JP2002080150A - ラベル連続体の継ぎ方法およびそれに用いられるラベル連続体の継ぎ装置 - Google Patents

ラベル連続体の継ぎ方法およびそれに用いられるラベル連続体の継ぎ装置

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JP2002080150A JP2001141722A JP2001141722A JP2002080150A JP 2002080150 A JP2002080150 A JP 2002080150A JP 2001141722 A JP2001141722 A JP 2001141722A JP 2001141722 A JP2001141722 A JP 2001141722A JP 2002080150 A JP2002080150 A JP 2002080150A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続部分に段差が生じることなく、無駄なく
ラベル連続体を自動的に継ぐことができ、ランニングコ
ストも低減できる、ラベル連続体の継ぎ方法およびそれ
に用いられるラベル連続体の継ぎ装置を提供する。 【解決手段】 (1)一方の第1のラベル連続体18の
終端18Eと、他方の第2のラベル連続体22の始端2
2Sとを突き合わせる工程(突き合わせ工程)と、
(2)一方の第1のラベル連続体18および他方の第2
のラベル連続体22の裏面側から、突き合わせ端面J部
分を覆うようにして、一方の第1のラベル連続体18お
よび他方の第2のラベル連続体22の裏面に接続部材7
0を取付ける工程(接続部材付与工程)とを含む、ラベ
ル連続体の継ぎ方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ラベル連続体の
継ぎ方法およびそれに用いられるラベル連続体の継ぎ装
置に関し、特に、タックラベル等のラベル連続体の継ぎ
方法およびそれに用いられるラベル連続体の継ぎ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図8は本願発明の背景となる従来のラベ
ル連続体の継ぎ方法を示す斜視図であり、図9はその要
部を示す図解図である。図10は、図8および図9に示
す従来のラベル連続体の継ぎ方法により継がれたラベル
連続体の接続部分を示す図解図である。一方のラベル連
続体1は、矩形帯状の基材2を含む。基材2の表面に
は、その長手方向に所定の間隔を隔てて、複数のタック
ラベル3が配設される。同様に、他方のラベル連続体5
は基材6を含み、基材6の表面には複数のタックラベル
7が配設される。一方および他方のラベル連続体1およ
び5は、それぞれ、ロール状に保持されるものである。
一方のラベル連続体1は、ラベラー等のラベル取付け装
置(図示せず)にセットされる。そして、ラベル連続体
1のタックラベル3は、ラベル取付け装置によって、所
望の物品に適宜貼付される。タックラベル3の貼付作業
を中断することなく連続的に行うために、一方のラベル
連続体1の後端側に他方のラベル連続体5の先端側が継
ぎ足される。この従来例では、図8に示すように、一方
のラベル連続体1の表面でその後端側にタックラベル3
が存在しない余白部分8が設けられる。次に、一方のラ
ベル連続体1の余白部分8には、両面粘着テープからな
る継ぎテープ9の一方主面側が接着される。この場合、
継ぎテープ9は、人の手作業により行われる。その後、
他方のラベル連続体5の先端側の裏面部分が継ぎテープ
9の他方主面側に接着される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例では、特に、図10に示すように、継ぎテープ9
を間に介して、一方のラベル連続体1の表面に他方のラ
ベル連続体5を積層する継ぎ構造となっているので、接
続部分に段差部が生じる。この段差部は、ラベル貼付作
業の際に種々の悪影響を引き起こす要因になることがあ
り、タックラベル7を物品に正確に貼付することができ
ない等の恐れがあった。また、上述の従来例では、一方
のラベル連続体1の後端側に予め余白部分8を設けた
り、手作業により継ぎテープ9を余白部分8に接着する
など手間のかかるものであった。さらに、接続部分が積
層構造となっているため、つまり、一方のラベル連続体
1と他方のラベル連続体5とが重ね合わされる部分が形
成されるため、その分、材料も無駄になりランニングコ
トスも高くなる。
【0004】それゆえに、本願発明の主たる目的は、接
続部分に段差が生じることなく、無駄なくラベル連続体
を自動的に継ぐことができ、ランニングコストも低減で
きる、ラベル連続体の継ぎ方法およびそれに用いられる
ラベル連続体の継ぎ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明にかかるラベル
連続体の継ぎ方法は、その表面に所定の間隔を隔てて複
数のラベルが配置されるラベル連続体を接続するラベル
連続体の継ぎ方法であって、一方のラベル連続体の終端
と他方のラベル連続体の始端とを突き合わせる突き合わ
せ工程と、一方のラベル連続体および他方のラベル連続
体の裏面側から、一方のラベル連続体および他方のラベ
ル連続体の突き合わせ端部を覆うようにして、一方のラ
ベル連続体および他方のラベル連続体の裏面に接続部材
を取付ける接続部材付与工程とを含む、ラベル連続体の
継ぎ方法である。また、本願発明にかかるラベル連続体
の継ぎ装置は、その表面に所定の間隔を隔てて複数のラ
ベルが配置されるラベル連続体を接続するラベル連続体
の継ぎ装置であって、一方のラベル連続体の終端と他方
のラベル連続体の始端とを突き合わせる突き合わせ手段
と、一方のラベル連続体および他方のラベル連続体の裏
面側から、一方のラベル連続体および他方のラベル連続
体の突き合わせ端部を覆うようにして、一方のラベル連
続体および他方のラベル連続体の裏面に接続部材を取付
ける接続部材付与手段を含む、ラベル連続体の継ぎ装置
