JP2002117472A - 緊急通報システム端末機器および緊急通報システム - Google Patents

緊急通報システム端末機器および緊急通報システム

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JP2002117472A JP2001196788A JP2001196788A JP2002117472A JP 2002117472 A JP2002117472 A JP 2002117472A JP 2001196788 A JP2001196788 A JP 2001196788A JP 2001196788 A JP2001196788 A JP 2001196788A JP 2002117472 A JP2002117472 A JP 2002117472A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急通報システム端末機器において、周辺機
器と緊急通報システム端末機器を接続する接続線、コネ
クタなどの部品の点数を削減する。 【解決手段】 緊急通報システム端末機器1の一部にハ
ンズフリー音声通話のためのマイク13、スピーカ1
4、動作状態を示すインジケータ、緊急時に利用者が押
下する緊急通報発信釦2、緊急通報センターとデータ通
信、音声通話を行うための通信アンテナ16、位置情
報、時刻データなどを取得するGPSアンテナ9、車両
の向き、加速度を検出するジャイロセンサ10などの周
辺機器を装着する構成とする。これにより、周辺機器と
緊急通報システム端末を接続線で接続する必要がなく、
緊急通報システム端末機器の信頼性を向上させ、確実に
緊急通報連絡処理を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急通報システム
端末機器及び緊急通報システムに関する。特に、車両に
搭載されて、緊急時に、緊急通報センターなどに車両の
位置情報などのデータを送信する緊急通報システム端末
機器及びそれを使用した緊急通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両内に搭載されて、警察、緊急
通報センターなどの緊急通報システムを管轄するセンタ
ー(以後、緊急通報センターという。)に通信事業者の
中継基地局などを経由して緊急通報を行う緊急通報連絡
手段を備え、双方向データ通信、双方向音声通話を行う
緊急通報システム端末機器が知られている。
【0003】従来の緊急通報システム端末機器は、緊急
通報システム端末機器本体を構成する筐体の外部にハン
ズフリー音声通話を行うための音声信号伝達手段として
のマイクとスピーカ、無線通信を行うための無線通信信
号伝達手段としての通信アンテナ、前記緊急通報システ
ム端末機器の動作状態を示すインジケータ、利用者が押
下することにより緊急通報連絡処理を開始するための緊
急通報発信釦、車両位置特定のためのジャイロセンサと
GPSアンテナなどの周辺機器を具備していた。
【0004】一方、緊急通報システム端末機器の内部に
は、周辺機器からの情報に対して各種信号処理を行う制
御部や、ハンズフリー音声通話のためのエコーキャンセ
ル回路、通信アンテナの切替えを行う信号切替回路、車
両の位置情報、走行履歴など取得して記憶するメモリな
どを備えており、緊急通報システム端末機器本体と周辺
機器との間は、コネクタや接続線などを使用して接続さ
れ、接続線を介して互いに信号伝達処理を行っていた。
【0005】緊急通報システム端末機器は、交通事故、
急病などの緊急時において、緊急通報センターに自動的
に、もしくは簡単な操作により緊急通報連絡処理を行う
ものであるため、これらの周辺機器が事故時にも確実に
使用できなくてはならない。そのため、周辺機器及び緊
急通報システム端末機器それぞれの信頼性の向上に加
え、これらの周辺機器が故障した場合においても緊急通
報を行うための方法が数多く考案されている。
【0006】事故時の周辺機器の故障に備えた例とし
て、特開平11−220526号公報には、複数のスピ
ーカを備えたハンズフリー音声通話装置が開示されてい
る。この装置は、スピーカの断線や事故での破損に備え
て、車両の異なる位置に複数のスピーカを配置し、一部
の断線や事故による破損により通話ができなくなった場
合にも、他のスピーカに切り替えて通話を行うものであ
る。また、特開平7−79195号公報には、車両の前
方と後方に2本の通信アンテナが接続された車両用事故
通報装置が開示されている。この装置は、事故検知のた
めの衝撃センサも具備し、衝撃が加わったときや、車両
の前方あるいは後方の通信アンテナの一方が破損し、他
方の通信アンテナからの受信信号が弱まったときに事故
を感知し、受信信号の強い方の通信アンテナを用いて緊
急通報連絡処理を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の緊急通
報システム端末機器は、いずれも端末外部に前記周辺機
器を具備し、これらをコネクタ、接続線などで本体と接
続する構成であったため、交通事故などの衝撃が印加さ
れた場合、たとえ周辺機器に耐衝撃対策がなされ、これ
らが故障しにくい場合でも、接続線の断線が生じたとき
には、各周辺機器との信号伝達処理を行うことができ
ず、緊急通報連絡処理を正常に実行できないなどの問題
点を有していた。
【0008】また、先に述べた複数のスピーカを有する
ハンズフリー音声通話装置や前後2本の通信アンテナを
有する事故通報装置では、スピーカ、接続線、コネク
タ、通信アンテナなどの部品点数の増加は避けられず、
いずれにおいても、スピーカや通信アンテナなどの周辺
