JP2006320151A - ギヤードモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】減速部を構成する各種部材が支持軸にて支持され、該支持軸周りにグリスが塗布されてなる減速部を備えたギヤードモータであって、グリスに余剰分が生じても組み付け不良の発生を抑えることができ、グリス塗布量の厳格な管理が不要となるギヤードモータを提供する。
【解決手段】支持軸25に対してウォームホイール23、Oリング30、伝達プレート26及び出力ギヤ27が装着され、そのOリング30は伝達プレート26の支持軸25を挿通する挿通孔26hの内側に配置される。この支持軸25周りには潤滑や摩耗防止等のためのグリスGが塗布される。そして、出力ギヤ27と伝達プレート26との間には、Oリング30が配置される挿通孔26hの内側空間と連通するグリス退避用の通路として溝部26g及び該溝部26gと連通する歯形凹部26cと出力ギヤ27との隙間26dが設けられる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、モータ部と該モータ部の回転を減速する減速部とが一体に組み付けられてなるギヤードモータに関するものである。
車両のパワーウインド装置等の駆動源には、例えば特許文献1にて開示されているようなギヤードモータが用いられている。このギヤードモータは、モータ部の駆動による回転軸の回転を減速部のウォームホイールにより減速して出力ギヤに伝達し、該出力ギヤにてウインドガラスを開閉させるウインドレギュレータを作動させるように構成されている。
また、ウォームホイールから出力ギヤに回転を伝達する構成としては、ウォームホイールはギヤハウジングに固定された支持軸に回転可能に支持されており、該ウォームホイールの一側面に設けられる凹部内にはクッションラバーが配置されている。これに対し、出力ギヤは同じく前記支持軸に回転可能に支持されており、該出力ギヤのウォームホイール側端部には伝達プレートが固着されている。因みに、出力ギヤは強度確保のために金属製とされ、伝達プレート及びウォームホイールは軽量化のために樹脂製とされている。そして、このような伝達プレートとウォームホイールとがクッションラバーを介在して互いに回転方向に係合している。つまり、ウォームホイールと伝達プレート(出力ギヤ)とは、衝撃吸収のためのクッションラバーを介して駆動連結されている。
また、伝達プレートのウォームホイール側端部は、出力ギヤのウォームホイール側端面から軸方向に突出しており、その突出部位において、支持軸よりも大径のシール保持孔を有している。つまり、シール保持孔の内周面と、出力ギヤのウォームホイール側端面と、支持軸の外周面とウォームホイール側に開口するコ字状の収容凹部が構成される。この収容凹部内にはOリングが収容される。更に、ウォームホイールの支持軸周りにはその収容凹部内に嵌挿される凸部が形成されており、減速部の組み立て状態においては、収容凹部内にOリングを収容した状態で該収容凹部がウォームホイールの凸部により閉塞される。
つまり、パワーウインド装置で用いられるギヤードモータは出力ギヤ部分が被水領域に露出するために該出力ギヤに水滴等が付着するが、Oリングが囲まれる四方の部材にそれぞれ密着することで、出力ギヤと支持軸との間や、出力ギヤと伝達プレートとの間から浸入してきた水がそれ以上ギヤハウジング内部に入り込むことが防止されるようになっている。
特開2002−106649号公報
ところで、出力ギヤ及びウォームホイールは支持軸に回転可能に支持されることから、該出力ギヤ及びウォームホイールと支持軸との間には潤滑や摩耗防止のためのグリスが塗布される。このグリスは、減速部の組み立て途中、即ち支持軸にウォームホイール及びOリングを装着した後に該Oリング近傍の支持軸に塗布される。その後、伝達プレートを固着した出力ギヤが支持軸に装着される。
このとき、グリスは収容凹部内に溜まることになるが、該グリスの塗布量が多いと、その余剰分の行き場がなくなり、該凹部内に収容されるべきOリングを該凹部から押し出してしまうことがある。場合によっては、Oリングが押し広げられて該リングの一部が伝達プレートとウォームホイールとで挟持された状態で組み付けられることがある。すると、Oリングがその挟持された部分で切断されてしまうという不具合が生じることがあった。
逆に、上記したような不具合を発生させないようにグリスの塗布量を少なくすれば、潤滑や摩耗防止が十分行われなくなるばかりか、グリスは錆の発生も抑える働きもあるため、グリスが行き届かない所の金属部分に錆が発生してしまう。