である。
【0006】〔作用〕突き合わせ工程および突き合わせ
手段により、一方のラベル連続体の終端と他方のラベル
連続体の始端とが突き合わされる。この場合、一方のラ
ベル連続体および他方のラベル連続体は、ほぼ同一平面
上に配置される。さらに、接続部材付与工程および接続
部材付与手段により、一方のラベル連続体と他方のラベ
ル連続体とが間断なく連続的に継がれる。この場合、一
方のラベル連続体および他方のラベル連続体の突き合わ
せ端部には段差部が形成されない。接続部材は、一方お
よび他方のラベル連続体の裏面側に取付けられるため、
従来のように、ラベル連続体の表面側に予め余白部分を
設ける必要もない。
【0007】本願発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1は本願発明の一実施例を示す図解図であ
り、図2はその要部を示す工程図である。本実施例で
は、先ず、本願発明にかかるラベル連続体の継ぎ方法に
用いられるラベル連続体の継ぎ装置の一例について説明
し、その後、ラベル連続体の継ぎ方法について説明す
る。
【0009】ラベル連続体の継ぎ装置10Aは、間隔を
隔てて配設される第1のワインダー12および第2のワ
インダー14を含む。第1のワインダー12は、第1の
ワインディングローラー16を有し、第1のワインディ
ングローラー16には、第1のラベル連続体18がロー
ル状に保持される。同様に、第2のワインダー14は、
第2のワインディングローラー20を有し、第2のワイ
ンディングローラー20には、第2のラベル連続体22
がロール状に保持される。
【0010】第1のラベル連続体18および第2のラベ
ル連続体22は、同様の構造を有するもので、たとえば
平面視矩形帯状のセパレータからなる基材Aを含む。基
材Aの表面には、図2に示すように、所定の間隔を隔て
て、複数のたとえばタックラベルa,a,・・・aが配
設される。
【0011】本実施例では、ラベル連続体18の終端側
および第2のラベル連続体22の始端側において、それ
ぞれ、その端面が基材Aの主面に対して垂直な切断端面
となるように切断されているものが用いられる。この場
合、隣合うタックラベルa,a間のセンター位置で基材
Aが切断される。
【0012】第1のワインディングローラー16に保持
された第1のラベル連続体18は、たとえば図1に示す
ように、2つのガイドローラー24および26を介し
て、フィードローラー28およびフィードローラー28
に従動する協働ローラー30間へと案内される。さら
に、第1のラベル連続体18は、フィードローラー28
により一定の張力で下流側に送られ、別のフィードロー
ラ32およびそれに従動する協働ローラー34間へと送
られる。さらに、第1のラベル連続体18は、ガイドロ
ーラー36を介して、上下方向に変位自在に配設された
段差ローラー38に案内され、ガイドローラー40を介
して、さらに下流側へと案内される。そして、第1のラ
ベル連続体18は、さらに下流側に配設されたラベル取
付け装置200へと供給される。
【0013】また、このラベル連続体の継ぎ装置10A
では、第1のラベル連続体18の使用が終了しても、間
断なく連続して第2のラベル連続体22をラベル取付け
装置200へと供給することができる。第2のラベル連
続体22は、第1のラベル連続体18の使用が終了した
ときの待機用ラベル連続体としての機能を有するもので
ある。この場合、第2のワインディングローラー20に
保持された第2のラベル連続体22は、図1に示すよう
に、たとえば2つのガイドローラー42および44を介
して、フィードローラー28および協働ローラー30間
へと案内される。そして、第2のラベル連続体22は、
上述した方法により、適宜、下流側へと送られ、ラベル
取付け装置200に供給される。
【0014】そこで、このラベル連続体の継ぎ装置10
Aにおける第1のラベル連続体18と第2のラベル連続
体22とを繋いで接続するための継ぎ構造について説明
する。ラベル連続体の継ぎ装置10Aには、ガイドロー
ラー24および26間でガイドローラー26の近傍に、
第1のラベル連続体終了検知センサー46が配設され
る。第1のラベル連続体終了検知センサー46は、第1
のラベル連続体18が案内経路上に存在するか否かを検
知するためのセンサーであって、投光部46aと受光部
46bとを有する光センサー等で形成される。この場
合、投光部46aおよび受光部46b間の光路に第1の
ラベル連続体18が通過して、投光部46aからの光が
遮断されると、スイッチの接点が「OFF」となり、投
光部46aからの光が透過されると、スイッチの接点が
「ON」となるように形成される。
【0015】さらに、ガイドローラー26および協働ロ
ーラー30間には、第1のラベル連続体用投入機48が
配設される。第1のラベル連続体用投入機48は、第1
のラベル連続体18の一方主面を一旦吸着保持し、且
つ、第1のラベル連続体18をフィードローラー28お
よび協働ローラー30間に適宜案内することができるよ
うに構成される。すなわち、第1のラベル連続体用投入
機48は、その内部を負圧とした吸着ボックス48aを
含む。吸着ボックス48aは、その一方面に多数の吸引
孔(図示せず)を有し、吸引孔が配置された面が第1の
ラベル連続体18の主面と対向するように配設される。
吸着ボックス48aは、シリンダー48bのシリンダー
ロッド48cに接続され、長手方向に直線往復運動自在
に配設される。この場合、シリンダーロッド48cがフ
ィードローラー28および協働ローラー30間の方向に
向いて配設される。
【0016】また、ラベル連続体の継ぎ装置10Aに
は、ガイドローラー42および44間でガイドローラー
42の近傍に、第2のラベル連続体終了検知センサー5
0が配設される。第2のラベル連続体終了検知センサー
50は、投光部50aと受光部50bとを有し、第1の
ラベル連続体終了検知センサー46と同様の構造、作用
・効果を奏する光センサー等で形成される。
