JP2000118517A - ラベル供給装置 - Google Patents

ラベル供給装置

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JP2000118517A
JP2000118517A JP10295481A JP29548198A JP2000118517A JP 2000118517 A JP2000118517 A JP 2000118517A JP 10295481 A JP10295481 A JP 10295481A JP 29548198 A JP29548198 A JP 29548198A JP 2000118517 A JP2000118517 A JP 2000118517A
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label
label roll
cassette
rear end
roll
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JP10295481A
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Kazuyuki Mochizuki
和幸 望月
Hitoshi Kai
仁 甲斐
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Toppan Infomedia Co Ltd
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Toppan Label Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間に及ぶラベルロールの供給を可能とし
たラベル供給装置の開示 【解決手段】 ラベルロール6を格納するカセット4か
ら巻出されるラベルロールの先端部を仮止めし、上下動
可能なカセットボックス20内にラベルロールの回転軸
が同軸上に位置するようにカセット4を2以上積層さ
せ、カセットボックス20のカセット4からラベルロー
ル6を巻出すときに、先に巻出される第1のラベルロー
ル5の後端部を検知して、当該後端部を電動シリンダ2
3の先端部23Aに停止させ、この第1のラベルロール
5の後端部を停止させておく待機時間中に、カセットボ
ックス20を上下方向に移動させて、新しいカセット4
を第1のラベルロール5の後端部に近接させ、第1のラ
ベルロール5をラベル貼付装置に送り続けているとき
に、新しいカセット4の第2のラベルロール6の先端部
と第1のラベルロール5の後端部とを接着テープ41に
より接続し、第1のラベルロール5の後端部と第2のラ
ベルロール6の先端部との接続後に、第1のラベルロー
ル5を解放することを特徴とするラベル供給装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えばPETボト
ルや清涼飲料水の缶にラベルを貼付するラベル貼付装置
に、ラベルを供給するためのラベル供給装置に関し、更
に詳しくは、ラベル供給装置へのラベルロールの補給作
業に費やす労力を少なくして、大量なラベルの貼付作業
を極力連続的に行うことが出来るラベル供給装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来,ラベル供給装置としては、矩形の
フレームに一対のラベルロールの支持アームを設け、こ
の一対の支持アームの自由端部に取付軸を回転自在にそ
れぞれ突出させ、おのおのの取付軸にラベルロールを支
持させるものである。ラベルロールは、ラベルと基材と
なるセパレータとからなるテープ状のものを、ロール状
に巻き付けたものであり、セパレータに多数のラベルが
配列されている。一方のラベルロールからラベル及びセ
パレータを巻出して、ラベル貼付装置に送り、ラベルロ
ールのラベルが少なくなったときに、少量化したラベル
ロールの端部と他方のラベルロールの巻出し端部とを粘
着テープなどで接続するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,従来の
ラベル供給装置は、一対のラベルロールを支持するだけ
であるので、1巻のラベルロールが消費されるごとに予
備のラベルロールを装填する必要があるが、ラベルを貼
付する商品が大量であると、頻繁にラベルロールを取り
付ける必要がある。従って、販売促進キャンペーンにか
かる商品にラベルを貼付する場合には、短期間で大量の
商品にラベルを貼り付ける必要があるため、ラベル供給
装置に対してオペレータが長時間かかり切りにならなけ
ればならないという問題がある。
