JPH08198485A - ウェブ巻取軸の切換装置および切換方法 - Google Patents

ウェブ巻取軸の切換装置および切換方法

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JPH08198485A
JPH08198485A JP2766395A JP2766395A JPH08198485A JP H08198485 A JPH08198485 A JP H08198485A JP 2766395 A JP2766395 A JP 2766395A JP 2766395 A JP2766395 A JP 2766395A JP H08198485 A JPH08198485 A JP H08198485A
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JP
Japan
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web
winding
accumulator
shaft
roll paper
Prior art date
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Application number
JP2766395A
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English (en)
Inventor
Koji Yamakawa
晃司 山川
Tsuneo Nagashima
常夫 長島
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Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 小型かつ簡単な構造で、連続して供給される
ロール紙等のウェブをその走行を停止させること無く巻
取軸に巻き取ることができ、巻取軸のウェブ巻径も大き
くできる。 【構成】 接着部を有する巻取管90a,90bが着脱
自在に装着される2本の駆動軸33a,33bを並列配
置し、ロール紙Pの走行経路32にニップ機構50およ
び第2のアキュムレータ36を配備するとともに、第2
のアキュムレータと駆動軸との間に駆動軸間を移動可能
にスライド板82を設け、スライド板に送り機構97、
カッタ機構60及び押付機構70を設け、巻取軸の切換
に際しては、スライド板を一方の駆動軸33a,33b
側に位置させた状態でニップ機構でロール紙を拘束して
カッタ機構で切断した後、第2のアキュムレータに蓄積
されたロール紙を放出してロール紙の切断端を送り機構
で一方の駆動軸の巻取管に送り出して押付機構で巻取管
に押し付けて貼着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷された紙やプラ
スチックシート等のウェブを巻き取るウェブ巻取軸の切
換装置と切換方法に係り、詳しくは、2つの巻取軸を選
択的に切り換えて駆動し、連続して供給されるウェブを
走行を停止させること無く巻き取ることができるように
したウェブ巻取軸の切換装置と切換方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウェブ巻取軸の切換装置として
は、特公昭61−28573号公報および特公平2−2
774号公報等に記載されたものが知られる。例えば、
特公平2−2774号公報には、搬送されるウェブに両
面接着テープを貼付する貼付機構と、ウェブを両面接着
テープ接着領域の先頭縁部で切断する切断機構と、切断
機構により切断された後続のウェブの先導部を保持部材
により保持して案内し、ウェブ上の両面接着テープ片を
新たな巻芯の表面に接着せしめる保持案内機構とを備え
るウェブ巻取軸の切換装置が記載される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特公平2−2774号公報に記載のようなターレット
式の装置にあっては、走行中のウェブに対して両面接着
テープを貼付するため、貼付の失敗が生じやすく、信頼
性に欠けるという問題があった。
【0004】また、上述した特公平2−2774号公報
の装置は、切断機構で切断されたウェブの端部を保持部
材により保持して新たな巻芯まで移送しなければなら
ず、巻芯へのウェブ最大巻径と保持部材の移動軌跡長さ
とが密接に関連し、巻芯へのウェブ最大巻径が保持部材
の移動軌跡長さによって制限されるという問題がある。
すなわち、このような装置は、巻芯のウェブ最大巻径を
大きくするにはターレットアームを長くし、保持部材の
移動軌跡を長くする等の対策が不可欠で、装置の複雑化
と大型化を招くという問題を生じる。
