JPH05138959A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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JPH05138959A
JPH05138959A JP30084291A JP30084291A JPH05138959A JP H05138959 A JPH05138959 A JP H05138959A JP 30084291 A JP30084291 A JP 30084291A JP 30084291 A JP30084291 A JP 30084291A JP H05138959 A JPH05138959 A JP H05138959A
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JP
Japan
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sheet
transfer
transfer sheet
drum
recording apparatus
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Application number
JP30084291A
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English (en)
Inventor
Atsushi Nakajima
厚志 仲島
Shinji Matsumoto
晋治 松本
Katsumi Maejima
勝己 前島
Sota Kawakami
壮太 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Electronic Switches (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ドラムスキャン方式においてドラムと転写シ
ートまたは被転写シートとの密着性および転写シートと
被転写シートとの密着性を向上させ、高解像度高感度の
画像を形成可能にした熱転写記録装置を提供する。 【構成】 熱転写記録装置は、転写シート3及び被転写
シート4をその表面に密着することのできる円筒状のド
ラム1と、転写シート3を像様に加熱し、転写シート3
から被転写シート4へ画像を転写することができるよう
に、円筒状のドラム1の内側または外側に配置されたと
ころの、転写シート3にスポット状の光を照射する光照
射装置5と、ドラム1の表面に、転写シート3及び被転
写シート4を密着させる静電密着装置2とを備えてなる
熱転写記録装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱転写記録装置に関し、
さらに詳しくは、ドラムの表面と転写シートまたは被転
写シートとの密着性および転写シートと被転写シートと
の密着性を高め、良好な転写画像が得られるように改良
した熱転写記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来から
熱転写方式としてサーマルヘッドによる加圧加熱方式が
実用化されている。この加圧加熱方式は、騒音がなく、
簡単な機構であり、メンテナンスフリーであり、更にド
ライ処理であるという面で優れた特長を有している。し
かも、解像度の面でも高密度化が進み、近年では400
〜600DPIもの解像度が得られている。
【0003】しかしながら、サーマルヘッドの高密度化
もこれ以上は困難であり、サーマルヘッドを利用する従
来の熱転写方式ではこれ以上の高解像度を得るにはもは
や限界である。そこで、熱源としてレーザー光を用いた
レーザー熱転写方式が提案される。
【0004】この方式によると、レーザー光を数ミクロ
ン前後までに集光することができるので、解像度を飛躍
的に高めることができると期待される。このレーザー熱
転写方式においては、レーザーエネルギーが装置の感度
を決める大きな要因となる。そしてビームの露光方式と
しては、平面走査露光よりドラムスキャン方式(円筒状
ドラムを回転させながらビームを走査露光する方式)が
エネルギー効率の点で有利である。
【0005】ドラムスキャン方式及び平面走査露光方式
