JP2555444B2 - 巻取紙の端末処理装置 - Google Patents
巻取紙の端末処理装置Info
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Description
トされる巻取紙に予め紙継ぎのための端末処理を行なう
端末処理装置に関するものである。
巻終わり端にタブを貼付けて紙が巻戻されるのを防止し
ている。このような巻取紙をそのままの状態で輪転機の
給紙部にセットすると自動的に紙継ぎすることができな
いため、通常、タブを頂点として巻取紙の先端部を逆三
角形に切断し、その切断縁に沿って接着剤層を設けるよ
うにしている。
えば特開昭61−12561号公報において周知である。
は、台車から取り出した巻取紙の外周一巻目の紙を幅方
向に切断するために、巻取紙を巻締め方向に回転させる
必要があること、また巻取紙の端末部を斜めに切断する
場合に、切目形成装置を支持するガイドレールを巻取紙
の軸芯に対して左45゜および右45゜に傾斜させる必要が
あるため、端末処理に非常に手間がかかるという不都合
がある。
レールを回転させるための装置を設ける必要があるた
め、装置が大型化する不都合もある。
端末部をきわめて短時間に端末処理することができる簡
単な構成の端末処理装置を提供することを技術的課題と
している。
巻取紙搬送装置の搬送経路上において、巻取紙の中心部
を回転自在に支持して搬送装置の搬送路から巻取紙を取
り出す取出し装置と、その取出し装置によって取り出さ
れた巻取紙を回転させる回転装置と、上記取出し装置に
よって支持された巻取紙の外周側部に対して移動自在に
設けられた支持枠と、その支持枠の前側上部に回転自在
に支持された押えローラと、その押えローラの下方に設
けられたカッターを巻取紙の半径方向と軸方向に移動さ
せて巻取紙の外周の数巻の損紙を幅方向に切断するカッ
ター装置と、巻取紙の回転によって巻取紙から下方に送
り出される上記損紙を吸着してさらに下方に搬送するサ
クションコンベヤ装置と、このサクションコンベヤ装置
の搬出端から送り出される損紙を挾持可能なニップロー
ラと、損紙と共に前記サクションコンベヤ装置とニップ
ローラ間に送り出された巻取紙の端末部中央に抜孔を形
成する抜孔形成装置と、その抜孔形成装置の作動により
形成された抜孔の上辺部にタブの上部を貼付けるタブ貼
付装置と前記ニップローラとサクションコンベヤ装置と
の間において巻取紙の軸方向に移動自在に設けられた一
対のナイフを巻取紙の端末部の巻取り時にその端末部の
両側から内方向に移動させて上記端末部を斜めに切断す
るVカット装置と、上記ナイフと共に移動して端末部の
切断線に沿って粘着剤を塗布する塗布装置とから成る構
成を採用したのである。
装置によって搬送路から巻取紙が取り出されると、その
巻取紙に向けて支持枠が移動し、次に、カッター装置が
作動して巻取紙の外周の数巻の損紙を幅方向に切断す
る。上記損紙は巻取紙の回転によって送り出されると共
に、サクションコンベヤによって吸着搬送される。この
とき、損紙と共に巻取紙の端末が同時に引き出され、そ
の端末部がニップローラによって挾持されると、抜孔形
成装置が作動して上記端末部に抜孔を形成し、次にタブ
貼付装置が作動して抜孔の上辺部にタブの上部を貼付け
る。
取られ、その巻取り時にVカット装置のナイフが端末部
の両側から内向きに移動して上記端末部を斜めに切断
し、上記端末のタブが押えローラの下方を通過すると
き、その押えローラでタブを巻取紙の外周に貼付ける。
また、Vカットナイフと共に移動する粘着剤塗布装置が
端末部切断線に沿って粘着剤を塗布する。
る。
第1の実施例を示す。図示のように、巻取紙Aは、搬送
装置としての台車1上に載置されて一方向に搬送され
る。
ように、巻取紙検出用のセンサーPH1が設けられ、その
センサーPH1が巻取紙Aを検出すると、台車1は停止す
る。
2が設けられ、その指示枠2の一対の支柱3間に上記台
車1上から巻取紙Aを取り出す取出し装置10が設けられ
ている。
上部支柱3の下部に両端部が回転自在に支持された回転
軸11を有し、その回転軸11の外側に一対のアーム12の後
端部に設けた半筒状ガイド筒13をスライド自在に嵌合
し、上記回転軸11の外周に設けた軸方向のガイド溝14に
