JP2002124537A - 半導体チップの接合構造およびその構造を備えた表示装置 - Google Patents

半導体チップの接合構造およびその構造を備えた表示装置

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JP2002124537A JP2000316348A JP2000316348A JP2002124537A JP 2002124537 A JP2002124537 A JP 2002124537A JP 2000316348 A JP2000316348 A JP 2000316348A JP 2000316348 A JP2000316348 A JP 2000316348A JP 2002124537 A JP2002124537 A JP 2002124537A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルに搭載される長方形状の半導
体チップの幅を小さくする。 【解決手段】 下ガラス基板2の上ガラス基板3から突
出された突出部2aの上面には2つの半導体チップ搭載
領域11が直列的に設けられている。半導体チップ搭載
領域11内の左辺部には3個の電源端子15、15aが
設けられ、右辺部には1個の中継電源端子41が設けら
れている。所定の2個の電源端子15および中継電源端
子41は、電源配線17、42を介して、その右側の半
導体チップ搭載領域内に設けられた3個の電源端子に接
続されている。残りの1個の電源端子15aは、半導体
チップ搭載領域11に搭載される半導体チップに設けら
れた中継電源配線を介して中継電源端子41に接続され
る。この場合、中継電源配線に相当する電源配線を半導
体チップ搭載領域11内を通るように設ける必要はな
く、それに対応する分だけ半導体チップ搭載領域11の
幅を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体チップの接
合構造およびその構造を備えた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は従来の液晶表示装置の一例の平
面図を示し、図18は図17に示す液晶表示装置の右辺
部の拡大平面図を示したものである。この液晶表示装置
はアクティブマトリクス型の液晶表示パネル1を備えて
いる。液晶表示パネル1は、下ガラス基板2と上ガラス
基板3とがほぼ方形枠状のシール材(図示せず)を介し
て貼り合わされ、その間に液晶(図示せず)が封入され
たものからなっている。この場合、下ガラス基板2の右
辺部および下辺部は上ガラス基板3から突出されてい
る。
【0003】下ガラス基板2の右側の突出部2aの上面
の所定の2箇所に直列的に設けられた長方形状の半導体
チップ搭載領域11(図19および図20参照)には長
方形状の半導体チップ4が異方性導電接着剤(図示せ
ず)を介して搭載されている。下ガラス基板2の下側の
突出部2bの上面の所定の3箇所に直列的に設けられた
長方形状の半導体チップ搭載領域には長方形状の半導体
チップ5が異方性導電接着剤(図示せず)を介して搭載
されている。半導体チップ4、5は、液晶駆動用のLS
Iなどからなっている。
【0004】下ガラス基板2の上面において二点鎖線で
囲まれた表示領域6には、図示していないが、複数の走
査線が左右方向に延びて設けられているとともに、複数
のデータ線が上下方向に延びて設けられている。走査線
の右端部は、下ガラス基板2の上面の所定の箇所に設け
られた出力配線7を介して右側の2つの半導体チップ4
に接続されている。したがって、右側の半導体チップ4
は複数の走査線に電圧を供給する走査線駆動用のもので
ある。データ線の下端部は、下ガラス基板2の上面の所
定の箇所に設けられた出力配線(図示せず)を介して下
側の3つの半導体チップ5に接続されている。したがっ
て、下側の半導体チップ5は複数のデータ線に電圧を供
給するデータ線駆動用のものである。
【0005】下ガラス基板2の下側の突出部2bの上面
において半導体チップ5搭載領域の外側にはフレキシブ
ル配線基板8の一端部下面が異方性導電接着剤(図示せ
ず)を介して接合されている。フレキシブル配線基板8
と右側の2つの半導体チップ4とは、下ガラス基板2の
右側の突出部2aの上面の所定の箇所に設けられた入力
配線9を介して後で詳述するように接続されている。フ
レキシブル配線基板8と下側の3つの半導体チップ5と
は、下ガラス基板2の下側の突出部2bの上面の所定の
箇所に設けられた入力配線(図示せず)を介して接続さ
れている。
【0006】次に、図19は図18に示す液晶表示パネ
ル1の上側の半導体チップ4搭載領域の部分の一部の拡
大透過平面図を示し、図20は図18に示す液晶表示パ
ネル1の下側の半導体チップ4搭載領域の部分の一部の
拡大透過平面図を示したものである。図19および図2
0において、下ガラス基板2の突出部2aの上面におい
て一点鎖線で囲まれた領域11は、半導体チップ4が搭
載される半導体チップ搭載領域である。
【0007】図19および図20に示す半導体チップ搭
載領域11内の基本的な構造は同じであるので、この基
本的な構造について図19を参照して説明する。図19
