JP2002104137A - 車両追跡用車載装置及び車両追跡システム - Google Patents

車両追跡用車載装置及び車両追跡システム

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JP2002104137A JP2000294458A JP2000294458A JP2002104137A JP 2002104137 A JP2002104137 A JP 2002104137A JP 2000294458 A JP2000294458 A JP 2000294458A JP 2000294458 A JP2000294458 A JP 2000294458A JP 2002104137 A JP2002104137 A JP 2002104137A
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    • B60W2556/45External transmission of data to or from the vehicle
    • B60W2556/50External transmission of data to or from the vehicle for navigation systems

Abstract

(57)【要約】 【課題】車両追跡を行う場合に、車載装置と監視センタ
との間で通信可能な機会を極力多くすることで、適切な
追跡を実現する。 【解決手段】盗難検知装置が盗難を検知した(S10:YES)
時点で電話が使用中であっても(S50:YES)、その使用中
の電話が、盗難通報以外であり(S60:YES)、且つ優先順
位の低い処置によるものであれば(S70:YES)、その使用
中であった電話回線を切断し(S180)、監視センタへ自動
的にダイヤルして(S200)、回線接続に成功すれば(S210:
YES)、位置情報を送信する。また、監視センタからの電
話があり(S90:YES)、その時点で電話を使用中であった
としても(S110:YES)、その使用中の電話が優先順位の低
い処置によるものの場合には(S130:YES)、電話回線を切
り換えて、監視センタと接続し(S150)、位置情報を送信
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば盗難された
車両を追跡する技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、車両に搭載された装置と監視センタとの間で、車載
電話システムを用いた通信を行い、盗難車両を追跡する
技術が考えられている。例えば特許第2955702号
には、車両の盗難が発生した場合に、監視センタ側から
の発呼に対して車載装置の無線電話機が自動着信し、監
視センタからの要求に応じて現在位置情報を返信する技
術が開示されている。
【0003】しかしながら、盗難を働いた者が無線電話
機を他の目的で占有してしまうと、監視センタと車載装
置との間で通信ができなくなり、上述の車両追跡ができ
なくなってしまう。また、無線電話自体は占有されてい
なくても、車両が無線電話の通信可能なエリア外に移動
してしまった場合には通信ができなくなり、いつ通信可
能なエリア内に戻るか判らないため、監視センタ側での
対応は難しい。つまり、通信可能なエリア内に戻った場
合に即座に通信しようと思えば、監視センタから車載装
置に対して常時発呼していなくてはならないからであ
る。
【0004】そこで本発明は、このような車両追跡を行
う場合に、車載装置と監視センタとの間で通信可能な機
会を極力多くすることで、適切な追跡を実現することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
課題を解決するためになされた請求項1に記載の車両追
跡用車載装置によれば、例えば車両が盗難され、その盗
難を働いた者が電話機を他の目的で占有してしまってい
ても、監視センタからの問いかけがあれば、現在位置を
送信することができる。したがって、車両追跡用車載装
置と監視センタとの間において、極力多くの機会に通信
でき、適切な追跡が実現される。
【0006】また、このように車両追跡用車載装置と監
視センタとの間で通信がなされている間は、その通信を
阻害するような車載電話システムに対する操作は受け付
けないようにすることが好ましい(請求項2)。「通信
を阻害するような操作」とは、例えば通信状態を切断す
る操作や、車載電話システムへの電源供給を停止させる
ような操作などである。
【0007】また、請求項3によれば、監視センタから
の指示に応じて車両追跡用車載装置自身が車両追跡モー
ドに設定し、少なくともその車両追跡モードが解除され
るまでは外部への発信操作は受け付けないようにするこ
とができる。上述した車両追跡用車載装置の場合は、例
えば車両を盗難された者の通報に基づき、監視センタ側
から車両追跡用車載装置に対してアクセスする場合の例
であったが、例えば請求項4によれば、車載装置自らが
盗難されたことを把握し、自発的に監視センタにアクセ
スすることができる。
【0008】また、請求項5に示すように、車載装置自
らが盗難されたことを把握して車両追跡モードにする
が、その後、自発的に監視センタへ現在位置を送信する
のではなく、監視センタからの着信を待ち、当該着信に
対して接続し、現在位置を送信してもよい。車両追跡モ
ードが解除されるまでは外部への発信操作は受け付けな
いようにしてあるため、監視センタからの着信があった
場合には、必ず現在位置を監視センタへ送信できること
