JP2002106649A - ギヤードモータ - Google Patents

ギヤードモータ

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JP2002106649A JP2001174277A JP2001174277A JP2002106649A JP 2002106649 A JP2002106649 A JP 2002106649A JP 2001174277 A JP2001174277 A JP 2001174277A JP 2001174277 A JP2001174277 A JP 2001174277A JP 2002106649 A JP2002106649 A JP 2002106649A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型化することなく1つのシール部材で支持
軸と出力ギヤとの間及び出力ギヤと回転伝達部材との間
の2箇所のシール部分を確実にシール可能なギヤードモ
ータを得る。 【解決手段】 ギヤードモータ10では、ウォームホイ
ール24及び出力ギヤ40がセンターシャフト26周り
を摺動回転可能に支持され、出力ギヤ40に接続された
伝達プレート38等が回転を伝達する。ここで、Oリン
グ46がセンターシャフト26外周面、伝達プレート3
8内周面、ウォームホイール24の凸部30C端面、及
び出力ギヤ40の一端面40Bで構成されるシール保持
部47内に四方を密着状態で囲まれて配置されているた
め、図に矢印A、Bで示されるシール部分は確実にシー
ルされる。また、伝達プレート38の厚肉化も防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ギヤードモータに
係り、特に、車両ドアのウインドガラスを開閉移動する
パワーウインド装置に適用されるギヤードモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両のウインドガラスを上下に
開閉移動させるパワーウインド装置やサンルーフを開閉
移動するサンルーフ装置には、駆動源としてギヤードモ
ータが用いられている。このようなギヤードモータとし
ては、モータ回転軸の回転をウォームホイールにより減
速し、この減速された回転を出力軸に伝達する構成のも
のがある。また、ウォームホイールから出力軸へ回転を
伝達する機構としては、ウォームホイールをハウジング
に固定された支持軸により摺動回転自在に支持し、ウォ
ームホイール一端面に設けられた突起等と係合すること
で回転が伝達される回転伝達部材をウォームホイールに
対向配置し、この回転伝達部材に上記の支持軸周りに摺
動回転可能な出力ギヤを固定した構成のものがある。さ
らに、上記の回転伝達部材と出力ギヤとが、軽量化や組
付性向上のために樹脂により一体の出力軸として形成さ
れている。
【0003】上記のような従来のギヤードモータでは、
小型軽量化、特に薄肉化が図られ、スペースの限られた
車両ドア内やルーフ内等に配置されパワーウインド装置
やサンルーフ装置を確実に作動させることができる。
【0004】また、上記のような従来のギヤードモータ
では、ハウジング内への水分等の浸入を防止するために
支持軸部分にはOリングが配置されている。このOリン
グは支持軸と出力軸(回転伝達部材)とにより支持軸の
径方向に押圧されると共にCリング等により抜け止めさ
れることで支持軸と出力軸(出力ギヤ)との間の摺動面
からハウジング内へ水分等が浸入することを確実に防止
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パワーウン
ド装置やサンルーフ装置等の相手方(負荷側)システム
の構造上、強度確保のために出力ギヤが金属製であるこ
とが要求される場合がある。一方、ギヤードモータ全体
としては、軽量化が要求されている。そこで、回転伝達
部材を樹脂にて成形すると共に出力ギヤを金属にて成形
し、これらをインサート成形により一体化した部品(以
下、インサート成形部品という)が考えられている。
【0006】これにより、強度と軽量化の双方を満たす
ことが可能となるが、インサート成形部品間のシールを
確保する必要が新たに生じる。すなわち、従来Oリング
によりシールを確保していた支持軸と出力軸(出力ギ
ヤ)との間のシール部分に加え、インサート成形部品を
構成する出力ギヤと回転伝達部材との接続面間のシール