において、半導体チップ搭載領域11内の上辺部の左側
を除く部分には、複数の出力配線7の一部からなる出力
端子12が2列で千鳥状に設けられている。出力配線7
は、下ガラス基板2の突出部2aの端面まで延ばされて
いる。
【0008】ここで、出力配線7を下ガラス基板2の突
出部2aの端面まで延ばしている理由について説明す
る。液晶表示パネル1を製造する場合、複数個の下ガラ
ス基板2に対応する大きさの大型ガラス基板を用意し、
この大型ガラス基板の下ガラス基板2形成領域の周囲に
陽極酸化用給電線を出力配線7に接続させて設け、陽極
酸化処理を行うことにより、特に、出力配線7に接続さ
れた走査線の表面に陽極酸化膜を形成し、これにより絶
縁耐圧の向上を図ることがある。このような場合、大型
ガラス基板を切断して個々の下ガラス基板2を得ると、
出力配線7は下ガラス基板2の突出部2aの端面まで延
ばされる。
【0009】図19において、半導体チップ搭載領域1
1内の下辺部の左側を除く部分には複数のダミー端子1
3が1列に設けられている。ダミー端子13の役目につ
いては、後で説明する。
【0010】図19において、半導体チップ搭載領域1
1内の左辺部の上側および左側には複数(図示の場合、
6個)の入力端子14が設けられている。半導体チップ
搭載領域11内の左辺部の下側および左側には複数(図
示の場合、3個)の電源端子15が設けられている。そ
して、図19に示す6個の入力端子14および3個の電
源端子15は、その左側に設けられた6本の入力配線1
6および3本の電源配線17を介して図20に示す6個
の入力端子14および3個の電源端子15に接続されて
いる。この場合、6本の入力配線16および3本の電源
配線17は、図20に示す半導体チップ搭載領域11内
の幅方向ほぼ中央部を通るように設けられている。
【0011】図20に示す6個の入力端子14および3
個の電源端子15は、その左側に設けられた6本の入力
配線18および3本の電源配線19を介して図18に示
すフレキシブル配線基板8に接続されている。したがっ
て、図18に示す入力配線9は、両半導体チップ搭載領
域11内の入力端子14および電源端子15と、入力配
線16、18と、電源配線17、19とからなってい
る。なお、図19および図20において、入力配線16
および電源配線17は出力配線7と交差するが、出力配
線7は絶縁膜31(図23参照)下に設けられ、入力配
線16および電源配線17は同絶縁膜31上に設けられ
ているので、ショートすることはない。
【0012】次に、図21は図19および図20に示す
液晶表示パネル1の半導体チップ搭載領域11に搭載さ
れる半導体チップ4のバンプ電極位置を示すための拡大
透過平面図を示したものである。半導体チップ4の下面
の上辺部の左側を除く部分には複数の出力電極21が2
列で千鳥状に設けられ、下辺部の左側を除く部分には複
数のダミー電極22が1列に設けられ、左辺部の上側お
よび左側には6組の入力電極23が設けられ、左辺部の
下側および左側には3組の電源電極24が設けられてい
る。そして、半導体チップ4を半導体チップ搭載領域1
1に異方性導電接着剤(図示せず)を介して搭載した状
態では、半導体チップ4の各電極21〜24は、半導体
チップ搭載領域11内の各端子12〜15に接続されて
いる。なお、ダミー電極22の役目については、後で説
明する。
【0013】次に、半導体チップ4を半導体チップ搭載
領域11に異方性導電接着剤を介して搭載した状態にお
ける半導体チップ4のダミー電極22および下ガラス基
板2のダミー端子13の部分について、図22および図
23を参照して説明する。下ガラス基板2の上面には出
力配線7が設けられ、その上面全体には絶縁膜31が設
けられ、その上面にダミー端子13が設けられている。
半導体チップ4のダミー電極22の根元下には下地金属
層32が設けられている。異方性導電接着剤33は、接
着剤34中に導電性粒子35を混入したものからなって
いる。そして、半導体チップ4を半導体チップ搭載領域
11に異方性導電接着剤33を介して搭載(熱圧着)す
ると、ダミー電極22がダミー端子13に導電性粒子3
5を介して導電接続されるとともに、半導体チップ4が
半導体チップ搭載領域11に接着剤34を介して接着さ
れる。
【0014】ここで、ダミー電極22およびダミー端子
13の役目について説明する。その役目とは、半導体チ
ップ4を半導体チップ搭載領域11に異方性導電接着剤
33を介して搭載するときの圧力が半導体チップ4下の
異方性導電接着剤33に均一に加わるようにすることで
ある。すなわち、ダミー電極22およびダミー端子13
は、出力電極21および出力端子12と協働して、搭載
時の圧力バランスを均等にするためのものである。
【0015】ところで、上記構成の液晶表示装置では、
図20に示すように、6本の入力配線16および3本の
電源配線17を半導体チップ搭載領域11内の幅方向ほ
ぼ中央部を通るように設けているので、下ガラス基板2
の突出部2aの幅(結果的には額縁の幅)を小さくする
ことができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような液晶表示装置では、下ガラス基板2の突出部
