JP4262423B2 - 画像記録方法及び画像記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録対象に所望の画像を記録する画像記録方法及び画像記録装置に関し、特に、高濃度の画像を高解像度で記録する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ブラック(K)、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)の色材層を有する転写シートを、受像層を有する受像シートに順次重ね合わせ、レーザ露光により各転写シートの色材層を画像様に受像シートの受像層へ転写し、最終的に受像シート上に転写形成された潜像を所望の印刷用紙に転写するカラー画像の記録方法が知られている。このようなカラー画像の記録方法においては、記録対象として上質紙やコート紙等の印刷用紙が用いられている。
ところで、通常の印刷用インクを用いて上記した従来の記録方法で記録を行った場合、Kを例に挙げれば、その濃度は光の反射濃度が1.8程度(透過濃度で0.9程度)あれば十分であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の記録方法を用いて他の記録対象物に対して同様に記録を行おうとする場合、印刷用紙に記録する場合とは異なり、印刷濃度不足が問題となることがある。これは特に、液晶ディスプレイ等のブラックマトリクスの形成や、カラーフィルタの製造等に適用する場合に生ずる。
液層ディスプレイのブラックマトリクスは、各表示画素間の光の洩れを遮断してコントラストを高めるためのストライプ状の遮光体であり、また、カラーフィルタは、例えば透明基板上に所望の光学機能層を形成して透過波長域を制御するものであり、通常はフォトリソグラフィ等の手法により形成される。
【0004】
このような記録対象においては、特にKに対しては、光の透過濃度が3.0程度要求されている。従って、上記した従来の記録方法では十分な濃度を確保することができなかった。
そこで、転写シートの色材層の膜厚を厚くすれば濃度が上がることが想定できるが、反面、色材層の膜厚を厚くすることで色材層のシートからの最小剥離サイズが増大してしまい、形成される画像の解像度が低下するという新たな問題を招いた。例えば表4に示すように、上記の記録方法では、解像力は膜厚の3乗に略比例し、透過濃度は膜厚に比例することが確認されている。
【0005】
【表1】
【0006】
従って、本来、色材層の膜厚0.50μmで解像度5.0μmを達成していたものが、2倍の膜厚、即ち、1.00μmの膜厚とした場合には、解像度が40μmまで低下してしまい、事実上使用不可能となった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、解像力を低下させずに高濃度の記録を行うことのできる画像記録方法及び画像記録装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の画像記録方法は、転写シートのトナー層と受像シートの受像層とを重ね合わせた記録媒体を主走査方向に移動すると共に、前記記録媒体上に配列された複数のレーザ光スポットを前記主走査方向に直交する副走査方向に移動させながら前記記録媒体へ露光することで、前記記録媒体に所望の画像を記録する画像記録方法において、前記転写シートに対する記録工程が、該転写シートへの露光終了後に転写シートを入れ替えて同一画像を再度記録することを複数回繰り返し行うものであることを特徴とする。
【0008】
この画像記録方法では、転写シートを入れ替えて同一画像を複数回重ねて記録することで、記録解像度の低下しない転写シートのトナー層の膜厚を維持しつつ、この膜厚での記録を繰り返し行うことで目標記録濃度を得ることができる。従って、一度に厚いトナー層で記録した場合に生じる解像度の低下を抑えながら、高解像度で且つ高濃度の画像を得ることができる。これにより、ブラックマトリクスやカラーフィルタとしての使用に耐えうる高濃度のパターンが高精度に形成可能になる。
【0009】
また、本発明の画像記録方法は、複数の異なる色の前記転写シートを用いて前記記録媒体に所望の画像を記録する画像記録方法であって、少なくともいずれかの色の前記転写シートを記録部へ供給して前記受像シートと重ね合わせる転写シート供給工程と、所望の画像情報に基づき前記記録部の記録媒体に露光する露光工程と、前記記録部から露光済みの転写シートを排出する転写シート排出工程を有し、前記転写シート供給工程と、前記露光工程と、前記転写シート排出工程とを、複数回、同一色で実施することを特徴とする。
