JP2003011401A - 画像記録方法及び画像記録装置 - Google Patents

画像記録方法及び画像記録装置

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JP2003011401A JP2001202251A JP2001202251A JP2003011401A JP 2003011401 A JP2003011401 A JP 2003011401A JP 2001202251 A JP2001202251 A JP 2001202251A JP 2001202251 A JP2001202251 A JP 2001202251A JP 2003011401 A JP2003011401 A JP 2003011401A
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/34Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the powder image is formed directly on the recording material, e.g. by using a liquid toner
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2217/00Details of electrographic processes using patterns other than charge patterns
    • G03G2217/0091Process comprising image exposure at the developing area

Abstract

(57)【要約】 【課題】 解像力を低下させずに高濃度の記録を行うこ
とのできる画像記録方法及び画像記録装置を得る。 【解決手段】 転写シート240のトナー層と受像シー
ト140の受像層とを重ね合わせた記録媒体を主走査方
向に移動すると共に、記録媒体上に配列された複数のレ
ーザ光スポットを主走査方向に直交する副走査方向に移
動させながら記録媒体へ露光することで、記録媒体に所
望の画像を記録する際に、転写シート240に対する記
録工程を、転写シート240への露光終了後に転写シー
ト240を入れ替え、同一画像を再度記録することを複
数回繰り返し行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録対象に所望の
画像を記録する画像記録方法及び画像記録装置に関し、
特に、高濃度の画像を高解像度で記録する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ブラック(K)、シアン(C)、マゼン
ダ(M)、イエロー(Y)の色材層を有する転写シート
を、受像層を有する受像シートに順次重ね合わせ、レー
ザ露光により各転写シートの色材層を画像様に受像シー
トの受像層へ転写し、最終的に受像シート上に転写形成
された潜像を所望の印刷用紙に転写するカラー画像の記
録方法が知られている。このようなカラー画像の記録方
法においては、記録対象として上質紙やコート紙等の印
刷用紙が用いられている。ところで、通常の印刷用イン
クを用いて上記した従来の記録方法で記録を行った場
合、Kを例に挙げれば、その濃度は光の反射濃度が1.
8程度(透過濃度で0.9程度)あれば十分であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の記
録方法を用いて他の記録対象物に対して同様に記録を行
おうとする場合、印刷用紙に記録する場合とは異なり、
印刷濃度不足が問題となることがある。これは特に、液
晶ディスプレイ等のブラックマトリクスの形成や、カラ
ーフィルタの製造等に適用する場合に生ずる。液層ディ
スプレイのブラックマトリクスは、各表示画素間の光の
洩れを遮断してコントラストを高めるためのストライプ
状の遮光体であり、また、カラーフィルタは、例えば透
明基板上に所望の光学機能層を形成して透過波長域を制
御するものであり、通常はフォトリソグラフィ等の手法
により形成される。
【0004】このような記録対象においては、特にKに
対しては、光の透過濃度が3.0程度要求されている。
従って、上記した従来の記録方法では十分な濃度を確保
することができなかった。そこで、転写シートの色材層
の膜厚を厚くすれば濃度が上がることが想定できるが、
反面、色材層の膜厚を厚くすることで色材層のシートか
らの最小剥離サイズが増大してしまい、形成される画像
の解像度が低下するという新たな問題を招いた。例えば
表4に示すように、上記の記録方法では、解像力は膜厚
の3乗に略比例し、透過濃度は膜厚に比例することが確
認されている。
【0005】
【表1】
【0006】従って、本来、色材層の膜厚0.50μm
で解像度5.0μmを達成していたものが、2倍の膜
厚、即ち、1.00μmの膜厚とした場合には、解像度
