JP2002156007A - ギヤードモータ - Google Patents

ギヤードモータ

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JP2002156007A
JP2002156007A JP2001227542A JP2001227542A JP2002156007A JP 2002156007 A JP2002156007 A JP 2002156007A JP 2001227542 A JP2001227542 A JP 2001227542A JP 2001227542 A JP2001227542 A JP 2001227542A JP 2002156007 A JP2002156007 A JP 2002156007A
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JP
Japan
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shaft
output shaft
support
geared motor
housing
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JP2001227542A
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Shingo Omori
伸吾 大森
Katsuhiko Torii
勝彦 鳥居
Tadashi Adachi
忠史 安達
Hirobumi Sakai
博文 酒井
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ギヤードモータ単体で出力軸ロック時の支持
軸の撓みを制限することができ、ギヤ部からの異音の発
生及び浸水に伴う故障が防止されると共に耐久性が維持
されるギヤードモータを得る。 【解決手段】 ギヤードモータでは、出力軸36のロッ
ク時に出力軸36に径方向の荷重が作用し、この荷重が
出力軸36を摺動可能に支持するセンターシャフト26
に撓み荷重として作用する。ここで、モータハウジング
18とカバープレート48とが一体とされて閉断面を有
する構造体を形成し、この構造体がカバープレート48
の短円筒部48Bを介して支持点Cにおいて出力軸36
を支持するため、結局、センターシャフト26は支持点
A及び支持点Bの2点で支持される。このため、センタ
ーシャフト26の撓みは小さく制限される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ギヤードモータに
係り、特に、車両ドアのウインドガラスを開閉移動する
パワーウインド装置に適用されるギヤードモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、車両のウインドガラスを上下に開閉移動させるパワ
ーウインド装置やサンルーフを開閉移動するサンルーフ
装置には、モータ回転軸の回転をウォームホイールによ
り減速すると共に減速された回転を出力軸に伝達するギ
ヤードモータが駆動源として用いられている。このよう
なギヤードモータとしては、例えば、一端部がハウジン
グに固定されると共に他端部がハウジング外へ突出され
た支持軸を備え、ウォームホイールと出力軸とが回転伝
達部材を介して互いに対向した状態でそれぞれ上記支持
軸を挿通することにより支持軸周りに摺動回転自在に支
持された構成のものがある。
【0003】上記のような従来のギヤードモータでは、
小型軽量化が図られ、スペースの限られた車両ドア内や
ルーフ内等に配置されパワーウインド装置やサンルーフ
装置を確実に作動させることができるが、反面、支持軸
は一端部のみがハウジングに固定された構成(所謂、片
持ち梁)であったため、例えば、パワーウインド装置の
異物挟み込み時のように出力軸がロックされた際に支持
軸の撓みが大きいという問題があった。
【0004】そこで、ギヤードモータが接続される相手
方システム(例えば、パワーウインド装置)に支持軸の
他端部を支持する支持孔を設けることで出力軸がロック
された際における支持軸の撓みを制限する方法が採られ
ている。
【0005】しかしながら、このような従来のギヤード
モータ及びその支持軸の支持方法では、ギヤードモータ
単体において支持軸の撓みを制限することができないた
め、支持軸の撓みが相手方システムに設けられた支持孔
の寸法精度、位置精度及びギヤードモータと相手方シス
テムとの組付精度に依存し、支持軸の撓みが所定の撓み
より大きくなる場合があった。
【0006】この場合、支持軸の撓みにより、この支持
軸に支持されるウォームホイールとウォームとの噛合精
度が維持されず、ギヤ部からの異音の発生や耐久性の悪
化が生じるという問題があった。また、支持軸と出力軸