のいずれにせよ、高解像力を得るためには露光距離のバ
ラツキが重要な問題となる。特に高エネルギー、短時間
の露光による転写では、高照度不軌の問題が感度に大き
な影響を及ぼすので、デフォーカスは機構上避けなけれ
ばならない。ところで、レーザー熱転写方式では、転写
シートと被転写シートとの密着性も感度や解像力に大き
く影響する。
【0006】これまでにもこの密着性を高めるため、ド
ラムに両シートを巻き付けてシートの両端を引っ張る
か、あるいはドラムの内側から空気を引く(真空密着)
などの方法が考えられている。しかしながら、これらの
方法では転写シートと被転写シートとの密着性を十分に
高めることは困難であり、十分な転写性を得ることはで
きなかった。
【0007】本発明は、上記事情を改善するためになさ
れたものである。すなわち、本発明の目的は、ドラムス
キャン方式においてドラムと転写シートまたは被転写シ
ートとの密着性および転写シートと被転写シートとの密
着性を向上させ、転写ムラのない高解像度の画像を形成
可能にした熱転写記録装置を提供することにある。
【0008】
【前記課題を解決するための手段】前記目的を達成する
ための請求項1に記載の発明は、転写シート及び被転写
シートをその表面に密着することのできる円筒状のドラ
ムと、転写シートを像様に加熱し、転写シートから被転
写シートへ画像を転写することができるように、前記円
筒状のドラムの内側または外側に配置されたところの、
転写シートにスポット状の光を照射する光照射装置と、
前記ドラムの表面に、転写シート及び被転写シートを密
着させる静電密着装置とを備えてなる熱転写記録装置で
あり、請求項2に記載の発明は、転写シート及び被転写
シートをその表面に密着することのできる円筒状のドラ
ムと、転写シートを像様に加熱し、転写シートから被転
写シートへ画像を転写することができるように、前記円
筒状のドラムの内側または外側に配置されたところの、
転写シートにスポット状の光を照射する光照射装置と、
前記ドラムの表面に、転写シート及び被転写シートを密
着させる風圧密着装置とを備えてなる熱転写記録装置で
あり、請求項3に記載の発明は、転写シート及び被転写
シートをその表面に密着することのできる円筒状のドラ
ムと、転写シートを像様に加熱し、転写シートから被転
写シートへ画像を転写することができるように、前記円
筒状のドラムの内側または外側に配置されたところの、
転写シートにスポット状の光を照射する光照射装置と、
前記ドラムの表面に、転写シート及び被転写シートを密
着させる磁力密着装置とを備えてなる熱転写記録装置で
あり、請求項4に記載の発明は、転写シート及び被転写
シートをその表面に密着することのできる円筒状のドラ
ムと、転写シートを像様に加熱し、転写シートから被転
写シートへ画像を転写することができるように、前記円
筒状のドラムの内側または外側に配置されたところの、
転写シートにスポット状の光を照射する光照射装置と、
前記ドラムの表面に、転写シート及び被転写シートを密
着させる超音波発振密着装置とを備えてなる熱転写記録
装置であり、請求項5に記載の発明は、前記ドラムの表
面に積層配置された転写シート及び被転写シートに被覆
するカバーシートを有してなる前記請求項1〜4のいず
れかに記載の熱転写記録装置であり、請求項6に記載の
発明は、前記転写シートまたは被転写シートが、導電性
のバックコート層を有する前記請求項1〜4のいずれか
に記載の熱転写記録装置であり、請求項7に記載の発明
は、前記カバーシートが、導電性のバックコート層を有
する前記請求項5に記載の熱転写記録装置であり、請求
項8に記載の発明は、前記ドラムが、その外表面が高誘
導性物質から形成されてなり、前記ドラムに電圧を印加
する電圧印加手段を備えてなる前記請求項1に記載の熱
転写記録装置であり、請求項9に記載の発明は、前記静
電密着装置が帯電装置を備えてなる前記請求項1に記載
の熱転写記録装置であり、請求項10に記載の発明は、
前記ドラムが、その表面に多数の貫通孔を有してなり、
前記帯電装置は、前記ドラムの内側及び外側にそれぞれ
帯電装置を備え、積層した転写シート及び被転写シート
並びに必要に応じて使用されるカバーシートのいずれか
一方を正に、他方を負に帯電可能にしてなる前記請求項
1に記載の熱転写記録装置であり、請求項11に記載の
発明は、前記ドラムが、その表面に多数の貫通孔を有し