【0010】
この画像記録方法では、記録部に予め供給されている受像シートに対し、同一色の異なる転写シートの転写シート供給工程、露光工程、転写シート排出工程が複数回繰り返される。従って、既存の供給、記録、排出機構を利用して、同一色の異なる転写シートを用いた同一画像の記録を、所望の複数回容易に行うことができる。また、一度記録に使用した露光済みの転写シートは排出され、次の記録には同一色の新たな転写シートが供給されるので、常に抜けのない完全な画像でのトナー層を確実に積層させることができる。
【0011】
また、本発明の画像記録方法は、一回の露光で得られる標準記録濃度が目標記録濃度より小さい場合に、繰り返し記録することで累積される記録濃度が前記目標記録濃度以上となる最小の繰り返し記録回数で、前記同一色の画像の記録を繰り返し行うことを特徴とする。
【0012】
この画像記録方法では、標準記録濃度での記録を繰り返し行うことで、記録濃度が累積的に積算され、最終的にその累積記録濃度が目標記録濃度を上回ったときに記録が終了される。従って、標準記録濃度の記録を繰り返しながら、目標記録濃度より大きい累積記録濃度が最小の繰り返し記録回数で得られる。
【0013】
また、本発明の画像記録方法は、一回の露光で得られる標準記録濃度が目標記録濃度より小さい場合に、前記目標記録濃度を整数で除した分割記録濃度が、前記標準記録濃度より小さく且つ最大となる前記整数を求め、前記分割記録濃度による記録を前記整数回繰り返し行うことを特徴とする。
【0014】
この画像記録方法では、目標記録濃度を整数で除した分割記録濃度が、標準記録濃度より小さく且つ最大となるように、その整数が求められる。即ち、その分割記録濃度で、求めた整数回分記録を繰り返せば、目標記録濃度に略一致する記録濃度が得られることになる。従って、常に、複数回の記録終了時の累積記録濃度が目標記録濃度と略一致し、余分な記録が行われず経済的となる。
【0015】
また、本発明の画像記録方法は、一回の露光で得られる標準記録濃度が目標記録濃度より小さい場合に、前記目標記録濃度を、整数で除した分割記録濃度が前記標準記録濃度より大きく且つ最小となる前記整数を許容される最大繰り返し記録回数とし、前記分割記録濃度による記録を、前記最大繰り返し記録回数分繰り返し行うことを特徴とする。
【0016】
この画像記録方法では、目標記録濃度を、許容される最大繰り返し記録回数で除した分割記録濃度による記録を、その最大繰り返し記録回数分繰り返し行うことで、目標記録濃度に達するまでの繰り返し回数が少なくなり、生産性が高められる。
【0017】
また、本発明の画像記録装置は、転写シートのトナー層と受像シートの受像層とを重ね合わせた記録媒体を主走査方向に移動すると共に、前記記録媒体上に配列された複数のレーザ光スポットを前記主走査方向に直交する副走査方向に移動させながら前記記録媒体へ露光することで、前記記録媒体に所望の画像を記録する画像記録装置において、上記記載の画像記録方法に基づいて前記転写シートの露光を制御する制御部を備えたことを特徴とする。
【0018】
この画像記録装置では、転写シートを入れ替えて同一画像を複数回重ねて記録制御することで、記録解像度の低下しない転写シートのトナー層の膜厚を維持しつつ、この膜厚での記録を繰り返し行うことで目標記録濃度を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像記録方法及び画像記録装置の好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る画像記録装置の構成図、図2は記録部の拡大斜視図、図3は本発明に係る画像記録方法に使用される受像シートと転写シートの断面図、図4は記録工程を概念的に示す説明図である。
【0020】
図1に示すように、画像記録装置1は、受像シート供給部100と、転写シート供給部200と、記録部300と、排出部400とを備える。