部分のシールをも確保する必要が生じる。
【0007】このため、回転伝達部材の一部に支持軸と
摺動する部分(出力ギヤの内径と同径の部分)を設ける
と共にこの部分の端面と出力軸の端面とが当接した状態
でインサート成形することで2箇所のシール部分を1箇
所にまとめ、従来と同様に支持軸と回転伝達部材との間
でOリングを支持軸の径方向に押圧すると共にCリング
等により抜け止めをする構成が考えられる。
【0008】しかしながら、インサート成形部品を用い
た構成では強度確保のために出力ギヤを回転伝達部材へ
所定量挿入する必要がある(回転伝達部材はこの分の厚
みを確保する必要がある)ため、上記のように回転伝達
部材が支持軸と摺動する部分(出力ギヤ及びOリングを
挿入できない部分)を有する構成では、この部分の長さ
だけ回転伝達部材の厚みが増し、結果、ギヤードモータ
全体としても厚みが増してしまうという問題がある。ま
た、Oリングを上記2箇所のシール部分に対応して2本
設ける構成も考えられるが、部品点数が増加し組付性が
悪化するという問題がある。
【0009】本発明は、上記事実を考慮して、大型化す
ることなく1つのシール部材で支持軸と出力ギヤとの間
及び出力ギヤと回転伝達部材との間の2箇所のシール部
分を確実にシール可能なギヤードモータを得ることが目
的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係るギヤードモータは、モータ
回転軸に連結されたウォームを収容するハウジングに前
記モータ回転軸と交差する方向に固定して設けられた支
持軸と、前記支持軸周りに摺動回転可能に支持されると
共に前記ハウジング内に収容された状態で前記ウォーム
に噛合うウォームホイールと、前記支持軸外径より大き
な内径を有する短円筒状に形成され、一端面の少なくと
も開口部周辺が前記ウォームホイールの一端面と当接し
た状態で前記ハウジング内で前記ウォームホイールと同
軸的に配置され、前記ウォームホイールの回転が伝達さ
れる回転伝達部材と、略円筒状に形成されると共に一端
面が前記回転伝達部材の他端面に同軸的に当接した状態
で前記回転伝達部材と一体回転可能に前記回転伝達部材
に固定され、少なくとも一部が前記ハウジング外へ突出
した状態で前記支持軸周りに摺動回転可能に支持される
出力ギヤと、前記支持軸周りに設けられ、前記支持軸の
外周面、前記回転伝達部材の内周面、前記ウォームホイ
ールの一端面、及び前記出力ギヤの一端面により四方を
密着状態で囲まれたシール部材と、を備えたことを特徴
としている。
【0011】請求項1記載のギヤードモータでは、モー
タが起動されモータ回転軸が回転されると、モータ回転
軸に連結されたウォームに噛合うウォームホイールが支
持軸周りに摺動回転され、モータ回転軸の回転が減速さ
れる。ウォームホイールの回転は回転伝達部材に伝達さ
れ、この回転伝達部材に固定された出力ギヤが回転伝達
部材と一体に回転する。これにより、例えば、出力軸が
パワーウインド装置と接続された構成においては、この
パワーウインド装置が駆動される。
【0012】ここで、回転伝達部材は、支持軸の外径よ
り大きな内径を有する短円筒状に形成され、この内周部
にはシール部材(例えば、Oリング)が配置されるた
め、必要最小限の厚みで足りる。
【0013】一方、この構成では、回転伝達部材には支
持軸と摺動する面が形成されず、シール部分は支持軸と
出力ギヤとの間(摺動面)及び出力ギヤと回転伝達部材
との間(当接面)の2箇所となる。ここで、シール部材
が支持軸の外周面、回転伝達部材の内周面、ウォームホ
イールの一端面、及び出力ギヤの一端面により四方を密
着状態で囲まれているため、上記2箇所のシール部分は
確実にシールされる。すなわち、上記2箇所のシール部
分からハウジング内への水等の浸入が1つのシール部材
により確実に防止される。
【0014】このように、請求項1記載のギヤードモー
タでは、大型化することなく1つのシール部材で支持軸
と出力ギヤとの間及び出力ギヤと回転伝達部材との間の
2箇所のシール部分を確実にシールすることができる。
【0015】請求項2記載の発明に係るギヤードモータ
は、モータ回転軸に連結されたウォームを収容するハウ
ジングに前記モータ回転軸と交差する方向に固定して設
けられた支持軸と、前記支持軸周りに摺動回転可能に支
持されると共に前記ハウジング内に収容された状態で前
記ウォームに噛合うウォームホイールと、前記支持軸外