従って、これらの事情からグリスの塗布量を厳格に管理する必要があって、モータ(減速部)の組み付けが煩雑で、組み付けコストにも影響を与えていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、減速部を構成する各種部材が支持軸にて支持され、該支持軸周りにグリスが塗布されてなる減速部を備えたギヤードモータであって、グリスに余剰分が生じても組み付け不良の発生を抑えることができ、グリス塗布量の厳格な管理が不要となるギヤードモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータ部と該モータ部の回転を減速する減速部とが一体に組み付けられてなるギヤードモータであって、前記減速部は、ハウジングに固定される支持軸と、前記支持軸に嵌挿されて回転可能に支持され前記モータ部からの回転を減速するウォームホイールと、前記支持軸の外径より大きな内径に設定される挿通孔を有し、該挿通孔を前記支持軸に挿通させて前記ウォームホイールと一体回転可能に駆動連結される回転伝達部材と、前記回転伝達部材と一体回転可能に駆動連結され前記回転伝達部材の回転力を負荷側に伝達する出力ギヤと、前記支持軸に装着されて前記回転伝達部材の挿通孔の内周側に配置され、少なくとも前記支持軸と前記回転伝達部材とに密着して両部材間をシールする環状シール部材と、を備え、前記支持軸周りにグリスが塗布されるものにおいて、前記出力ギヤと前記回転伝達部材との間、及び前記出力ギヤと前記支持軸との間の少なくとも一方に、前記環状シール部材が配置される前記挿通孔の内側空間と連通するグリス退避用の通路を形成したことをその要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のギヤードモータにおいて、前記グリス退避用の通路は、少なくとも一部が開口していることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のギヤードモータにおいて、前記グリス退避用の通路は、前記ハウジングの外部に開口していることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のギヤードモータにおいて、前記グリス退避用の通路は、前記挿通孔周りに環状に連通していることをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のギヤードモータにおいて、前記出力ギヤ及び前記支持軸は金属製、前記回転伝達部材は樹脂製であって、前記グリス退避用の通路は、前記回転伝達部材側に形成されていることをその要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のギヤードモータにおいて、車両のパワーウインド装置又はドアクローザ装置の駆動源として用いられることをその要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、支持軸に対してウォームホイール、環状シール部材、回転伝達部材及び出力ギヤが装着され、その環状シール部材は回転伝達部材の支持軸を挿通する挿通孔の内側に配置される。この支持軸周りには潤滑や摩耗防止等のためのグリスが塗布される。そして、出力ギヤと回転伝達部材との間、及び出力ギヤと支持軸との間の少なくとも一方に、環状シール部材が配置される挿通孔の内側空間と連通するグリス退避用の通路が形成される。即ち、支持軸に対してウォームホイール、環状シール部材、回転伝達部材及び出力ギヤを装着させる際、該支持軸周りにグリスが塗布されるが、このグリスは環状シール部材が配置される挿通孔の内側に溜まる。このとき、グリスが必要箇所に十分に行き渡るように該グリスの塗布量を多めに設定しても、環状シール部材が挿通孔内に収まる際、該グリスが環状シール部材を挿通孔から押し出すよりも前に、該グリスの余剰分が出力ギヤと回転伝達部材との間、及び出力ギヤと支持軸との間の少なくとも一方に設けられる通路内に退避する。これにより、環状シール部材が配置される挿通孔内のグリス量が適量に調整されるので、該グリスにより環状シール部材が挿通孔から押し出されるといった組み付け不良の発生が抑えられ、しかもグリス塗布量の厳格な管理が不要となる。