画像記録装置1において、受像シート供給部100は、記録部300に対して受像シートを供給する。本実施の形態において、この受像シートは、例えば液晶表示装置の表示側透明基板となる。転写シート供給部200は、複数の種類の転写シートを供給することが可能であり、記録部300に対して複数の種類の転写シートの中から1種類の転写シートを選択的に供給することができる。記録部300においては、記録媒体固定部材であるドラム310に巻き付けられた受像シートの上に、さらに転写シートが重ねて巻き付けられる。そして、図2に示すように、受像シート上に転写シートが重ねられた記録媒体に対して、記録したい画像情報に基づいてレーザ露光を行う。レーザ露光により加熱された部分の転写シートのトナー(色材層)が接着性劣化、溶融或いは昇華により受像シートに付着して転写されることによって、受像シート上に像が形成される。さらに、同一の受像シートに対して、異なる複数色(例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)の転写シートのトナーが付着することによって、受像シート上にカラー画像を形成することができる。これは、後述するように、受像シートをドラム310に巻き付けたまま、露光済みの転写シートを別色の転写シートに順次交換してレーザ露光することによって達成される。この画像が形成された受像シートは、排出部400を経由して排出され、本画像記録装置から取り出される。
【0021】
以上が画像記録装置1の概略である。
次に、受像シート供給部100、転写シート供給部200、記録部300、排出部400のそれぞれについて順次説明する。
【0022】
受像シート供給部100は受像シートロール130を有している。受像シートロール130は芯に受像シート140が巻回されたものである。受像シート140は、図3に示すように、支持層140a、クッション層140b、及び受像層140cを有し、この順で積層されている。支持層140aとしては、PET(ポリエチレンテレフタレート)ベース、TAC(トリアセチルセルロース)ベース、PEN(ポリエチレンナフタレート)ベース等を用いることができる。受像層140cは、転写されるトナーを受けとめる働きを有する。クッション層140bは、トナーが複数重ねられたりするときに、段差を吸収する働きを有する。なお、受像シートロール130は、受像層140cが支持層140aに対して外側になるように巻回されている。
【0023】
受像シート供給部100は、さらに、受像シート搬送部150を有している。受像シート搬送部150は、モータ(図示なし)と、駆動伝達用のベルト又はチェーン(図示なし)と、搬送用ローラ154,155と、支持ガイド156と、受像シート切断部160とを有している。このような駆動機構によって受像シート140を記録部300の方へ送出、或いは記録部300から戻したりすることができる。
【0024】
受像シートロール130の先端部は、搬送用ローラ154に挟まれた状態で、モータ等の駆動機構によって引き出される。これによって、受像シートロール130が回転して受像シート140が繰り出されていく。受像シート140はさらに搬送用ローラ155に挟まれ、支持ガイド156に案内されて搬送される。
【0025】
このようにして受像シート搬送部150によって搬送された受像シート140は、受像シート切断部160によって所定の長さに切断される。受像シート140は、受像シート長の測定結果に基づいて、その搬送が停止された後、カッタによって所定の長さに切断される。
以上のようにして、受像シート供給部100は、受像シートロール130の一部を繰り出し切断して、所定の長さの受像シート140を記録部300に供給する。
【0026】
次に、転写シート供給部200について説明する。
転写シート供給部200は回転ラック210を有している。この回転ラック210は後述するように回転軸213を中心に回転駆動される。また、回転ラック210には、複数(図では6個)の転写シートロール230が収容されており、回転軸213を中心にして放射状に配置されている。
各転写シートロール230は、芯とそれに巻回される転写シート240とを有している。各々の転写シートロール230は各芯を中心に回転自在に保持されている。
【0027】
各転写シート240は、図3に示すように、支持層240a、光熱変換層240b、及びトナー層240cを有し、この順で積層されている。支持層240aは、レーザ光が透過するものであれば一般的な支持体材料(例えば上記した支持層140aと同じ支持体材料)から任意なものを選択できる。光熱変換層240bは、レーザエネルギを熱に変換する働きを有する。光熱変換層240bは、カーボン、黒色物質、赤外吸収色素、特定波長吸収物質等、光エネルギを熱エネルギに変換する物質であれば一般的な光熱変換材料から任意なものを選択できる。トナー層240cとしては、例えば、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)各色のトナーシートが用意される。
【0028】