【0004】そこで、多数のラベルロールを用意し、先
に巻出されるラベルロールの終端部と、次に巻出される
ラベルロールの始端部とをあらかじめ粘着テープで接続
しておき、順次ラベルロールが繰り出されるようにする
改良案が検討されている。
【0005】しかし、このような方法によると、例え
ば、10巻のラベルロールを一度にセットするには、1
0巻全部のラベルロール同士をあらかじめ粘着テープな
どで張り合わせておかなければならず、その接続作業が
面倒であるという問題があると共に、ラベルロールを繰
り出す時に、巻出されるラベルロールは回転するので、
ほかのラベルロールが静止していると、巻出しされるラ
ベルロールの回転によって接続部分がねじれてしまう問
題がある。
【0006】本発明は、このような問題に着目してなさ
れたものであり、ラベルロールを多数用意して頻繁なラ
ベルロールの交換・装着作業を解消して、大量なラベル
貼付作業を継続して自動的に行うことが可能なラベル供
給装置を提供することを目的とすると共に、このような
多数のラベルロールをラベル供給装置にセットする場合
に、ラベルロール同士の接続作業が不要であり、且つ、
ラベルロールを巻出している際に、ラベルロールのねじ
れなどの生ずることのないラベル供給装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1にかかるラベル供給装置は、ラベ
ルロールを格納するカセットから巻出されるラベルロー
ルの先端部を仮止めし、上下動可能なカセットボックス
内に前記ラベルロールの回転中心軸が同軸上に位置する
ように前記カセットを2以上積層させ、前記カセットボ
ックスのカセットからラベルロールを巻出すときに、先
に巻出される第1のラベルロールの後端部を検知して、
当該後端部を静止手段により停止させ、前記第1のラベ
ルロールの後端部を停止中に、前記カセットボックスを
上下方向に移動させて、新しいカセットを前記第1のラ
ベルロールの後端部近傍に近接させ、前記第1のラベル
ロールをラベル貼付装置に送り続けているときに、新し
いカセットの第2のラベルロールの先端部と前記第1の
ラベルロールの後端部とを接続部材により接続し、前記
第1のラベルロールの後端部と前記第2のラベルロール
の先端部との接続後に、前記第1のラベルロールを解放
することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】次に,本発明の好ましい実施形態
にかかるラベル供給装置を図面に基づいて説明する。
【0009】図1は、本件の実施形態のラベル供給装置
の概略図を示したものであり、1はラベル供給装置、2
はカセットローダ、3はラベル接続装置、4はカセッ
ト、5は第1のラベルロール、6は第2のラベルロール
である。なお、この実施形態の説明では、ラベルロール
6はテーブル10に引き出されることにより、ラベルロ
ール5と符号を変える。
【0010】ラベルロール5,6は、予め所定の輪郭形
状に打ち抜かれたラベルをセパレータ上に所定間隔で貼
り合わせてロールとしたものである。ラベルロール5,
6のセパレータの巻出し先端部であってラベルが貼付面
の裏面には、粘着テープが接着部材として接着されてい
る。また、ラベルロール5,6の巻出し後端部のセパレ
ータには光センサで読みとる着色部が設けられている。
【0011】カセットローダ2は、ラベル供給装置1の
ベース7を備えており、ベース7に上部フレーム8を支
えるポスト9と、テーブル10を支えるポスト11と、
モータ12を支えるポスト13が突出している。ベース
7と上部フレーム8との間には、軸受け14,14が設
けられ、上下の軸受け14,14間にスクリュー15が
回転自在に保持されている。また、ベース7と上部フレ
ーム8との間には、ガイドロッド16、16が一対固定
して取り付けられている。
【0012】スクリュー15の下部にはギア17が取り
付けられ、ギア17はギア18を介して電動モータ12
の出力軸に取り付けられたギアに噛み合っている。電動
モータ12の出力軸の回転によりスクリュー15が回転
する。スクリュー15にはボールナット19が螺着され
ており、ボールナット19はカセットボックス20の後
部壁面20Aに固定されている。カセットボックス20
の後部壁面21Aには左右一対のスライダ21、21が
上下に取り付けられている。スライダ21は、凸字形状
断面のガイドロッド16を周りから包み込むように保持
している。電動モータ12への電流制御により、カセッ
トボックス20は上下動可能とされ、テーブル10の高
さの位置に所定のカセット4を静止させることが出来る
ようになっている。すなわち、テーブル10のコントロ
ーラ24は電動モータ24によるカセットボックス20
の高さ制御を行うために、電動モータ24の回転制御を
