JP2002118051A - 塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

塗布装置及び塗布方法

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JP2002118051A JP2000309091A JP2000309091A JP2002118051A JP 2002118051 A JP2002118051 A JP 2002118051A JP 2000309091 A JP2000309091 A JP 2000309091A JP 2000309091 A JP2000309091 A JP 2000309091A JP 2002118051 A JP2002118051 A JP 2002118051A
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    • B05D1/002Processes for applying liquids or other fluent materials the substrate being rotated
    • B05D1/005Spin coating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジスト塗布装置におけるケーシング内及び
カップ内の雰囲気制御をより容易に行う。 【解決手段】 カップ61下部に,カップ61内の雰囲
気を排気する第1排気管62と当該第1排気管62の排
気流量を調節する第1ダンパ64を設ける。ケーシング
17aの下部に,ケーシング17a内の雰囲気を排気す
る第2排気管63と,当該第2排気管63の排気流量を
調節する第2ダンパ84を設ける。第1排気管62の下
流側は,第2排気管63における第2ダンパ84の上流
側に接続する。そして,レジスト塗布処理中は,第1ダ
ンパ64を調節してカップ61内の不純物がカップ61
外に流出しないような流量でカップ61内の雰囲気を排
気し,第2ダンパ84を調節してケーシング17a内の
気圧が陽圧になるような流量でケーシング17a内の雰
囲気を排気する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,基板の塗布装置及
び塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造プロセスに
おけるフォトリソグラフィー工程では,基板である例え
ば半導体ウェハ(以下「ウェハ」とする)表面にレジス
ト液を塗布し,レジスト膜を形成するレジスト塗布処
理,ウェハにパターンを露光する露光処理,露光後のウ
ェハに対して現像を行う現像処理等が行われ,ウェハに
所定の回路パターンを形成する。
【0003】上述のレジスト塗布処理は,通常レジスト
塗布装置で行われており,例えばレジスト塗布装置のケ
ーシング内には,上面が開口した円筒状のカップが設け
られ,当該カップ内には,ウェハを吸着保持し,回転さ
せるスピンチャックが設けられている。そして,ウェハ
のレジスト塗布処理は,回転されたウェハの中心にレジ
スト液を供給し,当該回転による遠心力によりウェハ上
のレジスト液を拡散させて,ウェハ上に均一なレジスト
膜を形成することにより行われていた。
【0004】また,レジスト塗布処理の際には,ケーシ
ング内及びカップ内を所定の温湿度雰囲気に維持する必
要があるため,レジスト塗布装置には,カップ内のウェ
ハにエアや不活性気体等の気体を供給する供給装置と,
カップの下方からカップ内の雰囲気を排気する排気装置
とが設けられている。従来,レジスト塗布装置内の雰囲
気を排気する排気装置は,当該排気装置のみであり,前
記供給装置の気体の供給量と一の前記排気装置の排気量
とを調節することによって,レジスト塗布処理の処理環
境を維持していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,レジス
ト膜の膜厚は,上述した気体を供給する際の流速によっ
て変動するため,気体の流速を所定の範囲内に維持する
必要があり,また,ケーシング外からの不純物がケーシ
ング内に流入しないようにケーシング内を陽圧に維持し
つつ,さらにウェハから発生する不純物をカップ外に流
出させないように,上述した気体の排気を一定の排気流
量以上で行う必要がある。そのため,上述したように一
の排気装置と供給装置によって,上述した条件を全て満
たすように各排気流量,供給流量を調節するのは,極め
て困難であった。
【0006】本発明は,かかる点に鑑みてなされたもの
であり,ケーシング内及びカップ内の雰囲気制御をより
容易に行うことのできる塗布装置と,当該塗布装置を用