機器は装置本体と接続線により接続されているため、事
故時の衝撃によりこれらが断線を起こした場合には、緊
急通報連絡処理を行うことができないという点は以前と
同様であった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の緊急通報システム端末機器は、上記問題点を解決する
ために、車両に搭載されて、緊急時に、緊急通報センタ
ーに緊急通報連絡処理を行う緊急通報システム端末機器
において、前記緊急通報システム端末機器に接続する周
辺機器を前記緊急通報システム端末機器の一部に装着す
ることを特徴とする緊急通報システム端末機器を構成し
た。
【0010】このように構成したことにより、周辺機器
と緊急通報システム端末機器とを接続線で接続する必要
がなく、緊急通報システム端末機器の信頼性を向上さ
せ、確実に緊急通報連絡処理を実行することができると
ともに、前記周辺機器と緊急通報システム端末機器とを
接続する接続線、コネクタなどの部品点数を削減でき
る。
【0011】本発明の請求項2に記載の緊急通報システ
ム端末機器は、前記周辺機器が、ハンズフリー音声通話
のための送信音声信号を取得するマイクであることを特
徴とする請求項1に記載の緊急通報システム端末機器で
ある。このように構成したことにより、マイクと緊急通
報システム端末機器とを接続線で接続する必要がなく、
緊急通報システム端末機器の信頼性を向上させ、確実に
緊急通報連絡処理を実施することができるとともに、前
記マイクと緊急通報システム端末機器とを接続する接続
線、コネクタなどの部品点数を削減できる。
【0012】本発明の請求項3に記載の緊急通報システ
ム端末機器は、前記周辺機器が、ハンズフリー音声通話
のための受信音声信号を鳴音するスピーカであることを
特徴とする請求項1に記載の緊急通報システム端末機器
である。このように構成したことにより、スピーカと緊
急通報システム端末機器とを接続線で接続する必要がな
く、緊急通報システム端末機器の信頼性を向上させ、確
実に緊急通報連絡処理を実施することができるととも
に、前記スピーカと緊急通報システム端末機器とを接続
する接続線、コネクタなどの部品点数を削減できる。
【0013】本発明の請求項4に記載の緊急通報システ
ム端末機器は、前記周辺機器が、緊急通報システム端末
機器と緊急通報センター間におけるデータ通信および音
声通話のうち少なくともいずれか一方を行うための通信
アンテナであることを特徴とする請求項1に記載の緊急
通報システム端末機器である。このように構成したこと
により、通信アンテナと緊急通報システム端末機器とを
接続線で接続する必要がなく、緊急通報システム端末機
器の信頼性を向上させ、確実に緊急通報連絡処理を実施
することができるとともに、前記通信アンテナと緊急通
報システム端末機器とを接続する接続線、コネクタなど
の部品点数を削減できる。
【0014】本発明の請求項5に記載の緊急通報システ
ム端末機器は、前記周辺機器が、送受信処理に使用する
プライマリアンテナであることを特徴とする請求項1ま
たは請求項4に記載の緊急通報システム端末機器であ
る。このように構成したことにより、前記プライマリア
ンテナと緊急通報システム端末機器とを接続線で接続す
る必要がなく、緊急通報システム端末機器の信頼性を向
上させ、確実に緊急通報連絡処理を実施することができ
るとともに、前記プライマリアンテナと緊急通報システ
ム端末機器とを接続する接続線、コネクタなどの部品点
数を削減できる。
【0015】本発明の請求項6に記載の緊急通報システ
ム端末機器は、前記周辺機器が、受信処理に使用するセ
カンダリアンテナであることを特徴とする請求項1また
は請求項4に記載の緊急通報システム端末機器である。
このように構成したことにより、セカンダリアンテナと
緊急通報システム端末機器とを接続線で接続する必要が
なく、緊急通報システム端末機器の信頼性を向上させ、
確実に緊急通報連絡処理を実施することができるととも
に、前記セカンダリアンテナと緊急通報システム端末機
器とを接続する接続線、コネクタなどの部品点数を削減
できる。
【0016】本発明の請求項7に記載の緊急通報システ
ム端末機器は、前記周辺機器が、利用者に前記緊急通報
システム端末機器の動作状態を伝達する照明装置、ディ
スプレイ、またはインジケータであることを特徴とする
請求項1に記載の緊急通報システム端末機器である。こ
のように構成したことにより、照明装置、ディスプレ
イ、またはインジケータと緊急通報システム端末機器と
を接続線で接続する必要がなく、緊急通報システム端末
機器の信頼性を向上させ、確実に緊急通報連絡処理を実
施することができるとともに、前記照明装置、ディスプ
レイ、またはインジケータと緊急通報システム端末機器
とを接続する接続線、コネクタなどの部品点数を削減で
きる。
【0017】本発明の請求項8に記載の緊急通報システ
ム端末機器は、前記周辺機器が、緊急時に利用者が押下
することにより緊急通報連絡処理を開始するための緊急
通報発信釦であることを特徴とする請求項1に記載の緊
急通報システム端末機器である。このように構成したこ
とにより、緊急通報発信釦と緊急通報システム端末機器
とを接続線で接続する必要がなく、緊急通報システム端
末機器の信頼性を向上させ、確実に緊急通報連絡処理を
実施することができるとともに、前記緊急通報発信釦と
緊急通報システム端末機器とを接続する接続線、コネク
タなどの部品点数を削減できる。
【0018】本発明の請求項9に記載の緊急通報システ
ム端末機器は、前記周辺機器が、目的の電話番号に電話
発信を行うダイヤル操作部であることを特徴とする請求
項1に記載の緊急通報システム端末機器である。このよ
うに構成したことにより、ダイヤル操作部と緊急通報シ