行う制御回路を備えている。
【0013】テーブル10にはカセット4の巻出し部4
0が上下動できるような切り欠き部22が形成され、こ
の切り欠き部22の近傍にラベルロール5の巻出し後端
部5Aを空気吸引により固定して軸方向に前後動可能な
電動シリンダ23が設けられている。電動シリンダ23
のラベルロール5を支える先端部23Aには空気の吸引
穴が開口しており、この先端部23Aにエアーポンプ
(図示せず)が接続されている。エアーポンプからの空
気吸引の断続を行うバルブは、テーブル10上に設けら
れたコントローラ24からの命令信号により制御され
る。また、電動シリンダ23は、コントローラ24の命
令信号により軸方向に伸縮する。電動シリンダ23は、
ラベルロール5を送っているときには、伸びた状態にな
っている。また、電動シリンダ23は、先行するラベル
ロール5の後端部と後から巻出されるラベルロール6と
の前端部とを接続する直前に、収縮し、新たなカセット
4の巻出し部40がテーブル10の高さに静止したとき
に、伸張する。
【0014】切り欠き部22の近傍であって電動シリン
ダ23Aの対向する位置には、先端部にカッター25を
備えた電動シリンダ26が設けられている。電動シリン
ダ26はコントローラ24の命令信号により、伸縮して
電動シリンダ23の先端部23Aに吸着されたラベルロ
ール5の後端部をカットする。
【0015】更に、テーブル10上の電動シリンダ23
の先端部23Aの対向位置には、ラベルロール5の後端
部と、ラベルロール6の前端部とを、接着テープ41に
より接続するための貼付ローラ27が設けられている。
貼付ローラ27は新たなラベルロール6を有するカセッ
ト4がテーブル10の高さに静止したときに、回転して
ラベルロール6のセパレータの裏側の接着テープ41を
ラベルロール5の裏側のセパレータに接着する。
【0016】テーブル10の電動シリンダ23の近傍で
あって、ラベルロール5が巻き取られてゆくときの下流
側には、ラベルロール5の光透過率の変化を計測する光
学センサ28が設けられている。この光学センサ28は
透過式のインタラプタ或いは反射型のインタラプタでも
良い。光学センサ28は、ラベルロール5の後端部が後
述する後端部センサ50で検知されてから、オンし、コ
ントローラ24に所定レベル以上の光が検知されたこと
を送信する。コントローラ24は光学センサ28の所定
レベル以上の光の検知回数を計測し、この検知回数が所
定回数に達したときに、ドライブローラ29を停止す
る。これによって、ラベルロール5の後端部から所定距
離の位置が電動シリンダ23の前に位置し、カッター2
5はラベルロール5の後端から所定距離の位置で切断を
行うことが出来る。
【0017】ドライブローラ29は、ピンチローラ30
と共にラベルロール5を送り出し、コントローラ24の
命令信号により、ドライブローラ29を駆動する図示し
ない電動モータが回転或いは停止する。ドライブローラ
29は、電動シリンダ23及びエアー吸引するエアポン
プ及びエアーバルブ並びに空気吸引を行う先端部23A
と共に、静止手段を構成している。
【0018】テーブル10にはダンサーローラ32〜3
4及びガイドローラ35〜38からなるラベルバッファ
ー部39が設けられている。ラベルバッファー部39
は、ラベル貼付装置(図示せず)近傍に設けられ、ドラ
イブローラ29が停止しているときにも、ラベル貼付装
置にラベルロール5を送り出すことが出来るように、ダ
ンサーローラ32〜34がガイドローラ35〜38に接
近する。
【0019】カセットボックス20は、箱形形状に形成
されており、内部にカセット4の両側部を支持するフラ
ンジ42、42の組が多数突出形成されている(この実
施の形態では10段)。カセットボックス20の両側壁
部20B、20Cの内壁にはカセット4を仮止めする一
対の突起43,43がそれぞれ形成されている。カセッ
トボックス20のテーブル10側の側壁部20Cには、
カセット4の巻出し部40を突出させる開口部44が形
成されている(図4参照)。
【0020】カセット4は、図3に示すように、ラベル
ロール6を載せるベース45を有しており、ベース45
の一部が巻出し部40とされている。ベース45には、
ラベルロール6を支持するハブ46が回転自在に設けら
れている。また、ベース45にはラベルロール6を繰り
出す時のラベルロール6に一定の力を付与するダンサー
ローラ47とガイドローラ48が設けられている。巻出
し部40にはラベルロール6の先端部6Aを仮止めして
おく、待機パッド49が支持ブロック51に取り付けら
れている。
【0021】なお、カセット4のベース45にはラベル
ロール6の搭載によりオンするマイクロスイッチからな