いた塗布方法を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば,ケーシング内の容器内に位置する基板に塗布液を塗
布する塗布装置において,前記ケーシング内に所定の気
体を供給する供給装置と,前記容器内の雰囲気を排気す
る第1の排気管と,前記ケーシング内の雰囲気を排気す
る第2の排気管とを有し,前記第1の排気管には,当該
第1の排気管内を通過する雰囲気の流量を調節する第1
の調節装置が設けられ,前記第2の排気管には,当該第
2の排気管内を通過する雰囲気の流量を調節する第2の
調節装置が設けられていることを特徴とする塗布装置が
提供される。
【0008】このように,前記容器内の雰囲気を排気す
る第1の排気管とは別に,ケーシング内の雰囲気を排気
する第2の排気管を設けることにより,ケーシング内を
陽圧に維持するため排気調節を第2の排気管を用いて行
うことができる。そのため,上述した,気体の供給量に
対しケーシング内が陽圧になるようにケーシング内を排
気し,かつ容器内の雰囲気が容器外に流出しないように
容器内の雰囲気を所定流量以上で排気するという条件を
満たす排気作業を,第1の排気管と第2の排気管とを用
いて分担して行うことができる。したがって,ケーシン
グ内及び容器内の雰囲気制御をより容易に行うことがで
きる。
【0009】かかる請求項1の発明において,請求項2
のように前記第1の排気管の下流側が,前記第2の排気
管における,前記第2の調節装置の上流側に接続される
ようにしてもよい。このように,第1の排気管の下流側
を第2の排気管に接続することにより,前記容器内の排
気が最終的に第2の排気管内に送られるため,一系統の
配管によって,ケーシング内と容器内の雰囲気の排気を
行うことができる。したがって,配管設備が単純化され
るとともに,余計な設備を省略できるのでコストの低減
が図られる。
【0010】また,上述の請求項1,2の各塗布装置に
おいて,請求項3のように前記供給装置が,前記気体が
前記ケーシングの上部から下方に向けて供給されるよう
に構成されており,前記第2の排気管は,前記ケーシン
グの下部に設けられており,前記供給装置と第2の排気
管によって前記ケーシング内に発生した下降気流を整流
する整流板を有するようにしてもよい。このように,ケ
ーシング内の気流を整流し,気流が一方向に流れるよう
にすることにより,乱流等を抑え,ケーシング内の塵埃
等の不純物を好適に排出することができ,ケーシング内
をより清浄な状態に維持することができる。
【0011】さらに,かかる請求項1〜3の各塗布装置
において,請求項4のように前記容器内に位置する基板
に塗布液を供給する塗布液供給手段を搬送する搬送装置
と,前記ケーシング内に配置された前記搬送装置を収容
する収容部と,当該収容部内の雰囲気を排気する第3の
排気管とを有するようにしてもよい。前記塗布液供給手
段を搬送する搬送装置には,通常複数の駆動機構が設け
られており,このような駆動機構からは塵埃等の不純物
が発生しやすい。請求項4の発明によれば,当該搬送装
置の収容部を設け,その収容部の雰囲気を別途第3の排
気管によって排気できるため,搬送装置から発生した不
純物を好適に排出することができる。その結果,当該不
純物が基板に付着して汚染することが抑制され,基板の
塗布処理が好適に行われる。
【0012】請求項5の発明によれば,請求項1に記載
の塗布装置を用いた塗布方法であって,前記第2の排気
管から排気される前記ケーシング内の雰囲気の流量を調
節することによって,前記ケーシング内の気圧を前記ケ
ーシング外の気圧よりも高く維持することを特徴とする
塗布方法が提供される。
【0013】このように,第2の排気管を用いてケーシ
ング内の気圧を陽圧に維持することにより,従来一の排
気管によって行われていた,前記容器内の排気流量調節
とケーシング内の陽圧調節とを分担して行うことができ
るため,各調節をより容易に行うことができる。
【0014】請求項6の発明によれば,請求項2に記載
の塗布装置を用いた塗布方法であって,前記第1の排気
管から排気される前記容器内の雰囲気の流量を第1の流
量に調節し,前記第2の排気管から排気される前記ケー
シング内の雰囲気の流量を前記第1の流量よりも多い第
2の流量に調節することによって,前記ケーシング内の
気圧を前記ケーシング外の気圧よりも高く維持すること
を特徴とする塗布方法が提供される。
【0015】請求項6によれば,第2の排気管における
第2の調節装置の上流側に第1の排気管を接続した塗布
装置において,第1の排気管内を通過する排気流量を第
1の流量に調節し,第2の排気管内を通過する排気流量
を第1の流量よりも多い第2の流量に調節する。こうす
ることによって,第1の排気管からの容器内の排気が適
切な排気流量,すなわち第1の流量で行われ,ケーシン
グ内の排気が第2の流量と第1の流量の差の流量で,ケ
