JP3994637B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の液晶表示装置の一例の平面図を示したものである。この液晶表示装置はアクティブマトリクス型の液晶表示パネル1を備えている。液晶表示パネル1は、下ガラス基板2と上ガラス基板3とがほぼ方形枠状のシール材(図示せず)を介して貼り合わされ、その間に液晶(図示せず)が封入されたものからなっている。この場合、下ガラス基板2の右辺部および下辺部は上ガラス基板3から突出されている。
【0003】
下ガラス基板2の右側の突出部2aの上面の所定の2箇所に直列的に設けられた長方形状の半導体チップ搭載領域11(図6(a)参照)には長方形状の半導体チップ4が異方性導電接着剤(図示せず)を介して搭載されている。下ガラス基板2の下側の突出部2bの上面の所定の2箇所に直列的に設けられた長方形状の半導体チップ搭載領域には長方形状の半導体チップ5が異方性導電接着剤(図示せず)を介して搭載されている。半導体チップ4、5は、液晶駆動用のLSI等からなっている。
【0004】
下ガラス基板2の上面において二点鎖線で囲まれた表示領域6には、図示していないが、複数の走査線が行方向(図5の紙面左右方向)に延びて設けられているとともに、複数の信号線が列方向(図5の紙面上下方向)に延びて設けられている。走査線の右端部は、下ガラス基板2の上面の所定の2箇所に設けられた出力配線7を介して右側の2つの半導体チップ4に接続されている。したがって、右側の半導体チップ4は複数の走査線に電圧を供給する走査線駆動用のものである。信号線の下端部は、下ガラス基板2の上面の所定の2箇所に設けられた出力配線8を介して下側の2つの半導体チップ5に接続されている。したがって、下側の半導体チップ5は複数の信号線に電圧を供給する信号線駆動用のものである。
【0005】
下ガラス基板2の右側の突出部2aの上面において半導体チップ4搭載領域の外側にはフレキシブル配線基板21の一端部下面が異方性導電接着剤(図示せず)を介して接合されている。フレキシブル配線基板21と右側の2つの半導体チップ4とは、下ガラス基板2の右側の突出部2aの上面の所定の2箇所に設けられた2組の入力配線9を介して後で詳述するように接続されている。フレキシブル配線基板21と下側の2つの半導体チップ5とは、下ガラス基板2の下側の突出部2bの上面の所定の箇所に設けられた1組の入力配線10を介して接続されている。
【0006】
次に、図6(a)は図5に示す液晶表示パネル1の右辺部の一部の分解した状態における拡大平面図を示したものである。下ガラス基板2の突出部2aの上面において一点鎖線で囲まれた領域11は、半導体チップ4が搭載される半導体チップ搭載領域である。入力配線9は、図6(a)において、半導体チップ搭載領域11の左辺部の外側において下ガラス基板2の突出部2aの端面近傍に並列して設けられた7つの外部接続端子9aと、半導体チップ搭載領域11内の左辺部の上側に4つ下側に3つ設けられた入力用接続端子9bと、外部接続端子9aと入力用接続端子9bとの間に設けられた引き回し線9cとからなっている。出力配線7の一部からなる出力用接続端子7aは、図6(a)において、半導体チップ搭載領域11内の上辺部に設けられている。この場合、出力配線7は下ガラス基板2の突出部2aの端面まで延ばされているが、その理由については後で説明する。
【0007】
フレキシブル配線基板21は、図5に示すように、帯状部22aおよびこの帯状部22aの左部から上方に突出された突出部22bを有するほぼL字状のフィルム22を備えている。そして、図6(b)の拡大平面図に図示される如く、フィルム22の帯状部22aの下面の右側には、左側の入力配線9の外部接続端子9aに接続される7本の入力配線23が並列して設けられている。フィルム22の突出部22bの突出部下面には、右側の入力配線9の外部接続端子9aに接続される7本の入力配線24が並列して設けられている。この右側の入力配線24は、スルーホール導通部25、フィルム22の上面に左側の入力配線23を横断して設けられた引き回し線26およびスルーホール導通部27を介して左側の入力配線23に接続されている。なお、フィルム22の帯状部22aの下面の左側には、信号用の入力配線10に接続される7本の入力配線28が並列して設けられている。
【0008】
次に、図7は図6(a)に示す液晶表示パネル1の半導体チップ搭載領域11に搭載される半導体チップ4の端子位置を示すための透過拡大平面図を示したものである。半導体チップ4の下面の左辺部の上側には4つ下側には3つの入力用バンプ電極31が設けられ、上辺部には複数の出力用バンプ電極32が設けられている。そして、半導体チップ4を半導体チップ搭載領域11に異方性導電接着剤を介して搭載した状態では、半導体チップ4の入力用バンプ電極31および出力用バンプ電極32は、液晶表示パネル1の入力用接続端子9bおよび出力用接続端子7aに接続されている。