径より大きな内径を有する短円筒状に形成され、一端面
の少なくとも開口部周辺が前記ウォームホイールの一端
面と当接した状態で前記ハウジング内で前記ウォームホ
イールと同軸的に配置され、前記ウォームホイールの回
転が伝達される回転伝達部材と、略円筒状に形成される
と共に一端面が前記回転伝達部材の他端面に同軸的に当
接した状態で前記回転伝達部材と一体回転可能に前記回
転伝達部材に固定され、少なくとも一部が前記ハウジン
グ外へ突出した状態で前記支持軸周りに摺動回転可能に
支持される出力ギヤと、前記支持軸の外周面、前記回転
伝達部材の内周面、前記ウォームホイールの一端面、及
び前記出力ギヤの一端面によって囲まれたシール保持部
内に配置され、前記支持軸と前記出力ギヤとの間及び前
記回転伝達部材と前記出力ギヤとの間をシールする1つ
のシール部材と、を備えたことを特徴としている。
【0016】請求項2記載のギヤードモータでは、モー
タが起動されモータ回転軸が回転されると、モータ回転
軸に連結されたウォームに噛合うウォームホイールが支
持軸周りに摺動回転され、モータ回転軸の回転が減速さ
れる。ウォームホイールの回転は回転伝達部材に伝達さ
れ、この回転伝達部材に固定された出力ギヤが回転伝達
部材と一体に回転する。これにより、例えば、出力軸が
パワーウインド装置と接続された構成においては、この
パワーウインド装置が駆動される。
【0017】ここで、支持軸の外周面、回転伝達部材の
内周面、ウォームホイールの一端面、及び出力ギヤの一
端面によって囲まれたシール保持部内に配置された1つ
のシール部材が、支持軸と出力軸との間(摺動部)及び
回転伝達部材と出力軸との間(当接部)の双方をシール
するため、当該摺動部及び当接部の2箇所のシール部分
からのハウジング内への水等の浸入が確実に防止され
る。
【0018】また、回転伝達部材は、支持軸の外径より
大きな内径を有する短円筒状に形成され、この内側には
シール部材が配置されるため、必要最小限の厚みで足り
る。さらに、シール部材が1つであるため、部品点数が
増加することはなく、組付性が悪化することもない。
【0019】このように、請求項2記載のギヤードモー
タでは、大型化することなく1つのシール部材で支持軸
と出力ギヤとの間及び出力ギヤと回転伝達部材との間の
2箇所のシール部分を確実にシールすることができる。
【0020】請求項3記載の発明に係るギヤードモータ
は、請求項2記載のギヤードモータにおいて、前記ウォ
ームホイールの一端面に設けられ、前記支持軸の外周面
と前記回転伝達部材の内周面との間に入り込んで前記シ
ール保持部の一面を構成する凸部を有する、ことを特徴
としている。
【0021】請求項3記載のギヤードモータでは、ウォ
ームホイールの一端面に設けられた凸部が支持軸の外周
面と回転伝達部材の内周面との間に入り込んでシール保
持部の一面(ウォームホイールの一端面)を構成するた
め、支持軸の軸方向におけるシール保持部の寸法(凸部
の端面と出力ギヤの一端面との間隔)を設定可能とな
る。
【0022】すなわち、シール部材の寸法に対応してシ
ール保持部を構成することができ、汎用のシール部材
(例えば、規格により寸法が定められたOリング)を使
用でき低コストとなる。
【0023】請求項4記載の発明に係るギヤードモータ
は、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のギヤード
モータにおいて、前記回転伝達部材と前記出力軸とがイ
ンサート成形によって一体に形成された、ことを特徴と
している。
【0024】請求項4記載のギヤードモータでは、回転
伝達部材と当該回転伝達部材に一体回転可能に固定され
る出力ギヤとがインサート成形によって一体に形成され
たため、換言すれば、回転伝達部材と出力ギヤとが一部
品として構成されているため、部品点数が少なく組付工
数が削減される。
【0025】請求項5記載の発明に係るギヤードモータ
は、請求項4記載のギヤードモータにおいて、前記出力
ギヤを金属製とした、ことを特徴としている。
【0026】請求項5記載のギヤードモータでは、出力
ギヤを金属製としたため、負荷側システム(例えば、パ
ワーウインド装置)より高強度が要求される場合におい
ても、好適に適用される。また、金属製の出力ギヤと回
転伝達部材とが一体にインサート成形されるため、出力
ギヤと回転伝達部材とを共に金属にて構成した場合と比
較して軽量化される。
【0027】