なお、転写シートロール230は、トナー層240cが支持層240aに対して外側になるように巻回されている。後述するように、トナー層240cはトナーインクを有しており、このトナーインクがレーザ露光により受像シートに転写される。
【0029】
図1では、6つの転写シートロール230が回転ラック210内に収容されている場合が示されている。この6種類の転写シートとしては、例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色の転写シートと、2色(例えば金色、銀色等)の特色を加えた組み合わせや、ブラック、レッド、グリーン、ブルーの4色の転写シートと2色(例えば金色、銀色等)の特色を加えた組み合わせのものを用いることができる。
【0030】
回転ラック210は、さらに、これらの複数の転写シートロール230のそれぞれに対応して、転写シート繰出し機構250を有しており、この転写シート繰出し機構250はフィードローラ254と支持ガイド256とから成っている。フィードローラ254はローラ254a,254bを有している。ローラ254aは、ギア機構によってモータと接続されて駆動される。ローラ254bは、ローラ254aの回転とは逆向きに回転することによって、転写シート240を搬送する。転写シート240は、ローラ254a,254bによって挟持され、送り出されたり或いは逆に戻されたりすることが可能である。この転写シート240の搬送に伴って、転写シートロール230は回転する。
【0031】
このような構造を有する転写シート繰出し機構250によって、転写シート240が記録部300に対して供給される。転写シート240は、後述の転写シート搬送部270において、所定長さに切断されて記録部300に対して供給される。複数の転写シートロール230を収容する回転ラック210は、所望の種類の転写シート240を転写シート搬送部270に対して選択的に供給することができるようになっている。
【0032】
転写シート供給部200の転写シート搬送部270は、搬送用ローラ274、275と、ガイド276と、転写シート切断部280とを有している。ローラ274及び275は、駆動伝達用のベルト又はチェーンによってモータに接続されて駆動され、転写シート240を搬送する。
【0033】
このような駆動機構によって、転写シート240を記録部300の方へ送出したり、或いは逆に戻したりすることができる。また、このようにして搬送された転写シート240は、転写シート切断部280によって所定の長さに切断され、記録部300へと供給される。
【0034】
次に、記録部300について説明する。
記録部300はドラム310を有する。図2に示すように、ドラム310は円筒形状を有しており、フレーム320に回転自在に保持されている。本画像記録装置1においては、このドラム310の回転方向が主走査方向となる。ドラム310はモータの回転軸に連結されてモータによって回転駆動される。ドラム310の表面には複数の孔部が形成されている。この孔部は図示しないブロアや真空ポンプ等の吸引装置に接続されている。
前述の受像シート140及び転写シート240をドラム310上に載置して吸引装置を作動させると、これらのシートはドラム310に吸着される。
【0035】
また、ドラム310は複数の溝部(図示なし)を有しており、この複数の溝部はドラム310の回転軸と平行に、且つ一直線上に設けられている。また、ドラム310の上方において、複数の剥離爪(図示なし)がドラム310の回転軸と平行に、且つ一直線上に設けられている。
【0036】
記録部300は記録ヘッド350を有する。記録ヘッド350はレーザ光Lbを出射することができる。このレーザ光Lbが照射された位置の転写シート240のトナーインクは、受像シート140の表面に転写される。また、記録ヘッド350は、図示しない駆動機構によって、ガイドレール322に沿ってドラム310の回転軸に平行な方向に直線的に移動することができる。本画像記録装置1においては、この移動方向が副走査方向となる。従って、ドラム310の回転運動と記録ヘッド350の直線移動との組合せによって、受像シート140を覆う転写シート240上の所望の位置をレーザ露光することが可能である。よって、描画用のレーザ光Lbで転写シート240上を走査して、画像情報に基づいて対応する位置のみをレーザ露光することで、所望の画像、例えば、ブラックマトリクスやカラーフィルタ等のパターンを受像シート140に転写することができる。
【0037】
次に、受像シート140及び転写シート240のドラム310への巻き付け動作について説明する。