が40μmまで低下してしまい、事実上使用不可能とな
った。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、解像
力を低下させずに高濃度の記録を行うことのできる画像
記録方法及び画像記録装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る請求項1記載の画像記録方法は、転写シ
ートのトナー層と受像シートの受像層とを重ね合わせた
記録媒体を主走査方向に移動すると共に、前記記録媒体
上に配列された複数のレーザ光スポットを前記主走査方
向に直交する副走査方向に移動させながら前記記録媒体
へ露光することで、前記記録媒体に所望の画像を記録す
る画像記録方法において、前記転写シートに対する記録
工程が、該転写シートへの露光終了後に転写シートを入
れ替えて同一画像を再度記録することを複数回繰り返し
行うものであることを特徴とする。
【0008】この画像記録方法では、転写シートを入れ
替えて同一画像を複数回重ねて記録することで、記録解
像度の低下しない転写シートのトナー層の膜厚を維持し
つつ、この膜厚での記録を繰り返し行うことで目標記録
濃度を得ることができる。従って、一度に厚いトナー層
で記録した場合に生じる解像度の低下を抑えながら、高
解像度で且つ高濃度の画像を得ることができる。これに
より、ブラックマトリクスやカラーフィルタとしての使
用に耐えうる高濃度のパターンが高精度に形成可能にな
る。
【0009】請求項2記載の画像記録方法は、複数の異
なる色の前記転写シートを用いて前記記録媒体に所望の
画像を記録する画像記録方法であって、少なくともいず
れかの色の前記転写シートを記録部へ供給して前記受像
シートと重ね合わせる転写シート供給工程と、所望の画
像情報に基づき前記記録部の記録媒体に露光する露光工
程と、前記記録部から露光済みの転写シートを排出する
転写シート排出工程を有し、前記転写シート供給工程
と、前記露光工程と、前記転写シート排出工程とを、複
数回、同一色で実施することを特徴とする。
【0010】この画像記録方法では、記録部に予め供給
されている受像シートに対し、同一色の異なる転写シー
トの転写シート供給工程、露光工程、転写シート排出工
程が複数回繰り返される。従って、既存の供給、記録、
排出機構を利用して、同一色の異なる転写シートを用い
た同一画像の記録を、所望の複数回容易に行うことがで
きる。また、一度記録に使用した露光済みの転写シート
は排出され、次の記録には同一色の新たな転写シートが
供給されるので、常に抜けのない完全な画像でのトナー
層を確実に積層させることができる。
【0011】請求項3記載の画像記録方法は、一回の露
光で得られる標準記録濃度が目標記録濃度より小さい場
合に、繰り返し記録することで累積される記録濃度が前
記目標記録濃度以上となる最小の繰り返し記録回数で、
前記同一色の画像の記録を繰り返し行うことを特徴とす
る。
【0012】この画像記録方法では、標準記録濃度での
記録を繰り返し行うことで、記録濃度が累積的に積算さ
れ、最終的にその累積記録濃度が目標記録濃度を上回っ
たときに記録が終了される。従って、標準記録濃度の記
録を繰り返しながら、目標記録濃度より大きい累積記録
濃度が最小の繰り返し記録回数で得られる。
【0013】請求項4記載の画像記録方法は、一回の露
光で得られる標準記録濃度が目標記録濃度より小さい場
合に、前記目標記録濃度を整数で除した分割記録濃度
が、前記標準記録濃度より小さく且つ最大となる前記整
数を求め、前記分割記録濃度による記録を前記整数回繰
り返し行うことを特徴とする。
【0014】この画像記録方法では、目標記録濃度を整
数で除した分割記録濃度が、標準記録濃度より小さく且
つ最大となるように、その整数が求められる。即ち、そ
の分割記録濃度で、求めた整数回分記録を繰り返せば、
目標記録濃度に略一致する記録濃度が得られることにな
る。従って、常に、複数回の記録終了時の累積記録濃度
が目標記録濃度と略一致し、余分な記録が行われず経済
的となる。
【0015】請求項5記載の画像記録方法は、一回の露
光で得られる標準記録濃度が目標記録濃度より小さい場
合に、前記目標記録濃度を、許容される最大繰り返し記
録回数で除した分割記録濃度による記録を、前記最大繰
り返し記録回数分繰り返し行うことを特徴とする。
【0016】この画像記録方法では、目標記録濃度を、
許容される最大繰り返し記録回数で除した分割記録濃度
による記録を、その最大繰り返し記録回数分繰り返し行
うことで、目標記録濃度に達するまでの繰り返し回数が
少なくなり、生産性が高められる。
【0017】請求項6記載の画像記録装置は、転写シー
トのトナー層と受像シートの受像層とを重ね合わせた記
録媒体を主走査方向に移動すると共に、前記記録媒体上
に配列された複数のレーザ光スポットを前記主走査方向
に直交する副走査方向に移動させながら前記記録媒体へ
露光することで、前記記録媒体に所望の画像を記録する
画像記録装置において、請求項1〜請求項5のいずれか