【発明の実施の形態】本実施の形態に係るギヤードモー
タ10について図1乃至図4に基づいて説明する。図1
には、本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10が
一部破断した正面図によって示されている。また、図2
には、図1の2−2線に沿った断面図が示されている。
【0028】ギヤードモータ10は、モータ部10Aと
このモータ部10Aに連結するギヤ部10Bとによって
構成されている。モータ部10Aのヨーク12内には、
アーマチャー14のアーマチャーシャフト16(モータ
回転軸)の一端部が軸受部(図示省略)によって支持さ
れている。
【0029】アーマチャーシャフト16の先端部は、ヨ
ーク12に連結されたギヤ部10Bを構成する樹脂製の
ギヤハウジング18内へ延出されている。
【0030】一方、ギヤ部10Bでは、ウォーム20が
アーマチャーシャフト16に連結されており、このウォ
ーム20の先端部が軸受部22によってギヤハウジング
18に支持されている。ギヤハウジング18は、ウォー
ム20及びこのウォーム20に噛合する樹脂製のウォー
ムホイール24を収容する略カップ状を成しており、そ
の底部略中央に形成されたボス部18Aのボス孔18B
には、支持軸としての金属製のセンターシャフト26が
固定されている。
【0031】図3にも示される如く、ギヤ部10Bは、
上記のウォームホイール24を備えている。ウォームホ
イール24は、底部24A及び円筒部24Bから成る略
カップ状に形成され、円筒部24Bの外周部にウォーム
20と噛合可能なギヤ28が形成されている。また、ウ
ォームホイール24には底部24Aの中央部が隆起され
ると共に厚肉化された支持ボス部30Aが形成され、こ
の支持ボス部30Aにはセンターシャフト26の外径と
略同径でセンターシャフト26周りに摺動可能な軸孔3
0Bが形成されている。
【0032】さらに、支持ボス部30Aの一端面には内
面が軸孔30Bに沿った略円筒状の凸部30Cが形成さ
れている。これにより、ウォームホイール24は、軸孔
30Bにセンターシャフト26を挿入しギヤハウジング
18のボス部18A端面と支持ボス部30Aの他端面と
が当接した状態で、回転自在に(摺動可能に)支持され
ると共に円筒部24Bの外周部に形成されたギヤ28が
ウォーム20と噛合うように構成されている。
【0033】また、ウォームホイール24の底部24A
には、円筒部24Bの内周面近傍に複数(本実施の形態
では3個)の係合突起32が等間隔で形成されている。
【0034】ウォームホイール24の内部には、クッシ
ョンラバー34が配置されている。クッションラバー3
4は略短円筒状に形成され、外周部に複数(本実施の形
態では6箇所)のスリット34A、34B(本実施の形
態では各3箇所)が等間隔で交互に設けられている。ク
ッションラバー34は、このスリット34Aにウォーム
ホイール24の係合突起32が挿入された状態でウォー
ムホイール24の円筒部24B内において底部24A上
に挿入配置されている。
【0035】また、ギヤ部10Bは、出力軸36を備え
ている。出力軸36は、回転伝達部材としての樹脂製の
伝達プレート38と金属製の出力ギヤ40とがインサー
ト成形により一体に形成されている。
【0036】伝達プレート38は、中央の片面(図2の
上面)側が厚肉化されたインサート部38Aを有する円
板状に形成されている。インサート部38Aには、図2
の下面側からセンターシャフト26の外径より大径でウ
ォームホイール24の凸部30Cの外径と略同径のシー
ル保持孔38Bが形成されると共に、図2の上面側から
シール保持孔38Bより大径で出力ギヤ40に対応した
インサート孔38Cが形成されている。シール保持孔3
8Bとインサート孔38Cとはインサート部38Aの肉
厚方向の中間部で連通され、シール保持孔38Bとイン
サート孔38Cとの境界には出力ギヤ40の一端面が当
接する段状の当接面38Dが形成されている。また、イ
ンサート部38Aの外周端部には、段状のシール保持面
38Eが形成されている。
【0037】また、伝達プレート38のシール保持孔3
8B側の端面には、クッションラバー34のスリット3
4Bに対応した複数(本実施の形態では3個)の係合片
42が等間隔で形成されている。伝達プレート38は、
クッションラバー34のスリット34Bに係合片42を
挿入した状態でウォームホイール24の円筒部24B内
においてクッションラバー34上に配置される。これに