となる。
【0009】なお、請求項3〜5の場合には、車両追跡
モードが解除されるまでは外部への発信操作は受け付け
ないようにしたが、請求項6に示すような例外を設けて
も良い。つまり、緊急指令が入力された場合には、所定
の救難信号を監視センタへ送信するのである。これは、
例えば車両追跡モードへの設定が誤動作であった場合な
どに、実際には緊急事態であるのに、その対処がなされ
ないといった不都合を防止する点で有効である。
【0010】以上説明した車両追跡用車載装置において
は、最初のアクセスを監視センタ側あるいは車両追跡用
車載装置側のいずれかから行うが、2回目以降について
は、例えば請求項7に示すように、所定時間毎に監視セ
ンタに発信して接続し、現在位置を送信するようにして
もよい。なお、逆に監視センタ側から所定時間毎にアク
セスしてもよいし、車両追跡用車載装置及び監視センタ
のいずれからも所定時間毎にアクセスするようにしても
よい。
【0011】また、請求項8に示すように、電波状態の
悪化によって監視センタとの通信が途絶えた場合であっ
ても、少なくとも車両追跡モードが解除されるまではや
はり外部への発信操作は受け付けないようにし、電波状
態が回復した場合には、監視センタに発信して接続し、
現在位置の送信を再開することが好ましい。電波状態が
回復したことは監視センタ側では直接把握できないた
め、直接把握できる車両追跡用車載装置側から監視セン
タへアクセスする方が好ましいと考えられるからであ
る。
【0012】また、請求項9に示すように、イグニッシ
ョンスイッチがオフされた場合であっても所定時間は車
両追跡用車載装置が動作可能にしておき、その動作可能
時間中に、監視センタに発信して接続し現在位置を送信
することが好ましい。この場合、監視センタからのアク
セスに対して応答がなければ、最後に得た現在位置が現
時点での車両の存在位置と考えられるため、適切な車両
追跡を実現できる。
【0013】また、請求項10によれば、イグニッショ
ンスイッチがオフされた場合であっても、監視センタか
らのアクセスに対して確実に現在位置を返信できること
となる。そして、このように必要最低限の機能のみ生か
しておくことで、車載バッテリの消耗を抑制し、車両が
長時間放置された場合であっても、その車両の現在位置
を監視センタが把握できる機会が増えることとなる。
【0014】また、請求項11によれば、受信した現在
位置によって監視センタにて確実に車両の追跡ができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうること
は言うまでもない。
【0016】図1は本発明が適用された実施例の車両追
跡システムの概略構成を表すブロック図である。図1に
示す如く、本実施例の車両追跡システムは、図示しない
車両に搭載された車両追跡用車載装置1と、その車両追
跡用車載装置1と電話システムを介した無線通信が可能
な監視センタ47とからなる。
【0017】車両追跡用車載装置1は、当該装置を搭載
した車両の現在位置を検出するための位置検出部10、
車両が盗難されたことを検知する盗難検知装置12、使
用者がスイッチ操作によって当該装置に各種指令を入力
するための操作部14、同じく使用者がリモートコント
ロール(所謂リモコン)用の送信器(リモコン送信器)
16を操作することによりそのリモコン送信器16から
送信されてくる指令信号を受信するためのリモコン受信
部18、当該装置の動作モード設定用の画像や電話番号
入力画面その他を表示するための表示部20、各種案内
を音声で出力するための音声出力部22、各地に設置さ
れた公衆電話回線網の無線基地局41との間で無線通信
を行うための通信部26、この通信部26及び公衆電話
回線網を介して接続された他の電話端末との間で通話を
行うための送・受話部28、これら各部に接続されて車
両の走行案内等を行うための制御部30、及び、制御部
30に接続されて制御部30の動作に必要な各種情報を
記憶するための外部メモリ24から構成されている。
【0018】次に、位置検出部10は、GPS(Global
Positioning System) 用の人工衛星からの送信電波を
GPSアンテナを介して受信し、車両の位置,方位,速
度等を検出するGPS受信機2,地磁気に基づいて絶対
方位を検出する地磁気センサ4,車両に加えられる回転
運動の大きさを検出するジャイロスコープ6,車速セン
サや車輪センサ等からなり車両の走行距離を検出するた
めの距離センサ8等からなり、制御部30は、これら各
部を用いて検出される車両現在位置の誤差を補間しなが
ら車両現在位置を特定する。
【0019】また、盗難検知装置12は、車両が始動用
キー以外の手段によって始動されたことを検知する装置
である。具体的には、車両の正規の始動用キーがキー挿
入口に差し込まれている場合、若しくは車両の正規の始
動用キーによる遠隔操作によって車両の始動準備をして
いる場合には検知動作自体を停止するが、それ以外の手
段によって車両を始動させようとした場合には、その状
態を検知して盗難であると判断し、盗難信号を出力す
る。
【0020】また、制御部30は、CPU30a,情報
記憶部(メモリ)としてのROM30b,RAM30c
等を中心とするマイクロコンピュータからなる。そし
て、制御部30は、盗難検知装置12から盗難信号が入
力された場合、車両追跡モードに設定し、通信部26及
び公衆電話回線網を介して監視センタ47に接続し、車
両の現在位置情報や識別情報等からなる車両追跡信号を
送信する。また、逆に監視センタ47から車両が盗難さ
れたことを通知された場合にも車両追跡モードに設定