てなり、前記ドラムの内部を吸引する吸引手段を備えて
なる前記請求項1〜4のいずれかに記載の熱転写記録装
置であり、請求項12に記載の発明は、ドラムから転写
シート及び被転写シートを剥離容易にする除電装置を有
する請求項1に記載の熱転写記録装置であり、請求項1
3に記載の発明は、前記磁力密着装置は、磁性を付与し
た円筒形のドラムの表面に装着可能な磁性シートを有し
てなる前記請求項3に記載の熱転写記録装置である。
【0009】
【作用】本発明の熱転写記録装置は、転写シート及び被
転写シートをその表面に密着することのできる円筒状の
ドラムと、転写シートを像様に加熱し、転写シートから
被転写シートへ画像を転写することができるように、前
記円筒状のドラムの内側または外側に配置されたところ
の、転写シートにスポット状の光を照射する光照射装置
とを備えた熱転写記録装置において、前記ドラムの表面
に、転写シート及び被転写シートを密着させる静電密着
装置、あるいは風圧密着装置、あるいは磁力密着装置、
あるいは超音波発振密着装置を設けたものである。
【0010】これらの密着装置のうち、静電密着装置は
ドラムと転写シートおよび被転写シートとの間に正負の
静電気を帯電せしめ、画像形成時にこれらの静電気間に
働く引力によりドラムと転写シートまたは被転写シー
ト、および転写シートと被転写シートとを密着させるも
のである。こうしてドラム上に密着された転写シートと
被転写シートとに、ドラムの内側または外側に配置され
た光照射装置によりスポット状の光り(例えばレーザー
光)が像様に照射され、加熱される。その結果、転写シ
ートが熱昇華型であれば熱が華型色素が被転写シートに
拡散移行し、画像が形成される。また、転写シートが熱
溶融型であれば、色素を含む熱溶融性物質が被転写シー
トに移行付着する。その後、転写シートから被転写シー
トを剥離すると、その表面に画像を形成した被転写シー
トを得ることができる。
【0011】一方、風圧密着装置は、画像形成時にドラ
ムに加圧空気を吹き付け、これによりドラムと転写シー
トまたは被転写シート、および転写シートと被転写シー
トとを、ドラムの外部から強制的に密着させるものであ
る。なお、この場合の画像形成法も静電密着装置を設け
た熱転写記録装置と同様であり、以下に述べる密着装置
を有する熱転写記録装置の画像形成法も同様である。
【0012】磁力密着装置は電磁力または永久磁石を用
いてドラム、転写シートおよび被転写シート間に磁場を
形成し、画像形成時にドラムと転写シートまたは被転写
シート、および転写シートと被転写シートとを密着させ
るものである。この磁力密着装置の一具体例として、例
えば、前記円筒状のドラムに磁性を持たせ、磁性を有す
るドラムの表面に装着することのできる磁性シートを挙
げることができる。磁性を有するドラムの表面に転写シ
ート及び被転写シートをこの順にあるいはこの逆の順に
積層し、更にその積層シートの上に前記磁性シートを重
ねると、ドラムの磁性と磁性シートの磁性とが吸引し合
うことによって、ドラムと磁性シートとに挟まれた転写
シート及び被転写シートとの密着性の向上、及びドラム
と転写シートまたは被転写シートとの密着性の向上が達
成される。
【0013】また、超音波発振密着装置は、画像形成時
に、例えばピエゾ素子などの超音波発信素子によりドラ
ムに向かって超音波を発振し、これによりドラムと転写
シートまたは被転写シート、および転写シートと被転写
シートとを密着させるものである。
【0014】本発明の熱転写記録装置によれば、いずれ
の密着装置も画像形成時にドラムと転写シートまたは被
転写シートとの間、および転写シートと被転写シートと
の間の密着性を高めることができ、転写性の向上と露光
距離の均一化により高解像度で高感度の画像を形成する
ことができる。又、転写が最も効率的に行われるために
は、転写シートの転写面が最も高い温度に到達するタイ
ミングに転写シートと被転写シートとを密着させること
が好ましい場合があるので、ドラムの回転速度を考慮
し、光照射の後0.1〜10msecに相当する部位を
効率良く密着させる工夫もできる。
【0015】なお、本発明では前記密着効果をより高い
ものにするために、次のような工夫を施すことができ
る。すなわち、前記いずれかの密着装置を備えた熱転写
記録装置にあっては、ドラムの表面に積層された転写シ