【0017】さらに、ガイドローラー44およびフィー
ドローラー28間には、上述の第1のラベル連続体用投
入機48と同様の構造、作用・効果を奏する吸着ボック
ス52a,シリンダー52b,シリンダーロッド52c
を備えた第2のラベル連続体用投入機52が配設され
る。
【0018】フィードローラー28の下流側には、所定
の間隔を隔てて、投入確認センサー54が配設される。
投入確認センサー54は、反射型の光センサー等で形成
される。投入確認センサー54から投光された光は、フ
ィードローラー28および協働ローラー30間に投入さ
れ得る第1のラベル連続体18ないし第2のラベル連続
体22に当たって、投入確認センサー54に反射され
る。この場合、光が反射されると、スイッチの接点が
「OFF」となり、光が反射されないと、スイッチの接
点が「ON」となるように形成される。
【0019】さらに、投入確認センサー54の下流側に
は、位置決めセンサー56が配設される。位置決めセン
サー56は、第1のラベル連続体18の終端を検知し、
また、第1のラベル連続体18の終端と第2のラベル連
続体22の始端との突き合わせ端部を検知するためのセ
ンサーであって、後述する接続部材付与手段から上流側
に所定の間隔を隔てた位置に配置される。この位置決め
センサー56は、上述した第1のラベル連続体終了検知
センサー46と同様、投光部56aと受光部56bとを
有する透過型の光センサーで形成される。この場合、投
光部56aおよび受光部56b間の光路に第1のラベル
連続体18の終端あるいは第2のラベル連続体22の始
端が通過して、投光部56aからの光が遮断されると、
スイッチの接点が「OFF」となり、投光部56aから
の光が透過されると、スイッチの接点が「ON」となる
ように形成される。
【0020】さらに、ラベル連続体の継ぎ装置10Aに
は、上流側のフィードローラー28,協働ローラー30
と下流側のフィードローラー32,協働ローラー34と
の中間部に、第1のラベル連続体18と第2のラベル連
続体22とを接続部材70で継ぎ足すことにより接続す
る接続部材付与手段が配設される。
【0021】接続部材付与手段は、図1および図2に示
すように、第1のラベル連続体18ないし第2のラベル
連続体22がフィードローラー28,38等により移送
される移送路の下側に配設され、接続部材70を継ぎ足
すスプライサー部58を含む。スプライサー部58は、
その内部が負圧に形成され、接続部材70を吸引保持す
る接続部材吸着ボックス58aを含む。接続部材吸着ボ
ックス58aは、その一方面に多数の吸引孔(図示せ
ず)を有し、吸引孔が配置された面は移送路と対向配置
される。接続部材吸着ボックス58aは、シリンダー5
8bのシリンダーロッド58cに接続され、上下動自在
に配設される。そして、このスプライサー部58には、
適宜、複数の接続部材70が供給され、1枚1枚、接続
部材吸着ボックス58aの吸引孔が配置された面に吸引
保持される。
【0022】また、スプライサー部58の上方には、移
送路を間に介して、接続部材圧着具60が対向配置され
る。接続部材圧着具60は、スポンジ、ゴム等の弾性材
料で形成された圧着体60aを有する。圧着体60a
は、シリンダー60bのシリンダーロッド60cに接続
され、上下動自在に変位される。この接続部材圧着具6
0は、スプライサー部58と協働して、第1のラベル連
続体18と第2のラベル連続体22との接続部に接続部
材70を継ぎ足す機能を有するものである。
【0023】さらに、接続部材付与手段の下流側には、
移送経路上の第1のラベル連続体18を押圧する押圧具
62が配設される。この押圧具62は、スポンジ、ゴム
等の弾性材料で形成された押圧体62aを有する。押圧
体62aは、シリンダー62bのシリンダーロッド62
cに接続され、上下動自在に変位される。押圧具62
は、接続部材付与手段で第1のラベル連続体18の終端
と第2のラベル連続体22の始端とを接続するときに、
第1のラベル連続体18が移送経路上でずれないよう
に、それを押圧して一時的に保持するための機能を有す
るものである。
【0024】次に、上述のラベル連続体の継ぎ装置10
Aの動作順序を述べながら、本実施例にかかるラベル連
続体の継ぎ方法について説明する。本実施例では、第1
のラベル連続体18の使用が終了して、引き続き、第2
のラベル連続体22を使用する場合について、順次、説
明していく。
【0025】(1)先ず、第1のラベル連続体終了検知
センサー46が第1のラベル連続体18の終了を検知す
る。すなわち、第1のラベル連続体18の終端部が第1
のラベル連続体終了検知センサー46の投光部46aお
よび受光部46b間を通過していくと、投光部46aか
らの光が透過されるため、第1のラベル連続体終了検知
センサー46のスイッチの接点が「ON」となり、第1
のラベル連続体18の終了を検知する。 (2)第1のラベル連続体18の終了を検知すると、そ
の電気的信号を受けて、下流側のフィードローラー32
が下降し、第1のラベル連続体18の表面を押圧してロ
ックする。そして、フィードローラー32により、移送
方向で見て前側(下流側)の第1のラベル連続体18が
高速で送られる。
【0026】(3)次に、位置決めセンサー56が第1
のラベル連続体18の終端18Eの位置を検知する。す
なわち、第1のラベル連続体18の終端18Eが位置決
めセンサー56の投光部56aおよび受光部56b間を
通過した直後、投光部56aからの光が透過されるた
め、位置決めセンサー56のスイッチの接点が「ON」
となり、第1のラベル連続体18の終端18Eの位置を
検知する。このとき、位置決めセンサー56の電気的信
号を受けて、第1のラベル連続体18の送りが即時停止
される。したがって、第1のラベル連続体18の終端1
8Eは、特に、図2(A)に示すように所定の位置に停
止する。
【0027】(4)さらに、押圧具62の押圧体62a
が下降され、その後、下流側のフィードローラー32が
ロック状態から解除される。すなわち、フィードローラ
