JP3508820B2 - 巻取ロールの巻端テープ貼り装置 - Google Patents
巻取ロールの巻端テープ貼り装置Info
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Description
取装置でウェブを巻き取り、巻き取った巻取ロールの外
周部(上紙とも言う)の緩み防止のために、ウェブの巻端
部にテープを貼り付けるテープ貼り装置に関するもので
あり、更に詳しくは、巻取装置から巻取ロールを移動後
にテープを貼り付ける装置に関するものである。
インダードラム上から巻端テープ貼り装置位置まで転送
される。巻取ロールはここで巻端テープ貼り装置におけ
る支持ロールの駆動により緩やかに回転してウェブの巻
端部(上紙端)が検出され、巻端部が定位置に至ると回
転を停止しウェブの巻端部にテープを貼り付ける。巻き
取った巻取ロールに、支持ロール上等で人手によってテ
ープを貼る方法も多く行われている。しかし、人手によ
る方法は作業性が悪く、作業時の安全上の問題もあるの
で、好ましい方法とは言えない。
開発され実用化されている。図4は、抄紙機で抄紙され
た紙等のウェブを巻き取った巻取ロールRを、小巻取ロ
ール1(以下単に巻取ロール1という)に分割して巻き
取る巻取装置を示す側面図である。紙パ業界では、一般
にこのような装置をワインダーあるいはリワインダーと
称している。 巻取ロールRは、ワインダーの巻出部(ア
ンリールとも言う)3にセットされ、スリッター4で巻
取ロールの幅方向に数個に分割されて、巻取部5で巻き
取られる。巻き取られた巻取ロール1は、自動の巻端テ
ープ貼り装置7へ送られ、巻取ロール外周部の巻端部に
テープ11が貼り付けられる。このようにテープを貼る
のは、後工程において巻取ロール1を取り扱う際に、巻
取ロール1が緩んだりウェブの巻端部が取り扱いに支障
を来さないようにするためである。テープ11を貼り付
けられた巻取ロールの概観を図6に示す。この例では、
テープ11は巻取ロール1の巻き方向に数本貼り付けら
れているが、勿論巻端部と平行する方向への貼り付けな
ど他の形状も用いられている。テープ11を貼り付けら
れた巻取ロール1はコンベヤ10に移されて搬出され
る。
貼り装置7の詳細の一例を図5に示し、以下にその構造
を説明する。門型フレーム39のコラム部分前側に設け
たレール14にビーム15を昇降自在に横架する。ビー
ム15の昇降機構は、フレーム39の頂部に設けた昇降
モータ25及び減速ギヤ、スクリュー等からなる。ビー
ム15の前面長手方向に形成したガイドレールにサドル
16を横移動自在に支持し、このサドル16を介して3
次元方向可動に巻端テープ貼りユニット20を組付け
る。テープ貼りユニット20は、サドル16、走行ブロ
ック17、走行モータ(主横移動機構)26、テープヘ
ッド走行モータ(副横移動機構)27、テーピングヘッ
ドフレーム21、テーピングヘッド22、テープ巻出装
置40及びテープのガイドローラ34、35を主要部分
として構成されている。テーピングヘッド22は、テー
ピングヘッドフレーム21に取付けたエアシリンダ29
によって一定範囲内に昇降する。テーピングヘッド22
の先端には、ガイドロール35とアーム23で連結され
エアシリンダ29によって昇降するガイドロール34と
が設けられ、テープ巻出装置40から繰り出したテープ
11をアーム端に導く働きをしている。なお、ビーム1
5の下部にブラケット31、32を取付けて巻取ロール
1の巻端部12を検出する巻端吸着検出部18と巻取径
検出部19とを設ける。また、ビーム15の下部にゴム
ラバー24を垂れ下げて巻取ロール1の緩みを防いでい
る。
された巻取ロール1は、一対の回転可能な支持ロール
8、8の上に載置され、巻端テープ貼りユニット20が
下降を開始し、巻取径検出部19によって巻取りロール
の径を検出して停止する。次に、この一対の回転可能な
支持ロール8、8の内の少なくとも1本を駆動して巻取
ロール1を回転させ、巻端吸着検出部18によって、巻
取ロール1の巻端部12を検知する。巻端部12の検知
方法には色々あるが、図5の装置は、巻取ロール1の最
も外周のウェブを真空装置を有する巻端吸着検出部18
