JP3822462B2 - ギヤードモータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ギヤードモータに係り、特に、車両ドアのウインドガラスを開閉移動するパワーウインド装置に適用されるギヤードモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、車両のウインドガラスを上下に開閉移動させるパワーウインド装置やサンルーフを開閉移動するサンルーフ装置には、駆動源としてギヤードモータが用いられている。このようなギヤードモータとしては、モータ回転軸の回転をウォームホイールにより減速し、この減速された回転を出力軸に伝達する構成のものがある。また、ウォームホイールから出力軸へ回転を伝達する機構としては、ウォームホイールをハウジングに固定された支持軸により摺動回転自在に支持し、ウォームホイール一端面に設けられた突起等と係合することで回転が伝達される回転伝達部材をウォームホイールに対向配置し、この回転伝達部材に上記の支持軸周りに摺動回転可能な出力ギヤを固定した構成のものがある。さらに、上記の回転伝達部材と出力ギヤとが、軽量化や組付性向上のために樹脂により一体の出力軸として形成されている。
【0003】
上記のような従来のギヤードモータでは、小型軽量化、特に薄肉化が図られ、スペースの限られた車両ドア内やルーフ内等に配置されパワーウインド装置やサンルーフ装置を確実に作動させることができる。
【0004】
また、上記のような従来のギヤードモータでは、ハウジング内への水分等の浸入を防止するために支持軸部分にはOリングが配置されている。このOリングは支持軸と出力軸(回転伝達部材)とにより支持軸の径方向に押圧されると共にCリング等により抜け止めされることで支持軸と出力軸(出力ギヤ)との間の摺動面からハウジング内へ水分等が浸入することを確実に防止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、パワーウンド装置やサンルーフ装置等の相手方(負荷側)システムの構造上、強度確保のために出力ギヤが金属製であることが要求される場合がある。一方、ギヤードモータ全体としては、軽量化が要求されている。そこで、回転伝達部材を樹脂にて成形すると共に出力ギヤを金属にて成形し、これらをインサート成形により一体化した部品(以下、インサート成形部品という)が考えられている。
【0006】
これにより、強度と軽量化の双方を満たすことが可能となるが、インサート成形部品間のシールを確保する必要が新たに生じる。すなわち、従来Oリングによりシールを確保していた支持軸と出力軸(出力ギヤ)との間のシール部分に加え、インサート成形部品を構成する出力ギヤと回転伝達部材との接続面間のシール部分のシールをも確保する必要が生じる。
【0007】
このため、回転伝達部材の一部に支持軸と摺動する部分(出力ギヤの内径と同径の部分)を設けると共にこの部分の端面と出力軸の端面とが当接した状態でインサート成形することで2箇所のシール部分を1箇所にまとめ、従来と同様に支持軸と回転伝達部材との間でOリングを支持軸の径方向に押圧すると共にCリング等により抜け止めをする構成が考えられる。
【0008】
しかしながら、インサート成形部品を用いた構成では強度確保のために出力ギヤを回転伝達部材へ所定量挿入する必要がある(回転伝達部材はこの分の厚みを確保する必要がある)ため、上記のように回転伝達部材が支持軸と摺動する部分(出力ギヤ及びOリングを挿入できない部分)を有する構成では、この部分の長さだけ回転伝達部材の厚みが増し、結果、ギヤードモータ全体としても厚みが増してしまうという問題がある。また、Oリングを上記2箇所のシール部分に対応して2本設ける構成も考えられるが、部品点数が増加し組付性が悪化するという問題がある。
【0009】
本発明は、上記事実を考慮して、大型化することなく1つのシール部材で支持軸と出力ギヤとの間及び出力ギヤと回転伝達部材との間の2箇所のシール部分を確実にシール可能なギヤードモータを得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係るギヤードモータは、モータ回転軸に連結されたウォームを収容するハウジングに前記モータ回転軸と交差する方向に固定して設けられた支持軸と、前記支持軸周りに摺動回転可能に支持されると共に前記ハウジング内に収容された状態で前記ウォームに噛合うウォームホイールと、前記支持軸外径より大きな内径を有する短円筒状に形成され、一端面の少なくとも開口部周辺が前記ウォームホイールの一端面と当接した状態で前記ハウジング内で前記ウォームホイールと同軸的に配置され、前記ウォームホイールの回転が伝達される回転伝達部材と、前記支持軸が挿通される支持孔と外周部に形成された歯とを有する筒状に形成されると共に一端面が前記回転伝達部材の他端面に同軸的に当接した状態で前記回転伝達部材と一体回転可能に前記回転伝達部材に固定され、少なくとも軸方向の一部が前記ハウジング外へ突出した状態で前記支持軸周りに摺動回転可能に支持される出力ギヤと、前記支持軸周りに設けられ、前記支持軸の外周面、前記回転伝達部材の内周面、前記ウォームホイールの一端面、及び前記出力ギヤの一端面により四方を密着状態で囲まれたシール部材と、を備えたことを特徴としている。
