JP2001341378A - 画像記録転写方法及び画像記録転写装置 - Google Patents
画像記録転写方法及び画像記録転写装置Info
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- JP2001341378A JP2001341378A JP2000167506A JP2000167506A JP2001341378A JP 2001341378 A JP2001341378 A JP 2001341378A JP 2000167506 A JP2000167506 A JP 2000167506A JP 2000167506 A JP2000167506 A JP 2000167506A JP 2001341378 A JP2001341378 A JP 2001341378A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塵埃、ゴミ等の異物による画像欠陥を防止し
つつ、高品位な画像記録転写を行うことのできる画像記
録転写方法及び画像記録転写装置を提供する。 【解決手段】 入力された画像データに基づいて受像シ
ートに画像を記録し、画像を記録した受像シートと、画
像を転写するための記録用紙とを重ね合わせた重ねシー
トを、加圧・加熱ローラ対32の間に通すことで受像シ
ートに記録した画像を記録用紙に転写する際、受像シー
トを加圧・加熱ローラ対32まで搬送する途中に受像シ
ートの画像形成面を除電処理する一方、記録用紙を加圧
・加熱ローラ対32まで搬送する途中に記録用紙の画像
転写面を除電処理した後、転写面を吸着清掃するように
した。
つつ、高品位な画像記録転写を行うことのできる画像記
録転写方法及び画像記録転写装置を提供する。 【解決手段】 入力された画像データに基づいて受像シ
ートに画像を記録し、画像を記録した受像シートと、画
像を転写するための記録用紙とを重ね合わせた重ねシー
トを、加圧・加熱ローラ対32の間に通すことで受像シ
ートに記録した画像を記録用紙に転写する際、受像シー
トを加圧・加熱ローラ対32まで搬送する途中に受像シ
ートの画像形成面を除電処理する一方、記録用紙を加圧
・加熱ローラ対32まで搬送する途中に記録用紙の画像
転写面を除電処理した後、転写面を吸着清掃するように
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受像シートに画像
や文字等の画像を記録した後に、これを印刷用紙に転写
する画像記録転写方法及び画像記録転写装置に関し、特
に、塵埃、ゴミ等の異物による画像欠陥を防止する技術
に関する。
や文字等の画像を記録した後に、これを印刷用紙に転写
する画像記録転写方法及び画像記録転写装置に関し、特
に、塵埃、ゴミ等の異物による画像欠陥を防止する技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】入力された画像データに基づいて受像シ
ート上に色材シートの色材層を転写記録して画像を形成
する画像記録装置70と、受像シート上の画像を記録用
紙に転写する転写装置80とが別体として構成された装
置の一例を図6に示した。図6に示すように、画像記録
装置70は、受像シート及び各色の色材シートがロール
状に収容された記録媒体供部72から、受像シート、色
材シートをこの順で記録用回転ドラム73の外周に装着
する。そして、記録ヘッド74に入力される画像データ
様にレーザビームを色材シート表面に向けて照射し、色
材シートの色材層を選択的に受像シートに転写記録した
後、色材シートを受像シートから剥離する。そして、各
色の色材シートを同様に順次受像シート外周に装着して
転写記録の後、剥離する。このようにして所望の画像が
転写記録された受像シートは収容トレイ76に排出され
る。
ート上に色材シートの色材層を転写記録して画像を形成
する画像記録装置70と、受像シート上の画像を記録用
紙に転写する転写装置80とが別体として構成された装
置の一例を図6に示した。図6に示すように、画像記録
装置70は、受像シート及び各色の色材シートがロール
状に収容された記録媒体供部72から、受像シート、色
材シートをこの順で記録用回転ドラム73の外周に装着
する。そして、記録ヘッド74に入力される画像データ
様にレーザビームを色材シート表面に向けて照射し、色
材シートの色材層を選択的に受像シートに転写記録した
後、色材シートを受像シートから剥離する。そして、各
色の色材シートを同様に順次受像シート外周に装着して
転写記録の後、剥離する。このようにして所望の画像が
転写記録された受像シートは収容トレイ76に排出され
る。
【0003】次に、収容トレイ76に排出された受像シ
ートを取り出して、別途用意された印刷用紙と重ね合わ
せ、画像転写装置80に挿入する。画像転写装置80
は、加圧・加熱ローラを備え、受像シートと印刷用紙と
をローラ間に挟持して搬送することで、受像シート上の
画像(画像様に記録された色材)を印刷用紙上に転写す
る。これにより、入力された画像データに基づく画像が
印刷用紙上に形成される。ここにおいて、図6に示すよ
うに画像記録装置70と画像転写装置80とが別体であ
る場合は、画像記録装置70から受像シート取り出し、
印刷用紙と重ね合わせて画像転写装置80に挿入する作
業を人手により行っていた。
ートを取り出して、別途用意された印刷用紙と重ね合わ
せ、画像転写装置80に挿入する。画像転写装置80
は、加圧・加熱ローラを備え、受像シートと印刷用紙と
をローラ間に挟持して搬送することで、受像シート上の
画像(画像様に記録された色材)を印刷用紙上に転写す
る。これにより、入力された画像データに基づく画像が
印刷用紙上に形成される。ここにおいて、図6に示すよ
うに画像記録装置70と画像転写装置80とが別体であ
る場合は、画像記録装置70から受像シート取り出し、
印刷用紙と重ね合わせて画像転写装置80に挿入する作
業を人手により行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、受像シート
と印刷用紙とを重ねて転写装置に挿入する作業を人手に
より行うと、最終的な記録画像を得るまでに手間がかか
り、作業効率の低下を招くことになる。また、受像シー
ト表面や印刷用紙に塵埃、ゴミ等の異物が付着する機会
が増え、記録画像の品質を低下させることがあった。一
方、例えば特開平11−58516号に記載のような、
画像記録装置と転写装置とを一体化したタイプの画像記
録転写装置がある。このような画像記録転写装置に対し
ては、上記異物の付着を低減させる効果があっても、装
置筐体内に浮遊する異物やローラ等に付着した異物が受
像シートや印刷用紙に付着することを完全に防ぐことは
難しく、より確実な異物の除去が望まれていた。
と印刷用紙とを重ねて転写装置に挿入する作業を人手に
より行うと、最終的な記録画像を得るまでに手間がかか
り、作業効率の低下を招くことになる。また、受像シー
ト表面や印刷用紙に塵埃、ゴミ等の異物が付着する機会
が増え、記録画像の品質を低下させることがあった。一
方、例えば特開平11−58516号に記載のような、
画像記録装置と転写装置とを一体化したタイプの画像記
録転写装置がある。このような画像記録転写装置に対し
ては、上記異物の付着を低減させる効果があっても、装
置筐体内に浮遊する異物やローラ等に付着した異物が受
像シートや印刷用紙に付着することを完全に防ぐことは
難しく、より確実な異物の除去が望まれていた。
【0005】上述するように受像シートと印刷用紙との
間に塵埃、ゴミ等の異物が挟まると、図7に示すよう
に、異物Xの存在する部分が転写できずに画像欠陥を生
じる。即ち、受像シートと印刷用紙とを転写装置の加圧
・加熱ローラ間に挿入すると、受像シートと印刷用紙と
の間の異物により受像シートと印刷用紙とが密着不良と
なり、図中Aで示す領域に画像の抜け、所謂「白抜け」
が発生することになる。
間に塵埃、ゴミ等の異物が挟まると、図7に示すよう
に、異物Xの存在する部分が転写できずに画像欠陥を生
じる。即ち、受像シートと印刷用紙とを転写装置の加圧
・加熱ローラ間に挿入すると、受像シートと印刷用紙と
の間の異物により受像シートと印刷用紙とが密着不良と
なり、図中Aで示す領域に画像の抜け、所謂「白抜け」
が発生することになる。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、塵埃、ゴミ等の異物による画像
欠陥を防止しつつ、高品位な画像記録転写を行うことの
できる画像記録転写方法及び画像記録転写装置を提供す
ることを目的としている。
てなされたものであり、塵埃、ゴミ等の異物による画像
欠陥を防止しつつ、高品位な画像記録転写を行うことの
できる画像記録転写方法及び画像記録転写装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本発
明に係る請求項1記載の画像記録転写方法は、色材シー
トと受像シートとを重ね合わせた記録媒体に対し、入力
された画像データに基づいて熱エネルギーを印加して前
記記録媒体に画像を記録した後、前記色材シート剥離後
の画像の形成された受像シートと、該画像を転写するた
めの記録用紙とを重ね合わせて加圧・加熱ローラ対の間
に挿通させ、前記受像シートに形成された画像を記録用
紙に転写する画像記録転写方法において、前記受像シー
トを前記加圧・加熱ローラ対まで搬送する途中に該受像
シートの画像形成面を除電処理する一方、前記記録用紙
を前記加圧・加熱ローラ対まで搬送する途中に該記録用
紙の画像転写面を除電処理した後、前記転写面を吸着清
掃することを特徴とする。
明に係る請求項1記載の画像記録転写方法は、色材シー
トと受像シートとを重ね合わせた記録媒体に対し、入力
された画像データに基づいて熱エネルギーを印加して前
記記録媒体に画像を記録した後、前記色材シート剥離後