【0005】また、特公昭61−28573号公報記載
の装置では、巻芯のウェブ最大巻径を相当の径に維持し
て保持部材の移動軌跡長さを短くするには、ターレット
アームを長くするとともに、ウェブ巻取時の巻芯を移動
させる対策が不可欠で、やはり装置の大型化や複雑化を
招くという問題を生じる。この発明は、上記従来の問題
に鑑みてなされたもので、高い信頼性が得られ、かつ、
装置の複雑化、大型化を招くこと無く1つの巻芯に十分
な量のウェブを巻き付けることができるウェブ巻取軸の
切換装置と切換方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数の巻取軸を並列配置
し、連続的に供給されるウェブを前記巻取軸に選択的に
巻き取るウェブ巻取軸の切換装置において、前記ウェブ
巻取軸に着脱自在に装着され、外周部にウェブが貼着可
能な接着部を有する巻取管と、走行するウェブを蓄積保
持可能な第1のアキュムレータと、該第1のアキュムレ
ータのウェブ走行方向後方に設けられ、巻取軸切替時に
ウェブを挟着して拘束するウェブニップ機構と、該ウェ
ブニップ機構のウェブ走行方向後方に設けられてウェブ
を蓄積する第2のアキュムレータと、前記ウェブ走行方
向に前記第2のアキュムレータと前記ウェブ巻取軸との
間で各ウェブ巻取軸間を移動可能に設けられた移動部材
と、該移動部材に前記ウェブニップ機構から延びるウェ
ブを切断可能に設けられたウェブ切断用のカッタ機構
と、前記移動部材に前記ウェブを挟圧可能に設けられた
一対の送りローラを有し、前記第2のアキュムレータか
ら放出されるウェブを送出するウェブ送り機構と、前記
移動部材に揺動自在に支持された揺動アームおよび該揺
動アームの先端に設けられ該支持アームの揺動で前記ウ
ェブ巻取軸の巻取管と係合する押さえ部材を有し、前記
ウェブ送り機構により送り出されたウェブ切断端を前記
ウェブ巻取軸に装着された巻取管の接着部へ押し付けて
貼着する押付機構と、を備える。
【0007】そして、この発明のウェブ巻取軸の切換装
置は、前記第2のアキュムレータが、前記ウェブ走行方
向に離間して配置されウェブを掛装した少なくとも2つ
の定置ローラと、該2つの定置ローラ間でウェブを掛装
した可動ローラと、該可動ローラを前記定置ローラに対
して接近離間する方向に駆動するアクチュエータとを有
する態様(請求項2)に、また、前記移動部材を前記複
数の巻取軸の上方に架設されたガイド部材に摺動自在に
支持するとともに、前記移動部材の両側部にチェーンの
端部を止着し、該チェーンを少なくとも前記ガイド部材
の両側に配置されたスプロケットおよびモータに設けら
れたスプロケットに掛装し、前記移動部材が前記モータ
により駆動されるチェーンの走行で移動する態様(請求
項3)に、さらに、前記移動部材に一対のガイドローラ
を前記ウェブ走行方向に前記一対の送りローラから離間
して設け、該送りローラと前記ガイドローラとの間に前
記カッタ機構を配置した態様(請求項4)に、さらに、
ウェブの巻取径に応じて移動部材の位置を制御する態様
(請求項5)に、またさらに、前記押付機構の押さえ部
材が前記支持アームに回転自在に支持された押さえロー
ラであって、該押さえローラと前記巻取管外周面との間
に前記ウェブの切断端を挟圧した状態で前記巻取管を回
転させてウェブ切断端を巻取管外周に巻き付ける態様
(請求項6)に構成することができる。
【0008】また、請求項7記載の発明は、外周に接着
部を有する巻取管が着脱自在に装着された2つの巻取軸
を並列配置し、該巻取軸に至るウェブ走行経路に第1の
アキュムレータ、ウェブニップ機構および第2のアキュ
ムレータを走行方向直列に配置するとともに、該第2の
アキュムレータのウェブ走行方向後方位置に前記2つの
巻取軸を結ぶ方向に移動可能な移動部材を設け、該移動
部材にウェブ送り機構、ウェブカッタ機構および押付機
構を設け、連続的に供給されるウェブを前記巻取軸の巻
取管に巻き取るウェブ巻取軸の切換方法であって、前記
移動部材を非巻取状態の巻取軸側に移動させた後に、前
記ウェブニップ機構によりウェブを拘束して該ウェブの
拘束時に供給されるウェブを前記第1のアキュムレータ
に蓄積するとともに、前記カッタ機構によりウェブを切
断して前記第2のアキュムレータに蓄積されたウェブを
前記ウェブ送り機構により送り出してウェブ切断端を非
巻取状態の巻取軸の巻取管側方まで垂下させ、次いで、
ウェブ切断端を前記押付機構により前記非巻取状態の巻
取軸の巻取管の外周の接着部に押し付けて貼着させるよ
うにした。
【0009】
【作用】請求項1記載のウェブ巻取軸の切換装置および
請求項7記載のウェブ巻取軸の切換方法によれば、ウェ
ブは端部が巻取軸に装着された巻取管に貼着され、巻取
軸の回転で巻取管に巻き取られる。そして、1の巻取軸