ートおよび被転写シートにカバーシートを被覆するこ
と、あるいは転写シートまたは被転写シートに予め導電
性のバックコート層を形成しておくこと、あるいは前記
カバーシートに予め導電性のバックコート層を形成して
おくこと、ドラムの表面に多数の貫通孔を形成し、かつ
ドラムの内部を吸引する吸引手段を設けること、などで
あり、また静電密着装置を備えた熱転写記録装置にあっ
ては、ドラムの外表面を高誘電性物質で形成し、かつド
ラムに電圧を印加する電圧印加手段を設けること、ある
いは前記静電密着装置に帯電装置を設けること、あるい
は前記ドラムの表面に多数の貫通孔を形成し、前記静電
密着装置はドラムの内側および外側に帯電装置を設け、
積層した転写シートおよび被転写シートのいずれか一方
を正に、他方を負に帯電可能にすること、などである。
【0016】なお、本発明の熱転写記録装置では、画像
形成後はドラムから転写シートおよび画像の形成された
被転写シートを剥離するが、特に静電密着装置を備えた
場合のその剥離作業を容易ならしめるために、除電装置
を設けることが好ましい。更に、本発明に用いる転写シ
ートおよび被転写シートは、初めから両者が一体に密着
したピールアパート型であっても良く、この場合、転写
シート及び被転写シートの密着性は非常に好ましいもの
になる。又、密着をより効率的に行うために、静電密着
装置、風圧密着装置、磁力密着装置及び超音波発振密着
装置を適宜に組み合わせても良い。
【0017】
【実施例】
(実施例1)この実施例における熱転写記録装置では、
図1に示すように、回転可能なドラム1は、その表面に
静電密着装置2を介して転写シート3および被転写シー
ト4が積層されている。そして、静電密着装置2の後段
のドラムの表面近傍にレーザー光などの光照射装置5が
配置されている。静電密着装置2は、図2に示すよう
に、高誘電体プラスチックよりなる表面吸着層2aと導
電性プラスチックよりなるプラス電極、マイナス電極を
含む電極群2bと絶縁性プラスチックよりなる絶縁層2
cとを一体に形成してなり、直流電源(約500〜3,
000V、好ましくは約1,000V)2dの電圧が電
極群2bに印加されると、表面吸着層2aに誘電分極現
象が起こり、電極上と異符合の電荷が誘起されて、転写
シート3または被転写シート4との間に静電気力が生
じ、これらのシート3、4をドラム1上に吸着保持可能
になっている。
【0018】なお、吸着および吸着解除は、スイッチ2
eのon、offにより行なう。また、転写シート3お
よび被転写シート4は、導電性のバックコート層を形成
しておくと、放電が起こりにくくなり、吸着力をアップ
させることができる。こうしてドラム1上に密着して積
層された転写シート3と被転写シート4とは、光照射装
置5により像様にスポット状に露光され、これにより転
写シート3から被転写シート4に画像が転写される。画
像形成後は、転写シート3と画像の形成された被転写シ
ート4は図示B方向に移動し、図示しない剥離装置によ
り剥離され、次工程へと送られる。
【0019】なお、剥離装置の前段に除電装置を設けて
おくと、剥離作業を容易にすることができる。また、ド
ラム1の表面に被転写シート4を、この被転写シート4
の表面に転写シート3を配置してもよい。光照射装置5
は、場合によっては、ドラムの内部空間に設置すること
もできる。光照射装置5は、レーザービーム照射装置で
あるのが好ましく、このレーザービーム照射装置は、半
導体レーザーを発振するレーザービーム発振器及びレー
ザービームをレーザービームスポットに集光する、集光
レンズを初めとする光学系を備える。
【0020】次に、本発明に用いる転写シート3および
被転写シート4について以下に説明する。
【0021】まず、転写シート3には昇華型転写シート
と熱溶融型転写シートの二通りがある。昇華型転写シー
トは、基本的に昇華型色素とバインダーとを含むインク
層を支持体上に積層してなる。熱溶融型転写シートは、
基本的に支持体上に熱溶融性インク層を積層してなるも
ので、その熱溶融性インク層は、熱溶融性化合物、熱可
塑性樹脂および着色剤等から構成される。次に、被転写
シート4としては、熱昇華型の場合は支持体上に受像層
を積層してなる。ただし、受像層が自己支持性を有する
ときは、支持体を省くことができる。また、熱溶融型の
被転写シートは紙などの支持体を用いることができる。