ー32が第1のラベル連続体18の表面を押圧した状態
から離間されロックが解除される。 (5)さらに、第2のラベル連続体投入機52のシリン
ダー52bが作動され、第2のラベル連続体22が第2
のワインダー14から投入される。すなわち、ガイドロ
ーラー42,44に案内された第2のラベル連続体22
は、第2のラベル連続体投入機52の吸着ボックス52
aの多数の吸引孔(図示せず)に一旦吸引保持され、シ
リンダーロッド52cにより、フィードローラー28お
よび協働ローラー30間に投入される。
【0028】(6)そして、投入確認センサー54で第
2のラベル連続体22の投入を確認後、フrードローラ
ー28が下降し、第2のラベル連続体22をロックす
る。さらに、フィードローラー28,協働ローラー30
により、第2のラベル連続体22の送りが開始される。
【0029】(7)それから、移送方向に送られる第2
のラベル連続体22は、位置決めセンサー56により、
第2のラベル連続体22の始端22Sが検知される。す
なわち、第2のラベル連続体22の始端22Sが位置決
めセンサー56の投光部56aおよび受光部56b間を
通過した直後、投光部56aからの光が透過されるた
め、位置決めセンサー56のスイッチの接点が「ON」
となり、第2のラベル連続体22の始端22Sの位置を
検知する。
【0030】このとき、位置決めセンサー56の電気的
信号を受けて、第2のラベル連続体22の送りが即時停
止され、特に、図2(B)に示すように、第1のラベル
連続体18の終端18Eと第2のラベル連続体22の始
端22Sとが突き合わされる(突き合わせ工程)。この
場合、第1のラベル連続体18の終端18Eが所定の位
置に停止しているので、第1のラベル連続体18の終端
18Eと第2のラベル連続体22の始端22Sとの突き
合わせ端面Jの位置合わせが完了する。
【0031】(8)さらに、フィードローラー32が下
降され、第1のラベル連続体18がロックされるとほぼ
同時に、押圧具62が上昇する。その後、第1のラベル
連続体18の終端18Eと第2のラベル連続体22の始
端22Sとの突き合わせ端面Jは、接続部材付与手段ま
で送られる。この場合、その突き合わせ端面J部分の移
動量は、たとえば20〜30mm位である。
【0032】(9)そして、接続部材付与手段におい
て、スプライサー部58および接続部材圧着部60の協
働作用により、第1のラベル連続体18および第2のラ
ベル連続体22の裏面側から、上記の突き合わせ端面J
部分を覆うようにして、接続部材70が自動的に取付け
られる。接続部材70には、適宜に切断されたたとえば
枚葉形の矩形の接着テープが用いられる。
【0033】この場合、スプライサー部58の接続部材
吸着ボックス58aの上昇動作と、接続部材圧着具60
の圧着体60aの下降動作とによって、それらの部材間
で第1のラベル連続体18,第2のラベル連続体22お
よび接続部材70が挟持され押圧される。そのため、接
続部材70は、上記の突き合わせ端面J部分を覆うよう
にして、第1のラベル連続体18および第2のラベル連
続体22に自動的に接着される(接続部材付与工程)。
【0034】(10)そして、スプライサー部58、接
続部材圧着具60およびフィードローラー32,28等
が開放されて、接続部材70の付与作業が終了される。
なお、本実施例では、接続部材付与作業中のときも、第
1のラベル連続体18は下流側へと送られているため、
フィードローラー32よりも下流側で第1のラベル連続
体18に所謂弛み現象が起こるが、これをテンションロ
ーラとしての機能を有する段差ローラー38によって防
止している。
【0035】本実施例にかかるラベル連続体の継ぎ方法
およびそれに用いられるラベル連続体の継ぎ装置10A
によれば、一方の第1のラベル連続体18の終端18E
と他方の第2のラベル連続体22の始端22Sとがほぼ
同一平面上で突き合わされる。そして、接続部材付与手
段で突き合わせ端面Jを覆うようにして、接続部材70
を取付けることによって、第1のラベル連続体18と第
2のラベル連続体22とが連続的に継がれ接続される。
この場合、第1のラベル連続体18および第2のラベル
連続体22の突き合わせ端面J部分には、たとえば図5
で示された従来例のような段差部が形成されない。接続
部材70は、第1のラベル連続体18および第2のラベ
ル連続体22の裏面側に取付けられるため、たとえば図
8で示された従来例のように、ラベル連続体の表面側に
予め余白部分を設ける必要もない。
【0036】図3は本願発明の他の実施例を示す図解図
であり、図4はその要部を示す拡大図解図である。な
お、本実施例において、上述の実施例の部材に付けた名
称ないし符合と同じ名称ないし符合を有する部材は、上
述の実施例の部材と同様の構造、機能、作用および効果
を有するものである。
【0037】本実施例は、図1および図2に示す上述の
実施例と比べて、特に、ラベル取付け装置(ラベラー)
へのラベル連続体の移送・供給構造、接続部材としての
繋ぎテープの構造、第1のラベル連続体および第2のラ
ベル連続体を繋ぎテープで繋ぐ継ぎ構造の点で相違す
る。さらに、投入確認センサ,第1のラベル連続体用投
入機,第2のラベル連続体用投入機等の部材を一部省く
ことにより、部品点数をできるだけ少なくして小型化を
図っている点なども相違する。
【0038】すなわち、図3〜図7に示す実施例のラベ
ル連続体の継ぎ装置10Bでは、例えば、第1のワイン
ダー12から繰り出された第1のラベル連続体18が、
テンションローラ72により一定の張力で下流側に案内
される。さらに、第1のラベル連続体18は、ガイドロ
ーラ74により位置が規制されて、下流側に案内され
る。そして、第1のラベル連続体18は、ラベル連続体
繰出し用駆動ベルト76に沿って、さらに下流側に案内
される。
【0039】この場合、ラベル連続体繰出し用駆動ベル
ト76は、フィードローラ78、テンションローラ80
およびガイドローラ82に無端環状に掛け設けられる。
また、フィードローラ78は、第1のワインダー12か