より、ウォームホイール24の回転が係合突起32及び
クッションラバー34を介して伝達プレート38に伝達
されるようになっている。
【0038】なお、この状態では、ウォームホール24
の支持ボス部30Aの一端面(凸部30C周りの端面)
と伝達プレート38のシール保持孔38B周辺の端面と
が摺動可能に当接されると共にウォームホール24の凸
部30Cが伝達プレート38のシール保持孔38B内に
挿入されるように構成されている。
【0039】一方、出力ギヤ40は、外周部に歯44を
有すると共に内径がセンターシャフト26の外径と略同
径でセンターシャフト26周りに摺動可能な支持孔40
Aを有する略円筒状に形成されている。この出力ギヤ4
0は一端面40Bが伝達プレート38の当接面38Dと
当接した状態でインサート孔38Cに挿入固定(インサ
ート成形)され、常に伝達プレート38と一体に回転す
るようになっている。この出力ギヤ40の伝達プレート
38への挿入深さは、例えばパワーウインド装置等の相
手方(負荷側)システムからの強度上の要求を満たすよ
うに決められている。
【0040】この伝達プレート38と出力ギヤ40とが
インサート成形により一体に形成された出力軸36は、
出力ギヤ40の支持孔40Aにセンターシャフト26が
挿入された状態で上記の通り伝達プレート38がウォー
ムホイール24の円筒部24B内においてクッションラ
バー34上に配置されるように構成されている。
【0041】さらに、ギヤ部10Bでは、センターシャ
フト26にシール部材としてのOリング46が嵌合され
ている。Oリング46は、自然状態では内径がセンター
シャフト26の外径より若干小さく、外径が伝達プレー
ト38のシール保持孔38Bの内径より若干大きく形成
されている。このOリング46は、センターシャフト2
6へのウォームホイール24の取付後で出力軸36(伝
達プレート38及び出力ギヤ40)の取付前にセンター
シャフト26へ嵌合され、図4に詳細に示す如く、出力
軸36の取付に伴ってセンターシャフト26の径方向に
はセンターシャフト26の外周面と伝達プレート38の
シール保持孔38Bの内周面との間で押圧され、センタ
ーシャフト26の軸方向にはシール保持孔38Bに挿入
されたウォームホイール24の凸部30C端面と出力ギ
ヤ40の一端面40Bとの間で押圧されるようになって
いる。
【0042】すなわち、Oリング46は四方を密着状態
で囲まれた状態でセンターシャフト26周りに配置され
ており、このOリング46が配置されるセンターシャフ
ト26の外周面と、伝達プレート38のシール保持孔3
8Bの内周面と、ウォームホイール24の凸部30Cの
端面と、出力ギヤ40の一端面40Bとによって囲まれ
た空間がシール保持部47とされている。
【0043】さらにまた、センターシャフト26の出力
ギヤ40他端部側には摺動音防止用の樹脂製ワッシャ4
8を介してロックワッシャ50が嵌合され、ウォームホ
イール24、出力軸36等の抜け落ちが防止されてい
る。
【0044】この状態で、ギヤハウジング18の開口部
には、カバープレート52が取付けられている。カバー
プレート52は略円板状に形成され、その中央部には出
力ギヤ40の外径より大きい内径を有する出口孔52A
が形成されると共に、出口孔52Aの外側には伝達プレ
ート38のインサート部38Aの外径と略同径の内径を
有する短円筒部52Bが形成されている。また、カバー
プレート52には一対の保持部52Cが設けられてお
り、カバープレート52はギヤハウジング18の開口部
上端の内周面に嵌合保持されると共に保持部52Cがギ
ヤハウジング18外側でかしめによって保持されて(図
示省略)抜け落ちが防止されている。
【0045】また、カバープレート52と伝達プレート
38との間には、カバープレート52と出力軸36との
間からギヤハウジング18内への水等の浸入を防止する
ためのOリング54が設けられている。Oリング54
は、伝達プレート38のシール保持面38E周りに配置
された状態でカバープレート52が取り付けられること
で、シール保持面38Eとカバープレート52の短円筒
部52B内面との間で押圧されると共にカバープレート
52の円板面で抜け落ちが防止されるようになってい
る。
【0046】なお、センターシャフト26とウォームホ
イール24の軸孔30B及び出力軸36(出力ギヤ4
0)の支持孔40Aとの間、Oリング46及びOリング
54周り、ギヤハウジング18のボス部18Aとウォー