【0022】前記転写シート及び被転写シートにおける
支持体は、場合によっては透明であることが要求される
ことがある。例えば、ドラムの表面に転写シート及び被
転写シートを積層した場合、光照射装置により光を被転
写シート側から照射してスポット状の光、たとえば集光
したレーザービームスポットを転写シートのインク層に
当てるときには、被転写シートの支持体は光を透過させ
るに十分な透明性を備えることが望ましく、光照射装置
により前述のようにレーザー光を転写シート側から照射
してレーザービームスポットをインク層に当てるのであ
れば、転写シートにおける支持体は光を透過させるに十
分な透明性を備えることが望ましく、又、転写シート側
及び被転写シート側の両方からレーザービームを照射し
て転写シートにおけるインク層にレーザービームスポッ
トを当てるのであれば、転写シート及び被転写シートの
いずれの支持体においても光を透過させるに十分な透明
性を備えることが望ましい。
【0023】(実施例2)図3において、図1と同符合
は同じ名称を示すものとする。この実施例における熱転
写記録装置は、図3に示すように、円筒状のドラム1の
回転方向に沿って、ドラム1の表面近傍に密着ローラ
6、帯電装置7、光照射装置5例えばレーザービーム照
射装置及び風圧密着装置8、除電装置9及び位置決めピ
ン10がそれぞれ配設される。
【0024】前記帯電装置7は、転写シート及び被転写
シートそれぞれに、静電的に互いに反対の電荷を与える
ためのコロナ放電技術あるいは他の技術または装置を利
用して形成することができる。コロナ放電技術を利用し
た帯電装置7は、例えば、ドラムの外側表面に配置され
た第1の静荷電ユニットとドラムの内部空間に前記第1
の静荷電ユニットに相対向して配置された第2の静荷電
ユニットとで形成することができる。又、この一対の静
荷電ユニットは、それぞれハウジング内部に細い電線を
配置しており、この細い電線に4,000〜8,000
ボルトの電圧を有する数マイクロ直流を通電することが
できるようになっている。この帯電装置7は、転写シー
ト及び被転写シートそれぞれに互いに反対の電荷を付与
することにより、発生するクーロン引力により転写シー
ト及び被転写シートとの密着性を向上させる。したがっ
て、この帯電装置は、前記実施例1における帯電密着装
置の範疇に属する。
【0025】前記光照射装置5は、前記実施例1におい
て説明したのと同じ装置であって良い。前記風圧密着装
置8は、例えば、ドラムに装着された転写シート及び被
転写シートの、ドラム軸芯方向の幅にほぼ等しい長さを
有するスリット状の吹き出し口を、その吹き出し口がド
ラムの軸芯方向に平行になるように、しかもその吹き出
し口からの気流が、前記光照射装置5から出射される例
えばレーザービームの照射する転写シートまたは被転写
シートの表面に当たるように、有する。この風圧密着装
置8では、前記吹き出し口から圧縮空気を噴出すること
ができるようになっている。
【0026】前記除電装置9は、前記帯電装置7により
転写シート及び被転写シートに印加された電荷を除去す
ることができるのであればその装置、構成、原理につき
特に制限がない。例えば除電装置9として、ティシュペ
ーパーのようなウェブを、ドラムに装着された最上のシ
ート例えば転写シートまたは被転写シートに、例えば圧
接ローラを介して押し当てることにより電荷を除去する
ウェブ方式、細かな繊維を植設したブラシローラを、高
速回転させながら、ドラムに装着された最上のシート例
えば転写シートまたは被転写シートに接触させることに
より電荷を除去するファーブラシ方式、LED、EL、
蛍光灯などの光源を使用した光除電方式、コロナチャー
ジを印加するコロナ除電方式等を適宜に採用することが
できる。
【0027】位置決めピン10は、このドラム1に転写
シート及びまたは被転写シートの積層物を装着するとき
の、転写シート及び被転写シートの先端位置を決定する
ためのピンである。なお、この位置決めピンは位置決め
手段の一例としてここに示されているのであって、シー
トの先端位置を決定することのできる他の適宜の手段を
適宜に採用することができる。
【0028】この実施例における熱転写記録装置の作用
について説明する。まず、ドラム1の表面に、転写シー
ト3及び被転写シート4を送り込み、ドラム1における
位置決めピン10によって転写シート3及び被転写シー