との摺動部のシール性が悪化し、ハウジング内への水等
の浸入に伴うギヤードモータの故障(不作動)が発生す
るという問題があった。
【0007】本発明は、上記事実を考慮して、ギヤード
モータ単体で出力軸ロック時の支持軸の撓みを制限する
ことができ、ギヤ部からの異音の発生及び浸水に伴う故
障が防止されると共に耐久性が維持されるギヤードモー
タを得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係るギヤードモータは、有底の
円筒状に形成され、モータ回転軸に連結されたウォーム
及び前記ウォームに噛合うウォームホイールを収容する
ハウジングと、前記ウォームホイールの軸線に沿って設
けられ、一端部が前記ハウジングの底部に固定されると
共に他端部が前記ハウジング外へ突出され、前記ウォー
ムホイールを回転自在に支持する支持軸と、一部が前記
ハウジング外へ突出された状態で前記支持軸周りに摺動
回転自在に支持され、前記ウォームホイールの回転が伝
達される出力軸と、円板状に形成され、中央部に前記出
力軸を挿通する出力軸孔を有すると共に外周部に前記ハ
ウジングの開口部に対応した嵌合部を有し、当該嵌合部
の略全周に亘って前記ハウジングに嵌合されるカバー部
材と、を備えたギヤードモータにおいて、前記カバー部
材は、前記出力軸の外周面と摺動可能な軸支持部を有す
る、ことを特徴としている。
【0009】請求項1記載のギヤードモータでは、モー
タが起動されモータ回転軸が回転されると、モータ回転
軸に連結されたウォームに噛合うウォームホイールが支
持軸周りに摺動回転され、モータ回転軸の回転が減速さ
れる。このウォームホイールの回転は、例えば、パワー
ウインド装置と接続された出力ギヤへ伝達され、出力軸
が上記の支持軸周りに摺動回転することでパワーウイン
ド装置が駆動される。このとき、カバー部材の軸支持部
と出力軸の外周面とは摺動可能であるため、出力軸の回
転が妨げられることはない。
【0010】一方、例えば、パワーウインド装置の異物
挟み込み時のようにモータの回転中に出力軸がロック
(回転阻止)されると、モータの駆動力が作用する出力
軸には相手方システムとの接続部における滑りに伴う径
方向の移動力(荷重)が作用し、この移動力が出力軸を
摺動回転自在に支持している支持軸に撓み荷重(倒れ方
向のモーメント)として作用する。
【0011】ここで、例えば、圧入や熱かしめによって
カバー部材がその外周部にハウジング開口部に対応して
形成された嵌合部の略全周に亘ってハウジングに嵌合さ
れるため、ハウジングとカバー部材とは一体とされて閉
断面を有する強固な構造体を形成している。そして、カ
バー部材に設けられた軸支持部が出力軸の外周面と摺動
(当接)可能に配置されているため、出力軸に作用する
径方向の移動力が出力軸と軸支持部との当接位置におい
てハウジング及びカバー部材(閉断面を有する強固な構
造体)により支持されると共に、この支持位置(上記当
接位置)の径方向の移動が微小量に制限される。なお、
出力軸と軸支持部とは、予め当接(出力軸が軸支持部と
摺動しつつ回転)していても良く、上記移動力によって
出力軸が若干傾斜等することで当接しても良いことは言
うまでもない。
【0012】すなわち、出力軸は、軸支持部との当接位
置に対応する断面においてはハウジング及びカバー部材
と共に閉断面を有する構造体を形成し、この構造体の一
部として支持軸をその軸方向の軸支持部との当接位置に
対応する位置(支持軸の中間部)において支持する。こ
れにより、支持軸は、ハウジング底部の固定点と支持軸
中間部の支持点とで支持される2点支持構造とされる。
また、上記の通り、出力軸と軸支持部との当接位置の径
方向の移動が微小量に制限されるため、支持軸中間部の
支持点の移動量(支持軸中間部における撓み)も微小量
に制限される。
【0013】このため、撓み荷重(上記の出力軸の移動
力)が作用しないハウジング底面の固定点と上記支持軸
中間部の支持点の間(すなわち、ハウジング内部)にお
いては、支持軸の撓みはその中間部の支持点の撓みに依
存し微小量に制限される。したがって、ウォームとウォ
ームホイールとの噛合精度が維持され、ギヤ部からの異
音の発生が防止されると共に耐久性が維持される。
【0014】一方、支持軸中間部の支持点と支持軸自由
端との間(すなわち、ハウジング外部)では撓み荷重
(上記の出力軸の移動力)が作用するが、支持軸は2点
支持構造とされ、従来のような片持ち構造と比較して不
支持長さが短いため、支持軸の撓みは十分小さく制限さ
れる。また、上記の出力軸に作用する径方向の移動力の
一部はハウジング及びカバー部材に支持されているた
め、支持軸に作用する撓み荷重自体が減じられ、支持軸
の撓みは一層小さく制限される。したがって、支持軸と
出力軸との摺動部のシール性が悪化することがなく、ハ
ウジング内への水等の浸入に伴うギヤードモータの故障