2aの幅を小さくすることができる反面、6本の入力配
線16および3本の電源配線17を半導体チップ搭載領
域11内の幅方向ほぼ中央部を通るように設けているの
で、半導体チップ搭載領域11の幅が大きくなり、ひい
ては半導体チップ4の幅が大きくなってしまうという問
題があった。この発明の課題は、半導体チップ搭載領域
の幅つまり半導体チップの幅を小さくすることである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一辺部上に半導体チップ搭載領域を有し、かつ、複
数の第一の配線および絶縁膜を介して前記第一の配線と
交差する方向に延出された複数の第二の配線を有する配
線基板と、前記配線基板の前記半導体チップ搭載領域に
搭載され前記各第一の配線に接続される複数の第一の電
極、前記各第二の配線に接続される複数の第二の電極、
および前記第一の配線および第二の配線のいずれにも接
続されない複数のダミー電極を有する半導体チップとを
備えた半導体装置の接合構造において、前記半導体チッ
プに、少なくとも一部が前記ダミー電極が配列された配
列領域に平面的に重合され、前記配線基板の第一の配線
のいずれかに接続される中継配線を設けたものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明におい
て、前記中継配線の少なくとも一部を前記ダミー電極よ
りも幅広としたものである。請求項3に記載の発明は、
請求項1または2に記載の発明において、前記中継配線
の近傍に、前記ダミー電極に接続され、かつ、他のいず
れの回路にも接続されない下地金属層を設けたものであ
る。請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明に
おいて、前記下地金属層を前記中継配線の両側に対向し
て設けたものである。請求項5に記載の発明は、請求項
3に記載の発明において、前記中継配線を前記複数のダ
ミー電極の根元下を除く部分に設けたものである。請求
項6に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記中継配線を前記下地金属層と同一の材料によって形
成したものである。請求項7に記載の発明は、一辺部上
に半導体チップ搭載領域を有し、かつ、複数の電源配線
および絶縁膜を介して前記電源配線と交差する方向に延
出された複数の出力配線を有する表示パネルと、前記表
示パネルの前記半導体チップ搭載領域に搭載され、前記
各電源配線に接続される複数の電源電極、前記各出力配
線に接続される複数の出力電極、および前記電源配線お
よび出力配線のいずれにも接続されない複数のダミー電
極を有する半導体チップとを備えた表示装置において、
前記半導体チップに、少なくとも一部が前記ダミー電極
が配列された配列領域に平面的に重合され、かつ、前記
表示パネルの電源配線のいずれかに接続される中継電源
配線を設けたものである。請求項8に記載の発明は、請
求項7に記載の発明において、前記半導体チップの前記
中継電源配線の近傍に前記各ダミー電極に接続される下
地金属層を設けたものである。請求項9に記載の発明
は、請求項8に記載の発明において、前記下地金属層を
他のいずれの回路にも接続しないようにしたものであ
る。請求項10に記載の発明は、請求項7に記載の発明
において、前記中継電源配線の少なくとも一部を前記ダ
ミー電極より幅広としたものである。請求項11に記載
の発明は、請求項7に記載の発明において、前記表示パ
ネルの一辺部上に、前記各半導体チップの出力電極に接
続される出力配線を当該一辺部の端面まで延ばして設け
たものである。請求項12に記載の発明は、請求項11
に記載の発明において、前記出力配線に陽極酸化用配線
を兼ねさせたものである。請求項13に記載の発明は、
請求項11または12に記載の発明において、前記表示
パネルの前記半導体チップ搭載領域上に、前記半導体チ
ップの各ダミー電極に接続される複数のダミー端子を設
け、前記出力配線を相隣接する前記ダミー端子間に設け
たものである。そして、この発明によれば、半導体チッ
プに中継配線(中継電源配線)を設けているので、中継
配線(中継電源配線)に相当する配線を配線基板(表示
パネル)の半導体チップ搭載内を通るように設ける必要
がなく、したがってそれに対応する分だけ半導体チップ
搭載領域の幅つまり半導体チップの幅を小さくすること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態に
おける液晶表示装置の平面図を示し、図2は図1に示す
液晶表示装置の右辺部の拡大平面図を示し、図3は図2
に示す液晶表示パネルの上側の半導体チップ搭載領域の
部分の一部の拡大透過平面図を示し、図4は図2に示す
液晶表示パネルの下側の半導体チップ搭載領域の部分の
一部の拡大透過平面図を示したものである。なお、これ
らの図において、説明の便宜上、図17〜図20に示す
従来のものと同一名称部分には同一の符号を付して説明
することとする。
【0019】図1および図2に示すように、この液晶表
示装置はアクティブマトリクス型の液晶表示パネル1を
備えている。液晶表示パネル1は、下ガラス基板2と上
ガラス基板3とがほぼ方形枠状のシール材(図示せず)