ト4の先端位置を固定する。ドラム1の回転と共に転写
シート3及び被転写シート4をドラム1の表面に積層し
た状態のまま、図3における矢印方向にシートを巻き付
けて行く。なお、このとき、転写シート3と被転写シー
ト4とは予め別体として製造されているシートであって
も良く、又、支持体上にインク層と受像層とを積層して
なるピールアパート型のシートであっても良い。
【0029】いずれにしても、ドラム1の回転と共に回
転する転写シート3及び被転写シート4の積層物に、帯
電装置6により電荷がチャージされる。その結果、転写
シート及び被転写シートに互いに異符号の電荷がチャー
ジし、転写シートと被転写シートとが密着する。その
後、ドラム1の回転と共に、回転移送される転写シート
3におけるインク層に、被転写シート側から、光照射装
置5により、スポット上の光例えばレーザービームスポ
ットが像用に照射される。このとき、風圧密着装置8に
おける吹き出し口から圧縮空気が被転写シートの光照射
部位に吹きつけられる。この圧縮空気の吹きつけによっ
て、ドラム1と転写シート3との密着、転写シート3と
被転写シートとの密着が実現される。
【0030】このように、光照射装置5により転写シー
ト3におけるインク層を像様に加熱すると、インク層中
の熱拡散性色素が被転写シート4における受像層に拡散
移動して受像層に画像が形成される。画像の形成された
被転写シートは転写シートと共にドラムの回転により除
電装置9の位置に回転搬送される。除電装置9により転
写シート及び被転写シートにチャージされている荷電が
除去される。
【0031】そして、ドラム1から転写シート3及び被
転写シート4を剥離する。この被転写シート4を画像記
録体として得る。なお、場合によっては、得られた被転
写シートを他の転写支持体に重ね合わせ、加熱及び押圧
することにより、被転写シートに形成された画像を転写
支持体に再転写しても良い。
【0032】なお、ドラム1の表面に対する転写シート
3および被転写シート4の密着効果をより一層高めるた
めに、図4に示すようにドラム1の表面に多数の貫通孔
11を設け、ドラム1の内部を図示しない空気吸引装置
によって排気するようにしても良い。
【0033】(実施例3)この実施例は、磁力密着装置
を使用した例である。図5に示すように、この熱転写記
録装置は、円筒状の磁性ドラム12とその磁性ドラム1
2の表面をカバーすることのできる磁性カバー13と、
磁性ドラムの外周面に臨むように配置された光照射装置
5とを備える。
【0034】この磁性ドラム12は、円筒状のドラムそ
れ自体が磁性材料で形成されていても良く、非磁性ドラ
ムの表面に磁性材料で磁性層を形成していても良い。
又、前記実施例に示されるように、ドラムの表面に多数
の貫通孔が形成されており、図示しない空気吸引装置に
よってドラム内を排気することができるようになってい
ても良い。この空気吸引装置を設けることにより、前述
したように、ドラムの表面に装着した転写シートまたは
被転写シートとドラム表面との密着性をより一層高める
ことができる。又、転写シートと被転写シートとの密着
性をより一層高めるために、前記実施例2で示したよう
な帯電装置を設けても良い。
【0035】前記磁性カバー13としては、例えば合成
樹脂と磁性材料とを有する組成物をシート状に成形する
ことにより得ることができる。この磁性カバーは磁性ド
ラム12の外周を巻き回すことができるような可撓性を
有するように、設計することが望ましい。磁性カバー側
から光照射装置によりスポット状の光を転写シートにお
けるインク層に照射するのであると、この磁性カバーは
透明であることが望まれる。又、光照射装置を磁性ドラ
ム12内に設けるのであれば、この磁性カバー13は殊
更透明であることを要しない。むしろ、そのような場合
は磁性ドラム12が透明に形成されることが必要であ
る。
【0036】この熱転写記録装置の作用を説明する。磁
性ドラム12の外周面に転写シート3及び被転写シート
4を倦回し、積層する。このとき、転写シート3及び被
転写シート4とはその端部を揃えて積層し、磁性ドラム
12に装着するのが良く、そのためには、前記実施例で
示したような位置決めピンを適宜に採用するのが良い。
【0037】磁性ドラム12に倦回、装着した転写シー
ト3及び被転写シート4の上から、磁性カバー13を装