【0009】
次に、この液晶表示装置における走査線駆動信号の流れの一部について、図6を参照して説明する。左側の半導体チップ搭載領域11に搭載された半導体チップ4に対する走査線駆動信号は、フレキシブル配線基板21の入力配線23、左側の入力配線9の外部接続端子9a、引き回し線9c、入力用接続端子9bを介して左側の半導体チップ4の入力用バンプ電極31に供給される。右側の半導体チップ搭載領域11に搭載された半導体チップ4に対する走査線駆動信号は、フレキシブル配線基板21の入力配線23、スルーホール導通部27、引き回し線26、入力配線24、右側の入力配線9の外部接続端子9a、引き回し線9c、入力用接続端子9bを介して右側の半導体チップ4の入力用バンプ電極31に供給される。
【0010】
ここで、出力配線7を下ガラス基板2の突出部2aの端面まで延ばしている理由について説明する。上記のような構造の液晶表示パネル1を製造する場合、複数個の下ガラス基板2に対応する大きさの大型ガラス基板を用意し、この大型ガラス基板の下ガラス基板2形成領域の周囲に陽極酸化用給電線を出力配線7に接続させて設け、陽極酸化処理を行うことにより、特に、出力配線7に接続された走査線の表面に陽極酸化膜を形成し、これにより絶縁耐圧の向上を図ることがある。このような場合、大型ガラス基板を切断して個々の下ガラス基板2を得ると、出力配線7は下ガラス基板2の突出部2aの端面まで延ばされている。
【0011】
そして、このような構造の液晶表示パネル1では、下ガラス基板2の突出部2a上に、例えば図5に示すような1組の入力配線10を設けると、当該入力配線と出力配線7とが互いに交差することになるので、その間に絶縁膜を介在させても、走査線駆動の信頼性が低下し、好ましくない、そこで、図6(a)に示すように、2つの半導体チップ搭載領域11内の左辺部およびその外側にそれぞれ入力配線9を設けている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、液晶表示パネル1が上記のような構造であると、入力配線9が2組となるので、フレキシブル配線基板21としても2組の入力配線23、24を備えたものを用いることになる。すなわち、フレキシブル配線基板21として、フィルム22の突出部22bの突出部下面に設けられた入力配線24をスルーホール導通部25、フィルム22の上面に設けられた引き回し線26およびスルーホール導通部27を介してフィルム22の帯状部22aの下面に設けられた入力配線23に接続した構造のものを用いることになる。しかしながら、このようなフレキシブル配線基板21では、スルーホール導通部25、27を有する両面配線の複雑な構造となり、したがってコスト高になってしまうという問題があった。
この発明の課題は、配線基板を片面配線の簡単な構造とすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、一辺部上に配列された2つの半導体チップ搭載領域を有する液晶表示パネルと、該液晶表示パネルの前記各半導体チップ搭載領域に搭載された2つの半導体チップと、前記液晶表示パネルの一辺部上であって前記半導体チップ搭載領域の外側に接合された配線基板とを備えた液晶表示装置において、前記2つの半導体チップ搭載領域内の互いに隣接する部分に前記各半導体チップの入力電極に接続される入力用接続端子を設け、前記液晶表示パネルの一辺部上であって前記半導体チップ搭載領域の外側に前記各半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子に接続される1組の外部接続端子を設け、前記配線基板の下面に前記1組の外部接続端子に接続される1組の入力配線を設けものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記液晶表示パネルの一辺部上に、前記各半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子を相互に接続する中継配線を設けたものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記1組の外部接続端子の一部を一方の前記半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子に接続させ、残りを他方の前記半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