【0011】
請求項1記載のギヤードモータでは、モータが起動されモータ回転軸が回転されると、モータ回転軸に連結されたウォームに噛合うウォームホイールが支持軸周りに摺動回転され、モータ回転軸の回転が減速される。ウォームホイールの回転は回転伝達部材に伝達され、この回転伝達部材に固定された出力ギヤが回転伝達部材と一体に回転する。これにより、例えば、出力軸がパワーウインド装置と接続された構成においては、このパワーウインド装置が駆動される。
【0012】
ここで、回転伝達部材は、支持軸の外径より大きな内径を有する短円筒状に形成され、この内周部にはシール部材(例えば、Oリング)が配置されるため、必要最小限の厚みで足りる。
【0013】
一方、この構成では、回転伝達部材には支持軸と摺動する面が形成されず、シール部分は支持軸と出力ギヤとの間(摺動面)及び出力ギヤと回転伝達部材との間(当接面)の2箇所となる。ここで、シール部材が支持軸の外周面、回転伝達部材の内周面、ウォームホイールの一端面、及び出力ギヤの一端面により四方を密着状態で囲まれているため、上記2箇所のシール部分は確実にシールされる。すなわち、上記2箇所のシール部分からハウジング内への水等の浸入が1つのシール部材により確実に防止される。
【0014】
このように、請求項1記載のギヤードモータでは、大型化することなく1つのシール部材で支持軸と出力ギヤとの間及び出力ギヤと回転伝達部材との間の2箇所のシール部分を確実にシールすることができる。
【0015】
請求項2記載の発明に係るギヤードモータは、モータ回転軸に連結されたウォームを収容するハウジングに前記モータ回転軸と交差する方向に固定して設けられた支持軸と、前記支持軸周りに摺動回転可能に支持されると共に前記ハウジング内に収容された状態で前記ウォームに噛合うウォームホイールと、前記支持軸外径より大きな内径を有する短円筒状に形成され、一端面の少なくとも開口部周辺が前記ウォームホイールの一端面と当接した状態で前記ハウジング内で前記ウォームホイールと同軸的に配置され、前記ウォームホイールの回転が伝達される回転伝達部材と、前記支持軸が挿通される支持孔と外周部に形成された歯とを有する筒状に形成されると共に一端面が前記回転伝達部材の他端面に同軸的に当接した状態で前記回転伝達部材と一体回転可能に前記回転伝達部材に固定され、少なくとも軸方向の一部が前記ハウジング外へ突出した状態で前記支持軸周りに摺動回転可能に支持される出力ギヤと、前記支持軸の外周面、前記回転伝達部材の内周面、前記ウォームホイールの一端面、及び前記出力ギヤの一端面によって囲まれたシール保持部内に配置され、前記支持軸と前記出力ギヤとの間及び前記回転伝達部材と前記出力ギヤとの間をシールする1つのシール部材と、を備えたことを特徴としている。
【0016】
請求項2記載のギヤードモータでは、モータが起動されモータ回転軸が回転されると、モータ回転軸に連結されたウォームに噛合うウォームホイールが支持軸周りに摺動回転され、モータ回転軸の回転が減速される。ウォームホイールの回転は回転伝達部材に伝達され、この回転伝達部材に固定された出力ギヤが回転伝達部材と一体に回転する。これにより、例えば、出力軸がパワーウインド装置と接続された構成においては、このパワーウインド装置が駆動される。
【0017】
ここで、支持軸の外周面、回転伝達部材の内周面、ウォームホイールの一端面、及び出力ギヤの一端面によって囲まれたシール保持部内に配置された1つのシール部材が、支持軸と出力軸との間(摺動部)及び回転伝達部材と出力軸との間(当接部)の双方をシールするため、当該摺動部及び当接部の2箇所のシール部分からのハウジング内への水等の浸入が確実に防止される。
【0018】
また、回転伝達部材は、支持軸の外径より大きな内径を有する短円筒状に形成され、この内側にはシール部材が配置されるため、必要最小限の厚みで足りる。さらに、シール部材が1つであるため、部品点数が増加することはなく、組付性が悪化することもない。
【0019】
このように、請求項2記載のギヤードモータでは、大型化することなく1つのシール部材で支持軸と出力ギヤとの間及び出力ギヤと回転伝達部材との間の2箇所のシール部分を確実にシールすることができる。