るセンサ45Aが設けられており、このセンサ45Aは
カセットボックス20の図示しない導通端子を介してコ
ントローラ24に接続され、カセットボックス20のカ
セット4にラベルロール6が装填されているかどうかを
コントローラ24に送信する。
【0022】待機パッド49の近傍にはラベルロール6
の後端部であってセパレータ側に描かれた着色部を検知
する後端部センサ50が設けられている。後端部センサ
50は、例えば反射式のインタラプタで構成され、ラベ
ルロール6の後端部の着色部に光が当たって反射光が減
衰したときに、所定値レベル以下である信号をコントロ
ーラ24に送り、テーブル10側に送られたラベルロー
ル5の後端部を検知する。コントローラ24は後端部セ
ンサ50の検知信号に基づいて、ドライブロール29の
駆動モータを減速する。なお、この後端部センサ50へ
の給電するための端子は、図示しないが、巻出し部40
の側端部に露出させ、テーブル10の切り欠き部23側
に後端部センサ50への給電用の端子を露出させ、カセ
ット4がテーブル10の高さに静止したときに、互いに
導通するように設ける。また、後端部センサ50をテー
ブル10側に設けて、後端部センサ50のためのカセッ
ト4側への配線を無くしても良く、この場合には、固定
ブラシ52の陰にならない位置に後端部センサ50を配
置する。
【0023】巻出し部40の待機パッド49の先端部側
にはラベルロール6を待機パッド49側に押さえておく
固定ブラシ52が設けられている。固定ブラシ52は回
動可能であるが、バネにより待機パッド49側に接近す
る方向に付勢されている。53は待機パッド49にラベ
ルロール6を案内するガイドローラであり、54はカセ
ット4の装填・取り外しのためのハンドルである。な
お、カセット4の巻出し部40を除く周囲は縦壁55〜
57により囲まれており、上部は開閉可能な蓋部が設け
られている。また、カセット4の両側部にはストッパ5
8が突設されている。ストッパ58が、突起43,43
の間に入り込むことにより、カセット4はカセットボッ
クス20に係止される。
【0024】コントローラ24は、ラベル供給装置1へ
の電源供給用のメインスイッチとプログラムコントロー
ラを備えており、シーケンス制御回路は、光学センサ2
8及び後端部センサ50からの検知信号に基づいて、電
動モータ12、ドライブローラ29の駆動用電動モー
タ、電動シリンダ23,26、電動シリンダ23の先端
部への空気吸引を行うエアーポンプ並びにエアーバル
ブ、貼付ブラシ27の回転用の電動モータ等を制御す
る。このシーケンス制御は、リレー制御回路により行っ
ても良い。
【0025】次に、このラベル供給装置の動作について
説明する。 <メインスイッチの投入>ラベル供給装置1を起動する
には、メインスイッチをオンし、コントローラ24を起
動する。コントローラ24は、起動した時に、カセット
ボックス20内のカセット4の有無と、テーブル10上
を通過するラベルロール5の有無と、ラベルロール5の
送り先であるラベル貼付装置のオンオフと、ラベルロー
ル5の送り要求を示す信号の有無とをチェックする。こ
れらのチェック事項において、カセットボックス20の
カセット4内にラベルロール6がいずれも装填されてい
なければ、ラベルロール6が無いことを警告表示装置
(例えばモニター或いはLED)に表示し、ラベルロー
ル5が無かったり、ラベル貼付装置のオフ状態であれば
それらの状態も警告表示装置に表示する。 <カセットの装填>カセットボックス20にカセット4
を装填する場合には、カセット4内のハブ46にラベル
ロール6を取り付け、ラベルロール6の先端部をガイド
ローラ48及びダンサーローラ47,ガイドローラ53
に迂回させ、固定ブラシ52と待機パッド49との間を
通し、待機パッド49の縁部49Aに先端部を合わせて
セットする。ラベルロール6の先端部を待機パッド49
の縁部49Aに合わせたら、セパレータ側に接着テープ
41を半分貼り合わせておく。カセットボックス20の
全部の段(10段)にカセット4を装填するときにも同
様に行う。 <カセットボックスの高さ調節>カセットボックス20
のカセット4にラベルロール6が全部装填されていた
ら、カセットボックス20最も高い位置に位置させるよ
うに、電動モータ12を駆動する。カセットボックス2
0が最も高い位置に位置したら、カセットボックス20
の最下部のカセット4のベース45がテーブル10の高
さに一致する。これによって、巻出し部40の端部に設
けられた光センサ50に給電するための端子が、切り欠
き部22の対応する端部に設けられた端子とが通電し、
光センサ50が検知可能になる。 <ラベルロールの供給準備>最下部のカセット4がテー
ブル10の高さに位置したら、テーブル10と同じ高さ