を介して貼り合わされ、その間に液晶(図示せず)が封
入されたものからなっている。この場合、下ガラス基板
2の右辺部および下辺部は上ガラス基板3から突出され
ている。
【0020】下ガラス基板(配線基板)2の右側の突出
部2aの上面の所定の2箇所に直列的に設けられた長方
形状の半導体チップ搭載領域11(図3および図4参
照)には長方形状の半導体チップ4が異方性導電接着剤
(図示せず)を介して搭載されている。下ガラス基板2
の下側の突出部2bの上面の所定の3箇所に直列的に設
けられた長方形状の半導体チップ搭載領域には長方形状
の半導体チップ5が異方性導電接着剤(図示せず)を介
して搭載されている。半導体チップ4、5は、液晶駆動
用のLSIなどからなっている。
【0021】下ガラス基板2の上面において二点鎖線で
囲まれた表示領域6には、図示していないが、複数の走
査線が左右方向に延びて設けられているとともに、複数
のデータ線が上下方向に延びて設けられている。走査線
の右端部は、下ガラス基板2の上面の所定の箇所に設け
られた出力配線7を介して右側の2つの半導体チップ4
に接続されている。したがって、右側の半導体チップ4
は複数の走査線に電圧を供給する走査線駆動用のもので
ある。データ線の下端部は、下ガラス基板2の上面の所
定の箇所に設けられた出力配線(図示せず)を介して下
側の3つの半導体チップ5に接続されている。したがっ
て、下側の半導体チップ5は複数のデータ線に電圧を供
給するデータ線駆動用のものである。
【0022】下ガラス基板2の下側の突出部2bの上面
において半導体チップ5搭載領域の外側にはフレキシブ
ル配線基板8の一端部下面が異方性導電接着剤(図示せ
ず)を介して接合されている。フレキシブル配線基板8
と右側の2つの半導体チップ4とは、下ガラス基板2の
右側の突出部2aの上面の所定の箇所に設けられた入力
配線9を介して後で詳述するように接続されている。フ
レキシブル配線基板8と下側の3つの半導体チップ5と
は、下ガラス基板2の下側の突出部2bの上面の所定の
箇所に設けられた入力配線(図示せず)を介して接続さ
れている。
【0023】次に、図3および図4に示すように、下ガ
ラス基板2の突出部2aの上面において一点鎖線で囲ま
れた領域11は、半導体チップ4が搭載される半導体チ
ップ搭載領域である。この場合も、図3および図4に示
す半導体チップ搭載領域11内の基本的な構造は同じで
あるので、この基本的な構造について図3を参照して説
明する。図3において、半導体チップ搭載領域11内の
上辺部の左側を除く部分には、複数の出力配線(第二の
配線)7の一部からなる出力端子12が2列で千鳥状に
設けられている。出力配線7は、下ガラス基板2の突出
部2aの端面まで延ばされている。
【0024】図3において、半導体チップ搭載領域11
内の下辺部の左側を除く部分には複数のダミー端子13
が1列に設けられている。なお、この場合、後でも説明
するが、相隣接するダミー端子13間には出力配線7が
2本ずつ設けられている。また、図4に示す半導体チッ
プ搭載領域11の場合には、その内部の下辺部の右側に
中継電源端子41が設けられている。
【0025】図3において、半導体チップ搭載領域11
内の左辺部の上側および左側には複数(図示の場合、6
個)の入力端子14が設けられている。半導体チップ搭
載領域11内の左辺部の下側および左側には複数(図示
の場合、3個)の電源端子15、15aが設けられてい
る。そして、図3に示す6個の入力端子14および所定
の2個の電源端子15は、その左側に設けられた6本の
入力配線16および2本の電源配線(第一の配線)17
を介して図4に示す6個の入力端子14および所定の2
個の電源端子15に接続されている。この場合、6本の
入力配線16および2本の電源配線17は、図4に示す
半導体チップ搭載領域11内の幅方向ほぼ中央部を通る
ように設けられている。
【0026】図3に示す残りの1個の電源端子(第一の
配線)15aは、その左側に設けられた分断電源配線4
2を介して図4に示す中継電源端子41に接続されてい
る。したがって、この場合、図3に示す残りの1個の電
源端子15aは、図4に示す残りの1個の電源端子15
aと直接的には接続されていない。
【0027】図4に示す6個の入力端子14および所定
の2個の電源端子15は、その左側に設けられた6本の
入力配線18および2本の電源配線19を介して図2に
示すフレキシブル配線基板8に接続されている。図4に
示す残りの1個の電源端子15aは、その左側に設けら
れた分断電源配線43を介して図2に示すフレキシブル
配線基板8に接続されている。したがって、図2に示す
入力配線9は、両半導体チップ搭載領域11内の入力端
子14、電源端子15、15aおよび中継電源端子41
と、入力配線16、18と、電源配線17、19と、分
断電源配線42、43とからなっている。なお、図3お
よび図4において、入力配線16および電源配線17は
出力配線7と交差するが、出力配線7は絶縁膜31(図
8参照)下に設けられ、入力配線16および電源配線1
7は同絶縁膜31上に設けられているので、ショートす
ることはない。
【0028】次に、図5および図6はそれぞれ図3およ
び図4に示す液晶表示パネル1の半導体チップ搭載領域