子に接続させたものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記1組の外部接続端子をすべて一方の前記半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子に接続させたものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記2つの半導体チップの入力電極を点対称に配置したものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記液晶表示パネルの一辺部上に、前記各半導体チップの出力電極に接続される出力配線を当該一辺部の端面まで延ばして設けたものである。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記出力配線に陽極酸化用配線を兼ねさせたものである。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記液晶表示パネルの一辺部上に前記出力配線の前記入力用接続端子が形成された側と反対側に配線が形成され、前記配線基板に前記入力配線に接続される配線を設けたものである。
請求項9に記載の発明は、請求項8記載の発明において、前記配線基板の前記入力配線および前記配線を該配線基板の一面に形成したものである。
そして、請求項1に記載の発明によれば、液晶表示パネルの2つの半導体チップ搭載領域内の互いに隣接する部分に各半導体チップの入力電極に接続される入力用接続端子を設け、液晶表示パネルの一辺部上であって半導体チップ搭載領域の外側に各半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子に接続される1組の外部接続端子を設けているので、配線基板として、その下面に液晶表示パネルの1組の外部接続端子に接続される1組の入力配線が設けられたものを用いることができ、したがって配線基板を片面配線の簡単な構造とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の一実施形態における液晶表示装置の平面図を示し、図2(a)は図1に示す液晶表示パネルの右辺部の一部の分解した状態における拡大平面図を示し、図2(b)は図2(a)に示す液晶表示パネルに対応する部分のフレキシブル配線基板の拡大平面図を示し、図3は図2(a)に示す液晶表示パネルの半導体チップ搭載領域に搭載される半導体チップの端子位置を示すための透過拡大平面図を示したものである。なお、これらの図において、説明の便宜上、図5〜図7に示す従来のものと同一名称部分には同一の符号を付して説明することとする。
【0015】
図1に示すように、この液晶表示装置はアクティブマトリクス型の液晶表示パネル1を備えている。液晶表示パネル1は、下ガラス基板2と上ガラス基板3とがほぼ方形枠状のシール材(図示せず)を介して貼り合わされ、その間に液晶(図示せず)が封入されたものからなっている。この場合、下ガラス基板2の右辺部および下辺部は上ガラス基板3から突出されている。
【0016】
下ガラス基板2の右側の突出部2aの上面の所定の2箇所に直列的に設けられた長方形状の半導体チップ搭載領域11(図2(a)参照)には長方形状の半導体チップ4が異方性導電接着剤(図示せず)を介して搭載されている。下ガラス基板2の下側の突出部2bの上面の所定の2箇所に直列的に設けられた長方形状の半導体チップ搭載領域には長方形状の半導体チップ5が異方性導電接着剤(図示せず)を介して搭載されている。半導体チップ4、5は、液晶駆動用のLSI等からなっている。
【0017】
下ガラス基板2の上面において二点鎖線で囲まれた表示領域6には、図示していないが、複数の走査線が行方向(図1の紙面左右方向)に延びて設けられているとともに、複数の信号線が列方向(図1の紙面上下方向)に延びて設けられている。走査線の右端部は、下ガラス基板2の上面の所定の2箇所に設けられた出力配線7を介して右側の2つの半導体チップ4に接続されている。したがって、右側の半導体チップ4は複数の走査線に電圧を供給する走査線駆動用のものである。信号線の下端部は、下ガラス基板2の上面の所定の2箇所に設けられた出力配線8を介して下側の2つの半導体チップ5に接続されている。したがって、下側の半導体チップ5は複数の信号線に電圧を供給する信号線駆動用のものである。
【0018】
