JPH08295441A - ウェブロールの端末処理方法 - Google Patents

ウェブロールの端末処理方法

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JPH08295441A
JPH08295441A JP10338295A JP10338295A JPH08295441A JP H08295441 A JPH08295441 A JP H08295441A JP 10338295 A JP10338295 A JP 10338295A JP 10338295 A JP10338295 A JP 10338295A JP H08295441 A JPH08295441 A JP H08295441A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ウェブロールの端末部にしわやたるみを生じ
させることなく粘着テープを貼付ける。 【構成】 粘着テープTの先端部を吸着保持するサクシ
ョンローラ37をウェブロールAの端末部に押し付けて
粘着テープの先端部を接着させる。サクションローラの
吸引を解除し、サクションローラがウェブロールの外周
を押圧する状態でテープ貼付ユニット15をウェブロー
ルのウェブ巻取り方向に後退動させ、かつ前進動させて
粘着テープの先端部を端末部に接着させる。ウェブロー
ルの端末近くまでサクションローラを前進動させたのち
上方に移動させ、かつ粘着テープの先端部を引き上げて
端末部をウェブロールから遊離させ、その状態でテープ
貼付ユニットを前進させて粘着テープを繰り出して粘着
テープを後行側の押えローラ44で押え、粘着テープを
ウェブロールの端末部からウェブロールの外周に跨がる
位置まで貼付けたのち、カッターで粘着テープを切断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ウェブロールの端末
を粘着テープ片の貼付けによって固定するウェブロール
の端末処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロールから引き出された紙、フィルム等
の帯状体を一対のトリミング刃および複数のスリッタ刃
で所要の幅寸法に切断して複数のウェブを形成し、各ウ
ェブを一対の回転ロール間に載置されて回転ロールとの
接触により回転するコアで巻取るようにしたワインダに
おいては、コアで巻取られたウェブの巻径が設定された
巻径に達すると、そのウェブを巻取ったウェブロールを
ウェブの移送方向下流側に排出させるようにしている。
【0003】上記ワインダによって形成されたウェブロ
ールは、そのウェブの端末が巻取り状態のままである
と、ウェブロールの移送時にウェブが巻き戻されるた
め、普通、粘着テープ片の貼付けによって端末を固定す
ることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ウェブロー
ルの端末に対する粘着テープ片の貼付けに際し、従来は
人手によって粘着テープ片を貼付けるようにしていたた
め、非常に手間がかかり、ウェブの端末にしわやたるみ
が生じることが多くあった。
【0005】この発明の課題は、ウェブロールの端末部
にしわやたるみを生じさせることなく粘着テープ片を確
実に貼付けることができるようにしたウェブロールの端
末処理方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、ウェブロールの外周上方に
設けられたテープ貼付ユニットを下降させ、粘着テープ
の先端部を吸着保持するサクションローラをウェブロー
ルの外周上部に配置された端末部に押し付ける工程と、
サクションローラの吸引を解除し、そのサクションロー
ラがウェブロールの外周を押し付ける状態でテープ貼付
ユニットをウェブロールのウェブ巻取り方向に後退動さ
せ、かつサクションローラがウェブの端末に臨む位置ま
で前進動させて粘着テープの先端部をウェブの端末部に
加圧接着させる工程と、その加圧接着後にサクションロ
ーラを上方に移動させ、かつ粘着テープの先端部を引き
上げてウェブロールの端末部をウェブロールの外周より
遊離させる工程と、テープ貼付ユニットをさらに前進さ
せて粘着テープを繰り出し、その粘着テープをサクショ
ンローラの後行側に設けられた押えローラで押えて粘着