1項記載の画像記録方法に基づいて前記転写シートの露
光を制御する制御部を備えたことを特徴とする。
【0018】この画像記録装置では、転写シートを入れ
替えて同一画像を複数回重ねて記録制御することで、記
録解像度の低下しない転写シートのトナー層の膜厚を維
持しつつ、この膜厚での記録を繰り返し行うことで目標
記録濃度を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像記録方法
及び画像記録装置の好適な実施の形態について図面を参
照して詳細に説明する。図1は本発明に係る画像記録装
置の構成図、図2は記録部の拡大斜視図、図3は本発明
に係る画像記録方法に使用される受像シートと転写シー
トの断面図、図4は記録工程を概念的に示す説明図であ
る。
【0020】図1に示すように、画像記録装置1は、受
像シート供給部100と、転写シート供給部200と、
記録部300と、排出部400とを備える。画像記録装
置1において、受像シート供給部100は、記録部30
0に対して受像シートを供給する。本実施の形態におい
て、この受像シートは、例えば液晶表示装置の表示側透
明基板となる。転写シート供給部200は、複数の種類
の転写シートを供給することが可能であり、記録部30
0に対して複数の種類の転写シートの中から1種類の転
写シートを選択的に供給することができる。記録部30
0においては、記録媒体固定部材であるドラム310に
巻き付けられた受像シートの上に、さらに転写シートが
重ねて巻き付けられる。そして、図2に示すように、受
像シート上に転写シートが重ねられた記録媒体に対し
て、記録したい画像情報に基づいてレーザ露光を行う。
レーザ露光により加熱された部分の転写シートのトナー
(色材層)が接着性劣化、溶融或いは昇華により受像シ
ートに付着して転写されることによって、受像シート上
に像が形成される。さらに、同一の受像シートに対し
て、異なる複数色(例えば、ブラック、シアン、マゼン
タ、イエロー)の転写シートのトナーが付着することに
よって、受像シート上にカラー画像を形成することがで
きる。これは、後述するように、受像シートをドラム3
10に巻き付けたまま、露光済みの転写シートを別色の
転写シートに順次交換してレーザ露光することによって
達成される。この画像が形成された受像シートは、排出
部400を経由して排出され、本画像記録装置から取り
出される。
【0021】以上が画像記録装置1の概略である。次
に、受像シート供給部100、転写シート供給部20
0、記録部300、排出部400のそれぞれについて順
次説明する。
【0022】受像シート供給部100は受像シートロー
ル130を有している。受像シートロール130は芯に
受像シート140が巻回されたものである。受像シート
140は、図3に示すように、支持層140a、クッシ
ョン層140b、及び受像層140cを有し、この順で
積層されている。支持層140aとしては、PET(ポ
リエチレンテレフタレート)ベース、TAC(トリアセ
チルセルロース)ベース、PEN(ポリエチレンナフタ
レート)ベース等を用いることができる。受像層140
cは、転写されるトナーを受けとめる働きを有する。ク
ッション層140bは、トナーが複数重ねられたりする
ときに、段差を吸収する働きを有する。なお、受像シー
トロール130は、受像層140cが支持層140aに
対して外側になるように巻回されている。
【0023】受像シート供給部100は、さらに、受像
シート搬送部150を有している。受像シート搬送部1
50は、モータ(図示なし)と、駆動伝達用のベルト又
はチェーン(図示なし)と、搬送用ローラ154,15
5と、支持ガイド156と、受像シート切断部160と
を有している。このような駆動機構によって受像シート
140を記録部300の方へ送出、或いは記録部300
から戻したりすることができる。
【0024】受像シートロール130の先端部は、搬送
用ローラ154に挟まれた状態で、モータ等の駆動機構
によって引き出される。これによって、受像シートロー
ル130が回転して受像シート140が繰り出されてい
く。受像シート140はさらに搬送用ローラ155に挟
まれ、支持ガイド156に案内されて搬送される。
【0025】このようにして受像シート搬送部150に
よって搬送された受像シート140は、受像シート切断
部160によって所定の長さに切断される。受像シート
140は、受像シート長の測定結果に基づいて、その搬
送が停止された後、カッタによって所定の長さに切断さ
れる。以上のようにして、受像シート供給部100は、
受像シートロール130の一部を繰り出し切断して、所
定の長さの受像シート140を記録部300に供給す
る。
【0026】次に、転写シート供給部200について説
明する。転写シート供給部200は回転ラック210を
有している。この回転ラック210は後述するように回
転軸213を中心に回転駆動される。また、回転ラック
210には、複数(図では6個)の転写シートロール2
30が収容されており、回転軸213を中心にして放射