ステム端末機器とを接続線で接続する必要がなく、緊急
通報システム端末機器の信頼性を向上させ、確実に緊急
通報連絡処理を実施することができるとともに、前ダイ
ヤル操作部と緊急通報システム端末機器とを接続する接
続線、コネクタなどの部品点数を削減できる。
【0019】本発明の請求項10に記載の緊急通報シス
テム端末機器は、前記周辺機器が、衝撃が印加されたこ
とを示す信号を生成する衝撃センサであることを特徴と
する請求項1に記載の緊急通報システム端末機器であ
る。このように構成したことにより、衝撃センサと緊急
通報システム端末機器とを接続線で接続する必要がな
く、緊急通報システム端末機器の信頼性を向上させ、確
実に緊急通報連絡処理を実施することができるととも
に、前記衝撃センサと緊急通報システム端末機器とを接
続する接続線、コネクタなどの部品点数を削減できる。
【0020】本発明の請求項11に記載の緊急通報シス
テム端末機器は、前記周辺機器が、気圧が変化したこと
を示す信号を生成する気圧測定装置であることを特徴と
する請求項1に記載の緊急通報システム端末機器であ
る。このように構成したことにより、気圧測定装置と緊
急通報システム端末機器とを接続線で接続する必要がな
く、緊急通報システム端末機器の信頼性を向上させ、確
実に緊急通報連絡処理を実施することができるととも
に、前記気圧測定装置と緊急通報システム端末機器とを
接続する接続線、コネクタなどの部品点数が削減でき
る。
【0021】本発明の請求項12に記載の緊急通報シス
テム端末機器は、前記周辺機器が、GPS衛星より信号
を取得するGPSアンテナであることを特徴とする請求
項1に記載の緊急通報システム端末機器である。このよ
うに構成したことにより、GPSアンテナと緊急通報シ
ステム端末機器とを接続線で接続する必要がなく、緊急
通報システム端末機器の信頼性を向上させ、確実に緊急
通報連絡処理を実施することができるとともに、前記G
PSアンテナと緊急通報システム端末機器とを接続する
接続線、コネクタなどの部品点数を削減できる。
【0022】本発明の請求項13に記載の緊急通報シス
テム端末機器は、ハンズフリー音声通話のための音声信
号伝達手段と、緊急通報システム端末機器と緊急通報セ
ンター間における無線通信を行う無線通信信号伝達手段
と、利用者に前記緊急通報システム端末機器の動作状態
を伝達する表示手段と、緊急通報連絡処理を開始するた
めの緊急通報発信手段と、電話発信を行うダイヤル操作
手段と、衝撃が印加されたことを示す信号を生成する衝
撃検知手段と、気圧が変化したことを示す信号を生成す
る気圧測定手段と、位置情報を衛星より取得する位置情
報取得手段とのうち少なくとも一つの周辺機器を一部に
装着することを特徴とする緊急通報システム端末機器で
ある。このように構成したことにより、各種周辺機器と
緊急通報システム端末機器とを接続線で接続する必要が
なく、緊急通報システム端末機器の信頼性を向上させ、
確実に緊急通報連絡処理を実施することができるととも
に、前記周辺機器と緊急通報システム端末機器とを接続
する接続線、コネクタなどの部品点数を削減できる。
【0023】本発明の請求項14に記載の緊急通報シス
テムは、請求項1から請求項13までのいずれかに記載
の緊急通報システム端末機器と、緊急通報センターとを
含む緊急通報システムである。このように構成したこと
により、各種周辺機器と緊急通報システム端末機器とを
接続線で接続する必要がなく、緊急通報システム端末機
器の信頼性を向上させ、確実に緊急通報連絡処理を実行
する緊急通報システムが実現できるとともに、これらを
構成する前記周辺機器と緊急通報システム端末機器とを
接続する接続線、コネクタなどの部品点数を削減でき
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を参照しながら詳細に説明する。
【0025】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、マイク、スピーカ、インジケータ、緊急通報
発信釦などの周辺装置を具備し、緊急通報センターに対
して緊急通報を行い、前記緊急通報センターとの間で双
方向データ通信、双方向音声通話を行う緊急通報システ
ム端末機器である。
【0026】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る緊急通報システム端末機器の構成を示すブロック図で
ある。
【0027】緊急通報システム端末機器1は、自動車な
どの車両に搭載されて、交通事故や急病などの緊急時
に、緊急通報センターに現在の車両の位置情報や登録車
両情報などのデータを送信して、緊急車両出動要請を行
う。
【0028】緊急通報発信手段の一例である緊急通報発
信釦2は、利用者が交通事故や急病時などの緊急時に押
下し、上記の処理を開始するための信号を生成する釦で
あり、緊急通報システム端末機器1の一部に装着されて
いる。
【0029】緊急通報システム端末機器1は、車両の電
装機器に電源を供給するメインバッテリー3から電源制
御装置4を介して、内部回路への電源供給を受けて動作
しており、マイコンなどの制御回路からなる制御部5に
より緊急時、非緊急時に応じた動作制御が行われてい
る。
【0030】また、緊急通報システム端末機器1に内蔵
された補助バッテリーにより電源供給を行うように構成
し、この内蔵された補助バッテリーには、メインバッテ
リー3から充電を行ってメインバッテリー3からの電源
供給が途絶えた場合でも補助バッテリーからの電源供給
により緊急通報を行えるようにしておくことが信頼性向
上のためにも好ましい。
【0031】記憶部6は、各種情報を記憶するメモリで