ドラム310へは、受像シート140及び転写シート240の2種類のシートが巻き付けられる。ドラム310には、先ず、受像シート供給部100によって供給される受像シート140が巻き付けられる。上記したように、ドラム310の表面には複数の孔部(図示なし)が形成され、受像シート140は吸引装置(図示なし)によって吸引されるので、これによって、受像シート140はドラム310の回転に伴って、ドラム310に吸着されながら巻き付けられる。
【0038】
次に、転写シート供給部200から供給される1枚の転写シート240が、受像シート140の上に巻き付けられる。受像シート140及び転写シート240の2種類のシートはその大きさが互いに異なっており、転写シート240の方が縦方向及び横方向のいずれの方向にも受像シート140よりも大きくなっている。従って、転写シート240は、ドラム310の回転に伴って受像シート140よりも大きい部分によってドラム310に吸着されながら巻き付けられる。
【0039】
ドラム310に巻き付けられた受像シート140及び転写シート240は、転写シート240のトナー層240cが、受像シート140の受像層140cの上に接触して存在している。このような位置関係を有するトナー層240cのトナーインクは、前述したように、記録ヘッド350によってレーザ露光されて受像シート140に転写される。転写動作が終了した転写シート240は、ドラム310から剥離される。
【0040】
次に、この剥離動作について説明する。
先ず、ドラム310を剥離のための所定の位置まで回転させる。そして、前述の剥離爪の先端部の位置をドラム310に接触しない待機位置からドラム310に接触する位置へと移動する。この移動の際には、剥離爪の先端部が転写シート240の上には接触しないようにする。そして、ドラム310の回転に伴い、剥離爪はドラム310上をドラム310の表面に沿って周方向に相対的に移動する。このとき、剥離爪の先端部は、ドラム表面に設けた溝部に入り、転写シート240の下側に潜り込み、ドラム310の表面を相対的に移動することで、転写シート240が剥離爪の上面に移動してドラム310から剥離される。以上の動作によって剥離された転写シート240は、さらに後述の排出部400を経由して装置外部へと排出される。
【0041】
次に、ドラム310に巻き付けられたままの受像シート140の上に、同一色又は別の色の異なる転写シート240が上述した手順で巻き付けられる。そして、上述の動作によって、レーザ露光によって受像シート140に転写シート240のトナーインクがさらに転写された後、転写シート240を剥離して排出する。
本実施の形態による記録方法では、同様の動作が、少なくともいずれかの色で、複数回、同一色で実施される。
最後に、このようにして複数の種類のトナーインクが転写された受像シート140が剥離される。受像シート140の剥離は、転写シート240の剥離と同様にして行われる。このようにして剥離された受像シート140は、排出部400へと排出されていく。
【0042】
次に、排出部400について説明する。
排出部400は、シート共通搬送部410と、転写シート排出部440と、受像シート排出部450とを有する。
シート共通搬送部410は、搬送用ローラ414,415,416と、支持ガイド418,419とを有している。また、シート共通搬送部410は、さらに、可動ガイド部を有しており、これは図示しないガイドプレートと、駆動機構とからなり、ガイドプレートは、駆動機構によって、後述する2つの位置の間を移動することができる。
【0043】
転写シート排出部440は、処理済みの転写シート240を転写シート回収箱540に排出するためのものである。
受像シート排出部450は、受像シート排出口451と、ローラ454,455と、ガイド458とを有する。画像が転写された受像シート140は、受像シート排出部450を経由して、トレー550に排出される。
このような機構を有する排出部400は、受像シート140の排出と転写シート240の排出とを次のような動作で行う。
【0044】
先ず、転写シート240の排出について説明する。
記録部300においてレーザ露光され不要となった転写シート240は、ドラム310から剥離される。剥離された転写シート240は、支持ガイド418,419によって支持されつつ、搬送用ローラ414,415,416によって挟持されて送り出される。
【0045】
次に、受像シート140の排出について説明する。
