JPH05302B2 - - Google Patents

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JPH05302B2
JPH05302B2 JP25828184A JP25828184A JPH05302B2 JP H05302 B2 JPH05302 B2 JP H05302B2 JP 25828184 A JP25828184 A JP 25828184A JP 25828184 A JP25828184 A JP 25828184A JP H05302 B2 JPH05302 B2 JP H05302B2
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cut
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Mitsuo Yamamoto
Masatoshi Ando
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH05302B2 publication Critical patent/JPH05302B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗工機巻出部、オフセツト新聞輪転
機、その他巻ウエブ(布、フイルム、ラミネート
紙等)の連続供給を要する機械等に利用できるコ
イル紙用自動テープ仕立装置に関するものであ
る。
(従来技術) コイル紙用自動テープ仕立装置(ターレツト方
式アンワインダ)は、従来1〜2人、あるいはそ
れ以上の作業員による手作業で、巻出ロール用テ
ープ貼りを行なつていた。この巻出ロール用テー
プ貼りの作業の概要を、継紙要領を交えて説明す
ると、これはターレツト方式をもつオフマシンコ
ータの巻出機のように、コイル紙(巻出紙)を順
次、給紙(紙継)する必要があつた。その紙継を
行なうには、具合よく、先行紙に継承できる状態
に、事前にリード線(第17図、第18図のア)
を継続出来るように形成する必要がある。
第16図は、ターレツト方式の枠替瞬間の側面
図、第17図及び第18図は、枠替の事前作業の
説明図である。この型式ターレツトの巻出装置1
の場合、コイル紙支持アーム2の両端(A端)
(B端)に、コイルサーポート用チヤツク3の装
着金具が具備されており、又ガイドロール受け用
ブラケツト4があり、両端には、それぞれガイド
ロール5が装着され、必要に応じ走行紙をガイド
するようになつている。第16図は一連の枠替機
構の動作において、枠替をする瞬間を図示したも
ので、チヤツク3B側の旧コイル紙7に、同じく
A側の新コイル紙8のリード部9が紙継され、ナ
イフ10により切断されたところを示している。
その後今枠替した新コイル紙8の装着されたコ
イル紙支持アーム2は、矢印方向に回転上昇し、
走紙を継続して行なう。新コイル紙8は、通常ビ
ニールシート等に包装されたまま、支持アーム2
の水平状態で反走行紙側のA側チヤツク3に装着
され、1〜2人の作業員により金下敷、ナイフ等
を使用し、形状の1例として第17図に図示した
ジグザグ形状、または第18図に示す形状等に切
断し、要所を紙押えタブ12で留めた後、両面粘
着テープ11でリード端に合わせて貼る等全て手
作業でリード部9をつくりあげる。
旧コイル紙7が所定の径になると、B側駆動系
の演算器が検知し、新コイル紙8は約150゜反時
計方向に回転し、予め待機しているスプライスロ
ールに接近し、光電管信号にて第16図の形態で
止まる。なお、スプライス装置6は、枠替アーム
16、同回転支点14、同アーム移動用シリンダ
15、前記スプライスロール17、同加圧装置よ
り構成され、枠替えの際には、シリンダ15によ
り、スプライスロール17は巻出装置1側へ移動
している。
新コイル紙8がスプライスロール17に接近
後、旧コイル紙7がさらに小径になると、新コイ
ル8の表面速度は、ラインの速度まで加速同調さ
れ、新コイル紙表面に設けられているリード部9
が通過した直後に、加圧装置18にてスプライス
ロールを新コイル紙8側に押し付け、1回転後に
粘着テープ11を圧着させ、新コイル紙リードを
旧コイル紙走行部にもつていかせ、その直後旧コ
イル紙側をナイフ10にて切断し、枠替えを完了
する。
通常リード部9の形状は、塗工機の種類、坪