【0020】
請求項3記載の発明に係るギヤードモータは、請求項2記載のギヤードモータにおいて、前記ウォームホイールの一端面に設けられ、前記支持軸の外周面と前記回転伝達部材の内周面との間に入り込んで前記シール保持部の一面を構成する凸部を有する、ことを特徴としている。
【0021】
請求項3記載のギヤードモータでは、ウォームホイールの一端面に設けられた凸部が支持軸の外周面と回転伝達部材の内周面との間に入り込んでシール保持部の一面(ウォームホイールの一端面)を構成するため、支持軸の軸方向におけるシール保持部の寸法(凸部の端面と出力ギヤの一端面との間隔)を設定可能となる。
【0022】
すなわち、シール部材の寸法に対応してシール保持部を構成することができ、汎用のシール部材(例えば、規格により寸法が定められたOリング)を使用でき低コストとなる。
【0023】
請求項4記載の発明に係るギヤードモータは、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のギヤードモータにおいて、前記回転伝達部材と前記出力軸とがインサート成形によって一体に形成された、ことを特徴としている。
【0024】
請求項4記載のギヤードモータでは、回転伝達部材と当該回転伝達部材に一体回転可能に固定される出力ギヤとがインサート成形によって一体に形成されたため、換言すれば、回転伝達部材と出力ギヤとが一部品として構成されているため、部品点数が少なく組付工数が削減される。
【0025】
請求項5記載の発明に係るギヤードモータは、請求項4記載のギヤードモータにおいて、前記出力ギヤを金属製とした、ことを特徴としている。
【0026】
請求項5記載のギヤードモータでは、出力ギヤを金属製としたため、負荷側システム(例えば、パワーウインド装置)より高強度が要求される場合においても、好適に適用される。また、金属製の出力ギヤと回転伝達部材とが一体にインサート成形されるため、出力ギヤと回転伝達部材とを共に金属にて構成した場合と比較して軽量化される。
【0027】
【発明の実施の形態】
本実施の形態に係るギヤードモータ10について図1乃至図4に基づいて説明する。図1には、本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10が一部破断した正面図によって示されている。また、図2には、図1の2−2線に沿った断面図が示されている。
【0028】
ギヤードモータ10は、モータ部10Aとこのモータ部10Aに連結するギヤ部10Bとによって構成されている。モータ部10Aのヨーク12内には、アーマチャー14のアーマチャーシャフト16(モータ回転軸)の一端部が軸受部(図示省略)によって支持されている。
【0029】
アーマチャーシャフト16の先端部は、ヨーク12に連結されたギヤ部10Bを構成する樹脂製のギヤハウジング18内へ延出されている。
【0030】
一方、ギヤ部10Bでは、ウォーム20がアーマチャーシャフト16に連結されており、このウォーム20の先端部が軸受部22によってギヤハウジング18に支持されている。ギヤハウジング18は、ウォーム20及びこのウォーム20に噛合する樹脂製のウォームホイール24を収容する略カップ状を成しており、その底部略中央に形成されたボス部18Aのボス孔18Bには、支持軸としての金属製のセンターシャフト26が固定されている。
【0031】
図3にも示される如く、ギヤ部10Bは、上記のウォームホイール24を備えている。ウォームホイール24は、底部24A及び円筒部24Bから成る略カップ状に形成され、円筒部24Bの外周部にウォーム20と噛合可能なギヤ28が形成されている。また、ウォームホイール24には底部24Aの中央部が隆起されると共に厚肉化された支持ボス部30Aが形成され、この支持ボス部30Aにはセンターシャフト26の外径と略同径でセンターシャフト26周りに摺動可能な軸孔30Bが形成されている。
【0032】
さらに、支持ボス部30Aの一端面には内面が軸孔30Bに沿った略円筒状の凸部30Cが形成されている。これにより、ウォームホイール24は、軸孔30Bにセンターシャフト26を挿入しギヤハウジング18のボス部18A端面と支持ボス部30Aの他端面とが当接した状態で、回転自在に(摺動可能に)支持されると共に円筒部24Bの外周部に形成されたギヤ28がウォーム20と噛合うように構成されている。
【0033】
また、ウォームホイール24の底部24Aには、円筒部24Bの内周面近傍に複数(本実施の形態では3個)の係合突起32が等間隔で形成されている。
【0034】