テープをウェブロールの外周に貼付ける工程と、ウェブ
ロールの端末部とウェブロールの外周に跨がる位置まで
粘着テープを貼付けたのち、粘着テープをサクションロ
ーラと押えローラとの間で切断する工程とから成る構成
を採用している。
【0007】
【作用】上記のように構成した端末処理方法において
は、粘着テープの先端部をウェブロールの端末部に押し
付けたのち、サクションローラをウェブロールのウェブ
巻取り方向に後退動させ、かつ前進動させるようにし
て、サクションローラで粘着テープの先端部を加圧する
ようにしたので、ウェブロールの端末部に対する粘着テ
ープの接着面積が大きく、接着性に乏しい粘着テープで
あっても、その粘着テープを端末部に確実に接着させる
ことができる。
【0008】また、粘着テープの先端部をウェブロール
の端末部に接着させたのち、サクションローラおよび粘
着テープの先端部を引き上げ、端末部をウェブロールの
外周から遊離させた状態で粘着テープの貼付けを行なう
ようにしたので、端末部にしわを生じさせることなく粘
着テープを貼付けることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0010】図1に示すように、一対の回転ロール1
a、1bは平行に配置され、ウェブロールAはその一対
の回転ロール1a、1b間にセットされる。一対の回転
ロール1a、1bの一方は図示省略した駆動装置によっ
て回動され、その回動によってウェブロールAは接触回
転される。
【0011】一対の回転ロール1a、1bで支持された
ウェブロールAの上方には、そのウェブロールAの軸方
向に長く延びるビーム2が設けられている。
【0012】ビーム2は、ガイド支柱3の側面に設けら
れた上下方向に延びるレール4に沿って移動自在に支持
されている。
【0013】図2に示すように、ガイド支柱3には上下
方向に長く延びるねじ軸5が設けられ、そのねじ軸5に
ねじ係合するナット部材6がビーム2に取付けられてい
る。
【0014】このため、ねじ軸5の上端に接続したモー
タ7を駆動してねじ軸5を回転させることにより、ビー
ム2が上下動する。
【0015】ビーム2には、そのビーム2の長さ方向に
延びる複数のレール8が取付けられ、そのレール8に沿
ってL形の移動台9が移動自在に支持されている。
【0016】移動台9にはモータ10が支持され、その
モータ10の回転軸に取付けたピニオン11がビーム2
に取付けられたラック12と噛合している。このため、
モータ10を駆動すると、移動台9がレール8に沿って
移動し、ウェブロールAに対して移動台9を位置調整す
ることができる。
【0017】移動台9の下面両側部にはビーム2と平行
する一対のレール13が取付けられ、そのレール13に
沿ってユニット支持板14が移動自在に支持されてい
る。
【0018】ここで、ユニット支持板14は複数設けら
れ、各ユニット支持板14は移動台9の下面に支持され
た移動装置XによってウェブロールAの幅方向に位置調
整される。
【0019】実施例では1つのユニット支持板14のみ
を示し、他の残りのユニット支持板14を省略してい
る。
【0020】ユニット支持板14の下方にはテープ貼付
ユニット15が設けられている。テープ貼付ユニット1
5は、ユニット支持板14の下面に支持された移動装置
としてのロッドレスシリンダ16の作動によってウェブ
ロールAの軸心と直交する方向に移動される。
【0021】上記テープ貼付ユニット15はリール支持
板17と、その下方に設けられた昇降板18とを有し、
上記リール支持板17が前記ロッドレスシリンダ16に
よって移動される。
【0022】ここで、テープ貼付ユニット15の重量が
ロッドレスシリンダ16に直接作用する支持構造である
と、ロッドレスシリンダ16として大型のものを用いる
必要が生じ、コスト的に不利である。
【0023】そのような不都合を解消するため、ユニッ
ト支持板14にウェブロールAの軸心に対して直交方向
に長く延びるレール19を設け、そのレール19に沿っ
てリール支持板17を移動自在に支持している。
【0024】リール支持板17にはリール軸20が突設
され、そのリール軸20に粘着テープTのロール体T0
が着脱自在に取付けられている。
【0025】図3に示すように、リール支持板17の下
部には、ロール体T0 から引き出された粘着テープTの
非粘着面と接触する案内ロール22と、粘着面と接触す