ーシング内が陽圧になるように行われる。したがって,
上述した条件,すなわちケーシング内が陽圧になるよう
にケーシング内の雰囲気を排気し,かつ不純物を含有す
る容器内の雰囲気が容器外のケーシング内に流出しない
ように容器内を排気するという条件を満たす排気を行う
ことができる。また,第1の排気管内を通る気体は,最
終的に第2の排気管に送られるため,一系統の配管によ
ってケーシング内と容器内との雰囲気排気を行うことが
できる。
【0016】かかる請求項5,6の各発明において,請
求項7のように前記基板を回転させた状態で,当該基板
の中心に塗布液を供給し,当該塗布液を拡散させる時に
のみ,前記第1の排気管から排気される前記容器内の雰
囲気の流量を増大させるようにしてもよい。このよう
に,回転している基板に塗布液を供給し,基板上の塗布
液を拡散させる時にのみ前記第1の排気管内の排気流量
を増大させることによって,前記塗布液の供給,拡散時
において発生した塗布液のミストが第1の排気管によっ
て強力に排気されて,当該ミストが容器外のケーシング
内に流出することが抑制できる。したがって,当該ミス
トの発生しやすい前記塗布液の供給,拡散時において
も,ケーシング内及び容器内を清浄な雰囲気に維持する
ことができる。
【0017】また,上述した請求項5〜7の各塗布方法
において,請求項8のように前記容器内に位置する基板
に塗布液を供給する塗布液供給手段を搬送する搬送装置
と,前記ケーシング内に配置された前記搬送装置を収容
する収容部と,当該収容部内の雰囲気を排気する第3の
排気管とが備えられ,少なくとも前記塗布液供給手段が
前記基板上方に位置した時に,前記第3の排気管から前
記収容部内の雰囲気を排気するようにしてよい。このよ
うに請求項4と同様の塗布装置において,少なくとも塗
布液供給手段が基板上方に位置している時に,搬送装置
の収容部の排気を行うことによって,搬送装置から発生
した不純物が塗布液供給手段から基板上に落下し,基板
に付着することが抑制できる。また,塗布液供給手段が
基板上方に位置した時にのみ前記収容部の排気を行うよ
うにすれば,その分排気のための電気消費量等が低減で
きるため,低コスト化が図られる。前記基板上方とは,
好ましくは塗布液供給手段及び搬送装置からの不純物が
基板上に落下する基板上の範囲である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態について説明する。図1は,本発明にかかる塗布装置
を有する塗布現像処理システム1の平面図であり,図2
は,塗布現像処理システム1の正面図であり,図3は,
塗布現像処理システム1の背面図である。
【0019】塗布現像処理システム1は,図1に示すよ
うに,例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部か
ら塗布現像処理システム1に対して搬入出したり,カセ
ットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットス
テーション2と,塗布現像処理工程の中で枚葉式に所定
の処理を施す各種処理装置を多段配置してなる処理ステ
ーション3と,この処理ステーション3に隣接して設け
られている図示しない露光装置との間でウェハWの受け
渡しをするインターフェイス部4とを一体に接続した構
成を有している。
【0020】カセットステーション2では,載置部とな
るカセット載置台5上の所定の位置に,複数のカセット
CをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在とな
っている。そして,このカセット配列方向(X方向)と
カセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z
方向;鉛直方向)に対して移送可能なウェハ搬送体7が
搬送路8に沿って移動自在に設けられており,各カセッ
トCに対して選択的にアクセスできるようになってい
る。
【0021】ウェハ搬送体7は,ウェハWの位置合わせ
を行うアライメント機能を備えている。このウェハ搬送
体7は後述するように処理ステーション3側の第3の処
理装置群G3に属するエクステンション装置32に対し
てもアクセスできるように構成されている。
【0022】処理ステーション3では,その中心部に主
搬送装置13が設けられており,この主搬送装置13の
周辺には各種処理装置が多段に配置されて処理装置群を
構成している。該塗布現像処理システム1においては,
4つの処理装置群G1,G2,G3,G4が配置されており,第
1及び第2の処理装置群G1,G2は現像処理システム1の
正面側に配置され,第3の処理装置群G3は,カセットス
テーション2に隣接して配置され,第4の処理装置群G4
は,インターフェイス部4に隣接して配置されている。