あり、緊急通報センターの電話番号、および緊急通報シ
ステム端末機器1を搭載する車両の登録ナンバー、位置
情報取得処理部7で生成した位置情報などを記憶してお
り、制御部5からの要求信号により記録したデータを制
御部5に出力する。
【0032】位置情報取得手段の一部を構成する位置情
報取得処理部7は、制御部5に対し、GPS受信機8が
GPSアンテナ9から受信したデータ及びジャイロセン
サ10からのデータにより生成した位置情報データを出
力する手段である。
【0033】また、位置情報取得手段の一例であるGP
Sアンテナ9は、緊急通報システム端末機器1の一部に
装着されており、GPS衛星からの位置データを受信す
る。GPS衛星からのデータを受信しやすいように、緊
急通報システム端末の表面に装着されることが好まし
い。GPS受信機8は、GPSアンテナ9から入手した
データにより、位置情報などのデータを位置情報取得処
理部7に出力する処理を行う装置であり、GPSアンテ
ナ9と緊急通報システム端末機器内部で接続されてい
る。
【0034】ジャイロセンサ10は、緊急通報システム
端末機器1の一部に装着されており、車両の進行方向や
向きなどの情報を生成する手段である。
【0035】緊急通報連絡手段11は、制御部5からの
発信要求信号に対し、制御部5から取得した電話番号あ
るいは、図示しないダイヤル操作部から入力された電話
番号により、通信事業者の基地局などを経由して、その
電話番号に該当する通話相手に電話発信処理を開始する
手段である。前記ダイヤル操作部も、緊急通報システム
端末機器1の一部に装着されている。
【0036】緊急通報連絡手段11は、上記の電話発信
処理の後、通話相手からの発信応答もしくは通話中信号
などの通話中に移行する信号を受信した場合、音声通話
制御、もしくはデータ通信制御に移行するとともに、通
話中に移行したことを知らせる信号を制御部5に出力す
る処理も行う。
【0037】さらに制御部5から入力した、車両の進行
方向や向きなどの情報、および位置情報などのデータ
を、通信事業者の基地局などを経由して、その電話番号
に該当する通話相手である緊急通報センターに発信する
処理も行う。
【0038】ハンズフリー音声通話装置12は、緊急通
報連絡処理時のハンズフリー音声通話を実現するため
に、信号処理、およびレベル調整機能により、音声通話
時に利用者からの送信音声信号、および緊急通報センタ
ーからの受信音声信号の音声信号に対して、エコーキャ
ンセル処理、ハウリング制御処理を行う信号処理装置で
ある。ハンズフリー音声通話装置12は、緊急通報シス
テム端末機器1の内部でこれと接続された音声信号伝達
手段であるマイク13及びスピーカ14を用いてハンズ
フリー音声通話を行う。
【0039】音声信号伝達手段の一例であるマイク13
は、緊急通報システム端末機器1の一部に装着されてお
り、緊急通報連絡処理の音声通話連絡時に、利用者の音
声を緊急通報システム端末機器1に出力する。これら
は、音声取得処理を行うマイク、および増幅回路などを
内蔵したマイクモジュールから構成されている。マイク
13を緊急通報システム端末機器1の内部に装着した場
合は、音声入力可能な開口を緊急通報システム端末機器
の表面に設けることが好ましい。
【0040】音声信号伝達手段の一例であるスピーカ1
4は、緊急通報システム端末機器1の一部に装着されて
おり、前記音声通話連絡時に、緊急通報センターからの
受信音声信号を鳴音する。スピーカ14を緊急通報シス
テム端末機器1の内部に装着した場合は、音声出力可能
な開口を緊急通報システム端末機器の表面に設けること
が好ましい。
【0041】信号切替回路15は、緊急通報連絡手段1
1と、制御部5の制御信号経路を接続してデータの送受
信や緊急通報連絡手段11の制御が行えるようにすると
ともに、緊急通報連絡手段11に入出力される音声信号
を、制御部5と、ハンズフリー音声通話装置12のいず
れかに切り替える処理を行う。
【0042】上記のデータ通信、音声信号通信を行う無
線通信信号伝達手段である通信アンテナ16は、緊急通
報システム端末機器1の一部に装着されている通信アン
テナである。アンテナとしては、ロッドアンテナ、ホイ
ップアンテナ、フレキシブルアンテナ、マイクロストリ
ップアンテナなどを組み合わせて用いることができる。
これらの通信アンテナは、緊急通報連絡手段11からの
発信信号を、通信事業者の中継基地局を経由して緊急通
報センターに伝送するとともに、前記緊急通報センター
からの受信信号を緊急通報連絡手段11に出力する。通
信アンテナ16は送受信を行うプライマリアンテナと受
信専用のセカンダリアンテナから構成してもよい。この
場合は、プライマリアンテナにより通常の送受信を行
い、受信状態の良否により、セカンダリアンテナに受信
を切り替えるダイバーシティ方式を用いることができ
る。なお、これらはいずれも、緊急通報システム端末機
器1の一部に装着され、配線は端末機器内で行うように
なっている。
【0043】上記のように構成された本発明の第1の実
施の形態における緊急通報システム端末機器1の動作を
説明する。本発明の緊急通報システム端末機器1では、
緊急通報連絡処理以外の通常時においても、位置情報取
得処理部7が、ジャイロセンサ10からのデータ、GP
S受信機8がGPSアンテナ9から受信したデータなど
により、位置情報データを生成している。また、制御部
5は、位置情報取得処理部7より定期的に位置情報など
のデータを取得し、記憶部6に記録する処理を行なって
いる。
【0044】一旦、交通事故、急病などの緊急事態が発
生すると、緊急通報発信手段の一例である緊急通報発信
釦2が、利用者により押下されるが、緊急通報発信釦2