ウォームホイール24の内部には、クッションラバー34が配置されている。クッションラバー34は略短円筒状に形成され、外周部に複数(本実施の形態では6箇所)のスリット34A、34B(本実施の形態では各3箇所)が等間隔で交互に設けられている。クッションラバー34は、このスリット34Aにウォームホイール24の係合突起32が挿入された状態でウォームホイール24の円筒部24B内において底部24A上に挿入配置されている。
【0035】
また、ギヤ部10Bは、出力軸36を備えている。出力軸36は、回転伝達部材としての樹脂製の伝達プレート38と金属製の出力ギヤ40とがインサート成形により一体に形成されている。
【0036】
伝達プレート38は、中央の片面(図2の上面)側が厚肉化されたインサート部38Aを有する円板状に形成されている。インサート部38Aには、図2の下面側からセンターシャフト26の外径より大径でウォームホイール24の凸部30Cの外径と略同径のシール保持孔38Bが形成されると共に、図2の上面側からシール保持孔38Bより大径で出力ギヤ40に対応したインサート孔38Cが形成されている。シール保持孔38Bとインサート孔38Cとはインサート部38Aの肉厚方向の中間部で連通され、シール保持孔38Bとインサート孔38Cとの境界には出力ギヤ40の一端面が当接する段状の当接面38Dが形成されている。また、インサート部38Aの外周端部には、段状のシール保持面38Eが形成されている。
【0037】
また、伝達プレート38のシール保持孔38B側の端面には、クッションラバー34のスリット34Bに対応した複数(本実施の形態では3個)の係合片42が等間隔で形成されている。伝達プレート38は、クッションラバー34のスリット34Bに係合片42を挿入した状態でウォームホイール24の円筒部24B内においてクッションラバー34上に配置される。これにより、ウォームホイール24の回転が係合突起32及びクッションラバー34を介して伝達プレート38に伝達されるようになっている。
【0038】
なお、この状態では、ウォームホール24の支持ボス部30Aの一端面(凸部30C周りの端面)と伝達プレート38のシール保持孔38B周辺の端面とが摺動可能に当接されると共にウォームホール24の凸部30Cが伝達プレート38のシール保持孔38B内に挿入されるように構成されている。
【0039】
一方、出力ギヤ40は、外周部に歯44を有すると共に内径がセンターシャフト26の外径と略同径でセンターシャフト26周りに摺動可能な支持孔40Aを有する略円筒状に形成されている。この出力ギヤ40は一端面40Bが伝達プレート38の当接面38Dと当接した状態でインサート孔38Cに挿入固定(インサート成形)され、常に伝達プレート38と一体に回転するようになっている。この出力ギヤ40の伝達プレート38への挿入深さは、例えばパワーウインド装置等の相手方(負荷側)システムからの強度上の要求を満たすように決められている。
【0040】
この伝達プレート38と出力ギヤ40とがインサート成形により一体に形成された出力軸36は、出力ギヤ40の支持孔40Aにセンターシャフト26が挿入された状態で上記の通り伝達プレート38がウォームホイール24の円筒部24B内においてクッションラバー34上に配置されるように構成されている。
【0041】
さらに、ギヤ部10Bでは、センターシャフト26にシール部材としてのOリング46が嵌合されている。Oリング46は、自然状態では内径がセンターシャフト26の外径より若干小さく、外径が伝達プレート38のシール保持孔38Bの内径より若干大きく形成されている。このOリング46は、センターシャフト26へのウォームホイール24の取付後で出力軸36(伝達プレート38及び出力ギヤ40)の取付前にセンターシャフト26へ嵌合され、図4に詳細に示す如く、出力軸36の取付に伴ってセンターシャフト26の径方向にはセンターシャフト26の外周面と伝達プレート38のシール保持孔38Bの内周面との間で押圧され、センターシャフト26の軸方向にはシール保持孔38Bに挿入されたウォームホイール24の凸部30C端面と出力ギヤ40の一端面40Bとの間で押圧されるようになっている。
【0042】
すなわち、Oリング46は四方を密着状態で囲まれた状態でセンターシャフト26周りに配置されており、このOリング46が配置されるセンターシャフト26の外周面と、伝達プレート38のシール保持孔38Bの内周面と、ウォームホイール24の凸部30Cの端面と、出力ギヤ40の一端面40Bとによって囲まれた空間がシール保持部47とされている。
【0043】
さらにまた、センターシャフト26の出力ギヤ40他端部側には摺動音防止用の樹脂製ワッシャ48を介してロックワッシャ50が嵌合され、ウォームホイール24、出力軸36等の抜け落ちが防止されている。
【0044】