さらにオプションとして破線で示した第5の処理装置群
G5を背面側に別途配置可能となっている。前記主搬送装
置13は,これらの処理装置群G1,G3,G4,G5
に配置されている後述する各種処理装置に対して,ウェ
ハWを搬入出可能である。なお,処理装置群の数や配置
は,ウェハWに施される処理の種類によって異なり,処
理装置群の数は,1以上であれば4つで無くてもよい。
【0023】第1の処理装置群G1では,例えば図2に示
すように,本実施の形態にかかる塗布装置としてのレジ
スト塗布装置17と,露光後のウェハWを現像処理する
現像処理装置18とが下から順に2段に配置されてい
る。処理装置群G2の場合も同様に,レジスト塗布装置1
9と,現像処理装置20とが下から順に2段に積み重ね
られている。
【0024】第3の処理装置群G3では,例えば図3に示
すように,ウェハWを冷却処理するクーリング装置3
0,レジスト液とウェハWとの定着性を高めるためのア
ドヒージョン装置31,ウェハWを待機させるエクステ
ンション装置32,レジスト液中の溶剤を乾燥させるプ
リベーキング装置33,34及び現像処理後の加熱処理
を施すポストベーキング装置35,36等が下から順に
例えば7段に重ねられている。
【0025】第4の処理装置群G4では,例えばクーリン
グ装置40,載置したウェハWを自然冷却させるエクス
テンション・クーリング装置41,エクステンション装
置42,クーリング装置43,露光後の加熱処理を行う
ポストエクスポージャーベーキング装置44,45,ポ
ストベーキング装置46,47等が下から順に例えば8
段に積み重ねられている。
【0026】インターフェイス部4の中央部にはウェハ
搬送体50が設けられている。このウェハ搬送体50は
X方向(図1中の上下方向),Z方向(垂直方向)の移
動とθ方向(Z軸を中心とする回転方向)の回転が自在
にできるように構成されており,第4の処理装置群G4に
属するエクステンション・クーリング装置41,エクス
テンション装置42,周辺露光装置51及び図示しない
露光装置に対してアクセスして,各々に対してウェハW
を搬送できるように構成されている。
【0027】次に,上述したレジスト塗布装置17の構
成について詳しく説明する。図4は,レジスト塗布装置
17の概略を示す縦断面の説明図であり,図5は,レジ
スト塗布装置17の横断面の説明図である。
【0028】レジスト塗布装置17のケーシング17a
の中央部には,図4に示すように上面が平坦に形成さ
れ,その中央部に図示しない吸引口を有するスピンチャ
ック60が設けられており,レジスト塗布装置17内に
搬入されたウェハWがスピンチャック60上に水平に吸
着保持されるように構成されている。スピンチャック6
0下方には,このスピンチャック60を上下動及び回転
自在とする図示しない駆動機構が設けられており,ウェ
ハWにレジスト液を塗布する際にウェハWを所定の回転
数で回転させたり,ウェハWをスピンチャック60上に
載置する際にスピンチャック60を上下に移動させたり
できるようになっている。
【0029】スピンチャック60の外周外方には,この
外周を取り囲むようにして,上面が開口した環状のカッ
プ61が設けられており,スピンチャック60上に吸着
保持され,回転されたウェハWから遠心力により飛散し
たレジスト液を受け止め,周辺の装置が汚染されないよ
うになっている。カップ61の底部には,当該ウェハW
からこぼれ落ちたり,飛散したりしたレジスト液を排液
する図示しないドレイン管が設けられている。
【0030】カップ61の下部には,カップ61内の雰
囲気を排気する第1排気管62が設けられている。第1
排気管62は,後述のように第2排気管83を介して吸
引装置63に通じており,この吸引装置63によってカ
ップ62内の雰囲気を積極的に排気できるようになって
いる。また,この第1排気管62には,第1の調節装置
としての第1ダンパ64が設けられており,第1排気管
62を流れる気体の流量を調節可能に構成されている。
【0031】カップ61の側方であって,X方向負方向
(図4,図5の右方向)側には,図5に示すようにY方
向(図5の上下方向)に長く,外形が直方体形状の収容
部としてのケース66が設けられている。当該ケース6
6内には,ウェハWにレジスト液を吐出する塗布液供給
手段としてのレジスト液供給ノズル67を搬送する搬送
装置としてのノズル搬送装置68が設けられている。
【0032】ノズル搬送装置68は,図4に示すように
レジスト液供給ノズル67を吊り下げるようにして保持
可能なノズル保持部材69と,このノズル保持部材69
が固定されているアーム部70とを有している。アーム
部70には,図示しない駆動機構が設けられており,こ
の駆動機構によってアーム部70は,図5に示すように
Y方向に伸びるレール71上を移動自在であり,またZ