着する。この磁性カバー13における磁性材料と磁性ド
ラム12との磁気力により互いに吸引するので、磁性ド
ラム12の表面と磁性カバー13とに挟まれた転写シー
ト3と被転写シート4とは互いに密着することになる。
【0038】この状態で、光照射装置5から転写シート
3のインク層にスポット状の光を照射して、像様に加熱
することにより、前記実施例2に説明したのと同様にし
て、被転写シート4の受像層に画像を転写形成する。画
像の形成後、磁性カバー13を剥離し、磁性ドラム12
から転写シート3及び被転写シート4を剥離することに
より、画像記録体としての被転写シートを得ることがで
きる。なお、前記実施例2において説明したように、画
像を形成したこの被転写シートを転写支持体に重ね合わ
せ、加圧、押圧を加えることにより、被転写シート上の
画像を転写支持体に再転写し、再転写した画像を有する
転写支持体を最終の画像記録体とすることもできる。
【0039】(実施例4)この実施例は、超音波発振密
着装置を使用した熱転写記録装置に関する。図6に示す
ように、この熱転写記録装置は、円筒状のドラム1の外
周面に臨んで配置された光照射装置5と、超音波発振密
着装置14とを備えている。この光照射装置5は、前記
実施例2において説明したのと同様の構成を有する。
【0040】前記超音波発振密着装置14は、例えばピ
エゾ効果を有する超音波振動子を備え、ドラム1上の転
写シートまたは被転写シート4における前記光照射装置
5による光照射位置に、あるいは光照射後の転写シート
あるいは被転写シートの重なり位置に、超音波ビームを
照射するようになっている。
【0041】この超音波振動子としては、ピエゾ素子、
チタン酸バリウム素子等を挙げることができる。超音波
素子には、その種類により相違するが、例えばピエゾ素
子であればそれに10〜106 Hzの交流電圧を印加す
ることにより超音波振動が発生する。印加する超音波周
波数は、ドラムの回転速度にもよるが、通常100〜1
4 が好ましい。超音波振動子による超音波発射面と超
音波を受ける転写シートないし被転写シートとの間隔は
0.1〜1mmに調節するのが好ましい。光照射装置5
による光スポットの照射後に超音波を照射するのであれ
ば、ドラムの回転による遅れ時間を考慮して、光照射後
0.1〜10msecに超音波を照射するのが良い。
【0042】このようにドラム5に倦回、積層した転写
シート及び被転写シートに光照射装置5により転写シー
ト3のインク層に光スポットを照射することにより、イ
ンク層中の熱拡散性色素を受像層に拡散移動することに
より受像層に転写画像を形成する。このとき、超音波振
動子から発射される超音波を転写シート及び被転写シー
トとの重ね部分に照射することにより、この重ね部分の
密着性が著しく向上する。
【0043】この熱転写記録装置においても、前記実施
例2における帯電装置を設けることにより転写シートと
被転写シートとの密着性の向上を図るようにしても良
い。
【0044】
【発明の効果】本発明の熱転写記録装置によると、ドラ
ムスキャン方式においてドラムと転写シートまたは被転
写シートとの密着性および転写シートと被転写シートと
の密着性を高めることができるので、転写ムラのない高
解像度の画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を示す熱転写記録装
置の構成説明図である。
【図2】図2は、図1のA部分の拡大断面図である。
【図3】図3は、本発明の他の実施例を示す熱転写記録
装置の構成説明図である。
【図4】図4は、図3に示す熱転写記録装置の変形例に
置けるドラムの断面図である。
【図5】図5は、本発明の他の実施例を示す熱転写記録
装置の構成説明図である。
【図6】図6は、本発明のその他の実施例を示す熱転写
記録装置の構成説明図である。
【符号の説明】
1 ドラム 2 静電密着装置 3 転写シート 4 被転写シート 5 光照射装置 7 帯電装置 8 風圧密着装置 9 除電装置 10 位置決めピン 11 貫通孔 12 磁性ドラム 13 磁性シート 14 超音波発振密着装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 壮太 東京都日野市さくら町1番地 コニカ株式 会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写シート及び被転写シートをその表面