量、紙幅、走行速度によつて最適形状が取られ
る。即ち、枠替え同調時に空気の巻き込みを防
ぎ、リード部の先端を、いかにほぐれないように
するか、また枠替え直後、リード部が機械系にひ
つかからずに進められるか等種々工夫がなされて
おり、通常枠替えのタイミングが取りやすいよ
う、新コイル紙8の極力少ない円周表面を利用し
て、第17図及び第18図のように、くの状が山
状にリード部がつくられる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら前記従来装置では、オフマシンコ
ータ巻出部の枠替え作業そのものは自動化されて
いるが、巻出ロール用テープ貼り作業(仕立作
業)は自動化が難かしく、いかにして自動化する
かが課題であつた。そのため従来は、作業員1〜
2人が手作業で行なつており、塗工部、調液部を
含めた全ラインを自動化していくうえで大きなネ
ツクとなつていた。また回転物近くでの作業であ
つて、作業者に危険を伴うと共に、粘着テープの
貼付精度13を、0.5〓〜1〓で付ける必要があ
り、作業員の疲労が大きかつた。
本発明は、従来のテープ貼り作業の手作業での
問題点を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このため本発明は、搬入位置からスプライス用
テープ貼り部に搬送され、可逆回転可能に左右両
端をチヤツクで支持される新コイル紙、同新コイ
ル紙の正面に向けて前進後退可能であり、同コイ
ル紙に面する側が開口し、同上下の開口縁にゴム
板が装着されると共に、下方のゴム板が上方のも
のよりコイル紙側に突出し、かつ内部にコ状ガイ
ドを挿入した表層紙浮かし装置、前記コ状ガイド
を左右に貫通し、両端のねじ切りのない部分を摺
動可能で、かつねじ部分に螺装可能な一対の摺動
片を装着し、両端に前記ねじ切りのない部分を有
する回転するねじ棒、前記夫々の摺動片をねじ棒
のねじ部に押し付けて螺合させる押し部材、同一
方の摺動片を介して同ねじ棒の一方に取付けら
れ、前記新コイル紙に押し付けられて前記一方の
摺動片と共に選択的に逆サイド方向に摺動し、コ
イル紙の外装紙を切断する外装切りカツタ、前記
ねじ棒の他方に他方の摺動片を介して取付けら
れ、前記表層浮かし装置により浮かされた紙の〓
間に先端が入つて1枚切り出来る1枚切りカツ
タ、前記表層紙浮かし装置の反対側下方に配設さ
れ、切断された後繰り出されるコイル紙を吸引緊
張させるサクシヨンボツクス、同サクシヨンボツ
クスと対接され、全自動コンピユータの走行指令
により上下左右方向に移動して、前記緊張された
紙に対し保持されている粘着テープを繰り出して
コイル紙の切断端に貼着する自動粘着テープ貼り
装置とよりなるもので、これを間題点解決のため
の手段とするものである。
(作 用) 新コイルを搬入位置からスプライス用テープ貼
り部に搬送すると共に、左右両端を可逆回転可能
にチヤツクで支持する。次いで新コイル紙の前面
左右方向に配設されたコ状ガイドを左右に貫通し
た回転するねじ棒の一方のねじ切りのない部分
に、待機状態で装着されている摺動片を逆サイド
方向に摺動させることにより、外装切りカツタに
よりコイル紙の外装紙を切断する。次にねじ棒の
他方に装着された摺動片を介し、表層紙浮かし装
置により浮かされた紙1枚を1枚切りカツタによ
り切断する。次いで切断された後繰出されるコイ
ル紙をサクシヨンボツクスで吸引緊張させ、コイ
ル紙自動粘着テープ貼り装置にて全自動コンピユ
ータ制御により、両面粘着テープを貼着する。
(実施例) 以下図面の実施例について本発明を説明する
と、第1図〜第8図は本発明の1実施例としての
コイル紙用自動テープ仕立装置(ターレツト式ア
ンワインダ)の概要構成を示す。図において、ビ
ニール等にて包装された端面にマーキング20を
有する新コイル紙8は、クレーン等で懸吊され、
新コイル紙8の搬入位置97(第1図)の台車2
1上に載置され、同台車21でスプライス用テー
プ貼り部98へ自動搬送され、その搬送中に、光
電管等により径の自動演算が行なわれる。
定位置(台車21a)に来たら、リミツトスイ
ツチでテーブルセンターに止まり、どこまで上昇
するか、マグネツトテープ等でリフト23が判断
して上昇量を決め、新コイル紙8の両端は、チヤ
ツク24で装着される。チヤツク24は、円筒の
中に回転軸がついており、同回転軸は、シリンダ
25によるチヤツク24の出入の際にも、回転が