状に配置されている。各転写シートロール230は、芯
とそれに巻回される転写シート240とを有している。
各々の転写シートロール230は各芯を中心に回転自在
に保持されている。
【0027】各転写シート240は、図3に示すよう
に、支持層240a、光熱変換層240b、及びトナー
層240cを有し、この順で積層されている。支持層2
40aは、レーザ光が透過するものであれば一般的な支
持体材料(例えば上記した支持層140aと同じ支持体
材料)から任意なものを選択できる。光熱変換層240
bは、レーザエネルギを熱に変換する働きを有する。光
熱変換層240bは、カーボン、黒色物質、赤外吸収色
素、特定波長吸収物質等、光エネルギを熱エネルギに変
換する物質であれば一般的な光熱変換材料から任意なも
のを選択できる。トナー層240cとしては、例えば、
ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエ
ロー(Y)各色のトナーシートが用意される。
【0028】なお、転写シートロール230は、トナー
層240cが支持層240aに対して外側になるように
巻回されている。後述するように、トナー層240cは
トナーインクを有しており、このトナーインクがレーザ
露光により受像シートに転写される。
【0029】図1では、6つの転写シートロール230
が回転ラック210内に収容されている場合が示されて
いる。この6種類の転写シートとしては、例えば、ブラ
ック、シアン、マゼンタ、イエローの4色の転写シート
と、2色(例えば金色、銀色等)の特色を加えた組み合
わせや、ブラック、レッド、グリーン、ブルーの4色の
転写シートと2色(例えば金色、銀色等)の特色を加え
た組み合わせのものを用いることができる。
【0030】回転ラック210は、さらに、これらの複
数の転写シートロール230のそれぞれに対応して、転
写シート繰出し機構250を有しており、この転写シー
ト繰出し機構250はフィードローラ254と支持ガイ
ド256とから成っている。フィードローラ254はロ
ーラ254a,254bを有している。ローラ254a
は、ギア機構によってモータと接続されて駆動される。
ローラ254bは、ローラ254aの回転とは逆向きに
回転することによって、転写シート240を搬送する。
転写シート240は、ローラ254a,254bによっ
て挟持され、送り出されたり或いは逆に戻されたりする
ことが可能である。この転写シート240の搬送に伴っ
て、転写シートロール230は回転する。
【0031】このような構造を有する転写シート繰出し
機構250によって、転写シート240が記録部300
に対して供給される。転写シート240は、後述の転写
シート搬送部270において、所定長さに切断されて記
録部300に対して供給される。複数の転写シートロー
ル230を収容する回転ラック210は、所望の種類の
転写シート240を転写シート搬送部270に対して選
択的に供給することができるようになっている。
【0032】転写シート供給部200の転写シート搬送
部270は、搬送用ローラ274、275と、ガイド2
76と、転写シート切断部280とを有している。ロー
ラ274及び275は、駆動伝達用のベルト又はチェー
ンによってモータに接続されて駆動され、転写シート2
40を搬送する。
【0033】このような駆動機構によって、転写シート
240を記録部300の方へ送出したり、或いは逆に戻
したりすることができる。また、このようにして搬送さ
れた転写シート240は、転写シート切断部280によ
って所定の長さに切断され、記録部300へと供給され
る。
【0034】次に、記録部300について説明する。記
録部300はドラム310を有する。図2に示すよう
に、ドラム310は円筒形状を有しており、フレーム3
20に回転自在に保持されている。本画像記録装置1に
おいては、このドラム310の回転方向が主走査方向と
なる。ドラム310はモータの回転軸に連結されてモー
タによって回転駆動される。ドラム310の表面には複
数の孔部が形成されている。この孔部は図示しないブロ
アや真空ポンプ等の吸引装置に接続されている。前述の
受像シート140及び転写シート240をドラム310
上に載置して吸引装置を作動させると、これらのシート
はドラム310に吸着される。
【0035】また、ドラム310は複数の溝部(図示な
し)を有しており、この複数の溝部はドラム310の回
転軸と平行に、且つ一直線上に設けられている。また、
ドラム310の上方において、複数の剥離爪(図示な
し)がドラム310の回転軸と平行に、且つ一直線上に
設けられている。
【0036】記録部300は記録ヘッド350を有す
る。記録ヘッド350はレーザ光Lbを出射することが
できる。このレーザ光Lbが照射された位置の転写シー
ト240のトナーインクは、受像シート140の表面に
転写される。また、記録ヘッド350は、図示しない駆
動機構によって、ガイドレール322に沿ってドラム3
10の回転軸に平行な方向に直線的に移動することがで