の巻取管にウェブを巻き取っている状態で他の1つの巻
取軸の巻取管にウェブを巻き取る巻取軸の切換に際して
は、予め移動部材を他の巻取軸側へ移動させておくとと
もに第2のアキュムレータに所定量のウェブを蓄積保持
させておき、この状態で、ウェブニップ機構によりウェ
ブを拘束し、ウェブニップ機構のウェブ走行方向前方側
に供給されるウェブを第1のアキュムレータに蓄積保持
し、次に、1の巻取軸の巻取管に連なるウェブをカッタ
機構により切断し、この後に、第2のアキュムレータに
蓄積されたウェブをウェブ送り機構により送り出してウ
ェブ切断端を他の1の巻取軸の巻取管側方まで垂下さ
せ、続いて、このウェブ切断端を押付機構により巻取管
外周に押し付けて貼着させ、これにより巻取軸が切り換
えられる。したがって、前述した従来技術のようなウェ
ブ切断端を移動させる保持部材や巻取軸を移動させる機
構を設ける必要が無く、また、巻取軸へのウェブ最大巻
径が押付機構の位置等で制約を受けることもなく、装置
の大型化や複雑化を招くこと無く巻取軸に十分な量のウ
ェブを巻き取ることができる。
【0010】そして、請求項2記載のウェブ巻取軸の切
換装置によれば、第2のアキュムレータが複数の定置ロ
ーラに対して少なくとも1つの可動ローラをアクチュエ
ータによりウェブ走行方向と直交する方向へ接近、離間
させることでウェブを蓄積することができるため、より
小型化が図れる。また、請求項3記載のウェブ巻取軸の
切換装置によれば、移動部材は巻取軸の上方に架設され
たガイド部材に摺動自在に支持されて両側にチェーンが
止着され、このチェーンをモータにより駆動して走行さ
せることで移動するため、移動部材の移動を簡単な構造
で、かつ、ウェブの巻取の支障となること無く行える。
【0011】さらに、請求項4記載のウェブ巻取軸の切
換装置によれば、移動部材に送りローラを設けるため、
第2のアキュムレータに蓄積されたウェブを確実に巻取
軸に向けて送りだすことができ、巻取軸の切り換えに高
い信頼性が得られる。またさらに、請求項5記載のウェ
ブ巻取軸の切換装置によれば、ウェブの巻取径に応じて
移動部材の位置、すなわち、ウェブの巻取径に応じて移
動部材と巻取軸との間の距離を制御し、ウェブの巻取径
が増大するに伴い移動部材が離間するようにしたため、
ウェブを安定的に巻き取ることができる。また、請求項
6記載のウェブ巻取軸の切換装置によれば、ウェブの切
断端を巻取管に巻き付けることができるため、ウェブの
巻き付けをより確実に行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1から図7はこの発明の一実施例に係るウェ
ブ巻取軸の切換装置をロール紙に適用して示し、図1が
印刷装置を含む全体模式図、図2、図3、図4、図5お
よび図6が同ウェブ巻取軸の切換装置の作動を時系列的
に示す要部正面図、図7が同ウェブ巻取軸の切換装置の
一部拡大正面図である。
【0013】図1において、Pはロール紙(ウェブ)で
あり、ロール紙Pは図示しない給紙装置から印刷装置2
に供給され、印刷装置2において印刷された後にウェブ
巻取装置3に供給される。図示および詳細な説明は割愛
するが、給紙装置は、巻取軸に巻取保持されたロール紙
Pが複数箇所に装着され、これらロール紙Pを順次引き
出して自動継ぎ機構により連続状態に継ぎ、また、この
自動継ぎ機構において継ぎ部分に継ぎ目識別用のテープ
T(図2等参照)を貼着し、この連続したロール紙Pを
ダンサー機構を介して印刷装置2に供給する。なお、上
述した給紙装置および印刷装置2は周知のものを採用で
きることは述べるまでもない。
【0014】ウェブ巻取装置3は、図1に示すように、
複数のローラ31によりロール紙走行路32が形成さ
れ、このロール紙走行路32に、ダンサーローラ34、
第1のアキュムレータ40、エッジコントローラ35、
ニップ機構50、第2のアキュムレータ36および本発
明にかかる切換機構(切換装置)80が直列に配置され
ている。詳細な説明は割愛するが、ローラ31は、1対
(31aで特定する)が図外のモータ等で駆動されるア
ウトフィードローラとして、2つ(31b,31cで特
定する)がロール紙Pの張力を検出するテンションピッ
クアップローラとして、他がガイドローラとして構成さ
れる。
【0015】なお、図中、38はロール紙Pに貼着され
た継ぎ目のテープTを検出するセンサであり、このセン
サ38および上述したテンションピックアップローラ3
1b,31cは図外のコントローラに接続される。詳細
な説明は割愛するが、コントローラは、巻取軸切換時は
テンションピックアップローラ31cの検出信号に基づ
きロール紙Pの張力が一定となるように第1のアキュム
レータ40を制御し、また後述するように、センサ38