は、先に述べたように、緊急通報システム端末機器1の
一部に装着されているため、事故の衝撃による断線が防
止され、これにより、押下されたことを示す信号が確実
に制御部5に出力される。制御部5は、この信号によ
り、緊急通報発信要求があったことを認識し、緊急通報
連絡処理を開始する。
【0045】つづいて、制御部5は、信号切替回路15
に対して、緊急通報連絡手段11と制御部5の信号経路
を接続する処理を行う。さらに、記憶部6から蓄積した
位置情報などのデータ、および緊急通報センターの電話
番号を取得するとともに、その電話番号を用いて緊急通
報連絡手段11に電話の発信要求を行う。また、ダイヤ
ル操作手段の一例である図示しないダイヤル操作部によ
り電話の発信要求を行うこともできる。
【0046】先に述べたように、図示しないダイヤル操
作部は、緊急通報システム端末機器1の一部に装着され
ているため、事故の衝撃による断線が防止され、確実に
電話発信処理を行うことができる。
【0047】また、制御部5は、記憶部6に記録してい
た位置情報などの履歴データを取得する処理も行う。先
に述べたように、緊急通報システム端末機器1の一部に
GPSアンテナ9及びジャイロセンサ10が装着されて
いるため、これについても同様に事故の衝撃による断線
が防止され、確実に最新の位置情報が取得される。
【0048】さらに、緊急通報連絡手段11は、電話の
発信要求を受けて、通信アンテナ16を用いて、通信事
業者の基地局などを経由してその電話番号に該当する通
話相手に電話発信処理を開始し、通話相手からの発信応
答、もしくは通話中信号などの通話中に移行する信号を
受信した場合、通話状態に移行したと認識し、音声通話
制御、もしくはデータ通信制御に移行するとともに、通
話中に移行したことを知らせる信号を制御部5に出力す
る。
【0049】これにより、制御部5は、通話に成功した
と判断し、記憶部6から取得した位置データなどのデー
タを通信事業者の基地局などを経由して緊急通報センタ
ーに送信する処理を行う。先に述べたように、通信アン
テナ16は、緊急通報システム端末機器1の一部に装着
されているため、事故の衝撃による断線が防止され、確
実にデータ送信処理、音声通話処理を行うことができ
る。
【0050】前記緊急通報センターは、緊急通報システ
ム端末機器1からの位置情報データなどの履歴データを
全て受信した場合、音声通話に切替える処理を行う。緊
急通報システム端末機器1内部の緊急通報連絡手段11
は、音声通話に移行したことを示す信号を受信した場
合、音声通話に移行したことを示す信号を、制御部5に
出力し、制御部5は、音声通話に移行したことを示す信
号を受信した場合、信号切替回路15に対して緊急通報
連絡手段11と、ハンズフリー音声通話装置12の音声
経路を接続する制御を行い、音声通話連絡処理に移行す
る。
【0051】音声通話連絡処理に移行すると、緊急通報
連絡手段11は、緊急通報センターからの受信音声信号
をハンズフリー音声通話装置12に出力するが、このと
き、ハンズフリー音声通話装置12は、内部信号処理回
路を用いて、前記受信音声信号より音声レベル、および
周波数特性などを取得し、前記受信音声信号の音声レベ
ルを上げるなどの処理を行い、これをスピーカ14に出
力する。スピーカ14は、ハンズフリー音声通話装置1
2から入力した受信音声信号を鳴音する処理を行い、利
用者に伝達する。
【0052】マイク13は、利用者からの音声信号、お
よびスピーカ14から鳴音された受信音声信号を取得
し、ハンズフリー音声通話装置12は、前記受信音声信
号から取得した前記音声レベル、周波数特性と同様の信
号成分を有する送信信号が入力された場合、マイク13
により入力した受信音声信号のエコー成分と判断し、前
記エコー成分を除去する処理を行い、緊急通報連絡手段
11に出力する。
【0053】緊急通報連絡手段11は、ハンズフリー音
声通話装置12からの送信音声信号を受信し、緊急通報
センターに送信する処理を行う。先に述べたように、マ
イク13及びスピーカ14は、緊急通報システム端末機
器1の一部に装着されているため、事故の衝撃による断
線が防止され、確実にハンズフリー音声通話処理を行う
ことができる。また、通信アンテナ16は、同様の理由
で確実に無線通信を行うことができる。
【0054】図2および図3は、本実施の形態に係る緊
急通報システム端末機器の設置状態を示す第1及び第2
の概観図である。本発明に係る緊急通報システム端末機
器1は、緊急通報に必要なほとんどすべての機能を筐体
内に内蔵しているために、その据付方向に自由度がある
反面、据付方向によっては、GPSアンテナ9がGPS
衛星からの位置情報信号を十分に受信できない可能性が
ある。そこで、図2に示すように、緊急通報システム端
末機器1を、ルームミラー20の背面に接した形で固定
することで、GPSアンテナ9をフロントガラス21に
近い位置に設置するようにしている。この設置形態によ
り、GPS衛星からの位置情報信号を車内で受信するこ
とができる。
【0055】また、スピーカ14は、図3に示すように
緊急通報システム端末機器1に内蔵され、スピーカ14
の出力方向がフロントガラス21を向くように配置され
ている。また図2及び図3には示されていないが、マイ
ク13は、運転者の声を拾いやすいように、スピーカ1
4とは反対方向を向くように配置されており、マイク1
3とスピーカ14の双方が逆方向を向くことで、ハウリ
ングエコーを起こしにくい配置としている。さらにスピ
ーカ14の振動をマイク13に伝達することを防止する
構造を採ることにより両者の共振を抑える構成としてハ
ウリングエコーを起こしにくくする構成としている。
【0056】なお、図3に点線で示したように、緊急通