の画像の形成された受像シートと、該画像を転写するた
めの記録用紙とを重ね合わせて加圧・加熱ローラ対の間
に挿通させ、前記受像シートに形成された画像を記録用
紙に転写する画像記録転写方法において、前記受像シー
トを前記加圧・加熱ローラ対まで搬送する途中に該受像
シートの画像形成面を除電処理する一方、前記記録用紙
を前記加圧・加熱ローラ対まで搬送する途中に該記録用
紙の画像転写面を除電処理した後、前記転写面を吸着清
掃することを特徴とする。
【0008】この画像記録転写方法では、画像が記録さ
れた受像シートの画像形成面を除電処理することによ
り、加圧・加熱ローラ対まで搬送される途中で画像形成
面に塵埃・ゴミ等の異物が付着することが防止される。
また、記録用紙の画像転写面を除電処理することにより
同様に異物の付着が防止されると共に、既に異物が付着
している場合に、付着した異物が除去されやすくなる。
さらに、除電処理後の記録用紙の画像転写面を吸着清掃
することにより、画像転写面に付着した異物を確実に除
去することができる。以て、画像転写時に異物による転
写不良を生じることが防止され、高品位な画像を記録・
転写することが可能となる。
れた受像シートの画像形成面を除電処理することによ
り、加圧・加熱ローラ対まで搬送される途中で画像形成
面に塵埃・ゴミ等の異物が付着することが防止される。
また、記録用紙の画像転写面を除電処理することにより
同様に異物の付着が防止されると共に、既に異物が付着
している場合に、付着した異物が除去されやすくなる。
さらに、除電処理後の記録用紙の画像転写面を吸着清掃
することにより、画像転写面に付着した異物を確実に除
去することができる。以て、画像転写時に異物による転
写不良を生じることが防止され、高品位な画像を記録・
転写することが可能となる。
【0009】請求項2記載の画像記録転写方法は、記録
用回転ドラムの外周面に色材シートと受像シートとを重
ね合わせた記録媒体を装着し、入力された画像データに
基づいて熱エネルギーを印加して前記記録媒体に画像を
記録した後、前記色材シート剥離後の画像の形成された
受像シートと、該画像を転写するための記録用紙とを前
記記録用回転ドラム上で重ね合わせ、該重ね合わせた記
録用紙及び受像シートに加圧・加熱ローラを押し当てる
ことにより、前記受像シートに形成された画像を記録用
紙に転写する画像記録転写方法において、前記受像シー
トを前記記録用回転ドラムに装着する際に該受像シート
の画像形成面を除電処理する一方、前記記録用紙を前記
記録用回転ドラムまで搬送する途中に該記録用紙の画像
転写面を除電処理した後、前記転写面を吸着清掃するこ
とを特徴とする。
用回転ドラムの外周面に色材シートと受像シートとを重
ね合わせた記録媒体を装着し、入力された画像データに
基づいて熱エネルギーを印加して前記記録媒体に画像を
記録した後、前記色材シート剥離後の画像の形成された
受像シートと、該画像を転写するための記録用紙とを前
記記録用回転ドラム上で重ね合わせ、該重ね合わせた記
録用紙及び受像シートに加圧・加熱ローラを押し当てる
ことにより、前記受像シートに形成された画像を記録用
紙に転写する画像記録転写方法において、前記受像シー
トを前記記録用回転ドラムに装着する際に該受像シート
の画像形成面を除電処理する一方、前記記録用紙を前記
記録用回転ドラムまで搬送する途中に該記録用紙の画像
転写面を除電処理した後、前記転写面を吸着清掃するこ
とを特徴とする。
【0010】この画像記録転写方法では、画像が記録さ
れた受像シートの画像形成面を除電処理することによ
り、記録用回転ドラムに装着されるまでの間に画像形成
面に塵埃・ゴミ等の異物が付着することが防止される。
また、記録用紙の画像転写面を除電処理することにより
同様に異物の付着が防止されると共に、既に異物が付着
している場合に、付着した異物が除去されやすくなる。
さらに、除電処理後の記録用紙の画像転写面を吸着清掃
することにより、画像転写面に付着した異物を確実に除
去することができる。以て、画像転写時に異物による転
写不良を生じることが防止され、高品位な画像を記録・
転写することが可能となる。
れた受像シートの画像形成面を除電処理することによ
り、記録用回転ドラムに装着されるまでの間に画像形成
面に塵埃・ゴミ等の異物が付着することが防止される。
また、記録用紙の画像転写面を除電処理することにより
同様に異物の付着が防止されると共に、既に異物が付着
している場合に、付着した異物が除去されやすくなる。
さらに、除電処理後の記録用紙の画像転写面を吸着清掃
することにより、画像転写面に付着した異物を確実に除
去することができる。以て、画像転写時に異物による転
写不良を生じることが防止され、高品位な画像を記録・
転写することが可能となる。
【0011】請求項3記載の画像記録転写装置は、色材
シートと受像シートとを重ね合わせた記録媒体に対し、
入力された画像データに基づいて熱エネルギーを印加し
て前記記録媒体に画像を記録した後、前記色材シート剥
離後の画像の形成された受像シートと、該画像を転写す
るための記録用紙とを重ね合わせて加圧・加熱ローラ対
の間に挿通させ、前記受像シートに形成された画像を記
録用紙に転写する画像記録転写装置において、前記受像
シートの前記加圧・加熱ローラ対までの搬送路途中に設
けられ該受像シートの画像形成面を除電する受像シート
除電手段と、前記記録用紙の前記加圧・加熱ローラ対ま
での搬送路途中に設けられ該記録用紙の画像転写面を除
電する記録用紙除電手段と、前記記録用紙除電手段の後
段に設けられ前記記録用紙の画像転写面を吸着処理する
吸着清掃手段とを備えたことを特徴とする。
シートと受像シートとを重ね合わせた記録媒体に対し、
入力された画像データに基づいて熱エネルギーを印加し
て前記記録媒体に画像を記録した後、前記色材シート剥
離後の画像の形成された受像シートと、該画像を転写す
るための記録用紙とを重ね合わせて加圧・加熱ローラ対
の間に挿通させ、前記受像シートに形成された画像を記
録用紙に転写する画像記録転写装置において、前記受像
シートの前記加圧・加熱ローラ対までの搬送路途中に設
けられ該受像シートの画像形成面を除電する受像シート
除電手段と、前記記録用紙の前記加圧・加熱ローラ対ま
での搬送路途中に設けられ該記録用紙の画像転写面を除
電する記録用紙除電手段と、前記記録用紙除電手段の後
段に設けられ前記記録用紙の画像転写面を吸着処理する
吸着清掃手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】この画像記録転写装置では、画像が記録さ
れた受像シートの画像形成面を受像シート除電手段によ
り除電処理することで、加圧・加熱ローラ対まで搬送さ
れる途中で塵埃・ゴミ等の異物が付着することが防止さ
れる。また、記録用紙の画像転写面を記録用紙除電手段
により除電処理することで、同様に異物の付着が防止さ
れると共に、既に異物が付着している場合に付着した異
物が除去されやすくなる。さらに、除電処理後の記録用
紙の画像転写面を吸着清掃手段により吸着清掃すること
で、画像転写面に付着した異物を確実に除去することが
できる。以て、画像転写時に異物による転写不良を生じ
ることが防止され、高品位な画像を記録・転写すること
が可能となる。
れた受像シートの画像形成面を受像シート除電手段によ
り除電処理することで、加圧・加熱ローラ対まで搬送さ
れる途中で塵埃・ゴミ等の異物が付着することが防止さ
れる。また、記録用紙の画像転写面を記録用紙除電手段
により除電処理することで、同様に異物の付着が防止さ
れると共に、既に異物が付着している場合に付着した異
物が除去されやすくなる。さらに、除電処理後の記録用
紙の画像転写面を吸着清掃手段により吸着清掃すること
で、画像転写面に付着した異物を確実に除去することが
できる。以て、画像転写時に異物による転写不良を生じ
ることが防止され、高品位な画像を記録・転写すること
が可能となる。
【0013】請求項4記載の画像記録転写装置は、記録
用回転ドラムの外周面に色材シートと受像シートとを重
ね合わせた記録媒体を装着し、入力された画像データに
基づいて熱エネルギーを印加して前記記録媒体に画像を
記録した後、前記色材シート剥離後の画像の形成された
受像シートと、該画像を転写するための記録用紙とを前
記記録用回転ドラム上で重ね合わせ、該重ね合わせた記
録用紙及び受像シートに加圧・加熱ローラを押し当てる
ことにより、前記受像シートに形成された画像を記録用
紙に転写する画像記録転写装置において、前記記録用回
転ドラムの外周面に近接する位置に設けられ前記受像シ
ートの画像形成面を除電する受像シート除電手段と、前
記記録用回転ドラムまでの前記記録用紙の搬送路途中に
設けられ該記録用紙の画像転写面を除電する記録用紙除
電手段と、前記記録用紙除電手段の後段に設けられ前記
記録用紙の画像転写面を吸着処理する吸着清掃手段とを
備えたことを特徴とする。
用回転ドラムの外周面に色材シートと受像シートとを重
ね合わせた記録媒体を装着し、入力された画像データに
基づいて熱エネルギーを印加して前記記録媒体に画像を
記録した後、前記色材シート剥離後の画像の形成された
受像シートと、該画像を転写するための記録用紙とを前
記記録用回転ドラム上で重ね合わせ、該重ね合わせた記
録用紙及び受像シートに加圧・加熱ローラを押し当てる
ことにより、前記受像シートに形成された画像を記録用
紙に転写する画像記録転写装置において、前記記録用回
転ドラムの外周面に近接する位置に設けられ前記受像シ
ートの画像形成面を除電する受像シート除電手段と、前
記記録用回転ドラムまでの前記記録用紙の搬送路途中に
設けられ該記録用紙の画像転写面を除電する記録用紙除
電手段と、前記記録用紙除電手段の後段に設けられ前記
記録用紙の画像転写面を吸着処理する吸着清掃手段とを
備えたことを特徴とする。
【0014】この画像記録転写装置では、画像が記録さ