可能になるようスプラインを介してモータよりチ
エンで回転し、コアー26を通じて新コイル紙8
を正逆転するようになつている。台車21aは、
新コイル紙8装着後はリフト23により数10〓下
降し、待機する。
また第2図ロは1枚切りカツタ29、第2図ハ
は外装切り回転または固定カツタ28、第2図ニ
はカツタ29の刃先を紙の間隙へ入れる1枚切り
の拡大図である。外装紙の回転または固定カツタ
28(外装切りカツタ)、1枚切りカツタ29、
ねじ棒27、モータ30等は、両側の架台32上
に架設されている摺動板33の上部に設置され、
摺動板33は架台32の内部にて、モータ34を
介して回動するスプロケツト35にエンドレスに
嵌められ、水平移動するチエン36のアタツチメ
ントに固着されて架台32上を摺動する。また前
記部材も、この摺動に伴い矢印方向に移動できる
ようになつている。なお、コ状体表層紙浮かし装
置31は、シリンダ37、摺動板38により、摺
動板33とは別個に矢印方向に移動できる。
外装(ビニール含む)の切断は、前記マーキン
グ20位置を、機付モータを回動して水平位置に
セツトし、ライデングロール39で新コイル紙8
を押え、次にモータ34により、チエン36を介
して、摺動板33上に設置されている外装および
表層切断装置19中、外装切断用摺動板33を移
動し、光電管により新コイル紙8径近くで自動的
に止める。
ねじ棒27はコ字状ガイド42を左右に貫通す
ると共に、両端にねじ切りのない部分を有し、カ
ツプリング44を介してモータ30により正逆転
できるようになつており、同両端のねじ切りのな
い部分には、通常待機位置にある摺動片43,4
3が遊嵌されている。第2図ロ,ハはねじ棒27
のねじのない部分の近傍を図示したものである。
一方の摺動片43には回転カツタ28(固定刃
でも可)が固着してあり、他方の摺動片43には
1枚切りカツタ29が固着してある。また摺動片
43のねじ穴には雌ねじが形成されており、この
雌ねじは、待機位置にある摺動片43がシリンダ
41により摺動する押し金具40により押されて
逆サイド方向に摺動すると、ねじ棒27の雄ねじ
に螺入し、ねじ棒27の回転により、コ字状ガイ
ド42にガイドされて走行する。また回転カツタ
28には、押えロール45があり、摺動片43に
付帯する押付シリンダにて新コイル紙8の表層を
押し付け、同押えロール45により、一定の深さ
に外装紙を切断できるようになつている。
外装紙の切断を終えると、損紙はライデングロ
ール39によりガイドされながら機付モータで、
新コイル紙8を第1図イの矢印A47方向に1回
転させ、予め外装切断中に下降された全幅のベル
トコンベア46により排出されるようになつてい
る。
また前記外装紙切断後の最下層の1枚は、半切
れの場合もあり、それが正規の紙に巻込まれた場
合、枠替失敗の危険がある。そのような状態の紙
を完全に除くため、さらに新コイル紙8のマーキ
ング20をθ゜だけ回転後、コ状体表層紙浮かし装
置31を、シリンダ37の圧力を設定して新コイ
ル紙8の表面に押しつける。その時圧力を下げる
と、ゴムの弾性とつり合う所まで一寸戻る。
即ち、コ状体浮かし装置31は、第1図ロに図
示のように、コ状先端の上下にゴム板91が付着
しており、下端のゴム板の方がコイル紙側に突き
出ているため、先に新コイル紙8にゴム板91が
下→上の順で圧接する。その後シリンダ37圧を
下げてゴム板91の圧縮量をへらすと、表層の1
枚の紙が、第2図ニに示すように浮き上がる。そ
の間隙に、摺動片43に固着している1枚切りカ
ツタ29の刃先端が入るようになつており、押し
金具40を介し、シリンダ41にてねじ棒27に
前記のように螺入すると、コ状ガイド42にガイ
ドされて走行し、1枚切りができるようになつて
いる。
その際、回転カツタ28も同時にもとの待機位
置にもどされる。また1枚切り紙もライデングロ
ール39にガイドされ、新コイル紙8を第1図イ
の矢印A47に回転し、ベルトコンベア46によ
り排出される。排出された後、切断された紙端が
新コイル紙8の回転により動揺するので、端面の
マーキングをとらえて、適正な位置に止める。そ
の時点でも、ライデングロール39は、コイル紙
8を押えている。このように表層紙切り、1枚切
りが、1本のねじ棒27の回動により、回転カツ
タ28、1枚切りカツタ29のコンパクトな装置
で、確実に切断できるようになつている。