し、車両の現在位置情報や識別情報等からなる車両追跡
信号を送信する。この処理の詳細については後述する。
【0021】操作部14には、さらに緊急指令入力用の
操作スイッチ(緊急指令スイッチ)14aが設けられて
おり、この緊急スイッチ14aに対応する同様のキーが
リモコン16にも設けられている。制御部30は、操作
部14に設けられた緊急指令スイッチから緊急指令が入
力されると、通信部26及び公衆電話回線網を介して、
緊急支援システムの基地局である緊急支援センタに車両
の現在位置情報や識別情報等からなる救難信号を送信
し、その後、緊急支援センタ側より送信されてくる応答
信号を受けて応答信号に含まれる緊急支援のためのメッ
セージを表示部20に表示する緊急制御を実行する。な
お、本実施例においては、監視センタ47がこの緊急支
援センタとしての役目も果たしている。
【0022】車両追跡用車載装置1の通信部26が公衆
電話回線網の無線基地局41との間で無線通信を行うた
めのものであることは述べたが、この無線基地局41
は、接続装置42を介して公衆電話回線網の交換機43
に接続されている。また、この交換機43は共通線信号
網45を介してサービス制御局44に接続されている。
サービス制御局44は、無線電話システムに加入してい
る端末装置としての通信部26の送信信号を、無線基地
局41から接続装置42,交換機43,共通線信号網4
5を介して受信すると、共通線信号網45から交換機4
3を介して通話先の電話機の呼び出しを行い、無線電話
機と通話先の電話機との回線を接続する。この電話機の
一つが監視センタ47に設けられており、車両追跡用車
載装置1は監視センタ47と無線電話によって通信が可
能となるのである。なお、無線電話システムでは、定期
的に、または、無線電話機が1つの無線基地局41の無
線ゾーンから別の無線基地局41の無線ゾーンへ移行し
たときに、無線電話機の位置登録を行うようになってい
る。そのため、無線電話機が通話中に無線ゾーンを移動
しても回線接続を維持することができる。
【0023】なお、車両追跡用車載装置1の通信部2
6、制御部30及び盗難検知装置12は、図示しない車
載バッテリから直接電力供給を受けるようになってお
り、イグニッションスイッチがオフであっても動作可能
である。そのため、イグニッションスイッチがオフされ
た状態の車両が始動用キー以外の手段によって始動され
た場合に、盗難であることを検知できるし、また車両が
使用されていない状態で外部から電話がかけられた場合
にも、その電話を着信することができる。制御部30の
ROM30bには、監視センタ47の電話番号が記憶さ
れており、着信相手が監視センタ47か否かを制御部3
0へ伝えることができる。
【0024】そして、制御部30は、イグニッションス
イッチがオフの場合には最低限の処理を実行するように
なっており、具体的には、この盗難検知装置12と通信
部26からの信号を監視し、盗難検知信号を入力した場
合や、電話着信があった場合には、必要に応じてイグニ
ッションスイッチをオンさせて装置全体が通常動作でき
る状態にする。動作の詳細については以下説明する。
【0025】尚、本実施例において、位置検出部10、
操作部14の緊急指令スイッチ14a及びリモコン送信
器16、通信部26、制御部30は、夫々、特許請求の
範囲記載の、位置検出手段、緊急指令入力手段、通信手
段、制御手段に相当する。次に、車両追跡用車載装置1
の制御部30にて実行される処理について、図2〜4の
フローチャートを参照して説明する。この処理は、外部
からの電話着信や操作部14などからのスイッチ操作、
その他、各種インタフェースからの入力をを監視するも
のである。
【0026】図2に示すように、本処理では、まずS1
0(Sはステップを表す)にて、盗難を検知したか否か
を判断する。上述したように、車両が始動用キー以外の
手段によって始動された場合には盗難検知装置12から
盗難信号が出力されるため、制御部30では、その盗難
信号を入力した場合には、盗難検知状態であると判断し
(S10:YES)、その場合は、電話機能(車載電話
システム)を利用者が手動で操作することを禁止する
(S20)。つまり、通常であれば、操作部14やリモ
コン16を介して電話機能を利用するためのスイッチ操
作などができるのであるが、S20の処理によって、そ
のような操作がされても受け付けないようにする。な
お、この「電話機能の手動操作禁止」とは、車両追跡用
車載装置1と監視センタ47との間での通信を阻害する
ような操作は受け付けないという意味である。したがっ
て、単に電話を掛けることができないという意味だけで
なく、車両追跡用車載装置1と監視センタ47との間で
の通信状態を切断する操作や、電話機能部分への(例え
ば車載バッテリからの)電源供給を停止させるような操
作は受け付けないということである。
【0027】そして、続くS30では、現在、位置情報
を取得して記録中であるか否かを判断する。イグニッシ
ョンスイッチがオンされていれば位置検出部10は動作
し、現在位置情報を定期的に取得して記録するため、こ
のS30での判断は、実質的にはイグニッションスイッ
チがオンされているか否かを判断することとなる。そし
て、イグニッションスイッチがオンされていれば(S3
0:YES)、そのままS50へ移行するが、イグニッ
ションスイッチがオンされていなければ(S30:N
O)、イグニッションスイッチをオンして、位置情報の
取得・記録動作を開始させてから(S40)、S50へ
移行する。
【0028】ここまでは、盗難検知装置12にて盗難を
検知した場合の説明であったが、盗難検知状態でない場