れた受像シートの画像形成面を受像シート除電手段によ
り除電処理することで、記録用紙を重ね合わせるまでの
間に画像形成面に塵埃・ゴミ等の異物が付着することが
防止される。また、記録用紙の画像転写面を記録用紙除
電手段により除電処理することで、同様に異物の付着が
防止されると共に、既に異物が付着している場合に付着
した異物が除去されやすくなる。さらに、除電処理後の
記録用紙の画像転写面を吸着清掃手段により吸着清掃す
ることで、画像転写面に付着した異物を確実に除去する
ことができる。以て、画像転写時に異物による転写不良
を生じることが防止され、高品位な画像を記録・転写す
ることが可能となる。
れた受像シートの画像形成面を受像シート除電手段によ
り除電処理することで、記録用紙を重ね合わせるまでの
間に画像形成面に塵埃・ゴミ等の異物が付着することが
防止される。また、記録用紙の画像転写面を記録用紙除
電手段により除電処理することで、同様に異物の付着が
防止されると共に、既に異物が付着している場合に付着
した異物が除去されやすくなる。さらに、除電処理後の
記録用紙の画像転写面を吸着清掃手段により吸着清掃す
ることで、画像転写面に付着した異物を確実に除去する
ことができる。以て、画像転写時に異物による転写不良
を生じることが防止され、高品位な画像を記録・転写す
ることが可能となる。
【0015】請求項5記載の画像記録転写装置は、前記
受像シート除電手段が、前記受像シートの画像形成面に
摺接する除電ブラシであることを特徴とする。
受像シート除電手段が、前記受像シートの画像形成面に
摺接する除電ブラシであることを特徴とする。
【0016】この画像記録転写装置では、簡単で安価な
構成で受像シートを除電処理できる。
構成で受像シートを除電処理できる。
【0017】請求項6記載の画像記録転写装置は、前記
記録用紙除電手段が、前記記録用紙の画像転写面に摺接
する除電ブラシであることを特徴とする。
記録用紙除電手段が、前記記録用紙の画像転写面に摺接
する除電ブラシであることを特徴とする。
【0018】この画像記録転写装置では、簡単で安価な
構成で記録用紙を除電処理できる。
構成で記録用紙を除電処理できる。
【0019】請求項7記載の画像記録転写装置は、前記
吸着清掃手段が、前記記録用紙の画像転写面を吸着して
清掃する粘着ローラであることを特徴とする。
吸着清掃手段が、前記記録用紙の画像転写面を吸着して
清掃する粘着ローラであることを特徴とする。
【0020】この画像記録転写装置では、粘着ローラに
より記録用紙の画像転写面を吸着清掃することで、付着
した異物をローラの粘着性によって確実に除去すること
が可能となる。
より記録用紙の画像転写面を吸着清掃することで、付着
した異物をローラの粘着性によって確実に除去すること
が可能となる。
【0021】請求項8記載の画像記録転写装置は、前記
加圧・加熱ローラが、前記受像シートと前記記録用紙と
を重ね合わせた重ねシートに接触又は離脱可能に配設さ
れると共に、前記重ねシートの先端部と後端部との少な
くとも一方を加圧・加熱処理しないように制御する制御
手段を備えたことを特徴とする。
加圧・加熱ローラが、前記受像シートと前記記録用紙と
を重ね合わせた重ねシートに接触又は離脱可能に配設さ
れると共に、前記重ねシートの先端部と後端部との少な
くとも一方を加圧・加熱処理しないように制御する制御
手段を備えたことを特徴とする。
【0022】この画像記録転写装置では、重ねシートの
前端部や後端部を加圧・加熱しないように加熱・加圧ロ
ーラを離反移動させることで、重ね合わせたシートの前
端部や後端部に非接着部分が形成される。この非接着部
分の存在により、受像シートと記録用紙とが剥離しやす
くなり、画像形成作業をより効率化できる。
前端部や後端部を加圧・加熱しないように加熱・加圧ロ
ーラを離反移動させることで、重ね合わせたシートの前
端部や後端部に非接着部分が形成される。この非接着部
分の存在により、受像シートと記録用紙とが剥離しやす
くなり、画像形成作業をより効率化できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像記録転写
装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明に係る画像記録転写装置の第1実施形
態における概念的な構成図、図2は画像記録部の概念的
な構成を示す構成図、図3は図1の画像記録転写装置に
用いられる色材シート及び受像シートの層構成を示す断
面図、図4は画像記録転写装置による記録工程を概念的
に示す説明図である。
装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明に係る画像記録転写装置の第1実施形
態における概念的な構成図、図2は画像記録部の概念的
な構成を示す構成図、図3は図1の画像記録転写装置に
用いられる色材シート及び受像シートの層構成を示す断
面図、図4は画像記録転写装置による記録工程を概念的
に示す説明図である。
【0024】図1に示す画像記録転写装置100は、印
刷用紙上にフルカラー画像を形成するためのカラー画像
形成装置であり、画像記録部110、記録用紙供給部1
20、及び画像転写部130、並びにこれらを制御する
図示しないコントローラ(制御手段)とを備えている。
画像記録部110は、記録媒体(受像シート、色材シー
ト)が収容された記録媒体供給部10と、記録媒体を保
持して画像形成を行う記録用回転ドラム12と、記録媒
体供給部10から引き出された記録媒体を記録用回転ド
ラム12の外周面に応じた適切な長さでカットするカッ
ター13と、記録用回転ドラム12上に設けられ記録媒
体を固定/固定解除する図示しない記録媒体固定/解除
機構と、記録用回転ドラム12の外周に沿って配置され
るラミネートローラ14と、記録媒体に向けてレーザ光
を画像様に照射する記録ヘッド16と、記録用回転ドラ
ム12から記録媒体を剥離する剥離機構18と、剥離さ
れた記録媒体(ここでは受像シート)の画像形成面に摺
接可能に配設された除電ブラシ20とを備えている。こ
の除電ブラシ20は受像シート除電手段に相当する。
刷用紙上にフルカラー画像を形成するためのカラー画像
形成装置であり、画像記録部110、記録用紙供給部1
20、及び画像転写部130、並びにこれらを制御する
図示しないコントローラ(制御手段)とを備えている。
画像記録部110は、記録媒体(受像シート、色材シー
ト)が収容された記録媒体供給部10と、記録媒体を保
持して画像形成を行う記録用回転ドラム12と、記録媒
体供給部10から引き出された記録媒体を記録用回転ド
ラム12の外周面に応じた適切な長さでカットするカッ
ター13と、記録用回転ドラム12上に設けられ記録媒
体を固定/固定解除する図示しない記録媒体固定/解除
機構と、記録用回転ドラム12の外周に沿って配置され
るラミネートローラ14と、記録媒体に向けてレーザ光
を画像様に照射する記録ヘッド16と、記録用回転ドラ
ム12から記録媒体を剥離する剥離機構18と、剥離さ
れた記録媒体(ここでは受像シート)の画像形成面に摺
接可能に配設された除電ブラシ20とを備えている。こ
の除電ブラシ20は受像シート除電手段に相当する。
【0025】また、記録用紙供給部120は、最終的に
画像が転写記録される記録用紙をストックする給紙スト
ッカ22と、給紙ストッカ22から印刷用紙を1枚ずつ
取り出すピックアップローラ24と、取り出される印刷
用紙の画像形成面に摺接する除電ブラシ26と、少なく
とも画像形成面側のローラが粘着ローラ28であるロー
ラ対29とを備えている。この除電ブラシ26が記録用
紙除電手段に相当し、粘着ローラ28が吸着清掃手段に
相当する。そして、画像転写部130は、記録用紙供給
部120からの印刷用紙と画像記録部110からの受像
シートとを重ね合わせて挿通する加圧・加熱ローラ対3
2と、この加圧・加熱ローラ対32挿通後の印刷用紙と
受像シートとが重なり合った重ねシートを集積する集積
トレー34とを備えている。
画像が転写記録される記録用紙をストックする給紙スト
ッカ22と、給紙ストッカ22から印刷用紙を1枚ずつ
取り出すピックアップローラ24と、取り出される印刷
用紙の画像形成面に摺接する除電ブラシ26と、少なく
とも画像形成面側のローラが粘着ローラ28であるロー
ラ対29とを備えている。この除電ブラシ26が記録用
紙除電手段に相当し、粘着ローラ28が吸着清掃手段に
相当する。そして、画像転写部130は、記録用紙供給
部120からの印刷用紙と画像記録部110からの受像
シートとを重ね合わせて挿通する加圧・加熱ローラ対3
2と、この加圧・加熱ローラ対32挿通後の印刷用紙と
受像シートとが重なり合った重ねシートを集積する集積
トレー34とを備えている。
【0026】画像信号は、本実施形態の画像記録転写装
置100外部の画像読取装置,画像処理装置,DTP機
能を持つワークステーションや、各種の記憶媒体(磁気
テープ,フロッピディスク,ハードディスク,RAMカ
ード等々)によって色空間等のマッチングが行われた
後、SCSIインタフェース等を介して、ディジタル信
号として前述のコントローラに伝送され、必要な処理が
施された後、記録ヘッド16に伝送され、レーザヘッド
のヒートモード露光の制御が行われる。
置100外部の画像読取装置,画像処理装置,DTP機
能を持つワークステーションや、各種の記憶媒体(磁気
テープ,フロッピディスク,ハードディスク,RAMカ
ード等々)によって色空間等のマッチングが行われた
後、SCSIインタフェース等を介して、ディジタル信
号として前述のコントローラに伝送され、必要な処理が
施された後、記録ヘッド16に伝送され、レーザヘッド
のヒートモード露光の制御が行われる。
【0027】なお、上記コントローラは、露光の制御の
みならず、記録ヘッド16の副走査手段による副走査、
及び記録用回転ドラム12の回転主走査の制御を始めと