方向に伸縮自在に構成されている。したがって,ノズル
保持部材69に保持されたレジスト液供給ノズル67
は,Y,Z方向に移動自在である。また,ノズル保持部
材69の固定されている位置は,アーム部70がウェハ
の中心上方に移動した際に,ノズル保持部材69がウェ
ハWの中心上方になる位置であり,レジスト液が当該ノ
ズル保持部材69に保持されたレジスト液供給ノズル6
7からウェハWの中心に供給されるようになっている。
【0033】また,ケース66の上面には,複数の第1
通気孔66aが設けられ,ケース66のカップ61側の
下部には,第2通気孔66bが設けられており,第1通
気孔66aからの気体がケース66内を通過し,第2通
気孔66bからカップ61の下方に排出されるように構
成されている。
【0034】カップ61の外方であって,Y方向正方向
(図5の上方向)側には,上記したレジスト液供給ノズ
ル67を待機させて置くためのノズルボックス72が設
けられている。ノズルボックス72には,レジスト液供
給ノズル67の外形と同形状の複数の凹部73が設けら
れており,当該凹部73にレジスト液供給ノズル67を
受容し,待機させることができるようになっている。ま
た,ノズルボックス72は,X方向に移動自在に構成さ
れており,ノズルボックス72がX方向に移動すること
によって,所望のレジスト液供給ノズル67が,ノズル
搬送装置68に固定されているノズル保持部材69の下
方に移動し,ノズル保持部材69が下降してレジスト液
供給ノズル67を保持できるようになっている。
【0035】ケーシング17aの上面には,ケーシング
17a内に所定の気体,例えば大気であるエアや不活性
気体を供給するための供給装置としての供給管74が設
けられている。この供給管74には,ダンパ75が設け
られており,ケーシング17a内に供給される気体の流
量を所定の流量に調節できるようになっている。なお,
不活性気体には,例えば窒素ガス,ヘリウムガス等が含
まれる。
【0036】また,供給管74のダンパ75の下流に
は,温湿度調節装置76が設けられており,供給管74
内を流れる気体を適切な温度及び湿度に調節してから,
当該気体をケーシング17a内に供給できるようになっ
ている。
【0037】ケーシング17aの内側の上部には,前記
供給管74からの気体を分流する分流板77がケーシン
グ17aの上面と平行になるように設けられている。分
流板77には,図6に示すように多数の通気孔78が設
けられており,当該通気孔78は,下方のカップ61に
対向する部分の方が他の部分に比べて密になるように設
けられている。かかる構成により供給管74から供給さ
れた気体を,各通気孔78を通すことによって分流し,
ケーシング17a内全体に安定した下降気流を供給でき
るようになっている。また,通気孔78がカップ61に
対向する位置に多く設けられているため,カップ61内
により多くの気体が供給されるようになっている。
【0038】前記分流板77の下方であって,カップ6
1と同じ高さの位置には,整流板80がカップ61の外
周を取り囲むようにして水平に設けられている。この整
流板80には,図5に示すように多数の孔81が設けら
れており,上述した分流板77を通過した気体が当該孔
81を通過することによって,分流板77から整流板8
0に対して直線的な下降気流が形成されるようになって
いる。
【0039】ケーシング17aの内側の下部には,排気
口82を上方に向けた第2の排気管としての第2排気管
83が設けられており,吸引装置63によってケーシン
グ17a内の雰囲気を積極的に排気できるようになって
いる。第2排気管83には,第2排気管83を流れる雰
囲気の流量を調節する第2の調節装置としての第2ダン
パ84が取り付けられている。また,上述したカップ6
1からの第1排気管62の下流側は,第2ダンパ84の
上流側の第2排気管83に連通されており,最終的に
は,カップ61内の雰囲気も第2排気管83を通って排
気されるようになっている。なお,上述したように第2
排気管83には,第1排気管62からの気体が合流する
が,第1排気管62の排気流量は上流の第1ダンパ64
によって調節されているため,第2ダンパ84による流
量調節は,専ら排気口82から排気されるケーシング1
7a内の雰囲気の流量調節を担っている。
【0040】上述した第1排気管62の第1ダンパ6
4,供給管74のダンパ75,第2排気管83の第2ダ
ンパ84は,コントローラ85によって制御されてお
り,コントローラ85によって第1排気管62,第2排
気管83及び供給管74内を流れる気流の流量を所定の
流量に維持したり,所定のタイミングで所定の流量に変
更したりすることができる。
【0041】次に,以上のように構成されているレジス
ト塗布装置17の作用について,塗布現像処理システム
1で行われるフォトリソグラフィー工程のプロセスと共