次に新コイル紙8を第1図イの矢印B48方向
に繰り出す時、サクシヨンボツクス51付レール
が径に応じた位置まで、リフターがリミツトスイ
ツチのセレクト等により上るようになつている。
その後紙が繰出され、光電管52が遮断された時
に停止し、紙がサクシヨン吸引により密着し、サ
クシヨン吸引させながら前記の光電管52が切れ
るまで少し巻上げ、紙のしわを取る。の時にはラ
イデングロール39が降りていると、コイル紙の
表層がゆるむので上げられており、また紙引き上
げ時、サクシヨンボツクス51の吸引面もY軸に
平行とする必要がある。
次に自動粘着テープ貼り装置53により緊張さ
れている紙に対し、両面粘着テープを貼る。この
自動粘着テープ貼り装置53はコンピユータ指示
によつて走行指令が出されるようになつている。
ここで自動粘着テープ貼り装置53を簡単に説明
すると、第5図イは両面粘着テープ貼り装置53
の平面図、第6図及び第7図は、第8図に示す共
有タブ部92に、抑え用ラベル用紙93を供給す
る装置94を示す裏面図である。また第5図イに
ある摺動レール55は、第1図及び第2図に示す
如く、Y方向に自動粘着テープ貼り装置53を動
かせるよう、摺動台63の上部に設けられたモー
タ等を有する。
また第2図に図示のように、カツプリング5
9、ねじ棒60を介しモータ58にて摺動台63
がX方向に移動するので、自動粘着テープ貼り装
置53はX方向、Y方向に移動でき、しかも粘着
テープ56の繰出しが、走行方向と平行になる様
に回転装置95があり、第8図に示すように自動
粘着テープ貼り装置53を→θ=tan-1(y/x)だ け回転するよう、コンピユータで演算し、θ1,θ2
と、つぎつぎ角度をもたせながら、両面粘着テー
プ56を貼り着けていく。
次に、粘着テープ11の貼り終えた新コイル紙
8は切断動作に入るが、実施例として、CO2レー
ザ切断機、機械的切断機がある。
第4図ロに於いて、CO2レーザはCO2分子の振
動回転エネルギーを利用するもので、CO2レーザ
装置99、シヤツタ100、ビームベンダ10
1、レンズ102、補助ガス入口(過熱防止、切
断能力アツプ等)103、焦点104で、第8図
に示すテール端の1例のように、CO2レーザ切断
機71で、切断線69に沿つて切断する。
この時X方向の摺動台63は、自動粘着テープ
貼り装置53と共同使用し、Y方向は、サクシヨ
ンボツクス51と平行距離を変えず、焦点104
を合せ、粘着テープ11との間隙96(0.5〜1.0
mm)の精度で切断し、用紙を共用するラベル(タ
ブ)93貼付けの突起92も要求によつてはつく
り、コンピユータにX、Y方向の制御をさせるよ
うになつている。
次に機機的切断について説明すると、第10図
に示したように、サクシヨンボツクス51に予め
切断線に沿う弾性体(例えば木材、ゴム、プラス
チツク等)106を埋め込んでおき、コンピユー
タの指令により、回転刃107または固定刃10
8を弾性体106に押し付けて、新コイル紙8の
リード部を形成する。なお、刃を切断線69に沿
わせる方法は、前出の粘着テープ貼り装置53の
走行方向の制御法(x、y、θ)と同機構で可能
である。
切断後、光電管等により切断紙の共有タブ部凸
起片92または切断線69のタブ貼り相当位置
を、シリコン面65塗着ゾーンまで少し巻上げ、
自動粘着テープ貼り装置53の裏面に設置されて
いるラベル用紙供給装置94(第6図)を、コン
ピユータで制御し、ラベル用紙93が貼着でき
る。
サクシヨンボツクス51の一部の面に、シリコ
ン面65を設けているのは、ラベル用紙93が、
サクシヨンボツクス面に付着しないようにするた
めである。またリード部9が自動的に形成される
と、剥離しやすいようシリコンゴム被覆をもつた
ライデイングロール39の押付ニツプを通過す
る。その際ラベル用紙93の貼着面は、新コイル
紙8に圧着され、リード端部が完成される。次
に、サクシヨンボツクス51付レールを降ろし、
リフト23が上昇してチヤツク24を抜き取り、
台車21a上に新コイル紙8を載置し、リフト2
3を下降させ、ターレツト巻出装置1方向へ、自
動搬送ができるようになつている。
またレーザ切断後の損紙の排出装置67があ
り、同排出装置67のホツパ68は常時は開いて
おり、シリンダにより排紙の時は閉じるように作
動するリング機構の圧縮機(図示せず)がある。
損紙はゴムベルトに挟まれ、次の受け渡しのベル