この状態で、ギヤハウジング18の開口部には、カバープレート52が取付けられている。カバープレート52は略円板状に形成され、その中央部には出力ギヤ40の外径より大きい内径を有する出口孔52Aが形成されると共に、出口孔52Aの外側には伝達プレート38のインサート部38Aの外径と略同径の内径を有する短円筒部52Bが形成されている。また、カバープレート52には一対の保持部52Cが設けられており、カバープレート52はギヤハウジング18の開口部上端の内周面に嵌合保持されると共に保持部52Cがギヤハウジング18外側でかしめによって保持されて(図示省略)抜け落ちが防止されている。
【0045】
また、カバープレート52と伝達プレート38との間には、カバープレート52と出力軸36との間からギヤハウジング18内への水等の浸入を防止するためのOリング54が設けられている。Oリング54は、伝達プレート38のシール保持面38E周りに配置された状態でカバープレート52が取り付けられることで、シール保持面38Eとカバープレート52の短円筒部52B内面との間で押圧されると共にカバープレート52の円板面で抜け落ちが防止されるようになっている。
【0046】
なお、センターシャフト26とウォームホイール24の軸孔30B及び出力軸36(出力ギヤ40)の支持孔40Aとの間、Oリング46及びOリング54周り、ギヤハウジング18のボス部18Aとウォームホイール24の支持ボス部30Aとの間、ウォームホール24の支持ボス部30A端面と伝達プレート38のシール保持孔38B周辺の端面との間の各摺動部には、潤滑材(例えば、グリスオイル等)が塗布されそれぞれ滑らかに摺動するようになっている。
【0047】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
【0048】
上記構成のギヤードモータ10では、モータ部10Aが起動されアーマチャーシャフト16が回転されると、アーマチャーシャフト16に連結されたウォーム20に噛合うウォームホイール24がセンターシャフト26周りに回転され、アーマチャーシャフト16の回転が減速される。ウォームホイール24の回転力はクッションラバー34のスリット34Aに挿入された係合突起32を介してクッションラバー34へ伝達され、クッションラバー34の回転力はクッションラバー34のスリット34Bに挿入された係合片42を介して伝達プレート38へ伝達される。伝達プレート38と出力ギヤ40とはインサート成形にて一体の出力軸36として形成され常に一体に回転するため、伝達プレート38へ伝達された回転力により出力ギヤ40も回転され、相手方システム(例えば、パワーウインド装置)を駆動することができる。
【0049】
ここで、回転伝達部材としての伝達プレート38は、内径がセンターシャフト26の外径より大径とされたシール保持孔38Bを有する短円筒状に形成されシール保持孔38Bの内周部にはOリング46が配置されるため、必要最小限の厚みで足りる。
【0050】
一方、伝達プレート38のシール保持孔38Bの内径をセンターシャフト26の外径より大きくしたことに伴って、出力ギヤ40を経由したギヤハウジング18内への水等の浸入を防止するためのシール部分はセンターシャフト26周りの1箇所とならず、センターシャフト26外周と出力ギヤ40の支持孔40A内周との摺動面(図4に示される矢印A部)、並びに出力ギヤ40の外周面と伝達プレート38のインサート孔38C内周面との間及びこれと連通する出力ギヤ40の一端面40Bと伝達プレート38の当接面38Dとの間(図4に示される矢印B部)の2箇所となる。
【0051】
ここで、Oリング46がセンターシャフト26外周面、伝達プレート38内周面、ウォームホイール24の凸部30C端面、出力ギヤ40の一端面40Bによりセンターシャフト26の径方向並びに軸方向に押圧されることで四方を密着状態で囲まれているため、上記2箇所のシール部分は確実にシールされる。すなわち、上記2箇所のシール部分からギヤハウジング18内への水等の浸入が1本のOリング46により確実に防止される。
【0052】
換言すれば、センターシャフト26の外周面と、伝達プレート38のシール保持孔38Bの内周面と、ウォームホイール24の凸部30C端面と、出力ギヤ40の一端面40Bとによって囲まれたシール保持部47内に配置された1つのシール部材としてのOリング46が、図4に示される矢印A部、矢印B部の双方をシールするため、当該2箇所のシール部分からのギヤハウジング18内への水等の浸入が確実に防止される。さらに、Oリング46が1つであるため、部品点数が増加することはなく、組付性が悪化することもない。
【0053】