合には(S10:NO)、S80へ移行して、電話着信
があるかどうかを判断する。電話着信がなければ(S8
0:NO)、S10へ戻って処理を繰り返すが、電話着
信があった場合には(S80:YES)、その着信した
電話を掛けてきた相手が監視センタ47であるか否かを
判断する。
【0029】そして、監視センタ47以外からの電話で
あれば(S90:NO)、通常の電話取扱処置を行う
(S100)。この「通常の電話取扱処置」とは、例え
ば電話機能を発揮するための各部に電力供給がされてい
る場合であれば、着信音を鳴らし、利用者によってオフ
フック操作がされた場合には、回線を接続して通話可能
な状態にするといった処置である。なお、電力供給がさ
れていない場合には着信音は鳴らない。この場合は、例
えば予め設定をしておくことで、所定の電話番号に転送
する着信転送や、留守番電話サービスなどをサービス制
御局44が主体となって実行する。
【0030】一方、監視センタ47からの電話であれば
(S90:YES)、現在電話を使用中であるか否かを
判断する(S110)。現在使用中でなければ(S11
0:NO)、オフフックさせて回線を接続する(S12
0)。しかし、現在使用中であれば(S110:YE
S)、その使用中の電話が、予め定められている優先順
位の低い処置によるものか否かを判断し、優先順位の高
い処置による場合には(S130:NO)、その従前の
処置を継続して実行し(S140)、優先順位の低い処
置による場合には(S130:YES)、電話回線を切
り換えて、監視センタ47と接続する(S150)。
【0031】S130での判断における「優先順位の高
低」は、車両の盗難に対する処置に対する高低であり、
具体的には、交通事故や車内での緊急事態(例えば病気
による発作など)が発生したために電話を使用している
場合には、優先順位の高い処置と判断する。上述したよ
うに、操作部14の緊急指令スイッチ14aから緊急指
令が入力されると、緊急支援センタに車両の現在位置情
報や識別情報等からなる救難信号を送信するため、この
ような処理がなされている場合は、優先順位が高い処置
であると判断する。また、緊急時に通報する所定の電話
番号(例えば警察署(110番)や消防署(119番)
など)の相手と電話中である場合にも優先順位が高い処
置であると判断する。これら以外の相手と電話している
場合には、優先順位が低いため、強制的に電話回線が切
り換えられて監視センタ47と接続されることとなる。
なお、車両が盗難されている場合に、これらの緊急事態
が併発することは実際には少ないと考えられるが、全く
ないわけではなく、また盗難検知装置12の誤動作など
も考慮して、このような判断処理を行っている。
【0032】S120あるいはS150の処理後に移行
するS160では、監視センタ47からの電話が盗難を
知らせるものであるか否かを判断する。S10で肯定判
断される場合は、盗難検知装置12が盗難を検知した場
合である。つまり、この場合は、始動用キーは車両の所
有者が保持しており、その始動用キー以外の手段によっ
て始動して車両を盗むという態様に対するものであり、
車両追跡用車載装置1は自ら盗難が発生したことを把握
する。それに対して、例えば始動用キーごと車両が盗難
された場合には、盗難検知装置12は盗難を検知しない
ため、車両追跡用車載装置1は自ら盗難が発生したこと
を把握できない。この場合には、車両の所有者が別途し
かるべきところへ車両が盗難されたことを通報するた
め、この盗難通報に応じて監視センタ47側から車両追
跡用車載装置1へ車両盗難の発生事実を伝えるのであ
る。
【0033】監視センタ47から盗難が知らされた場合
には(S160:YES)、S20へ移行し、電話機能
を利用者が手動で操作することを禁止する。つまり、上
述した盗難検知装置12によって盗難を検知した場合
(S10:YES)、及び監視センタ47から盗難が通
報された場合(S160:YES)には、車両追跡モー
ドに設定して、車両追跡用車載装置1と監視センタ47
との間で情報のやりとりが優先的に実行されるように
し、それを妨げる自由な電話機能の使用を禁止するので
ある。
【0034】続いて、S50以降の処理について説明す
る。S50では、現在電話を使用中であるか否かを判断
し、現在使用中であれば(S50:YES)、その使用
中の電話が、盗難通報以外であるか否かを判断し(S6
0)、盗難通報以外の場合には(S60:YES)、優
先順位の低い処置によるものか否かを判断する。この判
断内容は上述のS130と同様であるので繰り返し説明
はしない。
【0035】そして、優先順位の低い処理であった場合
には(S70:YES)、図3に示すS180へ移行し
て、その使用中であった電話回線を切断する。続くS1
90では、電波状態が良好か否かを判断し、電波状態が
良好である場合には(S190:YES)、監視センタ
47へ自動的にダイヤルする(S200)。回線接続に
成功した場合には(S210:YES)、図4のS23
0へ移行して、記録されている位置情報を監視センタ4
7へ送信する。なお、回線接続に成功しない場合には、
S180へ戻る。一方、電波状態が悪い場合には(S1
90:NO)、盗難通報が解除されているか否かを判断
し(S220)、解除されていなければS190へ戻
る。また、図2のS50にて否定判断、すなわち電話を
私用中でない場合には、S190へ移行する。さらに、
図2のS60にて否定判断、すなわち、使用中の電話が
盗難通報のために監視センタ47を相手にしているもの
であった場合には、S230へ移行する。
