査方向)に延在する多様の発熱素子を有す
るサーマルヘッドを用い、ドラム34の回転による副走
査を行って画像記録を行ってもよい。
【0046】図4に、サーマルヘッド方式を適用する本
発明のカラー画像形成装置の別の実施例の模式図を示
す。図4に示されるカラー画像形成装置80において
は、色材シート10は、長尺な帯状の支持体18上に、
C,M,YおよびKの各色の色材層22が1画像分づつ
順番に繰り返し形成されている、いわゆるだんだら状の
色材シートである。すなわち、この色材シート10にお
いては、C,M,YおよびKの1繰り返し単位が1カラ
ー画像分となる。このような色材シート10は、供給ロ
ール81より供給され、ラミネートローラ対82により
受像材料12に加圧加熱接着された後、加熱記録手段と
してのサーマルヘッド83やプラテンローラ84を有す
る転写部85を経て画像記録および剥離ローラ対86に
よる受像材料12からの剥離ならびに受像材料12への
転写・現像が行われ、巻き取りロール87に巻回され
る。
【0047】一方、受像材料12は1画像分に対応する
長さを有するシート状のもので、カセット88に収納さ
れており、送り出しローラ89によってカセット88か
ら供給され、ガイド部材91によって案内されつつ、搬
送ローラ対90および搬送ローラ対92によって搬送さ
れ、色材シート10とラミネートローラ対82によって
加圧加熱接着された後、所定の画像記録位置でラミネー
トされた色材シート10および受像材料12を保持する
プラテンローラ84を有する転写部85に搬送される。
なお、本発明においては、受像材料12はシート状に限
定されず、カラー画像形成装置80にカッタ等の切断手
段を設け、ロール巻回された長尺な受像材料12を使用
してもよい。
【0048】転写部85において、画像記録開始前に
は、サーマルヘッド83は上方に移動しており、また、
色材シート10と受像材料12との積層体の搬送は停止
している。この積層体が所定の位置まで搬送されると、
サーマルヘッド83が下方に移動することにより、色材
シート10と受像材料12との積層体は、プラテンロー
ラ84とサーマルヘッド83との間で所定の圧力で挟持
されつつ所定の画像記録位置からサーマルヘッド83に
よる色材シート10への画像記録が開始される。前述の
ように色材シート10の色材層22は加熱によって接着
力が低下し、また受像材料12の受像層16は粘着性を
有するので、色材層22は色材シート10から容易に剥
離可能な状態となり、潜像が形成される。
【0049】ここで、サーマルヘッド83は、搬送方向
と直交する記録方向(図4の紙面と垂直方向)に微小な
発熱素子が多数配列されて構成されるものである。従っ
て、色材シート10を搬送しつつ、サーマルヘッド83
による記録を行うことにより、色材シート10の全面に
画像記録行うことができる。サーマルヘッド83には、
サーマルヘッド83を制御・駆動する制御部54が接続
される。制御装置54は外部より転送される画像信号S
に応じて、サーマルヘッド83の各発熱素子の駆動等を
制御する。
【0050】画像記録位置において、色材シート10と
受像材料12との積層体はプラテンローラ84にサーマ
ルヘッド83によって押圧されて、画像記録された後、
画像記録位置(プラテンローラ84)の副走査方向の下
流側(以下、単に下流側とする)において、剥離ローラ
対86によってこの積層体を押圧しつつ色材シート10
を受像材料12から剥離すると同時に、接着力の低下し
た色材層22を色材シートから受像材料12に転写・現
像し、1色の画像を受像材料12上に形成する。次い
で、色材シート10は巻き取りロール87によって上方
に搬送され、他方、受像材料12は搬送ローラ対71に
よって下方に搬送される。つまり、図示例の装置におい
ては、色材シート10および受像材料12が、ラミネー
トローラ対82、プラテンローラ84および剥離ローラ
対86の順に上流から下流に搬送されることにより、図
3の(a),(b),(c)および(d)に示される積
層、記録および剥離の各工程が行われ、受像材料12に
は1色の画像が形成される。
【0051】前述のように、色材シート10はC,M,
YおよびKの各色の色材層22が所定長で順次繰り返し
形成されている、だんだら状の色材シートである。その
ため、先頭の一色、例えばC画像の画像記録および受像
材料12への転写が終了すると、色材シート10および
受像材料12の搬送が停止され、サーマルヘッド83が
上方に移動することによって、また、ラミネートローラ
対82、剥離ローラ対86の一方のローラが移動するこ
とによって、画像記録位置における色材シート10およ
び受像材料12との積層体の挟持が開放され、両者は剥
離される。次いで、受像材料12は上流側に搬送され
て、画像記録を開始するべき所定の位置に停止され、ま
た、必要に応じて色材シート10の位置合わせが行わ
れ、その後、同様にして次色、例えばM画像の記録およ
び受像材料12への転写が行われる。以下、同様にして
YおよびKの残りの色の画像記録・受像材料12への転
写が行われ、4色のカラー画像が受像材料12に転写さ
れる。
【0052】このように、だんだら状の色材シート10
を用いる場合には、ラミネートローラ対82および剥離
ローラ対86はできるだけサーマルヘッド83に近接し
て設けるのが好ましい。また、サーマルヘッド83によ
るプラテンローラ84上の色材シート10と受像材料1
2との加圧加熱ラミネートおよび押圧剥離の少なくとも
一方が可能である場合には、ラミネートローラ対82お
よび剥離ローラ対86のいずれか一方、もしくは両方を
省いてもよい。さらに、色材シート10と受像材料12