受像シート140は、記録部300でトナーインクが転写されて処理が行われた後、ドラム310から剥離され、支持ガイド418,419によって支持されつつ、搬送用ローラ414,415,416によって挟持され、送り出される。
【0046】
受像シート140は、搬送用ローラ414、415、416によって搬送されて、一旦、装置の外部へと排出される。ただし、受像シート140は、その全てが外部へ排出されるのではなく、受像シート140の後端部がガイドプレート419上に存在し搬送用ローラ416に挟持されている状態において、モータによる駆動を一旦停止し、そして、モータを逆回転することによって、受像シート140を受像シート排出口451方向に引き戻す。即ち「スイッチバック」動作を行う。上記駆動停止のタイミングは検出センサの信号を用いて決定される。検出センサは受像シート140の後端が検出センサの位置を通過したことを検出し、その後、受像シート140が搬送されて所定の位置にまで達した時点でモータの駆動を停止する。
【0047】
ガイドプレート419は、図示しない駆動機構によって可動部が駆動される。そして、停止していたモータが逆回転することによって、各搬送用ローラ416、454、455等を逆向きに駆動する。この逆回転によって、受像シート140は引き戻される。そして、受像シート140は、さらにガイド458に支持されつつ、搬送用ローラ454、455によって搬送されて、トレー550へと送り出される。
【0048】
上記の動作は制御部(図示なし)によって制御される。
制御部は、受像シート供給部100、転写シート供給部200、記録部300、排出部400等を制御する。制御部は、上記各部において、モータ等を有する駆動部を制御し、特に記録部300においては、吸引装置等のエア部や、画像データを処理する画像処理部等をさらに制御する。
【0049】
上記のような画像記録装置によって、所望の画像を受像シート140上に形成することが可能である。以下では、ブラック(K)、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の4色を用いてブラックマトリクス及びカラーフィルター画像を形成する場合について動作手順を説明する。
【0050】
図4に示すように、先ずステップ1において、受像シート供給部100は、受像シート140をドラム310に対して供給する。受像シート140は、外巻きの受像シートロール130の一部が繰出されて切断されることによって提供され、ドラム310に巻き付けられる。
【0051】
次にステップ2において、転写シート供給部200は、ブラックの(K)転写シート240をドラム310に対して供給する。
転写シート供給部200の回転ラック210が回転することによって、ブラックの転写シートロール230が転写シート搬送路270に対向する位置に移動される。転写シート240は、外巻きの転写シートロール230の一部が繰出されて切断されることによって提供され、ドラム310に巻き付けられる。この時、転写シートロール230から繰り出されている転写シート240の先端は回転ラック210外部のカッタ280近傍にある。この際、転写シート240を供給した後、転写シート繰出し機構250は、フィードローラ254を逆転駆動させて転写シートロール230の先端部を回転ラック210の外周部よりも内側に格納することができる。ただし、この場合でもフィードローラ254は、その先端部を挟持している。
【0052】
次のステップ3では、加熱・加圧して転写シート240をラミネートする。このラミネート工程は、省略される場合もある。
次のステップ4では、予め与えられた画像データに基づいて、受像シート140上に画像が潜像形成される。ここで、与えられた画像データは、各色ごとの画像にさらに色分解されており、レーザ露光は、色分解された各色ごとの画像データに基づいて行われる。色分解後の各色別画像データに基づいて、記録ヘッド350は、描画用のレーザ光スポットLbを転写シート240に対して照射する。すると、受像シート140に転写シート240のトナーインクが転写され、受像シート140上に像が形成される。
【0053】
そしてステップ5において、(K)転写シート240のみがドラム310から剥離される。ドラム310から剥離された転写シート240は、排出部400を経由して転写シート回収箱540に排出される。
【0054】
ここで、全ての色の転写シート240に対して、転写が終了したかどうかを判断する。そして、別の種類の転写シート240の供給が必要な場合は、上記のステップ2〜5までの処理を繰り返す。つまり、他のレッド、グリーン、ブルーの各色の転写シート240について、ステップ6〜17までの各動作が繰り返される。その結果、4色の転写シートのトナーインクKRGBが1枚の受像シート140に転写され、受像シート140上にブラックストライプ及びカラーフィルタのパターンが形成される。