ガイド筒13の内側に設けた突部15を挿入してガイド筒13
と回転軸11とを相対的に回り止めし、かつガイド筒13が
回転軸11の外径方向に抜け出すのを防止している。
16を取付け、そのシリンダ16のピストンロッド17を上記
ガイド筒13に連結してシリンダ16の作動によって一対の
アーム12をスライドさせるようにしている。
の後端部を固定し、そのシリンダアーム18の先端部にピ
ン19を介して軸回転用シリンダ20を連結し、そのシリン
ダ20のピストンロッド21を前記支持枠2の接地板4に連
結し、上記シリンダ20の作動によって回転軸11と共にア
ーム12を回転させるようにしてある。このアーム12の回
転角度は、回転軸11の外端部に設けたエンコーダ22によ
って検出される。
在に支持し、そのコア軸23の内端部に巻取紙Aの中心孔
Bに対して挿入可能なテーパ状のコア24を取付けてあ
る。このコア24は巻取紙Aを支持する場合に、その巻取
紙Aの中心孔Bに挿入される。その挿入による位置合わ
せのため、コア軸23の中心孔を通して巻取紙Aの中心孔
Bを検出するセンサーPH2がコア軸23の外端部に設けら
れている。そのセンサーPH2が中心孔Bを検出すると、
前記シリンダ20が停止する。
ア24の回転によって回動される。その回転装置としての
モータ25がアーム12の先端部に支持され、そのモータ25
で回転させるコア24の回転角は、一方のアーム12の先端
部外側に設けたエンコーダ26によって検出される。
交差方向に長い一対のガイドレール6が取付けられ、そ
のガイドレール6に沿って仕立装置30がスライド自在に
支持される。
サイドフレーム32の上側前後に取付けた車輪33が前記ガ
イドレール6でスライド自在に支持されている。また、
サイドフレーム32の上部間には駆動軸34が渡され、その
駆動軸34の両端部に設けたピニオン35は、ガイドレール
6の下面に取付けたラック7と噛合している。
のモータの駆動によって支持枠31がガイドレール6に沿
って移動される。
プレート32の上部間には第1レール36が渡され、その第
1レール36に沿って移動自在に支持された第1移動台37
は、第1レール36に平行に配置した第1ねじ軸38とねじ
係合し、この第1ねじ軸38を図示省略したモータによっ
て回転させることにより、第1移動台37がレール36に沿
って移動する。
の支持片39が取付けられ、その支持片39間に渡したピン
40に一対のアーム41の一端を固定し、そのアーム41の先
端部でメジャーリングホイール42が回転可能に支持され
ている。また、ピン40の一端部には、第3図に示すよう
に、レバー43が取付けられ、そのレバー43の揺動駆動用
のシリンダ44が第1移動台37で支持されている。このた
め、シリンダ44の作動によってピン40を中心にメジャー
リングホイール42が揺動し、巻取紙側に向けて揺動させ
たとき、上記ホイール42は、支持枠31の前方に一部が突
出する。このメジャーリングホイール42は、巻取紙Aと
の接触により回転し、その回転量から巻取紙Aの繰り出
し長さが計測される。
配置され、その押えローラ45の両端部を支持するアーム
46の上端部にピン47が固定され、このピン47がサイドフ
レーム32で支持されている。また、ピン47のサイドフレ
ーム32を貫通して外側方に臨む端部には、レバー48が取
付けられ、そのレバー48の揺動用シリンダ49がサイドフ
レーム32に支持されている。
に押えローラ45が揺動し、巻取紙Aに向けての揺動時
に、サイドフレーム32の前縁から一部が前方に突出す
る。この押えローラ45は、支持枠31を巻取紙Aに向けて
移動させたとき、巻取紙Aに対する当接により押し込ま
れて後方に揺動し、その揺動時に、図示省略した支持枠
移動停止用スイッチを作動させるようになっている。
第2レール50が平行に渡され、その第2レール50に沿っ
て移動自在に支持された第2移動台51は、第2レール50
に平行に配置した第2ねじ軸52とねじ係合している。こ
のため、図示省略したモータの駆動により第2ねじ軸52
を回転させることにより、第2移動台51が第2レール50
に沿って移動する。
(以下、損紙という)を巻取紙軸方向に切断する損紙カ
ッター装置53が支持されている。
うに、第2移動台51の下面に取付けた一対の平行アーム
54の先端部にカッター支持枠55を取付け、第2移動台51