に説明する。
【0042】先ず,ウェハ搬送体7がカセットCから未
処理のウェハWを1枚取りだし,第3の処理装置群G3に
属するアドヒージョン装置31に搬入する。このアドヒ
ージョン装置31において,レジスト液との密着性を向
上させるHMDSなどの密着強化剤を塗布されたウェハW
は,主搬送装置13によって,クーリング装置30搬送
され,所定の温度に冷却される。その後,ウェハWはレ
ジスト塗布装置17又19に搬送される。
【0043】そして,ウェハW上にレジスト膜が形成さ
れたウェハWは,再び主搬送装置13によってプリベー
キング装置33又は34,エクステンション・クーリン
グ装置41に順次搬送され,所定の処理が施される。
【0044】次いで,ウェハWはエクステンション・ク
ーリング装置41からウェハ搬送体50によって取り出
され,周辺露光装置51を経て露光装置(図示せず)に
搬送される。露光処理の終了したウェハWは,ウェハ搬
送体50によりエクステンション装置42に搬送され,
さらに主搬送装置13によって,ポストエクスポージャ
ーベーキング装置44又は45,現像処理装置18又は
20,ポストベーキング装置35,36,46又は4
7,クーリング装置30と順次搬送され,各装置におい
て所定の処理が施される。その後,ウェハWは,エクス
テンション装置32を介して,ウェハ搬送体7によって
カセットCに戻され,一連の所定の塗布現像処理が終了
する。
【0045】次に上述したレジスト塗布装置17の作用
について詳しく説明する。先ず,ウェハWがレジスト塗
布装置17に搬入される前に,供給管74からケーシン
グ17a内に,温度及び湿度が調節されたエアが供給さ
れ始める。このときのエアの供給流量は,コントローラ
85及びダンパ75によって,例えば供給管74内の流
速が0.3m/s程度になるように2.1m/min
に調節される。
【0046】また,これと同時に吸引装置63が作動
し,カップ61内の雰囲気が第1排気管62から排気さ
れ,ケーシング17a内の雰囲気が排気口82から排気
され始める。このとき,第1排気管62内の流量は,第
1の流量としての,例えば1.5m/minに調節さ
れ,第2排気管83の流量は,第2の流量としての,例
えば2.0m/minに調節される。
【0047】これによって,供給管74から供給された
2.1m/minのエアは,分流板77を通過し,ケ
ーシング17a内全体に供給され,その内1.5m
minのエアは,カップ61内に入り,カップ61内を
パージしつつ第1排気管62から排気される。また供給
されたエアの内0.5m/min(前記第1の流量と
前記第2の流量との差)は,整流板80又はケース66
内を通過し,ケーシング17a内に下降気流を形成しつ
つ,排気口82から第2排気管83を介して排気され
る。そして,残りの0.1m/minによってケーシ
ング17a内の気圧が陽圧に維持される。
【0048】以上のようにケーシング17a内及びカッ
プ61内の雰囲気が適切な雰囲気に維持された後に,ウ
ェハWのレジスト塗布処理が開始される。先ず,主搬送
装置13によってウェハWがレジスト塗布装置17内に
搬入され,ウェハWが予め上昇して待機していたスピン
チャック60に受け渡され,その後ウェハWがスピンチ
ャック60上に吸着保持される。次にスピンチャック6
0が下降し,ウェハWがカップ61内の所定の位置に配
置される。
【0049】ウェハWがカップ61内の所定位置に配置
されると,ノズル搬送装置68がY方向に移動し,ノズ
ルボックス72で待機しているレジスト液供給ノズル6
7を保持する。そして,再びY方向に移動し,レジスト
液供給ノズル67がウェハWの中心上方に移動される。
次にスピンチャック60によってウェハWが所定の回転
速度,例えば100rpmで回転され始める。このと
き,第1ダンパ64によって,第1排気管62内の排気
流量を,例えば1.5m/minから2.0m /m
inに増加させる。
【0050】その後,レジスト液供給ノズル67からレ
ジスト液が吐出され,ウェハW中心に所定量のレジスト
液が供給される。そして,所定量のレジスト液が供給さ
れた後,ウェハWの回転が,例えば4000rpmに加
速され,これによってウェハW上のレジスト液がウェハ
W全面に拡散され,レジスト膜が形成される。その後,
ウェハWの回転が,例えば2500rpmに減速され,
更にレジスト液が拡散され,レジスト膜の薄膜化が図ら
れる。そして,所定膜厚のレジスト膜が形成されると,
ウェハWの回転が停止される。このとき,第1排気管6
2内の排気流量を2.0m/minから1.5m
minに減少させる。
【0051】こうしてウェハW上に所定のレジスト膜が
形成され,ウェハWの回転が停止されると,レジスト液
供給ノズル67は再びノズルボックス73に移動され
て,ノズルボックス73の凹部74に戻される。またレ