ムホイール24の支持ボス部30Aとの間、ウォームホ
ール24の支持ボス部30A端面と伝達プレート38の
シール保持孔38B周辺の端面との間の各摺動部には、
潤滑材(例えば、グリスオイル等)が塗布されそれぞれ
滑らかに摺動するようになっている。
【0047】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0048】上記構成のギヤードモータ10では、モー
タ部10Aが起動されアーマチャーシャフト16が回転
されると、アーマチャーシャフト16に連結されたウォ
ーム20に噛合うウォームホイール24がセンターシャ
フト26周りに回転され、アーマチャーシャフト16の
回転が減速される。ウォームホイール24の回転力はク
ッションラバー34のスリット34Aに挿入された係合
突起32を介してクッションラバー34へ伝達され、ク
ッションラバー34の回転力はクッションラバー34の
スリット34Bに挿入された係合片42を介して伝達プ
レート38へ伝達される。伝達プレート38と出力ギヤ
40とはインサート成形にて一体の出力軸36として形
成され常に一体に回転するため、伝達プレート38へ伝
達された回転力により出力ギヤ40も回転され、相手方
システム(例えば、パワーウインド装置)を駆動するこ
とができる。
【0049】ここで、回転伝達部材としての伝達プレー
ト38は、内径がセンターシャフト26の外径より大径
とされたシール保持孔38Bを有する短円筒状に形成さ
れシール保持孔38Bの内周部にはOリング46が配置
されるため、必要最小限の厚みで足りる。
【0050】一方、伝達プレート38のシール保持孔3
8Bの内径をセンターシャフト26の外径より大きくし
たことに伴って、出力ギヤ40を経由したギヤハウジン
グ18内への水等の浸入を防止するためのシール部分は
センターシャフト26周りの1箇所とならず、センター
シャフト26外周と出力ギヤ40の支持孔40A内周と
の摺動面(図4に示される矢印A部)、並びに出力ギヤ
40の外周面と伝達プレート38のインサート孔38C
内周面との間及びこれと連通する出力ギヤ40の一端面
40Bと伝達プレート38の当接面38Dとの間(図4
に示される矢印B部)の2箇所となる。
【0051】ここで、Oリング46がセンターシャフト
26外周面、伝達プレート38内周面、ウォームホイー
ル24の凸部30C端面、出力ギヤ40の一端面40B
によりセンターシャフト26の径方向並びに軸方向に押
圧されることで四方を密着状態で囲まれているため、上
記2箇所のシール部分は確実にシールされる。すなわ
ち、上記2箇所のシール部分からギヤハウジング18内
への水等の浸入が1本のOリング46により確実に防止
される。
【0052】換言すれば、センターシャフト26の外周
面と、伝達プレート38のシール保持孔38Bの内周面
と、ウォームホイール24の凸部30C端面と、出力ギ
ヤ40の一端面40Bとによって囲まれたシール保持部
47内に配置された1つのシール部材としてのOリング
46が、図4に示される矢印A部、矢印B部の双方をシ
ールするため、当該2箇所のシール部分からのギヤハウ
ジング18内への水等の浸入が確実に防止される。さら
に、Oリング46が1つであるため、部品点数が増加す
ることはなく、組付性が悪化することもない。
【0053】このように、本実施の形態に係るギヤード
モータ10では、大型化することなく1本のOリング4
6でセンターシャフト26外周と出力ギヤ40の支持孔
40A内周との摺動面及び出力ギヤ40の一端面40B
と伝達プレート38の当接面38Dとの間(出力ギヤ4
0の外周面と伝達プレート38のインサート孔38C内
周面との間)の2箇所のシール部分を確実にシールする
ことができる。
【0054】また、ウォームホイール24の凸部30C
がセンターシャフト26の外周面と伝達プレート38の
シール保持孔38Bの内周面との間に入り込んでシール
保持部47の一面を構成する(凸部30Cが出力ギヤ4
0の一端面40Bとの間でOリング46をセンターシャ
フト26の軸方向に押圧する)ため、センターシャフト
26の軸方向におけるシール保持部47の寸法(凸部3
0C端面と出力ギヤ40の一端面40Bとの間隔)を設
定可能となる。すなわち、Oリング46の寸法に対応し
てシール保持部47を構成することができ、汎用の(規
格品である)Oリング46を使用でき低コストとなる。
【0055】さらに、伝達プレート38と出力ギヤ40