して、本実施例に係る画像記録転写装置100各部の制
御及び全体シーケンスの制御なども行うものである。
みならず、記録ヘッド16の副走査手段による副走査、
及び記録用回転ドラム12の回転主走査の制御を始めと
して、本実施例に係る画像記録転写装置100各部の制
御及び全体シーケンスの制御なども行うものである。
【0028】次に、本実施形態の画像記録転写装置10
0の具体的な構成を順次説明する。まず、画像記録部1
10を詳細に説明する。図2は、画像記録部110の一
構成例を概念的に示すものである。この画像記録部11
0の記録ヘッド16は、複数のレーザビームを有し、コ
ントローラによって各々のレーザビームを画像データ通
りにオン/オフ変調させると共に、回転軸に対して平行
な方向に移動可能となっている。また、記録用回転ドラ
ム12には、色材シート及び受像シートが外周面に装着
され、回転自在に軸支される。記録ヘッド16は、記録
用回転ドラム12に対して平行移動可能に構成された移
動ステージに搭載されており、この記録ヘッド16の前
記移動は、画像形成の際の副走査方向に相当する。これ
に対し、記録用回転ドラム12の回転方向は主走査方向
に相当する。なお、副走査は、記録ヘッド16を固定側
として記録用回転ドラム12を軸方向に移動させること
で行ってもよい。
0の具体的な構成を順次説明する。まず、画像記録部1
10を詳細に説明する。図2は、画像記録部110の一
構成例を概念的に示すものである。この画像記録部11
0の記録ヘッド16は、複数のレーザビームを有し、コ
ントローラによって各々のレーザビームを画像データ通
りにオン/オフ変調させると共に、回転軸に対して平行
な方向に移動可能となっている。また、記録用回転ドラ
ム12には、色材シート及び受像シートが外周面に装着
され、回転自在に軸支される。記録ヘッド16は、記録
用回転ドラム12に対して平行移動可能に構成された移
動ステージに搭載されており、この記録ヘッド16の前
記移動は、画像形成の際の副走査方向に相当する。これ
に対し、記録用回転ドラム12の回転方向は主走査方向
に相当する。なお、副走査は、記録ヘッド16を固定側
として記録用回転ドラム12を軸方向に移動させること
で行ってもよい。
【0029】記録ヘッド16のレーザ光源としては、ヒ
ートモード露光が可能な高密度エネルギ光を射出できる
ものであればよく、例えば、アルゴンイオンレーザ,ヘ
リウムネオンレーザ,ヘリウムカドミウムレーザ等のガ
スレーザ、YAGレーザ等の固体レーザ,半導体レーザ
等の他に、色素レーザ,エキシマレーザ等を用いること
ができる。本実施例に係る画像記録装置に用いられるレ
ーザ光は、これらのレーザから直接射出された光、もし
くはこれらの射出光を、二次高調波素子を通して半分の
波長に変換した光等を用いることができる。
ートモード露光が可能な高密度エネルギ光を射出できる
ものであればよく、例えば、アルゴンイオンレーザ,ヘ
リウムネオンレーザ,ヘリウムカドミウムレーザ等のガ
スレーザ、YAGレーザ等の固体レーザ,半導体レーザ
等の他に、色素レーザ,エキシマレーザ等を用いること
ができる。本実施例に係る画像記録装置に用いられるレ
ーザ光は、これらのレーザから直接射出された光、もし
くはこれらの射出光を、二次高調波素子を通して半分の
波長に変換した光等を用いることができる。
【0030】実際には、色材シートの感光波長,感度,
必要とされる記録速度などに応じて、上述のレーザの中
から適宜選択されるが、これらの中では、半導体レーザ
が、価格,出力パワー,大きさ,変調のしやすさ等の点
で最も好ましい。画像信号によるレーザ光の変調は、例
えば、アルゴンイオンレーザの場合には外部変調器にビ
ームを通し、また、半導体レーザの場合には、レーザに
注入する電流を信号によリ制御する(直接変調)等、公
知の方法により行われる。
必要とされる記録速度などに応じて、上述のレーザの中
から適宜選択されるが、これらの中では、半導体レーザ
が、価格,出力パワー,大きさ,変調のしやすさ等の点
で最も好ましい。画像信号によるレーザ光の変調は、例
えば、アルゴンイオンレーザの場合には外部変調器にビ
ームを通し、また、半導体レーザの場合には、レーザに
注入する電流を信号によリ制御する(直接変調)等、公
知の方法により行われる。
【0031】色材シートの光熱変換層上で集光されるレ
ーザビームスポットの大きさ及び走査速度は、画像に必
要とされる解像力,記録材料の記録感度等に応じて設定
される。印刷用途の場合、一般に高い解像力が必要であ
り、ビームスポットは小さい方が画質的には好ましい
が、一方で、焦点深度が浅くなり、機械的な制御が困難
になる。また、走査速度が小さすぎると、色材シートの
支持体等への熱伝導による熱損失が大きくなり、エネル
ギ利用の効率が低下すると共に、記録時間が長くなり好
ましくない。そのため、ここでの記録条件としては、例
えば、光熱変換層17上のビーム径が5〜50μm、好
ましくは6〜30μm、走査速度は1m/秒以上、好ま
しくは3m/秒以上としている。
ーザビームスポットの大きさ及び走査速度は、画像に必
要とされる解像力,記録材料の記録感度等に応じて設定
される。印刷用途の場合、一般に高い解像力が必要であ
り、ビームスポットは小さい方が画質的には好ましい
が、一方で、焦点深度が浅くなり、機械的な制御が困難
になる。また、走査速度が小さすぎると、色材シートの
支持体等への熱伝導による熱損失が大きくなり、エネル
ギ利用の効率が低下すると共に、記録時間が長くなり好
ましくない。そのため、ここでの記録条件としては、例
えば、光熱変換層17上のビーム径が5〜50μm、好
ましくは6〜30μm、走査速度は1m/秒以上、好ま
しくは3m/秒以上としている。
【0032】図1に示す記録媒体供給部10は、図示は
省略するが、ロール状の受像シート及び複数の色材シー
ト(例えば、K,C,M,Y)の標準色材シートや印刷
分野で用いられる特色シートなどのロール状感熱材料が
保持されている記録媒体ステーションと、1つの記録媒
体を引出す1対の引出しローラと、この引出しローラに
よって上記記録媒体ステーションから所定の長さに引出
された記録媒体をシート状に切断するカッター13と、
このシート状に切断された記録媒体を挟持搬送する1対
のローラと、このシート状記録媒体を記録用回転ドラム
12上に案内するガイドからなっている。
省略するが、ロール状の受像シート及び複数の色材シー
ト(例えば、K,C,M,Y)の標準色材シートや印刷
分野で用いられる特色シートなどのロール状感熱材料が
保持されている記録媒体ステーションと、1つの記録媒
体を引出す1対の引出しローラと、この引出しローラに
よって上記記録媒体ステーションから所定の長さに引出
された記録媒体をシート状に切断するカッター13と、
このシート状に切断された記録媒体を挟持搬送する1対
のローラと、このシート状記録媒体を記録用回転ドラム
12上に案内するガイドからなっている。
【0033】記録用回転ドラム12には、まず、受像シ
ートが供給されて、記録用回転ドラム12の外周上に吸
着した状態で巻き付けられ、その上に、同様にして記録
媒体供給部10から搬送されてきた色材シートが積層し
て巻き付けられる。この色材シートの受像シート上への
積層は、ヒータを内蔵するラミネートローラ14と、こ
のラミネートローラ14を記録用回転ドラム12の外周
部に押圧する図示しない押圧手段によって行われる。
ートが供給されて、記録用回転ドラム12の外周上に吸
着した状態で巻き付けられ、その上に、同様にして記録
媒体供給部10から搬送されてきた色材シートが積層し
て巻き付けられる。この色材シートの受像シート上への
積層は、ヒータを内蔵するラミネートローラ14と、こ
のラミネートローラ14を記録用回転ドラム12の外周
部に押圧する図示しない押圧手段によって行われる。
【0034】次に、前記記録媒体に相当する色材シート
(熱転写シート)及び受像シートの構成を説明する。受
像シート40は、図3に示すように記録用回転ドラム1
2側から順番に、支持体41、クッション層42、受像
層43で構成されており、また、色材シート45は、レ
ーザ光照射側から順番に、支持体46、光熱変換層4
7、色材層48で構成されている。受像シート40は、
記録用回転ドラム12に装着され、受像シート40の上
側に色材シート45が色材層48を受像シート40側に
向けて重ねられ、色材シート45に受像シート40側の
反対側からレーザ光を照射すると、照射された色材層4
8部分が熱によって受像層43に転写されることとな
る。
(熱転写シート)及び受像シートの構成を説明する。受
像シート40は、図3に示すように記録用回転ドラム1
2側から順番に、支持体41、クッション層42、受像
層43で構成されており、また、色材シート45は、レ
ーザ光照射側から順番に、支持体46、光熱変換層4
7、色材層48で構成されている。受像シート40は、
記録用回転ドラム12に装着され、受像シート40の上
側に色材シート45が色材層48を受像シート40側に
向けて重ねられ、色材シート45に受像シート40側の
反対側からレーザ光を照射すると、照射された色材層4
8部分が熱によって受像層43に転写されることとな
る。
【0035】ここで、支持体46には、PET(ポリエ
チレンテレフタレート)ベース,TAC(トリアセチル
セルロース)ベース,PEN(ポリエチレンナフタレー
ト)ベース等、レーザ光を透過させるものが用いられ
る。また、光熱変換層47には、カーボン,黒色物質,
赤外線吸収色素,特定波長吸収物質等のレーザエネルギ
を効率良く熱に変換するものが用いられる。色材層48
には、K(黒),C(シアン),M(マゼンダ),Y
(イエロー)の各色の色材シートがあり、金,銀,茶,
グレー,グリーン等の色材シートも使用されることがあ
る。受像層43は、転写される色材層を受け止めるもの
である。さらに,クッション層42は、色材層が複数段
に重ねられるときの段差吸収や、ゴミによる段差吸収の