るブレーキロール23とが設けられている。ブレーキロ
ール23は粘着テープTの繰り出し方向にのみ回転自在
となり、図4に示すフリクション機構24によって制動
力が付与される。
【0026】フリクション機構24は、ブレーキロール
23を支持するロール軸25の端部にシリンダ26を設
け、そのシリンダ26の内部にピストン27と皿ばね2
8とを組込み、上記ピストン27をロール軸25に形成
した通路29からシリンダ26内に供給する流体の圧力
により移動させて皿ばね28をブレーキロール23の端
面に圧接させるようにしている。
【0027】図3に示すように、前記昇降板18は平行
リンク30を介してリール支持板17に吊下げ支持さ
れ、昇降板18に支持された図2に示す昇降用シリンダ
31の作動によって上下動される。
【0028】昇降板18には、ブレーキロール23から
引き出されてくる粘着テープTの移動案内用の案内ロー
ル32が設けられ、その案内ロール32を回転自在に支
持するロール軸33に第1ローラアーム34の中途が回
動自在に支持されている。
【0029】第1ローラアーム34は、上端部に接続し
た揺動用シリンダ35の作動によってロール軸33を中
心に揺動される。
【0030】第1ローラアーム34の下端部には粘着テ
ープTの移動を案内するガイドロール36と、粘着テー
プTの先端部を吸着保持するサクションローラ37とが
取付けられている。ガイドロール36は粘着テープTの
繰り出し方向に向けてのみ回転自在とされている。
【0031】図5および図6は、サクションローラ37
の詳細を示す。このサクションローラ37は、半径方向
に貫通する吸引孔38が軸方向および周方向に所要の間
隔をおいて設けられている。このサクションローラ37
は、第1ローラアーム34に固定されたローラ軸39を
中心として回転自在に支持されている。
【0032】ローラ軸39には端面で開口する軸方向の
吸引通路40と、その吸引通路40に連通し、ローラ軸
39の外周下部で開口する吸引空間41とが形成され、
吸引通路40に吸引力を付与することにより、吸引空間
41と連通する吸引孔38に吸引力が付与され、その吸
引力によって粘着テープTの先端部が吸引保持される。
【0033】図3に示すように、第1ローラアーム34
の背部には第2ローラアーム42が設けられている。第
2ローラアーム42は昇降板18に支持されたピン43
を中心として揺動自在に支持され、その先端部に押えロ
ーラ44が回転自在に支持されている。
【0034】第2ローラアーム42は、昇降板18に取
付けた第1ストッパピン45aと第2ストッパピン45
bとの間で揺動し得るようになっており、第2ローラア
ーム42に連結したスプリング46は第2ストッパピン
45bに当接する方向に第2ローラアーム42を偏向し
ている。
【0035】サクションローラ37と押えローラ44と
の間には粘着テープ片Tの切断用のカッタ装置47が設
けられている。カッタ装置47は昇降板18に支持され
たシリンダ48によってカッター49を前後動させるよ
うになっている。
【0036】実施例で示す端末処理装置は上記の構造か
ら成り、次にその作用を説明する。
【0037】いま、図1に示す回転ロール1a、1b上
にウェブロールAがセットされると、モータ7の駆動に
よりねじ軸5が回動し、ビーム2を下降させる。昇降板
18に取付けた図2に示す第1センサPH1 がウェブロ
ールAを検出するとモータ7が停止し、ウェブロールA
に対してテープ貼付ユニット15が高さ方向に位置決め
される。
【0038】このとき、押えローラ44はウェブロール
Aの外周上部から少し離れた状態にある。
【0039】テープ貼付ユニット15が高さ方向に位置
決めされると、一対の回転ロール1a、1bの一方が低
速で回転され、ウェブロールAをウェブの巻取り方向に
接触回転させる。
【0040】ウェブロールAの外周上部に設けた図7に
示す第2センサPH2 がウェブロールAの端末aを検出
すると、回転ロールが停止し、上記端末aがテープ貼付
ユニット15の案内ロール32の下方に臨む状態とされ
る。
【0041】ウェブロールAが停止すると、モータ10
の駆動および移動装置Xの作動によって複数のテープ貼
付ユニット15がウェブロールAに対し、指定された数
と指定されたピッチになるように位置調整される。
【0042】テープ貼付ユニット15が位置調整される
と、昇降用シリンダ31の作動により昇降板18が下降