このように、本実施の形態に係るギヤードモータ10では、大型化することなく1本のOリング46でセンターシャフト26外周と出力ギヤ40の支持孔40A内周との摺動面及び出力ギヤ40の一端面40Bと伝達プレート38の当接面38Dとの間(出力ギヤ40の外周面と伝達プレート38のインサート孔38C内周面との間)の2箇所のシール部分を確実にシールすることができる。
【0054】
また、ウォームホイール24の凸部30Cがセンターシャフト26の外周面と伝達プレート38のシール保持孔38Bの内周面との間に入り込んでシール保持部47の一面を構成する(凸部30Cが出力ギヤ40の一端面40Bとの間でOリング46をセンターシャフト26の軸方向に押圧する)ため、センターシャフト26の軸方向におけるシール保持部47の寸法(凸部30C端面と出力ギヤ40の一端面40Bとの間隔)を設定可能となる。すなわち、Oリング46の寸法に対応してシール保持部47を構成することができ、汎用の(規格品である)Oリング46を使用でき低コストとなる。
【0055】
さらに、伝達プレート38と出力ギヤ40とがインサート成形によって一体に形成されたため、換言すれば、伝達プレート38と出力ギヤ40とが一部品として構成されているため、部品点数が少なく組付工数が削減される。
【0056】
特に、出力ギヤ40が金属製であるため、負荷側システム(例えば、パワーウインド装置)より高強度が要求される場合においても、好適に適用される。また、金属製の出力ギヤ40と一体にインサート成形される伝達プレート38が樹脂製であるため、伝達プレート38と出力ギヤ40とを共に金属にて構成した場合と比較して軽量化される。
【0057】
なお、上記の実施の形態では、ウォームホイール24が凸部30Cを有する好ましい構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、図5に示される如く、ウォームホイール24に代えて凸部30Cを有しないウォームホイール60を備えた構成としても良い。この構成では、凸部30Cに代えてウォームホイール60の支持ボス部30Aの一端面がシール保持部62の一面を構成し、支持ボス部30Aの一端面と出力ギヤ40の一端面40Bとの間で、Oリング46をセンターシャフト26の軸方向に押圧保持する。本構成は、例えば、負荷側システムからの強度上の要求によって伝達プレート38のインサート孔38Aを長く(深く)する場合に、シール保持部62の寸法をOリング46の寸法に対応させつつ伝達プレート38の厚肉化を防止でき好適である。
【0058】
また、上記の実施の形態では、軸方向直角断面視において矩形状の歯44を有するスプライン状の出力ギヤ40を備えた構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、図6に示される如く、出力ギヤ40に代えて軸方向直角断面視において略三角形状または略台形状の歯70を有するピニオンとしての出力ギヤ72を備えた構成としても良い。出力ギヤ40を備えた構成では、例えば、ワイヤ式ウインドレギュレータを有するパワーウインド装置のワイヤ巻取軸の軸孔に出力ギヤ40を挿入して回転を伝達する場合に好適であり、出力ギヤ72を備えた構成では、例えば、Xアーム式ウインドレギュレータを有するパワーウインド装置のドリブンギヤに出力ギヤ72の歯70を噛み合わせて回転を伝達する場合に好適である。
【0059】
さらに、上記の実施の形態では、出力軸36は伝達プレート38と出力ギヤ40とがインサート成形にて一体化された構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、出力軸36は伝達プレート38と出力ギヤ40とがそれぞれの端面が当接した状態でボルトやピンにより結合された構成としても良い。
【0060】
さらにまた、上記の実施の形態では、ウォームホイール24から出力軸36への回転伝達を一体に形成されたクッションラバー34を介して行う構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、各スリット34A、34B部分で分割保持されたクッションラバー34を介して回転伝達を行う構成としても良い。また、ウォームホイール24と伝達プレート38を一体化すると共にクッションラバー34や係合突起32、係合片42を伝達プレート38と出力ギヤ40との間に配置する構成としても良い。
【0061】