請求項2に記載の発明によれば、グリス退避用の通路は少なくとも一部が開口しているため、通路内の空気が開口から抜け、グリスの余剰分が通路内に退避し易い。これにより、環状シール部材が配置される挿通孔内のグリス量の調整がより好適に行われ、組み付け不良の発生がより確実に抑えることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、グリス退避用の通路はハウジングの外部に開口しているため、グリスの余剰分がハウジングの外部に排出可能となる。これにより、グリスの余剰分がハウジングの内部の各種部材に付着することが防止される。
請求項4に記載の発明によれば、グリス退避用の通路は挿通孔周りに環状に連通しているため、これによってもグリスの余剰分が通路内に退避し易くなる。
請求項5に記載の発明によれば、出力ギヤ及び支持軸は金属製、回転伝達部材は樹脂製であって、グリス退避用の通路は樹脂製である回転伝達部材側に形成される。つまり、回転伝達部材は樹脂よりなるので、グリス退避用の通路として溝や孔等の形成が金属製の出力ギヤ及び支持軸に対して実施するよりも容易であり、加工コストの面についても有利である。
請求項6に記載の発明によれば、ギヤードモータは車両のパワーウインド装置又はドアクローザ装置の駆動源として用いられる。即ち、これらの装置の駆動源として用いる場合、出力ギヤは被水し得る領域に配置されるので、環状シール部材の装着及びグリスの塗布を上記のように好適に行って出力ギヤからハウジング内部への水等の浸入を防止する効果は大きい。
従って、本発明によれば、減速部を構成する各種部材が支持軸にて支持され、該支持軸周りにグリスが塗布されてなる減速部を備えたギヤードモータであって、グリスに余剰分が生じても組み付け不良の発生を抑えることができ、グリス塗布量の厳格な管理が不要となるギヤードモータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のギヤードモータ1を示す。ギヤードモータ1は、車両に搭載されるパワーウインド装置の駆動源として用いられるモータである。ギヤードモータ1は、モータ部2と減速部3とから構成されている。
モータ部2は、ヨークハウジング4、一対のマグネット5、アーマチャ(電機子)6、ブラシホルダ7及び一対のブラシ8を備えている。
ヨークハウジング4は、磁性金属板材を有底扁平円筒状に加工してなり、その内側面に一対のマグネット5が固着されている。マグネット5の内側には、アーマチャ6が回転可能に収納されている。アーマチャ6は回転軸9を有し、その回転軸9の基端部はヨークハウジング4の底部中央に組み付けた軸受10により回転可能に支持されている。
ヨークハウジング4の開口部4aには、径方向外側に延びる一対のフランジ部4bが形成されている。フランジ部4bは、ヨークハウジング4を後述するギヤハウジング21に対してネジ11にて固定するために設けられている。また、ヨークハウジング4の開口部4aとギヤハウジング21の開口部21aとの間にはブラシホルダ7が挟持される。
ブラシホルダ7は、樹脂製であって、ヨークハウジング4の開口部4aに嵌挿されるホルダ本体部7aを有している。ホルダ本体部7aの中央には、回転軸9の中間部位を回転可能に支持する軸受12が組み付けられている。また、ホルダ本体部7aのモータ部2側には、アーマチャ6の整流子13に摺接する一対のブラシ8が保持される。また、このブラシホルダ7には両ハウジング4,21外に露出するコネクタ部7bが一体に設けられており、該コネクタ部7bからブラシホルダ7内を延びるターミナル14を通じて外部からブラシ8に電源が供給され、該ブラシ8から整流子13に供給されるようになっている。
前記減速部3は、ギヤハウジング21、ウォーム軸22、ウォームホイール23、クッションラバー24、支持軸25、伝達プレート26及び出力ギヤ27を備えている。
ギヤハウジング21は、樹脂製であって、内部にウォーム軸22及びウォームホイール23を収容すべく所定形状に形成され、前記ヨークハウジング4の開口部4aと対向する開口部21aを有している。ギヤハウジング21には、開口部21aとヨークハウジング4の開口部4aとの間でブラシホルダ7を挟持した状態で、該ヨークハウジング4がネジ11にて固定される。
また、ギヤハウジング21には、ウォーム軸22を収容すべく開口部21aと連通する軸収容孔21bと、ウォームホイール23を収容すべくその軸収容孔21bと連通するホイール収容凹部21cとが設けられている。軸収容孔21bには、その軸方向両端位置にそれぞれ設けられる軸受28,29によりウォーム軸22が回転可能に支持され、該ウォーム軸22は前記モータ部2から延びる回転軸9と連結されている。因みに、このウォーム軸22は金属製である。