【0055】
本実施の形態による画像記録方法では、少なくともいずれかの色の転写シート240を用いる記録工程で、転写シート240を記録部300へ供給して受像シート140と重ね合わせる転写シート供給工程と、所望の画像を記録部300の記録媒体に露光する露光工程と、記録部300から転写シート240のみを排出する転写シート排出工程とのそれぞれを、複数回、同一色で実施する。即ち、同一色の異なる転写シート240を用いて同一画像を複数回重ねて記録する。
【0056】
より具体的には、一回の記録で得ることのできる標準記録濃度Hが目標記録濃度Tより小さいときに、累積記録濃度Zが目標記録濃度Tより大きくなるように標準記録濃度Hの記録を最小の整数回(n回)繰り返し行う。例えば表1に示すように、例えばブラック(K)の場合、標準記録濃度Hが0.9、目標記録濃度Tが3.0であると、4回の記録を行った場合の累積記録濃度Zが3.6となる。即ち、繰り返し記録数nが4のときに、累積記録濃度Zが目標記録濃度Tより大きくなり、且つ目標記録濃度Tとの差が最小となる。以下同様にして、R,G,B,C,M,Y毎の繰り返し記録回数が求められる。
【0057】
【表2】
【0058】
このように、標準記録濃度Hでの記録を複数回行うことで、記録の度ごとに濃度が累積的に積算され、最終的にその累積記録濃度Zが目標記録濃度Tを上回ったときに、記録が終了される。従って、標準記録濃度Hの記録を繰り返しながら、目標記録濃度Tより大きい累積記録濃度Zが最小の繰り返し記録回数n=4で得られることになる。
【0059】
また、この他の記録方法として、繰り返し記録後に目標記録濃度Tに略一致する濃度を得る方法がある。具体的には、一回の記録で得ることのできる標準記録濃度Hが目標記録濃度Tより小さいときに、目標記録濃度Tを記録回数nで除した分割記録濃度Sが、標準記録濃度Hより小さく且つ最大となるように記録回数nを設定し、1回の記録でこの分割記録濃度Sを得るようにする。なお、分割記録濃度Sは転写シートのトナー層厚みを調整することで得る。
この場合は、所定の記録回数nの記録を完了すると、目標記録濃度T略丁度の記録濃度が得られることになる。即ち、表2に示すように、例えばブラック(K)の場合、目標記録濃度Tが3.0であると、繰り返し記録回数4で除した分割記録濃度Sが0.75となり、この分割記録濃度Sが標準記録濃度Hの0.9より小さく、且つ他の記録回数に設定した場合よりも大きくなる。従って、この分割記録濃度Sで4回の記録を行うことで、累積記録濃度Zが目標記録濃度Tと一致する。以下同様にして、R,G,B,C,M,Y毎の繰り返し記録回数が求められる。
【0060】
【表3】
【0061】
このように、目標記録濃度Tを繰り返し記録回数nで除した分割記録濃度Sが、標準記録濃度Hより小さく且つ最大となるように、記録回数nを求めることで、その分割記録濃度Sで、その記録回数nの記録を繰り返せば、目標記録濃度Tに略一致する濃度が得られることになる。従って、常に複数回の記録終了時の累積記録濃度Zが目標記録濃度Tに略一致し、余分な記録が行われず経済的となる。
【0062】
さらに他の記録方法としては、極力少ない繰り返し記録回数で目標記録濃度を得る方法がある。具体的には、一回の記録で得ることのできる標準記録濃度Hが目標記録濃度Tより小さいときに、目標記録濃度Tを許容される最大繰り返し記録回数nで除した分割記録濃度Sに設定し(転写シートのトナー層厚みを調整)、この分割記録濃度Sでn回の記録を行う。なお、最大繰り返し記録回数は、生産性を考慮して2回までに設定することが望ましい。
即ち、表3に示すように、例えばブラック(K)の場合、目標記録濃度Tが3.0であると、最大繰り返し記録回数n=2で除した分割記録濃度Sが1.50となり、この分割記録濃度Sは標準記録濃度Hより大きい。従って、この分割記録濃度Sで2回の記録を行うことで、累積記録濃度Zが目標記録濃度Tと略一致する。以下同様にして、R,G,B,C,M,Y毎の分割記録濃度Sが求められる。
【0063】
【表4】
【0064】
このように、目標記録濃度Tを最大繰り返し記録回数nで除した値を分割記録濃度Sとして設定することで、一回の記録で得られる分割記録濃度Sが標準記録濃度Hより大きくなるので、目標記録濃度Tに達するまでの繰り返し回数が少なくなり、生産性を高めることができる。
【0065】