トとの速度差で圧縮されながら折り重ねられ、排
出ベルト70により、ホツパ68へ送り込まれ
る。
次に以上の如く構成された実施例について作用
を説明すると、ビニール等にて包装された端面に
マーキング20を有する新コイル紙8を、クレー
ン等で懸吊し、搬入位置97の台車21上に載置
する。台車21は、径の自動演算を行ないなが
ら、新コイル紙8をスプライス用テール貼り部9
8へ自動搬送する。定位置(台車21a位置)に
来ると、テーブルセンターにリミツトスイツチに
より止まり、リフト23がマグネツトテープ等で
上昇量を判断して上昇し、新コイル紙8をチヤツ
ク24により装着し、リフト23は数10mm下降し
て待機する。
先ず最初の外装(ビニール含む)の切断は、前
記の新コイル紙8のマーキング20を、機付モー
タを回動して水平位置にセツトし、ライデングロ
ール39で新コイル紙8を押え、モータ34によ
りチエン36を介して摺動板33上に設置されて
いる。外装および表層切断装置19等を、光電管
により新コイル紙8の径近くで自動的に止める。
外装紙の切断は、前記のように回転カツタ(固
定刃でも可)28で行ない、摺動片43に付帯す
る押付シリンダが、押えロール45にて新コイル
紙8の表層を押し付け、マーキング位置20よ
り、一連動作により一定の深さに外装紙上を走行
し切断する。外装紙の切断を終えると、損紙はラ
イデングロール39によりガイドされながら機付
モータで新コイル紙8を矢印A47方向に1回転
させ、予め外装切断中に下降された幅のベルコン
ベア46により排出する。
ここで、損紙の最下層の1枚は半切れの場合も
あり、それが正規の紙に巻込まれた場合、枠替失
敗の危険があり、その対応のため新コイル紙8の
マーキング20をθ゜50だけ回転し、コ状体表層紙
浮かし装置31により、前記のように表層の1枚
の紙を第2図ニに示すように浮き上がらせ、その
間隙に1枚切りカツタ29の刃先端が入つて走行
し、1枚を確実に切断する。また1枚切りの紙
も、ライデングロール39にガイドされ、新コイ
ル紙88を矢印A47に回転し、ベルトコンベア
46にて排出する。排出された後、切断された紙
端が動揺するので、端面のマーキング20をとら
えて、適正な位置に止める。
次に新コイル紙8を矢印B48方向に繰出す
時、サクシヨンボツクス51付レールが、径に応
じた位置まで、リフターがリミツトスイツチのセ
レクト等で上り、紙が繰出され、前記のように光
電管を使用して、張引により紙のしわを取り、サ
クシヨンボツクス51面に新コイル紙を吸引緊張
させ、コイル紙自動粘着テープ貼り装置53にて
全自動コンピユータ制御により、両面粘着テープ
56を貼着する。
粘着テープ貼付後の切断は、前記のCO2レーザ
装置99をコンピユータ指令により走らせるか、
又は切断線69(第8図)と同形状にサクシヨン
ボツクス90面にはめ込まれた弾性体106(第
10図)に沿つて、回転刃107(第12図)
か、固定刃108(第13図)を粘着テープの走
行方向の類似の機構で制御しながら切断する。
切断後は、光電管等により切断紙の共有タブ
部、凸起片92を、シリコン面65塗着ゾーンま
で少し巻上げ、自動粘着テープ貼り装置53の裏
面に設置されているラベル用紙供給装置94を、
コンピユータで制御してラベル用紙93を貼着す
る。
またラベル用紙93が付着しないようにするた
め、サクシヨンボツクス51の一部の面に、シリ
コン面65を設けており、リード部9が自動的に
形成されると、剥離しやすいようシリコンゴムの
被覆のライデングロール39により、ラベル用紙
93の粘着面は新コイル紙8に圧着され、リード
端部が完成する。次に、サクシヨンボツクス51
付レールを降ろし、リフト23が上昇してチヤツ
ク24を抜き取り、台車21a上に新コイル紙8
を載置し、リフト23を下降させ、ターレツト巻
出装置1方向へ自動搬送する。
なお、レーザその他による切断後の損紙の排出
装置67における常時開いているホツパ68は、
排紙の時は閉じ、シリンダにより作動するリング
機構の圧縮機(図示せず)によりゴムベルトに挟
まれて圧縮されながら集められ、排出ベルト70
によりホツパ68へ送られる。
第15図は床下堀込みが充分深く堀込める場合
に用いる他の実施例を示す。前述の実施例は両面
粘着テープ貼り、レーザ切断を床すれすれの位置
で行なう例であつたが、この実施例は、床下堀込
みが深くできる場合の例であり、サクシヨンボツ