11に搭載される半導体チップ4のバンプ電極位置を示
すための拡大透過平面図を示したものである。この場
合、図5および図6に示す半導体チップ4の基本的な構
造は同じであるので、この基本的な構造について図5を
参照して説明する。図5において、半導体チップ4の下
面の上辺部の左側を除く部分には複数の出力電極(第二
の電極)21が2列で千鳥状に設けられ、下辺部の左側
を除く部分には複数のダミー電極22が1列に設けら
れ、左辺部の上側および左側には6組の入力電極23が
設けられ、左辺部の下側および左側には3組の電源電極
(第一の電極)24、24aが設けられている。そし
て、半導体チップ4を半導体チップ搭載領域11に異方
性導電接着剤(図示せず)を介して搭載した状態では、
半導体チップ4の各電極21〜24、24aは、半導体
チップ搭載領域11内の各端子12〜15、15aに接
続されている。
【0029】図6に示す半導体チップ4の場合には、以
上の各電極21〜24、24aのほかに、その下面の下
辺部の右側に1組の中継電源電極44が設けられ、複数
のダミー電極22の根元下に、所定の1組の電源電極2
4aと1組の中継電源電極44とを接続する中継電源配
線(中継配線)45が設けられている。そして、この半
導体チップ4を半導体チップ搭載領域11に異方性導電
接着剤(図示せず)を介して搭載した状態では、特に、
半導体チップ4の中継電源電極44は、図4に示す半導
体チップ搭載領域11内の中継電源端子41に接続さ
れ、半導体チップ4の所定の電源電極24aは、図4に
示す半導体チップ搭載領域11内の所定の電源端子15
aに接続されている。したがって、この状態では、図3
に示す所定の電源端子15aは、分断電源配線42、図
4に示す中継電源端子41、図6に示す中継電源電極4
4、中継電源配線45、所定の電源電極24a、図4に
示す所定の電源端子15a、分断電源配線43を介し
て、図2に示すフレキシブル配線基板8に接続されてい
る。
【0030】次に、図6に示す半導体チップ4を半導体
チップ搭載領域11に異方性導電接着剤を介して搭載し
た状態における半導体チップ4のダミー電極22および
下ガラス基板2のダミー端子13の部分について、図7
および図8を参照して説明する。下ガラス基板2の上面
には出力配線7が設けられ、その上面全体には絶縁膜3
1が設けられ、その上面にダミー端子13が設けられて
いる。この場合、相隣接するダミー端子13間には出力
配線7が2本ずつ設けられているが、その理由について
は後で説明する。半導体チップ4の下面の下辺部の所定
の箇所には下地金属層を兼ねた中継電源配線45が設け
られ、その下面全体には所定の箇所に開口部46を有す
る絶縁膜47が設けられ、絶縁膜47の開口部46を介
して露出された中継電源配線45の下面にはダミー電極
22が設けられている。中継電源配線45は、図6に図
示されるようにダミー電極22の配列方向に沿って、ダ
ミー電極22の幅よりも幅広に形成されている。異方性
導電接着剤33は、接着剤34中に導電性粒子35を混
入したものからなっている。そして、半導体チップ4を
半導体チップ搭載領域11に異方性導電接着剤33を介
して搭載(熱圧着)すると、ダミー電極22がダミー端
子13に導電性粒子35を介して導電接続されるととも
に、半導体チップ4が半導体チップ搭載領域11に接着
剤34を介して接着される。
【0031】以上のように、この液晶表示装置では、下
ガラス基板2の突出部2a上において2つの半導体チッ
プ搭載領域11のうち前段側のつまり図4に示す半導体
チップ搭載領域11の前段側(図4において左側)およ
び2つの半導体チップ搭載領域11内の互いに隣接する
部分間に分断電源配線43、42を設け、2つの半導体
チップ4のうち前段側のつまり図6に示す半導体チップ
4の下面側にその両側における分断電源配線43、42
を接続するための中継電源配線45を設けているので、
中継電源配線45に相当する電源配線を前段側のつまり
図4に示す半導体チップ搭載領域11内を通るように設
ける必要がなく、したがってそれに対応する分だけ半導
体チップ搭載領域11の幅つまり半導体チップ4の幅を
小さくすることができる。また、半導体チップ搭載領域
11の幅つまり半導体チップ4の幅を小さくした分だ
け、下ガラス基板2の突出部2aの幅(結果的には額縁
の幅)を小さくすることができる。
【0032】ここで、図3、図4、図7および図8に示
すように、相隣接するダミー端子13間に出力配線7を
2本ずつ設けている理由について説明する。図8に示す
ように、絶縁膜47の開口部46を介して露出された中
継電源配線45の下面に設けられたダミー電極22は、
導電性粒子35を介してダミー端子13に導電接続され
ている。したがって、ダミー端子13は中継電源配線4
5と同電位となっている。このため、図23に示す従来
の場合のように、ダミー端子13の近傍に出力配線7を
設けると、両者間の電圧差が高いことから、電気的リー
クを起こしてしまう。これに対し、この実施形態の場合
には、相隣接するダミー端子13間に出力配線7を2本
ずつ設け、出力配線7をダミー端子13からなるべく離
しているので、電気的リークが起こらないようにするこ
とができる。
【0033】しかしながら、出力配線7(つまり半導体