の下面には一対の平行アーム54のうち、一方のアーム54
を揺動させるシリンダ56を取付け、そのシリンダ56の作
動によって、カッター支持枠55を巻取紙Aの外径面に対
して移動させるようにしている。また、カッター支持枠
55には、ヘッドプーリ57、案内プーリ58およびテールプ
ーリ59を回転可能に取付け、その各プーリ57、58、59間
にエンドレスのベルト60をかけ渡し、ヘッドプーリ57と
案内プーリ58間に形成された直線走行部61をカッター支
持枠55の巻取紙Aに対する対向面より前方に配置してあ
る。
したフォーク62を、その前面が直線走行部61より前方に
位置するように配置してフォーク後端に設けた突片63を
カッター支持枠55で支持し、そのフォーク62の背面とカ
ッター支持枠55の前面間にペーパ侵入部64を形成してあ
る。
溝65に一部を嵌合した円形のカッター66を前記テールプ
ーリ59のプーリ軸に非回転に取付けてある。
ラ45が当接する状態において、シリンダ56の作動により
カッター支持枠55を前進してベルト60の直線走行部61を
巻取紙Aの端部外径面に当接すると、フォーク62の先端
が巻取紙Aの端面外周部に対向する。そこで、第2ねじ
軸52を回動して第2移動台51を第2レール50に沿って移
動させることにより、フォーク62は巻取紙Aの端面に突
き刺ると共に、巻取紙Aと直線走行部61との接触により
ベルト60が移動してカッター66が回転し、前記フォーク
62で抄い取られた数巻の損紙が、カッター66で幅方向に
切断される。
に、巻取紙Aの回転により、その巻取紙Aの外周から送
り出される損紙をさらに下方に排出するサクションコン
ベヤ装置67が配置されている。
示すように、一対のサイドプレート32間に渡したサクシ
ョンボックス68と、そのボックス68の前側下部に配置さ
れ、モータによって回動されるベルトローラ69とを有
し、そのベルトローラ69とサクションボックス68のまわ
りに孔あきのベルト70を複列にかけ渡してある。また、
サクションボックス68の巻取紙Aに対する背面には、各
ベルト70と対向する部分に吸引孔71を設けてある。
与することにより、吸引孔71を介して、ベルト70の孔に
吸引力を付与することができる。このため、巻取紙Aの
回転によってサクションボックス68の背面側に損紙を送
り出すことにより、その損紙に吸引力が付与され、ベル
ト70の移動によって、損紙をさらに下方に送り出すこと
ができる。
ックス68の背面側に向けて移動するように、ベルトロー
ラ69の前側下部にエア噴射パイプ72を配置し、そのパイ
プ72から前記押えローラ45と巻取紙Aの接触部間に向け
てエアを噴射するようにしている。
ンボックス68の背面から下方に送り出される損紙を挟持
してさらに下方に送り出す一対のニップローラ73、74が
設けられている。
ラ73は定位置に配置されて図示省略したモータで駆動さ
れ、他方のニップローラ74は、ニップローラ73に対して
移動可能に支持され、シリンダ等によって移動される。
ラ73、74から送り出される損紙の巻取装置75が配置され
ている。
31の各サイドフレーム32の下部にピン76を介して後部が
揺動可能に支持された一対のアーム77間にステー78が渡
されている。このアーム77の先端にはワイヤ79が接続さ
れ、そのワイヤ79の巻取りドラム80にモータ81を接続
し、上記巻取りドラム80の回転によりアーム77を揺動さ
せるようにしてある。
ル82に沿って移動可能に支持された一対のチャック支持
板83、83うち、一方のチャック支持板83はねじ軸84とね
じ係合し、他方のチャック支持板83はねじ軸85とねじ係
合している。一対のねじ軸84、85は同軸上に配置され、
アーム77に支持されたモータ86、87により単独に駆動さ
れる。チャック支持板83のそれぞれには、エアチャック
88が回動可能に支持されている。
その開閉片89の内面に取付けたL字形挟持片90は、他方
の開閉片89と対向している。
逆に閉鎖する。したがって、一対の挟持片90間に損紙の
側縁部を位置させて開閉片89を開放することにより、一
対の挟持片90で損紙を挟持することができる。
チャック支持板83の先端部に支持された回転可能な駆動
ギヤ92との間にタイミングベルト93が渡されている。
プライン軸94の外側に嵌合されて軸方向に移動可能に、