に位置するカセット4からラベルロール6をテーブル1
0上に引き出す。このラベルロール6の先端部の引き出
し作業において、接着テープ41は排除しておく。この
作業は、ラベル貼付装置にラベルロール6を供給する最
初の作業であるので、オペレータの手動作業により行
う。ラベルロール6をテーブル10上に引き出したら、
これを電動シリンダ23の先端部23Aに沿わせ、ドラ
イブローラ29とピンチローラ30との間を通過させて
ラベルバッファ部39にラベルロール6を経由させてラ
ベル貼付装置にラベルロール6をセットする。これによ
り、ラベル貼付装置にセットされたラベルロール6はラ
ベルロール5となる。 <ラベルロールの供給・接続>ラベルロール5のセット
が完了したら、ラベル貼付装置を作動させるとともにラ
ベル供給装置1のスタートスイッチを投入する。これに
より、ラベル供給装置1は稼働状態に入る。ラベル貼付
装置によりラベルが対象商品に貼付されてゆき、テーブ
ル10上のラベルロール5の残りが少なくなると、図5
に示すように、ラベルロール5の後端部にある着色部5
Aが後端部センサ50により検知される。後端部センサ
50の検知により、ドライブローラ29の電動モータを
減速状態とすると共に、光センサ28,28がオンして
ラベルロール5の後端部の透過率を計測し、合わせてエ
アポンプによる吸引を開始する。
【0026】この光センサ28,28がしきい値以上の
透過率を計測することはラベルロール5上のラベル間の
部位を計測することであり、ラベルの貼り合わせ間隔は
一定であり、後端部センサ50と光センサ28,28の
間隔は一定であるので、後端部センサ50がオンした後
のラベルロール5の送り量が計算できる。
【0027】ドライブローラ29が減速して光センサ2
8,28のしきい値以上の光検知回数が所定数(及び以
上)になったら、ドライブローラ29の電動モータを停
止し、電動シリンダ23の先端部23Aから空気を吸引
するように、エアポンプに通ずるエアバルブを開け、ラ
ベルロール5の後端部を電動シリンダ23の先端部23
Aに吸引する。
【0028】次に、図6に示すように、電動シリンダ2
6のシリンダロッドが伸びてカッター25が電動シリン
ダ23の先端部23Aの縁に向かって移動し、ラベルロ
ール5の後端部を切断する。
【0029】ラベルロール5の後端部を切断したら、図
7に示すように、先端部23Aの吸引を継続した状態で
電動シリンダ23を収縮させ、カセットボックス20を
1段下げるように電動モータ12を駆動する。電動モー
タ12の駆動により、カセットボックス20が1段下が
り新たなカセット4の巻出し部40がテーブル10の高
さと同じになったら、電動モータ12を停止させる。
【0030】新たなカセット4の巻出し部40には、次
のラベルロール6の先端部が位置しており、ラベルロー
ル6の先端部のセパレータ側に接着テープ41が位置し
ている。なお、切り欠き部22に接着テープ41の上下
方向の移動を許容する凹部を形成しても良い。
【0031】新たなラベルロール6が電動シリンダ23
の先端部23Aの前に位置したら、図9に示すように、
電動シリンダ23のシリンダロッドを伸ばして先端部2
3Aを待機パッド49と面一とさせた後に、貼付ブラシ
27の電動モータを1回回転させて接着テープ41をラ
ベルロール5の後端部とラベルロール6の先端部とに接
着する。これにより、ラベルロール5,6が互いに接続
されたこととなるので、エアバルブを閉じ、エアポンプ
を停止し、ドライブローラ29の電動モータを駆動す
る。以下、新しいラベルロール5が無くなりかけたら、
再び、図5〜図9の動作を繰り返す。なお、カセットボ
ックス20内のラベルロール6が消費されたカセット4
をラベルロール6の入ったカセット4に交換することも
可能である。
【0032】このように、この実施の形態のラベル供給
装置1によれば、カセット4内にラベルロール6を装填
し、ラベルロール6の先端部を待機パッド49と固定ブ
ラシ52との間に位置させ、接着テープ41の半分をラ
ベルロール6の先端部セパレータ側に接着して、カセッ
トボックス20内にカセット4をセットしておくことに
より、カセットボックス20のラベルロール6が消費さ
れるまで、オペレータはラベル供給装置1に拘束される
ことがない。このため、長時間のラベル貼付作業を休み
無く行うことが出来、大量商品にたいするラベルの貼付
を短時間或いは短期日で完了して納品することができ
る。
【0033】なお、上記実施の形態では、カセット4の
ラベルロール6の先端部セパレータ側に接着テープ41
を手動操作で張り付けた構成としたが、接着テープ41
の代わりに接着用のラベルを用いて、接続作業を行って
も良い。その場合、テーブル10の電動シリンダ26の
近傍に、テーブル10側から起立して、電動シリンダ2