とがインサート成形によって一体に形成されたため、換
言すれば、伝達プレート38と出力ギヤ40とが一部品
として構成されているため、部品点数が少なく組付工数
が削減される。
【0056】特に、出力ギヤ40が金属製であるため、
負荷側システム(例えば、パワーウインド装置)より高
強度が要求される場合においても、好適に適用される。
また、金属製の出力ギヤ40と一体にインサート成形さ
れる伝達プレート38が樹脂製であるため、伝達プレー
ト38と出力ギヤ40とを共に金属にて構成した場合と
比較して軽量化される。
【0057】なお、上記の実施の形態では、ウォームホ
イール24が凸部30Cを有する好ましい構成とした
が、本発明はこれに限定されず、例えば、図5に示され
る如く、ウォームホイール24に代えて凸部30Cを有
しないウォームホイール60を備えた構成としても良
い。この構成では、凸部30Cに代えてウォームホイー
ル60の支持ボス部30Aの一端面がシール保持部62
の一面を構成し、支持ボス部30Aの一端面と出力ギヤ
40の一端面40Bとの間で、Oリング46をセンター
シャフト26の軸方向に押圧保持する。本構成は、例え
ば、負荷側システムからの強度上の要求によって伝達プ
レート38のインサート孔38Aを長く(深く)する場
合に、シール保持部62の寸法をOリング46の寸法に
対応させつつ伝達プレート38の厚肉化を防止でき好適
である。
【0058】また、上記の実施の形態では、軸方向直角
断面視において矩形状の歯44を有するスプライン状の
出力ギヤ40を備えた構成としたが、本発明はこれに限
定されず、例えば、図6に示される如く、出力ギヤ40
に代えて軸方向直角断面視において略三角形状または略
台形状の歯70を有するピニオンとしての出力ギヤ72
を備えた構成としても良い。出力ギヤ40を備えた構成
では、例えば、ワイヤ式ウインドレギュレータを有する
パワーウインド装置のワイヤ巻取軸の軸孔に出力ギヤ4
0を挿入して回転を伝達する場合に好適であり、出力ギ
ヤ72を備えた構成では、例えば、Xアーム式ウインド
レギュレータを有するパワーウインド装置のドリブンギ
ヤに出力ギヤ72の歯70を噛み合わせて回転を伝達す
る場合に好適である。
【0059】さらに、上記の実施の形態では、出力軸3
6は伝達プレート38と出力ギヤ40とがインサート成
形にて一体化された構成としたが、本発明はこれに限定
されず、例えば、出力軸36は伝達プレート38と出力
ギヤ40とがそれぞれの端面が当接した状態でボルトや
ピンにより結合された構成としても良い。
【0060】さらにまた、上記の実施の形態では、ウォ
ームホイール24から出力軸36への回転伝達を一体に
形成されたクッションラバー34を介して行う構成とし
たが、本発明はこれに限定されず、例えば、各スリット
34A、34B部分で分割保持されたクッションラバー
34を介して回転伝達を行う構成としても良い。また、
ウォームホイール24と伝達プレート38を一体化する
と共にクッションラバー34や係合突起32、係合片4
2を伝達プレート38と出力ギヤ40との間に配置する
構成としても良い。
【0061】さらに、上記の実施の形態では、カバープ
レート52と出力軸36との間のシールをOリング54
により確保する構成としたが、本発明はこれに限定され
ず、例えば、カバープレート52の内周部に設けられ出
力軸と摺動可能なラバーシートによりシールする構成と
しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10
の全体構成を示す一部切欠いた平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10
の全体構成を示す、図1の2―2線に沿った断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10
を構成するギヤ部10Bの分解斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10
を構成するギヤ部10Bのシール部分の詳細を示す断面
図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10
を構成するギヤ部10Bのシール部分の変形例を示す断
面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10
を構成する出力ギヤの変形例を示すギヤ部10Bの分解