が防止される。
【0015】このように、請求項1記載のギヤードモー
タでは、ギヤードモータ単体で出力軸ロック時の支持軸
の撓みを制限することができ、ギヤ部からの異音の発生
及び浸水に伴う故障が防止されると共に耐久性が維持さ
れる。
【0016】請求項2記載の発明に係るギヤードモータ
は、請求項1記載のギヤードモータにおいて、前記軸支
持部は、前記出力軸の外周に対応して環状に形成され、
前記出力軸の外周面の略全周に亘って摺動可能に配置さ
れた、ことを特徴としている。
【0017】請求項2記載のギヤードモータでは、軸支
持部が環状(一部切り欠かれていても良い)に形成され
出力軸の外周面の略全長に亘って摺動可能に配置されて
いるため、出力軸とカバー部材との当接面積が増大す
る。このため、出力軸(径方向の移動力)がハウジング
及びカバー部材によって確実に支持されると共に支持軸
中間部における支持点の移動量が確実に制限され、支持
軸のハウジング内外における撓みもそれぞれ確実に制限
される。
【0018】このように、請求項2記載のギヤードモー
タでは、ギヤードモータ単体で出力軸ロック時の支持軸
の撓みを確実に制限することができ、ギヤ部からの異音
の発生及び浸水に伴う故障が防止されると共に耐久性が
維持される。
【0019】請求項3記載の発明に係るギヤードモータ
は、請求項2記載のギヤードモータにおいて、前記軸支
持部は、前記カバー部材の軸方向に円筒状に延出された
円筒部の内周面である、ことを特徴としている。
【0020】請求項3記載のギヤードモータでは、カバ
ー部材にその軸方向に円筒状に延出された円筒部が設け
られ、この円筒部が出力軸の外周面と全周に亘って当接
するため、出力軸とカバー部材との当接面積が軸方向に
も増大する。このため、出力軸(径方向の移動力)がハ
ウジング及びカバー部材によって一層確実に支持される
と共に支持軸中間部における支持点の移動量が一層確実
に制限され、支持軸のハウジング内外における撓みもそ
れぞれ一層確実に制限される。
【0021】このように、請求項3記載のギヤードモー
タでは、ギヤードモータ単体で出力軸ロック時の支持軸
の撓みを一層確実に制限することができ、ギヤ部からの
異音の発生及び浸水に伴う故障が防止されると共に耐久
性が維持される。
【0022】請求項4記載の発明に係るギヤードモータ
は、請求項3記載のギヤードモータにおいて、前記カバ
ー部材は、前記円筒部の端部から連続して形成される環
状の凹部を有する、ことを特徴としている。
【0023】請求項4記載のギヤードモータでは、カバ
ー部材に上記の円筒部の端部から連続して形成される環
状の凹部が設けられているため、カバー部材自体の剛性
が向上し、このカバー部材とハウジングとは一体として
閉断面を有する一層強固な構造体を形成する。このた
め、出力軸(径方向の移動力)がハウジング及びカバー
部材によってより一層確実に支持されると共に支持軸中
間部における支持点の移動量がより一層確実に制限さ
れ、支持軸のハウジング内外における撓みもそれぞれよ
り一層確実に制限される。
【0024】このように、請求項4記載のギヤードモー
タでは、ギヤードモータ単体で出力軸ロック時の支持軸
の撓みをより一層確実に制限することができ、ギヤ部か
らの異音の発生及び浸水に伴う故障が防止されると共に
耐久性が維持される。
【0025】請求項5記載の発明に係るギヤードモータ
は、請求項3または請求項4記載のギヤードモータにお
いて、前記カバー部材は、前記円筒部の径方向内側に延
設された壁部を有する、ことを特徴としている。
【0026】請求項5記載のギヤードモータでは、カバ
ー部材に上記の円筒部の径方向内側に延設された壁部が
設けられているため、カバー部材自体の剛性が向上し、
このカバー部材とハウジングとは一体として閉断面を有
する一層強固な構造体を形成する。このため、出力軸
(径方向の移動力)がハウジング及びカバー部材によっ
てより一層確実に支持されると共に支持軸中間部におけ
る支持点の移動量がより一層確実に制限され、支持軸の
ハウジング内外における撓みもそれぞれより一層確実に
制限される。特に、壁部と請求項4記載の凹部とを共に
備えた構成とすればカバー部材自体の剛性が一層向上し
好適である。
【0027】このように、請求項5記載のギヤードモー
タでは、ギヤードモータ単体で出力軸ロック時の支持軸
の撓みをより一層確実に制限することができ、ギヤ部か
らの異音の発生及び浸水に伴う故障が防止されると共に
耐久性が維持される。
【0028】請求項6記載の発明に係るギヤードモータ
は、請求項1乃至請求項5の何れか1項記載のギヤード
モータにおいて、前記出力軸は、円板状に形成されると
共にその中央部が軸方向に厚肉化された厚肉部を有し前
記ウォームホイールと対向配置され前記ウォームホイー
ルの回転が伝達される回転伝達部と、前記厚肉部に前記