働きを担うものである。
チレンテレフタレート)ベース,TAC(トリアセチル
セルロース)ベース,PEN(ポリエチレンナフタレー
ト)ベース等、レーザ光を透過させるものが用いられ
る。また、光熱変換層47には、カーボン,黒色物質,
赤外線吸収色素,特定波長吸収物質等のレーザエネルギ
を効率良く熱に変換するものが用いられる。色材層48
には、K(黒),C(シアン),M(マゼンダ),Y
(イエロー)の各色の色材シートがあり、金,銀,茶,
グレー,グリーン等の色材シートも使用されることがあ
る。受像層43は、転写される色材層を受け止めるもの
である。さらに,クッション層42は、色材層が複数段
に重ねられるときの段差吸収や、ゴミによる段差吸収の
働きを担うものである。
【0036】なお、画像記録部で使用される記録媒体と
しての受像シート40及び色材シート45のより詳細な
内容については、本出願人の出願に係る特開平4−29
6594号公報,特開平4−327982号公報,特開
平4−327983号公報等に記載されており、また、
このような記録媒体を使用した画像記録装置について
は、特開平6−275183号公報等に詳述されている
ので、必要であればそれらを参照されたい。
しての受像シート40及び色材シート45のより詳細な
内容については、本出願人の出願に係る特開平4−29
6594号公報,特開平4−327982号公報,特開
平4−327983号公報等に記載されており、また、
このような記録媒体を使用した画像記録装置について
は、特開平6−275183号公報等に詳述されている
ので、必要であればそれらを参照されたい。
【0037】次に、前記画像記録転写装置100を用い
てK,C,M,Yの各色データでレーザ記録を行う工程
と、記録後に受像シート40から色材シート45を剥離
させる工程を図4に基づいて順次説明する。但し、転写
処理を行う場合は、レーザ記録工程の前段階に転写工程
が入ることになる。 (1)受像シート40を記録用回転ドラム12に巻き付
ける。 (2)まず、K色工程を実施するため、K色材シート4
5を前記受像シート40の上に巻き付ける。 (3)K色の画像データでレーザ光を照射し記録を行
う。 (4)記録終了後、K色材シート45を受像シート40
から剥離させる(K色工程終了)。
てK,C,M,Yの各色データでレーザ記録を行う工程
と、記録後に受像シート40から色材シート45を剥離
させる工程を図4に基づいて順次説明する。但し、転写
処理を行う場合は、レーザ記録工程の前段階に転写工程
が入ることになる。 (1)受像シート40を記録用回転ドラム12に巻き付
ける。 (2)まず、K色工程を実施するため、K色材シート4
5を前記受像シート40の上に巻き付ける。 (3)K色の画像データでレーザ光を照射し記録を行
う。 (4)記録終了後、K色材シート45を受像シート40
から剥離させる(K色工程終了)。
【0038】(5)次いで、C色工程を実施する。すな
わち、C色材シートを前記受像シート40の上に巻き付
ける。 (6)C色の画像データでレーザ記録を行う。 (7)C色材シートを受像シート40から剥離させる
(C色工程終了)。 (8)さらに、M色工程を実施する。すなわち、M色材
シートを前記受像シート40の上に巻き付ける。 (9)M色の画像データでレーザ記録を行う。 (10)M色材シートを受像シートから剥離させる(M
色工程終了)。
わち、C色材シートを前記受像シート40の上に巻き付
ける。 (6)C色の画像データでレーザ記録を行う。 (7)C色材シートを受像シート40から剥離させる
(C色工程終了)。 (8)さらに、M色工程を実施する。すなわち、M色材
シートを前記受像シート40の上に巻き付ける。 (9)M色の画像データでレーザ記録を行う。 (10)M色材シートを受像シートから剥離させる(M
色工程終了)。
【0039】(11)そして、Y色工程を実施する。す
なわち、Y色材シートを前記受像シート40の上に巻き
付ける。 (12)Y色の画像データでレーザ記録を行う。 (13)最後に、Y色材シートを受像シートから剥離さ
せる(Y色工程終了)。このようにして、受像シート4
0上にK,C,M,Yの4色が適宜積層または積層され
なかったりして、所望のカラー画像が出来上がる。な
お、記録時の密着性向上のためにラミネート処理する場
合は、各色毎にレーザ記録の直前に熱転写シートを加圧
ローラや加熱ローラ等により押圧することで、熱転写シ
ートを受像シートに密着させることができる。なお、加
熱ローラを用いた場合の加熱条件としては、各材料の熱
膨張率などの熱機械的性質により、また、露光レーザス
ポットへの影響等の制約から、130℃以下、好ましく
は100℃以下とするのがよい。
なわち、Y色材シートを前記受像シート40の上に巻き
付ける。 (12)Y色の画像データでレーザ記録を行う。 (13)最後に、Y色材シートを受像シートから剥離さ
せる(Y色工程終了)。このようにして、受像シート4
0上にK,C,M,Yの4色が適宜積層または積層され
なかったりして、所望のカラー画像が出来上がる。な
お、記録時の密着性向上のためにラミネート処理する場
合は、各色毎にレーザ記録の直前に熱転写シートを加圧
ローラや加熱ローラ等により押圧することで、熱転写シ
ートを受像シートに密着させることができる。なお、加
熱ローラを用いた場合の加熱条件としては、各材料の熱
膨張率などの熱機械的性質により、また、露光レーザス
ポットへの影響等の制約から、130℃以下、好ましく
は100℃以下とするのがよい。
【0040】そして、所望の画像が転写された受像シー
トは、図1に示すように記録用回転ドラム12から取り
出されて画像転写部130に向けて搬送される。画像記
録部110と画像転写部130との間の搬送路途中に
は、受像シートの画像形成面側に摺接する除電ブラシ2
0が設けられている。この除電ブラシ20は、受像シー
トが帯電している場合に付着し易くなる塵埃、ゴミ等か
らシート表面を保護するために設けられ、受像シートに
帯電する静電気を除去している。除電ブラシのブラシ材
質としては、例えばステンレス繊維、カーボン繊維、銅
染色アクリル繊維、アモルファス繊維等を好適に用いる
ことができる。この除電ブラシ120により、受像シー
ト上に異物が付着しにくくなり、異物による画像欠陥の
発生を防止することができる。
トは、図1に示すように記録用回転ドラム12から取り
出されて画像転写部130に向けて搬送される。画像記
録部110と画像転写部130との間の搬送路途中に
は、受像シートの画像形成面側に摺接する除電ブラシ2
0が設けられている。この除電ブラシ20は、受像シー
トが帯電している場合に付着し易くなる塵埃、ゴミ等か
らシート表面を保護するために設けられ、受像シートに
帯電する静電気を除去している。除電ブラシのブラシ材
質としては、例えばステンレス繊維、カーボン繊維、銅
染色アクリル繊維、アモルファス繊維等を好適に用いる
ことができる。この除電ブラシ120により、受像シー
ト上に異物が付着しにくくなり、異物による画像欠陥の
発生を防止することができる。
【0041】このようにして画像を形成した受像シート
に、記録用紙供給部120から供給される記録用紙を重
ね合わせて、画像転写部130により受像シート上の画
像を記録用紙に転写する。ここで、記録用紙供給部12
0を詳細に説明する。記録用紙供給部120は、画像転
写面を下側に給紙ストッカ22に収容された印刷用紙を
ピックアップローラ24により1枚ずつ取り出し、印刷
用紙を画像転写部130に搬送する。このとき、搬送の
途中で印刷用紙の画像転写面を除電ブラシ26により除
電処理し、さらにローラ対29の印刷用紙画像転写面側
の粘着ローラ28により、印刷用紙画像転写面に付着し
た塵埃、ゴミ等を吸着清掃することで除去する。この粘
着ローラ28は、例えば中空パイプの周囲に粘着ゴム
(例えば、宮川ローラー(株)製 カーボレスミモザL
T)を装着させたものを用いることができる。このよう
に、除電ブラシ26によって印刷用紙に帯電する静電気
が除去されて新たに異物が付着することが防止され、さ
らに粘着ローラ28によって、粘着ローラ自体の粘着力
により異物が吸着・除去される。なお、除電ブラシ26
は、既に印刷用紙に付着した異物に対しても、これを除
去しやすくする効果がある。
に、記録用紙供給部120から供給される記録用紙を重
ね合わせて、画像転写部130により受像シート上の画
像を記録用紙に転写する。ここで、記録用紙供給部12
0を詳細に説明する。記録用紙供給部120は、画像転
写面を下側に給紙ストッカ22に収容された印刷用紙を
ピックアップローラ24により1枚ずつ取り出し、印刷
用紙を画像転写部130に搬送する。このとき、搬送の
途中で印刷用紙の画像転写面を除電ブラシ26により除
電処理し、さらにローラ対29の印刷用紙画像転写面側
の粘着ローラ28により、印刷用紙画像転写面に付着し
た塵埃、ゴミ等を吸着清掃することで除去する。この粘
着ローラ28は、例えば中空パイプの周囲に粘着ゴム
(例えば、宮川ローラー(株)製 カーボレスミモザL
T)を装着させたものを用いることができる。このよう
に、除電ブラシ26によって印刷用紙に帯電する静電気
が除去されて新たに異物が付着することが防止され、さ
らに粘着ローラ28によって、粘着ローラ自体の粘着力
により異物が吸着・除去される。なお、除電ブラシ26
は、既に印刷用紙に付着した異物に対しても、これを除
去しやすくする効果がある。
【0042】次に、画像転写部130を詳細に説明す
る。画像転写部130は、前述した画像記録部110か
ら搬送されてくる受像シートと、記録用紙供給部120
から搬送されてくる印刷用紙とを重ね合わせ、加圧・加
熱ローラ対32の間に挿通させる。そして、この加圧・
加熱ローラ対32を挿通した後の印刷用紙と受像シート
を集積トレー34に排出する。加圧・加熱ローラ対34
は、一方をヒータの内蔵されたヒートローラ、他方を加