きる。本画像記録装置1においては、この移動方向が副
走査方向となる。従って、ドラム310の回転運動と記
録ヘッド350の直線移動との組合せによって、受像シ
ート140を覆う転写シート240上の所望の位置をレ
ーザ露光することが可能である。よって、描画用のレー
ザ光Lbで転写シート240上を走査して、画像情報に
基づいて対応する位置のみをレーザ露光することで、所
望の画像、例えば、ブラックマトリクスやカラーフィル
タ等のパターンを受像シート140に転写することがで
きる。
【0037】次に、受像シート140及び転写シート2
40のドラム310への巻き付け動作について説明す
る。ドラム310へは、受像シート140及び転写シー
ト240の2種類のシートが巻き付けられる。ドラム3
10には、先ず、受像シート供給部100によって供給
される受像シート140が巻き付けられる。上記したよ
うに、ドラム310の表面には複数の孔部(図示なし)
が形成され、受像シート140は吸引装置(図示なし)
によって吸引されるので、これによって、受像シート1
40はドラム310の回転に伴って、ドラム310に吸
着されながら巻き付けられる。
【0038】次に、転写シート供給部200から供給さ
れる1枚の転写シート240が、受像シート140の上
に巻き付けられる。受像シート140及び転写シート2
40の2種類のシートはその大きさが互いに異なってお
り、転写シート240の方が縦方向及び横方向のいずれ
の方向にも受像シート140よりも大きくなっている。
従って、転写シート240は、ドラム310の回転に伴
って受像シート140よりも大きい部分によってドラム
310に吸着されながら巻き付けられる。
【0039】ドラム310に巻き付けられた受像シート
140及び転写シート240は、転写シート240のト
ナー層240cが、受像シート140の受像層140c
の上に接触して存在している。このような位置関係を有
するトナー層240cのトナーインクは、前述したよう
に、記録ヘッド350によってレーザ露光されて受像シ
ート140に転写される。転写動作が終了した転写シー
ト240は、ドラム310から剥離される。
【0040】次に、この剥離動作について説明する。先
ず、ドラム310を剥離のための所定の位置まで回転さ
せる。そして、前述の剥離爪の先端部の位置をドラム3
10に接触しない待機位置からドラム310に接触する
位置へと移動する。この移動の際には、剥離爪の先端部
が転写シート240の上には接触しないようにする。そ
して、ドラム310の回転に伴い、剥離爪はドラム31
0上をドラム310の表面に沿って周方向に相対的に移
動する。このとき、剥離爪の先端部は、ドラム表面に設
けた溝部に入り、転写シート240の下側に潜り込み、
ドラム310の表面を相対的に移動することで、転写シ
ート240が剥離爪の上面に移動してドラム310から
剥離される。以上の動作によって剥離された転写シート
240は、さらに後述の排出部400を経由して装置外
部へと排出される。
【0041】次に、ドラム310に巻き付けられたまま
の受像シート140の上に、同一色又は別の色の異なる
転写シート240が上述した手順で巻き付けられる。そ
して、上述の動作によって、レーザ露光によって受像シ
ート140に転写シート240のトナーインクがさらに
転写された後、転写シート240を剥離して排出する。
本実施の形態による記録方法では、同様の動作が、少な
くともいずれかの色で、複数回、同一色で実施される。
最後に、このようにして複数の種類のトナーインクが転
写された受像シート140が剥離される。受像シート1
40の剥離は、転写シート240の剥離と同様にして行
われる。このようにして剥離された受像シート140
は、排出部400へと排出されていく。
【0042】次に、排出部400について説明する。排
出部400は、シート共通搬送部410と、転写シート
排出部440と、受像シート排出部450とを有する。
シート共通搬送部410は、搬送用ローラ414,41
5,416と、支持ガイド418,419とを有してい
る。また、シート共通搬送部410は、さらに、可動ガ
イド部を有しており、これは図示しないガイドプレート
と、駆動機構とからなり、ガイドプレートは、駆動機構
によって、後述する2つの位置の間を移動することがで
きる。
【0043】転写シート排出部440は、処理済みの転
写シート240を転写シート回収箱540に排出するた
めのものである。受像シート排出部450は、受像シー
ト排出口451と、ローラ454,455と、ガイド4
58とを有する。画像が転写された受像シート140
は、受像シート排出部450を経由して、トレー550
に排出される。このような機構を有する排出部400
は、受像シート140の排出と転写シート240の排出
とを次のような動作で行う。
【0044】先ず、転写シート240の排出について説
明する。記録部300においてレーザ露光され不要とな
った転写シート240は、ドラム310から剥離され
る。剥離された転写シート240は、支持ガイド41