回転伝達部と一体として回転可能に固定された出力ギヤ
部とから成り、前記軸支持部は、前記厚肉部の外周面に
当接される、ことを特徴としている。
【0029】請求項6記載のギヤードモータでは、出力
軸が回転伝達部と出力ギヤ部とから成り、カバー部材の
軸支持部(円筒部)は出力ギヤ部が固定される回転伝達
部の厚肉部の外周面に当接される。この回転伝達部の厚
肉部は強度部材であり出力軸自体の剛性が向上するた
め、出力軸はハウジング及びカバー部材と一体として支
持軸をその中間部において確実に支持する。また、出力
軸自体の変形に伴う支持軸中間部の支持点の移動量も一
層微小に制限される。この構成は、特に回転伝達部と出
力ギヤ部とが異材により形成され、例えば、インサート
成形により一体化された出力軸を備えたギヤードモータ
に好適である。
【0030】このように、請求項6記載のギヤードモー
タでは、ギヤードモータ単体で出力軸ロック時の支持軸
の撓みをより一層確実に制限することができ、ギヤ部か
らの異音の発生及び浸水に伴う故障が防止されると共に
耐久性が維持される。特に出力軸が2部品で構成されて
いる場合に効果的である。
【0031】
【発明の実施の形態】本実施の形態に係るギヤードモー
タ10について図1乃至図3に基づいて説明する。図1
には、本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10が
一部破断した正面図によって示されている。また、図2
には、図1の2−2線に沿った断面図が示されている。
【0032】ギヤードモータ10は、モータ部10Aと
このモータ部10Aに連結するギヤ部10Bとによって
構成されている。モータ部10Aのヨーク12内には、
アーマチャー14のアーマチャーシャフト16(モータ
回転軸)の一端部が軸受部(図示省略)によって支持さ
れている。
【0033】アーマチャーシャフト16の先端部は、ヨ
ーク12に連結されたギヤ部10Bのモータハウジング
18内へ延出されている。
【0034】一方、ギヤ部10Bでは、ウォーム20が
アーマチャーシャフト16に連結されており、このウォ
ーム20の先端部が軸受部22によってモータハウジン
グ18に支持されている。このモータハウジング18
は、円筒部18A及び底部19Aから成り開口部18B
を有する略カップ状に形成され、内部にウォーム20及
びこのウォーム20に噛合するウォームホイール24を
収容するようになっている。このモータハウジング18
の円筒部18Aには、開口部18B側端部において内径
が拡大されたカバー保持面18C及び円筒部18Aの内
径拡大に伴い段状に形成されたカバー係合面18Dとが
設けられている。
【0035】また、モータハウジング18の底部19A
の中央にはボス孔19Bを有するボス部19Cが形成さ
れ、このボス部19Cのボス孔19Bにはセンターシャ
フト26が固定されている。
【0036】図3にも示される如く、ギヤ部10Bは、
上記のウォームホイール24を備えている。ウォームホ
イール24は、円筒部24A及び底部24Bから成る略
カップ状に形成され、円筒部24Aの外周部にウォーム
20と噛合可能なウォームギヤ28が形成されている。
また、ウォームホイール24には底部24Bの中央部が
隆起されると共に厚肉化された支持ボス部30Aが形成
され、この支持ボス部30Aにはセンターシャフト26
の外径と略同径でセンターシャフト26周りに摺動可能
な軸孔30Bが形成されている。さらに、支持ボス部3
0Aには内面が軸孔30Bに沿った微小の凸部30Cが
形成されている。これにより、ウォームホイール24
は、軸孔30Bにセンターシャフト26を挿入しボス部
19C端面と支持ボス部30A端面とが当接した状態で
回転自在に(摺動可能に)支持されると共に、円筒部2
4Bの外周部に形成されたウォームギヤ28がウォーム
20と噛合うように構成されている。
【0037】また、ウォームホイール24の底部24B
には、円筒部24Aの内周面近傍に複数(本実施の形態
では3個)の係合突起32が等間隔で形成されている。
【0038】ウォームホイール24の内部には、クッシ
ョンラバー34が配置されている。クッションラバー3
4は略短円筒状に形成され、外周部に複数(本実施の形
態では6箇所)のスリット34A、34B(本実施の形
態では各3箇所)が等間隔で交互に設けられている。ク
ッションラバー34は、このスリット34Aにウォーム
ホイール24の係合突起32が挿入された状態でウォー
ムホイール24の円筒部24A内において底部24B上
に挿入配置されるようになっている。
【0039】また、ギヤ部10Bは、出力軸36を備え
ている。出力軸36は、回転伝達部としての円板状のプ
レート部38と外周部に歯40Aを有する出力ギヤ部4
0とから成り、樹脂により一体に形成されている。出力
軸36には、プレート部38側からセンターシャフト2
6の外径より大径でウォームホイール24の凸部30C