【0036】S230にて位置情報を送信した後は、そ
の送信が成功したか否かを判断し(S240)、成功し
た場合には(S240:YES)、監視センタ47から
の指示が無いか否かを判断する(S250)。そして、
監視センタ47からの指示が無い場合には(S250:
YES)、電話回線を切断して(S260)、S320
へ移行する。一方、監視センタ47からの指示が有る場
合には(S250:NO)、監視センタ47から指示さ
れた処置を実行し(S270)、その後、監視センタ4
7側から電話回線が切断されるのを待ち(S280)、
回線が切断されれば(S280:YES)、S320へ
移行する。
【0037】また、位置情報の送信が成功しなかった場
合(S240:NO)、所定回数だけ送信をリトライす
る。電話回線が切断されておらず(S290:NO)、
まだ所定回数リトライしていない場合には(S310:
NO)、S230へ戻って、位置情報の送信を行る。一
方、電話回線が切断されており(S290:YES)、
まだ所定回数リトライしていない場合には(S300:
NO)、S190へ戻り、電波状態が良好なときに監視
センタ47へダイヤルし(S200)、回線が接続され
れば位置情報を送信する(S230)。なお、いずれの
場合であっても、所定回数リトライしても送信が成功し
ていなかった場合には(S300:YES、S310:
YES)、S320へ移行する。
【0038】S320では、通報タイマを設定する。こ
れは、次回、どれだけ時間経過したときに位置情報を再
度送信するかを決めるものであり、監視センタ47がそ
の値を指定できるようにされている。続くS330で
は、盗難通報が解除されているか否かを判断し、解除さ
れていれば(S330:YES)、通常状態に復帰する
(S340)。つまり、車両追跡用車載装置1と監視セ
ンタ47との間で情報のやりとりが優先的に実行され、
それを妨げる自由な電話機能の使用を禁止する車両追跡
モードに設定されていた状態が解除され、自由な電話機
能の使用が可能となる。なお、図2のS70にて否定判
断、すなわち優先順位の高い処理であった場合には、図
4のS340へ移行して、すぐさま通常状態に復帰す
る。
【0039】一方、盗難通報が解除されていなければ
(S330:NO)、S320にて通報タイマとして設
定した所定時間が経過したか否かを判断し(S35
0)、所定時間が経過した場合には(S350:YE
S)、S190へ移行する。つまり、基本的には、所定
時間毎に監視センタ47に自動ダイヤルして回線接続
し、位置情報を送信する(S230)のである。但し、
所定時間が経過していなくても(S350:NO)、監
視センタ47からの電話着信があれば(S360:YE
S、S370:YES)、位置情報を送信する(S23
0)。なお、電話着信がない場合には(S360:N
O)、S330へ戻る。
【0040】また、電話着信はあるが(S360:YE
S)、それが監視センタ47からではない場合には(S
370:NO)、着信を拒否した後(S380)、S3
30へ戻る。なお、このS380での「着信拒否」はオ
ンフック処理(電話を切断する動作)である。つまり、
着信時に発信者番号を確認し、発信者番号が非通知設定
になっており番号が認識できない場合や、発信者番号が
認識できても監視センタ47の番号と異なっている場合
には、自動的にオンフック処理するのである。なお、こ
の一連の処理は呼び出し音を鳴らさずに実行することも
できるので、乗員は電話がかかってきたことが判らない
ようにすることが可能である。
【0041】以上説明した本実施例の車両追跡用車載装
置1によれば、車両の盗難が発生した場合に監視センタ
47との間で通信を行うことによって、監視センタ47
にて車両の現在位置を把握でき、車両の追跡ができる。
その際、特に次のような効果が発揮される。
【0042】(1)まず、車両の盗難として、始動用キ
ーは車両の所有者が保持しており、その始動用キー以外
の手段によって始動して車両を盗むという態様が挙げら
れるが、その場合には、盗難検知装置12が盗難を検知
する。但し、盗難を働いた者が電話を利用していると、
監視センタ47と車両追跡用車載装置1との間で通信が
できなくなり、上述の車両追跡ができなくなってしまう
という問題があった。それに対して本実施例の場合に
は、盗難検知装置12が盗難を検知した(S10:YE
S)時点で電話が使用中であっても(S50:YE
S)、その使用中の電話が、盗難通報以外であり(S6
0:YES)、且つ優先順位の低い処置によるものであ
れば(S70:YES)、その使用中であった電話回線
を切断し(S180)、監視センタ47へ自動的にダイ
ヤルして(S200)、回線接続に成功すれば(S21
0:YES)、位置情報を送信する(S230)。
【0043】また、車両の盗難として、例えば始動用キ
ーごと車両が盗難される態様が考えられる。この場合に
は、盗難検知装置12は盗難を検知できず、車両の所有
者が車両が盗難されたことを通報し、この盗難通報に応
じて監視センタ47側から車両追跡用車載装置1へ車両
盗難の発生事実を伝え、車両追跡用車載装置1から位置
情報を送信させることとなる。但し、監視センタ47側
から車両追跡用車載装置1へ電話を掛けた際に、車両追
跡用車載装置1にて、例えば盗難者が既に電話を利用し
ていると、監視センタ47と車両追跡用車載装置1との
間で通信ができなくなり、車両追跡ができなくなってし
まうという問題があった。それに対して本実施例の場合
には、監視センタ47からの電話があり(S90:YE
S)、その時点で電話を使用中であったとしても(S1
10:YES)、その使用中の電話が優先順位の低い処