図2に示すように、ホイール収容凹部21cは一方が開放されており、その底部中央に円柱状の支持軸25が固定されている。支持軸25は、基端部がギヤハウジング21に対してインサート成形により固定されており、先端部がホイール収容凹部21cの開口部21dから突出している。ウォームホイール23は、支持軸25に挿通され回転可能に支持される。因みに、このウォームホイール23は樹脂製である。
ウォームホイール23は、支持軸25に嵌挿される嵌挿孔23aと、該嵌挿孔23aの周囲を構成する略円筒状のボス部23bと、外周部に設けられウォーム軸22と噛合する歯部23cと、該歯部23cとボス部23bとの間においてホイール収容凹部21cと同方向に開口するホイール内凹部23dとを有している。
ホイール内凹部23dには、弾性を有するクッションラバー24が収容される。クッションラバー24は、ホイール内凹部23dに突設される複数の係合凸部(図示略)と回転方向に係合し、ウォームホイール23と一体回転するようになっている。ホイール内凹部23dの開口部には、該凹部23dを閉塞するように伝達プレート26が配置されている。因みに、この伝達プレート26は樹脂製である。
伝達プレート26は、略円盤状をなしており、その外周部がホイール内凹部23dの開口側の内壁面に当接するように配置される。伝達プレート26は、ウォームホイール23側の面にクッションラバー24と回転方向に係合するための複数(図2において1つのみ図示)の係合凸部26aが突設されており、該係合凸部26aがホイール内凹部23dの図示しない係合凸部と回転方向において交互となるように配置される。つまり、伝達プレート26とウォームホイール23とは、衝撃吸収のためのクッションラバー24を介して駆動連結される。
また、伝達プレート26のウォームホイール23とは反対側の面には、その中央部に出力ギヤ27が装着される装着凹部26bが形成されている。ここで、装着される出力ギヤ27は、金属製であって、中心部に支持軸25に嵌挿される嵌挿孔27aを有するとともに、外周部に複数の歯部27bを有している。歯部27bは、基端部から先端部まで軸方向に連続して設けられている。そして、出力ギヤ27の基端部(歯部27b)は、伝達プレート26の装着凹部26b内に嵌挿され一体回転可能に連結される。
伝達プレート26の装着凹部26bは、図3〜図5に示すように、出力ギヤ27の歯部27bに対応した複数の歯形凹部26cが備えられている。歯形凹部26cの内壁面は、軸方向から見て歯部27bよりも大きく、該歯部27bの外形形状に倣った形状をなしている。つまり、歯形凹部26cの内壁面は歯部27bの歯先、歯面及び歯底と略一定間隔を有し、この内壁面と歯部27bとの間に隙間26dが形成される。
歯形凹部26cの内壁面には、出力ギヤ27の歯部27bにおける各歯面の中央部に圧接する半円柱状の連結凸部26eが突設けられている。即ち、この連結凸部26eが歯部27bの歯面に圧接することで、伝達プレート26と出力ギヤ27とが回転方向に係合するとともに、伝達プレート26が出力ギヤ27の基端部に保持される。
歯形凹部26cの底面には、図5に示すように、出力ギヤ27(歯部27b)の基端端面27cに当接する当接凸部26fが突設されている。当接凸部26fは、軸方向から見て歯部27bよりも外形が小さい略四角形状をなしている。つまり、当接凸部26fは、歯形凹部26cの内壁面から突設される連結凸部26eとは隙間を有している。この当接凸部26fの突設に伴い、該当接凸部26fの周囲には溝部26gが形成される。溝部26gは、歯形凹部26c内に出力ギヤ27の歯部27bが配置された場合に形成される歯形凹部26cの内壁面と歯部27bとの間の隙間26dと連通し、該隙間26dを通じてギヤハウジング21の外部に開口することになる。また、これら各歯形凹部26cの溝部26gは周方向(挿通孔26h周り)において互いに連通しており、装着凹部26bの中心部に設けられる挿通孔26hと連通している。
装着凹部26bの中心部に設けられる挿通孔26hには支持軸25が挿通され、該挿通孔26hは、その内径が支持軸25の外径より若干大きく形成されている。因みに、挿通孔26hの内径は、該挿通孔26hの内周面26iと支持軸25の外周面25aとの間隔が後述するOリング30の断面径より若干小さくなるような径に設定されている。また、この挿通孔26hの基端側(ウォームホイール23側)には、ウォームホイール23のボス部23bに設けられる環状凸部23eが嵌挿され、該環状凸部23eにて伝達プレート26が軸支される。