の出力に基づきニップ機構50、第2のアキュムレータ
36および切換機構80を制御し、通常運転時はテンシ
ョンピックアップローラ31cの検出信号に基づき巻取
軸の巻取強さを調節している。
【0016】ダンサーローラ34は、シリンダ型ダンパ
34aの作動ロッド先端にローラ34bを回転自在に取
り付けて構成され、このローラ34bにロール紙Pが係
合する。周知のように、このダンサーローラ34は、巻
取軸停止後の初期段階で作動ロッドのシリンダボディか
らの突出長さが走行するロール紙Pの張力に応じ変化し
てローラ34bをロール紙P表面と直角な方向に変位さ
せ(図1中の矢印)、ロール紙Pの張力を一定に保持す
る。
【0017】第1のアキュムレータ40は、固定フレー
ムに複数のローラ41を、また、固定フレームに対して
昇降可能な可動フレーム49に複数のローラ42を回転
自在に設け、可動フレーム49を図外のアクチュエータ
と昇降駆動可能に連結して構成される。固定フレームの
ローラ41と可動フレームのローラ42との間にはそれ
ぞれロール紙Pが波形状に走行可能に掛装され、アクチ
ュエータが上述したコントローラに接続される。この第
1のアキュムレータ40は、上述したように、巻取軸切
換時において、アクチュエータ、すなわち、可動フレー
ム49のローラ42の上昇速度がテンションピックアッ
プローラ31cの検出信号に基づき印刷装置2から送出
されるロール紙Pの張力を一定にするようにコントロー
ラによって制御され、ローラ41,42間に可動フレー
ム49の上昇高さに応じた量のロール紙Pを蓄積(保
留)する。
【0018】エッジコントローラ35は、周知のよう
に、平行な二本のガイドロール等から構成され、周知の
ようにロール紙Pの位置を一定に矯正、保持する。ニッ
プ機構50は、図2〜図6に詳示されるように、走行す
るロール紙Pの一面側に固定ホルダ51を、他面側にエ
アシリンダ52を配置してなり、エアシリンダ52が前
述したコントローラと接続されて制御される。固定ホル
ダ51のロール紙Pと対向する面にはウレタンゴム等の
弾性材からなるニップ材53が固着され、また、エアシ
リンダ52には作動ロッドの先端にホルダ54が取り付
けられ、このホルダ54のロール紙Pと対向する面に上
記ニップ材53と同様のニップ材55が固着されてい
る。このニップ機構50は、エアシリンダ52がセンサ
38の検出信号に基づきコントローラにより制御され、
センサ38の直下に識別用のテープTが到達すると所定
時間経過後にエアシリンダ52が作動してロール紙Pを
ニップ材53,55間に挟圧、拘束する(図3,4参
照)。
【0019】第2のアキュムレータ36は、2つのガイ
ドローラ37(定置ローラに相当、以下、37a,37
bで表す)間にエアシリンダ36aを作動ロッドがロー
ル紙Pと直交するように配置し、このエアシリンダ36
aの作動ロッド先端にスライダ36cを介し可動ローラ
36bを回転自在かつロール紙Pと係合可能に取り付け
て構成される。スライダ36cは、装置フレーム等に固
設されたガイド36dと摺動自在に係合し、このガイド
36dに案内される。この第2のアキュムレータ36
は、エアシリンダ36aの作動ロッドの出没作動で定置
ローラ37a,37bと可動ローラ36bとの間に所定
長さのロール紙Pを蓄積する。
【0020】後述するように、この第2のアキュムレー
タ36は、エアシリンダ36aがコントローラにより制
御され、上述したニップ機構50がロール紙Pを拘束す
る前においてエアシリンダ36aの作動ロッドが没入作
動して上述した長さのロール紙Pを蓄積し、また、ロー
ル紙P端部を新たな駆動軸に貼着する際にエアシリンダ
36aの作動ロッドが突出作動して蓄積されたロール紙
Pを下方に向けて垂下させる。この第2のアキュムレー
タ36が蓄積するロール紙Pの長さは後述するカッタ機
構から駆動軸の中心側方までの距離にほぼ等しい長さ、
あるいはそれ以上に設定される。
【0021】切換機構80は、第2のアキュムレータ3
6の下方にガイド部材81が水平に架設され、このガイ
ド部材81の下方両側に図中左右に離間して駆動軸(巻
取軸)33a,33bが配設され、また、ガイド部材8
1にスライド板(移動部材)82が摺動自在に設けられ
る。図中明示しないが、ガイド部材81は、図2等の紙
面垂直方向にロール紙Pの幅よりも大きな間隔を隔て配
置された一対の部材から構成される。駆動軸33a,3
3bは、それぞれ、外周に接着部を有する紙管(巻取
軸)90a,90bが着脱自在に装着され、クラッチ等
を介して図示しないモータ等と連結されて選択的に駆動
される。図中明示しないが、紙管90a,90bの接着
部は、外周の少なくとも一部の面に接着剤や粘着剤を塗
布することで、あるいは、外周の少なくとも一部に両面