8,419によって支持されつつ、搬送用ローラ41
4,415,416によって挟持されて送り出される。
【0045】次に、受像シート140の排出について説
明する。受像シート140は、記録部300でトナーイ
ンクが転写されて処理が行われた後、ドラム310から
剥離され、支持ガイド418,419によって支持され
つつ、搬送用ローラ414,415,416によって挟
持され、送り出される。
【0046】受像シート140は、搬送用ローラ41
4、415、416によって搬送されて、一旦、装置の
外部へと排出される。ただし、受像シート140は、そ
の全てが外部へ排出されるのではなく、受像シート14
0の後端部がガイドプレート419上に存在し搬送用ロ
ーラ416に挟持されている状態において、モータによ
る駆動を一旦停止し、そして、モータを逆回転すること
によって、受像シート140を受像シート排出口451
方向に引き戻す。即ち「スイッチバック」動作を行う。
上記駆動停止のタイミングは検出センサの信号を用いて
決定される。検出センサは受像シート140の後端が検
出センサの位置を通過したことを検出し、その後、受像
シート140が搬送されて所定の位置にまで達した時点
でモータの駆動を停止する。
【0047】ガイドプレート419は、図示しない駆動
機構によって可動部が駆動される。そして、停止してい
たモータが逆回転することによって、各搬送用ローラ4
16、454、455等を逆向きに駆動する。この逆回
転によって、受像シート140は引き戻される。そし
て、受像シート140は、さらにガイド458に支持さ
れつつ、搬送用ローラ454、455によって搬送され
て、トレー550へと送り出される。
【0048】上記の動作は制御部(図示なし)によって
制御される。制御部は、受像シート供給部100、転写
シート供給部200、記録部300、排出部400等を
制御する。制御部は、上記各部において、モータ等を有
する駆動部を制御し、特に記録部300においては、吸
引装置等のエア部や、画像データを処理する画像処理部
等をさらに制御する。
【0049】上記のような画像記録装置によって、所望
の画像を受像シート140上に形成することが可能であ
る。以下では、ブラック(K)、レッド(R)、グリー
ン(G)、ブルー(B)の4色を用いてブラックマトリ
クス及びカラーフィルター画像を形成する場合について
動作手順を説明する。
【0050】図4に示すように、先ずステップ1におい
て、受像シート供給部100は、受像シート140をド
ラム310に対して供給する。受像シート140は、外
巻きの受像シートロール130の一部が繰出されて切断
されることによって提供され、ドラム310に巻き付け
られる。
【0051】次にステップ2において、転写シート供給
部200は、ブラックの(K)転写シート240をドラ
ム310に対して供給する。転写シート供給部200の
回転ラック210が回転することによって、ブラックの
転写シートロール230が転写シート搬送路270に対
向する位置に移動される。転写シート240は、外巻き
の転写シートロール230の一部が繰出されて切断され
ることによって提供され、ドラム310に巻き付けられ
る。この時、転写シートロール230から繰り出されて
いる転写シート240の先端は回転ラック210外部の
カッタ280近傍にある。この際、転写シート240を
供給した後、転写シート繰出し機構250は、フィード
ローラ254を逆転駆動させて転写シートロール230
の先端部を回転ラック210の外周部よりも内側に格納
することができる。ただし、この場合でもフィードロー
ラ254は、その先端部を挟持している。
【0052】次のステップ3では、加熱・加圧して転写
シート240をラミネートする。このラミネート工程
は、省略される場合もある。次のステップ4では、予め
与えられた画像データに基づいて、受像シート140上
に画像が潜像形成される。ここで、与えられた画像デー
タは、各色ごとの画像にさらに色分解されており、レー
ザ露光は、色分解された各色ごとの画像データに基づい
て行われる。色分解後の各色別画像データに基づいて、
記録ヘッド350は、描画用のレーザ光スポットLbを
転写シート240に対して照射する。すると、受像シー
ト140に転写シート240のトナーインクが転写さ
れ、受像シート140上に像が形成される。
【0053】そしてステップ5において、(K)転写シ
ート240のみがドラム310から剥離される。ドラム
310から剥離された転写シート240は、排出部40
0を経由して転写シート回収箱540に排出される。
【0054】ここで、全ての色の転写シート240に対
して、転写が終了したかどうかを判断する。そして、別
の種類の転写シート240の供給が必要な場合は、上記
のステップ2〜5までの処理を繰り返す。つまり、他の
レッド、グリーン、ブルーの各色の転写シート240に
ついて、ステップ6〜17までの各動作が繰り返され
る。その結果、4色の転写シートのトナーインクKRG
Bが1枚の受像シート140に転写され、受像シート1