チップ4の出力電極21)のピッチが小さくなり、出力
配線7とダミー端子13との水平方向の間隔が30μm
程度以下と小さくなった場合には、出力配線7がダミー
端子13に接触したり、両者の間隔が実質的な接触状態
となり、電気的リークを起こしてしまうことがある。そ
こで、次に、このような不都合を解消することができる
この発明の第2〜第5実施形態について説明する。
【0034】図9はこの発明の第2実施形態における図
7同様の拡大平面図を示し、図10は図9のB−B線に
沿う断面図を示したものである。この実施形態では、半
導体チップ4の下面の下辺部の所定の箇所に中継電源配
線45が設けられ、その下面全体に絶縁膜47が設けら
れ、中継電源配線45下の絶縁膜47の下面に下地金属
層32およびダミー電極22が設けられている。下地金
属層32は、ダミー電極22とほぼ同一サイズの形状お
よび面積を有しており、それぞれが他の回路とは切り離
されて独立したオープン状態とされている。このように
すると、ダミー電極22は中継電源配線45と電気的に
絶縁されているので、仮に、出力配線7とダミー端子1
3が実質的な接触状態となったとしても、ダミー端子1
3と出力配線7との間で電気的リークが起こらないよう
にすることができる。
【0035】次に、図11はこの発明の第3実施形態に
おける図7同様の拡大平面図を示し、図12は図11の
C−C線に沿う断面図を示したものである。この実施形
態では、半導体チップ4の下面の下辺部の所定の箇所に
中継電源配線45が設けられている。この実施形態にお
いても、中継電源配線は45はダミー電極22の配列方
向に沿って、該ダミー電極の配列領域に平面的に重合す
るように形成されている。ここで、ダミー電極の配列領
域とは、図11において、ダミー電極22の上縁部相互
を結んだ直線と下縁部相互を結んだ直線との間の領域と
定義する。しかし、この場合、中継電源配線45のダミ
ー電極22に対応する部分における両側は切り欠かれ、
切欠部51となっている。すなわち、中継電源配線45
の幅は、ダミー電極22間では各ダミー電極22の幅よ
りも広く形成されているが、ダミー電極22と対応する
部分の幅は他の部分よりも狭く形成されており、当該幅
狭の部分はダミー電極22の根元下のほぼ中央部に配置
されている。
【0036】半導体チップ4の下面の切欠部51の部分
には下地金属層32が設けられている。下地金属層32
は、中継電源配線45の幅方向両側において、連結部3
2aで相互に接続されてはいるが、他の回路とは切り離
されたオープン状態とされている。相対向する下地金属
層32の相対向する部分を除く下面全体には絶縁膜47
が設けられている。すなわち、中継電源配線45の表面
および連結部32aの表面は絶縁膜47で覆われてい
る。相対向する下地金属層32の各下面およびその間に
おける絶縁膜47の下面にはダミー電極22が設けられ
ている。この場合、中継電源配線45の幅方向で相対向
する下地金属層32は分離されているが、電解メッキに
よりメッキ層が等方的に形成されるので、絶縁膜47の
下面にもダミー電極22が形成される。そして、この場
合も、ダミー電極22は中継電源配線45と電気的に絶
縁されており、また、ダミー電極22が接続されている
下地金属層32は、他の回路から切り離されたオープン
状態とされているので、仮に、出力配線7とダミー端子
13が実質的な接触状態となったとしても、ダミー端子
13と出力配線7との間で電気的リークが起こらないよ
うにすることができる。
【0037】ここで、図10に示す第2実施形態の場合
には、絶縁膜47の下面に下地金属層32を介してダミ
ー電極22を設けているので、ダミー電極22の剪断強
度が低下するおそれがある。これに対し、図12に示す
第3実施形態の場合には、半導体チップ4の下面に下地
金属層32を介してダミー電極22を設けているので、
ダミー電極22の剪断強度を向上することができる。ま
た、図10に示す第2実施形態の場合には、中継電源配
線45と下地金属層32とを別々の工程で形成すること
となるが、図12に示す第3実施形態の場合には、中継
電源配線45を下地金属層32と同一の材料によって下
地金属層32の形成と同時に形成することができる。な
お、第3実施形態において、各下地金属層32は、連結
部32aで連結せず、個々に独立した島状に形成しても
よい。
【0038】次に、図13はこの発明の第4実施形態に
おける図7同様の拡大平面図を示し、図14は図13の
D−D線に沿う断面図を示したものである。この実施形
態では、半導体チップ4の下面の下辺部の所定の箇所に
中継電源配線45が設けられている。この場合、中継電
源配線45のダミー電極22に対応する部分における所
定の一方側は切り欠かれ、切欠部52となっている。す
なわち、中継電源配線45は複数のダミー電極22の根
元下を除く部分に設けられている。中継電源配線45の
表面は絶縁膜47によって覆われている。半導体チップ
4の下面の切欠部52の部分には下地金属層32および
ダミー電極22が設けられている。下地金属層32は、
中継電源配線45の幅方向一方側に設けられた連結部3
2aで相互に接続されている。したがって、この場合
も、ダミー電極22は中継電源配線45と電気的に絶縁