報システム端末機器1を車両のダッシュボード22に内
蔵することも可能である。この場合には、図2に示す緊
急通報システム端末機器筐体の形でなく、GPSアンテ
ナ9は、ダッシュボード22の外部に突出するように配
置され、フロントガラス21に近い位置に露出するよう
にしている。また、ダッシュボード22に設置された状
態で、運転者から緊急通報システム端末機器1の表示手
段の一例であるインジケータが容易に視認可能なよう
に、スピードメータなどの計器類とともに、緊急通報シ
ステム端末機器1のインジケータが並んで配置されるよ
うにする。このインジケータは、緊急通報システム端末
機器の動作状態をLEDなどの照明装置で構成してもよ
いし、液晶表示装置(LCD)などのディスプレイであ
ってもよい。
【0057】次に、ジャイロセンサ10の設置状態につ
いて、図4を用いて説明する。本発明に係る緊急通報シ
ステム端末機器1は、上述したように、その据付方向に
自由度がある反面、据付方向によっては、ジャイロセン
サ10の出力信号が正しく生成されないという事態が生
ずる。ジャイロセンサ10は、センサに加わる加速度を
感知して、その信号を出力しているが、感度が最大の方
向が存在し、感度最大の方向に垂直な方向に関してはセ
ンサ出力が0となってしまう。この事態に対処するため
に、図4に示すようなジャイロセンサ10の据付方向を
回転により変更可能とする回転部23を緊急通報システ
ム端末機器1の筐体外部に設けて、ジャイロセンサ10
の据付方向を回転により変更して最大感度が得られるよ
うにしている。このように構成することによって、より
自由度の高い据付が可能になる。
【0058】図5(a)、(b)は緊急通報システム端
末機器1の筐体内部におけるジャイロセンサ10の設置
状態を示す概観図である。図5(a)は、筐体に対して
ジャイロセンサ10を縦方向に実装した例である。縦方
向に実装する場合、筐体外部に設けた回転部23に結合
するためにジャイロセンサ10の底部に垂直の結合部材
を持ったジャイロセンサ10を用いることによりジャイ
ロセンサ10を縦置きに実装することができる。
【0059】図5(b)は、筐体に対してジャイロセン
サ10を横方向に実装した例である。横方向に実装する
場合、筐体外部に設けた回転部23に結合するためにジ
ャイロセンサ10の底部と90度方向転換した結合部材
を持ったジャイロセンサ10を用いることによりジャイ
ロセンサ10を横置きに実装することができる。
【0060】次に、アンテナ一体構成について説明す
る。図6は、GPSアンテナ9、携帯電話アンテナを一
体化したアンテナの構成を示す図である。図6(a)に
おいて、外側の円盤状のものは、例えばガラスエポキシ
樹脂によって形成された一般の電気回路部品の搭載に通
常良く使用される基板24であり、中央部にGPSアン
テナ9を搭載具備する。
【0061】図6(a)に示すように基板24の表面に
GPSアンテナ9を搭載具備し、その一方、図6(b)
に示すように基板24の裏側に高周波フィルタ25を搭
載具備して、GPS衛星からGPSアンテナ9を介して
取得した情報のみを通過させる処理を行う。なお、基板
24は多層構造にされており、内層全体にグランド接地
面を具備させることにより、例えば裏面から表面への、
さらには表面から裏面への電気的障害の発生を防止する
ようにしている。
【0062】また、図6(b)に示すように基板24の
裏面の下部に携帯電話アンテナ26が配置される。携帯
電話アンテナ26は、下面にグランド、上面にアンテナ
部を具備し、アンテナの構成は、送受信周波数の波長と
整合がとれるようにしている(通常のように、半波長、
1/4波長などで整合がとれるように構成する)。さら
に携帯電話アンテナ26と接続する緊急通報システム端
末機器の緊急通報連絡手段、もしくは使用するケーブル
とインピーダンスを整合させることにより無線信号の送
受信に影響を及ぼす減衰、反射などを最小限に抑える設
計を行い、GPSアンテナ、携帯電話アンテナを一体化
したアンテナ構成を実現する。
【0063】上記のように緊急通報システム端末機器
は、ハンズフリー音声通話に使用するマイクと、スピー
カ、緊急通報発信釦、GPSアンテナ、通信アンテナな
どを前記緊急通報システム端末機器の一部に具備するこ
とにより、前記周辺機器と緊急通報システム端末機器を
接続線で接続する必要がなく、緊急通報システム端末機
器の信頼性を向上させ、確実に緊急通報連絡処理を実施
できるとともに、前記周辺機器と緊急通報システム端末
機器を接続する接続線、コネクタなどの部品点数を削減
できる。
【0064】(第2の実施の形態)図7は、本発明の第
2の実施の形態における緊急通報システム端末機器の構
成を示すブロック図である。
【0065】本実施の形態では、エアバッグ装置が作動
し、エアバックが展開した場合に、それにともなう気圧
上昇を検知し、前記気圧が変化したことを示す信号を生
成する気圧測定手段の一例である気圧測定装置、および
交通事故などの急激な衝撃を検出した場合、前記衝撃が
印加したことを示す信号を生成する衝撃検知手段の一例
である衝撃センサを具備する緊急通報システム端末機器
について述べる。
【0066】第1の実施の形態と異なる点は、気圧測定
装置、衝撃センサなどの自動緊急通報発信処理を開始す
るための起動信号を生成するセンサを、緊急通報システ
ム端末機器の一部に装着した点である。
【0067】気圧測定装置17は、気圧を検出する装置
であり、エアバッグ展開時などの急激な気圧の変化を検
出することにより、緊急通報発信釦2が押されなくとも
自動緊急通報を開始する。衝撃センサ18は、加速度変
動を検知するセンサであり、交通事故などの急激な衝撃