によって吸着した状態で巻取ロール1を回転させ、巻端
部12が巻端吸着検出部18を通過すると、最外周のウ
ェブが巻端吸着検出部18の吸着部から外れ空気の吸引
量が急に増加するので、この吸引量の増加を検知するこ
とにより巻端部12を検知する方法である。
し巻取ロール1の回転を停止する。その後、テーピング
ヘッド22がテーピングポジションまで下降し、巻取ロ
ール1の外周上を移動することによって、テーピングを
実施する。テーピング完了後、テープカッター41によ
ってテープ11を切断し、テーピングヘッド22は自動
的に原点復帰し、同時にテーピングヘッドフレーム21
も上昇して待機する。図6は、巻端部にテープ貼りした
巻取ロールの斜視図である。なお。図5は、テーピング
ヘッド22が原点復帰し、テーピングヘッドフレーム2
1も上昇して待機している状態を示す拡大側面図であ
る。
ープ貼り装置の概要の一例であるが、巻取ロールがワイ
ンダー等の巻取装置から転がって搬送される際に、ある
いは一対の回転可能な支持ロール8により回転させられ
テーピングされる間に、巻取ロール1の巻きが緩み、後
工程で巻取ロール1の外周部がずれる等の問題が発生し
易い。すなわち、自動の巻端テープ貼り装置に限らず、
手貼りの巻端テープ貼り装置(支持ロール上で手貼りす
る装置)も含めて、現状の巻端テープ貼り装置では、上
紙が緩んでしまうため、新聞社や印刷工場等で巻取包装
紙開梱後の搬送または転送時等に、巻取ロール上紙のズ
レトラブルが発生し易く、この上紙のズレは、外観上の
問題のみならず、輪転機や印刷機に巻取ロールを自動セ
ットする時のトラブルにもつながることになる。この対
策として、ゴムラバー24等を上方から巻取ロール1上
にたらし、巻きの緩み防止を図る方法も実施されている
が、巻きの緩み対策として充分とは言えない。
取装置の巻取部5の上部に直接設置する装置も開発さ
れ、巻端テープ貼り装置への移動途中で巻きが緩むこと
がないので上記のような巻き緩みの問題が生じにくい
が、装置の配置上の問題や、メンテナンス上の問題、更
に既存の巻取装置を改造することが容易でない等の問題
もあって、必ずしもこのように巻取部5の上部に直接設
置する巻端テープ貼り装置が優れているとは言えない。
本発明の目的は、ワインダー等の巻取装置でウェブを巻
取って生じる巻取ロールを巻取装置から移動後に、巻取
ロール外周部の巻端部に緩み止めのテープを貼り付ける
巻端テープ貼り装置において、前記のように巻取ロール
に生じる巻き緩みの問題を解決することである。
め、本発明者等は、巻取ロールを巻端テープ貼り装置に
セット後巻取ロールを回転する際に、緩みを防止し更に
緩んだ巻取ロールを巻き締め出来ないかを鋭意検討しテ
ストを重ねた。その結果、巻取ロールに1本の駆動ロー
ルを接触加圧させて回転させ、更に、2本のロールを接
触加圧させて巻取ロールの回転にブレーキをかけること
によって巻取ロールの巻き締めが出来ることを見出し、
本発明を完成させるに至った。すなわち、本発明の第1
は、ワインダー等の巻取装置でウェブを巻取った巻取ロ
ールを巻取装置から移動後に、巻取ロール外周部の巻端
部に緩み止めのテープを貼り付けるテープ貼り装置にお
いて、巻取ロールを一対の回転可能な支持ロールの上に
載置し、且つ上方から巻取押えロールにて押え、前記一
対の回転可能な支持ロールの内の少なくとも1本を駆動
して巻取ロールを回転させると共に、支持ロールの内の
1本のロールと、巻取押えロールにより巻取ロールの回
転にブレーキをかけることによって巻取ロール外周部の
巻き締めを実施した後、テープを貼り付けることを特徴
とする巻取ロールの巻端テープ貼り装置である。尚、支
持ロールの1本のみを駆動する場合は、他の非駆動側の
支持ロールと巻取押えロールの回転にブレーキがかかる
ようなブレーキ装置を設け、支持ロール2本を駆動する
場合は、2本のロールの回転速度に速度差を設けて、低
速ロールによりブレーキがかかるようにし、更に巻取押
えロールにブレーキ装置を設ける。また、本発明の第2
は、前記テープ貼り位置が、一対の支持ロールに支持さ
れた巻取ロールの上部に設けたビームに、少なくともテ
ーピングヘッド、テープ巻出装置、テープカッターを備