圧用のニップローラとして構成してもよく、双方をヒー
トローラとしてもよい。また、図示した一対のローラ構
成であってもよく、加熱ローラ対と加圧ローラ対との二
段構成であってもよい上記加圧・加熱ローラ対34によ
り、受像シートと印刷用紙とを重ね合わせて転写する際
に、受像シートの画像形成面側と印刷用紙の画像転写面
側は除電ブラシ20,26と粘着ローラ28によって異
物の付着が防止され、また、既に付着した異物が除去さ
れた状態にできるため、図6に示すような異物の存在に
より画像欠陥を生じることが防止され、高画質のカラー
画像を得ることができる。
る。画像転写部130は、前述した画像記録部110か
ら搬送されてくる受像シートと、記録用紙供給部120
から搬送されてくる印刷用紙とを重ね合わせ、加圧・加
熱ローラ対32の間に挿通させる。そして、この加圧・
加熱ローラ対32を挿通した後の印刷用紙と受像シート
を集積トレー34に排出する。加圧・加熱ローラ対34
は、一方をヒータの内蔵されたヒートローラ、他方を加
圧用のニップローラとして構成してもよく、双方をヒー
トローラとしてもよい。また、図示した一対のローラ構
成であってもよく、加熱ローラ対と加圧ローラ対との二
段構成であってもよい上記加圧・加熱ローラ対34によ
り、受像シートと印刷用紙とを重ね合わせて転写する際
に、受像シートの画像形成面側と印刷用紙の画像転写面
側は除電ブラシ20,26と粘着ローラ28によって異
物の付着が防止され、また、既に付着した異物が除去さ
れた状態にできるため、図6に示すような異物の存在に
より画像欠陥を生じることが防止され、高画質のカラー
画像を得ることができる。
【0043】以上、詳細に説明したように、本実施形態
の画像記録転写装置によれば、受像シート及び印刷用紙
に付着した塵埃、ゴミ等の異物を除電ブラシや粘着ロー
ラによって良好に除去することができるので、異物の存
在による画像転写不良が防止され、以て、高品位の画像
を記録・転写することができる。さらに、除電ブラシや
粘着ローラは、その設置数を増やすことにより除塵、ゴ
ミ除去能力をより一層向上できる。なお、粘着ローラを
用いる場合には、その前段に除電ブラシを配置すること
により、相乗的に防塵、ゴミ除去能力が向上する。な
お、上記実施形態においては、レーザ光を用いた記録方
式を一例として掲げているが、これに限らず、サーマル
方式やインクジェット方式等の他の記録方式であっても
よい。また、前述した粘着ローラの代わりに、異物を吸
着除去可能なエア吸引装置等の他の吸着清掃手段であっ
てもよい。
の画像記録転写装置によれば、受像シート及び印刷用紙
に付着した塵埃、ゴミ等の異物を除電ブラシや粘着ロー
ラによって良好に除去することができるので、異物の存
在による画像転写不良が防止され、以て、高品位の画像
を記録・転写することができる。さらに、除電ブラシや
粘着ローラは、その設置数を増やすことにより除塵、ゴ
ミ除去能力をより一層向上できる。なお、粘着ローラを
用いる場合には、その前段に除電ブラシを配置すること
により、相乗的に防塵、ゴミ除去能力が向上する。な
お、上記実施形態においては、レーザ光を用いた記録方
式を一例として掲げているが、これに限らず、サーマル
方式やインクジェット方式等の他の記録方式であっても
よい。また、前述した粘着ローラの代わりに、異物を吸
着除去可能なエア吸引装置等の他の吸着清掃手段であっ
てもよい。
【0044】次に、本発明に係る画像記録転写装置の第
2実施形態を説明する。図5に画像記録転写装置200
の概念的な構成図を示した。図5に示す画像記録転写装
置200は、印刷紙上にフルカラー画像を形成するため
のカラー画像形成装置であり、以下に示すように構成さ
れる。なお、本実施形態においては、第1実施形態の画
像記録転写装置100と同一の機能を有する部材に対し
ては、同一の符号を付している。
2実施形態を説明する。図5に画像記録転写装置200
の概念的な構成図を示した。図5に示す画像記録転写装
置200は、印刷紙上にフルカラー画像を形成するため
のカラー画像形成装置であり、以下に示すように構成さ
れる。なお、本実施形態においては、第1実施形態の画
像記録転写装置100と同一の機能を有する部材に対し
ては、同一の符号を付している。
【0045】即ち、受像シート及び色材シート並びにロ
ール状に巻回された印刷用紙等の記録媒体を収容して必
要に応じてこれらを供給する記録媒体供給部10と、記
録用回転ドラム12と、記録媒体供給部10と記録用回
転ドラム12との間の搬送経路途中に設けられ、記録媒
体を所定の長さに切断するカッター13と、同じく搬送
経路途中に設けられ記録用紙の画像転写面に対して除電
を行う除電ブラシ(記録用紙除電手段)53と、除電ブ
ラシ53の搬送後方に設けられ少なくとも印刷用紙の画
像転写面側のローラが粘着ローラである異物吸着清掃用
の粘着ローラ対(吸着清掃手段)54と、記録ヘッド1
6と、記録用回転ドラム12の外周に沿った位置に配置
され記録用紙と受像紙とを重ね合わせて加圧・加熱する
ヒートローラ(加圧・加熱ローラ)55、及びこのヒー
トローラ55の軸に対して平行に支持された異物吸着清
掃用の粘着ローラ(吸着清掃手段)56がシーソーのよ
うにいずれか一方のローラが選択的に記録用回転ドラム
12に押し当てられる密着ローラ部58と、記録用回転
ドラム12上に記録媒体に至近距離を保って設けられた
除電ブラシ(受像シート除電手段)59と、記録用回転
ドラム12から記録媒体を剥離する剥離爪60と、剥離
後の色材シートを収容する廃棄トレー62と、印刷用紙
と受像シートとが重なり合った重ねシートを集積する集
積トレー34と、記録用回転ドラム12から送られてき
た色材シートと重ねシートとの送り先を切り替えるガイ
ド64と、画像が転写記録されるカット紙状の記録用紙
をストックする給紙ストッカ22と、給紙ストッカ22
から印刷用紙を1枚ずつ取り出すピックアップローラ2
4と、さらに、これらを制御する図示しないコントロー
ラ(制御手段)とを備えて構成される。
ール状に巻回された印刷用紙等の記録媒体を収容して必
要に応じてこれらを供給する記録媒体供給部10と、記
録用回転ドラム12と、記録媒体供給部10と記録用回
転ドラム12との間の搬送経路途中に設けられ、記録媒
体を所定の長さに切断するカッター13と、同じく搬送
経路途中に設けられ記録用紙の画像転写面に対して除電
を行う除電ブラシ(記録用紙除電手段)53と、除電ブ
ラシ53の搬送後方に設けられ少なくとも印刷用紙の画
像転写面側のローラが粘着ローラである異物吸着清掃用
の粘着ローラ対(吸着清掃手段)54と、記録ヘッド1
6と、記録用回転ドラム12の外周に沿った位置に配置
され記録用紙と受像紙とを重ね合わせて加圧・加熱する
ヒートローラ(加圧・加熱ローラ)55、及びこのヒー
トローラ55の軸に対して平行に支持された異物吸着清
掃用の粘着ローラ(吸着清掃手段)56がシーソーのよ
うにいずれか一方のローラが選択的に記録用回転ドラム
12に押し当てられる密着ローラ部58と、記録用回転
ドラム12上に記録媒体に至近距離を保って設けられた
除電ブラシ(受像シート除電手段)59と、記録用回転
ドラム12から記録媒体を剥離する剥離爪60と、剥離
後の色材シートを収容する廃棄トレー62と、印刷用紙
と受像シートとが重なり合った重ねシートを集積する集
積トレー34と、記録用回転ドラム12から送られてき
た色材シートと重ねシートとの送り先を切り替えるガイ
ド64と、画像が転写記録されるカット紙状の記録用紙
をストックする給紙ストッカ22と、給紙ストッカ22
から印刷用紙を1枚ずつ取り出すピックアップローラ2
4と、さらに、これらを制御する図示しないコントロー
ラ(制御手段)とを備えて構成される。
【0046】次に、上記構成の画像記録転写装置200
による画像記録・転写工程を順次説明する。 (1)記録媒体供給部10から受像シートを引き出して
記録用回転ドラム12の外周面に装着する。そして、受
像シートは記録用回転ドラム12の外周長さに応じた長
さにカッター13によりカットされる。 (2)K色の色材シートを記録用回転ドラム12の受像
シート上に巻き付ける。このとき、K色の色材シートは
カッター13により適切な長さにカットされる。 (3)記録用回転ドラム12を高速回転し、記録ヘッド
16を副走査させながらK色の画像データでレーザ記録
を行う。 (4)K色の色材シートを剥離爪60により剥離して廃
棄トレー62に排出する(K色工程終了)。ここで、色
材シートは受像シートよりも数mm〜数cm大きいサイ
ズにしてあり、色材シートの剥離爪60側のエッジ部分
直下に該当する記録用回転ドラム12の表面には、剥離
爪60がもぐり込むための溝が形成されている。色材シ
ートを剥離するには、まず、この溝に剥離爪60を一旦
もぐり込ませた後に持ち上げて、色材シートのエッジ部
分をドラム12表面から持ち上げる。そして、剥離爪6
0を記録用回転ドラム12に接触しない高さまで、色材
シートのエッジ部分を剥離爪60にのせたまま更に持ち
上げ、記録用回転ドラム12を剥離爪60側に向けて回
転する。これにより色材シートのみが受像シートから剥
離される。
による画像記録・転写工程を順次説明する。 (1)記録媒体供給部10から受像シートを引き出して
記録用回転ドラム12の外周面に装着する。そして、受
像シートは記録用回転ドラム12の外周長さに応じた長
さにカッター13によりカットされる。 (2)K色の色材シートを記録用回転ドラム12の受像
シート上に巻き付ける。このとき、K色の色材シートは
カッター13により適切な長さにカットされる。 (3)記録用回転ドラム12を高速回転し、記録ヘッド
16を副走査させながらK色の画像データでレーザ記録
を行う。 (4)K色の色材シートを剥離爪60により剥離して廃
棄トレー62に排出する(K色工程終了)。ここで、色
材シートは受像シートよりも数mm〜数cm大きいサイ
ズにしてあり、色材シートの剥離爪60側のエッジ部分