接着テープを貼着すること等で構成され、ロール紙Pの
端部が貼着する。
【0022】スライド板82は、ガイド部材81長手方
向両端にチェーン83の端部がそれぞれ連結金具84に
よって止着され、このチェーン83の走行でガイド部材
81上を図2中左右に移動する。チェーン83は、モー
タ88の回転軸に設けられた駆動スプロケット85およ
び複数のアイドラスプロケット86に掛装され、モータ
88により駆動されて走行する。上述のモータ88は、
減速機とブレーキ機構とを内蔵したものが用いられる。
【0023】なお、89a,89b,89cはガイド部
材81の長手方向に離間して設けられたセンサであり、
近接スイッチ等の周知の非接触式のセンサからなりコン
トローラに接続される。これらセンサ89a,89b,
89cはスライド板82の位置を検出し、モータ88は
センサ89a,89b,89cの出力に基づきコントロ
ーラにより制御される。
【0024】スライド板82には、送り機構97、カッ
タ機構60および一対のガイドローラ31,31がロー
ル紙Pの走行方向に直列的に設けられ、また、下部に押
付機構70が設けられる。図7に詳示するように、送り
機構97は、スライド板82に回転自在に支持された駆
動ローラ97aと従動ローラ97bとを密着し、駆動ロ
ーラ97aをタイミングベルト98によりロータリアク
チュエータ99と連結して構成される。この送り機構9
7は、駆動ローラ97aがタイミングベルト98を介し
てロータリアクチュエータ99により駆動され、後に詳
述するように、第2のアキュムレータ36から放出され
るロール紙Pを駆動軸33a,33bに向けて送り出
す。
【0025】カッタ機構60は、スライド板82に走行
するロール紙Pの一面側でカッタ受け部材61を固設
し、スライド板82にロール紙Pの他面側で作動ロッド
がロール紙Pと直交するようにエアシリンダ62を配設
し、このエアシリンダ62の作動ロッド先端にカッタ刃
65が固着されたカッタホルダ64を取り付けて構成さ
れる。このカッタ機構60は、エアシリンダ62がコン
トローラにより制御され、後に詳述するように、上述し
たニップ機構50がロール紙Pを拘束した後(あるい
は、同時)にエアシリンダ62が伸長作動してロール紙
Pを切断する。
【0026】押付機構70は、スライド板82に上記ガ
イドロール31と同軸状に支持された回動軸75にアー
ム71を固設し、このアーム71の先端に押さえローラ
72を回転自在に取り付けるとともに、スライド板82
の他側にロータリアクチュエータ73を取り付け、この
ロータリアクチュエータ73の回転軸のスプロケットと
回動軸75の外周に設けたスプロケットとの間にタイミ
ングベルト74を掛装して構成される。後に詳述するよ
うに、この押付機構70は、ロータリアクチュエータ7
3がコントローラにより制御されてアーム71を揺動駆
動し、このアーム71の図中時計回転方向の揺動で押さ
えローラ72が駆動軸33a,33bの紙管90a,9
0b表面にトレーリング方向でロール紙Pの端部を押し
付け、ロール紙Pの端部を紙管90a,90bに貼着す
る。
【0027】なお、78aは投光器、78bは受光器、
また、79aは投光器、79bは受光器、77はガイド
ローラである。投光器78a,79aと受光器78b,
79bは、コントローラに接続され、各駆動軸33a,
33bへのロール紙Pの巻径を検出する透過型のフォト
センサを構成する。
【0028】この実施例にあっては、給紙装置が複数巻
のローラ紙Pを順次引き出し、これら各巻のローラ紙P
の始端と終端とを継いで継ぎ目に識別用のテープTを貼
着し、ロール紙Pを連続した状態で印刷装置2に供給す
る。そして、周知のように、印刷装置2は、ロール紙P
に連続印刷を行い、印刷済のロール紙Pをウェブ巻取装
置3に送り出す。
【0029】ここで、ウェブ巻取装置3においては、ア
ウトフィードローラ31aが印刷装置2から出るロール
紙Pを第1のアキュムレータ40に向けて送り出す。そ
して、一方の紙管(90aを例示)にロール紙Pを巻き
取っている場合においては、図1,2に示すように、ス
ライド板82はセンサ89cにより規定される図中右側
位置に位置し(ただし、巻取管90aへのロール紙Pの
巻径がある程度おおきな状態)、ロール紙Pは第1のア
キュムレータ40、ニップ機構50、第2のアキュムレ
ータ36、また、スライド板82の送り機構97、ガイ
ドローラ31を経て駆動軸33aに向けて送り出され、
駆動軸33aと一体回転する紙管90aに巻き取られ
る。この状態においては第1のアキュムレータ40の下
動フレーム49は下降状態にあり、第2のアキュムレー
タ36は作動ロッドを没入させてロール紙Pを所定長さ
蓄積する(図2等参照)。
【0030】一方、図2に示すようにロール紙Pの継ぎ