とをラミネートする際には、両シートに所定の張力を加
えるのが好ましいが、色材シート10の張力の方を小さ
くするのがよい。
【0053】以上、本発明の画像記録方法について詳細
に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において、各種の改良および変更を
行ってもよいのはもちろんである。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、剥離可能な色材薄膜を有する色材シートと受像層
を有する受像材料を均一な接着力でラミネート後、熱エ
ネルギ印加により画像記録し、画像記録後や、接着して
いる色材シートと画像材料を剥離ムラや位置ずれを生じ
させることなく剥離現像することができるので、受像層
が粘着性を有する受像材料、各色ごとに正確な見当合わ
せを行って色ズレのない高画質なカラー画像形成を行う
ことができる。こうして得られたカラー画像のハードコ
ピーは、特に、印刷分野におけるカラープルーフとして
良好に利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカラー画像形成装置の一実施例
を概念的に示す線図的断面図である。
【図2】 (a),(b)および(c)は、それぞれ本
発明に係るカラー画像形成装置の剥離機構の一実施例の
模式的断面図、その部分拡大模式的断面図およびその概
略部分斜視図である。
【図3】 本発明に係るカラー画像形成装置に適用され
る画像形成方法の一実施例の画像記録工程を概念的に示
す断面図である。
【図4】 本発明に係るカラー画像形成装置の別の実施
例を示す概略線図的断面図である。
【図5】 従来の熱転写画像形成装置の線図的断面図で
ある。
【図6】 従来の熱転写画像形成装置の線図的断面図で
ある。
【符号の説明】
10 色材シート 12 受像材料(受像シート) 14 本紙 16 受像層 17 保護シート 18,26 支持体 19 光熱変換層 20 熱剥離層 22 色材層 24 レーザヘッド 24a レーザ光源 24b 結像レンズ 28 クッション層 30 カラー画像形成装置 32 感材供給部 34 画像形成ドラム 36 感材固定/解除機構 38 ラミネート機構 40 露光ヘッド 42 剥離機構 44 給紙部 46 ラミネート部 48 定着部 50 剥離部 52 トレイ部 58 ラミネートローラ 59,67,69 アーム 59a,67a,69a 支点 60,68 押圧手段 62 剥離ローラ 63,64 分割ローラ 65 櫛刃ガイド板 66 ブラケット 66a ピン 81 供給ロール 82 ラミネートローラ対 83 サーマルヘッド 84 プラテンローラ 85 転写部 86 剥離ローラ対 87 巻き取りロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 17/30 A B41M 5/40 9121−2H B41M 5/26 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】剥離可能な色材薄膜を有する色材シートか
    ら像様に熱エネルギを印加して、前記色材シートに粘着
    された受像材料に像様印加熱エネルギに応じた前記色材
    薄膜を剥離転写することにより画像を形成するカラー画
    像形成装置であって、 外周面上に当接する前記受像材料および色材シートを回
    転走査搬送する回転体と、この回転体上に少なくとも前
    記受像材料を保持する保持手段と、前記色材シートを前
    記回転体上に保持された受像材料に押圧粘着するラミネ
    ート手段と、前記回転体上の受像材料および色材シート
    に前記回転体の回転走査方向と略直交する方向に熱エネ
    ルギを印加する記録手段と、この記録手段によって像様
    に熱エネルギが印加され、接着力の低下した前記色材薄
    膜を前記色材シートから剥離し、前記受像材料に転写し
    て、この受像材料に単色画像を形成する剥離現像手段と
    を備え、 前記回転体に保持された前記受像材料上に、前記ラミネ
    ート手段による前記色材シートの押圧粘着、この色材シ
    ートへの記録手段による像様熱エネルギ印加および前記
    剥離現像手段による熱エネルギ印加色材シートの剥離な
    らびに単色画像の形成を3色もしくは4色について繰り
    返し、カラー画像を形成することを特徴とするカラー画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】前記剥離現像手段は、前記色材シートを前
    記受像材料から剥離する部分において前記色材シートを
    前記受像材料に押圧する手段を有する請求項1に記載の
    カラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記保持手段は、前記受像および色材シー
    トの少なくとも一方の端部を把持する把持手段と、先端
    が把持された前記受像材料および前記色材シートの少な
    くとも一方に張力をかけながら前記受像材料および前記
    色材シートの少なくとも一方を前記回転体の外周面に巻
    き付ける手段とを有する請求項1または2に記載のカラ
    ー画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記受像材料の張力が前記色材シートの張
    力より大きい請求項3に記載のカラー画像形成装置。
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