し、押えロール44がウェブロールAの外周上面に当接
し、第2ローラアーム42がスプリング46の弾力に抗
して上方に少し揺動すると、昇降板18が停止する。
【0043】図7は押えロール44がウェブロールAの
外周に弾力的に当接している状態を示す。このとき、粘
着テープTの先端を吸着保持するサクションローラ37
は上方に引き上げられてウェブロールAと非接触の状態
に保持されている。
【0044】押えロール44がウェブロールAの外周に
当接すると、揺動用シリンダ35が作動して第1ローラ
アーム34を揺動させる。
【0045】サクションローラ37がウェブロールAの
端末部に押し付けられ、サクションローラ37によって
吸引保持された粘着テープTの先端部が端末部に押し付
けられると、サクションローラ37の吸引孔38に対す
る吸引が解除され、同時に図2に示すロッドレスシリン
ダ16の作動により、テープ貼付ユニット15がウェブ
ロールAのウェブ巻取り方向に後退動される。
【0046】テープ貼付ユニット15の後退動によって
サクションローラ37は粘着テープTの先端部を押え付
ける状態で移動し、そのサクションローラ37が図9に
示すように、粘着テープTの先端を通り過ぎる位置まで
テープ貼付ユニット15が後退動すると、次にテープ貼
付ユニット15が前進動する。このとき、サクションロ
ーラ37は粘着テープTの先端部を押し付ける状態で移
動するため、接着性に乏しい粘着テープTでも端末部に
確実に接着される。
【0047】サクションローラ37が図9の鎖線で示す
ようにウェブロールAの端末aの近くまで前進動する
と、揺動用シリンダ35の作動により第1ローラアーム
34が前記と逆方向に揺動される。
【0048】第1ローラアーム34の揺動により、その
第1ローラアーム34に支持されたガイドロール36が
粘着テープTの先端部を引き上げる。このため、ウェブ
ロールAの端末部aは、図10に示すように、上方に引
き上げられてウェブロールAの外周面から遊離する。
【0049】サクションローラ37の上昇停止後、図2
に示すロッドレスシリンダ16が作動して、テープ貼付
ユニット15をさらに前進動させる。そのテープ貼付ユ
ニット15の前進動によって粘着テープTはロール体T
0 から繰り出されると共に、押えロール44が粘着テー
プTを順次押し付ける。
【0050】図11に示すように、粘着テープTが端末
部の外周からウェブロールAの外周に跨がって所要長さ
粘着されると、サクションローラ37に吸引力が付与さ
れ、かつブレーキロール23が制動される。同時にカッ
ター49が前進して粘着テープTを切断する。このと
き、サクションローラ37には吸引力が付与されている
ため、粘着テープTの先端部はサクションローラ37に
吸着保持される。
【0051】上記のように、粘着テープTの切断時、ブ
レーキロール23を制動することにより、粘着テープT
の弛みを防止することができるため、粘着テープTを確
実に切断することができる。切断後の粘着テープTの切
断端は、テープ貼付ユニット15の前進動により、テー
プ押えロール44でもってウェブロールAの外周に押え
付けられる。
【0052】なお、テープ貼付ユニット15が複数ある
場合、これら複数のテープ貼付ユニットは全て同時に作
用させる。
【0053】また、一対の回転ロール1a、1b上に複
数のウェブロールAがセットされている場合、昇降板1
8の上昇後に、図2に示すモータ7が作動して、複数の
テープ貼付ユニット15を次のウェブロールA上に運び
込み、そのウェブロールAに所要数の粘着テープTを貼
付ける。
【0054】上記のような粘着テープ片の接着におい
て、粘着テープTの先端をウェブロールAの端末部に接
着させたのち、粘着テープTの先端部を引き上げること
なく粘着テープTの貼付けを行なうと、ウェブロールA
の外周に静電気等により密着状態にある端末部は、粘着
テープTの貼付位置のみが強く引かれ、端末部にしわが
生じ易い。
【0055】実施例では、粘着テープTの先端部を端末
部に接着させたのち、第1ローラアーム34と共に揺動
するガイドロール36で粘着テープTを引き上げ、端末
部をウェブロールAの外周より浮かせた状態でテープの
貼付けを行なうため、端末部にしわを生じさせることは
ない。
【0056】また、実施例では、移動台9に支持された
移動装置Xによって複数のユニット支持板14をウェブ