目の識別用テープTがセンサ38の直下に到達すると、
センサ38がテープTを検出する。そして、先ず、図3
に示すように、ニップ機構50が作動するとともに、ニ
ップ機構50の作動と同時あるいは後にカッタ機構60
も作動し、また、駆動軸33aが回転を停止する。すな
わち、ニップ機構50は、エアシリンダ52が伸長作動
し、ニップ材53,55間にロール紙Pを挟着して拘束
するとともに、駆動軸33aの回転がブレーキ機構等に
よって停止されて紙管90aへのロール紙Pの巻取が停
止され、また、ロール紙Pの巻取の停止(走行の停止)
と同時あるいは所定の時間経過後に、カッタ機構60が
エアシリンダ62を伸長作動させてロール紙Pを切断す
る。
【0031】この時、切断された後側のロール紙Pはニ
ップ機構50により挟着された部分で走行を停止する
が、ロール紙Pの張力をテンションピックアップローラ
31cにより検出し、これらテンションピックアップロ
ーラ31cの検出信号に基づきロール紙Pの張力が一定
となるように第1のアキュムレータ40を制御して印刷
装置2から送り出されるロール紙Pを第1のアキュムレ
ータ40に蓄積する。したがって、印刷装置2において
は支障無く印刷を行うことができ、印刷の連続性が確保
され、損紙も少なくできる。
【0032】続いて、図3に示すように、第2のアキュ
ムレータ36がエアシリンダ36aを伸長作動させて蓄
積したロール紙Pを放出し、送り機構97がロータリア
クチュエータ99により駆動ローラ97aを回転させて
第2のアキュムレータ36から放出されるロール紙Pを
送り出す。このため、ロール紙Pの走行方向前方側の切
断端はガイドローラ31間を経て駆動軸33bの紙管9
0b中心の側方へ垂下する。この状態において、図3等
に明らかなように、ロール紙Pが巻き取られた紙管90
aは駆動軸33aから取り外すことが可能である。
【0033】次に、送り機構97のローラ97a,97
bの回転数に対応した所定時間(ロール紙Pの切断端が
紙管90bの側方へ垂下するまでの時間と対応)が経過
した後、あるいは、ロール紙Pの切断端が紙管90bの
側方へ垂下したことがセンサ(図示せず)により検出さ
れると、図4に示すように、押付機構70はロータリア
クチュエータ73が作動してアーム71が図中時計方向
に揺動し、押さえローラ72がロール紙Pの切断端を駆
動軸33bの巻取管90bに押し付けて接着部に貼着す
る。そして、この後、駆動軸33bを少なくとも1回転
以上回転し、この駆動軸33bの回転でロール紙Pは端
部が巻取管90bの巻き付けられ、後続のロール紙Pが
駆動軸33bの巻取管90bに巻き取られ、また、図5
に示すように、スライド板82はセンサ89bにより規
定されるガイド部材81の中間位置へ移動する。
【0034】この後、巻取管90aのロール紙Pが取り
外されたことがフォトセンサ78a,78bにより検出
されると、図6に示すように、スライド板82はセンサ
89aにより規定される図中左側位置に移動する。この
ため、スライド板82等がロール紙Pの巻取の障害とな
ることがなく、ロール紙Pの巻径を大きくできる。そし
て、この状態で、駆動軸33aに巻取管90aを装着し
て巻取管90aへの巻取に備える。この後は、巻取管9
0bへのロール紙Pの継ぎ目テープTをセンサ38で検
出するか巻径が所定値に達した時には、駆動軸33bの
巻取管90bへのロール紙Pの巻取を終了し、また、駆
動軸33aの巻取管90aへのロール紙Pの巻取を開始
し、以下同様に、駆動軸33a,33bを交互に駆動し
てロール紙Pを連続して巻き取る。
【0035】上述したように、この実施例によれば、巻
取管90a,90bが着脱自在に装着される2本の駆動
軸33a,33bを並列配置し、これら駆動軸33a,
33bに至るロール紙Pの走行経路32に第1のアキュ
ムレータ40、ニップ機構50および第2のアキュムレ
ータ36を直列に配備するとともに、この第2のアキュ
ムレータ36と駆動軸33a,33bとの間に駆動軸3
3a,33b間を移動可能にスライド板82を設け、こ
のスライド板82に送り機構97、カッタ機構60およ
び押付機構70を設け、スライド板33を一方の駆動軸
33a,33b側に位置させた状態でニップ機構50に
よりロール紙Pを拘束するとともにカッタ機構60によ
りロール紙Pを切断した後、第2のアキュムレータ36
に蓄積されたロール紙Pを放出してロール紙Pの切断端
を送り機構97により一方の駆動軸33a,33bの巻
取管90a,90bに送り出し、このロール紙Pの切断
端を押付機構70により巻取管90a,90bに押し付
けて貼着するため、駆動軸33a,33bの切換がロー
ル紙Pへの印刷を停止させること無く簡単な構造で行
え、また、紙管90へのロール紙Pの巻径を大きくでき
るようになる。