を検知することにより、緊急通報発信釦2が押されなく
とも自動緊急通報を開始する。
【0068】交通事故などによりエアバッグが展開した
場合、エアバッグは、化学反応などにより瞬間に気体を
生成し、気体のクッションを生成する。気圧測定装置1
7は、定期的に検出した気圧の情報、もしくは前記気圧
の急激な上昇を検出し、気圧変化情報を制御部5に出力
する。制御部5は、急激な気圧変化を検知したときに
は、エアバッグが展開したと判断し、緊急通報連絡処理
を開始する。先に述べたように、気圧測定装置17は、
緊急通報システム端末機器1の一部に装着されているた
め、事故の衝撃による断線が防止され、確実に気圧測定
処理を行うことができる。
【0069】また、交通事故などにより、所定値を越え
る加速度変動、もしくは衝撃が印加された場合にも、衝
撃センサ18が、前記衝撃を検出し、制御部5に衝撃検
知情報を出力する。制御部5は、事故により、所定値を
越える衝撃が印加されたと判断し、緊急通報発信釦2が
押されなくとも、緊急通報連絡処理を開始する。先に述
べたように、衝撃センサ18は、緊急通報システム端末
機器1の一部に装着されているため、事故の衝撃による
断線が防止され、確実に衝撃検知処理を行うことができ
る。
【0070】以上のように、気圧測定装置17または衝
撃センサ18の検出信号により、事故が検知され、確実
に、緊急通報連絡処理が開始される。気圧測定と衝撃検
知を同時に行うことは必ずしも必要ではないが、同時に
監視を行うことで、どちらかが故障していた場合でも、
一方の信号により事故を確実に検知できる。また、エア
バック展開による気圧上昇と衝撃センサによる衝撃検知
を連携させ、同時に動作した場合にのみ通報処理を開始
することにすれば、どちらかが誤動作した場合の誤通報
を未然に防止できる。
【0071】なお、図示はしていないが、利用者に緊急
通報システム端末機器1の動作状態や事故の衝撃度合
い、通信の進行状況、電波受信状況、エアバックの動作
状態などの車両情報を伝達する照明装置、ディスプレ
イ、またはインジケータが緊急通報システム端末機器1
の一部に装着されていてもよく、これにより、事故の衝
撃による断線が防止され、確実に動作状態の表示を行う
ことができる。
【0072】上記のように本実施の形態の緊急通報シス
テム端末機器は、気圧測定装置、もしくは衝撃センサな
どの自動緊急通報発信処理を開始するための起動信号を
生成するセンサを、緊急通報システム端末機器の一部に
具備することにより、事故検出手段と緊急通報システム
端末機器本体とを接続線で接続する必要がなく、緊急通
報システム端末機器の信頼性を向上させ、確実に緊急通
報連絡処理を実施できるとともに、前記周辺機器と緊急
通報システム端末機器とを接続する接続線、コネクタな
どの部品の点数を削減できる。
【0073】なお、上述の周辺機器は、緊急通報システ
ム端末機器にすべて装着してある必要はなく、上記に例
示した周辺機器のうち少なくとも一つ以上を選択的に装
着していれば本発明の目的を達成できることはいうまで
もない。
【0074】また、緊急通報システム端末機器の一部に
カメラを具備し、車内の画像を撮影してセンターに送る
ようにすれば、事故時の映像をセンター側で把握するこ
とができるうえ、上記した効果を併せて持たせることも
可能である。
【0075】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、緊急通
報システム端末機器は、ハンズフリー音声通話に使用す
るマイクと、スピーカ、緊急通報発信釦、GPSアンテ
ナ、通信アンテナなどを前記緊急通報システム端末機器
の内部に具備することにより、前記周辺機器と接続線で
接続する必要がなく、緊急通報システム端末機器の信頼
性を向上させ、確実に緊急通報連絡処理を実施すること
ができるとともに、前記周辺機器と緊急通報システム端
末機器とを接続する接続線、コネクタなどの部品の点数
削減ができる。
【0076】さらに、気圧測定装置、もしくは衝撃セン
サなどの自動緊急通報発信処理を開始するための起動信
号を生成するセンサを、緊急通報システム端末機器内に
具備することにより、前記周辺機器と接続線で接続する
必要がなく、緊急通報システム端末機器の信頼性を向上
させ、確実に緊急通報連絡処理を実施することができる
とともに、前記周辺機器と緊急通報システム端末機器と
を接続する接続線、コネクタなどの部品の点数削減がで
きる。
【0077】その上、通信アンテナ、GPSアンテナな
どを車両外に設置する必要がなくなるため、盗難、いた
ずらなどの被害を防ぐことができる。また、車内にすべ
ての周辺機器を設置できるため、風雨にさらされず、機
器の寿命が延びる。しかも、これまで煩雑であったジャ
イロセンサや通信アンテナの設置作業が簡略化され、持
ち運びも可能なため、車両の買い替えにともなう緊急通
報システム端末の乗せ替えが容易にできる。また、その
際の取り付け工事も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における緊急通報シ
ステム端末機器の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る緊急通報シス
テム端末機器の第1の設置状態を示す概観図
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る緊急通報シス
テム端末機器の設置状態を示す第2の概観図
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るジャイロセン
サの設置状態を示す図
【図5】本発明の第1の実施の形態の緊急通報システム
端末機器の筐体内部におけるジャイロセンサの設置状態