えたテープ貼りユニットを3次元方向可動に組付けると
共に、テープ貼りユニットの近くに、テープ貼り時に巻
取ロールの上部を押える巻取押えロールを配置してな
り、該巻取押えロールは、一端に回転支点を有するアー
ムの他端に取り付けられ、アクチュエータによりアーム
の回転支点の周りに回動可能とされ、巻取ロールを支持
ロール上で回転させるときには前記回動により巻取ロー
ル上方へ押し付けられると共に、該巻取押えロール自体
の回転を制動するブレーキ機構を有することを特徴とす
る巻取ロールの巻端テープ貼り装置である。
ニットが下降を開始し巻取りの径を検出して停止する。
巻取ロールに巻取押えロールを加圧(アクチュエータ方
式)し、駆動支持ロールにて巻取ロールを数回転させ上
紙を巻き締める。この際、非駆動支持ロールと巻取押え
ロールに適正なブレーキをかけることにより巻取ロール
の回転中に上紙が引っ張られて締め付けられながら回る
ので上紙ズレ防止に効果がある。次に巻端吸着検出部に
より巻取ロールの巻端部(上紙端)を検知し定位置で停
止後、テープ貼りがスタートする。上記のように巻取ロ
ールが回転中に上紙が締められながら回るので上紙のズ
レ防止ができる。
施形態を説明する。図1は本発明の巻取ロールの巻端テ
ープ貼り装置の一実施例を示す側面図、図2は図1にお
ける巻取押えロールの正面図であるが、本発明はこの実
施例に限定されるものではなく、テープ貼りユニットの
構造の異なる装置や、手動或いは半自動の装置も包含す
るものである。抄紙機で抄紙された紙等のウェブを巻き
取った大巻取ロールRを、小巻取ロール1に分割して巻
き取る装置の基本的構成は、図4について前述したもの
と同様である。本発明は、ワインダー等の巻取装置でウ
ェブ2を巻取った巻取ロール1を巻取装置5から巻端テ
ープ貼り装置7の位置へ移動後に、巻取ロール外周部を
巻き締めたのち、巻端部12に緩み止めのテープ11を
貼り付けるもので、巻取ロール1を一対の回転可能な支
持ロール8、8の上に載置し、且つ上方から巻取押えロ
ール36にて押える。一対の回転可能な支持ロール8の
内の1本を駆動して巻取ロール1を回転させると共に、
他の非駆動側の支持ロール(ブレーキ付きロール)8と
巻取押えロール36にブレーキをかけて巻取ロール外周
部の巻き締めを行う。ブレーキは図1と図2に示すよう
に、非駆動側の支持ロールにはエアシリンダーを用いた
シュー方式を、巻取押えロールにはスプリングを用いた
シュー方式を採用しているが、この他に電磁ブレーキ等
も使用可能であり、ブレーキの型式については特に限定
するものではない。尚、支持ロール8は2本共駆動して
もよいが、この場合には2本のロールの回転に速度差を
付けて、低速のロールにより巻取ロールの回転にブレー
キがかかるようにし、更にブレーキ付の巻取押さえロー
ル36を設ける。
て詳述する。テープ貼り装置全体の基本構成も、図5に
示したものとほぼ同様である。すなわち、門型フレーム
のコラム部分前側に設けたレール14にビーム15を昇
降自在に横架する。ビーム15の前面長手方向に形成し
たガイドレールにサドル16を横移動自在に支持し、こ
のサドル16に3次元方向可動に巻端テープ貼りユニッ
ト20を組付ける。テープ貼りユニット20は、サドル
16、走行ブロック17、走行モータ(主横移動機構)
26、テーピングヘッド走行モータ(副横移動機構)2
7、テーピングヘッドフレーム21、テーピングヘッド
22、テープ巻出装置40及びテープのガイドローラ3
4、35を有している。テーピングヘッド22は、テー
ピングヘッドフレーム21に取付けたエアシリンダ29
によって一定範囲内に昇降する。テーピングヘッド22
には、ガイドロール35とエアシリンダ29によって昇
降するガイドロール34とが設けられ、テープ巻出装置
40から繰り出したテープ11を導く働きをしている。
また、ビーム15の下部にブラケット31、32を取付
けて巻取ロール1の巻端12を検出する巻端吸着検出部
18と巻取径検出部19とを設けるが、図1では巻取径
検出部19の図示を省略してある。
くに、テープ貼り時に巻取ロール上部の巻端部付近を押
える巻取押えロール36を配置する。巻取押えロール3
6は、ビーム15の下部に固定されたブラケット43に