かつ非回転に支持されている。
95を駆動してスプライン軸94を回転させることにより、
エアチャック88が回転する。
る状態において、スプライン軸94の回転によりエアチャ
ック88を回転させることにより、一対の挟持片90で損紙
をロール状に巻取ることができる。
うに、第3レール96が配置され、その第3レール96の両
端部は、一対のサイドフレーム32で支持されている。
移動台97は、第3レール96に平行に配置した第3ねじ軸
98とねじ係合し、その第3ねじ軸98を図示省略したモー
タの駆動によって回動させることにより、第3レール96
に沿って第3移動台97が移動する。
ンダ99と、そのシリンダ99の作動により移動されるカッ
ター支持台100とが支持されている。カッタ支持台100は
前記サクションボックス68の背面からニップローラ73、
74に至る損紙に対して移動自在に支持され、そのカッタ
ー支持台100上に円形のカッター101が支持されている。
Aの先端部の幅方向中央部に所定長さの切断線を形成す
るためのものであり、上記切断線の形成に際して、カッ
ター支持台100を前方に移動させた状態で第3移動台97
をレール96に沿って移動させる。
ル支持板102が配置され、そのレール支持板102の両端部
は、一対のサイドフレーム32で支持されている。
2間に渡る一対の第4レール103が支持され、その第4レ
ール103に沿って一対の第4移動台104が移動自在に支持
されている(第12図参照)。
軸105、105はサイドフレーム32によって回動可能に支持
され、図示省略したモータによって個々に回動される。
この各第4ねじ軸105は、一対の第4移動台104の一方に
ねじ係合しており、その第4ねじ軸105の回転により第
4移動台104が第4レール103に沿って移動される。
ラケット106が取付けられ、そのブラケット106にVカッ
ト装置としてのナイフ107が斜めに取付けられている。
このナイフ107は、前記サクションボックス68の背面下
方に配置され、そのナイフ107をサクションボックス68
から下方に延びる巻取紙Aの端末部両側方に配置した状
態から第4移動台104をレール103の中央部に向けて移動
させ、同時に巻取紙Aの端末部を巻取ることにより、そ
の端末をVカットすることができる。
た端末部の斜辺に沿って粘着剤を塗布する塗布装置108
が配置されている。
ル109を取付け、そのノズル109から接着剤を吹付けるよ
うにしているが、巻取紙Aの端末部に対して塗布ヘッド
を移動可能に設け、その塗布ヘッドを端末部に接触さ
せ、その接触によって端末部に接着剤を塗布するように
してもよい。
布するようにする。
図に示すように、サイドフレーム32間に亘る一対の第5
レール110が取付けられ、その第5レール110に沿ってア
ーム支持台111が移動自在に設けられている。このアー
ム支持台111は、サイドフレーム32間に亘る第5ねじ軸1
12とねじ係合し、その第5ねじ軸112を図示省略したモ
ータで回転させることにより、アーム支持台111が移動
する。
ている。このスプライン軸113の両端部はサイドフレー
ム32で支持され、図示省略したモータの駆動により回動
される。このスプライン軸113の外側に嵌合したベベル
ギヤ114は、スプライン軸113に対して非回転に、かつ軸
方向に移動可能に支持され、アーム支持台111によって
回転可能に支持されている。
ヤ114が回転し、その回転は、そのギヤ114に噛合するベ
ベルギヤ115を介してアーム支持軸116に伝達される。
によって回転可能に支持されている。
のアーム117の先端に設けた支持板118にタブ貼付装置を
形成するタブ吸着用シリンダ119と、抜孔形成装置を形
成するシリンダ120とが支持されている。
吸引孔を有するタブ吸着板122が取付けられている。ま
た、抜孔形成用シリンダ120のピストンロッドにコの字
形の刃板123が取付けられている。これらのシリンダ11
9、120は、前記スプライン軸113の回転によって、90゜
向きが変更され、その一方の向きにおいて、タブ吸着板
122およびコの字形刃板123がサイドフレーム32の一方に
対向し、他方の向きにおいて、前記サクションボックス
68から垂れ下がる巻取紙Aの端末部と対向する。
ム32には、第14図に示すように、タブ吸着板122が通過