下ガラス基板2の右側の突出部2aの上面において半導体チップ4搭載領域の外側にはフレキシブル配線基板21の一端部下面が異方性導電接着剤(図示せず)を介して接合されている。フレキシブル配線基板21と右側の2つの半導体チップ4とは、下ガラス基板2の右側の突出部2aの上面の所定の箇所に設けられた1組の入力配線9を介して後で詳述するように接続されている。フレキシブル配線基板21と下側の2つの半導体チップ5とは、下ガラス基板2の下側の突出部2bの上面の所定の箇所に設けられた1組の入力配線10を介して接続されている。
【0019】
次に、図2(a)に示すように、下ガラス基板2の突出部2aの上面において一点鎖線で囲まれた領域11は、半導体チップ4が搭載される半導体チップ搭載領域である。この場合、2つの半導体チップ搭載領域11内における接続端子の配置は点対称となっている。すなわち、図2(a)における左側の半導体チップ搭載領域11内の右辺部の上側には3つ下側には4つの入力用接続端子12bが設けられ、下辺部には出力配線7の一部からなる出力用接続端子7aが設けられている。図2(a)における右側の半導体チップ搭載領域11内の左辺部の上側には4つ下側には3つの入力用接続端子9bが設けられ、上辺部には出力配線7の一部からなる出力用接続端子7aが設けられている。
【0020】
そして、入力配線9は、2つの半導体チップ搭載領域11の互いに隣接する部分の外側において下ガラス基板2の突出部2aの端面近傍に並列して設けられた7つの外部接続端子9aと、上記合計14個の入力用接続端子9bと、2つの半導体チップ搭載領域11の互いに隣接する部分およびその外側の上ガラス基板3側に設けられた7本の中継配線9dとからなっている。この場合、図2(a)において、左側の4つの外部接続端子9aは左側の半導体チップ搭載領域11内の右辺部の下側に設けられた入力用接続端子9bに接続され、右側の3つの外部接続端子9aは右側の半導体チップ搭載領域11内の左辺部の下側に設けられた入力用接続端子9bに接続されている。
【0021】
7本の中継配線9dのうち1本おきの4本の中継配線9dは、左側の半導体チップ搭載領域11内の右辺部の下側に設けられた入力用接続端子9bと右側の半導体チップ搭載領域11内の左辺部の上側に設けられた入力用接続端子9bとの間に設けられている。残りの3本の中継配線9dは、左側の半導体チップ搭載領域11内の右辺部の上側に設けられた入力用接続端子9bと右側の半導体チップ搭載領域11内の左辺部の下側に設けられた入力用接続端子9bとの間に設けられている。なお、この場合も、出力配線7は下ガラス基板2の突出部2aの端面まで延ばされている。
【0022】
フレキシブル配線基板21は、図1に示すように、帯状部22aおよびこの帯状部22aの左部から上方に突出された突出部22bを有するほぼL字状のフィルム22を備えている。そして、図2(b)の拡大平面図に図示される如く、フィルム22の下面には、帯状部22aの下面の右側に並列して設けられた7本の第1の入力配線23aと、突出部22bの突出部下面に並列して設けられた7本の第2の入力配線23bと、第1の入力配線23aと第2の入力配線23bとの間に並列して設けられた第3の入力配線23cと、からなる1組の入力配線が設けられている。この1組の入力配線のうち第2の入力配線23bは液晶表示パネル1の1組の入力配線9の外部接続端子9aに接続されている。なお、フィルム22の帯状部22aの下面の左側には、信号用の入力配線10に接続される7本の入力配線28が並列して設けられている。
【0023】
次に、図3に示すように、半導体チップ4の下面の左辺部の上側には4つ下側には3つの入力用バンプ電極31が設けられ、上辺部には複数の出力用バンプ電極32が設けられている。そして、図2(a)における右側の半導体チップ搭載領域11には、図3に示す状態の半導体チップ4が異方性導電接着剤を介して搭載され、図2(a)における左側の半導体チップ搭載領域11には、図3に示す状態から180°回転された状態の半導体チップ4が異方性導電接着剤を介して搭載されている。この状態では、半導体チップ4の入力用バンプ電極31および出力用バンプ電極32は、液晶表示パネル1の入力用接続端子9bおよび出力用接続端子7aに接続されている。
【0024】
次に、この液晶表示装置における走査線駆動信号の流れの一部について、図2を参照して説明する。左側の半導体チップ搭載領域11に搭載された半導体チップ4に対する走査線駆動信号は、フレキシブル配線基板21の入力配線23a、23c、23bを介して入力配線9の外部接続端子9aに供給される。そして、図2(a)において左側の4つの外部接続端子9aに供給された走査線駆動信号は、それに接続された入力用接続端子9bを介して左側の半導体チップ4の入力用バンプ電極31に供給される。図2(a)において右側の3つの外部接続端子9aに供給された走査線駆動信号は、それに接続された入力用接続端子9b、中継配線9dおよび入力用接続端子9bを介して左側の半導体チップ4の入力用バンプ電極31に供給される。