ら第1のラベル連続体18を繰り出すときに駆動力を付
与するためのものである。テンションローラ80は、ラ
ベル連続体繰出し用駆動ベルト76に所定の張力を付与
し調整するものである。
【0040】そして、第1のラベル連続体18は、フィ
ードローラ78およびピンチローラ84間に案内され
る。ピンチローラ84は、フィードローラ78に第1の
ラベル連続体18を押付け、フィードローラ78と協働
して第1のラベル連続体18を繰り出すときに駆動力を
付与するためのものである。
【0041】さらに、第1のラベル連続体18は、ガイ
ドローラ86により、下流側へ案内され、段差ローラユ
ニット88を介して、ラベル取付け装置[(ラベラー)
図示せず]へと案内される。段差ローラユニット88
は、例えば、複数の段差ローラ88aと複数のガイドロ
ーラ88bとを組合わせた構成となっている。
【0042】すなわち、段差ローラユニット88は、た
とえば矩形棒状のアーム90を含み、アーム90の長さ
方向の一端側は、軸部92により回動自在に支持され
る。アーム90の長さ方向の他方側には、アーム90の
長さ方向に所定の間隔を隔てて、たとえば2つの段差ロ
ーラ88aが回動自在に配設される。この場合、アーム
90は、たとえば図3に見て、軸部92を枢軸として、
その長さ方向の他方側が上下方向に所定の範囲で往復運
動するものである。さらに、段差ローラ88aの上方に
は、所定の間隔を隔てて、たとえば3つのガイドローラ
88bが配設される。ガイドローラ86により案内され
た第1のラベル連続体18は、2つの段差ローラ88a
および3つのガイドローラ88b間に案内され、さら
に、ラベル取付け装置[(ラベラー)図示せず]へと案
内される。上述の段差ローラユニット88は、特に、2
つの段差ローラ88aが上下動して、下流へ案内され走
行する第1のラベル連続体18の張力を一定に保持する
ものである。
【0043】一方、第2のワインダー14から繰り出さ
れる第2のラベル連続体22は、テンションローラ94
により一定の張力で下流側に案内され、さらに、ガイド
ローラ96により位置が規制されて、下流側に案内され
る。そして、上述した第1のラベル連続体18と同様の
案内手段により、ラベル取付け装置[(ラベラー)図示
せず]へと案内される。なお、本実施例においても、第
2のラベル連続体22は、第1のラベル連続体18の終
端部に適宜継がれる待機用ラベル連続体として用いられ
る。
【0044】次に、図3〜図7に示す実施例のラベル連
続体の継ぎ装置10Bにおける第1のラベル連続体18
と第2のラベル連続体22とを繋いで接続するための継
ぎ構造について説明する。ガイドローラ74およびガイ
ドローラ82の中間部で第1のラベル連続体18が案内
される案内経路近傍には、ガイドローラ82側寄りに、
その内部を負圧(陰圧)とした第1のラベル連続体用吸
着ボックス98が配設される。第1のラベル連続体用吸
着ボックス98は、その一方面に多数の吸引孔(図示せ
ず)を有し、吸引孔を有する面が第1のラベル連続体1
8の一方主面側と対向するように配設される。第1のラ
ベル連続体用吸着ボックス98は、第1のラベル連続体
18の一方主面を一旦吸着して保持し、且つ、第1のラ
ベル連続体18をラベル連続体繰出し用駆動ベルト76
へと案内できるように構成される。
【0045】同様に、ガイドローラ96およびガイドロ
ーラ82の中間部で第2のラベル連続体22が案内され
る案内経路近傍には、ガイドローラ82側寄りに、第2
のラベル連続体用吸着ボックス100が配設される。第
2のラベル連続体用吸着ボックス100は、吸引孔を有
する面が第2のラベル連続体22の他方主面側と対向す
るように配設される。第2のラベル連続体用吸着ボック
ス100は、第2のラベル連続体22の他方主面を一旦
吸着して保持し、且つ、第2のラベル連続体22をラベ
ル連続体繰出し用駆動ベルト76へと案内できるように
構成される。
【0046】第1のラベル連続体用吸着ボックス98お
よび第2のラベル連続体用吸着ボックス100は、第1
のラベル連続体18の終端と第2のラベル連続体22の
始端とを突き合わせるときに、所定の位置に、第1のラ
ベル連続体18の終端と第2のラベル連続体22の始端
とを配置させ保持させるためのものである。
【0047】また、第1のラベル連続体用吸着ボックス
98の近傍には、図3,図4に示すように、第1のラベ
ル連続体18の案内経路を間に挟んで、第1のラベル連
続体18の他方主面側と対向するように、補助ガイド部
材102が下流側に所定の長さで配設される。同様に、
第2のラベル連続体用吸着ボックス100の近傍には、
第2のラベル連続体22の案内経路を間に挟んで、第2
のラベル連続体18の一方主面側と対向するように、補
助ガイド部材104が下流側に所定の長さで配設され
る。
【0048】補助ガイド部材102および104は、そ
れぞれ、第1のラベル連続体18および第2のラベル連
続体22を撓むことなく正確に、ガイドローラ82と後
述する投入用ラベル押えローラ114との間に案内させ
るためのものである。
【0049】また、第1のラベル連続体用吸着ボックス
98の上流側で且つ第1のラベル連続体用吸着ボックス
98の近傍には、第1のラベル連続体終了検知センサ1
06が配設され、第2のラベル連続体用吸着ボックス1
00の上流側で且つ第2のラベル連続体用吸着ボックス
100の近傍には、第2のラベル連続体終了検知センサ
108が配設される。第1のラベル連続体終了検知セン
サ106および第2のラベル連続体終了検知センサ10
8は、それぞれ、第1のラベル連続体18および第2の
ラベル連続体22を使用中に、第1のラベル連続体18
および第2のラベル連続体22の終了を検知するセンサ
であり、たとえば反射型の光センサが用いられる。
【0050】さらに、第1のラベル連続体用吸着ボック
ス98の下流側で且つ第1のラベル連続体用吸着ボック
ス98の近傍には、第1のラベル連続体位置決めセンサ
110が配設され、第2のラベル連続体用吸着ボックス