斜視図である。
【符号の説明】
10 ギヤードモータ 16 アーマチャーシャフト(モータ回転軸) 18 ギヤハウジング(ハウジング) 20 ウォーム 24 ウォームホイール 26 センターシャフト(支持軸) 32 係合突起(回転伝達部材) 34 クッションラバー(回転伝達部材) 38 伝達プレート(回転伝達部材) 40 出力ギヤ 42 係合片(回転伝達部材) 46 Oリング(シール部材) 60 ウォームホイール 72 出力ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D127 DF04 3J009 DA16 DA17 DA20 EA19 EA23 EA32 EC04 FA03 FA14 5H607 AA00 AA05 BB01 BB14 CC01 CC03 DD05 DD08 DD17 EE32 EE36 JJ01 JJ10 KK07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ回転軸に連結されたウォームを収
    容するハウジングに前記モータ回転軸と交差する方向に
    固定して設けられた支持軸と、 前記支持軸周りに摺動回転可能に支持されると共に前記
    ハウジング内に収容された状態で前記ウォームに噛合う
    ウォームホイールと、 前記支持軸外径より大きな内径を有する短円筒状に形成
    され、一端面の少なくとも開口部周辺が前記ウォームホ
    イールの一端面と当接した状態で前記ハウジング内で前
    記ウォームホイールと同軸的に配置され、前記ウォーム
    ホイールの回転が伝達される回転伝達部材と、 略円筒状に形成されると共に一端面が前記回転伝達部材
    の他端面に同軸的に当接した状態で前記回転伝達部材と
    一体回転可能に前記回転伝達部材に固定され、少なくと
    も一部が前記ハウジング外へ突出した状態で前記支持軸
    周りに摺動回転可能に支持される出力ギヤと、 前記支持軸周りに設けられ、前記支持軸の外周面、前記
    回転伝達部材の内周面、前記ウォームホイールの一端
    面、及び前記出力ギヤの一端面により四方を密着状態で
    囲まれたシール部材と、 を備えたギヤードモータ。
  2. 【請求項2】 モータ回転軸に連結されたウォームを収
    容するハウジングに前記モータ回転軸と交差する方向に
    固定して設けられた支持軸と、 前記支持軸周りに摺動回転可能に支持されると共に前記
    ハウジング内に収容された状態で前記ウォームに噛合う
    ウォームホイールと、 前記支持軸外径より大きな内径を有する短円筒状に形成
    され、一端面の少なくとも開口部周辺が前記ウォームホ
    イールの一端面と当接した状態で前記ハウジング内で前
    記ウォームホイールと同軸的に配置され、前記ウォーム
    ホイールの回転が伝達される回転伝達部材と、 略円筒状に形成されると共に一端面が前記回転伝達部材
    の他端面に同軸的に当接した状態で前記回転伝達部材と
    一体回転可能に前記回転伝達部材に固定され、少なくと
    も一部が前記ハウジング外へ突出した状態で前記支持軸
    周りに摺動回転可能に支持される出力ギヤと、 前記支持軸の外周面、前記回転伝達部材の内周面、前記
    ウォームホイールの一端面、及び前記出力ギヤの一端面
    によって囲まれたシール保持部内に配置され、前記支持
    軸と前記出力ギヤとの間及び前記回転伝達部材と前記出
    力ギヤとの間をシールする1つのシール部材と、 を備えたギヤードモータ。
  3. 【請求項3】 前記ウォームホイールの一端面に設けら
    れ、前記支持軸の外周面と前記回転伝達部材の内周面と
    の間に入り込んで前記シール保持部の一面を構成する凸
    部を有する、ことを特徴とする請求項2記載のギヤード
    モータ。
  4. 【請求項4】 前記回転伝達部材と前記出力軸とがイン
    サート成形によって一体に形成された、ことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のギヤードモ
    ータ。
  5. 【請求項5】 前記出力ギヤを金属製とした、ことを特
    徴とする請求項4記載のギヤードモータ。
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