可能な窓124が形成され、その窓124の外側にタブ繰り出
し装置125が配置されている。
支持する支持軸126と、モータ127により回動されてタブ
テープTを巻取る巻取軸128とを備え、上記支持軸126か
ら巻取軸128に至るテープ移送路に、複数の案内ローラ1
29とタブテープTを急角度に折曲げる折曲げガイド130
とを配置し、この折曲げガイド130をシリンダ131によっ
てテープの移動方向に移動させるようにしている。
を施し、その離型処理面に粘着剤層を裏面に有するタブ
bを等間隔に貼付してある。このため、巻取軸128でタ
ブテープTを巻取ることにより、折曲げガイドaはタブ
テープbの移動方向に対して反対側に移動し、そのガイ
ド130の移動により、支持体aからタブbが剥離され
る。
bにタブ吸着板122と当接してタブbを吸着し、それよ
り巻取軸128でタブテープTを巻取ることにより、支持
体aから剥離されたタブbをタブ吸着板122で吸着保持
することができる。
り、次にその作用を説明する。
の側方位置まで搬送され、第1図に示すセンサーPH1が
巻取紙Aを検出すると、台車1が停止する。このとき、
台車1は、図示省略した制御装置の作動によって、巻取
紙Aが一対のアーム12間に望む状態で停止され、その停
止後、シリンダ20が作動し、回転軸11と共に一対のアー
ム12を下向きに回動させる。
心孔Bを検出すると、シリンダ20が停止する。アーム12
の停止後、一対のシリンダ16が作動してアーム12のそれ
ぞれを内方向に移動させる。
心紙Bに向けて移動し、そのコア24が中心Bに挿入する
と、シリンダ16が停止し、その停止後、第2図に示すシ
リンダ20が作動して回転軸11を上記と逆方向に回動させ
る。
記巻取紙Aが第1図の実線で示すように、回転軸11の上
方まで持ち上げられると、シリンダ20が停止する。
移動され、押えローラ45が巻取紙Aの外周に当接する。
それよりさらに支持枠31が移動すると、押えローラ45が
ピン47を中心に後方に揺動し、その揺動によって図示省
略した停止用スイッチが作動し、支持枠31が停止する。
ル42は巻取紙Aの外径面に当接する状態に保持される。
ダ56の作動により、カッタ支持枠55が巻取紙Aの外径面
に向けて移動し、その巻取紙Aにベルト60の直線走行部
61が当接して停止すると、第2ねじ軸52が回転し、カッ
ター支持枠55を巻取紙Aの一端面から他端面に向けて移
動させる。
66により第15図に示すように、幅方向に切断される。
(C)は切断線を示す。
図の矢印方向に回転され、同時に、エア噴射パイプ72か
らエアが噴射される。
ように繰り出されてサクションコンベヤ装置67の背部に
送り出され、同時にメジャーリングホイール42の回転に
よって送り出し長さが計測される。
プローラ73、74間に送り込まれ、巻取装置75の一対のエ
アチャック88間より下方に送り込まれる。その損紙d
が、エアチャック88の下方に所定長さ送り出されると、
モータ25が停止する。
回転により、一対のエアチャック88が損紙dの両側部に
向けて移動する。そのエアチャック88の一対の挾持片90
間に損紙dの両側部が臨むと、ねじ軸84、85は停止し、
同時にエアチャック88が作動して一対の挾持片90が損紙
dを挾持する。その挾持後、モータ25の駆動により、巻
取紙Aが前記と同様に損紙dを繰出す方向に回転され、
同時に、巻取装置75のアーム77がピン76を中心に下方向
に揺動する。
第17図に示すように損紙dを巻取り、一定量巻取るとエ
アチャック88およびモータ25が停止する。
3移動台97が損紙dの幅方向中央部まで送られて停止し
ている。また、タブ吸着板122は、タブ繰り出し装置125
から繰り出されたタブbを吸着し、その吸着状態におい
て、第5ねじ軸112の回転により、損紙dの幅方向中央
部と対向する位置まで移動されている。
ンダ99の作動により、カッター支持台100が前進し、カ
ッター101が損紙dと共に引き出された巻取紙Aの端末
部eを切り込み、第3ねじ軸98の回転により水平に移動
して端末部eを第18図に示すように、所定長さ切り込
む。fは切込み線を示す。その切り込み後、カッター支
持台100は後退し、第3ねじ軸98の逆転により、待機位
置に保持される。
プライン軸113の90゜の回転によって90゜向きが変更さ