ロールAの幅方向に移動させ、各ユニット支持板14に
ロッドレスシリンダ16で移動されるテープ貼付ユニッ
ト15を設けたが、移動台9に複数のロッドレスシリン
ダ16を取付け、そのロッドレスシリンダ16によって
ウェブロールAの幅方向に移動されるユニット支持板1
4に、そのユニット支持板14の移動方向に延びる複数
のレールを取付け、このレールに沿って移動自在に支持
された複数のテープ貼付ユニット15を上記ユニット支
持板14の下面に取付けた移動装置Xで移動させるよう
にしてもよい。
【0057】図12は、この発明の他の実施例を示す。
この実施例では、図2に示す実施例の移動台9、モータ
10、ピニオン11、ラック12を省略し、ビーム2に
レール13aを取付け、そのレール13aに沿ってテー
プ貼付ユニット15を支持する複数のユニット支持板1
4を移動自在に取付け、ビーム2の下面に支持された移
動装置Xによって複数のユニット支持板14をテープの
貼付けを必要とする指定された位置まで移動させるよう
にしている。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、サ
クションローラによって吸着保持された粘着テープをウ
ェブロールの端末部に押し付けたのち、そのサクション
ローラをウェブロールの外周に押し付けた状態でウェブ
ロールのウェブ巻取り方向に後退動させ、かつ前進動さ
せるようにしたので、ウェブロールの端末部に対する粘
着テープの接着面積が大きく、接着性に乏しい粘着テー
プでも上記端末部に確実に接着させることができる。
【0059】また、粘着テープをウェブロールの端末部
に接着させたのち、その粘着テープを引き上げ、ウェブ
ロールの端末部をウェブロールの外周から遊離させた状
態で粘着テープの貼付けを行なうようにしたので、端末
部にしわやたるみを生じさせることなく粘着テープを貼
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法に用いる端末処理装置の概略図
【図2】同上の上側部分の一部切欠正面図
【図3】同上のテープ貼付ユニットの詳細図
【図4】同上ブレーキロールの断面図
【図5】図3のV−V線に沿った断面図
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図
【図7】テープ貼付ユニットの下降停止状態を示す概略
【図8】粘着テープの先端の貼付開始の状態を示す図
【図9】粘着テープの先端部の貼付状態を示す図
【図10】粘着テープの先端部を引き上げた状態の図
【図11】粘着テープの貼付状態を示す図
【図12】この発明の方法に用いる端末処理装置の他の
例を示す概略図
【符号の説明】
A ウェブロール T 粘着テープ 1a、1b 回転ロール 15 テープ貼付ユニット 41 押えローラ 49 カッター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウェブロールの外周上方に設けられたテ
    ープ貼付ユニットを下降させ、粘着テープの先端部を吸
    着保持するサクションローラをウェブロールの外周上部
    に配置された端末部に押し付ける工程と、サクションロ
    ーラの吸引を解除し、そのサクションローラがウェブロ
    ールの外周を押し付ける状態でテープ貼付ユニットをウ
    ェブロールのウェブ巻取り方向に後退動させ、かつサク
    ションローラがウェブの端末に臨む位置まで前進動させ
    て粘着テープの先端部をウェブの端末部に加圧接着させ
    る工程と、その加圧接着後にサクションローラを上方に
    移動させ、かつ粘着テープの先端部を引き上げてウェブ
    ロールの端末部をウェブロールの外周より遊離させる工
    程と、テープ貼付ユニットをさらに前進させて粘着テー
    プを繰り出し、その粘着テープをサクションローラの後
    行側に設けられた押えローラで押えて粘着テープをウェ
    ブロールの外周に貼付ける工程と、ウェブロールの端末
    部とウェブロールの外周に跨がる位置まで粘着テープを
    貼付けたのち、粘着テープをサクションローラと押えロ
    ーラとの間で切断する工程とから成るウェブロールの端
    末処理方法。
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