100の下流側で且つ第2のラベル連続体用吸着ボック
ス100の近傍には、第2のラベル連続体位置決めセン
サ112が配設される。第1のラベル連続体位置決めセ
ンサ110および第2のラベル連続体位置決めセンサ1
12は、第1のラベル連続体18および第2のラベル連
続体22を継ぐときに、それぞれ、第1のラベル連続体
18および第2のラベル連続体22の終了端の位置を検
知するセンサであり、たとえば投光部および受光部を有
する光センサが用いられる。
【0051】また、ラベル連続体繰出し用駆動ベルト7
6の近傍には、ガイドローラ82と所定の間隔を隔てて
対向配置されるように、投入用ラベル押えローラ114
が配設される。投入用ラベル押えローラ114は、アク
チュエータとしてのたとえば空気圧シリンダ116によ
り、ガイドローラ82側に向けて往復直線運動可能に支
持される。
【0052】この場合、投入用ラベル押えローラ114
は、空気圧シリンダ116のピストンロッド116の一
端部に回動自在に支持される。投入用ラベル押えローラ
114は、第1のラベル連続体18と第2のラベル連続
体22とを継ぐときに、投入側のラベル連続体である第
2のラベル連続体22を所定の突き合わせ位置に送り出
すためのものである。つまり、投入用ラベル押えローラ
114は、ガイドローラ82に第2のラベル連続体22
を押付けて、ガイドローラ82との協働作用により、第
2のラベル連続体22を所定の位置に送り出す機能を有
する。
【0053】また、ガイドローラ82の下流側には、図
3,図4に示すように、ラベル連続体繰出し用駆動ベル
ト76と僅かな間隔を隔てて対向するように、他の補助
ガイド部材118が所定の長さをもって配設される。こ
の補助ガイド部材118は、特に、図4に示すように、
ラベル連続体繰出し用駆動ベルト76を支持する支持プ
レート120と、所定の間隔を隔てて、対向配置され
る。補助ガイド部材118は、第1のラベル連続体18
および第2のラベル連続体22をラベル連続体繰出し用
駆動ベルト76に沿って、撓むことなく、下流側に案内
させるためのものである。
【0054】さらに、ガイドローラ82の下流側には、
第1のラベル連続体18と第2のラベル連続体22とを
接続部材で繋ぐことにより接続する接続部材付与手段1
22が配設される。本実施例では、接続部材として、た
とえば繋ぎテープ連続体124の繋ぎテープ71bが用
いられる。
【0055】接続部材付与手段122は、図3および図
4に示すように、繋ぎテープ連続体71をロール状に保
持する保持ローラ124を含む。繋ぎテープ連続体71
は、図3に示すように、帯状のセパレータからなる基材
71aを含み、基材71aの一方主面には、多数のたと
えば平面視矩形状で透明の繋ぎテープ71bが所定の間
隔を隔てて配設される。保持ローラ124から繰り出さ
れた繋ぎテープ連続体71は、テンションローラ126
により一定の張力で、ガイドローラ128および剥離器
130の間に案内される。この場合、繋ぎテープ連続体
71は、剥離器130の作用により、繋ぎテープ71b
が剥離される。そして、剥離された繋ぎテープ71b
は、ラベル連続体繰出し用駆動ベルト76側へと送り出
される。
【0056】一方、繋ぎテープ71bが剥離された後の
基材71a(繋ぎテープ連続体71のテープカス)は、
特に、図4に示すように、ガイドローラ131により位
置が規制されて、フィードローラ132およびピンチロ
ーラ134間に案内される。そして、基材71a(繋ぎ
テープ連続体71のテープカス)は、排出プレート13
5に沿って、テープカス蓄積ボックス136に排出され
る。フィードローラ132は、保持ローラ124から繋
ぎテープ連続体71を繰り出すときに駆動力を付与する
ためのものである。テンションローラ126は、繋ぎテ
ープ連続体71に所定の張力を付与し調整するものであ
る。ピンチローラ134は、フィードローラ132に繋
ぎテープ71を押付け、フィードローラ132と協働し
て繋ぎテープ連続体71を繰り出すときに駆動力を付与
するためのものである。
【0057】さらに、接続部材付与手段122は、図3
および図4に示すように、繋ぎテープ71bを第1のラ
ベル連続体18および第2のラベル連続体22の突き合
わせ端部を繋ぎテープ71bで繋いで継ぎ足すスプライ
サー部138を含む。スプライサー部138は、繋ぎテ
ープ貼付ローラ139および140を含む。繋ぎテープ
貼付ローラ139および140は、それぞれ、ラベル連
続体繰出し用駆動ベルト76の近傍で、ガイドローラ8
2とフィードローラ78との中間部に配設される。この
場合、一方の繋ぎテープ貼付ローラ139および他方の
繋ぎテープ貼付ローラ140間にラベル連続体繰出し用
駆動ベルト76が配置されるように、繋ぎテープ貼付ロ
ーラ139および140が配設される。
【0058】本実施例では、ラベル連続体繰出し用駆動
ベルト76を回転駆動させるための回転駆動軸142
が、繋ぎテープ連続体71を繰出すためのフィードロー
ラ132を回転駆動させるための回転駆動軸としても兼
用されている。そこで、本実施例の駆動部の機構につい
て、特に、図5および図6等を参照しながら説明する。
回転駆動軸142は、サーボモータ144等の駆動手段
により駆動される。回転駆動軸142には、タイミング
プーリ146が接続される。サーボモータ144の駆動
軸144aには、タイミングプーリ148が接続され
る。
【0059】一方、電磁式クラッチブレーキユニット1
50の入力側回転要素としての原動軸150aには、タ
イミングプーリ152が接続され、出力側回転要素とし
ての従動軸150bには、プーリ158等を介して、あ
るいは、直接、フィードローラ132に接続される。フ
ィードローラ132には、プーリ160等を介して、あ
るいは、直接、ピンチローラ134が接続される。
【0060】タイミングプーリ146、タイミングプー
リ148、タイミングプーリ152には、タイミングベ
ルト156が無端環状に掛け設けられる。さらに、タイ
ミングベルト156に一定の張力を与えまたは張力を調