れ、コの字形の刃板123が巻取紙Aの端末部eに対向す
ると、抜孔形成用のシリンダ120が作動して刃板123を前
進させる。その刃板123の前進によって、巻取紙Aの端
末部eに第19図に示すように抜孔gが形成され、その形
成後に刃板123は後退する。
22を前進させる。その前進により、タブ吸着板122に吸
着支持たれたタブbの上辺部が、第20図に示すように、
上記抜孔gの上辺部に接着される。
退し、その停止後、スプライン軸113の90゜の逆転によ
って、タブbを吸着する位置に戻される。
作動してベルト70を移動させると共に、ニップローラ7
3、74およびモータ25が駆動し、巻取紙Aの端末部e
を、Vカット開始点まで下方に送り込む。
引を開始し、サクションコンベヤ装置67のベルト70が上
記の逆方向に移動すると共に、モータ25が逆転して端末
部eを巻取る方向に移動させる。同時に、一対の第4移
動台104が第4ねじ軸105の回転により互に接近する方向
に移動する。このため、Vカット用ナイフ107およびノ
ズル109は横方向に移動し、Vカット用ナイフ107によっ
て端末部eは側縁から抜孔gに向けて斜めに切断され、
また、ノズル109から噴射される接着剤が切断線に沿っ
て予め定められたパターン通りに塗布される(第21図参
照)。hは接着剤層を示す。
eはそのまま巻戻される。このため、端末部eに接着さ
れたタブbは、押えローラ45の押圧により巻取紙Aの表
面に貼付けられる。(第20図参照)。
りの損紙dを巻取る。損紙dの巻取り完了後、エアチャ
ック88の開閉片89は閉鎖し、挾持片90の開放後、エアチ
ャック88は外方向に移動する。このため、ローラ状に巻
取られた損紙dは下方に排出される。
共に、モータ25が駆動して巻取紙Aの端末が巻取紙Aの
外周上部に位置する状態まで巻取紙Aを回転させる。
転され、巻取紙Aを台車1上に送り込み、上記台車1に
よって巻取紙Aが支持されると、一対のアーム12が開放
して巻取紙Aの支持を解除する。
例を示す。この実施例においては、台車1の移送路にお
ける一側方に取出し装置10を設け、他側方に仕立装置30
を設けてある。
を取付け、そのシリンダ20のピストンロッド21を支持枠
2の下部に連結して一対のアーム12を回動させるように
しており、他の構成および作用は第1の実施例と同様で
あるため、説明を省略する。
損紙切断用のカッターを移動させて損紙を切断し、その
損紙と共に繰り出された巻取紙の端末部の巻取りと同時
にVカット用のナイフを巻取紙の軸方向に移動させて上
記端末部をVカットするようにしたので、巻取紙の端末
部をきわめて能率よく端末処理することができる。
在の支持枠で損紙カッター装置やサンクションコンベヤ
装置、Vカット用ナイフ、ニップローラ等を支持する簡
単な構成であるため、全体を小型化することができる。
断正面図、第2図は第1図のII−II線に沿った断面図、
第3図は同上の平面図、第4図は同上の仕立装置を拡大
して示す断面図、第5図は第4図の上部を示す側面図、
第6図は同上の損紙カッター装置の側面を示す斜視図、
第7図は同上のカッター支持枠の平面図、第8図は同上
のサクションコンベヤ装置の一部分を示す斜視図、第9
図は同上の巻取装置の縦断正面図、第10図は第9図の平
面図、第11図は同上の第3移動台の部分を示す斜視図、
第12図は同上の第4移動台の部分を示す斜視図、第13図
は同上のアーム支持台の部分を示す斜視図、第14図は同
上のタブの繰り出し装置を示す斜視図、第15図乃至第22
図は巻取紙端末部の処理順序を段階的に示す斜視図、第
23図はこの発明に係る装置の第2の実施例を示す正面図
である。 1……台車、10……取出し装置、 25……モータ、31……支持枠、 45……押えローラ、53……損紙カッター装置、 66……カッター、 67……サクションコンベヤ、 68……サクションボックス、 73、74……ニップローラ、 107……ナイフ、108……塗布装置、 122……タブ吸着板、 123……刃板。
Claims (1)
- 【請求項1】巻取紙搬送装置の搬送経路上において、巻
取紙の中心部を回転自在に支持して搬送装置の搬送路か
ら巻取紙を取り出す取出し装置と、その取出し装置によ
って取り出された巻取紙を回転させる回転装置と、上記
取出し装置によって支持された巻取紙の外周側部に対し