置によるものの場合には(S130:YES)、電話回
線を切り換えて、監視センタ47と接続し(S15
0)、車両追跡用車載装置1から監視センタ47へ位置
情報を送信する(S230)。
【0044】つまり、これらいずれの態様の場合であっ
ても、車両追跡のために位置情報の送信が必要な場合に
は、盗難者がその時点で利用している電話を強制的に中
断させて、車両追跡用車載装置1から監視センタ47へ
自動的に位置情報を送信できる。このように、車両追跡
を行う場合に車両追跡用車載装置1と監視センタ47と
の間で通信可能な機会を極力多くできるため、適切な追
跡が実現される。
【0045】(2)盗難検知装置12が盗難を検知した
場合(S10:YES)、あるいは監視センタ47から
盗難通報があった場合(S160:YES)には、電話
機能を利用者が手動で操作することを禁止する(S2
0)。この「電話機能の手動操作禁止」とは、上述した
ように、単に電話を掛けることができないという意味だ
けでなく、車両追跡用車載装置1と監視センタ47との
間での通信状態を切断する操作や、電話機能部分への電
源供給を停止させるような操作は受け付けないというこ
とである。したがって、この点でも、車両追跡を行う場
合に車両追跡用車載装置1と監視センタ47との間で通
信可能な機会を極力多くでき、適切な追跡が実現される
こととなる。
【0046】なお、車両の追跡に際しては、定期的ある
いは不定期的に車両の現在位置を監視センタ47側で把
握する必要がある。その把握のために監視センタ47か
ら車両追跡用車載装置1へアクセスするか、車両追跡用
車載装置1から監視センタ47へアクセスすることとな
る。そのアクセスの度に車両追跡用車載装置1が別の相
手と通信中であっても、毎回その通信を切断して監視セ
ンタ47と接続させることはできるが、本実施例では、
盗難通報が解除されない場合には(S220:NO、S
330:YES)、S20での電話機能の手動操作禁止
状態(車両追跡モード状態)が継続しており、また、監
視センタ47以外からの電話着信は拒否する(S38
0)。これは、車両追跡用車載装置1と監視センタ47
との間での通信可能機会の確保の点で有効な措置であ
る。
【0047】(3)基本的には、通常状態に復帰(車両
追跡モードが解除)するまでは外部への発信操作あるい
は外部からの着信は拒否するようにしたが、本実施例で
は例外を設けている。つまり、交通事故や車内での緊急
事態(例えば病気による発作など)が発生した場合のよ
うに、盗難車両の追跡よりも優先順位が高い状況におい
ては、外部への発信操作あるいは外部からの着信も許容
する。これによって、実際には緊急事態であるのにその
対処がなされない、といった不都合を防止できる。
【0048】(4)また、本実施例の車両追跡用車載装
置1は、電波状態の悪化によって監視センタ47との通
信が途絶えた場合に(S190:NO)、盗難通報が解
除されるまでは(S220:NO)、外部への発信操作
は受け付けないようにし、電波状態が回復した場合には
(S190:YES)、監視センタ47に自動的にダイ
ヤルして(S200)、位置情報を送信する(S23
0)。電波状態が回復したことは監視センタ側47では
直接把握できないため、直接把握できる車両追跡用車載
装置1側から監視センタ47へアクセスする方が好まし
いからである。
【0049】(5)盗難車両は常に使用されているとは
限らず、どこかに放置されることも考えられるが、その
場合でも、監視センタ47にて車両位置の把握が可能で
ある。つまり、本実施例では、通信部26は車載バッテ
リから直接電力供給を受け、イグニッションスイッチが
オフであっても動作可能である。そして、イグニッショ
ンスイッチがオフ状態で監視センタ47からの電話があ
った場合、制御部30は、イグニッションスイッチをオ
ンして、位置情報の取得・記録動作を開始させ(S4
0)、その位置情報を監視センタ47へ送信する(S2
30)。このように必要最低限の機能のみ生かしておく
ことで、車載バッテリの消耗を抑制し、車両が長時間放
置された場合であっても、その車両の現在位置を監視セ
ンタ47が把握できる機会が増えることとなる。
【0050】(6)位置情報の送信がたまたま何らかの
事情(例えば電波状態の悪化)でうまくいかなくても、
所定回数リトライするので送信が成功する可能性が高く
なる。また、所定回数リトライしても送信が成功してい
なかった場合には(S300:YES、S310:YE
S)、その時点で中止する。例えば電波状態の悪化が原
因の場合、ある程度時間が経過しないと解消しない場合
があるので、所定回数リトライしても送信が成功しない
場合には一旦中止し、次の機会を待つ方が合理的だから
である。
【0051】[その他] (a)車両走行中(つまりエンジンが駆動している状
態)には車載バッテリへの充電がなされるので、車載バ
ッテリの消耗によって装置の動作自体が不可能になると
いうことがない。そのため、車両を追跡するモードに設
定された状態では頻繁に位置情報を監視センタ47へ送
信しても問題ない。それに対して、エンジンが停止して
いる状態では車載バッテリへの充電がなされない。その
ため、上記実施例では、必要最低限の機能のみ生かすと
いう思想で、通信部26などの一部への電力供給のみ行
うようにした。
【0052】但し、このようにしても、長期間放置され
た場合や、元々車載バッテリの充電量が少なかった場合
には、通信部26自体の動作もできなくなる可能性もあ
る。そこで、次のような対処も考えられる。つまり、イ
グニッションスイッチがオフ状態の場合には通信部26