直下に該当する記録用回転ドラム12の表面には、剥離
爪60がもぐり込むための溝が形成されている。色材シ
ートを剥離するには、まず、この溝に剥離爪60を一旦
もぐり込ませた後に持ち上げて、色材シートのエッジ部
分をドラム12表面から持ち上げる。そして、剥離爪6
0を記録用回転ドラム12に接触しない高さまで、色材
シートのエッジ部分を剥離爪60にのせたまま更に持ち
上げ、記録用回転ドラム12を剥離爪60側に向けて回
転する。これにより色材シートのみが受像シートから剥
離される。
【0047】(5)C色の色材シートを記録用回転ドラ
ム12の受像シート上に巻き付ける。このとき、C色の
色材シートはカッター13により適切な長さにカットさ
れる。 (6)記録用回転ドラム12を高速回転し、記録ヘッド
16を副走査させながらC色の画像データでレーザ記録
を行う。 (7)C色の色材シートを剥離爪60により剥離して廃
棄トレー62に排出する(C色工程終了)。なお、剥離
のメカニズムは(4)と同様である。
ム12の受像シート上に巻き付ける。このとき、C色の
色材シートはカッター13により適切な長さにカットさ
れる。 (6)記録用回転ドラム12を高速回転し、記録ヘッド
16を副走査させながらC色の画像データでレーザ記録
を行う。 (7)C色の色材シートを剥離爪60により剥離して廃
棄トレー62に排出する(C色工程終了)。なお、剥離
のメカニズムは(4)と同様である。
【0048】(8)M色の色材シートを記録用回転ドラ
ム12の受像シート上に巻き付ける。このとき、M色の
色材シートはカッター13により適切な長さにカットさ
れる。 (9)記録用回転ドラム12を高速回転し、記録ヘッド
16を副走査させながらM色の画像データでレーザ記録
を行う。 (10)M色の色材シートを剥離爪60により剥離して
廃棄トレー62に排出する(M色工程終了)。なお、剥
離のメカニズムは(4)と同様である。
ム12の受像シート上に巻き付ける。このとき、M色の
色材シートはカッター13により適切な長さにカットさ
れる。 (9)記録用回転ドラム12を高速回転し、記録ヘッド
16を副走査させながらM色の画像データでレーザ記録
を行う。 (10)M色の色材シートを剥離爪60により剥離して
廃棄トレー62に排出する(M色工程終了)。なお、剥
離のメカニズムは(4)と同様である。
【0049】(11)Y色の色材シートを記録用回転ド
ラム12の受像シート上に巻き付ける。このとき、Y色
の色材シートはカッター13により適切な長さにカット
される。 (12)記録用回転ドラム12を高速回転し、記録ヘッ
ド16を副走査させながらY色の画像データでレーザ記
録を行う。 (13)Y色の色材シートを剥離爪60により剥離して
廃棄トレー62に排出する(Y色工程終了)。なお、剥
離のメカニズムは(4)と同様である。
ラム12の受像シート上に巻き付ける。このとき、Y色
の色材シートはカッター13により適切な長さにカット
される。 (12)記録用回転ドラム12を高速回転し、記録ヘッ
ド16を副走査させながらY色の画像データでレーザ記
録を行う。 (13)Y色の色材シートを剥離爪60により剥離して
廃棄トレー62に排出する(Y色工程終了)。なお、剥
離のメカニズムは(4)と同様である。
【0050】(14)受像シートは、記録用回転ドラム
12の回転に伴ってドラム12上で除電ブラシ59の至
近距離を通過して除電される。 (15)印刷用紙を記録用回転ドラム12の受像シート
上に巻き付ける。このとき、記録媒体供給部10からロ
ール状の印刷用紙を供給する場合には、印刷用紙はカッ
ター13により適切な長さにカットし、給紙ストッカ2
2から印刷用紙を供給する場合にはピックアップローラ
24により給紙ストッカ22の最上層の1枚を引き出し
て、記録用回転ドラム12まで搬送して装着する。この
装着の途中では、除電ブラシ53により印刷用紙の画像
転写面を除電すると共に、粘着ローラ対54により刷用
紙表面の異物を吸着清掃する。さらに、120℃に加熱
したヒートローラ55を記録用回転ドラム12に押し当
てる。このときの巻き付け速度は例えば5mm/sec
とすることができる。 (16)印刷用紙を剥離爪60により剥離して、ガイド
64を印刷用紙排出側に切り替え、剥離された印刷用紙
を集積トレー34に排出する。印刷用紙の剥離メカニズ
ムも(4)の色材シートの剥離メカニズムと同様であ
る。
12の回転に伴ってドラム12上で除電ブラシ59の至
近距離を通過して除電される。 (15)印刷用紙を記録用回転ドラム12の受像シート
上に巻き付ける。このとき、記録媒体供給部10からロ
ール状の印刷用紙を供給する場合には、印刷用紙はカッ
ター13により適切な長さにカットし、給紙ストッカ2
2から印刷用紙を供給する場合にはピックアップローラ
24により給紙ストッカ22の最上層の1枚を引き出し
て、記録用回転ドラム12まで搬送して装着する。この
装着の途中では、除電ブラシ53により印刷用紙の画像
転写面を除電すると共に、粘着ローラ対54により刷用
紙表面の異物を吸着清掃する。さらに、120℃に加熱
したヒートローラ55を記録用回転ドラム12に押し当
てる。このときの巻き付け速度は例えば5mm/sec
とすることができる。 (16)印刷用紙を剥離爪60により剥離して、ガイド
64を印刷用紙排出側に切り替え、剥離された印刷用紙
を集積トレー34に排出する。印刷用紙の剥離メカニズ
ムも(4)の色材シートの剥離メカニズムと同様であ
る。
【0051】以上のように、本実施形態の画像記録転写
装置200によれば、受像シートを記録用回転ドラム1
2上に巻き付けた状態のままで、受像シート上に形成さ
れた画像が記録用紙に転写される。これにより、受像シ
ートを記録用回転ドラム12から取り外すことなく記録
用紙への転写が行えるため、加熱・加圧ローラ対を別途
設けることなく、装置自体をコンパクト化することが可
能となり、また、受像シートの搬送途中で異物が付着す
る機会が減少するために、画質劣化の少ない画像を得る
ことができる。
装置200によれば、受像シートを記録用回転ドラム1
2上に巻き付けた状態のままで、受像シート上に形成さ
れた画像が記録用紙に転写される。これにより、受像シ
ートを記録用回転ドラム12から取り外すことなく記録
用紙への転写が行えるため、加熱・加圧ローラ対を別途
設けることなく、装置自体をコンパクト化することが可
能となり、また、受像シートの搬送途中で異物が付着す
る機会が減少するために、画質劣化の少ない画像を得る
ことができる。
【0052】なお、前述の第1実施形態における加圧・
加熱ローラ対29の一方のローラ、及び第2実施形態に
おける加圧・加熱ローラであるヒートローラ55は、受
像シートと記録用紙とを重ね合わせた重ねシートに接触
又は離脱可能に配設されている。この加圧・加熱ローラ
をコントローラによって、重ねシートの先端部と後端部
との少なくとも一方を加圧・加熱処理しないように制御
してもよい。
加熱ローラ対29の一方のローラ、及び第2実施形態に
おける加圧・加熱ローラであるヒートローラ55は、受
像シートと記録用紙とを重ね合わせた重ねシートに接触
又は離脱可能に配設されている。この加圧・加熱ローラ
をコントローラによって、重ねシートの先端部と後端部
との少なくとも一方を加圧・加熱処理しないように制御
してもよい。
【0053】このように、重ねシートの前端部や後端部
を加圧・加熱しないように加圧・加熱ローラを離反移動
させることで、重ね合わせたシートの前端部や後端部に
非接着部分が形成される。この非接着部分の存在によ
り、受像シートと記録用紙とが剥離しやすくなり、画像
形成作業をより効率化できる。
を加圧・加熱しないように加圧・加熱ローラを離反移動
させることで、重ね合わせたシートの前端部や後端部に
非接着部分が形成される。この非接着部分の存在によ
り、受像シートと記録用紙とが剥離しやすくなり、画像
形成作業をより効率化できる。
【0054】
【発明の効果】本発明の画像記録転写方法及び画像記録
転写装置によれば、画像が記録された受像シートの画像
形成面を除電処理することで、加圧・加熱ローラにより
押圧されるまでの間に画像形成面に塵埃・ゴミ等の異物
が付着することを防止でき、また、記録用紙の画像転写
面を除電処理することで、同様に異物の付着が防止でき
ると共に、既に異物が付着している場合に付着した異物
を除去しやすくできる。さらに、除電処理後の記録用紙
の画像転写面を吸着清掃することで、画像転写面に付着
した異物を確実に除去することができる。以て、画像転
写時に異物による転写不良を生じることが防止され、高
品位な画像を記録・転写することが可能となる。
転写装置によれば、画像が記録された受像シートの画像
形成面を除電処理することで、加圧・加熱ローラにより
押圧されるまでの間に画像形成面に塵埃・ゴミ等の異物
が付着することを防止でき、また、記録用紙の画像転写
面を除電処理することで、同様に異物の付着が防止でき
ると共に、既に異物が付着している場合に付着した異物
を除去しやすくできる。さらに、除電処理後の記録用紙
の画像転写面を吸着清掃することで、画像転写面に付着
した異物を確実に除去することができる。以て、画像転
写時に異物による転写不良を生じることが防止され、高
品位な画像を記録・転写することが可能となる。
【図1】本発明に係る画像記録転写装置の第1実施形態
における概念的な構成図である。
における概念的な構成図である。
【図2】画像記録部の概念的な構成を示す構成図であ
る。
る。
【図3】画像記録転写装置に用いられる色材シート及び
受像シートの層構成を示す断面図である。
受像シートの層構成を示す断面図である。
【図4】画像記録転写装置による記録工程を概念的に示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】本発明に係る画像記録転写装置の第2実施形態
における概念的な構成図である。