より、1本ないし複数本取付けられている。テープ貼り
する巻取ロールが1本の場合は、巻取押えロール36を
1本、複数本同時にテープ貼りする場合には、巻取押え
ロール36も複数本取付ける。これを詳しく説明する
と、図2に示すように、ブラケット43の先端に、駆動
シャフト44を水平に支持して一端に巻取押えロール押
付け用(回転用)のアクチュエータ37を、他端に巻取
押えロール回動用ア−ム45を固着し、ア−ム45のも
う一方の端に紙押えロール36を軸受を介して取付け
る。更に該軸受部には、巻取押えロール36自身の回転
にブレーキをかけるブレーキ装置38が組み込まれてい
る。巻取り中等で、巻端テープ貼りユニット20が待機
位置にあるときは、アクチュエータ37により巻取押え
ロール36も待機位置に保持しておき、巻取ロール1を
セットし、支持ロール8上で回転する時にはアクチュエ
ータ37によりアーム45を、図1の実線位置から鎖線
位置まで回動して巻取押えロール36を巻取ロール1の
上部に押し付ける。
防止用ゴムラバー24の働きをするものとして、巻取押
えロール36を設ける。巻取ロール1がセットされると
自動テープ貼り装置が下降開始し巻取りの径を検出して
停止する。次に巻取ロール1に巻取押えロール36を加
圧(アクチュエータ方式)し、駆動側支持ロール8にて
巻取ロール1を数回転させ上紙を巻き締める。巻取ロー
ル1を回転させる回数は任意に設定可能であるが、1〜
3回程度が適切な巻締めをするために好ましい。この
際、非駆動支持ロール8と巻取押えロール36に適正な
ブレーキをかけることにより巻取ロール1が回転中に上
紙が締め付けられながら回るので上紙ズレ防止に効果が
ある。次いで、上紙端検出吸着部18の検出信号にて巻
取ロール1が定位置で回転停止し、テーピングヘッド2
2がテーピングポジションまで下降して自動テープ貼り
がスタートする。巻取ロール1が回転中に上紙12が巻
締めされるので上紙ズレ防止に効果がある。
側面図である。巻取ロール1を駆動支持ロール8により
回転させ、非駆動側の支持ロール8にブレーキを掛ける
ことによってa〜b間は紙にテンションがかかる。この
テンションはb点通過後のb〜c間においても巻取押え
ロール36の加圧とブレーキングにより保持、増長さ
れ、この状態でd点で上巻きテープ11が貼り付けられ
る。次工程でニップは解放されるが、上紙全体にテンシ
ョンは分散し巻取ロールの巻緩みが軽減される。
装置と図5に示した従来のテープ貼り装置を使用して上
紙ズレ試験を実施したので、次にその結果について述べ
る。本発明の巻端テープ貼り装置は、支持ロール8の1
本を駆動して他の1本にブレーキ掛け、巻取ロール上方
にブレーキ付の巻取押えロール36を押し当て、巻取ロ
ールを1〜2回転した後テープ貼りした。結果は表1の
とおりであった。 <テスト方法>本発明の巻端テープ貼り装置を使用して
テープ貼りした巻取ロールと、従来の巻端テープ貼り装
置を使用してテープ貼りした巻取ロールとを、図1に示
す巻取ロールの回転方向とは反対方向に回転させて、1
2m移動させ、上紙1枚目(巻取ロールの最外周の紙)
と、上紙2枚目(巻取ロールの最外周から2番目の紙)
と、上紙3枚目(巻取ロールの最外周から3番目の紙)
の、巻取ロール端面からのズレ量(飛び出し量)をノギ
スで測定した。この測定終了後に、前記巻取ロールを、
図1に示す巻取ロールの回転方向とは反対方向に更に回
転させて、最初の移動量と合わせて合計20m移動し
た。移動完了後に、最初のズレ量の測定と同様の測定を
再度実施した。
テープ貼りを実施したものを示す。は本発明の巻端テ
ープ貼り装置を使用し、テープ貼りの前に巻取ロールを
1回転して巻締めしたものである。も本発明の巻端テ
ープ貼り装置を使用したものであるが、テープ貼りの前
に巻取ロールを2回転して巻締めを実施している。表1
の上段より明らかなように、12m逆転転送の場合、
の従来の方法に対し、、の本発明の装置を使用した
巻取ロール上紙のズレは合計で4.0mm(5割)減少
し、上巻きのズレは大幅に改善された。また、表1の下
段の20m逆転転送の場合も、同様に上巻きのズレは大
幅に改善された。
の巻端部に円周方向に数カ所、所定長さのテープ11を