されている。また、中継電源配線45を下地金属層32
と同一の材料によって下地金属層32の形成と同時に形
成することができる。
【0039】次に、図15はこの発明の第5実施形態に
おける図7同様の拡大平面図を示し、図16は図15の
E−E線に沿う断面図を示したものである。この実施形
態では、半導体チップ4の下面の下辺部の所定の箇所に
中継電源配線45が設けられている。この場合、中継電
源配線45のダミー電極22に対応する部分には開口部
53が設けられている。すなわち、中継電源配線45は
複数のダミー電極22の根元下を除く部分に設けられて
いる。中継電源配線45の表面は絶縁膜47によって覆
われている。半導体チップ4の下面の開口部53の部分
には下地金属層32およびダミー電極22が設けられて
いる。したがって、この場合も、ダミー電極22は中継
電源配線45と電気的に絶縁されている。
【0040】なお、上記第2〜第5実施形態において、
中継電源配線45とダミー端子13は電気的に絶縁され
ているので、出力配線7を、図18および図19に示す
従来の場合と同様に配置するようにしてもよい。また、
上記説明では、中継電源配線45を幅広の1本とした場
合について説明したが、これに限らず、複数本に分割す
るようにしてもよい。このようにした場合には、絶縁膜
47にクラックが発生するのを防止することができる。
また、ダミー電極が複数列に形成されている半導体チッ
プでは、該半導体チップに中継電源配線を複数本設ける
ことができる。また、上記説明では、この発明を液晶表
示パネル1の図1における右辺部の部分に適用した場合
について説明したが、これに限らず、液晶表示パネル1
の図1における下辺部の部分にも適用することが可能で
あるし、また、中継電源配線を半導体チップの一方にの
み設ける場合で説明したが、すべての半導体チップが中
継電源配線を有するものであっても構わない。さらに、
この半導体チップの接合構造は、表示パネルの場合に限
らず、相互に直交する方向に延出された配線を有する配
線基板に対して適用することが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、半導体チップに中継配線(中継電源配線)を設けて
いるので、中継配線(中継電源配線)に相当する配線を
配線基板(表示パネル)の半導体チップ搭載内を通るよ
うに設ける必要がなく、したがってそれに対応する分だ
け半導体チップ搭載領域の幅つまり半導体チップの幅を
小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態における液晶表示装置
の平面図。
【図2】図1に示す液晶表示装置の右辺部の拡大平面
図。
【図3】図2に示す液晶表示パネルの右辺部の上側の半
導体チップ搭載領域の部分の一部の拡大透過平面図。
【図4】図2に示す液晶表示パネルの右辺部の下側の半
導体チップ搭載領域の部分の一部の拡大透過平面図。
【図5】図3に示す液晶表示パネルの半導体チップ搭載
領域に搭載される半導体チップのバンプ電極位置を示す
ための拡大透過平面図。
【図6】図4に示す液晶表示パネルの半導体チップ搭載
領域に搭載される半導体チップのバンプ電極位置を示す
ための拡大透過平面図。
【図7】図6に示す半導体チップを半導体チップ搭載領
域に搭載した状態における半導体チップのダミー電極お
よび下ガラス基板のダミー端子の部分の拡大平面図。
【図8】図7のA−A線に沿う断面図。
【図9】この発明の第2実施形態における図7同様の拡
大平面図。
【図10】図9のB−B線に沿う断面図。
【図11】この発明の第3実施形態における図7同様の
拡大平面図。
【図12】図11のC−C線に沿う断面図。
【図13】この発明の第4実施形態における図7同様の
拡大平面図。
【図14】図13のD−D線に沿う断面図。
【図15】この発明の第5実施形態における図7同様の
拡大平面図。
【図16】図15のE−E線に沿う断面図。
【図17】従来の液晶表示装置の一例の平面図。
【図18】図17に示す液晶表示装置の右辺部の拡大平
面図。
【図19】図18に示す液晶表示パネルの右辺部の上側
の半導体チップ搭載領域の部分の一部の拡大透過平面
図。
【図20】図18に示す液晶表示パネルの右辺部の下側
の半導体チップ搭載領域の部分の一部の拡大透過平面
図。
【図21】図19および図20に示す液晶表示パネルの
半導体チップ搭載領域に搭載される半導体チップのバン
プ電極位置を示すための拡大透過平面図。
【図22】半導体チップを半導体チップ搭載領域に搭載
した状態における半導体チップのダミー電極および下ガ
ラス基板のダミー端子の部分の拡大平面図。
【図23】図22のF−F線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 2 下ガラス基板 3 上ガラス基板 4、5 半導体チップ 6 表示領域 7 出力配線 8 フレキシブル配線基板 9 入力配線 11 半導体チップ搭載領域 12 出力端子 13 ダミー端子 14 入力端子 15、15a 電源端子 21 出力電極 22 ダミー電極 23 入力電極 24、24a 電源電極 32 下地金属層 33 異方性導電接着剤 41 中継電源端子 42、43 分断電源配線 44 中継電源電極 45 中継電源配線 47 絶縁膜