の外径と略同径のシール保持孔38Aが形成されると共
に、出力ギヤ部40側からセンターシャフト26の外径
と略同径の支持孔40Bが形成されている。シール保持
孔38Aは後に説明するOリング44に対応した深さと
されると共にその端部において支持孔40Bと連通さ
れ、シール保持孔38Aと支持孔40Bとの境界には段
部38Bが形成されている。また、プレート部38と出
力ギヤ部40との境界部には段状の厚肉部38Cが形成
され、この厚肉部38Cの外周端部には、段状のシール
保持面38Dが形成されている。さらに、プレート部3
8のシール保持孔38A側端面には、クッションラバー
34のスリット34Bに対応した複数(本実施の形態で
は3個)の係合片42が等間隔で形成されている。
【0040】これにより、出力軸36は、支持孔40B
にセンターシャフト26が挿入されると共にクッション
ラバー34のスリット34Bに係合片42を挿入した状
態でクションラバー34上に配置され、ウォームホイー
ル24の回転が係合突起32及びクッションラバー34
を介して伝達されるようになっている。また、この状態
では、プレート部38がウォームホイール24の円筒部
24A内に配置されると共に、ウォームホイール24の
支持ボス部30A端面とプレート部38のシール保持孔
38B周辺の端面とが摺動するように構成されている。
【0041】さらに、ギヤ部10Bでは、センターシャ
フト26にOリング44が嵌合されている。このOリン
グ44は、センターシャフト26の外周面とプレート部
38のシール保持孔38Bの内周面との間で押圧され、
センターシャフト26と出力軸36の支持孔40Bとの
摺動面からのモータハウジング18内への水等の浸入を
防止する構成となっている。また、Oリング44は、セ
ンターシャフト26の軸方向においては出力軸36の段
部38Bとシール保持孔38Aに挿入されたウォームホ
イール24の凸部30Cとの間に配置されることで抜け
止めされるようになっている。
【0042】さらにまた、センターシャフト26の出力
ギヤ部40の端部にはロックワッシャ46が嵌合され、
ウォームホイール24、出力軸36等の抜け落ちが防止
されている。
【0043】この状態で、モータハウジング18の開口
部18Bには、カバープレート48が取付けられてい
る。カバープレート48は金属製で略円板状(環状)に
形成され、その中央部には出力ギヤ部40の外径より大
きい内径を有する出力軸孔48Aが形成されている。ま
た、出力軸孔48Aの外側にはプレート部38の厚肉部
38Cの外径と略同径の軸支持部(円筒部)としての短
円筒部48Bがプレート部38側(図2の下側)へ向け
て延出されている。この出力軸孔48Aと短円筒部48
Bの一端部との間には、有孔円板状の壁部48Eが形成
されている。すなわち、壁部48Eの内縁部が出力軸孔
48Aとされている。
【0044】さらに、短円筒部48Bの外側には、この
短円筒部48Bの他端部から連続して形成され図2の上
側が開口した凹部48Cが設けられている。さらにま
た、カバープレート48は、凹部48Cの外側からカバ
ープレート48の外周部までが平面とされると共に、そ
の外周部には外周面に沿った嵌合部としてのリブ48D
が形成されている。このリブ48Dは、モータハウジン
グ18の底部19Aと対向する側(図2の下側)端部が
モータハウジングのカバー保持面18Eの内径よりわず
かに小径とされると共にモータハウジング18への組付
前においては図2の上側がわずかに大径とされた弾性変
形可能なテーパ状に形成されている。カバープレート4
8は、短円筒部48B、凹部48C、壁部48E及びリ
ブ48Dを有することにより高剛性に形成されている。
【0045】このカバープレート48は、出力ギヤ部4
0を出力軸孔48Aに挿通させると共にモータハウジン
グ18の開口部18Bに圧入された状態では、テーパを
有するリブ48Dの外周面がモータハウジング18のカ
バー保持面18Cに対応して弾性変形した状態でカバー
保持面18C(開口部18B内周面)に嵌合されると共
に、リブ48Dの形成されていない側の端面がモータハ
ウジング18のカバー係合面18Dと係合するように配
置されている。これにより、モータハウジング18とカ
バープレート48とは一体として閉断面を有する強固な
構造体を形成するようになっている。
【0046】また、この状態では、カバープレート48
の短円筒部48Bの内周面は、出力軸36の厚肉部38
C外周面の全周に亘ってこの厚肉部38Cの外周面と摺
動可能に当接されている。なお、短円筒部48Bの内周
面と厚肉部38Cの外周面との間には、出力軸36がわ
ずかに傾斜すると厚肉部38Cが短円筒部48Bに当接
する程度に若干のクリアランスが設けられていても良
い。
【0047】さらに、この状態では、出力軸36の厚肉
部38Cに形成されたシール保持面38D周りに配置さ