    に密着することのできる円筒状のドラムと、転写シート
    を像様に加熱し、転写シートから被転写シートへ画像を
    転写することができるように、前記円筒状のドラムの内
    側または外側に配置されたところの、転写シートにスポ
    ット状の光を照射する光照射装置と、前記ドラムの表面
    に、転写シート及び被転写シートを密着させる静電密着
    装置とを備えてなることを特徴とする熱転写記録装置。
  2. 【請求項2】 転写シート及び被転写シートをその表面
    に密着することのできる円筒状のドラムと、転写シート
    を像様に加熱し、転写シートから被転写シートへ画像を
    転写することができるように、前記円筒状のドラムの内
    側または外側に配置されたところの、転写シートにスポ
    ット状の光を照射する光照射装置と、前記ドラムの表面
    に、転写シート及び被転写シートを密着させる風圧密着
    装置とを備えてなることを特徴とする熱転写記録装置。
  3. 【請求項3】 転写シート及び被転写シートをその表面
    に密着することのできる円筒状のドラムと、転写シート
    を像様に加熱し、転写シートから被転写シートへ画像を
    転写することができるように、前記円筒状のドラムの内
    側または外側に配置されたところの、転写シートにスポ
    ット状の光を照射する光照射装置と、前記ドラムの表面
    に、転写シート及び被転写シートを密着させる磁力密着
    装置とを備えてなることを特徴とする熱転写記録装置。
  4. 【請求項4】 転写シート及び被転写シートをその表面
    に密着することのできる円筒状のドラムと、転写シート
    を像様に加熱し、転写シートから被転写シートへ画像を
    転写することができるように、前記円筒状のドラムの内
    側または外側に配置されたところの、転写シートにスポ
    ット状の光を照射する光照射装置と、前記ドラムの表面
    に、転写シート及び被転写シートを密着させる超音波発
    振密着装置とを備えてなることを特徴とする熱転写記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ドラムの表面に積層配置された転写
    シート及び被転写シートを被覆するカバーシートを有し
    てなる前記請求項1〜4のいずれかに記載の熱転写記録
    装置。
  6. 【請求項6】 前記転写シートまたは被転写シートは、
    導電性のバックコート層を有する前記請求項1〜4のい
    ずれかに記載の熱転写記録装置。
  7. 【請求項7】 前記カバーシートは、導電性のバックコ
    ート層を有する前記請求項5に記載の熱転写記録装置。
  8. 【請求項8】 前記ドラムは、その外表面が高誘導性物
    質から形成されてなり、前記ドラムに電圧を印加する電
    圧印加手段を備えてなる前記請求項1に記載の熱転写記
    録装置。
  9. 【請求項9】 前記静電密着装置は帯電装置を備えてな
    る前記請求項1に記載の熱転写記録装置。
  10. 【請求項10】 前記ドラムは、その表面に多数の貫通
    孔を有してなり、前記帯電装置は、前記ドラムの内側及
    び外側にそれぞれ帯電装置を備え、積層した転写シート
    及び被転写シート並びに必要に応じて用いられる請求項
    5に記載のカバーシートのいずれか一方を正に、他方を
    負に帯電可能にしてなる前記請求項1に記載の熱転写記
    録装置。
  11. 【請求項11】 前記ドラムは、その表面に多数の貫通
    孔を有してなり、前記ドラムの内部を吸引する吸引手段
    を備えてなる前記請求項1〜4のいずれかに記載の熱転
    写記録装置。
  12. 【請求項12】 ドラムから転写シート及び被転写シー
    トを剥離容易にする除電装置を有する請求項1に記載の
    熱転写記録装置。
  13. 【請求項13】 前記磁力密着装置は、磁性を付与した
    円筒形のドラムの表面に装着可能な磁性シートを有して
    なる前記請求項3に記載の熱転写記録装置。
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