40上にブラックストライプ及びカラーフィルタのパタ
ーンが形成される。
【0055】本実施の形態による画像記録方法では、少
なくともいずれかの色の転写シート240を用いる記録
工程で、転写シート240を記録部300へ供給して受
像シート140と重ね合わせる転写シート供給工程と、
所望の画像を記録部300の記録媒体に露光する露光工
程と、記録部300から転写シート240のみを排出す
る転写シート排出工程とのそれぞれを、複数回、同一色
で実施する。即ち、同一色の異なる転写シート240を
用いて同一画像を複数回重ねて記録する。
【0056】より具体的には、一回の記録で得ることの
できる標準記録濃度Hが目標記録濃度Tより小さいとき
に、累積記録濃度Zが目標記録濃度Tより大きくなるよ
うに標準記録濃度Hの記録を最小の整数回(n回)繰り
返し行う。例えば表1に示すように、例えばブラック
(K)の場合、標準記録濃度Hが0.9、目標記録濃度
Tが3.0であると、4回の記録を行った場合の累積記
録濃度Zが3.6となる。即ち、繰り返し記録数nが4
のときに、累積記録濃度Zが目標記録濃度Tより大きく
なり、且つ目標記録濃度Tとの差が最小となる。以下同
様にして、R,G,B,C,M,Y毎の繰り返し記録回
数が求められる。
【0057】
【表2】
【0058】このように、標準記録濃度Hでの記録を複
数回行うことで、記録の度ごとに濃度が累積的に積算さ
れ、最終的にその累積記録濃度Zが目標記録濃度Tを上
回ったときに、記録が終了される。従って、標準記録濃
度Hの記録を繰り返しながら、目標記録濃度Tより大き
い累積記録濃度Zが最小の繰り返し記録回数n=4で得
られることになる。
【0059】また、この他の記録方法として、繰り返し
記録後に目標記録濃度Tに略一致する濃度を得る方法が
ある。具体的には、一回の記録で得ることのできる標準
記録濃度Hが目標記録濃度Tより小さいときに、目標記
録濃度Tを記録回数nで除した分割記録濃度Sが、標準
記録濃度Hより小さく且つ最大となるように記録回数n
を設定し、1回の記録でこの分割記録濃度Sを得るよう
にする。なお、分割記録濃度Sは転写シートのトナー層
厚みを調整することで得る。この場合は、所定の記録回
数nの記録を完了すると、目標記録濃度T略丁度の記録
濃度が得られることになる。即ち、表2に示すように、
例えばブラック(K)の場合、目標記録濃度Tが3.0
であると、繰り返し記録回数4で除した分割記録濃度S
が0.75となり、この分割記録濃度Sが標準記録濃度
Hの0.9より小さく、且つ他の記録回数に設定した場
合よりも大きくなる。従って、この分割記録濃度Sで4
回の記録を行うことで、累積記録濃度Zが目標記録濃度
Tと一致する。以下同様にして、R,G,B,C,M,
Y毎の繰り返し記録回数が求められる。
【0060】
【表3】
【0061】このように、目標記録濃度Tを繰り返し記
録回数nで除した分割記録濃度Sが、標準記録濃度Hよ
り小さく且つ最大となるように、記録回数nを求めるこ
とで、その分割記録濃度Sで、その記録回数nの記録を
繰り返せば、目標記録濃度Tに略一致する濃度が得られ
ることになる。従って、常に複数回の記録終了時の累積
記録濃度Zが目標記録濃度Tに略一致し、余分な記録が
行われず経済的となる。
【0062】さらに他の記録方法としては、極力少ない
繰り返し記録回数で目標記録濃度を得る方法がある。具
体的には、一回の記録で得ることのできる標準記録濃度
Hが目標記録濃度Tより小さいときに、目標記録濃度T
を許容される最大繰り返し記録回数nで除した分割記録
濃度Sに設定し(転写シートのトナー層厚みを調整)、
この分割記録濃度Sでn回の記録を行う。なお、最大繰
り返し記録回数は、生産性を考慮して2回までに設定す
ることが望ましい。即ち、表3に示すように、例えばブ
ラック(K)の場合、目標記録濃度Tが3.0である
と、最大繰り返し記録回数n=2で除した分割記録濃度
Sが1.50となり、この分割記録濃度Sは標準記録濃
度Hより大きい。従って、この分割記録濃度Sで2回の
記録を行うことで、累積記録濃度Zが目標記録濃度Tと
略一致する。以下同様にして、R,G,B,C,M,Y
毎の分割記録濃度Sが求められる。
【0063】
【表4】
【0064】このように、目標記録濃度Tを最大繰り返
し記録回数nで除した値を分割記録濃度Sとして設定す
ることで、一回の記録で得られる分割記録濃度Sが標準
記録濃度Hより大きくなるので、目標記録濃度Tに達す
るまでの繰り返し回数が少なくなり、生産性を高めるこ
とができる。
【0065】以上のようにして、記録処理が終了する
と、最後の転写シート240に対するレーザ露光が終了
したことが判断される。そして、受像シート140が、
ドラム310から剥離される。剥離された受像シート1
40は、排出部400を経由してスイッチバック動作を
伴って、トレー550に排出される。これにより、可撓
性を有する表示側透明基板である受像シート140への
画像形成が完了する。
【0066】なお、上記した実施の形態においては、ア