れたOリング50が短円筒部48Bの内面によりその径
方向へ押圧される構成となっている。これにより、出力
軸36とカバープレート48との間からモータハウジン
グ18内への水等の浸入が防止されている。
【0048】なお、センターシャフト26とウォームホ
イール24の軸孔30B及び出力軸36の支持孔40A
との間、Oリング44及びOリング50周り、モータハ
ウジング18のボス部19Cとウォームホイール24の
支持ボス部30Aとの間、ウォームホイール24の支持
ボス部30A端面と出力軸36のプレート部38端面と
の間の各摺動部には、潤滑材(例えば、グリスオイル
等)が塗布されそれぞれ滑らかに摺動するようになって
いる。
【0049】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0050】上記構成のギヤードモータ10では、モー
タ部10Aが起動されアーマチャーシャフト16が回転
されると、アーマチャーシャフト16に連結されたウォ
ーム20に噛合うウォームホイール24がセンターシャ
フト26周りに回転され、アーマチャーシャフト16の
回転が減速される。ウォームホイール24の回転力はク
ッションラバー34のスリット34Aに挿入された係合
突起32を介してクッションラバー34へ伝達され、ク
ッションラバー34の回転力はクッションラバー34の
スリット34Bに挿入された係合片42を介してプレー
ト部38へ伝達される。プレート部38と出力ギヤ部4
0とは一体の出力軸36として形成され常に一体に回転
するため、プレート部38へ伝達された回転力により出
力ギヤ部40も回転され、相手方システム(例えば、パ
ワーウインド装置)を駆動することができる。
【0051】一方、例えば、パワーウインド装置の異物
挟み込み時のようにモータの回転中に出力軸36がロッ
ク(回転阻止)されると、図4(A)に示される如く、
モータ部10Aの駆動力が作用する出力軸36には相手
方システムとの接続部における滑りに伴う径方向の移動
力(荷重)が作用し、この移動力が出力軸36を摺動回
転自在に支持しているセンターシャフト26に撓み荷重
(倒れ方向のモーメント)として作用する。
【0052】ここで、カバープレート48がその外周面
にテーパを有して形成されたリブ48Dを弾性変形させ
ることでモータハウジング18のカバー保持面18Cを
弾性的に押圧した状態でモータハウジング18のカバー
保持面18C(開口部18B内周面)に嵌合されている
ため、モータハウジング18とカバープレート48とは
一体とされて閉断面有する強固な構造体を形成してい
る。
【0053】そして、カバープレート48の短円筒部4
8Cが出力軸36に作用する径方向の荷重を支持可能に
出力軸36の厚肉部38C外周面の全周に亘って当接さ
れているため、出力軸36の径方向の移動力が厚肉部3
8Cと短円筒部48Cとの当接位置(図4(A)に示さ
れる支持点C)においてモータハウジング18及びカバ
ープレート48(閉断面を有する強固な構造体)により
支持されされると共に、支持点Cの径方向の移動が微少
量に制限される。なお、短円筒部48Bの内周面と厚肉
部38Cの外周面との間に若干のクリアランスが設けら
れた構成においては、上記移動力によって出力軸36が
若干傾斜された場合に厚肉部38Cが短円筒部48Cに
よって支持される。
【0054】すなわち、出力軸36は、支持点Cに対応
する断面においてはモータハウジング18及びカバープ
レート48と共に閉断面を有する構造体を形成し、この
構造体の一部としてセンターシャフト26をその軸方向
の支持点Cに対応する位置(図4(A)に示される支持
点B)においてセンターシャフト26を支持する。
【0055】これにより、センターシャフト26は、モ
ータハウジング18のボス孔19Bにおける固定点(図
4(A)に示される支持点A)と撓みが微少量に制限さ
れた支持点Bとで支持される2点支持構造とされる。ま
た、支持点Cの径方向の移動が微少量に制限されるた
め、支持点Bの移動量(支持点Bにおける撓み)も微小
量に制限される。
【0056】このため、上記の撓み荷重が作用しない支
持点Aと支持点Bとの間(すなわち、モータハウジング
18内部)においては、センターシャフト26の撓みは
支持点Bの撓みに依存し微小量に制限される。したがっ
て、ウォーム20とウォームホイール24との噛合精度
が維持され、ウォーム20とウォームホイール24との
噛合部(ギヤ部)からの異音の発生が防止されると共に
ギヤードモータ10の耐久性が維持される。
【0057】一方、支持点Bとセンターシャフト26自
由端との間(すなわち、ハウジング外部)では出力軸3
6を介して上記の撓み荷重が作用するが、センターシャ
フト26は2点支持構造とされ、従来のような片持ち構
造と比較して不支持長さが短いため、センターシャフト
26の撓みは小さく制限される(図4(B)参照)。ま