整するテンションローラとしての機能を有するテンショ
ンプーリ154が配設され、テンションプーリ154に
タイミングベルト156が掛けられる。この場合、テン
ションプーリ154は、ベースプレート162に支持さ
れ、ベースプレート162は、間隔を隔てて互いに平行
に配置された2つのシャフト164,166により、装
置本体の本体プレート162に支持される。
【0061】本実施例では、サーボモータ144の駆動
力が、ラベル連続体繰出し用駆動ベルト76を回転駆動
させる回転駆動軸142に伝達され、さらに、電磁式ク
ラッチブレーキユニット150を介して、繋ぎテープ連
続体71を繰出すためのフィードローラ132に伝達さ
れる。
【0062】この場合、第1のラベル連続体位置決めセ
ンサ110および第2のラベル連続体位置決めセンサ1
10センサの検出信号によりサーボモータ144は減速
され低速度となる。
【0063】そして、電磁式クラッチブレーキユニット
150がたとえばONになったときに、サーボモータ1
44の駆動力が従動軸150bを介して伝達され、フィ
ードローラ132がラベル連続体繰出し用駆動ベルト7
6と同じように周速回転する。また、電磁式クラッチブ
レーキユニット150がOFFになったときには、クラ
ッチが外れ、ブレーキが作動して、従動軸150bへの
サーボモータ144の駆動力の伝達が遮断される。
【0064】本実施例では、段差ローラユニット88の
近傍に、たとえば段差ローラ用の近接スイッチ170が
配設される。この段差ローラ用の近接スイッチ170
は、段差ローラ88aの上下動したときの上限を検知す
るセンサとしての機能を有する。すなわち、ラベル取付
け装置[(ラベラー)図示せず]が使用されると、段差
ローラ88aが上へ持ち上げられ、段差ローラユニット
88のアーム90が近接スイッチ170に接近するた
め、近接スイッチ170はONとなる。このとき、近接
スイッチ170がOFFとなるまで、ラベル連続体繰出
し用駆動ベルト76は回転駆動し、第1のラベル連続体
18および第2のラベル連続体22を送り出す構成とな
っている。
【0065】また、本実施例では、剥離器130の上流
側で、テンションローラ126とガイドローラ128と
の中間部に、停止位置検知センサ172が配設される。
停止位置検知センサ172は、剥離器130で透明の繋
ぎテープ71bが剥離される手前の位置で、繋ぎテープ
連続体71を適宜停止させ、タイミングをはかる機能を
備える。停止位置検知センサ172としては、たとえば
基材71aと繋ぎテープ71bとの段差を機械的に検知
したときにONとなるリミットスイッチ、あるいは、透
明の繋ぎテープ71bに光を照射してその光量の変化を
検知するつやセンサ、その他、繋ぎテープ71bの表面
にマーキング処理を施し、そのマーキングに光を反射さ
せてその有無を検知する反射型の光センサ等々が適宜用
いられる。
【0066】さらに、本実施例では、第1のラベル連続
体18,第2のラベル連続体22および繋ぎテープ連続
体71等の各種送り出し量およびそのスピードなどは、
制御部174によって、適宜、デジタル的に駆動・制御
される。この場合、制御部174は、第1のラベル連続
体終了検知センサ106、第2のラベル連続体終了検知
センサ108、第1のラベル連続体位置決めセンサ11
0、第2のラベル連続体位置決めセンサ112、段差ロ
ーラ用の近接スイッチ170および停止位置検知センサ
172等の検知信号により、サーボモータ144および
電磁式クラッチブレーキユニット150の動作を適宜シ
ーケンス制御している。なお、サーボモータ144に変
えて、たとえばパルスモータ(ステップモータ)を用い
るようにしてもよい。
【0067】次に、上述の実施例にかかるラベル連続体
の継ぎ方法について、特に、図3および図7等を参照し
ながら説明する。以下の説明では、第1のラベル連続体
18の使用が終了して、引き続き、第1のラベル連続体
18の終端部と第2のラベル連続体22の始端部とを繋
ぎテープ71bで継ぐ工程について説明する。
【0068】予め、待機用の第2のラベル連続体22
が、第2のラベル連続体用吸着ボックス100にセット
される。第2のラベル連続体22は、図7(A)に示す
ように、第1のラベル連続体18の終端部と第2のラベ
ル連続体22の始端部とを突き合わせることができるよ
うに、所定のセット位置に位置決めされる。この場合、
所定のセット位置とは、投入用ラベル押えローラ114
よりたとえば10mm程度下部に設定され、その位置に
目印が付けられる。第2のラベル連続体22の始端部が
目印の位置に配置されるように、待機用の第2のラベル
連続体22が第2のラベル連続体用吸着ボックス100
にセットされる。
【0069】そして、第1のラベル連続体終了検知セン
サ106により、第1のラベル連続体18の終了が検知
されると、ラベル連続体繰出し用駆動ベルト76によ
り、第1のラベル連続体18が低速にて送られる。
【0070】さらに、第1のラベル連続体終了検知セン
サ110により、第1のラベル連続体18の終端部が検
知されると、図7(A)に示すように、予め、第2のラ
ベル連続体22の始端部がセットされている所定のセッ
ト位置に、第1のラベル連続体18の終端部が送られ
る。
【0071】このとき、第2のラベル連続体22は、図
7(B)に示すように、投入用ラベル押えローラ114
によって、ラベル連続体繰出し用駆動ベルト76側、つ
まり、ガイドローラ82に押付けられる。このとき、第
1のラベル連続体18の終端部18Eと第2のラベル連
続体22の始端部22Sとが、所定のセット位置で突き
合わせられる。
【0072】さらに、それとほぼ同時に、第2のラベル
連続体22は、図7(C)に示すように、第1のラベル
連続体18と共に、第1のラベル連続体18と同速に
て、下流側に送られる。
【0073】そして、下流側におくられた第1のラベル
連続体18および第2のラベル連続体22は、図7
(C)に示すように、スプライサー部138において、