【0025】
一方、右側の半導体チップ搭載領域11に搭載された半導体チップ4に対する走査線駆動信号は、フレキシブル配線基板21の入力配線23a、23c、23bを介して入力配線9の外部接続端子9aに供給される。そして、図2(a)において右側の3つの外部接続端子9aに供給された走査線駆動信号は、それに接続された入力用接続端子9bを介して右側の半導体チップ4の入力用バンプ電極31に供給される。図2(a)において左側の4つの外部接続端子9aに供給された走査線駆動信号は、それに接続された入力用接続端子9b、中継配線9dおよび入力用接続端子9bを介して右側の半導体チップ4の入力用バンプ電極31に供給される。
【0026】
以上のように、この液晶表示装置では、液晶表示パネル1の2つの半導体チップ搭載領域11内の互いに隣接する部分に各半導体チップ4の入力用バンプ電極31に接続される入力用接続端子9bを設け、半導体チップ搭載領域11の外側に各半導体チップ搭載領域11内の入力用接続端子9bに接続される1組の外部接続端子9aを設けているので、フレキシブル配線基板21として、その下面に液晶表示パネル1の1組の外部接続端子9aに接続される1組の入力配線23a、23b、23cが設けられたものを用いることができる。したがって、フレキシブル配線基板1を片面配線の簡単な構造とすることができ、ひいてはフレキシブル配線基板1のコストを低減することができる。
【0027】
ところで、図6(a)に示す従来例の場合には、左側の半導体チップ搭載領域11の左側に入力配線9を設けているので、当該左側の半導体チップ搭載領域11を信号用の入力配線10からある程度離れた位置に設けることになる。これに対し、この実施形態の場合には、図2(a)に示すように、左側の半導体チップ搭載領域11の左側に入力配線9を設けていないので、当該左側の半導体チップ搭載領域11を信号用の入力配線10に可及的に近づけた位置に設けることができる。また、液晶表示パネル1に1組の入力配線9を設けているので、フレキシブル配線基板21にも1組の入力配線23a、23b、23cを設ければよい。以上の結果、図2(a)に示すフレキシブル配線基板21の突出部22bの突出長(図2(a)の紙面左右方向の長さ)を図6(a)に示す従来例の場合よりも短くすることができ、フレキシブル配線基板21の占有面積が小さくなり、ひいてはフレキシブル配線基板21のコストをより一層低減することができる。
【0028】
なお、上記実施形態では、図2(a)に示すように、7つの外部接続端子9aのうち右側の3つの外部接続端子9aを右側の半導体チップ搭載領域11内の左辺部の下側に設けられた入力用接続端子9bに接続した場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図4(a)に示すように、7つの外部接続端子9aをすべて左側の半導体チップ搭載領域11内の右辺部に設けられた入力用接続端子9bに接続し、当該入力用接続端子9bと右側の半導体チップ搭載領域11内の左辺部に設けられた入力用接続端子9bとを中継配線9dで接続するようにしてもよい。このようにした場合には、図4(b)に示すフレキシブル配線基板21の突出部22bの突出長を図2(b)に示す場合よりもより一層短くすることができる。
【0029】
また、上記実施形態では、2つの半導体チップ4として入力電極31および出力電極32の配置が同じであるものを用いた場合について説明したが、これに限らず、入力電極31および出力電極32の配置が互いに異なるものを用いるようにしてもよい。ただし、この場合、2つの半導体チップ搭載領域11内の接続端子の配置は非点対称となる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、液晶表示パネルの2つの半導体チップ搭載領域内の互いに隣接する部分に各半導体チップの入力電極に接続される入力用接続端子を設け、液晶表示パネルの一辺部上であって半導体チップ搭載領域の外側に各半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子に接続される1組の外部接続端子を設けているので、配線基板として、その下面に液晶表示パネルの1組の外部接続端子に接続される1組の入力配線が設けられたものを用いることができ、したがって配線基板を片面配線の簡単な構造とすることができ、ひいては配線基板のコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態における液晶表示装置の平面図。