3の先端部23Aに接触可能な起倒式のアームを設け、
そのアームの先端部に接着ラベルを支持させ、新たなカ
セット4がテーブル10の高さに位置した後に、アーム
を起倒させてラベルロール5,6を接続しても良い。
【0034】更に、カセット4内のラベルロール6をハ
ブ46に装填した後、カセット4内においてラベルロー
ル6の先端部を自動的に待機パッド49と固定ブラシ5
2の間まで送る送りローラを設けても良い。このような
送りローラはカセットボックス20側に設けても良い
が、テーブル10側からカセット4側に突出・退避可能
なローラを設けて行っても良い。
【0035】
【発明の効果】本発明の請求項1のラベル供給装置によ
れば、カセットローダにラベルロールを格納するカセッ
トを多数積層し、先に送った先行のラベルロールが少な
くなった時に、先行のラベルロールの後端部検知手段が
先行のラベルロールの後端部を検知して、制動装置によ
り先行のラベルロールの後端部を静止させ、先行のラベ
ルロールの後端部を切断し、先の送ったラベルロールの
カセットが退避する。次に、新たなカセットが先行する
ラベルロールの後端部の停止位置まで移動して停止し、
ラベル接続装置が、先行するラベルロールの後端部と、
新たに送られてきた新しいラベルロールの先端部とを、
仮止め手段により接続するので、ラベルロールの接続を
続けて自動的に行うことが出来る。
【0036】従って、カセットボックス内にラベルロー
ルを装填したカセットを多数セットしておくことによ
り、カセットボックスのラベルロールが消費されるま
で、オペレータはラベル供給装置に拘束されることがな
い。このため、長時間のラベル貼付作業を休み無く行う
ことが出来、大量商品にたいするラベルの貼付を短時間
或いは短期日で完了して納品することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるラベル供給装置の
概略構成を示す図
【図2】図1のラベル供給装置のカセットボックス及び
テーブルの配置状態を示す概略図
【図3】本発明のカセットの概略図
【図4】本発明のラベル供給装置の側面構成を示す概略
【図5】先に送ったラベルロールの後端部を検知した状
態の電動シリンダ近傍の拡大した概略図
【図6】第1のラベルロールの後端部を切断する状態の
拡大した概略図
【図7】第1のラベルロールの後端部停止中のカセット
交換状態を拡大した概略図
【図8】第1のラベルロールの後端部停止中に新たなカ
セットを位置させた状態の拡大概略図
【図9】第1のラベルロールと第2のラベルロールの接
続状態を示す拡大概略図
【図10】この実施の形態のラベル供給装置のコントロ
ーラの接続関係を示す図
【符号の説明】
1 ラベル供給装置 4 カセット 5 先の送られるラベルロール 6 後から送られるラベルロール 20 カセットボックス 23 電動シリンダ 24 コントローラ 25 カッター 26 電動シリンダ 27 貼付ローラ 28 光センサ 29 ドライブローラ 41 接着テープ 49 待機パッド 50 後端部センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E095 BA02 CA01 DA03 DA06 EA02 EA09 EA13 EA24 EA26 EA33 FA08 3F064 AA01 BB07 BB21 BB29 DA02 EB02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラベルロールを格納するカセットから巻出
    されるラベルロールの先端部を仮止めし、上下動可能な
    カセットボックス内に前記ラベルロールの回転中心軸が
    同軸上に位置するように前記カセットを2以上積層さ
    せ、前記カセットボックスのカセットからラベルロール
    を巻出すときに、先に巻出される第1のラベルロールの
    後端部を検知して、当該後端部を静止手段により停止さ
    せ、前記第1のラベルロールの後端部を停止中に、前記
    カセットボックスを上下方向に移動させて、新しいカセ
    ットを前記第1のラベルロールの後端部近傍に近接さ
    せ、前記第1のラベルロールをラベル貼付装置に送り続
    けているときに、新しいカセットの第2のラベルロール
    の先端部と前記第1のラベルロールの後端部とを接続部
    材により接続し、前記第1のラベルロールの後端部と前
    記第2のラベルロールの先端部との接続後に、前記第1
    のラベルロールを解放することを特徴とするラベル供給
    装置。
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