ジスト膜が形成されたウェハWは,再びスピンチャック
60によって上昇され,スピンチャック60から主搬送
装置13に受け渡される。そして,レジスト塗布装置1
7から次工程の行われるプリベーキング装置33に搬送
され,レジスト塗布処理が終了する。
【0052】以上の実施の形態によれば,ケーシング1
7a内の雰囲気を排気するための第2排気管83とカッ
プ61内の雰囲気を排気するための第1排気管62とを
別々に設けているので,ケーシング17a内の陽圧調節
を専ら第2排気管83を用いて行うことができる。した
がって,従来のように,第1排気管62によって,カッ
プ61内の排気と陽圧調整の両方を行う必要が無くな
り,ケーシング17a及びカップ61内の雰囲気を容易
に調節することができる。
【0053】また,第1排気管62を第2排気管83に
接続して設けたため,カップ61内の雰囲気とケーシン
グ17a内の排気が,最終的に一の排気管にまとめられ
るため,排気用の配管が一系統で足りる。
【0054】カップ61の周囲に整流板80を設けたた
め,第2排気管82を取り付けたことによって形成され
たケーシング17a内の下降気流が,ケーシング17a
内において一様に形成され,ケーシング17a内の不純
物を好適に排出することができる。
【0055】また,回転されたウェハW上にレジスト液
を供給し,当該レジスト液を拡散する時にのみ,カップ
61内の排気流量を増大させるようにしたため,レジス
ト液から多くのミストが発生する当該タイミングにおい
て,カップ61内からケーシング17a内に当該ミスト
が流出することが抑制できる。
【0056】以上の実施の形態では,上述したように第
1排気管62を第2排気管83に接続して設けたが,接
続せずに第1排気管62と第2排気管83とを独立させ
て設けてもよい。このような場合においても,ケーシン
グ17a内の気圧調節とカップ61内の排気調節とを異
なる排気管によって行うことができるため,レジスト処
理中の雰囲気制御を従来に比べて容易に行うことができ
る。
【0057】また,以上の実施の形態では,ノズル搬送
装置68のケース66内の排気を,他のケーシング17
a内の排気と同様に第2排気管83によって行っていた
が,ケース66内の雰囲気を排気する排気管を別途設け
るようにしてもよい。
【0058】このような場合,例えば図7に示すよう
に,第3の排気管としての排気管90をケース66の下
方の側壁に取り付け,例えば吸引装置63によってケー
ス66内の雰囲気を積極的に排気できるようにすること
が提案される。そして,ウェハWのレジスト塗布処理が
行われる際には,常時ケース66内の雰囲気を排気し,
パージするようにする。こうすることによって,駆動機
構が多く,不純物の発生しやすいノズル搬送装置68の
周辺を清浄な雰囲気に維持し,カップ61内のウェハW
に不純物が付着することを抑制できる。
【0059】このようにケース66内の排気をレジスト
塗布処理中に常時行うようにしてもよいが,ノズル搬送
装置68に保持されたレジスト液供給ノズル67がウェ
ハW上に位置したときにのみ行うようにしてもよい。す
なわちノズル搬送装置68から発生した不純物がウェハ
W上に落下し易い場合にのみケース66内の排気を行う
ようにする。こうすることにより,必要のない過剰の排
気が抑制され,ケーシング17a内の気流が安定し,ま
た排気することによって必要となる電力消費量の低減も
図られる。
【0060】以上の実施の形態では,ウェハWにレジス
ト液を塗布し,レジスト膜を形成する塗布装置について
であったが,レジスト液以外の塗布液,例えば現像液を
塗布する装置においても適用できる。また,ウェハW以
外の基板例えばLCD基板の塗布装置にも適用される。
【0061】
【発明の効果】請求項1〜8によれば,ケーシング内を
陽圧に維持するための排気と容器内の雰囲気が容器外に
流出しないようにするための排気を別々の排気管を用い
て行うことができるため,複数の条件を満たす雰囲気制
御をより容易に行うことができる。
【0062】特に請求項2及び7の発明によれば,一系
統の配管のみでケーシング内の排気と容器内の排気を行
うことができるので,配管設備が単純化されるととも
に,余計な設備を省略できるのでコストの低減が図られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるレジスト塗布装置
を有する塗布現像処理システムの構成の概略を示す平面
図である。
【図2】図1の塗布現像処理システムの正面図である。
【図3】図1の塗布現像処理システムの背面図である。
【図4】レジスト塗布装置の縦断面の説明図である。
【図5】図4のレジスト塗布装置の横断面の説明図であ
る。
【図6】レジスト塗布装置に用いられる分流板の平面図
である。
【図7】レジスト塗布装置の他の構成例を示す縦断面の