伝達プレート26における装着凹部26bの外径側には、環状凹部26jが形成されている。この環状凹部26jには、後述するカバー部材34の内側面に当接(摺接)してシールするシールリング31が嵌挿され装着される。
ここで、伝達プレート26の中心部に設けた挿通孔26hの内周面26iと、出力ギヤ27の基端端面27cと、ウォームホイール23におけるボス部23bの環状凸部23eの上面23fとで囲まれる空間には、支持軸25に装着されるOリング30が収容される。Oリング30は、これら各面26i,27c,23fと支持軸25の外周面25aとにそれぞれ密着する。つまり、このOリング30により、出力ギヤ27と支持軸25との間や、出力ギヤ27と伝達プレート26との間から浸入してくる水等の異物がそれ以上ギヤハウジング21(ホイール収容凹部21c)の内部に入り込むことが防止されている。
また、このOリング30が収容される空間やウォームホイール23と支持軸25との間、出力ギヤ27と支持軸25との間には、潤滑や摩耗防止等ためのグリスGが塗布される。このグリスGによっても、上記経路にて浸入してくる水等の異物がそれ以上ギヤハウジング21(ホイール収容凹部21c)の内部に入り込むことが防止される。
出力ギヤ27の先端端面27dにはワッシャ32が載置され、該ワッシャ32の上面にスナップリング33が支持軸25の外周面25aに形成される装着溝25bに装着される。出力ギヤ27は、ワッシャ32及びスナップリング33により抜け止めがなされる。
ホイール収容凹部21cの開口部21dには、該開口部21dを閉塞するカバー部材34が装着される。カバー部材34の中央部には、出力ギヤ27を外部に突出させるギヤ挿通孔34aが形成されている。また、カバー部材34の内側面には、伝達プレート26に装着されるシールリング31がこのギヤ挿通孔34aを囲むように当接(摺接)する。つまり、ギヤ挿通孔34aから浸入する水等の異物が、シールリング31からギヤハウジング21(ホイール収容凹部21c)の内部に移動することが防止されている。そして、ギヤ挿通孔34aから露出する出力ギヤ27は、ウインドガラス(図示略)を開閉させる周知のXアーム式レギュレータ(図示略)と噛合され駆動連結されている。
因みに、このような構成の減速部3の組み立て手順は以下のようになっている。先ず、ギヤハウジング21のホイール収容凹部21c内に立設する支持軸25にウォームホイール23が嵌挿される。次いで、ホイール内凹部23dにクッションラバー24が収容される。次いで、支持軸25にOリング30が装着される。このとき、Oリング30の近傍の支持軸25にグリスGが塗布される。一方で、出力ギヤ27の基端部が伝達プレート26の装着凹部26bに嵌め込まれ、該出力ギヤ27の基端部に伝達プレート26が保持される。そして、伝達プレート26の挿通孔26hにウォームホイール23のボス部23bに設けられる環状凸部23eが嵌挿されるように、該伝達プレート26を保持した出力ギヤ27が支持軸25に嵌挿される。
この場合、塗布したグリスGは伝達プレート26の挿通孔26h内に溜まり、その余剰分は、図3にてB矢印にて示すように、該挿通孔26hから溝部26g、該溝部26gから歯形凹部26cと出力ギヤ27との隙間26dへと、これらグリス退避用の通路内に移動可能(退避可能)となっている。そのため、グリスGの余剰分がOリング30を伝達プレート26の挿通孔26hから押し出すよりも前に溝部26gへと退避するため、Oリング30が挿通孔26hから押し出されることが防止される。これにより、Oリング30がグリスGの余剰分により押し広げられて該リング30の一部が伝達プレート26とウォームホイール23とで挟持された状態で組み付けられることが未然に防止される。
因みに、このように構成される本実施の形態のギヤードモータ1は、コネクタ部7bへの給電によりモータ部2が回転駆動され回転軸9が回転すると、該回転軸9とともにウォーム軸22が回転する。このウォーム軸22の回転はウォームホイール23を回転させ、該ウォームホイール23の回転はクッションラバー24を介して伝達プレート26を回転させ、出力ギヤ27を回転させる。そして、出力ギヤ27が回転することによりレギュレータが作動し、ウインドガラスが開閉するようになっている。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)支持軸25に対してウォームホイール23、Oリング30、伝達プレート26及び出力ギヤ27が装着され、そのOリング30は伝達プレート26の支持軸25を挿通する挿通孔26hの内側に配置される。この支持軸25周りには潤滑や摩耗防止等のためのグリスGが塗布される。そして、出力ギヤ27と伝達プレート26との間には、Oリング30が配置される挿通孔26hの内側空間と連通するグリス退避用の通路として溝部26g及び該溝部26gと連通する歯形凹部26cと出力ギヤ27との隙間26dが設けられている。