以上のようにして、記録処理が終了すると、最後の転写シート240に対するレーザ露光が終了したことが判断される。
そして、受像シート140が、ドラム310から剥離される。剥離された受像シート140は、排出部400を経由してスイッチバック動作を伴って、トレー550に排出される。これにより、可撓性を有する表示側透明基板である受像シート140への画像形成が完了する。
【0066】
なお、上記した実施の形態においては、アウタードラム形式の記録媒体固定部材を一例として示したが、本発明に係る画像記録方法は、記録媒体固定部材として、主走査方向に移動可能となった平面テーブル式のものを用いてもよい。このような構成の記録媒体固定部材を用いれば、例えば液晶表示装置の表示側透明基板が可撓性を有さないガラス基板であっても、上記と同様な記録を行うことができる。
【0067】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る画像記録方法及び画像記録装置によれば、同一色の異なる転写シートを用いて同一画像を複数回重ねて記録するので、解像度の低下しない膜厚での記録を積層させて、一度に厚いトナー層で記録した場合に生じる解像度の低下を抑え、高解像度で且つ高濃度の画像を得ることができる。この結果、ブラックマトリクスやカラーフィルタとしての使用に耐えうる高濃度のパターンを高精度に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の構成図である。
【図2】記録部の拡大斜視図である。
【図3】本発明に係る画像記録方法に使用される受像シートと転写シートの断面図である。
【図4】記録工程を概念的に示す説明図である。
【符号の説明】
140 受像シート
140c 受像層
240 転写シート
240c トナー層
300 記録部
350 記録ヘッド
H 標準記録濃度
S 分割記録濃度
T 目標記録濃度
Z 累積記録濃度
n 繰り返し記録回数
Claims (5)
- 転写シートのトナー層と所望の印刷用紙に転写されるための潜像が形成される受像シートの受像層とを重ね合わせた記録媒体を主走査方向に移動すると共に、前記記録媒体上に配列された複数のレーザ光スポットを前記主走査方向に直交する副走査方向に移動させながら前記記録媒体へ露光することで、前記記録媒体に所望の画像を記録する画像記録方法であって、複数の異なる色の前記転写シートを用いて前記記録媒体に所望の画像を記録するとき、少なくともいずれかの色の前記転写シートを記録部へ供給して前記受像シートと重ね合わせる転写シート供給工程と、所望の画像情報に基づき前記記録部の記録媒体に露光する露光工程と、前記記録部から露光済みの転写シートを排出する転写シート排出工程を有し、前記転写シート供給工程と、前記露光工程と、前記転写シート排出工程とを、複数回、同一色で実施することを特徴とする画像記録方法。
- 一回の露光で得られる標準記録濃度が目標記録濃度より小さい場合に、繰り返し記録することで累積される記録濃度が前記目標記録濃度以上となる最小の繰り返し記録回数で、前記同一色の画像の記録を繰り返し行うことを特徴とする請求項1記載の画像記録方法。
- 一回の露光で得られる標準記録濃度が目標記録濃度より小さい場合に、前記目標記録濃度を整数で除した分割記録濃度が、前記標準記録濃度より小さく且つ最大となる前記整数を求め、前記分割記録濃度による記録を前記整数回繰り返し行うことを特徴とする請求項1記載の画像記録方法。
- 一回の露光で得られる標準記録濃度が目標記録濃度より小さい場合に、前記目標記録濃度を、整数で除した分割記録濃度が前記標準記録濃度より大きく且つ最小となる前記整数を許容される最大繰り返し記録回数とし、前記分割記録濃度による記録を、前記最大繰り返し記録回数分繰り返し行うことを特徴とする請求項1記載の画像記録方法。
- 転写シートのトナー層と所望の印刷用紙に転写されるための潜像が形成される受像シートの受像層とを重ね合わせた記録媒体を主走査方向に移動すると共に、前記記録媒体上に配列された複数のレーザ光スポットを前記主走査方向に直交する副走査方向に移動させながら前記記録媒体へ露光することで、前記記録媒体に所望の画像を記録する画像記録装置において、請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の画像記録方法に基づいて前記転写シートの露光を制御する制御部を備えたことを特徴とする画像記録装置。
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