クス90両面粘着テープ貼り、レーザ切断が、床
面下で行なわれ、サクシヨンボツクス51付レー
ルがレールと分離され、専用のサクシヨンボツク
ス90になつている他は、前述の実施例と同じで
ある。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されてい
るので、テープ仕立が自動化され、省人、省力化
が可能であり、かつ正確なリピート性により枠替
成功率がアツプされ、生産のためのコスト低減が
大きい。またコンピユータ制御であるので、イン
プツト替え、または呼出しによる各種のテール及
び仕様に応じ、対応が可能となる。また市販の両
面粘着テープおよび市販のタブ用ラベル紙を使用
することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本発明の実施例を示すコイル紙用自
動テープ仕立装置の側面図、第1図ロはイにおけ
る要部の詳細図、第2図イは同斜視図、第2図
ロ,ハ,ニは夫々イにおける要部の詳細図、第3
図は同外装および表層切断装置の平面図、第4図
イは同正面図、第4図ロはイのB〜B断面図、第
5図イは同粘着テープ貼り装置の平面図、第5図
ロは第5図イのC矢視図、第6図は同粘着テープ
貼り装置裏面のラベル用紙供給装置の正面図、第
7図は同側面図、第8図は紙切断要領を示す説明
図、第9図は角度θ1を示す説明図、第10図は第
8図と異なる紙切断要領を示す説明図、第11図
は第10図の弾性体切断回転刃の正面図、第12
図は同側面、第13図は同回転刃に代わる固定刃
の斜視図、第14図はスプライス用自動テープ貼
り装置のコンピユータ制御系統図、第15図は本
発明の他の実施例を示す側面図、第16図は従来
のターレツト方式によるコイル紙用自動テープ仕
立装置の側面図、第17図及び第18図は夫々従
来の枠替の事前作業の説明図である。 主要部分の説明、8……新コイル紙、11……
粘着テープ、21,21a……台車、24……チ
ヤツク、26……コアー、27……ねじ棒、28
……回転カツタ(外装切りカツタ)、29……1
枚切りカツタ、30……モータ、31……表層紙
浮かし装置、51……サクシヨンボツクス、53
……自動粘着テープ貼り装置、56……両面粘着
テープ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 搬入位置からスプライス用テープ貼り部に搬
    送され、可逆回転可能に左右両端をチヤツクで支
    持される新コイル紙、同新コイル紙の正面に向け
    て前進後退可能であり、同コイル紙に面する側が
    開口し、同上下の開口縁にゴム板が装着されると
    共に、下方のゴム板が上方のものよりコイル紙側
    に突出し、かつ内部にコ状ガイドを挿入した表層
    紙浮かし装置、前記コ状ガイドを左右に貫通し、
    両端のねじ切りのない部分を摺動可能で、かつね
    じ部分に螺装可能な一対の摺動片を装着し、両端
    に前記ねじ切りのない部分を有する回転するねじ
    棒、前記夫々の摺動片をねじ棒のねじ部に押し付
    けて螺合させる押し部材、同一方の摺動片を介し
    て同ねじ棒の一方に取付けられ、前記新コイル紙
    に押し付けられて前記一方の摺動片と共に選択的
    に逆サイド方向に摺動し、コイル紙の外装紙を切
    断する外装切りカツタ、前記ねじ棒の他方に他方
    の摺動片を介して取付けられ、前記表層浮かし装
    置により浮かされた紙の〓間に先端が入つて1枚
    切り出来る1枚切りカツタ、前記表層紙浮かし装
    置の反対側下方に配設され、切断された後繰り出
    されるコイル紙を吸引緊張させるサクシヨンボツ
    クス、同サクシヨンボツクスと対接され、全自動
    コンピユータの走行指令により上下左右方向に移
    動して、前記緊張された紙に対し保持されている
    粘着テープを繰り出してコイル紙の切断端に貼着
    する自動粘着テープ貼り装置とよりなることを特
    徴とするコイル紙用自動テープ仕立装置。
JP25828184A 1984-12-06 1984-12-06 コイル紙用自動テ−プ仕立装置 Granted JPS61136851A (ja)

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