における概念的な構成図である。
【図6】従来の画像記録装置と転写装置とが別体として
構成された装置の一例を示す図である。
構成された装置の一例を示す図である。
【図7】画像転写工程において、塵埃・ゴミが存在した
場合に発生する白抜け現象の説明図である。
場合に発生する白抜け現象の説明図である。
12 記録用回転ドラム 20、53 除電ブラシ(記録用紙除電手段) 26、59 除電ブラシ(受像シート除電手段) 28、54 粘着ローラ(吸着清掃手段) 32 加圧・加熱ローラ対 55 ヒートローラ 100、200 画像記録転写装置 110 画像記録部 120 記録用紙供給部 130 画像転写部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AQ04 AQ05 AR01 AS02 CM03 CM13 CP03 3E095 AA01 AA12 BA10 CA02 CA10 DA03 DA24 DA42 DA59 DA65 DA67 DA69 DA74 DA77 DA82 DA85 DA90 FA23 3F101 AB03 AB07 LA01 LB03
Claims (8)
- 【請求項1】 色材シートと受像シートとを重ね合わせ
た記録媒体に対し、入力された画像データに基づいて熱
エネルギーを印加して前記記録媒体に画像を記録した
後、前記色材シート剥離後の画像の形成された受像シー
トと、該画像を転写するための記録用紙とを重ね合わせ
て加圧・加熱ローラ対の間に挿通させ、前記受像シート
に形成された画像を記録用紙に転写する画像記録転写方
法において、 前記受像シートを前記加圧・加熱ローラ対まで搬送する
途中に該受像シートの画像形成面を除電処理する一方、 前記記録用紙を前記加圧・加熱ローラ対まで搬送する途
中に該記録用紙の画像転写面を除電処理した後、前記転
写面を吸着清掃することを特徴とする画像記録転写方
法。 - 【請求項2】 記録用回転ドラムの外周面に色材シート
と受像シートとを重ね合わせた記録媒体を装着し、入力
された画像データに基づいて熱エネルギーを印加して前
記記録媒体に画像を記録した後、前記色材シート剥離後
の画像の形成された受像シートと、該画像を転写するた
めの記録用紙とを前記記録用回転ドラム上で重ね合わ
せ、該重ね合わせた記録用紙及び受像シートに加圧・加
熱ローラを押し当てることにより、前記受像シートに形
成された画像を記録用紙に転写する画像記録転写方法に
おいて、 前記受像シートを前記記録用回転ドラムに装着する際に
該受像シートの画像形成面を除電処理する一方、 前記記録用紙を前記記録用回転ドラムまで搬送する途中
に該記録用紙の画像転写面を除電処理した後、前記転写
面を吸着清掃することを特徴とする画像記録転写方法。 - 【請求項3】 色材シートと受像シートとを重ね合わせ
た記録媒体に対し、入力された画像データに基づいて熱
エネルギーを印加して前記記録媒体に画像を記録した
後、前記色材シート剥離後の画像の形成された受像シー
トと、該画像を転写するための記録用紙とを重ね合わせ
て加圧・加熱ローラ対の間に挿通させ、前記受像シート
に形成された画像を記録用紙に転写する画像記録転写装
置において、 前記受像シートの前記加圧・加熱ローラ対までの搬送路
途中に設けられ該受像シートの画像形成面を除電する受
像シート除電手段と、 前記記録用紙の前記加圧・加熱ローラ対までの搬送路途
中に設けられ該記録用紙の画像転写面を除電する記録用
紙除電手段と、 前記記録用紙除電手段の後段に設けられ前記記録用紙の
画像転写面を吸着処理する吸着清掃手段とを備えたこと
を特徴とする画像記録転写装置。 - 【請求項4】 記録用回転ドラムの外周面に色材シート
と受像シートとを重ね合わせた記録媒体を装着し、入力
された画像データに基づいて熱エネルギーを印加して前
記記録媒体に画像を記録した後、前記色材シート剥離後
の画像の形成された受像シートと、該画像を転写するた
めの記録用紙とを前記記録用回転ドラム上で重ね合わ
せ、該重ね合わせた記録用紙及び受像シートに加圧・加
熱ローラを押し当てることにより、前記受像シートに形
成された画像を記録用紙に転写する画像記録転写装置に
おいて、 前記記録用回転ドラムの外周面に近接する位置に設けら
れ前記受像シートの画像形成面を除電する受像シート除
電手段と、 前記記録用回転ドラムまでの前記記録用紙の搬送路途中
に設けられ該記録用紙の画像転写面を除電する記録用紙
除電手段と、 前記記録用紙除電手段の後段に設けられ前記記録用紙の
画像転写面を吸着処理する吸着清掃手段とを備えたこと
を特徴とする画像記録転写装置。 - 【請求項5】 前記受像シート除電手段は、前記受像シ
ートの画像形成面に摺接する除電ブラシであることを特
徴とする請求項3又は請求項4記載の画像記録転写装
置。 - 【請求項6】 前記記録用紙除電手段は、前記記録用紙
の画像転写面に摺接する除電ブラシであることを特徴と
する請求項3〜請求項5のいずれか1項記載の画像記録
転写装置。 - 【請求項7】 前記吸着清掃手段は、前記記録用紙の画
像転写面を吸着して清掃する粘着ローラであることを特
徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1項記載の画像
記録転写装置。 - 【請求項8】 前記加圧・加熱ローラは、前記受像シー
トと前記記録用紙とを重ね合わせた重ねシートに接触又
は離脱可能に配設されると共に、前記重ねシートの先端
部と後端部との少なくとも一方を加圧・加熱処理しない
ように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求
項3〜請求項7のいずれか1項記載の画像記録転写装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000167506A JP2001341378A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 画像記録転写方法及び画像記録転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000167506A JP2001341378A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 画像記録転写方法及び画像記録転写装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001341378A true JP2001341378A (ja) | 2001-12-11 |
Family
ID=18670655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000167506A Pending JP2001341378A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 画像記録転写方法及び画像記録転写装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001341378A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2413946A (en) * | 2004-04-23 | 2005-11-16 | Ken L Joyner | Lifting images, marks etc from whiteboards and the like |
JP2006259618A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像記録体の作製方法およびその作製装置 |
JP2012106769A (ja) * | 2010-11-18 | 2012-06-07 | Kirin Brewery Co Ltd | ラベル貼付装置及びラベル貼付方法 |
KR101193947B1 (ko) | 2011-06-23 | 2012-10-24 | 장한봉 | 쓰레기봉투용 홀로그램 스티커 부착장치 |
JP2014051054A (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-20 | Toshiba Corp | 中間転写媒体及び偽変造防止媒体作成装置 |
-
2000
- 2000-06-05 JP JP2000167506A patent/JP2001341378A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2413946A (en) * | 2004-04-23 | 2005-11-16 | Ken L Joyner | Lifting images, marks etc from whiteboards and the like |
US7244327B2 (en) | 2004-04-23 | 2007-07-17 | Kenny Lamont Joyner | Method and apparatus for substantially lifting erasable marked images from a marking surface or the like |
JP2006259618A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像記録体の作製方法およびその作製装置 |
JP4710369B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2011-06-29 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像記録体の作製方法およびその作製装置 |
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