た、出力軸36に作用する径方向の移動力の一部はモー
タハウジング18及びカバープレート48に支持されて
いるため、センターシャフト26に作用する撓み荷重自
体が減じられ、センターシャフト26の撓みは一層小さ
く制限される。さらに、この区間においては、出力軸3
6に作用する移動力はセンターシャフトの撓み荷重とし
て作用するのみならず、支持点Cで支持された出力軸3
6自体の撓み荷重としても作用するため、センターシャ
フト26の断面係数が増加した場合と同様の効果が得ら
れ、センターシャフト26の撓みはより一層小さく制限
される。このため、センターシャフト26と出力軸36
との摺動部のシール性が悪化することがなく、モータハ
ウジング18内への水等の浸入に伴うギヤードモータ1
0の故障が防止される。
【0058】また、カバープレート48は凹部48C、
壁部48Eを有するため、カバープレート48自体の剛
性が向上され、モータハウジング18とカバープレート
48とが一体として形成する閉断面を有する構造体は一
層強固なものとなる。なお、凹部48C、壁部48Eの
何れか一方のみが設けられた構成においてもカバープレ
ート48自体の剛性が向上することは言うまでもない。
【0059】さらに、カバープレート48は金属製であ
るため、カバープレート48自体の剛性が一層向上さ
れ、モータハウジング18とカバープレート48とが一
体として形成する閉断面を有する構造体はより一層強固
なものとなる。特に、車両内で想定される程度の高温環
境下(例えば、95℃)で使用される場合においても金
属材料自体の弾性率の低下は微小でカバープレート48
の剛性が維持されるため、このカバープレート48とモ
ータハウジング18とが一体として形成する閉断面を有
する構造体の剛性低下が抑止される。
【0060】さらにまた、出力軸36には強度部材とし
ての厚肉部38Cが設けられ、この厚肉部38Cにカバ
ープレートの短円筒部48Bが当接するため、モータハ
ウジング18及びカバープレート48によって径方向の
荷重を支持される際の出力軸36自体の変形が抑止され
る。
【0061】これらにより、支持点Bの移動量をさらに
より一層微小とすることができ(センターシャフト26
が支持点Bにおいて片持ちされる構成に近づき)、出力
軸36ロック時のセンターシャフト26の撓みを一層小
さく制限することができる。
【0062】このように、本実施の形態に係るギヤード
モータ10では、ギヤードモータ単体で出力軸ロック時
の支持軸の撓みを制限することができ、ギヤ部からの異
音の発生及び浸水に伴う故障が防止されると共に耐久性
が維持される。
【0063】なお、上記の実施の形態では出力軸36は
回転伝達部としてのプレート部38と出力ギヤ部40と
が樹脂にて一体に形成された構成としたが、本発明はこ
れに限定されることなく、例えば、出力軸36は、樹脂
にて形成されたプレート部38にボスとしての厚肉部3
8Cを設け、金属にて形成された出力ギヤ部40を厚肉
部38C(ボス)に挿入した状態でインサート成形にて
一体とした構成としても良い。この場合においてカバー
プレート48の短円筒部48Bはボス(厚肉部38C)
の外周部に当接する(または若干のクリアランスを介し
てわずかな傾斜で当接可能に配置される)構成とするこ
とが望ましい。
【0064】また、上記の実施の形態では、出力軸36
が厚肉部38Cを有する好ましい構成としたが、本発明
はこれに限定されず、出力軸36は厚肉部38Cを有し
ない構成としても良い。
【0065】さらに、上記の実施の形態では、カバープ
レート48が軸支持部としての短円筒部48Bを有する
好ましい構成としたが、本発明はこれに限定されず、例
えば、カバープレート48の出力軸孔48Aが出力軸3
6の厚肉部38Cまたは他の部位と当接する構成として
も良い。また例えば、カバープレート48が連続環状の
短円筒部48Bに代えて、短円筒部48Bを分割した如
き複数の円弧状等に形成された軸支持部を備えた構成と
しても良く、単に出力軸36に作用する上記移動力に対
応した(支持する)部位にのみ設けられた軸支持部を備
えた構成としても良い。
【0066】さらにまた、上記の実施の形態では、カバ
ープレート48が金属製である構成としたが、本発明は
これに限定されず、カバープレート48の材質は適度な
剛性を確保できる材質であれば良い。したがって、例え
ば、カバープレート48を使用環境(温度)下で十分な
剛性を有する樹脂材にて構成しても良い。
【0067】また、上記の実施の形態では、カバープレ
ート48がモータハウジング18の内周部(カバー保持
面18C)に嵌合される構成としたが、本発明はこれに
限定されず、モータハウジング18とカバープレート4
8とが一体として出力軸36の径方向に作用する荷重を
ある程度支持するに足る閉断面を有する構造体を形成す
れば良く、例えば、カバープレート18がモータハウジ