さらに、上記の実施の形態では、カバープレート52と出力軸36との間のシールをOリング54により確保する構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば、カバープレート52の内周部に設けられ出力軸と摺動可能なラバーシートによりシールする構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10の全体構成を示す一部切欠いた平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10の全体構成を示す、図1の2―2線に沿った断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10を構成するギヤ部10Bの分解斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10を構成するギヤ部10Bのシール部分の詳細を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10を構成するギヤ部10Bのシール部分の変形例を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るギヤードモータ10を構成する出力ギヤの変形例を示すギヤ部10Bの分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ギヤードモータ
16 アーマチャーシャフト(モータ回転軸)
18 ギヤハウジング(ハウジング)
20 ウォーム
24 ウォームホイール
26 センターシャフト(支持軸)
32 係合突起(回転伝達部材)
34 クッションラバー(回転伝達部材)
38 伝達プレート(回転伝達部材)
40 出力ギヤ
42 係合片(回転伝達部材)
46 Oリング(シール部材)
60 ウォームホイール
72 出力ギヤ

Claims (5)

  1. モータ回転軸に連結されたウォームを収容するハウジングに前記モータ回転軸と交差する方向に固定して設けられた支持軸と、
    前記支持軸周りに摺動回転可能に支持されると共に前記ハウジング内に収容された状態で前記ウォームに噛合うウォームホイールと、
    前記支持軸外径より大きな内径を有する短円筒状に形成され、一端面の少なくとも開口部周辺が前記ウォームホイールの一端面と当接した状態で前記ハウジング内で前記ウォームホイールと同軸的に配置され、前記ウォームホイールの回転が伝達される回転伝達部材と、
    前記支持軸が挿通される支持孔と外周部に形成された歯とを有する筒状に形成されると共に一端面が前記回転伝達部材の他端面に同軸的に当接した状態で前記回転伝達部材と一体回転可能に前記回転伝達部材に固定され、少なくとも軸方向の一部が前記ハウジング外へ突出した状態で前記支持軸周りに摺動回転可能に支持される出力ギヤと、
    前記支持軸周りに設けられ、前記支持軸の外周面、前記回転伝達部材の内周面、前記ウォームホイールの一端面、及び前記出力ギヤの一端面により四方を密着状態で囲まれたシール部材と、
    を備えたギヤードモータ。
  2. モータ回転軸に連結されたウォームを収容するハウジングに前記モータ回転軸と交差する方向に固定して設けられた支持軸と、
    前記支持軸周りに摺動回転可能に支持されると共に前記ハウジング内に収容された状態で前記ウォームに噛合うウォームホイールと、
    前記支持軸外径より大きな内径を有する短円筒状に形成され、一端面の少なくとも開口部周辺が前記ウォームホイールの一端面と当接した状態で前記ハウジング内で前記ウォームホイールと同軸的に配置され、前記ウォームホイールの回転が伝達される回転伝達部材と、
    前記支持軸が挿通される支持孔と外周部に形成された歯とを有する筒状に形成されると共に一端面が前記回転伝達部材の他端面に同軸的に当接した状態で前記回転伝達部材と一体回転可能に前記回転伝達部材に固定され、少なくとも軸方向の一部が前記ハウジング外へ突出した状態で前記支持軸周りに摺動回転可能に支持される出力ギヤと、
    前記支持軸の外周面、前記回転伝達部材の内周面、前記ウォームホイールの一端面、及び前記出力ギヤの一端面によって囲まれたシール保持部内に配置され、前記支持軸と前記出力ギヤとの間及び前記回転伝達部材と前記出力ギヤとの間をシールする1つのシール部材と、
    を備えたギヤードモータ。
  3. 前記ウォームホイールの一端面に設けられ、前記支持軸の外周面と前記回転伝達部材の内周面との間に入り込んで前記シール保持部の一面を構成する凸部を有する、ことを特徴とする請求項2記載のギヤードモータ。
  4. 前記回転伝達部材と前記出力軸とがインサート成形によって一体に形成された、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のギヤードモータ。
  5. 前記出力ギヤを金属製とした、ことを特徴とする請求項4記載のギヤードモータ。
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