【0036】なお、上述した実施例ではウェブとしてロ
ール紙Pを例示するが、樹脂のシートやフィルム、ま
た、布等にも適用できる。また、上述した実施例では、
ロール紙Pの継ぎ目にテープTを貼着し、このテープT
をセンサ38で検出するが、紙管90への巻径を検出
し、この巻径が所定になった場合に同様の操作を行うよ
うに構成することも可能である。
【0037】さらに、上述した実施例では、ロール紙P
の巻径に応じてスライド板82の位置を段階的に変える
が、ロール紙Pの巻径に応じてスライド板82の位置を
連続的に変更することもでき、スライド板82の位置を
連続的に変更することでロール紙Pを安定的に巻き取る
ことが可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のウ
ェブの巻取装置と請求項7記載の巻取方法によれば、1
の巻取軸の巻取管にウェブを巻き取っている状態で他の
1つの巻取軸の巻取管にウェブを巻き取る巻取軸の切換
に際しては、ウェブニップ機構によりウェブを拘束し、
ウェブニップ機構のウェブ走行方向前方側に供給される
ウェブを第1のアキュムレータに蓄積保持し、また、1
の巻取軸の巻取管に連なるウェブをカッタ機構により切
断し、この後に、第2のアキュムレータに蓄積されたウ
ェブをウェブ送り機構により送り出してウェブ切断端を
他の1の巻取軸の巻取管側方まで垂下させ、続いて、こ
のウェブ切断端を押付機構により巻取管外周に押し付け
て貼着させる。したがって、ウェブ切断端を移動させる
保持部材や巻取軸を移動させる機構を設ける必要が無
く、また、巻取軸へのウェブ最大巻径が押付機構の位置
等で制約を受けることも無く、装置の大型化や複雑化を
招くこと無く巻取軸に十分な量のウェブを巻き取ること
ができ、またさらに、ウェブの走行を停止させること無
く巻取軸を切り替えることができ、印刷等の前工程の作
業を効率的に行うことができる。
【0039】そして、請求項2記載のウェブ巻取軸の切
換装置によれば、第2のアキュムレータが複数の定置ロ
ーラに対して少なくとも1つの可動ローラをアクチュエ
ータにより接近、離間させることでウェブを蓄積するこ
とができるため、より小型化が図れる。また、請求項3
記載のウェブ巻取軸の切換装置によれば、各巻取軸の上
方に架設されたガイド部材に移動部材を摺動自在に支持
するとともに、この移動部材の両側にチェーンを止着
し、このチェーンをモータにより駆動して走行させるこ
とで移動部材が移動するため、移動部材の移動を簡単な
構造で、かつ、ウェブの巻取の支障となること無く行え
る。
【0040】さらに、請求項4記載のウェブ巻取軸の切
換装置によれば、移動部材に送りローラを設けるため、
第2のアキュムレータに蓄積されたウェブを確実に巻取
軸に送りだすことができ、巻取軸の切り換えに高い信頼
性が得られる。またさらに、請求項5記載のウェブ巻取
軸の切換装置によれば、ウェブの巻取径に応じて移動部
材の位置、すなわち、ウェブの巻取径に応じて移動部材
と巻取軸との間の距離を制御するため、ウェブを安定的
に巻き取ることができる。また、請求項6記載のウェブ
巻取軸の切換装置によれば、押付機構を押さえローラと
巻取管外周面との間にウェブの切断端を挟圧した状態で
前記巻取管を回転させてウェブ切断端を巻取管外周に巻
き付けるため、ウェブの端部を確実に巻取管に止着で
き、高い信頼性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるウェブ巻取軸の切
換装置を前工程の印刷装置を含めて示す模式図である。
【図2】同ウェブ巻取装置の要部正面図である。
【図3】同ウェブ巻取装置の図2に続く状態の要部正面
図である。
【図4】同ウェブ巻取装置の図3に続く状態の要部正面
図である。
【図5】同ウェブ巻取装置の図4に続く状態の要部正面
図である。
【図6】同ウェブ巻取装置の図5に続く状態の要部正面
図である。
【図7】同ウェブ巻取装置の一部を拡大した正面図であ
る。
【符号の説明】
2 印刷装置 3 ウェブ巻取装置 31b,31c テンションピックアップローラ 32 ロール紙走行路 33a,33b 駆動軸(巻取軸) 36 第2のアキュムレータ 38 センサ 40 第1のアキュムレータ 50 ニップ機構 60 カッタ機構 70 押付機構 71 アーム 72 押さえローラ(押さえ部材) 73 ロータリアクチュエータ 78a,78b,79a,79b フォトセンサ 80 切換機構 81 ガイド部材 82 スライド板(移動部材) 83 チェーン 88 モータ 89a,89b,89c センサ 90a,90b 紙管(巻取軸) 97 送り機構 P ロール紙(ウェブ) T 識別用テープ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の巻取軸を並列配置し、連続的に供