て移動自在に設けられた支持枠と、その支持枠の前側上
部に回転自在に支持された押えローラと、その押えロー
ラの下方に設けられたカッターを巻取紙の半径方向と軸
方向に移動させて巻取紙の外周の数巻の損紙を幅方向に
切断するカッター装置と、巻取紙の回転によって巻取紙
から下方に送り出される上記損紙を吸着してさらに下方
に搬送するサクションコンベヤ装置と、このサクション
コンベヤ装置の搬出端から送り出される損紙を挾持可能
なニップローラと、損紙と共に前記サクションコンベア
装置とニップローラ間に送り出された巻取紙の端末部中
央に抜孔を形成する抜孔形成装置と、その抜孔形成装置
の作動により形成された抜孔の上辺部にタブの上部を貼
付けるタブ貼付装置と前記ニップローラとサクションコ
ンベヤ装置との間において巻取紙の軸方向に移動自在に
設けられた一対のナイフを巻取紙の端末部の巻取り時に
その端末部の両側から内方向に移動させて上記端末部を
斜めに切断するVカット装置と、上記ナイフと共に移動
して端末部の切断線に沿って粘着剤を塗布する塗布装置
とから成る巻取紙の端末処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1096778A JP2555444B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 巻取紙の端末処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1096778A JP2555444B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 巻取紙の端末処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02276749A JPH02276749A (ja) | 1990-11-13 |
JP2555444B2 true JP2555444B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=14174096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1096778A Expired - Lifetime JP2555444B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 巻取紙の端末処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555444B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0532361A (ja) * | 1991-07-29 | 1993-02-09 | Hamada Insatsu Kikai Kk | 巻取紙の端末処理方法およびその装置 |
DE4226933A1 (de) * | 1992-08-17 | 1993-02-25 | Koenig & Bauer Ag | Verfahren und vorrichtung zum zufuehren von rollenfoermigem material zu einer kleberollenstation |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61136851A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | コイル紙用自動テ−プ仕立装置 |
JPS63176253A (ja) * | 1987-01-13 | 1988-07-20 | Hamada Insatsuki Seizosho:Kk | 巻取紙の端末処理方法およびその装置 |
-
1989
- 1989-04-17 JP JP1096778A patent/JP2555444B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02276749A (ja) | 1990-11-13 |
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