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一辺部上に半導体チップ搭載領域を有
    し、かつ、複数の第一の配線および絶縁膜を介して前記
    第一の配線と交差する方向に延出された複数の第二の配
    線を有する配線基板と、前記配線基板の前記半導体チッ
    プ搭載領域に搭載され前記各第一の配線に接続される複
    数の第一の電極、前記各第二の配線に接続される複数の
    第二の電極、および前記第一の配線および第二の配線の
    いずれにも接続されない複数のダミー電極を有する半導
    体チップとを備えた半導体装置の接合構造において、前
    記半導体チップに、少なくとも一部が前記ダミー電極が
    配列された配列領域に平面的に重合され、前記配線基板
    の第一の配線のいずれかに接続される中継配線が設けら
    れていることを特徴とする半導体チップの接合構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記中
    継配線は、少なくとも一部が前記ダミー電極よりも幅広
    に設けられていることを特徴とする半導体チップの接合
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の発明におい
    て、前記中継配線の近傍に、前記ダミー電極に接続さ
    れ、かつ、他のいずれの回路にも接続されない下地金属
    層が設けられていることを特徴とする半導体チップの接
    合構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の発明において、前記下
    地金属層は前記中継配線の両側に対向して設けられてい
    ることを特徴とする半導体チップの接合構造。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の発明において、前記中
    継配線は前記複数のダミー電極の根元下を除く部分に設
    けられていることを特徴とする半導体チップの接合構
    造。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の発明において、前記中
    継配線は前記下地金属層と同一の材料によって形成され
    ていることを特徴とする半導体チップの接合構造。
  7. 【請求項7】 一辺部上に半導体チップ搭載領域を有
    し、かつ、複数の電源配線および絶縁膜を介して前記電
    源配線と交差する方向に延出された複数の出力配線を有
    する表示パネルと、前記表示パネルの前記半導体チップ
    搭載領域に搭載され、前記各電源配線に接続される複数
    の電源電極、前記各出力配線に接続される複数の出力電
    極、および前記電源配線および出力配線のいずれにも接
    続されない複数のダミー電極を有する半導体チップとを
    備えた表示装置において、前記半導体チップに、少なく
    とも一部が前記ダミー電極が配列された配列領域に平面
    的に重合され、かつ、前記表示パネルの電源配線のいず
    れかに接続される中継電源配線が設けられていることを
    特徴とする表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の発明において、前記半
    導体チップの前記中継電源配線の近傍に前記各ダミー電
    極に接続される下地金属層が設けられていることを特徴
    とする表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の発明において、前記下
    地金属層は他のいずれの回路にも接続されていないこと
    を特徴とする表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の発明において、前記
    中継電源配線は、少なくとも一部が前記ダミー電極より
    幅広に形成されていることを特徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の発明において、前記
    表示パネルの一辺部上に、前記各半導体チップの出力電
    極に接続される出力配線が当該一辺部の端面まで延びて
    設けられていることを特徴とする表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の発明において、前
    記出力配線は陽極酸化用配線を兼ねていることを特徴と
    する表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の発明に
    おいて、前記表示パネルの前記半導体チップ搭載領域上
    に、前記半導体チップの各ダミー電極に接続される複数
    のダミー端子が設けられ、前記出力配線は相隣接する前
    記ダミー端子間に設けられていることを特徴とする表示
    装置。
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