即ち、支持軸25に対してウォームホイール23、Oリング30、伝達プレート26及び出力ギヤ27を装着させる際、該支持軸25周りにグリスGが塗布されるが、このグリスGはOリング30が配置される挿通孔26hの内側に溜まる。このとき、グリスGが必要箇所に十分に行き渡るように該グリスGの塗布量を多めに設定しても、Oリング30が挿通孔26h内に収まる際、該グリスGがOリング30を挿通孔26hから押し出すよりも前に、該グリスGの余剰分が出力ギヤ27と伝達プレート26との間に設けた上記通路内に退避する。これにより、Oリング30が配置される挿通孔26h内のグリス量が適量に調整されるので、該グリスGによりOリング30が挿通孔26hから押し出されるといった組み付け不良の発生を抑えることができ、しかもグリス塗布量の厳格な管理を不要とすることができる。
また、本実施の形態のギヤードモータ1は車両のパワーウインド装置の駆動源として用いられる。即ち、この装置の駆動源として用いる場合、出力ギヤ27は被水し得る領域に配置されるので、Oリング30の装着及びグリスGの塗布を上記のように好適に行って出力ギヤ27からギヤハウジング21内部への水等の浸入を防止する効果は大きい。
(2)グリス退避用の通路を構成する歯形凹部26cと出力ギヤ27との隙間26dはギヤハウジング21の外部に開口している。そのため、通路内の空気が開口から抜け、グリスGの余剰分が通路内(溝部26g内)に退避し易い。これにより、Oリング30が配置される挿通孔26h内のグリス量の調整がより好適に行われ、組み付け不良の発生をより確実に抑えることができる。
しかも、グリス退避用の通路はギヤハウジング21の外部に開口しているため、グリスGの余剰分がギヤハウジング21の外部に排出することができる。これにより、グリスGの余剰分がギヤハウジング21の内部の各種部材に付着することを防止することができる。
(3)グリス退避用の通路は挿通孔26h周りに環状に連通しているため、これによってもグリスGの余剰分が通路内(溝部26g内)に退避し易くなる。
(4)グリス退避用の通路は樹脂製である伝達プレート26側に形成されるため、該通路を構成する溝部26g等の形成が金属製の出力ギヤ27及び支持軸25に対して実施するよりも容易であり、加工コストの面についても有利である。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
○上記実施の形態では、グリスGを退避させる通路として溝部26gや歯形凹部26cと出力ギヤ27との隙間26dを用いたが、これに限定されるものではなく、例えば孔等であってもよい。また、グリスGを退避させる通路として歯形凹部26cと出力ギヤ27との隙間26dをギヤハウジング21の外部に開口させたが、例えばギヤハウジング21の内部に開口させてもよく、また開口の必要がなければ開口させなくてもよい。また、グリスGを退避させる通路である溝部26gを挿通孔26h周りにおいて互いに連通させたが、周方向において独立した通路であってもよい。
○上記実施の形態では、グリスGを退避させる通路(溝部26g、隙間26d)を伝達プレート26側に形成したが、出力ギヤ27側、例えば図6(a)(b)に示すように、出力ギヤ27の基端端面27cにグリスGを退避させる通路としての溝部27eを形成してもよい。この場合、溝部27eは嵌挿孔27aから歯部27b間の歯底に向けて放射状に形成されている(図6中、B矢印はグリスGの退避方向を示している)。また、図7に示すように、出力ギヤ27の嵌挿孔27aの内周面に軸方向に延びるグリスGを退避させる通路としての溝部27fを設けてもよい(図7中、B矢印はグリスGの退避方向を示している)。また、特に図示はしないが、支持軸25の外周面25aにグリスGを退避させる通路を形成してもよい。更に、これらを別例と上記実施の形態とを組み合わせて、グリスGを退避させる通路を形成してもよい。