第1のラベル連続体18の終端部18Eおよび第2のラ
ベル連続体22の始端部22Sの突き合せ端部Jが、剥
離器130で剥離された繋ぎテープ71bによって接続
される。この場合、第1のラベル連続体18および第2
のラベル連続体22の突き合せ端部Jは、繋ぎテープ貼
付ローラ139および140協働作用によって、第1の
ラベル連続体18および第2のラベル連続体22の裏面
側から、突き合せ端部J部分を覆うようにして、繋ぎテ
ープ71bで繋がれる。
【0074】図3〜図7に示す実施例の継ぎ構造におい
ても、図1および図2に示す実施例の継ぎ構造と同様
に、突き合わせ端部J部分には、図10で示された従来
例のような段差部が形成されない。そして、繋ぎテープ
71bは、第1のラベル連続体18および第2のラベル
連続体22の裏面側に取付けられるため、たとえば図8
で示された従来例のように、ラベル連続体の表面側に予
め余白部分を設ける必要もない。
【0075】
【発明の効果】本願発明によれば、接続部分に段差が生
じることなく、無駄なくラベル連続体を自動的に継ぐこ
とができ、ランニングコストも低減できる、ラベル連続
体の継ぎ方法およびそれに用いられるラベル連続体の継
ぎ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1に示す実施例の要部を示す工程図である。
【図3】本願発明の他の実施例を示す図解図である。
【図4】図3に示す実施例の要部を示す拡大図解図であ
る。
【図5】図3,図4に示す実施例の駆動部の要部を示す
拡大図解図である。
【図6】図5に示す駆動部の接続関係を示す図解図であ
る。
【図7】図3,図4,図5および図6に示す実施例の要
部を示す工程図である。
【図8】本願発明の背景となる従来のラベル連続体の継
ぎ方法を示す斜視図である。
【図9】図8に示す従来のラベル連続体の継ぎ方法の要
部を示す図解図である。
【図10】図8および図9に示す従来のラベル連続体の
継ぎ方法により継がれたラベル連続体の接続部分を示す
図解図である。
【符号の説明】
10A,10B ラベル連続体の継ぎ装置 12 第1のワインダー 14 第2のワインダー 16 第1のワインディングローラー 18 第1のラベル連続体 20 第1のワインディングローラー 22 第2のラベル連続体 24,26,36,40,42,44 ガイドローラー 28,32 フィードローラー 30,34 協働ローラー 38 段差ローラー 46 第1のラベル連続体終了検知センサー 48 第1のラベル連続体用投入機 50 第2のラベル連続体終了検知センサー 52 第2のラベル連続体用投入機 54 投入確認センサー 56 位置決めセンサー 58 スプライサー部 58a 接続部材吸着ボックス 58b シリンダー 58c シリンダーロッド 60 接続部材圧着具 60a 圧着体 60b シリンダー 60c シリンダーロッド 62 押圧具 62a 押圧体 62b シリンダー 62c シリンダーロッド 70 接続部材 A 基材 a タックラベル 71 繋ぎテープ連続体 71a 基材 71b 繋ぎテープ 72,80,94,126 テンションローラ 74,82,86,96,128 ガイドローラ 76 ラベル連続体繰出し用駆動ベルト 78,132 フィードローラ 84,134 ピンチローラ 88 段差ローラユニット 88a 段差ローラ 88b ガイドローラ 90 アーム 92 軸部 98 第1のラベル連続体用吸着ボックス 100 第2のラベル連続体用吸着ボックス 102,104,118 補助ガイド部材 106 第1のラベル連続体終了検知センサ 108 第2のラベル連続体終了検知センサ 110 第1のラベル連続体位置決めセンサ 112 第2のラベル連続体位置決めセンサ 114 投入用ラベル押えローラ 116 空気圧シリンダ 116a ピストンロッド 120 支持プレート 122 接続部材付与手段 124 繋ぎテープ連続体の保持ローラ 130 剥離器 136 テープカス蓄積ボックス 138 スプライサー部 139,140 繋ぎテープ貼付ローラ 142 回転駆動軸 144 サーボモータ 146,148,152 タイミングプーリ 150 電磁式クラッチブレーキユニット 150a 主動軸 150b 従動軸 154 テンションプーリ 156 タイミングベルト 158,160 プーリ 162 ベースプレート 164,166 シャフト 168 本体プレート 170 近接スイッチ 172 停止位置検知センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その表面に所定の間隔を隔てて複数のラ
    ベルが配置されるラベル連続体を接続するラベル連続体
    の継ぎ方法であって、 一方の前記ラベル連続体の終端と他方の前記ラベル連続
    体の始端とを突き合わせる突き合わせ工程、および 前記一方のラベル連続体および前記他方のラベル連続体
    の裏面側から、前記一方のラベル連続体と前記他方のラ
    ベル連続体との突き合わせ端部を覆うようにして、前記
    一方のラベル連続体および前記他方のラベル連続体の裏
    面に接続部材を取付ける接続部材付与工程を含む、ラベ
    ル連続体の継ぎ方法。
  2. 【請求項2】 その表面に所定の間隔を隔てて複数のラ
    ベルが配置されるラベル連続体を接続するラベル連続体
    の継ぎ装置であって、 一方の前記ラベル連続体の終端と他方の前記ラベル連続
    体の始端とを突き合わせる突き合わせ手段、および前記
    一方のラベル連続体および前記他方のラベル連続体の裏
    面側から、前記一方のラベル連続体と前記他方のラベル
    連続体との突き合わせ端部を覆うようにして、前記一方
    のラベル連続体および前記他方のラベル連続体の裏面に
    接続部材を取付ける接続部材付与手段を含む、ラベル連
    続体の継ぎ装置。
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