ウタードラム形式の記録媒体固定部材を一例として示し
たが、本発明に係る画像記録方法は、記録媒体固定部材
として、主走査方向に移動可能となった平面テーブル式
のものを用いてもよい。このような構成の記録媒体固定
部材を用いれば、例えば液晶表示装置の表示側透明基板
が可撓性を有さないガラス基板であっても、上記と同様
な記録を行うことができる。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る画像記録方法及び画像記録装置によれば、同一色の異
なる転写シートを用いて同一画像を複数回重ねて記録す
るので、解像度の低下しない膜厚での記録を積層させ
て、一度に厚いトナー層で記録した場合に生じる解像度
の低下を抑え、高解像度で且つ高濃度の画像を得ること
ができる。この結果、ブラックマトリクスやカラーフィ
ルタとしての使用に耐えうる高濃度のパターンを高精度
に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像記録装置の構成図である。
【図2】記録部の拡大斜視図である。
【図3】本発明に係る画像記録方法に使用される受像シ
ートと転写シートの断面図である。
【図4】記録工程を概念的に示す説明図である。
【符号の説明】
140 受像シート 140c 受像層 240 転写シート 240c トナー層 300 記録部 350 記録ヘッド H 標準記録濃度 S 分割記録濃度 T 目標記録濃度 Z 累積記録濃度 n 繰り返し記録回数

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写シートのトナー層と受像シートの受
    像層とを重ね合わせた記録媒体を主走査方向に移動する
    と共に、前記記録媒体上に配列された複数のレーザ光ス
    ポットを前記主走査方向に直交する副走査方向に移動さ
    せながら前記記録媒体へ露光することで、前記記録媒体
    に所望の画像を記録する画像記録方法において、 前記転写シートに対する記録工程が、該転写シートへの
    露光終了後に転写シートを入れ替えて同一画像を再度記
    録することを複数回繰り返し行うものであることを特徴
    とする画像記録方法。
  2. 【請求項2】 複数の異なる色の前記転写シートを用い
    て前記記録媒体に所望の画像を記録する画像記録方法で
    あって、 少なくともいずれかの色の前記転写シートを記録部へ供
    給して前記受像シートと重ね合わせる転写シート供給工
    程と、 所望の画像情報に基づき前記記録部の記録媒体に露光す
    る露光工程と、 前記記録部から露光済みの転写シートを排出する転写シ
    ート排出工程を有し、 前記転写シート供給工程と、前記露光工程と、前記転写
    シート排出工程とを、複数回、同一色で実施することを
    特徴とする画像記録方法。
  3. 【請求項3】 一回の露光で得られる標準記録濃度が目
    標記録濃度より小さい場合に、繰り返し記録することで
    累積される記録濃度が前記目標記録濃度以上となる最小
    の繰り返し記録回数で、前記同一色の画像の記録を繰り
    返し行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    画像記録方法。
  4. 【請求項4】 一回の露光で得られる標準記録濃度が目
    標記録濃度より小さい場合に、前記目標記録濃度を整数
    で除した分割記録濃度が、前記標準記録濃度より小さく
    且つ最大となる前記整数を求め、前記分割記録濃度によ
    る記録を前記整数回繰り返し行うことを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の画像記録方法。
  5. 【請求項5】 一回の露光で得られる標準記録濃度が目
    標記録濃度より小さい場合に、前記目標記録濃度を、許
    容される最大繰り返し記録回数で除した分割記録濃度に
    よる記録を、前記最大繰り返し記録回数分繰り返し行う
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像記録
    方法。
  6. 【請求項6】 転写シートのトナー層と受像シートの受
    像層とを重ね合わせた記録媒体を主走査方向に移動する
    と共に、前記記録媒体上に配列された複数のレーザ光ス
    ポットを前記主走査方向に直交する副走査方向に移動さ
    せながら前記記録媒体へ露光することで、前記記録媒体
    に所望の画像を記録する画像記録装置において、 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の画像記録方法
    に基づいて前記転写シートの露光を制御する制御部を備
    えたことを特徴とする画像記録装置。
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