説明図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理システム 17 レジスト塗布装置 17a ケーシング 61 カップ 62 第1排気管 64 第1ダンパ 74 供給管 77 分流板 80 整流板 83 第2排気管 84 第2ダンパ 68 ノズル搬送装置 W ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03F 7/16 502 H01L 21/30 564C Fターム(参考) 2H025 AB16 EA04 EA05 4D075 AC64 AC73 AC79 AC95 BB57Y BB93Y CA47 DA08 DB14 DC22 EA07 EA45 4F042 AA02 AA07 EB06 EB09 EB13 EB18 EB24 5F046 JA02 JA05 JA06 JA07 JA08 JA13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内の容器内に位置する基板に
    塗布液を塗布する塗布装置において,前記ケーシング内
    に所定の気体を供給する供給装置と,前記容器内の雰囲
    気を排気する第1の排気管と,前記ケーシング内の雰囲
    気を排気する第2の排気管とを有し,前記第1の排気管
    には,当該第1の排気管内を通過する雰囲気の流量を調
    節する第1の調節装置が設けられ,前記第2の排気管に
    は,当該第2の排気管内を通過する雰囲気の流量を調節
    する第2の調節装置が設けられていることを特徴とす
    る,塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の排気管の下流側は,前記第2
    の排気管における,前記第2の調節装置の上流側に接続
    されていることを特徴とする,請求項1に記載の塗布装
    置。
  3. 【請求項3】 前記供給装置は,前記気体が前記ケーシ
    ングの上部から下方に向けて供給されるように構成され
    ており,前記第2の排気管は,前記ケーシングの下部に
    設けられており,前記供給装置と第2の排気管によって
    前記ケーシング内に発生した下降気流を整流する整流板
    を有することを特徴とする,請求項1又は2のいずれか
    に記載の塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記容器内に位置する基板に塗布液を供
    給する塗布液供給手段を搬送する搬送装置と,前記ケー
    シング内に配置された前記搬送装置を収容する収容部
    と,当該収容部内の雰囲気を排気する第3の排気管とを
    有することを特徴とする,請求項1,2又は3のいずれ
    かに記載の塗布装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の塗布装置を用いた塗布
    方法であって,前記第2の排気管から排気される前記ケ
    ーシング内の雰囲気の流量を調節することによって,前
    記ケーシング内の気圧を前記ケーシング外の気圧よりも
    高く維持することを特徴とする,塗布方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の塗布装置を用いた塗布
    方法であって,前記第1の排気管から排気される前記容
    器内の雰囲気の流量を第1の流量に調節し,前記第2の
    排気管から排気される前記ケーシング内の雰囲気の流量
    を前記第1の流量よりも多い第2の流量に調節すること
    によって,前記ケーシング内の気圧を前記ケーシング外
    の気圧よりも高く維持することを特徴とする,塗布方
    法。
  7. 【請求項7】 前記基板を回転させた状態で,当該基板
    の中心に塗布液を供給し,当該塗布液を拡散させる時に
    のみ,前記第1の排気管から排気される前記容器内の雰
    囲気の流量を増大させることを特徴とする,請求項5又
    は6のいずれかに記載の塗布方法。
  8. 【請求項8】 前記容器内に位置する基板に塗布液を供
    給する塗布液供給手段を搬送する搬送装置と,前記ケー
    シング内に配置された前記搬送装置を収容する収容部
    と,当該収容部内の雰囲気を排気する第3の排気管とが
    備えられ,少なくとも前記塗布液供給手段が前記基板上
    方に位置した時に,前記第3の排気管から前記収容部内
    の雰囲気を排気することを特徴とする,請求項5,6又
    は7のいずれかに記載の塗布方法。
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