【図2】(a)は図1に示す液晶表示パネルの右辺部の一部の分解した状態における拡大平面図、(b)は図2(a)に示す液晶表示パネルに対応する部分のフレキシブル配線基板の拡大平面図。
【図3】図2(a)に示す液晶表示パネルの半導体チップ搭載領域に搭載される半導体チップの端子位置を示すための透過拡大平面図。
【図4】この発明の他の実施形態における液晶表示装置を説明するために示すもので、(a)は図2(a)同様の拡大平面図、(b)は図2(b)同様の拡大平面図。
【図5】従来の液晶表示装置の一例の平面図。
【図6】(a)は図5に示す液晶表示パネルの右辺部の一部の分解した状態における拡大平面図、(b)は図6(a)に示す液晶表示パネルに対応する部分のフレキシブル配線基板の拡大平面図。
【図7】図6(a)に示す液晶表示パネルの半導体チップ搭載領域に搭載される半導体チップの端子位置を示すための透過拡大平面図。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル
2 下ガラス基板
2a、2b 突出部
3 上ガラス基板
4、5 半導体チップ
6 表示領域
7、8 出力配線
7a 出力用接続端子
9、10 入力配線
9a 外部接続端子
9b 入力用接続端子
9d 中継配線
11 半導体チップ搭載領域
21 フレキシブル配線基板
22 フィルム
22a 帯状部
22b 突出部
23a、23b、23c 入力配線
31 入力電極
32 出力電極

Claims (9)

  1. 一辺部上に配列された2つの半導体チップ搭載領域を有する液晶表示パネルと、該液晶表示パネルの前記各半導体チップ搭載領域に搭載された2つの半導体チップと、前記液晶表示パネルの一辺部上であって前記半導体チップ搭載領域の外側に接合された配線基板とを備えた液晶表示装置において、前記2つの半導体チップ搭載領域内の互いに隣接する部分に前記各半導体チップの入力電極に接続される入力用接続端子が設けられ、前記液晶表示パネルの一辺部上であって前記半導体チップ搭載領域の外側に前記各半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子に接続される1組の外部接続端子が設けられ、前記配線基板の下面に前記1組の外部接続端子に接続される1組の入力配線が設けられていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記液晶表示パネルの一辺部上に、前記各半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子を相互に接続する中継配線が設けられていることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項2に記載の発明において、前記1組の外部接続端子の一部は一方の前記半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子に接続され、残りは他方の前記半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子に接続されていることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項2に記載の発明において、前記1組の外部接続端子はすべて一方の前記半導体チップ搭載領域内の入力用接続端子に接続されていることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、前記2つの半導体チップは入力電極が点対称に配置されていることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記液晶表示パネルの一辺部上に、前記各半導体チップの出力電極に接続される出力配線が当該一辺部の端面まで延びて設けられていることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 請求項6に記載の発明において、前記出力配線は陽極酸化用配線を兼ねていることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記液晶表示パネルの一辺部上に前記出力配線の前記入力用接続端子が形成された側と反対側に配線が形成され、前記配線基板は前記入力配線に接続される配線を有することを特徴とする液晶表示装置。
  9. 請求項8記載の発明において、前記配線基板の前記入力配線および前記配線は該配線基板の一面に形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
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