貼る場合を示したが、テープ貼りユニットをビームの長
手方向(巻取ロールの軸線方向)に移動させる方式(図
示省略)に変更することにより、巻取ロールの巻端に沿
ってテープ貼りすることも可能である。
の巻取装置でウェブを巻取った巻取ロールを巻端テープ
貼り装置の一対の回転可能な支持ロールの上に載置し、
且つ上方から巻取押えロールにて押え、前記一対の回転
可能な支持ロールの内の少なくとも1本を駆動して巻取
ロールを回転させると共に、他の非駆動支持ロールと巻
取押えロールの回転にブレーキをかけることによって巻
取ロール外周部の巻き締めを実施した後、テープを貼り
付けるものであり、テープ貼りの際に、巻取ロールの回
転中にブレーキ付のロールによって上紙を締め付けなが
ら回るため、上紙の緩みを防止してテープ貼りを行うこ
とができる。このことにより、後工程で巻取ロールを移
動する際の上紙のズレ防止に効果がある。
図である。
る。
る。
である。
ある。
降機構) 26 ユニット走行用モータ(主横移動機構) 27 テーピングヘッド走行用モータ(副横移動機構) 28 テーピングヘッド前進、後退用モータ(前後方向
移動機構) 29 テーピングヘッド昇降用エアシリンダ 30 テーピングヘッド先端ガイドローラ昇降用エアシ
リンダ 31、32 ブラケット 34、35 ガイドローラ 36 巻取押えロール 37 アクチュエータ 38 巻取押えロールブレーキ装置 39 門型フレーム 40 テープ巻出装置 41 テープカッター 42 テープカッター昇降エアシリンダ 43 巻取押えロール支持用ブラケット 44 駆動シャフト 45 ア−ム 46 支持ロールブレーキ装置
Claims (2)
- 【請求項1】 ワインダー等の巻取装置でウェブを巻取
った巻取ロールを巻取装置から移動後に、巻取ロール外
周部の巻端部に緩み止めのテープを貼り付けるテープ貼
り装置において、 巻取ロールを一対の回転可能な支持ロールの上に載置
し、且つ上方から巻取紙押えロールにて押え、前記一対
の回転可能な支持ロールの内の少なくとも1本を駆動し
て巻取ロールを回転させると共に、支持ロールの内の1
本のロールと巻取押えロールにより巻取ロールの回転に
ブレーキをかけることによって巻取ロール外周部の巻き
締めを実施した後、テープを貼り付けることを特徴とす
る巻取ロールの巻端テープ貼り装置。 - 【請求項2】 前記巻端テープ貼り装置は、一対の支持
ロールに支持される巻取ロールの上部に設けたビーム
に、少なくともテーピングヘッド、テープ巻出し装置、
テープカッターを備えたテープ貼りユニットを3次元方
向可動に組付けると共に、巻取ロール上部を押える巻取
押えロールを配置してなり、 該巻取押えロールは、一端に回転支点を有するアームの
他端に取り付けられ、アクチュエータによりアームの回
転支点の周りに回動可能とされ、巻取ロールを支持ロー
ル上で回転させるときには前記回動により巻取ロール上
方へ押し付けられると共に、該巻取押えロール自体の回
転を制動するブレーキ機構を有することを特徴とする請
求項1に記載の巻取ロールの巻端テープ貼り装置。
Priority Applications (1)
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JP02519598A JP3508820B2 (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 巻取ロールの巻端テープ貼り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP02519598A JP3508820B2 (ja) | 1998-01-23 | 1998-01-23 | 巻取ロールの巻端テープ貼り装置 |
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- 1998-01-23 JP JP02519598A patent/JP3508820B2/ja not_active Expired - Fee Related
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