ング48の外周部や内外周部の双方に嵌合される構成と
しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るギヤードモータの全
体構成を示す一部切欠いた平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るギヤードモータを構
成するギヤ部の構成を示す、図1の2−2線に沿った断
面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るギヤードモータを構
成するギヤ部の分解斜視図である。
【図4】(A)は本発明の実施の形態に係るギヤードモ
ータを構成するセンターシャフトの支持状態を示す断面
図、(B)は上記センターシャフトの支持状態をモデル
化した図である。
【符号の説明】
10 ギヤードモータ 16 アーマチャーシャフト(モータ回転軸) 18 モータハウジング(ハウジング) 18B 開口部 20 ウォーム 24 ウォームホイール 26 センターシャフト(支持軸) 36 出力軸 38 プレート部(回転伝達部) 38C 厚肉部 40 出力ギヤ部 48 カバープレート(カバー部材) 48A 出力軸孔 48B 短円筒部(軸支持部、円筒部) 48C 凹部 48D リブ(嵌合部) 48E 壁部
フロントページの続き (72)発明者 安達 忠史 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内 (72)発明者 酒井 博文 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ株式会 社内 Fターム(参考) 2E052 AA09 CA06 DA08 DB08 EA14 EA15 EB01 KA14 3D127 CB05 DF04 3J009 DA11 DA16 EA06 EB22 EC06 ED02 FA03 3J063 AA01 AB03 AC01 BA04 BA09 BB01 CB58 XB03 XC01 5H607 AA00 AA04 AA05 BB01 BB14 CC01 CC03 DD03 DD08 DD17 DD19 EE32 EE36

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底の円筒状に形成され、モータ回転軸
    に連結されたウォーム及び前記ウォームに噛合うウォー
    ムホイールを収容するハウジングと、 前記ウォームホイールの軸線に沿って設けられ、一端部
    が前記ハウジングの底部に固定されると共に他端部が前
    記ハウジング外へ突出され、前記ウォームホイールを回
    転自在に支持する支持軸と、 一部が前記ハウジング外へ突出された状態で前記支持軸
    周りに摺動回転自在に支持され、前記ウォームホイール
    の回転が伝達される出力軸と、 円板状に形成され、中央部に前記出力軸を挿通する出力
    軸孔を有すると共に外周部に前記ハウジングの開口部に
    対応した嵌合部を有し、当該嵌合部の略全周に亘って前
    記ハウジングに嵌合されるカバー部材と、 を備えたギヤードモータにおいて、 前記カバー部材は、前記出力軸の外周面と摺動可能な軸
    支持部を有する、 ことを特徴とするギヤードモータ。
  2. 【請求項2】 前記軸支持部は、前記出力軸の外周に対
    応して環状に形成され、前記出力軸の外周面の略全周に
    亘って摺動可能に配置された、ことを特徴とする請求項
    1記載のギヤードモータ。
  3. 【請求項3】 前記軸支持部は、前記カバー部材の軸方
    向に円筒状に延出された円筒部の内周面である、ことを
    特徴とする請求項2記載のギヤードモータ。
  4. 【請求項4】 前記カバー部材は、前記円筒部の端部か
    ら連続して形成される環状の凹部を有する、ことを特徴
    とする請求項3記載のギヤードモータ。
  5. 【請求項5】 前記カバー部材は、前記円筒部の径方向
    内側に延設された壁部を有する、ことを特徴とする請求
    項3または請求項4記載のギヤードモータ。
  6. 【請求項6】 前記出力軸は、円板状に形成されると共
    にその中央部が軸方向に厚肉化された厚肉部を有し前記
    ウォームホイールと対向配置され前記ウォームホイール
    の回転が伝達される回転伝達部と、前記厚肉部に前記回
    転伝達部と一体として回転可能に固定された出力ギヤ部
    とから成り、 前記軸支持部は、前記厚肉部の外周面に当接される、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項記
    載のギヤードモータ。
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