に対しても電力供給がなされない構成にし、その代わ
り、イグニッションスイッチがオフされた場合であって
も所定時間は車両追跡用車載装置1が動作できるように
しておく。そして、その動作可能時間中に、監視センタ
47に現在位置を送信するのである。これは、イグニッ
ションスイッチがオフされた場合というのは、基本的に
車両が停止していることを意味するため、このイグニッ
ションスイッチオフ時には必ず現在位置を監視センタ4
7へ送信することによって、監視センタ47では車両が
停止している位置を把握できる。また、その後、監視セ
ンタ47からのアクセスに対して応答がない場合、最後
に得た現在位置が現時点での車両の存在位置と考えられ
るため、適切な車両追跡を実現できるからである。
【0053】なお、車載バッテリとは別個の電源も併用
して車両追跡用車載装置1を動作させるようにしてもよ
い。例えば、基本的には車載バッテリを電源として動作
するようにし、車載バッテリでは動作できなくなった場
合には、別個の電源によっても動作できるようにするの
である。なお、この場合の別個の電源は、上述した通報
に関する機能を発揮できる程度のものでよい。
【0054】さらに言えば、車載バッテリとは別個の電
源のみを用いて動作するようにしてもよいが、元々他の
機器の動作のために車載バッテリが存在しているのであ
れば、それを用いる、あるいは併用するようにすること
が好ましい。 (b)上記実施例では、位置検出部10としてGPS受
信機2,地磁気センサ4,ジャイロスコープ6,距離セ
ンサ8等を備えるようにしたが、必ずしも全てを備える
必要はなく、例えばGPS受信機2だけでもよい。
【0055】(c)上記実施例では、GPS受信機2,
ジャイロスコープ6,距離センサ8等からなる位置検出
部10にて検出されるデータに基づき、制御部30が、
車両現在位置の誤差を補間しながら車両現在位置を特定
した。したがって、位置検出部10及び制御部30が
「位置特定手段」に相当するが、位置特定手段として成
立するためには、必ずしも位置検出部10が必要なわけ
ではない。例えば、路側ビーコンなどから位置情報を取
得し、それに基づいて現在位置を特定するようにしても
よい。また、携帯電話やPHS等の位置特定ができる機
能によって現在地を特定するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の車両追跡システムの概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】 実施例の車両追跡用車載装置の制御部にて実
行される処理の一部を示すフローチャートである。
【図3】 実施例の車両追跡用車載装置の制御部にて実
行される処理の一部を示すフローチャートである。
【図4】 実施例の車両追跡用車載装置の制御部にて実
行される処理の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…車両追跡用車載装置、2…GPS受信機、4…地磁
気センサ、6…ジャイロスコープ、8…距離センサ、1
0…位置検出部、12…盗難検知装置、14…操作部、
14a…緊急指令スイッチ、16…リモコン送信器、1
8…リモコン受信部、20…表示部、22…音声出力
部、24…外部メモリ、26…通信部、28…送・受話
部、30…制御部、41…無線基地局、42…接続装
置、43…交換機、44…サービス制御局、45…共通
線信号網、47…監視センタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/08 G08B 25/08 E 25/10 25/10 D Fターム(参考) 5C084 AA04 AA09 BB33 CC01 CC31 DD01 DD31 DD73 EE06 FF04 FF23 GG03 GG17 GG52 HH12 HH13 5C087 AA02 AA03 AA37 AA44 BB12 BB46 BB64 BB65 BB74 DD05 DD13 EE05 EE06 EE08 FF19 FF30 GG12 GG30 GG67 GG70

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現在位置を特定可能な位置特定手段と、 車載電話システムを利用して車外の監視センタとの間で
    無線通信が可能な通信手段と、 前記位置特定手段によって特定された現在位置を、前記
    通信手段を介して前記監視センタに送信する制御手段と
    を備えた車両追跡用車載装置であって、 前記通信手段は、通信中に着信があった場合にその発信
    元を把握可能であり、 前記制御手段は、前記通信手段が前記監視センタ以外の
    相手と既に通信中であっても、前記監視センタからの着
    信があった場合には、前記監視センタ以外の相手との通
    信を切断して監視センタと接続し、前記現在位置を送信
    することを特徴とする車両追跡用車載装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両追跡用車載装置にお
    いて、 前記制御手段は、前記通信手段が前記監視センタと通信
    している間は、当該通信を阻害するような前記車載電話
    システムに対する操作は受け付けないようにすることを
    特徴とする車両追跡用車載装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載の車両追跡用車載装
    置において、 前記制御手段は、前記監視センタからの指示に応じて車
    両追跡モードに設定した場合には、少なくとも前記車両