を示す図
【図6】本発明の第1の実施の形態の緊急通報システム
端末機器におけるGPSアンテナ及び携帯電話アンテナ
を一体化したアンテナの構成を示す図
【図7】本発明の第2の実施の形態における緊急通報シ
ステム端末機器の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 緊急通報システム端末機器 2 緊急通報発信釦 3 メインバッテリー 4 電源制御装置 5 制御部 6 記憶部 7 位置情報取得処理部 8 GPS受信機 9 GPSアンテナ 10 ジャイロセンサ 11 緊急通報連絡手段 12 ハンズフリー音声通話装置 13 マイク 14 スピーカ 15 信号切替回路 16 通信アンテナ 17 気圧測定装置 18 衝撃センサ 20 ルームミラー 21 フロントガラス 22 ダッシュボード 23 回転部 24 基板 25 高周波フィルタ 26 携帯電話アンテナ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 109Q Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA60 BB20 BB46 BB64 BB65 BB74 DD03 DD08 DD13 EE07 EE13 EE18 FF16 FF17 FF30 GG12 GG19 GG32 GG70 GG79 5K027 AA06 HH03 HH26 5K067 AA33 BB02 EE02 EE10 FF18 JJ20 5K101 KK14 LL12 NN07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されて、緊急時に、緊急通報
    センターに緊急通報連絡処理を行う緊急通報システム端
    末機器において、前記緊急通報システム端末機器に接続
    する周辺機器を前記緊急通報システム端末機器の一部に
    装着することを特徴とする緊急通報システム端末機器。
  2. 【請求項2】 前記周辺機器が、ハンズフリー音声通話
    のための送信音声信号を取得するマイクであることを特
    徴とする請求項1に記載の緊急通報システム端末機器。
  3. 【請求項3】 前記周辺機器が、ハンズフリー音声通話
    のための受信音声信号を鳴音するスピーカであることを
    特徴とする請求項1に記載の緊急通報システム端末機
    器。
  4. 【請求項4】 前記周辺機器が、緊急通報システム端末
    機器と緊急通報センター間におけるデータ通信および音
    声通話のうち少なくともいずれか一方を行うための通信
    アンテナであることを特徴とする請求項1に記載の緊急
    通報システム端末機器。
  5. 【請求項5】 前記周辺機器が、送受信処理に使用する
    プライマリアンテナであることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項4に記載の緊急通報システム端末機器。
  6. 【請求項6】 前記周辺機器が、受信処理に使用するセ
    カンダリアンテナであることを特徴とする請求項1また
    は請求項4に記載の緊急通報システム端末機器。
  7. 【請求項7】 前記周辺機器が、利用者に前記緊急通報
    システム端末機器の動作状態を伝達する照明装置、ディ
    スプレイ、またはインジケータであることを特徴とする
    請求項1に記載の緊急通報システム端末機器。
  8. 【請求項8】 前記周辺機器が、緊急時に利用者が押下
    することにより緊急通報連絡処理を開始するための緊急
    通報発信釦であることを特徴とする請求項1に記載の緊
    急通報システム端末機器。
  9. 【請求項9】 前記周辺機器が、目的の電話番号に電話
    発信を行うダイヤル操作部であることを特徴とする請求
    項1に記載の緊急通報システム端末機器。
  10. 【請求項10】 前記周辺機器が、衝撃が印加されたこ
    とを示す信号を生成する衝撃センサであることを特徴と
    する請求項1に記載の緊急通報システム端末機器。
  11. 【請求項11】 前記周辺機器が、気圧が変化したこと
    を示す信号を生成する気圧測定装置であることを特徴と
    する請求項1に記載の緊急通報システム端末機器。
  12. 【請求項12】 前記周辺機器が、GPS衛星より信号
    を取得するGPSアンテナであることを特徴とする請求
    項1に記載の緊急通報システム端末機器。
  13. 【請求項13】 ハンズフリー音声通話のための音声信
    号伝達手段と、緊急通報システム端末機器と緊急通報セ
    ンター間における無線通信を行う無線通信信号伝達手段
    と、利用者に前記緊急通報システム端末機器の動作状態
    を伝達する表示手段と、緊急通報連絡処理を開始するた
    めの緊急通報発信手段と、電話発信を行うダイヤル操作
    手段と、衝撃が印加されたことを示す信号を生成する衝
    撃検知手段と、気圧が変化したことを示す信号を生成す
    る気圧測定手段と、位置情報を衛星より取得する位置情
    報取得手段とのうち少なくとも一つの周辺機器を一部に
    装着することを特徴とする緊急通報システム端末機器。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項13までのいずれ
    かに記載の緊急通報システム端末機器と、緊急通報セン
    ターとを含む緊急通報システム。
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