○上記実施の形態では、出力ギヤ27を軸方向に同様に形成し、歯部27bを含めた出力ギヤ27の基端部と連結すべく、伝達プレート26にその歯部27bの形状に倣った装着凹部26bを形成したが、出力ギヤ27の基端部及び装着凹部26bの形状はこれに限定されるものではない。例えば、出力ギヤ27の基端部及び装着凹部26bの形状を、互いに回転方向に一体回転可能な多角形状や二面幅形状、Dカット形状等に変更してもよい。
○上記実施の形態では、出力ギヤ27及び支持軸25を金属製、伝達プレート26を樹脂製としたが、これらを形成する材料を適宜変更してもよい。
○上記実施の形態では、出力ギヤ27に伝達プレート26を予め保持させておいて該出力ギヤ27を支持軸25に嵌挿するようにしたが、これらを別々に支持軸25に対して装着してもよい。
○上記実施の形態では、パワーウインド装置のモータ1に実施したが、車両に搭載される他の装置、例えばドアクローザ装置のモータに実施してもよい。ドアクローザ装置のモータは上記したパワーウインド装置のモータ1と構成及び使用状況が似ているので、有効である。また、車両以外の装置の駆動源として用いられるモータに実施してもよい。
本実施の形態におけるギヤードモータの断面図である。 図1における減速部のA−A断面図である。 図2における減速部の拡大断面図である。 出力ギヤと伝達プレートとの連結を説明するための断面図である。 伝達プレートの装着凹部を示す斜視図である。 (a)は別例における減速部の拡大断面図であり、(b)は出力ギヤの底面図である。 別例における減速部の拡大断面図である。
符号の説明
1…ギヤードモータ、2…モータ部、3…減速部、21…ハウジングとしてのギヤハウジング、23…ウォームホイール、25…支持軸、26…回転伝達部材としての伝達プレート、26d…グリス退避用の通路を構成する隙間、26g…グリス退避用の通路を構成する溝部、26h…挿通孔、27…出力ギヤ、27e,27f…グリス退避用の通路を構成する溝部、30…環状シール部材としてのOリング、G…グリス。

Claims (6)

  1. モータ部と該モータ部の回転を減速する減速部とが一体に組み付けられてなるギヤードモータであって、
    前記減速部は、
    ハウジングに固定される支持軸と、
    前記支持軸に嵌挿されて回転可能に支持され前記モータ部からの回転を減速するウォームホイールと、
    前記支持軸の外径より大きな内径に設定される挿通孔を有し、該挿通孔を前記支持軸に挿通させて前記ウォームホイールと一体回転可能に駆動連結される回転伝達部材と、
    前記回転伝達部材と一体回転可能に駆動連結され前記回転伝達部材の回転力を負荷側に伝達する出力ギヤと、
    前記支持軸に装着されて前記回転伝達部材の挿通孔の内周側に配置され、少なくとも前記支持軸と前記回転伝達部材とに密着して両部材間をシールする環状シール部材と、
    を備え、前記支持軸周りにグリスが塗布されるものにおいて、
    前記出力ギヤと前記回転伝達部材との間、及び前記出力ギヤと前記支持軸との間の少なくとも一方に、前記環状シール部材が配置される前記挿通孔の内側空間と連通するグリス退避用の通路を形成したことを特徴とするギヤードモータ。
  2. 請求項1に記載のギヤードモータにおいて、
    前記グリス退避用の通路は、少なくとも一部が開口していることを特徴とするギヤードモータ。
  3. 請求項2に記載のギヤードモータにおいて、
    前記グリス退避用の通路は、前記ハウジングの外部に開口していることを特徴とするギヤードモータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のギヤードモータにおいて、
    前記グリス退避用の通路は、前記挿通孔周りに環状に連通していることを特徴とするギヤードモータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のギヤードモータにおいて、
    前記出力ギヤ及び前記支持軸は金属製、前記回転伝達部材は樹脂製であって、
    前記グリス退避用の通路は、前記回転伝達部材側に形成されていることを特徴とするギヤードモータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のギヤードモータにおいて、
    車両のパワーウインド装置又はドアクローザ装置の駆動源として用いられることを特徴とするギヤードモータ。
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