    追跡モードが解除されるまでは、前記車載電話システム
    に対する外部への発信操作は受け付けないようにするこ
    とを特徴とする車両追跡用車載装置。
  4. 【請求項4】現在位置を特定可能な位置特定手段と、 車載電話システムを利用して車外の監視センタとの間で
    無線通信可能な通信手段と、 前記位置特定手段によって特定された現在位置を、前記
    通信手段を介して前記監視センタに送信する制御手段と
    を備えた車両追跡用車載装置であって、 当該車載装置自体が車両の盗難を検知する機能を持って
    いるか、あるいは車両の盗難を検知する他の装置からの
    情報によって盗難の発生を把握可能であり、 前記制御手段は、前記盗難が発生した場合には自発的に
    車両追跡モードにし、前記通信手段が前記監視センタ以
    外の相手と既に通信中であれば当該監視センタ以外の相
    手との通信を切断し、少なくとも前記車両追跡モードが
    解除されるまでは、前記車載電話システムに対する外部
    への発信操作は受け付けないようにした上で、前記監視
    センタに発信して接続し、前記現在位置を送信すること
    を特徴とする車両追跡用車載装置。
  5. 【請求項5】現在位置を特定可能な位置特定手段と、 車載電話システムを利用して車外の監視センタとの間で
    無線通信可能な通信手段と、 前記位置特定手段によって特定された現在位置を、前記
    通信手段を介して前記監視センタに送信する制御手段と
    を備えた車両追跡用車載装置であって、 当該車載装置自体が車両の盗難を検知する機能を持って
    いるか、あるいは車両の盗難を検知する他の装置からの
    情報によって盗難の発生を把握可能であり、 前記制御手段は、前記盗難が発生した場合には自発的に
    車両追跡モードにし、前記通信手段が前記監視センタ以
    外の相手と既に通信中であれば当該通信中の電話を切断
    し、少なくとも前記車両追跡モードが解除されるまで
    は、前記車載電話システムに対する外部への発信操作は
    受け付けないようにした上で、前記監視センタからの着
    信を待ち、当該着信に対して接続し、前記現在位置を前
    記監視センタへ送信することを特徴とする車両追跡用車
    載装置。
  6. 【請求項6】請求項3〜5のいずれかに記載の車両追跡
    用車載装置において、 さらに、緊急指令を入力する緊急指令入力手段を備え、 前記制御手段は、前記車両追跡モードに設定された状態
    であっても、前記緊急指令入力手段から前記緊急指令が
    入力された場合には、所定の救難信号を、前記通信手段
    を介して前記監視センタへ送信することを特徴とする車
    両追跡用車載装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の車両追跡
    用車載装置において、 前記制御手段は、前記車両追跡モードに設定された状態
    で前記監視センタとの通信が切断された場合には、前記
    車両追跡モードが解除されていなければ、所定時間毎に
    前記監視センタに発信して接続し、前記現在位置を送信
    することを特徴とする車両追跡用車載装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載の車両追跡
    用車載装置において、 前記制御手段は、前記車両追跡モードに設定された状態
    で、電波状態の悪化によって前記監視センタとの通信が
    途絶えた場合であっても、少なくとも前記車両追跡モー
    ドが解除されるまでは、前記車載電話システムに対する
    外部への発信操作は受け付けないようにし、前記電波状
    態が回復した場合には、前記監視センタに発信して接続
    し、前記現在位置の送信を再開することを特徴とする車
    両追跡用車載装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載の車両追跡
    用車載装置において、 当該装置は、車載バッテリを電源として動作すると共
    に、車両のイグニッションスイッチがオフされた場合で
    あっても所定時間は動作可能にされており、 前記制御手段は、前記所定時間中に、前記監視センタに
    発信して接続し、前記現在位置を送信することを特徴と
    する車両追跡用車載装置。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載の車両追
    跡用車載装置において、 当該装置は、車載バッテリを電源として動作すると共
    に、車両のイグニッションスイッチがオフされた場合で
    あっても、前記監視センタからの着信であることを把握
    可能な機能のみ動作可能にされており、 前記イグニッションスイッチがオフ状態のときに前記監
    視センタからの着信があった場合には、当該装置全体の
    機能が通常通り動作可能な状態にすることを特徴とする
    車両追跡用車載装置。
  11. 【請求項11】請求項1〜10のいずれかに記載の車両
    追跡用車載装置と、当該車両追跡用車載装置と無線通信
    が可能な監視センタとから成り、前記車両追跡用車載装
    置から送信される現在位置を前記監視センタにて把握す
    ることで、車両の追跡を行うことを特徴とする車両追跡
    システム。
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