    給されるウェブを前記巻取軸に選択的に巻き取るウェブ
    巻取軸の切換装置において、 前記ウェブ巻取軸に着脱自在に装着され、外周部にウェ
    ブが貼着可能な接着部を有する巻取管と、 走行するウェブを蓄積保持可能な第1のアキュムレータ
    と、 該第1のアキュムレータのウェブ走行方向後方に設けら
    れ、巻取軸切替時にウェブを挟着して拘束するウェブニ
    ップ機構と、 該ウェブニップ機構のウェブ走行方向後方に設けられて
    ウェブを蓄積する第2のアキュムレータと、 前記ウェブ走行方向に前記第2のアキュムレータと前記
    ウェブ巻取軸との間で各ウェブ巻取軸間を移動可能に設
    けられた移動部材と、 該移動部材に設けられ、前記ウェブニップ機構から延び
    るウェブを切断するウェブ切断用のカッタ機構と、 前記移動部材に前記ウェブを挟圧可能に設けられた一対
    の送りローラを有し、前記第2のアキュムレータから放
    出されるウェブを送出するウェブ送り機構と、 前記移動部材に揺動自在に支持され前記ウェブ巻取軸の
    巻取管と係合する押さえ部材とを備え、前記ウェブ送り
    機構により送り出されたウェブ切断端を前記ウェブ巻取
    軸に装着された巻取管の接着部に前記押さえ部材により
    貼着することを特徴とするウェブ巻取軸の切換装置。
  2. 【請求項2】 前記第2のアキュムレータは、前記ウェ
    ブ走行方向に離間して配置されウェブが掛装される少な
    くとも2つの定置ローラと、これらの定置ローラ間のウ
    ェブが掛装する可動ローラと、該可動ローラを前記定置
    ローラに対して接近離間する方向に駆動するアクチュエ
    ータとを有する請求項1記載のウェブ巻取軸の切換装
    置。
  3. 【請求項3】 前記移動部材を前記複数の巻取軸の上方
    に架設されたガイド部材に摺動自在に支持するととも
    に、前記移動部材の両側部にチェーンの端部を止着し、
    該チェーンを少なくとも前記ガイド部材の両側に配置さ
    れたスプロケットおよびモータに設けられたスプロケッ
    トに掛装し、前記移動部材を前記モータにより駆動され
    るチェーンの走行で移動するようにした請求項1または
    請求項2記載のウェブ巻取軸の切換装置。
  4. 【請求項4】 前記移動部材に一対のガイドローラを前
    記一対の送りローラから前記ウェブ走行方向後方に離間
    して設け、該送りローラと前記ガイドローラとの間に前
    記カッタ機構を配置した請求項1乃至請求項3記載のウ
    ェブ巻取軸の切換装置。
  5. 【請求項5】 前記ウェブの巻取径を検出し、該ウェブ
    の巻取径に応じて前記移動部材の位置を制御するように
    した請求項1乃至請求項4記載のウェブ巻取軸の切換装
    置。
  6. 【請求項6】 前記押さえ部材は、支持アームに回転自
    在に支持された押さえローラを備え、該押さえローラと
    前記巻取管外周面との間に前記ウェブの切断端を挟圧し
    た状態で前記巻取管を回転させてウェブ切断端を巻取管
    外周に巻き付けるようにした請求項1乃至請求項5記載
    のウェブ巻取軸の切換装置。
  7. 【請求項7】 外周に接着部を有する巻取管が着脱自在
    に装着された2つの巻取軸を並列配置し、該巻取軸に至
    るウェブ走行経路に第1のアキュムレータ、ウェブニッ
    プ機構および第2のアキュムレータを走行方向直列に配
    置するとともに、該第2のアキュムレータのウェブ走行
    方向後方位置に前記2つの巻取軸を結ぶ方向に移動可能
    な移動部材を設け、該移動部材にウェブ送り機構、ウェ
    ブカッタ機構および押付機構を設け、連続的に供給され
    るウェブを前記巻取軸の巻取管に巻き取るウェブ巻取軸
    の切換方法であって、 前記移動部材を非巻取状態の巻取軸側に移動させた後
    に、前記ウェブニップ機構によりウェブを拘束して該ウ
    ェブの拘束時に供給されるウェブを前記第1のアキュム
    レータに蓄積するとともに、前記カッタ機構によりウェ
    ブを切断して前記第2のアキュムレータに蓄積されたウ
    ェブを前記ウェブ送り機構により送り出してウェブ切断
    端を非巻取状態の巻取軸の巻取管側方まで垂下させ、次
    いで、ウェブ切断端を前記押付機構により前記非巻取状
    態の巻取軸の巻取管の外周の接着部に押し付けて貼着さ
    せるようにしたことを特徴とするウェブ巻取軸の切換方
    法。
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